JP2002250012A - 防音パネル及びその接合方法 - Google Patents
防音パネル及びその接合方法Info
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- JP2002250012A JP2002250012A JP2001047643A JP2001047643A JP2002250012A JP 2002250012 A JP2002250012 A JP 2002250012A JP 2001047643 A JP2001047643 A JP 2001047643A JP 2001047643 A JP2001047643 A JP 2001047643A JP 2002250012 A JP2002250012 A JP 2002250012A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 接合部分の気密性が高くなるように容易に加
工でき、且つ優れた防音性能を備えながら、十分な強度
を持つ防音パネルを提供することを目的とする。 【解決手段】 防音壁を形成するために使用する防音パ
ネル1を、パネル側面に位置する枠部2aを備えた押出
し成形により製造された枠体2と、その枠体2に取り付
けられ、パネルのほぼ全面を塞ぐように配置された補強
兼遮音材3とを備えた構成とし、押出し成形して製造さ
れた枠体2を用いることで、パネル同士の接合部分の気
密性を高め、且つその枠体に補強兼遮音材3を取り付け
て補強することで、枠体の厚さを薄くして製造を容易と
しながら、防音パネルとしての十分な強度を確保し、且
つその補強兼遮音材の重量を生かして、遮音性能を高め
るための面密度を確保することができ、これにより、防
音性能、強度共優れた防音パネル1を得る。
工でき、且つ優れた防音性能を備えながら、十分な強度
を持つ防音パネルを提供することを目的とする。 【解決手段】 防音壁を形成するために使用する防音パ
ネル1を、パネル側面に位置する枠部2aを備えた押出
し成形により製造された枠体2と、その枠体2に取り付
けられ、パネルのほぼ全面を塞ぐように配置された補強
兼遮音材3とを備えた構成とし、押出し成形して製造さ
れた枠体2を用いることで、パネル同士の接合部分の気
密性を高め、且つその枠体に補強兼遮音材3を取り付け
て補強することで、枠体の厚さを薄くして製造を容易と
しながら、防音パネルとしての十分な強度を確保し、且
つその補強兼遮音材の重量を生かして、遮音性能を高め
るための面密度を確保することができ、これにより、防
音性能、強度共優れた防音パネル1を得る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高速道路、一般道
路、鉄道等に設ける防音壁を形成するための防音パネル
並びにその接合方法に関する。
路、鉄道等に設ける防音壁を形成するための防音パネル
並びにその接合方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、高速道路、鉄道等の両側に防
音壁を設けることが行われており、その防音壁は防音パ
ネルで形成することが多い。従来の防音パネルには、グ
ラスウール等の防音材を鉄板で覆ったもの、アルミニウ
ムを押出し成形したもの、アルミニウム板を加工したも
の、木材を加工したもの等が知られている。
音壁を設けることが行われており、その防音壁は防音パ
ネルで形成することが多い。従来の防音パネルには、グ
ラスウール等の防音材を鉄板で覆ったもの、アルミニウ
ムを押出し成形したもの、アルミニウム板を加工したも
の、木材を加工したもの等が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】防音壁の防音性能とし
ては遮音性が重要である。防音壁としての遮音性を得る
ためには、防音壁を構成する防音パネルの単位面積当た
りの重量(面密度)が或る程度以上あること(例えば、
約9から13kg/m2 以上)、騒音が層音源側からそ
の反対側に漏洩しないよう穴や隙間等がなく気密性の高
いことなどが必要である。なお、本明細書において、
「気密性」或いは「気密的」とは、厳密な意味での気密
性或いは気密的(空気が通過しない意味)を意味するも
のではなく、単に、隙間がほとんどないことを意味する
ものである。
ては遮音性が重要である。防音壁としての遮音性を得る
ためには、防音壁を構成する防音パネルの単位面積当た
りの重量(面密度)が或る程度以上あること(例えば、
約9から13kg/m2 以上)、騒音が層音源側からそ
の反対側に漏洩しないよう穴や隙間等がなく気密性の高
いことなどが必要である。なお、本明細書において、
「気密性」或いは「気密的」とは、厳密な意味での気密
性或いは気密的(空気が通過しない意味)を意味するも
のではなく、単に、隙間がほとんどないことを意味する
ものである。
【0004】しかしながら、グラスウール等の防音材を
鉄板で覆った防音パネルは、面密度の点では問題ない
が、気密性の点に問題があった。すなわち、この種の防
音パネルは、パネル側面を鉄板を曲げ加工して形成して
いるが、その側面を単に平面とした場合には、鉄板の曲
げ加工の加工精度が悪いため、多数の防音パネルを並べ
て防音壁を形成した際に、隣接した二つの防音パネルの
接合部分(側面同士を突き合わせた部分)に隙間が生
じ、漏洩音を生じてしまう。そこで、これを防ぐには接
合部分にゴム系のパッキンを挟むことが必要となり、施
工に手間がかかりコストがかかるばかりでなく、見栄え
も悪くなるという問題があった。また、漏洩音を防止す
るため、パネル側面を嵌合構造に加工することも行われ
ているが、やはり加工精度が悪いため、嵌合構造を構成
する凹部と凸部との間に大きい隙間が生じてしまい、漏
洩音を良好に防止するにはシーリング材等で隙間を埋め
なければならず、やはり施工が面倒であるという問題が
あった。
鉄板で覆った防音パネルは、面密度の点では問題ない
が、気密性の点に問題があった。すなわち、この種の防
音パネルは、パネル側面を鉄板を曲げ加工して形成して
いるが、その側面を単に平面とした場合には、鉄板の曲
げ加工の加工精度が悪いため、多数の防音パネルを並べ
て防音壁を形成した際に、隣接した二つの防音パネルの
接合部分(側面同士を突き合わせた部分)に隙間が生
じ、漏洩音を生じてしまう。そこで、これを防ぐには接
合部分にゴム系のパッキンを挟むことが必要となり、施
工に手間がかかりコストがかかるばかりでなく、見栄え
も悪くなるという問題があった。また、漏洩音を防止す
るため、パネル側面を嵌合構造に加工することも行われ
ているが、やはり加工精度が悪いため、嵌合構造を構成
する凹部と凸部との間に大きい隙間が生じてしまい、漏
洩音を良好に防止するにはシーリング材等で隙間を埋め
なければならず、やはり施工が面倒であるという問題が
あった。
【0005】一方、アルミニウム製の防音パネルは、接
合部分の嵌合構造を精度良く加工することが容易である
ので、シーリング材等を用いることなく漏洩音を良好に
防止することは可能である。しかしながら、十分な防音
性能を発揮させ、且つ必要な強度を得るためには材料厚
を厚くしなければならず、結果的に製造コストが高くな
るという問題があった。
合部分の嵌合構造を精度良く加工することが容易である
ので、シーリング材等を用いることなく漏洩音を良好に
防止することは可能である。しかしながら、十分な防音
性能を発揮させ、且つ必要な強度を得るためには材料厚
を厚くしなければならず、結果的に製造コストが高くな
るという問題があった。
【0006】また、木材を加工して製造された防音パネ
ルは、接合部分からの漏洩音を防ぐに必要な精度の加工
をすることが困難であり、やはり接合部分にゴム系のパ
ッキンを挟まなければならず、施工に手間がかかりコス
トがかかるという問題があった。
ルは、接合部分からの漏洩音を防ぐに必要な精度の加工
をすることが困難であり、やはり接合部分にゴム系のパ
ッキンを挟まなければならず、施工に手間がかかりコス
トがかかるという問題があった。
【0007】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、接合部分を気密性が高くなるように容易に加工で
き、且つ優れた防音性能を備えながら、十分な強度を持
つ防音パネルを提供することを目的とする。
ので、接合部分を気密性が高くなるように容易に加工で
き、且つ優れた防音性能を備えながら、十分な強度を持
つ防音パネルを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、道路、鉄道等
に設ける防音壁を形成するために使用する防音パネル
を、少なくともパネル側面に位置する枠部を備えた金属
又は樹脂を押出し成形して製造された枠体と、該枠体に
取り付けられ、パネルのほぼ全面を塞ぐように配置され
た補強兼遮音材とを備えた構成とし、金属又は樹脂を押
出し成形して製造された枠体を用いることで、パネル側
面の枠部の形状精度を良くし、これによってパネル同士
の接合部分の気密性を高め、且つその枠体に補強兼遮音
材を取り付けて補強することで、枠体の厚さを薄くして
製造を容易としながら、防音パネルとしての十分な強度
を確保し、且つその補強兼遮音材の重量を生かして、遮
音性能を高めるための面密度を確保することができ、こ
れにより、防音性能、強度共に優れた防音パネルを得る
ことができる。
に設ける防音壁を形成するために使用する防音パネル
を、少なくともパネル側面に位置する枠部を備えた金属
又は樹脂を押出し成形して製造された枠体と、該枠体に
取り付けられ、パネルのほぼ全面を塞ぐように配置され
た補強兼遮音材とを備えた構成とし、金属又は樹脂を押
出し成形して製造された枠体を用いることで、パネル側
面の枠部の形状精度を良くし、これによってパネル同士
の接合部分の気密性を高め、且つその枠体に補強兼遮音
材を取り付けて補強することで、枠体の厚さを薄くして
製造を容易としながら、防音パネルとしての十分な強度
を確保し、且つその補強兼遮音材の重量を生かして、遮
音性能を高めるための面密度を確保することができ、こ
れにより、防音性能、強度共に優れた防音パネルを得る
ことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の防音パネルは、道路、鉄
道等に設けられる防音壁を形成するのに好適であり、好
ましい実施の形態では、高速道路の両側に、複数枚を長
手方向を水平にして垂直方向に並べて垂直な防音壁を形
成するように、或いは複数枚を長手方向を垂直にして横
方向に並べて垂直な防音壁を形成するように使用され
る。
道等に設けられる防音壁を形成するのに好適であり、好
ましい実施の形態では、高速道路の両側に、複数枚を長
手方向を水平にして垂直方向に並べて垂直な防音壁を形
成するように、或いは複数枚を長手方向を垂直にして横
方向に並べて垂直な防音壁を形成するように使用され
る。
【0010】本発明の実施の形態に係る防音パネルは、
少なくともパネル側面に位置する枠部を備えた金属又は
樹脂を押出し成形して製造された枠体と、該枠体に取り
付けられ、パネルのほぼ全面を塞ぐように配置された補
強兼遮音材を備えていることを基本構成とする。このよ
うに押出し成形して製造された枠体を用いたことで、製
造コストを抑えながら加工精度を高めることができると
共に嵌合構造に必要な凹部或いは凸部を容易に形成で
き、防音パネルを並べた時に隣接したパネル同士の接合
部分の気密性を高め、漏洩音を良好に防止することがで
きる。枠体に使用する金属としては、アルミニウムを用
いることが、成形が容易であるので好ましい。枠体をア
ルミニウム製とする場合、その表面をアルマイト処理し
ておくことが好ましい。枠体を樹脂で製造する場合、そ
の樹脂としては、ポリカーボネート樹脂、アクリル樹
脂、メタクリル樹脂、塩化ビニル樹脂等を挙げることが
できる。
少なくともパネル側面に位置する枠部を備えた金属又は
樹脂を押出し成形して製造された枠体と、該枠体に取り
付けられ、パネルのほぼ全面を塞ぐように配置された補
強兼遮音材を備えていることを基本構成とする。このよ
うに押出し成形して製造された枠体を用いたことで、製
造コストを抑えながら加工精度を高めることができると
共に嵌合構造に必要な凹部或いは凸部を容易に形成で
き、防音パネルを並べた時に隣接したパネル同士の接合
部分の気密性を高め、漏洩音を良好に防止することがで
きる。枠体に使用する金属としては、アルミニウムを用
いることが、成形が容易であるので好ましい。枠体をア
ルミニウム製とする場合、その表面をアルマイト処理し
ておくことが好ましい。枠体を樹脂で製造する場合、そ
の樹脂としては、ポリカーボネート樹脂、アクリル樹
脂、メタクリル樹脂、塩化ビニル樹脂等を挙げることが
できる。
【0011】枠体に取り付けられる補強兼遮音材は、枠
体の補強に必要な強度を有すると共に所望の遮音特性を
発揮しうるよう適度な重量を備えたものであり、具体的
には、木材、プレキャストコンクリート、人造大理石等
を挙げることができ、中でも木材が安価で且つ見栄えが
良いので好ましい。木材を用いる場合、防腐加工したも
のを用いると耐候性に優れるため好ましい。防腐加工と
しては、木材にCCA(クロム・銅・砒素系防腐剤)、
CuAz(銅・ホウ酸・アゾール系防腐剤)、クレオソ
ート、ナフテン酸亜鉛、ペンタクロロフェノール等の防
腐剤を塗布する方法、木材にメラミン樹脂、フェノール
樹脂、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂等の樹脂を含浸
させる方法等を採用し得る。
体の補強に必要な強度を有すると共に所望の遮音特性を
発揮しうるよう適度な重量を備えたものであり、具体的
には、木材、プレキャストコンクリート、人造大理石等
を挙げることができ、中でも木材が安価で且つ見栄えが
良いので好ましい。木材を用いる場合、防腐加工したも
のを用いると耐候性に優れるため好ましい。防腐加工と
しては、木材にCCA(クロム・銅・砒素系防腐剤)、
CuAz(銅・ホウ酸・アゾール系防腐剤)、クレオソ
ート、ナフテン酸亜鉛、ペンタクロロフェノール等の防
腐剤を塗布する方法、木材にメラミン樹脂、フェノール
樹脂、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂等の樹脂を含浸
させる方法等を採用し得る。
【0012】本発明の防音パネルは、金属又は樹脂の枠
体と補強兼遮音材を備えているが、必要に応じ、更に他
の部材を組み合わせてもよい。例えば、前記補強兼遮音
材に平行に吸音材を配置してもよく、この構成とするこ
とにより、吸音性能を持たせることができ、一層防音性
能を向上させることができる。吸音材の例としては、グ
ラスウールボード、ロックウールボード、発泡ポリウレ
タンボード、発泡ポリスチレンボード、発泡ポリエチレ
ンボード等を挙げることができる。また、防音パネルの
表裏面の一方もしくは双方に表面材を配置してもよく、
これにより、パネルの美観を増すと共に表面材によって
は防音性能を向上させることもできる。表面材として
は、ガラスクロス、プラスチックフィルム、プラスチッ
クシート、パンチングメタル、金網、布、メッシュ等の
シート状のものや金属、木材、プラスチック等の格子材
が挙げられる。これらの表面材は防音パネルの製造時に
取り付けてもよいし、防音壁を形成する場所に防音パネ
ルを取り付けた後にその防音パネルに取り付けてもよ
い。
体と補強兼遮音材を備えているが、必要に応じ、更に他
の部材を組み合わせてもよい。例えば、前記補強兼遮音
材に平行に吸音材を配置してもよく、この構成とするこ
とにより、吸音性能を持たせることができ、一層防音性
能を向上させることができる。吸音材の例としては、グ
ラスウールボード、ロックウールボード、発泡ポリウレ
タンボード、発泡ポリスチレンボード、発泡ポリエチレ
ンボード等を挙げることができる。また、防音パネルの
表裏面の一方もしくは双方に表面材を配置してもよく、
これにより、パネルの美観を増すと共に表面材によって
は防音性能を向上させることもできる。表面材として
は、ガラスクロス、プラスチックフィルム、プラスチッ
クシート、パンチングメタル、金網、布、メッシュ等の
シート状のものや金属、木材、プラスチック等の格子材
が挙げられる。これらの表面材は防音パネルの製造時に
取り付けてもよいし、防音壁を形成する場所に防音パネ
ルを取り付けた後にその防音パネルに取り付けてもよ
い。
【0013】防音パネルの側面に位置する枠体には、嵌
合構造を設けておくことが好ましい。このように嵌合構
造を設けておくと、複数の防音パネルを端面同士をその
嵌合構造を利用して突き合わせた形態で接合することが
できると共に、パネル側面同士の突き合わせた部分を通
り抜けるような音の通り道をなくすことができ、防音特
性を一層向上させることができる。
合構造を設けておくことが好ましい。このように嵌合構
造を設けておくと、複数の防音パネルを端面同士をその
嵌合構造を利用して突き合わせた形態で接合することが
できると共に、パネル側面同士の突き合わせた部分を通
り抜けるような音の通り道をなくすことができ、防音特
性を一層向上させることができる。
【0014】防音パネル側面の枠体に形成する嵌合構造
の1例としては、防音パネルの一方の側面の嵌合構造が
凸部を有し、反対側の側面の嵌合構造が前記凸部に嵌合
可能な形状の凹部を有する構成のものを挙げることがで
きる。この構成とすると、防音パネルを多数並べ、パネ
ル側面同士を突き合わせた形態で接合する際に、前記し
た凸部と凹部を直接嵌合させることができ、簡単に且つ
余計な部品を必要とすることなく接合できる。
の1例としては、防音パネルの一方の側面の嵌合構造が
凸部を有し、反対側の側面の嵌合構造が前記凸部に嵌合
可能な形状の凹部を有する構成のものを挙げることがで
きる。この構成とすると、防音パネルを多数並べ、パネ
ル側面同士を突き合わせた形態で接合する際に、前記し
た凸部と凹部を直接嵌合させることができ、簡単に且つ
余計な部品を必要とすることなく接合できる。
【0015】防音パネル側面の枠体に形成する嵌合構造
の他の例としては、防音パネルの両側面の嵌合構造が共
に、入口部が底部よりも幅の狭い凹部を有する構成のも
のを挙げることができる。この構成の防音パネルでは、
防音パネル同士を、一方の防音パネルの側面の凹部に嵌
合可能な第一嵌合部と、他方の防音パネルの側面の凹部
に嵌合可能な第二嵌合部を備えた連結部材を用いて、パ
ネル側面を突き合わせた状態で接合することができる。
ここで、その連結部材に形成する第一嵌合部は、その先
端部が前記凹部の入口部よりも広い幅としておくことが
好ましい。この構成とすることで、その第一嵌合部を防
音パネル側面の凹部に嵌合させた後は、その連結部材を
凹部の入口部からは引き抜くことができず、連結部材が
不用意に防音パネル側面の凹部から外れるといったこと
を防止できる。なお、連結部材の第二嵌合部は、第一嵌
合部と同様にその先端部を前記凹部の入口部よりも広い
幅としてもよいし、第二嵌合部全体が前記凹部の入口部
よりも狭い幅としてもよい。前者の構成とすると、第二
嵌合部も防音パネル側面の凹部に嵌合させた後は、その
連結部材を凹部の入口部から引き抜くことができず、こ
のため、この連結部材によって防音パネルを接合して一
体構造の幅の広い防音パネルとして取り扱うことができ
る。また、後者の構成とすると、第二嵌合部と防音パネ
ルの凹部との嵌合作業を容易に実施でき、防音パネルを
並べて防音壁を組み立てる作業を容易とすることができ
る。連結部材の材質、製造方法等は任意であるが、金属
又は樹脂を押出し成形して製造することが、容易に所望
形状のものを得ることができるので好ましい。また、金
属を用いる場合には、アルミニウム製とすることが好ま
しい。
の他の例としては、防音パネルの両側面の嵌合構造が共
に、入口部が底部よりも幅の狭い凹部を有する構成のも
のを挙げることができる。この構成の防音パネルでは、
防音パネル同士を、一方の防音パネルの側面の凹部に嵌
合可能な第一嵌合部と、他方の防音パネルの側面の凹部
に嵌合可能な第二嵌合部を備えた連結部材を用いて、パ
ネル側面を突き合わせた状態で接合することができる。
ここで、その連結部材に形成する第一嵌合部は、その先
端部が前記凹部の入口部よりも広い幅としておくことが
好ましい。この構成とすることで、その第一嵌合部を防
音パネル側面の凹部に嵌合させた後は、その連結部材を
凹部の入口部からは引き抜くことができず、連結部材が
不用意に防音パネル側面の凹部から外れるといったこと
を防止できる。なお、連結部材の第二嵌合部は、第一嵌
合部と同様にその先端部を前記凹部の入口部よりも広い
幅としてもよいし、第二嵌合部全体が前記凹部の入口部
よりも狭い幅としてもよい。前者の構成とすると、第二
嵌合部も防音パネル側面の凹部に嵌合させた後は、その
連結部材を凹部の入口部から引き抜くことができず、こ
のため、この連結部材によって防音パネルを接合して一
体構造の幅の広い防音パネルとして取り扱うことができ
る。また、後者の構成とすると、第二嵌合部と防音パネ
ルの凹部との嵌合作業を容易に実施でき、防音パネルを
並べて防音壁を組み立てる作業を容易とすることができ
る。連結部材の材質、製造方法等は任意であるが、金属
又は樹脂を押出し成形して製造することが、容易に所望
形状のものを得ることができるので好ましい。また、金
属を用いる場合には、アルミニウム製とすることが好ま
しい。
【0016】
【実施例】以下、図面に示す実施例を説明する。図1は
本発明の好適な実施例による防音パネルの概略斜視図、
図2は図1のA−A矢視概略断面図、図3はこの防音パ
ネルに用いる枠体及び取付部材を示す概略断面図であ
る。全体を参照符号1で示す防音パネルは、枠体2と、
木材3と、吸音材4と、表面材5等を備えている。枠体
2は防音パネルの長手方向(矢印X方向)に同一断面形
状に作られており、パネル両側の側面に位置する枠部2
aと、両側の枠部2a、2a間に延びる平板部2bを備
えている。枠部2aは、パネル側面に、入口部が底部よ
りも幅の狭い溝状の凹部7を形成するような形状をなし
ており、且つパネル表裏面に木材3及び吸音材4を保持
するためのフランジ部8、9を備えている。一方のフラ
ンジ部9には、表面材5を取り付けるめたの取付部材1
1を取り付けるための溝12が形成されている。平板部
2bには木材3を支持するための小さいリブ14と、吸
音材4を支持するためのT字状リブ15が形成されてい
る。かくして、平板部2bとフランジ部8の間に木材3
を挿入することで、その木材3を枠体2に取り付けるこ
とができ、また、平板部2bとフランジ部9の間に吸音
材4を挿入することで、その吸音材4を枠体2に取り付
けることができる。この枠体2は金属、好ましくはアル
ミニウム、又は樹脂の押出成形によって作られる。枠体
2は、木材3によって補強されるため、枠体2のみで防
音パネル1に必要な強度を持つ必要はなく、その分、肉
厚を薄く設定している。例えば、枠体2にアルミニウム
材を用いる場合、その厚さは1〜1.5mm程度でよ
い。これにより、コストダウンを図ることができる。
本発明の好適な実施例による防音パネルの概略斜視図、
図2は図1のA−A矢視概略断面図、図3はこの防音パ
ネルに用いる枠体及び取付部材を示す概略断面図であ
る。全体を参照符号1で示す防音パネルは、枠体2と、
木材3と、吸音材4と、表面材5等を備えている。枠体
2は防音パネルの長手方向(矢印X方向)に同一断面形
状に作られており、パネル両側の側面に位置する枠部2
aと、両側の枠部2a、2a間に延びる平板部2bを備
えている。枠部2aは、パネル側面に、入口部が底部よ
りも幅の狭い溝状の凹部7を形成するような形状をなし
ており、且つパネル表裏面に木材3及び吸音材4を保持
するためのフランジ部8、9を備えている。一方のフラ
ンジ部9には、表面材5を取り付けるめたの取付部材1
1を取り付けるための溝12が形成されている。平板部
2bには木材3を支持するための小さいリブ14と、吸
音材4を支持するためのT字状リブ15が形成されてい
る。かくして、平板部2bとフランジ部8の間に木材3
を挿入することで、その木材3を枠体2に取り付けるこ
とができ、また、平板部2bとフランジ部9の間に吸音
材4を挿入することで、その吸音材4を枠体2に取り付
けることができる。この枠体2は金属、好ましくはアル
ミニウム、又は樹脂の押出成形によって作られる。枠体
2は、木材3によって補強されるため、枠体2のみで防
音パネル1に必要な強度を持つ必要はなく、その分、肉
厚を薄く設定している。例えば、枠体2にアルミニウム
材を用いる場合、その厚さは1〜1.5mm程度でよ
い。これにより、コストダウンを図ることができる。
【0017】木材3は枠体2を補強し、枠体2と共に防
音パネル1に要する強度を確保すると共に必要な遮音特
性を確保するための補強兼遮音材として作用するもので
あり、これらの要求を満たす厚さの板状のものが使用さ
れる。例えば、木材3の厚さとして、20mmのものを
採用すれば、アルミニウム材の枠体2と木材3との組み
合わせによって、面密度を約12kg/m2 とすること
ができ、良好な防音特性を確保できる。また、この木材
3は、枠体2の両側の枠部2aで挟まれた面を確実に塞
ぐように取り付けられており、これによって防音パネル
1を厚さ方向に貫通する隙間をなくし、漏洩音が生じな
いようにしている。更に、木材3は、片面を防音パネル
1の外に露出させるように配置されており、防音パネル
1の一方の表面を形成し、防音パネル1に木目等の意匠
を付与している。木材3には適当な防腐処理を施してお
くことが好ましい。
音パネル1に要する強度を確保すると共に必要な遮音特
性を確保するための補強兼遮音材として作用するもので
あり、これらの要求を満たす厚さの板状のものが使用さ
れる。例えば、木材3の厚さとして、20mmのものを
採用すれば、アルミニウム材の枠体2と木材3との組み
合わせによって、面密度を約12kg/m2 とすること
ができ、良好な防音特性を確保できる。また、この木材
3は、枠体2の両側の枠部2aで挟まれた面を確実に塞
ぐように取り付けられており、これによって防音パネル
1を厚さ方向に貫通する隙間をなくし、漏洩音が生じな
いようにしている。更に、木材3は、片面を防音パネル
1の外に露出させるように配置されており、防音パネル
1の一方の表面を形成し、防音パネル1に木目等の意匠
を付与している。木材3には適当な防腐処理を施してお
くことが好ましい。
【0018】吸音材4はグラスウール、ロックウール等
の吸音特性を備えた材料で構成されており、木材3に平
行に且つ木材3のほぼ全面を覆うように配置されてい
る。表面材5は防音パネル1の、吸音材4を配置した側
の見かけを良くするように配置したものであり、この実
施例では化粧格子板(木材)が用いられている。この化
粧格子板は、美観を与えるのみならず防音性能を高める
機能も備えているので好ましい。表面材5を取り付ける
には、先端が広がった形状の凸条11aを備えた取付部
材11を枠体2の溝12に取り付け、その凸条11aに
表面材5に形成した溝を嵌合させる方法を採っている。
なお、表面材5の枠体2に対する固定構造はこれに限ら
ず、適宜変更可能である。
の吸音特性を備えた材料で構成されており、木材3に平
行に且つ木材3のほぼ全面を覆うように配置されてい
る。表面材5は防音パネル1の、吸音材4を配置した側
の見かけを良くするように配置したものであり、この実
施例では化粧格子板(木材)が用いられている。この化
粧格子板は、美観を与えるのみならず防音性能を高める
機能も備えているので好ましい。表面材5を取り付ける
には、先端が広がった形状の凸条11aを備えた取付部
材11を枠体2の溝12に取り付け、その凸条11aに
表面材5に形成した溝を嵌合させる方法を採っている。
なお、表面材5の枠体2に対する固定構造はこれに限ら
ず、適宜変更可能である。
【0019】防音パネル1のサイズは、特に限定するも
のではないが、幅Hは、枠体2を押出し成形によって製
造する点から、200〜300mm程度とすることが好
ましい。長さLは、特に制限されるものではなく、使用
場所等を考慮して適当に定めればよく、通常、1〜4m
程度が好ましい。また、厚さtは、要求される防音性能
を発揮するための木材3、吸音材4、表面材5等の厚さ
を考慮して定めるものであり、通常、70〜150mm
程度が好ましい。上記構成になる防音パネル1は、製造
工場において図1、図2に示す状態に組み立て、その状
態で流通させてもよいし、表面材5及び取付部材11を
枠体2から外した状態のままで流通させ、施工現場にお
いて組み立てるようにしてもよい。
のではないが、幅Hは、枠体2を押出し成形によって製
造する点から、200〜300mm程度とすることが好
ましい。長さLは、特に制限されるものではなく、使用
場所等を考慮して適当に定めればよく、通常、1〜4m
程度が好ましい。また、厚さtは、要求される防音性能
を発揮するための木材3、吸音材4、表面材5等の厚さ
を考慮して定めるものであり、通常、70〜150mm
程度が好ましい。上記構成になる防音パネル1は、製造
工場において図1、図2に示す状態に組み立て、その状
態で流通させてもよいし、表面材5及び取付部材11を
枠体2から外した状態のままで流通させ、施工現場にお
いて組み立てるようにしてもよい。
【0020】次に、上記構成の防音パネル1の使用例を
説明する。図4は、防音パネル1を用いて形成した防音
壁20を示す概略正面図、図5は図4のB−B矢視概略
断面図である。防音壁20は、適当な間隔を開けて垂直
に配置されたH形鋼からなる支柱21、21の間に、防
音パネル1を、その長手方向を水平にして、垂直に複数
枚を積み重ねて形成される。この際、防音パネル1の表
面材5が騒音源側(道路の側縁に防音壁を形成した時に
は道路側)となるように配置する。また、上下に配置さ
れる防音パネル1、1の側面同士を突き合わせる接合部
分には、隙間が生じて漏洩音が生じるのを防止するため
及び上下の防音パネル1、1を相互に連結して位置を合
わせるため、連結部材23を取り付けている。この連結
部材23は、防音パネル1の側面の長さにほぼ等しい長
さの中空材であり、一方の防音パネル1の側面の凹部7
に嵌合可能な第一嵌合部23aと、他方の防音パネル1
の側面の凹部7に嵌合可能な矩形状の第二嵌合部23b
を備えている。第一嵌合部23aは、凹部7に嵌合させ
た後は凹部7内であまりがたつくことがなく且つ入口部
から抜けないように、その先端部を凹部7の入口部より
も広い幅とすると共に凹部7にほぼ等しい形状としてい
る。一方、第二嵌合部23bは凹部7の入口部から挿入
可能なよう凹部7の入口部よりも狭い幅の略矩形状とし
ている。この連結部材23も金属、好ましくはアルミニ
ウム或いは樹脂の押出し成形により作られる。この構成
により、下側の防音パネル1に予め連結部材23を取り
付けておけば、その上に次の防音パネル1を上から乗せ
るのみで、連結部材23の第二嵌合部23bを上の防音
パネル1の凹部7に挿入でき、上下の防音パネル1、1
を連結部材23によって連結できる。ここで、防音パネ
ル1の枠体2をアルミニウム或いは樹脂の押出し成形で
製造しているので、その枠部2aは精度良く所定の形状
となっており、このため、連結部材23を用いて上下の
防音パネル1、1を気密性良く接合でき、シーリング材
やパッキンを用いる必要はない。
説明する。図4は、防音パネル1を用いて形成した防音
壁20を示す概略正面図、図5は図4のB−B矢視概略
断面図である。防音壁20は、適当な間隔を開けて垂直
に配置されたH形鋼からなる支柱21、21の間に、防
音パネル1を、その長手方向を水平にして、垂直に複数
枚を積み重ねて形成される。この際、防音パネル1の表
面材5が騒音源側(道路の側縁に防音壁を形成した時に
は道路側)となるように配置する。また、上下に配置さ
れる防音パネル1、1の側面同士を突き合わせる接合部
分には、隙間が生じて漏洩音が生じるのを防止するため
及び上下の防音パネル1、1を相互に連結して位置を合
わせるため、連結部材23を取り付けている。この連結
部材23は、防音パネル1の側面の長さにほぼ等しい長
さの中空材であり、一方の防音パネル1の側面の凹部7
に嵌合可能な第一嵌合部23aと、他方の防音パネル1
の側面の凹部7に嵌合可能な矩形状の第二嵌合部23b
を備えている。第一嵌合部23aは、凹部7に嵌合させ
た後は凹部7内であまりがたつくことがなく且つ入口部
から抜けないように、その先端部を凹部7の入口部より
も広い幅とすると共に凹部7にほぼ等しい形状としてい
る。一方、第二嵌合部23bは凹部7の入口部から挿入
可能なよう凹部7の入口部よりも狭い幅の略矩形状とし
ている。この連結部材23も金属、好ましくはアルミニ
ウム或いは樹脂の押出し成形により作られる。この構成
により、下側の防音パネル1に予め連結部材23を取り
付けておけば、その上に次の防音パネル1を上から乗せ
るのみで、連結部材23の第二嵌合部23bを上の防音
パネル1の凹部7に挿入でき、上下の防音パネル1、1
を連結部材23によって連結できる。ここで、防音パネ
ル1の枠体2をアルミニウム或いは樹脂の押出し成形で
製造しているので、その枠部2aは精度良く所定の形状
となっており、このため、連結部材23を用いて上下の
防音パネル1、1を気密性良く接合でき、シーリング材
やパッキンを用いる必要はない。
【0021】上記構成の防音壁20は、表面材5及び吸
音材4による吸音作用、枠体2の平板部2bによる遮音
作用並びに木材3による吸音及び遮音作用によって優れ
た防音性能を発揮し、しかも、防音パネル1、1間の接
合部分は気密性良く接合されているので、漏洩音も極め
て少ない。しかも、防音パネル1を構成する枠体2の形
状精度がよいので、防音パネル1の外観が良く、その防
音パネル1を並べて形成した防音壁20の外観もよい。
更に、防音壁20の施工にあたっては、防音パネル1が
十分な強度を備えているので、取り扱いやすく、また、
防音パネル間の接合部分にシーリング材やパッキンを配
置する必要がないので、施工が容易であると言った利点
が得られる。
音材4による吸音作用、枠体2の平板部2bによる遮音
作用並びに木材3による吸音及び遮音作用によって優れ
た防音性能を発揮し、しかも、防音パネル1、1間の接
合部分は気密性良く接合されているので、漏洩音も極め
て少ない。しかも、防音パネル1を構成する枠体2の形
状精度がよいので、防音パネル1の外観が良く、その防
音パネル1を並べて形成した防音壁20の外観もよい。
更に、防音壁20の施工にあたっては、防音パネル1が
十分な強度を備えているので、取り扱いやすく、また、
防音パネル間の接合部分にシーリング材やパッキンを配
置する必要がないので、施工が容易であると言った利点
が得られる。
【0022】なお、上記実施例では、図1に示す形状の
防音パネル1を単体として取り扱う場合を説明したが、
この防音パネル1を複数枚、予め並べて接合し、幅の広
い防音パネルとすることも可能である。図6、図7はそ
の場合の実施例を示すもので、全体を参照符号1Aで示
す防音パネルは、図1、図2に示す防音パネル1を複数
枚並べて接合し、一体化したものである。そして、防音
パネル1、1を接合するため、防音パネル1、1の側面
の接合部分には連結部材25が取り付けられている。連
結部材25は、防音パネル1の側面の長さにほぼ等しい
長さの中空材であり、一方の防音パネル1の側面の凹部
7に、ほぼピッタリと嵌合可能なよう、凹部7にほぼ等
しい形状の第一嵌合部25aと、他方の防音パネル1の
側面の凹部7に、ほぼピッタリと嵌合可能なよう、凹部
7にほぼ等しい形状の第二嵌合部25bを備えている。
この連結部材25も金属、好ましくはアルミニウム或い
は樹脂の押出し成形により作られる。この連結部材25
で二つの防音パネル1、1を連結したことにより、防音
パネル1、1が分離することはなく、防音パネル1Aを
一体構造のパネルとして取り扱うことができる。幅の広
い防音パネル1Aを用いると、保管、運搬、取り付け等
が一層容易となる。なお、ここで用いた連結部材25
は、図4、図5に示す防音壁20を形成する際に、防音
パネル1、1を連結するための連結部材23の代わりに
使用することもできる。
防音パネル1を単体として取り扱う場合を説明したが、
この防音パネル1を複数枚、予め並べて接合し、幅の広
い防音パネルとすることも可能である。図6、図7はそ
の場合の実施例を示すもので、全体を参照符号1Aで示
す防音パネルは、図1、図2に示す防音パネル1を複数
枚並べて接合し、一体化したものである。そして、防音
パネル1、1を接合するため、防音パネル1、1の側面
の接合部分には連結部材25が取り付けられている。連
結部材25は、防音パネル1の側面の長さにほぼ等しい
長さの中空材であり、一方の防音パネル1の側面の凹部
7に、ほぼピッタリと嵌合可能なよう、凹部7にほぼ等
しい形状の第一嵌合部25aと、他方の防音パネル1の
側面の凹部7に、ほぼピッタリと嵌合可能なよう、凹部
7にほぼ等しい形状の第二嵌合部25bを備えている。
この連結部材25も金属、好ましくはアルミニウム或い
は樹脂の押出し成形により作られる。この連結部材25
で二つの防音パネル1、1を連結したことにより、防音
パネル1、1が分離することはなく、防音パネル1Aを
一体構造のパネルとして取り扱うことができる。幅の広
い防音パネル1Aを用いると、保管、運搬、取り付け等
が一層容易となる。なお、ここで用いた連結部材25
は、図4、図5に示す防音壁20を形成する際に、防音
パネル1、1を連結するための連結部材23の代わりに
使用することもできる。
【0023】図6、図7の実施例では、防音パネル1、
1の連結に連結部材25を用いているが、防音パネル
1、1の連結手段はこれに限らず、適宜変更可能であ
り、例えば、防音パネル1、1を連結板とねじを用いて
連結してもよい。
1の連結に連結部材25を用いているが、防音パネル
1、1の連結手段はこれに限らず、適宜変更可能であ
り、例えば、防音パネル1、1を連結板とねじを用いて
連結してもよい。
【0024】また、上記実施例では、防音パネル1の側
面に配置した枠部2aの形状として、入口部が底部より
も狭い幅の溝状の凹部7を形成したものを用いている
が、枠部2aの形状もこれに限らず、適宜変更可能であ
り、二つの防音パネルの側面を突き合わせて接合する際
に、互いに嵌合できる形状、或いは適当な連結部材を用
いて嵌合できる形状であればよい。図8、図9は、枠部
を変形した実施例による防音パネル1Bを示すものであ
る。この防音パネル1Bでは、枠体2Bとして、両側に
異なる形状の枠部2Ba、2Bbを備え、両者を平板部
2bで連結した構成のものを用いている。一方の枠部2
Baはパネル側面に矩形状の凹部27を形成し、他方の
枠部2Bbは、その凹部27に嵌合可能な形状の凸部2
8を形成している。この構成により、図9に示すよう
に、連結部材を用いることなく、二つの防音パネル2
B、2Bを直接、気密的に接合することができる。ま
た、図示したように矩形状の凹部27及び凸部28を用
いた場合には、凹部27と凸部28の嵌合を容易に実施
でき、防音パネル1を並べて防音壁を形成する作業を容
易とすることができる。なお、この凹部27及び凸部2
8の形状も適宜変更可能であり、例えば、凹部27は図
2の実施例に用いている凹部7と同様な形状、即ち入口
部を底部よりも狭い幅とした形状とし、凸部28を、先
端が根元部よりも広い幅とし、前記した凹部にほぼピッ
タリと嵌合する形状とすることができる。この形状とす
ると、複数の防音パネルをその側面の凹部と凸部を一端
から差し込んで嵌合させることにより、分離しにくい形
態に接合でき、一体構造の幅の広い防音パネルとして取
り扱うことが可能となる。
面に配置した枠部2aの形状として、入口部が底部より
も狭い幅の溝状の凹部7を形成したものを用いている
が、枠部2aの形状もこれに限らず、適宜変更可能であ
り、二つの防音パネルの側面を突き合わせて接合する際
に、互いに嵌合できる形状、或いは適当な連結部材を用
いて嵌合できる形状であればよい。図8、図9は、枠部
を変形した実施例による防音パネル1Bを示すものであ
る。この防音パネル1Bでは、枠体2Bとして、両側に
異なる形状の枠部2Ba、2Bbを備え、両者を平板部
2bで連結した構成のものを用いている。一方の枠部2
Baはパネル側面に矩形状の凹部27を形成し、他方の
枠部2Bbは、その凹部27に嵌合可能な形状の凸部2
8を形成している。この構成により、図9に示すよう
に、連結部材を用いることなく、二つの防音パネル2
B、2Bを直接、気密的に接合することができる。ま
た、図示したように矩形状の凹部27及び凸部28を用
いた場合には、凹部27と凸部28の嵌合を容易に実施
でき、防音パネル1を並べて防音壁を形成する作業を容
易とすることができる。なお、この凹部27及び凸部2
8の形状も適宜変更可能であり、例えば、凹部27は図
2の実施例に用いている凹部7と同様な形状、即ち入口
部を底部よりも狭い幅とした形状とし、凸部28を、先
端が根元部よりも広い幅とし、前記した凹部にほぼピッ
タリと嵌合する形状とすることができる。この形状とす
ると、複数の防音パネルをその側面の凹部と凸部を一端
から差し込んで嵌合させることにより、分離しにくい形
態に接合でき、一体構造の幅の広い防音パネルとして取
り扱うことが可能となる。
【0025】以上の実施例はいずれも、表面材5として
化粧格子板を用いているが、表面材はこれに限らず、適
宜変更可能である。図10は表面材として穴あき鋼板5
Cを用いた防音パネル1Cを示すものである。穴あき鋼
板5Cを用いる場合には、その穴あき鋼板5Cを枠体2
に対してねじ30によってねじ止めする方法を採ればよ
い。
化粧格子板を用いているが、表面材はこれに限らず、適
宜変更可能である。図10は表面材として穴あき鋼板5
Cを用いた防音パネル1Cを示すものである。穴あき鋼
板5Cを用いる場合には、その穴あき鋼板5Cを枠体2
に対してねじ30によってねじ止めする方法を採ればよ
い。
【0026】更に以上の実施例はいずれも、枠体2に、
パネルの全面を覆う平板部2bを形成しており、両側の
枠部2a、2aを平板部2bで連結しているが、本発明
はこの構成に限らず、平板部2bの中央部分をなくし、
両側の枠部2a、2aを切り離した構成としてもよい。
この場合には、両側の枠部2a、2aを木材3に固定し
て全体を一体化するとか、両側の枠部2a、2aを適当
な連結部材によって連結し、一体化しておけばよい。
パネルの全面を覆う平板部2bを形成しており、両側の
枠部2a、2aを平板部2bで連結しているが、本発明
はこの構成に限らず、平板部2bの中央部分をなくし、
両側の枠部2a、2aを切り離した構成としてもよい。
この場合には、両側の枠部2a、2aを木材3に固定し
て全体を一体化するとか、両側の枠部2a、2aを適当
な連結部材によって連結し、一体化しておけばよい。
【0027】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の防音パ
ネルは、枠体として、金属又は樹脂の押出し成形によっ
て製造したものを用いたことにより、複数の防音パネル
を並べて接合する際の接合部分となるパネル側面を容易
に所望形状に精度良く加工することができ、このため、
パッキンやシーリング材を用いなくても気密性良く接合
して漏洩音の少ない防音壁を形成することができ、しか
も、枠体を木材等の補強兼遮音材で補強すると共にその
補強兼遮音材の重量によって防音パネルに必要な面密度
を確保する構成としたことにより、枠体の肉厚を薄くし
ながら防音パネルに必要な強度を確保できると共に優れ
た防音特性を発揮させることができ、優れた防音特性を
持った防音壁を施工性良く形成できるという効果を有し
ている。
ネルは、枠体として、金属又は樹脂の押出し成形によっ
て製造したものを用いたことにより、複数の防音パネル
を並べて接合する際の接合部分となるパネル側面を容易
に所望形状に精度良く加工することができ、このため、
パッキンやシーリング材を用いなくても気密性良く接合
して漏洩音の少ない防音壁を形成することができ、しか
も、枠体を木材等の補強兼遮音材で補強すると共にその
補強兼遮音材の重量によって防音パネルに必要な面密度
を確保する構成としたことにより、枠体の肉厚を薄くし
ながら防音パネルに必要な強度を確保できると共に優れ
た防音特性を発揮させることができ、優れた防音特性を
持った防音壁を施工性良く形成できるという効果を有し
ている。
【図1】本発明の好適な実施例による防音パネルの概略
斜視図
斜視図
【図2】図1のA−A矢視概略断面図
【図3】図2に示す防音パネルに用いる枠体及び取付部
材を示す概略断面図
材を示す概略断面図
【図4】図1に示す防音パネルを用いて形成した防音壁
を示す概略正面図
を示す概略正面図
【図5】図4のB−B矢視概略断面図
【図6】本発明の他の実施例による防音パネルの概略平
面図
面図
【図7】図6のC−C矢視概略断面図
【図8】本発明の更に他の実施例による防音パネルの概
略断面図
略断面図
【図9】図8に示す防音パネルを接合した状態を示す概
略断面図
略断面図
【図10】本発明の更に他の実施例による防音パネルの
概略断面図
概略断面図
1、1A、1B、1C 防音パネル 2、2B 枠体 2a 枠部 2b 平板部 3 木材(補強兼遮音材) 4 吸音材 5 表面材 7 凹部 8、9 フランジ部 11 取付部材 20 防音壁 21 支柱 23、25 連結部材 23a 第一嵌合部 23b 第二嵌合部 27 凹部 28 凸部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 僚 千葉県船橋市習志野台2−29−16 アスゲ ッティ株式会社内 Fターム(参考) 2D001 AA01 BA02 BB01 CA02 CB01 CD03 5D061 AA03 AA06 AA16 BB35 BB37
Claims (10)
- 【請求項1】 防音壁を形成するための防音パネルであ
って、少なくともパネル側面に位置する枠部を備えた金
属又は樹脂を押出し成形して製造された枠体と、該枠体
に取り付けられ、パネルのほぼ全面を塞ぐように配置さ
れた補強兼遮音材とを備えた防音パネル。 - 【請求項2】 前記枠体がアルミニウム製であることを
特徴とする請求項1記載の防音パネル。 - 【請求項3】 前記補強兼遮音材が木材であることを特
徴とする請求項1又は2記載の防音パネル。 - 【請求項4】 更に、前記補強兼遮音材に平行に配置さ
れた吸音材を備えていることを特徴とする請求項1から
3のいずれか1項記載の防音パネル。 - 【請求項5】 前記枠体のパネル側面に位置する枠部
が、嵌合構造を有することを特徴とする請求項1から4
のいずれか1項記載の防音パネル。 - 【請求項6】 防音パネルの一方の側面の嵌合構造が凸
部を有し、反対側の側面の嵌合構造が前記凸部に嵌合可
能な形状の凹部を有することを特徴とする請求項5記載
の防音パネル。 - 【請求項7】 防音パネルの両側面の嵌合構造が共に、
入口部が底部よりも幅の狭い凹部を有することを特徴と
する請求項5記載の防音パネル。 - 【請求項8】 請求項7に記載の防音パネル同士を、一
方の防音パネルの側面の凹部に嵌合可能で且つ先端部が
前記凹部の入口部よりも広い幅の第一嵌合部と、他方の
防音パネルの側面の凹部に嵌合可能な第二嵌合部を備え
た連結部材を用いて、パネル側面を突き合わせた状態で
接合することを特徴とする防音パネルの接合方法。 - 【請求項9】 前記連結部材が金属又は樹脂を押出し成
形して製造されていることを特徴とする請求項8記載の
接合方法。 - 【請求項10】 前記連結部材がアルミニウム製である
ことを特徴とする請求項8又は9記載の接合方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001047643A JP2002250012A (ja) | 2001-02-23 | 2001-02-23 | 防音パネル及びその接合方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001047643A JP2002250012A (ja) | 2001-02-23 | 2001-02-23 | 防音パネル及びその接合方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002250012A true JP2002250012A (ja) | 2002-09-06 |
Family
ID=18909032
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001047643A Pending JP2002250012A (ja) | 2001-02-23 | 2001-02-23 | 防音パネル及びその接合方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002250012A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100560436B1 (ko) * | 2005-12-23 | 2006-03-14 | 신성산건 주식회사 | 금속재 방음판과 목재 방음판으로 마감 처리한 방음벽 |
| KR100817829B1 (ko) | 2007-10-09 | 2008-03-31 | 신성산건 주식회사 | 방음판넬과 이를 구비한 방음벽 |
| KR101023524B1 (ko) | 2008-07-16 | 2011-03-21 | 안광호 | 보강된 구조를 갖는 방음벽 |
-
2001
- 2001-02-23 JP JP2001047643A patent/JP2002250012A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100560436B1 (ko) * | 2005-12-23 | 2006-03-14 | 신성산건 주식회사 | 금속재 방음판과 목재 방음판으로 마감 처리한 방음벽 |
| KR100817829B1 (ko) | 2007-10-09 | 2008-03-31 | 신성산건 주식회사 | 방음판넬과 이를 구비한 방음벽 |
| KR101023524B1 (ko) | 2008-07-16 | 2011-03-21 | 안광호 | 보강된 구조를 갖는 방음벽 |
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