JP2002251966A - 引張マスクに対する振動減衰部を有するcrt - Google Patents

引張マスクに対する振動減衰部を有するcrt

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、引張マスクと、縁を有する引張マ
スクにおける振動エネルギーを減少させるスプリット・
フート・ダンパとを有するCRTを提供することを目的
とする。 【解決手段】 本発明は、エッジを含む縁を有する引張
マスク上での振動エネルギーを減衰させるスプリット・
フート・ダンパを有する引張マスクを含むCRT装置に
関わる。この装置は、縁の表面と可動に接触する第1の
部分及び縁のエッジと可動に接触する第2の部分を有す
る第1の素子と、縁の表面と可動に接触する第3の部分
及び縁のエッジと可動に接触する第4の部分を有する第
2の素子とを有し、2つの素子は、縁の表面にある点で
互いに接続されている。マスクが振動すると、振動エネ
ルギーはスプリット・フート・ダンパに伝達され、振動
エネルギーはスプリット・フート・ダンパの一部分が縁
の表面及びエッジに対して接触すると散らされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、陰極線管(CR
T)に係わり、より特定的には陰極線管(CRT)の引
張マスクにおける振動エネルギーを減衰させるスプリッ
ト・フート・ダンパに関わる。
【0002】
【従来の技術】カラー受像管は、管のスクリーンに対し
て3つの電子ビームを形成し方向付ける電子銃を含む。
スクリーンは、管のフェースプレートの内表面に位置
し、3つの異なる色を発光する蛍光体の素子のアレイを
有する。各電子ビームがそのビームと関連のある蛍光素
子だけに当たるよう、銃とスクリーンとの間にアパーチ
ャマスクが介在する。アパーチャマスクは、管のフェー
スプレートの内表面に対して幾らか平行に輪郭がつけら
れている合金鋼のような金属の薄いシートである。アパ
ーチャマスクは、形成されてもよく、又は、引っ張られ
てもよい。
【0003】アパーチャマスクは、外部源(例えば、管
の近傍にあるスピーカー)から振動を受ける。このよう
な振動は、電子ビームが通るアパーチャの位置を変化さ
せ、結果として、可視の表示のゆらぎが生ずる。理想的
には、これら振動は、工業上利用できる受像管を生成す
るために除去、又は、少なくとも緩和される必要があ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、引張マスク
と、縁を有する引張マスクにおける振動エネルギーを減
少させるスプリット・フート・ダンパとを有するCRT
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、引張マスク
と、縁を有する引張マスク中の振動エネルギーを減少さ
せるスプリット・フート・ダンパとを有するCRTを提
供する。装置は、スクリーン上のしま状蛍光体に対する
電子ビームの位置のずれを生じさせる陰極線管内のマス
クの振動を制御する。これら振動を減衰する必要性は、
陰極線管の正しい操作に重要である。
【0006】より特定的には、スプリット・フート・ダ
ンパは、縁の表面と可動に接触する第1の部分及び縁の
エッジと可動に接触する第2の部分を有する第1の素子
と、縁の表面と可動に接触する第3の部分及び縁のエッ
ジと可動に接触する第4の部分を有する第2の素子とを
有し、2つの素子は、縁の表面の点で互いに接続され
る。マスクが振動すると、振動エネルギーは装置に伝達
され、このとき振動エネルギーは装置が縁の表面及びエ
ッジに対してこすられると散らされる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の教授は、添付の図面と共
に以下の詳細な説明を考慮することで容易に理解される
であろう。
【0008】理解を容易にするために、図面に共通の同
一の素子を示すために可能な場合には同一の参照番号が
使用される。
【0009】図1は、長方形のファンネル18によって
接続されている長方形のフェースプレートパネル14及
び管状のネック部16を有するガラス製の外囲器12を
有する。ファンネル18は、陽極ボタン20からネック
部16に延在する内部導電性コーティング(図示せず)
を有する。パネル14は、ビューイングフェースプエー
ト22及びガラスフリット26によってファンネル18
に密閉される周辺フランジ又は側壁24を有する。三色
蛍光スクリーン28は、フェースプレート22の内表面
によって保持される。スクリーン28は、蛍光ラインが
三つ組に配置される、ラインスクリーンであり、各三つ
組は三色夫々の蛍光ラインを含む。引張マスク30は、
スクリーンに対して所定の間隔に配置される関係で取り
外し可能に取り付けられる。マスクは、引張フォーカス
マスク又は引張マスクのいずれでもよい。電子銃32
(図1中破線によって概略的に示す)は、中央のビーム
及び2つのサイドビームである3つのインライン電子ビ
ームをマスク30からスクリーン28までの集束路の方
向に生成するためにネック部16内に中心的に取り付け
られる。
【0010】管10は、ファンネルからネック接合部の
近傍に示すヨーク34のような外部の磁界偏向ヨークと
使用されるよう設計される。ヨーク34は、活性化され
ると3つのビームに磁界を受けさせ、ビームはスクリー
ン28上で長方形のラスタに水平方向及び垂直方向に走
査させる。
【0011】図2に示すように、引張マスク30は、2
つの長辺36及び38と、2つの短辺40及び42とを
含む周辺フレーム(図示せず)に相互接続される。フレ
ームの2つの長辺36及び38は、管の中央の長軸Xに
平行であり、2つの短辺40及び42は管の中央の短軸
Yに平行である。長軸及び短軸は、マスク30の面に沿
っている。引張マスク30は、マスクの短軸に対して平
行となる多数の細長いスリットを間に有する複数の金属
ストリップを含むアパーチャ部分44(アパーチャは図
示せず)を含む。引張マスク30は、エッジ47を有す
る縁45を含む。
【0012】図3は、スプリット・フート・ダンパ50
を示す図である。特に、スプリット・フート・ダンパ5
0は、縁45の表面と可動に接触する第1の部分56及
び縁45のエッジ47と可動に接触する第2の部分58
を含む第1の素子52を有する。第2の素子54は、縁
45の表面と可動に接触する第3の部分60及び縁45
のエッジ47と可動に接触する第4の部分62を有す
る。
【0013】第1の素子52及び第2の素子54は、縁
45の表面に付いている中央領域又は点Cで互いに接続
している。スプリット・フート・ダンパ50は、短辺4
0、42でマスク30の縁45に結合される。より特定
的には、スプリット・フート・ダンパ50は、例えば、
中央領域又は点Cで溶接することで縁45に取り付けら
れる。
【0014】一実施例では、第1の素子52は、第1の
外端66及び第1の内端68を含む第1のアーム部64
を有する。第1の部分56及び第2の部分58を有する
第1のレッグ部は、第1のアーム部64の外端66から
下向きに延在する。第1のレッグ部70の第1の部分5
6は、縁45の表面と可動に接触している(図4参
照)。第2の部分58は、第1の部分56の下で角が付
けられ、縁45のエッジ47と可動に接触している。
【0015】別の実施例では、マスク30上で振動エネ
ルギーがないとき縁45のエッジ47と第2の部分58
及び第4の部分62が接触しないことを確実にするため
に、第1の部分56と第2の部分58、及び、第3の部
分60と第4の部分62との間に隙間100がある。
【0016】代替の実施例では、第1の部分56と第2
の部分58との間、及び、第3の部分60と第4の部分
62との間には隙間100がない。その代わりに、第1
の部分56及び第3の部分60は、第1の部分56及び
第3の部分60の一部が縁45のエッジ47からぶら下
がるよう位置決めされる。それにより、スプリット・フ
ート・ダンパ50に振動エネルギーが伝えられない限
り、縁45のエッジ47と第2の部分58及び第4の部
分62が接触することを防止する。
【0017】第2の素子54は、第2の外端74及び第
2の内端76を有する第2のアーム部72を有する。第
3の部分60及び第4の部分62を有する第2のレッグ
部78は、第2のアーム部72の外端74から下向きに
延在する。第2のレッグ部78の第3の部分60は、縁
45の表面と可動に接触している。第4の部分62は、
第3の部分60の下で角が付けられ、縁45のエッジ4
7と可動に接触している。
【0018】第1の部分56及び第3の部分60がマス
ク30の面において振動するとき、第2の部分58及び
第4の部分62の角のある曲げは、第1の部分56及び
第3の部分60がマスク30のアパーチャされた部分4
4に移動し電子ビームを遮ることを防止する。
【0019】本発明の第1の実施例では、第1の部分5
6及び第3の部分60は、第2の部分58及び第4の部
分62より大きくてもよい。第2の実施例では、第2の
部分58及び第4の部分62は、第1の部分56及び第
3の部分60と同じ大きさでもよい。第3の実施例で
は、第2の部分58及び第4の部分62は、第1の部分
56及び第3の部分60より大きくてもよい。しかしな
がら、好ましい実施例では、第1の部分56及び第3の
部分60と第2の部分58及び第4の部分62との間の
大きさにおける比は、約4対1である。
【0020】部分80は、第1のアーム部64の内端6
8を第2のアーム部72の内端76に接続する。部分8
0は、スプリット・フート・ダンパ50の中心の近くに
位置する。部分80は、領域又は点Cで縁45の表面に
ついている。或いは、部分80は、V形状、又は、縁4
5の表面と接触するトラフを有する幾つかの他の形状で
もよい。
【0021】スプリット・フート・ダンパ50は、ステ
ンレススチール、アンバー等からなり得る。更に、スプ
リット・フート・ダンパ50は、一定の幅を有するスト
リップストックから製造され得、結果として無駄になる
材料が少ない。
【0022】本発明の好ましい実施例では、第1のアー
ム部64は、第1の複数のアパーチャ84を上に有す
る。第1の複数のリング86からのリングは、第1の複
数のアパーチャ84における各アパーチャ内に配置さ
れ、第1の内側リング88及び第2の外側リング90を
有する。第1の複数のリング86は、2つのリングとし
て例示的に示されているが、当業者は、少なくとも一つ
のリングが使用されても本発明の範囲内となることを理
解するであろう。
【0023】第2のアーム部72は、第2の複数のアパ
ーチャ92を上に有する。第2の複数のリング94から
のリングは、第2の複数のアパーチャ92における各ア
パーチャ内に配置され、第2の内側リング96及び第2
の外側リング98を有する。第1のアーム部64及び第
2のアーム部72夫々におけるリングの間隔は、0.5
インチ(1.27ミリメートル)であり、各リングの半
径は0.1インチ(0.254ミリメートル)である。
【0024】マスク30が外部源から振動されるとき、
マスク30は、その長さ及びその張力に関係付けられる
所定の振動数で振動する。所定の振動数は、テレビジョ
ンセットの大きさと関係無しに一般的に約80Hzであ
る。振動エネルギーは、マスクの縁45にもある。スプ
リット・フート・ダンパ50は、80Hzの振動数と適
合するよう設計されている。特に、スプリット・フート
・ダンパ50の各半分は、この振動数に到達するよう特
定の長さ、幅、及び、厚さに設計されている。
【0025】より特定的には、スプリット・フート・ダ
ンパ50は、マスク30の共鳴振動数に同調される。振
動エネルギーは、マスク30を主にz軸の方向に動か
す。マスクがz軸の方向に動くと、第1の部分56及び
第3の部分60は、x軸及びy軸の方向に振動し、マス
ク30の縁45の表面と接触し、振動エネルギーを「擦
り去る(スクラッブオウェイ)」。
【0026】スプリット・フート・ダンパ50がx軸の
方向に振動すると、第2の部分58及び第4の部分62
が縁45のエッジ47と可動に接触してもよく、更なる
振動エネルギーを擦り去る。
【0027】更に、振動エネルギーは、スプリット・フ
ート・ダンパ50のアーム部64及び72にも移動さ
れ、結果として複数のリング86及び94が振動され、
マスク30の振動エネルギーが散らされる。
【0028】素子51及び54の特定の構造を記載した
が、他の形状及び構造も振動減衰効果を提供するために
使用され得る。
【0029】本発明の教授を組み込む実施例を示し、詳
細に説明したが、当業者は、本発明の精神から逸脱する
ことなくこれら教授をまだ組み込む多数の他の変更され
た実施例を容易に導き出すことができるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による引張マスク‐フレーム組立体を含
む、カラー受像管を部分的に軸方向のセクションで示す
側面図である。
【図2】図1の引張マスクに取り付けられるスプリット
・フート・ダンパの斜視図である。
【図3】スプリット・フート・ダンパを示す図である。
【図4】引張マスクの縁と接触するスプリット・フート
・ダンパのスプリット・フート部分を示す図である。
【符号の説明】
10 陰極線管 12 ガラス製の外囲器 14 フェースプレートパネル 16 ネック部 18 ファンネル 20 陽極ボタン 22 フェースプレート 24 周辺フランジ 26 ガラスフリット 28 スクリーン 30 マスク 32 電子銃 34 ヨーク 36、38 長辺 40、42 短辺 45 縁 47 エッジ 50 スプリット・フート・ダンパ 52 第1の素子 54 第2の素子 56 第1の部分 58 第2の部分 60 第3の部分 62 第4の部分 64 第1のアーム部 66 第1のアーム部の第1の外端 68 第1のアーム部の第1の内端 70 第1のレッグ部 72 第2のアーム部 74 第2のアーム部の第2の外端 76 第2のアーム部の第2の内端 78 第2のレッグ部 80 部分 84 第1の複数のアパーチャ 86 第1の複数のリング 88 内側リング 90 外側リング 92 第2の複数のアパーチャ 94 第2の複数のリング 96 第2の内側リング 98 第2の外側リング 100 隙間
フロントページの続き (72)発明者 スティーヴン ウィリアム ホーン アメリカ合衆国 ペンシルヴェニア州 17538 ランディスヴィル ノース・ホー ムステッド・ドライヴ 353 (72)発明者 ゲイリー リー ディヴン アメリカ合衆国 ペンシルヴェニア州 17601 ランカスター サドル・ドライヴ 2560 (72)発明者 ジョーゼフ アーサー リード アメリカ合衆国 ペンシルヴェニア州 17404 ヨーク ウェックスフォード・レ ーン 2665 Fターム(参考) 5C031 EE03

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 引張マスク(30)と、上記引張マスク
    における振動エネルギーを減少させるスプリット・フー
    ト・ダンパ(50)とを有するCRT(10)装置であ
    って、 上記引張マスクは、エッジ(47)を有する縁(45)
    を含み、 上記ダンパは、 上記縁の表面と可動に接触する第1の部分(56)、及
    び、上記縁の上記エッジと可動に接触する第2の部分
    (58)を有する第1の素子(52)と、 上記縁の表面と可動に接触する第3の部分(60)、及
    び、上記縁の上記エッジと可動に接触する第4の部分を
    有する(62)を有する第2の素子(54)とを有し、 上記第1の素子は、上記縁の上記表面にある領域で上記
    第2の素子に接続される装置。
  2. 【請求項2】 上記第1の素子(52)は、第1の外端
    (66)及び第1の内端(68)を含む第1のアーム部
    (64)を有する請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 上記第2の素子は、第1の外端(74)
    及び第1の内端(76)を含む第1のアーム部(72)
    を有する請求項1記載の装置。
  4. 【請求項4】 第1のレッグ部(70)は、上記第1の
    アーム部から延在し上記第1の部分及び上記第2部分を
    形成する請求項2記載の装置。
  5. 【請求項5】 第2のレッグ部(78)は、上記第2の
    アーム部から延在し上記第3の部分及び上記第4の部分
    を形成する請求項4記載の装置。
  6. 【請求項6】 上記第1の部分は上記第2の部分よりも
    大きい請求項1記載の装置。
  7. 【請求項7】 上記第3の部分は上記第4の部分よりも
    大きい請求項1記載の装置。
  8. 【請求項8】 第1の複数のリング(86)は、上記第
    1のアーム部上の第1の複数のアパーチャ(84)中に
    配置される請求項2記載の装置。
  9. 【請求項9】 第2の複数のリング(94)は、上記第
    2のアーム部上の第2の複数のアパーチャ(92)中に
    配置される請求項2記載の装置。
  10. 【請求項10】 上記第1の部分と上記第2の部分との
    間に隙間(100)がある請求項1記載の装置。
  11. 【請求項11】 上記第3の部分と上記第4の部分との
    間に隙間(100)がある請求項1記載の装置。
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