JP2002258449A - 面積階調画像の形成方法 - Google Patents
面積階調画像の形成方法Info
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- JP2002258449A JP2002258449A JP2001054240A JP2001054240A JP2002258449A JP 2002258449 A JP2002258449 A JP 2002258449A JP 2001054240 A JP2001054240 A JP 2001054240A JP 2001054240 A JP2001054240 A JP 2001054240A JP 2002258449 A JP2002258449 A JP 2002258449A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明の目的は、混色、色濁りが防止され、
金赤、墨網を含む色再現性に優れ、かつ高発色性の面積
階調画像の形成方法を提供することにある。 【解決手段】 支持体上に、平均塩化銀含有率が95モ
ル%以上のハロゲン化銀乳剤を各々含有するイエロー発
色層、マゼンタ発色層、シアン発色層を有するハロゲン
化銀感光材料を、露光した後現像処理する面積階調画像
の形成方法において、該イエロー発色層の最大イエロー
濃度(Dmax)が1.5以上で、かつイエロー発色カ
プラーの濃度1.2の時の吸収が、CIELAB色空間
におけるa *b*平面で、a*≦5、b*≧85であること
を特徴とする面積階調画像の形成方法。
金赤、墨網を含む色再現性に優れ、かつ高発色性の面積
階調画像の形成方法を提供することにある。 【解決手段】 支持体上に、平均塩化銀含有率が95モ
ル%以上のハロゲン化銀乳剤を各々含有するイエロー発
色層、マゼンタ発色層、シアン発色層を有するハロゲン
化銀感光材料を、露光した後現像処理する面積階調画像
の形成方法において、該イエロー発色層の最大イエロー
濃度(Dmax)が1.5以上で、かつイエロー発色カ
プラーの濃度1.2の時の吸収が、CIELAB色空間
におけるa *b*平面で、a*≦5、b*≧85であること
を特徴とする面積階調画像の形成方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、面積階調画像の形
成方法に関し、詳しくは、色再現性、混色が改良され、
かつ墨網のニュートラリティに優れた面積階調画像の形
成方法に関する。
成方法に関し、詳しくは、色再現性、混色が改良され、
かつ墨網のニュートラリティに優れた面積階調画像の形
成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ハロゲン化銀感光材料(以下、単に感光
材料ともいう)は、高感度であること、色再現性に優れ
ていること、連続処理に適していることから、今日各分
野において広く用いられている。上述したような特徴か
ら、ハロゲン化銀感光材料は、一般撮影分野のみではな
く、印刷分野でも、例えば、印刷の途中の段階で仕上が
りの印刷物の状態をチェックするための、いわゆるプル
ーフ分野で広く用いられるようになってきている。
材料ともいう)は、高感度であること、色再現性に優れ
ていること、連続処理に適していることから、今日各分
野において広く用いられている。上述したような特徴か
ら、ハロゲン化銀感光材料は、一般撮影分野のみではな
く、印刷分野でも、例えば、印刷の途中の段階で仕上が
りの印刷物の状態をチェックするための、いわゆるプル
ーフ分野で広く用いられるようになってきている。
【0003】プルーフ分野では、コンピュータ上で編集
された画像を印刷用感光材料に出力し、現像済みの感光
材料を適宜交換しつつ分解露光することによって、イエ
ロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の各画像を
形成させ、最終印刷物の画像をカラー印画紙上に形成さ
せることにより、最終印刷物のレイアウトや色の適否を
判断することが行われている。
された画像を印刷用感光材料に出力し、現像済みの感光
材料を適宜交換しつつ分解露光することによって、イエ
ロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の各画像を
形成させ、最終印刷物の画像をカラー印画紙上に形成さ
せることにより、最終印刷物のレイアウトや色の適否を
判断することが行われている。
【0004】一方、画像をデジタル信号に変換し、網点
の白黒フィルムを介さないでコンピューター上で画像編
集を行う製版の方法が多く利用されるようになってき
た。画像情報がデジタル化されることによって、画像処
理、遠隔地に画像を速やかに送ったり、画像のレイアウ
トや色調等を変えた画像を速やかに編集することができ
る。
の白黒フィルムを介さないでコンピューター上で画像編
集を行う製版の方法が多く利用されるようになってき
た。画像情報がデジタル化されることによって、画像処
理、遠隔地に画像を速やかに送ったり、画像のレイアウ
トや色調等を変えた画像を速やかに編集することができ
る。
【0005】近年、このプルーフは、文字や絵柄を確認
する検版用だけでなく、微妙な陰影や色合いについて確
認する検調用としての用途が増加している。また、プル
ーフ分野では、さまざまな印刷条件、印刷機等が用いら
れており、印刷物の絵柄の違い等により広範囲で使える
ことが必要とされてきている。
する検版用だけでなく、微妙な陰影や色合いについて確
認する検調用としての用途が増加している。また、プル
ーフ分野では、さまざまな印刷条件、印刷機等が用いら
れており、印刷物の絵柄の違い等により広範囲で使える
ことが必要とされてきている。
【0006】このような目的には、昇華型・溶融熱転写
方式や電子写真方式、インクジェット方式等種々の方式
の応用が試みられてきたが、高画質な画像が得られる方
式では費用がかかり、生産性が劣るという欠点があり、
一方、費用が少なくてすみ生産性に優れた方式では、画
質が劣るという欠点があった。ハロゲン化銀感光材料を
用いたシステムでは、優れた鮮鋭性等から、正確な網点
画像が形成できるなど高品質な画像形成が可能であり、
更に、前述したような連続処理が可能であることや、複
数の色画像形成ユニットに同時に画像を書き込むことが
できる等の特徴から高い生産性を実現することが可能と
なった。
方式や電子写真方式、インクジェット方式等種々の方式
の応用が試みられてきたが、高画質な画像が得られる方
式では費用がかかり、生産性が劣るという欠点があり、
一方、費用が少なくてすみ生産性に優れた方式では、画
質が劣るという欠点があった。ハロゲン化銀感光材料を
用いたシステムでは、優れた鮮鋭性等から、正確な網点
画像が形成できるなど高品質な画像形成が可能であり、
更に、前述したような連続処理が可能であることや、複
数の色画像形成ユニットに同時に画像を書き込むことが
できる等の特徴から高い生産性を実現することが可能と
なった。
【0007】編集された画像をプルーフとして出力する
方法として、ハロゲン化銀感光材料、特に、カラーペー
パーを用いて、LED光やレーザー光で走査露光する方
法において、実用に際しては、種々の問題を抱えてい
る。
方法として、ハロゲン化銀感光材料、特に、カラーペー
パーを用いて、LED光やレーザー光で走査露光する方
法において、実用に際しては、種々の問題を抱えてい
る。
【0008】これらプルーフにおいては、印刷の画像再
現が最大の要求される性能であり、特に印刷インクの色
を忠実に再現する事が最も要求される。従って、そのた
めの特殊な技術が要求される。例えば、上記銀塩カラー
写真感光材料を使用してカラープルーフを作製する場
合、マゼンタ画像形成層でマゼンタカプラーと共にイエ
ローカプラーをあえて添加して色を濁らせ、印刷インク
の色に近づけるという方法が提案されており、特開平6
−95283号等に記載されている。また、カプラー自
体の化合物の構造を変化させてインクの色に近いカプラ
ーを採用する方法も提案されている。これらはいずれも
特殊な構造を必要とし、またその改良にも自ずと限界が
あり、更なる改良が望まれている。
現が最大の要求される性能であり、特に印刷インクの色
を忠実に再現する事が最も要求される。従って、そのた
めの特殊な技術が要求される。例えば、上記銀塩カラー
写真感光材料を使用してカラープルーフを作製する場
合、マゼンタ画像形成層でマゼンタカプラーと共にイエ
ローカプラーをあえて添加して色を濁らせ、印刷インク
の色に近づけるという方法が提案されており、特開平6
−95283号等に記載されている。また、カプラー自
体の化合物の構造を変化させてインクの色に近いカプラ
ーを採用する方法も提案されている。これらはいずれも
特殊な構造を必要とし、またその改良にも自ずと限界が
あり、更なる改良が望まれている。
【0009】また、一方、用いる発色色材として、例え
ば、イエロー色素の分光吸収のよいカプラーとして特開
平6−67388号記載の一般式1で示される化合物が
提案されている。またマゼンタ色素の分光吸収のよいカ
プラーとしては、ピラゾロトリアゾール系カプラーが知
られており、特開平4−114154号記載の一般式M
−1で示される化合物等が提案されている。これらのカ
プラーから形成される色素は主吸収波長以外の波長の二
次吸収部分の吸収が低いため色再現が改良される。特
に、反射支持体を有する直接観賞用の感光材料では、反
射濃度で観察されるため、二次吸収のような低濃度部分
の濁りが強調され、その影響が大きい。しかしこれらの
分光吸収特性のよい色素を形成するカプラーはその特性
を発現するために特異な構造を必要とするため、化合物
が高価であったり、またしばしば発色性が低いという問
題が生じる。また、特公昭49−43887号では、反
応速度及び発色色素の吸収波長の異なる2種のカプラー
を併せて用いて、色域の拡大を図る方法が提案されてい
る。しかしながら、これらの方法では、カプラーの特性
により性能が決定され、色再現改良の効果にも限界があ
り、不十分なものであった。
ば、イエロー色素の分光吸収のよいカプラーとして特開
平6−67388号記載の一般式1で示される化合物が
提案されている。またマゼンタ色素の分光吸収のよいカ
プラーとしては、ピラゾロトリアゾール系カプラーが知
られており、特開平4−114154号記載の一般式M
−1で示される化合物等が提案されている。これらのカ
プラーから形成される色素は主吸収波長以外の波長の二
次吸収部分の吸収が低いため色再現が改良される。特
に、反射支持体を有する直接観賞用の感光材料では、反
射濃度で観察されるため、二次吸収のような低濃度部分
の濁りが強調され、その影響が大きい。しかしこれらの
分光吸収特性のよい色素を形成するカプラーはその特性
を発現するために特異な構造を必要とするため、化合物
が高価であったり、またしばしば発色性が低いという問
題が生じる。また、特公昭49−43887号では、反
応速度及び発色色素の吸収波長の異なる2種のカプラー
を併せて用いて、色域の拡大を図る方法が提案されてい
る。しかしながら、これらの方法では、カプラーの特性
により性能が決定され、色再現改良の効果にも限界があ
り、不十分なものであった。
【0010】また、ハロゲン化銀感光材料における1つ
の課題として、緑感光性層中のマゼンタカプラーは、青
感層中のイエローカプラー、赤感層中のシアンカプラー
に比べて発色性が低いため、その分カプラーとハロゲン
化銀の付き量を増やしていた。その結果、緑感光性層が
他の感光性層に比べて厚くなり、色調の鮮やかさ、迅速
処理性、膜物性の向上が難しく、また生産性も劣る原因
となっていた。
の課題として、緑感光性層中のマゼンタカプラーは、青
感層中のイエローカプラー、赤感層中のシアンカプラー
に比べて発色性が低いため、その分カプラーとハロゲン
化銀の付き量を増やしていた。その結果、緑感光性層が
他の感光性層に比べて厚くなり、色調の鮮やかさ、迅速
処理性、膜物性の向上が難しく、また生産性も劣る原因
となっていた。
【0011】また、マゼンタカプラーを現像することで
生成するマゼンタ色素も、長波側に吸収帯が広がってお
り、青みを帯びた色調に発色するため、色再現性に問題
があった。このような色再現性・発色性の問題に対し
て、特開平6−266076号では、カプラーを分散さ
せる時に用いる高沸点溶媒として、適当なものを選択す
ることにより、長波側の吸収の抑制による色再現性の向
上、発色性の向上が可能であることが知られているが、
しかしながら、これらの技術を用いても、マゼンタ色素
画像の発色性、色再現性は不十分であり、その改良が強
く望まれていた。
生成するマゼンタ色素も、長波側に吸収帯が広がってお
り、青みを帯びた色調に発色するため、色再現性に問題
があった。このような色再現性・発色性の問題に対し
て、特開平6−266076号では、カプラーを分散さ
せる時に用いる高沸点溶媒として、適当なものを選択す
ることにより、長波側の吸収の抑制による色再現性の向
上、発色性の向上が可能であることが知られているが、
しかしながら、これらの技術を用いても、マゼンタ色素
画像の発色性、色再現性は不十分であり、その改良が強
く望まれていた。
【0012】一方、ハロゲン化銀感光材料の色再現性を
改良する手段の1つとして、各感光性層間での色濁りを
低減する試みがなされている。色濁りとは、他層からの
発色現像主薬の酸化体の層間拡散により、不正な発色を
引き起こす現象であり、色再現性を劣化する要因の1つ
である。
改良する手段の1つとして、各感光性層間での色濁りを
低減する試みがなされている。色濁りとは、他層からの
発色現像主薬の酸化体の層間拡散により、不正な発色を
引き起こす現象であり、色再現性を劣化する要因の1つ
である。
【0013】この色濁りを改良する手段として、特公昭
36−21592号には、感光性層間に耐拡散性カプラ
ーを含有する中間層を設けたハロゲン化銀感光材料によ
り、色濁りが防止され、色再現性が改良される方法が提
案されている。また、特公昭54−41896号では、
2当量イエロー発色カプラーを含有する青感光性層とマ
ゼンタ発色カプラーを含有する緑感光性層の間に特定の
構造を有する2当量イエロー発色カプラーを含有する中
間層を設けることにより、色濁りを防止する方法が提案
されている。また、特開平8−248593号では、ハ
ロゲン化銀乳剤層に隣接して、発色カプラーを含有する
エンハンサー層とスカベンジャー層を有するハロゲン化
銀写真感光材料により、発色効率の向上と色濁りを防止
する方法が開示されている。その他、ハイドロキノン誘
導体を主体とした、発色現像主薬の酸化体をトラップす
るスカベンジャーを中間層に添加する多くの方法が提案
されているが、いずれの方法も、現在要望されている印
刷物に極めて近い色再現性を達成するには不充分であ
り、満足されるレベルには到達していないのが現状であ
る。加えて、近年、特に、通常のイエロー、マゼンタ、
シアン、墨の4つのインクに加えて、金赤の忠実な再現
性を求める要望が益々高まり、それに対応した技術開発
が、強く求められている。
36−21592号には、感光性層間に耐拡散性カプラ
ーを含有する中間層を設けたハロゲン化銀感光材料によ
り、色濁りが防止され、色再現性が改良される方法が提
案されている。また、特公昭54−41896号では、
2当量イエロー発色カプラーを含有する青感光性層とマ
ゼンタ発色カプラーを含有する緑感光性層の間に特定の
構造を有する2当量イエロー発色カプラーを含有する中
間層を設けることにより、色濁りを防止する方法が提案
されている。また、特開平8−248593号では、ハ
ロゲン化銀乳剤層に隣接して、発色カプラーを含有する
エンハンサー層とスカベンジャー層を有するハロゲン化
銀写真感光材料により、発色効率の向上と色濁りを防止
する方法が開示されている。その他、ハイドロキノン誘
導体を主体とした、発色現像主薬の酸化体をトラップす
るスカベンジャーを中間層に添加する多くの方法が提案
されているが、いずれの方法も、現在要望されている印
刷物に極めて近い色再現性を達成するには不充分であ
り、満足されるレベルには到達していないのが現状であ
る。加えて、近年、特に、通常のイエロー、マゼンタ、
シアン、墨の4つのインクに加えて、金赤の忠実な再現
性を求める要望が益々高まり、それに対応した技術開発
が、強く求められている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記課題を
鑑みなされたものであり、その目的は、混色、色濁りが
防止され、金赤、墨網を含む色再現性に優れ、かつ高発
色性の面積階調画像の形成方法を提供することにある。
鑑みなされたものであり、その目的は、混色、色濁りが
防止され、金赤、墨網を含む色再現性に優れ、かつ高発
色性の面積階調画像の形成方法を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、下
記の構成により達成された。
記の構成により達成された。
【0016】1.支持体上に、平均塩化銀含有率が95
モル%以上のハロゲン化銀乳剤を各々含有するイエロー
発色層、マゼンタ発色層、シアン発色層を有するハロゲ
ン化銀感光材料を、露光した後現像処理する面積階調画
像の形成方法において、該イエロー発色層の最大イエロ
ー濃度(Dmax)が1.5以上で、かつイエロー発色
カプラーの濃度1.2における吸収が、CIELAB色
空間のa*b*平面で、a*≦5、b*≧85であることを
特徴とする面積階調画像の形成方法。
モル%以上のハロゲン化銀乳剤を各々含有するイエロー
発色層、マゼンタ発色層、シアン発色層を有するハロゲ
ン化銀感光材料を、露光した後現像処理する面積階調画
像の形成方法において、該イエロー発色層の最大イエロ
ー濃度(Dmax)が1.5以上で、かつイエロー発色
カプラーの濃度1.2における吸収が、CIELAB色
空間のa*b*平面で、a*≦5、b*≧85であることを
特徴とする面積階調画像の形成方法。
【0017】2.支持体上に、平均塩化銀含有率が95
モル%以上のハロゲン化銀乳剤を各々含有するイエロー
発色層、マゼンタ発色層、シアン発色層を有するハロゲ
ン化銀感光材料を、露光した後現像処理する面積階調画
像の形成方法において、該イエロー発色層の最大イエロ
ー濃度(Dmax)が1.5以上で、かつ濃度変化した
ときに得られるイエロー発色カプラー吸収のCIELA
B色空間における軌跡が、L*=85、a*=−5、b*
=85を中心とした半径10の球内を通ることを特徴と
する面積階調画像の形成方法。
モル%以上のハロゲン化銀乳剤を各々含有するイエロー
発色層、マゼンタ発色層、シアン発色層を有するハロゲ
ン化銀感光材料を、露光した後現像処理する面積階調画
像の形成方法において、該イエロー発色層の最大イエロ
ー濃度(Dmax)が1.5以上で、かつ濃度変化した
ときに得られるイエロー発色カプラー吸収のCIELA
B色空間における軌跡が、L*=85、a*=−5、b*
=85を中心とした半径10の球内を通ることを特徴と
する面積階調画像の形成方法。
【0018】3.前記イエロー発色層が、前記一般式
(1)で表されるイエローカプラーを含有することを特
徴とする前記1または2項に記載の面積階調画像の形成
方法。
(1)で表されるイエローカプラーを含有することを特
徴とする前記1または2項に記載の面積階調画像の形成
方法。
【0019】4.支持体から最も遠い発色層が、イエロ
ー発色層であることを特徴とする前記1〜3項のいずれ
か1項に記載の面積階調画像の形成方法。
ー発色層であることを特徴とする前記1〜3項のいずれ
か1項に記載の面積階調画像の形成方法。
【0020】5.支持体上に、平均塩化銀含有率が95
モル%以上のハロゲン化銀乳剤を各々含有するイエロー
発色層、マゼンタ発色層、シアン発色層を有するハロゲ
ン化銀感光材料を、露光した後現像処理する面積階調画
像の形成方法において、該イエロー発色層に隣接した中
間層を有し、かつ該中間層がイエローカプラーを含有し
ていることを特徴とする面積階調画像の形成方法。
モル%以上のハロゲン化銀乳剤を各々含有するイエロー
発色層、マゼンタ発色層、シアン発色層を有するハロゲ
ン化銀感光材料を、露光した後現像処理する面積階調画
像の形成方法において、該イエロー発色層に隣接した中
間層を有し、かつ該中間層がイエローカプラーを含有し
ていることを特徴とする面積階調画像の形成方法。
【0021】6.支持体上に、平均塩化銀含有率が95
モル%以上のハロゲン化銀乳剤を各々含有するイエロー
発色層、マゼンタ発色層、シアン発色層を有するハロゲ
ン化銀感光材料を、露光した後現像処理する面積階調画
像の形成方法において、該マゼンタ発色層に含有される
マゼンタカプラーが、前記一般式(2)で表される高沸
点有機溶媒と前記一般式(3)で表される高沸点有機溶
媒とに溶解され、分散されていることを特徴とする面積
階調画像の形成方法。
モル%以上のハロゲン化銀乳剤を各々含有するイエロー
発色層、マゼンタ発色層、シアン発色層を有するハロゲ
ン化銀感光材料を、露光した後現像処理する面積階調画
像の形成方法において、該マゼンタ発色層に含有される
マゼンタカプラーが、前記一般式(2)で表される高沸
点有機溶媒と前記一般式(3)で表される高沸点有機溶
媒とに溶解され、分散されていることを特徴とする面積
階調画像の形成方法。
【0022】7.前記現像処理で用いる発色現像液が、
前記一般式(4)で表される現像主薬を、全現像主薬の
55モル%以上含有することを特徴とする前記1〜6項
のいずれか1項に記載の面積階調画像の形成方法。
前記一般式(4)で表される現像主薬を、全現像主薬の
55モル%以上含有することを特徴とする前記1〜6項
のいずれか1項に記載の面積階調画像の形成方法。
【0023】8.前記現像処理で用いる発色現像液が、
ベンジルアルコールを1〜10g/L含有することを特
徴とする前記1〜7項のいずれか1項に記載の面積階調
画像の形成方法。
ベンジルアルコールを1〜10g/L含有することを特
徴とする前記1〜7項のいずれか1項に記載の面積階調
画像の形成方法。
【0024】本発明者らは、プルーフ用ハロゲン化銀感
光材料で理想とされる色再現性に対し、鋭意検討を行っ
た結果、上記目的の達成においては、イエロー発色(イ
エローカプラー)層の最大発色濃度(Dmax)及びそ
の分光吸収特性(形成画像の色調)が大きく寄与してい
ることが判明し、イエローカプラーのDmaxが1.5
以上で、かつ特定の範囲の色調を付与されることにより
達成できることを見いだした。具体的には、特定の構造
を有するイエローカプラーの選択、あるいは中間層の構
成により達成された。また、特に、金赤に代表される色
再現に対しては、上記イエローカプラーの発色性向上と
共に、マゼンタカプラーの発色性、Dmaxが重要な構
成であることが判明し、特定の構造を有する高沸点有機
溶媒を組み合わせることにより達成できることを見いだ
し、更に、上記効果は、ハロゲン化銀感光材料の現像処
理において、発色現像液で特定の構造を有する発色現像
主薬、あるいはベンジルアルコールを添加することによ
り、効果がより一層発揮されることを見いだし、本発明
に至った次第である。
光材料で理想とされる色再現性に対し、鋭意検討を行っ
た結果、上記目的の達成においては、イエロー発色(イ
エローカプラー)層の最大発色濃度(Dmax)及びそ
の分光吸収特性(形成画像の色調)が大きく寄与してい
ることが判明し、イエローカプラーのDmaxが1.5
以上で、かつ特定の範囲の色調を付与されることにより
達成できることを見いだした。具体的には、特定の構造
を有するイエローカプラーの選択、あるいは中間層の構
成により達成された。また、特に、金赤に代表される色
再現に対しては、上記イエローカプラーの発色性向上と
共に、マゼンタカプラーの発色性、Dmaxが重要な構
成であることが判明し、特定の構造を有する高沸点有機
溶媒を組み合わせることにより達成できることを見いだ
し、更に、上記効果は、ハロゲン化銀感光材料の現像処
理において、発色現像液で特定の構造を有する発色現像
主薬、あるいはベンジルアルコールを添加することによ
り、効果がより一層発揮されることを見いだし、本発明
に至った次第である。
【0025】以下、本発明の詳細について説明する。請
求項1に係る発明では、ハロゲン化銀感光材料におい
て、イエロー発色層の最大イエロー濃度(Dmax)が
1.5以上で、かつイエロー発色カプラーの濃度1.2
における吸収が、CIELAB色空間のa*b*平面で、
a*≦5、b*≧85であることが特徴であり、請求項2
に係る発明では、イエロー発色層の最大イエロー濃度
(Dmax)が1.5以上で、かつ濃度変化したときに
得られるイエロー発色カプラー吸収のCIELAB色空
間における軌跡が、L*=85、a*=−5、b*=85
を中心とした半径10の球内を通ることが特徴である。
求項1に係る発明では、ハロゲン化銀感光材料におい
て、イエロー発色層の最大イエロー濃度(Dmax)が
1.5以上で、かつイエロー発色カプラーの濃度1.2
における吸収が、CIELAB色空間のa*b*平面で、
a*≦5、b*≧85であることが特徴であり、請求項2
に係る発明では、イエロー発色層の最大イエロー濃度
(Dmax)が1.5以上で、かつ濃度変化したときに
得られるイエロー発色カプラー吸収のCIELAB色空
間における軌跡が、L*=85、a*=−5、b*=85
を中心とした半径10の球内を通ることが特徴である。
【0026】本発明でいうCIELAB色空間とは、C
IE 1976 L*a*b*色空間AB、すなわち、C
IE(Commission Internation
ale de I Eclairage:国際照明委員
会)のL*a*b*(以下LABともいう)表示系の略で
あり、L*が明度情報、a*、b*が色の色相と彩度を表
す。L*、a*、b*の各値は、例えば、分光吸収の測定
をJIS Z 8722−1982「物体色の測定方
法」に記載の照明及び受光の幾何学的条件の条件cによ
って行い、JIS Z 8722−1982に記載の方
法により三刺激値X、Y、Zを求め、JIS Z 87
29−1980「L*a*b*表色系及びL*u*v*表色系
による物体色の表示方法」に記載の方法によって求める
ことができる。また色差ΔEは、L*、a*、b*の各値
を用いてJIS Z 8730−1980に記載の方法
に従って求めることができる。上記3刺激値を求めるに
は、等色関数としては2°視野の等色関数を用いればよ
く、測色の光としては、標準の光Cを用いればよい。標
準の光Cに代えて、標準の光D65、補助標準の光D5
0等も用いることができる。
IE 1976 L*a*b*色空間AB、すなわち、C
IE(Commission Internation
ale de I Eclairage:国際照明委員
会)のL*a*b*(以下LABともいう)表示系の略で
あり、L*が明度情報、a*、b*が色の色相と彩度を表
す。L*、a*、b*の各値は、例えば、分光吸収の測定
をJIS Z 8722−1982「物体色の測定方
法」に記載の照明及び受光の幾何学的条件の条件cによ
って行い、JIS Z 8722−1982に記載の方
法により三刺激値X、Y、Zを求め、JIS Z 87
29−1980「L*a*b*表色系及びL*u*v*表色系
による物体色の表示方法」に記載の方法によって求める
ことができる。また色差ΔEは、L*、a*、b*の各値
を用いてJIS Z 8730−1980に記載の方法
に従って求めることができる。上記3刺激値を求めるに
は、等色関数としては2°視野の等色関数を用いればよ
く、測色の光としては、標準の光Cを用いればよい。標
準の光Cに代えて、標準の光D65、補助標準の光D5
0等も用いることができる。
【0027】請求項1に係る発明では、イエロー発色層
の最大濃度が1.5以上であることを特徴とするが、こ
こでいう濃度とは、分光条件としてステータスTを持た
すものを意味し、イエローの単色としては、イエロー濃
度が1.3以下であっても充分な色再現が可能ではなる
が、最大発色濃度(Dmax)が1.3以下のハロゲン
化銀感光材料を用いた場合に、墨網が黄色味を呈すると
いう欠点を有することが判明した。イエローカプラーの
発色色素の吸収が、上記測定方法で求めたa*、b*平面
において、a*≦5、b*≧85であることが特徴であ
り、より好ましくは、a*が−5.0〜1.0であり、
b*が85〜90である。
の最大濃度が1.5以上であることを特徴とするが、こ
こでいう濃度とは、分光条件としてステータスTを持た
すものを意味し、イエローの単色としては、イエロー濃
度が1.3以下であっても充分な色再現が可能ではなる
が、最大発色濃度(Dmax)が1.3以下のハロゲン
化銀感光材料を用いた場合に、墨網が黄色味を呈すると
いう欠点を有することが判明した。イエローカプラーの
発色色素の吸収が、上記測定方法で求めたa*、b*平面
において、a*≦5、b*≧85であることが特徴であ
り、より好ましくは、a*が−5.0〜1.0であり、
b*が85〜90である。
【0028】また、請求項2に係る発明である濃度変化
したときに得られるイエロー発色カプラー吸収のCIE
LAB色空間における軌跡が、L*=85、a*=−5、
b*=85を中心とした半径10の球内を通るとは、イ
エロー発色カプラーの濃度を所定の点数変化し、得られ
た発色色素の分光吸収からL*a*b*を求め、CIEL
AB色空間上にプロットし、各点を滑らかに結んだと
き、その線が座標軸L*=85、a*=−5、b*=85
の点に対し、半径10の球面内を通ることを意味してお
り、好ましくは半径8以内である。
したときに得られるイエロー発色カプラー吸収のCIE
LAB色空間における軌跡が、L*=85、a*=−5、
b*=85を中心とした半径10の球内を通るとは、イ
エロー発色カプラーの濃度を所定の点数変化し、得られ
た発色色素の分光吸収からL*a*b*を求め、CIEL
AB色空間上にプロットし、各点を滑らかに結んだと
き、その線が座標軸L*=85、a*=−5、b*=85
の点に対し、半径10の球面内を通ることを意味してお
り、好ましくは半径8以内である。
【0029】前記一般式(1)で表されるイエローカプ
ラーについて、以下説明する。前記一般式(1)におい
て、R1で表されるアルキル基としては、例えば、メチ
ル、エチル、i−プロピル、t−ブチル、ドデシル等の
各基が挙げられる。これらのアルキル基は更に置換基を
有してもよく、置換基としては、例えば、ハロゲン原
子、アリール基、アルコキシ基、アリールオキシ基、ア
ルキルスルホニル基、アシルアミノ基及びヒドロキシル
基等が挙げられる。
ラーについて、以下説明する。前記一般式(1)におい
て、R1で表されるアルキル基としては、例えば、メチ
ル、エチル、i−プロピル、t−ブチル、ドデシル等の
各基が挙げられる。これらのアルキル基は更に置換基を
有してもよく、置換基としては、例えば、ハロゲン原
子、アリール基、アルコキシ基、アリールオキシ基、ア
ルキルスルホニル基、アシルアミノ基及びヒドロキシル
基等が挙げられる。
【0030】R1で表されるシクロアルキル基として
は、シクロプロピル、シクロヘキシル及びアダマンチル
基等の各基が挙げられる。
は、シクロプロピル、シクロヘキシル及びアダマンチル
基等の各基が挙げられる。
【0031】R1で表されるアミノ基は置換アミノ基を
含み、ジエチルアミノ、ジ−i−オクチルアミノ、アニ
リン等の各基が挙げられる。これらのアミノ基は更に置
換基を有してもよく、該置換基としては、前記R1で表
されるアルキル基の置換基と同様の置換基が挙げられ
る。
含み、ジエチルアミノ、ジ−i−オクチルアミノ、アニ
リン等の各基が挙げられる。これらのアミノ基は更に置
換基を有してもよく、該置換基としては、前記R1で表
されるアルキル基の置換基と同様の置換基が挙げられ
る。
【0032】R1で表される複素環基としては、モルホ
リノ基、インドリン−1−イル基等が挙げられる。
リノ基、インドリン−1−イル基等が挙げられる。
【0033】R1として好ましくはアルキル基であり、
特にt−ブチル基が好ましい。R2で表される炭素数2
以上の直鎖又は分岐の無置換アルキル基としては、例え
ばエチル、プロピル、i−プロピル、ブチル、ヘキシル
等の各基が挙げられる。
特にt−ブチル基が好ましい。R2で表される炭素数2
以上の直鎖又は分岐の無置換アルキル基としては、例え
ばエチル、プロピル、i−プロピル、ブチル、ヘキシル
等の各基が挙げられる。
【0034】R2として好ましくは、直鎖の無置換アル
キル基であり、更に好ましくは炭素数4以上の直鎖の無
置換アルキル基である。
キル基であり、更に好ましくは炭素数4以上の直鎖の無
置換アルキル基である。
【0035】Xで表されるアルコキシ基としては、例え
ば、メトキシ、エトキシ、i−プロポキシ、ブトキシ、
デシルオキシ、ドデシルオキシ等の各基が挙げられ、ア
リールオキシ基としてはフェノキシ基が代表的である。
ば、メトキシ、エトキシ、i−プロポキシ、ブトキシ、
デシルオキシ、ドデシルオキシ等の各基が挙げられ、ア
リールオキシ基としてはフェノキシ基が代表的である。
【0036】Yで表されるアシルアミノ基としては、例
えば、パルミトイルアミノ、ステアロイルアミノ、2−
(2,4−ジ−t−ベンチルフェノキシ)ブタノイルア
ミノ基等の各基が挙げられる。
えば、パルミトイルアミノ、ステアロイルアミノ、2−
(2,4−ジ−t−ベンチルフェノキシ)ブタノイルア
ミノ基等の各基が挙げられる。
【0037】前記一般式(1)において、R1、X及び
Yの何れか一つは耐拡散性基であり、R1、X及びYの
炭素数の総和が12以上であることが好ましい。
Yの何れか一つは耐拡散性基であり、R1、X及びYの
炭素数の総和が12以上であることが好ましい。
【0038】以下に、前記一般式(1)で表されるイエ
ローカプラーの代表例を示すが、本発明はこれらに限定
されるものではない。
ローカプラーの代表例を示すが、本発明はこれらに限定
されるものではない。
【0039】
【化5】
【0040】
【化6】
【0041】
【化7】
【0042】
【化8】
【0043】これらイエローカプラーは、従来公知の方
法により合成することができる。本発明のイエローカプ
ラーは、1種又は2種以上を組み合わせて用いることが
できる。また、公知のあらゆるピバロイルアセトアニリ
ド系ベンゾイルアセトアニリド系イエローカプラーと併
用することもできる。
法により合成することができる。本発明のイエローカプ
ラーは、1種又は2種以上を組み合わせて用いることが
できる。また、公知のあらゆるピバロイルアセトアニリ
ド系ベンゾイルアセトアニリド系イエローカプラーと併
用することもできる。
【0044】本発明のイエローカプラーをカラー感光材
料のハロゲン化銀乳剤中に含有させるには、例えばトリ
クレジルホスフェート又はブチルフタレート等の沸点1
75℃以上の高沸点有機溶媒及び酢酸メチル、メタノー
ル、アセトン、クロロホルム、塩化メチル又はプロピオ
ン酸ブチルのような、従来、カプラー分散液を調製する
際に用いられている低沸点有機溶媒の1種又は2種以上
に、単独又は併用して溶解した後、界面活性剤を含むゼ
ラチン水溶液と混合し、次いで混合物を高速度回転ミキ
サー又はコロイドミルで乳化分散させた後、得られた乳
化分散液をハロゲン化銀乳剤中に直接添加するか、ある
いは上記乳化分散液をセットした後、細断し、次いで水
洗等の手段により低沸点有機溶媒を除去した後、これを
ハロゲン化銀乳剤中に添加すればよい。
料のハロゲン化銀乳剤中に含有させるには、例えばトリ
クレジルホスフェート又はブチルフタレート等の沸点1
75℃以上の高沸点有機溶媒及び酢酸メチル、メタノー
ル、アセトン、クロロホルム、塩化メチル又はプロピオ
ン酸ブチルのような、従来、カプラー分散液を調製する
際に用いられている低沸点有機溶媒の1種又は2種以上
に、単独又は併用して溶解した後、界面活性剤を含むゼ
ラチン水溶液と混合し、次いで混合物を高速度回転ミキ
サー又はコロイドミルで乳化分散させた後、得られた乳
化分散液をハロゲン化銀乳剤中に直接添加するか、ある
いは上記乳化分散液をセットした後、細断し、次いで水
洗等の手段により低沸点有機溶媒を除去した後、これを
ハロゲン化銀乳剤中に添加すればよい。
【0045】本発明のイエローカプラーは、ハロゲン化
銀1モル当たり1×10-3〜1モル添加するのが好まし
いが、特には、適用する条件により異なるが、最大イエ
ロー発色濃度(Dmax)として1.5以上を得ること
ができる添加量とすることが好ましい。本発明に係るハ
ロゲン化銀感光材料においては、本発明のイエローカプ
ラーと共に、多色カラー画像を形成するための他のカラ
ーカプラーを含有させることができる。
銀1モル当たり1×10-3〜1モル添加するのが好まし
いが、特には、適用する条件により異なるが、最大イエ
ロー発色濃度(Dmax)として1.5以上を得ること
ができる添加量とすることが好ましい。本発明に係るハ
ロゲン化銀感光材料においては、本発明のイエローカプ
ラーと共に、多色カラー画像を形成するための他のカラ
ーカプラーを含有させることができる。
【0046】本発明に係るハロゲン化銀感光材料におい
て、イエロー発色層、マゼンタ発色層、シアン発色層の
各ハロゲン化銀乳剤層は、支持体上に積層塗布され、こ
の他に必要に応じ中間層、フィルター層、保護層等を配
置することができる。支持体からの各構成層の順番はど
のような順番でもよいが、請求項4に係る発明では、支
持体から最も遠い発色層が、イエロー発色層であること
が特徴であり、具体的には、各発色層の構成が、支持体
/マゼンタ発色層/シアン発色層/イエロー発色層また
は支持体/シアン発色層/マゼンタ発色層/イエロー発
色層であることを特徴とする。上記構成をとることによ
り、本発明の効果をより一層発揮することができる。
て、イエロー発色層、マゼンタ発色層、シアン発色層の
各ハロゲン化銀乳剤層は、支持体上に積層塗布され、こ
の他に必要に応じ中間層、フィルター層、保護層等を配
置することができる。支持体からの各構成層の順番はど
のような順番でもよいが、請求項4に係る発明では、支
持体から最も遠い発色層が、イエロー発色層であること
が特徴であり、具体的には、各発色層の構成が、支持体
/マゼンタ発色層/シアン発色層/イエロー発色層また
は支持体/シアン発色層/マゼンタ発色層/イエロー発
色層であることを特徴とする。上記構成をとることによ
り、本発明の効果をより一層発揮することができる。
【0047】請求項5に係る発明では、イエロー発色層
に隣接した中間層を有し、かつ該中間層がイエローカプ
ラーを含有していることが特徴である。
に隣接した中間層を有し、かつ該中間層がイエローカプ
ラーを含有していることが特徴である。
【0048】本発明に係るハロゲン化銀感光材料では、
イエロー発色層に隣接する中間層としては、2層設ける
こともでき、好ましくは、イエロー発色層と他の発色層
との間に位置する2層の中間層であり、その1層がイエ
ロー発色層に隣接し、かつイエローカプラーを含有させ
ることである。
イエロー発色層に隣接する中間層としては、2層設ける
こともでき、好ましくは、イエロー発色層と他の発色層
との間に位置する2層の中間層であり、その1層がイエ
ロー発色層に隣接し、かつイエローカプラーを含有させ
ることである。
【0049】上記中間層で用いることのできるイエロー
カプラーとして、特に制限はないが、前記一般式(1)
で表されるイエローカプラーの他、公知のアシルアセト
アニリド系カプラー等を好ましく用いることができる。
本発明に係る感光材料により形成されるイエロー画像の
分光吸収のλmaxは425nm以上であることが好まし
く、λL0.2は515nm以下であることが好ましい。
該イエロー色画像の分光吸収のλL0.2とは、特開平6
−95283号21ページ右欄1行〜24行に記載の内
容で定義される値であり、イエロー色素画像の分光吸収
特性で長波側の不要吸収の大きさを表す。該イエローカ
プラーの中間層への添加量は、通常、ハロゲン化銀感光
材料1m2当たり1×10-3〜1モル、好ましくは1×
10-2〜8×10-1モルの範囲で用いることができる。
カプラーとして、特に制限はないが、前記一般式(1)
で表されるイエローカプラーの他、公知のアシルアセト
アニリド系カプラー等を好ましく用いることができる。
本発明に係る感光材料により形成されるイエロー画像の
分光吸収のλmaxは425nm以上であることが好まし
く、λL0.2は515nm以下であることが好ましい。
該イエロー色画像の分光吸収のλL0.2とは、特開平6
−95283号21ページ右欄1行〜24行に記載の内
容で定義される値であり、イエロー色素画像の分光吸収
特性で長波側の不要吸収の大きさを表す。該イエローカ
プラーの中間層への添加量は、通常、ハロゲン化銀感光
材料1m2当たり1×10-3〜1モル、好ましくは1×
10-2〜8×10-1モルの範囲で用いることができる。
【0050】請求項6に係る発明では、マゼンタ発色層
に含有されるマゼンタカプラーが、前記一般式(2)で
表される高沸点有機溶媒と前記一般式(3)で表される
高沸点有機溶媒とに溶解され、分散され、乳化分散物と
してマゼンタ発色層に添加されていることが特徴であ
る。
に含有されるマゼンタカプラーが、前記一般式(2)で
表される高沸点有機溶媒と前記一般式(3)で表される
高沸点有機溶媒とに溶解され、分散され、乳化分散物と
してマゼンタ発色層に添加されていることが特徴であ
る。
【0051】はじめに、前記一般式(2)で表される高
沸点有機溶媒について説明する。一般式(2)におい
て、R21、R22及びR23は各々脂肪族基または芳香族基
を表し、p、q及びrは各々0または1を表す。ただ
し、p、q及びrは同時に1であることはない。
沸点有機溶媒について説明する。一般式(2)におい
て、R21、R22及びR23は各々脂肪族基または芳香族基
を表し、p、q及びrは各々0または1を表す。ただ
し、p、q及びrは同時に1であることはない。
【0052】R21、R22及びR23で表される脂肪族基と
しては、炭素数1〜30、好ましくは1〜20の直鎖又
は分岐したアルキル、アルケニル、アルキニル又はシク
ロアルキル基があげられる。具体的には、例えば、メチ
ル、エチル、プロピル、ブチル、ヘキシル、デシル、ド
デシル、イソプロピル、t−ブチル、2−エチルヘキシ
ル、アリル、2−ブテニル、7−オクテニル、プロパル
ギル、2−ブチニル、シクロプロピル、シクロペンチ
ル、シクロヘキシル、シクロドデシル等の基があげられ
る。R21、R22及びR23で表されるで表される芳香族基
としては炭素数6〜20のものがあげられ、具体的に
は、例えば、フェニル、ナフチル、アントラニル等の各
基がげられる。これらR21、R22及びR23で表される脂
肪族基、芳香族基は更に置換されていてもよく、置換基
としては、特に制限はないが、代表的にはアルキル、ア
リール、アニリノ、アシルアミノ、スルホンアミド、ア
ルキルチオ、アリールチオ、アルケニル、シクロアルキ
ル等の各基が挙げられるが、この他にハロゲン原子及び
シクロアルケニル、アルキニル、複素環、スルホニル、
スルフィニル、ホスホニル、アシル、カルバモイル、ス
ルファモイル、シアノ、アルコキシ、アリールオキシ、
複素環オキシ、シロキシ、アシルオキシ、スルホニルオ
キシ、カルバモイルオキシ、アルキルアミノ、イミド、
ウレイド、スルファモイルアミノ、アルコキシカルボニ
ルアミノ、アリールオキシカルボニルアミノ、アルコキ
シカルボニル、複素環チオ、チオウレイド、カルボキシ
ル、ヒドロキシル、メルカプト、ニトロ、スルホ等の各
基、並びにスピロ化合物残基、有橋炭化水素化合物残基
等も挙げられる。
しては、炭素数1〜30、好ましくは1〜20の直鎖又
は分岐したアルキル、アルケニル、アルキニル又はシク
ロアルキル基があげられる。具体的には、例えば、メチ
ル、エチル、プロピル、ブチル、ヘキシル、デシル、ド
デシル、イソプロピル、t−ブチル、2−エチルヘキシ
ル、アリル、2−ブテニル、7−オクテニル、プロパル
ギル、2−ブチニル、シクロプロピル、シクロペンチ
ル、シクロヘキシル、シクロドデシル等の基があげられ
る。R21、R22及びR23で表されるで表される芳香族基
としては炭素数6〜20のものがあげられ、具体的に
は、例えば、フェニル、ナフチル、アントラニル等の各
基がげられる。これらR21、R22及びR23で表される脂
肪族基、芳香族基は更に置換されていてもよく、置換基
としては、特に制限はないが、代表的にはアルキル、ア
リール、アニリノ、アシルアミノ、スルホンアミド、ア
ルキルチオ、アリールチオ、アルケニル、シクロアルキ
ル等の各基が挙げられるが、この他にハロゲン原子及び
シクロアルケニル、アルキニル、複素環、スルホニル、
スルフィニル、ホスホニル、アシル、カルバモイル、ス
ルファモイル、シアノ、アルコキシ、アリールオキシ、
複素環オキシ、シロキシ、アシルオキシ、スルホニルオ
キシ、カルバモイルオキシ、アルキルアミノ、イミド、
ウレイド、スルファモイルアミノ、アルコキシカルボニ
ルアミノ、アリールオキシカルボニルアミノ、アルコキ
シカルボニル、複素環チオ、チオウレイド、カルボキシ
ル、ヒドロキシル、メルカプト、ニトロ、スルホ等の各
基、並びにスピロ化合物残基、有橋炭化水素化合物残基
等も挙げられる。
【0053】以下に、前記一般式(2)で表される高沸
点有機溶媒の代表的具体例を示すが、本発明はこれらに
限定されるものではない。
点有機溶媒の代表的具体例を示すが、本発明はこれらに
限定されるものではない。
【0054】
【化9】
【0055】
【化10】
【0056】
【化11】
【0057】
【化12】
【0058】
【化13】
【0059】次に、前記一般式(3)で表される高沸点
有機溶媒について説明する。前記一般式(3)におい
て、R31は(a)非置換アルキル基または非置換アルケ
ニル基、(b)置換されたアルキル基または置換された
アルケニル基(ただし、該置換された各基は、アリール
基、アルケニル基、ハロゲン原子、アルコキシカルボニ
ル基及びアシルオキシ基から選ばれる少なくとも1つの
置換基を含む)、(c)非置換アリール基、及び(d)
アルキル基、アルコキシ基、アルコキシカルボニル基及
びアシルオキシ基から選ばれる少なくとも1つの置換基
を含むアリール基、からなる群から選択され、R32及び
R33は、各々独立に水素原子またはR31で表される群の
基から選択されるが、R31、R32及びR33に含まれる炭
素原子の総数は10以上であり、好ましくは10〜30
である。
有機溶媒について説明する。前記一般式(3)におい
て、R31は(a)非置換アルキル基または非置換アルケ
ニル基、(b)置換されたアルキル基または置換された
アルケニル基(ただし、該置換された各基は、アリール
基、アルケニル基、ハロゲン原子、アルコキシカルボニ
ル基及びアシルオキシ基から選ばれる少なくとも1つの
置換基を含む)、(c)非置換アリール基、及び(d)
アルキル基、アルコキシ基、アルコキシカルボニル基及
びアシルオキシ基から選ばれる少なくとも1つの置換基
を含むアリール基、からなる群から選択され、R32及び
R33は、各々独立に水素原子またはR31で表される群の
基から選択されるが、R31、R32及びR33に含まれる炭
素原子の総数は10以上であり、好ましくは10〜30
である。
【0060】前記一般式(3)において、好ましくは、
R31が置換若しくは非置換のアルキル基、または置換若
しくは非置換のアルケニル基である。さらに好ましく
は、R 32及びR33の少なくとも1つが、水素原子である
か及び/またはR32及びR33の少なくとも1つが、置換
若しくは非置換のアルキル基、または置換若しくは非置
換のアルケニル基である。例えば、R31が直鎖または分
岐のアルキル基であり、R32及びR33が水素原子をとる
場合には、一般式(3)はCmH2m-1−OH(ただし、
mは好ましくは10〜約30の整数である)で表され
る。また、R31及びR32が独立に直鎖または分岐アルキ
ルであり、R33が水素原子をとる場合には、一般式
(3)はCnH2n-1CH(CmH2m-1)OH(ただし、n
+mは好ましくは、9〜約29の範囲である)で表され
る。また、R31が直鎖または分岐のアルケニル基であ
り、R32及びR33が水素原子をとる場合には、一般式
(3)は(CmH2m-1)CH=CH(CH2)nCH2−O
H(ただし、m+nは好ましくは7〜約27の整数であ
る)で表される。また、R31がアリール置換のアルキル
基であり、R32及びR33が水素原子をとる場合には、一
般式(3)は(C2H4)CnH2 n−OH(ただし、nは
好ましくは4〜約24の整数である)で表される。特に
好ましくは、R31が置換または非置換のアリール基であ
り、R32及びR33がの少なくとも1つが水素原子をとる
場合である。
R31が置換若しくは非置換のアルキル基、または置換若
しくは非置換のアルケニル基である。さらに好ましく
は、R 32及びR33の少なくとも1つが、水素原子である
か及び/またはR32及びR33の少なくとも1つが、置換
若しくは非置換のアルキル基、または置換若しくは非置
換のアルケニル基である。例えば、R31が直鎖または分
岐のアルキル基であり、R32及びR33が水素原子をとる
場合には、一般式(3)はCmH2m-1−OH(ただし、
mは好ましくは10〜約30の整数である)で表され
る。また、R31及びR32が独立に直鎖または分岐アルキ
ルであり、R33が水素原子をとる場合には、一般式
(3)はCnH2n-1CH(CmH2m-1)OH(ただし、n
+mは好ましくは、9〜約29の範囲である)で表され
る。また、R31が直鎖または分岐のアルケニル基であ
り、R32及びR33が水素原子をとる場合には、一般式
(3)は(CmH2m-1)CH=CH(CH2)nCH2−O
H(ただし、m+nは好ましくは7〜約27の整数であ
る)で表される。また、R31がアリール置換のアルキル
基であり、R32及びR33が水素原子をとる場合には、一
般式(3)は(C2H4)CnH2 n−OH(ただし、nは
好ましくは4〜約24の整数である)で表される。特に
好ましくは、R31が置換または非置換のアリール基であ
り、R32及びR33がの少なくとも1つが水素原子をとる
場合である。
【0061】以下に、前記一般式(3)で表される高沸
点有機溶媒の代表的具体例を示すが、本発明はこれらに
限定されるものではない。
点有機溶媒の代表的具体例を示すが、本発明はこれらに
限定されるものではない。
【0062】
【化14】
【0063】本発明に係る一般式(2)及び(3)で表
される高沸点有機溶剤の総量とマゼンタカプラーとの添
加量比は、0.1:1〜10:1の質量比の範囲で使用
することができ、また、一般式(2)で表される高沸点
有機溶剤と(3)で表される高沸点有機溶剤との比は、
1:99〜99:1の任意の混合比を選択することがで
きる。
される高沸点有機溶剤の総量とマゼンタカプラーとの添
加量比は、0.1:1〜10:1の質量比の範囲で使用
することができ、また、一般式(2)で表される高沸点
有機溶剤と(3)で表される高沸点有機溶剤との比は、
1:99〜99:1の任意の混合比を選択することがで
きる。
【0064】上記の本発明に係る高沸点有機溶剤と共に
用いるマゼンタカプラーとしては、特に制限はないが、
好ましくは、特開平6−95283号7ページ右欄記載
の一般式[M−1]で示される化合物が発色色素の分光
吸収特性がよく好ましい。好ましい化合物の具体例とし
ては、同号8〜11ページに記載の化合物M−1〜M−
19を挙げる事ができる。更に他の具体例としては欧州
公開特許第273,712号6〜21頁に記載されてい
る化合物M−1〜M−61及び同第235,913号3
6〜92頁に記載されている化合物1〜223の中の上
述の代表的具体例以外のものを挙げることができる。
用いるマゼンタカプラーとしては、特に制限はないが、
好ましくは、特開平6−95283号7ページ右欄記載
の一般式[M−1]で示される化合物が発色色素の分光
吸収特性がよく好ましい。好ましい化合物の具体例とし
ては、同号8〜11ページに記載の化合物M−1〜M−
19を挙げる事ができる。更に他の具体例としては欧州
公開特許第273,712号6〜21頁に記載されてい
る化合物M−1〜M−61及び同第235,913号3
6〜92頁に記載されている化合物1〜223の中の上
述の代表的具体例以外のものを挙げることができる。
【0065】該マゼンタカプラーは、他の種類のマゼン
タカプラーと併用することもでき、通常ハロゲン化銀1
モル当たり1×10-3〜1モル、好ましくは1×10-2
〜8×10-1モルの範囲で用いることができる。
タカプラーと併用することもでき、通常ハロゲン化銀1
モル当たり1×10-3〜1モル、好ましくは1×10-2
〜8×10-1モルの範囲で用いることができる。
【0066】本発明に係る感光材料において、形成され
るマゼンタ画像の分光吸収のλmaxは530〜560n
mであることが好ましく、またλL0.2は、580〜6
35nmであることが好ましい。
るマゼンタ画像の分光吸収のλmaxは530〜560n
mであることが好ましく、またλL0.2は、580〜6
35nmであることが好ましい。
【0067】本発明において、前記各カプラーを感光性
層に添加する方法として、公知の種々の技術を適用する
ことができる。通常、オイルプロテクト法として公知の
水中油滴分散法により添加することができ、例えば、マ
ゼンタカプラーを本発明に係る高沸点有機溶剤群や公知
の沸点150℃以上の水不溶性高沸点有機溶媒、必要に
応じて酢酸エチルなどの低沸点有機溶媒及び/又は水溶
性溶媒を併用してカプラーを溶解した後、界面活性剤を
含むゼラチン水溶液に乳化分散させ、カプラー分散物を
調製して、これをハロゲン化銀乳剤塗布液に添加する。
分散手段としては、撹拌機、ホモジナイザー、コロイド
ミル、フロージェットミキサー、超音波分散機等を用い
ることができる。又、カプラー分散物は、界面活性剤を
含むカプラー溶液中に水あるいはゼラチン水溶液を加
え、転相を伴って水中油滴分散物とすることによって得
てもよい。カプラー分散物は、蒸留、ヌードル水洗ある
いは限外濾過などの方法により、低沸点有機溶媒等を除
去した後、写真乳剤と混合してもよい。更には、米国特
許第4,933,270号、同第4,957,857
号、同第4,990,431号、同第4,970,13
9号、同第5,013,640号、同第5,008,1
79号、同第5,024,929号、同第5,087,
554号、同第5,089,380号、同第5,09
1,296号明細書に示されるようなカプラー分散方法
を用いて分散し、添加することもできる。
層に添加する方法として、公知の種々の技術を適用する
ことができる。通常、オイルプロテクト法として公知の
水中油滴分散法により添加することができ、例えば、マ
ゼンタカプラーを本発明に係る高沸点有機溶剤群や公知
の沸点150℃以上の水不溶性高沸点有機溶媒、必要に
応じて酢酸エチルなどの低沸点有機溶媒及び/又は水溶
性溶媒を併用してカプラーを溶解した後、界面活性剤を
含むゼラチン水溶液に乳化分散させ、カプラー分散物を
調製して、これをハロゲン化銀乳剤塗布液に添加する。
分散手段としては、撹拌機、ホモジナイザー、コロイド
ミル、フロージェットミキサー、超音波分散機等を用い
ることができる。又、カプラー分散物は、界面活性剤を
含むカプラー溶液中に水あるいはゼラチン水溶液を加
え、転相を伴って水中油滴分散物とすることによって得
てもよい。カプラー分散物は、蒸留、ヌードル水洗ある
いは限外濾過などの方法により、低沸点有機溶媒等を除
去した後、写真乳剤と混合してもよい。更には、米国特
許第4,933,270号、同第4,957,857
号、同第4,990,431号、同第4,970,13
9号、同第5,013,640号、同第5,008,1
79号、同第5,024,929号、同第5,087,
554号、同第5,089,380号、同第5,09
1,296号明細書に示されるようなカプラー分散方法
を用いて分散し、添加することもできる。
【0068】請求項7に係る発明では、ハロゲン化銀感
光材料を前記一般式(4)で表される現像主薬を、全現
像主薬の55モル%以上含有する発色現像液で処理する
ことが特徴であり、以下に一般式(4)で表される現像
主薬について説明する。
光材料を前記一般式(4)で表される現像主薬を、全現
像主薬の55モル%以上含有する発色現像液で処理する
ことが特徴であり、以下に一般式(4)で表される現像
主薬について説明する。
【0069】前記一般式(4)で表される現像主薬とし
て、好ましくはR41、R42のいずれか一方が水溶性基を
有するものであり、特に好ましくはR41が非置換アルキ
ルであり、R42がヒドロキシアルキル基である。
て、好ましくはR41、R42のいずれか一方が水溶性基を
有するものであり、特に好ましくはR41が非置換アルキ
ルであり、R42がヒドロキシアルキル基である。
【0070】以下に、本発明に係る一般式(4)で表さ
れる現像主薬の具体的化合物を示すが、本発明はこれら
に限定されるものではない。
れる現像主薬の具体的化合物を示すが、本発明はこれら
に限定されるものではない。
【0071】
【化15】
【0072】
【化16】
【0073】
【化17】
【0074】
【化18】
【0075】上記例示した化合物の中でも、特に好まし
いものは、例示化合物4−2で表される現像主薬であ
る。
いものは、例示化合物4−2で表される現像主薬であ
る。
【0076】本発明に係る一般式(4)で表される現像
主薬は、J.Am.Chem.Soc.73巻 310
0に記載されている方法に従って合成し、得ることがで
きる。
主薬は、J.Am.Chem.Soc.73巻 310
0に記載されている方法に従って合成し、得ることがで
きる。
【0077】発色現像液中の全現像主薬のうち、一般式
(4)で表される現像主薬の含有率は55モル%以上で
あることが特徴であり、好ましくは70モル%以上であ
り、より好ましくは85モル%以上であり、特に好まし
くは95〜100モル%である。本発明に係る一般式
(4)で表される現像主薬の他、公知の現像主薬を適宜
選択して、併せて用いることができる。
(4)で表される現像主薬の含有率は55モル%以上で
あることが特徴であり、好ましくは70モル%以上であ
り、より好ましくは85モル%以上であり、特に好まし
くは95〜100モル%である。本発明に係る一般式
(4)で表される現像主薬の他、公知の現像主薬を適宜
選択して、併せて用いることができる。
【0078】一般式(4)で表される現像主薬の発色現
像液への添加量は、発色現像液1リットル当たり0.5
×10-2モル以上であることが必要であり、好ましくは
1.0×10-2〜1.0×10-1モルであり、より好ま
しくは1.5×10-2〜5.0×10-2モルの範囲であ
る。
像液への添加量は、発色現像液1リットル当たり0.5
×10-2モル以上であることが必要であり、好ましくは
1.0×10-2〜1.0×10-1モルであり、より好ま
しくは1.5×10-2〜5.0×10-2モルの範囲であ
る。
【0079】また、請求項8に係る発明では、発色現像
液が、ベンジルアルコールを1〜15g/L含有してい
ることが特徴の1つであり、好ましくはベンジルアルコ
ールを2〜10g/L含有していることである。上記方
法を用いることにより、本発明の効果を、より一層発揮
することができる。
液が、ベンジルアルコールを1〜15g/L含有してい
ることが特徴の1つであり、好ましくはベンジルアルコ
ールを2〜10g/L含有していることである。上記方
法を用いることにより、本発明の効果を、より一層発揮
することができる。
【0080】次に、本発明に係るハロゲン化銀感光材料
とその処理方法の詳細について、以下説明する。
とその処理方法の詳細について、以下説明する。
【0081】本発明においては、ハロゲン化銀感光材料
を構成するイエロー、マゼンタ及びシアンの各発色層
が、各々平均塩化銀含有率が95モル%以上のハロゲン
化銀乳剤を含むことが、特徴の1つである。
を構成するイエロー、マゼンタ及びシアンの各発色層
が、各々平均塩化銀含有率が95モル%以上のハロゲン
化銀乳剤を含むことが、特徴の1つである。
【0082】本発明に用いられるハロゲン化銀感光材料
の好ましい形態としては、95モル%以上が塩化銀から
なるハロゲン化銀乳剤であれば、塩化銀、塩臭化銀、塩
沃臭化銀、塩沃化銀等任意のハロゲン組成を有するもの
であってもよいが、塩化銀を95モル%以上含有する塩
臭化銀、中でも臭化銀を高濃度に含有する部分を有する
ハロゲン化銀乳剤が好ましく用いられ、また、表面近傍
に沃化銀を0.05〜0.5モル%含有する塩沃化銀が
好ましく用いられる。臭化銀を高濃度に含有する部分を
有するハロゲン化銀乳剤における高濃度に臭化銀を含有
する部分は、いわゆるコア/シェル型ハロゲン化銀乳剤
であってもよいし、完全な層を形成せず単に部分的に組
成の異なる領域が存在するだけのいわゆるエピタキシー
接合した領域を形成していてもよい。臭化銀が高濃度に
存在する部分は、ハロゲン化銀粒子の表面の結晶粒子の
頂点に形成されることが、特に好ましい。また、組成は
連続的に変化してもよいし不連続に変化してもよい。
の好ましい形態としては、95モル%以上が塩化銀から
なるハロゲン化銀乳剤であれば、塩化銀、塩臭化銀、塩
沃臭化銀、塩沃化銀等任意のハロゲン組成を有するもの
であってもよいが、塩化銀を95モル%以上含有する塩
臭化銀、中でも臭化銀を高濃度に含有する部分を有する
ハロゲン化銀乳剤が好ましく用いられ、また、表面近傍
に沃化銀を0.05〜0.5モル%含有する塩沃化銀が
好ましく用いられる。臭化銀を高濃度に含有する部分を
有するハロゲン化銀乳剤における高濃度に臭化銀を含有
する部分は、いわゆるコア/シェル型ハロゲン化銀乳剤
であってもよいし、完全な層を形成せず単に部分的に組
成の異なる領域が存在するだけのいわゆるエピタキシー
接合した領域を形成していてもよい。臭化銀が高濃度に
存在する部分は、ハロゲン化銀粒子の表面の結晶粒子の
頂点に形成されることが、特に好ましい。また、組成は
連続的に変化してもよいし不連続に変化してもよい。
【0083】本発明に用いられるハロゲン化銀乳剤とし
ては、画像露光により表面に潜像を形成する表面潜像型
ハロゲン化銀乳剤であってもよいし、粒子表面が予めか
ぶらされていない内部潜像型ハロゲン化銀乳剤を用い、
画像露光後カブリ処理(造核処理)を施し、次いで表面
現像を行うか、又は画像露光後、カブリ処理を施しなが
ら表面現像を行うことにより直接ポジ画像を得ることが
できる内部潜像型ハロゲン化銀乳剤であってもよい。な
お、該内部潜像型ハロゲン化銀乳剤とは、ハロゲン化銀
結晶粒子の主として内部に感光核を有し、露光によって
粒子内部に潜像が形成されるようなハロゲン化銀粒子含
有の乳剤をいう。
ては、画像露光により表面に潜像を形成する表面潜像型
ハロゲン化銀乳剤であってもよいし、粒子表面が予めか
ぶらされていない内部潜像型ハロゲン化銀乳剤を用い、
画像露光後カブリ処理(造核処理)を施し、次いで表面
現像を行うか、又は画像露光後、カブリ処理を施しなが
ら表面現像を行うことにより直接ポジ画像を得ることが
できる内部潜像型ハロゲン化銀乳剤であってもよい。な
お、該内部潜像型ハロゲン化銀乳剤とは、ハロゲン化銀
結晶粒子の主として内部に感光核を有し、露光によって
粒子内部に潜像が形成されるようなハロゲン化銀粒子含
有の乳剤をいう。
【0084】本発明に用いられる95モル%以上が塩化
銀からなるハロゲン化銀乳剤には、重金属イオンを含有
させるのが有利である。これによって、いわゆる相反則
不軌が改良され、高照度露光における感度低下を防止し
たり、あるいはシャドー部領域での軟調化が防止される
ことが期待される。このような目的に用いることのでき
る重金属イオンとしては、例えば、鉄、イリジウム、白
金、パラジウム、ニッケル、ロジウム、オスミウム、ル
テニウム、コバルト等の第8〜10族金属やカドミウ
ム、亜鉛、水銀などの第12族遷移金属や鉛、レニウ
ム、モリブデン、タングステン、ガリウム、クロムの各
イオンを挙げることができる。中でも鉄、イリジウム、
白金、ルテニウム、ガリウム、オスミウムの金属イオン
が好ましい。これらの金属イオンは、塩や錯塩の形でハ
ロゲン化銀乳剤に添加することができる。前記重金属イ
オンが錯体を形成する場合には、その配位子として、例
えば、シアン化物イオン、チオシアン酸イオン、シアン
酸イオン、塩化物イオン、臭化物イオン、沃化物イオ
ン、カルボニル、アンモニア等を挙げることができる。
中でも、シアン化物イオン、チオシアン酸イオン、イソ
チオシアン酸イオン、塩化物イオン、臭化物イオン等が
好ましい。ハロゲン化銀乳剤に重金属イオンを含有させ
るためには、該重金属化合物をハロゲン化銀粒子の形成
前、ハロゲン化銀粒子の形成中又はハロゲン化銀粒子形
成後の物理熟成中の各工程の任意の場所で添加すればよ
い。前述の条件を満たすハロゲン化銀乳剤を得るには、
重金属化合物をハロゲン化物塩と一緒に溶解して粒子形
成工程の全体或いは一部にわたって連続的に添加するこ
とができる。また、あらかじめこれらの重金属化合物を
含有するハロゲン化銀微粒子を形成しておいて、これを
添加することによって調製することもできる。前記重金
属イオンのハロゲン化銀乳剤への添加量は、ハロゲン化
銀1モル当り1×10-9モル以上、1×10-2モル以下
がより好ましく、特に1×10-8モル以上5×10-5モ
ル以下が好ましい。
銀からなるハロゲン化銀乳剤には、重金属イオンを含有
させるのが有利である。これによって、いわゆる相反則
不軌が改良され、高照度露光における感度低下を防止し
たり、あるいはシャドー部領域での軟調化が防止される
ことが期待される。このような目的に用いることのでき
る重金属イオンとしては、例えば、鉄、イリジウム、白
金、パラジウム、ニッケル、ロジウム、オスミウム、ル
テニウム、コバルト等の第8〜10族金属やカドミウ
ム、亜鉛、水銀などの第12族遷移金属や鉛、レニウ
ム、モリブデン、タングステン、ガリウム、クロムの各
イオンを挙げることができる。中でも鉄、イリジウム、
白金、ルテニウム、ガリウム、オスミウムの金属イオン
が好ましい。これらの金属イオンは、塩や錯塩の形でハ
ロゲン化銀乳剤に添加することができる。前記重金属イ
オンが錯体を形成する場合には、その配位子として、例
えば、シアン化物イオン、チオシアン酸イオン、シアン
酸イオン、塩化物イオン、臭化物イオン、沃化物イオ
ン、カルボニル、アンモニア等を挙げることができる。
中でも、シアン化物イオン、チオシアン酸イオン、イソ
チオシアン酸イオン、塩化物イオン、臭化物イオン等が
好ましい。ハロゲン化銀乳剤に重金属イオンを含有させ
るためには、該重金属化合物をハロゲン化銀粒子の形成
前、ハロゲン化銀粒子の形成中又はハロゲン化銀粒子形
成後の物理熟成中の各工程の任意の場所で添加すればよ
い。前述の条件を満たすハロゲン化銀乳剤を得るには、
重金属化合物をハロゲン化物塩と一緒に溶解して粒子形
成工程の全体或いは一部にわたって連続的に添加するこ
とができる。また、あらかじめこれらの重金属化合物を
含有するハロゲン化銀微粒子を形成しておいて、これを
添加することによって調製することもできる。前記重金
属イオンのハロゲン化銀乳剤への添加量は、ハロゲン化
銀1モル当り1×10-9モル以上、1×10-2モル以下
がより好ましく、特に1×10-8モル以上5×10-5モ
ル以下が好ましい。
【0085】本発明に用いられるハロゲン化銀乳剤の好
ましい一つの形態は、予めかぶらされていない内部潜像
型ハロゲン化銀乳剤であり、この内部潜像型ハロゲン化
銀粒子は、感光核の大部分を粒子の内部に有するハロゲ
ン化銀粒子であって、粒子の内部に主として潜像を形成
することを特徴とする。
ましい一つの形態は、予めかぶらされていない内部潜像
型ハロゲン化銀乳剤であり、この内部潜像型ハロゲン化
銀粒子は、感光核の大部分を粒子の内部に有するハロゲ
ン化銀粒子であって、粒子の内部に主として潜像を形成
することを特徴とする。
【0086】予めかぶらされていない内部潜像型ハロゲ
ン化銀乳剤は、表面カブリ処理を行うことにより反転処
理を行うことなくポジ画像を与えるが、該カブリ処理
は、全面露光を与えることでもよいし、カブリ剤を用い
て化学的に行うのでもよいし、又、強力な現像液を用い
てもよく、更に熱処理等によってもよい。
ン化銀乳剤は、表面カブリ処理を行うことにより反転処
理を行うことなくポジ画像を与えるが、該カブリ処理
は、全面露光を与えることでもよいし、カブリ剤を用い
て化学的に行うのでもよいし、又、強力な現像液を用い
てもよく、更に熱処理等によってもよい。
【0087】該全面露光は、画像様露光した感光材料を
現像液もしくはその他の水溶液に浸漬するか、又は湿潤
させた後、全面的に均一露光することによって行れる。
ここで使用する露光光源としては、上記感光材料の感光
波長領域の光を有するものであればどの様な光源でもよ
く、又、フラッシュ光の如き高照度光を短時間照射する
こともできるし、弱い光を長時間当ててもよい。又、上
記全面露光の時間は、用いる感光材料、現像処理条件、
使用する光源の種類等により、最終的に最良のポジ画像
が得られるよう広範囲に変えることができる。又、該全
面露光の露光量は、感光材料との組合せにおいて、ある
決まった範囲の露光量を与えることが最も好ましい。通
常、過度に露光量を与えると最小濃度の上昇や感度低下
を引き起こし、画質が劣化する傾向がある。
現像液もしくはその他の水溶液に浸漬するか、又は湿潤
させた後、全面的に均一露光することによって行れる。
ここで使用する露光光源としては、上記感光材料の感光
波長領域の光を有するものであればどの様な光源でもよ
く、又、フラッシュ光の如き高照度光を短時間照射する
こともできるし、弱い光を長時間当ててもよい。又、上
記全面露光の時間は、用いる感光材料、現像処理条件、
使用する光源の種類等により、最終的に最良のポジ画像
が得られるよう広範囲に変えることができる。又、該全
面露光の露光量は、感光材料との組合せにおいて、ある
決まった範囲の露光量を与えることが最も好ましい。通
常、過度に露光量を与えると最小濃度の上昇や感度低下
を引き起こし、画質が劣化する傾向がある。
【0088】本発明に係る感光材料に用いることのでき
るカブリ剤の技術としては、特開平6−95283号1
8ページ右欄39行〜19ページ左欄41行に記載の内
容の技術を使用することが好ましい。
るカブリ剤の技術としては、特開平6−95283号1
8ページ右欄39行〜19ページ左欄41行に記載の内
容の技術を使用することが好ましい。
【0089】本発明に用いられるハロゲン化銀粒子の形
状は、任意のものを用いることができる。好ましい一つ
の例は、(100)面を結晶表面として有する立方体で
ある。また、米国特許第4,183,756号、同第
4,225,666号、特開昭55−26589号、特
公昭55−42737号や、ザ・ジャーナル・オブ・フ
ォトグラフィック・サイエンス(J.Photogr.
Sci.)21、39(1973)等の文献に記載され
た方法等により、八面体、十四面体、十二面体等の形状
を有する粒子を作製し、これを用いることもできる。さ
らに、双晶面を有する粒子を用いてもよい。
状は、任意のものを用いることができる。好ましい一つ
の例は、(100)面を結晶表面として有する立方体で
ある。また、米国特許第4,183,756号、同第
4,225,666号、特開昭55−26589号、特
公昭55−42737号や、ザ・ジャーナル・オブ・フ
ォトグラフィック・サイエンス(J.Photogr.
Sci.)21、39(1973)等の文献に記載され
た方法等により、八面体、十四面体、十二面体等の形状
を有する粒子を作製し、これを用いることもできる。さ
らに、双晶面を有する粒子を用いてもよい。
【0090】本発明に用いられるハロゲン化銀粒子は、
単一の形状からなる粒子が好ましく用いられるが、単分
散のハロゲン化銀乳剤を二種以上同一層に添加すること
が特に好ましい。
単一の形状からなる粒子が好ましく用いられるが、単分
散のハロゲン化銀乳剤を二種以上同一層に添加すること
が特に好ましい。
【0091】本発明に用いられるハロゲン化銀粒子の粒
径は、特に制限はないが、迅速処理性及び感度などの写
真性能を考慮すると、好ましくは0.1〜1.2μm、
更に好ましくは、0.2〜1.0μmの範囲である。
径は、特に制限はないが、迅速処理性及び感度などの写
真性能を考慮すると、好ましくは0.1〜1.2μm、
更に好ましくは、0.2〜1.0μmの範囲である。
【0092】本発明のハロゲン化銀粒子の粒径分布は、
好ましくは変動係数が0.22以下、更に好ましくは
0.15以下の単分散ハロゲン化銀粒子であり、特に好
ましくは変動係数0.15以下の単分散乳剤を2種以上
同一層に添加することである。
好ましくは変動係数が0.22以下、更に好ましくは
0.15以下の単分散ハロゲン化銀粒子であり、特に好
ましくは変動係数0.15以下の単分散乳剤を2種以上
同一層に添加することである。
【0093】本発明でいう変動係数とは、粒径分布の広
さを表す係数であり、次式によって定義される。
さを表す係数であり、次式によって定義される。
【0094】変動係数=S/R (式中、Sは粒径分布の標準偏差、Rは平均粒径を表
す。) 本発明で用いるハロゲン化銀乳剤の調製装置、調製方法
は、当業界において公知の種々の装置及び方法を用いる
ことができる。
す。) 本発明で用いるハロゲン化銀乳剤の調製装置、調製方法
は、当業界において公知の種々の装置及び方法を用いる
ことができる。
【0095】本発明に用いられるハロゲン化銀乳剤は、
酸性法、中性法、アンモニア法の何れで得られたもので
あってもよい。ハロゲン化銀粒子は、一時に成長させた
ものであってもよいし、種粒子を作製した後で成長させ
てもよい。種粒子を作る方法と成長させる方法は同じで
あっても、異なってもよい。
酸性法、中性法、アンモニア法の何れで得られたもので
あってもよい。ハロゲン化銀粒子は、一時に成長させた
ものであってもよいし、種粒子を作製した後で成長させ
てもよい。種粒子を作る方法と成長させる方法は同じで
あっても、異なってもよい。
【0096】また、可溶性銀塩と可溶性ハロゲン化物塩
を反応させる形式としては、順混合法、逆混合法、同時
混合法、それらの組合せなど、いずれでもよいが、同時
混合法で得られたものが好ましい。更に、同時混合法の
一形式として、特開昭54−48521号等に記載され
ているpAgコントロールド・ダブルジェット法を用い
ることもできる。また、特開昭57−92523号、同
57−92524号等に記載の反応母液中に配置された
添加装置から水溶性銀塩及び水溶性ハロゲン化物塩水溶
液を供給する装置、ドイツ公開特許第2,921,16
4号等に記載された水溶性銀塩及び水溶性ハロゲン化物
塩水溶液を連続的に濃度変化して添加する装置、特公昭
56−501776号等に記載の反応器外に反応母液を
取り出し、限外濾過法で濃縮することによりハロゲン化
銀粒子間の距離を一定に保ちながら粒子形成を行なう装
置などを用いてもよい。
を反応させる形式としては、順混合法、逆混合法、同時
混合法、それらの組合せなど、いずれでもよいが、同時
混合法で得られたものが好ましい。更に、同時混合法の
一形式として、特開昭54−48521号等に記載され
ているpAgコントロールド・ダブルジェット法を用い
ることもできる。また、特開昭57−92523号、同
57−92524号等に記載の反応母液中に配置された
添加装置から水溶性銀塩及び水溶性ハロゲン化物塩水溶
液を供給する装置、ドイツ公開特許第2,921,16
4号等に記載された水溶性銀塩及び水溶性ハロゲン化物
塩水溶液を連続的に濃度変化して添加する装置、特公昭
56−501776号等に記載の反応器外に反応母液を
取り出し、限外濾過法で濃縮することによりハロゲン化
銀粒子間の距離を一定に保ちながら粒子形成を行なう装
置などを用いてもよい。
【0097】更に必要で有れば、チオエーテル等のハロ
ゲン化銀溶剤を用いてもよい。また、メルカプト基を有
する化合物、含窒素ヘテロ環化合物または増感色素のよ
うな化合物をハロゲン化銀粒子の形成時、または、粒子
形成終了の後に添加して用いてもよい。
ゲン化銀溶剤を用いてもよい。また、メルカプト基を有
する化合物、含窒素ヘテロ環化合物または増感色素のよ
うな化合物をハロゲン化銀粒子の形成時、または、粒子
形成終了の後に添加して用いてもよい。
【0098】本発明に用いられる95モル%以上が塩化
銀からなるネガ型ハロゲン化銀乳剤には、化学増感処理
を施すことが好ましく、例えば、金化合物を用いる増感
法、カルコゲン増感剤を用いる増感法等を適宜選択、組
み合わせて用いることができる。カルコゲン増感剤とし
ては、例えば、イオウ増感剤、セレン増感剤、テルル増
感剤などを用いることができるが、イオウ増感剤が好ま
しい。イオウ増感剤としては、例えば、チオ硫酸塩、ア
リルチオカルバミドチオ尿素、アリルイソチアシアネー
ト、シスチン、p−トルエンチオスルホン酸塩、ローダ
ニン、無機イオウ等が挙げられる。イオウ増感剤の添加
量としては、適用されるハロゲン化銀乳剤の種類や期待
する効果の大きさなどにより一概には規定できないが、
概ねハロゲン化銀1モル当たり5×10-10〜5×10
-5モルの範囲、好ましくは5×10-8〜3×10-5モル
の範囲である。
銀からなるネガ型ハロゲン化銀乳剤には、化学増感処理
を施すことが好ましく、例えば、金化合物を用いる増感
法、カルコゲン増感剤を用いる増感法等を適宜選択、組
み合わせて用いることができる。カルコゲン増感剤とし
ては、例えば、イオウ増感剤、セレン増感剤、テルル増
感剤などを用いることができるが、イオウ増感剤が好ま
しい。イオウ増感剤としては、例えば、チオ硫酸塩、ア
リルチオカルバミドチオ尿素、アリルイソチアシアネー
ト、シスチン、p−トルエンチオスルホン酸塩、ローダ
ニン、無機イオウ等が挙げられる。イオウ増感剤の添加
量としては、適用されるハロゲン化銀乳剤の種類や期待
する効果の大きさなどにより一概には規定できないが、
概ねハロゲン化銀1モル当たり5×10-10〜5×10
-5モルの範囲、好ましくは5×10-8〜3×10-5モル
の範囲である。
【0099】金増感剤としては、塩化金酸、硫化金等の
他、各種の金錯体として添加することができる。用いら
れる配位子化合物としては、例えば、ジメチルローダニ
ン、チオシアン酸、メルカプトテトラゾール、メルカプ
トトリアゾール等を挙げることができる。金化合物の使
用量は、ハロゲン化銀乳剤の種類、使用する化合物の種
類、熟成条件などによって一様ではないが、通常はハロ
ゲン化銀1モル当たり1×10-4〜1×10-8モルであ
ることが好ましく、更に好ましくは1×10-5〜1×1
0-8モルである。本発明に用いられる95モル%以上が
塩化銀からなるハロゲン化銀乳剤の化学増感法として、
還元増感法を用いてもよい。
他、各種の金錯体として添加することができる。用いら
れる配位子化合物としては、例えば、ジメチルローダニ
ン、チオシアン酸、メルカプトテトラゾール、メルカプ
トトリアゾール等を挙げることができる。金化合物の使
用量は、ハロゲン化銀乳剤の種類、使用する化合物の種
類、熟成条件などによって一様ではないが、通常はハロ
ゲン化銀1モル当たり1×10-4〜1×10-8モルであ
ることが好ましく、更に好ましくは1×10-5〜1×1
0-8モルである。本発明に用いられる95モル%以上が
塩化銀からなるハロゲン化銀乳剤の化学増感法として、
還元増感法を用いてもよい。
【0100】本発明に用いられるハロゲン化銀乳剤に
は、ハロゲン化銀感光材料の調製工程で生じるカブリを
防止したり、保存中の性能変動を小さくしたり、現像時
に生じるカブリを防止する目的で、公知のカブリ防止
剤、安定化剤を併せて用いることができる。上記目的に
対し好ましい化合物の例としては、特開平2−1460
36号の7ページ下欄に記載されている一般式(II)で
表される化合物を挙げることができ、さらに好ましい具
体的な化合物としては、例えば、同公報の8ページに記
載の(IIa−1)〜(IIa−8)、(IIb−1)〜(II
b−7)の化合物等を挙げることができる。これらの化
合物は、その目的に応じて、ハロゲン化銀乳剤粒子の調
製工程、化学増感工程、化学増感停止工程、塗布液調製
工程などの工程で添加される。これらの化合物の存在下
で化学増感を行う場合には、ハロゲン化銀1モル当り1
×10-5〜5×10-4モル程度の量で好ましく用いられ
る。化学増感停止工程で添加する場合には、ハロゲン化
銀1モル当り1×10-6〜1×10-2モル程度の量が好
ましく、1×10-5〜5×10-3モルがより好ましい。
塗布液調製工程でハロゲン化銀乳剤層に添加する場合に
は、ハロゲン化銀1モル当り1×10-6〜1×10-1モ
ル程度の量が好ましく、1×10-5〜1×10-2モルが
より好ましい。また、ハロゲン化銀乳剤層以外の層に添
加する場合には、塗布被膜中の量が、1m2当り1×1
0-9〜1×10-3モル程度の量が好ましい。
は、ハロゲン化銀感光材料の調製工程で生じるカブリを
防止したり、保存中の性能変動を小さくしたり、現像時
に生じるカブリを防止する目的で、公知のカブリ防止
剤、安定化剤を併せて用いることができる。上記目的に
対し好ましい化合物の例としては、特開平2−1460
36号の7ページ下欄に記載されている一般式(II)で
表される化合物を挙げることができ、さらに好ましい具
体的な化合物としては、例えば、同公報の8ページに記
載の(IIa−1)〜(IIa−8)、(IIb−1)〜(II
b−7)の化合物等を挙げることができる。これらの化
合物は、その目的に応じて、ハロゲン化銀乳剤粒子の調
製工程、化学増感工程、化学増感停止工程、塗布液調製
工程などの工程で添加される。これらの化合物の存在下
で化学増感を行う場合には、ハロゲン化銀1モル当り1
×10-5〜5×10-4モル程度の量で好ましく用いられ
る。化学増感停止工程で添加する場合には、ハロゲン化
銀1モル当り1×10-6〜1×10-2モル程度の量が好
ましく、1×10-5〜5×10-3モルがより好ましい。
塗布液調製工程でハロゲン化銀乳剤層に添加する場合に
は、ハロゲン化銀1モル当り1×10-6〜1×10-1モ
ル程度の量が好ましく、1×10-5〜1×10-2モルが
より好ましい。また、ハロゲン化銀乳剤層以外の層に添
加する場合には、塗布被膜中の量が、1m2当り1×1
0-9〜1×10-3モル程度の量が好ましい。
【0101】本発明に係るハロゲン化銀感光材料には、
イラジエーション防止やハレーション防止の目的で、種
々の波長域に吸収を有する染料を用いることができる。
この目的で、公知の化合物のいずれも用いることができ
るが、特に、可視域に吸収を有する染料としては、特開
平3−251840号308ページに記載のAI−1〜
11の染料および特開平6−3770号記載の染料が好
ましく用いられる。
イラジエーション防止やハレーション防止の目的で、種
々の波長域に吸収を有する染料を用いることができる。
この目的で、公知の化合物のいずれも用いることができ
るが、特に、可視域に吸収を有する染料としては、特開
平3−251840号308ページに記載のAI−1〜
11の染料および特開平6−3770号記載の染料が好
ましく用いられる。
【0102】本発明に係るハロゲン化銀感光材料は、ハ
ロゲン化銀乳剤層のうち最も支持体に近いハロゲン化銀
乳剤層より支持体に近い側に少なくとも1層の着色され
た親水性コロイド層を有することが好ましく、該層に白
色顔料を含有していてもよい。例えば、ルチル型二酸化
チタン、アナターゼ型二酸化チタン、硫酸バリウム、ス
テアリン酸バリウム、シリカ、アルミナ、酸化ジルコニ
ウム、カオリン等を用いることができるが、種々の理由
から、中でも二酸化チタンが好ましい。白色顔料は処理
液が浸透できるような例えばゼラチン等の親水性コロイ
ドの水溶液バインダー中に分散される。白色顔料の塗布
付量は、好ましくは0.1〜50g/m 2の範囲であ
り、更に好ましくは0.2〜5g/m2の範囲である。
ロゲン化銀乳剤層のうち最も支持体に近いハロゲン化銀
乳剤層より支持体に近い側に少なくとも1層の着色され
た親水性コロイド層を有することが好ましく、該層に白
色顔料を含有していてもよい。例えば、ルチル型二酸化
チタン、アナターゼ型二酸化チタン、硫酸バリウム、ス
テアリン酸バリウム、シリカ、アルミナ、酸化ジルコニ
ウム、カオリン等を用いることができるが、種々の理由
から、中でも二酸化チタンが好ましい。白色顔料は処理
液が浸透できるような例えばゼラチン等の親水性コロイ
ドの水溶液バインダー中に分散される。白色顔料の塗布
付量は、好ましくは0.1〜50g/m 2の範囲であ
り、更に好ましくは0.2〜5g/m2の範囲である。
【0103】支持体と、支持体から最も近いハロゲン化
銀乳剤層との間には、白色顔料含有層の他に必要に応じ
て下塗り層、あるいは任意の位置に中間層等の非感光性
親水性コロイド層を設けることができる。
銀乳剤層との間には、白色顔料含有層の他に必要に応じ
て下塗り層、あるいは任意の位置に中間層等の非感光性
親水性コロイド層を設けることができる。
【0104】本発明に係るハロゲン化銀感光材料中に、
蛍光増白剤を添加することで白地性をより改良でき好ま
しい。蛍光増白剤は、紫外線を吸収して可視光の蛍光を
発することのできる化合物であれば特に制限はないが、
好ましい一つの形態は、分子中に少なくとも1個以上の
スルホン酸基を有する化合物であり、他の好ましい一つ
の形態は、蛍光増白効果を有する固体微粒子化合物であ
る。
蛍光増白剤を添加することで白地性をより改良でき好ま
しい。蛍光増白剤は、紫外線を吸収して可視光の蛍光を
発することのできる化合物であれば特に制限はないが、
好ましい一つの形態は、分子中に少なくとも1個以上の
スルホン酸基を有する化合物であり、他の好ましい一つ
の形態は、蛍光増白効果を有する固体微粒子化合物であ
る。
【0105】本発明に係るハロゲン化銀感光材料には、
400〜900nmの波長域の特定領域に分光増感され
たハロゲン化銀乳剤を含む層を有する。該ハロゲン化銀
乳剤は一種または、二種以上の増感色素を組み合わせて
含有する。
400〜900nmの波長域の特定領域に分光増感され
たハロゲン化銀乳剤を含む層を有する。該ハロゲン化銀
乳剤は一種または、二種以上の増感色素を組み合わせて
含有する。
【0106】本発明に係るハロゲン化銀乳剤に用いる分
光増感色素としては、公知の化合物を適宜選択して用い
ることができ、例えば、青感光性増感色素としては、特
開平3−251840号28ページに記載のBS−1〜
8を単独でまたは組み合わせて好ましく用いることがで
きる。緑感光性増感色素としては、同公報28ページに
記載のGS−1〜5が好ましく用いられる。赤感光性増
感色素としては同公報29ページに記載のRS−1〜8
が好ましく用いられる。これらの増感色素の添加時期と
しては、ハロゲン化銀粒子形成から化学増感終了までの
任意の時期でよい。
光増感色素としては、公知の化合物を適宜選択して用い
ることができ、例えば、青感光性増感色素としては、特
開平3−251840号28ページに記載のBS−1〜
8を単独でまたは組み合わせて好ましく用いることがで
きる。緑感光性増感色素としては、同公報28ページに
記載のGS−1〜5が好ましく用いられる。赤感光性増
感色素としては同公報29ページに記載のRS−1〜8
が好ましく用いられる。これらの増感色素の添加時期と
しては、ハロゲン化銀粒子形成から化学増感終了までの
任意の時期でよい。
【0107】本発明に係るハロゲン化銀感光材料に用い
られるカプラーとしては、前記のイエローカプラー、マ
ゼンタカプラーの他に、シアンカプラーを用いる。
られるカプラーとしては、前記のイエローカプラー、マ
ゼンタカプラーの他に、シアンカプラーを用いる。
【0108】本発明に係るハロゲン化銀感光材料におい
てシアン発色層中に含有されるシアンカプラーとして
は、公知のフェノール系、ナフトール系又はイミダゾー
ル系、アゾール系カプラーを用いることができる。例え
ば、アルキル基、アシルアミノ基、或いはウレイド基な
どを置換したフェノール系カプラー、5−アミノナフト
ール骨格から形成されるナフトール系カプラー、離脱基
として酸素原子を導入した2当量型ナフトール系カプラ
ーなどが代表される。このうち好ましい化合物としては
特開平6−95283号13ページ記載の一般式[C−
I][C−II]が挙げられる。
てシアン発色層中に含有されるシアンカプラーとして
は、公知のフェノール系、ナフトール系又はイミダゾー
ル系、アゾール系カプラーを用いることができる。例え
ば、アルキル基、アシルアミノ基、或いはウレイド基な
どを置換したフェノール系カプラー、5−アミノナフト
ール骨格から形成されるナフトール系カプラー、離脱基
として酸素原子を導入した2当量型ナフトール系カプラ
ーなどが代表される。このうち好ましい化合物としては
特開平6−95283号13ページ記載の一般式[C−
I][C−II]が挙げられる。
【0109】該シアンカプラーは通常ハロゲン化銀乳剤
層において、ハロゲン化銀1モル当たり1×10-3〜1
モル、好ましくは1×10-2〜8×10-1モルの範囲で
用いることができる。
層において、ハロゲン化銀1モル当たり1×10-3〜1
モル、好ましくは1×10-2〜8×10-1モルの範囲で
用いることができる。
【0110】本発明に係るハロゲン化銀感光材料のマゼ
ンタ発色層には、マゼンタカプラーに加えてイエローカ
プラーが含有されることが好ましい。これらのカプラー
のpKaの差は2以内であることが好ましく、更に好ま
しくは1.5以内である。本発明に係るマゼンタ発色層
に含有させる好ましいイエローカプラーは、特開平6−
95283号12ページ右欄に記載の一般記載一般式
[Y−Ia]で表されるカプラーである。同公報の一般
式[Y−1]で表されるカプラーのうち特に好ましいも
のは、一般式[M−1]で表されるマゼンタカプラーと
組み合わせる場合、組み合わせる[M−1]で表される
カプラーのpKaより3以上低くないpKa値より3以
上低くないpKa値を有するカプラーである。該イエロ
ーカプラーの具体的な化合物例は、特開平6−9528
3号12〜13ページ記載の化合物Y−1及びY−2の
他、特開平2−139542号の13ページから17ペ
ージ記載の化合物(Y−1)〜(Y−58)を好ましく
使用することができるがもちろんこれらに限定されるこ
とはない。
ンタ発色層には、マゼンタカプラーに加えてイエローカ
プラーが含有されることが好ましい。これらのカプラー
のpKaの差は2以内であることが好ましく、更に好ま
しくは1.5以内である。本発明に係るマゼンタ発色層
に含有させる好ましいイエローカプラーは、特開平6−
95283号12ページ右欄に記載の一般記載一般式
[Y−Ia]で表されるカプラーである。同公報の一般
式[Y−1]で表されるカプラーのうち特に好ましいも
のは、一般式[M−1]で表されるマゼンタカプラーと
組み合わせる場合、組み合わせる[M−1]で表される
カプラーのpKaより3以上低くないpKa値より3以
上低くないpKa値を有するカプラーである。該イエロ
ーカプラーの具体的な化合物例は、特開平6−9528
3号12〜13ページ記載の化合物Y−1及びY−2の
他、特開平2−139542号の13ページから17ペ
ージ記載の化合物(Y−1)〜(Y−58)を好ましく
使用することができるがもちろんこれらに限定されるこ
とはない。
【0111】本発明で用いることのできるマゼンタ、シ
アン、イエローの各カプラーには、形成された色素画像
の光、熱、湿度等による褪色を防止するため褪色防止剤
を併用することができる。好ましい化合物としては、特
開平2−66541号3ページ記載の一般式IおよびII
で示されるフェニルエーテル系化合物、特開平3−17
4150号記載の一般式IIIBで示されるフェノール系
化合物、特開平64−90445号記載の一般式Aで示
されるアミン系化合物、特開昭62−182741号記
載の一般式XII、XIII、XIV、XVで示される金属錯体が、
特にマゼンタ色素用として好ましい。また特開平1−1
96049号記載の一般式I′で示される化合物および
特開平5−11417号記載の一般式IIで示される化合
物が、特にイエロー、シアン色素用として好ましい。
アン、イエローの各カプラーには、形成された色素画像
の光、熱、湿度等による褪色を防止するため褪色防止剤
を併用することができる。好ましい化合物としては、特
開平2−66541号3ページ記載の一般式IおよびII
で示されるフェニルエーテル系化合物、特開平3−17
4150号記載の一般式IIIBで示されるフェノール系
化合物、特開平64−90445号記載の一般式Aで示
されるアミン系化合物、特開昭62−182741号記
載の一般式XII、XIII、XIV、XVで示される金属錯体が、
特にマゼンタ色素用として好ましい。また特開平1−1
96049号記載の一般式I′で示される化合物および
特開平5−11417号記載の一般式IIで示される化合
物が、特にイエロー、シアン色素用として好ましい。
【0112】本発明に係るハロゲン化銀感光材料に用い
られる写真用添加剤の分散や塗布時の表面張力調整のた
め用いられる界面活性剤として好ましい化合物は、1分
子中に炭素数8〜30の疎水性基とスルホン酸基または
その塩を含有するものが挙げられる。具体的には、特開
昭64−26854号記載のA−1〜A−11が挙げら
れる。またアルキル基に弗素原子を置換した界面活性剤
も好ましく用いられる。これらの分散液は通常ハロゲン
化銀乳剤を含有する塗布液に添加されるが、分散後塗布
液に添加されるまでの時間、および塗布液に添加後塗布
までの時間は短いほうがよく各々10時間以内が好まし
く、3時間以内、20分以内がより好ましい。
られる写真用添加剤の分散や塗布時の表面張力調整のた
め用いられる界面活性剤として好ましい化合物は、1分
子中に炭素数8〜30の疎水性基とスルホン酸基または
その塩を含有するものが挙げられる。具体的には、特開
昭64−26854号記載のA−1〜A−11が挙げら
れる。またアルキル基に弗素原子を置換した界面活性剤
も好ましく用いられる。これらの分散液は通常ハロゲン
化銀乳剤を含有する塗布液に添加されるが、分散後塗布
液に添加されるまでの時間、および塗布液に添加後塗布
までの時間は短いほうがよく各々10時間以内が好まし
く、3時間以内、20分以内がより好ましい。
【0113】本発明に係るハロゲン化銀感光材料には、
現像主薬酸化体と反応する化合物を感光層と感光層の間
の層に添加して色濁りを防止したりまたハロゲン化銀乳
剤層に添加してカブリ等を改良することが好ましい。こ
のための化合物としては、例えば、ハイドロキノン誘導
体が好ましく、さらに好ましくは2,5−ジ−t−オク
チルハイドロキノンのようなジアルキルハイドロキノン
である。特に好ましい化合物は、特開平4−13305
6号記載の一般式IIで示される化合物であり、同号13
〜14ページ記載の化合物II−1〜II−14および17
ページ記載の化合物1が挙げられる。
現像主薬酸化体と反応する化合物を感光層と感光層の間
の層に添加して色濁りを防止したりまたハロゲン化銀乳
剤層に添加してカブリ等を改良することが好ましい。こ
のための化合物としては、例えば、ハイドロキノン誘導
体が好ましく、さらに好ましくは2,5−ジ−t−オク
チルハイドロキノンのようなジアルキルハイドロキノン
である。特に好ましい化合物は、特開平4−13305
6号記載の一般式IIで示される化合物であり、同号13
〜14ページ記載の化合物II−1〜II−14および17
ページ記載の化合物1が挙げられる。
【0114】本発明に係るハロゲン化銀感光材料中に
は、紫外線吸収剤を添加してスタチックカブリを防止し
たり色素画像の耐光性を改良することが好ましい。好ま
しい紫外線吸収剤としては、ベンゾトリアゾール類が挙
げられ、特に好ましい化合物としては特開平1−250
944号記載の一般式III−3で示される化合物、特開
昭64−66646号記載の一般式IIIで示される化合
物、特開昭63−187240号記載のUV−1L〜U
V−27L、特開平4−1633号記載の一般式Iで示
される化合物、特開平5−165144号記載の一般式
(I)、(II)で示される化合物が挙げられる。
は、紫外線吸収剤を添加してスタチックカブリを防止し
たり色素画像の耐光性を改良することが好ましい。好ま
しい紫外線吸収剤としては、ベンゾトリアゾール類が挙
げられ、特に好ましい化合物としては特開平1−250
944号記載の一般式III−3で示される化合物、特開
昭64−66646号記載の一般式IIIで示される化合
物、特開昭63−187240号記載のUV−1L〜U
V−27L、特開平4−1633号記載の一般式Iで示
される化合物、特開平5−165144号記載の一般式
(I)、(II)で示される化合物が挙げられる。
【0115】本発明に係るハロゲン化銀感光材料には、
油溶性染料や顔料を含有すると白地性が改良され好まし
い。油溶性染料の代表的具体例は、特開平2−842号
8ページ〜9ページに記載の化合物1〜27があげられ
る。
油溶性染料や顔料を含有すると白地性が改良され好まし
い。油溶性染料の代表的具体例は、特開平2−842号
8ページ〜9ページに記載の化合物1〜27があげられ
る。
【0116】本発明のハロゲン化銀感光材料には、バイ
ンダーとしてゼラチンを用いることが有利であるが、必
要に応じて他のゼラチン、ゼラチン誘導体、ゼラチンと
他の高分子のグラフトポリマー、ゼラチン以外のタンパ
ク質、糖誘導体、セルロース誘導体、単一あるいは共重
合体のごとき合成親水性高分子物質等の親水性コロイド
も用いることができる。これらバインダーの硬膜剤とし
ては、ビニルスルホン型硬膜剤やクロロトリアジン型硬
膜剤を単独または併用して使用することが好ましい。特
開昭61−249054号、同61−245153号記
載の化合物を使用することが好ましい。また、写真性能
や画像保存性に悪影響するカビや細菌の繁殖を防ぐた
め、コロイド層中に特開平3−157646号記載のよ
うな防腐剤および抗カビ剤を添加することが好ましい。
また、ハロゲン化銀感光材料または処理後の試料の表面
の物性を改良するため、保護層に特開平6−11854
3号や特開平2−73250号記載の滑り剤やマット剤
を添加することが好ましい。
ンダーとしてゼラチンを用いることが有利であるが、必
要に応じて他のゼラチン、ゼラチン誘導体、ゼラチンと
他の高分子のグラフトポリマー、ゼラチン以外のタンパ
ク質、糖誘導体、セルロース誘導体、単一あるいは共重
合体のごとき合成親水性高分子物質等の親水性コロイド
も用いることができる。これらバインダーの硬膜剤とし
ては、ビニルスルホン型硬膜剤やクロロトリアジン型硬
膜剤を単独または併用して使用することが好ましい。特
開昭61−249054号、同61−245153号記
載の化合物を使用することが好ましい。また、写真性能
や画像保存性に悪影響するカビや細菌の繁殖を防ぐた
め、コロイド層中に特開平3−157646号記載のよ
うな防腐剤および抗カビ剤を添加することが好ましい。
また、ハロゲン化銀感光材料または処理後の試料の表面
の物性を改良するため、保護層に特開平6−11854
3号や特開平2−73250号記載の滑り剤やマット剤
を添加することが好ましい。
【0117】本発明に係るハロゲン化銀感光材料に用い
る反射支持体としては、どのような材質を用いてもよ
く、例えば、ポリエチレンやポリエチレンテレフタレー
トで被覆した紙、天然パルプや合成パルプからなる紙支
持体、塩化ビニルシート、白色顔料を含有してもよいポ
リプロピレン、ポリエチレンテレフタレート支持体、バ
ライタ紙などを用いることができる。なかでも、原紙の
両面に耐水性樹脂被覆層を有する支持体が好ましい。耐
水性樹脂としてはポリエチレンやポリエチレンテレフタ
レートまたはそれらのコポリマーが好ましい。紙の表面
に耐水性樹脂被覆層を有する支持体は、通常、50〜3
00g/m2の質量を有する表面の平滑なものが用いら
れるが、プルーフ画像を得る目的に対しては、取り扱い
の感覚を印刷用紙に近づけるため、130g/m2以下
の原紙が好ましく用いられ、さらに70〜120g/m
2の原紙が好ましく用いられる。本発明に用いられる反
射支持体としては、ランダムな凹凸を有するものであっ
ても平滑なものであっても好ましく用いることができ
る。
る反射支持体としては、どのような材質を用いてもよ
く、例えば、ポリエチレンやポリエチレンテレフタレー
トで被覆した紙、天然パルプや合成パルプからなる紙支
持体、塩化ビニルシート、白色顔料を含有してもよいポ
リプロピレン、ポリエチレンテレフタレート支持体、バ
ライタ紙などを用いることができる。なかでも、原紙の
両面に耐水性樹脂被覆層を有する支持体が好ましい。耐
水性樹脂としてはポリエチレンやポリエチレンテレフタ
レートまたはそれらのコポリマーが好ましい。紙の表面
に耐水性樹脂被覆層を有する支持体は、通常、50〜3
00g/m2の質量を有する表面の平滑なものが用いら
れるが、プルーフ画像を得る目的に対しては、取り扱い
の感覚を印刷用紙に近づけるため、130g/m2以下
の原紙が好ましく用いられ、さらに70〜120g/m
2の原紙が好ましく用いられる。本発明に用いられる反
射支持体としては、ランダムな凹凸を有するものであっ
ても平滑なものであっても好ましく用いることができ
る。
【0118】反射支持体に用いられる白色顔料として
は、無機及び/または有機の白色顔料を用いることがで
き、好ましくは無機の白色顔料が用いられる。例えば、
硫酸バリウム等のアルカリ土類金属の硫酸塩、炭酸カル
シウム等のアルカリ土類金属の炭酸塩、微粉ケイ酸、合
成ケイ酸塩等のシリカ類、ケイ酸カルシウム、アルミ
ナ、アルミナ水和物、酸化チタン、酸化亜鉛、タルク、
クレイ等が挙げられる。白色顔料は、好ましくは硫酸バ
リウム、酸化チタンである。支持体の表面の耐水性樹脂
層中に含有される白色顔料の量は、鮮鋭性を改良するう
えで13質量%以上が好ましく、さらには15質量%が
好ましい。
は、無機及び/または有機の白色顔料を用いることがで
き、好ましくは無機の白色顔料が用いられる。例えば、
硫酸バリウム等のアルカリ土類金属の硫酸塩、炭酸カル
シウム等のアルカリ土類金属の炭酸塩、微粉ケイ酸、合
成ケイ酸塩等のシリカ類、ケイ酸カルシウム、アルミ
ナ、アルミナ水和物、酸化チタン、酸化亜鉛、タルク、
クレイ等が挙げられる。白色顔料は、好ましくは硫酸バ
リウム、酸化チタンである。支持体の表面の耐水性樹脂
層中に含有される白色顔料の量は、鮮鋭性を改良するう
えで13質量%以上が好ましく、さらには15質量%が
好ましい。
【0119】本発明で用いられる紙支持体の耐水性樹脂
層における白色顔料の分散度は、特開平2−28640
号に記載の方法で測定することができる。この方法で測
定したときに、白色顔料の分散度が前記公報に記載の変
動係数として0.20以下であることが好ましく、0.
15以下であることがより好ましい。
層における白色顔料の分散度は、特開平2−28640
号に記載の方法で測定することができる。この方法で測
定したときに、白色顔料の分散度が前記公報に記載の変
動係数として0.20以下であることが好ましく、0.
15以下であることがより好ましい。
【0120】本発明に用いられる両面に耐水性樹脂層を
有する紙支持体の樹脂層は、1層であってもよいし、複
数層からなってもよい。複数層とし、乳剤層と接する方
に白色顔料を高濃度で含有させると鮮鋭性の向上が大き
く、プルーフ用画像を形成するのに好ましい。また、反
射支持体の中心面平均粗さ(SRa)の値が0.30〜
3.0μmであること好ましい。
有する紙支持体の樹脂層は、1層であってもよいし、複
数層からなってもよい。複数層とし、乳剤層と接する方
に白色顔料を高濃度で含有させると鮮鋭性の向上が大き
く、プルーフ用画像を形成するのに好ましい。また、反
射支持体の中心面平均粗さ(SRa)の値が0.30〜
3.0μmであること好ましい。
【0121】本発明に係るハロゲン化銀感光材料には、
必要に応じて反射支持体表面にコロナ放電、紫外線照
射、火炎処理等を施した後、直接または下塗層(支持体
表面の接着性、帯電防止性、寸度安定性、耐摩擦性、硬
さ、ハレーション防止性、摩擦特性及び/またはその他
の特性を向上するための1または2以上の下塗層)を介
して塗布されていてもよい。
必要に応じて反射支持体表面にコロナ放電、紫外線照
射、火炎処理等を施した後、直接または下塗層(支持体
表面の接着性、帯電防止性、寸度安定性、耐摩擦性、硬
さ、ハレーション防止性、摩擦特性及び/またはその他
の特性を向上するための1または2以上の下塗層)を介
して塗布されていてもよい。
【0122】ハロゲン化銀乳剤を用いた写真感光材料の
塗布に際して、塗布性を向上させるために増粘剤を用い
てもよい。本発明で用いることのできる塗布法として
は、特に制限はないが、2種以上の層を同時に塗布する
ことのできるエクストルージョンコーティング方法及び
カーテンコーティング方法が特に有用である。
塗布に際して、塗布性を向上させるために増粘剤を用い
てもよい。本発明で用いることのできる塗布法として
は、特に制限はないが、2種以上の層を同時に塗布する
ことのできるエクストルージョンコーティング方法及び
カーテンコーティング方法が特に有用である。
【0123】本発明に用いられる露光装置の露光光源
は、公知のものをいずれも好ましく用いることが出来る
が、レーザーまたは発光ダイオード(以下LEDと表
す)がより好ましく用いられる。
は、公知のものをいずれも好ましく用いることが出来る
が、レーザーまたは発光ダイオード(以下LEDと表
す)がより好ましく用いられる。
【0124】レーザーとしては半導体レーザー(以下、
LDと表す)がコンパクトであること、光源の寿命が長
いことから好ましく用いられる。
LDと表す)がコンパクトであること、光源の寿命が長
いことから好ましく用いられる。
【0125】LDは、DVD、音楽用CDの光ピックア
ップ、POSシステム用バーコードスキャナ等の用途や
光通信等の用途に用いられており、安価であり、かつ比
較的高出力のものが得られるという長所を有している。
LDの具体的な例としては、アルミニウム・ガリウム・
インジウム・ヒ素(650nm)、インジウム・ガリウ
ム・リン(〜700nm)、ガリウム・ヒ素・リン(6
10〜900nm)、ガリウム・アルミニウム・ヒ素
(760〜850nm)等を挙げることができる。最近
では、青光を発振するレーザーも開発されているが、現
状では、610nmよりも長波の光源としてLDを用い
るのが有利である。
ップ、POSシステム用バーコードスキャナ等の用途や
光通信等の用途に用いられており、安価であり、かつ比
較的高出力のものが得られるという長所を有している。
LDの具体的な例としては、アルミニウム・ガリウム・
インジウム・ヒ素(650nm)、インジウム・ガリウ
ム・リン(〜700nm)、ガリウム・ヒ素・リン(6
10〜900nm)、ガリウム・アルミニウム・ヒ素
(760〜850nm)等を挙げることができる。最近
では、青光を発振するレーザーも開発されているが、現
状では、610nmよりも長波の光源としてLDを用い
るのが有利である。
【0126】SHG素子を有するレーザー光源は、L
D、YAGレーザーから発振される光をSHG素子によ
り半分の波長の光に変換して放出させるものであり、可
視光が得られることから適当な光源がない緑〜青の領域
の光源として用いられる。この種の光源の例としては、
YAGレーザーにSHG素子を組み合わせたもの(53
2nm)等がある。ガスレーザーとしては、ヘリウム・
カドミウムレーザー(約442nm)、アルゴンイオン
レーザー(約514nm)、ヘリウムネオンレーザー
(約544nm、633nm)等が挙げられる。特にG
光の光源としてヘリウムネオンレーザーが好ましく用い
られる。
D、YAGレーザーから発振される光をSHG素子によ
り半分の波長の光に変換して放出させるものであり、可
視光が得られることから適当な光源がない緑〜青の領域
の光源として用いられる。この種の光源の例としては、
YAGレーザーにSHG素子を組み合わせたもの(53
2nm)等がある。ガスレーザーとしては、ヘリウム・
カドミウムレーザー(約442nm)、アルゴンイオン
レーザー(約514nm)、ヘリウムネオンレーザー
(約544nm、633nm)等が挙げられる。特にG
光の光源としてヘリウムネオンレーザーが好ましく用い
られる。
【0127】LEDとしては、LDと同様の組成をもつ
ものが知られているが、青〜赤外まで種々のものが実用
化されている。
ものが知られているが、青〜赤外まで種々のものが実用
化されている。
【0128】本発明に用いられる露光光源としては、副
走査方向に複数の光源を配列したものを好ましく用いる
ことができ、画像形成速度を高める上で有利に用いられ
る。LDの場合には、例えば10個のLDを並べること
により10本の光束からなるビームが得られる。一方、
ヘリウムネオンレーザーのような場合、レーザーから発
した光をビームセパレーターで例えば10本の光束に分
割する。ヘリウムネオンレーザーの場合には、比較的形
状の整った光束が容易に得られる。
走査方向に複数の光源を配列したものを好ましく用いる
ことができ、画像形成速度を高める上で有利に用いられ
る。LDの場合には、例えば10個のLDを並べること
により10本の光束からなるビームが得られる。一方、
ヘリウムネオンレーザーのような場合、レーザーから発
した光をビームセパレーターで例えば10本の光束に分
割する。ヘリウムネオンレーザーの場合には、比較的形
状の整った光束が容易に得られる。
【0129】本発明に用いられる露光用光源の強度変化
は、LDのような場合には、個々のLDに流れる電流値
を変化させる直接変調を行ってもよいしAOM(音響光
学変調器)のような素子を用いて強度を変化させてもよ
い。ガスレーザーの場合には、AOM、EOM(電気光
学変調器)等のデバイスを用いるのが一般である。
は、LDのような場合には、個々のLDに流れる電流値
を変化させる直接変調を行ってもよいしAOM(音響光
学変調器)のような素子を用いて強度を変化させてもよ
い。ガスレーザーの場合には、AOM、EOM(電気光
学変調器)等のデバイスを用いるのが一般である。
【0130】本発明において面積階調画像という言葉を
用いているが、これは画像上の濃淡を個々の画素の色の
濃淡で表現するのではなく、特定の濃度に発色した部分
の面積の大小で表現するものであり、網点と同義と考え
てよい。
用いているが、これは画像上の濃淡を個々の画素の色の
濃淡で表現するのではなく、特定の濃度に発色した部分
の面積の大小で表現するものであり、網点と同義と考え
てよい。
【0131】通常、面積階調露光であればY、M、Cの
発色をさせることで目的を達することもできる。より好
ましくは、より無彩色に近い色で黒を作るように、2値
以上の露光量を使い分けて露光する事が好ましい。黒に
さらにM、C等の単色が発色したことを識別するには、
3値以上の露光量を使い分けて露光する事が好ましい。
印刷においては、特別な色の版を用いることがあるが、
これを再現するためには、4値以上の露光量を使い分け
て露光する事が好ましい。
発色をさせることで目的を達することもできる。より好
ましくは、より無彩色に近い色で黒を作るように、2値
以上の露光量を使い分けて露光する事が好ましい。黒に
さらにM、C等の単色が発色したことを識別するには、
3値以上の露光量を使い分けて露光する事が好ましい。
印刷においては、特別な色の版を用いることがあるが、
これを再現するためには、4値以上の露光量を使い分け
て露光する事が好ましい。
【0132】レーザー光源の場合には、ビーム径は25
μm以下であることが好ましく、6〜22μmがより好
ましい。6μmより小さいと画質的には好ましいが、調
整が困難であったり、処理速度が低下したりする。一
方、25μmより大きいとムラが大きくなり、画像の鮮
鋭性も劣化する。ビーム径を最適化する事によってムラ
のない高精細の画像の書き込みを高速で行うことができ
る。
μm以下であることが好ましく、6〜22μmがより好
ましい。6μmより小さいと画質的には好ましいが、調
整が困難であったり、処理速度が低下したりする。一
方、25μmより大きいとムラが大きくなり、画像の鮮
鋭性も劣化する。ビーム径を最適化する事によってムラ
のない高精細の画像の書き込みを高速で行うことができ
る。
【0133】このような光で画像を描くには、ハロゲン
化銀感光材料上を光束が走査する必要があるが、感光材
料を円筒状のドラムに巻き付けこれを高速に回転しなが
ら回転方向に直角な方向に光束を動かす円筒外面走査方
式をとってもよく、円筒状の窪みにハロゲン化銀感光材
料を密着させて露光する円筒内面走査方式も好ましく用
いることができる。多面体ミラーを高速で回転させこれ
によって搬送されるハロゲン化銀感光材料を搬送方向に
対して直角に光束を移動して露光する平面走査方式をと
ってもよい。高画質であり、かつ大きな画像を得るには
円筒外面走査方式がより好ましく用いられる。
化銀感光材料上を光束が走査する必要があるが、感光材
料を円筒状のドラムに巻き付けこれを高速に回転しなが
ら回転方向に直角な方向に光束を動かす円筒外面走査方
式をとってもよく、円筒状の窪みにハロゲン化銀感光材
料を密着させて露光する円筒内面走査方式も好ましく用
いることができる。多面体ミラーを高速で回転させこれ
によって搬送されるハロゲン化銀感光材料を搬送方向に
対して直角に光束を移動して露光する平面走査方式をと
ってもよい。高画質であり、かつ大きな画像を得るには
円筒外面走査方式がより好ましく用いられる。
【0134】円筒外面走査方式での露光を行うには、ハ
ロゲン化銀感光材料は正確に円筒状のドラムに密着され
なければならない。これが的確に行われるためには、正
確に位置合わせされて搬送される必要がある。本発明に
用いられるハロゲン化銀感光材料は露光する側の面が外
側に巻かれたものがより的確に位置合わせでき、好まし
く用いることができる。同様な観点から、本発明に用い
られるハロゲン化銀感光材料に用いられる支持体は適正
な剛度があり、テーバー剛度で0.8〜4.0が好まし
い。
ロゲン化銀感光材料は正確に円筒状のドラムに密着され
なければならない。これが的確に行われるためには、正
確に位置合わせされて搬送される必要がある。本発明に
用いられるハロゲン化銀感光材料は露光する側の面が外
側に巻かれたものがより的確に位置合わせでき、好まし
く用いることができる。同様な観点から、本発明に用い
られるハロゲン化銀感光材料に用いられる支持体は適正
な剛度があり、テーバー剛度で0.8〜4.0が好まし
い。
【0135】ドラム径は、露光するハロゲン化銀感光材
料の大きさに適合させて任意に設定することができる。
ドラムの回転数も任意に設定できるがレーザー光のビー
ム径、エネルギー強度、書き込みパターンや感光材料の
感度などにより適当な回転数を選択することができる。
生産性の観点からは、より高速な回転で走査露光できる
方が好ましいが、具体的には1分間に200〜3000
回転が好ましく用いられる。
料の大きさに適合させて任意に設定することができる。
ドラムの回転数も任意に設定できるがレーザー光のビー
ム径、エネルギー強度、書き込みパターンや感光材料の
感度などにより適当な回転数を選択することができる。
生産性の観点からは、より高速な回転で走査露光できる
方が好ましいが、具体的には1分間に200〜3000
回転が好ましく用いられる。
【0136】ドラムへのハロゲン化銀感光材料の固定方
法は、機械的な手段によって固定させてもよいし、ドラ
ム表面に吸引できる微小な穴を感光材料の大きさに応じ
て多数設けておき、感光材料を吸引して密着させること
もできる。感光材料をドラムにできるだけ密着させるこ
とが画像ムラ等のトラブルを防ぐには重要である。
法は、機械的な手段によって固定させてもよいし、ドラ
ム表面に吸引できる微小な穴を感光材料の大きさに応じ
て多数設けておき、感光材料を吸引して密着させること
もできる。感光材料をドラムにできるだけ密着させるこ
とが画像ムラ等のトラブルを防ぐには重要である。
【0137】本発明で用いることのできる処理方法とし
ては、本発明の現像主薬を含む発色現像液は、任意のp
H域で使用できるが、迅速処理の観点からpH9.5〜
13.0であることが好ましく、より好ましくはpH
9.8〜12.0の範囲である。
ては、本発明の現像主薬を含む発色現像液は、任意のp
H域で使用できるが、迅速処理の観点からpH9.5〜
13.0であることが好ましく、より好ましくはpH
9.8〜12.0の範囲である。
【0138】本発明で用いられる発色現像における処理
温度は、35℃以上、70℃以下であることが好まし
い。処理温度が高いほど、短時間での処理が可能となり
好ましいが、処理特性の安定性の観点からはあまり高く
ない方が好ましく、37℃以上60℃以下で処理するこ
とがより好ましい。
温度は、35℃以上、70℃以下であることが好まし
い。処理温度が高いほど、短時間での処理が可能となり
好ましいが、処理特性の安定性の観点からはあまり高く
ない方が好ましく、37℃以上60℃以下で処理するこ
とがより好ましい。
【0139】発色現像液には、本発明に係る発色現像主
薬に加えて、既知の現像液成分化合物を添加することが
でき、例えば、pH緩衝作用を有するアルカリ剤、塩化
物イオン、ベンゾトリアゾール類等の現像抑制剤、保恒
剤、キレート剤など適宜添加することができる。
薬に加えて、既知の現像液成分化合物を添加することが
でき、例えば、pH緩衝作用を有するアルカリ剤、塩化
物イオン、ベンゾトリアゾール類等の現像抑制剤、保恒
剤、キレート剤など適宜添加することができる。
【0140】本発明に係るハロゲン化銀感光材料は、発
色現像後、漂白処理及び定着処理が施される。また、漂
白処理は定着処理と同時に行なってもよい。本発明にお
いては、定着処理の後は、安定化処理が施される。本発
明の安定化処理は、3段の多段向流方式の処理槽が用い
られており、処理槽のサイズは3〜10Lが好ましい。
安定化処理に要する時間は、各槽それぞれ20〜90秒
が好ましい。安定化処理の処理温度は30〜45℃が好
ましいが、34〜38℃が特に好ましい。本発明の安定
化槽の加熱手段としては、独立したヒーターを用いて安
定化液を加熱してもよく、あるいは定着槽や現像槽のヒ
ーターを用いて追従温調により加熱しても良い。
色現像後、漂白処理及び定着処理が施される。また、漂
白処理は定着処理と同時に行なってもよい。本発明にお
いては、定着処理の後は、安定化処理が施される。本発
明の安定化処理は、3段の多段向流方式の処理槽が用い
られており、処理槽のサイズは3〜10Lが好ましい。
安定化処理に要する時間は、各槽それぞれ20〜90秒
が好ましい。安定化処理の処理温度は30〜45℃が好
ましいが、34〜38℃が特に好ましい。本発明の安定
化槽の加熱手段としては、独立したヒーターを用いて安
定化液を加熱してもよく、あるいは定着槽や現像槽のヒ
ーターを用いて追従温調により加熱しても良い。
【0141】本発明に係るハロゲン化銀感光材料の現像
処理に用いる現像処理装置としては、処理槽に配置され
たローラーに感光材料をはさんで搬送するローラートト
ランスポートタイプであっても、ベルトに感光材料を固
定して搬送するエンドレスベルト方式であってもよい
が、処理槽をスリット状に形成して、この処理槽に処理
液を供給するとともに感光材料を搬送する方式や処理液
を噴霧状にするスプレー方式、処理液を含浸させた担体
との接触によるウエッブ方式、粘性処理液による方式な
ども用いることができる。大量に処理する場合には、自
動現像機を用いてランニング処理されるのが、この際、
補充液の補充量は少ない程好ましく、環境適性等より最
も好ましい処理形態は、補充方法として錠剤の形態で処
理剤を添加することであり、公開技報94−16935
に記載の方法が最も好ましい。
処理に用いる現像処理装置としては、処理槽に配置され
たローラーに感光材料をはさんで搬送するローラートト
ランスポートタイプであっても、ベルトに感光材料を固
定して搬送するエンドレスベルト方式であってもよい
が、処理槽をスリット状に形成して、この処理槽に処理
液を供給するとともに感光材料を搬送する方式や処理液
を噴霧状にするスプレー方式、処理液を含浸させた担体
との接触によるウエッブ方式、粘性処理液による方式な
ども用いることができる。大量に処理する場合には、自
動現像機を用いてランニング処理されるのが、この際、
補充液の補充量は少ない程好ましく、環境適性等より最
も好ましい処理形態は、補充方法として錠剤の形態で処
理剤を添加することであり、公開技報94−16935
に記載の方法が最も好ましい。
【0142】
【実施例】以下、実施例により本発明を詳細に説明する
が、本発明の態様はこれに限定されない。
が、本発明の態様はこれに限定されない。
【0143】実施例1 《ハロゲン化銀感光材料試料の作製》 〔各ハロゲン化銀乳剤の調製〕 (青感光性ハロゲン化銀乳剤Em−B101、Em−B
102の調製)以下に示す方法に従って、青感光性ハロ
ゲン化銀乳剤Em−B101及びEm−B102を調製
した。
102の調製)以下に示す方法に従って、青感光性ハロ
ゲン化銀乳剤Em−B101及びEm−B102を調製
した。
【0144】40℃に保温した2%ゼラチン水溶液1リ
ットル中に、下記(A液)及び(B液)を、pAgを
7.3、pHを3.0に制御しつつ同時添加し、更に下
記(C液)及び(D液)を、pAgを8.0、pHを
5.5に制御しつつ同時添加した。この時、pAgの制
御は、特開昭59−45437号記載の方法により行
い、pHの制御は硫酸又は水酸化ナトリウム水溶液を用
いて適宜行った。
ットル中に、下記(A液)及び(B液)を、pAgを
7.3、pHを3.0に制御しつつ同時添加し、更に下
記(C液)及び(D液)を、pAgを8.0、pHを
5.5に制御しつつ同時添加した。この時、pAgの制
御は、特開昭59−45437号記載の方法により行
い、pHの制御は硫酸又は水酸化ナトリウム水溶液を用
いて適宜行った。
【0145】 (A液) 塩化ナトリウム 3.42g 臭化カリウム 0.03g 水を加えて 200ml (B液) 硝酸銀 10g 水を加えて 200ml (C液) 塩化ナトリウム 102.7g ヘキサクロロイリジウム(IV)酸カリウム 4×10-8モル ヘキサシアノ鉄(II)酸カリウム 2×10-5モル 臭化カリウム 1.0g 水を加えて 600ml (D液) 硝酸銀 300g 水を加えて 600ml 添加終了後、花王アトラス社製デモールNの5%水溶液
と硫酸マグネシウムの20%水溶液を用いて脱塩を行っ
た後、ゼラチン水溶液と混合して平均粒径が0.71μ
m、変動係数0.07、塩化銀含有率99.5%の単分
散立方体乳剤EMP−101を得た。
と硫酸マグネシウムの20%水溶液を用いて脱塩を行っ
た後、ゼラチン水溶液と混合して平均粒径が0.71μ
m、変動係数0.07、塩化銀含有率99.5%の単分
散立方体乳剤EMP−101を得た。
【0146】上記EMP−101に対し、下記化合物を
用いて60℃にて感度−カブリの関係が最適になるよう
化学増感を施し、青感光性ハロゲン化銀乳剤Em−B1
01を調製した。
用いて60℃にて感度−カブリの関係が最適になるよう
化学増感を施し、青感光性ハロゲン化銀乳剤Em−B1
01を調製した。
【0147】 チオ硫酸ナトリウム 0.8mg/モルAgX 塩化金酸 0.5mg/モルAgX 安定剤:STAB−1 3×10-4モル/モルAgX 安定剤:STAB−2 3×10-4モル/モルAgX 安定剤:STAB−3 3×10-4モル/モルAgX 増感色素:BS−1 4×10-4モル/モルAgX 増感色素:BS−2 1×10-4モル/モルAgX STAB−1:1−フェニル−5−メルカプトテトラゾール STAB−2:1−(4−エトキシフェニル)−5−メルカプトテトラゾール STAB−3:1−(3−アセトアミドフェニル)−5−メルカプトテトラゾ ール
【0148】
【化19】
【0149】次いで、上記記載のEMP−101の調製
において、(A液)と(B液)の添加時間および(C
液)と(D液)の添加時間を適宜変更した以外は同様に
して、平均粒径0.64μm、粒径分布の変動係数0.
07、塩化銀含有率99.5モル%の単分散立方体乳剤
EMP−102を得た。
において、(A液)と(B液)の添加時間および(C
液)と(D液)の添加時間を適宜変更した以外は同様に
して、平均粒径0.64μm、粒径分布の変動係数0.
07、塩化銀含有率99.5モル%の単分散立方体乳剤
EMP−102を得た。
【0150】上記青感光性ハロゲン化銀乳剤Em−B1
01の調製において、ハロゲン化銀乳剤としてEMP−
101に代えてEMP−102を用いた以外は同様にし
て、青感光性ハロゲン化銀乳剤Em−B102を調製
し、青感光性ハロゲン化銀乳剤Em−B101と102
の1:1の混合物を青感光性乳剤として用いた。
01の調製において、ハロゲン化銀乳剤としてEMP−
101に代えてEMP−102を用いた以外は同様にし
て、青感光性ハロゲン化銀乳剤Em−B102を調製
し、青感光性ハロゲン化銀乳剤Em−B101と102
の1:1の混合物を青感光性乳剤として用いた。
【0151】(緑感光性ハロゲン化銀乳剤Em−G10
1、Em−G102の調製)上記記載のEMP−101
の調製において、(A液)と(B液)の添加時間および
(C液)と(D液)の添加時間を適宜変更した以外は同
様にして、平均粒径0.40μm、粒径分布の変動係数
0.08、塩化銀含有率99.5モル%の単分散立方体
乳剤EMP−103を調製した。
1、Em−G102の調製)上記記載のEMP−101
の調製において、(A液)と(B液)の添加時間および
(C液)と(D液)の添加時間を適宜変更した以外は同
様にして、平均粒径0.40μm、粒径分布の変動係数
0.08、塩化銀含有率99.5モル%の単分散立方体
乳剤EMP−103を調製した。
【0152】次いで、得られたEMP−103に対し
て、下記化合物を用い55℃にて感度−カブリが最適に
なるように化学増感を行い、緑感光性ハロゲン化銀乳剤
Em−G101を調製した。
て、下記化合物を用い55℃にて感度−カブリが最適に
なるように化学増感を行い、緑感光性ハロゲン化銀乳剤
Em−G101を調製した。
【0153】 チオ硫酸ナトリウム 1.5mg/モルAgX 塩化金酸 1.0mg/モルAgX 安定剤:STAB−1 3×10-4モル/モルAgX 安定剤:STAB−2 3×10-4モル/モルAgX 安定剤:STAB−3 3×10-4モル/モルAgX 増感色素:GS−1 4×10-4モル/モルAgX
【0154】
【化20】
【0155】次いで、上記記載のEMP−103の調製
において、(A液)と(B液)の添加時間および(C
液)と(D液)の添加時間を適宜変更した以外は同様に
して、平均粒径0.50μm、粒径分布の変動係数0.
08、塩化銀含有率99.5モル%の単分散立方体乳剤
EMP−104を得た。
において、(A液)と(B液)の添加時間および(C
液)と(D液)の添加時間を適宜変更した以外は同様に
して、平均粒径0.50μm、粒径分布の変動係数0.
08、塩化銀含有率99.5モル%の単分散立方体乳剤
EMP−104を得た。
【0156】上記緑感光性ハロゲン化銀乳剤Em−G1
01の調製において、ハロゲン化銀乳剤としてEMP−
103に代えてEMP−104を用いた以外は同様にし
て、緑感光性ハロゲン化銀乳剤Em−G102を調製
し、緑感光性ハロゲン化銀乳剤Em−G101とEm−
G102の1:1の混合物を緑感光性乳剤として用い
た。
01の調製において、ハロゲン化銀乳剤としてEMP−
103に代えてEMP−104を用いた以外は同様にし
て、緑感光性ハロゲン化銀乳剤Em−G102を調製
し、緑感光性ハロゲン化銀乳剤Em−G101とEm−
G102の1:1の混合物を緑感光性乳剤として用い
た。
【0157】(赤感光性ハロゲン化銀乳剤Em−R10
1、Em−R102の調製)前記調製したEMP−10
4に対して、下記化合物を用い60℃にて感度−カブリ
が最適になるように化学増感を行い、赤感光性ハロゲン
化銀乳剤Em−R101を調製した。
1、Em−R102の調製)前記調製したEMP−10
4に対して、下記化合物を用い60℃にて感度−カブリ
が最適になるように化学増感を行い、赤感光性ハロゲン
化銀乳剤Em−R101を調製した。
【0158】 チオ硫酸ナトリウム 1.8mg/モルAgX 塩化金酸 2.0mg/モルAgX 安定剤:STAB−1 3×10-4モル/モルAgX 安定剤:STAB−2 3×10-4モル/モルAgX 安定剤:STAB−3 3×10-4モル/モルAgX 増感色素:RS−1 1×10-4モル/モルAgX 増感色素:RS−2 1×10-4モル/モルAgX
【0159】
【化21】
【0160】次いで、前記記載のEMP−103の調製
において、(A液)と(B液)の添加時間および(C
液)と(D液)の添加時間を適宜変更した以外は同様に
して、平均粒径0.38μm、粒径分布の変動係数0.
08、塩化銀含有率99.5モル%の単分散立方体乳剤
EMP−105を得た。
において、(A液)と(B液)の添加時間および(C
液)と(D液)の添加時間を適宜変更した以外は同様に
して、平均粒径0.38μm、粒径分布の変動係数0.
08、塩化銀含有率99.5モル%の単分散立方体乳剤
EMP−105を得た。
【0161】上記赤感光性ハロゲン化銀乳剤Em−R1
01の調製において、ハロゲン化銀乳剤としてEMP−
103に代えてEMP−105を用いた以外は同様にし
て、赤感光性ハロゲン化銀乳剤Em−R102を調製
し、赤感光性ハロゲン化銀乳剤Em−R101とEm−
R102の1:1の混合物を赤感光性乳剤として用い
た。
01の調製において、ハロゲン化銀乳剤としてEMP−
103に代えてEMP−105を用いた以外は同様にし
て、赤感光性ハロゲン化銀乳剤Em−R102を調製
し、赤感光性ハロゲン化銀乳剤Em−R101とEm−
R102の1:1の混合物を赤感光性乳剤として用い
た。
【0162】〔試料101の作製〕片面に高密度ポリエ
チレンを、もう一方の面にアナターゼ型酸化チタンを1
5質量%の含有量で分散して含む溶融ポリエチレンをラ
ミネートした、1m2当たりの坪量が80gのポリエチ
レンラミネート紙反射支持体(テーバー剛度=3.5、
PY値=2.7μm)上に、下記表1に記載の構成から
なる各層を酸化チタンを含有するポリエチレン層側に塗
設し、更に裏面側にはゼラチン6.00g/m2、シリ
カマット剤0.65g/m2を塗設した多層ハロゲン化
銀感光材料である試料101を作製した。表1における
各添加剤の量は、1m2当たりのg数で表示した。な
お、ハロゲン化銀及びコロイド銀は、金属銀に換算した
g数で示した。
チレンを、もう一方の面にアナターゼ型酸化チタンを1
5質量%の含有量で分散して含む溶融ポリエチレンをラ
ミネートした、1m2当たりの坪量が80gのポリエチ
レンラミネート紙反射支持体(テーバー剛度=3.5、
PY値=2.7μm)上に、下記表1に記載の構成から
なる各層を酸化チタンを含有するポリエチレン層側に塗
設し、更に裏面側にはゼラチン6.00g/m2、シリ
カマット剤0.65g/m2を塗設した多層ハロゲン化
銀感光材料である試料101を作製した。表1における
各添加剤の量は、1m2当たりのg数で表示した。な
お、ハロゲン化銀及びコロイド銀は、金属銀に換算した
g数で示した。
【0163】また、上記試料101の作製で用いた油溶
性の各カプラー及びステイン防止剤は、各々を表1に記
載の高沸点有機溶媒と更に低沸点溶媒として酢酸エチル
を加えて加熱、溶解した後、ゼラチン水溶液中に添加し
て、超音波分散機により乳化分散物の形態で添加した。
乳化分散の際には、界面活性剤としてSU−1を用い
た。又、硬膜剤としてH−1、H−2を添加した。塗布
助剤としては、界面活性剤SU−2、SU−3を添加
し、各層の表面張力を適宜調整した。また、各層にF−
1を全量が0.04g/m2となるように添加した。
性の各カプラー及びステイン防止剤は、各々を表1に記
載の高沸点有機溶媒と更に低沸点溶媒として酢酸エチル
を加えて加熱、溶解した後、ゼラチン水溶液中に添加し
て、超音波分散機により乳化分散物の形態で添加した。
乳化分散の際には、界面活性剤としてSU−1を用い
た。又、硬膜剤としてH−1、H−2を添加した。塗布
助剤としては、界面活性剤SU−2、SU−3を添加
し、各層の表面張力を適宜調整した。また、各層にF−
1を全量が0.04g/m2となるように添加した。
【0164】SU−1:トリ−i−プロピルナフタレン
スルホン酸ナトリウム SU−2:スルホ琥珀酸ジ(2−エチルヘキシル)・ナ
トリウム塩 SU−3:スルホ琥珀酸ジ(2,2,3,3,4,4,
5,5−オクタフルオロペンチル)・ナトリウム塩 H−1:テトラキス(ビニルスルホニルメチル)メタン H−2:2,4−ジクロロ−6−ヒドロキシ−s−トリ
アジン・ナトリウム HQ−1:2,5−ジ−t−オクチルハイドロキノン HQ−2:2,5−ジ((1,1−ジメチル−4−ヘキ
シルオキシカルボニル)ブチル)ハイドロキノン HQ−3:2,5−ジ−sec−ドデシルハイドロキノ
ンと2,5−ジ−secテトラデシルハイドロキノンと
2−sec−ドデシル−5−sec−テトラデシルハイ
ドロキノンの質量比1:1:2の混合物 PVP:ポリビニルピロリドン SO−1:トリオクチルホスフィンオキサイド SO−2:ジ(i−デシル)フタレート SO−3:トリクレジールフォスフェート SO−4:(4−ドデシルベンゼン)−p−トルエンス
ルホンアミド
スルホン酸ナトリウム SU−2:スルホ琥珀酸ジ(2−エチルヘキシル)・ナ
トリウム塩 SU−3:スルホ琥珀酸ジ(2,2,3,3,4,4,
5,5−オクタフルオロペンチル)・ナトリウム塩 H−1:テトラキス(ビニルスルホニルメチル)メタン H−2:2,4−ジクロロ−6−ヒドロキシ−s−トリ
アジン・ナトリウム HQ−1:2,5−ジ−t−オクチルハイドロキノン HQ−2:2,5−ジ((1,1−ジメチル−4−ヘキ
シルオキシカルボニル)ブチル)ハイドロキノン HQ−3:2,5−ジ−sec−ドデシルハイドロキノ
ンと2,5−ジ−secテトラデシルハイドロキノンと
2−sec−ドデシル−5−sec−テトラデシルハイ
ドロキノンの質量比1:1:2の混合物 PVP:ポリビニルピロリドン SO−1:トリオクチルホスフィンオキサイド SO−2:ジ(i−デシル)フタレート SO−3:トリクレジールフォスフェート SO−4:(4−ドデシルベンゼン)−p−トルエンス
ルホンアミド
【0165】
【表1】
【0166】
【化22】
【0167】
【化23】
【0168】〔試料102〜106の作製〕上記試料1
01において、第7層のイエローカプラーの種類及び添
加量を表2に記載のように変更した以外は同様にして、
試料102〜106を作製した。
01において、第7層のイエローカプラーの種類及び添
加量を表2に記載のように変更した以外は同様にして、
試料102〜106を作製した。
【0169】
【表2】
【0170】《ハロゲン化銀感光材料試料の評価》 〔各試料の露光方法〕上記作製した試料101〜106
について、下記記載の方法で露光を施した。
について、下記記載の方法で露光を施した。
【0171】露光光源として、BのLEDを主走査方向
に10個並べ露光のタイミングを少しづつ遅延させるこ
とによって、同じ場所を10個のLEDで露光できるよ
うに調整した。また、副走査方向にも10個のLEDを
並べ、隣接する10画素分の露光が1度にできる露光ヘ
ッドを用いた。G、Rも同様にLEDを組み合わせた露
光ヘッドを用いた。各ビームの径は約10μmで、この
間隔でビームを配列し、副走査のピッチは約100μm
として露光を行った。
に10個並べ露光のタイミングを少しづつ遅延させるこ
とによって、同じ場所を10個のLEDで露光できるよ
うに調整した。また、副走査方向にも10個のLEDを
並べ、隣接する10画素分の露光が1度にできる露光ヘ
ッドを用いた。G、Rも同様にLEDを組み合わせた露
光ヘッドを用いた。各ビームの径は約10μmで、この
間隔でビームを配列し、副走査のピッチは約100μm
として露光を行った。
【0172】露光に用いる画像データとしては、イエロ
ー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、墨(K)の
濃度を20ステップにわたって変化したものと、網%が
50%の金赤、墨網のパッチとポートレート画像(面積
階調画像)を組み合わせたものを用意した。
ー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、墨(K)の
濃度を20ステップにわたって変化したものと、網%が
50%の金赤、墨網のパッチとポートレート画像(面積
階調画像)を組み合わせたものを用意した。
【0173】〔現像処理〕露光後、下記の内容に従って
現像処理1を行い、各画像を作製した。
現像処理1を行い、各画像を作製した。
【0174】 処理工程 処理温度 処理時間 補充量 発色現像 33.0±0.3℃ 120秒 80ml/m2 漂白定着 33.0±0.5℃ 90秒 120ml/m2 安定化 30〜34℃ 60秒 150ml/m2 乾燥 60〜80℃ 30秒 上記現像処理1で用いた各処理液は以下の通りである。
【0175】 (発色現像液タンク液及び補充液) タンク液 補充液 純水 800ml 800ml トリエチレンジアミン 2g 3g ジエチレングリコール 10g 10g 臭化カリウム 0.01g − 塩化カリウム 3.5g − 亜硫酸カリウム 0.25g 0.5g 現像主薬:4−アミノ−3−メチル−N−エチル−N−β−メタンスルホンア ミドエチルアニリン1.5硫酸塩1水塩(以下、CD−1と略す) 2.9g 4.8g N,N−ジスルホエチルヒドロキシルアミン 20.4g 18.0g トリエタノールアミン 10.0g 10.0g ジエチレントリアミン五酢酸ナトリウム塩 2.0g 2.0g 蛍光増白剤(4,4′−ジアミノスチルベンジスルホン酸誘導体) 2.0g 2.5g 炭酸カリウム 30g 30g 水を加えて全量を1リットルとし、タンク液はpHを1
0.0に、補充液はpHを10.6に調整した。
0.0に、補充液はpHを10.6に調整した。
【0176】 (漂白定着液タンク液及び補充液) ジエチレントリアミン五酢酸第二鉄アンモニウム2水塩 65g ジエチレントリアミン五酢酸 3g チオ硫酸アンモニウム(70%水溶液) 100ml 2−アミノ−5−メルカプト−1,3,4−チアジアゾール 2.0g 亜硫酸アンモニウム(40%水溶液) 27.5ml 水を加えて全量を1リットルとし、炭酸カリウム又は氷
酢酸でpHを5.0に調整した。
酢酸でpHを5.0に調整した。
【0177】 (安定化液タンク液及び補充液) o−フェニルフェノール 1.0g 5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン 0.02g 2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン 0.02g ジエチレングリコール 1.0g 蛍光増白剤(チノパールSFP) 2.0g 1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン酸 1.8g 硫酸亜鉛 0.5g 硫酸マグネシウム・7水塩 0.2g PVP(ポリビニルピロリドン) 1.0g アンモニア水(水酸化アンモニウム25%水溶液) 2.5g ニトリロ三酢酸・三ナトリウム塩 1.5g 水を加えて全量を1リットルとし、硫酸又はアンモニア
水でpHを7.5に調整した。
水でpHを7.5に調整した。
【0178】〔画像特性の評価〕 (イエロー最大発色濃度の測定)以上のようにして得ら
れた色素画像のイエロー(Y)発色濃度を20ステップ
にわたって変化したものを、エックスライト社製508
型濃度計を用い、ステータスT濃度(Bフィルター)の
測定を行い、イエローの最大発色濃度(Dmax)を求
めた。
れた色素画像のイエロー(Y)発色濃度を20ステップ
にわたって変化したものを、エックスライト社製508
型濃度計を用い、ステータスT濃度(Bフィルター)の
測定を行い、イエローの最大発色濃度(Dmax)を求
めた。
【0179】(イエローDmaxのL*、a*、b*の測
定)前記作製した各現像処理済み試料のDmax部を、
JIS Z 8722−1982「物体色の測定方法」
に記載の照明を用いて、受光の幾何学的条件の条件cに
よって分光吸収測定を行い、それにより得られた結果を
基として、JISZ 8722−1982に記載の方法
に従って三刺激値X、Y、Zを求め、次いで、JIS
Z 8729−1980「L*a*b*表色系及びL*u*
v*表色系による物体色の表示方法」に記載の方法によ
ってL*、a*、b*を測定した。
定)前記作製した各現像処理済み試料のDmax部を、
JIS Z 8722−1982「物体色の測定方法」
に記載の照明を用いて、受光の幾何学的条件の条件cに
よって分光吸収測定を行い、それにより得られた結果を
基として、JISZ 8722−1982に記載の方法
に従って三刺激値X、Y、Zを求め、次いで、JIS
Z 8729−1980「L*a*b*表色系及びL*u*
v*表色系による物体色の表示方法」に記載の方法によ
ってL*、a*、b*を測定した。
【0180】(CIELAB空間におけるイエロー吸収
軌跡の測定)前記作製した各現像処理済み試料におい
て、イエロー発色濃度変化を行った20ステップ部のそ
れぞれについてを、上記記載の方法と同様にして、CI
ELAB空間でのL*、a*、b*を求め、各々の測定点
を滑らかに結び、基準座標L*=85、a*=−5、b*
=85に最も接近した時のL*、a*、b*を測定し、そ
の座標と基準座標との色差(ΔE)を求めた。
軌跡の測定)前記作製した各現像処理済み試料におい
て、イエロー発色濃度変化を行った20ステップ部のそ
れぞれについてを、上記記載の方法と同様にして、CI
ELAB空間でのL*、a*、b*を求め、各々の測定点
を滑らかに結び、基準座標L*=85、a*=−5、b*
=85に最も接近した時のL*、a*、b*を測定し、そ
の座標と基準座標との色差(ΔE)を求めた。
【0181】(色再現性の評価:基準色、金赤、墨網)
上記作製したイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)の各基準色、50%の金赤、墨網及びポートレー
ト画像(面積階調画像)について、一般のパネラー20
名により、基準試料と対比観察して、色の忠実な再現
性、色の鮮やかさについて目視評価を行い、良好である
と判断した場合を○、好ましくないと感じた場合を×と
して、下記に示す基準に則り判定を行った。
上記作製したイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)の各基準色、50%の金赤、墨網及びポートレー
ト画像(面積階調画像)について、一般のパネラー20
名により、基準試料と対比観察して、色の忠実な再現
性、色の鮮やかさについて目視評価を行い、良好である
と判断した場合を○、好ましくないと感じた場合を×と
して、下記に示す基準に則り判定を行った。
【0182】 5:18名以上のパネラーが○と判定した 4:15〜17名のパネラーが○と判定した 3:11〜14名のパネラーが○と判定した 2:7〜10名のパネラーが○と判定した 1:○と判定したパネラーが6名以下である 上記判定ランクにおいて、3以上であれば実用上許容範
囲にあると判断した。
囲にあると判断した。
【0183】以上により得られた各評価結果を同じく表
2に示す。表2より明らかなように、試料101、10
2ではイエローの赤みが強く、そのために評価が低くな
っているが、例示化合物1−7、1−13を用いた試料
においては、その様な欠点はなく優れたイエローの再現
を示すが、その場合でもDmax濃度が低い場合には墨
網の再現において、黄色味が強く、低い評価結果しか得
られなかった。一方、Dmaxが1.5以上であり、か
つ請求項1又は請求項2で規定するL*,a*,b*の各
条件を満足する本発明の試料は、比較試料に対し、Y、
M、Cの単色及び金赤、墨網の色再現性に優れているこ
とが判る。
2に示す。表2より明らかなように、試料101、10
2ではイエローの赤みが強く、そのために評価が低くな
っているが、例示化合物1−7、1−13を用いた試料
においては、その様な欠点はなく優れたイエローの再現
を示すが、その場合でもDmax濃度が低い場合には墨
網の再現において、黄色味が強く、低い評価結果しか得
られなかった。一方、Dmaxが1.5以上であり、か
つ請求項1又は請求項2で規定するL*,a*,b*の各
条件を満足する本発明の試料は、比較試料に対し、Y、
M、Cの単色及び金赤、墨網の色再現性に優れているこ
とが判る。
【0184】実施例2 実施例1で作製した試料104において、第3層(マゼ
ンタ発色層)、第5層(シアン発色層)、第7層(イエ
ロー発色層)の層配置を、表3に記載のように変更した
以外は同様にして、試料201〜205を作製した。
ンタ発色層)、第5層(シアン発色層)、第7層(イエ
ロー発色層)の層配置を、表3に記載のように変更した
以外は同様にして、試料201〜205を作製した。
【0185】各試料に対し、実施例1に記載の方法で露
光及び現像処理を施した後、同様の方法にて、イエロー
最大発色濃度、イエローDmaxのa*、b*、CIEL
AB空間におけるイエロー吸収軌跡、色再現性の評価を
行い、得られた結果を表3に示す。
光及び現像処理を施した後、同様の方法にて、イエロー
最大発色濃度、イエローDmaxのa*、b*、CIEL
AB空間におけるイエロー吸収軌跡、色再現性の評価を
行い、得られた結果を表3に示す。
【0186】
【表3】
【0187】表3より明らかなように、第3層にイエロ
ー発色層を設けた試料204、205では、Dmaxが
低下し、同時に色調としてもa*が大きくなり易い傾向
を示す。このため、イエローの色調のみならず、墨網の
評価としても劣る結果となった。また、第5層をイエロ
ー発色層とした試料202、203においては、上記試
料に対しては、好ましい効果を示すもののややイエロー
の再現が暗くなり、そため、金赤の再現に対しても一部
影響を与えている。これに対し、請求項4に係る層構成
を有する試料104、201は、前者に対し発色性、色
再現性に対し優れた特性を有していることが判る。
ー発色層を設けた試料204、205では、Dmaxが
低下し、同時に色調としてもa*が大きくなり易い傾向
を示す。このため、イエローの色調のみならず、墨網の
評価としても劣る結果となった。また、第5層をイエロ
ー発色層とした試料202、203においては、上記試
料に対しては、好ましい効果を示すもののややイエロー
の再現が暗くなり、そため、金赤の再現に対しても一部
影響を与えている。これに対し、請求項4に係る層構成
を有する試料104、201は、前者に対し発色性、色
再現性に対し優れた特性を有していることが判る。
【0188】実施例3 実施例1で作製した試料104について、第6層(中間
層)の構成を2層化し、かつイエロー発色層に隣接する
中間層を表4に記載の内容に変更した以外は同様にして
試料301〜303を作製し、更に実施例2で作製した
試料201についても同様に変更して試料304〜30
6を作製し、実施例1に記載の方法で露光及び現像処理
を施した後、同様の方法でイエロー最大発色濃度、色再
現性の評価を行い、得られた結果を表4に示す。
層)の構成を2層化し、かつイエロー発色層に隣接する
中間層を表4に記載の内容に変更した以外は同様にして
試料301〜303を作製し、更に実施例2で作製した
試料201についても同様に変更して試料304〜30
6を作製し、実施例1に記載の方法で露光及び現像処理
を施した後、同様の方法でイエロー最大発色濃度、色再
現性の評価を行い、得られた結果を表4に示す。
【0189】
【表4】
【0190】表4より明らかなように、請求項5に係る
中間層からなる試料は、比較試料に対し、より一層イエ
ロー単色及び金赤、墨網の再現性が向上していることが
判る。
中間層からなる試料は、比較試料に対し、より一層イエ
ロー単色及び金赤、墨網の再現性が向上していることが
判る。
【0191】実施例4 実施例1で作製した試料104において、第3層(マゼ
ンタ発色層)で用いた高沸点有機溶媒(SO−3)を表
5に記載の高沸点有機溶媒、またはその組み合わせに変
更した以外は同様にして、試料401〜406を作製
し、実施例1に記載の方法で露光及び現像処理を施した
後、同様の方法でマゼンタ最大発色濃度、色再現性の評
価を行い、得られた結果を表5に示す。
ンタ発色層)で用いた高沸点有機溶媒(SO−3)を表
5に記載の高沸点有機溶媒、またはその組み合わせに変
更した以外は同様にして、試料401〜406を作製
し、実施例1に記載の方法で露光及び現像処理を施した
後、同様の方法でマゼンタ最大発色濃度、色再現性の評
価を行い、得られた結果を表5に示す。
【0192】
【表5】
【0193】表5より明らかなように、請求項6に係る
高沸点有機溶媒の組み合わせからなる試料は、比較試料
に対し、より一層マゼンタ単色及び金赤、墨網の色再現
性が向上していることが判る。
高沸点有機溶媒の組み合わせからなる試料は、比較試料
に対し、より一層マゼンタ単色及び金赤、墨網の色再現
性が向上していることが判る。
【0194】実施例5 前記実施例で作製した試料101、104、304、4
02、404に対して、前記現像処理1に代えて、以下
に記載の現像処理2、3を用いた以外は同様にして、実
施例1に記載の方法に従って、各最大発色濃度、色再現
性の評価を行った。
02、404に対して、前記現像処理1に代えて、以下
に記載の現像処理2、3を用いた以外は同様にして、実
施例1に記載の方法に従って、各最大発色濃度、色再現
性の評価を行った。
【0195】現像処理2:実施例1に記載の現像処理1
において、発色現像液タンク液及び補充液の各現像主薬
を、CD−1に代えて、等モルの例示化合物4−2を用
いた以外は同様にして、現像処理2とした。
において、発色現像液タンク液及び補充液の各現像主薬
を、CD−1に代えて、等モルの例示化合物4−2を用
いた以外は同様にして、現像処理2とした。
【0196】現像処理3:実施例1に記載の現像処理1
において、発色現像液タンク液及び補充液の各現像主薬
を、CD−1に代えて、等モルの例示化合物4−12を
用いた以外は同様にして、現像処理3とした。
において、発色現像液タンク液及び補充液の各現像主薬
を、CD−1に代えて、等モルの例示化合物4−12を
用いた以外は同様にして、現像処理3とした。
【0197】以上により評価を行った結果、現像処理
2、現像処理3を適用することにより、イエロー単色の
色再現性が向上することを確認することができ、一般式
(4)で表される現像主薬を用いることは、本発明の好
ましい態様の1つである。
2、現像処理3を適用することにより、イエロー単色の
色再現性が向上することを確認することができ、一般式
(4)で表される現像主薬を用いることは、本発明の好
ましい態様の1つである。
【0198】実施例6 前記実施例で作製した試料101、104、304、4
02、404に対して、前記現像処理1に代えて、以下
に記載の現像処理4、5、6を用いた以外は同様にし
て、実施例1に記載の方法に従って、各最大発色濃度、
色再現性について評価を行った。
02、404に対して、前記現像処理1に代えて、以下
に記載の現像処理4、5、6を用いた以外は同様にし
て、実施例1に記載の方法に従って、各最大発色濃度、
色再現性について評価を行った。
【0199】現像処理4:実施例1に記載の現像処理1
において、発色現像液タンク液及び補充液に、ベンジル
アルコールを0.5g/L添加した以外は同様にして、
現像処理4とした。
において、発色現像液タンク液及び補充液に、ベンジル
アルコールを0.5g/L添加した以外は同様にして、
現像処理4とした。
【0200】現像処理5:実施例1に記載の現像処理1
において、発色現像液タンク液及び補充液に、ベンジル
アルコールを8.0g/L添加した以外は同様にして、
現像処理5とした。
において、発色現像液タンク液及び補充液に、ベンジル
アルコールを8.0g/L添加した以外は同様にして、
現像処理5とした。
【0201】現像処理6:実施例1に記載の現像処理1
において、発色現像液タンク液及び補充液に、ベンジル
アルコールを15.0g/L添加した以外は同様にし
て、現像処理6とした。
において、発色現像液タンク液及び補充液に、ベンジル
アルコールを15.0g/L添加した以外は同様にし
て、現像処理6とした。
【0202】以上により評価を行った結果、現像処理5
の発色現像液に規定のベンジルアルコール量を添加する
ことにより、色濁りの劣化がなく、Dmaxが上昇し、
この結果、墨網の再現が改良されることを確認すること
ができ、規定量のベンジルアルコールの使用は本発明の
好ましい態様の1つである。
の発色現像液に規定のベンジルアルコール量を添加する
ことにより、色濁りの劣化がなく、Dmaxが上昇し、
この結果、墨網の再現が改良されることを確認すること
ができ、規定量のベンジルアルコールの使用は本発明の
好ましい態様の1つである。
【0203】
【発明の効果】本発明により、混色、色濁りが防止さ
れ、金赤、墨網を含む色再現性に優れ、かつ高発色性の
面積階調画像の形成方法を提供することができた。
れ、金赤、墨網を含む色再現性に優れ、かつ高発色性の
面積階調画像の形成方法を提供することができた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03C 7/36 G03C 7/36 7/388 7/388 7/407 7/407 7/413 7/413 G03F 3/10 G03F 3/10 B
Claims (8)
- 【請求項1】 支持体上に、平均塩化銀含有率が95モ
ル%以上のハロゲン化銀乳剤を各々含有するイエロー発
色層、マゼンタ発色層、シアン発色層を有するハロゲン
化銀感光材料を、露光した後現像処理する面積階調画像
の形成方法において、該イエロー発色層の最大イエロー
濃度(Dmax)が1.5以上で、かつイエロー発色カ
プラーの濃度1.2における吸収が、CIELAB色空
間のa *b*平面で、a*≦5、b*≧85であることを特
徴とする面積階調画像の形成方法。 - 【請求項2】 支持体上に、平均塩化銀含有率が95モ
ル%以上のハロゲン化銀乳剤を各々含有するイエロー発
色層、マゼンタ発色層、シアン発色層を有するハロゲン
化銀感光材料を、露光した後現像処理する面積階調画像
の形成方法において、該イエロー発色層の最大イエロー
濃度(Dmax)が1.5以上で、かつ濃度変化したと
きに得られるイエロー発色カプラー吸収のCIELAB
色空間における軌跡が、L*=85、a*=−5、b*=
85を中心とした半径10の球内を通ることを特徴とす
る面積階調画像の形成方法。 - 【請求項3】 前記イエロー発色層が、下記一般式
(1)で表されるイエローカプラーを含有することを特
徴とする請求項1または2に記載の面積階調画像の形成
方法。 【化1】 〔式中、R1はアルキル基、シクロアルキル基、アミノ
基、複素環基又はアリール基を表し、R2は炭素数2以
上の直鎖又は分岐の無置換アルキル基を表し、Xは塩素
原子、アルコキシ基又はアリールオキシ基を表す。Y
は、R1がアルキル基、シクロアルキル基、アミノ基又
は複素環基の時、アシルアミノ基又は塩素原子を表し、
R1がアリール基の時、スルホニルアミノ基、塩素原子
又はオキシカルボニル基を表す。nは0〜4の整数を表
す。nが2以上の時、複数のYは同じでも異なってもよ
い。〕 - 【請求項4】 支持体から最も遠い発色層が、イエロー
発色層であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか
1項に記載の面積階調画像の形成方法。 - 【請求項5】 支持体上に、平均塩化銀含有率が95モ
ル%以上のハロゲン化銀乳剤を各々含有するイエロー発
色層、マゼンタ発色層、シアン発色層を有するハロゲン
化銀感光材料を、露光した後現像処理する面積階調画像
の形成方法において、該イエロー発色層に隣接した中間
層を有し、かつ該中間層がイエローカプラーを含有して
いることを特徴とする面積階調画像の形成方法。 - 【請求項6】 支持体上に、平均塩化銀含有率が95モ
ル%以上のハロゲン化銀乳剤を各々含有するイエロー発
色層、マゼンタ発色層、シアン発色層を有するハロゲン
化銀感光材料を、露光した後現像処理する面積階調画像
の形成方法において、該マゼンタ発色層に含有されるマ
ゼンタカプラーが、下記一般式(2)で表される高沸点
有機溶媒と下記一般式(3)で表される高沸点有機溶媒
とに溶解され、分散されていることを特徴とする面積階
調画像の形成方法。 【化2】 〔式中、R21、R22及びR23は各々脂肪族基または芳香
族基を表し、p、q及びrは各々0または1を表す。た
だし、p、q及びrは同時に1であることはない。〕 【化3】 〔式中、R31は、(a)非置換アルキル基または非置換
アルケニル基、(b)置換されたアルキル基または置換
されたアルケニル基(ただし、該置換された各基は、ア
リール基、アルケニル基、ハロゲン原子、アルコキシカ
ルボニル基及びアシルオキシ基から選ばれる少なくとも
1つの置換基を含む)、(c)非置換アリール基、及び
(d)アルキル基、アルコキシ基、アルコキシカルボニ
ル基及びアシルオキシ基から選ばれる少なくとも1つの
置換基を含むアリール基、からなる群から選択され、R
32及びR33は、各々独立に水素原子またはR31で表され
る群の基から選択されるが、R31、R32及びR33に含ま
れる炭素原子の総数は、10以上である。〕 - 【請求項7】 前記現像処理で用いる発色現像液が、下
記一般式(4)で表される現像主薬を、全現像主薬の5
5モル%以上含有することを特徴とする請求項1〜6の
いずれか1項に記載の面積階調画像の形成方法。 【化4】 〔式中、R41及びR42はそれぞれアルキル基を表し、R
41とR42が互いに結合して環を形成しても良い。〕 - 【請求項8】 前記現像処理で用いる発色現像液が、ベ
ンジルアルコールを1〜10g/L含有することを特徴
とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の面積階調画
像の形成方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001054240A JP2002258449A (ja) | 2001-02-28 | 2001-02-28 | 面積階調画像の形成方法 |
| US09/956,974 US20020076661A1 (en) | 2000-09-20 | 2001-09-20 | Silver halide light-sensitive photographic material and area-modulation image forming method |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001054240A JP2002258449A (ja) | 2001-02-28 | 2001-02-28 | 面積階調画像の形成方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002258449A true JP2002258449A (ja) | 2002-09-11 |
Family
ID=18914603
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001054240A Pending JP2002258449A (ja) | 2000-09-20 | 2001-02-28 | 面積階調画像の形成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002258449A (ja) |
-
2001
- 2001-02-28 JP JP2001054240A patent/JP2002258449A/ja active Pending
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