JP2002531602A - エチレン/プロピレンと高級オレフィンとの共重合体の重合 - Google Patents

エチレン/プロピレンと高級オレフィンとの共重合体の重合

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JP2002531602A JP2000585297A JP2000585297A JP2002531602A JP 2002531602 A JP2002531602 A JP 2002531602A JP 2000585297 A JP2000585297 A JP 2000585297A JP 2000585297 A JP2000585297 A JP 2000585297A JP 2002531602 A JP2002531602 A JP 2002531602A
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ティンカル、ジョーン
ジャウバート、ダウイッド、ヨハネス
ポットゲイター、イグナチウス、ヘンドリク
ヤング、デスモンド、オースチン
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サソール テクノロジー(プロプライエタリー)リミテッド
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Abstract

(57)【要約】 4個より少ない炭素原子を有する第一オレフィンと、炭素原子の合計数が5個より多く、かつ、等しくない数の炭素原子を有する第二オレフィンから得られる重合体。重合体中の第一オレフィンおよび第二オレフィンのモル比は90:10から99.9:0.1である。この重合体を製造するためのプロセスも提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は重合に関する。特に、本発明は共重合体及びかかる共重合体の製造方
法に関する。
【0002】 本発明の第一の局面によれば、4未満の炭素原子数を有する第一オレフィンと
5より大きい炭素原子総数を有しそして奇数の炭素原子数を有する第二オレフィ
ンとから得られ重合体中の第一オレフィン対第二オレフィンのモル比率が90:
10から99.9:0.1までである重合体が提供される。
【0003】 本発明の第二の局面によれば、少なくとも、4未満の炭素原子数を有する第一
オレフィンと5より大きい炭素原子総数を有しそして奇数の炭素原子数を有する
第二オレフィンを重合させることによって得られた重合生成物を含み重合体中の
第一オレフィン対第二オレフィンのモル比率が90:10から99.9:0.1
までである重合体が提供される。
【0004】 重合体は特に第一オレフィンと第二オレフィンの共重合体であってもよい。
【0005】 本発明の第三の局面によれば、4未満の炭素原子数を有する第一オレフィンと
5より大きい炭素原子総数を有しそして奇数の炭素原子数を有する第二オレフィ
ンとの共重合体であって重合体中の第一オレフィン対第二オレフィンのモル比率
が90:10から99.9:0.1までである前記共重合体が提供される。
【0006】 第二オレフィンは1−ヘプテン、1−ノネン、または1−ウンデセンであって
もよく、1−ヘプテンおよび1−ノネンが好ましい。
【0007】 オレフィンはフィッシャー・トロプシュ法から得られたものであることができ
るが、代りに、オレフィンはそれらが重合可能であれば即ちそれらが既知触媒で
重合できれば別の方法から得られたものであることができる。
【0008】 本発明による共重合体は熱可塑性であり、そして射出成形、吹込成形、圧縮成
形、押出および熱成形によって容易に物品に加工できる。
【0009】 これら共重合体は第二オレフィンの含量の増加によって増加する高い衝撃強さ
を有する。他方、引張性質は共重合体中の第二オレフィン含量の増加によって穏
やかに低下する;しかしながら、引張性質は先に挙げた技法によって得られる物
品の適切な適用性の範囲にとどまっている。
【0010】 本発明による共重合体は下記性質を有するであろう: a) ASTM D1238に従って測定したとき、0.01〜50dg/分の
範囲のメルトフローインデックス;および b) ASTM D256に従って測定したとき、5kJ/m2より大きい、ノ
ッチ付きアイゾット衝撃強さ;および/または c) ASTM D638Mに従って測定したとき、5MPaより大きい、降伏
点引張強さ;および/または d) ASTM D638Mに従って測定したとき、100MPaより大きいモ
ジュラス。
【0011】 出願人は本発明に従う第一オレフィンと第二オレフィンの共重合体ファミリー
には驚くべき適用性質をもった特種サブファミリー群があることを確認した。従
って、エチレンと第二オレフィンの共重合体サブファミリーはプロピレンと第二
オレフィンの共重合体サブファミリーとは異なる適用性質を有する。
【0012】 本発明の第一の態様においては、第一オレフィンはエチレンであろう。
【0013】 本発明の第一の態様による共重合体は下記性質を有するであろう: a) ASTM D1238に従って測定したとき、0.01〜50dg/分の
範囲のメルトフローインデックス;および b) ASTM D1505に従って測定したとき、0.910〜0.950g
/cm3の範囲の密度;および/または c) ASTM D256に従って測定したとき、5kJ/m2より大きい、ノ
ッチ付きアイゾット衝撃強さ;および/または d) ASTM D638Mに従って測定したとき、5MPaより大きい、降伏
点引張強さ;および/または e) ASTM D638Mに従って測定したとき、100MPaより大きいモ
ジュラス。
【0014】 出願人は驚くべきことには、本発明に従って得られたときのエチレンと第二オ
レフィンの共重合体サブファミリーには更に驚くべき適用性質をもった特殊群が
存在するということを見出した。こうして、エチレンと第二オレフィンとしての
1−ヘプテンとの共重合体は驚くべきことには、エチレンと第二オレフィンとし
ての1−ノネンとの共重合体とは異なる適用性質を有することがわかった。これ
ら性質はそれぞれの第二オレフィンの炭素数に機械的に関係づけることができな
い。
【0015】 従って、本発明の第一態様の一バージョンにおいては、エチレンと1−ヘプテ
ンの共重合体が提供される。
【0016】 本発明によるエチレン/1−ヘプテン共重合体中の1−ヘプテンの好ましい含
量は0.2モル%〜2モル%である。
【0017】 本発明によるエチレンと1−ヘプテンの共重合体は下記性質を有するであろう
: a) ASTM D1238に従って測定したとき、0.01〜50dg/分の
範囲のメルトフローインデックス;および/または b) ASTM D1505に従って測定したとき、0.910〜0.950g
/cm3の範囲の密度;および/または c) ASTM D256に従って測定したとき、次の式を満足するノッチ付き
アイゾット衝撃強さ、I: I > 10[C7] (式中、[C7]は重合体中の1−ヘプテンのモル濃度である);および/また
は d) ASTM D638Mに従って測定したとき、次の式を満足する降伏点引
張強さ、σ: σ > −4.4[C7]+17;および/または e) ASTM D638Mに従って測定したとき、次の式を満足するモジュラ
ス、E: E > −275[C7]+850;および/または f) ASTM D2240に従って測定したとき、次の式を満足する硬度、H
: H > −10[C7]+56
【0018】 本発明の第一態様の別バージョンにおいては、エチレンと1−ノネンの共重合
体が提供される。
【0019】 本発明によるエチレン/1−ノネン共重合体中の1−ノネンの好ましい含量は
0.1モル%〜1.5モル%である。
【0020】 本発明によるエチレンと1−ノネンの共重合体は下記性質を有するであろう:
a) ASTM D1238に従って測定したとき、0.01〜50dg/分の
範囲のメルトフローインデックス;および/または b) ASTM D1505に従って測定したとき、0.910〜0.950g
/cm3の範囲の密度;および/または c) ASTM D256に従って測定したとき、次の式を満足するノッチ付き
アイゾット衝撃強さ、I: I > 13.3[C9] (式中、[C9]は重合体中の1−ノネンのモル濃度である);および/または
d) ASTM D638Mに従って測定したとき、次の式を満足する降伏点引
張強さ、σ: σ > −16.67[C9]+25;および/または e) ASTM D638Mに従って測定したとき、次の式を満足するモジュラ
ス、E: E > −666.67[C9]+1100;および/または f) ASTM D2240に従って測定したとき、次の式を満足する硬度、H
: H > −30[C9]+65
【0021】 本発明の第二の態様においては、第一オレフィンはプロピレンであろう。
【0022】 出願人は驚くべきことには、本発明に従って得られたときのプロピレンと第二
オレフィンの共重合体サブファミリーには更に驚くべき適用性質をもった特殊群
が存在するということを見出した。こうして、プロピレンと第二オレフィンとし
ての1−ヘプテンとの共重合体は驚くべきことに、プロピレンと第二オレフィン
としての1−ノネンとの共重合体とは異なる適用性質を有することがわかった。
適用性質の値の相違はそれぞれの第二オレフィンの炭素数に機械的に関係づける
ことができない。
【0023】 従って、本発明の第二態様の一バージョンにおいては、プロピレンと1−ヘプ
テンの共重合体が提供される。
【0024】 本発明によるプロピレン/1−ヘプテン共重合体中の1−ヘプテンの好ましい
含量は0.2モル%〜2モル%である。
【0025】 本発明によるプロピレンと1−ヘプテンの共重合体は下記性質を有するであろ
う: a) ASTM D1238に従って測定したとき、0.01〜50dg/分の
範囲のメルトフローインデックス;および/または b) ASTM D256に従って測定したとき、次の式を満足するノッチ付き
アイゾット衝撃強さ、I: I > 7.5[C7] (式中、[C7]は重合体中の1−ヘプテンのモル濃度である);および/また
は c) ASTM D638Mに従って測定したとき、次の式を満足する降伏点引
張強さ、σ: σ > −7[C7]+24;および/または d) ASTM D638Mに従って測定したとき、次の式を満足するモジュラ
ス、E: E > −350[C7]+1000;および/または e) ASTM D2240に従って測定したとき、次の式を満足する硬度、H
: H > −7.2[C7]+63
【0026】 本発明の第一態様の別バージョンにおいては、プロピレンと1−ノネンの共重
合体が提供される。
【0027】 本発明によるプロピレン/1−ノネン共重合体中の1−ノネンの好ましい含量
は0.1モル%〜1.5モル%である。
【0028】 本発明によるプロピレンと1−ノネンの共重合体は下記性質を有するであろう
: a) ASTM D1238に従って測定したとき、0.01〜50dg/分の
範囲のメルトフローインデックス;および/または b) ASTM D256に従って測定したとき、次の式を満足するノッチ付き
アイゾット衝撃強さ、I: I > 15[C9] (式中、[C9]は重合体中の1−ノネンのモル濃度である);および/または
c) ASTM D638Mに従って測定したとき、次の式を満足する降伏点引
張強さ、σ: σ > −5.3[C9]+24;および/または d) ASTM D638Mに従って測定したとき、次の式を満足するモジュラ
ス、E: E > −333.3[C9]+1000;および/または e) ASTM D2240に従って測定したとき、次の式を満足する硬度、H
: H > −6.67[C9]+65
【0029】 特に、共重合体は第一オレフィンと第二オレフィンを一つ又はそれ以上の反応
ゾーンで、適する触媒または触媒系の存在下で、反応ゾーン(単数又は複数)で
は大気圧から200kg/cm2間の範囲の圧力および周囲温度から300℃の
間の温度を維持しながら反応させることによって得られてもよい。
【0030】 出願人はまた、第一オレフィンと第二オレフィンの共重合においては異なる特
定のプロセス条件が使用されたときには特定の異なる共重合体が得られるという
ことを見出した。
【0031】 従って本発明の第四の局面によれば、第一モノマーとして4未満の炭素原子数
を有する第一オレフィンを含み且つ第二モノマーとして5より大きい炭素原子総
数を有しそして奇数の炭素原子数を有する第二オレフィンを含む反応混合物を、
得られる重合体中の第一オレフィン対第二オレフィンのモル比率が90:10か
ら99.9:0.1までであるように、一つ又はそれ以上の反応ゾーンで、触媒
系または触媒と助触媒を含む触媒系の存在下で、反応ゾーン(単数又は複数)で
は大気圧から200kg/cm2の間の圧力および周囲温度から300℃の間の
温度を維持しながら反応させることを含む、重合体製造方法が提供される。
【0032】 反応ゾーン(単数または複数)は単段階反応容器で又は一連の2つ又はそれ以
上の反応容器で提供されてもよい。
【0033】 特定の供給組成物を使用することによってそして特定の反応条件下で本方法か
ら得られた共重合体はモノマーの異なる反応性によって主に決まるランダム分布
を有する。これは第一オレフィンと第二オレフィンの共重合体の、それらの性質
が主にそれらの組成と不均一性によってコントロールされる、かなりの多様性を
得るためのユニークなツールを提供する。
【0034】 得られるランダム共重合体の分子量は反応中の反応ゾーン(単数または複数)
への水素添加によって調節できる。添加される水素の量が大きいほど、ランダム
共重合体の分子量は低い。
【0035】 共重合は好ましくは実質的に酸素と水が無い状態で行われ、そして不活性な飽
和炭化水素の存在下または不在下で実施されてもよい。
【0036】 共重合反応はスラリ相、溶液相または蒸気相で行われてもよく、スラリ相重合
が好ましい。
【0037】 スラリ相重合が使用される場合には、触媒は固体であろう、そして好ましくは
チーグラー・ナッタ触媒を含む。チタン系チーグラー・ナッタ触媒と助触媒とし
ての有機アルミニウム化合物を含む触媒系が好ましい。従って、固体であってス
ラリ剤または懸濁剤の中に懸濁されているチーグラー・ナッタ触媒の存在下で懸
濁状態でコモノマーが重合されるであろう。
【0038】 蒸気相重合が使用される場合には、触媒はやはり固体であってもよく、そして
好ましくはチーグラー・ナッタ触媒を含む。特に、シリカに支持された触媒また
は予め重合された触媒または重合体で希釈された触媒が更に使用されてもよい。
チタン系チーグラー・ナッタ触媒と助触媒としての有機アルミニウム化合物を含
む触媒系が好ましい。最も好ましいのは予め重合された触媒および重合体で希釈
されたチタン触媒である。
【0039】 本発明のこの局面の第一態様においては、エチレンを1−ヘプテンまたは1−
ノネンと共重合させてもよい。出願人はエチレンと1−ヘプテンまたは1−ノネ
ンの共重合においては異なる特定プロセス条件が使用されたときには特有の異な
る共重合体が得られるということを見出した。
【0040】 少なくとも原則的には、エチレン共重合に適するいずれのチーグラー・ナッタ
触媒が使用されてもよい。エチレンと他のオレフィンの共重合に通常使用される
触媒は好ましい。しかしながら、エチレンと1−ヘプテンまたは1−ノネンの共
重合のために最も好ましい触媒は以下に記述されている通りの、塩化マグネシウ
ムに支持されたチタン触媒である。
【0041】 従って、好ましい触媒においては、塩化マグネシウムは触媒支持体である。塩
化マグネシウムは無水塩化マグネシウムの形態で使用されてもよいし、または塩
化マグネシウム1モル当り水0.02モルから塩化マグネシウム1モル当り水2
モルの間の含水量を有していてもよい、すなわち、それは部分的に無水化されて
いてもよい。最も好ましくは、塩化マグネシウムが部分的に無水化された場合に
は、塩化マグネシウムの含水量は質量によれば、一つの特別例では1.5%、そ
して第二の特別例では5%である。
【0042】 無水の塩化マグネシウム又は部分的に無水化された塩化マグネシウムは好まし
くは、それに四塩化チタンを接触又は担持する(loading)前に活性化される。
【0043】 塩化マグネシウムの活性化は不活性条件下で即ち実質的に酸素と水素が存在し
ない大気中で、そして不活性な飽和炭化水素液体の不在下または存在下で行われ
てもよい。好ましい不活性な飽和炭化水素液体は脂肪族の又は脂環式の液体炭化
水素であり、その中で最も好ましいのはヘキサンおよびヘプタンである。
【0044】 塩化マグネシウムすなわち支持体の活性化はそれぞれ(a1)と(a2)と称さ
れる2つの工程で行われてもよい。
【0045】 工程(a1)においては、錯化剤を不活性条件下で、不活性炭化水素液体中の
塩化マグネシウムの懸濁物に又は粉末形態の塩化マグネシウムに添加する。錯化
剤はアルコールのクラス又はアルコールとエーテルの混合物から選ばれてもよい
。各種アルコール、アルコール混合物、又はアルコールとエーテルもしくは複数
エーテルとの混合物は異なる性能を有する特有の触媒を与えるであろう。
【0046】 アルコールは炭素原子の総数が2〜16の直鎖又は枝分れアルコールであって
もよい。複数アルコールの混合物を使用することが好ましく、最も好ましいのは
直鎖と枝分れアルコールの混合物である。直鎖アルコールが使用される場合は、
1モルの塩化マグネシウム当り0.02モルのアルコールから1モルの塩化マグ
ネシウム当り2モルのアルコールまでで使用されてもよい。枝分れアルコール又
は直鎖と枝分れアルコールの混合物が使用される場合は、塩化マグネシウムのモ
ル当り0.015モルのアルコールから塩化マグネシウムのモル当り1.5モル
のアルコールまでで使用されてもよい。エーテルは全炭素数すなわち炭素原子の
総数が8〜16であるエーテルであってもよい。単一のエーテルまたは複数エー
テルの混合物どちらも使用できる。直鎖アルコールとエーテルの混合物が使用さ
れる場合は、1モルの塩化マグネシウム当り0.01モルのアルコール/エーテ
ル混合物から1モルの塩化マグネシウム当り2モルのアルコール/エーテル混合
物までが使用されてもよい。最も好ましいのは枝分れアルコールとエーテルの混
合物であり、その場合、1モルの塩化マグネシウム当り0.05モルのアルコー
ル/エーテル混合物から1モルの塩化マグネシウム当り1.5モルのアルコール
/エーテル混合物までが使用されてもよい。
【0047】 出願人は驚くべきことに、異なる錯化剤を使用することによって異なる性能を
もった触媒が得られることを見出した。従って、枝分れアルコールとエーテルの
混合物が使用された場合は、触媒の生産性は直鎖アルコールとエーテルの混合物
が使用された場合よりも高い。単独のアルコールが単独で使用された場合は、生
産性はアルコールとエーテルの混合物が使用された場合よりも低いことがわかっ
た。枝分れアルコールは単独で使用された場合は直鎖アルコールよりも高い生産
性を与えた。
【0048】 得られた混合物又は懸濁物は室温で10分〜24時間の間攪拌されてもよい。
好ましい攪拌時間は1〜12時間である。部分的に活性化された塩化マグネシウ
ムを製造するための好ましい温度は40℃〜140℃である。部分的に活性化さ
れた塩化マグネシウムはこうして得られる。
【0049】 第二工程(a2)においては、部分的に活性化された塩化マグネシウムにアル
キルアルミニウム化合物を好ましくは滴下の形態で添加する。使用できる代表的
なアルキルアルミニウム化合物は式AlR3(式中、Rは炭素原子数1〜10の
アルキル基又は基成分である)によって表されるものである。使用できる適切な
アルキルアルミニウム化合物の特殊な例は、トリ−ブチルアルミニウム、トリ−
イソブチルアルミニウム、トリ−ヘキシルアルミニウムおよびトリ−オクチルア
ルミニウムである。好ましい有機アルミニウム化合物はトリ−エチルアルミニウ
ムである。アルキルアルミニウム化合物−対−最初に使用された無水の又は部分
的に無水化された塩化マグネシウムのモル比は1:1から6:1までであっても
よい。アルキルアルミニウム化合物対塩化マグネシウムの好ましいモル比は4:
1から5:1までである。
【0050】 活性化された塩化マグネシウムすなわち支持体への四塩化チタンの担持はそれ
ぞれ(b1)と(b2)と称される2つの工程で行われてもよい。
【0051】 第一工程(b1)においては、ヘキサンによって徹底的に洗浄された後の支持
体にアルコールを攪拌下で添加する。活性化された支持体は先に記載したように
不活性な飽和炭化水素液体中の懸濁物の形態であってもよい。アルコールは炭素
原子数2〜8のアルコールの範囲から選ばれてもよい。二成分アルコール混合物
は使用できる。最も好ましい方法は触媒即ちこの触媒製造の生成物を使用する重
合のプロセスに使用される2つのモノマーとそれぞれ同じ炭素原子数を有する2
つのアルコールを含む二成分アルコール混合物を使用することである。
【0052】 アルコール混合物−対−使用された初期塩化マグネシウムのモル比は0.4:
1から4:1までであってもよい。しかしながら、アルコール混合物対初期塩化
マグネシウムの好ましいモル比は0.8:1から2.5:1までである。
【0053】 二成分混合物における2つのアルコールのモル比は100:1から1:100
までであることができる。しかしながら、2つのアルコールの好ましいモル比は
1:1である。
【0054】 攪拌時間は1分〜10時間であってもよく、好ましくは約3時間である。
【0055】 攪拌中の温度は0℃と多成分混合物中のアルコールまたは触媒製造のこの工程
で使用された場合の不活性飽和炭化水素液体のいずれか一つの最低沸点との間で
あることができる。
【0056】 第二工程(b2)においては、塩化チタンTiCl4を支持体/アルコール混合
物に添加し、得られた混合物またはスラリを還流下で攪拌し、そして最後に、た
とえば約24時間、放冷する。得られた触媒は例えばヘキサンによって徹底的に
洗浄されてもよい。
【0057】 この工程で使用されるTiCl4対初期塩化マグネシウムのモル比は約2:1
から約20:1までであってもよく、好ましくは約10:1である。
【0058】 重合に助触媒が使用される場合には、それは先に言及したとおり、有機アルミ
ニウム化合物であってもよい。使用できる代表的な有機アルミニウム化合物は式
AlRm3-m(式中、Rは炭素原子数1〜15の炭化水素成分であり、Xはハロ
ゲン原子であり、そしてmは0<m≦3によって表される整数である)によって
表される化合物である。使用できる適切な有機アルミニウム化合物の特殊例は、
トリアルキルアルミニウム、トリアルケニルアルミニウム、部分ハロゲン化アル
キルアルミニウム、アルキルアルミニウムセスキハライド、アルキルアルミニウ
ムジハライドである。好ましい有機アルミニウム化合物はアルキルアルミニウム
化合物であり、そして最も好ましいの化合物はトリエチルアルミニウムである。
触媒系におけるアルミニウム対チタンの原子比は0.1:1から500:1まで
であってもよく、好ましくは、1:1から100:1までである。
【0059】 スラリ相共重合のためには、好ましいスラリ剤又は懸濁剤は脂肪族の又は脂環
式の液体炭化水素であり、最も好ましいのはヘキサンおよびヘプタンである。
【0060】 反応温度は周囲温度から300℃までの範囲にあることができるが、好ましく
は、50℃〜100℃の範囲にあり、そして最も好ましくは60℃〜90℃の範
囲にある。
【0061】 圧力は大気圧から200kg/cm2までの範囲にあることができるが、好ま
しくは、3kg/cm2〜30kg/cm2の範囲にあり、更に、より好ましくは
、4kg/cm2〜18kg/cm2の範囲にある。
【0062】 以上の記載の触媒製造方法に従って製造された触媒を使用した場合、エチレン
と1−ヘプテン又は1−ノネンの共重合反応のパラメーターはそれゆえに、エチ
レンと1−ヘプテン又は1−ノネンの得られる共重合体が先に述べた通りである
ようなものとなる。
【0063】 本発明のこの局面の別態様においては、プロピレンが1−ヘプテン又は1−ノ
ネンと共重合されてもよい。出願人はプロピレンと1−ヘプテン又は1−ノネン
との共重合においては異なる特定プロセス条件が使用されたときには特有の異な
る共重合体が得られるということを見出した。
【0064】 少なくとも原則的には、プロピレン共重合に適するいずれのチーグラー・ナッ
タ触媒が使用されてもよい。プロピレンと他のオレフィンとの共重合のために使
用される触媒が好ましい。
【0065】 プロピレン共重合のために適するチーグラー・ナッタ触媒の代表的なチタン成
分は三塩化チタンおよび四塩化チタンであり、それは支持体上に担持されていて
もよい。触媒支持体および活性化は既知の様式で実施できる。チタン触媒の製造
には、三価または四価チタンのハロゲン化物又はアルコラートが使用できる。三
価および四価のチタン化合物、および支持体または担体の他に、触媒は電子供与
体化合物また、たとえば、一官能性又は多官能性カルボン酸、カルボン酸無水物
およびエステル、ケトン、エーテル、アルコール、ラクトン、又は燐又は有機珪
素化合物を含有することもできる。
【0066】 好ましいチタン系チーグラー・ナッタ触媒の例はTiCl3・AlCl3・(n
−プロピルベンゾエート)であり、それは商業的に入手できる。
【0067】 しかしながら、プロピレンと1−ヘプテン又は1−ノネンとの共重合に最も好
ましい触媒は以下に記載されているように塩化マグネシウムで支持された四塩化
チタン触媒である。
【0068】 従って、好ましい触媒においては、塩化マグネシウムは触媒支持体である。塩
化マグネシウムは無水の塩化マグネシウムの形態で使用されてもよいし、又は塩
化マグネシウム1モル当り水0.02モルから塩化マグネシウム1モル当り水2
モルまでの含水量を有していてもよい、すなわち、部分的に無水化されていても
よい。最も好ましくは、塩化マグネシウムが部分的に無水化されている場合には
塩化マグネシウムの含水量は質量によれば、一つの特別例では1.5%、そして
第二の特別例では5%である。
【0069】 塩化マグネシウムは好ましくは、それに四塩化チタンを接触または担持する前
に活性化される。
【0070】 塩化マグネシウムの活性化は不活性条件下で、すなわち、実質的に酸素と水素
が存在しない雰囲気中で、そして不活性な飽和炭化水素液体の不在下又は存在下
で、行われてもよい。好ましい不活性飽和炭化水素液体は脂肪族の又は脂環式の
液体炭化水素であり、そのうちの最も好ましいのはヘキサンおよびヘプタンであ
る。
【0071】 塩化マグネシウムすなわち支持体の活性化はそれぞれ(a1)と(a2)と称す
る2つの工程で行われてもよい。
【0072】 工程(a1)においては、錯化剤を不活性条件下で、不活性炭化水素液体中の
塩化マグネシウムの懸濁物に又は粉末形態の塩化マグネシウムに添加する。錯化
剤はアルコールのクラス又はアルコールとエーテルの混合物から選ばれてもよい
【0073】 アルコールは炭素原子の総数が2〜16の直鎖又は枝分れアルコールであって
もよい。アルコールの混合物を使用することが好ましく、最も好ましいのは直鎖
と枝分れアルコールの混合物である。直鎖アルコールが使用される場合は、塩化
マグネシウム1モル当りアルコール0.02モルから塩化マグネシウム1モル当
りアルコール2モルまでで使用されてもよい。枝分れアルコール又は直鎖と枝分
れアルコールの混合物が使用される場合は、塩化マグネシウムのモル当りアルコ
ール0.015モルから塩化マグネシウムのモル当りアルコール1.5モルまで
で使用されてもよい。エーテルは全炭素数が8〜16であるエーテルであっても
よい。単一のエーテルまたは複数エーテルの混合物どちらも使用できる。直鎖ア
ルコールとエーテルの混合物が使用される場合は、塩化マグネシウム1モル当り
アルコール/エーテル混合物0.01モルから塩化マグネシウム1モル当りアル
コール/エーテル混合物2モルまでが使用されてもよい。最も好ましいのは枝分
れアルコールとエーテルの混合物であり、その場合、塩化マグネシウム1モル当
りアルコール/エーテル混合物0.015モルから塩化マグネシウム1モル当り
アルコール/エーテル混合物1.5モルまでが使用されてもよい。
【0074】 第二工程(a2)においては、工程(a1)で得られた部分的に活性化された塩
化マグネシウムにアルキルアルミニウム化合物を好ましくは滴下の形態で添加す
る。使用できる代表的なアルキルアルミニウム化合物は式AlR3(式中、Rは
炭素原子数1〜10のアルキル基または基成分である)によって表されるもので
ある。使用できる適切なアルキルアルミニウム化合物の特殊な例は、トリ−ブチ
ルアルミニウム、トリ−イソブチルアルミニウム、トリ−ヘキシルアルミニウム
およびトリ−オクチルアルミニウムである。好ましい有機アルミニウム化合物は
塩化ジエチルアルミニウム、およびトリ−エチルアルミニウムである。最初に使
用された無水の又は部分的に無水化された塩化マグネシウムに対するアルキルア
ルミニウム化合物のモル比は1:1から6:1までであってもよい。アルキルア
ルミニウム化合物対塩化マグネシウムの好ましいモル比は4:1から5:1まで
である。特に、部分的に活性化された塩化マグネシウムに添加されるアルミニウ
ムアルキルの量は次の式に従ってもよい: A > B+C+D 式中、Aはアルミニウムアルキルの全モル数を表し、他方、Bは塩化マグネシウ
ムの全モル数であり、Cはアルコールまたはエーテル/アルコール混合物の全モ
ル数であり、そしてDは水の全モル数(塩化マグネシウム中に存在する全水分と
溶剤中に存在する可能性のある微量の水との和)である。
【0075】 活性化された塩化マグネシウムすなわち支持体への四塩化チタンの担持はそれ
ぞれ(b1)、(b2)及び(b3)と称する3つ工程で行われてもよい。
【0076】 第一工程(b1)においては、ヘキサンによって徹底的に洗浄された後の支持
体に、エステル含む第一エステル成分を攪拌下で添加する。活性化された支持体
は先に記載した通り、不活性飽和炭化水素液体中の懸濁物の形態であってもよい
。エステルは芳香族酸、二酸又は芳香族酸無水物から誘導された有機エステルの
クラスから選ばれてもよい。出願人は驚くべきことには、触媒製造のこの工程で
特定エステルを使用すれば様々な性能の触媒が得られることを見出した。従って
、好ましいエステルは安息香酸、フタル酸および無水トリメリット酸から誘導さ
れたエステルである。特に好ましいエステルはエステルが2種の異なるアルコー
ルによってエステル化された二塩基性芳香族酸から誘導されているものである。
【0077】 本発明のこの態様の一バージョンにおいては、第一エステル成分として単一エ
ステルが使用されてもよい。本発明のこの態様の別バージョンにおいては、エス
テルの混合物が第一エステル成分として使用されてもよい。更に特別のケースで
は、三成分エステル混合物が第一エステル成分として使用されてもよい。
【0078】 使用された最初の塩化マグネシウムに対する第一エステル成分のモル比率は、
0.05:1から5:1までであってもよい。
【0079】 二成分混合物における2つのエステルのモル比は100:1から1:100ま
でであることができる。
【0080】 三成分エステル混合物中のエステルのモル比は広く変動可能であるが、好まし
くは約1:1:1である。
【0081】 攪拌時間は1分〜10時間であってもよく、好ましくは、約3時間である。
【0082】 攪拌中の温度は0℃と、多成分混合物中のエステルまたは触媒製造のこの工程
で使用された場合の不活性飽和炭化水素液体のいずれか一つの最低沸点との間に
あることができる。
【0083】 第二工程(b2)においては、塩化チタンTiCl4を支持体/アルコール混合
物に添加し、得られた混合物またはスラリを還流下で攪拌し、そして最後に、例
えば約24時間、放冷する。得られた触媒は例えばヘキサンによって徹底的に洗
浄されてもよい。
【0084】 最初の塩化マグネシウムに対するこの工程で使用されるTiCl4のモル比は
約2:1から約20:1までであってもよく、好ましくは約10:1である。
【0085】 第三工程(b3)においては、エステルを含む第二エステル成分を添加する。
この工程(b3)においては、2つのケースに分類することができ、両者は驚く
べきことに異なる性能の触媒を生じる: i) 第二エステル成分が第一エステルと同じである; ii) 第二エステル成分が第一エステル成分と異なる。
【0086】 出願人はまた驚くべきことに、塩化チタン担持の特別のやり方を使用した場合
には非常に異なるファミリーの触媒が得られ、それが本発明の異なる態様および
バージョンに使用されたとき異なる有利なプロセス性能に導くということを見出
した。
【0087】 従って、本発明のこの態様の一バージョンにおいては、塩化チタンの担持の順
序は次の通りであってもよい:活性化された支持体に塩化チタンを工程(b2
における通りに添加し、その後で電子供与体を工程(b1)における通りに添加
し、その後で再び塩化チタンを工程(b2)における通りに添加する。従って、
活性化された支持体上への塩化チタン担持の順序は、工程(b2)−(b1)−(
2)である。触媒製造のこの特殊な方法においては、工程(b1)および(b2
)はその後にヘプタンによって沸騰直前の温度で徹底的に洗浄することが伴われ
る。
【0088】 重合に助触媒が使用される場合には、それは先に記載したとおり、有機アルミ
ニウム化合物であってもよい。使用できる代表的な有機アルミニウム化合物は式
AlRm3-m(式中、Rは炭素原子数1〜15の炭化水素成分であり、Xはハロ
ゲン原子であり、そしてmは0<m≦3によって表される整数である)によって
表される化合物である。使用できる適切な有機アルミニウム化合物の特殊例は、
トリアルキルアルミニウム、トリアルケニルアルミニウム、部分ハロゲン化アル
キルアルミニウム、アルキルアルミニウムセスキハライド、アルキルアルミニウ
ムジハライドである。好ましい有機アルミニウム化合物はアルキルアルミニウム
化合物であり、そして最も好ましいの化合物はトリエチルアルミニウムである。
触媒系におけるアルミニウム対チタンの原子比は0.1:1から500:1まで
であってもよく、好ましくは、1:1から100:1までである。
【0089】 スラリ相共重合には、好ましいスラリ剤又は懸濁剤は脂肪族の又は脂環式の液
体炭化水素であり、最も好ましいのはヘキサンおよびヘプタンである。
【0090】 反応温度は周囲温度から300℃までの範囲にあることができるが、好ましく
は、50℃〜100℃の範囲にあり、そして最も好ましくは60℃〜90℃の範
囲にある。
【0091】 圧力は大気圧から200kg/cm2の範囲にあることができるが、好ましく
は、3kg/cm2〜30kg/cm2の範囲にあり、さらに、より好ましくは、
4kg/cm2〜18kg/cm2の範囲にある。
【0092】 以上に記載の触媒製造プロセスに従って製造された触媒を使用した場合、プロ
ピレンと1−ヘプテンまたは1−ノネンの共重合反応のパラメーターはそれゆえ
に、プロピレンと1−ヘプテンまたは1−ノネンの得られる共重合体が先に記載
した通りであるようなものとなる。
【0093】 次に、下記の非限定的実施例を引用して本発明を更に詳しく説明する。これら
実施例では、共重合体の組成は13C NMRにより決定された。下記のASTM
試験は実施例の重合体の諸性質を測定するために使用された:メルトフローイン
デックス−ASTM D1238;降伏点引張強さ−ASTM D638M;ヤ
ング率−ASTM D638M;硬度−ASTM D2240;アイゾット衝撃
強さ−ASTM 256;密度−ASTM D1505;および硬度−ASTM
D2240。
【0094】 実施例1 触媒Aの調製 還流冷却器および撹拌装置を備えた250mlのフラスコを用い、60mlの
高純度へキサン中に、全水分含有量が1.5質量%の塩化マグネシウム2gを懸
濁させた。ジペンチルエーテルとエタノールのモル比1:1の混合物4mlをフ
ラスコに加え、混合物を還流下で3時間撹拌した。この混合物を周囲温度に冷却
し、過剰の熱の蓄積を避けるために10gのトリエチルアルミニウムを滴下した
。得られたスラリーを撹拌しながら室温に冷却し、次にそれぞれ50mlのヘキ
サンを用いて12回洗浄し、活性化した支持体を含有するスラリーを得た。
【0095】 この活性化支持体含有スラリーに、エタノールと1−ノナノールのモル比1:
1の混合物2mlを加え、このスラリーを周囲温度で3時間撹拌した。続いて、
15mlのTiCl4を加え、混合物を還流しながら2時間撹拌した。冷却した
後、このスラリーをそれぞれ50mlのヘキサンを用いて10回洗浄し、続いて
乾燥した。
【0096】 共重合 撹拌装置および加熱/冷却装置を備え、窒素でフラッシュした、完全に清浄に
した1Lのオートクレーブに350gのヘプタンを加え、温度を85℃に設定し
た。0.2gの触媒Aおよび10%のトリエチルアルミニウムを含むヘプタン溶
液10mlを含む触媒系を加え、150mgの水素の存在下で撹拌しながら5分
間反応させ、触媒を活性化させた。次に、エチレンおよび1−ノネンをそれぞれ
10および2.5g/分の流速で同時に流した。10分後、エチレンおよび1−
ノネンの供給を停止し、反応をさらに50分間続けた。反応装置を減圧し、10
0mlのイソプロパノールを添加して触媒を失効させた。スラリーを濾過し、ポ
リマーをアセトンで洗浄し、80℃で真空乾燥した。コポリマーは、0.3モル
%の1−ノネンを含み、1.5dg/分のメルトフローインデックスを有し、そ
の収量は105gであった。このポリマーは、下記の特性値を有していた。 降伏点における引張強さ : 22.4MPa ヤング率 : 967MPa 硬度 : 61 アイゾット衝撃強さ : 9.7kJ/m2 密度 : >0.943g/cc
【0097】 実施例2 触媒Bの調製 還流冷却器および撹拌装置を備えた250mlのフラスコを用い、60mlの
高純度へキサン中に、全水分含有量が1.5質量%の塩化マグネシウム2gを懸
濁させた。ジペンチルエーテルとイソペンタノールのモル比1:1の混合物4m
lをフラスコに加え、混合物を還流下で3時間撹拌した。この混合物を周囲温度
に冷却し、過剰の熱の蓄積を避けるために10gのトリエチルアルミニウムを滴
下した。得られたスラリーを撹拌しながら室温に冷却し、次にそれぞれ50ml
のヘキサンを用いて12回洗浄し、活性化した支持体を含有するスラリーを得た
【0098】 この活性化支持体含有スラリーに、エタノールと1−ヘプタノールのモル比1
:1の混合物2mlを加え、このスラリーを周囲温度で3時間撹拌した。続いて
、15mlのTiCl4を加え、混合物を還流しながら2時間撹拌した。冷却し
た後、このスラリーをそれぞれ50mlのヘキサンを用いて10回洗浄し、続い
て乾燥した。
【0099】 共重合 撹拌装置および加熱/冷却装置を備え、窒素でフラッシュした、完全に清浄に
した1Lのオートクレーブに350gのヘプタンを加え、温度を85℃に設定し
た。0.2gの触媒Bおよび10%のトリエチルアルミニウムを含むヘプタン溶
液10mlを含む触媒系を加え、100mgの水素の存在下で撹拌しながら5分
間反応させ、触媒を活性化させた。次に、エチレンおよび1−ノネンをそれぞれ
10および5g/分の流速で同時に流した。10分後、エチレンおよび1−ノネ
ンの供給を停止し、反応をさらに50分間続けた。反応装置を減圧し、100m
lのイソプロパノールを添加して触媒を失効させた。スラリーを濾過し、ポリマ
ーをアセトンで洗浄し、80℃で真空乾燥した。コポリマーは、0.9モル%の
1−ノネンを含み、0.4dg/分のメルトフローインデックスを有し、その収
量は135gであった。このポリマーは、下記の特性値を有していた。 降伏点における引張強さ : 17.7MPa ヤング率 : 535MPa 硬度 : 51 アイゾット衝撃強さ : 50.75kJ/m2 密度 : 0.9287g/cc
【0100】 実施例3 触媒A1の調製 還流冷却器および撹拌装置を備えた250mlのフラスコを用い、60mlの
高純度へキサン中に、全水分含有量が1.5質量%の塩化マグネシウム2gを懸
濁させた。4mlのエタノールをフラスコに加え、混合物を還流下で3時間撹拌
した。この混合物を周囲温度に冷却し、過剰の熱の蓄積を避けるために10gの
トリエチルアルミニウムを滴下した。得られたスラリーを撹拌しながら室温に冷
却し、次にそれぞれ50mlのヘキサンを用いて12回洗浄し、活性化した支持
体を含有するスラリーを得た。
【0101】 この活性化支持体含有スラリーに、エタノールと1−ノナノールのモル比1:
1の混合物2mlを加え、このスラリーを周囲温度で3時間撹拌した。続いて、
15mlのTiCl4を加え、混合物を還流しながら2時間撹拌した。冷却した
後、このスラリーをそれぞれ50mlのヘキサンを用いて10回洗浄し、続いて
乾燥した。
【0102】 共重合 撹拌装置および加熱/冷却装置を備え、窒素でフラッシュした、完全に清浄に
した1Lのオートクレーブに350gのヘプタンを加え、温度を85℃に設定し
た。0.2gの触媒A1および10%のトリエチルアルミニウムを含むヘプタン
溶液10mlを含む触媒系を加え、100mgの水素の存在下で撹拌しながら5
分間反応させ、触媒を活性化させた。次に、エチレンおよび1−ノネンをそれぞ
れ10および7.5g/分の流速で同時に流した。10分後、エチレンおよび1
−ノネンの供給を停止し、反応をさらに50分間続けた。反応装置を減圧し、1
00mlのイソプロパノールを添加して触媒を失効させた。スラリーを濾過し、
ポリマーをアセトンで洗浄し、80℃で真空乾燥した。コポリマーは、0.75
モル%の1−ノネンを含み、0.25dg/分のメルトフローインデックスを有
し、その収量は95gであった。このポリマーは、下記の特性値を有していた。 降伏点における引張強さ : 15.25MPa ヤング率 : 675MPa 硬度 : 53 アイゾット衝撃強さ : 40.4kJ/m2 密度 : 0.9305g/cc
【0103】 実施例4 撹拌装置および加熱/冷却装置を備え、窒素でフラッシュした、完全に清浄に
した1Lのオートクレーブに350gのヘプタンを加え、温度を85℃に設定し
た。0.2gの触媒Bおよび10%のトリエチルアルミニウムを含むヘプタン溶
液10mlを含む触媒系を加え、200mgの水素の存在下で撹拌しながら5分
間反応させ、触媒を活性化させた。次に、エチレンおよび1−ノネンをそれぞれ
10および10g/分の流速で同時に流した。10分後、エチレンおよび1−ノ
ネンの供給を停止し、反応をさらに50分間続けた。反応装置を減圧し、100
mlのイソプロパノールを添加して触媒を失効させた。スラリーを濾過し、ポリ
マーをアセトンで洗浄し、80℃で真空乾燥した。コポリマーは、1.3モル%
の1−ノネンを含み、44dg/分のメルトフローインデックスを有し、その収
量は151gであった。このポリマーは、下記の特性値を有していた。 降伏点における引張強さ : 5.5MPa ヤング率 : 370MPa 硬度 : 32 アイゾット衝撃強さ : 21.5kJ/m2 密度 : 0.9232g/cc
【0104】 実施例5 触媒B1の調製 還流冷却器および撹拌装置を備えた250mlのフラスコを用い、60mlの
高純度へキサン中に、全水分含有量が1.5質量%の塩化マグネシウム2gを懸
濁させた。4mlのイソペンタノールをフラスコに加え、混合物を還流下で3時
間撹拌した。この混合物を周囲温度に冷却し、過剰の熱の蓄積を避けるために1
0gのトリエチルアルミニウムを滴下した。得られたスラリーを撹拌しながら室
温に冷却し、次にそれぞれ50mlのヘキサンを用いて12回洗浄し、活性化し
た支持体を含有するスラリーを得た。
【0105】 この活性化支持体含有スラリーに、エタノールと1−ヘプタノールのモル比1
:1の混合物2mlを加え、このスラリーを周囲温度で3時間撹拌した。続いて
、15mlのTiCl4を加え、混合物を還流しながら2時間撹拌した。冷却し
た後、このスラリーをそれぞれ50mlのヘキサンを用いて10回洗浄し、続い
て乾燥した。
【0106】 共重合 撹拌装置および加熱/冷却装置を備え、窒素でフラッシュした、完全に清浄に
した1Lのオートクレーブに350gのヘプタンを加え、温度を85℃に設定し
た。0.2gの触媒B1および10%のトリエチルアルミニウムを含むヘプタン
溶液10mlを含む触媒系を加え、100mgの水素の存在下で撹拌しながら5
分間反応させ、触媒を活性化させた。次に、エチレンおよび1−ノネンをそれぞ
れ10および8g/分の流速で同時に流した。10分後、エチレンおよび1−ノ
ネンの供給を停止し、反応をさらに50分間続けた。反応装置を減圧し、100
mlのイソプロパノールを添加して触媒を失効させた。スラリーを濾過し、ポリ
マーをアセトンで洗浄し、80℃で真空乾燥した。コポリマーは、1.1モル%
の1−ノネンを含み、2dg/分のメルトフローインデックスを有し、その収量
は100gであった。このポリマーは、下記の特性値を有していた。 降伏点における引張強さ : 10MPa ヤング率 : 440MPa 硬度 : 44 アイゾット衝撃強さ : 55.3kJ/m2 密度 : 0.925g/cc
【0107】 実施例6 撹拌装置および加熱/冷却装置を備え、窒素でフラッシュした、完全に清浄に
した1Lのオートクレーブに350gのヘプタンを加え、温度を80℃に設定し
た。0.2gの触媒Aおよび10%のトリエチルアルミニウムを含むヘプタン溶
液10mlを含む触媒系を加え、100mgの水素の存在下で撹拌しながら5分
間反応させ、触媒を活性化させた。次に、エチレンおよび1−ヘプテンをそれぞ
れ10および6g/分の流速で同時に流した。10分後、エチレンおよび1−ヘ
プテンの供給を停止し、反応をさらに50分間続けた。反応装置を減圧し、10
0mlのイソプロパノールを添加して触媒を失効させた。スラリーを濾過し、ポ
リマーをアセトンで洗浄し、80℃で真空乾燥した。コポリマーは、1.7モル
%の1−ヘプテンを含み、15dg/分のメルトフローインデックスを有し、そ
の収量は125gであった。このポリマーは、下記の特性値を有していた。 降伏点における引張強さ : 9.22MPa ヤング率 : 483MPa 硬度 : 42 アイゾット衝撃強さ : 30.1kJ/m2 密度 : 0.921g/cc
【0108】 実施例7 撹拌装置および加熱/冷却装置を備え、窒素でフラッシュした、完全に清浄に
した1Lのオートクレーブに350gのヘプタンを加え、温度を80℃に設定し
た。0.2gの触媒Aおよび10%のトリエチルアルミニウムを含むヘプタン溶
液10mlを含む触媒系を加え、100mgの水素の存在下で撹拌しながら5分
間反応させ、触媒を活性化させた。次に、エチレンおよび1−ヘプテンをそれぞ
れ10および4g/分の流速で同時に流した。10分後、エチレンおよび1−ヘ
プテンの供給を停止し、反応をさらに50分間続けた。反応装置を減圧し、10
0mlのイソプロパノールを添加して触媒を失効させた。スラリーを濾過し、ポ
リマーをアセトンで洗浄し、80℃で真空乾燥した。コポリマーは、1.3モル
%の1−ヘプテンを含み、18dg/分のメルトフローインデックスを有し、そ
の収量は125gであった。このポリマーは、下記の特性値を有していた。 降伏点における引張強さ : 11.1MPa ヤング率 : 572MPa 硬度 : 45 アイゾット衝撃強さ : 20.7kJ/m2 密度 : 0.9261g/cc
【0109】 実施例8 撹拌装置および加熱/冷却装置を備え、窒素でフラッシュした、完全に清浄に
した1Lのオートクレーブに350gのヘプタンを加え、温度を80℃に設定し
た。0.2gの触媒Aおよび10%のトリエチルアルミニウムを含むヘプタン溶
液10mlを含む触媒系を加え、100mgの水素の存在下で撹拌しながら5分
間反応させ、触媒を活性化させた。次に、エチレンおよび1−ヘプテンをそれぞ
れ10および2.5g/分の流速で同時に流した。10分後、エチレンおよび1
−ヘプテンの供給を停止し、反応をさらに50分間続けた。反応装置を減圧し、
100mlのイソプロパノールを添加して触媒を失効させた。スラリーを濾過し
、ポリマーをアセトンで洗浄し、80℃で真空乾燥した。コポリマーは、0.7
モル%の1−ヘプテンを含み、17dg/分のメルトフローインデックスを有し
、その収量は115gであった。このポリマーは、下記の特性値を有していた。 降伏点における引張強さ : 14.5MPa ヤング率 : 675MPa 硬度 : 53 アイゾット衝撃強さ : 8.5kJ/m2 密度 : 0.9373g/cc
【0110】 実施例9 撹拌装置および加熱/冷却装置を備え、窒素でフラッシュした、完全に清浄に
した1Lのオートクレーブに350gのヘプタンを加え、温度を80℃に設定し
た。0.2gの触媒Aおよび10%のトリエチルアルミニウムを含むヘプタン溶
液10mlを含む触媒系を加え、100mgの水素の存在下で撹拌しながら5分
間反応させ、触媒を活性化させた。次に、エチレンおよび1−ヘプテンをそれぞ
れ10および1.5g/分の流速で同時に流した。10分後、エチレンおよび1
−ヘプテンの供給を停止し、反応をさらに50分間続けた。反応装置を減圧し、
100mlのイソプロパノールを添加して触媒を失効させた。スラリーを濾過し
、ポリマーをアセトンで洗浄し、80℃で真空乾燥した。コポリマーは、0.4
5モル%の1−ヘプテンを含み、28dg/分のメルトフローインデックスを有
し、その収量は115gであった。このポリマーは、下記の特性値を有していた
。 降伏点における引張強さ : 15.8MPa ヤング率 : 924MPa 硬度 : 55 アイゾット衝撃強さ : 7.4kJ/m2 密度 : 0.9420g/cc
【0111】 実施例10 撹拌装置および加熱/冷却装置を備え、窒素でフラッシュした、完全に清浄に
した1Lのオートクレーブに350gのヘプタンを加え、温度を80℃に設定し
た。0.2gの触媒Bおよび10%のトリエチルアルミニウムを含むヘプタン溶
液10mlを含む触媒系を加え、100mgの水素の存在下で撹拌しながら5分
間反応させ、触媒を活性化させた。次に、エチレンおよび1−ヘプテンをそれぞ
れ10および3g/分の流速で同時に流した。10分後、エチレンおよび1−ヘ
プテンの供給を停止し、反応をさらに50分間続けた。反応装置を減圧し、10
0mlのイソプロパノールを添加して触媒を失効させた。スラリーを濾過し、ポ
リマーをアセトンで洗浄し、80℃で真空乾燥した。コポリマーは、1.0モル
%の1−ヘプテンを含み、48dg/分のメルトフローインデックスを有し、そ
の収量は120gであった。このポリマーは、下記の特性値を有していた。 降伏点における引張強さ : 13.2MPa ヤング率 : 605MPa 硬度 : 50 アイゾット衝撃強さ : 13kJ/m2 密度 : 0.933g/cc
【0112】 実施例11 触媒Cの調製 全水分含有量が1.5質量%の部分無水塩化マグネシウム20mgを、100
mlのジブチルエーテル中で、80℃で30分間撹拌した。200mlのエタノ
ールを加え、得られた溶液から過剰の溶媒を減圧下で除いて結晶化させた。この
微結晶材料を100mlのヘプタンを用いて3回洗浄した。続いて、この活性化
した支持体を減圧下で乾燥した。このように作成した活性化支持体に、150m
lのTiCl4を含む100mlのヘプタンを加えた。この混合物を80℃に加
熱し60分間撹拌した。温かい内にこの混合物を濾過し、洗浄液中にTiCl4
が検出できなくなるまで、沸騰したヘプタンで洗浄した。この洗浄したチタニウ
ム含有化合物に6gのジイソブチルフタレート(1:0.1mg:フタレート)
を加え、80℃に加熱し60分間撹拌した。次に、温かい内にこれを濾過し、沸
騰したヘプタンで5回洗浄した。この洗浄した化合物に、150mlのTiCl 4 を含む100mlのヘプタンを加え、80℃に加熱し60分間撹拌した。温か
い内に得られた触媒を濾過し、洗浄液中にTiCl4が検出できなくなるまで、
沸騰したヘプタンで洗浄し、続いて乾燥した。
【0113】共重合 徹底的に洗浄し、窒素でパージした、撹拌および加熱/冷却装置を装着した1
リットルのオートクレーブに、350gのヘプタンを添加し、温度を85℃に設
定した。トリエチルアルミニウムの10%ヘプタン溶液10ml、ジイソプロピ
ルジメトキシシランの7%ヘプタン溶液1.5mlおよび0.3gの触媒Cを含
む触媒系をその順番に導入し、そして、撹拌しながら5分間反応させて、触媒を
活性化させた。次いで、プロピレンと1−ノネンの流入をそれぞれ10g/分お
よび1.5g/分で同時に開始した。10分後に、プロピレンと1−ノネンの供
給を停止し、そして、反応をさらに50分間続けた。反応器を脱圧し、100m
lのイソプロパノールを添加することによって触媒を失活させた。スラリーを濾
過し、そして重合体をアセトンで洗浄して、真空下80℃にて乾燥した。0.9
モル%の1−ノネンを含み、2.3dg/分のメルトフロー・インデックスを有
する共重合体の収量は50gであった。重合体は以下の物性を有していた: 降伏引張強さ : 20.7MPa Young率 : 937MPa 硬さ : 61 アイゾッド衝撃強さ : 16kJ/m2
【0114】実施例12 徹底的に洗浄し、窒素でパージした、撹拌および加熱/冷却装置を装着した1
リットルのオートクレーブに、350gのヘプタンを添加し、温度を85℃に設
定した。トリエチルアルミニウムの10%ヘプタン溶液10ml、ジイソプロピ
ルジメトキシシランの7%ヘプタン溶液1.5mlおよび0.3gの触媒Cを含
む触媒系をその順番に導入し、そして、撹拌しながら5分間反応させて、触媒を
活性化させた。次いで、プロピレンと1−ノネンの流入をそれぞれ10g/分お
よび5g/分で同時に開始した。10分後に、プロピレンおよび1−ノネンの供
給を停止し、そして、反応をさらに50分間続けた。反応器を脱圧し、100m
lのイソプロパノールを添加することによって触媒を失活させた。スラリーを濾
過し、そして重合体をアセトンで洗浄して、真空下80℃にて乾燥した。1.0
モル%の1−ノネンを含み、3.3dg/分のメルトフロー・インデックスを有
する共重合体の収量は55gであった。重合体は以下の物性を有していた: 降伏引張強さ : 20.1MPa Young率 : 800MPa 硬さ : 60 アイゾッド衝撃強さ : 18kJ/m2
【0115】実施例13 徹底的に洗浄し、窒素でパージした、撹拌および加熱/冷却装置を装着した1
リットルのオートクレーブに、350gのヘプタンを添加し、温度を85℃に設
定した。トリエチルアルミニウムの10%ヘプタン溶液10ml、ジイソプロピ
ルジメトキシシランの7%ヘプタン溶液1.5mlおよび0.3gの触媒Cを含
む触媒系をその順番に導入し、そして、撹拌しながら5分間反応させて、触媒を
活性化させた。次いで、プロピレンと1−ノネンの流入をそれぞれ10g/分お
よび7.5g/分で同時に開始した。10分後に、プロピレンおよび1−ノネン
の供給を停止し、そして、反応をさらに50分間続けた。反応器を脱圧し、10
0mlのイソプロパノールを添加することによって触媒を失活させた。スラリー
を濾過し、そして重合体をアセトンで洗浄して、真空下80℃にて乾燥させた。
1.5モル%の1−ノネンを含み、2.2g/分のメルトフロー・インデックス
を有する共重合体の収量は50gであった。重合体は以下の物性を有していた: 降伏引張強さ : 16.5MPa Young率 : 546MPa 硬さ : 56 アイゾッド衝撃強さ : 46.9kJ/m2
【0116】実施例14 徹底的に洗浄し、窒素でパージした、撹拌および加熱/冷却装置を装着した1
リットルのオートクレーブに、350gのヘプタンを添加し、温度を85℃に設
定した。トリエチルアルミニウムの10%ヘプタン溶液10ml、ジイソプロピ
ルジメトキシシランの7%ヘプタン溶液1.5mlおよび0.3gの触媒Cを含
む触媒系をその順番に導入し、そして、撹拌しながら5分間反応させて、触媒を
活性化させた。次いで、プロピレンと1−ノネンの流入をそれぞれ10g/分お
よび1.2g/分で同時に開始した。10分後に、プロピレンと1−ノネンの供
給を停止し、そして、反応をさらに50分間続けた。反応器を脱圧し、100m
lのイソプロパノールを添加することによって触媒を失活させた。スラリーを濾
過し、そして重合体をアセトンで洗浄して、真空下80℃にて乾燥した。0.2
モル%の1−ノネンを含み、2.4g/分のメルトフロー・インデックスを有す
る共重合体の収量は70gであった。重合体は以下の物性を有していた: 降伏引張強さ : 24.2MPa Young率 : 1014MPa 硬さ : 65 アイゾッド衝撃強さ : 6.3kJ/m2
【0117】実施例15 徹底的に洗浄し、窒素でパージした、撹拌および加熱/冷却装置を装着した1
リットルのオートクレーブに、350gのヘプタンを添加し、温度を85℃に設
定した。トリエチルアルミニウムの10%ヘプタン溶液10ml、ジイソプロピ
ルジメトキシシランの7%ヘプタン溶液1.5mlおよび0.3gの触媒Cを含
む触媒系をその順番に導入し、そして、撹拌しながら5分間反応させて、触媒を
活性化させた。次いで、プロピレンおよび1−ノネンの流入をそれぞれ10g/
分および6g/分で同時に開始した。10分後に、プロピレンおよび1−ノネン
の供給を停止し、そして、反応をさらに50分間続けた。反応器を脱圧し、10
0mlのイソプロパノールを添加することによって触媒を失活させた。スラリー
を濾過し、そして重合体をアセトンで洗浄して、真空下80℃にて乾燥させた。
1.2モル%の1−ノネンを含み、0.4g/分のメルトフロー・インデックス
を有する共重合体の収量は50gであった。重合体は次の物性を有していた: 降伏引張強さ : 19.5MPa Young率 : 850MPa 硬さ : 57 アイゾッド衝撃強さ : 29.5kJ/m2
【0118】実施例16 徹底的に洗浄し、窒素でパージした、撹拌および加熱/冷却装置を装着した1
リットルのオートクレーブに、350gのヘプタンを添加し、温度を85℃に設
定した。トリエチルアルミニウムの10%ヘプタン溶液10ml、ジイソプロピ
ルジメトキシシランの7%ヘプタン溶液1.5mlおよび0.3gの触媒Cを含
む触媒系をその順番に導入し、そして、撹拌しながら5分間反応させて、触媒を
活性化させた。次いで、プロピレンおよび1−ヘプテンの流入をそれぞれ10g
/分および1.6g/分で同時に開始した。10分後に、プロピレンおよび1−
ヘプテンの供給を停止し、そして、反応をさらに50分間続けた。反応器を脱圧
し、100mlのイソプロパノールを添加することによって触媒を失活させた。
スラリーを濾過し、そして重合体をアセトンで洗浄して、真空下80℃にて乾燥
させた。0.4モル%の1−ヘプテンを含み、11g/分のメルトフロー・イン
デックスを有する共重合体の収量は70gであった。重合体は次の物性を有して
いた: 降伏引張強さ : 23.1MPa Young率 : 885MPa 硬さ : 61 アイゾッド衝撃強さ : 6kJ/m2
【0119】実施例17 徹底的に洗浄し、窒素でパージした、撹拌および加熱/冷却装置を装着した1
リットルのオートクレーブに、350gのヘプタンを添加し、温度を85℃に設
定した。トリエチルアルミニウムの10%ヘプタン溶液10ml、ジイソプロピ
ルジメトキシシランの7%ヘプタン溶液1.5mlおよび0.3gの触媒Cを含
む触媒系をその順番に導入し、そして、撹拌しながら5分間反応させて、触媒を
活性化させた。次いで、プロピレンおよび1−ヘプテンの流入をそれぞれ10g
/分および2.5g/分で同時に開始した。10分後に、プロピレンおよび1−
ヘプテンの供給を停止し、そして、反応をさらに50分間続けた。反応器を脱圧
し、100mlのイソプロパノールを添加することによって触媒を失活させた。
スラリーを濾過し、そして重合体をアセトンで洗浄して、真空下80℃にて乾燥
した。1.0モル%の1−ヘプテンを含み、13g/分のメルトフロー・インデ
ックスを有する共重合体の収量は75gであった。重合体は以下の物性を有して
いた: 降伏引張強さ : 18.2MPa Young率 : 745MPa 硬さ : 58 アイゾッド衝撃強さ : 10kJ/m2
【0120】実施例18 徹底的に洗浄し、窒素でパージした、撹拌および加熱/冷却装置を装着した1
リットルのオートクレーブに、350gのヘプタンを添加し、温度を85℃に設
定した。トリエチルアルミニウムの10%ヘプタン溶液10ml、ジイソプロピ
ルジメトキシシランの7%ヘプタン溶液1.5mlおよび0.3gの触媒Cを含
む触媒系をその順番に導入し、そして、撹拌しながら5分間反応させて、触媒を
活性化させた。次いで、プロピレンと1−ヘプテンの流入をそれぞれ10g/分
および4g/分で同時に開始した。10分後に、プロピレンおよび1−ヘプテン
の供給を停止し、そして、反応をさらに50分間続けた。反応器を脱圧し、10
0mlのイソプロパノールを添加することによって触媒を失活させた。スラリー
を濾過し、そして重合体をアセトンで洗浄して、真空下80℃にて乾燥した。1
.4モル%の1−ヘプテンを含み、10g/分のメルトフロー・インデックスを
有する共重合体の収量は65gであった。重合体は以下の物性を有していた: 降伏引張強さ : 15.1MPa Young率 : 546MPa 硬さ : 56 アイゾッド衝撃強さ : 19kJ/m2
【0121】実施例19 徹底的に洗浄し、窒素でパージした、撹拌および加熱/冷却装置を装着した1
リットルのオートクレーブに、350gのヘプタンを添加し、温度を85℃に設
定した。トリエチルアルミニウムの10%ヘプタン溶液10ml、ジイソプロピ
ルジメトキシシランの7%ヘプタン溶液1.5mlおよび0.3gの触媒Cを含
む触媒系をその順番に導入し、そして、撹拌しながら5分間反応させて、触媒を
活性化させた。次いで、プロピレンおよび1−ヘプテンの流入をそれぞれ10g
/分および6g/分で同時に開始した。10分後に、プロピレンおよび1−ヘプ
テンの供給を停止し、そして、反応をさらに50分間続けた。反応器を脱圧し、
100mlのイソプロパノールを添加することによって触媒を失活させた。スラ
リーを濾過し、そして重合体をアセトンで洗浄して、真空下80℃にて乾燥させ
た。2モル%の1−ヘプテンを含み、5g/分のメルトフロー・インデックスを
有する共重合体の収量は65gであった。重合体は以下の物性を有していた: 降伏引張強さ : 12.6MPa Young率 : 372MPa 硬さ : 50 アイゾッド衝撃強さ : 46.5/m2
【0122】実施例20 触媒Dの調製 部分的に無水化された塩化マグネシウム(20g)を、100mlのジブチル
エーテル中で、80℃にて30分間撹拌した。200mlのエタノールを添加し
、そして、得られた溶液から過剰の溶媒を減圧下で結晶化が起るまで除去した。
この細かい結晶性材料を100mlのヘプタンで3回洗浄した。次いで、この活
性化担持体を減圧下で乾燥した。このようにして形成された活性化担持体に、6
g(1:0.1mg:フタレート)のフタル酸ジイソブチルを添加した。この混
合物を80℃に加熱し、60分間撹拌した。次にそれを熱い間に濾過し、そして
沸騰ヘプタンで5回洗浄した。次に、100mlのヘプタン中150mlの四塩
化チタンを添加した。この混合物を80℃に加熱し、60分間撹拌した。この混
合物を熱い間に濾過し、そして、四塩化チタンが洗浄液中に検出されなくなるま
で、沸騰ヘプタンで洗浄した。この洗浄したチタン含有化合物に、6g(1:0
.1mg:フタレート)のフタル酸ジイソブチルを添加した。この混合物を80
℃に加熱し、60分間撹拌した。次いで、それを熱い間に濾過し、そして沸騰ヘ
プタンで5回洗浄し、そして乾燥した。
【0123】共重合 徹底的に洗浄し、窒素でパージした、撹拌および加熱/冷却装置を装着した1
リットルのオートクレーブに、350gのヘプタンを添加し、温度を85℃に設
定した。トリエチルアルミニウムの10%ヘプタン溶液10ml、ジイソプロピ
ルジメトキシシランの7%ヘプタン溶液1.5mlおよび0.3gの触媒D含む
触媒系をその順番に導入し、そして、20mgの水素の存在下で撹拌しながら5
分間反応させて、触媒を活性化させた。次いで、プロピレンおよび1−ヘプテン
の流入をそれぞれ10g/分および5g/分で同時に開始した。10分後に、プ
ロピレンおよび1−ヘプテンの供給を停止し、そして、反応をさらに50分間続
けた。反応器を脱圧し、100mlのイソプロパノールを添加することによって
触媒を失活させた。スラリーを濾過し、そして重合体をアセトンで洗浄して、真
空下80℃にて乾燥した。1.75モル%の1−ヘプテンを含み、45g/分の
メルトフロー・インデックスを有する共重合体の収量は70gであった。重合体
は以下の物性を有していた: 降伏引張強さ : 13.5MPa Young率 : 450MPa 硬さ : 53 アイゾッド衝撃強さ : 19.8/m2
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年1月16日(2001.1.16)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) (C08F 210/06 (C08F 210/06 C08F 210:14) C08F 210:14) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM ,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE, KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,L T,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX ,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE, SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,U A,UG,US,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 ポットゲイター、イグナチウス、ヘンドリ ク 南アフリカ国 ハンダービユルパーク、ラ ムズボットム ストリート 15 (72)発明者 ヤング、デスモンド、オースチン 南アフリカ国 ハンダービユルパーク、サ ーリング ストリート 23 Fターム(参考) 4J028 AA01A AB01A AC05A BA01A BA01B BB01A BB01B BC15B CA16B CB23C CB27C CB44C EB02 EB04 EB07 EC02 FA01 FA04 FA06 FA07 FA09 GA05 GA26 4J100 AA02P AA03P AA15Q CA04 DA43 DA49 DA51 DA52 FA09 4J128 AA01 AB01 AC05 BA01A BA01B BB01A BB01B BC15B CA16B CB23C CB27C CB44C EB02 EB04 EB07 EC02 FA01 FA04 FA06 FA07 FA09 GA05 GA26

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 4個より少ない炭素原子を有する第一オレフィンと、炭素原
    子の合計数が5個より多く、かつ、等しくない数の炭素原子を有する第二オレフ
    ィンから得られ、重合体中の第一オレフィンおよび第二オレフィンが90:10
    から99.9:0.1のモル比を有する重合体。
  2. 【請求項2】 少なくとも4個より少ない炭素原子を有する第一オレフィン
    と、炭素原子の合計数が5個より多く、かつ、等しくない数の炭素原子を有する
    第二オレフィンを重合して得られる重合生成物を含み、重合体中の第一オレフィ
    ンおよび第二オレフィンが90:10から99.9:0.1のモル比を有する重
    合体。
  3. 【請求項3】 第一オレフィンおよび第二オレフィンの共重合体である、請
    求項1または請求項2記載の重合体。
  4. 【請求項4】 重合体中の第一オレフィンおよび第二オレフィンが90:1
    0から99.9:0.1のモル比を有する、4個より少ない炭素原子を有する第
    一オレフィンと、炭素原子の合計数が5個より多く、かつ、等しくない数の炭素
    原子を有する第二オレフィンの共重合体。
  5. 【請求項5】 第二オレフィンが1−ヘプテン、1−ノネンまたは1−ウン
    デセンである、請求項3または請求項4記載の共重合体。
  6. 【請求項6】 a)ASTM D1238に従って測定された、0.01か
    ら50dg/分の範囲のメルトフロー・インデックス;および b)ASTM D256に従って測定された、5kJ/m2より大きなノッチ付
    きアイゾッド衝撃強さ;および/または c)ASTM D638Mに従って測定された、5MPaより大きな降伏引張強
    さ;および/または d)ASTM D638Mに従って測定された、100MPaより大きなモジュ
    ラス; を有する、請求項5記載の共重合体。
  7. 【請求項7】 反応ゾーン(群)における圧力を大気圧から200kg/c
    2の範囲に、そして、温度を室温から300℃の範囲に維持し、チーグラー・
    ナッタ触媒または触媒系の存在下で、1つまたはそれより多くの反応ゾーン群に
    おいて、第一オレフィンおよび第二オレフィンを反応させることによって得られ
    る、請求項3から6を含むいずれか1つに記載の共重合体。
  8. 【請求項8】 第一オレフィンがエチレンであり、そして、重合体が、AS
    TM D1505に従って測定された、0.910から0.950g/cm3
    範囲の密度を有する、請求項3から7を含むいずれか1つに記載の共重合体。
  9. 【請求項9】 第二オレフィンが1−ヘプテンであり、エチレンおよび1−
    ヘプテンのモル比が98:2から99.8:0.2であり、そして、重合体が、
    a)ASTM D256に従って測定されたノッチ付きアイゾッド衝撃強さ、I
    、が、次式: I > 10[C7] ここで、[C7]は重合体中の1−ヘプテンのモル濃度である、 に従い;および/または b)ASTM D638Mに従って測定された降伏引張強さ、σ、が、次式: σ > −4.4[C7]+ 17 に従い;および/または c)ASTM D638Mに従って測定されたモジュラス、E、が、次式: E > −275[C7]+ 850 に従い;および/または d)ASTM D2240に従って測定された硬さ、H、が、次式: H > −10[C7]+ 56 に従う、請求項8記載の共重合体。
  10. 【請求項10】 第二オレフィンが1−ノネンであり、エチレンおよび1−
    ヘプテンのモル比が98.5:1.5から99.9:0.1であり、そして、重
    合体が、 a)ASTM D256に従って測定されたノッチ付きアイゾッド衝撃強さ、I
    、が、次式: I > 13.3[C9] ここで、[C9]は重合体中の1−ヘプテンのモル濃度である、 に従い;および/または b)ASTM D638Mに従って測定された降伏引張強さ、σ、が、次式: σ > −16.67[C9]+ 25 に従い;および/または c)ASTM D638Mに従って測定されたモジュラス、E、が、次式: E > −666.67[C9]+ 1100 に従い;および/または d)ASTM D2240に従って測定された硬さ、H、が、次式: H > −30[C9]+ 65 に従う、請求項8記載の共重合体。
  11. 【請求項11】 第一オレフィンがプロピレンであり、そして第二オレフィ
    ンが1−ヘプテンであり、プロピレンおよび1−ヘプテンのモル比が98.0:
    2.0から99.8:0.2であり、そして重合体が、 a)ASTM D256に従って測定されたノッチ付きアイゾッド衝撃強さ、I
    、が、次式: I > 7.5[C7] ここで、[C7]は重合体中の1−ヘプテンのモル濃度である、 に従い;および/または b)ASTM D638Mに従って測定された降伏引張強さ、σ、が、次式: σ > −7[C7]+ 24 に従い;および/または c)ASTM D638Mに従って測定されたモジュラス、E、が、次式: E > −350[C7]+ 1000 に従い;および/または d)ASTM D2240に従って測定された硬さ、H、が、次式: H > −7.2[C7]+ 63 に従う、請求項3から7を含むいずれか1つに記載の共重合体。
  12. 【請求項12】 第一オレフィンがプロピレンであり、そして第二オレフィ
    ンが1−ノネンであり、プロピレンおよび1−ノネンのモル比が98.5:1.
    5から99.9:0.1であり、そして重合体が、 a)ASTM D256に従って測定されたノッチ付きアイゾッド衝撃強さ、I
    、が、次式: I > 15[C9] ここで、[C9]は重合体中の1−ヘプテンのモル濃度である、 に従い;および/または b)ASTM D638Mに従って測定された降伏引張強さ、σ、が、次式: σ > −5.3[C9]+ 24 に従い;および/または c)ASTM D638Mに従って測定されたモジュラス、E、が、次式: E > −333.3[C9]+ 1000 に従い;および/または d)ASTM D2240に従って測定された硬さ、H、が、次式: H > −6.67[C9]+ 65 に従う、請求項3から7を含むいずれか1つに記載の共重合体。
  13. 【請求項13】 得られた重合体中の第一オレフィンおよび第二オレフィン
    のモル比が98:10から99.8:0.2となるように、第一単量体として、
    4個より少ない炭素原子を有する第一オレフィン、および、第二単量体として、
    炭素原子の合計数が5個より多く、かつ、等しくない数の炭素原子を有する第二
    オレフィンを含む反応混合物を、反応ゾーン(群)における圧力を大気圧から2
    00kg/cm2の範囲並びに温度を室温から300℃の範囲に維持し、触媒系
    、または、触媒および助触媒を含む触媒系の存在下で、1つまたはそれより多く
    の反応ゾーン群において反応させることを含む、重合体を製造するためのプロセ
    ス。
  14. 【請求項14】 第一オレフィンがエチレン、第二オレフィンが1−ヘプテ
    ンまたは1−ノネンであり、触媒が塩化マグネシウムに担持された四塩化チタン
    触媒である、請求項13記載のプロセス。
  15. 【請求項15】 触媒が、 (i)不活性な飽和炭化水素の液体中に懸濁した塩化マグネシウムまたは粉体の
    形態をした塩化マグネシウムに不活性な条件下で錯化剤を添加し、その際錯化剤
    は、少なくとも1つの2個および16個の間の炭素原子を有する分岐したアルコ
    ール、および、少なくとも1つの8個および16個の間の炭素原子を有するエー
    テルの混合物を含み、かつ、十分な錯化剤混合物を用いて混合物対塩化マグネシ
    ウムのモル比を0.05:1から1.5:1として、部分的に活性化された塩化
    マグネシウムを得;そして (ii)部分的に活性化された塩化マグネシウムにアルキルアルミニウム化合物
    を添加し、その際十分なアルキルアルミニウム化合物を用いてアルキルアルミニ
    ウム化合物対塩化マグネシウムのモル比を1:1から6:1にし、それによって
    活性化された塩化マグネシウムを得ることによって、無水のまたは部分的に無水
    化した塩化マグネシウム担持体を活性化し; (i)塩化マグネシウムに二成分アルコール混合物を添加して、アルコール混合
    物対用いられる初期塩化マグネシウムのモル比を0.4:1から4:1の間とし
    、そして (ii)塩化マグネシウム/アルコール混合物に塩化チタンを添加して、塩化チ
    タン対最初に使用されるマグネシウムのモル比を2:1から20:1とする; ことによって、活性化された塩化マグネシウムに塩化チタンを担持させる; ことにより得られるものである、請求項14記載のプロセス。
  16. 【請求項16】 第一オレフィンがプロピレンであり、第二オレフィンが1
    −ヘプテンまたは1−ノネンであり、触媒が塩化マグネシウムに担持された四塩
    化チタン触媒である、請求項13記載のプロセス。
  17. 【請求項17】 触媒が、 (i)不活性な飽和炭化水素の液体中に懸濁した塩化マグネシウムまたは粉体の
    形態をした塩化マグネシウムに不活性な条件下で錯化剤を添加し、その際錯化剤
    は、少なくとも1つの2個および16個の間の炭素原子を有する分岐したアルコ
    ール、および、少なくとも1つの8個および16個の間の炭素原子を有するエー
    テルの混合物を含み、かつ、十分な錯化剤混合物を用いて混合物対塩化マグネシ
    ウムのモル比を0.015:1から1.5:1として、部分的に活性化された塩
    化マグネシウムを得;そして (ii)部分的に活性化された塩化マグネシウムにアルキルアルミニウム化合物
    を添加し、その際十分なアルキルアルミニウム化合物を用いてアルキルアルミニ
    ウム化合物対塩化マグネシウムのモル比を1:1から6:1にし、それによって
    活性化された塩化マグネシウムを得ることによって、無水のまたは部分的に無水
    化した塩化マグネシウム担持体を活性化し;そして (i)活性化された塩化マグネシウムにエステルまたはエステル類混合物を含む
    第一エステル成分を添加して、第一エステル成分対最初に使用される塩化マグネ
    シウムのモル比を0.05:1から5:1の間とし;そして (ii)その後塩化マグネシウム/エステル混合物に塩化チタンを添加して、塩
    化チタン対最初に使用されるマグネシウムのモル比を2:1から20:1とし;
    そして (iii)エステルまたはエステル混合物を含む第二エステル成分を塩化チタン
    を含有する塩化マグネシウム/エステル類混合物に添加する; ことにより、活性化された塩化マグネシウムに塩化チタンを担持させる; ことによって得られるものである、請求項16記載のプロセス。
  18. 【請求項18】 触媒の製造において、第一エステル成分が第二エステル成
    分と同じである、請求項18記載のプロセス。
  19. 【請求項19】 触媒の製造において、第一および第二エステル成分が異な
    る、請求項17記載のプロセス。
  20. 【請求項20】 触媒が、 (i)不活性な飽和炭化水素の液体中に懸濁した塩化マグネシウムまたは粉体の
    形態をした塩化マグネシウムに不活性な条件下で錯化剤を添加し、その際錯化剤
    は、少なくとも1つの2個および16個の間の炭素原子を有する分岐したアルコ
    ール、および、少なくとも1つの8個および16個の間の炭素原子を有するエー
    テルの混合物を含み、かつ、十分な錯化剤混合物を用いて混合物対塩化マグネシ
    ウムのモル比を0.015:1から1.5:1として、部分的に活性化された塩
    化マグネシウムを得;そして (ii)部分的に活性化された塩化マグネシウムにアルキルアルミニウム化合物
    を添加し、その際十分なアルキルアルミニウム化合物を用いてアルキルアルミニ
    ウム化合物対塩化マグネシウムのモル比を1:1から6:1にし、それによって
    活性化された塩化マグネシウムを得ることによって、無水のまたは部分的に無水
    化した塩化マグネシウム担持体を活性化し;そして (i)活性化された塩化マグネシウムに塩化チタンを添加して、塩化チタン対用
    いられる初期塩化マグネシウムのモル比を2:1から20:1とし;そして (ii)エステルまたはエステル類の混合物を含むエステル成分をチタン含有塩
    化マグネシウム添加して、エステル成分対最初に使用される塩化マグネシウムの
    モル比を0.015:1から5:1とし;そして (iii)塩化チタンをチタン含有塩化マグネシウム/エステル混合物に添加し
    て、この段階で添加された塩化チタン対最初に使用される塩化マグネシウムのモ
    ル比を2:1から20:1とする; ことにより、活性化された塩化マグネシウムに塩化チタンを担持させる; ことによって得られるものである、請求項16記載のプロセス。
  21. 【請求項21】 助触媒が有機アルミニウム化合物であり、そして、十分な
    助触媒を使用して触媒系中のアルミニウムおよびチタンの原子比が、0.1:1
    から500:1となるように触媒系が用いられる、請求項14から20を含むい
    ずれかの請求項に記載のプロセス。
  22. 【請求項22】 本明細書に実質的に記載されそして例示される新規な重合
    体。
  23. 【請求項23】 本明細書に実質的に述べられそして例示される、重合体を
    製造するための新規なプロセス。
JP2000585297A 1998-11-27 1999-01-25 エチレン/プロピレンと高級オレフィンとの共重合体の重合 Pending JP2002531602A (ja)

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