JP2003000902A - 遊技機における図柄変動表示制御装置及びその方法 - Google Patents

遊技機における図柄変動表示制御装置及びその方法

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JP2003000902A
JP2003000902A JP2001194043A JP2001194043A JP2003000902A JP 2003000902 A JP2003000902 A JP 2003000902A JP 2001194043 A JP2001194043 A JP 2001194043A JP 2001194043 A JP2001194043 A JP 2001194043A JP 2003000902 A JP2003000902 A JP 2003000902A
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Yasushi Furukokubu
泰 古国府
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Heiwa Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通常の変動機能を有効利用して、再変動のた
めの専用の変動パターンを持つ必要がなくなり、特別図
柄が最終確定するまで遊技者の興趣を維持する。 【解決手段】 再変動をする場合に、全ての特別図柄1
0、12、14を再変動の対象とせず、また、特定の特
別図柄を再変動と対象とせず、抽選の結果、並びに仮停
止図柄の状態に基づいて、その都度再変動する特別図柄
を選択して、再変動させるようにした。この結果、従
来、リーチ状態で、その後の仮停止状態が外れでも確変
とすることが可能となり、変動パターンにおいて最終的
に図柄が確定するまで、遊技者の期待感を維持すること
ができる。また、再変動のために別途変動パターンを増
やす必要がなく、通常の変動パターンを有効利用するこ
とができるため、メモリの容量を軽減することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、始動口に入賞する
ことで抽選が実行され、抽選の結果を複数列の特別図柄
の変動パターンによる演出表示で遊技者に報知する表示
装置を備え、前記複数の特別図柄の停止時期に時間差を
設けておき、最終時期に停止する特別図柄以外の特別図
柄が停止したときに、抽選の結果が当たりとなる可能性
があることを示すリーチ演出を前記表示装置で表示する
図柄変動表示制御装置及びその方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、遊技機、特にパチンコ機にお
いて、始動入賞口(特別図柄始動入賞口)に入賞したパ
チンコ球を検出することで抽選がなされ、この抽選の結
果、当たりとなると、大入賞口が所定期間、所定回数開
放され、遊技球の入賞率を高める、遊技者に有利な状態
とする機能(大当り)を持つパチンコ機がある。
【0003】この種のパチンコ機では、抽選の結果を遊
技者に報知する演出として、パチンコ機のゲージ盤の中
央に表示部(通常は液晶表示画面)を設置している。こ
の表示部は、複数の列の図柄変動画面が構成され(背景
画面もある)、この変動する図柄が停止したときの並び
で当たり外れを報知するようになっている。遊技者は、
この図柄変動画面を見ることによって、当たりか外れか
に一喜一憂するため、期待感を持たせることができる。
【0004】ここで、図柄の変動には、スクロール方式
が採用されている。すなわち、画面の上下や左右に図柄
が移動していき、画面上の所定位置に停止した図柄が停
止図柄となる。
【0005】停止図柄は、基本的に抽選の結果の確定と
なるが、遊技性を向上するため、近年では、前記停止図
柄を仮停止図柄として定義し、全ての図柄が停止した状
態で再変動させるようにして技術が提案されている(一
例として特開平7−231976号公報参照)。この先
行技術では、3つの図柄の内、先に停止(仮停止)した
図柄が当たり図柄となった場合(リーチ状態)、全ての
図柄を再変動させ、別の図柄で当たりとするようにして
いる。すなわち、リーチ図柄と当たり図柄とが必ずしも
一致しないため、最後まで予測ができず、遊技者の興趣
を最後まで引きつけることができる。
【0006】ところが、最終図柄が仮停止する以前か、
以後かの違いはあるが、上記先行技術の公開前からほと
んどのパチンコ機において、通常図柄で一旦揃えた後
に、再び変動を開始する再抽選機能を有しており、遊技
者は既にその手法を知り尽くしており、差別化されるほ
どの効果がない。
【0007】また、当たりには、以後の抽選確率が高ま
る確率変動当たりと、そうでない当たりとが設定され、
これを図柄の種類によって区別して報知している。この
場合、非確変図柄で当たった(図柄確定)と見せかけ
て、全図柄を同一速度、同一周期で変動させ、確変か否
かのみを決定する再変動も行われている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記再
変動は、確変/非確変のための変動パターンを別途具備
しており、それ以外の変動パターンでは、確率変動の図
柄で当たりとなる確率が低く、これが遊技者に知られて
しまうと、再変動そのものの効果が薄れてしまうという
問題点がある。
【0009】本発明は上記事実を考慮し、再変動させる
図柄を全図柄の停止状態の配列に基づいて一部の特別図
柄のみに設定すると共に、通常の変動機能を有効利用す
ることで、再変動のための専用の変動パターンを持つ必
要がなくなり、かつ当たり/外れ、或いは確率変動有り
/無しが入り混じった状態で、再変動結果を期待させ、
特別図柄が最終確定するまで遊技者の興趣を維持するこ
とができる遊技機における図柄変動表示制御装置及び方
法を得ることが目的である。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、始動口に入賞することで抽選が実行され、抽選の結
果を複数列の特別図柄の変動パターンによる演出表示で
遊技者に報知する表示装置を備え、前記複数の特別図柄
の停止時期に時間差を設けておき、最終時期に停止する
特別図柄以外の特別図柄が停止したときに、抽選の結果
が当たりとなる可能性があることを示すリーチ演出を前
記表示装置で表示する図柄変動表示制御装置であって、
前記全ての特別図柄が停止した後に、上記特別図柄を再
変動可能な仮停止状態として待機させる再変動待機手段
と、前記再変動待機手段によって仮停止状態として待機
している前記最終時期に停止した特別図柄、或いは最終
時期以外に停止した特別図柄の何れか一方を選択し、再
変動対象図柄に設定する再変動図柄設定手段と、前記再
変動図柄設定手段で再変動対象に設定された特別図柄
を、前記全ての特別図柄が停止した後、再変動させる再
変動制御手段と、を有している。
【0011】請求項1記載の発明によれば、複数の特別
図柄の停止時期には時間差があり、最終時期に停止する
特別図柄が停止した時点で、リーチ状態か否かがわか
る。
【0012】その後、最終停止図柄が停止すると、当た
りの場合、外れの場合に拘らず、再変動待機手段では、
全ての図柄を仮停止状態として待機させる。これによ
り、全ての図柄の再変動が可能となる。
【0013】次に、再変動図柄設定手段では、仮停止状
態として待機している前記最終時期に停止した特別図
柄、或いは最終時期以外に停止した特別図柄の何れか一
方を選択し、再変動対象図柄に設定する。再変動制御手
段では、再変動図柄設定手段で再変動対象に設定された
特別図柄を、前記全ての特別図柄が停止した後、直ちに
再変動させる。
【0014】上記再変動図柄の選択は、仮停止状態が外
れの場合に、何れを選択しても、再度当りの可能性があ
る。また、例えば、一方が確率変動図柄で他方が非確率
変動図柄の場合、再変動図柄として設定される図柄によ
って、確率変動となるかならないかの期待も併せて持つ
ことができる。
【0015】請求項2に記載の発明は、前記請求項1に
記載の発明において、前記最終時期に停止した図柄が、
以後の抽選による当たり確率を高める確率変動状態を報
知する確変図柄であり、前記再変動図柄設定手段が、前
記最終時期以外に停止した特別図柄を再変動図柄として
設定することを特徴としている。
【0016】請求項3に記載の発明は、前記請求項1に
記載の発明において、前記最終時期以外に停止した図柄
が、以後の抽選による当たり確率を高める確率変動状態
を報知する確変図柄であり、前記再変動図柄設定手段
が、前記最終時期に停止した特別図柄を再変動図柄とし
て設定することを特徴としている。
【0017】請求項2及び請求項3に記載の発明によれ
ば、請求項1の発明の応用として抽選の結果が確変での
当たりの場合に、仮停止状態のリーチ図柄を非確変図柄
とし、最終停止図柄を確変図柄として、再変動図柄とし
てリーチ図柄である、先に停止した図柄を選択する(請
求項2)。
【0018】また、逆に、リーチ図柄を確変図柄とした
場合には、最終停止図柄を非確変図柄とし、再変動図柄
として最終停止図柄である、後に停止した図柄を選択す
る(請求項3)。
【0019】これにより、遊技者の期待感をさらに増大
させることができる。
【0020】また、上記請求項1乃至請求項3では、再
変動のための変動パターンを別途用意せず、通常変動パ
ターンのバリエーションを有効利用することができるた
め、画像メモリの軽減にもつながり、かつ制御系の負担
も軽減することができる。
【0021】請求項4に記載の発明は、始動口に入賞す
ることで抽選が実行され、抽選の結果を複数列の特別図
柄の変動パターンによる演出表示で遊技者に報知する表
示装置を備え、前記複数の特別図柄の停止時期に時間差
を設けておき、最終時期に停止する特別図柄以外の特別
図柄が停止したときに、抽選の結果が当たりとなる可能
性があることを示すリーチ演出を前記表示装置で表示す
る図柄変動表示制御方法であって、前記全ての特別図柄
が停止した後に、上記特別図柄を再変動可能な仮停止状
態として待機させ、前記最終時期に停止した図柄が、以
後の抽選による当たり確率を高める確率変動状態を報知
する確変図柄の場合には、前記最終時期以外に停止した
特別図柄を再変動させ、前記最終時期以外に停止した図
柄が、以後の抽選による当たり確率を高める確率変動状
態を報知する確変図柄の場合には、前記最終時期に停止
した特別図柄を再変動させることを特徴としている。
【0022】請求項4に記載の発明によれば、最終時期
に停止した特別図柄と、最終時期以外に停止した特別図
柄とを比較し、遊技者に期待を持たせることができる方
を再変動図柄として設定し、再変動させることで、変動
パターンの終了(確定)まで遊技者の期待感(興趣性)
を維持することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】図1には、本実施の形態に係るパ
チンコ機110が示されている。このパチンコ機110
は、矩形の枠体113でその外形が構成されており、店
側のベース面115に支持されている。また、枠体11
3には、装飾版113A、スピーカ162、キーシリン
ダ113B等が配設されている。
【0024】枠体113の内側正面には、透明ガラス板
110Aがガラス枠110Bに嵌め込まれた状態で配設
されている。この透明ガラス板110Aで仕切られた内
側領域には、遊技盤111が配設されている。また、こ
の遊技盤111における円弧状のレール112で囲まれ
た領域が遊技領域であるゲージ部114とされている。
【0025】図2に示される如く、ゲージ部114に
は、全面に渡って複数の釘116が打ち込まれ、レール
112を通って打ち出されたパチンコ球がこの釘116
に当たって跳ねたり、釘116によって形成される案内
路に案内されながら、落下していくようになっている。
また、この釘116の他、ゲージ部114に向かって左
右対称の位置には、風車118が取り付けられており、
パチンコ球を予期しない方向へ方向転換させるようにな
っている。
【0026】さらに、ゲージ部114には複数の位置に
入賞口120が設けられ、この入賞口120にパチンコ
球が入ることにより、所定数のパチンコ球が遊技者に払
い出されるようになっている。
【0027】このようなゲージ部114は、ほぼ左右対
称系とされており、この中央部には特別図柄変動装置と
しての電動役物ユニット122(センター役物)が配置
され、その表示部124(LCDパネル)が露出されて
いる。この表示部124の下方には電動役物ユニット1
22を始動するための特別図柄始動入賞口126が設け
られている。
【0028】特別図柄始動入賞口126のさらに下方に
は、大入賞口128が配置され、この大入賞口128を
開閉する開閉部材129は、前記電動役物ユニット12
2での所謂当りの表示状態で所定時間開放され、大量の
パチンコ球を入賞させることができる構成となってい
る。
【0029】なお、この特別図柄始動入賞口126に入
賞したパチンコ球は、最大4球分保留され、電動役物ユ
ニット122による抽選結果の案内が終了した時点で、
保留された分が消化されるようになっている。
【0030】また、ゲージ部114には、普通図柄始動
入賞口130が設けられおり、普通図柄始動入賞口13
0にパチンコ球が入賞すると、図示しない普通図柄表示
部の表示が変動し、所定当り数字になると、前記特別図
柄始動入賞口126に設けられた可動部としての電動チ
ューリップ134が所定時間開放するようになってい
る。この電動チューリップ134の開放により、特別図
柄始動入賞口126への入賞の確率が物理的に高まるこ
とになる。
【0031】図1に示される如く、上記ゲージ部114
の下部、すなわち、透明ガラス板110Aの下部は、パ
ネル部140とされ、その上部パネル140Aには上皿
141が設けられ、下部パネル140Bには、発射装置
の操作部としてのハンドル136と、上皿141から落
下するパチンコ球を受ける下皿138とが設けられてい
る。なお、下部パネル140Bには、灰皿143も設け
られている。
【0032】ハンドル136は、前記パネル140の内
部から突出された回転軸に取付けられており、この回転
軸を中心に回転可能とされている。すなわち、遊技者が
このハンドル136を把持して回転することで、発射装
置が稼動すると共に、前記回転角度に基づいて発射強度
が設定されるようになっている。なお、この回転には、
復帰付勢力が付与されており、遊技者が手を離すと自動
的に元の回転位置に戻る構造となっている。また、この
ハンドル136の周囲には図示しないストップスイッチ
が設けられている。このストップスイッチは、ハンドル
136を回転した状態を維持しながら、発射装置を停止
させる機能を有している。
【0033】図3には、パチンコ機110を制御するた
めの制御系の概略が示されている。制御系は、主制御基
板150を中心として、払出制御基板152、音声制御
基板154、ランプ制御基板156、発射制御基板15
8、図柄表示制御基板160等、機能毎に分類されてい
る(なお、以下これらを総称する場合、副制御基板15
1という)。
【0034】なお、主制御基板150並びに副制御基板
151は、管理制御基板206を介してパチンコ店側の
ホールコンピュータ208に接続することにより、パチ
ンコ機の稼動状況を管理することも可能となっている。
【0035】主制御基板150には、遊技に関する基本
的なプログラムが記憶されており、この主制御基板15
0からの命令信号に基づいて、その他の副制御基板15
1が独自に実行する。すなわち、主制御基板150は基
本的に命令を出力するのみで、その結果等のフィードバ
ックは受けない構成となっている。
【0036】払出制御基板152は、パチンコ球の払出
し数を制御するものであり、音声制御基板154は、パ
チンコ機110に設けられたスピーカ162からの効果
音等の出力を制御する。また、ランプ制御基板156
は、パチンコ機110に取り付けられた電飾部材(遊技
盤状態表示灯)164の点灯・消灯を制御し、発射制御
基板158は、遊技者によるパチンコ球の発射を制御す
る。
【0037】図柄表示制御基板160は、前記表示部1
24が表示ドライバ166を介して接続されており、主
制御基板150からの命令信号に基づいて、所定の演出
効果をもたらす表示を実行する。なお、この図柄表示制
御基板160は、普通図柄表示部も制御する。
【0038】前記主制御基板150には、特別図柄始動
入賞口126に設けられた特別図柄入賞センサ168及
び普通図柄始動入賞口130に設けられた普通図柄入賞
センサ170、各入賞口120に設けられた入賞センサ
172、並びに大入賞口128に入賞したパチンコ球を
検出する大入賞口センサ173が接続されている。な
お、大入賞口128には、大入賞口の開閉動作を継続す
るためのVゾーンが設けられており、このVゾーンにも
Vゾーンセンサ171が設けられている。
【0039】また、この主制御基板150には、電動チ
ューリップ134を開閉させるためのソレノイド17
4、大入賞口128の開閉部材129を開閉させるため
のソレノイド175、特別図柄保留ランプ200が接続
されている。
【0040】また、主制御基板150では、特別図柄や
普通図柄の抽選がなされ、この抽選結果に基づく表示部
124での表示内容を選択し、図柄表示制御基板160
へ命令信号を出力する。すなわち、図柄表示制御基板1
60には、複数種の命令信号に基づく異なる表示内容の
データが予め記憶されており、命令信号に基づいてデー
タが選択されて、起動するようになっている。
【0041】上記主制御基板150では、前記特別図柄
始動入賞口126に入賞したときに当り外れの抽選がな
され、当りとなった場合に、大入賞口128を所定時
間、所定回数開放することで、パチンコ球の入賞確率を
大幅に高める遊技者有利状態としている。
【0042】前記主制御基板150における、特別図柄
の抽選の結果は、命令信号として図柄表示制御基板16
0へ送信される。この図柄表示制御基板160では、上
記命令信号に基づいて、図柄変動パターンが選定され、
前記表示部124に表示されるようになっている。図柄
変動パターンは、基本的にリーチ前演出とリーチ演出と
に分類されている。前記図柄表示制御基板160では、
図4(A)に示す、3列の特別図柄10、12、14
(変動中の矢印(↓)で図示)の内、最初の2列(左列
と中央列)の特別図柄10、12(図4(B)参照)の
配列により、所謂リーチ状態(当たりとなる可能性が残
っている状態)とならない場合はリーチ前演出で終了さ
せ、リーチ状態となった場合はリーチ前演出に継続して
リーチ演出を実行するように決定する。
【0043】一方、リーチ状態となった場合は、最終停
止図柄(右列)が左列及び右列で停止(仮停止)してい
る特別図柄10、12と同一の特別図柄14で仮停止す
る場合と、異なる特別図柄14で仮停止する場合とがあ
る。
【0044】ここで、本実施の形態では、抽選の結果が
当たりの場合であっても、仮停止図柄が外れ、すなわ
ち、リーチ状態となった先に停止している特別図柄1
0、12とは異なる特別図柄14を仮停止図柄とするバ
リエーションを追加している。
【0045】通常は、この最終停止図柄(右列)の仮停
止状態でほぼ確定となるが、本実施の形態では、3列の
特別図柄10、12、14を、最初の2列の特別図柄1
0、12(左列、中央列)と、最終停止する特別図柄1
4(右列)とに分類し、何れか一方を選択して、再変動
するように制御する。
【0046】上記選択は、仮停止している特別図柄1
0、12、14の種類によって決めるようにしている。
【0047】すなわち、図5に示される如く、特別図柄
10、12、14を数字とすると、通常は1〜12まで
の特別図柄10、12、14が無端ループ状に変動を繰
り返す構成となっており、その内の奇数数字図柄が確率
変動図柄(以下、確変図柄という)であり、偶数数字図
柄が非確率変動図柄(以下、非確変図柄という)であ
る。
【0048】確変図柄によって当たりを報知した場合
は、以降の抽選の当たり確率を高く設定され、非確変図
柄によって当たりを報知した場合は、通常の当たり確率
に設定される。
【0049】図6に、抽選結果が確変当たりの場合の、
特別図柄10、12、14の変動パターンの選択、実行
の流れを示す。図6に示される如く、最初に停止した2
列の特別図柄10、12が確変図柄(ここでは、奇数数
字の”7”)の場合は、最終停止図柄を非確変図柄(こ
こでは、偶数数字の”2”)で停止(仮停止)させる。
また、図6に示される如く、逆に最初に停止した2列の
特別図柄10、12が非確変図柄の場合は、最終停止図
柄を確変図柄で停止(仮停止)させるように制御する。
【0050】その後、非確変図柄の方を選択して、再変
動を実行することで、確率変動当たりを表現する特別図
柄10、12、14が確定する。
【0051】図7には、上記再変動を含む図柄変動パタ
ーンの表示制御のための機能ブロック図が示されてい
る。
【0052】主制御基板150(図3参照)からの命令
信号は命令信号解析部18に入力され、命令内容が解析
される。解析された命令内容は、変動パターン設定部2
0と際変動要否判定部22へ送出される。
【0053】変動パターン設定部20には、リーチ前演
出用変動パターンメモリ22と、リーチ演出用変動パタ
ーンメモリ24とが接続されている。
【0054】このため、変動パターン設定部20では、
命令信号に基づいて、前記リーチ前演出用変動パターン
メモリ22及び/又はリーチ変動用変動パターンメモリ
24が読み出され、変動パターン表示制御部26へ送出
するようになっている。
【0055】変動パターン表示制御部26では、表示ド
ライバ166を制御して、前記読み出された変動パター
ンの画像データに基づいて表示部124で変動パターン
を表示する。
【0056】一方、再変動要否判定部あでは、前記命令
信号解析部18から送られてくる命令内容に基づいて再
変動の要否が判定される。判定の結果、再変動が必要と
判定された場合には、仮停止図柄認識部28へその旨の
信号(再変動信号)が送出され、この結果、仮停止図柄
認識部28が起動するようになっている。
【0057】この仮停止図柄認識部28には、仮停止信
号出力部30から各図柄別の仮停止時に、その時期と特
別図柄の種類の情報が入力される。
【0058】仮定停止信号出力部30は、前記変動パタ
ーン表示制御部26から変動状態の情報が逐次入力さ
れ、これを解析することで、前記仮停止時期及び仮停止
図柄を認識することができる。
【0059】前記仮停止図柄認識部28では、全ての特
別図柄10、12、14が仮停止したときに再変動図柄
選択部32へ際変動起動信号を送出する。これにより、
際変動図柄選択部32では、特別図柄10、12、14
を選択する。
【0060】再変動図柄選択部32は、再変動表示制御
部34に接続されている。また、再変動制御部34は、
前記表示ドライバ166に接続されている。この結果、
選択された特別図柄の再変動が実行される。
【0061】以下に本実施の形態の作用を説明する。
【0062】まず、パチンコ球が発射されると、レール
112に案内されてゲージ部114の釘116や風車1
18等に当接しながら、予測し得ない移動をしながら落
下していく。ここで、入賞口120に入賞すると、予め
定められた数のパチンコ球が払い出される(賞球)。ま
た、普通図柄始動入賞口130に入賞するとこれを普通
図柄入賞センサ170で検出する。
【0063】この検出により、主制御基板150では、
普通図柄の抽選が開始される。すなわち、乱数カウンタ
を用いて、所定の確率で0〜9までの数字を抽選する。
抽選の結果、外れの場合には、特に遊技状態に変化はな
い。一方、抽選の結果、当り(例えば、当り数字の7が
抽選される)の場合には、主制御基板150は、特別図
柄始動入賞口126に設けられた電動チューリップ13
4を開放状態とするべく、ソレノイド174へ通電す
る。これにより、特別図柄始動入賞口にパチンコ球が入
り易い、高確率状態とすることができる。
【0064】前記特別図柄始動入賞口126にパチンコ
球が入賞すると、主制御基板150では、乱数カウンタ
を用いて所定の確率で大当り抽選が開始される。この大
当り抽選の結果、当り/外れが決定すると、それぞれに
おいて、予め準備された図柄変動パターンを選択(乱数
カウンタで選択してもよい)し、図柄表示制御基板16
0を含む演出に関連する制御基板へコマンド信号を送出
する。
【0065】図柄表示制御基板160では、受信したコ
マンド信号に基づいて、表示ドライバ166を介して表
示部124に図柄変動パターンを表示する。この図柄変
動パターンにおいては、リーチを経由した当り、外れリ
ーチ、リーチを経由しない外れ等、様々な演出があり、
遊技者は期待感をもって抽選結果を待つことができる。
【0066】ここで、当りとなった場合には、大入賞口
128の開閉部材129が所定時間、所定回数開放する
ことで、パチンコ球の入賞の確率が極めて大きくなる、
遊技者の有利な状態とすることができる。
【0067】上記図柄変動表示中に、特別図柄始動入賞
口126にパチンコ球が入賞すると、抽選はその時点で
なされるが、現在進行中の図柄変動表示中が終了するま
で図柄変動表示を待機する。これは、保留ランプ200
が点灯することで、遊技者に報知される。
【0068】ここで、本実施の形態では、特別図柄1
0、12、14の通常の変動パターンの演出後に所定の
条件が成立した場合に再変動を実行している。再変動
は、従来から周知のものであるが、この実施の形態で
は、従来とは異なり、通常の変動パターンを有効利用し
て、再変動のための新たな変動パターンを持たない構成
となっている。以下、図8のフローチャートに従い、再
変動を含む図柄変動表示制御ルーチンを示す。
【0069】ステップ300では、主制御基板150か
ら命令信号が入力されたか否か判断され、肯定判定され
ると、ステップ302へ移行して変動パターンの設定が
行われる。すなわち、リーチ演出前要変動パターンメモ
リ22及び/又はリーチ演出用変動パターンメモリ24
から所定の変動パターンが読み出される。
【0070】次のステップ304では、読出した変動パ
ターンに基づいて、表示部124での演出表示(変動)
が開始される。
【0071】次のステップ306では、現在演出表示中
の変動パターンにおいて再変動が必要か否かが判断さ
れ、必要と判定されるとステップ308へ移行して最初
の特別図柄10が仮停止したか否かが判断される。この
ステップ308で肯定判定されると、ステップ310へ
移行して、仮停止した特別図柄を認識し、ステップ31
2へ移行する。ステップ312では、全ての特別図柄1
0、12、14が仮停止したか否かが判断される。すな
わち、上記最初の特別図柄10の次は特別図柄12が仮
停止する。なお、特別図柄10、12は同時であっても
よい。また、最後に特別図柄14が仮停止するため、こ
の最後の特別図柄14が仮停止するまで、ステップ30
8、310、312を繰り返すことになる。
【0072】ここで、ステップ312で肯定判定、すな
わち全ての特別図柄10、12、14の仮停止が確認さ
れると、ステップ314へ移行して、上記仮停止図柄に
基づいて再変動図柄を選択する。
【0073】すなわち、図6に示される如く、抽選の結
果が確変当たりの場合、仮停止の状態が6種類存在す
る。これらの種類毎に再変動させる特別図柄を選択する
ことになる。例えば、図6の最も左側に記載した仮停止
状態(2、2、7)の場合、先に仮停止したリーチ状態
を示す左列及び中央列の特別図柄10、12が非確変図
柄である偶数数字(2)であり、最後に停止した右列の
特別図柄14が確変図柄である奇数数字(7)である。
この場合、再変動させるのは、先に停止した左列及び中
央列の特別図柄10、12となり、これが選択される。
【0074】ステップ316では、再変動が開始され、
ステップ318へ移行する。なお、前記ステップ306
において否定判定、すなわち再変動が必要無しと判定さ
れた場合もこのステップ318へ移行する。ステップ3
18では、図柄が確定したか否かが判断され、確定した
と判定されるとステップ320へ移行する。
【0075】ステップ320では、抽選の結果が当りか
否かが判断され、当たりの場合には、ステップ322へ
移行して当たり結果表示を実行し、外れの場合には、ス
テップ324へ移行して外れ結果表示を実行して、この
ルーチンは終了する。
【0076】以上説明したように本実施の形態では、再
変動をする場合に、全ての特別図柄10、12、14を
再変動の対象とせず、また、特定の特別図柄を再変動と
対象とせず、抽選の結果、並びに仮停止図柄の状態に基
づいて、その都度再変動する特別図柄を選択して、再変
動させるようにした。この結果、従来、リーチ状態で、
その後の仮停止状態が外れとなって再変動があっても、
確変図柄になり得ず、遊技者の期待感を損ねていたが、
本実施の形態では、このような仮停止状態でも確変とす
ることが可能となり、変動パターンにおいて最終的に図
柄が確定するまで、遊技者の期待感を維持することがで
きる。
【0077】また、再変動のために別途変動パターンを
増やす必要がなく、通常の変動パターンを有効利用する
ことができるため、メモリの容量を軽減することができ
る。
【0078】なお、本実施の形態では、表示部124に
よる再変動を中心に記載したが、上記のような通常の変
動パターンを有効利用することで、音声制御基板やラン
プ制御基板への命令信号も増やす必要がなく、制御を同
一とすることができ、パチンコ機全体としての制御系の
負担を軽くすることができる。
【0079】
【発明の効果】以上説明した如く本発明では、再変動さ
せる図柄を全図柄の停止状態の配列に基づいて一部の特
別図柄のみに設定することで、通常の変動機能を有効利
用して、再変動のための専用の変動パターンを持つ必要
がなくなり、かつ当たり/外れ、或いは確率変動有り/
無しが入り混じった状態で、再変動結果を期待させ、特
別図柄が最終確定するまで遊技者の興趣を維持すること
ができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るパチンコ店におけるパチン
コ機の配置状態を示す概略図である。
【図2】本実施の形態に係るパチンコ機の正面図であ
る。
【図3】本実施の形態に係るパチンコ機の制御系を示す
ブロック図である。
【図4】表示部における図柄変動状態を示す正面図であ
り、(A)は全図柄変動中、(B)は最終停止図柄以外
の図柄の停止状態を示す。
【図5】特別図柄の構成を模式的に示した展開図であ
る。
【図6】抽選の結果が確変当たりの場合の再変動の選択
パターンを示すチャートである。
【図7】本実施の形態に係る図柄表示制御基板における
図柄変動表示制御のための機能ブロック図である。
【図8】本実施の形態に係る図柄表示制御ルーチンを示
すフローチャートである。
【符号の説明】
10 特別図柄(左列) 12 特別図柄(中央列) 14 特別図柄(右列) 18 命令信号解析部 20 変動パターン設定部 22 リーチ前演出用変動パターンメモリ 26 リーチ演出用変動パターンメモリ 28 仮停止図柄認識部(再変動待機手段) 30 仮停止信号出力部(再変動待機手段) 32 再変動図柄選択部(再変動図柄設定手段) 34 再変動表示制御部(再変動制御手段) 110 パチンコ機(遊技機) 122 電動役物ユニット 124 表示部(表示装置) 126 特別図柄始動入賞口 150 主制御基板 160 図柄表示制御基板 166 表示ドライバ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 始動口に入賞することで抽選が実行さ
    れ、抽選の結果を複数列の特別図柄の変動パターンによ
    る演出表示で遊技者に報知する表示装置を備え、前記複
    数の特別図柄の停止時期に時間差を設けておき、最終時
    期に停止する特別図柄以外の特別図柄が停止したとき
    に、抽選の結果が当たりとなる可能性があることを示す
    リーチ演出を前記表示装置で表示する図柄変動表示制御
    装置であって、 前記全ての特別図柄が停止した後に、上記特別図柄を再
    変動可能な仮停止状態として待機させる再変動待機手段
    と、 前記再変動待機手段によって仮停止状態として待機して
    いる前記最終時期に停止した特別図柄、或いは最終時期
    以外に停止した特別図柄の何れか一方を選択し、再変動
    対象図柄に設定する再変動図柄設定手段と、 前記再変動図柄設定手段で再変動対象に設定された特別
    図柄を、前記全ての特別図柄が停止した後、再変動させ
    る再変動制御手段と、を有する遊技機における図柄変動
    表示制御装置。
  2. 【請求項2】 前記最終時期に停止した図柄が、以後の
    抽選による当たり確率を高める確率変動状態を報知する
    確変図柄であり、前記再変動図柄設定手段が、前記最終
    時期以外に停止した特別図柄を再変動図柄として設定す
    ることを特徴とする請求項1記載の遊技機における図柄
    変動表示制御装置。
  3. 【請求項3】 前記最終時期以外に停止した図柄が、以
    後の抽選による当たり確率を高める確率変動状態を報知
    する確変図柄であり、前記再変動図柄設定手段が、前記
    最終時期に停止した特別図柄を再変動図柄として設定す
    ることを特徴とする請求項1記載の遊技機における図柄
    変動表示制御装置。
  4. 【請求項4】 始動口に入賞することで抽選が実行さ
    れ、抽選の結果を複数列の特別図柄の変動パターンによ
    る演出表示で遊技者に報知する表示装置を備え、前記複
    数の特別図柄の停止時期に時間差を設けておき、最終時
    期に停止する特別図柄以外の特別図柄が停止したとき
    に、抽選の結果が当たりとなる可能性があることを示す
    リーチ演出を前記表示装置で表示する図柄変動表示制御
    方法であって、 前記全ての特別図柄が停止した後に、上記特別図柄を再
    変動可能な仮停止状態として待機させ、 前記最終時期に停止した図柄が、以後の抽選による当た
    り確率を高める確率変動状態を報知する確変図柄の場合
    には、前記最終時期以外に停止した特別図柄を再変動さ
    せ、 前記最終時期以外に停止した図柄が、以後の抽選による
    当たり確率を高める確率変動状態を報知する確変図柄の
    場合には、前記最終時期に停止した特別図柄を再変動さ
    せる、ことを特徴とする遊技機における図柄変動表示制
    御方法。
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