JP2003010197A - トロッカー - Google Patents

トロッカー

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JP2003010197A JP2001196587A JP2001196587A JP2003010197A JP 2003010197 A JP2003010197 A JP 2003010197A JP 2001196587 A JP2001196587 A JP 2001196587A JP 2001196587 A JP2001196587 A JP 2001196587A JP 2003010197 A JP2003010197 A JP 2003010197A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、トロッカー内針で形成された小径な
穿刺孔の径を外套管の外径寸法まで拡開させる作業時に
腹腔内の臓器などを強く押圧するおそれがないうえ、外
套管を体壁に挿入、留置する作業を簡単に、短時間で行
うことができ、加えて内針先端部の挿入作業を容易に、
かつ安定に行うことができるトロッカーを提供すること
を最も主要な特徴とする。 【解決手段】体壁部に挿入する前に予め位置調整機構2
6によって外套管7から突出される内針6の先端の位置
を調整することにより、穿刺させる体壁の厚さや、穿刺
場所などの条件に合わせてダイレータ8から突出される
内針6の先端部の突出量を好適な状態に調整できるよう
にしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、患者の体内に刺入
され、体腔内への挿入器具の案内管として使用するトロ
ッカー(trocar)外套管を患者の皮膚と体壁に穿
刺、貫通させた状態で留置するトロッカーに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、患者の体内に刺入され、体腔内
への挿入器具の案内管として使用するトロッカー外套管
を患者の皮膚と体壁に穿刺、貫通させた状態で留置する
トロッカー装置が従来から使用されている。このトロッ
カー装置では、先端に鋭利な穿刺針が形成された内針
と、患者に穿刺される挿入部を有する外套管とが着脱自
在に組合せられている。そして、内針と外套管とを一体
的に組み合わせた状態で内針を患者の皮膚に刺し、体壁
に穿刺して体腔内に挿入するようになっている。さら
に、体腔内にトロッカーを挿入した後、外套管から内針
を抜去することによって外套管を体壁に留置して病変部
の観察や、処置を行なうための光学視管や、処置具など
の案内管として使用することができるようになってい
る。
【0003】また、特開平11−89851号公報には
外径寸法が比較的小さい内針と外套管との間に略円錐形
状の先細状のアダプタを配設した構成の超音波トロッカ
ーシステムが示されている。ここでは小径な内針によっ
て患者の体壁に形成される穿刺孔の径を小さくして患者
への侵襲を少なくするとともに、内針で形成された小径
な穿刺孔の径を先細状のアダプタによって外套管の外径
寸法まで拡開させることにより、大径な外套管を円滑に
患者の体壁の穿刺孔に挿入する技術が示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記特開平
11−89851号公報の装置では先細状のアダプタに
おける円錐形状の部分で小径な穿刺孔の径を比較的大径
な外套管の外径寸法まで拡開させるようにしているの
で、外套管の先端部から前方に突出されている先細状の
アダプタの軸方向の突出長さは比較的長くなる。このよ
うに先細状のアダプタの先端突出長さが長い場合には内
針で形成された小径な穿刺孔の径を先細状のアダプタに
よって外套管の外径寸法まで拡開させる作業時に先細状
のアダプタの先端部が例えば腹腔内の臓器などに当接し
て強く押圧するおそれがある。そのため、先細状のアダ
プタの先端突出長さは短くすることが望ましい。
【0005】また、先細状のアダプタの先端突出長さが
短い場合には患者の体壁の穿刺孔に挿入する際に先細状
のアダプタを腹壁部に貫通させることができなくなるお
それがある。このような場合には処置中に使用する先細
状のアダプタを交換するなどの面倒な作業が必要になる
ので、外套管を体壁に挿入、留置する作業の作業時間が
長くなる問題がある。
【0006】また、従来のトロッカー装置では、トロッ
カー内針の基端部は例えばCリングなどの弾性リングな
どを介して比較的軽い力で外套管の基端部側に係止され
ている。そのため、患者の体壁部に内針を穿刺させる際
に、使用者がトロッカー装置を把持する場所によっては
外套管の基端部側とトロッカー内針の基端部との係止部
が外れてトロッカー装置の操作が不安定になるおそれが
ある。
【0007】さらに、外套管の先端部から突出される内
針先端部の突出量は一定の長さに設定された状態で固定
されている。そして、患者の体壁部に内針を穿刺させる
作業中、体壁の厚さや、穿刺場所などの条件に合わせて
手指の感覚、経験などによってその場で内針先端部の挿
入量を決めるようにしているので、その作業が難しく、
時間がかかる問題がある。
【0008】本発明は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的は、トロッカー内針で形成された小径な穿
刺孔の径を外套管の外径寸法まで拡開させる作業時に腹
腔内の臓器などを強く押圧するおそれがないうえ、外套
管を体壁に挿入、留置する作業を簡単に、短時間で行う
ことができ、加えて内針先端部の挿入作業を容易に、か
つ安定に行うことができるトロッカーを提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、体壁
に穿刺させるトロッカー内針と、前記トロッカー内針が
挿入される外套管と、前記外套管と前記トロッカー内針
との間に介挿され、前記トロッカー内針によって穿設さ
れた小径の穿刺孔を拡張する穿刺孔拡張部を備えたダイ
レータと、このダイレータの先端部から外部に突出する
筒状部を備え、前記ダイレータに対して軸方向に移動可
能に支持されて前記ダイレータの挿入をガイドするガイ
ド部材とが任意に組み合わせて使用されるトロッカーで
あって、前記外套管から突出される前記内針先端の位置
を可変調整するための調整機構を設けたことを特徴とす
るトロッカーである。そして、本請求項1の発明では、
外套管とトロッカー内針との間に介挿されたダイレータ
の先端部から外部側に突出されるガイド部材の先端部の
突出量を調整することにより、穿刺させる体壁の厚さ
や、体内臓器との間の距離などの条件に合わせてガイド
部材の先端部の突出量を好適な状態に調整できるように
するとともに、体壁部に挿入する前に予め調整機構によ
って外套管から突出される内針先端の位置を調整するこ
とにより、穿刺させる体壁の厚さや、穿刺場所などの条
件に合わせてダイレータから突出される内針先端部の突
出量を好適な状態に調整できるようにしたものである。
【0010】請求項2の発明は、前記調整機構は、前記
ガイド部材に軸方向に沿って並設された複数段の係合溝
部と、前記ダイレータに設けられ、前記ガイド部材の各
段の係合溝部に対して選択的に係脱可能に係止するロッ
ク機構とを具備することを特徴とする請求項1に記載の
トロッカーである。そして、本請求項2の発明では、ガ
イド部材に軸方向に沿って並設された複数段の係合溝部
に対してダイレータのロック機構を選択的に係止するこ
とにより、ダイレータと内針先端との相対位置を可変調
整して外套管から突出される内針先端の位置を調整する
ようにしたものである。
【0011】請求項3の発明は、前記ロック機構は、前
記ガイド部材の少なくともいずれか1段の係合溝部に対
して係脱可能に係合する爪部と、この爪部を前記係合溝
部との係合方向に付勢する付勢力を発生する付勢部材
と、前記爪部を前記付勢部材の付勢力に抗して前記係合
溝部との係合解除方向に移動操作させる操作部とを具備
することを特徴とする請求項2に記載のトロッカーであ
る。そして、本請求項3の発明では、操作部の操作によ
って爪部を付勢部材の付勢力に抗して係合溝部との係合
解除方向に移動操作させることにより、外套管から突出
される内針先端部の突出量を所望の状態に調整可能な状
態に切換える。さらに、外套管から突出される内針先端
部の突出量を所望の状態に調整した場合には、その調整
位置に対応するガイド部材のいずれかの係合溝部に対し
てロック機構の爪部を係合させた状態で付勢部材の付勢
力によって保持させることにより、外套管から突出され
る内針先端部の突出量を所望の状態に調整した状態で確
実に保持するようにしたものである。
【0012】請求項4の発明は、前記トロッカー内針
は、前記トロッカー内針に超音波振動を伝達する振動子
を備えたハンドピースに連結され、前記ハンドピース
は、前記ガイド部材を係脱可能に係止するガイド部材ロ
ック機構を有することを特徴とする請求項1に記載のト
ロッカーである。そして、本請求項4の発明では、トロ
ッカー内針に超音波振動を伝達する振動子を備えたハン
ドピースのガイド部材ロック機構によってガイド部材を
係脱可能に係止することにより、ガイド部材とトロッカ
ー内針との間の相対位置を設定位置で固定できるように
したものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
を図1乃至図10を参照して説明する。図1は本実施の
形態のトロッカーシステム1全体の概略構成を示すもの
である。このトロッカーシステム1は術者が掴んで操作
する超音波トロッカーのハンドピースユニット2と、こ
のハンドピースユニット2に接続ケーブル3を介して接
続された超音波振動用のエネルギーを供給する超音波発
振装置4と、エネルギー出力の制御を行うフットスイッ
チやハンドスイッチなどの出力制御機器5とで主に構成
されている。
【0014】また、超音波トロッカーのハンドピースユ
ニット2には体壁に穿刺させるトロッカー内針6と、こ
のトロッカー内針6が挿入される外套管7と、この外套
管7とトロッカー内針6との間に介挿されるダイレータ
8と、このダイレータ8に挿通される柔軟な筒状部材に
よって形成されるガイド部材9とが設けられている。こ
のガイド部材9は硬質なものでもよい。そして、本実施
の形態の超音波トロッカーのハンドピースユニット2は
これらのトロッカー内針6と、外套管7と、ダイレータ
8と、ガイド部材9とがそれぞれ組み付けられた状態
と、これらの各構成部品が分離された状態とに適宜、切
換えて使用されるようになっている。なお、図1はトロ
ッカー内針6と、外套管7と、ダイレータ8と、ガイド
部材9とがそれぞれ組み付けられた状態を示している。
【0015】また、トロッカー内針6には図2に示すよ
うに略直線状のプローブ10が設けられている。このプ
ローブ10の基端部には手元側の握り部11が設けられ
ている。この手元側の握り部11には略円筒状のハウジ
ング12が設けられている。
【0016】さらに、図4に示すようにこのハウジング
12の中には、超音波振動を発生する素子である超音波
振動子13が配設されている。この超音波振動子13の
先端部には超音波振動を増幅するホーン14が配置され
ている。このホーン14の先端部はハウジング12の先
端より前方に伸び、その先に超音波振動伝達棒(振動伝
達部材)15の基端部が螺合接続によって着脱自在に連
結されている。この振動伝達棒15の先端には円錐状、
あるいは三角錐、あるいは四角錐状などの先細り形状の
穿刺針(内針本体)16が設けられている。これによっ
て、超音波振動子13の機械的振動がホーン14を介し
て超音波振動伝達棒15の先端の穿刺針16まで伝達さ
れるようになっている。なお、握り部11の下端部には
ガイド部材9を係脱可能に係止する後述するガイド部材
ロック機構17が配設されている。
【0017】また、トロッカー外套管7には図2に示す
ように比較的大径(例えば直径が13mm程度)な管状
の細長い挿入部19と、この挿入部19の基端部に配設
された手元側端部20とが設けられている。ここで、挿
入部19の先端部には挿入部19の中心線方向と直交す
る方向に対して斜めに傾斜された先端傾斜面19aが形
成されている。さらに、手元側端部20には円筒状の大
径筒部20aと、この大径筒部20aの開口端部に係合
された挿入ガイド部材20bとが設けられている。な
お、大径筒部20aの外周面には略フランジ状の指掛け
部20cが形成されている。
【0018】さらに、図4に示すように挿入ガイド部材
20bにはこの外套管7に挿入される挿入器具の挿入時
に管内をシールする弁などのシール部材20dが装着さ
れている。
【0019】また、図5(B)に示すようにダイレータ
8には管状の細長い挿入部21と、この挿入部21の基
端部に配設された手元側端部22とが設けられている。
さらに、挿入部21の先端部には外套管7の挿入部19
の内径寸法と略同径の外径寸法に設定された位置決め用
の大径な先端直管部23が配設されている。この先端直
管部23の先端側には先細状の略円錐状の穿刺孔拡張部
24がさらに配置されている。
【0020】また、穿刺孔拡張部24の円錐の先端部に
は直管状の折れ止め部25が延設されている。この折れ
止め部25の長さは穿刺孔拡張部24の円錐の先端部か
ら適宜の寸法に設定されている。さらに、この折れ止め
部25の先端部には挿入部21の中心線方向と直交する
方向に対して斜めに傾斜された先端傾斜面25aが形成
されている。
【0021】また、ダイレータ8の手元側端部22には
大径な大径筒部22aと、この大径筒部22aの上に突
設され、大径筒部22aよりも小径な円筒状の小径筒部
22bとが設けられている。ここで、図4に示すように
大径筒部22aの内径寸法はトロッカー外套管7の大径
筒部20aの外径寸法と略同径に設定されている。そし
て、ダイレータ8とトロッカー外套管7との連結時には
ダイレータ8の大径筒部22aがトロッカー外套管7の
大径筒部20aの開口端部近傍に外嵌される状態で係脱
可能に係合されている。なお、ダイレータ8の大径筒部
22aの外周面には操作ハンドル27の基端部がねじ止
め固定されている。
【0022】また、ダイレータ8の小径筒部22bの上
部には外套管7から突出されるトロッカー内針6の先端
の位置を可変調整するための後述する位置調整機構26
が設けられている。
【0023】また、ガイド部材9には図6に示すように
細長い直管部28と、この直管部28の基端部側の端末
部に連結された取手部29とが設けられている。ここ
で、直管部28は、超音波振動するプローブ10と接触
することから例えば、テフロン(登録商標):PTFE
(ポリテトラフルオロエチレン)などのように耐熱性が
高く、滑り性が高い柔軟な材料で形成されている。ま
た、例えば硬質な金属パイプの内周面にテフロン(登録
商標)を貼り付けたものでも同等の効果が得られる。
【0024】さらに、直管部28の内径寸法はトロッカ
ー内針6の穿刺針16の外径寸法と略同径に設定されて
いる。そして、この直管部28の基端部側にはダイレー
タ8の挿入部21の内径寸法と略同径の位置決め部28
aが形成されている。
【0025】また、取手部29にはトロッカー内針6の
手元側の握り部11のガイド部材ロック機構17内に挿
入される大径筒体30と、ダイレータ8の位置調整機構
26内に挿入される細長い小径筒体31とが設けられて
いる。ここで、大径筒体30の外周面にはリング状の第
1の係合溝部32が形成されている。さらに、小径筒体
31の外周面にはリング状の第2の係合溝部33が軸方
向に沿って複数段、本実施の形態では4段並設されてい
る。
【0026】また、トロッカー内針6のガイド部材ロッ
ク機構17には図8(A)に示すようにハウジング12
の下端部に連結された略円筒状のロック機構支持部材3
4が設けられている。このロック機構支持部材34の外
周面にはガイドピン35と、円筒状のガイド筒体36と
が突設されている。これらのガイドピン35と、ガイド
筒体36とはロック機構支持部材34の周方向に180
°離れた位置に対向配置されている。
【0027】さらに、ロック機構支持部材34の外周面
にはリング状のロック部材18が配設されている。この
ロック部材18の外周面にはガイドピン35が軸方向に
移動可能に挿入されるピン挿入孔18aが形成されてい
るとともに、ロックボタン37が突設された状態で螺着
されている。このロックボタン37にはガイド筒体36
が軸方向に移動可能に挿入される挿入穴38が形成され
ている。そして、ロック部材18はガイドピン35とガ
イド筒体36とをガイドとしてトロッカー内針6の軸方
向と直交する方向に移動可能に支持されている。
【0028】また、ロック部材18にはピン挿入孔18
aの近傍に内方に向けてガイド部材9の第1の係合溝部
32に係脱可能に係合される係合爪部39が突設されて
いる。さらに、ガイド筒体36の内部には係合爪部39
をガイド部材9の第1の係合溝部32との係合方向に向
けて付勢する圧縮コイルばね40が配設されている。そ
して、トロッカー内針6とガイド部材9とが組み付けら
れた場合には圧縮コイルばね40のばね力によって図8
(A)に示すようにトロッカー内針6のガイド部材ロッ
ク機構17におけるロック部材18の係合爪部39がガ
イド部材9の第1の係合溝部32に係合されたロック状
態で保持されるようになっている。さらに、このロック
状態でロックボタン37を圧縮コイルばね40のばね力
に抗して押込み操作することにより、ロック部材18が
図8(A)中で、右方向に移動し、ロック部材18の係
合爪部39がガイド部材9の第1の係合溝部32から外
れてロックが解除されるようになっている。
【0029】また、ダイレータ8の位置調整機構26に
は図8(B)に示すようにダイレータ8の小径筒部22
bに連結された略円筒状のロック機構支持部材41が小
径筒部22bの上側に突設されている。このロック機構
支持部材41の外周面にはガイドピン42と、円筒状の
ガイド筒体43とが突設されている。これらのガイドピ
ン42と、ガイド筒体43とはロック機構支持部材41
の周方向に180°離れた位置に対向配置されている。
【0030】さらに、ロック機構支持部材41の外側に
は略リング状のロック部材44が配設されている。この
ロック部材44の外周面にはガイドピン42が軸方向に
移動可能に挿入されるピン挿入孔44aが形成されてい
るとともに、ロックボタン(操作部)45が突設された
状態で螺着されている。このロックボタン45にはガイ
ド筒体43が軸方向に移動可能に挿入される挿入穴46
が形成されている。そして、ロック部材44はガイドピ
ン42とガイド筒体43とをガイドとしてトロッカー内
針6の軸方向と直交する方向に移動可能に支持されてい
る。なお、図5(A)に示すようにロックボタン45は
トロッカー内針6の中心線に対してダイレータ8の操作
ハンドル27とは反対方向に向けた状態(180°離れ
た状態)で配置されている。
【0031】また、ロック部材44には図9(A),
(B)に示すようにピン挿入孔44aの近傍に内方に向
けてガイド部材9のいずれかの位置の第2の係合溝部3
3に係脱可能に係合される2つの係合爪部47が突設さ
れている。さらに、ガイド筒体43の内部には係合爪部
47をガイド部材9の第2の係合溝部33との係合方向
に向けて付勢する圧縮コイルばね(付勢部材)48が配
設されている。
【0032】そして、ダイレータ8とガイド部材9とが
組み付けられた場合には圧縮コイルばね48のばね力に
よって図9(B)に示すようにダイレータ8の位置調整
機構26におけるロック部材44の係合爪部47がガイ
ド部材9のいずれかの位置の第2の係合溝部33に係合
されたロック状態で保持されるようになっている。さら
に、このロック状態でロックボタン45を圧縮コイルば
ね48のばね力に抗して押込み操作することにより、ロ
ック部材44が図9(B)中で、右方向に移動し、図9
(A)に示すようにロック部材44の係合爪部47がガ
イド部材9の第2の係合溝部33から外れてロックが解
除されるようになっている。そのため、このダイレータ
8の位置調整機構26のロック解除状態で、ガイド部材
9をダイレータ8に対して軸方向に移動させることによ
り、外套管7から突出される内針6の先端の位置を可変
調整することができるようになっている。
【0033】そして、例えば、ロック部材44の係合爪
部47をガイド部材9の最上部位置の第2の係合溝部3
3に係合させた状態に調整することにより、図10
(A)に示すように外套管7から突出される内針6の突
出量を大きくした状態に設定することができる。ここ
で、ロック部材44の係合爪部47をガイド部材9の最
下部位置の第2の係合溝部33に係合させた状態に調整
することにより、図10(B)に示すように外套管7か
ら突出される内針6の突出量を小さくした状態に設定す
ることができる。
【0034】次に、上記構成の作用について説明する。
本実施の形態のトロッカーシステム1の使用時には予め
超音波トロッカーのハンドピースユニット2は図1に示
すようにトロッカー内針6と、外套管7と、ダイレータ
8と、ガイド部材9とがそれぞれ組み付けられた状態に
セットされる。このとき、ガイド部材9の直管部28の
先端部はダイレータ8の折れ止め部25から外部側に所
定の長さ突出された状態で保持されるとともに、トロッ
カー内針6の穿刺針16はガイド部材9の直管部28の
先端部から突出された状態で保持される。
【0035】ここで、トロッカー内針6とガイド部材9
とが組み付けられた場合には図8(A)に示すようにト
ロッカー内針6のガイド部材ロック機構17におけるロ
ック部材18の係合爪部39がガイド部材9の第1の係
合溝部32に係合されたロック状態で保持される。
【0036】さらに、本実施の形態ではダイレータ8の
位置調整機構26によって外套管7から突出される内針
6の先端の位置を可変調整することができる。このと
き、位置調整機構26のロックボタン45を圧縮コイル
ばね48のばね力に抗して押込み操作することにより、
ロック部材44が図9(B)中で、右方向に移動し、図
9(A)に示すようにロック部材44の係合爪部47が
ガイド部材9の第2の係合溝部33から外れてロックが
解除される。そして、このダイレータ8の位置調整機構
26のロック解除状態で、ガイド部材9をダイレータ8
に対して軸方向に移動させることにより、外套管7から
突出される内針6の先端の位置を可変調整することがで
きる。
【0037】ここで、例えば、図10(A)に示すよう
に患者の腹壁部Hの厚さが厚い場合にはロック部材44
の係合爪部47をガイド部材9の最上部位置の第2の係
合溝部33に係合させた状態に調整することにより、外
套管7から突出される内針6の突出量を大きくした状態
に設定することができる。また、図10(B)に示すよ
うに患者の腹壁部Hの厚さが薄い場合にはロック部材4
4の係合爪部47をガイド部材9の最下部位置の第2の
係合溝部33に係合させた状態に調整することにより、
外套管7から突出される内針6の突出量を小さくした状
態に設定することができる。
【0038】また、ハンドピースユニット2が図1に示
すように組み付けられた状態で、トロッカー外套管7を
患者の皮膚と体壁に穿刺、貫通させて留置する作業が行
われる。このハンドピースユニット2による穿刺作業時
には、まず、出力制御機器5の操作にともない超音波発
振装置4が駆動される。このとき、超音波発振装置4か
ら超音波振動用のエネルギーが接続ケーブル3を介して
ハンドピースユニット2の超音波振動子13に供給さ
れ、この超音波振動子13から超音波振動が発生され
る。この超音波振動子13から出力される超音波振動は
ホーン14によって増幅された状態で、超音波振動伝達
棒15に伝達される。これにより、超音波振動子13の
機械的振動がホーン14を介して超音波振動伝達棒15
の先端のトロッカー内針6の穿刺針16まで伝達され
る。
【0039】その後、ハンドピースユニット2を握った
状態で、トロッカー内針6の穿刺針16を患者の腹壁部
Hに穿刺する作業が行われる。このとき、超音波振動が
トロッカー内針6の穿刺針16に伝達された状態でトロ
ッカー内針6の穿刺針16が腹壁部Hに穿刺されるの
で、トロッカー内針6の穿刺針16を軽い力で簡単に腹
壁部Hに穿刺させることができる。この操作によって腹
壁部Hには小径な穿刺孔が形成される。
【0040】また、ハンドピースユニット2をダイレー
タ8の穿刺孔拡張部24の近傍位置の折れ止め部25ま
で挿入した状態で、ハンドピースユニット2からトロッ
カー内針6のみが外部に引き抜かれる。この状態で、ハ
ンドピースユニット2を腹壁部Hにさらに押込み操作す
ることにより、ダイレータ8の穿刺孔拡張部24におけ
る円錐形状の部分によってトロッカー内針6で形成され
た小径な穿刺孔の孔径を外套管7の外径寸法まで拡開さ
せる作業が行われる。
【0041】なお、穿刺孔の孔径の拡開作業前にダイレ
ータ8の先端部から外部側に突出されるガイド部材9の
先端部の位置が腹腔内の臓器に近い場合にはガイド部材
9の取手部29を手指で掴み、ダイレータ8に対してガ
イド部材9の取手部29を軸方向に引っ張り、ダイレー
タ8の先端部から外部側に突出されるガイド部材9の先
端部の突出量を小さくする操作が行われる。このとき、
ガイド部材9はダイレータ8を挿入する際にガイドとし
て機能する。一般に、体壁は複数の層からなるために、
穿刺針16により穿刺されても、その穿刺針16を体壁
から抜いてしまえば、体壁を構成する複数の層の個々の
穿刺孔は筋肉の影響で位置がずれてしまう。特に、体壁
の一番深層である腹膜は、位置がずれやすい。よって、
ガイド部材9を体壁に挿通した状態のままであれば、穿
刺孔を拡開させる場合に、ダイレータ8の挿入軸をガイ
ドすることになり、拡開させる作業を容易にすることが
できる。
【0042】さらに、穿刺孔の孔径の拡開作業中、腹腔
内の臓器とガイド部材9の直管部28の先端部との間の
距離に合わせてダイレータ8の先端部から外部側に突出
されるガイド部材9の先端部の突出量を調整する突出量
調整作業が行われる。このガイド部材9の突出量調整作
業時にはダイレータ8に対してガイド部材9の取手部2
9を軸方向に引っ張る操作と、押し出す操作とを適宜組
み合わせることにより、ダイレータ8の先端部から外部
側に突出されるガイド部材9の先端部の突出量が任意に
調整される。
【0043】また、穿刺孔の孔径の拡開作業時にはダイ
レータ8の操作ハンドル27とトロッカー外套管7の指
掛け部20cとを持った状態で、ハンドピースユニット
2を腹壁部Hにさらに押込む操作と、トロッカー外套管
7の中心線の軸回り方向に回動させる操作とが同時に行
われる。これにより、ダイレータ8の穿刺孔拡張部24
における円錐形状の部分の押込み動作にともない小径な
穿刺孔の孔径を外套管7の外径寸法まで拡開させる作業
が行われる。そして、この作業時にはダイレータ8の穿
刺孔拡張部24によってトロッカー外套管7の挿入部1
9と同径程度に拡張された腹壁部Hの穿刺孔内に続いて
トロッカー外套管7の挿入部19が連続的に挿入され
る。これにより、トロッカー外套管7の挿入部19が腹
壁部Hの穿刺孔内に挿入される。
【0044】また、腹壁部Hの穿刺孔内にトロッカー外
套管7の挿入部19が挿入されると、このときのトロッ
カー外套管7の挿入部19の挿入動作によって大径に拡
開された腹壁部Hの穿刺孔の周辺組織の弾力によってト
ロッカー外套管7の挿入部19が比較的強固に腹壁部H
の穿刺孔に固定される。この状態で、続いて、トロッカ
ー外套管7からダイレータ8とガイド部材9との組み付
けユニットが外部側に引き抜かれる。これにより、トロ
ッカー外套管7が腹壁部Hの穿刺孔に穿刺、貫通された
状態で留置される。
【0045】そこで、上記構成のものにあっては次の効
果を奏する。すなわち、本実施の形態のトロッカーシス
テム1では超音波トロッカーのハンドピースユニット2
における外套管7とトロッカー内針6との間に介挿され
たダイレータ8の先端部から外部側に突出される柔軟な
筒状部材のガイド部材9を設けたので、トロッカー内針
6で形成された小径な穿刺孔の孔径をダイレータ8の穿
刺孔拡張部24における円錐形状の部分によって外套管
7の外径寸法まで拡開させるダイレーション作業時にダ
イレータ8の先端部が腹腔内の臓器に接触する前にガイ
ド部材9を腹腔内の臓器に接触させることができる。そ
のため、ダイレーション作業時にダイレータ8の先端部
が腹腔内の臓器に接触することを確実に防止することが
できるので、ダイレーション作業の安全性を高めること
ができる。
【0046】さらに、ガイド部材9の取手部29を手指
で掴み、ダイレータ8に対してガイド部材9の取手部2
9を軸方向に引っ張る操作と、押し出す操作とを適宜組
み合わせることにより、ダイレータ8の先端部から外部
側に突出されるガイド部材9の先端部の突出量を任意に
調整することができる。そのため、トロッカー外套管7
を穿刺させる腹壁部Hの厚さや、体内臓器との間の距離
などの条件に合わせてガイド部材9の先端部の突出量を
好適な状態に調整することができるので、トロッカー内
針6で腹壁部Hに形成された小径な穿刺孔の径を外套管
7の外径寸法まで拡開させるダイレーション作業時に腹
腔内の臓器などを強く押圧するおそれがないうえ、外套
管7を腹壁部Hに挿入、留置する作業を簡単に、短時間
で行うことができる。
【0047】また、ダイレータ8には、穿刺孔拡張部2
4の円錐の先端部に直管状の折れ止め部25を設けたの
で、ダイレータ8の先端部から外部側に突出される柔軟
なガイド部材9に横方向の押圧力が作用した際に、ダイ
レータ8の穿刺孔拡張部24の円錐の先端部でガイド部
材9を座屈させる方向に作用する力をダイレータ8の直
管状の折れ止め部25全体の広い範囲に分散させること
ができる。そのため、ダイレータ8の穿刺孔拡張部24
の円錐の先端部でガイド部材9に局部的に大きな座屈力
が作用することを防止してガイド部材9の座屈を防止す
ることができる。なお、ダイレーション作業時にはダイ
レータ8の折れ止め部25をダイレーション作業のガイ
ド部材としても機能させることができ、ダイレータ8の
ダイレーション作業の作業性の向上を図ることもでき
る。
【0048】さらに、本実施の形態ではハンドピースユ
ニット2のガイド部材ロック機構17によって図8
(A)に示すようにロック部材18の係合爪部39がガ
イド部材9の第1の係合溝部32に係合されたロック状
態でガイド部材9を係止するようにしたので、ガイド部
材9とトロッカー内針6との間の相対位置を設定位置で
固定できる。そのため、患者の体壁部に内針6を穿刺さ
せる際に、外套管7の基端部側とトロッカー内針6の基
端部との係止部が外れるおそれがなく、従来のようにト
ロッカー1の操作が不安定になることを防止することが
できる。
【0049】また、体壁部に挿入する前に予め位置調整
機構26によって外套管7から突出されるトロッカー内
針6の先端の位置を調整することができるので、穿刺さ
せる体壁の厚さや、穿刺場所などの条件に合わせてダイ
レータ8から突出されるトロッカー内針6の先端部の突
出量を好適な状態に調整することができる。そのため、
患者の体壁部に内針を穿刺させる作業を従来に比べて能
率的に短時間で行うことができる効果がある。
【0050】さらに、本実施の形態では図5(A)に示
すようにダイレータ8の位置調整機構26のロックボタ
ン45はトロッカー内針6の中心線に対してダイレータ
8の操作ハンドル27とは反対方向に向けた状態(18
0°離れた状態)で配置したので、ロックボタン45の
操作が行いやすい効果がある。
【0051】また、図11は本発明の第2の実施の形態
を示すものである。本実施の形態は第1の実施の形態
(図1乃至図10参照)のトロッカーシステム1におけ
る超音波トロッカーのハンドピースユニット2の構成を
次の通り変更したものである。なお、この変更部分以外
は第1の実施の形態の超音波トロッカーのハンドピース
ユニット2と同一構成になっており、ここではその説明
を省略する。
【0052】すなわち、本実施の形態では外套管7とし
て挿入部19の管径が比較的小径(例えば直径が5mm
程度)で、長さが短い機種が使用されている。ここで、
外套管7の挿入部19の内径寸法は例えばガイド部材9
の直管部28の外径寸法と略同径に設定されている。そ
して、本実施の形態では第1の実施の形態のダイレータ
8が省略され、外套管7の挿入部19内にガイド部材9
の直管部28が直接挿入されている。
【0053】そこで、本実施の形態ではハンドピースユ
ニット2のガイド部材ロック機構17によってロック部
材18の係合爪部39がガイド部材9の第1の係合溝部
32に係合されたロック状態でガイド部材9を係止する
ようにしたので、ガイド部材9とトロッカー内針6との
間の相対位置を設定位置で固定できる。そのため、患者
の体壁部に内針6を穿刺させる際に、外套管7の基端部
側とトロッカー内針6の基端部との係止部が外れるおそ
れがなく、従来のようにトロッカー1の操作が不安定に
なることを防止することができる。
【0054】なお、本発明は上記実施の形態に限定され
るものではない。例えば、図12に示す第1の実施の形
態の超音波トロッカーにおけるガイド部材ロック機構1
7の第1の変形例のように固定ねじ部材51を小径筒体
31の外周面の第2の係合溝部33に係脱可能に係止さ
せる構成にしてもよい。さらに、図13(A),(B)
に示す第2の変形例のように操作レバー61によるロッ
ク機構を設ける構成にしてもよい。
【0055】さらに、その他、本発明の要旨を逸脱しな
い範囲で種々変形実施できることは勿論である。次に、
本出願の他の特徴的な技術事項を下記の通り付記する。 記 (付記項1) 体壁に穿刺させるトロッカー内針と、前
記トロッカー内針が挿入される外套管と、前記外套管と
前記トロッカーとの間に介挿され、前記トロッカー内針
によって穿設された小径の穿刺孔を拡張する穿刺孔拡張
部を備えたダイレータと、このダイレータの先端部から
外部に突出する筒状部を備えたトロッカーであり、前記
ダイレータと前記内針先端との相対位置を可変するため
の調整機構を設けたことを特徴とするトロッカー。
【0056】(付記項2) 体壁に穿刺させるトロッカ
ー内針と、振動子を備えたハンドピースと、前記トロッ
カー内針が挿入される外套管と、前記外套管と前記トロ
ッカーとの間に介挿され、前記トロッカー内針によって
穿設された小径の穿刺孔を拡張する穿刺孔拡張部を備え
たダイレータと、このダイレータの先端部から外部に突
出する筒状部を設け、前記ハンドピースに筒状部との相
対位置関係を規制するロック機構部を設けたことを特徴
とするトロッカー。
【0057】(付記項3) 付記項1のトロッカーにお
いて、前記ダイレータと前記内針先端との相対位置を固
定、可変させるためのロック機構部を前記ダイレータに
設け、前記筒状部にはロック機構に適合する溝形状部を
設けたことを特徴とするトロッカー。
【0058】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、外套管とトロ
ッカー内針との間に介挿されたダイレータの先端部から
外部側に突出されるガイド部材の先端部の突出量を調整
することにより、穿刺させる体壁の厚さや、体内臓器と
の間の距離などの条件に合わせてガイド部材の先端部の
突出量を好適な状態に調整できるようにしたので、トロ
ッカー内針で形成された小径な穿刺孔の径を外套管の外
径寸法まで拡開させる作業時に腹腔内の臓器などを強く
押圧するおそれがないうえ、外套管を体壁に挿入、留置
する作業を簡単に、短時間で行うことができる。さら
に、体壁部に挿入する前に予め調整機構によって外套管
から突出される内針先端の位置を調整することにより、
穿刺させる体壁の厚さや、穿刺場所などの条件に合わせ
てダイレータから突出される内針先端部の突出量を好適
な状態に調整できるようにしたので、内針先端部の挿入
作業を容易に、かつ安定に行うことができる。
【0059】請求項2の発明によれば、ガイド部材に軸
方向に沿って並設された複数段の係合溝部に対してダイ
レータのロック機構を選択的に係止することにより、ダ
イレータと内針先端との相対位置を可変調整して外套管
から突出される内針先端の位置を調整することができ
る。
【0060】請求項3の発明によれば、操作部の操作に
よって爪部を付勢部材の付勢力に抗して係合溝部との係
合解除方向に移動操作させることにより、外套管から突
出される内針先端部の突出量を所望の状態に調整可能な
状態に切換える。さらに、外套管から突出される内針先
端部の突出量を所望の状態に調整した場合には、その調
整位置に対応するガイド部材のいずれかの係合溝部に対
してロック機構の爪部を係合させた状態で付勢部材の付
勢力によって保持させることにより、外套管から突出さ
れる内針先端部の突出量を所望の状態に調整した状態で
確実に保持することができる。
【0061】請求項4の発明によれば、トロッカー内針
に超音波振動を伝達する振動子を備えたハンドピースの
ガイド部材ロック機構によってガイド部材を係脱可能に
係止することにより、ガイド部材とトロッカー内針との
間の相対位置を設定位置で固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態のトロッカーシス
テムにおける超音波トロッカーのハンドピースユニット
全体の組立て状態を示す側面図。
【図2】 第1の実施の形態の超音波トロッカーの分解
状態を示す側面図。
【図3】 第1の実施の形態の超音波トロッカーの組み
付け状態を示す要部の側面図。
【図4】 第1の実施の形態の超音波トロッカーの組み
付け状態を示す要部の縦断面図。
【図5】 第1の実施の形態の超音波トロッカーのダイ
レータを示すもので、(A)はダイレータのハンドルの
向きとロックボタンとの位置関係を示す平面図、(B)
はダイレータの側面図。
【図6】 第1の実施の形態の超音波トロッカーのガイ
ド部材を一部断面にして示す側面図。
【図7】 第1の実施の形態の超音波トロッカーのハン
ドピースユニットにおけるガイド部材ロック機構の周辺
構造を示す縦断面図。
【図8】 (A)は第1の実施の形態の超音波トロッカ
ーのハンドピースユニットにおけるガイド部材ロック機
構を示す要部の縦断面図、(B)はダイレータのロック
機構を示す要部の縦断面図。
【図9】 第1の実施の形態の超音波トロッカーにおけ
るダイレータのロック機構の動作状態を示すもので、
(A)はガイド部材の係合溝部と爪部との係合解除状態
を示す横断面図、(B)はガイド部材の係合溝部と爪部
との係合状態を示す横断面図。
【図10】 第1の実施の形態の超音波トロッカーの使
用状態を示すもので、(A)は腹壁が厚い患者の場合の
トロッカー内針の先端長を示す側面図、(B)は腹壁が
薄い患者の場合のトロッカー内針の先端長を示す側面
図。
【図11】 本発明の第2の実施の形態の超音波トロッ
カーのトロッカー内針を細径な外套管内に挿入した状態
を示す側面図。
【図12】 第1の実施の形態の超音波トロッカーにお
けるダイレータのロック機構の第1の変形例を示す要部
の縦断面図。
【図13】 第1の実施の形態の超音波トロッカーにお
けるダイレータのロック機構の第2の変形例を示すもの
で、(A)はロック機構の側面図、(B)はロック機構
の平面図。
【符号の説明】 6 トロッカー内針 7 トロッカー外套管 8 ダイレータ 9 ガイド部材 26 位置調整機構 33 第2の係合溝部 45 ロックボタン(操作部) 47 係合爪部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 体壁に穿刺させるトロッカー内針と、 前記トロッカー内針が挿入される外套管と、 前記外套管と前記トロッカー内針との間に介挿され、前
    記トロッカー内針によって穿設された小径の穿刺孔を拡
    張する穿刺孔拡張部を備えたダイレータと、 このダイレータの先端部から外部に突出する筒状部を備
    え、前記ダイレータに対して軸方向に移動可能に支持さ
    れて前記ダイレータの挿入をガイドするガイド部材とが
    任意に組み合わせて使用されるトロッカーであって、 前記外套管から突出される前記内針先端の位置を可変調
    整するための調整機構を設けたことを特徴とするトロッ
    カー。
  2. 【請求項2】 前記調整機構は、 前記ガイド部材に軸方向に沿って並設された複数段の係
    合溝部と、 前記ダイレータに設けられ、前記ガイド部材の各段の係
    合溝部に対して選択的に係脱可能に係止するロック機構
    とを具備することを特徴とする請求項1に記載のトロッ
    カー。
  3. 【請求項3】 前記ロック機構は、前記ガイド部材の少
    なくともいずれか1段の係合溝部に対して係脱可能に係
    合する爪部と、 この爪部を前記係合溝部との係合方向に付勢する付勢力
    を発生する付勢部材と、 前記爪部を前記付勢部材の付勢力に抗して前記係合溝部
    との係合解除方向に移動操作させる操作部とを具備する
    ことを特徴とする請求項2に記載のトロッカー。
  4. 【請求項4】 前記トロッカー内針は、前記トロッカー
    内針に超音波振動を伝達する振動子を備えたハンドピー
    スに連結され、 前記ハンドピースは、前記ガイド部材を係脱可能に係止
    するガイド部材ロック機構を有することを特徴とする請
    求項1に記載のトロッカー。
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