JP2003012003A - 保冷容器用蓋 - Google Patents

保冷容器用蓋

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JP2003012003A
JP2003012003A JP2001195743A JP2001195743A JP2003012003A JP 2003012003 A JP2003012003 A JP 2003012003A JP 2001195743 A JP2001195743 A JP 2001195743A JP 2001195743 A JP2001195743 A JP 2001195743A JP 2003012003 A JP2003012003 A JP 2003012003A
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Yoshihiro Kubota
吉洋 窪田
Akiyoshi Kimura
明好 木村
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(57)【要約】 【解決手段】下蓋C1の底板1に形成された複数の補強
兼溶着用のリブ5と上蓋C2の天板7とが溶着されてい
る保冷容器用蓋Cに関するものである。 【効果】下蓋の底板に形成された複数の補強兼溶着用の
リブと上蓋の天板とが溶着されているので、保冷容器用
蓋の強度及び剛性が向上し、保冷容器の内外の温度差に
よる熱膨張差による蓋の反り変形が防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、保冷容器に使用さ
れる保冷容器用蓋に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、上蓋と下蓋とを、ブロー成形等に
より、それぞれ一体成形し、その後、上蓋と下蓋とを、
熱風溶着や高周波溶着等により接合して、内部が空洞の
中空蓋を形成し、次いで、注入孔より、中空蓋内に、発
泡性ウレタン樹脂等の発泡性樹脂液を注入するとともに
加熱発泡させて、内部が発泡樹脂で充填された保冷容器
用蓋が知られている(例えば、実開昭59−55173
号公報、実公昭60−1084号公報等)。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上述した従来の保冷容
器用蓋は、保冷容器の内外の温度差による熱膨張差によ
り、蓋が反り変形を起こすという問題があり、そのため
の対策として、下蓋に、波形状の凹凸や交差凹凸を形成
したり、上蓋や下蓋の肉厚を厚くしたりしている。しか
しながら、下蓋に、波形状の凹凸や交差凹凸を形成した
場合には、蓋の洗浄性が悪く、食料品等を収容する保冷
容器においては、蓋の洗浄性が悪いということは、衛生
上、大きな問題となる。また、上蓋や下蓋の肉厚を厚く
すると、蓋が重くなるという問題がある。 【0004】本発明の目的は、上述した従来の保冷容器
用蓋が有する課題を解決することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明は、上述した目的
を達成するために、下蓋の底板に形成された複数の補強
兼溶着用のリブと上蓋の天板とを溶着したものである。 【0006】 【実施例】以下に、本発明の実施例について説明する
が、本発明の趣旨を越えない限り何ら、本実施例に限定
されるものではない。 【0007】本発明の保冷容器用蓋は、下蓋C1、上蓋
C2及び下蓋C1と上蓋C2との間に配設される断熱材
Mとから構成されている。 【0008】先ず最初に、図1〜図3及び図7を用い
て、下蓋C1について説明する。 【0009】平面形状が略長方形状に形成された下蓋C
1は、底板1と、底板1の周辺から、底板1を囲むよう
に上方に向かって延在する周壁2と、周壁2の上端から
外側に略水平に延在する水平フランジ3とを有してお
り、水平フランジ3の周縁には、上方に延在する環状突
起3aが形成されている。また、底板1には、周壁2に
沿って額縁状の環状凹溝4が形成されている。5は、環
状凹溝4内に位置する底板1に形成された、水平フラン
ジ3を越えて上方に延在する補強兼溶着用のリブであ
り、リブ5は、長手方向に対して直角な断面形状が、細
長い略台形状に形成されている。リブ5は、底板1の一
方の相対する辺に平行に、且つ、所定の間隔を置いて、
複数本、突設されている。本実施例には、底板1の相対
する長辺1aに平行に、8本のリブ5が突設されている
例が示されている。6は、底板1の適当部分を上方に膨
出させることにより形成された垂直断面形状が略円錐台
状の空気抜き筒部であり、リブ5より、若干、低く構成
されている。 【0010】次に、図1、図4、図5及び図7を用い
て、上蓋C2について説明する。 【0011】上述した下蓋C1と略同じ大きさの平面形
状が略長方形状に形成された上蓋C2は、天板7と、天
板7の周辺に沿って額縁状に突設された環状凸部8とを
有しており、環状凸部8を形成する外側周壁8aは、天
板7を越えて下方に延在している。環状凸部8を形成す
る外側周壁8aの下端からは、外側に略水平方向に延在
する水平フランジ9が形成されており、水平フランジ9
の下面には、下方に延在する環状突起9aが形成されて
いる。 【0012】図6及び図7に示されているように、下蓋
C1に上蓋C2を被せた際には、上蓋C2の水平フラン
ジ9に形成された環状突起9aが、下蓋C1の水平フラ
ンジ3に載置されるとともに、下蓋C1の水平フランジ
3に形成された環状突起3aと上蓋C2の水平フランジ
9との間には、所定の間隙ができるように構成されてお
り、また、下蓋C1の水平フランジ3に形成された環状
突起3aは、上蓋C2の水平フランジ9に形成された環
状突起9aの外側に位置するように構成されている。こ
のように、下蓋C1に上蓋C2を被せた際には、下蓋C
1の底板1に形成された補強兼溶着用のリブ5が、上蓋
C2の天板7の下面に接触或いは実質的に接触するよう
に構成されている。なお、下蓋C1に上蓋C2を被せた
際に、上蓋C2の水平フランジ9に形成された環状突起
9aと下蓋C1の水平フランジ3に形成された環状突起
3aとの間に位置する下蓋C1の水平フランジ3の上面
には、環状溝3bを形成することが好ましい。 【0013】上述したように、下蓋C1に上蓋C2を被
せる前に、下蓋C1には、発泡樹脂で成形されたブロッ
ク状或いは板状の断熱材Mが敷き詰められる。なお、下
蓋C1に配置された断熱材Mは、その上面が、補強兼溶
着用のリブ5の上端を越えて上方に突出しないように敷
き詰められるが、断熱材Mの上面が、補強兼溶着用のリ
ブ5の上端より、若干、下方に位置するように配置され
ることが好ましい。 【0014】上述したように、断熱材Mが敷き詰められ
た下蓋C1を、振動溶着機の機台に固定するとともに、
振動溶着機の振動装置に上蓋C2を取り付け、その後、
振動装置を水平方向に振動させると、下蓋C1の水平フ
ランジ3と、下蓋C1の水平フランジ3に載置されてい
る上蓋C2の水平フランジ9に形成された環状突起9a
との間に摩擦熱が発生し、下蓋C1の水平フランジ3と
上蓋C2の水平フランジ9に形成された環状突起9aと
の接触面及びその近傍が溶融し、下蓋C1の水平フラン
ジ3と上蓋C2の水平フランジ9に形成された環状突起
9aとが溶着されることになると同時に、上蓋C2の天
板7と、上蓋C2の天板7に接触或いは実質的に接触し
ている下蓋C1の底板1に形成された補強兼溶着用のリ
ブ5との間に摩擦熱が発生し、上蓋C2の天板7と下蓋
C1の底板1に形成されたリブ5との接触面及びその近
傍が溶融し、上蓋C2の天板7と下蓋C1の底板1に形
成されたリブ5とが溶着されることになる。下蓋C1の
水平フランジ3と上蓋C2の水平フランジ9に形成され
た環状突起9aとの溶着作業の際に発生する溶融樹脂液
は、上述した上蓋C2の水平フランジ9に形成された環
状突起9aと下蓋C1の水平フランジ3に形成された環
状突起3aとの間に位置する下蓋C1の水平フランジ3
に形成された環状溝3bに溜められるとともに、下蓋C
1の水平フランジ3に形成された環状突起3aにより、
溶融樹脂液が、環状突起3aを越えて外側に流れ出るよ
うなことが防止できる。 【0015】次いで、下蓋C1に形成された空気抜き筒
部6の透孔6aに、図示されていない真空装置の針を挿
入し、上述したようにして溶着された下蓋C1と上蓋C
2との間に存在する空気を除去する。その後、空気抜き
筒部6の透孔6aに熱可塑性の樹脂で成形された栓10
の柱状部10aを挿入し、次いで、栓10を高速回転さ
せることにより、摩擦熱により、栓10の柱状部10a
の外周面或いは/及び空気抜き筒部6の内周面を溶融し
て栓10と空気抜き筒部6とを溶着し、保冷容器用蓋C
が製造されることになる。 【0016】本発明は、上述したように、下蓋C1の底
板1に形成された複数の補強兼溶着用のリブ5と上蓋C
2の天板7とが溶着されているので、保冷容器用蓋Cの
強度及び剛性が向上し、保冷容器の内外の温度差による
熱膨張差による蓋の反り変形が防止できる。 【0017】補強兼溶着用のリブ5は、保冷容器用蓋C
の内部に存在するので、保冷容器用蓋Cの外表面には、
従来のような波形状の凹凸や交差凹凸が存在しないの
で、保冷容器用蓋Cの洗浄性が向上する。 【0018】 【発明の効果】本発明は、以上説明した構成を有してい
るので、以下に記載する効果を奏するものである。 【0019】下蓋の底板に形成された複数の補強兼溶着
用のリブと上蓋の天板とが溶着されているので、保冷容
器用蓋の強度及び剛性が向上し、保冷容器の内外の温度
差による熱膨張差による蓋の反り変形が防止できる。 【0020】補強兼溶着用のリブは、保冷容器用蓋の内
部に存在するので、保冷容器用蓋の外表面には、従来の
ような波形状の凹凸や交差凹凸が存在しないので、保冷
容器用蓋の洗浄性が向上する。
【図面の簡単な説明】 【図1】図1は本発明の保冷容器用蓋の分解斜視図であ
る。 【図2】図2は本発明の保冷容器用蓋を構成する下蓋の
斜視図である。 【図3】図3は本発明の保冷容器用蓋を構成する下蓋の
長辺方向に沿った垂直断面図である。 【図4】図4は本発明の保冷容器用蓋を構成する上蓋の
斜視図である。 【図5】図5は本発明の保冷容器用蓋を構成する上蓋の
長辺方向に沿った垂直断面図である。 【図6】図6は本発明の保冷容器用蓋が組み立てられ溶
着前の短辺方向に沿った垂直断面図である。 【図7】図7は本発明の保冷容器用蓋が組み立てられ溶
着前の状態の部分拡大垂直断面図である。 【図8】図8は本発明の保冷容器用蓋の空気抜き筒部付
近の部分拡大垂直断面図である。 【図9】図9は同じく本発明の保冷容器用蓋の空気抜き
筒部付近の部分拡大垂直断面図である。 【符号の説明】 C・・・・・・・・・・・・・保冷容器用蓋 C1・・・・・・・・・・・・下蓋 C2・・・・・・・・・・・・上蓋 M・・・・・・・・・・・・・断熱材 5・・・・・・・・・・・・・リブ
フロントページの続き Fターム(参考) 3E067 BA02A BB14A BB17A EE39 GA14 GD10 3E084 AA05 AA14 BA02 CA03 CC03 FA09 GA08 GB12 JA20

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】下蓋の底板に形成された複数の補強兼溶着
    用のリブと上蓋の天板とが溶着されていることを特徴と
    する保冷容器用蓋。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014043249A (ja) * 2012-08-24 2014-03-13 Sekisui Plastics Co Ltd 発泡樹脂製の蓋付容器および該蓋付容器と台車との組み合わせ体

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JP2000240275A (ja) * 1999-02-24 2000-09-05 Chubu Corporation:Kk 断熱性フロアーハッチ

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