JP2003012062A - エアゾール容器 - Google Patents

エアゾール容器

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    • B65D83/00—Containers or packages with special means for dispensing contents
    • B65D83/14—Containers for dispensing liquid or semi-liquid contents by internal gaseous pressure, i.e. aerosol containers comprising propellant
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 残留ガスの抜き取りと、金属缶とプラスチッ
ク部品の分別が簡単にできるようにしたエアゾール容器
を提供すること。 【解決手段】 エアゾール缶と、該エアゾール缶に取着
された吐出ノズルと、エアゾール缶の肩部に保持され吐
出ノズルを案内する肩カバーとからなるエアゾール容器
であって、肩カバーが、吐出ノズルの上下動を案内する
外筒と、吐出ノズルの廻動位置を規定する切欠部を設け
た位置決め案内筒を立設した支持壁と、支持壁と外筒下
端を連結し、肩カバーをエアゾール缶の肩部に載置保持
する連結板とを具備しており、吐出ノズルが位置決め板
を具備していることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エアゾール容器、
とくに使用済みエアゾール缶の残留ガスの抜き取り機構
と、吐出ノズル、肩カバー等のプラスチックと金属缶と
の分別機構を具えたエアゾール容器における肩カバーに
関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】吐出ノズルをエアゾー
ルバルブのステムに取着したエアゾール容器において、
吐出ノズルの上下動を案内するための支持案内部材を具
えた肩カバーをエアゾール容器のマウンティングカップ
の取付環部に取り付けた容器は、従来より知られてい
る。
【0003】近年、ごみ処理、資源の再利用のために、
使用済みエアゾール容器の廃棄にあたっては、残留ガス
の抜き取りとともに、金属製のエアゾール缶とプラスチ
ック部品との分別廃棄が求められるようになっており、
肩カバーを金属製缶から分別する分別機構を設けたエア
ゾール容器も周知となっている。
【0004】しかしながら、従来の分別機構は、構造が
複雑であり、分別時の操作性もよくないという問題があ
った。
【0005】本発明は、上記問題を解決することを一つ
の課題とするとともに、さらにエアゾール容器の使用中
に、内容物を吐出しない時には、吐出ノズルをロック位
置に維持すること、およびエアゾール容器の全ての内容
物を吐出し終わったときに残留ガスを抜き取るようにす
ることをいま一つの課題とし、残留ガスの抜き取りと、
金属缶とプラスチック部品の分別が簡単にできるように
したエアゾール容器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するため、エアゾール容器として、エアゾール缶
と、該エアゾール缶に取着された吐出ノズルと、エアゾ
ール缶の肩部に保持され吐出ノズルを案内する肩カバー
とからなるエアゾール容器であって、肩カバーが、吐出
ノズルの上下動を案内する外筒と、吐出ノズルの廻動位
置を規定する切欠部を設けた位置決め案内筒を立設した
支持壁と、支持壁と外筒下端を連結し、肩カバーをエア
ゾール缶の肩部に載置保持する連結板とを具備してお
り、吐出ノズルが位置決め板を具備していることを特徴
とする構成を採用する。
【0007】位置決め案内筒の具体的な実施態様とし
て、位置決め案内筒の切欠部が吐出ノズルのロック位置
を規定する段部と、吐出位置を規定する切欠溝を備えて
いることを特徴とする構成、さらに切欠部が、残留ガス
の抜き取り位置に吐出ノズルを案内する案内溝を有して
いることを特徴とする構成を付加する。
【0008】分別機構の具体的な実施態様として、連結
板が、外筒の押圧により、支持壁との接続部を軸に変形
して外方に偏寄され、肩カバーがエアゾール缶から取り
外されるようにしたことを特徴とする構成を付加し、ま
た、吐出ノズルの分別を容易にするための具体的な実施
態様として、吐出ノズルの側周壁に切欠けを設け、切欠
けの間隔を縮小させるよう押圧して、側周壁の外径を縮
小させるようにしたことを特徴とする構成を採用する。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明エアゾール容器につ
いて、図面を参照して説明する。図1において、Aは金
属製のエアゾール缶、Bはエアゾール缶の肩部に装着さ
れた肩カバー、Cは吐出ノズルであり、肩カバーB、吐
出ノズルCは、いずれも合成樹脂をもって成形されてい
る。
【0010】エアゾール缶Aは、缶本体1と該缶本体1
の肩部1aの上端の開口部に巻き付けられたマウンティ
ングカップ2とを具えている。マウンティングカップ2
の巻付け部は、肩カバーBの取付部3を形成しており、
また、マウンティングカップ2の中央部には、エアゾー
ルバルブのハウジングが取着されており、該ハウジング
にはステム4が立設され、マウンティングカップ2中央
部から突出している。
【0011】図2に示すように、肩カバーBは、吐出ノ
ズルCを案内する外筒10とマウンティングカップ2の
取付部3に載置される環状の支持壁11と、外筒10の
下端と支持壁11周辺を連結する一対の連結板12とを
具えている。
【0012】外筒10の上端には、内周縁から内方に突
出する突条13が設けられており、外筒10の下端は、
エアゾール缶Aの肩部1a下端に接合している。連結板
12は、エアゾール缶Aの肩部1aの傾斜面と取付部3
の外周面に接合する傾斜部12aと垂直部12bとから
形成され、垂直部12bの上端は、支持壁11に連設さ
れ、垂直部12bの下部には、取付部3の外周下端に係
合する係止突条14が設けられている。支持壁11の上
面には、吐出ノズルCの廻動位置と上下位置を規定する
位置決め案内筒15が立設されており、所定位置には、
切欠部16が形成されている。
【0013】図3に示すように、切欠部16は、その一
方の垂直辺16aを端縁とする吐出ノズルCの吐出位置
を規定する切欠溝17と、ロック位置を規定する段部1
8と、段部18と前記切欠溝17の一方の下方部とを接
続する傾斜部19とを具えており、段部18の両端縁に
は、膨出部20a,bが設けられている。傾斜部19の
反対側には、段部18の上端から延びる傾斜辺21と、
切欠部16の一方の垂直辺16bを端縁とする吐出ノズ
ルCをガス抜き位置に案内する案内溝22が形成され、
垂直辺16bの下端には、上面端縁に膨出部23を設け
た係止溝24が刻設されている。
【0014】図4に示すように、外筒10の表面には、
連結板12に対応する位置に横方向に延びる複数の細条
によってすべり止め25が設けられ、切欠溝17、段部
18、案内溝22に対応する位置に、「開」「閉」「ガ
ス抜き」の表示26a,26b,26cが印字されてい
る。
【0015】図5に示すように、吐出ノズルCは、中央
に係合筒30を垂設した頂壁31と、側周壁32、係合
筒30に連設され、側周壁32上端から突出するノズル
33とを具えている。係合筒30の下端には、エアゾー
ル缶Aのステム4に嵌挿される嵌合孔34が設けられ、
係合筒30の中央には、嵌合孔34に連続する連通孔3
5が穿孔されている。
【0016】ノズル33には、連通孔35に連通するノ
ズル孔36が穿孔されており、ノズル33と係合筒30
との間には、位置決め板37が架設されている。位置決
め板37の下端には、位置決め案内筒15の係止溝24
に係合する係止突条38が設けられており、係止突条3
8を含む板厚は、切欠溝17に緩挿されるようその溝巾
より薄くされている。
【0017】側周壁32の外周面は、肩カバーBの外筒
10上端の突条13に接合しており、側周壁32の下端
には、突条13の下側に係合する膨出環39が設けられ
ている。側周壁のノズル33下方には、一定間隔を有す
る切欠け40が刻設されており、さらに、ノズル33の
反対側にも切欠けを刻設するようにしてもよい。
【0018】次に、本発明エアゾール容器の使用態様と
作用効果について説明する。エアゾール容器には、内容
液として薬液、化粧料が噴射剤とともに封入されて、吐
出ノズルCを押下げ、ステム4を押圧することによって
エアゾールバルブが開かれ、クリーム状液あるいは泡状
液が吐出ノズルCから吐出される。
【0019】吐出ノズルCのノズル33の方向を「閉」
の表示26bに合わせておくと、位置決め板37が段部
18に位置し、吐出ノズルCの押下げが阻止され、みだ
りに吐出ノズルCを押下げようとしても押下げられな
い。内容物を吐出しようとするときには、ノズル33の
方向を「開」の表示26aに合わせると、位置決め板3
7が切欠溝17に合致し、吐出ノズルCの押下げが可能
となり、吐出ノズルCを押下げることによって内容物を
ノズル孔36より吐出することができる。
【0020】所要量の内容物を吐出した後、エアゾール
容器をしまっておく時には、ノズル33を「閉」の位置
に合わせると、吐出ノズルCの押下げが阻止され、ロッ
ク状態となる。
【0021】かくして、全ての内容物の吐出が終了し、
エアゾール容器を廃棄するときには、まず残留ガスの抜
き取りを行う。ガスの抜き取りは、ノズル33を「ガス
抜き」の表示26cに合わせ、吐出ノズルCを押下げて
いくと、位置合わせ板37が傾斜辺21に案内されて廻
動しながら下降し、最下降位置に達したときにノズル3
3を廻すと、係止突条38が案内溝22下端の係止溝2
4に係合し、手を離しても膨出部23に抑えられて係合
状態が維持される。したがって、吐出ノズルCが押下げ
位置に維持され、残留ガスが抜き取られる。
【0022】次に、ノズル33の方向を元に戻すと、係
止突条38が係止溝24から離れ、吐出ノズルCが上昇
し、側周壁32下端の膨出環39が外筒10の突条13
に係合し、上昇位置に維持される。
【0023】次に、吐出ノズルCの側周壁32を切欠け
40の間隔が狭くなるよう両側から押圧すると、側周壁
32の外径が縮小され、側周壁32の膨出環39は、外
筒10の突条13より抜けやすくなり、その時に吐出ノ
ズルCを引き上げると、吐出ノズルCは簡単に取り外す
ことができる。
【0024】次に、外筒10のすべり止め25の部分を
内方に押圧すると、外筒10の下端と連結板12とが、
連結板12と支持壁11との接続部を軸として外方に偏
寄され、係止突条14がマウンティングカップ2の取付
部3から離れ、肩カバーBをエアゾール缶Aから取り外
すことができる。かくして、使用済みのエアゾール容器
を、残留ガスを抜き取った後に、金属缶と合成樹脂製の
吐出ノズルC、肩カバーBを分別して廃棄することがで
きる。
【0025】前記実施形態では、吐出ノズルを取着した
エアゾール容器について説明したが、吐出ノズルに変
え、噴霧ノズルを取り付け、内容液を噴霧するようにし
てもよい。
【0026】
【発明の効果】本発明は、上記のように構成されている
から、次の効果を奏する。肩カバーに、吐出ノズルの廻
動位置を規定する位置決め案内筒を具えているから、吐
出ノズルをロック状態と押下げ可能な吐出位置に廻動す
ることができ、誤って吐出ノズルを押上げることを阻止
することができ、また、吐出ノズルをガス抜き可能な位
置に廻動することができ、廃棄時に、残留ガスを抜き取
ることができる。
【0027】吐出ノズルの側周壁に切欠けを設け、外径
を縮小できるようにしたので、吐出ノズルの取り外しが
簡単にできる。
【0028】肩カバーに、支持壁と外筒下端を結ぶ一対
の連結板を設けてエアゾール缶に取着するようにしてい
るから、連結板に対応する外筒の上端を内方に押圧する
ことによって、連結板を外方に偏寄させ、連結板の係止
突条がマウンティングカップの取付部から離れるので、
肩カバーを簡単に取り外すことができる。
【0029】したがって、廃棄にあたって、残留ガスの
抜き取りと、金属缶とプラスチック部品との分別廃棄が
簡単にできるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明エアゾール容器の断面正面図である。
【図2】肩カバーの説明図で、(a)は上面図、(b)
は断面正面図、(c)は底面図である。
【図3】位置決め案内筒の展開図である。
【図4】表示を説明する外筒の斜視図である。
【図5】吐出ノズルの説明図で、(a)は一部断面正面
図、(b)は底面図、(c)は側面図である。
【符号の説明】
A エアゾール缶 B 肩カバー C 吐出ノズル 1 缶本体 1a 肩部 2 マウンティングカップ 3 取付部 4 ステム 10 外筒 11 支持壁 12 連結板 12a 傾斜部 12b 垂直部 13 突条 14 係止突条 15 位置決め案内筒 16 切欠部 16a,b 垂直辺 17 切欠溝 18 段部 19 傾斜部 20a,b 膨出部 21 傾斜辺 22 案内溝 23 膨出部 24 係止溝 25 すべり止め 26a,b,c 表示 30 係合筒 31 頂壁 32 側周壁 33 ノズル 34 嵌合孔 35 連通孔 36 ノズル孔 37 位置決め板 38 係止突条 39 膨出環 40 切欠け
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E014 PA01 PB01 PD01 PE15 PE21 PE30 PF04 PF09 3E073 BB00 4F033 RA02 RB03 RC21

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアゾール缶と、該エアゾール缶に取着
    された吐出ノズルと、エアゾール缶の肩部に保持され吐
    出ノズルを案内する肩カバーとからなるエアゾール容器
    であって、 肩カバーが、吐出ノズルの上下動を案内する外筒と、吐
    出ノズルの廻動位置を規定する切欠部を設けた位置決め
    案内筒を立設した支持壁と、 支持壁と外筒下端を連結し、肩カバーをエアゾール缶の
    肩部に載置保持する連結板とを具備しており、 吐出ノズルが位置決め板を具備していることを特徴とす
    るエアゾール容器。
  2. 【請求項2】 位置決め案内筒の切欠部が吐出ノズルの
    ロック位置を規定する段部と、吐出位置を規定する切欠
    溝を備えていることを特徴とする請求項1記載のエアゾ
    ール容器。
  3. 【請求項3】 切欠部が、残留ガスの抜き取り位置に吐
    出ノズルを案内する案内溝を有していることを特徴とす
    る請求項1,2記載のエアゾール容器。
  4. 【請求項4】 連結板が、外筒の押圧により、支持壁と
    の接続部を軸に変形して外方に偏寄され、肩カバーがエ
    アゾール缶から取り外されるようにしたことを特徴とす
    る請求項1〜3記載のエアゾール容器。
  5. 【請求項5】 吐出ノズルの側周壁に切欠けを設け、切
    欠けの間隔を縮小させるよう押圧して、側周壁の外径を
    縮小させるようにしたことを特徴とする請求項1〜4記
    載のエアゾール容器。
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