JP2003013394A - 湿潤紙力増強組成物 - Google Patents

湿潤紙力増強組成物

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JP2003013394A
JP2003013394A JP2001194383A JP2001194383A JP2003013394A JP 2003013394 A JP2003013394 A JP 2003013394A JP 2001194383 A JP2001194383 A JP 2001194383A JP 2001194383 A JP2001194383 A JP 2001194383A JP 2003013394 A JP2003013394 A JP 2003013394A
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Takeshi Doi
猛 土居
Naofumi Sainai
直文 齊内
Shigehiro Kochi
成浩 胡内
Takashi Miyamura
岳志 宮村
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Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 抄紙段階で紙へ添加される湿潤紙力増強剤と
して単独では効果がない重亜硫酸塩ブロック化ウレタン
プレポリマーのセルロース繊維への吸着性を高めること
によって湿潤紙力増強剤として役立たせる。 【解決手段】 重亜硫酸アルカリ金属塩でブロックした
末端イソシアネート基含有水溶性ブロック化ウレタンプ
レポリマーと、該ブロック化ウレタンプレポリマーの溶
液中での極性を反転させるのに十分な量のカチオン性有
機物質との混合物よりなる湿潤紙力増強組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、湿潤紙力増強組成物、特に製紙
機械において紙に抄造されるストックへ添加されるタイ
プの湿潤紙力増強組成物に関する。
【0002】
【先行技術と課題】紙はセルロース繊維のほかに種々の
添加剤、例えば填料、紙力増強剤などを含んでいる。湿
潤紙力増強剤は湿潤状態にある紙の強度を増強する添加
剤であり、尿素樹脂、メラミン樹脂、ジアルデヒドデン
プン、ポリエチレンイミン、エポキシ化ポリアミドなど
が使用されている。
【0003】近年ウレタン樹脂をこの目的に使用するこ
とについていくつかの提案がなされている。特開平6−
173196号公報では、ブロックされていないイソシ
アネート基と3級アミノ基または4級アンモニウム塩基
を含んでいるウレタンプレポリマーを湿潤紙力増強剤と
して使用することを提案している。このものは水分散液
(エマルション)として抄紙ストックへ添加するか、ま
たはサイジング剤のように抄造後のウエブへ塗布され
る。GB2068034Aでは、ウレタンプレポリマー
のイソシアネート基をケトオキシムでブロックし、次い
でこれを多官能アミンとの反応によって尿素結合したア
ミン含有ブロック化ウレタンプレポリマーとし、これを
酸塩の形で水に溶解し、抄紙ストックへ添加するかまた
は抄造後のウエブへ塗布している。本出願人の特開平5
−51896号公報は、ブロック化ウレタンプレポリマ
ーを水溶性化するためにブロック剤として酸性亜硫酸ナ
トリウムを使用するか、またはオキシム等の他のブロッ
ク剤でブロックする場合は例えばジメチロールプロピオ
ン酸との反応によって親水基を導入したウレタンプレポ
リマーをブロックすることを開示する。このものは抄紙
後のウエブまたは紙へ塗布、含浸等により添加される。
【0004】遊離イソシアネート基を含んでいるウレタ
ンプレポリマーは一般に水の存在下では不安定である。
他方ブロックされたウレタンプレポリマーは脱ブロック
のために加熱を必要とし、特に抄紙ストックへ添加され
る場合は製紙機械のドライヤーパートにおいて遭遇する
温度と時間(最高130℃数分以内)で脱ブロックされ
なければならない。
【0005】引用した本出願人の特開平5−51896
号公報記載の重亜硫酸ナトリウムブロックウレタンプレ
ポリマーは水溶性であり、かつドライヤーパートで遭遇
する条件で完全に脱ブロックされる。しかしながら溶液
中ではこのブロック化ウレタンプレポリマーは負に帯電
する。一般に負に帯電すなわちアニオン性の紙添加物質
を抄紙ストックへ添加するとセルロース繊維への付着率
すなわち歩留りが低く、十分にその性能を発揮しないば
かりか経済的に不利であり、抄紙工程からの排水処理設
備への負荷が増加する。これが重亜硫酸塩でブロックし
たウレタンプレポリマーは抄紙ストックへ添加して紙を
抄造することができなかった理由である。
【0006】そのため本発明は、重亜硫酸塩でブロック
したウレタンプレポリマーを抄紙ストックへ添加するこ
とを可能にし、前記の欠点を解消することを課題とす
る。
【0007】
【課題の解決方法】本発明は、重亜硫酸アルカリ金属塩
でブロックした末端イソシアネート基含有水溶性ブロッ
ク化ウレタンプレポリマーと、該ブロック化ウレタンプ
レポリマーの溶液中での極性を反転させるのに十分なカ
チオン性有機物質との混合物よりなる湿潤紙力向上組成
物を提供する。
【0008】本発明はまた、前記湿潤紙力増強組成物を
抄紙ストックへ添加し、常法によりウエブに形成した後
乾燥することよりなる製紙方法を提供する。
【0009】本発明により、これまで抄紙ストックへ添
加することができなかった重亜硫酸塩でブロックしたウ
レタンプレポリマーを抄紙ストックへ添加することが可
能になり、該ブロック化ウレタンプレポリマーの低い脱
ブロック化温度の利益を生かして既存の製紙機械を使用
して湿潤紙力増強紙を生産することができる。加えて添
加した組成物の歩留りが向上するので排水処理設備への
負荷も増加しない。
【0010】
【詳論】よく知られているように、ウレタンプレポリマ
ーはポリエーテルポリオール又はポリエステルポリオー
ルにNCO/OH当量比過剰にポリイソシアネート化合
物を反応させることにより製造される。原料のポリエー
テルポリオール、ポリエステルポリオール及びポリイソ
シアネート化合物の例は、ウレタン工業の分野において
周知であり、任意のものを使用し得る。ポリオール成分
として分子量1,000〜20,000の三価以上のポ
リエーテルポリオール又はポリエステルポリオールが好
ましい。三官能アルコールとしてはグリセリン、ヘキサ
ントリオール、トリメチロールエタン、トリメチロール
プロパンなどのトリオール類や、トリエタノールアミ
ン、トリイソプロパノールアミン、トリブタノールアミ
ンなどのアルカノールアミン類などが挙げられる。また
四官能アルコール成分としてはペンタエリスリトールが
挙げられる。これら多価アルコールを出発物質とし塩基
性触媒の存在下アルキレンオキサイドを重付加してポリ
エーテルポリオールを合成する。アルキレンオキサイド
としては、エチレンオキサイド、プロピレンオキサイ
ド、ブチレンオキサイドなどが挙げられる。またポリエ
ステルポリオール成分を構成する二塩基酸成分として
は、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、グルタール酸、ア
ジピン酸、マレイン酸、フマル酸、フタル酸、イソフタ
ル酸、テレフタル酸のような飽和または不飽和の脂肪族
二塩基酸及び芳香族二塩基酸が挙げられる。またカーボ
ネイトを形成する炭酸も挙げられる。ポリエステルポリ
オールを構成するニ価アルコール成分としては、エチレ
ングルコール、ジエチレングリコール、トリエチレング
リコール、プロピレングリコール、1,4−ブタンジオ
ール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジ
オール、3−メチル−1,5−ペンタジオール、などの
ような脂肪族グリコール及びシクロヘキサンジオール等
脂環式グリコールやビスフェノールAのアルキレンオキ
サイド付加物のような芳香族グリコール等が挙げられ
る。これら二塩基酸成分と二価アルコール成分を縮合反
応してポリエステルポリオールが得られる。
【0011】得られたポリオール成分とポリイソシアネ
ート成分とを反応させてウレタンプレポリマーが得られ
る。イソシアネート化合物については特に限定はなく、
トリレンジイソシアネート(TDI)、ジフェニルメタ
ンジイソシアネート(MDI)ポリメリックMDI、ヘ
キサメチレンジイソシアネート(HMDI)、キシリレ
ンジイソシアネート(XDI)、テトラメチルキシリレ
ンジイソシアネート(TMXDI)、イソホロンジイソ
シアネート(IPDI)、などの有機ポリイソシアネー
ト化合物が挙げられるが、無黄変性を要求される場合に
は、HMDIなどの脂肪族イソシアネート,IPDIな
どの脂環族イソシアネート、XDI,TMXDIなどの
芳香脂肪族イソシアネートが好ましい。
【0012】上記ポリエーテルポリオールと有機ポリイ
ソシアネートを混合し、公知の方法により、NCO基/
活性水素基当量比>1で30〜130℃、30分〜50
時間反応させることにより、ウレタンプレポリマーは少
なくとも0.5重量%以上、好ましくは1〜8重量%の
遊離イソシアネート基を有するウレタンプレポリマーが
得られる。
【0013】本発明で使用するイソシアネート基をブロ
ックするためのブロック化剤として低温で解離すること
が求められていることから重亜硫酸ソーダもしくは重亜
硫酸カリウムが好ましい。この重亜硫酸塩によるブロッ
クでは、適当な濃度に重亜硫酸塩を水に溶解して実施す
る公知の方法を用いる。
【0014】なおウレタンプレポリマーの合成は非溶剤
系であるが、ウレタンプレポリマーの粘度によっては、
イソシアネートと不活性な、かつ、ウレタンプレポリマ
ーを溶解しうる溶剤を用いても良い。これらの溶剤とし
て、ジオキサン、メチルエチルケトン、ジメチルホルム
アミド、テトラヒドロフラン、N−メチル−2−ピロリ
ドン、トルエン、プロピレングリコールモノメチルエー
テルアセテートなどが挙げられる。またウレタンプレポ
リマー水溶液の中に、酸化防止剤又は光安定剤の溶液又
はエマルションを併用しても良い。酸化防止剤としては
ヒンダードフェノール系又はセミカルバジド系などの酸
化防止剤の溶液又はエマルションが挙げられる。光安定
剤としてはヒンダードアミン(HALS)系、ベンゾフ
ェノン系、ベンゾトリアゾール系などの光安定剤の溶液
又はエマルションが挙げられる。
【0015】重亜硫酸塩によるブロックは、遊離シアネ
ート基を可逆的にブロックすると同時にプレポリマーを
水に可溶化する役目を果す点で他のブロック剤よりも有
利である。しかしながら導入されたスルホン酸基のため
得られたブロック化ウレタンプレポリマー水溶液は負に
帯電すなわちアニオン性である。このためアニオン性に
帯電したパルプスラリーに対して効率良く吸着させるた
めにはプレポリマーの極性を反転すなわちカチオン性に
帯電させなければならない。
【0016】本発明の組成物はアニオン性の前記ブロッ
ク化ウレタンプレポリマーの水溶液の極性を反転すなわ
ちカチオン性とするためカチオン性の添加物質を同時に
抄紙ストックへ加える。このカチオン性添加物質はアニ
オン性ブロック化ウレタンプレポリマーとコンプレック
スを形成し、そのセルロース繊維への吸着を助ける役目
を果す。
【0017】この目的に使用し得るカチオン性有機物質
の第1のクラスは、アルキルトリメチルアンモニウム
塩、アルキルジメチルベンジルアンモニウム塩、アルキ
ルピリジニウム塩に代表されるカチオン界面活性剤であ
る。第2のクラスはアミノ基または4級アンモニウム基
を持っているカチオン性ポリマーである。その例はジシ
アンジアミド・ジエチレントリアミン縮合物、ジシアン
ジアミド・ジエチレントリアミン・ホルムアルデヒド縮
合物、ジシアンジアミド・塩化アンモニウム・ホルムア
ルデヒド縮合物に代表されるジシアンジアミド系アミノ
樹脂、ジアリルジメチルアンモニウム塩の重合体および
共重合体、塩の形の3級アミノ基または4級アンモニウ
ム基を有するカチオン性ウレタンオリゴマーである。こ
のものはウレタンオリゴマーの遊離シアネート基の一部
を3級アミノアルコール例えばN−メチルジエタノール
アミンと反応させて3級アミノ基を導入し、酸で中和も
しくは4級化後残りの遊離イソシアネート基を水で鎖延
長することによって製造することができる。
【0018】カチオン性有機物質の重亜硫酸塩ブロック
ウレタンプレポリマーに対する比は、カチオン基/アニ
オン基のモル比で1より大きくなければならない。しか
し物質自体は紙力を増強しないのであまり過剰に配合す
べきではない。
【0019】本発明の湿潤紙力増強剤は、填料等の他の
添加剤と共に抄紙ストックへ添加し、常法によりワイヤ
ーセクション、プレスセクション、ドライヤーセクショ
ン等を経て抄造される紙へ添加するのに適している。製
紙機械のドライヤーセクションにおいては、紙は通常最
高130℃まで加熱されるシリンダー列の間を通って加
熱乾燥される。本発明の紙力増強剤はこの加熱条件にお
いて十分に脱ブロックされ、再生されたウレタンプレポ
リマーがバインダーとなって紙繊維間の結合を強化す
る。
【0020】本発明の紙力増強剤の添加量は、紙力に関
し所望の紙品質に大きく依存し、ブロック化ウレタンプ
レポリマーとして繊維(パルプ)の乾燥重量の0.1〜
5%の範囲を変動し得る。特別の場合は5重量%をこえ
る量を添加することもできる。
【0021】
【実施例】以下に実際の製紙工程をシミュレートする実
施例によって本発明を具体例に説明する。これらにおい
て「部」および「%」は特記しない限り重量基準によ
る。
【0022】合成例1 ヘキシレンカーボネイト(分子量1000)300部、
トリメチロールプロパン13.4部にヘキサメチレンジ
イソシアネート101部を添加し、100℃×2時間反
応を行い、遊離イソシアネート基3.3重量%を有する
ウレタンプレポリマーを得た。次いで系の温度を一旦5
0℃まで下げ、30%重亜硫酸ナトリウム水溶液110
部を添加し、45℃で60分間攪拌を行った後、水12
65部で希釈し、樹脂分25%の透明粘調なアニオン性
ブロック化ウレタンプレポリマー水溶液を調整した。
【0023】合成例2 ビスフェノールAのエチレンオキサイド2モル付加物と
マレイン酸とのポリエステル(分子量2000)200
部に、ヘキサメチレンジイソシアネート33.6部を添
加し、100℃×2時間反応を行い、遊離イソシアネー
ト基4重量%を有するウレタンプレポリマーを得た。次
いで系の温度を一旦50℃まで下げ、30%重亜硫酸カ
リウム水溶液84部を添加し、45℃で60分間攪拌を
行った後、水718部で希釈し、樹脂分25%の透明粘
調なアニオン性ブロック化ウレタンプレポリマー水溶液
を調整した。
【0024】合成例3 ポリテトラメチレングリコール(分子量1000)30
0部、トリメチロールプロパン13.4部にヘキサメチ
レンジイソシアネート101部を添加し、100℃×2
時間反応を行い、遊離イソシアネート基3.3重量%を
有するウレタンプレポリマーを得た。次いで系の温度を
一旦50℃まで下げ、30%重亜硫酸ナトリウム水溶液
110部を添加し、45℃で60分間攪拌を行った後、
水1265部で希釈し、樹脂分25%の透明粘調なアニ
オン性ブロック化ウレタンプレポリマー水溶液を調整し
た。
【0025】合成例4 テレフタル酸と3メチル1,5ペンタジオールのポリエ
ステルポリオール(分子量1500)300部にヘキサ
メチレンジイソシアネート100.8部を添加し、10
0℃×2時間反応を行い、遊離イソシアネート基8.4
重量%を有するウレタンプレポリマーを得た。次いで系
の温度を一旦50℃まで下げ、Nメチルジエタノールア
ミン35.7部を添加し、65℃で60分間攪拌を行っ
た後、遊離イソシアネート基2.0重量%を有するウレ
タンプレポリマーを得た。次いで系の温度を一旦50℃
まで下げジメチル硫酸37.8部を滴下し、50℃×2
0分間4級化反応を行った。次いで水1897部で希釈
し、樹脂分25%の粘調なカチオン性ウレタンポリマー
水溶液を調整した。
【0026】実施例及び比較例 抄紙試験はJIS P 8209−1961に準じて行っ
た。NBKP(針葉樹硫酸塩パルプ)360(g)を約
3cm角にちぎり、水5(L)に一夜浸漬した後、水1
8(L)を添加し、ナイアガラビーカーにて30分間叩
解し、パルプ濃度1.57(%)、濾水度600(m
l)(カナダ標準フリーネス、20℃、0.3%)のパ
ルプスラリーとした。このパルプスラリー382.2
(g)と予め固形分1.6%に調整した実施例及び比較
例の水溶液1.5(g)(パルプ乾燥重量の0.4%に
相当)を水816.3(g)に添加してパルプ濃度0.
5%としストックとした。このように調成したストック
200(g)を分取し、シートマシンにより抄紙し、プ
レスマシン(3.5kg/m2 ×5分)にかけ、110
℃×30秒で乾燥し、坪量50(g/m2)のテスト用
紙に抄造した。これを長さ11(cm)×幅1.5(c
m)の紙片に切断し、オートグラフ標準引張試験機へチ
ャック間距離5(cm)に装着し、中央部を刷毛で湿ら
せて引張り強度を測定した。ブランク対照には紙力増強
剤を添加しなかった。また参考例として、市販品ポリア
ミドエピクロルヒドリン系樹脂湿潤紙力増強剤をパルプ
濃度3%のストックへ5(%)水分散液として6(g)
を添加した(パルプ乾燥重量の1.0%に相当)。結果
を表に示す。
【0027】 表1 ─────────────────────────────────── ブロック化ウレタン カチオン性有機物質 湿潤引張り プレポリマー添加量 添加量 強度 (パルプ乾燥重量に (パルプ乾燥重量に kg/cm 対する固形分%) 対する固形分%) ─────────────────────────────────── 実施例1 合成例1 カチオン界面活性剤1 0.75 0.20 0.20 実施例2 合成例1 ジシアンジアミド樹脂2 0.72 0.36 0.04 実施例3 合成例1 4級化ジアリルアミン 0.73 共重合体3 0.30 0.10 実施例4 合成例1 合成例4ウレタンオリ 0.67 ゴマー 0.18 0.22 実施例5 合成例2 4級化ジアリルアミン 0.71 共重合体3 0.30 0.10 実施例6 合成例3 同上 0.65 0.30 0.10 ─────────────────────────────────── ブランク なし なし 0.22 対照 比較例1 合成例1 なし 0.24 0.40 比較例2 合成例2 なし 0.25 0.40 比較例3 合成例3 なし 0.22 0.40 参考例 市販のポリアミドエピクロルヒドリン樹脂 0.67 1.0 ─────────────────────────────────── 注1:ラウリルトリメチルアンモニウムエトキシサルフ
ェート 注2:ジシアンジアミド・ジエチレントリアミン・ホル
ムアルデビ縮合物(分子量5000) 注3:ポリジアリルジメチルアンモニウムクロライド共
重合体(分子量10000)
【0028】上の結果から、重亜硫酸塩ブロック化ウレ
タンプレポリマー単独では抄紙ストック中のセルロース
繊維に吸着されないため紙力を増強しないが、カチオン
性有機物質と併用すると市販のポリアミドエピクロルヒ
ドロンに匹敵する紙力増強効果を示すことがわかる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮村 岳志 京都府亀岡市南つつじケ丘桜台1−6−15 Fターム(参考) 4L055 AA02 AC06 AG80 AG85 AH17 FA13

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】重亜硫酸アルカリ金属塩でブロックした末
    端イソシアネート基含有水溶性ブロック化ウレタンプレ
    ポリマーと、該ブロック化ウレタンプレポリマーの溶液
    中での極性を反転させるのに十分な量のカチオン性有機
    物質との混合物よりなる湿潤紙力増強組成物。
  2. 【請求項2】前記カチオン性添加物質はカチオン界面活
    性剤である請求項1の湿潤紙力増強組成物。
  3. 【請求項3】前記カチオン性有機物質はジシアンジアミ
    ド系アミノ樹脂である請求項1の湿潤紙力増強組成物。
  4. 【請求項4】前記カチオン性有機物質は、4級化ジアリ
    ルアミンの重合体もしくは共重合体である請求項1の湿
    潤紙力増強組成物。
  5. 【請求項5】前記カチオン性有機物質は、4級アンモニ
    ウム塩または酸塩の形の3級アミノ基を有するウレタン
    オリゴマーである請求項1の湿潤紙力増強組成物。
  6. 【請求項6】請求項1ないし5のいずれかの湿潤紙力増
    強組成物を抄紙ストックへ添加し、常法によりウエブに
    形成した後乾燥することよりなる製紙方法。
  7. 【請求項7】請求項6の製紙方法でつくった湿潤紙力増
    強紙。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN119736815A (zh) * 2025-03-05 2025-04-01 浙江九本环保技术有限公司 一种造纸用阳离子型聚氨酯湿强剂及其制备方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN119736815A (zh) * 2025-03-05 2025-04-01 浙江九本环保技术有限公司 一种造纸用阳离子型聚氨酯湿强剂及其制备方法

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