JP2003014321A - スターリング冷凍機 - Google Patents

スターリング冷凍機

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JP2003014321A JP2001199879A JP2001199879A JP2003014321A JP 2003014321 A JP2003014321 A JP 2003014321A JP 2001199879 A JP2001199879 A JP 2001199879A JP 2001199879 A JP2001199879 A JP 2001199879A JP 2003014321 A JP2003014321 A JP 2003014321A
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    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2309/00Gas cycle refrigeration machines
    • F25B2309/001Gas cycle refrigeration machines with a linear configuration or a linear motor

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  • Fluid-Driven Valves (AREA)
  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 運転状態が変動しても、ピストンの振幅中心
位置のずれを小さく抑えることができる信頼性が高いス
ターリング冷凍機を提供する。 【解決手段】 ピストン1内には、その圧縮空間7a側
の底面1cとその摺動面1bとを連通する第1の流路1
1が形成され、シリンダ3の側面壁には、そこを貫通し
て背面空間8と連通する第2の流路12が形成されてい
る。ピストン1が所定の振幅中心位置にある場合に、第
1の流路11と第2の流路12とが結合して圧縮空間7
aと背面空間8との間で作動媒体が流れる。第2の流路
12に設けた流量制御弁13によって、第2の流路12
に流れる作動媒体の流量、即ち、圧縮空間7a及び背面
空間8間で流れる作動媒体の流量を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、低温の発生に用い
られるスターリング冷凍機に関し、特に、ピストンの位
置を正確に保持できるフリーピストン型のスターリング
冷凍機に関する。
【0002】
【従来の技術】冷熱の発生を目的としたフリーピストン
型のスターリング冷凍機は、熱サイクル的には逆スター
リングサイクルエンジンとも呼ばれている。図7は、こ
のような従来のスターリング冷凍機の一構成例を示す断
面図である。
【0003】ピストン1とディスプレーサ2とが、シリ
ンダ3の内に往復摺動可能に配されている。このシリン
ダ3は、密閉された圧力容器4内に固定されている。ピ
ストン1及びディスプレーサ2は同軸上に構成されてお
り、ディスプレーサ2に形成されたロッド2aはピスト
ン1の径方向中心部に設けられた摺動孔1aを貫通し、
ピストン1とディスプレーサ2とはシリンダ3の内周壁
面3aに沿って滑らかに摺動可能である。また、ピスト
ン1はピストン支持バネ5、ディスプレーサ2はディス
プレーサ支持バネ6によって、夫々、圧力容器4に対し
て弾性支持されている。
【0004】圧力容器4とシリンダ3とにより形成され
る空間は、ピストン1によって2つの空間に分割されて
いる。一つはピストン1のディスプレーサ2側にある作
動空間7であり、もう一つはピストン1のディスプレー
サ2側と反対側にある背面空間8である。背面空間8
は、シリンダ3のピストン1が挿入された側を取り囲む
ように形成されている。これらの作動空間7及び背面空
間8には、高圧のヘリウムガス等の作動媒体が充填され
ている。ピストン1は、背面空間8に形成されたリニア
モータ等のピストン駆動体(図示せず)により所定周期
で往復動される。この往復動によって、作動媒体は作動
空間7内で圧縮,膨張される。ディスプレーサ2は、作
動空間7内で圧縮,膨張される作動媒体の圧力変化によ
り直線的に往復動される。このとき、ピストン1とディ
スプレーサ2とは、一般的に約90度の位相差をもって
同一周期にて往復動するように設計されている。
【0005】また、作動空間7はディスプレーサ2にて
更に2つの空間に分割されている。一つはピストン1と
ディスプレーサ2とに挟まれた圧縮空間7aであり、も
う一つはシリンダ3の先端部の膨張空間7bである。こ
れらの圧縮空間7a及び膨張空間7bは、一般にメッシ
ュ形状の銅材などにより構成された再生器9を介して連
結されている。膨張空間7bで作動媒体を膨張させるこ
とにより、シリンダ3の先端のコールドヘッド10に冷
熱を発生させるが、このような構成の冷凍機を用いた逆
スターリング熱サイクルに関しては、一般に良く知られ
ているので、ここでは詳細な説明を省略する。
【0006】シリンダ3の内周壁面3aに沿ってピスト
ン1が滑らかに往復動するためには、その内周壁面3a
とピストン1の摺動面1bとの間に微小隙間が必要であ
る。この冷凍機駆動時にはピストン1の往復動により、
圧縮空間7a及び背面空間8には何れも作動媒体の圧力
変動が生じる。その結果、圧縮空間7a及び背面空間8
の圧力差により、作動媒体は前記微小隙間を通過する。
従って、圧縮空間7aの圧力が背面空間8の圧力より高
い場合には、圧縮空間7aから背面空間8に向かって作
動媒体が漏れることになる。また逆に、背面空間8の圧
力が圧縮空間7aの圧力より高い場合には、背面空間8
から圧縮空間7aに向かって作動媒体が流れる。
【0007】ところで、シリンダ3の内周壁面3aとピ
ストン1の摺動面1bとの間の微小隙間は、常に一定の
隙間量ではなく、ピストン1の運動状態、摺動面1bの
表面状態及び摩擦状態等により変化する。また、圧縮空
間7aと背面空間8との圧力変動の大きさも同一でない
ため、圧縮空間7aからみた背面空間8への作動媒体の
流出量及び流入量が全く同量であることはない。このた
め、冷凍機を連続運転し、仮に圧縮空間7aから背面空
間8に向かって少しずつ作動媒体が漏れていった場合、
ピストン1の往復動の振幅中心位置は、圧力が低下した
圧縮空間7a側へ徐々に移動する。その結果、作動空間
7内の作動媒体の圧力低下に伴う冷却特性の低下が生じ
たり、ピストン1の振幅中心位置が初期設定位置からず
れることによりピストン1とディスプレーサ2とが衝突
を起こしたりするなどの問題が発生する。
【0008】そこで、作動空間7と背面空間8とにおけ
る作動媒体の圧力平衡を保ち、ピストン1の振幅中心位
置の変動を抑えるようにしたスターリング冷凍機が、米
国特許USP4,583,364号に開示されている。
【0009】図8は、米国特許USP4,583,36
4号に記載のスターリング冷凍機の構成を示す断面図で
ある。図8において、図7と同一部分には同一番号を付
している。このスターリング冷凍機では、シリンダ3に
固定されたセンターポスト14内部に圧縮空間7aに連
通された作動媒体流路14aが設けられ、センターポス
ト14に沿って往復動するピストン1内部に背面空間8
と連通された作動媒体流路21が設けられており、ピス
トン1が設定された振幅中心位置にある場合に、それら
の2つの作動媒体流路14a,21が結合し、圧縮空間
7aと背面空間8とはそれらを介して結ばれるように構
成されている。そして、ピストン1がこの振幅中心位置
を通過するごとに、圧縮空間7aと背面空間8との間
で、作動媒体の圧力が高い方から低い方へ作動媒体が流
れる。これにより、圧縮空間7a及び背面空間8の圧力
差が是正され、ピストン1の振幅中心位置が一定に保持
される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ピストン1の最初に設
定した振幅中心位置を一定に維持するためには、上述し
た図8に示すスターリング冷凍機のように、圧縮空間7
aと背面空間8とを結ぶような微小な作動媒体流路14
a,21を設けることが有効である。
【0011】ところで、フリーピストン型のスターリン
グ冷凍機を運転する場合、コールドヘッド10で発生す
る冷熱の必要量によって、その運転状態は変化する。フ
リーピストン型のスターリング冷凍機は、一般的に定周
波数にて駆動するため、大きな冷凍能力を必要とする場
合には、ピストン1及びディスプレーサ2が大振幅で往
復動する。一方、小さな冷凍能力しか必要としない場合
には、ピストン1及びディスプレーサ2が小振幅で往復
動する。従って、図8に示すようにある一定形状の作動
媒体流路14a,21を単に設けただけでは、スターリ
ング冷凍機の運転状態によって、それらの2つの作動媒
体流路14a,21が結合する時間は異なることにな
る。ピストン1及びディスプレーサ2が大振幅で往復動
する場合に、この結合時間が短くなって、必要な作動媒
体流量を得られないことがある。逆に、ピストン1及び
ディスプレーサ2が小振幅で往復動する場合に、その結
合時間は長くなり、その結果、作動媒体の圧縮,膨張が
妨げられて冷凍効率が低下することがあるといった問題
がある。
【0012】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
であり、運転状態が変化してもピストンの振幅中心位置
が変動しにくく信頼性が高いスターリング冷凍機を提供
することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に係るスターリン
グ冷凍機は、作動媒体が充填された圧力容器と、該圧力
容器内に設けられたシリンダと、該シリンダ内を往復動
するピストンと、該ピストンの往復動によって作動空間
内で圧縮,膨張を繰り返す前記作動媒体の働きにより駆
動されるディスプレーサとを備えており、前記作動空間
は、前記ピストンと前記ディスプレーサとの間に設けら
れた第1の作動空間と、前記ディスプレーサの前記ピス
トンに対向する側の反対側に設けられた第2の作動空間
とを有しており、前記ピストンの前記ディスプレーサに
対向する側の反対側には背面空間が設けられているスタ
ーリング冷凍機において、前記ピストンに設けられて前
記第1の作動空間と連通する第1の流路と、前記シリン
ダの側壁を貫通して前記背面空間と連通する第2の流路
とが、前記ピストンがその往復動の中心部に存する場合
に前記第1の流路及び前記第2の流路が結合されて前記
第1の作動空間及び前記背面空間が連通するように形成
されており、前記第1の流路及び/または前記第2の流
路に前記作動媒体の流量を可変とする流量制御手段を具
備することを特徴とする。
【0014】本発明のスターリング冷凍機にあっては、
ピストンに設けられて第1の作動空間に連通する第1の
流路と、シリンダの側壁を貫通して背面空間に連通する
第2の流路とが形成されており、ピストンがその往復動
の中心部にある場合に第1の流路及び第2の流路が結合
されて第1の作動空間と背面空間とが連通される。そし
て、これらの2つの流路が結合された場合にその結合部
分に流れる作動媒体の流量を、第1の流路及び第2の流
路の少なくとも一方に設けた流量制御手段により、スタ
ーリング冷凍機の運転状態に応じて変化させる。よっ
て、運転状態が変化してその2つの流路の結合時間が変
化しても、その変化量に応じて結合部分での作動媒体の
流量を変化させるため、ピストンの振幅中心位置のずれ
を抑えることができる。
【0015】本発明に係るスターリング冷凍機は、前記
流量制御手段は、前記ピストンの往復動の振幅の大きさ
に応じて前記作動媒体の流量を変化させるようにしたこ
とを特徴とする。
【0016】本発明のスターリング冷凍機にあっては、
ピストンの往復動の振幅の大きさに応じて結合部分での
作動媒体の流量を変化させる。よって、流量制御を精度
良く行える。
【0017】本発明に係るスターリング冷凍機は、前記
流量制御手段は、前記ピストンの往復動の中心位置の基
準位置からのずれ量に応じて前記作動媒体の流量を変化
させるようにしたことを特徴とする。
【0018】本発明のスターリング冷凍機にあっては、
ピストンの往復動の中心位置の基準位置からのずれ量に
応じて結合部分での作動媒体の流量を変化させる。よっ
て、流量制御を精度良く行える。
【0019】本発明に係るスターリング冷凍機は、前記
流量制御手段は、前記ピストンが所定位置に存する場合
の前記第1の作動空間内の前記作動媒体の圧力に応じて
前記作動媒体の流量を変化させるようにしたことを特徴
とする。
【0020】本発明のスターリング冷凍機にあっては、
ピストンが所定位置にある場合の第1の作動空間内の作
動媒体の圧力に応じて、結合部分での作動媒体の流量を
変化させる。よって、流量制御を精度良く行える。
【0021】本発明に係るスターリング冷凍機は、前記
流量制御手段は、その開閉度を制御して前記作動媒体の
流量を変化させる機構を有することを特徴とする。
【0022】本発明のスターリング冷凍機にあっては、
例えば弁の開閉度を制御することにより、結合部分での
作動媒体の流量を変化させる。よって、高精度の流量調
整を容易に行える。
【0023】本発明に係るスターリング冷凍機は、前記
第1の流路及び前記第2の流路は夫々複数形成されてお
り、前記流量制御手段は、前記第1の作動空間と前記背
面空間との連通可能な流路の数を制御して前記作動媒体
の流量を変化させる機構を有することを特徴とする。
【0024】本発明のスターリング冷凍機にあっては、
第1の作動空間と背面空間との結合可能な流路の数を制
御することにより、結合部分での作動媒体の流量を変化
させる。よって、高精度の流量調整を容易に行える。
【0025】本発明に係るスターリング冷凍機は、前記
流量制御手段は、前記第1の流路及び/または前記第2
の流路の断面積を制御して前記作動媒体の流量を変化さ
せる機構を有することを特徴とする。
【0026】本発明のスターリング冷凍機にあっては、
第1の流路及び/または第2の流路の断面積を制御する
ことにより、結合部分での作動媒体の流量を調整する。
よって、高精度の流量調整を容易に行える。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその実施の形態を
示す図面に基づいて具体的に説明する。なお、本発明は
以下の実施の形態に限定されるものではない。
【0028】(第1実施の形態)図1は、本発明による
スターリング冷凍機の一構成例を示す断面図である。ピ
ストン1とディスプレーサ2とが、密閉された圧力容器
4内に固定されているシリンダ3内に往復摺動可能に配
されている。ピストン1及びディスプレーサ2は同軸上
に構成されており、ディスプレーサ2に形成されたロッ
ド2aは、ピストン1の径方向中心部に設けられた摺動
孔1aを貫通しており、ピストン1及びディスプレーサ
2は、シリンダ3の内周壁面3aに沿って滑らかに摺動
可能である。また、ピストン1はピストン支持バネ5、
ディスプレーサ2はディスプレーサ支持バネ6によっ
て、夫々、圧力容器4に対して弾性支持されており、ピ
ストン支持バネ5が変形していない中立状態において、
ピストン1は設定された振幅中心位置に位置決めされ
る。
【0029】圧力容器4とシリンダ3とにより形成され
る空間は、ピストン1によって2つの空間に分割されて
いる。一つはピストン1のディスプレーサ2側にある作
動空間7であり、もう一つはピストン1のディスプレー
サ2側と反対側にある背面空間8である。背面空間8
は、シリンダ3のピストン1が挿入された側を取り囲む
ように形成されている。これらの作動空間7及び背面空
間8には、高圧のヘリウムガス等の作動媒体が充填され
ている。
【0030】ピストン1は、背面空間8に形成されたリ
ニアモータ等のピストン駆動体(図示せず)により所定
周期で往復動される。この往復動によって、作動媒体は
作動空間7内で圧縮,膨張される。ディスプレーサ2
は、作動空間7内で圧縮,膨張される作動媒体の圧力変
化により直線的に往復動される。このとき、ピストン1
とディスプレーサ2とは、一般的に約90度の位相差を
もって同一周期にて往復動するように設計されている。
【0031】また、作動空間7はディスプレーサ2にて
更に2つの空間に分割されている。一つはピストン1と
ディスプレーサ2とに挟まれた圧縮空間7aであり、も
う一つはシリンダ3の先端部の膨張空間7bである。こ
れらの圧縮空間7a及び膨張空間7bは、例えばメッシ
ュ形状の銅材により構成された再生器9を介して連結さ
れている。
【0032】図1は、ピストン1が、予め設定された振
幅中心位置にある状態を表している。ピストン1内に
は、その作動空間7側の底面1cとその摺動面1bとを
結ぶ微小な第1の流路11が形成されている。また、シ
リンダ3の側面壁には、そこを貫通して背面空間8と連
通する微小な第2の流路12が形成されている。ピスト
ン1に形成された第1の流路11の摺動面1b(シリン
ダ3)側の開口部11aと、シリンダ3に形成された第
2の流路12の内周壁面3a(ピストン1)側の開口部
12aとは、ピストン1が所定の振幅中心位置にある場
合に互いに対向する位置になるように配されており、そ
の場合に圧縮空間7aと背面空間8とが第1の流路11
及び第2の流路12を介して結合して両空間7a,8間
での作動媒体のスムーズな流れを可能としている。
【0033】シリンダ3に形成された第2の流路12
に、第2の流路12に流れる作動媒体の流量を可変とす
る流量制御手段としての流量制御弁13が設けられてい
る。流量制御弁13によって、第2の流路12に流れる
作動媒体の流量を調整する。
【0034】次に、動作について説明する。ピストン1
は定周波数によって往復駆動されるため、ピストン1が
所定の振幅中心位置にあって作動媒体が微小な第1,第
2の流路11,12を流れることが可能な時間は非常に
短時間である。更に、本構成のスターリング冷凍機を運
転する場合、コールドヘッド10で発生する冷熱の必要
量によってその運転状態は変化する。大きな冷凍能力を
必要とする場合には、ピストン1及びディスプレーサ2
は大振幅で往復動する。一方、小さな冷凍能力しか必要
としない場合には、ピストン1及びディスプレーサ2は
小振幅で往復動する。従って、ある一定形状の微小な流
路を単に形成したのみでは、冷凍機の運転状態に応じ
て、第1の流路11及び第2の流路12が結合する時間
(Δt)は異なることになる。
【0035】ここで、ピストン1が中振幅で往復動する
ときに、そのときの結合時間(Δt1)内でピストン1
が予め設定された所定の振幅中心位置を保持するために
必要な作動媒体流量(ΔQ1)が得られるべく、第1,
第2の流路11,12の形状が設定されていると仮定す
る。ピストンが大振幅で往復動する場合には、その結合
時間(Δt2)が短くなる(Δt2<Δt1)ので、ピ
ストン1がその所定の振幅中心位置を保持するために
は、中振幅時の作動媒体流量(ΔQ1)と略同量の作動
媒体の流出入を、この短い結合時間(Δt2)内で行う
必要があり、そのためには、単位時間当たりの作動媒体
流量を大きくする必要がある。一方、ピストンが小振幅
で往復動する場合には、その結合時間(Δt3)が長く
なる(Δt3>Δt1)ので、ピストン1がその所定の
振幅中心位置を保持するためには、中振幅時の作動媒体
流量(ΔQ1)と略同量の作動媒体の流出入で十分であ
り、そのためには、単位時間当たりの作動媒体流量を制
限する必要がある。
【0036】そこで、本実施の形態においては、第2の
流路12に設けた流量制御弁13により、冷凍機の運転
状態に応じて、第1,第2の流路11,12の結合部を
流れる作動媒体の流量を変化させる。流量制御弁13
は、例えば、ある単位時間当たりの作動媒体流量(ΔQ
d)を予め設定しておき、スターリング冷凍機の運転状
態に応じて、その単位時間当たりの作動媒体流量(ΔQ
d)を変化させるように作用する。
【0037】以上のようにして、流量制御弁13によっ
て第2の流路12に流れる作動媒体の流量を調整制御す
ることにより、スターリング冷凍機の運転状態の如何に
かかわらず、ピストン1の振幅中心位置のずれを小さく
抑えることができ、その結果、信頼性が高いスターリン
グ冷凍機を得ることができる。
【0038】(第2実施の形態)図2は、流量制御手段
(流量制御弁13)を用い、シリンダ3内を往復動する
ピストン1の振幅の大きさに応じて、第1,第2の流路
11,12の結合部を流れる作動媒体の流量を変化させ
る第2実施の形態における動作を示すフローチャートで
ある。
【0039】上述したように、コールドヘッド10で発
生する冷熱の必要量によって、スターリング冷凍機の運
転状態が変化してピストン1及びディスプレーサ2の振
幅は大きく変化する。ピストン1,シリンダ3に形成し
た微小な流路による作動媒体の流出入にも関わらず、ピ
ストン1の振幅中心位置が変化する大きな原因の一つ
は、スターリング冷凍機の運転状態の違いによるピスト
ン1の振幅の大きさの違いである。第2実施の形態で
は、ピストン1の振幅の大きさと、その振幅の大きさに
適した作動媒体流量との相関を設定データとして流量制
御弁13の制御装置に組み込んでおき、往復動するピス
トン1の振幅の大きさを検出し、その振幅の大きさに応
じて作動媒体流量を流量制御弁13の制御によって変化
させる。
【0040】駆動波形発生器から発せられた信号に従っ
て(S1)、駆動電流発生器から出力された駆動電流が
コイルに流され(S2)、リニアモータ等のピストン駆
動体(図示せず)にピストン駆動力が発生し、発生した
駆動力によりピストン1が駆動される(S3)。一方、
ピストン1の振幅の大きさがモニタされる(S4)。ピ
ストン1自体に変位センサを設ける方法、ピストン1を
弾性支持するピストン支持バネ5に変位センサを設ける
方法、コールドヘッド10の温度等で与えられる温度負
荷条件下でのピストン駆動電流の大きさとピストン振幅
の大きさとの関係を事前に明確にしておいた情報を利用
する方法などにより、ピストン1の振幅の大きさはモニ
タ可能である。
【0041】そして、モニタされたピストン振幅の大き
さに応じて第2の流路12に設けられた流量制御弁13
での最適作動媒体流量を算出し(S5)、その算出結果
に基づいて流量制御弁13の開閉度を調整して作動媒体
の流量を制御する(S6)。ピストン1の振幅が大きい
場合には、流量制御弁13の開度を大きくして第1,第
2の流路11,12の結合部を流れる作動媒体の流量を
大きくし、ピストン1の振幅が小さい場合には、流量制
御弁13の開度を小さくして第1,第2の流路11,1
2の結合部を流れる作動媒体の流量を小さくする。
【0042】このようにピストン1の振幅の大きさに応
じて、流量制御弁13により作動媒体流量を制御するよ
うにしたので、ピストン1の振幅中心位置のずれを小さ
く抑えることができ、その結果、信頼性が高いスターリ
ング冷凍機を得ることができる。
【0043】(第3実施の形態)図3は、流量制御手段
(流量制御弁13)を用い、シリンダ3内を往復動する
ピストン1の振幅中心位置のずれ量に応じて、第1,第
2の流路11,12の結合部を流れる作動媒体の流量を
変化させる第3実施の形態における動作を示すフローチ
ャートである。
【0044】第3実施の形態では、往復動するピストン
1の振幅中心位置を直接測定し、その振幅中心位置のず
れ量に応じて、流量制御弁13の開閉度を調整して作動
媒体流量を変化させる。ピストン1の振幅中心位置を測
定する方法としては、例えば、ピストン1と一体的にマ
グネットを固定し、固定部であるシリンダ3側にホール
素子を用いた検出部を構成する方法がある。また、ピス
トン1の一端が固定されたピストン支持バネ5を平らな
板バネにて構成し、その板バネに貼り付けた歪ゲージの
出力によりピストン1の位置を検出する方法がある。ま
た、ピストン1に遮光板を固定し、シリンダ3側に固定
されたフォトインタラプタを用いてピストン1の位置を
検出する方法がある。
【0045】駆動波形発生器から発せられた信号に従っ
て(S11)、駆動電流発生器から出力された駆動電流
がコイルに流され(S12)、リニアモータ等のピスト
ン駆動体(図示せず)にピストン駆動力が発生し、発生
した駆動力によりピストン1が駆動される(S13)。
一方、ピストン1の振幅中心位置(Yp )はモニタされ
(S14)、予め設定されたピストン1の振幅中心基準
位置(Kp )からのずれ量(ΔYp =Yp −Kp )を検
出する(S15)。
【0046】そして、検出された振幅中心位置のずれ量
(ΔYp )の大きさに応じて、第2の流路12に設けら
れた流量制御弁13での最適作動媒体流量を算出し(S
16)、その算出結果に基づいて流量制御弁13の開閉
度を調整して作動媒体の流量を制御する(S17)。ピ
ストン1の振幅中心位置のずれ量(ΔYp )が大きい場
合には、流量制御弁13の開度を大きくして第1,第2
の流路11,12の結合部を流れる作動媒体の流量を大
きくし、そのずれ量(ΔYp )が小さい場合には、流量
制御弁13の開度を小さくして第1,第2の流路11,
12の結合部を流れる作動媒体の流量を小さくする。
【0047】このようにピストン1の振幅中心位置のず
れ量の大きさに応じて、流量制御弁13により作動媒体
流量を制御するようにしたので、ピストン1の振幅中心
位置のずれを小さく抑えることができ、その結果、信頼
性が高いスターリング冷凍機を得ることができる。
【0048】(第4実施の形態)図4は、流量制御手段
(流量制御弁13)を用い、ピストン1が所定の基準位
置にある場合の圧縮空間7a内の作動媒体の圧力(圧縮
空間7aの内圧)の大きさに応じて、第1,第2の流路
11,12の結合部を流れる作動媒体の流量を変化させ
る第4実施の形態における動作を示すフローチャートで
ある。
【0049】往復動するピストン1に対し、ある基準位
置(Lp )を設定する。また、圧縮空間7aの内圧を圧
力センサ等でモニタする。ピストン1がこの基準位置
(Lp)を通過した場合の圧縮空間7aの内圧(PLP
を測定する。ピストン1の振幅中心位置が徐々にディス
プレーサ2側に移動する場合、この圧縮空間7aの内圧
(PLP)の大きさは徐々に減少していることになる。第
4実施の形態では、圧縮空間7aの内圧を測定し、その
測定値と内圧基準値との差に応じて、流量制御弁13の
開閉度を調整して作動媒体流量を変化させる。
【0050】駆動波形発生器から発せられた信号に従っ
て(S21)、駆動電流発生器から出力された駆動電流
がコイルに流され(S22)、リニアモータ等のピスト
ン駆動体(図示せず)にピストン駆動力が発生し、発生
した駆動力によりピストン1が駆動される(S23)。
一方、ピストン1が所定の基準位置(Lp )にある場合
の圧縮空間7aの内圧(PLP)はモニタされ(S2
4)、内圧基準値である運転初期時の圧縮空間7aの内
圧(PLP1 )との圧力差(ΔPLP=PLP−PLP1 )を検
出する(S25)。
【0051】そして、検出された圧力差(ΔPLP)の大
きさに応じて、第2の流路12に設けられた流量制御弁
13での最適作動媒体流量を算出し(S26)、その算
出結果に基づいて流量制御弁13の開閉度を調整して作
動媒体の流量を制御する(S27)。圧縮空間7a内の
圧力差(ΔPLP)が大きい場合には、流量制御弁13の
開度を大きくして第1,第2の流路11,12の結合部
を流れる作動媒体の流量を大きくし、その圧力差(ΔP
LP)が小さい場合には、流量制御弁13の開度を小さく
して第1,第2の流路11,12の結合部を流れる作動
媒体の流量を小さくする。
【0052】このように、ピストン1が所定の基準位置
にある場合の圧縮空間7a内の作動媒体の圧力の大きさ
に応じて、流量制御弁13により作動媒体流量を制御す
るようにしたので、ピストン1の振幅中心位置のずれを
小さく抑えることができ、その結果、信頼性が高いスタ
ーリング冷凍機を得ることができる。
【0053】なお、上述した例では、内圧基準値となる
圧縮空間7aの内圧(PLP1 )を運転初期時の内圧とし
たが、環境温度または冷凍機に封入された作動媒体の圧
力の大きさなどを想定して事前に設定された最適な内圧
基準値を用いることも可能である。
【0054】(第5実施の形態)図5は、ピストン1,
シリンダ3に夫々複数個の第1の流路11,第2の流路
12を形成し、流量制御手段(流量制御弁13)を用
い、圧縮空間7aと背面空間8との連通可能な流路の数
に応じて、第1,第2の流路11,12の結合部を流れ
る作動媒体の流量を変化させる第5実施の形態における
動作を示すフローチャートである。
【0055】駆動波形発生器から発せられた信号に従っ
て(S31)、駆動電流発生器から出力された駆動電流
がコイルに流され(S32)、リニアモータ等のピスト
ン駆動体(図示せず)にピストン駆動力が発生し、発生
した駆動力によりピストン1が駆動される(S33)。
一方、ピストン1の振幅中心位置(Yp )はモニタされ
(S34)、予め設定されたピストン1の振幅中心基準
位置(Kp )からのずれ量(ΔYp =Yp −Kp )を検
出する(S35)。
【0056】そして、検出された振幅中心位置のずれ量
(ΔYp )の大きさに応じて第2の流路12を通過する
最適作動媒体流量を算出し(S36)、その算出結果に
基づき、流量制御弁13によって複数の第2の流路12
夫々を個別に開閉し、開放する第2の流路12の数を変
えることにより、圧縮空間7aと背面空間8との間を流
れる作動媒体流量を制御して変化させる(S37)。ピ
ストン1の振幅中心位置のずれ量(ΔYp )が大きい場
合には、開放する第2の流路12の数を多くして作動媒
体流量を大きくし、そのずれ量(ΔYp )が小さい場合
には、開放する第2の流路12の数を少なくして作動媒
体流量を小さくする。
【0057】このように、ピストン1,シリンダ3に複
数個の第1の流路11,第2の流路12を形成し、ピス
トン1の振幅中心位置のずれ量の大きさに応じて、圧縮
空間7aと背面空間8とを結合する流路の数を変化させ
ることにより、微小な第1,第2の流路11,12を流
れる作動媒体の流量を制御するようにしたので、ピスト
ン1の振幅中心位置のずれを小さく抑えることができ、
その結果、信頼性が高いスターリング冷凍機を得ること
ができる。
【0058】(第6実施の形態)図6は、シリンダ3に
設けられた第2の流路12の断面積を変化させることに
より、第1,第2の流路11,12の結合部を流れる作
動媒体の流量を変化させる第6実施の形態における動作
を示すフローチャートである。
【0059】第6実施の形態では、往復動するピストン
1の振幅中心位置を直接測定し、その振幅中心位置のず
れ量に応じて第2の流路12の断面積を変化させること
により、作動媒体流量を制御して変化させる。
【0060】駆動波形発生器から発せられた信号に従っ
て(S41)、駆動電流発生器から出力された駆動電流
がコイルに流され(S42)、リニアモータ等のピスト
ン駆動体(図示せず)にピストン駆動力が発生し、発生
した駆動力によりピストン1が駆動される(S43)。
一方、ピストン1の振幅中心位置(Yp )はモニタされ
(S44)、予め設定されたピストン1の振幅中心基準
位置(Kp )からのずれ量(ΔYp =Yp −Kp )を検
出する(S45)。
【0061】そして、検出された振幅中心位置のずれ量
(ΔYp )の大きさに応じて第2の流路12を通過する
最適作動媒体流量を算出する(S46)。その算出結果
に基づいて、その断面積を変化させることができるよう
にシリンダ3に構成された第2の流路12の断面積の大
きさを流量制御手段によって変化させ、圧縮空間7aと
背面空間8との間を流れる作動媒体流量を制御して変化
させる(S47)。ピストン1の振幅中心位置のずれ量
(ΔYp )が大きい場合には、第2の流路12の断面積
を大きくすることで作動媒体流量を大きくする。また、
そのずれ量(ΔYp )が小さい場合には、第2の流路1
2のの断面積を小さくすることで作動媒体流量を小さく
する。
【0062】このように、ピストン1に第1の流路1
1、シリンダ3に第2の流路12を設け、その第2の流
路12の断面積を可変制御可能とするようにしたので、
ピストン1の振幅中心位置のずれ量の大きさに応じて、
圧縮空間7aと背面空間8とを結合する微小な第1,第
2の流路11,12を流れる作動媒体流量を最適に制御
できる。その結果、ピストン1の振幅中心位置のずれを
小さく抑えることができ、信頼性が高いスターリング冷
凍機が得られる。
【0063】なお、上述した第2,第4実施の形態で
は、流量制御弁13の開度を調整して作動媒体流量を変
化させる場合について説明したが、上述した第5実施の
形態または第6実施の形態のような手法によって作動媒
体流量を変化させるようにしても良いことは言うまでも
ない。
【0064】また、上述した各実施の形態では、シリン
ダ3側に設けた第2の流路12を通過する作動媒体の流
量を流量制御手段により制御する構成を示したが、ピス
トン1側に設けた第1の流路11を通過する作動媒体の
流量を制御する構成にすることも可能であることは勿論
である。また、両方の流路における流量制御を同時に行
うようにしても良いことは言うまでもない。
【0065】
【発明の効果】以上のように本発明では、ピストン,シ
リンダ壁面に第1の流路,第2の流路を夫々設け、ピス
トンが予め設定された振幅中心部に位置した場合に、第
1の流路と第2の流路とが結合して第1の作動空間(圧
縮空間)と背面空間とを連通する微小流路を構成するよ
うにしており、第1の流路,第2の流路の何れか一方ま
たはその両方に作動媒体の流量を変化できる流量制御手
段を備えるようにしたので、第1,第2の流路が結合さ
れた微小流路を流れる作動媒体の流量を制御することが
可能となり、運転状態が変化しても、ピストンの振幅中
心位置のずれを小さく抑えることができ、信頼性が高い
スターリング冷凍機を得ることができる。
【0066】また、本発明では、ピストンの往復動の振
幅の大きさに応じて、微小流路を流れる作動媒体の流量
を制御するようにしたので、高精度の流量制御を行うこ
とができる。
【0067】また、本発明では、ピストンの往復動の中
心位置の基準位置からのずれ量に応じて、微小流路を流
れる作動媒体の流量を制御するようにしたので、高精度
の流量制御を行うことができる。
【0068】また、本発明では、ピストンが所定位置に
ある場合の第1の作動空間(圧縮空間)内の作動媒体の
圧力に応じて、微小流路を流れる作動媒体の流量を制御
するようにしたので、高精度の流量制御を行うことがで
きる。
【0069】また、本発明では、弁の開閉度を変化させ
ることにより、微小流路を流れる作動媒体の流量を制御
するようにしたので、流量制御を容易に行うことができ
る。
【0070】また、本発明では、第1の作動空間(圧縮
空間)と背面空間との結合可能な微小流路の数を変化さ
せることにより、微小流路を流れる作動媒体の流量を制
御するようにしたので、流量制御を容易に行うことがで
きる。
【0071】更に、本発明では、第1の流路及び/また
は第2の流路の断面積を変化させることにより、微小流
路を流れる作動媒体の流量を制御するようにしたので、
流量制御を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスターリング冷凍機の一構成例を示す
断面図である。
【図2】第2実施の形態における作動媒体の流量制御の
動作を示すフローチャートである。
【図3】第3実施の形態における作動媒体の流量制御の
動作を示すフローチャートである。
【図4】第4実施の形態における作動媒体の流量制御の
動作を示すフローチャートである。
【図5】第5実施の形態における作動媒体の流量制御の
動作を示すフローチャートである。
【図6】第6実施の形態における作動媒体の流量制御の
動作を示すフローチャートである。
【図7】従来のスターリング冷凍機の一構成例を示す断
面図である。
【図8】従来のスターリング冷凍機の他の構成例を示す
断面図である。
【符号の説明】
1 ピストン 2 ディスプレーサ 3 シリンダ 4 圧力容器 7 作動空間 7a 圧縮空間(第1の作動空間) 7b 膨張空間(第2の作動空間) 8 背面空間 11 第1の流路 12 第2の流路 13 流量制御弁(流量制御手段)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作動媒体が充填された圧力容器と、該圧
    力容器内に設けられたシリンダと、該シリンダ内を往復
    動するピストンと、該ピストンの往復動によって作動空
    間内で圧縮,膨張を繰り返す前記作動媒体の働きにより
    駆動されるディスプレーサとを備えており、前記作動空
    間は、前記ピストンと前記ディスプレーサとの間に設け
    られた第1の作動空間と、前記ディスプレーサの前記ピ
    ストンに対向する側の反対側に設けられた第2の作動空
    間とを有しており、前記ピストンの前記ディスプレーサ
    に対向する側の反対側には背面空間が設けられているス
    ターリング冷凍機において、前記ピストンに設けられて
    前記第1の作動空間と連通する第1の流路と、前記シリ
    ンダの側壁を貫通して前記背面空間と連通する第2の流
    路とが、前記ピストンがその往復動の中心部に存する場
    合に前記第1の流路及び前記第2の流路が結合されて前
    記第1の作動空間及び前記背面空間が連通するように形
    成されており、前記第1の流路及び/または前記第2の
    流路に前記作動媒体の流量を可変とする流量制御手段を
    具備することを特徴とするスターリング冷凍機。
  2. 【請求項2】 前記流量制御手段は、前記ピストンの往
    復動の振幅の大きさに応じて前記作動媒体の流量を変化
    させるようにしたことを特徴とする請求項1記載のスタ
    ーリング冷凍機。
  3. 【請求項3】 前記流量制御手段は、前記ピストンの往
    復動の中心位置の基準位置からのずれ量に応じて前記作
    動媒体の流量を変化させるようにしたことを特徴とする
    請求項1記載のスターリング冷凍機。
  4. 【請求項4】 前記流量制御手段は、前記ピストンが所
    定位置に存する場合の前記第1の作動空間内の前記作動
    媒体の圧力に応じて前記作動媒体の流量を変化させるよ
    うにしたことを特徴とする請求項1記載のスターリング
    冷凍機。
  5. 【請求項5】 前記流量制御手段は、その開閉度を制御
    して前記作動媒体の流量を変化させる機構を有すること
    を特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のスターリン
    グ冷凍機。
  6. 【請求項6】 前記第1の流路及び前記第2の流路は夫
    々複数形成されており、前記流量制御手段は、前記第1
    の作動空間と前記背面空間との連通可能な流路の数を制
    御して前記作動媒体の流量を変化させる機構を有するこ
    とを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のスターリ
    ング冷凍機。
  7. 【請求項7】 前記流量制御手段は、前記第1の流路及
    び/または前記第2の流路の断面積を制御して前記作動
    媒体の流量を変化させる機構を有することを特徴とする
    請求項1〜4の何れかに記載のスターリング冷凍機。
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