JP2003014491A - 光ファイバセンサ - Google Patents
光ファイバセンサInfo
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Abstract
提供する。 【解決手段】 温度を計測するための光ファイバセンサ
25のFBG1のグレーティング部4の両側が、膨張収
縮方向に沿って平行に配置された低熱膨張材からなる第
1基板20と高熱膨張材からなる第2基板21とで構成
されたベースで保持されているので、第2基板21の長
さを変えることによりベース全体の温度係数が変化す
る。また、圧力や歪みを計測する光ファイバセンサの温
度補償用FBG16のグレーティング部18を低熱膨張
材36で覆い、グレーティング部18の両側の光ファイ
バを高熱膨張材37、38で覆うと共に高熱膨張材3
7、38の長さを変えることにより、温度補償用FBG
16を覆う低熱膨張材36及び高熱膨張材37、38か
らなる連結体の温度係数が補償対象物15の温度係数に
等しくなるように調整できる。
Description
歪み等の物理量を計測する光ファイバセンサに関する。
の説明図であり、図7は図6に示したファイバブラッグ
グレーティングを用いた光ファイバセンサの従来例を示
す概念図であり、図8は図6に示したファイバブラッグ
グレーティングを用いた光ファイバセンサの他の従来例
を示す概念図である。
ティング(以下「FBG」という。)1は、光ファイバ
2のコア3の屈折率を一定の周期Pで変化させたもので
あり、光ファイバ2に入射した入射光がこの屈折率の変
化した部分(グレーティング部)4で反射して反射光と
して出射するようになっている。その反射光の波長は、
周期Pとコア3の屈折率とで決定するため、FBG1
は、歪みによる周期Pの変化や温度変化による屈折率の
変化で反射光の波長が変化する。そのため、FBG1は
歪みと温度に対しては敏感であり、圧力、歪み、温度の
測定をする様々なセンサの研究がなされている。尚、5
はコア3を覆い、コア3より屈折率の低いクラッドであ
る。
る方法としては、FBG1の温度による屈折率変化と光
ファイバの熱膨張による周期変化を利用したものや図7
に示すように光ファイバより熱膨張係数の大きいステン
レス、アルミニウム、高分子材料等の高熱膨張材にFB
Gを固定し、FBG単体の温度の屈折率変化と熱膨張に
よる反射光の波長変化と高熱膨張材の熱膨張による歪み
を利用したものがある。
張材からなるベース7と、ベース7上の両側に設けられ
た一対の固定部材8、9と、固定部材8、9にグレーテ
ィング部4の両側の光ファイバが固定されたFBG1と
で構成されたものである。
図示しない測定器本体(例えばOTDR:Optical Time
Domain Reflectometer、光パルス試験器)に接続さ
れ、ベース7の熱膨張(矢印10)に伴うグレーティン
グ部4の屈折率変化と膨張収縮(矢印11)とを検出
し、温度を測定するようになっている。
は、単に温度センサだけでなく、圧力、歪み等の物理量
を測定するセンサとしても用いられる。また、圧力歪み
検出用FBGの温度補償用FBGとして用いられる。す
なわち、圧力、歪み、温度による反射波長変化から温度
変化分を取り除き補償するためにも用いられる。
G1を金属材13で覆った圧力歪み受感部14で補償対
象物(測定対象物)15の圧力や歪みを計測するための
ものである。FBG1は温度変化による影響を受けるの
で、FBG1の温度変化分の誤差を補償するため、FB
G1に温度補償用FBG16が光ファイバ17で直列接
続されている。
グ部18は圧力歪み受感部14の周辺に配置したり補償
対象物15に固定されたりして使用される。
BG単体での温度変化による波長変化量(以下「温度係
数」という。)は、約10pm/℃(ピコメータ/℃)
である。高熱膨張材に固定した場合、材料によって異な
るが温度係数は、ステンレスで約30pm/℃となる。
度係数が大きいと温度精度が良くなるが、その分波長変
化量が大きくなり、使用波長帯域の決まった反射波長測
定装置を用いて反射波長を測定することが困難となる。
度補償用として用いられる場合、温度係数は補償対象の
歪み検出用FBGと同程度でよい。補償対象の歪み検出
用FBGは圧力、歪み等その測定目的により様々な物質
に固定されて使用されるため、温度係数も各センサによ
り異なり歪み測定用FBGと同じ温度係数になる熱膨張
材を選定することが非常に困難である。
は、多種類の材料の中から適当な温度係数の材質を選択
しなければならず、かつ、温度係数の調整が不可能であ
るという問題があった。
し、温度係数の調整が可能な光ファイバセンサを提供す
ることにある。
に本発明の光ファイバセンサは、温度変化により屈折率
が変化すると共に膨張収縮することで温度を計測するた
めのグレーティング部が光ファイバに形成されたファイ
バブラッググレーティングと、ファイバブラッググレー
ティングのグレーティング部の両側の光ファイバが一対
の固定部材を介して固定されると共に温度変化により膨
張収縮するベースとを有する光ファイバセンサにおい
て、ベースは、ファイバブラッググレーティングの膨張
収縮方向に沿って直列に接続され温度係数の異なる複数
の基板で構成されているものである。
より屈折率が変化すると共に膨張収縮することで温度を
計測するためのグレーティング部が光ファイバに形成さ
れたファイバブラッググレーティングと、ファイバブラ
ッググレーティングのグレーティング部の両側の光ファ
イバが一対の固定部材を介して固定されると共に温度変
化により膨張収縮するベースとを有する光ファイバセン
サにおいて、ベースは、低熱膨張材からなり一方の固定
部材が設けられた第1基板と、第1基板とファイバブラ
ッググレーティングとの間に第1基板と平行になるよう
に第1基板に基板用固定部材で固定され他方の固定部材
が設けられた第2基板とを備えたものである。
より屈折率が変化すると共に膨張収縮することで温度を
計測するためのグレーティング部が光ファイバに形成さ
れたファイバブラッググレーティングと、ファイバブラ
ッググレーティングのグレーティング部の両側の光ファ
イバが一対の固定部材を介して固定されると共に温度変
化により膨張収縮するベースとを有する光ファイバセン
サにおいて 、ベースは、低熱膨張材からなる下側基板
と、下側基板とファイバブラッググレーティングとの間
に下側基板と平行になるように一対の基板用固定部材で
下側基板にそれぞれ固定されると共に上面に上記ファイ
バブラッググレーティングのグレーティング部の両側の
光ファイバを固定する固定部材がそれぞれ設けられ高熱
膨張材からなる一対の上側基板とを備えたものである。
より屈折率が変化すると共に膨張収縮するグレーティン
グ部が光ファイバに形成されたファイバブラッググレー
ティングと、ファイバグラッググレーティングを金属材
で覆い補償対象物内に配置され該補償対象物の圧力や歪
みを計測する圧力歪み受感部と、ファイバブラッググレ
ーティングの温度変化分を補償するためファイバブラッ
ググレーティングに温度補償用ファイバブラッググレー
ティングを直列接続した光ファイバセンサにおいて、温
度補償用ファイバブラッググレーティングのグレーティ
ング部を低熱膨張材で覆うと共に低熱膨張材の両側の光
ファイバを所定長さの高熱膨張材で覆ったものである。
は、高熱膨張材としてステンレスやアルミニウム等を用
い、低熱膨張材としてインバーやパイレックスを用いる
のが好ましい。
は、高熱膨張材の長さを調節することによりファイバブ
ラッググレーティングの温度係数を調節するようにして
もよい。
ファイバセンサのファイバブラッググレーティングのグ
レーティング部の両側の光ファイバが、膨張収縮方向に
配置された低熱膨張材と高熱膨張材とで構成されたベー
スで保持されているので、高熱膨張材の長さを変えるこ
とによりベース全体の温度係数が変化する。また、圧力
や歪みを計測する光ファイバセンサの温度補償用ファイ
バブラッググレーティングのグレーティング部を低熱膨
張材で覆い、両側を高熱膨張材で覆うと共に高熱膨張材
の長さを変えることにより、温度補償用ファイバブラッ
ググレーティングを覆う膨張材の温度係数が補償対象物
の温度係数に等しくなるように調整できる。
図面に基づいて詳述する。
の形態を示す概念図である。尚、従来例と同様の部材に
は共通の符号を用いた。
基板20の上に、熱膨張係数の高い高熱膨張材からなる
第2基板21が第1基板20と平行になるように第1基
板20の一方の側(図では左側)に配置され、第2基板
21の一端(図では右端)が基板用固定部材22を介し
て第1基板20上に固定されている。第2基板21の他
端(図では左端)に設けられた固定部材23と第1基板
20の他方の側(図では右側)に設けられた固定部材2
4とでFBG1のグレーティング部4の両側の光ファイ
バ2が固定されている。各固定部材22、23、24は
FBG1に沿って同一線上になるように配置されてい
る。
21及び各固定部材22〜24で光ファイバセンサ25
が構成されている。
ない測定器本体(OTDR)に接続される。測定器本体
からの光パルスは光ファイバ2内を伝搬し、グレーティ
ング部4で温度変化による屈折率に対応した反射パルス
光が反射してOTDRに戻るようになっている。
屈折率変化と熱膨張収縮(矢印26)による波長変化に
加え、第2基板21の長さ分だけ第2基板21の熱膨張
(矢印27)による歪みが加わる。この第2基板21の
長さを変化させることにより、ベース全体の温度係数を
様々な値に変化させることができる。
係数の高いステンレス、アルミニウム、高分子材料等が
用いられ、低熱膨張材からなる第1基板20には、温度
係数が光ファイバ2と等しいか、あるいは低いインバー
材や石英等が用いられる。
を有しているが、本発明はこれに限定されるものではな
く、平坦な板状であってもよく、その場合には固定部材
24の高さを高くする必要がある。また、第1基板20
の上側に第2基板21が配置された場合で説明したが、
本発明はこれに限定されるものではなく、同一平面上で
第1基板20と第2基板21とを接続したものをベース
として用いてもよい。
説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
例を示す概念図である。
に示した光ファイバセンサ25と同様の構成であるの
で、構成についての説明は省略する。
れ、第1基板20としてインバーが用いられている。こ
こで、ファイバ固定長L1を45mmとし、ステンレス
長L2を5mm、7mmとして温度を0℃から40℃へ
と変化させた。
テンレス長を変化させたときの波長変化を示す図であ
り、横軸は温度軸であり、縦軸は波長変化軸である。
高熱膨張材としてのステンレス(長さ45mm、インバ
ー使用せず)に固定した場合とについても図示する。
で9.5pm/℃、高熱膨張材(ステンレス)のみ(特
性曲線Ld)で27pm/℃、ステンレス長5mm(特
性曲線Lb)で約10pm/℃、ステンレス長7mm
(特性曲線Lc)で約12pm/℃となった。
組み合わせてベースを構成することにより温度係数を調
整することができる。
施の形態を示す概念図である。
は、ベースが低熱膨張材からなる下側基板30と、下側
基板30に基板用固定部材31、32で固定された高熱
膨張材からなる一対の上側基板28、29からなる点で
ある。
膨張材からなる下側基板30と、下側基板30の上に設
けられた一対の基板用固定部材31、32と、一端が基
板用固定部材31、32にそれぞれ固定され下側基板3
0上に平行かつに外側に向かって配置された高熱膨張材
からなる一対の上側基板28、29と、上側基板28、
29の外側に設けられた固定部材33、34と、グレー
ティング部4の両側の光ファイバ2が固定部材33、3
4に固定されたFBG1とで構成されたものである。各
固定部材31〜34は同一線上に配置されている。
も図1に示した光ファイバセンサ25と同様の効果が得
られる。尚、図では下側基板30と上側基板28、29
とが段違いの平行状態になるように配置されているが、
これに限定されるものではなく、同一平面上になるよう
に構成してもよい。
施の形態を示す概念図である。
違点は、温度補償用FBG16のグレーティング部18
を低熱膨張材36で覆うと共に低熱膨張材36の両側の
光ファイバを高熱膨張材37、38で覆った点である。
金属材で覆われ補償対象物15の圧力や歪みを受ける圧
力歪み受感部14と、FBG1に光ファイバ17を介し
て接続され補償対象物15の温度補償をするための温度
補償用FBG16と、温度補償用FBG16のグレーテ
ィング部18を覆う低熱膨張材36と、低熱膨張材36
の両側の光ファイバを覆う所定長さの高熱膨張材37、
38とで構成されたものである(図では高熱膨張材3
7、38の長手方向の長さが異なっているが、本発明は
これに限定されるものではない。)。
G1のグレーティング部4が収縮し屈折率が変化する。
温度補償用FBG16に接続された図示しない測定器本
体(OTDR)からの光パルスが温度補償用FBG1
6、光ファイバ17及びFBG1内を伝搬し、圧力歪み
受感部14内のグレーティング部4で反射し、光ファイ
バ17、温度補償用FBG16のグレーティング部18
を通過してOTDRに戻る。このとき圧力歪み受感部1
4の周囲の補償対象物15の温度変化により、圧力歪み
受感部14のグレーティング部4が膨張収縮すると共に
温度補償用FBG16のグレーティング部18も同様に
膨張収縮する。しかし、温度補償用FBG16のグレー
ティング部18は低熱膨張材36と高熱膨張材37、3
8とで覆われているので、高熱膨張材37、38の長さ
を変えることにより、低熱膨張材36及び高熱膨張材3
7、38からなる連結体の温度係数を調整することがで
きる。
応用システム等について説明する。
する場合、FBGの反射波長測定装置の精度に合わせた
温度係数が必要になる。FBGの反射波長計測装置精度
が±20pmの場合で±1℃のFBG温度センサが必要
な場合、必要なFBG温度センサの温度係数は20pm
/℃以上となる。本発明を用いれば高熱膨張材の長さを
調節することにより目的の温度係数を有するFBG温度
センサを製作することができる。
数を変化させることにより自由な温度精度の光ファイバ
センサを製作することができる。また、他のセンサの温
度補償用FBGとして用いる場合にも補償対象のセンサ
の温度係数に合わせて最適な温度補償を行うことができ
る。
な優れた効果を発揮する。
の提供を実現できる。
す概念図である。
念図である。
を変化させたときの波長変化を示す図である。
示す概念図である。
示す概念図である。
る。
を用いた光ファイバセンサの従来例を示す概念図であ
る。
を用いた光ファイバセンサの他の従来例を示す概念図で
ある。
Claims (6)
- 【請求項1】 温度変化により屈折率が変化すると共に
膨張収縮することで温度を計測するためのグレーティン
グ部が光ファイバに形成されたファイバブラッググレー
ティングと、該ファイバブラッググレーティングの上記
グレーティング部の両側の光ファイバが一対の固定部材
を介して固定されると共に温度変化により膨張収縮する
ベースとを有する光ファイバセンサにおいて、上記ベー
スは、上記ファイバブラッググレーティングの膨張収縮
方向に沿って直列に接続され温度係数の異なる複数の基
板で構成されていることを特徴とする光ファイバセン
サ。 - 【請求項2】 温度変化により屈折率が変化すると共に
膨張収縮することで温度を計測するためのグレーティン
グ部が光ファイバに形成されたファイバブラッググレー
ティングと、該ファイバブラッググレーティングの上記
グレーティング部の両側の光ファイバが一対の固定部材
を介して固定されると共に温度変化により膨張収縮する
ベースとを有する光ファイバセンサにおいて、上記ベー
スは、低熱膨張材からなり一方の固定部材が設けられた
第1基板と、第1基板と上記ファイバブラッググレーテ
ィングとの間に第1基板と平行になるように第1基板に
基板用固定部材で固定され他方の固定部材が設けられた
第2基板とを備えたことを特徴とする光ファイバセン
サ。 - 【請求項3】 温度変化により屈折率が変化すると共に
膨張収縮することで温度を計測するためのグレーティン
グ部が光ファイバに形成されたファイバブラッググレー
ティングと、該ファイバブラッググレーティングの上記
グレーティング部の両側の光ファイバが一対の固定部材
を介して固定されると共に温度変化により膨張収縮する
ベースとを有する光ファイバセンサにおいて 、上記ベ
ースは、低熱膨張材からなる下側基板と、該下側基板と
上記ファイバブラッググレーティングとの間に上記下側
基板と平行になるように一対の基板用固定部材で上記下
側基板にそれぞれ固定されると共に上面に上記ファイバ
ブラッググレーティングのグレーティング部の両側の光
ファイバを固定する固定部材がそれぞれ設けられ高熱膨
張材からなる一対の上側基板とを備えたことを特徴とす
る光ファイバセンサ。 - 【請求項4】 温度変化により屈折率が変化すると共に
膨張収縮するグレーティング部が光ファイバに形成され
たファイバブラッググレーティングと、該ファイバグラ
ッググレーティングを金属材で覆い補償対象物内に配置
され該補償対象物の圧力や歪みを計測する圧力歪み受感
部と、上記ファイバブラッググレーティングの温度変化
分を補償するため上記ファイバブラッググレーティング
に温度補償用ファイバブラッググレーティングを直列接
続した光ファイバセンサにおいて、上記温度補償用ファ
イバブラッググレーティングのグレーティング部を低熱
膨張材で覆うと共に該低熱膨張材の両側の光ファイバを
所定の長さの高熱膨張材で覆ったことを特徴とする光フ
ァイバセンサ。 - 【請求項5】 上記高熱膨張材としてステンレスやアル
ミニウム等を用い、上記低熱膨張材としてインバーやパ
イレックス(登録商標)を用いた請求項1から4のいず
れかに記載の光ファイバセンサ。 - 【請求項6】 上記高熱膨張材の長さを調節することに
より上記ファイバブラッググレーティングの温度係数を
調節するようにした請求項1から5のいずれかに記載の
光ファイバセンサ。
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Applications Claiming Priority (1)
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