JP2003014603A - 空気量測定装置及び単位水量測定装置並びにフレッシュコンクリート測定用容器 - Google Patents
空気量測定装置及び単位水量測定装置並びにフレッシュコンクリート測定用容器Info
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Abstract
で精度よく測定する。 【構成】本発明に係る空気量測定装置1で用いるフレッ
シュコンクリート測定用容器16は、フレッシュコンク
リートが収容される容器本体2と、該容器本体の上部開
口を気密に閉じる蓋体3とから構成してある。蓋体3に
は、気密空間8に連通する注水口13と排水口14とを
設けてあるが、注水口13は、蓋体3の縁部近傍に設け
てあるとともに、蓋体3の中央近傍を挟んで注水口13
の反対側に位置する縁部近傍に排水口14を設けてあ
り、気密空間8のうち、先行収容されたフレッシュコン
クリートの上方に形成された注水空間に注水口13を介
して注水する際、注水口13から排水口14に向かう流
れが注水空間に形成されるように構成してある。
Description
リートの空気量を測定する空気量測定装置及び単位水量
を測定する単位水量測定装置並びにフレッシュコンクリ
ート測定用容器に関する。
ることは、コンクリート工事の信頼性や経済性を高める
上できわめて重要な作業であり、現場においては、ミキ
サー等からフレッシュコンクリートを採取して様々な試
験を行っている。
として空気量があるが、かかる空気量は、フレッシュコ
ンクリートのワーカビリティーに著しい影響を及ぼし、
例えば、空気量が1%多くなると、スランプは約2.5
cm大きくなる。
も影響を及ぼす。例えば、水セメント比が一定のコンク
リートにおいては、空気量1%あたり、圧縮強度は4〜
6%減少する。
ートの空気量を測定し、適切な空気量になっているかど
うかを測定する必要があり、従来、JISに規定されて
いる「フレッシュコンクリートの空気量の圧力による試
験方法」によって空気量を測定していた。
まず、空気量測定装置の容器本体に該容器本体の天端と
同一高さとなるようにフレッシュコンクリートを入れ、
次いで、容器本体に蓋体を取り付けて空気が漏れないよ
うに気密に連結した後、排水口から水が溢れるまで注水
口から水を注水し、次いで、ハンドポンプで空気室に空
気を送り、該空気室内の圧力を圧力調整弁を使いながら
初圧力(100kPa)に設定する。
の空気を容器本体と蓋体で囲まれた気密空間に送り込
み、圧力ゲージの指針が安定した後、該指針を読んでフ
レッシュコンクリートの空気量を測定する。
の一つとして、変形あるいは流動に対する抵抗性の程度
を表すコンシステンシーがあるが、かかるコンシステン
シーが小さいと、流動性が大きく打設が容易になる反
面、材料分離が生じやすくなる。また、コンシステンシ
ーが大きいと、材料分離が生じにくい反面、流動性に乏
しく充填作業などが容易でない。
システンシーが適切に設定されるよう、例えばスランプ
試験で確認する必要がある。
ステンシーは、同じ水セメント比のコンクリートであれ
ば、単位水量を小さくすればするほど大きくなり、ブリ
ージングの発生も抑えることができる。
水量を計測することは、コンクリートの品質上、大きな
意義があり、従来においても、加熱法、RI法などが提
案されていた。
たような空気量試験方法では、注水口から水を注水する
際、注水空間に空気が残らないよう、空気量測定装置を
動揺させるなど振動を与えて空気を追い出す必要がある
という問題や、振動を与えたとしても、蓋体の裏面に付
着した微細な気泡を完全に追い出すことが難しいため、
結果として、空気量の測定値に誤差を生じる懸念がある
という問題を生じていた。
た後、該空気室内の圧力を初圧力(100kPa)に設
定すべく、調整弁を操作せねばならないため、空気量測
定作業が煩雑になるという問題も生じていた。
測定する方法では、試料が多くなると、当然ながら乾燥
時間が長くなり、その間に水和反応で水量が減少し、単
位水量を正確に把握することができないという問題を生
じていた。
コンクリート材料の影響を除外するための補正が必要に
なるというという問題を生じていた。
法すら、十分に確立されていないため、単位水量を測定
する装置にいたっては、未だ開発されていないのが現状
である。
たもので、フレッシュコンクリートの空気量を簡単な操
作でしかも精度よく測定することが可能な空気量測定装
置を提供することを目的とする。
の単位水量を簡便かつ正確に計測することが可能なフレ
ッシュコンクリートの単位水量測定装置を提供すること
を目的とする。
め、本発明に係る空気量測定装置は請求項1に記載した
ように、フレッシュコンクリートが収容される容器本体
及び該容器本体の上部開口を気密に閉じる蓋体からなる
フレッシュコンクリート測定用容器を備え、該蓋体に空
気室、該空気室に連通する給気口及び前記フレッシュコ
ンクリート測定用容器内の気密空間と前記空気室との連
通及び非連通を切り替える作動弁並びに前記気密空間に
連通する注水口及び排水口を設けてなる空気量測定装置
において、前記注水口を前記蓋体の縁部近傍に設けると
ともに前記蓋体の中央近傍を挟んで前記注水口の反対側
に位置する縁部近傍に前記排水口を設けることで、前記
気密空間のうち、先行収容されたフレッシュコンクリー
トの上方に形成された注水空間に前記注水口を介して注
水する際、前記注水口から前記排水口に向かう流れが前
記注水空間に形成されるように構成するとともに、前記
空気室内の圧力を計測する圧力計測部と、前記圧力計測
部で計測された初圧力、平衡圧力及び前記フレッシュコ
ンクリートの容積V1を用いて前記フレッシュコンクリ
ートの空気量A1(%)を演算する演算処理部とを備
え、該演算処理部を、予め記憶された任意の初圧力及び
平衡圧力とフレッシュコンクリートの空気容積との関連
付けデータに前記圧力計測部で計測された前記初圧力及
び平衡圧力を適用することによって前記フレッシュコン
クリートに含まれる空気容積を算出し、該空気容積を前
記フレッシュコンクリートの容積V1で除することで前
記フレッシュコンクリートの空気量A1(%)を算出す
ることができるように構成したものである。
記蓋体をその裏面が前記注水口から前記排水口に沿って
上向き勾配となるように構成したものである。
記容器本体が載置される傾斜台座を備えたものである。
項4に記載したように、フレッシュコンクリートが収容
される容器本体及び該容器本体の上部開口を気密に閉じ
る蓋体からなるフレッシュコンクリート測定用容器を備
え、該蓋体に空気室、該空気室に連通する給気口及び前
記フレッシュコンクリート測定用容器内の気密空間と前
記空気室との連通及び非連通を切り替える作動弁並びに
前記気密空間に連通する注水口及び排水口を設けてなる
空気量測定装置において、空気ボンベに設けられた空気
噴出ノズルの先端を前記給気口に接続して該空気ボンベ
内の空気を前記空気室に送り込むことができるように前
記給気口を構成するとともに、前記空気室内の圧力を計
測する圧力計測部と、前記圧力計測部で計測された初圧
力、平衡圧力及び前記フレッシュコンクリートの容積V
1を用いて前記フレッシュコンクリートの空気量A
1(%)を演算する演算処理部とを備え、該演算処理部
を、予め記憶された任意の初圧力及び平衡圧力とフレッ
シュコンクリートの空気容積との関連付けデータに前記
圧力計測部で計測された前記初圧力及び平衡圧力を適用
することによって前記フレッシュコンクリートに含まれ
る空気容積を算出し、該空気容積を前記フレッシュコン
クリートの容積V1で除することで前記フレッシュコン
クリートの空気量A1(%)を算出することができるよ
うに構成したものである。
記給気口に圧力制限手段を設けるとともに該圧力制限手
段を前記空気室内の最高圧力が一定値となるように構成
したものである。
記蓋体に防水カバーを取り付けたものである。
記防水カバーを着脱自在に構成したものである。
記防水カバーを透明材料で形成したものである。
求項9に記載したように、フレッシュコンクリートが収
容される容器本体及び該容器本体の上部開口を気密に閉
じる蓋体からなるフレッシュコンクリート測定用容器を
備え、該蓋体に空気室、該空気室に連通する給気口及び
前記フレッシュコンクリート測定用容器内の気密空間と
前記空気室との連通及び非連通を切り替える作動弁並び
に前記気密空間に連通する注水口及び排水口を設けてな
る単位水量測定装置において、前記注水口を前記蓋体の
縁部近傍に設けるとともに前記蓋体の中央近傍を挟んで
前記注水口の反対側に位置する縁部近傍に前記排水口を
設けることで、前記気密空間のうち、先行収容されたフ
レッシュコンクリートの上方に形成された注水空間に前
記注水口を介して注水する際、前記注水口から前記排水
口に向かう流れが前記注水空間に形成されるように構成
するとともに、前記空気室内の圧力を計測する圧力計測
部と、前記フレッシュコンクリート測定用容器の質量を
計測する質量計測部と、前記圧力計測部で計測された初
圧力、平衡圧力及び前記フレッシュコンクリートの容積
V1を用いて前記フレッシュコンクリートの単位容積質
量γ1及び空気量A1(%)を演算する演算処理部と、該
演算処理部に所定のデータを伝送する入力部とを備え、
該入力部は、前記フレッシュコンクリートを混練する前
のコンクリート単位容積V0、単位水量W0、空気量A0
(%)及び単位容積質量γ0を前記データとして入力す
ることができるようになっており、前記演算処理部は、
予め記憶された任意の初圧力及び平衡圧力とフレッシュ
コンクリートの空気容積との関連付けデータに前記圧力
計測部で計測された前記初圧力及び平衡圧力を適用する
ことによって前記フレッシュコンクリートに含まれる空
気容積を算出し、該空気容積を前記フレッシュコンクリ
ートの容積V1で除することで前記フレッシュコンクリ
ートの空気量A1(%)を算出するようになっていると
ともに、前記入力部から伝送されてきた前記各データと
前記空気量A1(%)及び前記単位容積質量γ1とから、
実際に製造されたフレッシュコンクリートの水量W
1を、ρw、ρsをそれぞれ水、細骨材の密度として、次
式、 W1=W0+ΔWs (1) ΔWs=((γ0/γ1)・V0・(1−A1/100)−V0・(1−A0/100 ))/(1/ρw−1/ρs) (2) で算出し、次いで、算出されたW1と前記フレッシュコ
ンクリートの容積V1を用いて該フレッシュコンクリー
トの単位水量W1′を次式、 W1′=W1/V1 (3) により演算するようになっているものである。
前記蓋体をその裏面が前記注水口から前記排水口に沿っ
て上向き勾配となるように構成したものである。
前記容器本体が載置される傾斜台座を備えたものであ
る。
求項12に記載したように、フレッシュコンクリートが
収容される容器本体及び該容器本体の上部開口を気密に
閉じる蓋体からなるフレッシュコンクリート測定用容器
を備え、該蓋体に空気室、該空気室に連通する給気口及
び前記フレッシュコンクリート測定用容器内の気密空間
と前記空気室との連通及び非連通を切り替える作動弁並
びに前記気密空間に連通する注水口及び排水口を設けて
なる単位水量測定装置において、空気ボンベに設けられ
た空気噴出ノズルの先端を前記給気口に接続して該空気
ボンベ内の空気を前記空気室に送り込むことができるよ
うに前記給気口を構成するとともに、前記空気室内の圧
力を計測する圧力計測部と、前記フレッシュコンクリー
ト測定用容器の質量を計測する質量計測部と、前記圧力
計測部で計測された初圧力、平衡圧力及び前記フレッシ
ュコンクリートの容積V1を用いて前記フレッシュコン
クリートの単位容積質量γ1及び空気量A1(%)を演算
する演算処理部と、該演算処理部に所定のデータを伝送
する入力部とを備え、該入力部は、前記フレッシュコン
クリートを混練する前のコンクリート単位容積V0、単
位水量W0、空気量A 0(%)及び単位容積質量γ0を前
記データとして入力することができるようになってお
り、前記演算処理部は、予め記憶された任意の初圧力及
び平衡圧力とフレッシュコンクリートの空気容積との関
連付けデータに前記圧力計測部で計測された前記初圧力
及び平衡圧力を適用することによって前記フレッシュコ
ンクリートに含まれる空気容積を算出し、該空気容積を
前記フレッシュコンクリートの容積V1で除することで
前記フレッシュコンクリートの空気量A1(%)を算出
するようになっているとともに、前記入力部から伝送さ
れてきた前記各データと前記空気量A1(%)及び前記
単位容積質量γ1とから、実際に製造されたフレッシュ
コンクリートの水量W1を、ρw、ρsをそれぞれ水、細
骨材の密度として、次式、 W1=W0+ΔWs (1) ΔWs=((γ0/γ1)・V0・(1−A1/100)−V0・(1−A0/100 ))/(1/ρw−1/ρs) (2) で算出し、次いで、算出されたW1と前記フレッシュコ
ンクリートの容積V1を用いて該フレッシュコンクリー
トの単位水量W1′を次式、 W1′=W1/V1 (3) により演算するようになっているものである。
前記給気口に圧力制限手段を設けるとともに該圧力制限
手段を前記空気室内の最高圧力が一定値となるように構
成したものである。
前記蓋体に防水カバーを取り付けたものである。
前記防水カバーを着脱自在に構成したものである。
前記防水カバーを透明材料で形成したものである。
ト測定用容器は請求項17に記載したように、フレッシ
ュコンクリートが収容される容器本体及び該容器本体の
上部開口を気密に閉じる蓋体からなり、該蓋体に空気
室、該空気室に連通する給気口及び前記フレッシュコン
クリート測定用容器内の気密空間と前記空気室との連通
及び非連通を切り替える作動弁並びに前記気密空間に連
通する注水口及び排水口を設けてなるフレッシュコンク
リート測定用容器において、前記注水口を前記蓋体の縁
部近傍に設けるとともに前記蓋体の中央近傍を挟んで前
記注水口の反対側に位置する縁部近傍に前記排水口を設
けることで、前記気密空間のうち、先行収容されたフレ
ッシュコンクリートの上方に形成された注水空間に前記
注水口を介して注水する際、前記注水口から前記排水口
に向かう流れが前記注水空間に形成されるように構成す
るとともに、前記空気室内の圧力を計測する圧力計測部
を備え、該圧力計測部で計測された初圧力及び平衡圧力
をデータ出力可能に構成したものである。
ト測定用容器は、前記蓋体をその裏面が前記注水口から
前記排水口に沿って上向き勾配となるように構成したも
のである。
ト測定用容器は、前記容器本体が載置される傾斜台座を
備えたものである。
ト測定用容器は請求項20に記載したように、フレッシ
ュコンクリートが収容される容器本体及び該容器本体の
上部開口を気密に閉じる蓋体からなり、該蓋体に空気
室、該空気室に連通する給気口及び前記フレッシュコン
クリート測定用容器内の気密空間と前記空気室との連通
及び非連通を切り替える作動弁並びに前記気密空間に連
通する注水口及び排水口を設けてなるフレッシュコンク
リート測定用容器において、空気ボンベに設けられた空
気噴出ノズルの先端を前記給気口に接続して該空気ボン
ベ内の空気を前記空気室に送り込むことができるように
前記給気口を構成するとともに、前記空気室内の圧力を
計測する圧力計測部を備え、該圧力計測部で計測された
初圧力及び平衡圧力をデータ出力可能に構成したもので
ある。
ト測定用容器は、前記給気口に圧力制限手段を設けると
ともに該圧力制限手段を前記空気室内の最高圧力が一定
値となるように構成したものである。
ト測定用容器は、前記蓋体に防水カバーを取り付けたも
のである。
ト測定用容器は、前記防水カバーを着脱自在に構成した
ものである。
ト測定用容器は、前記防水カバーを透明材料で形成した
ものである。
求項9の発明に係る単位水量測定装置及び請求項17の
発明に係るフレッシュコンクリート測定用容器において
は、注水口を蓋体の縁部近傍に設けるとともに蓋体の中
央近傍を挟んで注水口の反対側に位置する縁部近傍に排
水口を設けることで、気密空間のうち、先行収容された
フレッシュコンクリートの上方に形成された注水空間に
注水口を介して注水する際、注水口から排水口に向かう
流れが注水空間に形成されるように構成してある。
排水口に向かう流れに乗って排水口から排出されるとと
もに、仮に蓋体の裏面に気泡として付着したとしても、
注水口から排水口に向かう流れの力によって該裏面から
気泡が離脱し、上述した流れに乗って排水口から排出さ
れる。
トが収容され、その上部開口を気密に閉じることができ
る構造になっていれば、どのようなものでもよい。
んで互いに反対に位置する縁部近傍にそれぞれ設けるの
であれば、どのように設けてもよいし、必ずしも一つず
つとは限らず、例えば数個ずつ設けるようにしてもよ
い。
してもよいが、該容器本体が載置される傾斜台座を備え
た場合においては、蓋体の裏面が注水口から排水口に沿
って上向き勾配となるように、容器本体を傾斜台座の上
に置いて使用する。
着しにくくなるとともに、付着したとしても、上述した
注水口から排水口に向かう流れの力によって容易に離脱
し、かくして、注水空間に空気が残留するのをほぼ完全
に防止することができる。
に沿って上向き勾配となるように構成した場合において
も、傾斜台座を用いた場合の作用と同様、蓋体の裏面に
気泡が付着しにくくなるとともに、付着したとしても、
上述した注水口から排水口に向かう流れの力によって容
易に離脱し、かくして、注水空間に空気が残留するのを
ほぼ完全に防止することができる。
斜台座をさらに併用することで、蓋体の裏面の上向き勾
配をさらに大きくし、気泡の残留を完全に防止すること
が可能となる。
求項12の発明に係る単位水量測定装置及び請求項20
の発明に係るフレッシュコンクリート測定用容器におい
ては、空気ボンベに設けられた空気噴出ノズルの先端を
給気口に接続し、該空気ボンベ内の空気を空気室に送り
込むことができるように該給気口を構成してある。
きに、空気ボンベからの空気の送込みが終了するよう
に、空気ボンベや給気口を構成しておくことにより、従
来のように、ハンドポンプで空気を送り込んだ後、圧力
調整弁を操作して圧力を調整するといった手間が省略さ
れる。
に、空気ボンベからの空気の送込みが終了する構成は任
意であって、空気ボンベ内の気圧と空気室の圧力とが平
衡したときにちょうど一定値になるように空気ボンベを
構成しておくことも考えられるが、給気口に圧力制限手
段を設けるとともに該圧力制限手段を空気室内の最高圧
力が一定値となるように構成しておけば、より確実な圧
力設定が可能となる。なお、かかる一定値は、従来のよ
うに100kPaに設定する必要はない。
することができる。
置及びフレッシュコンクリート測定用容器において、蓋
体に防水カバーを取り付けるようにすると、蓋体の上面
が直接濡れることがなくなる一方、防水カバーが水で濡
れた場合には、防水カバーをできるだけ凹凸がないよう
に構成しておくことによって、水の拭取りが容易にな
る。
位水量測定装置及びフレッシュコンクリート測定用容器
をフレッシュコンクリートの単位容積質量の測定に利用
する際、付着水による質量計測誤差を小さくすることが
可能となる。
しておけば、長期間の使用の間に防水カバーから内部に
浸水した水の除去を行うことが可能となり、メンテナン
スが配慮された構造となる。
ておけば、圧力計測部としてデジタル式の圧力センサー
を採用したとき、該圧力センサーが例えば液晶表示する
圧力値を防水カバーを通して監視することが可能とな
る。
置で空気量を測定するには、まず、圧力計測部で初圧力
及び平衡圧力を計測し、次いで、かかる初圧力及び平衡
圧力を、予め記憶された任意の初圧力及び平衡圧力とフ
レッシュコンクリートの空気容積との関連付けデータに
適用することによって、フレッシュコンクリートに含ま
れる空気容積を算出するとともに該空気容積をフレッシ
ュコンクリートの容積V1で除することでフレッシュコ
ンクリートの空気量A1(%)を演算処理部にて算出す
る。
100kPaという決められた値に設定する必要がなく
なり、空気量の算定が容易になる(JISで規定された
「フレッシュコンクリートの空気量の圧力による試験方
法」参照)。
てもよいし、パソコンと該パソコンで動作するアプリケ
ーションソフトとで構成してもよい。
水量測定装置は、以下の内容を原理とするものである。
なお、以下の説明では、質量や容量に関して具体的な単
位で説明するが、これはあくまで発明を理解しやすくす
るための便宜であって、例えばkgがgであっても、発
明の本質からなんら逸脱するものではない。
明において、フレッシュコンクリートを混練する前のコ
ンクリート単位容積V0、単位水量W0、空気量(%)A
0及び単位容積質量γ0とは、示方配合や現場配合で設定
された数値のみならず、水、セメント、細骨材、粗骨材
といった各コンクリート材料を計量したときの実測値を
も含む概念であるが、ここでは、発明の理解の便宜のた
め、示方配合で設定された数値として説明する。
なる。 W0+C0+S0+G0=M0 (11) W0/ρw+C0/ρc+S0/ρs+G0/ρG=V0・(1−A0/100) ( 12)
(kg) S0;フレッシュコンクリート1m3当たりの細骨材量(k
g) G0;フレッシュコンクリート1m3当たりの粗骨材量(k
g) M0;フレッシュコンクリート1m3当たりの質量合計(k
g) ρw;水密度(g/cm3) ρc;セメント密度(g/cm3) ρs;細骨材密度(g/cm3) ρG;粗骨材密度(g/cm3) V0;フレッシュコンクリートの容積=1m3 A0;フレッシュコンクリートの空気量(%)
位容積質量γ0(kg/m3)は、次式のように表すこと
ができる。 γ0=M0/V0 =(W0+C0+S0+G0)/((W0/ρw+C0/ρc+S0/ρs+G0/ ρG)/(1−A0/100)) (13)
リートの単位容積質量(kg/m3)をγ1とすると、か
かるγ1は、本来であれば示方配合通り、 γ1=M0/V0 =(W0+C0+S0+G0)/((W0/ρw+C0/ρc+S0/ρs+G0/ ρG)/(1−A0/100)) (14) となるはずである。
は、示方配合のγ0に一致しないことが多い。
って湿り状態がさまざまであるため、細骨材の実際の表
面水率が示方配合で予想された細骨材の表面水率とは相
違し、両者の間に誤差を生じがちであることに主に起因
し、さらに空気量がやはり示方配合上の空気量とは異な
ることも原因となる。
より、細骨材の表面水率に関する誤差を逆に利用するこ
とで単位水量を推定することができるという画期的な技
術思想である。
関して誤差が生じやすく、そのため、実際に計測された
フレッシュコンクリートの単位容積質量(kg/m3)γ
1は、示方配合のγ0とは一般的には一致しない。
0中に、実際にはΔWs(kg)の表面水が含まれていた
とすると、フレッシュコンクリートの容積に関しては、
実際には次式のようになる。すなわち、 (W0/ρw+ΔWs/ρw)+C0/ρc+(S0/ρs−ΔWs/ρs)+G0/ρG =V1・(1−A1/100) (16)
(%)
ら ΔWs(1/ρw−1/ρs) =V1・(1−A1/100)−V0・(1−A0/100) (17) なる関係が導かれる。
フレッシュコンクリート1m3当たりの質量合計に関し
ては、示方配合と製造された実際のものとの間に差は生
じないので、 となる。
ついて解くと、 ΔWs=((γ0/γ1)・V0・(1−A1/100)−V0・(1−A0/10 0))/(1/ρw−1/ρs) (19) となるので、製造されたフレッシュコンクリートに含ま
れる実際の水量W1は、 W1=W0+ΔWs (20) となる。
違っていたことに起因して、製造されたフレッシュコン
クリートの容積は、示方配合上の容積V0ではなく、V1
となる。
リートの単位水量は、W1ではなく、次式で表される
W1′、すなわち W1′=W1/V1 (24) となる。
とを実際に計測し、これを(19)式に代入してΔWs
を算出すれば、(24)式により、製造されたフレッシ
ュコンクリートの単位水量W1′(kg/m3)を求める
ことができる。
m3)、単位細骨材量S1′(kg/m3)、単位粗骨材
量G1′(kg/m3)についても、以下の式でそれぞれ
算出することができる。 C1′=C1/V1 (24) S1′=S1/V1 (25) G1′=G1/V1 (26)
定装置を用いてフレッシュコンクリートの単位水量を測
定するには、まず、圧力計測部で初圧力及び平衡圧力を
計測するとともに、フレッシュコンクリートの質量を質
量計測部で、容積V1を所定の方法で計測しておき、次
いで、かかる質量、容積、初圧力及び平衡圧力からフレ
ッシュコンクリートの単位容積質量γ1及び空気量A
1(%)を演算処理部で演算する。
にあたっては、圧力計測部で計測された初圧力及び平衡
圧力を、予め記憶された任意の初圧力及び平衡圧力とフ
レッシュコンクリートの空気容積との関連付けデータに
適用することによって、フレッシュコンクリートに含ま
れる空気容積を算出するとともに該空気容積をフレッシ
ュコンクリートの容積V1で除することで得られる。
100kPaという決められた値に設定する必要がなく
なり、空気量の算定が容易になる(JISで規定された
「フレッシュコンクリートの空気量の圧力による試験方
法」参照)。
前のコンクリート容積V0、水量W0、空気量A0(%)
及び単位容積質量γ0を所定のデータとして入力部を用
いて入力し、かかるデータを演算処理部に伝送する。
と、演算処理部で演算された空気量A1(%)及び単位
容積質量γ1とから、以下の演算を演算処理部にて行
う。
ンクリートの水量W1を、ρw、ρsをそれぞれ水、細骨
材の密度として、次式、 W1=W0+ΔWs (1) ΔWs=((γ0/γ1)・V0・(1−A1/100)−V0・(1−A0/100 ))/(1/ρw−1/ρs) (2) で算出し、次いで、算出されたW1と前記フレッシュコ
ンクリートの容積V1を用いて該フレッシュコンクリー
トの単位水量W1′を次式、 W1′=W1/V1 (3) により演算する。
秤で構成することができる。
てもよいし、パソコンと該パソコンで動作するアプリケ
ーションソフトとで構成してもよい。
成することができる。
部が計測する空気室内の初圧力とは、フレッシュコンク
リート測定用容器内の気密空間と空気室とを非連通とし
た状態で該空気室への空気の送込みが終了した時点にお
ける圧力を意味し、平衡圧力とは、フレッシュコンクリ
ート測定用容器内の気密空間と空気室とを連通させた
後、該気密空間の圧力と空気室内の圧力とが平衡状態に
達した時点での圧力を意味するものとする。なお、本発
明の圧力計測部は、空気室内の圧力を計測できればよい
のであって、該圧力計測部自体を空気室内に設置する場
合はもちろん、空気室外に設ける場合をも包摂するもの
である。
置、単位水量測定装置及びフレッシュコンクリート測定
用容器の実施の形態について、添付図面を参照して説明
する。なお、従来技術と実質的に同一の部品等について
は同一の符号を付してその説明を省略する。
装置1を示した全体ブロック図、同図(b)は、該空気量
測定装置1に備えられたフレッシュコンクリート測定用
容器16の断面図である。これらの図でわかるように、
本実施形態に係る空気量測定装置1は、フレッシュコン
クリート測定用容器16と該フレッシュコンクリート測
定用容器に設けられた圧力計測部としての圧力センサー
5と該圧力センサーに接続された演算処理部17とから
概ね構成してある。
は、フレッシュコンクリートが収容される容器本体2
と、該容器本体の上部開口を気密に閉じる蓋体3とから
構成してあり、蓋体3には、空気室4と、該空気室に連
通する給気口6と、容器本体2及び蓋体3で囲まれた気
密空間8と空気室4との連通及び非連通を切り替える作
動弁7とを設けてある。
室4内に設置してあり、該空気室内の圧力を計測してそ
の初圧力及び平衡圧力を演算処理部17にデータ出力す
るようになっている。
圧力センサーで構成すればよいが、できるだけ精度の高
いデジタルセンサーを用いるのが望ましい。
バー15を持ち上げる力や図示しないバネの力を利用し
て押下げロッド9を押し下げ、該押下げロッドの下端に
設けられた弁体10を空気室4の底板11に穿孔された
連通孔12に嵌め込むことで、気密空間8と空気室4と
を非連通とするとともに、逆に操作レバー15を押し下
げることによって押下げロッド9を引き上げて弁体10
を連通孔12から外し、気密空間8と空気室4とを連通
させることができるようになっている。
注水口13と排水口14とを設けてあり、注水口13
は、先端を鉛直に起立させた状態で注水できる一方、こ
れを水平に倒すことにより図示しない弁の作用で流路を
塞ぎ、水密性及び気密性を確保できるようになってい
る。また、排水口14は、先端の操作弁を排水位置に回
転させることで排水できる一方、該操作弁を非排水位置
に戻すことで水密性及び気密性を確保できるようになっ
ている。
に設けてあるとともに、蓋体3の中央近傍を挟んで注水
口13の反対側に位置する縁部近傍に排水口14を設け
てあり、気密空間8のうち、先行収容されたフレッシュ
コンクリートの上方に形成された注水空間に注水口13
を介して注水する際、注水口13から排水口14に向か
う流れが注水空間に形成されるように構成してある。
ボンベに設けられた空気噴出ノズルの先端を接続して該
空気ボンベ内の空気を空気室4に送り込むことができる
ように構成してあり、該給気口には、圧力制限手段であ
るリリーフ弁を設けるとともに該リリーフ弁を空気室4
内の最高圧力が所望の値になるように構成してある。
で動作するアプリケーションソフトとで構成することが
可能であり、必要に応じて図示しないプリンターや記憶
装置を設けるようにすればよい。
力及び平衡圧力とフレッシュコンクリートの空気容積と
の関連付けデータを予め図示しない記憶装置に記憶させ
てあり、かかる関連付けデータに圧力センサー5で計測
された初圧力及び平衡圧力を適用することによって、フ
レッシュコンクリートに含まれる空気容積を算出し、該
空気容積をフレッシュコンクリートの容積V1で除す
る、すなわち、 空気量A1(%)=(空気容積/V1)・100 なる式によって、フレッシュコンクリートの空気量A1
(%)を算出することができるようになっている。
て空気量を測定するには、まず、図2(a)に示すように
容器本体2に所定量のフレッシュコンクリートを入れ、
次いで、容器本体2に蓋体3を取り付けて空気が漏れな
いように気密に連結する。
ッシュコンクリートの上に注水空間21が形成される。
7を操作して空気室4の底板11に穿孔された連通孔1
2を塞いでおき、かかる状態で排水口14から水が溢れ
るまで、注水口13から水を注水する。
気は、注水口13から排水口14に向かう同図矢印に示
した流れに乗って排水口14から排出されるとともに、
仮に蓋体3の裏面に気泡として付着したとしても、注水
口13から排水口14に向かう流れの力によって該裏面
から気泡が離脱し、上述した流れに乗って排水口14か
ら排出される。
空間21に水が満たされたことが確認されたならば、注
水口13及び排水口14を閉じて水密性及び気密性を確
保する。
の空気ボンベ31に設けられた空気噴出ノズルの先端を
給気口6に接続して該空気ボンベ内の空気を空気室4に
送り込む。
したならば、空気ボンベ31による給気を終える。な
お、どのように給気を終えるかは任意であり、演算処理
部17が組み込まれたパソコンのディスプレイに圧力セ
ンサー5からの圧力値をリアルタイムに表示させながら
圧力を監視し、予め設定された初圧力に達したならば、
空気ボンベ31を抜くようにしてもよいし、給気口6に
内蔵されたリリーフ弁を所望の初圧力に設定するように
してもよい。
を構造上の安全性の観点から定めるようにすることも考
えられる。
作動弁7の弁体10を連通孔12から抜き、空気室4と
気密空間8とを連通させる。
高圧空気が連通孔12を介して気密空間に収容されてい
るフレッシュコンクリート及び水に作用し、フレッシュ
コンクリートに含まれている空気量に応じて空気室4の
圧力が低下する。
ー5からリアルタイムにパソコンの演算処理部17に送
られており、一定時間が経過しても圧力が実質的に低下
しなくなったとき、つまり、空気室4内の圧力と気密空
間8内の圧力とが平衡状態に達したとき、その圧力を平
衡圧力として自動的に取得させるように演算処理部17
を構成しておくことが考えられる。
部17にデータ転送されてきた初圧力及び平衡圧力を、
図示しない記憶装置に記憶させてある任意の初圧力及び
平衡圧力とフレッシュコンクリートの空気容積との関連
付けデータに適用することによって、フレッシュコンク
リートに含まれる空気容積を演算処理部17にて算出
し、該空気容積をフレッシュコンクリートの容積V1で
除する、すなわち、 空気量A1(%)=(空気容積/V1)・100 なる式によって、フレッシュコンクリートの空気量A1
(%)を算出する。
については、容器本体2に入れる前に事前に計測してお
いてもよいし、例えばロードセル秤を利用して以下のよ
うに算出することができる。
測定用容器16にフレッシュコンクリートを入れた状態
の質量W2を計測し(図2(a))、次いで、該フレッシュ
コンクリートが収容された状態のフレッシュコンクリー
ト測定用容器16内の注水空間21に水を満たした状態
の質量W3を計測し(同図(b))、しかる後、フレッシュ
コンクリート測定用容器16の内容積(既知)から注水
量、すなわち(W3−W2)を差し引いてフレッシュコン
クリートの容積V1とすればよい。
気量測定装置1によれば、注水口13を蓋体3の縁部近
傍に設けるとともに蓋体3の中央近傍を挟んで注水口1
3の反対側に位置する縁部近傍に排水口14を設けるこ
とで、気密空間8のうち、先行収容されたフレッシュコ
ンクリートの上方に形成された注水空間21に注水口1
3を介して注水する際、注水口13から排水口14に向
かう流れが注水空間21に形成される。
13から排水口14に向かう流れに乗って排水口14か
ら排出されるとともに、仮に蓋体3の裏面に気泡として
付着したとしても、注水口13から排水口14に向かう
流れの力によって該裏面から気泡が離脱し、上述した流
れに乗って排水口から排出される。
る形で注水空間21に空気が残留するおそれは少なくな
り、空気量の測定精度が向上する。
によれば、カートリッジ式の空気ボンベ31に設けられ
た空気噴出ノズルの先端を給気口6に接続し、該空気ボ
ンベ内の空気を空気室4に送り込むようにしたので、従
来のような面倒で故障が多いハンドポンプを使用する必
要がなくなる。
にすれば、空気室4内の圧力は、該リリーフ弁の最高圧
力に設定される。そのため、従来のように、ハンドポン
プで多めに空気を送り込み、次いで、圧力調整弁で少し
ずつ空気を抜きながら所望の値に設定するという煩雑な
作業が不要となる。
としてのリリーフ弁を設けるようにしたが、空気室4内
の圧力は、データ転送されたパソコンのディスプレイ上
でリアルタイムに確認することができるので、ディスプ
レイに表示された圧力を見ながら該圧力が初圧力に達し
たときに、操作員が空気ボンベ31を抜く場合であって
かつ安全面でも支障がないのであれば、給気口6に圧力
制限手段を設ける必要はない。
面に置いて使用したが、図4に示すように、くさび状断
面を有する傾斜台座41を別途備えるとともに、蓋体3
の裏面が注水口13から排水口14に沿って上向き勾配
となるように、容器本体2を傾斜台座41の上に置いて
使用するようにしてもよい。
は、蓋体3の裏面に垂直に作用する成分のみならず、蓋
体3の裏面に平行な成分(斜め上向き方向成分)が生じ
るため、蓋体3の裏面にいったん付着したとしても、か
かる斜め上向き方向成分の浮力によって自然に排水口1
4に移動し、結果として蓋体3の裏面に気泡が付着しに
くくなるとともに、付着したとしても、上述した注水口
13から排水口14に向かう流れの力によって容易に離
脱し、かくして、注水空間21に空気が残留するのをほ
ぼ完全に防止することができる。
が、フレッシュコンクリート測定用容器16に代えて図
5に示すフレッシュコンクリート測定用容器51を用い
るようにしてもよい。
フレッシュコンクリート測定用容器16と同様、フレッ
シュコンクリートが収容される容器本体2と、該容器本
体の上部開口を気密に閉じる蓋体52とから概ね構成し
てあり、蓋体52についても蓋体3と同様、空気室4
と、該空気室内の圧力を計測する圧力センサー5と、空
気室4に連通する給気口6と、容器本体2及び蓋体52
で囲まれた気密空間8と空気室4との連通及び非連通を
切り替える作動弁7とを設けてあるとともに、気密空間
8に連通する注水口13と排水口14とを蓋体52の中
央近傍を挟んで互いに反対側の縁部近傍にそれぞれ設け
てあり、気密空間8のうち、先行収容されたフレッシュ
コンクリートの上方に形成された注水空間に注水口13
を介して注水する際、注水口13から排水口14に向か
う流れが注水空間に形成されるように構成してあるが、
本変形例では、蓋体52の裏面を注水口13から排水口
14に沿って上向き勾配となるように構成してある。
が溢れるまで、注水口13から水を注水する際、注水空
間に存在していた空気は図6に示すように、注水口13
から排水口14に向かう同図矢印に示した流れに乗って
排水口14から排出されるとともに、仮に蓋体52の裏
面に気泡として付着したとしても、注水口13から排水
口14に向かう流れの力によって該裏面から気泡が離脱
し、上述した流れに乗って排水口14から排出される。
は、蓋体52の裏面に垂直に作用する成分のみならず、
蓋体52の裏面に平行な成分(斜め上向き方向成分)が
生じるため、蓋体52の裏面にいったん付着したとして
も、かかる斜め上向き方向成分の浮力によって自然に排
水口14に移動し、結果として蓋体52の裏面に気泡が
付着しにくくなるとともに、付着したとしても、上述し
た注水口13から排水口14に向かう流れの力によって
容易に離脱する。
が蓋体52の裏面に付着する形で注水空間に空気が残留
するおそれがほとんどなくなり、空気量の測定精度は格
段に向上する。
勾配が十分でない場合には、図4と同様、くさび状断面
を有する傾斜台座41を別途備えるとともに、蓋体52
の裏面が注水口13から排水口14に沿ってさらに上向
き勾配となるように、容器本体2を傾斜台座41の上に
置いて使用するようにしてもよい。
作用がさらに高まり、注水空間に空気が残留するのをほ
ぼ完全に防止することができる。
お、第1実施形態と実質的に同一の部品等については同
一の符号を付してその説明を省略する。
置61を示したブロック図及び具体的な装置構成図であ
る。同図でわかるように、本実施形態に係る単位水量測
定装置61は、フレッシュコンクリート測定用容器16
と、該フレッシュコンクリート測定用容器に設けられた
圧力計測部としての圧力センサー5と、フレッシュコン
クリート測定用容器16の質量を計測する質量計測部と
してのロードセル秤62と、圧力センサー5及びロード
セル秤62が接続された演算処理部63と、該演算処理
部に所定のデータを伝送する入力部64とから概ね構成
してある。
であるパソコン65及び該パソコンで動作するソフトウ
ェアの一部として構成してあるとともに、入力部64
は、パソコン65のキーボード64として構成してあ
る。また、パソコン65には、記憶装置66を設けてあ
る。なお、パソコン65には必要に応じて図示しないプ
リンター等を適宜接続するようにしてもよいことは言う
までもない。
及びロードセル秤62が接続してあり、演算処理部63
は、圧力センサー5及びロードセル秤62から伝送され
てきた計測データを演算処理できるようになっている。
圧力とフレッシュコンクリートの空気容積との関連付け
データを予め記憶させてあり、かかる関連付けデータに
圧力センサー5で計測された初圧力及び平衡圧力を適用
することによって、フレッシュコンクリートに含まれる
空気容積を算出し、該空気容積をフレッシュコンクリー
トの容積V1で除する、すなわち、 空気量A1(%)=(空気容積/V1)・100 なる式によって、フレッシュコンクリートの空気量A1
(%)を算出することができるようになっている。
混練する前のコンクリート単位容積V0、単位水量W0、
空気量A0(%)及び単位容積質量γ0をデータとして入
力するようになっており、演算処理部63は、該入力部
から伝送されてきた上述の各データと、演算された空気
量A1(%)及び単位容積質量γ1とから、実際に製造さ
れたフレッシュコンクリートの水量W1を演算できるよ
うになっている。
用いてフレッシュコンクリートの単位水量を測定するに
は、まず、示方配合で定められた水、セメント、細骨材
及び粗骨材を混練製造してなるフレッシュコンクリート
の空気量A1(%)を演算処理部63で演算するととも
に、その質量W及び容積V1をロードセル秤62を用い
てそれぞれ計測し、次いで、計測された質量Wと容積V
1とからフレッシュコンクリートの単位容積質量γ1を次
式、 単位容積質量γ1=質量W/容積V1 を用いて演算処理部63で演算する。
ンクリートの質量Wを測定するにあたっては、予め、空
のフレッシュコンクリート測定用容器16の質量W1を
計測しておき、次いで、フレッシュコンクリート測定用
容器16にフレッシュコンクリートを入れた状態の質量
W2を同様に計測し、しかる後、質量W2から質量W1を
差し引いてフレッシュコンクリートの質量Wとすればよ
い。
を計測するには、上述した質量計測が終了した後、該フ
レッシュコンクリートが収容された状態のフレッシュコ
ンクリート測定用容器16内の気密空間8のうち、フレ
ッシュコンクリートの上方に形成された注水空間21に
注水口16を介して水を満たし、かかる状態の質量W 3
を再度計測し、しかる後、フレッシュコンクリート測定
用容器16の内容積(既知)から注水量、すなわち(W
3−W2)を差し引いてフレッシュコンクリートの容積V
1とすればよい。
シュコンクリート測定用容器16に入れ、次いで、該フ
レッシュコンクリート測定用容器内の注水空間に水を満
たす手順は、第1実施形態と同様であるので、詳細な説
明は省略するが、排水口14から水が溢れるまで注水口
13から水を注水する際、注水空間21に存在していた
空気は、注水口13から排水口14に向かう流れ(図2
(b)参照)に乗って排水口14から排出されるととも
に、仮に蓋体3の裏面に気泡として付着したとしても、
注水口13から排水口14に向かう流れの力によって該
裏面から気泡が離脱し、上述した流れに乗って排水口1
4から排出される。
空間21に水が満たされたことが確認されたならば、注
水口13及び排水口14を閉じて水密性及び気密性を確
保する。
1(%)を演算処理部63で計測するには、上述したよ
うにフレッシュコンクリートの容積計測が終わった後、
水が満たされた状態のまま、カートリッジ式の空気ボン
ベ31に設けられた空気噴出ノズルの先端を給気口6に
接続して該空気ボンベ内の空気を空気室4に送り込む。
したならば、空気ボンベ31による給気を終える。な
お、どのように給気を終えるかは任意であり、パソコン
65のディスプレイに圧力センサー5からの圧力値をリ
アルタイムに表示させながら圧力を監視し、予め設定さ
れた初圧力に達したならば、空気ボンベ31を抜くよう
にしてもよいし、給気口6に内蔵されたリリーフ弁を所
望の初圧力に設定するようにしてもよい。
を構造上の安全性の観点から定めるようにすることも考
えられる。
作動弁7の弁体10を連通孔12から抜き、空気室4と
気密空間8とを連通させる。
高圧空気が連通孔12を介して気密空間に収容されてい
るフレッシュコンクリート及び水に作用し、フレッシュ
コンクリートに含まれている空気量に応じて空気室4の
圧力が低下する。
ー5からリアルタイムにパソコン65の演算処理部63
に送られており、一定時間が経過しても圧力が実質的に
低下しなくなったとき、つまり、空気室4内の圧力と気
密空間8内の圧力とが平衡状態に達したとき、その圧力
を平衡圧力として自動的に取得させるように演算処理部
63を構成しておくことが考えられる。
部63にデータ転送されてきた初圧力及び平衡圧力を、
記憶装置66に記憶させてある任意の初圧力及び平衡圧
力とフレッシュコンクリートの空気容積との関連付けデ
ータに適用することによって、フレッシュコンクリート
に含まれる空気容積を演算処理部63にて算出し、該空
気容積をフレッシュコンクリートの容積V1で除する、
すなわち、 空気量A1(%)=(空気容積/V1)・100 なる式によって、フレッシュコンクリートの空気量A1
(%)を算出する。
できるだけ多くの初圧力及び平衡圧力に対して空気容積
を計測して作成しておくのが望ましいが、多くの初圧力
及び平衡圧力に対して計測することができないために、
圧力センサー5から伝送されてきた初圧力及び平衡圧力
を当てはめることができない場合には、適宜補間するよ
うにしてもよいし、予め計測された任意の初圧力及び平
衡圧力と空気容積との関係を用いて近似式を作成し、こ
れを関連付けデータとしてもよい。
におけるコンクリート単位容積V0(=1m3)、単位水
量W0、空気量A0(%)及び単位容積質量γ0(kg/
m3)を所定のデータとして入力部64を用いて入力
し、かかるデータを演算処理部63に伝送する。ここ
で、W0は、フレッシュコンクリート1m3当たりの水量
(kg)である。なお、かかる工程と上述した単位容積質量
γ1を求める工程とは同時進行でもよいし、逆の手順に
なってもよいことは言うまでもない。
ータと、演算処理部63で演算された空気量A1(%)
及び単位容積質量γ1とからフレッシュコンクリートの
単位水量W1′を算出する演算を演算処理部63にて行
う。
ンクリートの水量W1を、ρw、ρsをそれぞれ水、細骨
材の密度(g/cm3)として、次式、 W1=W0+ΔWs (1) ΔWs=((γ0/γ1)・V0・(1−A1/100)−V0・(1−A0/100 ))/(1/ρw−1/ρs) (2) で算出し、次いで、算出されたW1とフレッシュコンク
リートの容積V1を用いて該フレッシュコンクリートの
単位水量W1′を次式、 W1′=W1/V1 (3) により演算する。
レッシュコンクリートの単位水量測定装置61によれ
ば、細骨材の表面水率に関する当初の設定値が実際の表
面水率と誤差を生じ、その結果、単位容積質量が示方配
合と実際に製造されたものと違った値になったとして
も、むしろ、これを利用し、実際に製造された単位容積
質量γ1と空気量A1とを計測することによって、実際に
製造されたフレッシュコンクリートの単位水量を簡便か
つ高い精度で推定することが可能となる。
造されたものとの間で一致した場合には、細骨材の表面
水率の設定値は実際のものと同じであり、したがって、
単位水量は、示方配合の単位水量と同じであると考える
ことができる。
61によれば、注水口13を蓋体3の縁部近傍に設ける
とともに蓋体3の中央近傍を挟んで注水口13の反対側
に位置する縁部近傍に排水口14を設けることで、気密
空間8のうち、先行収容されたフレッシュコンクリート
の上方に形成された注水空間21に注水口13を介して
注水する際、注水口13から排水口14に向かう流れが
注水空間21に形成される。
13から排水口14に向かう流れに乗って排水口14か
ら排出されるとともに、仮に蓋体3の裏面に気泡として
付着したとしても、注水口13から排水口14に向かう
流れの力によって該裏面から気泡が離脱し、上述した流
れに乗って排水口から排出される。
る形で注水空間21に空気が残留するおそれは少なくな
り、空気量の測定精度が向上する。そして、かかる空気
量測定精度の向上に伴って、上述した単位水量の算出精
度が向上することは言うまでもない。
61によれば、カートリッジ式の空気ボンベ31に設け
られた空気噴出ノズルの先端を給気口6に接続し、該空
気ボンベ内の空気を空気室4に送り込むようにしたの
で、従来のような面倒で故障が多いハンドポンプを使用
する必要がなくなる。
にすれば、空気室4内の圧力は、該リリーフ弁の最高圧
力に設定される。そのため、従来のように、ハンドポン
プで多めに空気を送り込み、次いで、圧力調整弁で少し
ずつ空気を抜きながら所望の値に設定するという煩雑な
作業が不要となる。
を混練する前のコンクリート単位容積V0、単位水量
W0、空気量(%)A0及び単位容積質量γ0を示方配合
で設定された数値としたが、これに代えて、現場配合で
設定された数値を用いてもよいし、各コンクリート材料
の計量に誤差があったにも本発明を適用することが可能
である。
限手段としてのリリーフ弁を設けるようにしたが、空気
室4内の圧力は、データ転送されたパソコン65のディ
スプレイ上でリアルタイムに確認することができるの
で、ディスプレイに表示された圧力を見ながら該圧力が
初圧力に達したときに、操作員が空気ボンベ31を抜く
場合であってかつ安全面でも支障がないのであれば、給
気口6に圧力制限手段を設ける必要はない。
が、くさび状断面を有する傾斜台座41を別途備えると
ともに、注水を行う際だけフレッシュコンクリート測定
用容器16をロードセル秤62から傾斜台座41に載せ
替えるようにしてもよい(図4参照)。この場合、蓋体
3の裏面が注水口13から排水口14に沿って上向き勾
配となるように、容器本体2を傾斜台座41の上に置
く。
は、蓋体3の裏面に垂直に作用する成分のみならず、蓋
体3の裏面に平行な成分(斜め上向き方向成分)が生じ
るため、蓋体3の裏面にいったん付着したとしても、か
かる斜め上向き方向成分の浮力によって自然に排水口1
4に移動し、結果として蓋体3の裏面に気泡が付着しに
くくなるとともに、付着したとしても、上述した注水口
13から排水口14に向かう流れの力によって容易に離
脱し、かくして、注水空間21に空気が残留するのをほ
ぼ完全に防止することができる。
が、フレッシュコンクリート測定用容器16に代えて図
5に示したフレッシュコンクリート測定用容器51を用
いるようにしてもよい。
は、第1実施形態で説明したので詳細な説明は省略する
が、かかるフレッシュコンクリート測定用容器51を用
いて注水を行った場合においては、フレッシュコンクリ
ート測定用容器16と同様、注水空間に存在していた空
気は、注水口13から排水口14に向かう流れ(図6参
照)に乗って排水口14から排出されるとともに、仮に
蓋体52の裏面に気泡として付着したとしても、注水口
13から排水口14に向かう流れの力によって該裏面か
ら気泡が離脱し、上述した流れに乗って排水口14から
排出される。
51の場合については、気泡に作用する浮力は、蓋体5
2の裏面に垂直に作用する成分のみならず、蓋体52の
裏面に平行な成分(斜め上向き方向成分)が生じるた
め、蓋体52の裏面にいったん付着したとしても、かか
る斜め上向き方向成分の浮力によって自然に排水口14
に移動し、結果として蓋体52の裏面に気泡が付着しに
くくなるとともに、付着したとしても、上述した注水口
13から排水口14に向かう流れの力によって容易に離
脱する。
する形で注水空間に空気が残留するおそれがほとんどな
くなり、空気量の測定精度は格段に向上する。
勾配が十分でない場合には、図4と同様、くさび状断面
を有する傾斜台座41を別途備えるとともに、蓋体52
の裏面が注水口13から排水口14に沿ってさらに上向
き勾配となるように、容器本体2を傾斜台座41の上に
置いて注水作業を行うようにしてもよい。
作用がさらに高まり、注水空間に空気が残留するのをほ
ぼ完全に防止することができる。
法による空気量測定を前提としたが、水を使用しない場
合にも適用することが可能であり、気泡の残留防止以外
の作用効果については、上述した各実施形態と同様の作
用効果が得られることは言うまでもない。
ッジ式の空気ボンベ31を用いて空気を空気室4に送り
込むようにしたが、これに代えて、従前通り、ハンドポ
ンプを用いて給気を行い、図示しない圧力調整弁を用い
て圧力の調整を行うようにしてもかまわない。
使用することによる作用効果を除き、上述した各実施形
態と同様の作用効果が得られることは言うまでもない。
かったが、本発明の蓋体に防水カバーを取り付けるよう
にしてもよい。
した場合を示したフレッシュコンクリート測定用容器1
6の断面図である。同図でわかるように、本変形例に係
るフレッシュコンクリート測定用容器71は、蓋体3に
防水カバー72を取り付けてある。
7、給気口6、圧力計5及び排水口14が貫通する構造
となるが、各貫通箇所においては、それぞれ適当なシー
リング材やコーキング材を用いて内部への浸水を防止す
るようにすればよい。なお、作動弁7については、押下
げロッド9が昇降するため、摺動部材との間でも水密性
を確保できる公知のシール機構を採用する。例えば、押
下げロッド9の昇降ストロークは限定されているため、
かかるストロークの範囲で伸縮自在なゴムなどの円筒体
からなる防水部材を用いて押下げロッド9の貫通箇所の
水密性を確保するようにすればよい。
れることがなくなる一方、防水カバー72が水で濡れた
場合には、該防水カバーをできるだけ凹凸がないように
構成しておくことによって、水の拭取りが容易になる。
用容器71をフレッシュコンクリートの単位容積質量の
測定に利用する場合において、付着水による質量計測誤
差を小さくすることが可能となる。なお、フレッシュコ
ンクリート測定用容器71は、防水カバー72を取り付
けた点以外は、フレッシュコンクリート測定用容器16
と同一の構成であるので、ここではその説明を省略す
る。
に構成しておけば、長期間の使用の間に防水カバー72
から内部に浸水した水の除去を行うことが可能となり、
メンテナンスが配慮された構造となる。
の空気量測定装置によれば、注水空間の空気は、注水口
から排水口に向かう流れに乗って排水口から排出される
とともに、仮に蓋体の裏面に気泡として付着したとして
も、注水口から排水口に向かう流れの力によって該裏面
から気泡が離脱し、上述した流れに乗って排水口から排
出される。
形で注水空間に空気が残留するおそれは少なくなり、空
気量の測定精度が向上する。
置によれば、従来のように、ハンドポンプで空気を送り
込んだ後、調整弁を操作して圧力を調整するといった手
間を省略することが可能となる。
装置によれば、注水空間の空気は、注水口から排水口に
向かう流れに乗って排水口から排出されるとともに、仮
に蓋体の裏面に気泡として付着したとしても、注水口か
ら排水口に向かう流れの力によって該裏面から気泡が離
脱し、上述した流れに乗って排水口から排出される。
形で注水空間に空気が残留するおそれは少なくなり、空
気量の測定精度が向上する。
定装置によれば、従来のように、ハンドポンプで空気を
送り込んだ後、調整弁を操作して圧力を調整するといっ
た手間を省略することが可能となる。
り、(a)は全体ブロック図、(b)はフレッシュコンクリー
ト測定用容器の断面図。
気量を測定する様子を示した図。
用いて空気量を測定する様子を示した図。
器の断面図。
器を用いて空気量を測定する様子を示した図。
り、(a)は全体ブロック図、(b)は装置構成図。
器を示した断面図。
部) 6 給気口 7 作動弁 8 気密空間 13 注水口 14 排水口 16、51、71 フレッシュコンクリート
測定用容器 17 演算処理部 21 注水空間 31 空気ボンベ 41 傾斜台座 61 単位水量測定装置 62 ロードセル秤(質量計測
部) 63 演算処理部 64 キーボード(入力部) 72 防水カバー
Claims (24)
- 【請求項1】 フレッシュコンクリートが収容される容
器本体及び該容器本体の上部開口を気密に閉じる蓋体か
らなるフレッシュコンクリート測定用容器を備え、該蓋
体に空気室、該空気室に連通する給気口及び前記フレッ
シュコンクリート測定用容器内の気密空間と前記空気室
との連通及び非連通を切り替える作動弁並びに前記気密
空間に連通する注水口及び排水口を設けてなる空気量測
定装置において、 前記注水口を前記蓋体の縁部近傍に設けるとともに前記
蓋体の中央近傍を挟んで前記注水口の反対側に位置する
縁部近傍に前記排水口を設けることで、前記気密空間の
うち、先行収容されたフレッシュコンクリートの上方に
形成された注水空間に前記注水口を介して注水する際、
前記注水口から前記排水口に向かう流れが前記注水空間
に形成されるように構成するとともに、前記空気室内の
圧力を計測する圧力計測部と、前記圧力計測部で計測さ
れた初圧力、平衡圧力及び前記フレッシュコンクリート
の容積V1を用いて前記フレッシュコンクリートの空気
量A1(%)を演算する演算処理部とを備え、該演算処
理部を、予め記憶された任意の初圧力及び平衡圧力とフ
レッシュコンクリートの空気容積との関連付けデータに
前記圧力計測部で計測された前記初圧力及び平衡圧力を
適用することによって前記フレッシュコンクリートに含
まれる空気容積を算出し、該空気容積を前記フレッシュ
コンクリートの容積V1で除することで前記フレッシュ
コンクリートの空気量A1(%)を算出することができ
るように構成したことを特徴とする空気量測定装置。 - 【請求項2】 前記蓋体をその裏面が前記注水口から前
記排水口に沿って上向き勾配となるように構成した請求
項1記載の空気量測定装置。 - 【請求項3】 前記容器本体が載置される傾斜台座を備
えた請求項1又は請求項2記載の空気量測定装置。 - 【請求項4】 フレッシュコンクリートが収容される容
器本体及び該容器本体の上部開口を気密に閉じる蓋体か
らなるフレッシュコンクリート測定用容器を備え、該蓋
体に空気室、該空気室に連通する給気口及び前記フレッ
シュコンクリート測定用容器内の気密空間と前記空気室
との連通及び非連通を切り替える作動弁並びに前記気密
空間に連通する注水口及び排水口を設けてなる空気量測
定装置において、 空気ボンベに設けられた空気噴出ノズルの先端を前記給
気口に接続して該空気ボンベ内の空気を前記空気室に送
り込むことができるように前記給気口を構成するととも
に、前記空気室内の圧力を計測する圧力計測部と、前記
圧力計測部で計測された初圧力、平衡圧力及び前記フレ
ッシュコンクリートの容積V1を用いて前記フレッシュ
コンクリートの空気量A1(%)を演算する演算処理部
とを備え、該演算処理部を、予め記憶された任意の初圧
力及び平衡圧力とフレッシュコンクリートの空気容積と
の関連付けデータに前記圧力計測部で計測された前記初
圧力及び平衡圧力を適用することによって前記フレッシ
ュコンクリートに含まれる空気容積を算出し、該空気容
積を前記フレッシュコンクリートの容積V1で除するこ
とで前記フレッシュコンクリートの空気量A1(%)を
算出することができるように構成したことを特徴とする
空気量測定装置。 - 【請求項5】 前記給気口に圧力制限手段を設けるとと
もに該圧力制限手段を前記空気室内の最高圧力が一定値
となるように構成した請求項4記載の空気量測定装置。 - 【請求項6】 前記蓋体に防水カバーを取り付けた請求
項1乃至請求項5のいずれか一記載の空気量測定装置。 - 【請求項7】 前記防水カバーを着脱自在に構成した請
求項6記載の空気量測定装置。 - 【請求項8】 前記防水カバーを透明材料で形成した請
求項6記載の空気量測定装置。 - 【請求項9】 フレッシュコンクリートが収容される容
器本体及び該容器本体の上部開口を気密に閉じる蓋体か
らなるフレッシュコンクリート測定用容器を備え、該蓋
体に空気室、該空気室に連通する給気口及び前記フレッ
シュコンクリート測定用容器内の気密空間と前記空気室
との連通及び非連通を切り替える作動弁並びに前記気密
空間に連通する注水口及び排水口を設けてなる単位水量
測定装置において、 前記注水口を前記蓋体の縁部近傍に設けるとともに前記
蓋体の中央近傍を挟んで前記注水口の反対側に位置する
縁部近傍に前記排水口を設けることで、前記気密空間の
うち、先行収容されたフレッシュコンクリートの上方に
形成された注水空間に前記注水口を介して注水する際、
前記注水口から前記排水口に向かう流れが前記注水空間
に形成されるように構成するとともに、前記空気室内の
圧力を計測する圧力計測部と、前記フレッシュコンクリ
ート測定用容器の質量を計測する質量計測部と、前記圧
力計測部で計測された初圧力、平衡圧力及び前記フレッ
シュコンクリートの容積V1を用いて前記フレッシュコ
ンクリートの単位容積質量γ1及び空気量A1(%)を演
算する演算処理部と、該演算処理部に所定のデータを伝
送する入力部とを備え、該入力部は、前記フレッシュコ
ンクリートを混練する前のコンクリート単位容積V0、
単位水量W0、空気量A0(%)及び単位容積質量γ0を
前記データとして入力することができるようになってお
り、前記演算処理部は、予め記憶された任意の初圧力及
び平衡圧力とフレッシュコンクリートの空気容積との関
連付けデータに前記圧力計測部で計測された前記初圧力
及び平衡圧力を適用することによって前記フレッシュコ
ンクリートに含まれる空気容積を算出し、該空気容積を
前記フレッシュコンクリートの容積V1で除することで
前記フレッシュコンクリートの空気量A1(%)を算出
するようになっているとともに、前記入力部から伝送さ
れてきた前記各データと前記空気量A1(%)及び前記
単位容積質量γ1とから、実際に製造されたフレッシュ
コンクリートの水量W1を、ρw、ρsをそれぞれ水、細
骨材の密度として、次式、 W1=W0+ΔWs (1) ΔWs=((γ0/γ1)・V0・(1−A1/100)−V0・(1−A0/100 ))/(1/ρw−1/ρs) (2) で算出し、次いで、算出されたW1と前記フレッシュコ
ンクリートの容積V1を用いて該フレッシュコンクリー
トの単位水量W1′を次式、 W1′=W1/V1 (3) により演算するようになっていることを特徴とする単位
水量測定装置。 - 【請求項10】 前記蓋体をその裏面が前記注水口から
前記排水口に沿って上向き勾配となるように構成した請
求項9記載の単位水量測定装置。 - 【請求項11】 前記容器本体が載置される傾斜台座を
備えた請求項9又は請求項10記載の単位水量測定装
置。 - 【請求項12】 フレッシュコンクリートが収容される
容器本体及び該容器本体の上部開口を気密に閉じる蓋体
からなるフレッシュコンクリート測定用容器を備え、該
蓋体に空気室、該空気室に連通する給気口及び前記フレ
ッシュコンクリート測定用容器内の気密空間と前記空気
室との連通及び非連通を切り替える作動弁並びに前記気
密空間に連通する注水口及び排水口を設けてなる単位水
量測定装置において、 空気ボンベに設けられた空気噴出ノズルの先端を前記給
気口に接続して該空気ボンベ内の空気を前記空気室に送
り込むことができるように前記給気口を構成するととも
に、前記空気室内の圧力を計測する圧力計測部と、前記
フレッシュコンクリート測定用容器の質量を計測する質
量計測部と、前記圧力計測部で計測された初圧力、平衡
圧力及び前記フレッシュコンクリートの容積V1を用い
て前記フレッシュコンクリートの単位容積質量γ1及び
空気量A1(%)を演算する演算処理部と、該演算処理
部に所定のデータを伝送する入力部とを備え、該入力部
は、前記フレッシュコンクリートを混練する前のコンク
リート単位容積V0、単位水量W0、空気量A0(%)及
び単位容積質量γ0を前記データとして入力することが
できるようになっており、前記演算処理部は、予め記憶
された任意の初圧力及び平衡圧力とフレッシュコンクリ
ートの空気容積との関連付けデータに前記圧力計測部で
計測された前記初圧力及び平衡圧力を適用することによ
って前記フレッシュコンクリートに含まれる空気容積を
算出し、該空気容積を前記フレッシュコンクリートの容
積V1で除することで前記フレッシュコンクリートの空
気量A1(%)を算出するようになっているとともに、
前記入力部から伝送されてきた前記各データと前記空気
量A1(%)及び前記単位容積質量γ1とから、実際に製
造されたフレッシュコンクリートの水量W1を、ρw、ρ
sをそれぞれ水、細骨材の密度として、次式、 W1=W0+ΔWs (1) ΔWs=((γ0/γ1)・V0・(1−A1/100)−V0・(1−A0/100 ))/(1/ρw−1/ρs) (2) で算出し、次いで、算出されたW1と前記フレッシュコ
ンクリートの容積V1を用いて該フレッシュコンクリー
トの単位水量W1′を次式、 W1′=W1/V1 (3) により演算するようになっていることを特徴とする単位
水量測定装置。 - 【請求項13】 前記給気口に圧力制限手段を設けると
ともに該圧力制限手段を前記空気室内の最高圧力が一定
値となるように構成した請求項12記載の単位水量測定
装置。 - 【請求項14】 前記蓋体に防水カバーを取り付けた請
求項9乃至請求項13のいずれか一記載の単位水量測定
装置。 - 【請求項15】 前記防水カバーを着脱自在に構成した
請求項14記載の単位水量測定装置。 - 【請求項16】 前記防水カバーを透明材料で形成した
請求項14記載の単位水量測定装置。 - 【請求項17】 フレッシュコンクリートが収容される
容器本体及び該容器本体の上部開口を気密に閉じる蓋体
からなり、該蓋体に空気室、該空気室に連通する給気口
及び前記フレッシュコンクリート測定用容器内の気密空
間と前記空気室との連通及び非連通を切り替える作動弁
並びに前記気密空間に連通する注水口及び排水口を設け
てなるフレッシュコンクリート測定用容器において、 前記注水口を前記蓋体の縁部近傍に設けるとともに前記
蓋体の中央近傍を挟んで前記注水口の反対側に位置する
縁部近傍に前記排水口を設けることで、前記気密空間の
うち、先行収容されたフレッシュコンクリートの上方に
形成された注水空間に前記注水口を介して注水する際、
前記注水口から前記排水口に向かう流れが前記注水空間
に形成されるように構成するとともに、前記空気室内の
圧力を計測する圧力計測部を備え、該圧力計測部で計測
された初圧力及び平衡圧力をデータ出力可能に構成した
ことを特徴とするフレッシュコンクリート測定用容器。 - 【請求項18】 前記蓋体をその裏面が前記注水口から
前記排水口に沿って上向き勾配となるように構成した請
求項17記載のフレッシュコンクリート測定用容器。 - 【請求項19】 前記容器本体が載置される傾斜台座を
備えた請求項17又は請求項18記載のフレッシュコン
クリート測定用容器。 - 【請求項20】 フレッシュコンクリートが収容される
容器本体及び該容器本体の上部開口を気密に閉じる蓋体
からなり、該蓋体に空気室、該空気室に連通する給気口
及び前記フレッシュコンクリート測定用容器内の気密空
間と前記空気室との連通及び非連通を切り替える作動弁
並びに前記気密空間に連通する注水口及び排水口を設け
てなるフレッシュコンクリート測定用容器において、 空気ボンベに設けられた空気噴出ノズルの先端を前記給
気口に接続して該空気ボンベ内の空気を前記空気室に送
り込むことができるように前記給気口を構成するととも
に、前記空気室内の圧力を計測する圧力計測部を備え、
該圧力計測部で計測された初圧力及び平衡圧力をデータ
出力可能に構成したことを特徴とするフレッシュコンク
リート測定用容器。 - 【請求項21】 前記給気口に圧力制限手段を設けると
ともに該圧力制限手段を前記空気室内の最高圧力が一定
値となるように構成した請求項20記載の空気量測定装
置。 - 【請求項22】 前記蓋体に防水カバーを取り付けた請
求項17乃至請求項21のいずれか一記載のフレッシュ
コンクリート測定用容器。 - 【請求項23】 前記防水カバーを着脱自在に構成した
請求項22記載のフレッシュコンクリート測定用容器。 - 【請求項24】 前記防水カバーを透明材料で形成した
請求項22記載のフレッシュコンクリート測定用容器。
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