JP2003014643A - 透過率測定装置、並びに露光装置 - Google Patents

透過率測定装置、並びに露光装置

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JP2003014643A
JP2003014643A JP2001196015A JP2001196015A JP2003014643A JP 2003014643 A JP2003014643 A JP 2003014643A JP 2001196015 A JP2001196015 A JP 2001196015A JP 2001196015 A JP2001196015 A JP 2001196015A JP 2003014643 A JP2003014643 A JP 2003014643A
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light flux
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Seiji Takeuchi
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    • G03F7/70483Information management; Active and passive control; Testing; Wafer monitoring, e.g. pattern monitoring
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、被測定物の透過率を正確に検出に
する透過率測定装置、並びに露光装置を提供する。 【解決手段】 本発明の一側面としての透過率測定装置
は、光源より射出された光束から所定の偏光状態を有す
る第1の分割光束と前記所定の偏光状態を有する第2の
分割光束とを生成する光束分割部と、前記第1の分割光
束の光量を検出する第1の検出部と、前記第2の分割光
束の光量を検出する第2の検出部とを有し、前記第1又
は第2の分割光束上に被測定物がある場合とない場合の
前記検出器の検出結果の差に基づいて前記被測定物の透
過率を測定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学的手段を利用
した測定系に係り、特に紫外光を利用した被測定物の透
過率測定装置に関する。本発明の透過率測定装置は、例
えば、エキシマレーザ等の紫外線パルスレーザを光源に
利用した光学素子の透過率測定装置に好適である。
【0002】
【従来の技術】近年の電子機器の小型及び薄型化の要請
から電子機器に搭載される半導体素子の微細化への要求
は益々高くなっており、かかる要求を満足するために露
光解像度を高める提案が様々なされている。また、ウェ
ハ等に転写されるパターンの像質は照明性能、例えば、
マスク面やウェハ面での照度分布に大きく影響する。こ
のため、高品位な半導体ウェハ、LCD、薄膜磁気ヘッ
ドを提供するためには高精度な露光量制御が必要とな
る。
【0003】解像度向上の一手段として露光光源の短波
長化が行われており、近年では、露光光源はKrFエキ
シマレーザ(波長約248nm)からArFエキシマレ
ーザ(波長約193nm)になろうとしており、F
キシマレーザ(波長約157nm)の実用化も進んでい
る。このような露光装置に使用される光学系を構成する
光学素子としては、光源の紫外光に対する高い透過特性
と長時間の露光に対しても透過率の低下の少ない高い耐
紫外線性が要求されている。そのため、光学素子の透過
特性及び対紫外線性を十分に吟味する必要があり、これ
を目的とした光学素子の透過率測定が頻繁に行われてい
る。
【0004】透過率測定装置は、典型的に、目的のエキ
シマレーザの紫外レーザ光束をハーフミラーによって反
射及び透過することによって分割し、反射光束(参照光
束)を一の受光素子(センサ)で受光し、透過光束(被
検光束)を被測定物を更に透過させたあとに別のセンサ
で受光し、被測定物の有無によって検出される光量の比
を計算して被測定物の透過率を測定する。
【0005】一方、露光量制御装置は、典型的に、光源
からの光束をハーフミラーなどで分割させてセンサを介
してこれを受光し、照明領域の光量の変動が所定範囲内
になるように光源の光量をフィードバック制御する。ハ
ーフミラーはレチクル又はマスク(本出願ではこれらの
用語を交換可能に使用する)のパターンと等価な位置、
例えば、オプティカルインテグレータの後段に設けられ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の透過率
測定装置及び露光量制御装置は、透過率の測定と露光量
の制御が高精度に行うことができずに高品位なデバイス
をスループットなどの露光性能良く提供できないという
問題があった。
【0007】本発明者はかかる問題の原因を鋭意検討し
た結果、従来の透過率測定の誤差がレーザ光の偏光ゆら
ぎに起因することを発見した。即ち、ハーフミラーの反
射率及び透過率は、レーザ光のP偏光成分とS偏光成分
に対して異なるため、レーザ光(ハーフミラーへの入射
光束)に偏光ゆらぎが生じると、ハーフミラーにより分
割した2つの分割光束の偏光状態がそれぞれ変動してし
まう。偏光ゆらぎとは、ハーフミラーに入射するレーザ
光の偏光成分が発振電圧に応じて変化し、又はパルスご
とに変化する場合であるが、この場合には、ハーフミラ
ーへの入射光束とハーフミラーを経た分割光束の偏光状
態の変動に伴う入射光束と分割光束の光量比の変動によ
り、センサが正確にレーザ光の光量を検出することがで
きなくなる。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、被測
定物の透過率を正確に検出にする透過率測定装置、並び
に露光装置を提供することを例示的目的とする。
【0009】上記目的を達成するために、本発明の一側
面としての透過率測定装置は、光源より射出された光束
から所定の偏光状態を有する第1の分割光束を生成する
第1の光束分割部と、前記光束から前記所定の偏光状態
を有する第2の分割光束を生成する第2の光束分割部
と、前記第1の分割光束の光量を検出する第1の検出部
と、前記第2の分割光束の光量を検出する第2の検出部
とを有し、前記第1又は第2の分割光束上に被測定物が
ある場合とない場合の前記第1及び第2の検出部の検出
結果の差に基づいて前記被測定物の透過率を測定する。
かかる透過率測定装置によれば、第1及び第2の分割光
束の偏光状態を同一にすることができる。前記光源は紫
外線パルスレーザであってもよく、これにより透過率測
定装置はレーザ光の偏光ゆらぎが生じた場合であっても
第1及び第2の分割光束の偏光状態は保存され、同一で
ある。よって、本発明の透過率測定装置は被測定物の透
過率を高精度に測定することが出来る。前記透過率測定
装置は前記被測定物を前記第2の分割光束の光軸上に出
し入れ可能で、当該被測定物を載置可能なステージを有
してもよい。かかるステージは第2の分割光束上から定
期的に被測定物を被検光束中から取り出すことが可能で
ある。よって、かかる透過率測定装置は出力比率の変動
をモニタすることで被測定物に対するレーザ光を照射し
ない場合のオフセットをキャンセルすることができる。
【0010】また、本発明の一側面としての透過率測定
装置は、光源より射出された光束を反射及び透過するこ
とによって反射光束及び透過光束を生成する第1の光学
部材と、前記反射光束を透過して所定の偏光状態を有す
る第1の分割光束を生成する第2の光学部材と、前記透
過光束を反射して前記所定の偏光状態を有する第2の分
割光束を生成する第3の光学部材と、前記第1の分割光
束の光量を検出する第1の検出部と、前記第2の分割光
束の光量を検出する第2の検出部とを有し、前記第2の
分割光束上に被測定物がある場合とない場合の前記第1
及び第2の検出部の検出結果の差に基づいて前記被測定
物の透過率を測定する。かかる透過率測定装置は第1の
光学部材及び第2の光学部材が前記第1の光束分割部、
第1の光学部材及び第3の光学部材が前記第2の光束分
割部に相当し、上述した透過率測定装置と同様の作用を
奏する。なお、かかる透過率測定装置は、前記第1の分
割光束及び前記第2の分割光束は、前記第1及び3の光
学部材に対する反射回数及び当該反射における偏光特性
が等しいと共に、前記第1及び第2の光学部材に対する
透過回数及び当該透過における偏光特性が等しい。
【0011】更に、本発明の一側面としての透過率測定
装置は、光源より射出された光束を反射及び透過するこ
とによって反射光束及び透過光束を生成し、当該反射光
束を所定の偏光偏光状態を有する第1の分割光束とする
第1の光学部材と、前記透過光束を透過及び反射するこ
とによって透過光束及び反射光束を生成する第2の光学
部材と、前記第2の光学部材によって生成される透過光
束を反射して前記所定の偏光状態を有する第2の分割光
束を生成する第3の光学部材と、前記第1の分割光束の
光量を検出する第1の検出部と、前記第2の分割光束の
光量を検出する第2の検出部とを有し、前記第2の分割
光束上に被測定物がある場合とない場合の前記第1及び
第2の検出部の検出結果の差に基づいて前記被測定物の
透過率を測定する。かかる透過率測定装置は、第1の光
学部材が前記第1の光束分割部、第1乃至第3の光学部
材が前記第2の光束分割部に相当し、上述した透過率測
定装置と同様の作用を奏する。なお、かかる透過率測定
装置は、前記第1の分割光束及び前記第2の分割光束は
前記第1及び第3の光学部材に対する反射回数及び当該
反射における偏光特性が等しいと共に、前記第2の光学
部材は前記第1の光学部材を透過した直線偏光成分を前
記直線偏光成分と直交する直線偏光成分として前記透過
光を透過させる作用を有する。
【0012】更に、本発明の一側面としての透過率測定
装置は、光源より射出された光束を反射及び透過するこ
とによって反射光束及び透過光束を生成し、当該反射光
束を所定の偏光状態を有する第1の分割光束とする第1
の光学部材と、前記透過光束を透過及び反射することに
よって透過光束及び反射光束を生成する第2の光学部材
と、前記第2の光学部材によって生成される反射光束を
透過して前期所定の偏光状態を有する打2の分割光束を
生成する第3の光学部材と、前記第1の分割光束の光量
を検出する第1の検出部と、前記第2の分割光束の光量
を検出する第2の検出部とを有し、前記第2の分割光束
上に被測定物がある場合とない場合の前記第1及び第2
の検出部の検出結果の差に基づいて前記被測定物の透過
率を測定する。かかる透過率測定装置は第1の光学部材
が前記第1の光束分割部、第1乃至第3の光学部材が前
記第2の光束分割部に相当し、上述した透過率測定装置
と同様の作用を奏する。なお、かかる透過率測定装置
は、前記第1の分割光束及び前記第2の分割光束は前記
第1及び第2の光学部材に対する反射回数及び当該反射
における偏光特性が等しいと共に、前記第3の光学部材
は前記第1の光学部材を透過した直線偏光成分を前記直
線偏光成分と直交する直線偏光成分として前記透過光を
透過させる作用を有する。
【0013】更に、本発明の一側面としての透過率測定
装置は、光源より射出された光束を反射及び透過するこ
とによって反射光束及び透過光束を生成し、当該透過光
束を所定の偏光状態を有する第1の分割光束とする第1
の光学部材と、前記反射光束を透過及び反射することに
よって透過光束及び反射光束を生成する第2の光学部材
と、前記第2の光学部材によって生成される透過光束を
反射して前記所定の偏光状態を有する第2の分割光束を
生成する第3の光学部材と、前記第1の分割光束の光量
を検出する第1の検出部と、前記第2の分割光束の光量
を検出する第2の検出部とを有し、前記第2の分割光束
上に被測定物がある場合とない場合の前記第1及び第2
の検出部の検出結果の差に基づいて前記被測定物の透過
率を測定する。かかる透過率測定装置は第1の光学部材
が第1の光束分割部、第1乃至第3の光学部材が第2の
光束分割部に相当し、上述した透過率測定装置と同様の
作用を奏するものである。なお、かかる透過率測定装置
は、前記第1の分割光束及び前記第2の分割光束は前記
第1及び第2の光学部材に対する透過回数及び当該透過
における偏光特性が等しいと共に、前記第3の光学部材
は前記第1の光学部材を反射した直線偏光成分を前記直
線偏光成分と直交する直線偏光成分として前記反射光を
反射させる作用を有する。
【0014】更に、本発明の一側面としての透過率測定
装置は、光源より射出された光束を反射及び透過するこ
とによって反射光束及び透過光束を生成し、当該透過光
束を所定の偏光状態を有する第1の分割光束とする第1
の光学部材と、前記反射光束を透過及び反射することに
よって透過光束及び反射光束を生成する第2の光学部材
と、前記第2の光学部材によって生成される反射光束を
透過して前期所定の偏光状態を有する第2の分割光束を
生成する第3の光学部材と、前記第1の分割光束の光量
を検出する第1の検出部と、前記第2の分割光束の光量
を検出する第2の検出部とを有し、前記第2の分割光束
上に被測定物がある場合とない場合の前記第1及び第2
の検出部の検出結果の差に基づいて前記被測定物の透過
率を測定する。かかる透過率測定装置は第1の光学部材
が第1の光束分割部、第1乃至第3の光学部材が第2の
光束分割部に相当し、上述した透過率測定装置と同様の
作用を奏するものである。なお、かかる透過率測定装置
は、前記第1の分割光束及び前記第2の分割光束は前記
第1及び第3の光学部材に対する透過回数及び当該透過
における偏光特性が等しいと共に、前記第2の光学部材
は前記第1の光学部材を反射した直線偏光成分を前記直
線偏光成分と直交する直線偏光成分として前記反射光を
反射させる作用を有する。
【0015】なお、上述した透過率測定装置は、前記第
1乃至第3の部材は反射率及び透過率特性が等しい光学
素子である。また、かかる第1乃至第3の部材は平行平
板であって、前記平行平板は入射角が45°になるよう
に配置される。
【0016】更に、本発明の別の一側面としての光学素
子は、前記透過率測定装置が測定した前記透過率が所定
値以上の前記被測定物から製造される。かかる光学素子
は、例えば、レンズ、回折格子、光学膜体及びそれらの
複合体の一つである。かかる光学素子は透過率を高精度
に測定されているため、光学特性の信頼度が高い。
【0017】更に、本発明の別の一側面としての露光装
置は、紫外光、遠紫外光及び真空紫外光を露光光として
利用し、当該露光光を、上記の光学素子を含む光学系を
介して被処理体に照射して当該被処理体を露光する。か
かる露光装置は、紫外光、遠紫外光及び真空紫外光にお
ける光学特性の信頼度が高い部材を有し、高精度(高解
像度)な露光を実現する。
【0018】更に、本発明の別の一側面としての露光装
置は、光源より射出された光束を用いて所望のパターン
が形成されたマスクを照明する照明光学系と、前記マス
クを照明する前記光束と略共役な位置に設けられ、所定
の偏光状態を有する第1の分割光束及び前記所定の分割
光束を有する第2の分割光束を生成する光束分割部と、
前記光束分割部によって分割された前記第1及び第2の
分割光束のいずれかの光量を検出する検出器と、当該検
出器の検出結果に基づいて前記光源の光量を制御する制
御部とを有する。かかる露光装置は上述の透過率測定装
置に適用される光束分割部を有し、同様な作用を奏す
る。かかる検出器は照明光学系の偏光特性の変化によら
ず、高精度に露光量を検出することができる。よって、
かかる露光装置は露光量の制御を正確に行うことがで
き、高精度な露光を実現する。また、かかる露光装置を
使用したデバイス製造方法並びに結果物としてのデバイ
スも本発明の一側面として機能する。
【0019】本発明の他の目的及び更なる特徴は以下添
付図面を参照して説明される好ましい実施例によって明
らかにされるであろう。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の一側面としての光束分割部120を有する透過率測
定装置100及び当該光束分割部260を有する露光装
置200について説明する。なお、各図において同一の
参照符号は同一の部材を表している。また、同一の参照
番号にアルファベットを付したものはアルファベットの
ない参照番号の変形例であり、特に断らない限り、アル
ファベットのない参照番号はアルファベットを付した参
照番号を総括するものとする。図1は、本発明の一側面
である透過率測定装置100を示したブロック図であ
る。図12は、本発明の一側面である光束分割部を有す
る露光装置200の一部を示す概略側面図である。
【0021】まず、図1乃至図3を参照するに、本発明
の一側面としての透過率測定装置100を説明する。こ
こで、図2は、図1に示す透過率測定装置100の一部
を示す概略斜視図である。図2において、光源110か
ら射出された光束L1の進行方向をZ軸、光源110の
設置面においてZ軸に対する垂直方向をX軸、光源11
0の設置面に対する法線方向をY軸とする。図3は、図
2に示す分割光束部120を説明する為の図であって、
(a)は図2に示す第1の平行平板122をZX平面で
示した側面図、(b)は図2に示す第2の平行平板12
4をZX平面で示した側面図、(c)は図2に示す第3
の平行平板126をZX平面で示した側面図である。透
過率測定装置100は光源110から射出される光束を
利用して被測定物Sの透過率を測定する測定装置であっ
て、光源110と、光束分割部120と、検出器140
及び150と、ステージ160と、制御部170とを有
する。
【0022】図1によく示されるように、光束分割部1
20、検出器140及び150、及びステージ160は
外部と異なる雰囲気を画定する測定室102内に収納さ
れる(図2において、測定室102の図示は省略されて
いる)。光源110、検出器140及び150、及びス
テージ160は測定室102の外部に位置する制御部1
70と電気的に接続されている。更に、光源110は測
定室102のステージ160上の被測定物Sに光束(被
検光束)を射出可能に配置される。なお、測定室102
は測定空間を画定すると共に、例えば、窒素ガスにより
測定室102外とは異なる雰囲気が形成され、被測定物
Sの透過率を高精度に行うことができる。窒素ガスはレ
ーザ光によるオゾンの発生を防止でき、酸素によるレー
ザ光の吸収が無くなり被測定物Sの透過率測定の精度向
上に寄与する。但し、測定室102の雰囲気を形成する
気体は窒素ガスに限定されず、その他の不活性ガスであ
ってもよい。また、処理室102は、例えば、ステンレ
ススチールやアルミニウム等により成形することで、測
定空間の汚染源となることを防止することができる。
【0023】光源110は被測定物Sに所定の光束を射
出する光源であって、例えば、エキシマレーザ等の紫外
線パルスレーザより構成される。本実施例の透過率測定
装置100は紫外線パルスレーザを光源110に用いた
被測定物Sの透過率測定を行う際に好適であるが、光源
110にその他の種類の光源(例えば、キセノンランプ
等)を適用してもよい。本実施例の透過率測定装置10
0はかかる構成において被測定物Sの透過率測定を行う
ことを妨げるものではない。
【0024】光束分割部120は光源110より射出さ
れた光束L1を参照光束L2及び被検光束L3に分割す
ると共に、かかる参照光束L2及び被検光束L3を検出
器140及び150に導入する。また、本実施例の光束
分割部120は検出器140及び150に入射する参照
光束L2と被検光束L3とが同じ偏光状態となるように
補正する機能をも有する。
【0025】図2に良く示されるように、光束分割部1
20は、例示的に、3枚の平行平板(第1の平行平板1
22、第2の平行平板124、及び第3の平行平板12
6)を有し、第2及び第3の平行平板124及び126
は第1の平行平板122が分割した光束上に後述するよ
うな所定の限定を持って設けられる。しかしながら、3
枚の平行平板の配置は図2に示す形態に限定されず、検
出器140及び150に入射する光束の偏光状態が等し
くなるように配置されるに足りるものである。
【0026】3枚の平行平板(122乃至126)は反
射率及び透過率特性が同一の平行平板より形成されるこ
とが好ましいが、ビームスプリッタ等の光学素子から構
成されても良い。また、光源110の可干渉距離が長い
場合は、3枚の平行平板(122乃至126)の表面反
射による光束と裏面反射による光束とが干渉することが
ある。これを防ぐためには、平行平板122乃至126
に若干量のくさび角を入れてもよい。なお、くさび角は
光束の重なりによる干渉縞を数本発生させる、又は、検
出器140及び150の図示しない受光面で完全に光束
の重なりがなくなる程度とする。
【0027】第1の平行平板122は光源110から射
出された光束L1を反射及び透過することにより反射光
束及び透過光束を生成し、光源110より射出された光
束L1を分割する。図2及び図3(a)によく示される
ように、第1の平行平板122は光束L1に対する入射
面がY軸と平行し、かつかかる光束の光軸に対し入射面
の法線方向が45°となるように配置される。しかしな
がら、第1の平行平板122はかかる設置角に限定され
るものではなく、光源110から射出された光束を2つ
に分割させる程度に配置されていればよいことに理解さ
れたい。
【0028】第2の平行平板124は第1の平行平板1
22で分割された反射光束を補正することで、検出器1
50に入射する光束(被検光束)L3と同一の反射及び
透過偏光特性(即ち、同一の偏光状態)を有する光束
(参照光束)L2を生成すると共に、参照光束L2を検
出器140に導入する。より特定的には、第2の平行平
板124は、第1の平行平板122で反射された光束の
透過偏光特性が光束L3のそれと同じになるように透過
することで光束L2を生成する。
【0029】図2及び図3(b)によく示されるよう
に、第1の平行平板122がZ軸に対し45°となるよ
うに配置された場合、第2の平行平板124は第1の平
行平板122で反射された反射光束の入射面がY軸と平
行し、かつかかる反射光束の光軸に対し入射面の法線方
向が45°となるように配置される。但し、本発明はか
かる値にのみ限定されるものではなく、第2の平行平板
124は光束L2が光束L3と同一の反射及び透過偏光
特性となるように配置されるに足りるものである。な
お、第1の平行平板122により反射された光束の一部
は第2の平行平板124で反射されるが、かかる反射光
束は測定室102に設けられたダンパー106によって
吸収される。これにより光束L2の反射成分がフレア光
となることを防止することができる。
【0030】第3の平行平板126は第1の平行平板1
22で分割された透過光束を補正することで、検出器1
40に入射する光束(参照光束)L2と同一の反射及び
透過特性(即ち、同一の偏光状態)を有する光束(被検
光束)L3を生成すると共に、検出器150へ被検光束
L3を導入する。より特定的には、第3の平行平板12
6は、第1の平行平板122で透過された光束の反射偏
光特性が光束L2のそれと同じとなるように反射するこ
とで光束L3を生成する機能を有する。
【0031】図2及び図3(c)によく示されるよう
に、第1の平行平板122がZ軸に対し45°となるよ
うに配置された場合、第3の平行平板126は第1の平
行平板122により透過された透過光束の入射面がY軸
と平行し、かつかかる反射光束の光軸に対し入射面の法
線方向が45°となるように配置される。但し、本発明
はかかる値にのみ限定されるものではなく、第3の平行
平板126は光束L3が光束L2と同一の反射及び透過
偏光特性となるように配置されるに足りるものである。
なお、第3の平行平板126は入射光束の一部を透過す
るものであるが、かかる透過光束はダンパー104によ
って吸収される。これにより光束L3の透過成分がフレ
ア光となることを防止することができる。
【0032】なお、図4及び図5を参照するに、光束分
割部120は光束分割部120aに置換されてもよい。
ここで、図4は、図1に示す光束分割部120の変形例
である光束分割部120aを有する透過率測定装置10
0aを示す図2に対応する図である。図5は、図4に示
す分割光束部120aを説明する為の図であって、
(a)は図4に示す第1の平行平板122をZX平面で
示した側面図、(b)は図4に示す第2の平行平板12
8をZY平面で示した側面図、(c)は図4に示す第3
の平行平板126をZX平面で示した側面図である。光
束分割部120aは、光束分割部120と同様、光源1
10より射出された光束L1を参照光束L2及び被検光
束L3に分割すると共に、かかる参照光束L2及び被検
光束L3を検出器140及び150に導入する。また、
光束分割部120aは検出器140及び150に入射す
る参照光束L2と被検光束L3の偏光状態が同一となる
ように補正する機能を有する。
【0033】図4に良く示されるように、光束分割部1
20aは、例示的に、3枚の平行平板(第1の平行平板
122、第2の平行平板128、及び第3の平行平板1
26)を有し、第2及び第3の平行平板128及び12
6は第1の平行平板122が透過した光束上に後述する
ような所定の限定を持って設けられる。光束分割部12
0では第2の平行平板124を第1の平行平板122が
反射した光束中に設けているのに対し、光束分割部12
0aでは第2の平行平板128を第1の平行平板122
が透過した光束中に設けている点が光束分割部120と
異なっており、その他の構成は同じである。なお、同一
の構成については同一の参照番号を引用し、特に断らな
い限りここでの説明は省略する。
【0034】第2の平行平板128は第1の平行平板1
22で分割された透過光束を補正することで、検出器1
40に入射する光束(参照光束)L2と同一の偏光状態
を有する光束(被検光束)L3の生成に寄与する。より
特定的には、第2の平行平板128は、第1の平行平板
122を透過した直線偏光成分を前記直線偏光成分と直
交する直線偏光成分として透過させることで光束L3の
生成に寄与する。
【0035】これにより、かかる構成であっても第2の
平行平板128は上述した第2の平行平板124と同様
の効果を奏するものである。
【0036】図4及び図5(b)によく示されるよう
に、第1の平行平板122がZ軸に対し45°となるよ
うに配置された場合、第2の平行平板128は第1の平
行平板122で透過された透過光束の入射面がX軸と平
行し、かつかかる透過光束の光軸に対し入射面の法線方
向が45°となるように配置される。但し、本発明はか
かる値にのみ限定されるものではなく、第2の平行平板
128は光束L3が光束L2とが同一の偏光状態となる
ように配置されるに足りるものである。なお、第1の平
行平板122により透過された光束の一部は第2の平行
平板128で反射されるが、かかる反射光束は測定室1
02に設けられたダンパー106aによって吸収され
る。これによりかかる反射光束がフレア光となることを
防止することができる。
【0037】第3の平行平板126は第2の平行平板1
28で透過された光束を補正することで、検出器140
に入射する光束(参照光束)L2と同一な偏光状態を有
する光束(被検光束)L3を生成すると共に、検出器1
50へ被検光束L3を導入する。より特定的には、第3
の平行平板126は入射光束の反射偏光特性が、第1の
平行平板122により反射される光束の反射偏光特性と
同じとなるように反射することで光束L3を生成する機
能を有する。なお、第3の平行平板126の配置方法は
上述した光束分割部120のそれと同じでありここでの
説明は省略する。
【0038】なお、図4に示す光束分割部120aでは
第2の平行平板128は第1の平行平板124で透過さ
れた光束の光軸上であって、第3の平行平板126の前
に配置される。しかしながら、光束L3の偏光状態が光
束L2のそれと等しくなるのであれば、図6及び図7に
示す構成であってもよい。ここで、図6は、図4に示す
光束分割部120aの別の形態である光束分割部120
bを有する透過率測定装置100bを示す図2に対応す
る図である。図7は、図6に示す分割光束部120aを
説明する為の図であって、(a)は図6に示す第1の平
行平板122をZX平面で示した側面図、(b)は図6
に示す第2の平行平板128をXY平面で示した側面
図、(c)は図6に示す第3の平行平板126をZX平
面で示した側面図である。
【0039】図6によく示されるように、第2の平行平
板128は、第3の平行平板126の反射光束の光軸上
に設けられる。また、図6及び図7(b)によく示され
るように、第1の平行平板122がZ軸に対し45°と
なるように配置された場合、第2の平行平板128は第
3の平行平板126で反射された反射光束の入射面がZ
軸と平行し、かつかかる反射光束の光軸に対し入射面の
法線方向が45°となるように配置される。かかる構成
であっても、上述した第2の平行平板128と同様の作
用を奏するものであることに理解されたい。
【0040】図8及び図9を参照するに、光束分割部1
20は光束分割部120cに置換されてもよい。ここ
で、図8は、図1に示す光束分割部120の変形例であ
る光束分割部120cを有する透過率測定装置100c
を示す図2に対応する図である。図9は、図8に示す分
割光束部120cを説明する為の図であって、(a)は
図8に示す第1の平行平板122をZX平面で示した側
面図、(b)は図8に示す第2の平行平板130をZX
平面で示した側面図、(c)は図8に示す第3の平行平
板132をXY平面で示した側面図である。光束分割部
120cは、光束分割部120と同様、光源110より
射出された光束L1を参照光束L2及び被検光束L3に
分割すると共に、かかる参照光束L2及び被検光束L3
を検出器140及び150に導入する。また、光束分割
部120bであっても、光束分割部120と同様、検出
器140及び150に入射する参照光束L2と被検光束
L3の偏光状態が同じとなるように補正する機能を有す
る。
【0041】図8に良く示されるように、光束分割部1
20cは、例示的に、3枚の平行平板(第1の平行平板
122、第2の平行平板130、及び第3の平行平板1
32)を有し、第2及び第3の平行平板128及び12
6は第1の平行平板122が反射した光束上に後述する
ような所定の限定を持って設けられる。光束分割部12
0では第1の平行平板122で透過した光束を被検光束
としているのに対し、光束分割部120cでは第1の平
行平板122で反射した光束を被検光束としている点が
光束分割部120と異なっている。なお、同一の構成に
ついては同一の参照番号を引用し、特に断らない限りこ
こでの説明は省略する。
【0042】第3の平行平板132は第1の平行平板1
22で分割された光束(反射光束)を補正することで、
検出器140に入射する光束(参照光束)L2と同一の
偏光状態を有する光束(被検光束)L3の生成に寄与す
る。より特定的には、第3の平行平板132は、第1の
平行平板122を反射した直線平行成分を前記直線偏光
成分と直交する直線偏光成分として反射させることで光
束L3の生成に寄与する。
【0043】図8及び図9(b)によく示されるよう
に、第1の平行平板122がZ軸に対し45°となるよ
うに配置された場合、第2の平行平板130は第1の平
行平板122で反射された反射光束の入射面がY軸と平
行し、かつかかる反射光束の光軸に対し入射面の法線方
向が45°となるように配置される。但し、本発明はか
かる値にのみ限定されるものではなく、第2の平行平板
130は光束L3が光束L2と同一の偏光状態となるよ
うに配置されるに足りるものである。なお、光束の一部
は第2の平行平板130で反射されるが、かかる反射光
束は測定室102に設けられたダンパー105によって
吸収される。これによりかかる反射光束がフレア光とな
ることを防止することができる。
【0044】第2の平行平板130は第1の平行平板1
22で分割された光束(反射光束)を補正することで、
検出器140に入射する光束(参照光束)L2と同一の
偏光状態を有する光束(被検光束)L3を生成すと共
に、検出器150に導入する。より特定的には、第2の
平行平板130は入射光束の透過偏光特性が、第1の平
行平板122により透過される光束の透過偏光特性と同
じとなるように透過することで光束L3を生成する機能
を有する。
【0045】図8及び図9(c)によく示されるよう
に、第1の平行平板122がZ軸に対し45°となるよ
うに配置された場合、第3の平行平板132は第1の平
行平板122により反射された反射光束の入射面がZ軸
と平行し、かつかかる反射光束の光軸に対し入射面の法
線方向が45°となるように配置される。但し、本発明
はかかる値にのみ限定されるものではなく、第3の平行
平板132は光束L3が光束L2と同一の偏光状態とな
るように配置されるに足りるものである。なお、第3の
平行平板132は光束を透過するが、かかる透過光束は
ダンパー107によって吸収される。これにより光束L
3の透過成分がフレア光となることを防止することがで
きる。
【0046】なお、図8に示す光束分割部120cでは
第2の平行平板130は第1の平行平板122で透過さ
れた光束の光軸上であって、第3の平行平板132の前
に配置される。しかしながら、光束L3の偏光状態が光
束L2のそれと等しくなるのであれば、図10及び図1
1に示す構成であってもよい。ここで、図10は、図8
に示す光束分割部120cの別の形態である光束分割部
120dを有する透過率測定装置100dを示す図2に
対応する図である。図11は、図10に示す分割光束部
120dを説明する為の図であって、(a)は図10に
示す第1の平行平板122をZX平面で示した側面図、
(b)は図10に示す第2の平行平板130をZY平面
で示した側面図、(c)は図10に示す第3の平行平板
132をXY平面で示した側面図である。
【0047】図10によく示されるように、第2の平行
平板130は、第3の平行平板132の反射光束の光軸
上に設けられる。また、図10及び図11(b)によく
示されるように、第1の平行平板122がZ軸に対し4
5°となるように配置された場合、第2の平行平板13
0は第3の平行平板132で反射された反射光束の入射
面がX軸と平行し、かつかかる反射光束の光軸に対し入
射面の法線方向が45°となるように配置される。かか
る構成であっても、上述した第2の平行平板130と同
様の作用を奏するものであることに理解されたい。
【0048】検出器140及び150は当該検出器に入
射する光束(参照光束L2及び被検光束L3)の光量を
検出し、かかる光量を電気的に制御部170に伝達す
る。検出器140は光束L2の光軸上であって、検出器
150は光束L3の光軸上に配置され、また後述する制
御部と電気的に接続されている。検出器140及び15
0は、典型的に、受光素子及び処理回路を有するもので
あるが、当該周知のいかなる技術をも適用可能であり、
ここでの詳細な説明は省略する。
【0049】ステージ160は被測定物Sを載置すると
共に、被測定物Sを透過する光束から出し入れするため
の挿脱手段として機能する。例えば、図2を参照する
に、ステージ160は第1の平行平板122で分割され
た透過光束上に被測定物Sが位置するように配置され
る。しかしながら、ステージ160を設ける場所はこれ
に限定されず、第1の平行平板122から検出器150
までの光束上に被測定物Sが位置するように設けられる
に足りるものである。また、ステージ160上の被測定
物Sを挿脱する機構は当該周知のいかなる技術をも適用
可能であり、ここでの詳細な説明は省略する。ステージ
160は、例えば、光軸に対し上下(又は左右)移動可
能に構成され、かかる移動により光束上の被測定物Sを
挿脱してもよい。なお、ステージ160は制御部170
と電気的に接続され、制御部170によってその挿脱機
能を実現されるものとする。
【0050】制御部170はCPU及びメモリを格納
し、透過率測定装置100の各部の動作を制御する。本
実施例において、制御部170は検出器140及び15
0の検出された結果に基づき被測定物Sの透過率を測定
すると共に、光源110及びステージ160を制御す
る。また、制御部170は図示しない出力装置(又は、
透過率測定装置100を含む外部装置)に透過率測定の
結果を出力する。
【0051】次に、本発明の透過率測定装置100の動
作について説明する。まず、光源110より光束L1が
射出される。ここで、光源110は、例えば、エキシマ
レーザ等の紫外線パルスレーザである。光源110から
の光束L1は第1の平行平板112によって反射及び透
過され、2つの光束に分割される。
【0052】図2を参照するに、第1の平行平板122
により分割された参照光束としての反射光束は、その反
射光束の光路上に設置した第2の平行平板124を透過
し、検出器140により受光される。一方、第1の平行
平板122により分割された被検光束としての透過光束
はステージ160上に固定された被測定物Sを透過す
る。そして、その透過光束の光路上に設置した第3の平
行平板126を反射し、検出器150により受光され
る。上述した構成において、検出器140及び150に
より受光される光束L2及びL3は、光路上に設置され
た平行平板に対する反射及び透過する回数が等しい。更
に光束L2及びL3が平行平板に対して各々反射及び透
過する際の偏光特性も等しい。
【0053】検出器140及び150で検出された参照
光束L2及び被検光束L3の信号光から、強度比R(=
被検光電圧平均値/参照光電圧平均値)が算出される。
光源110の水平成分及び垂直成分の強度をI、I
とすると、光源110の光量は、I+Iとして表さ
れる。また、検出器140で検出される参照光束L2の
光量は次式で表される。
【0054】
【数1】
【0055】一方、検出器150で検出される被検光束
L3の光量は次式で表される。
【0056】
【数2】
【0057】ここで、r、tはフレネル反射、透過係数
を示し、添え字p、sは反射及び透過の際の偏光成分を
示し、添え字rは各平行平板の出射面側を示す。
【0058】これにより被測定物Sを光束中に設置して
測定した強度比Iと、被測定物Sを光路中から取り除い
て測定した強度比Iとから、被測定物Sの紫外線パル
スレーザ光に対する透過率T=I/Iが算出される。
かかる透過率は制御部170により出力装置に出力さ
れ、ユーザは被測定物Sの透過率を知ることができる。
【0059】本発明の透過率測定装置100により、検
出器140で検出される光量と検出器150で検出され
る光量との比Rは、光源110の光量I+Iの変化
によらず一定(R=1)となる。これにより、光源11
0の偏光ゆらぎの影響を受けることなく、参照光束L2
の光量と被検光束L3の光量の比を高精度に計測するこ
とが可能となる。また、Rが1であるため、検出器14
0及び150として用いるセンサ等に対して、同じ種類
のセンサに対して同じ光量レンジで光量検出を行うこと
ができる。よって、光量検出のS/N比が高く、より高
精度な計測が可能となる。
【0060】なお、本装置100に使用される平行平板
の透過率変動や測定器内部の雰囲気によるレーザ光の吸
収等による測定誤差要因を除去するために、ステージ1
60は定期的に被測定物Sを光束から出し入れするため
の挿脱手段として使用することができる。即ち、定期的
に被測定物Sを光束中から取り出した状態での検出器1
40及び150からの出力比率の変動をモニタすること
で、被測定物Sに対するレーザ光を照射しない場合のオ
フセットをキャンセルすることができる。
【0061】一方、図4を参照するに、光源110から
の光束L1は、第1の平行平板122によって透過光束
と反射光束の2つの光束に分割される。第1の平行平板
122により分割された参照光束としての反射光束は、
検出器140により受光される。一方、第1の平行平板
122により分割された被検光束としての透過光束は、
ステージ160上に固定された被測定物Sを透過する。
そして、かかる透過光束は光路上に設置した第2の平行
平板128を透過し、更に第3の平行平板126を反射
し、検出器150により受光される。図4に示す構成に
おいて、検出器140及び150で受光される光束L2
及びL3は、第1の平行平板122及び第3の平行平板
126での反射偏光特性が等しく、また、第1の平行平
板122の透過偏光特性と第2の平行平板128の透過
偏光特性とが直交している。これにより、光束L2及び
光束L3の偏光状態は、結果として等しくなる。
【0062】図4に示す構成において、検出器140で
検出される光束L2の光量は次式で表される。
【0063】
【数3】
【0064】一方、検出器150で検出される光束L3
の光量は次式で表される。
【0065】
【数4】
【0066】従って、検出器140で検出される光量と
検出器150で検出される光量との比Rは、光源110
の光量(I+I)の変化によらず一定の次式で示さ
れる。
【0067】
【数5】
【0068】これにより、光源110の偏光ゆらぎの影
響を受けることなく、参照光束L2の光量と被検光束L
3の光量の比を高精度に計測することができる。よっ
て、透過率測定装置100a(又は、透過率測定装置1
00b)は光学部材等の透過率を高精度に測定すること
が可能となる。また、透過率測定装置100a(又は、
透過率測定装置100b)では、第1の平行平板122
により分割された透過光束を被検光束とすることで、被
測定物Sにハイパワーの光量を照射した時の透過率を測
定することができる。
【0069】一方、図8を参照するに、光源110から
の光束L1は、第1の平行平板122によって透過光束
と反射光束の2つの光束に分割される。第1の平行平板
122により分割された参照光束としての透過光束は、
検出器140により受光される。一方、第1の平行平板
122により分割された被検光束としての反射光束は、
ステージ160上に固定された被測定物Sを透過する。
そして、かかる透過光束は光路上に設置した第2の平行
平板130を透過し、更に第3の平行平板132で反射
し、検出器150により受光される。この時、検出器1
40及び150で受光される光束L2及びL3は、第1
の平行平板122及び第2の平行平板の透過偏光特性が
等しく、また、第1の平行平板122の反射偏光特性と
第3の平行平板の反射偏光特性とが直交している。これ
により、光束L2及び光束L3の偏光状態は、結果とし
て等しくなる。
【0070】図10に示す構成において、検出器140
で検出される光束L2の光量は次式で表される。
【0071】
【数6】
【0072】一方、検出器150で検出される光束L3
の光量は次式で表される。
【0073】
【数7】
【0074】従って、光量検出手段6aで検出される光
量と光量検出手段6bで検出される光量との比Rは、次
式で示される。
【0075】
【数8】
【0076】これにより、光源110の偏光ゆらぎの影
響を受けることなく、参照光束の光量と被検光束の光量
の比を高精度に計測することができる。この結果、透過
率測定装置100c(又は、透過率測定装置100d)
は光学部材等の透過率を高精度に測定することが可能と
なる。また、透過率測定装置100c(又は、透過率測
定装置100d)では第1の平行平板122により分割
された反射光束を被検光束L3とすることで、被測定物
Sにローパワーの光量を照射した時の透過率を測定する
点ができる。
【0077】以下、図12を参照するに、本発明の一側
面である露光装置200について説明する。露光装置2
00は、図12に示すように、照明光学系を含む照明装
置210と、図示しないマスクと、図示しない投影光学
系と、図示しない制御部を有する。露光装置200は、
例えば、ステップ・アンド・スキャン方式でマスクに形
成されたパターンをウェハW上に露光する投影露光装置
である。ここで、「ステップ・アンド・スキャン方式」
は、マスクに対してウェハを連続的にスキャンさせてマ
スクのパターンをウェハに露光すると共に、1ショット
の露光終了後ウェハをステップ移動させて、次のショッ
トの露光領域に移動させる投影露光法をいう。
【0078】照明装置210は、典型的に、光源として
のレーザ220と照明光学系とを有し、転写用パターン
が形成された図示しないマスクを照明する。
【0079】レーザ220は照明光を発光する光源で、
例えば、波長約157nmのFエキシマレーザであ
る。しかし、レーザ220は波長約193nmのArF
エキシマレーザ等に置換されても良い。
【0080】照明光学系は、図示しないマスクへ光束を
照射する光学系であり、光学系230、オプティカルイ
ンテグレータ(又は、ライトインテグレータ)240、
集光レンズ250、光束分割部260、ブレード(絞
り)270、図示しない結像レンズとを有する。なお、
かかる照明光学系のレンズなどの光学素子に本発明の透
過率測定装置100が測定した透過率が所定値以上の被
測定物から製造された光学素子を使用することが出来
る。
【0081】光学系230は複数のレンズからなり、例
えば、入射側および射出側でテレセントリックとなるア
フォーカル系を構成している。かかる光学系よりアフォ
ーカル系(光学系230)を構成することで、レーザ2
20から射出された光束(コヒーレント光のビーム断
面)を光軸において直交する2方向に連続的に光束を拡
大及び縮小することができる。
【0082】オプティカルインテグレータ240は、例
えば、ハエの目レンズであって、図示しないマスクを効
率的に均一に照明する作用を有する。
【0083】集光レンズ250は、例えば、コンデンサ
ーレンズであって、オプティカルインテグレータ240
から出た光束をできるだけ多く集めて絞り270上で重
畳的に重ね合わせ、光束分割部260を介し絞り270
をケーラー照明する。
【0084】光束分割部260は、例えば、図8に示す
ような構成からなる3枚の平行平板より構成され、集光
された光束を透過光束と反射光束に分割する。なお、光
束の偏光状態を保存した分割方法は上述した通りであっ
てここでの詳細な説明は省略する。本実施例では、光束
分割部260によって分割された透過光束(図8中の光
束L2に対応する光束)は絞り270を照明する。ま
た、光束分割部260によって分割された反射光束(図
8中の光束L3に対応する光束)は光量を検出する検出
器262に入射する。なお、光束分割部260は、上述
したいかなる構成をも適用可能であることは言うまでも
ない。
【0085】図示しない結像レンズは絞り270を通過
した光束をマスク面上に結像する。なお、露光装置20
0の照明光学系210にはその他当業界で既知のいかな
る技術をも適用可能であり、ここでの詳細な説明は省略
する。
【0086】マスク上には所望のパターンが形成されて
おり、マスクから発せられた回折光は図示しない投影光
学系を通りウェハ上にパターン像を形成する。ウェハは
ウェハや液晶基板などの被処理体でありレジストが塗布
されているものである。
【0087】図示しない投影光学系は、複数のレンズ素
子のみからなる光学系、複数のレンズ素子と少なくとも
一枚の凹面鏡とを有する光学系、複数のレンズ素子と少
なくとも一枚のキノフォームなどの回折光学素子とを有
する光学系を使用することができる。かかる投影光学系
のレンズなどの光学素子に本発明の透過率測定装置が測
定した透過率が所定値以上の被測定物から製造された光
学素子を使用することが出来る。
【0088】図示しない制御部は典型的にCPU、図示
しないメモリとを有し、検出器262に接続されてい
る。CPUはMPUなど名前の如何を問わずいかなるプ
ロセッサも含み、各部の動作を制御する。メモリはRO
M及びRAMより構成され、露光装置を動作するファー
ムウェア及び最適な露光量(又は照度)のデータを格納
する。本実施例において、制御部は検出器262により
検出される光量の変動が所定範囲内になるようにレーザ
220の光量をフィードバック制御する。
【0089】かかる構成において、露光装置200は以
下のような動作を示す。露光装置200はマスクを照明
装置210によって照明し、図示しない投影光学系を介
しウェハ面上に所望のマスクのパターンを露光する。ま
た、このとき露光装置200の図示しない制御部は検出
器262で検出される光量、即ちマスクを照明する照度
をもとに、かかる光量の変動が所定範囲内になるように
レーザ220の光量をフィードバック制御する。
【0090】上述したように本発明の光束分割部260
は、露光に供する光束と検出器に入射する光束の偏光状
態が同じである。従って、露光装置200はレーザ22
0の偏光ゆらぎに基づく照明光学系の偏光特性の変化に
関わらず、正確に露光量を制御することができる。ま
た、露光装置の光学系のレンズなどの光学素子に本発明
の透過率測定装置が測定した透過率が所定値以上の被測
定物から製造された光学素子を使用することで、紫外
光、遠紫外光及び真空紫外光における光学特性の信頼度
が高い光学素子であるため高精度(高解像度)な露光を
実現する。この結果、均一な光強度で照明を行えるため
スループットが向上し、レジストへのパターン転写を高
精度に行って高品位なデバイス(半導体素子、LCD素
子、撮像素子(CCDなど)、薄膜磁気ヘッドなど)を
提供することができる。
【0091】次に、図9及び図10を参照して、上述の
露光装置200を利用したデバイスの製造方法の実施例
を説明する。図9は、デバイス(ICやLSIなどの半
導体チップ、LCD、CCD等)の製造を説明するため
のフローチャートである。ここでは、半導体チップの製
造を例に説明する。ステップ1(回路設計)ではデバイ
スの回路設計を行う。ステップ2(マスク製作)では、
設計した回路パターンを形成したマスクを製作する。ス
テップ3(ウェハ製造)ではシリコンなどの材料を用い
てウェハを製造する。ステップ4(ウェハプロセス)は
前工程と呼ばれ、マスクとウェハを用いてリソグラフィ
技術によってウェハ上に実際の回路を形成する。ステッ
プ5(組み立て)は後工程と呼ばれ、ステップ4によっ
て作成されたウェハを用いて半導体チップ化する工程で
あり、アッセンブリ工程(ダイシング、ボンディン
グ)、パッケージング工程(チップ封入)等の工程を含
む。ステップ6(検査)では、ステップ5で作成された
半導体デバイスの動作確認テスト、耐久性テストなどの
検査を行う。こうした工程を経て半導体デバイスが完成
し、これが出荷(ステップ7)される。
【0092】図10は、ステップ4のウェハプロセスの
詳細なフローチャートである。ステップ11(酸化)で
はウェハの表面を酸化させる。ステップ12(CVD)
では、ウェハの表面に絶縁膜を形成する。ステップ13
(電極形成)では、ウェハ上に電極を蒸着などによって
形成する。ステップ14(イオン打ち込み)ではウェハ
にイオンを打ち込む。ステップ15(レジスト処理)で
はウェハに感光剤を塗布する。ステップ16(露光)で
は、露光装置1によってマスクの回路パターンをウェハ
に露光する。ステップ17(現像)では、露光したウェ
ハを現像する。ステップ18(エッチング)では、現像
したレジスト像以外の部分を削り取る。ステップ19
(レジスト剥離)では、エッチングが済んで不要となっ
たレジストを取り除く。これらのステップを繰り返し行
うことによってウェハ上に多重に回路パターンが形成さ
れる。本実施例の製造方法によれば従来よりも高品位の
デバイスを製造することができる。このように、かかる
露光装置200を使用するデバイス製造方法、並びに結
果物としてのデバイスも本発明の一側面として機能する
ものである。
【0093】以上、本発明の好ましい実施例について説
明したが、本発明はこれらの実施例に限定されないこと
はいうまでもなく、その要旨の範囲内で種々の変形及び
変更が可能である。
【0094】
【発明の効果】本発明の透過率測定装置によれば、光束
分割部として用いる平行平板によって、分割された各々
の光束の偏光状態が等しい。よって、かかる透過率測定
装置は光源の偏光ゆらぎの影響を受けることなく、光学
部材等の透過率を高精度に測定することが可能となる。
また、かかる光束分割部を有する露光装置によれば、照
明光学系の偏光特性の変化に関わらず正確な露光量の検
出を行うことができので、露光光量を高精度にフィード
バック制御できる。従って、かかる露光装置を使用する
ことは、スループットを向上させるだけでなく、高品位
なデバイスを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一側面である透過率測定装置を示し
たブロック図である。
【図2】 図1に示す透過率測定装置の一部を示す概略
斜視図である。
【図3】 (a)は図2に示す第1の平行平板をZX平
面で示した側面図、(b)は図2に示す第2の平行平板
をZX平面で示した側面図、(c)は図2に示す第3の
平行平板をZX平面で示した側面図である。
【図4】 図1に示す光束分割部の変形例である光束分
割部を有する透過率測定装置の一部を示す図2に対応す
る図である。
【図5】 (a)は図4に示す第1の平行平板をZX平
面で示した側面図、(b)は図4に示す第2の平行平板
をZY平面で示した側面図、(c)は図4に示す第3の
平行平板をZX平面で示した側面図である。
【図6】 図4に示す光束分割部の別の形態である光束
分割部を有する透過率測定装置の一部を示す図2に対応
する図である。
【図7】 (a)は図6に示す第1の平行平板をZX平
面で示した側面図、(b)は図6に示す第2の平行平板
をXY平面で示した側面図、(c)は図6に示す第3の
平行平板をZX平面で示した側面図である。
【図8】 図1に示す光束分割部の変形例である光束分
割部を有する透過率測定装置の一部を示す図2に対応す
る図である。
【図9】 (a)は図8に示す第1の平行平板をZX平
面で示した側面図、(b)は図8に示す第2の平行平板
をZX平面で示した側面図、(c)は図8に示す第3の
平行平板をXY平面で示した側面図である。
【図10】 図8に示す光束分割部の別の形態である光
束分割部を有する透過率測定装置の一部を示す図2に対
応する図である。
【図11】 (a)は図10に示す第1の平行平板をZ
X平面で示した側面図、(b)は図10に示す第2の平
行平板をZY平面で示した側面図、(c)は図10に示
す第3の平行平板をXY平面で示した側面図である。
【図12】 本発明の一側面である分割手段を有する露
光装置の一部を示す概略側面図である。
【図13】 デバイス(ICやLSIなどの半導体チッ
プ、LCD、CCD等)の製造を説明するためのフロー
チャートである。
【図14】 図13に示すステップ4のウェハプロセス
の詳細なフローチャートである。
【符号の説明】
100 透過率測定装置 110 光源 120 光束分割部 122 第1の平行平板 124 第2の平行平板 126 第3の平行平板 140 検出器 150 検出器 160 ステージ 200 露光装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G059 AA00 AA01 BB16 DD12 DD13 EE05 GG01 GG04 GG07 GG08 HH03 JJ11 JJ21 JJ22 JJ30 KK01 KK03 MM01 MM10 MM14 2G086 EE06 EE12 FF06 5F046 BA03 CA03 CB12 CB23 DA01 DB01 DB11 DC02

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源より射出された光束から所定の偏光
    状態を有する第1の分割光束を生成する第1の光束分割
    部と、 前記光束から前記所定の偏光状態を有する第2の分割光
    束を生成する第2の光束分割部と、 前記第1の分割光束の光量を検出する第1の検出部と、 前記第2の分割光束の光量を検出する第2の検出部とを
    有し、 前記第1又は第2の分割光束上に被測定物がある場合と
    ない場合の前記第1及び第2の検出部の検出結果の差に
    基づいて前記被測定物の透過率を測定する透過率測定装
    置。
  2. 【請求項2】 前記透過率測定装置は前記被測定物を前
    記第1又は第2の分割光束の光軸上に出し入れ可能で、
    当該被測定物を載置可能なステージを更に有する請求項
    1記載の透過率測定装置。
  3. 【請求項3】 前記光源は紫外線パルスレーザである請
    求項1又は2記載の透過率測定装置。
  4. 【請求項4】 光源より射出された光束を反射及び透過
    することによって反射光束及び透過光束を生成する第1
    の光学部材と、 前記反射光束を透過して所定の偏光状態を有する第1の
    分割光束を生成する第2の光学部材と、 前記透過光束を反射して前記所定の偏光状態を有する第
    2の分割光束を生成する第3の光学部材と、 前記第1の分割光束の光量を検出する第1の検出部と、 前記第2の分割光束の光量を検出する第2の検出部とを
    有し、 前記第2の分割光束上に被測定物がある場合とない場合
    の前記第1及び第2の検出部の検出結果の差に基づいて
    前記被測定物の透過率を測定する請求項3記載の透過率
    測定装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の分割光束及び前記第2の分割
    光束は、前記第1及び第3の光学部材に対する反射回数
    及び当該反射における偏光特性が等しいと共に、前記第
    1及び第2の光学部材に対する透過回数及び当該透過に
    おける偏光特性が等しい請求項4記載の透過率測定装
    置。
  6. 【請求項6】 光源より射出された光束を反射及び透過
    することによって反射光束及び透過光束を生成し、当該
    反射光束を所定の偏光状態を有する第1の分割光束とす
    る第1の光学部材と、 前記透過光束を透過及び反射することによって透過光束
    及び反射光束を生成する第2の光学部材と、 前記第2の光学部材によって生成される透過光束を反射
    して前記所定の偏光状態を有する第2の分割光束を生成
    する第3の光学部材と、 前記第1の分割光束の光量を検出する第1の検出部と、 前記第2の分割光束の光量を検出する第2の検出部とを
    有し、 前記第2の分割光束上に被測定物がある場合とない場合
    の前記第1及び第2の検出部の検出結果の差に基づいて
    前記被測定物の透過率を測定する請求項3記載の透過率
    測定装置。
  7. 【請求項7】 前記第1の分割光束及び前記第2の分割
    光束は前記第1及び第3の光学部材に対する反射回数及
    び当該反射における偏光特性が等しいと共に、前記第2
    の光学部材は前記第1の光学部材を透過した直線偏光成
    分を前記直線偏光成分と直交する直線偏光成分として前
    記透過光を透過させる請求項6記載の光束分割装置。
  8. 【請求項8】 光源より射出された光束を反射及び透過
    することによって反射光束及び透過光束を生成し、当該
    反射光束を所定の偏光状態を有する第1の分割光束とす
    る第1の光学部材と、 前記透過光束を透過及び反射することによって透過光束
    及び反射光束を生成する第2の光学部材と、 前記第2の光学部材によって生成される反射光束を透過
    して前期所定の偏光状態を有する打2の分割光束を生成
    する第3の光学部材と、 前記第1の分割光束の光量を検出する第1の検出部と、 前記第2の分割光束の光量を検出する第2の検出部とを
    有し、 前記第2の分割光束上に被測定物がある場合とない場合
    の前記第1及び第2の検出部の検出結果の差に基づいて
    前記被測定物の透過率を測定する請求項3記載の透過率
    測定装置。
  9. 【請求項9】 前記第1の分割光束及び前記第2の分割
    光束は前記第1及び第2の光学部材に対する反射回数及
    び当該反射における偏光特性が等しいと共に、前記第3
    の光学部材は前記第1の光学部材を透過した直線偏光成
    分を前記直線偏光成分と直交する直線偏光成分として前
    記透過光を透過させる請求項8記載の光束分割装置。
  10. 【請求項10】 光源より射出された光束を反射及び透
    過することによって反射光束及び透過光束を生成し、当
    該透過光束を所定の偏光状態を有する第1の分割光束と
    する第1の光学部材と、 前記反射光束を透過及び反射することによって透過光束
    及び反射光束を生成する第2の光学部材と、 前記第2の光学部材によって生成される透過光束を反射
    して前記所定の偏光状態を有する第2の分割光束を生成
    する第3の光学部材と、 前記第1の分割光束の光量を検出する第1の検出部と、 前記第2の分割光束の光量を検出する第2の検出部とを
    有し、 前記第2の分割光束上に被測定物がある場合とない場合
    の前記第1及び第2の検出部の検出結果の差に基づいて
    前記被測定物の透過率を測定する請求項3記載の透過率
    測定装置。
  11. 【請求項11】 前記第1の分割光束及び前記第2の分
    割光束は前記第1及び第2の光学部材に対する透過回数
    及び当該透過における偏光特性が等しいと共に、前記第
    3の光学部材は前記第1の光学部材を反射した直線偏光
    成分を前記直線偏光成分と直交する直線偏光成分として
    前記反射光を反射させる請求項10記載の光束分割装
    置。
  12. 【請求項12】 光源より射出された光束を反射及び透
    過することによって反射光束及び透過光束を生成し、当
    該透過光束を所定の偏光状態を有する第1の分割光束と
    する第1の光学部材と、 前記反射光束を透過及び反射することによって透過光束
    及び反射光束を生成する第2の光学部材と、 前記第2の光学部材によって生成される反射光束を透過
    して前期所定の偏光状態を有する第2の分割光束を生成
    する第3の光学部材と、 前記第1の分割光束の光量を検出する第1の検出部と、 前記第2の分割光束の光量を検出する第2の検出部とを
    有し、 前記第2の分割光束上に被測定物がある場合とない場合
    の前記第1及び第2の検出部の検出結果の差に基づいて
    前記被測定物の透過率を測定する請求項3記載の透過率
    測定装置。
  13. 【請求項13】 前記第1の分割光束及び前記第2の分
    割光束は前記第1及び第3の光学部材に対する透過回数
    及び当該透過における偏光特性が等しいと共に、前記第
    2の光学部材は前記第1の光学部材を反射した直線偏光
    成分を前記直線偏光成分と直交する直線偏光成分として
    前記反射光を反射させる請求項12記載の光束分割装
    置。
  14. 【請求項14】 前記第1乃至第3の部材は反射率及び
    透過率特性が等しい光学素子である請求項4、6、8、
    10又は12記載の透過率測定装置。
  15. 【請求項15】 前記第1乃至第3の部材は平行平板で
    ある請求項4、6、8、10又は12記載の透過率測定
    装置。
  16. 【請求項16】 前記平行平板は入射角が45°になる
    ように配置される請求項15記載の透過率測定装置。
  17. 【請求項17】 前記透過率測定装置が測定した前記透
    過率が所定値以上の前記被測定物から製造される光学素
    子。
  18. 【請求項18】 レンズ、回折格子、光学膜体及びそれ
    らの複合体の一つである請求項17記載の光学素子。
  19. 【請求項19】 紫外光、遠紫外光及び真空紫外光を露
    光光として利用し、当該露光光を、請求項17記載の光
    学素子を含む光学系を介して被処理体に照射して当該被
    処理体を露光する露光装置。
  20. 【請求項20】 光源より射出された光束を用いて所望
    のパターンが形成されたマスクを照明する照明光学系
    と、 前記マスクを照明する前記光束と略共役な位置に設けら
    れ、所定の偏光状態を有する第1の分割光束及び前記所
    定の分割光束を有する第2の分割光束を生成する光束分
    割部と、 前記光束分割部によって分割された前記第1及び第2の
    分割光束のいずれかの光量を検出する検出器と、 当該検出器の検出結果に基づいて前記光源の光量を制御
    する制御部とを有する請求項19記載の露光装置。
  21. 【請求項21】 請求項19又は20記載の露光装置を
    用いて前記マスクの前記パターンを被処理体に投影露光
    する工程と、 前記投影露光された被処理体に所定のプロセスを行う工
    程とを有するデバイス製造方法。
  22. 【請求項22】 請求項19又は20記載の露光装置を
    用いて投影露光された被処理体より製造されるデバイ
    ス。
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US10/864,250 US7161675B2 (en) 2001-06-27 2004-06-08 Beam splitting apparatus, transmittance measurement apparatus, and exposure apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2016212102A (ja) * 2015-04-28 2016-12-15 台医光電科技股▲ふん▼有限公司 光学計測デバイス及びその方法

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