JP2003015564A - 発光性車両用内装材 - Google Patents
発光性車両用内装材Info
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Abstract
なる意匠を創出し、かついずれにおいても良好な装飾性
を発揮できる発光性車両用内装材を提供する。 【解決手段】EL発光素子層4を光源として備えるとと
もに、発光素子層4よりも表面側に少なくとも1つの光
半透過性パターンを有する意匠層24を備えるように
し、EL発光素子の非発光時には、光半透過性パターン
を含む意匠層により装飾性のある意匠を構成し、昼間の
EL発光素子の発光時には、前記意匠層24とEL発光
素子層4とで装飾性のある意匠を構成するようにして、
EL発光素子の非発光時と発光時とで異なる意匠を構成
する。
Description
し、詳しくは、エレクトロルミネセンスの面状発光体を
用いた発光性の車両用内装材に関している。
ては、実開昭63−125632号公報に開示される技
術がある。この技術は、シートにおけるシート調整機構
のノブ位置には、ルームランプの光が到達しにくく、夜
間においてはノブの所在や用途などがわかりにくいとい
う問題点を解決するためになされたものであった。この
ため、この技術によれば、車両用シートのノブ位置を明
示する部位にエレクトロルミネセンス(以下、単にEL
という。)発光素子を備えることとし、当該発光素子に
よる発光により、夜間等においてもシート調整機構のノ
ブ位置を照明して明示することができるようになってい
る。
L発光素子を光源とするだけの内装部位は、夜間におけ
る発光時には、照明としての機能や装飾的効果を発揮す
るものの、昼間においては、逆に車室内装とは異質な外
観を呈する。さらに、EL発光素子の表面側に単に印刷
等により意匠層を形成しただけでは、昼間においてはそ
の意匠層を認識させることができるものの、夜間におけ
る発光素子の発光時には、昼間と同様の意匠が背景の発
光により暗部として認識されるだけで意匠的に何ら変化
するものではない。したがって、本発明は、EL発光素
子の発光時と非発光時において、異なる意匠を創出し、
かついずれにおいても良好な装飾性を発揮できる発光性
車両用内装材を提供することを目的とする。
素子の発光特性とそれによる装飾性を損なうことなく、
昼間における装飾性向上について検討した結果、EL発
光素子層を光源として備えるとともに、発光素子層より
も表面側に少なくとも1層の光半透過性パターンを有す
る意匠層を備えるようにし、EL発光素子の非発光時に
は、前記光半透過性パターンを有する表面側意匠層によ
り装飾性のある意匠を構成し、昼間のEL発光素子の発
光時には、前記表面側意匠層とEL発光素子層とで装飾
性のある意匠を構成するようにして、EL発光素子の非
発光時と発光時とで異なる意匠を構成できることを見出
し、上記した課題を解決できることを見出した。
提供される。 (1)発光性の車両用内装材であって、EL発光素子層
と、この発光素子層の表面側に備えられる少なくとも1
つの光半透過性パターンを有する意匠層、とを有する、
車両用内装材。 (2)前記EL発光素子層の表面側には、前記光半透過
性パターンを有する意匠層とは別の意匠層を有する、
(1)記載の車両用内装材。 (3)前記光半透過性パターンは、不定形状あるいは一
定形状の光非透過性のドットパターンで構成されてい
る、(1)叉は(2)記載の車両用内装材。 (4)前記光半透過性パターンは、金属調外観を有す
る、(1)〜(3)のいずれかに記載の車両用内装材。 (5)前記EL発光素子層は、所定の発光パターンを有
する、(1)〜(4)のいずれかに記載の車両用内装
材。 (6)前記EL発光素子層と、前記光半透過性パターン
を有する意匠層との間を所定の距離離間する透明な離間
層を有する、(1)〜(5)のいずれかに記載の車両用
内装材。 (7)前記半透過性パターンを有する意匠層と前記別の
意匠層との間を所定距離離間する透明な離間層を有す
る、(2)記載の車両用内装材。
ーンとは、透明性基材上に施されたパターンであって、
基材の一方から他方に対して光が透過する状態のとき
に、より明るい側から意匠を見た場合、その意匠が視認
され、基板の暗い側にあるものが透視しにくいが、この
基材をより暗い側から見た場合には、基板のより明るい
側を透視しやすいようにデザインされたパターンであ
る。かかる光半透過性パターンをEL発光素子層の表面
側に備えることにより、EL発光素子の非発光時には、
意匠を明るい側から見ることになるため、デザインされ
た形状、色、模様の組み合わせで構成される意匠が視認
される。一方、EL発光素子の発光時には、意匠を暗い
側から見ることになるため、デザインされた領域は明る
い側が視認される、すなわち、EL発光素子層の発光状
態がそのまま視認できることになり、光半透過性意匠パ
ターンに係わらず、EL発光素子層の発光パターンが外
部から視認される状態となる。所望により、光半透過性
パターンの一部やその輪郭内部をEL発光素子層の発光
領域となる。このため、本発明の内装材によれば、EL
素子の非発光時(主として昼間)とEL素子の発光時
(主として夜間)において、異なる意匠を発現させるこ
とができる。したがって、本発明の内装材によれば、E
L素子の非発光時においては、半透過性パターンにより
所望の意匠を構成でき、EL発光時には、半透過性パタ
ーンに制限されることなく、EL発光による所望の意匠
を創出できる。さらに、EL発光時には、光半透過性パ
ターンとEL発光層との組み合わせによって、多様な意
匠を創出できる。
て詳細に説明する。 〔第1の実施形態〕本発明の内装材の一例を図1に示し
て説明する。本発明の内装材は、その装飾性を発揮させ
ようとする部位において、図1に示すように、EL発光
素子層4と、透明な離間層14と、意匠層24とを有す
る積層構造体2を備えている。このような積層構造体2
は、単独で内装材として用いることも可能であるが、通
常は、内装材の合成樹脂製等のフレームの表面側あるい
はその一部に嵌め込まれて一体化されて内装材を構成し
ている。
L発光素子を用いて形成することができる。本発明にお
いては、特に、面状に形成されたEL発光素子を用いる
ことが好ましい。このような面状発光素子は既に容易に
入手できる。EL発光素子層4は、その全面が発光面と
して有していてもよいが、より表層側の意匠層との関係
において必要な部分のみに発光パターン(発光領域)を
付与することもできる。すなわち、EL発光素子層4が
発光時において、表面側から視認される部位にのみ形成
することができる。また、より表面側にある意匠層と組
み合わさって複雑な意匠が視認できるように、視認部位
内においても発光強度に差を有する発光パターンを付与
することができる。すなわち、発光パターン内をデザイ
ンすることもできる。このようなEL発光素子層4の発
光パターンおよび発光パターン内における発光強度の調
整は、いずれもスクリーン印刷等の印刷手段等により形
成することができる。
には、意匠層24を備えているが、好ましくは、この意
匠層24との間には、透明な離間層14を備えている。
透明な離間層14は、通常は、光透過性のある樹脂で形
成される樹脂層である。離間層14を有することによ
り、特に、EL発光素子層4の発光時において、立体感
が顕著になり、非発光時との相違が大きくなるとともに
装飾性の優れたものとなる。
匠層24は、光半透過性のパターン30を有している。
当該パターン30は通常、光透過性のフィルムあるいは
シート状体の表面に付与されて形成されている。
る基材に対して付与される不定形状あるいは一定形状の
ドットによって形成されるパターンとすることもできる
し、あるいは、光透過性を有しない基材に対して付与さ
れる不定形状あるいは一定形状の光透過性ドットによっ
て形成されるパターンとすることもできる。いずれの場
合においても、ドット間隔やドットの大きさ等によって
光透過性が制御され、所望の光半透過性パターンが形成
される。パターンには、光透過率の差によってパターン
内にデザイン(模様)を付与することもできるし、当然
のことながら、ドットの色や材質を組み合わせることに
よって、デザインを付与することができる。
性パターン30を、金属調の外観を呈するようにするこ
とが好ましい。光半透過性パターン30が金属調である
と、EL発光素子層4の非発光時においては、金属調外
観を呈し、その発光時においては、EL発光素子層4に
よる発光に基づく色調を呈することができるからであ
る。色調はEL発光素子層4自体に付与されていてもよ
いし、EL発光素子層4と光透過性パターン30との間
のいずれかの部位に光透過性の着色層が形成されること
によって達成されてもよい。
性パターンは、光透過性を有するフィルムにインジウ
ム、スズ、アルミニウム、及びクロム等のいずれかの金
属種単体、あるいはこれらのいずれかあるいは2種以上
を含む合金の金属種を、真空蒸着法、スパッタリング
法、イオンプレーティング法といった従来公知の物理的
気相成長方法により粒子状あるいは島状に付与すること
によって得ることができる。フィルムに付与された粒子
状あるいは島状の金属種が、ドットに対応することにな
る。光透過率等は上記した各種方法における条件を調節
することにより調整することができる。このようなフィ
ルムは既に容易に入手することができる。また、上記し
た物理的気相成長法によって金属調の光半透過性パター
ン30を形成する場合には、パターンニングが容易に実
施できる。パターニングに際しては、所望の形状に開口
部を備えるマスクを介して気相成長させればよい。な
お、金属調の外観を有する光半透過性パターン30は、
物理化学的気相成長法によらない他の製法によるもので
あってもよい。かかる製法としては、めっき法、転写法
等を採用することができる。
印刷インク等の顔料を含む着色材料によっても形成する
ことができる。スクリーン印刷やオフセット印刷を始め
とする印刷や転写によって光半透過性パターン30を形
成する場合には、色の選択、ドット形状、ドット間隔、
パターン等の選択に自由度が高い。同時に、光透過率を
制御し所望に変化させることができる。したがって、デ
ザイン性の高いパターンを形成することができる。着色
材料による光透過性パターン30と金属調の光透過性パ
ターン30との双方を有し、これらを組み合わせると非
常に装飾性の高い装飾が可能となる。
ーン30の他に、光非透過性パターンや光透過性パター
ンを有することもできる。光非透過性パターンは通常の
着色材料やあるいは金属種によって形成することができ
る。また、光透過性パターンは、光半透過性パターンや
光非透過性パターンの形成に付随して形成される場合も
あるし、独立にデザインされたものとして形成される場
合もある。光半透過性パターン30とこれらのパターン
を組み合わせることにより、EL発光素子層4の非発光
時及び発光時において多様な意匠を創出できる。
性パターンの形成は、上記した金属種やインク等の着色
材料に限定するものでなく、公知の各種の材料を使用で
きる。例えば、セラミックス製の粉状体や繊維状体の
他、合成あるいは天然繊維を上記したドット材料として
使用することができる。
要に応じて保護層を設けることができる。保護層は光透
過性であることが好ましい。また、上記した金属調の光
半透過性パターン30を有する意匠層24を、当該パタ
ーン30を有する光透過性フィルムを用いるのであれ
ば、金属付着面をEL発光素子層4側に向けてこのフィ
ルムを積層することにより、別個に保護層を設けなくて
もこのフィルム自体が保護層的に機能する。
意匠的効果について図2に基づいて説明する。図2
(a)は、積層構造体2の断面構造の拡大図である。図
2(a)においては、意匠層24の光半透過性パターン
30がドットの集合体として記載されており、このパタ
ーン30に対応する領域にEL発光素子層4が形成され
ている。この状態では、EL発光素子層4が非発光状態
であり、この積層構造体2の表面側、すなわち、意匠層
24の外側がより明るく、その内側がより暗くなってい
る。換言すれば、光が意匠層24の外側から入射する状
態となっている。この場合には、光は光半透過性パター
ン30のドットで反射され、このパターン30によって
形成されるデザインが視認される。パターン30が金属
種で形成されている場合、金属調の質感を持った所定の
デザインとして認識される。また、パターン30が着色
材料で形成されている場合、その質感を持った所定のデ
ザインとして認識される。なお、意匠層24に、光非透
過性パターンを同時に備える場合には、そのパターンに
よってデザインも同時に認識され、光半透過性パターン
との組み合わせが認識されることになる。以上の状態
は、昼間において主として形成される状態である。
せた状態を図2(b)に示す。この状態においては、意
匠層24の外側がより暗く、内側がより明るい状態とな
っている。換言すれば、光が意匠層24の内側から入射
する状態となっている。この状態は、主として夜間にお
いて形成される状態である。
EL発光素子層4があれば、パターン30のドット間の
フィルムを透過してEL発光素子層4の光が外部から視
認される。さらに、EL発光素子層4の光の色調が光半
透過性パターン30に反映され、パターン30の色調
は、EL発光素子層4の非発光時とは異なる色調とな
る。光半透過性パターン30の光透過率によっては、暗
くも明るくも調整される。また、EL発光素子層4にお
いて発光の有無による発光パターンあるいは当該パター
ン内における強度の差等によるデザインが形成されてい
る場合には、その発光パターンあるいはその内部のデザ
インは光半透過性パターン30の形成領域においては外
部から視認される。
に対応する領域のみに光が通過するように発光パターン
を形成すれば、光半透過性パターン30による輪郭デザ
インの認識度を下げることなく、そのパターン30の色
調やトーンを変えることができる。さらに、EL発光素
子層4の形成領域(発光パターン)が光半透過性パター
ン30の形成領域より広い場合でも、光半透過性パター
ン30の周囲が光非透過性パターンによって縁取りある
いは包囲された状態であれば、コントラストの差によっ
て、光半透過性パターン30は、明部としてその形状が
外部から認識されて意匠を構成することができる。な
お、EL発光素子層4の形成領域がパターン30と対応
していない場合(パターン30よりも狭い、あるいはパ
ターン30の輪郭よりも広い、あるいは跨いで形成され
ている場合)には、光半透過性パターン30は認識され
なくなるか、あるいは認識されにくくなる。
率の差によってデザインが形成されている場合には、発
光によりトーン差のあるデザインが浮き出される場合も
ある。さらに、着色材料で形成された光半透過性パター
ン30の場合には、光透過率によっては、パターン30
における色彩模様も視認されうる場合もある。
により、光半透過性パターン30には発光層4の色調あ
るいはパターンが表出されるか、あるいはパターン30
が認識されなくなるか、ないし認識度が低くなり、EL
発光素子層4の非発光時とは外部から視認される意匠は
変化する。特に、光半透過性パターン30が金属種で形
成されていた場合には、金属調から、EL発光素子層4
に由来する色調に変化するため、意匠の相違は大きい。
が形成されていれば、当該パターンは暗部として認識さ
れ、光透過性パターンが形成されていれば、そのまま発
光層4のパターンが表出されることになる。すなわち、
光非透過性パターンは暗部を形成することによりコント
ラストを付与でき、光透過性パターンは、明部を形成す
ることによりコントラストに付与できる。光透過性パタ
ーンは、また、発光パターンの表出効果が大きい。
ば、発光層4の形成領域(発光パターン)とデザインと
光半透過性性パターン30、さらには光非透過性パター
ンや光透過性パターンとの組み合わせにより、EL発光
素子層4の発光時と非発光時とのそれぞれにおいて、多
様な意匠を構成することができる。これにより、EL発
光素子層4の発光時において、EL発光素子層4の非発
光時との意匠との差が大きく、かつ優れた意匠を形成す
ることができる。さらに、図2(b)に示す場合には、
離間層14の存在により、深みのある意匠が視認される
ことになる。
層構造体2に備えているが、離間層14は本発明の積層
構造体2においては必須の構成要素ではない。
施形態について図3を参照しながら説明する。本形態の
積層構造体32は、さらに他の意匠層34を備える点以
外は第1の形態の積層構造体2と同一であるので、同一
部分については同じ部材名及び符号を使用し、相違点を
中心に説明する。本形態の積層構造体32は、EL発光
素子層4、離間層14、意匠層24とを備えており、さ
らに、EL発光素子層と離間層14との間に他の意匠層
34を備えている。
ン、光非透過性パターンおよび/または光半透過性パタ
ーンを備えることができる。離間層14を介してさらに
別の意匠層34が存在することにより、この意匠層34
の意匠は、離間層14のレンズ効果により立体感や深み
を持って認識される。よって、特に、EL発光素子層4
の非発光時、すなわち、昼間において好ましい意匠が形
成されることになる。
る意匠的効果について図4に基づいて説明する。図4
(a)には、EL発光素子層4の非発光時であり、積層
構造体32の表面側、すなわち、意匠層24の外側が明
るく、内側が暗い状態の積層構造体32の平面図が示さ
れている。図4(a)のb−b線における断面図を図4
(b)に示す。外部から入射する光は、意匠層24に形
成された、中央部に形成された光半透過性パターン(図
中、アルファベットのAという文字を構成する)30や
意匠層34の光非透過性パターン40(斜めのストライ
プを構成する)により反射されて、これらのパターンの
それぞれが外部か視認され、組み合わされて1つの意匠
が視認されるようになっている。他の意匠層34のパタ
ーン40は、離間層14により意匠層24のパターン3
0や光非透過性パターンと離間された状態で視認される
点において、第1の実施形態における意匠効果とは異な
っており、より深みのある意匠となっている。
せた平面状態を図4(c)に示す。本形態のEL発光素
子層4においては、光半透過性パターン30に対応した
領域に発光パターン50が形成されており、パターン3
0はその輪郭が維持された状態で発光層4の光によって
外部から視認されるようになっている。また、光非透過
性パターン40に対応した領域には発光パターン50が
形成されておらず、また、光も透過しないため、暗部と
して視認されるようになっている。さらに、発光パター
ン50は、この光非透過性パターン40の形成されてい
ない領域(すなわち、光透過性パターン)に対応して斜
めのストライプ状に形成されているため、当該ストライ
プ状の発光パターン50が外部から表出され視認される
ようになっている。
属調であり、ストライプ柄が所望の色調に形成される一
方、図4(c)では、アルファベットのAは発光素子層
4の発光の色調を呈し、ストライプ柄は図4(a)と交
互状となり、かつ発光に基づく色調を呈するようになっ
ている。なお、図4では、意匠層24に光半透過性パタ
ーンないしは光透過性パターンを設け、意匠層34に光
非透過性パターンないしは光透過性パターンを設ける構
成としたが、これに限定するものでなく、意匠層を2層
以上設け、層全体において、少なくとも1個の光半透過
性パターンを備えて、かつ、光非透過性パターンおよび
/または光透過性パターンを備えることにより、EL発
光素子層4の発光時及び非発光時における意匠の相違を
創出し、かつ優れた意匠を構成することができる。
を、少なくとも一つの光半透過性パターン30を有する
意匠層24よりもEL発光素子層4側に設ける構成とし
たが、別の意匠層34の設ける部位はこれに限定するも
のではなく、意匠層24よりも表層側に設けることもで
きる。また、透明な離間層よりも表層側に設けることが
できる。図5に、他の形態の積層構造体42を示す。こ
の積層構造体にあっては、最表層側に別の意匠層34を
備え、透明な離間層14を介してその下側に意匠層24
を設ける構成とした。かかる構成によれば、光半透過性
パターン30が別の意匠層34よりも内部に存在するた
めに、特に、光半透過性パターン30が金属調外観を有
する場合には、EL発光素子層4の非発光時には、奥行
き感が優れた意匠が得られる。また、EL発光素子層4
の発光時に透明な離間層14を介していると、穏やかな
照明効果が得られるようになっている。
通常の合成樹脂の積層体の製造方法によって製造するこ
とができる。すなわち、印刷されあるいは物理的処理が
されたフィルムの接着あるいは融着による積層一体化
法、あるいはキャスティング法との組み合わせ、あるい
は圧締めによる積層一体化法等によって製造することが
できる。
を達成するような保護層を備えている。特に、本発明
は、EL発光素子層を含め全ての層を可撓性を有する層
で構成して、可撓性を有する積層構造体を形成できる。
積層構造体をそのまま内装材として用いることもできる
し、さらに適当なフレームに一体化することもできる
が、いずれにしても可撓性を有する内装材を構成するこ
とができる。このような内装材は、曲面への取り付けが
可能であり、かつ取り付け作業も容易に達成される。
カッフプレート、ドアトリム装飾プレート、ダッシュボ
ード周り装飾プレート、インドアパネル周りの装飾プレ
ート、コンソール(ボックス)周りの装飾プレートを始
めとする自動車用内装用装飾プレートである。
と非発光時において、異なる意匠を創出し、かついずれ
においても良好な装飾性を発揮できる発光性車両用内装
材を提供することができる。
態を示す図である。
図(a)及び(b)である。
一形態を示す図である。
図(a)〜(c)である。
に他の一形態を示す図である。 2、32、42 積層構造体 4 EL発光素子層 14 離間層 24 意匠層 30 光半透過性パターン 34 別の意匠層 40 光非透過性パターン 50 発光パターン
Claims (7)
- 【請求項1】発光性の車両用内装材であって、 EL発光素子層と、 この発光素子層の表面側に備えられる少なくとも1つの
光半透過性パターンを有する意匠層、とを有する、車両
用内装材。 - 【請求項2】前記EL発光素子層の表面側には、さら
に、前記光半透過性パターンを有する意匠層とは別の意
匠層を有する、請求項1記載の車両用内装材。 - 【請求項3】前記光半透過性パターンは、不定形状ある
いは一定形状の光非透過性のドットパターンで構成され
ている、請求項1又は2記載の車両用内装材。 - 【請求項4】前記光半透過性パターンは、金属調外観を
有する、請求項1〜3のいずれかに記載の車両用内装
材。 - 【請求項5】前記EL発光素子層は、所定の発光パター
ンを有する、請求項1〜4のいずれかに記載の車両用内
装材。 - 【請求項6】前記EL発光素子層と、前記光半透過性パ
ターンとの間を所定の距離離間する透明な離間層を有す
る、請求項1〜5のいずれかに記載の車両用内装材。 - 【請求項7】前記半透過性パターンを有する意匠層と前
記別の意匠層との間を所定距離離間する透明な離間層を
有する、請求項2記載の車両用内装材。
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