JP2003016254A - 議決権管理方法 - Google Patents

議決権管理方法

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JP2003016254A
JP2003016254A JP2001203598A JP2001203598A JP2003016254A JP 2003016254 A JP2003016254 A JP 2003016254A JP 2001203598 A JP2001203598 A JP 2001203598A JP 2001203598 A JP2001203598 A JP 2001203598A JP 2003016254 A JP2003016254 A JP 2003016254A
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JP2001203598A
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Takayuki Nagata
隆行 永田
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Original Assignee
TAKARA PRINTING CO Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 株主総会において、簡易に議決権を行使する
ことができる議決権管理方法を提供する。 【解決手段】 株主総会の期日の所定期間前になった場
合、管理コンピュータ21は、議決権を有する株主を抽
出する。そして、株主毎に議決権行使番号を生成し、株
主総会招集通知とともに株主の電子メールアドレスに送
信する。株主は、パスワード、株主ID、議決権行使番
号を用いて、インターネットIを介して証券代行システ
ム20にアクセスを行なう。そして、議決権を行使する
ために、議決権行使ウェブページを用いて議案毎に賛否
を選択する。この賛否に関するデータは、証券代行シス
テム20に送信される。管理コンピュータ21は、議案
毎の賛否に関するデータを集計し、投票結果を算出す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、株主総会において
行使する議決権の管理を行なう場合に用いる議決権管理
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】株主総会において、議決権を有する株式
保有者(株主)は、議決権を行使することが可能であ
る。この様な株式に関しては、証券代行機関が株式事務
を行なう場合がある。この場合、証券代行機関は、株主
総会の期日の少なくとも2週間以上前に招集通知と議決
権行使書とを郵送する。そして、株主は、株主総会に参
加して、議案に対する賛否を表明する。また、株主総会
に参加しない株主は、議案に対する賛否を表明した議決
権行使書に押印し、証券代行機関に返送する。証券代行
機関においては、押印された印影により本人確認を行な
う。そして、証券代行機関は、株主総会前に、議決権行
使書を集計し、株式会社に報告していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】現在、この議決権行使
書は郵送により送付され、返送された後、集計される。
この場合、郵送に代えてネットワークを用いることも考
えられる。しかし、ネットワークを用いる場合、本人確
認が困難な場合が多く、第三者が株主になりすまして、
議決権を行使する危険もある。このため、電子認証制度
を利用することも可能であるが、暗号鍵の管理などが困
難な場合も多い。
【0004】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであり、その目的は、簡易に議決権を行使す
ることができる議決権管理方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、株主を識別するための
株主識別子を記録した株主データ記憶手段と、議決権を
行使する場合に用いる識別子であって、前記株主識別子
と関連づけられた議決権識別子を記録した議決権識別子
データ記録手段と、株主総会における議案に対して賛否
を表明した賛否識別子を記録する投票データ記憶手段
と、ネットワークを介して株主端末に接続された管理コ
ンピュータとを有する議決権管理システムを用いて、株
主の議決権を管理する方法であって、前記管理コンピュ
ータが、前記株主端末から、株主識別子と議決権識別子
とを受信する第1の段階と、前記管理コンピュータが、
前記株主データ記憶手段と前記議決権識別子データ記録
手段とを用いて、前記受信した株主識別子及び議決権識
別子を照合する第2の段階と、前記照合ができた場合、
前記管理コンピュータが、前記株主端末から議決権を行
使するための賛否識別子を受信し、この賛否識別子を前
記投票データ記憶手段に記録する第3の段階と、前記管
理コンピュータが、株主総会前に前記賛否識別子を集計
し、投票結果を算出する第4の段階とを有することを要
旨とする。
【0006】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の議決権管理方法において、前記第3の段階の受信は、
前記株主総会前の所定期間のみ許容することを要旨とす
る。請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の
議決権管理方法において、株主総会期日の所定期間前
に、前記管理コンピュータが、議決権を有する株主を抽
出する段階と、前記管理コンピュータが、前記抽出され
た株主の端末に、前記議決権識別子を送信する段階とを
さらに有することを要旨とする。
【0007】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の議決権管理方法において、前記議決権識別子は、株主
総会期日の所定期間前に、議決権を有する株主毎に生成
されることを要旨とする。
【0008】請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の
いずれか1項に記載の議決権管理方法において、前記株
主データ記憶手段には、前記株主端末から前記管理コン
ピュータにアクセスするために用いるパスワードが、前
記株主識別子に関連づけられて記録されており、前記第
1の段階では、さらに前記パスワードを受信し、前記第
2の段階では、さらに、前記株主データ記憶手段を用い
て前記受信したパスワードを照合することを要旨とす
る。
【0009】請求項6に記載の発明は、請求項1〜5の
いずれか1項に記載の議決権管理方法において、前記株
主データ記憶手段には、前記株主識別子に関連づけて、
前記株主が保有する株式数がさらに記録されており、前
記第4の段階は、前記管理コンピュータが、前記株主デ
ータ記憶手段を用いて、議決権を有する株主毎に株式数
を抽出し、前記賛否識別子毎に株式数を集計することを
要旨とする。
【0010】請求項7に記載の発明は、請求項1〜6の
いずれか1項に記載の議決権管理方法において、前記第
3の段階は、さらに、前記賛否識別子とともに、前記株
主が議決権を行使する株式数を受信し、この株式数を前
記賛否識別子と関連づけて記録し、前記第4の段階は、
賛否識別子毎に、前記賛否識別子に関連づけられた株式
数を集計することを要旨とする。
【0011】(作用)請求項1に記載の発明によれば、
管理コンピュータが、前記株主データ記憶手段と前記議
決権識別子データ記録手段とを用いて、前記受信した株
主識別子及び議決権識別子を照合する。そして、前記照
合ができた場合、前記株主端末から議決権を行使するた
めの賛否識別子を受信し、この賛否識別子を前記投票デ
ータ記憶手段に記録する。そして、株主総会前に前記賛
否識別子を集計し、投票結果を算出する。このため、株
主は、ネットワークに接続された端末を用いて、容易に
議決権を行使することができる。また、投票結果は管理
コンピュータが集計するので、容易かつ迅速に株主の賛
否を把握することができる。
【0012】請求項2に記載の発明によれば、管理コン
ピュータは、株主端末から送信された議決権を行使する
ための賛否識別子の受信を、前記株主総会前の所定期間
のみ許容する。このため、時期を逸した議決権の行使は
排除される。
【0013】請求項3に記載の発明によれば、管理コン
ピュータが、議決権を有する株主を抽出し、前記抽出さ
れた株主の端末に、前記議決権識別子を送信する。この
ため、株主は議決権識別子を把握できる。特に、議決権
識別子を株主総会毎に洗い替えする場合には、株主は容
易に議決権識別子を把握できる。
【0014】請求項4に記載の発明によれば、株主総会
期日の所定期間前に、管理コンピュータが、議決権識別
子を、議決権を有する株主毎に生成する。このため、議
決権識別子を株主総会毎に洗い替えすることができ、議
決権識別子に基づいて確実に議決権行使ができる。
【0015】請求項5に記載の発明によれば、株主デー
タ記憶手段には、前記株主端末から前記管理コンピュー
タにアクセスするために用いるパスワードが、前記株主
識別子に関連づけられて記録されている。このため、株
主の本人認証はパスワードを用いて行なわれ、パスワー
ドとは別に、議決権の有無を議決権識別子で確認でき
る。従って、従来の株主管理を行なうシステムを活かし
ながら、ネットワーク上での議決権の行使を許容でき
る。
【0016】請求項6に記載の発明によれば、株主デー
タ記憶手段には、前記株主識別子に関連づけて、前記株
主が保有する株式数がさらに記録されており、前記第4
の段階は、前記管理コンピュータが、前記株主データ記
憶手段を用いて株式数を抽出し、前記賛否識別子毎に株
式数を集計する。このため、株主の保有する株式数に応
じて、議決権の行使ができる。
【0017】請求項7に記載の発明によれば、前記第3
の段階は、さらに、前記賛否識別子とともに、前記株主
が議決権を行使する株式数を受信し、この株式数を前記
賛否識別子と関連づけて記録し、前記第4の段階は、賛
否識別子毎に、前記賛否識別子に関連づけられた株式数
を集計する。このため、株主は、保有する株式数に応じ
て、議決権の不統一行使ができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を、図1〜図9に従って説明する。本実施形態で
は、証券代行機関が、株主総会における株主の議決権を
管理する議決権管理方法として説明する。この議決権管
理には、議決権管理システムとしての証券代行システム
20が用いられる。
【0019】この証券代行システム20は、株式保有者
(株主)の証券の管理代行サービスを提供する証券代行
機関のコンピュータシステムである。具体的には、株主
端末としてのユーザ端末10に、議決権を行使するため
の情報を提供する。
【0020】図1に示すように、証券代行システム20
は、ネットワークとしてのインターネットIを介して、
ユーザ端末10に接続されている。ユーザ端末10は、
株式保有者である株主が使用するコンピュータ端末であ
る。このユーザ端末10は、証券代行システム20から
受信したウェブページを表示したり、議案に対しての賛
否に関するデータを証券代行システム20に送信したり
する。このため、ユーザ端末10は、図示しない制御手
段(CPU)、記憶手段(RAM、ROM、ハードディ
スク等)、キーボード、マウス等の入力手段、ディスプ
レイ等の出力手段、モデム等の通信手段等を備える。ま
た、このユーザ端末10は、受信した電子メールやウェ
ブページを表示等するための各種プログラム(例えば、
電子メールプログラムやブラウザプログラム)を内蔵し
ている。
【0021】証券代行システム20は、図1に示すよう
に、管理コンピュータ21を備えている。この管理コン
ピュータ21は、ユーザ端末10との間でデータの送受
信を行なう。管理コンピュータ21は、図示しない制御
手段(CPU)、記憶手段(RAM、ROM等)、キー
ボード、マウス等の入力手段、ディスプレイ等の出力手
段、モデム等の通信手段等を有するコンピュータであ
り、各種プログラムを実行することにより、後述するデ
ータの処理、データ送受信等の制御等を行なう各手段と
しての機能を実現する。
【0022】管理コンピュータ21には、図1に示すよ
うに、株主データ記憶手段としての株主データ記憶部2
2、ウェブページ記憶部23、及び議決権識別子データ
記録手段及び投票データ記憶手段としての投票データ記
憶部24が、それぞれ接続されている。
【0023】株主データ記憶部22には、図2に示すよ
うに、この証券代行機関を利用する株主に関するデータ
が記録されている。本実施形態では、株主データ記憶部
22には、株主に関する株主属性データ220と、保有
する株式に関する株式データ221とが記録されてい
る。この株主属性データ220は、株式を購入すること
により、株主になった場合に生成される。株主属性デー
タ220には、株主名毎に、住所、電話番号、電子メー
ルアドレス及びパスワードに関するデータが、相互に関
連づけられて記録される。さらに、株式データ221に
は、株式銘柄、株式数、及び株主識別子としての株主I
Dに関するデータが含まれる。この株式データ221は
株主属性データ220に関連づけられて記録される。
【0024】この株主名データ領域には、株式を保有す
る株主を識別するために、その氏名に関するデータが記
録される。住所データ領域、電話番号データ領域には、
それぞれ株主の住所や電話番号に関するデータが記録さ
れる。電子メールアドレスデータ領域には、その株主が
利用する電子メールのアドレスに関するデータが記録さ
れる。パスワードデータ領域には、その株主が利用する
パスワードに関するデータが記録される。この電子メー
ルアドレス及びパスワードは、株主が本システムを用い
て議決権を行使することを証券代行機関に申請した場合
に記録される。
【0025】株式データ221の株式銘柄データ領域に
は、株主が保有する株式を識別するための株式銘柄名や
証券コードに関するデータが記録される。株式数データ
領域には、株主が保有する株式数に関するデータが記録
される。株主IDデータ領域には、株主に付与された識
別子である株主IDに関するデータが記録される。
【0026】ウェブページ記憶部23には、図3に示す
ように、ユーザ端末10からのアクセス要求に応じて提
供するウェブページに関するウェブページデータ230
が記録される。このウェブページデータ230は、証券
代行機関が本サービスを提供するために設けられてい
る。本実施形態では、このウェブページ記憶部23に
は、後述する「証券代行ウェブページ」や「議決権行使
ウェブページ」等の各種ウェブページが、HTML(Hy
pertext Markup Language )を用いて記録されている。
【0027】投票データ記憶部24には、図4に示すよ
うに、株主が議決権を行使して投票した投票データ24
0が記録される。この投票データ240のデータ領域
は、証券代行機関が議決権を有する株主に対して株主総
会招集通知を送付する前に生成される。本実施形態で
は、投票データ240には、株主ID、議決権識別子と
しての議決権行使番号、株式数、議案番号、賛否識別子
としての賛否フラグが、相互に関連づけられて記録され
る。この株主IDデータ領域には、株主を識別するため
のデータが記録される。議決権行使番号データ領域に
は、株主総会招集通知を送付する前に、証券代行機関
が、議決権を有する株主に対して付与した議決権行使番
号に関するデータが記録される。
【0028】また、株式数データ領域には、株主が保有
し、議決権を行使する株式数に関するデータが記録され
る。議案番号データ領域には、株主総会における議案を
識別するための議案番号に関するデータが記録される。
賛否フラグデータ領域には、株主が議案に対して表明し
た「賛成」又は「反対」を識別するためのフラグに関す
るデータが記録される。株主総会において複数の議案が
審議される場合には、議案毎に賛否に関するデータが記
録される。
【0029】次に、上記のように構成されたシステムに
おいて、議決権行使処理を行なう手順を、図5に従って
説明する。まず、本システムを用いて議決権を行使する
株主の登録段階の処理について説明する。証券代行機関
の新規顧客が、株式を購入した場合、証券代行機関は株
主名、住所、電話番号に関するデータを株主データ記憶
部22の株主属性データ220に記録する。そして、購
入した株式について、株主属性データ220に関連づけ
て株式データ221として株式銘柄、株式数に関するデ
ータを記録する。この場合、管理コンピュータ21は、
この株式に関する株主IDを付与し、株式データ221
として株主データ記憶部22に記録する。なお、株式を
購入した顧客に関する株主属性データ220が既に存在
する場合には、この株主属性データ220に関連づけて
株式データ221を記録する。
【0030】株主となった顧客が、インターネットIを
介しての議決権行使を希望する場合には、証券代行機関
に対して、その希望に関する届出書を提出する。この届
出書には、顧客の押印、株主が使用するパスワード及び
株主の連絡先としての電子メールアドレスが含まれる。
この届出書を受領した証券代行機関は、この顧客に関す
る株主属性データ220に、届出のあった電子メールア
ドレス、パスワードを記録する(S1−1)。
【0031】次に、管理コンピュータ21は、登録され
た電子メールアドレスに、インターネットIを介して通
知を送信する(S1−2)。この通知には、インターネ
ットIを介しての議決権行使が認められた旨と株主ID
とが含まれる。
【0032】次に、議決権行使の段階の処理について説
明する。株主総会の期日の所定期間前になった場合、証
券代行機関は、株主総会の招集通知を行なう。この場
合、管理コンピュータ21は、株主総会の行なわれる株
式銘柄に関して、議決権を有する株主の株主IDを株主
データ記憶部22から抽出する(S1−3)。
【0033】そして、管理コンピュータ21は、抽出し
た株主IDに対して議決権行使番号を生成する(S1−
4)。本実施形態では、抽出した株主ID毎に、管理コ
ンピュータ21が乱数を用いて議決権行使番号を生成す
る。そして、管理コンピュータ21は、投票データ記憶
部24に株主IDに関連づけて、生成した議決権行使番
号を記録する。
【0034】次に、管理コンピュータ21は、株主総会
招集通知とともに、この議決権行使番号を株主に送信す
る(S1−5)。この場合、管理コンピュータ21は、
株主IDに基づいて、株主データ記憶部22に記録され
た電子メールアドレスを抽出し、その電子メールアドレ
スに議決権行使番号を送信する。
【0035】この株主総会招集通知を受信した株主は、
議決権を行使するための処理を行なう。ここでは、この
議決権行使は株主総会の前日までに行なうこととする。
まず、証券代行機関のウェブサイトにアクセス要求を行
なう(S1−6)。ここでは、ユーザ端末10のブラウ
ザプログラムを立ち上げ、証券代行システム20のUR
L(Uniform Resource Locators )を投入することによ
り行なわれる。
【0036】アクセス要求を受信した管理コンピュータ
21は、ウェブページ記憶部23に記録された「証券代
行ウェブページ」を、インターネットIを介してユーザ
端末10に送信する(S1−7)。この「証券代行ウェ
ブページ」を受信したユーザ端末10のディスプレイに
は、図6に示す表示画面100が出力される(S1−
8)。この表示画面100には、株主のパスワード、株
主ID及び議決権行使番号の入力欄101が表示され
る。さらに、表示画面100には送信ボタン102が表
示される。
【0037】まず、株主は、自身のパスワード、株主I
D及び受信した議決権行使番号を入力欄101に入力す
る。入力を完了した場合には、送信ボタン102をクリ
ックする。この場合、ユーザ端末10は、パスワード、
株主ID及び議決権行使番号に関するデータを、インタ
ーネットIを介して証券代行システム20に送信する
(S1−9)。
【0038】このデータを受信した管理コンピュータ2
1は、受信したパスワード、株主ID及び議決権行使番
号の照合を行なう(S1−10)。ここでは、管理コン
ピュータ21は、まずパスワード及び株主IDに基づい
て本人確認を行なう。具体的には、受信したパスワード
及び株主IDが、株主データ記憶部22に記録されてい
るものと一致するかどうかを確認する。
【0039】次に、管理コンピュータ21は、議決権の
有無を確認する。具体的には、受信した議決権行使番号
が、投票データ記憶部24に株主IDに関連づけられて
記録された議決権行使番号に一致するかどうかを確認す
る。パスワード、株主ID、議決権行使番号の照合がで
きない場合には、管理コンピュータ21はその旨をユー
ザ端末10に送信し、処理を中止する。
【0040】パスワード、株主ID及び議決権行使番号
の照合ができた場合は、議決権行使処理を実行する(S
1−11)。この場合、管理コンピュータ21は、ユー
ザ端末10に対して、ウェブページ記憶部23に記録さ
れた「議決権行使ウェブページ」を送信する。このウェ
ブページを受信したユーザ端末10のディスプレイに
は、図7に示す表示画面110が出力される。この表示
画面110には、選択ボタン111、議案毎に議決権を
行使するための選択ボタン112、議案詳細ボタン11
3及び完了ボタン114が表示される。議案の内容を参
照する場合には、議案詳細ボタン113をクリックす
る。この場合、議案毎にその内容が表示される。
【0041】全議案に対して、一括して「賛成」又は
「反対」を投票する場合には、選択ボタン111のいず
れか一方を選択し、完了ボタン114をクリックする。
ここでは、議案毎に議決権を行使する場合を想定する。
議案毎の投票を希望する場合には、選択ボタン112を
クリックする。この場合、ユーザ端末10のディスプレ
イには、図8に示す表示画面120が出力される。この
表示画面120には、議案毎に「賛成」又は「反対」を
選択するための選択ボタン121、議案詳細ボタン12
2及び完了ボタン123が表示される。議案詳細ボタン
122は、議案の内容を表示するためのボタンである。
【0042】ここでは、株主は、第1号議案に対しては
「賛成」、第2号議案に対しては「反対」、第3号議案
に対しては「賛成」の選択ボタン121を選択した場合
を想定する。完了ボタン123をクリックした場合、ユ
ーザ端末10のディスプレイには、図9に示す表示画面
130が出力される。この表示画面130には、株主が
選択した賛否が表示される。なお、表示画面110にお
いて、全議案に対して、一括して「賛成」又は「反対」
を投票した場合には、各議案に対して同じ「賛成」又は
「反対」が表示される。
【0043】さらに、表示画面130には、後退ボタン
131、議案詳細ボタン132及び行使ボタン133が
表示される。賛否を修正する場合には、後退ボタン13
1をクリックし、前の画面を出力し、選択を修正する。
議案内容を確認する場合には議案詳細ボタン132をク
リックする。
【0044】そして、賛否を確認し、議決権を行使する
場合には、行使ボタン133をクリックする。行使ボタ
ン133がクリックされた場合、ユーザ端末10は、議
案番号毎に選択された賛否フラグを生成する。ここで
は、議案番号「1」及び「3」に対して「賛成」フラ
グ、議案番号「2」に対して「反対」フラグが関連づけ
られた賛否フラグが生成され、株主IDとともに、イン
ターネットIを介して証券代行システム20に送信され
る。
【0045】この賛否フラグを受信した管理コンピュー
タ21は、まず、株主IDに基づいて、株主データ記憶
部22からこの株主の保有する株式数を抽出する。そし
て、この株式数とともに、議案番号毎に賛否フラグを投
票データ記憶部24に記録する。以上により、株主によ
る議決権行使の処理を終了する。なお、株主総会の開催
時刻の所定時間前になった場合、管理コンピュータ21
は議決権行使のためのアクセス要求を拒否する。
【0046】そして、管理コンピュータ21は、議案毎
の賛否フラグを集計する(S1−12)。この場合、管
理コンピュータ21は、株主データ記憶部22から株主
総会の行なわれる株式銘柄を保有する株主IDを抽出す
る。そして、この株主IDに関連づけられて記録された
投票データ240を抽出する。そして、議案毎に「賛
成」フラグに関連づけられた株式数、及び「反対」フラ
グに関連づけられた株式数を総計する。さらに、証券代
行機関は、郵送により返送された議決権行使書に記載さ
れた賛否の総計と合計し、その結果を株主総会に提供す
る。株主総会では、株主総会参加者の投票数と証券代行
機関から提供された結果とを合計し、議案を議決する。
【0047】以上、本実施形態によれば、以下に示す効
果を得ることができる。 ・ 上記実施形態では、株主総会の期日の所定期間前に
なった場合、証券代行機関は、株主総会の招集通知を行
なう。この招集通知に基づいて、株主は議決権を行使す
る。このため、従来の株主総会制度を活かしながら、株
主は議決権を行使できる。
【0048】・ 上記実施形態では、証券代行システム
20の管理コンピュータ21は、パスワード、株主ID
及び議決権行使番号を用いて、議決権を有する株主を照
合する。この議決権行使番号は、管理コンピュータ21
が乱数を用いて生成する。このため、電子認証制度を利
用する場合と異なり、証券代行機関は、簡易に株主を確
認できる。
【0049】・ 上記実施形態では、株主が議決権を行
使した場合、インターネットIを介して、議案毎に賛否
フラグを証券代行システム20に送信する。この賛否フ
ラグは、株主の保有する株式数とともに投票データ記憶
部24に記録される。そして、株主総会の開催時刻の所
定時間前になった場合、管理コンピュータ21は、議案
毎の賛否フラグを集計する。このため、証券代行機関
は、容易に投票結果を把握することができる。
【0050】・ 上記実施形態では、株主総会の開催時
刻の所定時間前になった場合、管理コンピュータ21は
議決権行使のためのアクセス要求を拒否する。このた
め、本システムを利用しての、時期を逸した議決権の行
使を排除できる。
【0051】なお、上記実施形態は、以下の態様に変更
してもよい。 ・ 上記実施形態では、賛否フラグを受信した管理コン
ピュータ21は、まず、株主IDに基づいて、株主デー
タ記憶部22からこの株主の保有する株式数を抽出す
る。そして、この株式数とともに、議案番号毎に賛否フ
ラグを投票データ記憶部24に記録する。そして、議案
毎に「賛成」フラグに関連づけられた株式数、及び「反
対」フラグに関連づけられた株式数を総計する。これに
代えて、株主に議決権の不統一行使を認めてもよい。こ
の場合、図8に示す表示画面120において、選択ボタ
ン121毎に株式数の入力欄を設ける。そして、表示画
面130の行使ボタン133がクリックされた場合、ユ
ーザ端末10は、インターネットIを介して、議案毎に
賛否フラグとその株式数とを、証券代行システム20に
送信する。この賛否フラグを受信した管理コンピュータ
21は、受信した株式数とともに、議案番号毎に賛否フ
ラグを投票データ記憶部24に記録する。これにより、
複数の議決権を有する株主は、議決権の不統一行使を行
なうことが可能になり、証券代行システム20は多様な
サービスを株主に提供できる。
【0052】・ 上記実施形態では、議案の内容を参照
する場合には、議案詳細ボタン113をクリックする。
これに代えて、招集通知とともに、議案の内容を記録し
た電子ファイルを提供してもよい。これにより、効率的
にユーザに議案情報を提供できる。
【0053】・ 上記実施形態では、賛否フラグを受信
した管理コンピュータ21は、株主IDに基づいて、株
主データ記憶部22からこの株主の保有する株式数を抽
出する。そして、この株式数とともに、議案番号毎に賛
否フラグを投票データ記憶部24に記録する。これに加
え、議決権を行使できる期間に、同じ株主から複数回の
賛否フラグを受信した場合には、投票データ記憶部24
に記録された賛否フラグを上書きしてもよい。これによ
り、議決権を行使できる期間であれば、議案に対する賛
否を容易に変更することができる。
【0054】・ 上記実施形態では、株主総会の開催時
刻の所定時間前になった場合、管理コンピュータ21は
議決権行使のためのアクセス要求を拒否する。これに代
えて、株主総会の投票締め切り時刻まで、投票を受けて
もよい。
【0055】・ 上記実施形態では、株主は、パスワー
ド、株主ID及び議決権行使番号の3つのコードを入力
することより、議決権行使を行なう。これに代えて、2
つのコードに基づいて、議決権の行使を認めてもよい。
この場合、証券代行システム20からユーザ端末10に
対して、株主IDと議決権行使番号を結合した本人確認
コードを送信する。株主は、受信した本人確認コードを
用いて議決権行使を行なう。これにより、株主のコード
入力の手間を簡略化できる。
【0056】・ 上記実施形態では、株主は、パスワー
ド、株主ID及び議決権行使番号の3つのコードを入力
することより、議決権行使を行なう。これに代えて、2
つのコードに基づいて、議決権の行使を認めてもよい。
この場合、まず、証券代行システム20からユーザ端末
10に対して、株主IDと仮パスワードを送信する。次
に、株主は、この仮パスワードを用いて、証券代行シス
テム20にアクセスを行ない、株主総会において議決権
を行使する場合に用いる本来のパスワードを登録する。
そして、株主は、この本来のパスワードと株主IDとを
用いて議決権行使を行なう。これにより、株主のコード
入力の手間を簡略化できる。
【0057】・ 上記実施形態では、ユーザ端末10と
してコンピュータ端末を用いた。この端末には、携帯電
話端末、PDA(Personal Digital Assistant)、公共
の場に設置された専用端末を用いてもよい。これによ
り、色々な端末を用いて、議決権を行使できる。
【0058】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
ネットワークを用いて、株主総会における議案に対する
賛否を表明できるので、株主は容易に議決権を行使でき
る。また、株主の表明した賛否は、データとして記録さ
れるので、容易に投票結果を算出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態のシステム概略図。
【図2】 株主データ記憶部に記録されたデータの説明
図。
【図3】 ウェブページ記憶部に記録されたデータの説
明図。
【図4】 投票データ記憶部に記録されたデータの説明
図。
【図5】 本発明の実施形態の処理手順の説明図。
【図6】 ユーザ端末に表示された画面の説明図。
【図7】 ユーザ端末に表示された画面の説明図。
【図8】 ユーザ端末に表示された画面の説明図。
【図9】 ユーザ端末に表示された画面の説明図。
【符号の説明】
10…株主端末としてのユーザ端末、20…議決権管理
システムとしての証券代行システム、21…管理コンピ
ュータ、22…株主データ記憶手段としての株主データ
記憶部、24…議決権識別子データ記録手段、投票デー
タ記憶手段としての投票データ記憶部、I…ネットワー
クとしてのインターネット。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 株主を識別するための株主識別子を記録
    した株主データ記憶手段と、 議決権を行使する場合に用いる識別子であって、前記株
    主識別子と関連づけられた議決権識別子を記録した議決
    権識別子データ記録手段と、 株主総会における議案に対して賛否を表明した賛否識別
    子を記録する投票データ記憶手段と、 ネットワークを介して株主端末に接続された管理コンピ
    ュータとを有する議決権管理システムを用いて、株主の
    議決権を管理する方法であって、 前記管理コンピュータが、前記株主端末から、株主識別
    子と議決権識別子とを受信する第1の段階と、 前記管理コンピュータが、前記株主データ記憶手段と前
    記議決権識別子データ記録手段とを用いて、前記受信し
    た株主識別子及び議決権識別子を照合する第2の段階
    と、 前記照合ができた場合、前記管理コンピュータが、前記
    株主端末から議決権を行使するための賛否識別子を受信
    し、この賛否識別子を前記投票データ記憶手段に記録す
    る第3の段階と、 前記管理コンピュータが、株主総会前に前記賛否識別子
    を集計し、投票結果を算出する第4の段階とを有するこ
    とを特徴とする議決権管理方法。
  2. 【請求項2】 前記第3の段階の受信は、前記株主総会
    前の所定期間のみ許容することを特徴とする請求項1に
    記載の議決権管理方法。
  3. 【請求項3】 株主総会期日の所定期間前に、前記管理
    コンピュータが、議決権を有する株主を抽出する段階
    と、 前記管理コンピュータが、前記抽出された株主の端末
    に、前記議決権識別子を送信する段階とをさらに有する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の議決権管理方
    法。
  4. 【請求項4】 前記議決権識別子は、株主総会期日の所
    定期間前に、議決権を有する株主毎に生成されることを
    特徴とする請求項3に記載の議決権管理方法。
  5. 【請求項5】 前記株主データ記憶手段には、前記株主
    端末から前記管理コンピュータにアクセスするために用
    いるパスワードが、前記株主識別子に関連づけられて記
    録されており、 前記第1の段階では、さらに前記パスワードを受信し、 前記第2の段階では、さらに、前記株主データ記憶手段
    を用いて前記受信したパスワードを照合することを特徴
    とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の議決権管理
    方法。
  6. 【請求項6】 前記株主データ記憶手段には、前記株主
    識別子に関連づけて、前記株主が保有する株式数がさら
    に記録されており、 前記第4の段階は、前記管理コンピュータが、前記株主
    データ記憶手段を用いて、議決権を有する株主毎に株式
    数を抽出し、前記賛否識別子毎に株式数を集計すること
    を特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の議決
    権管理方法。
  7. 【請求項7】 前記第3の段階は、さらに、前記賛否識
    別子とともに、前記株主が議決権を行使する株式数を受
    信し、この株式数を前記賛否識別子と関連づけて記録
    し、 前記第4の段階は、賛否識別子毎に、前記賛否識別子に
    関連づけられた株式数を集計することを特徴とする請求
    項1〜6のいずれか1項に記載の議決権管理方法。
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