JP2003017953A - 信号増幅方法および回路、のこぎり形波発振回路、増幅器、及び増幅素子 - Google Patents
信号増幅方法および回路、のこぎり形波発振回路、増幅器、及び増幅素子Info
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03F—AMPLIFIERS
- H03F3/00—Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
- H03F3/30—Single-ended push-pull [SEPP] amplifiers; Phase-splitters therefor
- H03F3/3069—Single-ended push-pull [SEPP] amplifiers; Phase-splitters therefor the emitters of complementary power transistors being connected to the output
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Amplifiers (AREA)
- Analogue/Digital Conversion (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 利得を変更しても低歪みを維持し、小型で製
作が容易なアナログ信号増幅回路を提供する。 【解決手段】 のこぎり形波発振回路101からの入力
信号レベルを有する第1ののこぎり形波Winと入力信
号Vinとをコンパレーター102で比較して第1のパ
ルスを生成し、第1のパルスからワンショットバイブレ
ーター103で狭い一定幅の第2のパルスを生成する。
また、のこぎり形波発振回路101からの出力信号レベ
ルを有する第2ののこぎり形波Woutを、第1のバッ
ファ増幅器104を介して、アナログスイッチ105お
よびコンデンサC2からなるサンプルホールド回路で第
2のパルスにより抽出、保持して、谷間のない連続した
信号に変換し、電力増幅回路107、ローパスフィルタ
108を介して出力する。利得の変更は、第1又は第2
ののこぎり形波の振幅を変化させることで行う。
作が容易なアナログ信号増幅回路を提供する。 【解決手段】 のこぎり形波発振回路101からの入力
信号レベルを有する第1ののこぎり形波Winと入力信
号Vinとをコンパレーター102で比較して第1のパ
ルスを生成し、第1のパルスからワンショットバイブレ
ーター103で狭い一定幅の第2のパルスを生成する。
また、のこぎり形波発振回路101からの出力信号レベ
ルを有する第2ののこぎり形波Woutを、第1のバッ
ファ増幅器104を介して、アナログスイッチ105お
よびコンデンサC2からなるサンプルホールド回路で第
2のパルスにより抽出、保持して、谷間のない連続した
信号に変換し、電力増幅回路107、ローパスフィルタ
108を介して出力する。利得の変更は、第1又は第2
ののこぎり形波の振幅を変化させることで行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル増幅器
の分野におけるアナログ信号を増幅する方法に係り、よ
り詳しくは、出力波形の歪み率を抑制してオーディオア
ンプなどの出力波形が顕著に改善されたアナログ信号増
幅方法、及びその増幅方法を利用して集積回路化した増
幅素子に関するもので、そのほかにも、増幅器の入力信
号としてPWM信号またはPCM信号を含む各種のディ
ジタル情報を利用する増幅器、及び各種の増幅器で使用
されるのこぎり形波信号発振器及び電力増幅素子に関す
るものである。
の分野におけるアナログ信号を増幅する方法に係り、よ
り詳しくは、出力波形の歪み率を抑制してオーディオア
ンプなどの出力波形が顕著に改善されたアナログ信号増
幅方法、及びその増幅方法を利用して集積回路化した増
幅素子に関するもので、そのほかにも、増幅器の入力信
号としてPWM信号またはPCM信号を含む各種のディ
ジタル情報を利用する増幅器、及び各種の増幅器で使用
されるのこぎり形波信号発振器及び電力増幅素子に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、従来のオーディオアンプの増幅
素子は、通常、トランジスタを基にしたものが大半であ
る。トランジスタを利用する増幅素子の場合、大変な問
題点となるのは、許容される入力バイアス電圧(通常、
ベース電圧)の大きさが低い(通常、0.6V以下)とい
うことである。つまり、トランジスタの場合、許容入力
電圧以下では出力信号(通常、コレクタ電流または電圧)
が目標とする波形で生成されるものの、入力電圧が0.
6Vを超える場合は出力信号の波形歪みが顕著に大とな
る特性をもつ。図3aは、0.6V以下のベース入力電
圧に対して正常の出力状態(図では、電流出力波形が示
されているが、負荷抵抗に結合された状態ではこれに対
応する電圧出力波形となる)を示す図であり、図3b
は、ベース入力電圧が0.6Vを超えた場合の出力波形
に対する波形歪みを示す図である。
素子は、通常、トランジスタを基にしたものが大半であ
る。トランジスタを利用する増幅素子の場合、大変な問
題点となるのは、許容される入力バイアス電圧(通常、
ベース電圧)の大きさが低い(通常、0.6V以下)とい
うことである。つまり、トランジスタの場合、許容入力
電圧以下では出力信号(通常、コレクタ電流または電圧)
が目標とする波形で生成されるものの、入力電圧が0.
6Vを超える場合は出力信号の波形歪みが顕著に大とな
る特性をもつ。図3aは、0.6V以下のベース入力電
圧に対して正常の出力状態(図では、電流出力波形が示
されているが、負荷抵抗に結合された状態ではこれに対
応する電圧出力波形となる)を示す図であり、図3b
は、ベース入力電圧が0.6Vを超えた場合の出力波形
に対する波形歪みを示す図である。
【0003】このような、入力バイアス電圧のばらつき
に伴う目標出力の波形歪みの問題を解消するため、出力
信号の一部を逆位相にした信号を負帰還回路を介して入
力バイアス電圧に補償する方法があるが、その場合、負
帰還回路を介する時間遅延(Td)によって(図4c参
照)、実際に合成されて補償をなされた入力波形自体が
歪められた波形となり、これに伴う出力波形も是非もな
く歪められた波形となるという問題がある。
に伴う目標出力の波形歪みの問題を解消するため、出力
信号の一部を逆位相にした信号を負帰還回路を介して入
力バイアス電圧に補償する方法があるが、その場合、負
帰還回路を介する時間遅延(Td)によって(図4c参
照)、実際に合成されて補償をなされた入力波形自体が
歪められた波形となり、これに伴う出力波形も是非もな
く歪められた波形となるという問題がある。
【0004】図4a及び図4bは、それぞれ、代表的な
入力バイアス電圧を補償する増幅器の一例を示す回路図
であり、図4cは、入力波形と負帰還波形とが合成され
た際のひずんだ入力波形と、そのひずんだ入力波形に対
応するひずんだ出力波形を示す図である。さらに、かか
る負帰還補償方式の場合、増幅度が低いことから、増幅
段を多段に形成しなければならない問題があり、それに
伴うそれぞれの段ごとに有している波形変形度が段数の
増加に応じて比例的に増大するという問題がある。
入力バイアス電圧を補償する増幅器の一例を示す回路図
であり、図4cは、入力波形と負帰還波形とが合成され
た際のひずんだ入力波形と、そのひずんだ入力波形に対
応するひずんだ出力波形を示す図である。さらに、かか
る負帰還補償方式の場合、増幅度が低いことから、増幅
段を多段に形成しなければならない問題があり、それに
伴うそれぞれの段ごとに有している波形変形度が段数の
増加に応じて比例的に増大するという問題がある。
【0005】トランジスタの狭い範囲の入力バイアス電
圧特性を補完する方法として、ゲート電圧が1.5V程
度となるFET(Field Effect Transistor)を使用す
る方法がある。ところで、FETは、温度の変化とFE
T自体の特性誤差によって動作が不安定になり、一部の
特殊な回路だけに使用されているのが実情である。
圧特性を補完する方法として、ゲート電圧が1.5V程
度となるFET(Field Effect Transistor)を使用す
る方法がある。ところで、FETは、温度の変化とFE
T自体の特性誤差によって動作が不安定になり、一部の
特殊な回路だけに使用されているのが実情である。
【0006】また、従来に使用されていた真空管増幅器
はバイアス電圧が1.5V以上であり、増幅利得の大き
さによって増幅段の数が多くなることはない。したがっ
て、真空管を使用するオーディオ増幅回路で混変調ゆが
み現象がほとんどないことから、とりわけ、専門分野の
音楽家らが真空管アンプで音楽を鑑賞する例をしばしば
目にすることがある。ところで、かかる長所にもかかわ
らず、真空管アンプは、周知のように、消費電力が大き
い、嵩張る、時間経過につれて音質が変わる現象、製
造、保守費用などの短所によって、現在ではおよそ実用
性がない。
はバイアス電圧が1.5V以上であり、増幅利得の大き
さによって増幅段の数が多くなることはない。したがっ
て、真空管を使用するオーディオ増幅回路で混変調ゆが
み現象がほとんどないことから、とりわけ、専門分野の
音楽家らが真空管アンプで音楽を鑑賞する例をしばしば
目にすることがある。ところで、かかる長所にもかかわ
らず、真空管アンプは、周知のように、消費電力が大き
い、嵩張る、時間経過につれて音質が変わる現象、製
造、保守費用などの短所によって、現在ではおよそ実用
性がない。
【0007】かかる真空管の長所を生かしながら短所を
補完したディジタル回路として、D級増幅器と呼ばれる
PWM(Pulse Width Modulation)方式のオーディオ増
幅器がある。図5は、D級増幅器の一例を示す回路図で
ある。図5を参照すると、D級増幅器には、それ自体に
のこぎり形波信号発振器が内蔵されており、そののこぎ
り形波信号W1と入力信号Vi6をコンパレーターCO
MP6で比較して、入力信号Vi6がのこぎり形波信号
W1の電圧よりも高い場合に(図6のPを参照)、コン
パレーターCOMP6はハイレベルの信号W2を出力す
る(図6のQを参照)。その方形波信号W2は入力信号
Vi6とのこぎり形波信号W1との間の大きさの変化時
間に対応して変換されたパルス幅を有する(PWM変
調)。コンパレーターCOMP6からの出力信号W2に
よってMOSFETをスイッチングさせ、MOSFET
からは信号W3(図のRの実線を参照)が出力される。
その際の出力信号W3は、電源電圧+VPP、ーVPP
を交互にオン/オフして得られた方形波であることから
多くの高調波成分を含んでおり、入力電圧の大きさに応
じてデューティ比が変わる信号である。その出力信号W
3は、+VPPにスイッチングされる幅が広いと平均電
圧が高く、その幅が狭いと平均電圧が低くなる(図6の
Rの点線を参照)。その出力信号W3を、ローパスフィ
ルタ(LPF:Low Pass Filter)を通過させて積分
し、高調波成分を除去することで、アナログ出力信号が
得られる(図のSを参照)。
補完したディジタル回路として、D級増幅器と呼ばれる
PWM(Pulse Width Modulation)方式のオーディオ増
幅器がある。図5は、D級増幅器の一例を示す回路図で
ある。図5を参照すると、D級増幅器には、それ自体に
のこぎり形波信号発振器が内蔵されており、そののこぎ
り形波信号W1と入力信号Vi6をコンパレーターCO
MP6で比較して、入力信号Vi6がのこぎり形波信号
W1の電圧よりも高い場合に(図6のPを参照)、コン
パレーターCOMP6はハイレベルの信号W2を出力す
る(図6のQを参照)。その方形波信号W2は入力信号
Vi6とのこぎり形波信号W1との間の大きさの変化時
間に対応して変換されたパルス幅を有する(PWM変
調)。コンパレーターCOMP6からの出力信号W2に
よってMOSFETをスイッチングさせ、MOSFET
からは信号W3(図のRの実線を参照)が出力される。
その際の出力信号W3は、電源電圧+VPP、ーVPP
を交互にオン/オフして得られた方形波であることから
多くの高調波成分を含んでおり、入力電圧の大きさに応
じてデューティ比が変わる信号である。その出力信号W
3は、+VPPにスイッチングされる幅が広いと平均電
圧が高く、その幅が狭いと平均電圧が低くなる(図6の
Rの点線を参照)。その出力信号W3を、ローパスフィ
ルタ(LPF:Low Pass Filter)を通過させて積分
し、高調波成分を除去することで、アナログ出力信号が
得られる(図のSを参照)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】どころで、 上記のD
級増幅器は、方形波信号W3を平滑化してアナログ出力
信号を得るために(すなわち、方形波信号W3から高調
波成分を除去するために)、コイル(L)とコンデンサ
(C)からなるLCフィルタを多段に連結させるべきで
あることから、コイルの嵩が大きくなり、またコイルに
よりノイズとして外部へ放出される電磁波を遮断する作
業には高度の技術が要求される、という問題がある。
級増幅器は、方形波信号W3を平滑化してアナログ出力
信号を得るために(すなわち、方形波信号W3から高調
波成分を除去するために)、コイル(L)とコンデンサ
(C)からなるLCフィルタを多段に連結させるべきで
あることから、コイルの嵩が大きくなり、またコイルに
よりノイズとして外部へ放出される電磁波を遮断する作
業には高度の技術が要求される、という問題がある。
【0009】また、MOSFETをスイッチングできる
最大周波数まで、のこぎり形波信号の発振周波数を高め
てこそ音質が良くなるため、かかる理由によって、高度
のフィルタリング技術やスイッチング技術が必要とな
る。
最大周波数まで、のこぎり形波信号の発振周波数を高め
てこそ音質が良くなるため、かかる理由によって、高度
のフィルタリング技術やスイッチング技術が必要とな
る。
【0010】そこで、本発明は、上記の種々の問題点を
解決するためになされたものであって、その目的は、出
力波形の歪み現象を除去して原音またはアナログ信号に
近い出力信号を発生しながらも、多段のLCフィルタを
不要として嵩を小さくするとともに、負担となる高度の
フィルタリング技術やスイッチング技術を必要とせず、
簡単かつ製作の容易なアナログ信号増幅方法及びその方
法を利用した半導体で集積化された増幅素子を提供する
ことにある。
解決するためになされたものであって、その目的は、出
力波形の歪み現象を除去して原音またはアナログ信号に
近い出力信号を発生しながらも、多段のLCフィルタを
不要として嵩を小さくするとともに、負担となる高度の
フィルタリング技術やスイッチング技術を必要とせず、
簡単かつ製作の容易なアナログ信号増幅方法及びその方
法を利用した半導体で集積化された増幅素子を提供する
ことにある。
【0011】また、本発明の他の目的は、現在のCDプ
レーヤなどのディジタル情報機器とパワーアンプとを結
合するのに必要であった中間のD/A変換過程を省い
て、ディジタル情報機器からのディジタル情報を直結さ
せることで、D/A変換過程で発生する各種の問題を解
消できる、PWM信号を含むディジタル情報信号の入力
用増幅器を提供することにある。
レーヤなどのディジタル情報機器とパワーアンプとを結
合するのに必要であった中間のD/A変換過程を省い
て、ディジタル情報機器からのディジタル情報を直結さ
せることで、D/A変換過程で発生する各種の問題を解
消できる、PWM信号を含むディジタル情報信号の入力
用増幅器を提供することにある。
【0012】さらに、本発明の他の目的は、上記の増幅
器または増幅素子に使用されるのこぎり形波信号発振
器、及び電力増幅素子を提供することにある。
器または増幅素子に使用されるのこぎり形波信号発振
器、及び電力増幅素子を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明の第1の特徴的構成によるアナログ信号増幅
器におけるアナログ信号増幅方法は、前記増幅器の入力
信号の最大周波数より周波数が十分大きく、入力信号の
最大振幅と同一かやや大きい振幅を有し、所定の周期を
有する第1ののこぎり形波を出力する段階と、該第1の
のこぎり形波と入力信号とを比較して、その入力信号よ
り第1ののこぎり形波が大きい区間に対応して出力をハ
イレベルにする第1のパルスを出力する段階と、該第1
のパルスのハイレベル区間の開始点ごとに狭幅のワンシ
ョット型第2のパルスを出力する段階と、前記増幅器の
出力信号の最大振幅と同一かやや大きい振幅を有し、前
記第1ののこぎり形波とは周期及び位相が同一の第2の
のこぎり形波を出力する段階と、前記第2のパルスのそ
れぞれのハイレベル時点部分と該第2ののこぎり形波を
対応させて、その対応された部分における第2ののこぎ
り形波電圧位置を標本化して出力電圧を連続して抽出す
る段階と、該抽出された電圧を高速スイッチによってコ
ンデンサに充電させて抽出された電圧を保持し、出力波
形の谷間を除去して低域フィルタリングを容易ならしめ
る段階とを備える。
め、本発明の第1の特徴的構成によるアナログ信号増幅
器におけるアナログ信号増幅方法は、前記増幅器の入力
信号の最大周波数より周波数が十分大きく、入力信号の
最大振幅と同一かやや大きい振幅を有し、所定の周期を
有する第1ののこぎり形波を出力する段階と、該第1の
のこぎり形波と入力信号とを比較して、その入力信号よ
り第1ののこぎり形波が大きい区間に対応して出力をハ
イレベルにする第1のパルスを出力する段階と、該第1
のパルスのハイレベル区間の開始点ごとに狭幅のワンシ
ョット型第2のパルスを出力する段階と、前記増幅器の
出力信号の最大振幅と同一かやや大きい振幅を有し、前
記第1ののこぎり形波とは周期及び位相が同一の第2の
のこぎり形波を出力する段階と、前記第2のパルスのそ
れぞれのハイレベル時点部分と該第2ののこぎり形波を
対応させて、その対応された部分における第2ののこぎ
り形波電圧位置を標本化して出力電圧を連続して抽出す
る段階と、該抽出された電圧を高速スイッチによってコ
ンデンサに充電させて抽出された電圧を保持し、出力波
形の谷間を除去して低域フィルタリングを容易ならしめ
る段階とを備える。
【0014】また、前記の目的を達成するため、本発明
の第2の特徴的構成によるアナログ信号増幅器における
アナログ信号増幅方法は、前記増幅器の入力信号の最大
周波数より周波数が十分大きく、入力信号の最大振幅と
同一かやや大きい振幅を有し、所定の周期を有する第1
ののこぎり形波を出力する段階と、該第1ののこぎり形
波と入力信号とを比較して、その入力信号より第1のの
こぎり形波が大きい区間に対応して出力をハイレベルに
する第1のパルスを出力する段階と、該第1のパルスの
ハイレベル区間の開始点ごとに狭幅のワンショット型第
2のパルスを出力する段階と、前記増幅器の出力信号の
最大振幅と同一かやや大きい振幅を有し、前記第1のの
こぎり形波と周期と位相が同一の第2ののこぎり形波を
出力する段階と、前記第2のパルスのそれぞれのハイレ
ベル時点部分と前記第2ののこぎり形波を対応させて、
その対応した部分における第2ののこぎり形波電圧位置
を標本化して第1の出力電圧を連続して抽出する段階
と、前記第2ののこぎり形波の逆位相の第3ののこぎり
形波を出力する段階と、前記第2のパルスのそれぞれの
ハイレベル時点部分と前記第3ののこぎり形波を対応さ
せて、その対応された部分における第3ののこぎり形波
の電圧位置を標本化して第2の出力電圧を連続して抽出
する段階と、前記それぞれの第1の出力電圧と、第2の
出力電圧として抽出された電圧を高速スイッチによって
コンデンサに充電させて、これらの抽出された電圧を保
持し、出力波形の谷間を除去して低域フィルタリングを
容易ならしめる段階と、前記第1の出力電圧と前記第2
の出力電圧の反対位相の2出力を利用して2倍の出力信
号を形成する段階とを備える。
の第2の特徴的構成によるアナログ信号増幅器における
アナログ信号増幅方法は、前記増幅器の入力信号の最大
周波数より周波数が十分大きく、入力信号の最大振幅と
同一かやや大きい振幅を有し、所定の周期を有する第1
ののこぎり形波を出力する段階と、該第1ののこぎり形
波と入力信号とを比較して、その入力信号より第1のの
こぎり形波が大きい区間に対応して出力をハイレベルに
する第1のパルスを出力する段階と、該第1のパルスの
ハイレベル区間の開始点ごとに狭幅のワンショット型第
2のパルスを出力する段階と、前記増幅器の出力信号の
最大振幅と同一かやや大きい振幅を有し、前記第1のの
こぎり形波と周期と位相が同一の第2ののこぎり形波を
出力する段階と、前記第2のパルスのそれぞれのハイレ
ベル時点部分と前記第2ののこぎり形波を対応させて、
その対応した部分における第2ののこぎり形波電圧位置
を標本化して第1の出力電圧を連続して抽出する段階
と、前記第2ののこぎり形波の逆位相の第3ののこぎり
形波を出力する段階と、前記第2のパルスのそれぞれの
ハイレベル時点部分と前記第3ののこぎり形波を対応さ
せて、その対応された部分における第3ののこぎり形波
の電圧位置を標本化して第2の出力電圧を連続して抽出
する段階と、前記それぞれの第1の出力電圧と、第2の
出力電圧として抽出された電圧を高速スイッチによって
コンデンサに充電させて、これらの抽出された電圧を保
持し、出力波形の谷間を除去して低域フィルタリングを
容易ならしめる段階と、前記第1の出力電圧と前記第2
の出力電圧の反対位相の2出力を利用して2倍の出力信
号を形成する段階とを備える。
【0015】さらに、本発明の第3の特徴的構成は、前
記第1の特徴的構成または第2の特徴的構成において、
前記第1ののこぎり形波信号の振幅を調整して、増幅器
の利得を調整する段階をさらに備える。
記第1の特徴的構成または第2の特徴的構成において、
前記第1ののこぎり形波信号の振幅を調整して、増幅器
の利得を調整する段階をさらに備える。
【0016】さらに、本発明の第4の特徴的構成は、前
記第1の特徴的構成または第2の特徴的構成において、
前記入力信号とは別の第2の入力信号を利用して前記第
1ののこぎり形波信号の振幅を調整することによって、
入力信号を振幅変調する段階をさらに備える。
記第1の特徴的構成または第2の特徴的構成において、
前記入力信号とは別の第2の入力信号を利用して前記第
1ののこぎり形波信号の振幅を調整することによって、
入力信号を振幅変調する段階をさらに備える。
【0017】さらに、本発明の第5の特徴的構成は、前
記第1〜第4の特徴的構成を利用した半導体で集積化さ
れた増幅素子である。
記第1〜第4の特徴的構成を利用した半導体で集積化さ
れた増幅素子である。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について、図面を参照して詳細に説明する。
について、図面を参照して詳細に説明する。
【0019】(第1の実施形態)図1は、本発明の一実
施形態によるアナログ信号増幅回路の構成例を示す回路
ブロック図である。図1において、のこぎり形波発振回
路101から出力されるのこぎり形波信号は、入力信号
Viの最大周波数よりも十分に高い周波数(標本化周波
数)を有し、所定の周期を有しつつ線形性の良好な信号
であり、2通りのレベルを有するのこぎり形波信号が出
力される。
施形態によるアナログ信号増幅回路の構成例を示す回路
ブロック図である。図1において、のこぎり形波発振回
路101から出力されるのこぎり形波信号は、入力信号
Viの最大周波数よりも十分に高い周波数(標本化周波
数)を有し、所定の周期を有しつつ線形性の良好な信号
であり、2通りのレベルを有するのこぎり形波信号が出
力される。
【0020】一方ののこぎり形波信号は、入力信号Vi
の最大ピーク電圧よりもやや大きい第1ののこぎり形波
信号Winとして出力され、コンパレーター102(C
OMP)の非反転入力端子(+)に入力される。他方の
のこぎり形波信号は、増幅回路からの出力信号として必
要な最大振幅よりもやや大きい第2ののこぎり形波信号
Woutとして出力され、第1のバッファ増幅器104
(BUF1)によって、アナログスイッチ105(また
は高速スイッチ(本明細書においてはアナログスイッチ
が実質的に高速スイッチとして機能することから、二通
りの場合を混用する))がオンされる場合、コンデンサ
C2を迅速に充電するのに十分な電力に変換してから、
アナログスイッチ105に入力される。
の最大ピーク電圧よりもやや大きい第1ののこぎり形波
信号Winとして出力され、コンパレーター102(C
OMP)の非反転入力端子(+)に入力される。他方の
のこぎり形波信号は、増幅回路からの出力信号として必
要な最大振幅よりもやや大きい第2ののこぎり形波信号
Woutとして出力され、第1のバッファ増幅器104
(BUF1)によって、アナログスイッチ105(また
は高速スイッチ(本明細書においてはアナログスイッチ
が実質的に高速スイッチとして機能することから、二通
りの場合を混用する))がオンされる場合、コンデンサ
C2を迅速に充電するのに十分な電力に変換してから、
アナログスイッチ105に入力される。
【0021】入力信号Viは、コンパレーター102の
反転入力端子(ー)に入力され、第1ののこぎり形波信
号Winは非反転入力端子(+)に入力されることによ
って、これら二つの信号が比較されて、結局は入力信号
Viの大きさに応じてパルス幅が可変されるPWM変調
された信号として、第1のパルスがコンパレーター10
2から出力される。コンパレーター102から出力され
る第1のパルスは、ワンショットバイブレーター103
のトリガ入力端子に入力されて、PWM信号のパルスの
開始(立ち上がり)位置から所定の狭幅のパルスに変換
されて、第2のパルスとして出力される。第2のパルス
は、アナログスイッチ105のコントロール端子に入力
されて、パルス発生期間中、アナログスイッチ105を
オンさせる。アナログスイッチ105の出力信号は、プ
ッシュプル電力増幅回路107を駆動するための第2の
バッファ増幅器106(BUF2)の非反転入力端子
(+)に入力されるとともに、アナログスイッチ105
のオン時に、第2のバッファ増幅器106(BUF2)
の非反転入力端子(+)に接続されたコンデンサC2を
充電し、コンデンサC2はアナログスイッチ105がオ
フされてもその充電された電圧を保持する役割を果す。
第2のバッファ増幅器106の反転入力端子(−)は、
プッシュプル電力増幅回路107の出力端子が常時共通
の接地電位(0点)と同一になるように制御する(すな
わち、出力オフセット電圧を補正する)出力0点制御回
路109の出力端子に接続される。第2のバッファ増幅
器106の出力端子はプッシュプル電力増幅回路107
に接続され、プッシュプル電力増幅回路107の出力端
子は出力0点制御回路109の入力端子とLPF108
の入力端子に接続され、LPF108の出力端子はアナ
ログ出力信号Voの出力端子に接続される。
反転入力端子(ー)に入力され、第1ののこぎり形波信
号Winは非反転入力端子(+)に入力されることによ
って、これら二つの信号が比較されて、結局は入力信号
Viの大きさに応じてパルス幅が可変されるPWM変調
された信号として、第1のパルスがコンパレーター10
2から出力される。コンパレーター102から出力され
る第1のパルスは、ワンショットバイブレーター103
のトリガ入力端子に入力されて、PWM信号のパルスの
開始(立ち上がり)位置から所定の狭幅のパルスに変換
されて、第2のパルスとして出力される。第2のパルス
は、アナログスイッチ105のコントロール端子に入力
されて、パルス発生期間中、アナログスイッチ105を
オンさせる。アナログスイッチ105の出力信号は、プ
ッシュプル電力増幅回路107を駆動するための第2の
バッファ増幅器106(BUF2)の非反転入力端子
(+)に入力されるとともに、アナログスイッチ105
のオン時に、第2のバッファ増幅器106(BUF2)
の非反転入力端子(+)に接続されたコンデンサC2を
充電し、コンデンサC2はアナログスイッチ105がオ
フされてもその充電された電圧を保持する役割を果す。
第2のバッファ増幅器106の反転入力端子(−)は、
プッシュプル電力増幅回路107の出力端子が常時共通
の接地電位(0点)と同一になるように制御する(すな
わち、出力オフセット電圧を補正する)出力0点制御回
路109の出力端子に接続される。第2のバッファ増幅
器106の出力端子はプッシュプル電力増幅回路107
に接続され、プッシュプル電力増幅回路107の出力端
子は出力0点制御回路109の入力端子とLPF108
の入力端子に接続され、LPF108の出力端子はアナ
ログ出力信号Voの出力端子に接続される。
【0022】かかる本発明の回路方式を以下ではE級増
幅器(CLASS-E AMPLIFIER)またはジン増幅器(JIN AMP
LIFIER)と呼ぶ。
幅器(CLASS-E AMPLIFIER)またはジン増幅器(JIN AMP
LIFIER)と呼ぶ。
【0023】次に、図1、図2a〜図2eを参照して、
本発明によるE級増幅器(ジン増幅器)の動作について
述べる。
本発明によるE級増幅器(ジン増幅器)の動作について
述べる。
【0024】アナログ入力信号Viと第1ののこぎり形
波信号Winはコンパレーター102により比較されて
(図2aのA)、入力信号Viよりものこぎり形波信号
Winが大きい期間が論理ハイ(High)状態となり、そ
の反対が論理ロー(Low)状態となる第1のパルスが生
成される(図2aのB)。その第1のパルスはワンショッ
トバイブレーター103の入力端子に供給されて、第1
のパルスの開始時点から所定の狭い幅を有する第2のパ
ルスに整形される(図2aのC)。その第2のパルスの
所定幅は、アナログスイッチ105がオンされてコンデ
ンサC2を充電するのに十分な時間に設定すれば良い。
波信号Winはコンパレーター102により比較されて
(図2aのA)、入力信号Viよりものこぎり形波信号
Winが大きい期間が論理ハイ(High)状態となり、そ
の反対が論理ロー(Low)状態となる第1のパルスが生
成される(図2aのB)。その第1のパルスはワンショッ
トバイブレーター103の入力端子に供給されて、第1
のパルスの開始時点から所定の狭い幅を有する第2のパ
ルスに整形される(図2aのC)。その第2のパルスの
所定幅は、アナログスイッチ105がオンされてコンデ
ンサC2を充電するのに十分な時間に設定すれば良い。
【0025】このような動作で、アナログ入力信号Vi
の電圧と第1ののこぎり形波信号Winの上昇区間(R
AMP)における電圧を相互に比較することによって、
入力信号Vinの電圧変化が時間変化に変換され、その
時間変化は、第1ののこぎり形波信号の上昇区間(RA
MP)内で第2のパルスの位置が変化して発生する。つ
まり、第2のパルスは、入力信号Vinの電圧が低い
と、のこぎり形波信号Winの上昇開始点に近い位置に
発生し、入力信号Vinの電圧が高いと、のこぎり形波
信号Winの上昇開始点から遠い位置に発生する。よっ
て、入力信号Viの電圧の大きさと第2のパルスの発生
位置は相互に所定の対応関係にある。
の電圧と第1ののこぎり形波信号Winの上昇区間(R
AMP)における電圧を相互に比較することによって、
入力信号Vinの電圧変化が時間変化に変換され、その
時間変化は、第1ののこぎり形波信号の上昇区間(RA
MP)内で第2のパルスの位置が変化して発生する。つ
まり、第2のパルスは、入力信号Vinの電圧が低い
と、のこぎり形波信号Winの上昇開始点に近い位置に
発生し、入力信号Vinの電圧が高いと、のこぎり形波
信号Winの上昇開始点から遠い位置に発生する。よっ
て、入力信号Viの電圧の大きさと第2のパルスの発生
位置は相互に所定の対応関係にある。
【0026】第2ののこぎり形波信号Woutは、第1
ののこぎり形波信号Winと周期が同一であり、アナロ
グ出力信号Voとして必要な最大振幅よりも大きいのこ
ぎり形波信号として、第1のバッファ増幅器104(B
UF1)を介してアナログスイッチ105の入力端子に
供給される。アナログスイッチ105のコントロール端
子に供給される第2のパルスによって、アナログスイッ
チ105がオン/オフ制御される。アナログスイッチ1
05は、第2のパルスのパルス発生期間中だけオンし
て、第2ののこぎり形波信号Winの電圧を抽出するこ
とができる(図2aのDにおける小円で示す位置を参
照:動作2)。
ののこぎり形波信号Winと周期が同一であり、アナロ
グ出力信号Voとして必要な最大振幅よりも大きいのこ
ぎり形波信号として、第1のバッファ増幅器104(B
UF1)を介してアナログスイッチ105の入力端子に
供給される。アナログスイッチ105のコントロール端
子に供給される第2のパルスによって、アナログスイッ
チ105がオン/オフ制御される。アナログスイッチ1
05は、第2のパルスのパルス発生期間中だけオンし
て、第2ののこぎり形波信号Winの電圧を抽出するこ
とができる(図2aのDにおける小円で示す位置を参
照:動作2)。
【0027】次に、図2bを参照して、入力信号Viと
出力信号Voutの生成過程についてより詳しく述べ
る。
出力信号Voutの生成過程についてより詳しく述べ
る。
【0028】図2bにおいて、まず、入力信号Viがa
の位置である場合、第1ののこぎり形波信号Winが上
昇してa’の位置を通過する時点で、コンパレーター1
02からa1で示す第1のパルスが出力され、この第1
のパルスa1は、ワンショットバイブレーター103に
よりa2で示す幅が狭い第2のパルスに整形され、アナ
ログスイッチ105のコントロール端子に供給されて、
第2ののこぎり形波信号Woutのa”の電圧がコンデ
ンサC2に充電される。
の位置である場合、第1ののこぎり形波信号Winが上
昇してa’の位置を通過する時点で、コンパレーター1
02からa1で示す第1のパルスが出力され、この第1
のパルスa1は、ワンショットバイブレーター103に
よりa2で示す幅が狭い第2のパルスに整形され、アナ
ログスイッチ105のコントロール端子に供給されて、
第2ののこぎり形波信号Woutのa”の電圧がコンデ
ンサC2に充電される。
【0029】次に、入力信号Viが下降してbの位置に
なった場合、第1ののこぎり形波信号Winが上昇して
b’の位置を通過する時点で、コンパレーター102か
らb1で示す第1のパルスが出力され、この第1のパル
スb1は、ワンショットバイブレーター103によりb
2で示す幅が狭い第2のパルスに整形され、アナログス
イッチ105のコントロール端子に供給されて、第2の
のこぎり形波信号Woutのb”の電圧がコンデンサC
2に充電される。
なった場合、第1ののこぎり形波信号Winが上昇して
b’の位置を通過する時点で、コンパレーター102か
らb1で示す第1のパルスが出力され、この第1のパル
スb1は、ワンショットバイブレーター103によりb
2で示す幅が狭い第2のパルスに整形され、アナログス
イッチ105のコントロール端子に供給されて、第2の
のこぎり形波信号Woutのb”の電圧がコンデンサC
2に充電される。
【0030】次に、入力信号Viがさらに下降してcの
位置になった場合、第1ののこぎり形波信号Winが上
昇してc’の位置を通過する時点で、コンパレーター1
02からc1で示す第1のパルスが出力され、この第1
のパルスc1は、ワンショットバイブレーター103に
よりc2で示す幅が狭い第2のパルスに整形され、アナ
ログスイッチ105のコントロール端子に供給されて、
第2ののこぎり形波信号Woutのc”の電圧がコンデ
ンサC2に充電される。
位置になった場合、第1ののこぎり形波信号Winが上
昇してc’の位置を通過する時点で、コンパレーター1
02からc1で示す第1のパルスが出力され、この第1
のパルスc1は、ワンショットバイブレーター103に
よりc2で示す幅が狭い第2のパルスに整形され、アナ
ログスイッチ105のコントロール端子に供給されて、
第2ののこぎり形波信号Woutのc”の電圧がコンデ
ンサC2に充電される。
【0031】このようにして、前記動作2において抽出
された電圧はコンデンサC2に充電される。その充電電
圧は、次の充電時までコンデンサC2によって保持され
る(図2aのE)。コンデンサC2に充電される電圧
は、第2のバッファ増幅器106を介してプッシュプル
電力増幅回路107を駆動する。さらに、必要に応じ
て、第2のバッファ増幅器106には、例えば、低域フ
ィルタ(LPF)を連結することもできる。
された電圧はコンデンサC2に充電される。その充電電
圧は、次の充電時までコンデンサC2によって保持され
る(図2aのE)。コンデンサC2に充電される電圧
は、第2のバッファ増幅器106を介してプッシュプル
電力増幅回路107を駆動する。さらに、必要に応じ
て、第2のバッファ増幅器106には、例えば、低域フ
ィルタ(LPF)を連結することもできる。
【0032】プッシュプル電力増幅回路107は、負荷
を駆動するための電力増幅器であって、それには通常、
AB級増幅回路が多く使用される。出力端のLPF10
8は、図2aのEで示すコンデンサC2の電圧波形が、
方形波と類似することから、積分して高周波成分を除去
し、オーディオ信号だけを出力させるためのものであ
る。
を駆動するための電力増幅器であって、それには通常、
AB級増幅回路が多く使用される。出力端のLPF10
8は、図2aのEで示すコンデンサC2の電圧波形が、
方形波と類似することから、積分して高周波成分を除去
し、オーディオ信号だけを出力させるためのものであ
る。
【0033】このように、入力信号Viから出力信号V
oへの変換過程で、線形性の良好な第1ののこぎり形波
信号を基準として入力信号Viの電圧変化に比例した時
間変化を第2のパルスとして発生し、出力信号Voの最
大振幅と略同一の第2ののこぎり形波信号Woutから
第2のパルス発生位置の電圧を抽出してコンデンサC2
に充電し、その充電電圧をプッシュプル電力増幅回路1
07で電力増幅して出力させることによって、入力信号
Viを出力信号Voに増幅する効果が得られることにな
る。
oへの変換過程で、線形性の良好な第1ののこぎり形波
信号を基準として入力信号Viの電圧変化に比例した時
間変化を第2のパルスとして発生し、出力信号Voの最
大振幅と略同一の第2ののこぎり形波信号Woutから
第2のパルス発生位置の電圧を抽出してコンデンサC2
に充電し、その充電電圧をプッシュプル電力増幅回路1
07で電力増幅して出力させることによって、入力信号
Viを出力信号Voに増幅する効果が得られることにな
る。
【0034】ここで、増幅器の増幅度(または利得G)
は、第1ののこぎり形波信号Winの振幅をAinと
し、第2ののこぎり形波信号Woutの振幅をAout
とすると、次の式で表される。
は、第1ののこぎり形波信号Winの振幅をAinと
し、第2ののこぎり形波信号Woutの振幅をAout
とすると、次の式で表される。
【0035】G=Aout/Ain
つまり、第1ののこぎり形波信号の振幅Ainと第2の
のこぎり形波信号の振幅Aoutとの比で増幅度Gが決
定される。図2dの左側図のように、第1ののこぎり形
波信号Win1の振幅が小さい場合、第2ののこぎり形
波信号Woutに対応する出力信号が相対的に大きくな
って増幅度Gが大きくなり、また図2dの右側図のよう
に、第1ののこぎり形波信号Win2の振幅が大きい場
合、第2ののこぎり形波信号Woutに対応する出力波
形が相対的に小さくなって増幅度Gが小さくなる。つま
り、第1ののこぎり形波信号Winの振幅の大きさと増
幅度とは相互に反比例の関係を有する.この第1ののこ
ぎり形波信号Winの振幅の大きさを調整する回路の一
例を図2eに示す。図2eにおいて、充電用トランジス
タQ1のエミッタ抵抗Reの抵抗値を変更することによ
って、定電流回路の電流を変更することができ、その電
流変更によってコンデンサCtへの充電時間が変わるこ
とになって、第1ののこぎり形波信号Winの振幅を調
整することができる。このように、第1ののこぎり形波
信号Winの振幅を調整する(第1ののこぎり形波信号
Winにおける傾斜の傾きを調整する効果と同一)こと
で、増幅器の利得Gを調整することができる。この調整
機能はオーディオ機器の場合、外観的には、例えば、ボ
リュームコントロールに相当する。
のこぎり形波信号の振幅Aoutとの比で増幅度Gが決
定される。図2dの左側図のように、第1ののこぎり形
波信号Win1の振幅が小さい場合、第2ののこぎり形
波信号Woutに対応する出力信号が相対的に大きくな
って増幅度Gが大きくなり、また図2dの右側図のよう
に、第1ののこぎり形波信号Win2の振幅が大きい場
合、第2ののこぎり形波信号Woutに対応する出力波
形が相対的に小さくなって増幅度Gが小さくなる。つま
り、第1ののこぎり形波信号Winの振幅の大きさと増
幅度とは相互に反比例の関係を有する.この第1ののこ
ぎり形波信号Winの振幅の大きさを調整する回路の一
例を図2eに示す。図2eにおいて、充電用トランジス
タQ1のエミッタ抵抗Reの抵抗値を変更することによ
って、定電流回路の電流を変更することができ、その電
流変更によってコンデンサCtへの充電時間が変わるこ
とになって、第1ののこぎり形波信号Winの振幅を調
整することができる。このように、第1ののこぎり形波
信号Winの振幅を調整する(第1ののこぎり形波信号
Winにおける傾斜の傾きを調整する効果と同一)こと
で、増幅器の利得Gを調整することができる。この調整
機能はオーディオ機器の場合、外観的には、例えば、ボ
リュームコントロールに相当する。
【0036】図2cに示すように、第2ののこぎり形波
信号の位相を反転させた第3ののこぎり形波信号を生成
し、第2のパルスによって第3ののこぎり形波信号から
電圧を抽出すると反転された出力信号(第2の出力信
号)が得られる。第2ののこぎり形波信号から抽出した
反転されていない第1の出力信号と、第3ののこぎり形
波信号から抽出した反転された第2の出力信号とを電力
増幅して負荷を駆動する場合、2倍の出力電圧が得られ
るBTL(Bridge Tied Load)増幅器を構成することが
容易になる。
信号の位相を反転させた第3ののこぎり形波信号を生成
し、第2のパルスによって第3ののこぎり形波信号から
電圧を抽出すると反転された出力信号(第2の出力信
号)が得られる。第2ののこぎり形波信号から抽出した
反転されていない第1の出力信号と、第3ののこぎり形
波信号から抽出した反転された第2の出力信号とを電力
増幅して負荷を駆動する場合、2倍の出力電圧が得られ
るBTL(Bridge Tied Load)増幅器を構成することが
容易になる。
【0037】以上のように、入力信号Viと第1ののこ
ぎり形波信号Winとをコンパレーター102で比較す
ることによって第1のパルスを発生して(動作3)第2
のパルスに整形し、第2ののこぎり形波信号Winから
第2のパルス発生時点の電圧を抽出して(動作4)コン
デンサC2に充電し、 プッシュプル電力増幅回路10
7で電力増幅を行う(動作5)ことで、出力信号Voが
得られる。
ぎり形波信号Winとをコンパレーター102で比較す
ることによって第1のパルスを発生して(動作3)第2
のパルスに整形し、第2ののこぎり形波信号Winから
第2のパルス発生時点の電圧を抽出して(動作4)コン
デンサC2に充電し、 プッシュプル電力増幅回路10
7で電力増幅を行う(動作5)ことで、出力信号Voが
得られる。
【0038】上記の動作3は、変換動作としてのこぎり
形波信号の線形性の良好な回路の構成を可能ならしめ、
その結果、混変調歪みによる歪み現象をなくす効果が得
られる。また、上記の動作4は、動作3で発生した第2
のパルスを出力にそのままに使用するものであり、上記
の動作5におけるプッシュプル電力増幅回路107は、
現在、通常使用する回路で適用が可能である。プッシュ
プル電力増幅回路107は増幅度が1であることから、
トランジスタの入力バイアス電圧特性に対する問題がほ
とんどない。
形波信号の線形性の良好な回路の構成を可能ならしめ、
その結果、混変調歪みによる歪み現象をなくす効果が得
られる。また、上記の動作4は、動作3で発生した第2
のパルスを出力にそのままに使用するものであり、上記
の動作5におけるプッシュプル電力増幅回路107は、
現在、通常使用する回路で適用が可能である。プッシュ
プル電力増幅回路107は増幅度が1であることから、
トランジスタの入力バイアス電圧特性に対する問題がほ
とんどない。
【0039】このように、本発明によれば、直接的にト
ランジスタによる増幅動作を利用しないので、これに伴
う出力波形の歪みの要因を根本的に解消することがで
き、とりわけ、入力信号Viの歪み要因は、トランジス
タの入力バイアス電圧特性とは関係なく、第1ののこぎ
り形波信号Winと第2ののこぎり形波信号Woutの
線形性だけに関係するので、かかる点からしても、出力
波形に歪み要因を与えるトランジスタ素子の特性とは関
わりがないことになる。
ランジスタによる増幅動作を利用しないので、これに伴
う出力波形の歪みの要因を根本的に解消することがで
き、とりわけ、入力信号Viの歪み要因は、トランジス
タの入力バイアス電圧特性とは関係なく、第1ののこぎ
り形波信号Winと第2ののこぎり形波信号Woutの
線形性だけに関係するので、かかる点からしても、出力
波形に歪み要因を与えるトランジスタ素子の特性とは関
わりがないことになる。
【0040】次に、本発明のさらに他の実施形態による
各種のアナログ信号増幅回路、及びこれに使用される素
子について述べる。
各種のアナログ信号増幅回路、及びこれに使用される素
子について述べる。
【0041】図7は、本発明の他の実施形態によるアナ
ログ信号増幅回路の構成例を示す回路図である。図7に
おいて、7−Aは抵抗R1とコンデンサC1の時定数に
よるクロック発振回路であり、出力端子OUTからパル
スが出力される。クロック発振回路7−Aの抵抗R2
は、コンデンサC1に充電された電圧を放電するための
抵抗である。クロック発振回路7−Aの出力端子OUT
に連結された第1のインバータIC2Aと第2のインバ
ータIC2Bとは、クロック発振回路7−AのIC1か
らの出力パルスのバッファリング用と反転用として使用
される。第1のインバータIC2Aで反転された正パル
スは、第2ののこぎり形波信号発振回路7−Bに入力さ
れて、第2ののこぎり形波信号PTHを発生するが、同
期用として使用される。また、パルスディレイ回路7−
Gと第2のインバータIC2Bとを経由して出力される
負パルスは、第3ののこぎり形波信号発振回路7−Cに
入力されて、第3ののこぎり形波信号NTHを発生する
が、同期用として利用される。
ログ信号増幅回路の構成例を示す回路図である。図7に
おいて、7−Aは抵抗R1とコンデンサC1の時定数に
よるクロック発振回路であり、出力端子OUTからパル
スが出力される。クロック発振回路7−Aの抵抗R2
は、コンデンサC1に充電された電圧を放電するための
抵抗である。クロック発振回路7−Aの出力端子OUT
に連結された第1のインバータIC2Aと第2のインバ
ータIC2Bとは、クロック発振回路7−AのIC1か
らの出力パルスのバッファリング用と反転用として使用
される。第1のインバータIC2Aで反転された正パル
スは、第2ののこぎり形波信号発振回路7−Bに入力さ
れて、第2ののこぎり形波信号PTHを発生するが、同
期用として使用される。また、パルスディレイ回路7−
Gと第2のインバータIC2Bとを経由して出力される
負パルスは、第3ののこぎり形波信号発振回路7−Cに
入力されて、第3ののこぎり形波信号NTHを発生する
が、同期用として利用される。
【0042】第1のインバータIC2Aの出力端がハイ
レベルになると、第2ののこぎり形波信号発振回路7−
Bにおいて、抵抗R3、コンデンサC2、トランジスタ
Q1のベースとエミッタ、再度コンデンサC2からなる
経路に電流が流れつつ、コンデンサC2が充電される。
この際、トランジスタQ1のコレクタとエミッタとの間
がターンオン状態となり、コンデンサC3の電圧を放電
させる。つまり、のこぎり形波信号をリセットする動作
が行われる。
レベルになると、第2ののこぎり形波信号発振回路7−
Bにおいて、抵抗R3、コンデンサC2、トランジスタ
Q1のベースとエミッタ、再度コンデンサC2からなる
経路に電流が流れつつ、コンデンサC2が充電される。
この際、トランジスタQ1のコレクタとエミッタとの間
がターンオン状態となり、コンデンサC3の電圧を放電
させる。つまり、のこぎり形波信号をリセットする動作
が行われる。
【0043】次に、第1のインバータIC2Aの出力端
がローレベルになると、第2ののこぎり形波信号発振回
路7−BのコンデンサC2に充電された電圧が、抵抗R
3、第1のインバータIC2Aの出力端、第2ののこぎ
り形波信号発振回路7−BのダイオードD1を経由して
放電するようになり(通常、コンデンサC2とダイオー
ドD1とから構成された回路をクランプ回路という)、
第2ののこぎり形波信号発振回路7−Bのトランジスタ
Q1のベースとエミッタ間に−0.6Vの逆電圧が印加
され、トランジスタQ1のコレクタとエミッタとの間が
ターンオフ状態となる。その時から、第2ののこぎり形
波信号発振回路7−BのトランジスタQ2、抵抗R5、
R6、低電圧ダイオードZ1からなる定電流回路から供
給する定電流によって、コンデンサC3の充電が所定の
速度で開始される。トランジスタQ2のベースに接続さ
れた定電圧ダイオードZ1によって印加される抵抗R6
両端の電圧が常時一定になるよう、トランジスタQ2が
制御することから、抵抗R6に流れる電流は定電流であ
り、よってトランジスタQ2のコレクタに流れる電流も
定電流となる。
がローレベルになると、第2ののこぎり形波信号発振回
路7−BのコンデンサC2に充電された電圧が、抵抗R
3、第1のインバータIC2Aの出力端、第2ののこぎ
り形波信号発振回路7−BのダイオードD1を経由して
放電するようになり(通常、コンデンサC2とダイオー
ドD1とから構成された回路をクランプ回路という)、
第2ののこぎり形波信号発振回路7−Bのトランジスタ
Q1のベースとエミッタ間に−0.6Vの逆電圧が印加
され、トランジスタQ1のコレクタとエミッタとの間が
ターンオフ状態となる。その時から、第2ののこぎり形
波信号発振回路7−BのトランジスタQ2、抵抗R5、
R6、低電圧ダイオードZ1からなる定電流回路から供
給する定電流によって、コンデンサC3の充電が所定の
速度で開始される。トランジスタQ2のベースに接続さ
れた定電圧ダイオードZ1によって印加される抵抗R6
両端の電圧が常時一定になるよう、トランジスタQ2が
制御することから、抵抗R6に流れる電流は定電流であ
り、よってトランジスタQ2のコレクタに流れる電流も
定電流となる。
【0044】コンデンサC3に定電流を供給して充電を
行うことで、直線性の良好なのこぎり形波信号が生成さ
れ、またトランジスタQ1によってコンデンサC3の充
電電圧を瞬間的に放電させることで、連続したのこぎり
形波信号が生成される。ここで、コンデンサC2(結合
コンデンサ)は、第1のインバータIC2Aの回路とト
ランジスタQ1を含む放電回路とを交流的に結合し、直
流的には遮断する機能を有する。コンデンサC2によっ
て、第2ののこぎり形波信号発振回路7−Bの電源電圧
±V2を変動させても、異なる電源電圧±V1が供給さ
れるクロック発振回路7−Aや第1のインバータIC2
Aには影響を与えずに正常に動作する。したがって、第
2ののこぎり形波信号発振回路7−Bの電源電圧±V2
を変更することが可能となり、その電源電圧±V2は、
のこぎり形波信号のピーク間(peak-to-peak)電圧に比
例し、 また、増幅器の最大出力電圧にも比例する。第
2ののこぎり形波信号発振回路7−Bの電源電圧±V2
を変えることによって、回路変更なしに増幅器の出力電
圧を変更することができる。
行うことで、直線性の良好なのこぎり形波信号が生成さ
れ、またトランジスタQ1によってコンデンサC3の充
電電圧を瞬間的に放電させることで、連続したのこぎり
形波信号が生成される。ここで、コンデンサC2(結合
コンデンサ)は、第1のインバータIC2Aの回路とト
ランジスタQ1を含む放電回路とを交流的に結合し、直
流的には遮断する機能を有する。コンデンサC2によっ
て、第2ののこぎり形波信号発振回路7−Bの電源電圧
±V2を変動させても、異なる電源電圧±V1が供給さ
れるクロック発振回路7−Aや第1のインバータIC2
Aには影響を与えずに正常に動作する。したがって、第
2ののこぎり形波信号発振回路7−Bの電源電圧±V2
を変更することが可能となり、その電源電圧±V2は、
のこぎり形波信号のピーク間(peak-to-peak)電圧に比
例し、 また、増幅器の最大出力電圧にも比例する。第
2ののこぎり形波信号発振回路7−Bの電源電圧±V2
を変えることによって、回路変更なしに増幅器の出力電
圧を変更することができる。
【0045】第2ののこぎり形波信号発振回路7−Bの
トランジスタQ3は、コンデンサC3に発生されたのこ
ぎり形波信号電圧をバッファリングして出力インピーダ
ンスを低くして、抵抗R7と抵抗R8を駆動する。トラ
ンジスタQ3の出力信号は、増幅器の出力信号レベルを
有する第2ののこぎり形波信号PTHとして使用され、
その第2ののこぎり形波信号PTHを抵抗R7と抵抗R
8により分圧することで、第2ののこぎり形波信号PT
Hと周期と位相が同一である入力信号レベルを有する第
1ののこぎり形波信号PTLに変換される。
トランジスタQ3は、コンデンサC3に発生されたのこ
ぎり形波信号電圧をバッファリングして出力インピーダ
ンスを低くして、抵抗R7と抵抗R8を駆動する。トラ
ンジスタQ3の出力信号は、増幅器の出力信号レベルを
有する第2ののこぎり形波信号PTHとして使用され、
その第2ののこぎり形波信号PTHを抵抗R7と抵抗R
8により分圧することで、第2ののこぎり形波信号PT
Hと周期と位相が同一である入力信号レベルを有する第
1ののこぎり形波信号PTLに変換される。
【0046】図7において、7−Cは、第2ののこぎり
形波信号PTHが生成される際、同時に第3ののこぎり
形波信号NTHを生成する第3ののこぎり形波信号発振
回路である。第2のインバータIC2Bからの出力信号
がローレベルになると、第3ののこぎり形波信号発振回
路7−Cにおいて、トランジスタQ4のエミッタとベー
ス、コンデンサC4、抵抗R9を経由してコンデンサC
4を充電する電流が流れる。この際、トランジスタQ4
のコレクタとエミッタとの間がターンオン状態となっ
て、コンデンサC5の電圧を放電させる。つまり、のこ
ぎり形波信号をリセットする動作が行われる。
形波信号PTHが生成される際、同時に第3ののこぎり
形波信号NTHを生成する第3ののこぎり形波信号発振
回路である。第2のインバータIC2Bからの出力信号
がローレベルになると、第3ののこぎり形波信号発振回
路7−Cにおいて、トランジスタQ4のエミッタとベー
ス、コンデンサC4、抵抗R9を経由してコンデンサC
4を充電する電流が流れる。この際、トランジスタQ4
のコレクタとエミッタとの間がターンオン状態となっ
て、コンデンサC5の電圧を放電させる。つまり、のこ
ぎり形波信号をリセットする動作が行われる。
【0047】次に、第2のインバータIC2Bからの出
力信号がハイレベルになると、コンデンサC4の充電電
圧が、ダイオードD2、第2のインバータIC2Bの出
力端、抵抗R9を経由して放電するようになり(通常、
コンデンサC4とダイオードD2とから構成された回路
をクランプ回路という)、トランジスタQ4のベースと
エミッタとの間に+0.6Vの逆電圧が印加され、トラ
ンジスタQ4のコレクタとエミッタとの間がターンオフ
状態となる。この時から、トランジスタQ5、抵抗R1
1、R12、定電圧ダイオードZ2からなる定電流回路
から供給される定電流によって、第3ののこぎり形波信
号発振回路7−CのコンデンサC5に対する充電が所定
の速度で開始される。トランジスタQ5のベースに接続
された定電圧ダイオードZ2によって印加される抵抗R
12の両端の電圧が常時一定となるよう、トランジスタ
Q5が制御するので、抵抗R12に流れる電流は定電流
であり、よってトランジスタQ5のコレクタに流れる電
流も定電流となる。
力信号がハイレベルになると、コンデンサC4の充電電
圧が、ダイオードD2、第2のインバータIC2Bの出
力端、抵抗R9を経由して放電するようになり(通常、
コンデンサC4とダイオードD2とから構成された回路
をクランプ回路という)、トランジスタQ4のベースと
エミッタとの間に+0.6Vの逆電圧が印加され、トラ
ンジスタQ4のコレクタとエミッタとの間がターンオフ
状態となる。この時から、トランジスタQ5、抵抗R1
1、R12、定電圧ダイオードZ2からなる定電流回路
から供給される定電流によって、第3ののこぎり形波信
号発振回路7−CのコンデンサC5に対する充電が所定
の速度で開始される。トランジスタQ5のベースに接続
された定電圧ダイオードZ2によって印加される抵抗R
12の両端の電圧が常時一定となるよう、トランジスタ
Q5が制御するので、抵抗R12に流れる電流は定電流
であり、よってトランジスタQ5のコレクタに流れる電
流も定電流となる。
【0048】コンデンサC5に定電流を供給して充電を
行うことで、直線性の良好なのこぎり形波信号が生成さ
れ、またトランジスタQ4によってコンデンサC5の充
電電圧を瞬間的に放電させることで、連続したのこぎり
形波信号が生成される。ここで、コンデンサC4(結合
コンデンサ)は、第2のインバータIC2Bの回路とト
ランジスタQ4を含む放電回路とを交流的に結合し、直
流的には遮断する機能を有する。コンデンサC4によっ
て、第3ののこぎり形波信号発振回路7−Cの電源電圧
±V2を変動させても、異なる電源電圧±V1が供給さ
れるクロック発振回路7−Aや第2のインバータIC2
Bには影響を与えずに正常に動作する。したがって、第
3ののこぎり形波信号発振回路7−Cの電源電圧±V2
を変更することが可能となり、その電源電圧±V2は、
のこぎり形波信号のピーク間(peak-to-peak)電圧に比
例し、 また、増幅器の最大出力電圧にも比例する。第
3ののこぎり形波信号発振回路7−Cの電源電圧±V2
を変えることによって、回路変更なしに増幅器の出力電
圧を変更することができる。
行うことで、直線性の良好なのこぎり形波信号が生成さ
れ、またトランジスタQ4によってコンデンサC5の充
電電圧を瞬間的に放電させることで、連続したのこぎり
形波信号が生成される。ここで、コンデンサC4(結合
コンデンサ)は、第2のインバータIC2Bの回路とト
ランジスタQ4を含む放電回路とを交流的に結合し、直
流的には遮断する機能を有する。コンデンサC4によっ
て、第3ののこぎり形波信号発振回路7−Cの電源電圧
±V2を変動させても、異なる電源電圧±V1が供給さ
れるクロック発振回路7−Aや第2のインバータIC2
Bには影響を与えずに正常に動作する。したがって、第
3ののこぎり形波信号発振回路7−Cの電源電圧±V2
を変更することが可能となり、その電源電圧±V2は、
のこぎり形波信号のピーク間(peak-to-peak)電圧に比
例し、 また、増幅器の最大出力電圧にも比例する。第
3ののこぎり形波信号発振回路7−Cの電源電圧±V2
を変えることによって、回路変更なしに増幅器の出力電
圧を変更することができる。
【0049】第3ののこぎり形波信号発振回路7−Cの
トランジスタQ6は、コンデンサC5に発生されたのこ
ぎり形波信号電圧をバッファリングして出力インピーダ
ンスを低くし、抵抗R13を駆動する。トランジスタQ
6の出力信号は、増幅器の出力信号レベルを有する第3
ののこぎり形波信号NTHとして使用される。
トランジスタQ6は、コンデンサC5に発生されたのこ
ぎり形波信号電圧をバッファリングして出力インピーダ
ンスを低くし、抵抗R13を駆動する。トランジスタQ
6の出力信号は、増幅器の出力信号レベルを有する第3
ののこぎり形波信号NTHとして使用される。
【0050】図7において、7−Dは、コンパレーター
部であり、入力端子INからコンパレーターIC3の反
転入力端子(−)に供給されるアナログ入力信号Vin
と、コンパレーターIC3の非反転入力端子(+)に供
給される第1ののこぎり形波信号PTLとを比較して、
入力信号Vinよりも第1ののこぎり形波信号PTL信
号が大きい期間中に、ハイレベルの第1のパルスを発生
させる。そのハイレベルの第1のパルスは、入力信号V
inの大きさに応じてパルス幅が可変され、ワンショッ
トバイブレーター部7−FのIC4によってパルスの開
始時点から幅の狭い第2のパルスに整形される。
部であり、入力端子INからコンパレーターIC3の反
転入力端子(−)に供給されるアナログ入力信号Vin
と、コンパレーターIC3の非反転入力端子(+)に供
給される第1ののこぎり形波信号PTLとを比較して、
入力信号Vinよりも第1ののこぎり形波信号PTL信
号が大きい期間中に、ハイレベルの第1のパルスを発生
させる。そのハイレベルの第1のパルスは、入力信号V
inの大きさに応じてパルス幅が可変され、ワンショッ
トバイブレーター部7−FのIC4によってパルスの開
始時点から幅の狭い第2のパルスに整形される。
【0051】つまり、図7のワンショットバイブレータ
ー部7−Fは、コンパレーターIC3から出力される第
1のパルスを受けて、狭幅の第2のパルスに整形する機
能を有する。ここで、抵抗R16とコンデンサC7によ
って、第2のパルスの幅が決定される。狭幅の第2のパ
ルスは、ワンショットバイブレーター部7−FのIC4
のQ端子から正パルスとして出力され、アナログスイッ
チ回路7−Eにおける第1のアナログスイッチA−SW
1と第2のアナログスイッチA−SW2のコントロール
端子Cに供給される。
ー部7−Fは、コンパレーターIC3から出力される第
1のパルスを受けて、狭幅の第2のパルスに整形する機
能を有する。ここで、抵抗R16とコンデンサC7によ
って、第2のパルスの幅が決定される。狭幅の第2のパ
ルスは、ワンショットバイブレーター部7−FのIC4
のQ端子から正パルスとして出力され、アナログスイッ
チ回路7−Eにおける第1のアナログスイッチA−SW
1と第2のアナログスイッチA−SW2のコントロール
端子Cに供給される。
【0052】ここで、第2のパルスは、第1のパルスの
上昇時点でワンショットバイブレーター部7−Fにおけ
る抵抗R16とコンデンサC7の時定数で決まるパルス
幅を有して生成される。第1のパルスの上昇時点から第
2のパルスの上昇時点まではいくらかの時間が要され
る。これをワンショットバイブレーターIC4の入出力
間遅延時間(Tplh)と言い、例えばCMOSの場
合、Tplhは300nS程度である。
上昇時点でワンショットバイブレーター部7−Fにおけ
る抵抗R16とコンデンサC7の時定数で決まるパルス
幅を有して生成される。第1のパルスの上昇時点から第
2のパルスの上昇時点まではいくらかの時間が要され
る。これをワンショットバイブレーターIC4の入出力
間遅延時間(Tplh)と言い、例えばCMOSの場
合、Tplhは300nS程度である。
【0053】アナログ入力信号が最大値近傍の場合に、
コンパレーター部7−Dにより、図14aのBで示すよ
うな第1のパルスが生成され、その第1のパルス(B)
は、ワンショットバイブレーター部7−FのIC4に入
力される。ここで、IC4に入出力間遅延時間Tplh
がなければ(Tplh=0)、図14のCで示すような
第2のパルスが生成され、この際のアナログ出力波形
は、図14のEで示すような最大電圧として出力され
る。
コンパレーター部7−Dにより、図14aのBで示すよ
うな第1のパルスが生成され、その第1のパルス(B)
は、ワンショットバイブレーター部7−FのIC4に入
力される。ここで、IC4に入出力間遅延時間Tplh
がなければ(Tplh=0)、図14のCで示すような
第2のパルスが生成され、この際のアナログ出力波形
は、図14のEで示すような最大電圧として出力され
る。
【0054】しかし、IC4には入出力間遅延時間Tp
lhがあるために、図14のDで示すように、遅延時間
Tplh後に第2のパルスが生成される。この際、第2
ののこぎり形波信号(図14のF)は、のこぎり形波信
号の最高点を通過して最低点の近傍であれば、第2のパ
ルス(図14のD)によって最低電圧が抽出され、アナ
ログ出力信号が最低電圧にまで急激に低下する(図14
のF)。そのアナログ出力信号が電力増幅素子を介して
スピーカーを駆動する際に、スピーカーを損傷させる可
能性がある。したがって、如何なることがあっても、ア
ナログ出力信号の波形に急激な変化が持続されることが
あってはならない。そこで、かかる現象を防止するため
の方法について、以下において述べることにする。
lhがあるために、図14のDで示すように、遅延時間
Tplh後に第2のパルスが生成される。この際、第2
ののこぎり形波信号(図14のF)は、のこぎり形波信
号の最高点を通過して最低点の近傍であれば、第2のパ
ルス(図14のD)によって最低電圧が抽出され、アナ
ログ出力信号が最低電圧にまで急激に低下する(図14
のF)。そのアナログ出力信号が電力増幅素子を介して
スピーカーを駆動する際に、スピーカーを損傷させる可
能性がある。したがって、如何なることがあっても、ア
ナログ出力信号の波形に急激な変化が持続されることが
あってはならない。そこで、かかる現象を防止するため
の方法について、以下において述べることにする。
【0055】第2ののこぎり形波信号(図14のO)の
最高点から最低点へ転換される時点で遅延時間Tplh
だけ、その転換時点の以前からハイレベルで発生してい
るブランキングパルス(図7の7−Hからの出力パル
ス、図14のQ)をワンショットバイブレーターIC4
のリセット端子RESETに印加する。リセット端子R
ESETにブランキングパルスが印加されている期間
(ブランキングパルス期間)には、ワンショットバイブ
レーターIC4の入力端子Aに第1のパルスが入力され
ても第2のパルスが出力されることはない。ワンショッ
トバイブレーターIC4の入力端子Aに、図14のPで
示すように、入力信号Viの最大値近傍で第1のパルス
が入力されると、第1のパルスがブランキングパルス期
間に属することから、第2のパルスは出力されない(図
14のS)。この際には、以前に抽出された電圧が保持
されることになり(図14のUで示すように電圧がリミ
ットされる)、出力電圧が急激に反転されるのを防止す
ることができる。
最高点から最低点へ転換される時点で遅延時間Tplh
だけ、その転換時点の以前からハイレベルで発生してい
るブランキングパルス(図7の7−Hからの出力パル
ス、図14のQ)をワンショットバイブレーターIC4
のリセット端子RESETに印加する。リセット端子R
ESETにブランキングパルスが印加されている期間
(ブランキングパルス期間)には、ワンショットバイブ
レーターIC4の入力端子Aに第1のパルスが入力され
ても第2のパルスが出力されることはない。ワンショッ
トバイブレーターIC4の入力端子Aに、図14のPで
示すように、入力信号Viの最大値近傍で第1のパルス
が入力されると、第1のパルスがブランキングパルス期
間に属することから、第2のパルスは出力されない(図
14のS)。この際には、以前に抽出された電圧が保持
されることになり(図14のUで示すように電圧がリミ
ットされる)、出力電圧が急激に反転されるのを防止す
ることができる。
【0056】次に、図15を参照して、第2ののこぎり
形波信号PTHまたは第3ののこぎり形波信号NTHを
遅延させて出力動作範囲を補正する方法について述べ
る。
形波信号PTHまたは第3ののこぎり形波信号NTHを
遅延させて出力動作範囲を補正する方法について述べ
る。
【0057】図7のコンパレーター回路7−Dは、入力
端子INからコンパレーターIC3の反転入力端子
(−)に供給されるアナログ入力信号Viと、コンパレ
ーターIC3の非反転入力端子(+)に供給される第1
ののこぎり形波信号PTLとを比較して、アナログ入力
信号Vinよりも第1ののこぎり形波信号PTLが大き
い期間中に、ハイレベルの第1のパルスを発生させる。
そのハイレベルの第1のパルスは、アナログ入力信号V
iの大きさに応じてパルス幅が可変されるものであっ
て、図7のワンショットバイブレーターIC4によっ
て、パルス開始時点で狭幅の第2のパルスに整形され
る。
端子INからコンパレーターIC3の反転入力端子
(−)に供給されるアナログ入力信号Viと、コンパレ
ーターIC3の非反転入力端子(+)に供給される第1
ののこぎり形波信号PTLとを比較して、アナログ入力
信号Vinよりも第1ののこぎり形波信号PTLが大き
い期間中に、ハイレベルの第1のパルスを発生させる。
そのハイレベルの第1のパルスは、アナログ入力信号V
iの大きさに応じてパルス幅が可変されるものであっ
て、図7のワンショットバイブレーターIC4によっ
て、パルス開始時点で狭幅の第2のパルスに整形され
る。
【0058】図7および図15を参照して説明すると、
ワンショットバイブレーターIC4は、コンパレーター
IC3から出力される第1のパルス(図15のb)を入
力として狭幅の第2のパルスに整形する。第1のパルス
の上昇時点で第2のパルスが発生するのが理想的である
が(図15のc)、第1のパルスの上昇時点から第2の
パルスの上昇時点まではいくらかの時間が要される(図
15のd)。このワンショットバイブレーターIC4の
入出力間遅延時間Tplhによって、アナログスイッチ
回路(図7の7−E)において第2ののこぎり形波信号
または第3ののこぎり形波信号の電圧を抽出する際に、
抽出点が変位され(図15のg)、出力信号波形の上部
が歪められて最大出力範囲が狭められる。この現象は、
のこぎり形波信号の周波数が高い場合はなおさら無視で
きないようになる。かかる現象をなくそうとしても、ワ
ンショットバイブレーターの遅延時間を減らすのには限
界があるので、図7のパルスディレイ回路7−Gによっ
て、第3ののこぎり形波信号発振器7−Cへのリセット
パルスを遅延時間Tplhだけ遅延させた後、第3のの
こぎり形波信号発振器7−Cのリセット回路(トランジ
スタQ4)に供給することによって、図15のhで示す
ように、出力信号レベルの第3ののこぎり形波信号が遅
延されて発生し、アナログスイッチ回路7−Eにおい
て、実際に出力された第2のパルス(図15のd)によ
って抽出された出力がゆがむことのない最大出力電圧を
抽出することができる(図15のi)。なお、図7で
は、第3ののこぎり形波信号を遅延させているが、図1
5では、第2ののこぎり形波信号を遅延させたものとし
て説明した。
ワンショットバイブレーターIC4は、コンパレーター
IC3から出力される第1のパルス(図15のb)を入
力として狭幅の第2のパルスに整形する。第1のパルス
の上昇時点で第2のパルスが発生するのが理想的である
が(図15のc)、第1のパルスの上昇時点から第2の
パルスの上昇時点まではいくらかの時間が要される(図
15のd)。このワンショットバイブレーターIC4の
入出力間遅延時間Tplhによって、アナログスイッチ
回路(図7の7−E)において第2ののこぎり形波信号
または第3ののこぎり形波信号の電圧を抽出する際に、
抽出点が変位され(図15のg)、出力信号波形の上部
が歪められて最大出力範囲が狭められる。この現象は、
のこぎり形波信号の周波数が高い場合はなおさら無視で
きないようになる。かかる現象をなくそうとしても、ワ
ンショットバイブレーターの遅延時間を減らすのには限
界があるので、図7のパルスディレイ回路7−Gによっ
て、第3ののこぎり形波信号発振器7−Cへのリセット
パルスを遅延時間Tplhだけ遅延させた後、第3のの
こぎり形波信号発振器7−Cのリセット回路(トランジ
スタQ4)に供給することによって、図15のhで示す
ように、出力信号レベルの第3ののこぎり形波信号が遅
延されて発生し、アナログスイッチ回路7−Eにおい
て、実際に出力された第2のパルス(図15のd)によ
って抽出された出力がゆがむことのない最大出力電圧を
抽出することができる(図15のi)。なお、図7で
は、第3ののこぎり形波信号を遅延させているが、図1
5では、第2ののこぎり形波信号を遅延させたものとし
て説明した。
【0059】次に、図7のアナログスイッチ(または、
高速スイッチ)から構成されたサンプル/ホールド回路
7−Eについて述べる。第2ののこぎり形波信号発振回
路7−Bから、出力信号レベルの第2ののこぎり形波信
号PTHが、サンプル/ホールド回路7−Eのアナログ
スイッチA−SW1の入力端子Iに供給され、コントロ
ール端子Cに印加される第2のパルスの発生期間中に、
コンデンサC10とコンデンサC8を充電するようにな
り(C8はC10より十分大きい容量である)、次い
で、トランジスタQ7によってバッファリング過程を経
てローパスフィルタLPF1で低域フィルタリングされ
て、入力信号Vinと同一の位相の増幅されたアナログ
信号がP−OUT端子に出力される。
高速スイッチ)から構成されたサンプル/ホールド回路
7−Eについて述べる。第2ののこぎり形波信号発振回
路7−Bから、出力信号レベルの第2ののこぎり形波信
号PTHが、サンプル/ホールド回路7−Eのアナログ
スイッチA−SW1の入力端子Iに供給され、コントロ
ール端子Cに印加される第2のパルスの発生期間中に、
コンデンサC10とコンデンサC8を充電するようにな
り(C8はC10より十分大きい容量である)、次い
で、トランジスタQ7によってバッファリング過程を経
てローパスフィルタLPF1で低域フィルタリングされ
て、入力信号Vinと同一の位相の増幅されたアナログ
信号がP−OUT端子に出力される。
【0060】さらに、第3ののこぎり形波信号発振回路
7−Cから、出力信号レベルの第3ののこぎり形波信号
NTHがアナログスイッチA−SW2の入力端子Iに供
給され、コントロール端子Cに印加される第2のパルス
の発生期間中に、コンデンサC13とコンデンサC9を
充電するようになり(C9はC13より十分大きい容量
である)、次いで、トランジスタQ8によってバッファ
リング過程を経てローパスフィルタLPF2で低域フィ
ルタリングされて、入力信号Vinと逆位相の増幅され
たアナログ信号がN−OUT端子に出力される。
7−Cから、出力信号レベルの第3ののこぎり形波信号
NTHがアナログスイッチA−SW2の入力端子Iに供
給され、コントロール端子Cに印加される第2のパルス
の発生期間中に、コンデンサC13とコンデンサC9を
充電するようになり(C9はC13より十分大きい容量
である)、次いで、トランジスタQ8によってバッファ
リング過程を経てローパスフィルタLPF2で低域フィ
ルタリングされて、入力信号Vinと逆位相の増幅され
たアナログ信号がN−OUT端子に出力される。
【0061】ここで、第3ののこぎり形波信号NTH
を、トリマ(TRIMMER)コンデンサTC2を介してコン
デンサC10とC8の接続点に印加している理由につい
て説明する。第3ののこぎり形波信号NTHを、トリマ
コンデンサTC2を介してコンデンサC10とC8の接
続点に印加しない場合、コンデンサC10に充電された
電圧は、次の充電時まで所定の状態で保持されているべ
きであるが、コンデンサC10のインピーダンスが極め
て大きいことから、アナログスイッチA−SW1の入力
端子Iと出力端子Oとの間の静電容量、またはプリント
基板のパターン間の容量によって、コンデンサC10に
充電された電圧には、第2ののこぎり形波信号PTHと
同一態様(同一の周波数)のリップルが現れることにな
る。そのリップルはローパスフィルタLPF1を通過さ
せても完全に除去されないので、ノイズとして発生する
ことになる。
を、トリマ(TRIMMER)コンデンサTC2を介してコン
デンサC10とC8の接続点に印加している理由につい
て説明する。第3ののこぎり形波信号NTHを、トリマ
コンデンサTC2を介してコンデンサC10とC8の接
続点に印加しない場合、コンデンサC10に充電された
電圧は、次の充電時まで所定の状態で保持されているべ
きであるが、コンデンサC10のインピーダンスが極め
て大きいことから、アナログスイッチA−SW1の入力
端子Iと出力端子Oとの間の静電容量、またはプリント
基板のパターン間の容量によって、コンデンサC10に
充電された電圧には、第2ののこぎり形波信号PTHと
同一態様(同一の周波数)のリップルが現れることにな
る。そのリップルはローパスフィルタLPF1を通過さ
せても完全に除去されないので、ノイズとして発生する
ことになる。
【0062】そこで、コンデンサC10とコンデンサC
8の接続点に、トリマコンデンサTC2とコンデンサC
8によって低振幅の電圧に分圧された、第2ののこぎり
形波信号PTHとは逆位相の第3ののこぎり形波信号N
THを印加して、コンデンサC10において、第2のの
こぎり形波信号PTHに低振幅の第3ののこぎり形波信
号NTHを重ね合わせる。この際に、コンデンサC8の
両端に分圧された逆位相の電圧がリップル電圧と同一に
なるよう、トリマコンデンサTC2の容量値を調整する
ことにより、リップルを相殺することができる。
8の接続点に、トリマコンデンサTC2とコンデンサC
8によって低振幅の電圧に分圧された、第2ののこぎり
形波信号PTHとは逆位相の第3ののこぎり形波信号N
THを印加して、コンデンサC10において、第2のの
こぎり形波信号PTHに低振幅の第3ののこぎり形波信
号NTHを重ね合わせる。この際に、コンデンサC8の
両端に分圧された逆位相の電圧がリップル電圧と同一に
なるよう、トリマコンデンサTC2の容量値を調整する
ことにより、リップルを相殺することができる。
【0063】同様に、第2ののこぎり形波信号PTH
を、トリマコンデンサTC1を介してコンデンサC13
とC9の接続点に印加している理由について説明する。
第2ののこぎり形波信号PTHを、トリマコンデンサT
C1を介してコンデンサC13とC9の接続点に印加し
ない場合、コンデンサC13に充電された電圧は、次の
充電時まで所定の状態で保持されているべきであるが、
コンデンサC13のインピーダンスが極めて大きいこと
から、アナログスイッチA−SW2の入力端子Iと出力
端子Oとの間の静電容量、またはプリント基板のパター
ン間の容量によって、コンデンサC13に充電された電
圧には、第3ののこぎり形波信号NTHと同一態様(同
一の周波数)のリップルが現れることになる。そのリッ
プルはローパスフィルタLPF2を通過させても完全に
除去されないので、ノイズとして発生することになる。
を、トリマコンデンサTC1を介してコンデンサC13
とC9の接続点に印加している理由について説明する。
第2ののこぎり形波信号PTHを、トリマコンデンサT
C1を介してコンデンサC13とC9の接続点に印加し
ない場合、コンデンサC13に充電された電圧は、次の
充電時まで所定の状態で保持されているべきであるが、
コンデンサC13のインピーダンスが極めて大きいこと
から、アナログスイッチA−SW2の入力端子Iと出力
端子Oとの間の静電容量、またはプリント基板のパター
ン間の容量によって、コンデンサC13に充電された電
圧には、第3ののこぎり形波信号NTHと同一態様(同
一の周波数)のリップルが現れることになる。そのリッ
プルはローパスフィルタLPF2を通過させても完全に
除去されないので、ノイズとして発生することになる。
【0064】そこで、コンデンサC13とコンデンサC
9の接続点に、トリマコンデンサTC1とコンデンサC
9によって低振幅の電圧に分圧された、第3ののこぎり
形波信号NTHとは逆位相の第2ののこぎり形波信号P
THを印加して、コンデンサC13において、第3のの
こぎり形波信号NTHに低振幅の第2ののこぎり形波信
号PTHを重ね合わせる。この際に、コンデンサC9の
両端に分圧された逆位相の電圧がリップル電圧と同一に
なるよう、トリマコンデンサTC1の容量値を調整する
ことにより、リップルを相殺することができる。
9の接続点に、トリマコンデンサTC1とコンデンサC
9によって低振幅の電圧に分圧された、第3ののこぎり
形波信号NTHとは逆位相の第2ののこぎり形波信号P
THを印加して、コンデンサC13において、第3のの
こぎり形波信号NTHに低振幅の第2ののこぎり形波信
号PTHを重ね合わせる。この際に、コンデンサC9の
両端に分圧された逆位相の電圧がリップル電圧と同一に
なるよう、トリマコンデンサTC1の容量値を調整する
ことにより、リップルを相殺することができる。
【0065】上記のようにしてリップルが相殺されて、
コンパレーター回路7−Dへの入力信号Vinと同位相
で増幅された、ローパスフィルタLPF1からの出力信
号P−OUTは、ローパスフィルタLPF1に連結され
た電力増幅素子(CBST1:電流ブースター)に入力
され、電力増幅されて電力増幅素子CBST1に連結さ
れたスピーカーSP1を駆動する。
コンパレーター回路7−Dへの入力信号Vinと同位相
で増幅された、ローパスフィルタLPF1からの出力信
号P−OUTは、ローパスフィルタLPF1に連結され
た電力増幅素子(CBST1:電流ブースター)に入力
され、電力増幅されて電力増幅素子CBST1に連結さ
れたスピーカーSP1を駆動する。
【0066】図8は、図7の電力増幅素子CBST1の
回路図である。図8において、電力増幅素子CBST1
の出力端子OUTと共通接地端子との間にスピーカーが
接続されるので、出力端子OUTは、直流の0V電位を
常時保持しているべきである。これに対する制御は演算
増幅器IC30を利用して行う。演算増幅器IC30の
非反転入力端子(+)を共通接地端子に接続し、その反
転入力端子(−)を、抵抗R31を介して電力増幅素子
CBST1の出力端子OUTに接続し、演算増幅器IC
30の出力端子を、抵抗R30を介してトランジスタQ
30のベースに接続することで、トランジスタQ30の
入力バイアス電圧が制御される。また、演算増幅器IC
30の反転入力端子(−)と出力端子との間にコンデン
サC31を接続し、信号電圧は制御せずに直流状態だけ
が制御できるように、抵抗R31とコンデンサC31の
時定数を大きい値に設定する。
回路図である。図8において、電力増幅素子CBST1
の出力端子OUTと共通接地端子との間にスピーカーが
接続されるので、出力端子OUTは、直流の0V電位を
常時保持しているべきである。これに対する制御は演算
増幅器IC30を利用して行う。演算増幅器IC30の
非反転入力端子(+)を共通接地端子に接続し、その反
転入力端子(−)を、抵抗R31を介して電力増幅素子
CBST1の出力端子OUTに接続し、演算増幅器IC
30の出力端子を、抵抗R30を介してトランジスタQ
30のベースに接続することで、トランジスタQ30の
入力バイアス電圧が制御される。また、演算増幅器IC
30の反転入力端子(−)と出力端子との間にコンデン
サC31を接続し、信号電圧は制御せずに直流状態だけ
が制御できるように、抵抗R31とコンデンサC31の
時定数を大きい値に設定する。
【0067】電力増幅素子CBST1の動作時に、仮に
出力端子OUTの0V電位がプラス方向へ高くなった場
合、演算増幅器IC30の反転入力端子(−)の電圧は
プラス方向に高くなり、演算増幅器IC30の出力端子
の電圧がマイナス方向に低くなる。この電圧変化がトラ
ンジスタQ30のベース電圧を低くするので、トランジ
スタQ31と、トランジスタQ33のエミッタ電圧が低
くなり、出力端子OUTが再び0V電位となる。逆に、
出力端子OUTの0V電位がマイナス方向へ低くなった
場合、演算増幅器IC30の反転入力端子(−)の電圧
はマイナス方向に低くなり、演算増幅器IC30の出力
端子の電圧がプラス方向に高くなる。この電圧変化がト
ランジスタQ30のベース電圧を高くするので、トラン
ジスタQ31と、トランジスタQ33のエミッタ電圧が
高くなり、出力端子OUTが再び0V電位となる。
出力端子OUTの0V電位がプラス方向へ高くなった場
合、演算増幅器IC30の反転入力端子(−)の電圧は
プラス方向に高くなり、演算増幅器IC30の出力端子
の電圧がマイナス方向に低くなる。この電圧変化がトラ
ンジスタQ30のベース電圧を低くするので、トランジ
スタQ31と、トランジスタQ33のエミッタ電圧が低
くなり、出力端子OUTが再び0V電位となる。逆に、
出力端子OUTの0V電位がマイナス方向へ低くなった
場合、演算増幅器IC30の反転入力端子(−)の電圧
はマイナス方向に低くなり、演算増幅器IC30の出力
端子の電圧がプラス方向に高くなる。この電圧変化がト
ランジスタQ30のベース電圧を高くするので、トラン
ジスタQ31と、トランジスタQ33のエミッタ電圧が
高くなり、出力端子OUTが再び0V電位となる。
【0068】図9は、本発明の他の実施形態によるパル
ス幅変調(PWM)信号入力用の増幅器の構成例を示す
回路図である。最近では、CDプレーヤのようなディジ
タル記録された情報を再生するディジタル機器が一般的
になっている。CDプレーヤの多くは、可聴音で出力さ
れるまでの信号を処理するのにディジタル方式を採用し
ている。
ス幅変調(PWM)信号入力用の増幅器の構成例を示す
回路図である。最近では、CDプレーヤのようなディジ
タル記録された情報を再生するディジタル機器が一般的
になっている。CDプレーヤの多くは、可聴音で出力さ
れるまでの信号を処理するのにディジタル方式を採用し
ている。
【0069】図10は、従来のCDプレーヤの一例を示
す構成図である。CDから読み取ったディジタル情報は
ディジタル回路で処理されPWM信号が出力され、PW
M信号はD/A変換器(D/A)によりアナログ信号に
変換され、フィルタにより高周波成分が除去され、増幅
器(AMP)により電力増幅されて、スピーカが駆動さ
れる。その際に、D/Aによるディジタル/アナログ変
換過程やAMPによる増幅過程で信号が変形する可能性
があり、また回路部品が多く必要となる。
す構成図である。CDから読み取ったディジタル情報は
ディジタル回路で処理されPWM信号が出力され、PW
M信号はD/A変換器(D/A)によりアナログ信号に
変換され、フィルタにより高周波成分が除去され、増幅
器(AMP)により電力増幅されて、スピーカが駆動さ
れる。その際に、D/Aによるディジタル/アナログ変
換過程やAMPによる増幅過程で信号が変形する可能性
があり、また回路部品が多く必要となる。
【0070】図11は、図9のPWM信号入力用増幅器
を用いたCDプレーヤの構成図であり、このように、デ
ィジタル回路によりディジタル情報がPWM信号に処理
される機器であれば、そのPWM信号を、本発明による
図9のPWM信号入力用増幅器に直結させることによっ
て、増幅器は簡単に構成されて、D/A変換器が不要と
なり、増幅素子と同一の信号の変形要因がないため、歪
みのない信号増幅が可能となる。
を用いたCDプレーヤの構成図であり、このように、デ
ィジタル回路によりディジタル情報がPWM信号に処理
される機器であれば、そのPWM信号を、本発明による
図9のPWM信号入力用増幅器に直結させることによっ
て、増幅器は簡単に構成されて、D/A変換器が不要と
なり、増幅素子と同一の信号の変形要因がないため、歪
みのない信号増幅が可能となる。
【0071】以下、本発明によるPWM信号入力用増幅
器の動作について、図9を参照して述べる。
器の動作について、図9を参照して述べる。
【0072】図9において、PWM信号9−A(PWM DA
TA)が入力端子INに入力される。PWM信号9−A
は、ローレベルからハイレベルへ上昇する時点毎の周期
が常時一定であり、その時点はPWM信号の基準となる
位置である。PWM信号9−Aのハイパルス期間の幅が
信号の大きさと比例する。さらに、ハイレベルからロー
レベルへ下降する時点が周期ごとに変化する。入力端子
INにPWM信号9−Aが入力されると、上昇時点検出
器9−BによりPWM信号9−Aがローレベルからハイ
レベルに遷移する時点を検出してリセット端子RESE
TにハイレベルのRESETパルスを出力する。このR
ESETパルスは、第2ののこぎり形波信号発振器9−
Dに入力され、抵抗R41とコンデンサC41を経由し
て、リセット回路部を構成するトランジスタQ41のベ
ースに印加される。それにより、トランジスタQ41の
ベースとエミッタ間に電流が流れて、トランジスタQ4
1がターンオンされ、出力信号レベルの電圧が充電され
たコンデンサC42を瞬間的に放電させる。
TA)が入力端子INに入力される。PWM信号9−A
は、ローレベルからハイレベルへ上昇する時点毎の周期
が常時一定であり、その時点はPWM信号の基準となる
位置である。PWM信号9−Aのハイパルス期間の幅が
信号の大きさと比例する。さらに、ハイレベルからロー
レベルへ下降する時点が周期ごとに変化する。入力端子
INにPWM信号9−Aが入力されると、上昇時点検出
器9−BによりPWM信号9−Aがローレベルからハイ
レベルに遷移する時点を検出してリセット端子RESE
TにハイレベルのRESETパルスを出力する。このR
ESETパルスは、第2ののこぎり形波信号発振器9−
Dに入力され、抵抗R41とコンデンサC41を経由し
て、リセット回路部を構成するトランジスタQ41のベ
ースに印加される。それにより、トランジスタQ41の
ベースとエミッタ間に電流が流れて、トランジスタQ4
1がターンオンされ、出力信号レベルの電圧が充電され
たコンデンサC42を瞬間的に放電させる。
【0073】次いで、RESETパルスがローレベルへ
と下降することによって、トランジスタQ41がターン
オフしてコンデンサC42への充電が開始する。
と下降することによって、トランジスタQ41がターン
オフしてコンデンサC42への充電が開始する。
【0074】定電圧ダイオードZ41の定電圧によっ
て、トランジスタQ42のエミッタに接続された抵抗R
44には常時所定の定電流が流れ、その定電流がコンデ
ンサC42を所定の速度で充電することによって、直線
性の良好なの第2ののこぎり形波信号PTHが生成され
る。第2ののこぎり形波信号PTHは、トランジスタQ
43によってバッファリングされて、アナログスイッチ
回路9−F内のアナログスイッチA−SW4の入力端子
Iに供給される。
て、トランジスタQ42のエミッタに接続された抵抗R
44には常時所定の定電流が流れ、その定電流がコンデ
ンサC42を所定の速度で充電することによって、直線
性の良好なの第2ののこぎり形波信号PTHが生成され
る。第2ののこぎり形波信号PTHは、トランジスタQ
43によってバッファリングされて、アナログスイッチ
回路9−F内のアナログスイッチA−SW4の入力端子
Iに供給される。
【0075】また、下降時点検出器9−Cが、入力端子
INに入力されたPWM信号9−Aのハイレベルからロ
ーレベルへの下降時点を検出して、出力端子QHLにハ
イレベルのQHLパルスを出力する。このQHLパルス
の発生時点は、PWM信号9−Aのハイレベルの幅に比
例する。つまり、PWM信号9−Aのハイレベル幅が狭
いと、先にRESET信号によって生成される第2のの
こぎり形波信号PTHの上昇開始時点に近い位置に生成
され、逆に、PWM信号9−Aのハイレベル幅が広い
と、先にRESET信号によって生成される第2ののこ
ぎり形波信号PTHの上昇開始時点から遠い位置に生成
される。
INに入力されたPWM信号9−Aのハイレベルからロ
ーレベルへの下降時点を検出して、出力端子QHLにハ
イレベルのQHLパルスを出力する。このQHLパルス
の発生時点は、PWM信号9−Aのハイレベルの幅に比
例する。つまり、PWM信号9−Aのハイレベル幅が狭
いと、先にRESET信号によって生成される第2のの
こぎり形波信号PTHの上昇開始時点に近い位置に生成
され、逆に、PWM信号9−Aのハイレベル幅が広い
と、先にRESET信号によって生成される第2ののこ
ぎり形波信号PTHの上昇開始時点から遠い位置に生成
される。
【0076】QHLパルスは、ワンショットバイブレー
ター部9−EのワンショットバイブレーターIC41に
入力されて狭幅のパルスに整形され、出力端子Qからア
ナログスイッチ回路9−F内のアナログスイッチA−S
W4のコントロール端子Cに入力される。その狭幅のパ
ルスが供給される間、アナログスイッチA−SW4はオ
ンされて、第2ののこぎり形波信号PTHの電圧をコン
デンサC44に充電する。コンデンサC44に充電され
る電圧は、PWM信号9−Aのハイレベル幅に比例した
電圧であり、出力信号レベルの第2ののこぎり形波信号
PTHを、ワンショットバイブレーター部9−Eからの
狭幅のパルスの発生時点で抽出、保持及び増幅されたア
ナログ信号であって、そのアナログ信号は谷間のない連
続した信号である。そのアナログ信号は、アナログスイ
ッチ回路9−F内のトランジスタQ44によってバッフ
ァリングされ、アナログスイッチ回路9−Fの出力端に
接続されたローパスフィルタLPF4で低域フィルタリ
ングされ、ローパスフィルタLPF4の出力端に接続さ
れた電力増幅素子CBST4(電流ブースター)によっ
てスピーカーSP4が駆動される。以上の動作が、PW
M信号の周期ごとに繰返し実行される。
ター部9−EのワンショットバイブレーターIC41に
入力されて狭幅のパルスに整形され、出力端子Qからア
ナログスイッチ回路9−F内のアナログスイッチA−S
W4のコントロール端子Cに入力される。その狭幅のパ
ルスが供給される間、アナログスイッチA−SW4はオ
ンされて、第2ののこぎり形波信号PTHの電圧をコン
デンサC44に充電する。コンデンサC44に充電され
る電圧は、PWM信号9−Aのハイレベル幅に比例した
電圧であり、出力信号レベルの第2ののこぎり形波信号
PTHを、ワンショットバイブレーター部9−Eからの
狭幅のパルスの発生時点で抽出、保持及び増幅されたア
ナログ信号であって、そのアナログ信号は谷間のない連
続した信号である。そのアナログ信号は、アナログスイ
ッチ回路9−F内のトランジスタQ44によってバッフ
ァリングされ、アナログスイッチ回路9−Fの出力端に
接続されたローパスフィルタLPF4で低域フィルタリ
ングされ、ローパスフィルタLPF4の出力端に接続さ
れた電力増幅素子CBST4(電流ブースター)によっ
てスピーカーSP4が駆動される。以上の動作が、PW
M信号の周期ごとに繰返し実行される。
【0077】図13は、本発明の他の実施形態によるパ
ルス符号変調(PCM)信号入力用の増幅器の構成例を
示す回路図である。前述したように、最近に至ってオー
ディオ信号処理にディジタル方式を採用する機器が多く
なっている。その従来例として説明した図10のCDプ
レーヤは、D/Aによるディジタル/アナログ変換過程
やAMPによる増幅過程で信号が変形する可能性があ
り、また回路部品が多く必要となる。
ルス符号変調(PCM)信号入力用の増幅器の構成例を
示す回路図である。前述したように、最近に至ってオー
ディオ信号処理にディジタル方式を採用する機器が多く
なっている。その従来例として説明した図10のCDプ
レーヤは、D/Aによるディジタル/アナログ変換過程
やAMPによる増幅過程で信号が変形する可能性があ
り、また回路部品が多く必要となる。
【0078】そこで、図12に示すように、ディジタル
回路によりディジタル情報がPCM信号に処理される機
器であれば、そのPCM信号を、本発明による図13の
PCM信号入力用増幅器に直結させることによって、増
幅器は簡単に構成されて、D/A変換器が不要となり、
増幅素子と同一の信号の変形要因がないため、歪みのな
い信号増幅が可能となる。
回路によりディジタル情報がPCM信号に処理される機
器であれば、そのPCM信号を、本発明による図13の
PCM信号入力用増幅器に直結させることによって、増
幅器は簡単に構成されて、D/A変換器が不要となり、
増幅素子と同一の信号の変形要因がないため、歪みのな
い信号増幅が可能となる。
【0079】以下、本発明によるPCM信号入力用増幅
器の動作について、図13を参照して述べる。
器の動作について、図13を参照して述べる。
【0080】図13において、PCM信号13−A(PC
M DATA)が入力端子INに入力される。そのPCM信号
13−Aは、アナログ信号を所定の周期(例えば、4
4.1kHz)でサンプルリングして得られるディジタ
ル値(例えば、24ビット値)を所定の規則で直列伝送
する信号であり、その信号には右側信号データ、左側信
号データ、制御信号、その他の情報などが含まれてい
る。ここでは、PCM信号13−Aの例をとったが、P
CM以外に、光(OPTICAL)出力、DSD(SUPER AUDI
O)フォーマット、赤外線(IrDA)通信、IEEE1394通信
による情報を受信して処理することも可能であり、これ
をディジタル情報と通称する。
M DATA)が入力端子INに入力される。そのPCM信号
13−Aは、アナログ信号を所定の周期(例えば、4
4.1kHz)でサンプルリングして得られるディジタ
ル値(例えば、24ビット値)を所定の規則で直列伝送
する信号であり、その信号には右側信号データ、左側信
号データ、制御信号、その他の情報などが含まれてい
る。ここでは、PCM信号13−Aの例をとったが、P
CM以外に、光(OPTICAL)出力、DSD(SUPER AUDI
O)フォーマット、赤外線(IrDA)通信、IEEE1394通信
による情報を受信して処理することも可能であり、これ
をディジタル情報と通称する。
【0081】入力端子INに入力されたPCM信号13
−Aは、ディジタル情報(ここでは、PCM信号)処理
制御部13−Bにおいて、それぞれの情報が分離、処理
されて制御信号が生成される。ディジタル情報処理制御
部13−Bで分析された右側信号データは、RDTO端
子から出力された後、RCK端子から出力されるハイレ
ベルのパルスによって、格納/比較部13−C内の右側
ラッチ(R−CH LATCH)にラッチされる。ここ
で、格納/比較部13−Cは、右側ラッチ(R−CH
LATCH)、左側ラッチ(L−CH LATCH)、
第1の24ビットコンパレーター(COMP1)、第2
の24ビットコンパレーター(COMP2)、及び24
ビットカウンタ(COUNTER)を含む。
−Aは、ディジタル情報(ここでは、PCM信号)処理
制御部13−Bにおいて、それぞれの情報が分離、処理
されて制御信号が生成される。ディジタル情報処理制御
部13−Bで分析された右側信号データは、RDTO端
子から出力された後、RCK端子から出力されるハイレ
ベルのパルスによって、格納/比較部13−C内の右側
ラッチ(R−CH LATCH)にラッチされる。ここ
で、格納/比較部13−Cは、右側ラッチ(R−CH
LATCH)、左側ラッチ(L−CH LATCH)、
第1の24ビットコンパレーター(COMP1)、第2
の24ビットコンパレーター(COMP2)、及び24
ビットカウンタ(COUNTER)を含む。
【0082】一方、ディジタル情報処理制御部13−B
で分析された左側信号データは、LDTO端子から出力
された後、LCK端子から出力されるハイレベルのパル
スによって、格納/比較部13−C内の左側ラッチ(L
−CH LATCH)にラッチされる。このようにして
ラッチされた右側及び左側信号データは、それぞれ、右
側及び左側のアナログ信号の大きさに相当するディジタ
ル値である。
で分析された左側信号データは、LDTO端子から出力
された後、LCK端子から出力されるハイレベルのパル
スによって、格納/比較部13−C内の左側ラッチ(L
−CH LATCH)にラッチされる。このようにして
ラッチされた右側及び左側信号データは、それぞれ、右
側及び左側のアナログ信号の大きさに相当するディジタ
ル値である。
【0083】24ビットカウンタは、ディジタル情報処
理制御部13−BのCCLR端子から出力されるハイレ
ベルのパルスによってリセットされる。この際、第1及
び第2の24ビットコンパレーターのそれぞれの出力端
子B>AR及びB>ALからはすべてローレベルが出力
される。なぜならば、第1及び第2の24ビットコンパ
レーターのB端子に入力される24ビットカウンタのカ
ウント値はゼロ(0)にクリアされており、そのA端子
には右側及び左側ラッチの右側及び左側信号データが入
力されるので、B端子の値はA端子の値よりも大きくな
いため、条件B>AR及びB>ALは否定されて、ロー
レベルが出力されるからである。
理制御部13−BのCCLR端子から出力されるハイレ
ベルのパルスによってリセットされる。この際、第1及
び第2の24ビットコンパレーターのそれぞれの出力端
子B>AR及びB>ALからはすべてローレベルが出力
される。なぜならば、第1及び第2の24ビットコンパ
レーターのB端子に入力される24ビットカウンタのカ
ウント値はゼロ(0)にクリアされており、そのA端子
には右側及び左側ラッチの右側及び左側信号データが入
力されるので、B端子の値はA端子の値よりも大きくな
いため、条件B>AR及びB>ALは否定されて、ロー
レベルが出力されるからである。
【0084】同時に、ディジタル情報処理制御部13−
Bは、データ開始制御信号がある場合、スタート端子S
TARTからハイレベルのパルスを第2ののこぎり形波
信号発振器13−Dに出力する。このハイレベルのパル
スは、第2ののこぎり形波信号発振器13−D内の抵抗
R51とコンデンサC51を介してトランジスタQ51
のベースに印加され、トランジスタQ51のベースとエ
ミッタ間に電流が流れて、トランジスタQ51がターン
オンして、コンデンサC52の充電電圧を放電させる。
その後、スタート端子STARTがローレベルになる
と、コンデンサC52への充電が開始される。
Bは、データ開始制御信号がある場合、スタート端子S
TARTからハイレベルのパルスを第2ののこぎり形波
信号発振器13−Dに出力する。このハイレベルのパル
スは、第2ののこぎり形波信号発振器13−D内の抵抗
R51とコンデンサC51を介してトランジスタQ51
のベースに印加され、トランジスタQ51のベースとエ
ミッタ間に電流が流れて、トランジスタQ51がターン
オンして、コンデンサC52の充電電圧を放電させる。
その後、スタート端子STARTがローレベルになる
と、コンデンサC52への充電が開始される。
【0085】この際、ディジタル情報処理制御部13−
Bのクロック端子CCKからクロックが出力され、この
クロックにより、格納/比較部13−C内の24ビット
カウンタがアップカウント動作を開始する。24ビット
カウンタがアップカウント動作を開始した後、右側ラッ
チ及び左側ラッチに格納されたそれぞれのラッチ値より
もカウント値が大きくなると、該当コンパレーターのB
>AR端子及びB>AL端子がハイレベルを出力するよ
うになる。
Bのクロック端子CCKからクロックが出力され、この
クロックにより、格納/比較部13−C内の24ビット
カウンタがアップカウント動作を開始する。24ビット
カウンタがアップカウント動作を開始した後、右側ラッ
チ及び左側ラッチに格納されたそれぞれのラッチ値より
もカウント値が大きくなると、該当コンパレーターのB
>AR端子及びB>AL端子がハイレベルを出力するよ
うになる。
【0086】右側ラッチのラッチ値よりも24ビットカ
ウンタのカウント値が大きいと、第1の24ビットコン
パレーター(COMP1)のB>AR端子がローレベル
からハイレベルに遷移し、その電圧遷移が、ワンショッ
トバイブレーター部13−E内のワンショットバイブレ
ーターIC51のA端子に入力されて、狭幅のパルスに
整形される。その整形された狭幅のパルスは、アナログ
スイッチ回路13−F内のアナログスイッチA−SW5
のコントロール端子Cに入力される。
ウンタのカウント値が大きいと、第1の24ビットコン
パレーター(COMP1)のB>AR端子がローレベル
からハイレベルに遷移し、その電圧遷移が、ワンショッ
トバイブレーター部13−E内のワンショットバイブレ
ーターIC51のA端子に入力されて、狭幅のパルスに
整形される。その整形された狭幅のパルスは、アナログ
スイッチ回路13−F内のアナログスイッチA−SW5
のコントロール端子Cに入力される。
【0087】狭幅のパルスが供給されている間、アナロ
グスイッチA−SW5はオンとなって、第2ののこぎり
形波信号PTHの電圧をコンデンサC54に充電する。
コンデンサC54に充電される電圧は、PCM信号の右
側信号データに比例した電圧であるとともに、出力信号
レベルの第2ののこぎり形波信号PTHを狭幅のパルス
(IC51のQ端子から発生される信号)の発生時点か
ら抽出された後、保持及び増幅されたアナログ信号であ
り、谷間のない連続したアナログ信号である。
グスイッチA−SW5はオンとなって、第2ののこぎり
形波信号PTHの電圧をコンデンサC54に充電する。
コンデンサC54に充電される電圧は、PCM信号の右
側信号データに比例した電圧であるとともに、出力信号
レベルの第2ののこぎり形波信号PTHを狭幅のパルス
(IC51のQ端子から発生される信号)の発生時点か
ら抽出された後、保持及び増幅されたアナログ信号であ
り、谷間のない連続したアナログ信号である。
【0088】そのアナログ信号は、トランジスタQ54
によってバッファリングされ、アナログスイッチ回路1
3−Fの出力端に接続されたローパスフィルタLPF5
によって低域フィルタリングされて、ローパスフィルタ
LPF5の出力端に接続された電力増幅素子CBST5
(電流ブースター)によってスピーカーSP5が駆動さ
れる。
によってバッファリングされ、アナログスイッチ回路1
3−Fの出力端に接続されたローパスフィルタLPF5
によって低域フィルタリングされて、ローパスフィルタ
LPF5の出力端に接続された電力増幅素子CBST5
(電流ブースター)によってスピーカーSP5が駆動さ
れる。
【0089】また、格納/比較部13−C内の左側ラッ
チのラッチ値よりも24ビットカウンタのカウント値が
大きくなると、第2の24ビットコンパレータ(COM
P2)のB>AL端子がローレベルからハイレベルに遷
移し、その電圧遷移が、ワンショットバイブレーター部
13−E内のワンショットバイブレーターIC52のA
端子に入力されて、狭幅のパルスに整形される。その整
形された狭幅のパルスは、アナログスイッチ回路13−
F内のアナログスイッチA−SW6のコントロール端子
Cに入力される。
チのラッチ値よりも24ビットカウンタのカウント値が
大きくなると、第2の24ビットコンパレータ(COM
P2)のB>AL端子がローレベルからハイレベルに遷
移し、その電圧遷移が、ワンショットバイブレーター部
13−E内のワンショットバイブレーターIC52のA
端子に入力されて、狭幅のパルスに整形される。その整
形された狭幅のパルスは、アナログスイッチ回路13−
F内のアナログスイッチA−SW6のコントロール端子
Cに入力される。
【0090】狭幅のパルスが供給されている間、アナロ
グスイッチA−SW6はオンとなって、第2ののこぎり
形波信号PTHの電圧をコンデンサC55に充電する。
コンデンサC55に充電される電圧は、PCM信号の左
側信号データに比例した電圧であるとともに、出力信号
レベルの第2ののこぎり形波信号PTHを狭幅のパルス
(IC52のQ端子から発生される信号)の発生時点か
ら抽出された後、保持及び増幅されたアナログ信号であ
り、谷間のない連続したアナログ信号である。
グスイッチA−SW6はオンとなって、第2ののこぎり
形波信号PTHの電圧をコンデンサC55に充電する。
コンデンサC55に充電される電圧は、PCM信号の左
側信号データに比例した電圧であるとともに、出力信号
レベルの第2ののこぎり形波信号PTHを狭幅のパルス
(IC52のQ端子から発生される信号)の発生時点か
ら抽出された後、保持及び増幅されたアナログ信号であ
り、谷間のない連続したアナログ信号である。
【0091】そのアナログ信号は、トランジスタQ55
によってバッファリングされ、アナログスイッチ回路1
3−Fの出力端に接続されたローパスフィルタLPF6
によって低域フィルタリングされて、ローパスフィルタ
LPF6の出力端に接続された電力増幅素子CBST6
(電流ブースター)によってスピーカーSP6が駆動さ
れる。
によってバッファリングされ、アナログスイッチ回路1
3−Fの出力端に接続されたローパスフィルタLPF6
によって低域フィルタリングされて、ローパスフィルタ
LPF6の出力端に接続された電力増幅素子CBST6
(電流ブースター)によってスピーカーSP6が駆動さ
れる。
【0092】以上の動作が、PCM信号の毎周期ごとに
繰返し実行される。
繰返し実行される。
【0093】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
以下の格別な効果を奏する。
以下の格別な効果を奏する。
【0094】第1に、従来では、図3aに示すベース電
圧とコレクタ電圧の特性が非線形的であり、電圧の範囲
が狭いことから歪み現象が発生しやすく、さらに、線形
範囲も狭い構成である。これに対して、本発明は、第1
ののこぎり形波信号の線形性をきわめて容易かつ良好に
生成することができ、さらには、電圧の範囲に制限がな
い。したがって、線形の範囲がのこぎり形波信号の上昇
区間(RAMP)の全体の振幅(電圧範囲全体)をすべ
て使用できるので、直線範囲以内の信号に対して混変調
歪み現象が発生しない。
圧とコレクタ電圧の特性が非線形的であり、電圧の範囲
が狭いことから歪み現象が発生しやすく、さらに、線形
範囲も狭い構成である。これに対して、本発明は、第1
ののこぎり形波信号の線形性をきわめて容易かつ良好に
生成することができ、さらには、電圧の範囲に制限がな
い。したがって、線形の範囲がのこぎり形波信号の上昇
区間(RAMP)の全体の振幅(電圧範囲全体)をすべ
て使用できるので、直線範囲以内の信号に対して混変調
歪み現象が発生しない。
【0095】第2に、従来の、図4bに示すIC増幅回
路では、出力波形を反転入力端子(−)に帰還抵抗Rf
によって負帰還して増幅度を決定するので、負帰還回路
の時間遅延(Td)などの原因によって出力波形の歪み
が発生する。これに対して、本発明では、負帰還回路を
使用しないので、上記のような時間遅延による歪みを根
本的に解消することができる。
路では、出力波形を反転入力端子(−)に帰還抵抗Rf
によって負帰還して増幅度を決定するので、負帰還回路
の時間遅延(Td)などの原因によって出力波形の歪み
が発生する。これに対して、本発明では、負帰還回路を
使用しないので、上記のような時間遅延による歪みを根
本的に解消することができる。
【0096】第3に、従来の、図5に示すD級増幅器で
構成された増幅回路では、入力信号(Vi6)とのこぎ
り形波信号(W1)によってPWM変調した方形波を生
成するので、波形の谷間が深くなり(図6のR)、これ
を埋めるための低域フィルタリングを実施するのに、負
担となる高度の技術と設備が要求される。さらに、出力
端LPFでフィルタリングを行う必要があるので、電力
増幅段から放射するノイズ問題を解消し難い。さらに、
アナログ入力信号をPWM信号としての方形波に変換し
て再度アナログ信号に変換する過程における変化が大き
きすぎるため、完全な元の波形に還元するのが実質的に
不可能である。
構成された増幅回路では、入力信号(Vi6)とのこぎ
り形波信号(W1)によってPWM変調した方形波を生
成するので、波形の谷間が深くなり(図6のR)、これ
を埋めるための低域フィルタリングを実施するのに、負
担となる高度の技術と設備が要求される。さらに、出力
端LPFでフィルタリングを行う必要があるので、電力
増幅段から放射するノイズ問題を解消し難い。さらに、
アナログ入力信号をPWM信号としての方形波に変換し
て再度アナログ信号に変換する過程における変化が大き
きすぎるため、完全な元の波形に還元するのが実質的に
不可能である。
【0097】これに対して、本発明では、第2のパルス
によって第2ののこぎり形波信号から電圧を抽出してコ
ンデンサに充電することによって、波形の谷間のない連
続された波形に変換されるので、高周波成分を含む比率
が低くなり、低域フィルタリングを容易に実施すること
ができ、波形自体が大きい変化なしに変換されるため、
出力波形がひずむという現象がほとんど発生しない。
によって第2ののこぎり形波信号から電圧を抽出してコ
ンデンサに充電することによって、波形の谷間のない連
続された波形に変換されるので、高周波成分を含む比率
が低くなり、低域フィルタリングを容易に実施すること
ができ、波形自体が大きい変化なしに変換されるため、
出力波形がひずむという現象がほとんど発生しない。
【0098】第4に、現在の高級アンプをしても、大編
成の交響曲を充実に再生するのが難しい状況であるのが
事実であるが、本発明の上記第1及び第2の効果によっ
て、入力信号を原音とおりに増幅することができ、大編
成の交響曲を充実に再現することが可能になる。
成の交響曲を充実に再生するのが難しい状況であるのが
事実であるが、本発明の上記第1及び第2の効果によっ
て、入力信号を原音とおりに増幅することができ、大編
成の交響曲を充実に再現することが可能になる。
【0099】第5に、アンプの最大出力を変更する場
合、既存のアンプでは初段増幅段からスピーカ出力端ま
ですべてを再設計すべきであったが、本発明では、電源
電圧を高くすることで、出力信号レベルの第2ののこぎ
り形波信号または第3ののこぎり形波信号のピーク間
(PEAK-TO-PEAK)電圧を変更し、また電力増幅素子の電
力容量を変更することで、最大出力を容易に変更するこ
とができる。
合、既存のアンプでは初段増幅段からスピーカ出力端ま
ですべてを再設計すべきであったが、本発明では、電源
電圧を高くすることで、出力信号レベルの第2ののこぎ
り形波信号または第3ののこぎり形波信号のピーク間
(PEAK-TO-PEAK)電圧を変更し、また電力増幅素子の電
力容量を変更することで、最大出力を容易に変更するこ
とができる。
【0100】第6に、既存のアンプでBTL回路を構成
しようとすれば、2チャンネルのアンプを一方のチャン
ネル出力の逆位相信号を他のアンプの入力として入力す
る構成をとるため、二つのチャンネルの位相差がさらに
大きくなり、信号の歪みがさらに悪化される。これに対
して、本発明では、出力信号レベルの第2ののこぎり形
波信号と第3ののこぎり形波信号を同時に生成すること
によって、逆位相の出力信号を同時に生成することがで
きるため、回路構成が簡単になり、二つのチャンネルの
位相遅延が同一のため歪みが少ない。
しようとすれば、2チャンネルのアンプを一方のチャン
ネル出力の逆位相信号を他のアンプの入力として入力す
る構成をとるため、二つのチャンネルの位相差がさらに
大きくなり、信号の歪みがさらに悪化される。これに対
して、本発明では、出力信号レベルの第2ののこぎり形
波信号と第3ののこぎり形波信号を同時に生成すること
によって、逆位相の出力信号を同時に生成することがで
きるため、回路構成が簡単になり、二つのチャンネルの
位相遅延が同一のため歪みが少ない。
【0101】第7に、従来では、CDプレーヤなどのデ
ィジタル機器から再生されるディジタル信号をアナログ
信号に変換して低域フィルタリングされた出力信号をア
ンプで増幅して再生していた。これに対して、本発明で
は、ディジタル機器の内部で処理されるディジタル信号
を直接本発明のアンプに入力して再生することによっ
て、ディジタル/アナログ変換時の信号がひずまず、再
生することができ、回路部品点数を低減できる効果があ
る。さらに、ディジタル機器内のディジタル回路とアン
プ間の距離が長くなっても、高いノイズ耐性を維持する
ことが可能になる。
ィジタル機器から再生されるディジタル信号をアナログ
信号に変換して低域フィルタリングされた出力信号をア
ンプで増幅して再生していた。これに対して、本発明で
は、ディジタル機器の内部で処理されるディジタル信号
を直接本発明のアンプに入力して再生することによっ
て、ディジタル/アナログ変換時の信号がひずまず、再
生することができ、回路部品点数を低減できる効果があ
る。さらに、ディジタル機器内のディジタル回路とアン
プ間の距離が長くなっても、高いノイズ耐性を維持する
ことが可能になる。
【0102】第8に、本発明では、出力波形に対して否
定的な影響を及ぼすトランジスタの特性とは関係しない
というような構成及び長所を十分に利用すると、アナロ
グ信号の小信号増幅器、アナログ信号の電力増幅器、ス
ピーカー駆動用増幅器、集積回路化した半導体素子など
で、既存の製品に比べて優れた性能を発揮させることが
できる。
定的な影響を及ぼすトランジスタの特性とは関係しない
というような構成及び長所を十分に利用すると、アナロ
グ信号の小信号増幅器、アナログ信号の電力増幅器、ス
ピーカー駆動用増幅器、集積回路化した半導体素子など
で、既存の製品に比べて優れた性能を発揮させることが
できる。
【0103】以上のように、好適な実施形態とその作
用、効果について述べてきたが、本発明はこれに限定さ
れずに、特許請求の範囲及びその技術的思想を逸脱する
ことなく、当業者によって様々な変更及び変形が可能と
なることは言うまでもまい。
用、効果について述べてきたが、本発明はこれに限定さ
れずに、特許請求の範囲及びその技術的思想を逸脱する
ことなく、当業者によって様々な変更及び変形が可能と
なることは言うまでもまい。
【図1】 本発明の一実施形態によるアナログ信号増幅
回路の構成例を示す回路ブロック図
回路の構成例を示す回路ブロック図
【図2a】 図1の各部信号の波形図
【図2b】 図2aの信号波形のうち入力信号と、第2
ののこぎり形波信号と、出力信号との対応関係を示す図
ののこぎり形波信号と、出力信号との対応関係を示す図
【図2c】 出力信号を2倍に増大させる場合における
第3ののこぎり形波信号と出力信号との対応関係を示す
図
第3ののこぎり形波信号と出力信号との対応関係を示す
図
【図2d】 第1ののこぎり形波信号の振幅変化に対す
る出力信号の増幅度の変化を示す図
る出力信号の増幅度の変化を示す図
【図2e】 のこぎり形波信号発生回路においてのこぎ
り形波信号の振幅を変化させる一例を示す回路図
り形波信号の振幅を変化させる一例を示す回路図
【図3a】 入力信号が小振幅である場合のトランジス
タの入出力特性図
タの入出力特性図
【図3b】 入力信号が大振幅である場合のトランジス
タの入出力特性図
タの入出力特性図
【図4a】 従来の負帰還を有するトランジスタ1段増
幅回路の回路図
幅回路の回路図
【図4b】 従来の負帰還を有するIC増幅回路の回路
図
図
【図4c】 従来の負帰還増幅回路における負帰還信号
の遅延による出力波形の歪みを説明するための図
の遅延による出力波形の歪みを説明するための図
【図5】 従来のD級増幅器の回路図
【図6】 図5の各部信号の波形図
【図7】 本発明の他の実施形態によるアナログ信号増
幅回路の構成例を示す回路ブロック図
幅回路の構成例を示す回路ブロック図
【図8】 図8の電力増幅素子CBST1の内部構成を
示す回路図
示す回路図
【図9】 本発明の他の実施形態によるPWM信号入力
用増幅器の回路図
用増幅器の回路図
【図10】 従来のディジタル機器としてのCDプレー
ヤの構成図
ヤの構成図
【図11】 本発明によるPWM信号増幅器を用いたデ
ィジタル機器としてのCDプレーヤの構成図
ィジタル機器としてのCDプレーヤの構成図
【図12】 本発明によるPCM信号増幅器を用いたデ
ィジタル機器としてのCDプレーヤの構成図
ィジタル機器としてのCDプレーヤの構成図
【図13】 本発明の他の実施形態によるPCM信号入
力用増幅器の回路図
力用増幅器の回路図
【図14a】 図7のパルスディレイ回路7−Gがない
場合の各信号の波形図
場合の各信号の波形図
【図14b】 図7のパルスディレイ回路7−Gがある
場合の各信号の波形図
場合の各信号の波形図
【図15】 図14bの詳細説明をするための波形図
101 のこぎり形波発振回路
102 コンパレーター(COMP)
103 ワンショットバイブレーター
104 第1のバッファ増幅器(BUF1)
105 アナログスイッチ(高速スイッチ)
106 第2のバッファ増幅器(BUF2)
107 プッシュプル電力増幅回路(電流ブースター)
108 ローパスフィルタ(LPF)
109 出力0点制御回路
7−A クロック発振回路
7−B 第2ののこぎり形波信号発振回路
7−C 第3ののこぎり形波信号発振回路
7−D コンパレーター回路
7−E アナログスイッチ回路(高速スイッチ回路)
7−F ワンショットバイブレーター部
7−G パルスディレイ回路
9−A PWM信号
9−B 上昇時点検出部
9−C 下降時点検出部
9−D 第2ののこぎり形波信号発振回路
9−E ワンショットバイブレーター部
9−F アナログスイッチ回路
13−A PCM信号
13−B ディジタル情報(PCM信号)処理制御部
13−C 格納/比較部
13−D 第2ののこぎり形波信号発振回路
13−E ワンショットバイブレーター部
13−F アナログスイッチ回路
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Fターム(参考) 5J090 AA02 AA18 AA41 AA66 CA21
CA92 FA01 GN01 HA08 HA09
HA18 HA19 HA20 HA25 HA29
HA30 HA33 HA39 KA03 KA04
KA15 KA17 KA19 KA21 KA31
KA32 KA34 KA37 KA41 KA42
KA62 MA13 SA05 TA01 TA06
5J091 AA02 AA18 AA41 AA66 CA21
CA92 FA01 HA08 HA09 HA18
HA19 HA20 HA25 HA29 HA30
HA33 HA39 KA03 KA04 KA15
KA17 KA19 KA21 KA31 KA32
KA34 KA37 KA41 KA42 KA62
MA13 SA05 TA01 TA06 UW02
UW09
Claims (22)
- 【請求項1】 アナログ信号増幅器におけるアナログ信
号増幅方法であって、 前記増幅器の入力信号の最大周波数より周波数が十分大
きく、入力信号の最大振幅と同一かやや大きい振幅を有
し、所定の周期を有する第1ののこぎり形波を出力する
段階と、該第1ののこぎり形波と入力信号とを比較し
て、その入力信号より第1ののこぎり形波が大きい区間
に対応して出力をハイレベルにする第1のパルスを出力
する段階と、該第1のパルスのハイレベル区間の開始点
ごとに狭幅のワンショット型第2のパルスを出力する段
階と、前記増幅器の出力信号の最大振幅と同一かやや大
きい振幅を有し、前記第1ののこぎり形波とは周期及び
位相が同一の第2ののこぎり形波を出力する段階と、前
記第2のパルスのそれぞれのハイレベル時点部分と該第
2ののこぎり形波を対応させて、その対応された部分に
おける第2ののこぎり形波電圧位置を標本化して出力電
圧を連続して抽出する段階と、該抽出された電圧を高速
スイッチによってコンデンサに充電させて抽出された電
圧を保持し、出力波形の谷間を除去して低域フィルタリ
ングを容易ならしめる段階とを備えることを特徴とする
アナログ信号増幅方法。 - 【請求項2】 アナログ信号増幅器におけるアナログ信
号増幅方法であって、 前記増幅器の入力信号の最大周波数より周波数が十分大
きく、入力信号の最大振幅と同一かやや大きい振幅を有
し、所定の周期を有する第1ののこぎり形波を出力する
段階と、該第1ののこぎり形波と入力信号とを比較し
て、その入力信号より第1ののこぎり形波が大きい区間
に対応して出力をハイレベルにする第1のパルスを出力
する段階と、該第1のパルスのハイレベル区間の開始点
ごとに狭幅のワンショット型第2のパルスを出力する段
階と、前記増幅器の出力信号の最大振幅と同一かやや大
きい振幅を有し、前記第1ののこぎり形波と周期と位相
が同一の第2ののこぎり形波を出力する段階と、前記第
2のパルスのそれぞれのハイレベル時点部分と前記第2
ののこぎり形波を対応させて、その対応した部分におけ
る第2ののこぎり形波電圧位置を標本化して第1の出力
電圧を連続して抽出する段階と、前記第2ののこぎり形
波の逆位相の第3ののこぎり形波を出力する段階と、前
記第2のパルスのそれぞれのハイレベル時点部分と前記
第3ののこぎり形波を対応させて、その対応された部分
における第3ののこぎり形波の電圧位置を標本化して第
2の出力電圧を連続して抽出する段階と、前記それぞれ
の第1の出力電圧と、第2の出力電圧として抽出された
電圧を高速スイッチによってコンデンサに充電させて、
これらの抽出された電圧を保持し、出力波形の谷間を除
去して低域フィルタリングを容易ならしめる段階と、前
記第1の出力電圧と前記第2の出力電圧の反対位相の2
出力を利用して2倍の出力信号を形成する段階とを備え
ることを特徴とするアナログ信号増幅方法。 - 【請求項3】 前記第1ののこぎり形波の振幅を調整し
て、増幅器の利得を調整する段階をさらに備えることを
特徴とする請求項1または2に記載のアナログ信号増幅
方法。 - 【請求項4】 前記入力信号とは別の第2の入力信号を
利用して前記第1ののこぎり形波の振幅を調整すること
によって、入力信号を振幅変調する段階をさらに備える
ことを特徴とする請求項1または2に記載のアナログ信
号増幅方法。 - 【請求項5】 請求項1または2に記載の方法を利用し
て半導体で集積化されたことを特徴とする増幅素子。 - 【請求項6】 請求項3に記載の方法を利用して半導体
で集積化されたことを特徴とする増幅素子。 - 【請求項7】 請求項4に記載の方法を利用して半導体
で集積化されたことを特徴とする増幅素子。 - 【請求項8】 アナログ信号増幅回路に使用されるのこ
ぎり形波発振回路において、クロックを発生させるクロ
ック発振器と、該クロック発振器により発生されたパル
スを利用して正パルスと負パルスを生成し、正パルスで
出力電圧レベルのコンデンサ放電回路を駆動して正パル
スの時ごとにのこぎり形波をリセットして連続した出力
信号レベルの第2ののこぎり形波を得るとともに、その
第2ののこぎり形波を利用して入力信号レベルの第1の
のこぎり形波を生成するための第2ののこぎり形波発振
器と、その第2ののこぎり形波をバッファ回路によって
低出力インピーダンスで出力し、同時にクロック発振器
から発生された負パルスで出力電圧レベルのコンデンサ
放電用回路を駆動して、負パルスの時ごとにのこぎり形
波をリセットして連続した第3ののこぎり形波を得る第
3ののこぎり形波発振器とを備え、その第3ののこぎり
形波をバッファ回路によって低出力インピーダンスで出
力して、周期が同一で位相が反対の二つののこぎり形波
を同時に生成することを特徴とするのこぎり形波発振回
路。 - 【請求項9】 前記第2ののこぎり形波発振器により発
生された出力信号レベルの第2ののこぎり形波電圧を減
衰させて、位相と周期が同一の入力信号レベルの前記第
1ののこぎり形波を生成することを特徴とする請求項8
に記載ののこぎり形波発振回路。 - 【請求項10】 クロック発振器の出力端子に連結され
て正パルスを出力する正パルス回路と、その正パルス回
路に連結されて逆位相の負パルスを出力する負パルス回
路とをさらに含み、前記正パルス回路の出力端子と前記
第2ののこぎり形波発振器でクランプ回路を構成するコ
ンデンサ放電回路との間をコンデンサで結合し、前記負
パルス回路の出力端子と前記第3ののこぎり形波発振器
でクランプ回路を構成するコンデンサ放電回路との間を
コンデンサで結合して、前記第2ののこぎり形波発振器
及び前記第3ののこぎり形波発振器の回路用電源電圧を
変更することによって、前記増幅器の最大出力を容易に
変更できるようにすることを特徴とする請求項8記載の
のこぎり形波発振回路。 - 【請求項11】 クロックを発生させるクロック発振器
と、該クロック発振器からのクロックを利用して出力信
号レベルの第2ののこぎり形波を発生させると同時に、
その第2ののこぎり形波を利用して入力信号レベルの第
1ののこぎり形波を生成するための第2ののこぎり形波
発振器と、該第2ののこぎり形波発振器からの第2のの
こぎり形波とは逆位相である出力信号レベルの第3のの
こぎり形波を発生させる第3ののこぎり形波発振器と、
入力端子とコンパレーターを有して前記第2ののこぎり
形波発振器からの第1ののこぎり形波と、前記入力端子
から入力されるアナログ信号とを前記コンパレーターで
比較して第1ののこぎり形波信号がアナログ入力信号よ
りも大きい場合、出力レベルをハイにして第1のパルス
を発生させるコンパレーター回路と、該コンパレーター
回路からの第1のパルスを整形して第1のパルスより狭
幅の第2のパルスを生成するワンショットバイブレータ
ー回路と、該ワンショットバイブレーター回路からの第
2のパルス、前記第2ののこぎり形波発振器からの第2
ののこぎり形波、及び第3ののこぎり形波発振器からの
第3ののこぎり形波を利用して、入力信号と同一の位相
のアナログ出力信号としての第1の出力信号と、入力信
号とは逆位相のアナログ出力信号としての第2の出力信
号とを生成するアナログスイッチ回路とを備えることを
特徴とするアナログ信号増幅回路。 - 【請求項12】 前記アナログスイッチ回路は、入力信
号と同位相の出力レベルを有する第2ののこぎり形波信
号が入力される第1のアナログスイッチと、入力信号と
は逆位相の出力レベルを有する第3ののこぎり形波信号
が入力される第2のアナログスイッチと、前記第1のア
ナログスイッチの出力端に連結された第1のコンデンサ
と前記第3ののこぎり形波信号に連結されてその第3の
のこぎり形波を分圧する第1の分圧手段を有してその第
1の分圧手段で分圧された信号を前記第1のコンデンサ
で重ね合わせてリップルを相殺する第1のリップル相殺
手段と、前記第2のアナログスイッチの出力端に連結さ
れた第2のコンデンサと前記第2ののこぎり形波信号に
連結されてその第2ののこぎり形波を分圧する第2の分
圧手段を有してその第2の分圧手段で分圧された信号を
前記第2のコンデンサで重ね合わせてリップルを相殺す
る第2のリップル相殺手段とを備えることを特徴とする
請求項11に記載のアナログ信号増幅回路。 - 【請求項13】 請求項11に記載のアナログ信号増幅
回路の前記第1の出力信号が第1のローパスフィルタを
介して連結された電力増幅素子であって、その電力増幅
素子では、その出力端と演算増幅器の反転入力端とが第
1の抵抗を介して接続され、前記演算増幅器の反転入力
端と出力端を連結するコンデンサが接続され、さらに、
前記演算増幅器の出力端と電力増幅器の初段トランジス
タのベースとの間には第2の抵抗が接続され、前記第1
の抵抗と前記コンデンサの時定数を大ならしめて直流分
だけをフィードバックさせることによって電力増幅器の
出力端を常時0V電位に制御することを特徴とする電力
増幅素子。 - 【請求項14】 前記ワンショットバイブレーター回路
で第1のパルスを第2のパルスに整形する場合、第2の
のこぎり形波の最高点から最低点へ転換される時点でワ
ンショットバイブレーター回路の入出力間遅延時間だ
け、以前からハイレベルで発生するブランキングパルス
をワンショットバイブレーターのリセット端子に印加し
て、入力信号の最大値近傍の第1のパルスが入力された
際、第2のパルスは出力されないようにして出力電圧が
急激に反転されるのを防止することを特徴とする請求項
11に記載のアナログ信号増幅回路。 - 【請求項15】 入力信号レベルの第1ののこぎり形波
と入力端子からの入力信号が前記コンパレーター回路に
入力されて出力される第1のパルスの発生時点から前記
ワンショットバイブレーター回路からパルス幅を整形さ
れた第2のパルスが出力される時までの間の遅延時間が
発生する際、第1及び第2ののこぎり形波を生成するた
めの駆動パルスを前記遅延時間だけ遅延させ、その遅延
された駆動パルスによって出力信号レベルの第3ののこ
ぎり形波を発生させて、前記アナログスイッチ回路から
抽出された出力信号が歪みのない最大出力電圧となるよ
うに補正することを特徴とする請求項11に記載のアナ
ログ信号増幅回路。 - 【請求項16】 パルス幅変調(PWM)信号を入力と
する増幅器であって、PWM信号の上昇時点を検出し
て、その上昇時点に対応するハイレベルのパルスを発生
する上昇時点検出器と、PWM信号の下降時点を検出し
てその下降時点に対応するハイレベルのパルスを発生す
る下降時点検出器と、前記上昇時点検出器からのハイレ
ベルのパルスで初期化して出力信号レベルののこぎり形
波を発生するのこぎり形波発振器と、前記下降時点検出
器からのハイレベルのパルスを狭幅のパルスに整形する
ワンショットバイブレーター回路と、該ワンショットバ
イブレーター回路からの整形された狭幅のパルスによ
り、前記のこぎり形波発振器からののこぎり形波電圧を
抽出して、コンデンサに充電させることによって、谷間
のない連続したアナログ信号を生成することを特徴とす
るPWM信号入力用の増幅器。 - 【請求項17】 アナログ信号をディジタル方式で処理
してディジタル情報を出力するデジタル情報再生装置か
らの該ディジタル情報を入力とする増幅器であって、右
側ディジタル信号、左側ディジタル信号、制御信号、そ
の他の情報を含む前記ディジタル情報を入力して分析す
ることによって、これらの分析されたそれぞれの信号を
制御信号として出力するディジタル情報制御処理部と、
該ディジタル情報制御処理部からの制御信号を格納及び
比較してアナログ信号値に相当するハイレベルのパルス
を出力する格納及び比較部と、該格納及び比較部からの
ハイレベルのパルスの開始時点で狭幅のパルスとして整
形するワンショットバイブレーター部と、前記ディジタ
ル情報制御処理部からデータ開始制御信号として出力さ
れたハイレベルのパルスによってリセット動作及びのこ
ぎり形波の発生を行うのこぎり形波発生及びリセット回
路部と、前記ワンショットバイブレーター回路部からの
整形された狭幅のパルスで制御される一方で、前記のこ
ぎり形波発生及びリセット回路部からののこぎり形波を
利用して、そののこぎり形波に対応する電圧を抽出する
ことによって、それぞれのコンデンサに充電し保持させ
て、谷間のない連続した右側及び左側アナログ信号を生
成するアナログスイッチ回路部とを備えることを特徴と
するディジタル情報入力用の増幅器。 - 【請求項18】 請求項16に記載の増幅器が半導体で
集積化されたことを特徴とする増幅素子。 - 【請求項19】 請求項17に記載の増幅器が半導体で
集積化されたことを特徴とする増幅素子。 - 【請求項20】 入力信号の周波数及び振幅よりも大き
い周波数及び振幅を有する第1ののこぎり形波と、該第
1ののこぎり形波と同一の周波数を有するとともに、前
記第1ののこぎり形波よりも大きい振幅を有する第2の
のこぎり形波とを生成するのこぎり形波生成手段と、入
力信号と前記第1ののこぎり形波の電圧値を比較して第
1ののこぎり形波の電圧値が入力信号の電圧値より大き
い区間中にハイレベルの電圧信号を出力する比較手段
と、該比較手段からハイレベルの電圧信号が開始される
時点で前記第2ののこぎり形波の電圧値を検出して保持
させるサンプルホールド手段とを含んで構成されたこと
を特徴とする増幅器。 - 【請求項21】 パルス幅変調信号の上昇時点及び下降
時点を検出するエッジ検出手段と、前記上昇時点の周期
と同一の周期を有するのこぎり形波を生成するのこぎり
形波生成手段と、前記下降時点から前記のこぎり形波の
電圧値を検出して保持させるサンプルホールド手段とを
含んで構成されたことを特徴とする増幅器。 - 【請求項22】 パルス符号変調(PCM)信号に含ま
れるデータの周期と同一の周期ののこぎり形波を生成す
るのこぎり形波生成手段と、前記PCM信号に含まれる
データの値と所定周期のクロック信号をカウントした値
とを比較して、前記カウント値がデータの値より大きい
場合、ハイレベルの電圧信号を出力する比較手段と、該
比較手段によるハイレベルの電圧信号が出力される時点
で前記のこぎり形波の電圧値を検出して保持するサンプ
ルホールド手段とを含んで構成されたことを特徴とする
増幅器。
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