JP2003018166A - データ伝送制御装置、データ送出タイミング制御方法及びデータ伝送制御プログラム - Google Patents

データ伝送制御装置、データ送出タイミング制御方法及びデータ伝送制御プログラム

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JP2003018166A
JP2003018166A JP2001198131A JP2001198131A JP2003018166A JP 2003018166 A JP2003018166 A JP 2003018166A JP 2001198131 A JP2001198131 A JP 2001198131A JP 2001198131 A JP2001198131 A JP 2001198131A JP 2003018166 A JP2003018166 A JP 2003018166A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ネットワーク上での送信データの衝突を回避し
て、衝突発生による送出タイミング遅延の発生を防止
し、ネットワークの伝送効率の向上を図る。 【解決手段】データ伝送制御装置11内の送信タイミン
グ作成部16は、送信タイミング用パラメータ記憶部1
5に保持されている送信タイミング用パラメータに基づ
いて、自装置に固有の、他のデータ伝送制御装置11と
重複しない送出タイミングのスケジュールを作成する。
対象ネットワーク内同一時刻発生部14は、外部時刻受
信部13により受信されるGPS時刻信号をもとに、ネ
ットワーク内で同一となる時刻を発生する。送信データ
送出部17は、時刻発生部14から発生される時刻を監
視し、上記作成されたスケジュールで示される時刻に一
致したタイミングでネットワーク12への送信データ送
出を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク上で
の送信データの衝突を回避するのに好適なデータ伝送制
御装置、データ送出タイミング制御方法及びデータ伝送
制御プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、LAN(ローカルエリアネットワ
ーク)等のネットワークを介して複数のノード(ノード
装置)が相互接続されたネットワークシステムにおいて
は、CSMA/CD(Carrier Sense Multiple Access
with Collision Detection)と呼ばれるアクセス方式を
適用するのが一般的であった。
【0003】CSMA/CD方式のネットワークシステ
ムでは、各ノードは、ネットワーク上での送信データの
衝突(collision)を防止するために、ネットワーク
(の伝送路)上に送信データが存在しないことを確認し
た上でデータを送信する手段を有している。しかし、こ
の手段は各ノードで独立に動作するため、複数のノード
から同時にデータが送信される恐れがあり、衝突発生を
回避できない場合があった。
【0004】そこで各ノードは、ネットワーク上での送
信データの衝突が発生した場合に、再送信での再衝突を
抑制するために、2のべき乗を基本とした組み合わせに
よる送出タイミング遅延を独立に行う手段を有してい
る。しかし、各ノードが送出タイミングを遅延した場
合、各ノードが実際に送信可能となるまでに時間を要
し、ネットワークでの伝送効率が低下する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来の
技術においては、各ノードが同時にデータを送信するこ
とを回避するのは困難であり、同時データ送信によりネ
ットワーク上で送信データの衝突が発生した場合、各ノ
ードが送出タイミング遅延を独立に行う必要があった。
このため従来は、各ノードが実際に送信可能となるまで
に時間を要し、ネットワークでの伝送効率が低下すると
いう問題があった。
【0006】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
でその目的は、ネットワーク上での送信データの衝突を
回避して、衝突発生による送出タイミング遅延の発生を
防止し、ネットワークの伝送効率が向上できるデータ伝
送制御装置、データ送出タイミング制御方法及びデータ
伝送制御プログラムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、ネットワーク
を介して行われるデータ伝送を制御するデータ伝送制御
装置において、上記ネットワーク内で同一となる時刻を
発生する時刻発生手段と、自装置に固有の送出タイミン
グを生成するのに必要な送出タイミング用パラメータを
記憶しておくための送出タイミング用パラメータ記憶手
段と、この記憶手段に記憶されている送出タイミング用
パラメータに基づいて、自装置に固有の、他のデータ伝
送制御装置と重複しない送出タイミングのスケジュール
を作成する送信タイミング作成手段と、上記時刻発生手
段により発生される時刻を監視して、上記送信タイミン
グ作成手段により作成された送出タイミングの到来を検
出することで、上記ネットワークへの送信データの送出
を行う送信データ送出手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0008】ここでデータ伝送制御装置が他のデータ伝
送制御装置とは独立に動作しながら、データ伝送の対象
ネットワーク内で同一となる時刻を時刻発生手段により
発生させるには、GPS衛星から送られるGPS信号に
含まれるGPS時刻信号を一定時間間隔で受信する外部
時刻受信手段を設け、この外部時刻受信手段で受信され
たGPS時刻信号と内部クロックとをもとに上記時刻が
発生される構成とするとよい。
【0009】このような構成のデータ伝送制御装置にお
いては、他のデータ伝送制御装置と重複しない送出タイ
ミングのスケジュールが作成され、時刻発生手段により
発生される時刻、即ちネットワーク内で同一となる時刻
が、上記作成されたスケジュールで示される時刻に一致
したタイミングで、送信データが送出される。
【0010】したがって、このような構成のデータ伝送
制御装置が複数、ネットワークに接続されたネットワー
クシステムにおいて、当該ネットワーク上に複数のデー
タ伝送制御装置が同時にデータを送出すること、つまり
ネットワーク上での送信データの衝突が発生することを
回避できる。これにより、衝突発生による送出タイミン
グ遅延を発生させないで済む。
【0011】ここで、上記送出タイミング用パラメータ
として、ネットワークに接続されている全データ伝送制
御装置の群を単位に連続的に繰り返し割り当てられる期
間を示すネットワーク内送出周期パラメータ、及び各デ
ータ伝送制御装置間のタイミングのずれを吸収するため
にデータ送出が禁止される送出タイミング余裕期間を示
す送出タイミング余裕パラメータを含め、ネットワーク
内送出周期パラメータの示す各期間内の、少なくとも、
ネットワークに接続されているデータ伝送制御装置の数
で決まる、他のデータ伝送制御装置と重複しない自装置
用の期間のうち、送出タイミング余裕パラメータの示す
送出タイミング余裕期間を除く期間を、自装置からのデ
ータ送出が可能な送出タイミング期間とするとよい。
【0012】このような構成においては、各データ伝送
制御装置間のタイミングのずれが存在する状態で、各装
置が独立に動作して自装置のデータ送出タイミングのス
ケジュールを生成した結果、自装置用の期間が他の装置
用の期間と一部重複したとしても、この自装置用の期間
の中に送出タイミング余裕期間が確保されるため、各デ
ータ伝送制御装置間のタイミングのずれによる衝突発生
を回避できる。
【0013】また本発明は、上記データ伝送制御装置
に、ネットワークに接続されている各データ伝送制御装
置に固有の長さの送出タイミング期間を設定するのに必
要な、比率を示す相対送出間隔倍率パラメータまたはオ
フセット期間を示す相対送出オフセットパラメータを記
憶しておくための送出頻度優先度パラメータ記憶手段を
追加し、上記送信タイミング作成手段では、自装置から
のデータ送出が可能な送出タイミング期間に、自装置の
上記相対送出間隔倍率パラメータの示す比率または相対
送出オフセットパラメータの示すオフセット期間を反映
させるようにしたことをも特徴とする。
【0014】このような構成においては、各データ伝送
制御装置毎に、自装置からのデータ送出が可能な送出タ
イミング期間に、自装置に固有の相対送出間隔倍率パラ
メータの示す比率または相対送出オフセットパラメータ
の示すオフセット期間を反映させることで、各データ伝
送制御装置毎に固有の送出タイミング期間を設定でき
る。これにより、上述の衝突回避を実現するだけでな
く、各データ伝送制御装置がデータ送出可能な送出タイ
ミング期間に優先度を持たせること、つまり各データ伝
送制御装置の送出頻度に優先度を持たせることが可能と
なり、ネットワーク内送出周期パラメータの示す限られ
た期間を各データ伝送制御装置に有効に割り当て、伝送
効率の一層の効率化が図れる。
【0015】また本発明は、上記データ伝送制御装置
に、ネットワークに接続されている各データ伝送制御装
置が当該ネットワークを占有可能な期間を示すネットワ
ーク占有用パラメータを記憶しておくためのネットワー
ク占有用パラメータ記憶手段を追加し、上記送信タイミ
ング作成手段では、自装置の上記ネットワーク占有用パ
ラメータの示す占有可能期間を第1の送出タイミング期
間とし、当該第1の送出タイミング期間と、少なくと
も、ネットワークに接続されているデータ伝送制御装置
の数と上記送出タイミング余裕パラメータとから決定さ
れる第2の送出タイミング期間とからなる期間を、自装
置からのデータ送出が可能な送出タイミング期間とする
ことをも特徴とする このような構成においては、各データ伝送制御装置毎
に、ネットワーク占有用パラメータに従って自装置がネ
ットワークを占有可能な第1の送出タイミング期間を確
保することにより、各装置では、少なくとも、ネットワ
ークに接続されているデータ伝送制御装置の数と上記送
出タイミング余裕パラメータとから決定される第2の送
出タイミング期間に上記第1の送出タイミング期間(ネ
ットワーク占有可能期間)を加えた期間、排他的にデー
タ送出できる。
【0016】また本発明は、上記データ伝送制御装置
に、ネットワークの伝送負荷を計測する伝送負荷計測手
段と、この伝送負荷計測手段の計測結果をもとに上記ネ
ットワーク内送出周期パラメータを変更する手段とを追
加したことをも特徴とする。
【0017】このような構成においては、ネットワーク
の伝送負荷を計測することで、その伝送負荷から、ネッ
トワークでの衝突回避を制約条件とした送出タイミング
期間の不足または過多が判定可能であるため、計測され
た伝送負荷に基づいてネットワーク内送出周期パラメー
タを変更することで、即ち当該パラメータの示すネット
ワーク内送出周期(全データ伝送制御装置の群を単位に
連続的に繰り返し割り当てられる期間)を変更すること
で、衝突発生回避を制約条件とした必要十分な送出タイ
ミング期間の自動調整が図れる。つまり、上述の衝突回
避、更には送出タイミング期間(送信頻度)の優先度付
けを実現するだけでなく、送出タイミング調整の自動化
が実現可能となる。
【0018】なお、以上のデータ伝送制御装置に係る本
発明は、当該装置で実行される方法(データ送出タイミ
ング制御方法)に係る発明としても、当該装置に、当該
方法で適用される各手順を実行させるための(或いはコ
ンピュータを当該発明に相当する各手段として機能させ
るための、或いはコンピュータに当該発明に相当する機
能を実現させるための)プログラム(データ伝送制御プ
ログラム)に係る発明としても成立する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につき
図面を参照して説明する。
【0020】[第1の実施形態]図1は本発明の第1の
実施形態に係るネットワークシステムのシステム構成及
び同システムに適用されるデータ伝送制御装置の構成を
示すブロック図である。
【0021】図1において、LAN等のネットワーク1
2には、データ伝送制御機能を有するノードとしてのデ
ータ伝送制御装置11が複数台(N台)接続されてい
る。データ伝送制御装置11は、例えば、パーソナルコ
ンピュータ等、通信機能を有する機器に実装されたネッ
トワークインタフェースであり、ROM等の不揮発性メ
モリに格納された、或いは機器本体側からダウンロード
された制御プログラム(図示せず)に従って動作する。
各データ伝送制御装置11の内部構成は同一である。し
たがって、図1では1つのデータ伝送制御装置11につ
いてのみ内部構成を示し、他のデータ伝送制御装置11
の内部構成は省略してある。
【0022】データ伝送制御装置11は、外部時刻受信
部13、対象ネットワーク内同一時刻発生部14、送出
タイミング用パラメータ記憶部15、送出タイミング作
成部16及び送信データ送出部17を備えている。
【0023】外部時刻受信部13は、GPS(Global P
ositioning System)衛星から送られる信号(GPS信
号)に含まれているGPS時刻信号Tgを受信(抽出)
する。
【0024】対象ネットワーク内同一時刻発生部14
は、データ伝送の対象となるネットワーク12内で同一
となる時刻Tcを、外部時刻受信部13により受信され
たGPS時刻信号Tg及び装置内クロックTinに基づ
いて生成する。即ち対象ネットワーク内同一時刻発生部
14は、時刻Tcを、GPS時刻信号Tg及び装置内ク
ロック(の周期)Tinとから、Tinの精度がΔTi
nとして、次式 Tc=Tg+ΣTin (1) に従って生成する。ここで、ΣTinはGPS時刻信号
Tgの受信時から現時点までのTinの総和、つまり装
置内クロックの数で決まる経過時間を示す。したがって
上記(1)式は、GPS時刻信号Tgを初期値とするT
cに、装置内クロックのタイミング毎に時間Tinを加
算して最新の時刻Tcを算出する処理を繰り返すことを
示す。
【0025】さて、上記(1)式に従う時刻Tcの生成
は、各データ伝送制御装置11で独立に行われることか
ら、時間の経過と共に、各データ伝送制御装置11間で
Tcの値がずれてくる可能性がある。そこで本実施形態
では、ΣΔTinの精度が後述する送出タイミング余裕
ΔTを越えない周期で、外部時刻受信部13がGPS時
刻信号Tgを定期的に受信して、その都度対象ネットワ
ーク内同一時刻発生部14にてTcを最新のTgに更新
して、再び上記(1)式に従う時刻Tcの生成を繰り返
すようにしている。このようにすることで、各データ伝
送制御装置11が独立に生成するTcを、一定の精度の
範囲内で同一に維持することができる。
【0026】なお、各データ伝送制御装置11内の外部
時刻受信部13にて装置内クロックのタイミングでGP
S時刻信号Tgを受信し、そのTgをTcとしてもよ
い。この場合、外部時刻受信部13の負担が大きくなる
ものの、各データ伝送制御装置11のTcをΔTinの
範囲内で同一に維持することができる。
【0027】送出タイミング用パラメータ記憶部15
は、前記ΔTin及びΔTと、後述するN、Tno及び
ΔTnの各パラメータを予め記憶(保持)しておくため
のもので、例えばメモリ上に確保された特定記憶領域で
ある。この送出タイミング用パラメータ記憶部15に保
持されているパラメータが、利用者の指定により外部か
ら入力されたパラメータ、または可搬型の記憶媒体等か
らデータ伝送制御装置11内に読み込まれたパラメー
タ、またはROM等を用いてデータ伝送制御装置11内
に予め用意されているパラメータもしくはデータ伝送制
御装置11内で生成されたパラメータであっても構わな
い。送出タイミング用パラメータ記憶部15に保持され
ている各パラメータのうち、ΔTinは対象ネットワー
ク内同一時刻発生部14から参照される。また、ΔT、
N、Tno及びΔTnは、対象ネットワーク内同一時刻
発生部14により生成されるTcと共に、送出タイミン
グ作成部16から参照される。
【0028】送出タイミング作成部16は、対象ネット
ワーク内同一時刻発生部14により生成されるTcと、
送出タイミング用パラメータ記憶部15に保持されてい
る各種パラメータに基づいて、ノードiの送出タイミン
グ開始時刻Tp(i)及び送出タイミング期間ΔTp
(i)を生成する。
【0029】以下、本実施形態で適用される上記各パラ
メータと送出タイミング作成部16の動作の詳細とにつ
いて、図2を適宜参照して説明する。まず、Nはネット
ワーク12に接続されているデータ伝送制御装置11の
数、即ちノードの数を示す。N台のノードを区別するた
め、それぞれ第1ノード(ノード1)〜第Nノード(ノ
ードN)と呼ぶ。
【0030】ΔTnは、ノード1〜ノードNのN台のノ
ードを単位に連続的に繰り返し割り当てられる期間を示
す。このΔTnの期間をN個の期間に分割し、それぞれ
ノード1〜ノードN用に割り当てる。つまり本実施形態
では、ネットワーク12を時間的にΔTnを単位に分割
すると共に、各ΔTnをN分割(ここではN等分)し、
そのN分割された各期間を該当するノードのデータ送出
用に割り当てるようにしている。そこで、ΔTnをネッ
トワーク内送出周期と呼ぶ。
【0031】さて本実施形態では、上記ノード1〜ノー
ドN用の期間を、該当するノード自身が他のノードとは
独立に管理する構成となっている。したがって、各ノー
ド間のタイミングのずれにより、隣接するノード(ここ
では、論理的に隣接するノード、具体的にはノード番号
が1つ異なるノード)の間で対応するノード用の期間が
一部重複する可能性がある。この場合、ノード1〜ノー
ドN用の各期間の全体を当該ノード1〜ノードNがデー
タ送出可能な期間として割り当てると、ネットワーク1
2上で送信データの衝突が発生する恐れがある。そこ
で、隣接するノード間で対応するノード用の期間が一部
重複しても、送信データの衝突が発生するのを回避する
ために、ΔTnをN分割した各ノードi(i=1〜N)
用の期間を、データ送出が許される期間ΔTp(i)
と、各ノード間のタイミングのずれを吸収するためにデ
ータ送出が禁止される期間ΔTとに分けて管理する。Δ
Tp(i)をノードiの送出タイミング期間と呼び、Δ
Tを送出タイミング余裕と呼ぶ。
【0032】Tnoはネットワークにおける最初のネッ
トワーク内送出周期ΔTnの開始時刻を示す。このTn
oをネットワーク内送出開始時刻と呼ぶ。
【0033】送出タイミング作成部16は、対応するデ
ータ伝送制御装置11がノードi(第iのノード)(i
は1〜N)であるものとすると、各ノードに共通の基準
のデータ送出期間を示す基準送出タイミング期間ΔTp
を、次式 ΔTp=ΔTn/N−ΔT (2) により算出する。このΔTpを予め送出タイミング用パ
ラメータ記憶部15に保持しておくことも可能である。
【0034】本実施形態では、ノードiの送出タイミン
グ期間ΔTp(i)は、図2に示すように基準送出タイ
ミング期間ΔTpに一致する。即ち ΔTp(i)=ΔTp (3) である。
【0035】そこで送出タイミング作成部16は、上記
ΔTpを用いて、ノードiの送出タイミング開始時刻T
p(i)を、次式 Tp(i)=Tno+ΣΔTn+(ΔTp+ΔT)*(i−1) (4) により算出する。
【0036】ここで、各ノードiの送出タイミングが存
在するか否かを検証する。今、ノード数N=100、ネ
ットワーク内送出周期ΔTn=100msとする。この
場合、各ノードi用の期間は1msとなることから、送
出タイミング余裕ΔT<1msであれば、基準送出タイ
ミング期間ΔTp>0、つまり送出タイミング期間ΔT
p(i)>0となり、各ノードiの送出タイミングが存
在し得ることとなる。また、1ms>ΔT>ΔTinと
することは可能である。よって各ノードiの送出タイミ
ングが存在する。
【0037】送出タイミング作成部16は、上記Tp
(i)及びΔTp(=ΔTp(i))の算出を、各ネッ
トワーク内送出周期ΔTnについて実行する。即ち送出
タイミング作成部16は、対応するノードiの送出タイ
ミングのスケジューリングを行う。このTp(i)の算
出時期は、少なくとも、そのTp(i)の示す送出タイ
ミング開始時刻が実際に到来する前に設定される必要が
ある。なお、ΔTp(=ΔTp(i))は全てのネット
ワーク内送出周期ΔTnに共通であることから、一度算
出するだけでよい。
【0038】送出タイミング作成部16で生成されたノ
ードiの送出タイミング開始時刻Tp(i)及び送出タ
イミング期間ΔTp(i)は、時刻Tp(i)が実際に
到来する前に送信データ送出部17に出力される。送信
データ送出部17は、対象ネットワーク内同一時刻発生
部14により装置内クロックTinのタイミングで生成
出力される時刻Tcを監視している。そして送信データ
送出部17は、時刻Tcが送出タイミング開始時刻Tp
(i)に一致したタイミングで、つまり時刻Tp(i)
が実際に到来した時点で、その時刻Tp(i)から時刻
Tp(i)+ΔTp(i)までの期間ΔTp(i)だ
け、送信データDをネットワーク12上に送出する。そ
の他の期間はデータ送出を待機する。
【0039】[第2の実施形態]前記第1の実施形態で
は、送出タイミング期間ΔTp(i)が全てのノードi
に共通であった。しかし、送出タイミング期間ΔTp
(i)は、各ノードiが扱う送信データ量や各ノードi
のデータ送信の緊急性などを考慮して、各ノードi毎に
固有の期間とした方が好ましい。つまり、各ノードiの
送出頻度に優先度を持たせるように、各ノードi毎に固
有の送出タイミング期間ΔTp(i)が設定される構成
とした方がよい。
【0040】そこで、各ノードの送出頻度に優先度を持
たせることを可能とした本発明の第2の実施形態につい
て、図面を参照して説明する。図3は本発明の第2の実
施形態に係るネットワークシステムのシステム構成及び
同システムに適用されるデータ伝送制御装置の構成を示
すブロック図である。なお、図1と同一部分には同一符
号を付して詳細な説明を省略する。
【0041】図3に示すデータ伝送制御装置21の特徴
は、図1中のデータ伝送制御装置11と同様の構成に対
して送出頻度優先度パラメータ記憶部22を追加した点
と、図1中の送出タイミング作成部16に代えて送出タ
イミング作成部26が用いられている点にある。
【0042】送出頻度優先度パラメータ記憶部22は、
各ノードi(i=1〜N)の送出タイミング期間ΔTp
(i)の比率を表すパラメータTpm(i)を予め記憶
しておくためのもので、例えばメモリ上に確保された特
定記憶領域である。このパラメータTpm(i)を相対
送出間隔倍率と呼ぶ。各ノードiの相対送出間隔倍率T
pm(i)は、以下に述べるように各ノードiの送出タ
イミング期間ΔTp(i)を算出するのに用いられる。
【0043】送出タイミング作成部26は、対象ネット
ワーク内同一時刻発生部14により生成されるTcと、
送出タイミング用パラメータ記憶部15及び送出頻度優
先度パラメータ記憶部22に保持されている各種パラメ
ータに基づいて、ノードiの送出タイミング開始時刻T
p(i)及び送出タイミング期間ΔTp(i)を生成す
る。
【0044】以下、送出タイミング作成部26の動作の
詳細について、図4を適宜参照して説明する。送出タイ
ミング作成部26は、各ノードに共通の基準のデータ送
出期間を示す基準送出タイミング期間ΔTpを、次式 ΔTp=(ΔTn−N*ΔT)/ΣTpm(i) (5) により算出する。ここで、ΣTpm(i)は、全ノード
i(i=1〜N)のTpm(i)の総和、即ちTpm
(1)+Tpm(2)+…+Tpm(N)を示す。ΔT
pは、単位倍率当たりの送出タイミング期間を表す。各
ノードiのTpm(i)が全て1の場合が、前記第1の
実施形態におけるΔTpに相当する。
【0045】送出タイミング作成部26は、上記ΔTp
と、対応するノードiのTpm(i)とから、当該ノー
ドiの送出タイミング期間ΔTp(i)を、次式 ΔTp(i)=ΔTp*Tpm(i) (6) により算出する。
【0046】明らかなように、ノードiの送出タイミン
グ期間ΔTp(i)は当該ノードiの相対送出間隔倍率
Tpm(i)に比例する。したがって、限られたネット
ワーク内送出周期ΔTnの中で、Tpm(i)の値が大
きいノードiほど優先的に、十分な長さの送出タイミン
グ期間ΔTp(i)が割り当てられる。この点で、ΔT
p(i)が各ノードに共通の前記第1の実施形態とは異
なる。
【0047】送出タイミング作成部26は、ΔTp
(i)を用いて、ノードiの送出タイミング開始時刻T
p(i)を、次式 Tp(i)=Tno+ΣΔTn+ ΔTp*(ΣTpm(j)|j=1〜i−1)+ ΔT*(i−1) (7) により算出する。ここで、(ΣTpm(j)|j=1〜
i−1)は、ノード1〜ノードi−1までの各ノードj
(j=1〜i−1)のTpm(j)の総和、即ちTpm
(1)+…+Tpm(i−1)を示す。
【0048】このように本実施形態においては、衝突回
避を実現するだけでなく、各ノード毎に固有の送出タイ
ミング期間を設定することで、各ノードの送出頻度に優
先度を持たせることもできる なお、本実施形態では、各ノードの送出頻度に優先度を
持たせるためのパラメータ(送出頻度優先度パラメー
タ)として、各ノードiの送出タイミング期間ΔTp
(i)の比率を表す相対送出間隔倍率Tpm(i)を用
いた場合について説明したが、これに限るものではな
い。例えば、基準送出タイミング期間ΔTpに対するプ
ラスまたはマイナスの符号付きのオフセット(相対送出
オフセット)Tpoff(i)(ここで、ΣTpoff
(i)、即ち全ノードi(i=1〜N)のTpoff
(i)の総和は0とする)を適用することも可能であ
る。この場合、ノードiの送出タイミング期間ΔTp
(i)を、次式 ΔTp(i)=ΔTp+Tpoff(i) (8) により算出すればよい。ここで、ΔTp(基準送出タイ
ミング期間)には、前記第1の実施形態と同様にΔTp
=ΔTn/N−ΔTを用いる。各ノードiのTpoff
(i)が全て0の場合が、前記第1の実施形態における
ΔTp(i)=ΔTpに相当する。
【0049】[第3の実施形態]次に、本発明の第3の
実施形態について図面を参照して説明する。
【0050】図5は本発明の第3の実施形態に係るネッ
トワークシステムのシステム構成及び同システムに適用
されるデータ伝送制御装置の構成を示すブロック図であ
る。なお、図3と同一部分には同一符号を付して詳細な
説明を省略する。
【0051】図5に示すデータ伝送制御装置31の特徴
は、各ノードi毎に、ネットワーク12を占有可能な当
該ノードiに固有の時間帯を持たせるために、図3中の
データ伝送制御装置21と同様の構成に対してネットワ
ーク占有用パラメータ記憶部32を追加した点と、図3
中の送出タイミング作成部26に代えて送出タイミング
作成部36が用いられている点にある。
【0052】ネットワーク占有用パラメータ記憶部32
は、各ノードiに予め割り当てられている、当該ノード
iがネットワーク12を占有可能な期間を示すパラメー
タTpoc(i)を予め記憶しておくためのもので、例
えばメモリ上に確保された特定記憶領域である。このパ
ラメータTpoc(i)を占有時間帯と呼ぶ。各ノード
iの占有時間帯Tpoc(i)は、送出頻度優先度パラ
メータ記憶部22に保持されている相対送出間隔倍率T
pm(i)と共に、以下に述べるように各ノードiの送
出タイミング期間ΔTp(i)を算出するのに用いられ
る。
【0053】送出タイミング作成部36は、対象ネット
ワーク内同一時刻発生部14により生成されるTcと、
送出タイミング用パラメータ記憶部15、送出頻度優先
度パラメータ記憶部22及びネットワーク占有用パラメ
ータ記憶部32に保持されている各種パラメータに基づ
いて、ノードiの送出タイミング開始時刻Tp(i)及
び送出タイミング期間ΔTp(i)を生成する。
【0054】以下、送出タイミング作成部36の動作の
詳細について、図6を適宜参照して説明する。送出タイ
ミング作成部36は、各ノードに共通の基準のデータ送
出期間を示す基準送出タイミング期間ΔTpを、次式 ΔTp=(ΔTn−ΣTpoc(i)−N*ΔT)/ΣTpm(i) (9) により算出する。ここで、ΣTpoc(i)は、全ノー
ドi(i=1〜N)のTpoc(i)の総和、即ちTp
oc(1)+Tpoc(2)+…+Tpoc(N)を示
す。ΔTpは、単位倍率当たりの送出タイミング期間を
表す。各ノードiのTpoc(i)が全て0の場合が、
前記第2の実施形態におけるΔTpに相当する。
【0055】送出タイミング作成部36は、上記ΔTp
と、対応するノードiのTpm(i)及びTpoc
(i)とから、当該ノードiの送出タイミング期間ΔT
p(i)を、次式 ΔTp(i)=ΔTp*Tpm(i)+Tpoc(i) (10) により算出する。
【0056】明らかなように、ノードiの送出タイミン
グ期間ΔTp(i)は、当該ノードiの相対送出間隔倍
率Tpm(i)に比例する期間(第2の送出タイミング
期間)ΔTp*Tpm(i)と当該ノードiに割り当て
られた占有時間帯(第1の送出タイミング期間)Tpo
c(i)との和である。
【0057】送出タイミング作成部36は、ΔTp
(i)=ΔTp*Tpm(i)+Tpoc(i)を用い
て、ノードiの送出タイミング開始時刻Tp(i)を、
次式 Tp(i)=Tno+ΣΔTn+ (ΣΔTp(j)|j=1〜i−1)+ΔT*(i−1) =Tno+ΣΔTn+ ΔTp*(ΣTpm(j)|j=1〜i−1)+ ΔT*(i−1)+(ΣTpoc(j)|j=1〜i−1) (11) により算出する。ここで、(ΣΔTp(j)|j=1〜
i−1)は、ノード1〜ノードi−1までの各ノードj
(j=1〜i−1)のΔTp(j)の総和、即ちΔTp
(1)+…+ΔTp(i−1)を示す。同様に、(ΣT
poc(j)|j=1〜i−1)は、ノード1〜ノード
i−1までの各ノードj(j=1〜i−1)のTpoc
(j)の総和、即ちTpoc(1)+…+Tpoc(i
−1)を示す。
【0058】このように本実施形態においては、衝突回
避を実現するだけでなく、各ノードが固有のネットワー
ク占有時間を加えて排他的にデータ送出することもでき
る。
【0059】なお、本実施形態では、図3中のデータ伝
送制御装置21と同様の構成に対してネットワーク占有
用パラメータ記憶部32を追加した場合について説明し
たが、図1中のデータ伝送制御装置11と同様の構成に
対してネットワーク占有用パラメータ記憶部32を追加
するようにしても構わない。これは、上記第2の実施形
態で各ノードiのTpm(i)が全て1の場合に相当す
る。したがって、ΔTpを ΔTp=(ΔTn−ΣTpoc(i))/N−ΔT (12) とすると共に、ΔTp(i)を ΔTp(i)=ΔTp+Tpoc(i) (13) とすればよい。
【0060】また、送出タイミング開始時刻Tp(i)
を、 Tp(i)=Tno+ΣΔTn+(ΔTp+ΔT)*(i−1)+ (ΣTpoc(j)|j=1〜i−1) (14) とすればよい。
【0061】[第4の実施形態]次に、本発明の第4の
実施形態について図面を参照して説明する。
【0062】図7は本発明の第4の実施形態に係るネッ
トワークシステムのシステム構成及び同システムに適用
されるデータ伝送制御装置の構成を示すブロック図であ
る。なお、図5と同一部分には同一符号を付して詳細な
説明を省略する。
【0063】図7に示すデータ伝送制御装置41の特徴
は、ネットワーク12の伝送負荷に応じてΔTnを変更
するために、図5中のデータ伝送制御装置31と同様の
構成に対して伝送負荷計測部42及び伝送負荷記憶部4
3を追加した点と、図5中の送出タイミング作成部36
に代えて送出タイミング作成部46が用いられている点
にある。
【0064】伝送負荷計測部42はネットワーク12に
おける伝送負荷Lを計測する。ここでは、ネットワーク
12上に送信データが存在するか否かを一定時間間隔で
検出し、その検出結果を伝送負荷Lの計測結果としてい
る。伝送負荷計測部42により一定時間間隔で計測され
た伝送負荷Lは伝送負荷RLとして伝送負荷記憶部43
に記憶される。この伝送負荷記憶部43に記憶されてい
る伝送負荷RLは、自動的に或いはユーザからの指示に
より、表示器(図示せず)の表示画面に表示される。
【0065】送出タイミング作成部46は、伝送負荷記
憶部43に記憶されている、例えば1ネットワーク内送
出周期ΔTnの期間に計測された伝送負荷RLのログに
基づいて、以下に述べるように伝送負荷余裕または伝送
負荷過多を判断し、その判断結果に応じてΔTnを自動
調整する。
【0066】まず送出タイミング作成部46は、1ネッ
トワーク内送出周期ΔTnの期間に一定時間間隔で計測
されて伝送負荷記憶部43に記憶されている伝送負荷R
Lのログのうち、伝送負荷が存在しないことを示す伝送
負荷RLの累積値(総数)から、伝送負荷が存在しない
時間積算値ΔTzを求める。
【0067】次に送出タイミング作成部46は ΔTz>余裕闇値 であるか否かを判定する。もし、ΔTz>余裕闇値であ
るならば、送出タイミング作成部46はネットワーク内
送出周期ΔTnに時間的な余裕がある(送出タイミング
期間過多である)ものとして、 ΔTn=ΔTn−ΔTz*余裕更新倍率 により、ΔTnを短くなる方向に更新する。
【0068】これに対し、ΔTz≦余裕闇値であるなら
ば、送出タイミング作成部46は ΔTz<危険閾値 であるか否かを判定する。もし、ΔTz<危険閾値であ
るならば、送出タイミング作成部46はネットワーク内
送出周期ΔTnに時間的な余裕がない(送出タイミング
期間不足である)ものとして、 ΔTn=ΔTn+(危険閾値−ΔTz)*危険更新倍率 により、ΔTnを長くなる方向に更新する。
【0069】このように本実施形態においては、伝送負
荷を計測してネットワーク内送出周期ΔTn(送出タイ
ミング期間)の時間間隔不足、または時間間隔過多を判
定し、その判定結果に応じて当該ΔTnを送出タイミン
グ用パラメータ記憶部15に保持されている時間間隔
(標準の時間間隔)から変更するようにした。しかも、
この変更量をΔTn内で伝送が存在しない時間の積算値
ΔTzに応じて決定するようにしたので、衝突発生回避
を制約条件とした必要十分な送出タイミングの調整を自
動化できる。
【0070】ΔTnを変更した後の送出タイミング作成
部46の動作は、図5中の送出タイミング作成部36と
同様である。
【0071】以上に述べた実施形態では、図5中のデー
タ伝送制御装置31と同様の構成に対して伝送負荷計測
部42及び伝送負荷記憶部43を追加した場合について
説明したがこれに限るものではない。例えば、図1中の
データ伝送制御装置11と同様の構成または図3中のデ
ータ伝送制御装置21と同様の構成に対して伝送負荷計
測部42及び伝送負荷記憶部43を追加するようにして
も構わない。
【0072】なお、本発明は、上記各実施形態に限定さ
れるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない
範囲で種々に変形することが可能である。更に、上記実
施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示され
る複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々
の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全
構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が
解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発
明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合に
は、この構成要件が削除された構成が発明として抽出さ
れ得る。
【0073】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、各
データ伝送制御装置が他のデータ伝送制御装置と重複し
ない送出タイミングのスケジュールを独立して作成する
一方、ネットワーク内で同一となる時刻を発生し、この
発生された時刻が、上記作成されたスケジュールで示さ
れる時刻に一致したタイミングでデータ送出が行われる
構成としたので、ネットワーク上での送信データの衝突
を回避でき、これにより衝突発生による送出タイミング
遅延の発生を防止し、ネットワークの伝送効率を向上す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るネットワークシ
ステムのシステム構成及び同システムに適用されるデー
タ伝送制御装置の構成を示すブロック図。
【図2】図1中の送出タイミング作成部16による送出
タイミング生成を説明するための図。
【図3】本発明の第2の実施形態に係るネットワークシ
ステムのシステム構成及び同システムに適用されるデー
タ伝送制御装置の構成を示すブロック図。
【図4】図3中の送出タイミング作成部26による送出
タイミング生成を説明するための図。
【図5】本発明の第3の実施形態に係るネットワークシ
ステムのシステム構成及び同システムに適用されるデー
タ伝送制御装置の構成を示すブロック図。
【図6】図5中の送出タイミング作成部36による送出
タイミング生成を説明するための図。
【図7】本発明の第4の実施形態に係るネットワークシ
ステムのシステム構成及び同システムに適用されるデー
タ伝送制御装置の構成を示すブロック図。
【符号の説明】
11,21,31,41…データ伝送制御装置 12…ネットワーク 13…外部時刻受信部 14…対象ネットワーク内同一時刻発生部 15…送出タイミング用パラメータ記憶部 16,26,36,46…送出タイミング作成部 17…送信データ送出部 22…送出頻度優先度パラメータ記憶部 32…ネットワーク占有用パラメータ記憶部 42…伝送負荷計測部 43…伝送負荷記憶部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介して行われるデータ伝
    送を制御するデータ伝送制御装置において、 前記ネットワーク内で同一となる時刻を発生する時刻発
    生手段と、 自装置に固有の送出タイミングを生成するのに必要な送
    出タイミング用パラメータを記憶しておくための送出タ
    イミング用パラメータ記憶手段と、 前記送出タイミング用パラメータ記憶手段に記憶されて
    いる前記送出タイミング用パラメータに基づいて、自装
    置に固有の、他のデータ伝送制御装置と重複しない送出
    タイミングのスケジュールを作成する送信タイミング作
    成手段と、 前記時刻発生手段により発生される時刻を監視して、前
    記送信タイミング作成手段により作成された送出タイミ
    ングの到来を検出することで、前記ネットワークへの送
    信データの送出を行う送信データ送出手段とを具備する
    ことを特徴とするデータ伝送制御装置。
  2. 【請求項2】 前記送出タイミング用パラメータは、前
    記ネットワークに接続されている全データ伝送制御装置
    の群を単位に連続的に繰り返し割り当てられる期間を示
    すネットワーク内送出周期パラメータ、及び前記各デー
    タ伝送制御装置間のタイミングのずれを吸収するために
    データ送出が禁止される送出タイミング余裕期間を示す
    送出タイミング余裕パラメータを含んでおり、 前記送信タイミング作成手段は、前記ネットワーク内送
    出周期パラメータの示す各期間内の、少なくとも、前記
    ネットワークに接続されているデータ伝送制御装置の数
    で決まる、他のデータ伝送制御装置と重複しない自装置
    用の期間のうち、前記送出タイミング余裕パラメータの
    示す送出タイミング余裕期間を除く期間を、自装置から
    のデータ送出が可能な送出タイミング期間とすることを
    特徴とする請求項1記載のデータ伝送制御装置。
  3. 【請求項3】 前記ネットワークに接続されている各デ
    ータ伝送制御装置に固有の長さの送出タイミング期間を
    設定するのに必要な、比率を示す相対送出間隔倍率パラ
    メータまたはオフセット期間を示す相対送出オフセット
    パラメータを記憶しておくための送出頻度優先度パラメ
    ータ記憶手段を更に具備し、 前記送信タイミング作成手段は、前記自装置からのデー
    タ送出が可能な送出タイミング期間に、自装置の前記相
    対送出間隔倍率パラメータの示す比率または前記相対送
    出オフセットパラメータの示すオフセット期間を反映さ
    せることを特徴とする請求項2記載のデータ伝送制御装
    置。
  4. 【請求項4】 前記ネットワークに接続されている各デ
    ータ伝送制御装置が当該ネットワークを占有可能な期間
    を示すネットワーク占有用パラメータを記憶しておくた
    めのネットワーク占有用パラメータ記憶手段を更に具備
    し、 前記送信タイミング作成手段は、自装置の前記ネットワ
    ーク占有用パラメータの示す占有可能期間を第1の送出
    タイミング期間とし、当該第1の送出タイミング期間
    と、少なくとも、前記ネットワークに接続されているデ
    ータ伝送制御装置の数と前記送出タイミング余裕パラメ
    ータとから決定される第2の送出タイミング期間とから
    なる期間を、前記自装置からのデータ送出が可能な送出
    タイミング期間とすることを特徴とする請求項2記載の
    データ伝送制御装置。
  5. 【請求項5】 前記ネットワークの伝送負荷を計測する
    伝送負荷計測手段と、 前記伝送負荷計測手段の計測結果をもとに前記ネットワ
    ーク内送出周期パラメータを変更する手段とを更に具備
    することを特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれか
    に記載のデータ伝送制御装置。
  6. 【請求項6】 GPS(Global Positioning System)
    衛星から送られるGPS信号に含まれるGPS時刻信号
    を一定時間間隔で受信する外部時刻受信手段を更に具備
    し、 前記時刻発生手段は、前記外部時刻受信手段で受信され
    たGPS時刻信号と内部クロックとをもとに前記時刻を
    発生することを特徴とする請求項1記載のデータ伝送制
    御装置。
  7. 【請求項7】 ネットワークに接続されたデータ伝送制
    御装置であって、自装置に固有の送出タイミングを生成
    するのに必要な送出タイミング用パラメータを記憶して
    おくための送出タイミング用パラメータ記憶手段を備え
    たデータ伝送制御装置で実行されるデータ送出タイミン
    グ制御方法において、 前記ネットワーク内で同一となる時刻を内部クロックの
    タイミングで発生するステップと、 前記送出タイミング用パラメータ記憶手段に記憶されて
    いる前記送出タイミング用パラメータに基づいて、自装
    置に固有の、他のデータ伝送制御装置と重複しない送出
    タイミングのスケジュールを作成するステップと、 前記内部クロックのタイミングで発生される時刻を監視
    して、前記作成された送出タイミングの到来を検出する
    ステップと、 前記作成された送出タイミングの到来の検出に応じて、
    前記ネットワークへの送信データの送出を行うステップ
    とを具備することを特徴とするデータ送出タイミング制
    御方法。
  8. 【請求項8】 ネットワークに接続されたデータ伝送制
    御装置であって、自装置に固有の送出タイミングを生成
    するのに必要な送出タイミング用パラメータを記憶して
    おくための送出タイミング用パラメータ記憶手段を備え
    たデータ伝送制御装置に、 前記ネットワーク内で同一となる時刻を内部クロックの
    タイミングで発生するステップと、 前記送出タイミング用パラメータ記憶手段に記憶されて
    いる前記送出タイミング用パラメータに基づいて、自装
    置に固有の、他のデータ伝送制御装置と重複しない送出
    タイミングのスケジュールを作成するステップと、 前記内部クロックのタイミングで発生される時刻を監視
    して、前記作成された送出タイミングの到来を検出する
    ステップと、 前記作成された送出タイミングの到来の検出に応じて、
    前記ネットワークへの送信データの送出を行うステップ
    とを実行させるためのデータ伝送制御プログラム。
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