JP2003018306A - 無線データ通信システムおよび無線親機、無線子機 - Google Patents
無線データ通信システムおよび無線親機、無線子機Info
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Abstract
態を最小限に留める。 【解決手段】 メイン機が特定のサブ機に信号を送信し
たとき、このサブ機を含む複数のサブ機からの信号を受
信すると、メイン機は正常に受信できない。このとき、
メイン機では、特定のサブ機に向けてアンテナの指向性
を変化させる。メイン機は、再度特定のサブ機に信号を
送信する。このサブ機が応答して、メイン機はその信号
を受信する。
Description
等の端末機器と端末網制御装置との間で無線通信を行
い、端末網制御装置に公衆電話回線等の通信回線を介し
て接続されたセンター側装置に端末機器からのデータを
伝送する無線データ通信システムに関する。
れているガス、水道、電気等のメータを自動的に検針す
るテレメータシステムでは、配線の手間を省ける無線デ
ータ通信システムが採用される傾向がある。この通信シ
ステムは、標準規格RCR STD−T67「特定小電
力無線局テレメータ用、テレコントロール用およびデー
タ伝送用無線設備」に準ずるものである。
うに、ホストコンピュータ1とこれに接続されたセンタ
ー側網制御装置(センターNCU)2とからなるセンタ
ー側装置に、公衆電話回線3等の通信回線を介して端末
網制御装置(T−NCU)4が接続され、端末網制御装
置4に1つの無線親機5(以下、メイン機と称する)が
接続され、無線子機6(以下、サブ機と称する)にマイ
コンメータ7がそれぞれ接続されて構成される。そし
て、メイン機5と複数のサブ機6との間では無線通信に
よるデータ伝送が行われ、端末網制御装置4とセンター
側装置との間では通信回線を通じてデータ伝送が行われ
る。
イン機と通信を行っている場合、または通信を開始しよ
うとする場合に、他のサブ機では、各サブ機から電波が
出されていないかチェックするキャリアセンスを行って
いるが、特定のサブ機からの送信電波を他のサブ機が受
信していなければ、他のサブ機は同一チャンネルでも無
線通信が可能と判断し、複数のサブ機が同時に同一チャ
ンネルでメイン機宛に送信を行うことになる。
波が受信され、受信した信号が互いの干渉によりつぶ
れ、各サブ機からの信号を正常に受信できなくなる。い
わゆる隠れ端末問題により、通信エラーが多発し、シス
テムの通信効率を著しく低下させていた。
通信エラーも増加し、システムの運営効率が著しく低下
することになる。また、1つのメイン機と複数のサブ機
により1つのグループが構成されるが、複数のグループ
が隣り合って形成されていると、隣接するグループから
の電波によっても同じ現象が発生することがあり、グル
ープの増加によっても隠れ端末問題による通信効率の低
下を招く。
は、無線局の電源として電池が使用され、無線通信を行
っていないときには、省電力化のために一定間隔で短時
間だけ受信する間欠受信を行って、他のサブ機の通信を
監視している。そのため、他のサブ機からの電波を検出
できない可能性が高くなり、隠れ端末問題の発生が顕著
となる。
信エラーが発生したときに、通信すべき特定のサブ機と
確実に無線通信を行えるようにして、サブ機やグループ
が増加した場合においても安定した無線通信を行うこと
ができる無線データ通信システムの提供を目的とする。
段は、センター側装置に通信回線を介して接続された端
末網制御装置と、端末網制御装置に接続された無線親機
(メイン機)と、端末機器に接続された複数の無線子機
(サブ機)とから無線データ通信システムが構成されて
おり、メイン機からの信号を受信した特定のサブ機がメ
イン機に信号を送信したが、メイン機がこのサブ機から
の信号を受信できないとき、メイン機は、特定のサブ機
との無線通信が可能となるように指向性の可変なアンテ
ナの指向性を制御するものである。
サブ機に向くため、他のサブ機からの信号は受信せず、
特定のサブ機からの信号のみを受信する。特定のサブ機
から信号を送信しても、隠れ端末である他のサブ機の影
響を受けることはなくメイン機はこの信号を受信でき
る。
ン機は、各サブ機の設置されている方向等の情報である
指向性データを記憶している。この指向性データに基づ
いてアンテナの指向性を変化させ、特定のサブ機に対し
てアンテナの指向性が向くようにする。
信号を受信した特定のサブ機がメイン機に信号を送信し
たが、メイン機がこのサブ機からの信号を受信できない
とき、メイン機は、特定のサブ機を指定するデータを含
む選択信号をすべてのサブ機に向けて送信するものであ
る。
含めることによって、サブ機を指定することになり、メ
イン機が通信を行おうとしている特定のサブ機を他のサ
ブ機に知らしめるという効果を有する。そのため、指定
されたサブ機のみがメイン機との通信を行うことがで
き、他のサブ機は信号の送信を行わず、隠れ端末の影響
を排除できる。
が終了したとき、送信を保留していた他のサブ機は、メ
イン機に送信を開始するようにする。これによって、特
定のサブ機とメイン機との通信中は、他のサブ機は、通
信内容の監視だけを行い、再送信等の不要な動作を行わ
ないので、無駄な電力消費をなくすことができる。他の
サブ機は、両者の通信が終了したことを通信内容から認
識すると、送信を開始できるので、通信の待ち時間を最
小限に留めることができる。したがって、通信システム
としての通信効率が向上する。
信して、メイン機がこの信号を受信できないとき、メイ
ン機からの応答がなく、複数のサブ機がメイン機に送信
していることが考えられる。このような場合、サブ機
は、メイン機に対して他のサブ機と異なるタイミングで
再送信を行うものである。再送信のタイミングは、各サ
ブ機に対してユニークな値に基づいて決定すればよく、
例えばサブ機の識別符号等のサブ機固有の情報を利用す
る。
うとき、互いの再送信のタイミングは異なるので、電波
の干渉が発生することはなく、メイン機は隠れ端末に影
響を受けることなく、各サブ機からの信号を正常に受信
することができ、通信効率が向上する。しかも、サブ機
は再送信の回数を少なくでき、無駄な電力消費をなくす
ことができる。
により1つのグループが形成されるが、グループ同士が
隣接していると、サブ機が他のグループのメイン機から
の信号を受信することがある。これが隠れ端末となっ
て、自グループのメイン機からの信号を受信できなくな
る。このような場合、サブ機は、他グループのメイン機
あるいは自グループのメイン機に他のグループと通信が
干渉し合っていることを知らせる注意信号を送信するよ
うにする。
機は、無線チャンネルを変更する、通信のタイミングを
ずらす等の互いの通信が干渉しないような対策を講じ
て、自グループにおける無線通信を確立させ、隠れ端末
の影響を排除できる。
としては、自グループが使用している無線チャンネルを
示す情報を含めておけばよく、この注意信号を受信した
他グループのメイン機は、知らされた無線チャンネルと
は異なる無線チャンネルを使用するように無線チャンネ
ルの変更を行う。また、自グループのメイン機に送信す
る注意信号としては、通信が干渉しているグループを示
す情報を含めておけばよく、メイン機は、他グループが
使用する無線チャンネルの情報を保持していれば、これ
に基づいて自グループの無線チャンネルを変更すればよ
い。
イン機は、各サブ機に応じて指向性を可変できるアンテ
ナと、特定のサブ機からの信号を受信できないとき、該
サブ機との無線通信が可能となるようにアンテナの指向
性を制御する手段とを備える。
その応答を受信できないとき、特定のサブ機を指定する
データを含む選択信号をすべてのサブ機に向けて送信す
る手段を備えておけばよく、自グループを構成しない他
グループのサブ機から注意信号を受信したとき、あるい
は自グループのサブ機から注意信号を受信したとき、他
グループが使用する無線チャンネルとは異なる無線チャ
ンネルに変更する手段を備える。
ダプティブアレイアンテナ等の可変指向性アンテナを用
いれば、電気的に指向性を制御できる。あるいは、指向
性アンテナを用いてもよく、アンテナを機械的に可動す
ることにより、指向性を変化させることができる。
ブ機を指定するデータを含む選択信号を受信したとき、
この指定に該当する場合にはメイン機に信号を送信して
応答する手段と、該当しない場合には応答せず、受信状
態を維持する手段と、待機状態中に他のサブ機とメイン
機との通信が終了したことを表す信号を受信したとき、
メイン機宛に信号を送信する手段とを備える。
がないとき、他のサブ機とは異なる固有値に基づいて設
定された所定の間隔で再送信する手段と、自グループを
構成しない他グループのメイン機からの信号を受信した
とき、他グループのメイン機あるいは自グループのメイ
ン機に互いのグループの通信が干渉し合っていることを
知らせる注意信号を送信する手段を備える。
の一実施形態である無線テレメータシステムの全体的な
構成は、図7に示す構成と同じであるので、通信システ
ム全体の説明は省略する。
イン機)5およびメータ7、センサー等の端末機器に接
続された無線子機(サブ機)6を示す。メイン機5は、
アンテナ10、無線制御ユニット11、マイコンからな
る制御装置12、ROM13、RAM14、不揮発性メ
モリ15、電池16、T−NCU用インターフェース1
7を備え、端末網制御装置(T−NCU)4に接続され
ている。
テナ10を介して信号の送受信を行う。不揮発性メモリ
15には、識別符号等の無線通信に必要な情報が記憶さ
れており、制御装置12は、これらの情報に基づいてグ
ループ内のサブ機6との無線通信を行う。また、制御装
置12は、時計やタイマー機能を有している。なお、サ
ブ機6もメイン機5と同じ構成とされ、メータ用インタ
ーフェース18を介してメータ7、センサー等の端末機
器が接続されている。
は、接続される端末網制御装置4やメータ7の電源が電
池であることから、電池16が用いられる。そのため、
無線通信を行っていない待機中は省電力動作が実行され
ており、一定間隔で短時間だけ受信動作を行って、メイ
ン機5や他のサブ機6からの電波を監視する間欠受信動
作を行う。
動作に移行するのは、起動要求信号(起動要求電文)を
送信あるいは受信した場合であり、再び間欠受信動作と
なるのは、無線通信の終了を示す終了信号(終了電文)
を送信または受信するか、あるいは相手局からの応答が
一定時間ない場合である。
示す。これは、メイン機から起動要求電文を送信した場
合であり、間欠受信動作中のメイン機5は、端末網制御
装置4からサブ機6に伝送すべきデータを受信すると、
このデータを含む起動要求電文を送信すると同時に間欠
受信動作から連続動作に移行する。一方、間欠受信動作
中に起動要求電文を受信したサブ機6は連続動作に移行
し、起動要求電文中に含まれる送信元IDや送信先ID
等の確認を行い、自分宛のデータであると判断した場合
に受信した電文のデータをメータ7に送信する。以降は
メータ7と端末網制御装置4との間で連続的な通信が可
能となる。
末網制御装置4から終了を示すデータを受信した場合、
サブ機6にこの受信データを含んだ終了要求電文を送信
し、間欠受信動作に移行する。終了要求電文を受信した
サブ機6も電文中のデータをメータ7に送信する一方で
間欠受信動作へと移行する。サブ機6から起動要求を行
う場合も図3に示すように、同様のシーケンスで行われ
る。
(A)に示す。電文は、送信するデータを含むデータ部
と、受信側で正確にデータ部が読めるように付加される
無線ヘッダー部とから構成される。無線ヘッダー部に
は、受信タイミングを示すビット同期およびフレーム同
期と、誰が誰に対して送信したものかを示すメイン機の
識別符号、送信元IDおよび送信先IDとが含まれてい
る。
向性を可変できるものであればよく、公知の可変指向性
アンテナが用いられる。可変指向性アンテナとしては、
例えばアダプティブアレイアンテナがあり、アンテナの
受信信号に応じて指向性ビームが任意の方向に、ヌル点
が妨害波の方向に向くようにすることにより、指向性を
変化させることができる。したがって、制御装置12に
より、特定の方向に指向性ビームを形成するような制御
を行うと、その方向にあるサブ機6との間で他の電波の
干渉を受けずに送受信を行うことができる。また、可変
指向性アンテナは、全方向をくまなくカバーするように
無指向性にもすることができる。なお、サブ機6のアン
テナ10は、無指向性あるいは指向性アンテナのいずれ
でもよく、さらには可変指向性アンテナであってもよ
い。
向性を制御するために必要な指向性データを不揮発性メ
モリ15に保存している。この指向性データは、各サブ
機6がどの方向に設置されているかを示す情報であり、
メイン機5がサブ機6からの信号を受信したときに自動
的に収集される。なお、一度指向性データを作成する
と、サブ機6の位置が変更されることはめったにないの
で、データを更新する必要はないが、定期的にあるいは
随時更新するようにしてもよい。
的に説明する。メイン機5は、受信電波の強さ(受信感
度)を検出する受信検出器を備えており、制御装置12
は、受信検出器からの出力により、サブ機6が設置され
ている方向を判断する。すなわち、メイン機5がサブ機
6からの電波の受信を開始すると、受信電波の強さ(受
信感度)を測定し始め、最も受信感度がよい方向を見つ
けるようにアンテナ10の指向性を変化させる。信号を
正常に受信できたとき、いずれのサブ機6から送信され
たのかを電文中のIDにより判断して、受信感度が最も
高かったときの方向データをサブ機6のIDに関連づけ
て、サブ機6の方向を記憶していく。これを各サブ機6
に対して必ず一度は行い、各サブ機6が設置されている
方向の情報を収集して、指向性データとして不揮発性メ
モリ15に保存する。
いて説明する。通常、間欠受信動作中のメイン機5は、
全てのサブ機6からの電波を受信可能なように、アンテ
ナ10を無指向性にして、指向性を広くしている。ここ
で、端末網制御装置4があるメータ7を検針するといっ
たような場合、メイン機5が端末網制御装置4から特定
のサブ機6への通信要求を示すデータを受信すると、全
方向に向けて特定のサブ機6を指定するデータを含む起
動要求電文を送信する。その後、特定のサブ機からの応
答を待つために連続受信動作に切り換わり、予め定めら
れた規程時間だけ受信動作を行う(ステップ50、5
1)。
からの電文を受信すると、連続受信動作に移行し、受信
した電文中のデータから自己宛かどうか判断する。自己
宛でないときは、再び間欠受信動作に移行する。自己宛
の場合、サブ機6は受信した旨の信号をメイン機5に向
けて送信する。メイン機5が、特定のサブ機6からの応
答信号を正常に受信すると、そのまま通信を継続して、
メータ7と端末網制御装置4との間でデータ伝送を行
う。
の信号を正常に受信できない場合、電波が特定のサブ機
6に届いていないか、あるいは隠れ端末の存在によって
他のサブ機6との電波が干渉している可能性がある。そ
こで、メイン機5は、特定のサブ機6に対する指向性デ
ータが記憶されているか確認する(スッテプ52)。指
向性データが記憶されていた場合には、指向性データに
基づいて特定のサブ機6の方向にアンテナ10の指向性
を合わせる(ステップ53)。指向性データが記憶され
ていない場合は、メイン機5はエラー処理を行う。例え
ば、しばらく時間をおいてから再度送信を試みる、ある
いは端末網制御装置4に通信が不成立であることを通知
する。
御した後、同一データを再送信して(ステップ54)、
受信状態となる。これにより、メイン機5から特定のサ
ブ機6の方向に向けて信号が送信されることになり、ま
たこの方向以外からの電波は受信しないようになる。そ
のため、メイン機5と特定のサブ機6との間で無線通信
を確立できる可能性が非常に高くなる。
5に応答信号を送信する。メイン機5が、この応答信号
を正常に受信すると、通信を継続して、次の処理を行
う。このとき、規定時間が経過しても、サブ機6からの
応答信号を正常に受信できなければ、サブ機6の故障と
いった他の原因が考えられるので、通信を続行せず、エ
ラー処理を行う(ステップ55、56)。
6からの受信を規定時間内にできないときに限り、アン
テナ10の指向性の変更を行うことにより、隠れ端末の
影響を排除して、無線通信を行えるようにする。したが
って、メイン機5やサブ機6が再送信を繰り返して行っ
たり、あるいは連続受信動作を不必要に続けることを防
止でき、電池16の消耗を最小限に留めることができる
とともに、他のサブ機6が隠れ端末となっていたとして
も良好な通信が可能となる。
識別符号とIDが不揮発性メモリ15に記憶されている
ので、受信した電文のデータから自己が属するグループ
のメイン機5からの電文か否か判断可能である。これに
より、自己宛の電文を受信したサブ機6は、メイン機5
に対して応答信号を送信する。
対する連続受信動作中のとき、電波の到来を示すキャリ
アセンスレベルにより電波を受信していることは確認で
きるが、有効なデータを規定時間以内に受信できないこ
とがある。なお、メイン機5のアンテナ10は、無指向
性になっている。
理するグループに属する全てのサブ機6に向け、特定の
サブ機6を指定する選択信号を送信する。すなわち、メ
イン機5では、電波が到来しているがデータを正常に受
信できないのは複数のサブ機6が同時に送信しているた
めであると想定し、指定したサブ機6からの送信を待っ
ていることを他のサブ機6に知らしめるために選択信号
(選択電文)を各サブ機6に向けて送信する。
す。選択電文は、無線ヘッダー部とデータ部とから構成
され、無線ヘッダー部の識別符号と送信元IDにはメイ
ン機5のものが挿入され、送信先IDにはグループに属
する全てのサブ機6を対象とすることを意味するID、
例えばオール0が挿入され、データ部には選択したサブ
機6を示すIDがデータとして挿入される。
信状態となる。このとき、複数のサブ機6が同時に送信
していれば、それらは次に連続受信動作を行うため、メ
イン機5からの選択電文を受信することができる。メイ
ン機5からの選択電文を受信したサブ機6は、データ部
に挿入されたIDが自己のIDと一致するか否か判断す
る。一致している場合、該当するサブ機6は信号を再送
信する。不一致の場合、サブ機6は再送信せず、連続受
信動作に移行する。メイン機5は、指定したサブ機6か
らの信号を受信することができ、特定のサブ機6のみと
通信可能となる。
送信を一時保留した状態にあり、受信動作を行うことに
より、メイン機5から特定のサブ機6に向けた電文を監
視している。これは、選択電文のデータにより指定され
たサブ機6を認識しているため、通信の監視が可能とな
る。
とき、メイン機5から終了データを含んだ電文が送信さ
れる。監視中にある他のサブ機6は、受信した電文中に
終了データが含まれていることを確認すると、予め定め
た時間経過後に起動要求信号をメイン機5に向けて送信
し、保留状態にある電文を送信する。
を行って、メイン機5が信号を正常に受信できない状態
となった場合、特定のサブ機6との通信を優先させて行
い、通信終了後に隠れ端末となってしまった他のサブ機
6が続いて通信を行える。したがって、送信を保留して
いるサブ機6は、最小時間で目的の電文をメイン機5に
送信可能となり、再送信の動作を行う必要がなくなり、
電池16の消費を減らすことができる。
て、上記のようにメイン機5が選択電文を送信する方法
の代わりに、以下のような方法でも対処することができ
る。すなわち、通常メイン機5あるいはサブ機6は、送
信した電文に対する相手局からの応答信号が規定時間以
内にない場合、ある一定間隔で再送信の動作を行う。隠
れ端末が存在する場合は、他のサブ機6も同一間隔で再
送信を行うため、互いの電波が干渉し合って、これらを
受信したメイン機5では有効な通信にならない。
が、メイン機5からの応答信号が規定時間以内にない場
合は、複数のサブ機6が送信していると推定し、再送信
のタイミングを変更する。具体的には、再送信の間隔を
その回数によって変化させる。例えば再送信回数を5回
とする場合、1回目の再送信は最初の送信の1秒後、2
回目の再送信は2秒後、3回目の再送信は3秒後といっ
たように再送信の間隔を変化させる。
が、メイン機5からの応答が規定時間内になかったため
1回目の再送信を行う。このとき、他のサブ機6がメイ
ン機5に送信を開始すると、互いの干渉によりメイン機
5では正常に受信できないため、他のサブ機6に対して
も応答が規定時間以内にない。先に送信動作を行ってい
たサブ機6においては、2回目の再送信となるため2秒
後に送信され、後に発信動作を行った他のサブ機6は1
回目の再送信であるため1秒後に再送信される。
重なって、隠れ端末の問題が発生しても、各サブ機6の
送信タイミングを調整して、再送信を行うことにより、
各サブ機6からの電波が干渉し合うことを防止でき、メ
イン機5では有効的にデータ通信が可能となるととも
に、各サブ機6では送信動作の回数を減らすことがで
き、電池16の消耗を低減できる。
信を行った場合、上記のように再送信の回数に基づいて
再送信の間隔を変化させたとしても、再送信の回数は同
じであるので、各サブ機6の再送信の間隔も同じとな
り、再送信が有効となり得ない。そこで、再送信のタイ
ミングの変更を各サブ機6固有の情報に基づいて決定す
る。
ているIDである識別符号等を利用する。例えば、ある
サブ機6の識別符号が“0123456789001”
であり、他のサブ機6の識別符号が“01234567
89005”である。これらのサブ機6が同タイミング
で送信動作を行ったとすると、メイン機5では信号を正
常に受信できないため応答しない。各サブ機6は再送信
を行うが、再送信の回数と再送信の間隔を上記と同じと
すると、各サブ機6は、1回目の再送信を1秒後に動作
するようにまずセットする。ここで、各識別符号の下1
桁の数字に応じて秒単位で遅延させるとすると、識別符
号の下1桁が“1”であれば1秒の遅延をかけるため、
1回目の再送信は1+1=2秒後となり、下1桁が
“5”であれば遅延時間は5秒であるため、1回目の再
送は1+5=6秒後となる。2回目の再送信は、それぞ
れ3秒後、7秒後となる。
を行っても、再送信のタイミングはそれぞれのサブ機6
固有の情報に応じて異なるように調整されるので、各サ
ブ機6が同時に再送信することがなくなり、メイン機5
では各サブ機6との有効な通信状態を確保することがで
きる。また、各サブ機6は送信動作の回数を減らすこと
ができ、電池16の消費を低減できる。
のメイン機5が複数のサブ機6を管理して、1つのグル
ープを形成している。例えば、複数の集合住宅が立ち並
んでいるような場合、複数のグループが隣接して形成さ
れることになり、サブ機6は他のグループのエリア内に
入ることがある。そうすると、このサブ機6は、自己の
グループのメイン機5だけでなく、他のグループのメイ
ン機5からも電波を受信する可能性がある。2つのグル
ープが同じ無線チャンネルあるいは隣接する無線チャン
ネルを使用していると、同時に2つのグループからの信
号を受信したサブ機6では、信号が干渉して正常に受信
できなくなる。すなわち、他のグループのメイン機5が
隠れ端末になり、サブ機6での受信が不可能となる場合
が有り得る。
ン機5からの信号を受信した場合、このメイン機5にお
互いのグループの通信が干渉し合っていることを知らせ
る注意信号を送信する。注意信号としては、自グループ
が使用している無線チャンネルのデータを含むチャンネ
ル選択電文である。チャンネル選択電文では、図4の
(C)に示すように、送信元IDに、チャンネル選択電
文であることを示す値、例えばオール0が挿入され、送
信先IDに、他のグループのメイン機5のIDが挿入さ
れ、データ部に、使用している無線チャンネルが挿入さ
れる。
て説明する。間欠受信動作中のサブ機6が電文を受信す
る(ステップ90)と、自グループのメイン機5からの
ものかをチェックする(ステップ91)。目的とするメ
イン機5からの場合、自己宛の電文か否かをチェックす
る(ステップ93)。自己宛であった場合は、電文を取
り込み、次の処理を行い、自己宛でない場合には再度間
欠受信動作となる。
機5からでなく他グループのメイン機5からであれば、
今後の通信において互いのグループの無線通信が干渉し
合う可能性があるため、他グループのメイン機5に向け
てチャンネル選択電文を送信する(ステップ92)。こ
こで、受信した電文より、他グループのメイン機5の送
信元IDが判明するので、このメイン機5に電文を送信
すればよい。
ル選択電文を受信した場合、このメイン機5は、送信元
IDがオール0であることから注意信号であると理解で
き、識別符号から自グループのサブ機6か否かが判断で
きる。自グループに属さないサブ機6からの送信であっ
た場合には、電文中のデータから他グループと干渉する
無線チャンネルを判断できる。
ルを使用するように自グループの各サブ機6に無線チャ
ンネル変更の指示を出し、使用する無線チャンネルを切
り替える。これによって、隣接するグループが存在して
も互いに異なる無線チャンネルを使用するので、電波の
干渉がなくなり、隠れ端末による影響をなくすことがで
き、良好な無線通信環境が得られる。
るものではなく、本発明の範囲内で上記実施形態に多く
の修正および変更を加え得ることは勿論である。上記実
施形態では、隠れ端末の問題解決に対して、アンテナの
指向性制御、選択信号の送信、再送信タイミングの変
更、注意信号の送信といった方法を挙げたが、これらを
それぞれ単独で実施してもよく、あるいは任意に組み合
わせて実施してもよい。そのため、メイン機およびサブ
機は、上記の方法を実行するための手段を全て備えてい
るのが好ましいが、必要な手段だけを備えていても隠れ
端末の問題に対処できる。
ーズドアレイアンテナを用いてもよく、給電位相を変え
ることによって指向性を変化させることができる。ある
いは、指向性アンテナを用いてもよく、この場合指向性
制御としては、アンテナを任意の方向を向くように回転
させる駆動装置を設け、この駆動装置を制御装置により
制御して、アンテナの指向性を変化させる。
よると、隠れ端末の影響によって通信エラーが発生した
場合、メイン機のアンテナの指向性を制御することによ
り、他のサブ機からの信号を受信せず、特定のサブ機か
らの信号のみを確実に受信することができる。また、メ
イン機から選択信号を送信することにより、他のサブ機
は送信を保留するので、特定のサブ機のみが信号の送信
を行うことができ、メイン機はサブ機からの信号を受信
できる。さらに、複数のサブ機からの送信が重なり合っ
た場合、各サブ機の再送信するときのタイミングを異な
るように設定しておくことにより、サブ機とメイン機と
の一対一の通信を確立できる。さらにまた、隣接するグ
ループの間において、サブ機が注意信号を送信すること
により、他グループからの通信の干渉をなくして、サブ
機は自グループのメイン機からの信号を受信することが
できる。
ので、確実にメイン機とサブ機との間で無線通信を行う
ことができ、隠れ端末の存在により無線通信が不通とな
る状態を最小限でき、通信の効率が向上する。したがっ
て、サブ機やグループが増加しても、通信エラーの少な
い安定した無線通信を行うことができ、信頼性の高い通
信システムを構築することができる。
できることにより、メイン機やサブ機が電池で駆動され
る場合、電池の消耗を抑制でき、電池の長寿命化を図れ
る。したがって、本通信システムは、テレメータシステ
ム、テレコントロールシステム等の小電力無線通信の用
途に適した通信システムとなる。
よびサブ機の構成を示すブロック図
ケンス
ンス
基本的な電文、(B)は選択電文、(C)はチャンネル
選択電文
の動作フローチャート
の動作フローチャート
Claims (16)
- 【請求項1】 センター側装置に通信回線を介して接続
された端末網制御装置に無線親機が接続され、端末機器
に接続された複数の無線子機が前記無線親機との間で無
線通信によりデータ伝送を行う無線データ通信システム
であって、指向性の可変なアンテナを有する前記無線親
機が特定の無線子機からの信号を受信できないとき、前
記無線親機は、前記特定の無線子機との無線通信が可能
となるように前記アンテナの指向性を制御することを特
徴とする無線データ通信システム。 - 【請求項2】 無線親機に、各無線子機に対する指向性
データが記憶され、前記無線親機が特定の無線子機に呼
出信号を送信して、所定時間経過しても前記無線子機か
ら応答がないとき、前記無線親機は、前記無線子機に対
する指向性データに基づいてアンテナの指向性を変化さ
せることを特徴とする請求項1記載の無線データ通信シ
ステム。 - 【請求項3】 センター側装置に通信回線を介して接続
された端末網制御装置に無線親機が接続され、端末機器
に接続された複数の無線子機が前記無線親機との間で無
線通信によりデータ伝送を行う無線データ通信システム
であって、前記無線親機が特定の無線子機からの信号を
受信できないとき、前記無線親機は、前記特定の無線子
機を指定するデータを含む選択信号をすべての無線子機
に向けて送信することを特徴とする無線データ通信シス
テム。 - 【請求項4】 選択信号は、ヘッダー部とデータ部とか
ら構成され、前記ヘッダー部に、無線子機を指定するた
めの通信であることを示す情報が含まれ、前記データ部
に、特定の無線子機の識別情報が含まれることを特徴と
する請求項3記載の無線データ通信システム。 - 【請求項5】 選択信号を受信した無線子機のうち、該
当する特定の無線子機は無線親機に送信を行い、該当し
ない無線子機は送信を行わないことを特徴とする請求項
3または4記載の無線データ通信システム。 - 【請求項6】 特定の無線子機と無線親機との通信が終
了したとき、他の無線子機は、無線親機に送信を開始す
ることを特徴とする請求項5記載の無線データ通信シス
テム。 - 【請求項7】 センター側装置に通信回線を介して接続
された端末網制御装置に無線親機が接続され、端末機器
に接続された複数の無線子機が前記無線親機との間で無
線通信によりデータ伝送を行う無線データ通信システム
であって、特定の無線子機が無線親機に信号を送信し
て、該無線親機が前記特定の無線子機からの信号を受信
できないとき、該無線子機は、応答のない前記無線親機
に対して他の無線子機と異なるタイミングで再送信を行
うことを特徴とする無線データ通信システム。 - 【請求項8】 再送信のタイミングは、各無線子機固有
の情報に基づいて決定されることを特徴とする請求項7
記載の無線データ通信システム。 - 【請求項9】 1つの無線親機と複数の無線子機により
1つのグループが形成され、前記無線子機が他のグルー
プの無線親機からの信号を受信して、自グループの無線
親機からの信号を受信できないとき、前記無線子機は、
他グループの無線親機あるいは自グループの無線親機に
互いのグループの通信が干渉し合っていることを知らせ
る注意信号を送信することを特徴とする請求項1〜9の
いずれかに記載の無線データ通信システム。 - 【請求項10】 他グループの無線親機に送信する注意
信号は、自グループが使用している無線チャンネルを示
す情報を含み、この注意信号を受信した他グループの無
線親機は、前記無線チャンネルとは異なる無線チャンネ
ルを使用することを特徴とする請求項9記載の無線デー
タ通信システム。 - 【請求項11】 センター側装置に通信回線を介して接
続された端末網制御装置に接続され、端末機器に接続さ
れた複数の無線子機と無線通信によりデータ伝送を行う
無線データ通信システムの無線親機であって、各無線子
機に応じて指向性を可変できるアンテナと、特定の無線
子機からの信号を受信できないとき、該無線子機との無
線通信が可能となるように前記アンテナの指向性を制御
する手段とを備えたことを特徴とする無線データ通信シ
ステムの無線親機。 - 【請求項12】 センター側装置に通信回線を介して接
続された端末網制御装置に接続され、端末機器に接続さ
れた複数の無線子機と無線通信によりデータ伝送を行う
無線データ通信システムの無線親機であって、特定の無
線子機に信号を送信して、その応答を受信できないと
き、前記特定の無線子機を指定するデータを含む選択信
号をすべての無線子機に向けて送信する手段を備えたこ
とを特徴とする無線データ通信システムの無線親機。 - 【請求項13】 自グループを構成しない他グループの
無線子機からの注意信号を受信したとき、あるいは自グ
ループの無線子機からの注意信号を受信したとき、他グ
ループが使用する無線チャンネルとは異なる無線チャン
ネルに変更する手段を備えたことを特徴とする請求項1
1または12記載の無線データ通信システムの無線親
機。 - 【請求項14】 端末機器に接続され、センター側装置
に通信回線を介して接続された端末網制御装置の無線親
機と無線通信によりデータ伝送を行う無線データ通信シ
ステムの無線子機であって、前記無線親機からの特定の
無線子機を指定するデータを含む選択信号を受信したと
き、この指定に該当する場合には前記無線親機に信号を
送信して応答する手段と、該当しない場合には応答せ
ず、受信状態を維持する手段と、他の無線子機と無線親
機との通信が終了したことを表す信号を受信したとき、
前記無線親機宛に信号を送信する手段とを備えたことを
特徴とする無線データ通信システムの無線子機。 - 【請求項15】 無線親機に信号を送信して、該無線親
機からの応答がないとき、所定の間隔で再送信する手段
を備え、再送信の間隔は、他の無線子機とは異なる固有
値に基づいて設定されたことを特徴とする請求項14記
載の無線データ通信システムの無線子機。 - 【請求項16】 自グループを構成しない他グループの
無線親機からの信号を受信したとき、他グループの無線
親機あるいは自グループの無線親機に他のグループと通
信が干渉し合っていることを知らせる注意信号を送信す
る手段を備え、前記注意信号は、自グループが使用して
いる無線チャンネルを示す情報を含むことを特徴とする
請求項14または15記載の無線データ通信システムの
無線子機。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2001195644A JP3762881B2 (ja) | 2001-06-28 | 2001-06-28 | 無線データ通信システムおよび無線子機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001195644A JP3762881B2 (ja) | 2001-06-28 | 2001-06-28 | 無線データ通信システムおよび無線子機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003018306A true JP2003018306A (ja) | 2003-01-17 |
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- 2001-06-28 JP JP2001195644A patent/JP3762881B2/ja not_active Expired - Fee Related
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