JP2003100100A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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JP2003100100A
JP2003100100A JP2001294240A JP2001294240A JP2003100100A JP 2003100100 A JP2003100100 A JP 2003100100A JP 2001294240 A JP2001294240 A JP 2001294240A JP 2001294240 A JP2001294240 A JP 2001294240A JP 2003100100 A JP2003100100 A JP 2003100100A
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signal
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Mitsuya Kinoshita
充矢 木下
Tetsushi Tanizaki
谷▲崎▼哲志
Masaru Haraguchi
大 原口
Katsumi Dosaka
勝己 堂阪
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 混載メモリのセットアップ時間/ホールド時
間およびアクセス時間を正確に測定する。 【解決手段】 混載メモリへ与えられるテスト信号をテ
ストクロック信号に同期して変化させかつこのテストク
ロック信号と非同期の制御信号で無効状態を設定し、メ
モリ(3)へ与える。メモリにおいては、メモリクロッ
ク信号に同期して与えられた信号を取込む。無効データ
発生回路(6)において、テスト信号(SGT)を非同
期制御信号(PTX)で修飾してテスト信号(TEOU
T)を生成してメモリへ与える。この修飾テスト信号の
無効状態の期間を調整することができ、応じてこの非同
期制御信号PTXの変化タイミングを外部のテスタでモ
ニタすることにより、メモリに対する信号のセットアッ
プ時間/ホールド時間を測定することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体集積回路
装置に関し、特に、ロジックと半導体記憶装置とが同一
半導体基板上に集積化されたシステムLSIの半導体記
憶装置のテストを行なうための構成に関する。
【0002】
【従来の技術】図36は、従来の半導体集積回路装置の
全体の構成を概略的に示す図である。図36において、
半導体集積回路装置900は、所定の論理処理を行なう
ロジック902と、このロジック902の処理に必要な
データを格納するメモリ904とを含む。ロジック90
2およびメモリ904は、同一半導体基板上に集積化さ
れており、これらのロジック902およびメモリ904
は、チップ上配線906を介して相互接続される。
【0003】メモリ904は、ロジック902と同一半
導体チップに集積化されており、混載メモリと呼ばれ
る。この図36に示す半導体集積回路装置900は、メ
モリ904とロジック902に加えて、通常、さらに、
アナログ回路および別の種類のメモリなどが集積化さ
れ、1チップで1つのシステムを実現するシステムLS
Iを構成する。
【0004】この半導体集積回路装置900において
は、ロジック902とメモリ904とを相互接続するチ
ップ上配線906は、ボード上配線などに比べてその負
荷が小さく、高速で、ロジック902とメモリ904の
間で信号/データを転送することができる。また、ロジ
ック902とメモリ904とが同一半導体基板上に集積
化されており、チップ上配線906は、メモリ904の
入出力ノードに結合される。したがって、このチップ上
配線906は、ピン端子のピッチの制約を受けることは
なく、データバス幅を広くすることができ、高速でデー
タを転送することができる。
【0005】このようなロジック902とメモリ904
が同一半導体基板上に集積化される半導体集積回路装置
900は、システムLSIとして、携帯機器などの用途
において広く用いられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような半導体集積
回路装置においては、製品の信頼性を確保するために、
製造後にテストを行なう必要がある。ロジック902
は、ピン端子を介して外部装置に結合され、外部の装置
から直接アクセスすることができる。しかしながら、メ
モリ904は、ロジック902を介して外部からアクセ
スすることができるだけである。
【0007】そこで、このメモリ904に対し、外部の
テスト装置が直接アクセスしてテストを行なうことがで
きるようにするために、一般に、メモリ904に対して
外部から直接アクセスするためのテストインターフェイ
ス回路が設けられる。
【0008】図37は、従来の半導体集積回路装置のテ
ストインターフェイス回路の構成を概略的に示す図であ
る。図37において、テストインターフェイス回路は、
テストモード指示信号TSTに従って、入力信号パッド
群PDGIおよび出力パッド群PDGOを、ロジック9
02およびメモリ904の一方に結合する信号切換回路
910と、テストモード指示信号TSTに従って、この
信号切換回路910から転送された信号とロジック90
2から出力された信号の一方を選択してメモリ904へ
与える選択回路(MUX)912を含む。通常、メモリ
904から読出されたデータは、選択回路912をバイ
パスして、ロジック902および信号切換回路910へ
転送される。データ読出時の、この選択回路912にお
ける信号伝搬遅延を防止するためである。
【0009】この図37に示すように信号切換回路91
0および選択回路912を設けることにより、外部のテ
スト装置は、パッド群PDGIおよびPDGO、信号切
換回路910および選択回路912を介してメモリ90
4へ直接アクセスすることができる。したがって、ロジ
ック902を介してメモリ904をテストする必要がな
く、メモリ904が、正確にデータを記憶するかなどの
特性をテストすることができる。
【0010】しかしながら、この信号切換回路910お
よび選択回路912を介してメモリ904へアクセスす
るため、たとえばメモリ904のセットアップ/ホール
ド時間およびアクセス時間などを正確に測定することが
できなくなるという問題が生じる。すなわち、この内部
の転送経路における配線遅延およびスキューなどによ
り、正確に、セットアップ/ホールド時間を測定するこ
とができない。また、この信号切換回路910を介して
外部でメモリ904から読出されるデータを外部テスト
装置で検出するため、たとえばロジック902がメモリ
904へアクセスする場合のデータ読出時のアクセス時
間を正確に測定することができなくなるという問題が生
じる。
【0011】また、内部のデータバス幅とピン端子との
数が異なるため、データの書込/読出時において、メモ
リ904の全データビットを並列に外部のピン端子に読
み出すことができない。従って、データの読出時におい
てはデータビットを順次選択して外部へ転送する必要が
あり正確にアクセス時間を測定することができない。
【0012】同様にして、データ書込時においてデータ
のセットアップホールド時間を測定することができな
い。このセットアップ時間およびホールド時間の問題
は、データのみならずアドレス信号および動作モードを
指示する制御信号についても同様に生じる。
【0013】一般に、メモリ904は、クロック信号に
同期して動作する同期型メモリであり、このセットアッ
プ/ホールド時間を保証することができない場合、正確
なコマンドの取込およびデータの書込を行なうことがで
きなくなるおそれがある。また、アクセス時間について
も、高速のクロック信号に同期してデータを転送する場
合、メモリ904からロジック902へのデータ転送時
のアクセス時間を正確に測定することができない場合、
このロジック902の高速動作を保証することができな
くなるおそれがある。
【0014】それゆえ、この発明の目的は、内蔵メモリ
のセットアップ時間/ホールド時間およびアクセス時間
などのタイミング条件を正確に、外部のテスト装置を用
いて測定することのできる半導体集積回路装置を提供す
ることである。
【0015】この発明の他の目的は、メモリのアクセス
に関連する信号のタイミング条件を正確にテスト装置に
より測定することのできるロジック混載メモリを提供す
ることである。
【0016】この発明のさらに他の目的は、テスト回路
規模を増大させることなく、正確に内蔵メモリの所望の
信号/データのセットアップ/ホールド時間およびアク
セス時間を高精度で測定することのできるメモリ内蔵半
導体集積回路装置を提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の観点に
係る半導体集積回路装置は、半導体装置外部から印加さ
れるテスト信号を受けて保持する保持回路と、外部から
印加される制御信号に従って、この保持回路に保持され
たテスト信号の論理レベルを選択的に変更して半導体記
憶装置へ伝達するための変更回路を含む。
【0018】好ましくは、半導体記憶装置はクロック信
号に同期して変更回路から与えられるテスト信号を取込
む。制御信号は、このクロック信号と非同期で与えられ
る。
【0019】また、好ましくは、変更回路は、制御信号
とテスト信号とを受け、この制御信号が第1の論理レベ
ルのときにはテスト信号を反転して出力しかつ制御信号
が第2の論理レベルのときにはテスト信号を論理レベル
を維持して出力する。
【0020】また、好ましくは、半導体記憶装置はクロ
ック信号に同期して、与えられた信号を取込む同期型半
導体記憶装置である。この構成において、好ましくは、
さらに、制御信号とクロック信号との位相差を較正する
ための位相較正回路が設けられる。
【0021】好ましくは、変更回路は、半導体記憶装置
の入力ノードに個々に対応して配置される。
【0022】また、好ましくは、さらに、変更回路は、
制御信号を無効状態に設定するための回路を含む。
【0023】好ましくは、変更回路は、所定の論理レベ
ルの信号を格納するレジスタ回路と、制御信号とこのレ
ジスタ回路に格納された信号を受け、レジスタ回路の出
力信号に従って制御信号を無効化する論理回路と、この
論理回路の出力信号とテスト信号とを受け、テスト信号
を論理回路の出力信号により修飾して半導体記憶装置に
転送する回路とを含む。
【0024】また、好ましくは、変更回路は、半導体記
憶装置の入力ノードに個々に対応して配置され、さらに
シリアルに接続される複数のレジスタ回路を有するスキ
ャン回路が設けられる。この変更回路は、スキャン回路
からのデータ信号を格納する無効化用レジスタ回路と、
この無効化用レジスタ回路の出力信号に応答して制御信
号を無効化するゲート回路とを含む。
【0025】好ましくは、外部からの信号を転送信号に
同期して順次転送するための複数のシリアルに接続され
る複数のレジスタ回路を有するスキャン回路が設けられ
る。このスキャン回路は、制御信号を転送信号に同期し
て取込むレジスタ回路を含む。
【0026】好ましくは、半導体記憶装置はクロック信
号に同期して信号を入出力し、スキャン回路のレジスタ
回路は、このクロック信号を転送信号に同期して取り込
み転送するための選択回路を含む。
【0027】また、これに代えて、好ましくは、変更回
路は、テスト信号をクロック信号の半周期遅延して生成
される遅延テスト信号を制御信号に従って修飾して半導
体記憶装置へ転送する遅延変更回路を含む。
【0028】好ましくは、この遅延変更回路は、クロッ
ク信号の反転信号に同期してテスト信号を転送するラッ
チ回路と、モード指示信号に従ってテスト信号とラッチ
回路の出力信号の一方を選択する選択回路と、この選択
回路の出力信号を、少なくとも制御信号に従って修飾し
て半導体記憶装置へ転送する回路を含む。
【0029】この発明の第2の観点に係る半導体記憶装
置は、外部からのテスト制御信号をシリアルに転送する
ための複数のレジスタ回路を有するスキャン回路と、半
導体記憶装置から出力された信号とシリアルに転送すべ
きテスト制御信号の一方を選択してスキャン回路のレジ
スタ回路に転送する選択回路とを含む。
【0030】好ましくは、スキャン回路の特定のレジス
タ回路の出力信号を選択的に格納するテスト制御レジス
タ回路と、このテスト制御レジスタ回路の格納信号と外
部からの制御信号に従ってテスト信号を修飾して半導体
記憶装置へ転送する転送回路とが設けられる。
【0031】好ましくは、テストレジスタ回路は、半導
体記憶装置の入力ノードにそれぞれ対応して配置され
る。
【0032】また、好ましくは、スキャン回路は、規格
が標準化されたバウンダリスキャン回路である。
【0033】また、好ましくは、さらに、テスト制御レ
ジスタ回路は、スキャン回路の特定のレジスタ回路に対
応して複数個配置される。この特定のレジスタ回路の出
力信号を選択信号に従って選択的にこれら複数のテスト
制御レジスタ回路へ転送して格納する選択回路が設けら
れる。複数のテスト制御レジスタ回路は、この半導体記
憶装置の入力ノードの異なるノードに対応して配置され
る。
【0034】また、好ましくは、複数のテスト制御レジ
スタ回路それぞれに対応して配置され、各々外部からの
制御信号と対応のテスト制御レジスタ回路の格納するテ
スト制御信号とに従って外部からのテスト信号を修飾し
て半導体記憶装置へ転送する回路が設けられる。
【0035】好ましくは、バウンダリスキャン回路は、
ロジックのテストを行なうための信号を転送するスキャ
ンパスレジスタを含む。
【0036】この発明の第3の他の観点に係る半導体記
憶装置は、ロジック回路と、このロジック回路と同一半
導体基板上に形成され、少なくともロジック回路の処理
するデータを格納する半導体記憶装置と、外部からのテ
スト信号をテストクロック信号に同期して転送するテス
ト回路と、外部からテストクロック信号と非同期で与え
られる制御信号に従って、このテスト回路の出力する信
号を修飾して出力するテスト信号修飾回路と、テストモ
ード指示信号に従ってロジック回路の出力信号とテスト
信号修飾回路の出力信号の一方を選択して半導体記憶装
置に転送する選択回路とを含む。選択回路は、少なくと
も半導体記憶装置の入力ノードに対応して配置され、テ
スト修飾信号は、この半導体記憶装置の入力ノードにそ
れぞれ対応して生成される。
【0037】この発明の第4の観点に係る半導体集積回
路装置は、ロジック回路と、このロジック回路と同一半
導体基板上に形成され、少なくともこのロジック回路の
処理するデータを格納するメモリ回路と、外部からのテ
スト信号をテストクロック信号に従って転送するテスト
回路と、外部からテストクロック信号と非同期で与えら
れる非同期制御信号に従ってテスト回路の出力する信号
を修飾して出力するテスト信号修飾回路とを含む。この
テスト信号修飾回路は、テスト信号の修飾動作を有効化
するためのデータを格納する第1のレジスタ回路と、少
なくともこのレジスタ回路の格納データと非同期制御信
号とに従ってテスト回路からのテスト信号を修飾する修
飾ゲート回路とを含む。
【0038】この発明の第4の観点に係る半導体集積回
路装置は、さらに、テストデータをテストクロック信号
に従って転送するテストデータ転送回路と、テストモー
ド切換信号に従って非同期制御信号を選択的に有効また
は無効状態に設定するための修飾制御回路と、メモリ回
路のデータ入力ノードに対応して配置される複数のテス
トデータ修飾回路とを含む。各テストデータ修飾回路
は、データレジスタと、レジスタ回路の格納データと修
飾制御回路の出力信号とに従ってテストデータ転送回路
の出力するテストデータを選択的に修飾して出力するテ
ストデータ修飾ゲート回路とを含む。
【0039】この発明の第4の観点に係る半導体集積回
路装置は、さらに、テストモード指示信号に従って、ロ
ジック回路の出力信号とテスト修飾回路およびテストデ
ータ修飾回路の出力信号の一方を選択してメモリ回路へ
転送する選択回路を含む。
【0040】好ましくは、複数のテストデータ修飾回路
のデータレジスタは、シリアルにデータを転送するシリ
アル転送パスを構成し、外部から与えられる1ビットの
データをシリアルに転送して対応のデータをそれぞれ格
納する。
【0041】また、好ましくは、テストデータ転送回路
は、外部からのテストデータを複数のテストデータ修飾
回路に共通に転送する。
【0042】また、好ましくは、テストモード切換信号
と非同期制御信号とに従って修飾ゲート回路へ制御信号
を与える制御ゲート回路が設けられる。この修飾ゲート
回路は、この制御ゲート回路からの制御信号と第1のレ
ジスタ回路の格納データとに従ってテスト回路からのテ
スト信号を修飾する。
【0043】また好ましくは、修飾制御回路は、複数の
テストデータ修飾回路に共通に配置される。
【0044】また、好ましくは、テスト信号は、メモリ
回路のアドレスを指定するアドレス信号と、動作モード
を指示するコマンドとを含む。この構成において、さら
に、テストモード切換信号と非同期制御信号とに従って
アドレス信号およびコマンドに対し共通に修飾動作の有
効/無効を制御する信号を修飾ゲート回路へ伝達する信
号修飾切換回路がさらに設けられる。
【0045】好ましくは、修飾制御回路および信号修飾
切換回路は、テストモード切換信号が第1の論理レベル
のときには、それぞれ、非同期制御信号を無効状態に設
定し、またテストモード切換信号が第2の論理レベルの
ときには、非同期制御信号を有効状態に設定する。
【0046】また、好ましくは、テストデータ修飾回路
は、非同期制御信号が無効状態のとき、テストデータレ
ジスタに格納されたデータに従ってテストデータ転送回
路から転送されたデータを修飾する。
【0047】好ましくは、データレジスタは、シリアル
にデータを転送するシリアルスキャンパスを構成する。
各データレジスタの格納データが、このシリアルスキャ
ンパスを介して転送されて対応のデータレジスタに格納
される。この構成において、テストクロック信号と非同
期制御信号との位相を比較し、該比較結果をシリアルス
キャンパスを介して転送する位相比較回路が設けられ
る。
【0048】半導体記憶装置の入力ノードそれぞれに対
応して、テスト信号を制御信号に従って修飾して出力す
る回路を配置することにより、半導体記憶装置の各入力
ノードに対して有効信号および無効信号を制御信号に従
って生成して伝達することができる。これにより、制御
信号とクロック信号との位相差を外部テスト装置におい
てモニタすることにより、この半導体記憶装置の入力ノ
ードそれぞれについて信号のセットアップ時間およびホ
ールド時間を測定することができる。
【0049】また、メモリからの出力信号を、レジスタ
回路内に取込むことにより、メモリからのデータが出力
された時間を検出することができ、したがって、アクセ
ス時間を容易に測定することができる(取込む期間を、
データ出力コマンド印加後の時間を測定することによ
り、アクセス時間が測定される)。
【0050】テスト信号とテストデータとを別々の端子
から転送し、非同期制御信号とテストモード切換信号に
よりテスト信号およびテストデータに対して個々に修飾
動作を制御することにより、信号のセットアップ/ホー
ルド時間をさまざまなデータパターンに対して個別に測
定することができ、正確に不良の有無および不良原因の
特定を行なうことができる。また、アドレス/コマンド
などの信号に従ってメモリ回路へアクセスするときに、
データを非同期制御信号により選択的に無効化/有効化
することにより、データのセットアップ/ホールド時間
を測定することができる。
【0051】
【発明の実施の形態】[実施の形態1]図1は、この発
明の実施の形態1に従う半導体集積回路装置の全体の構
成を概略的に示す図である。図1において、半導体集積
回路装置1は、所定の処理を行なうロジック回路2と、
ロジック回路2に必要なデータを記憶するメモリ(RA
M)3と、テストモード時、装置外部のテスト装置とテ
スト信号/データの授受を行なうテスト回路5と、テス
ト回路5からのテスト信号を非同期制御信号PTXに従
って選択的に無効状態に設定する無効データ発生回路6
と、テストモード指示信号MTESTに従ってロジック
回路2およびテスト回路5を、外部のパッドに選択的に
結合する信号切換回路4と、テストモード指示信号MT
ESTに従ってロジック回路2および無効データ発生回
路6の出力信号を選択的にメモリ3へ結合する選択回路
7を含む。
【0052】メモリ3から読出されたデータは、選択回
路7をバイパスして、直接ロジック回路2およびテスト
回路5へ与えられる(この経路は示さず)。
【0053】テスト回路5はテストモード時においてテ
ストクロック信号TCLKに同期して外部から信号切替
え回路4を介して与えられるテスト信号を転送する。
【0054】ロジック回路2は、動作時においてクロッ
ク信号CLKに同期して信号/データの処理および転送
を行う。
【0055】メモリ3に対しても通常動作時において、
クロック信号CLKが与えられ、メモリ3は、このクロ
ック信号CLKに同期して信号/データの入出力を行
う。テストモード時においては、後に説明するが、テス
トクロック信号TCLKと同期したクロック信号がメモ
リ3へ与えられる。
【0056】非同期制御信号PTXは、これらのテスト
クロック信号TCLKおよびメモリクロック信号と非同
期の信号であり、外部のテスト装置から与えられる。こ
の非同期制御信号PTXに従ってテスト信号の有効期間
を決定し、メモリクロック信号についてのセットアップ
時間およびホールド時間を設定する。
【0057】信号切換回路4は、メモリ3のテストモー
ド時においては、外部のパッドPDを、テスト回路5に
結合し、通常動作モード時およびロジック回路2のテス
トモード時においては、信号切換回路4は、ロジック回
路2を外部のパッドPDに結合する。
【0058】選択回路7は、テストモード指示信号MT
ESTがメモリ3のテストモードを指示するときには、
無効データ発生回路6の出力信号をメモリ3に結合し、
一方通常動作モード時およびロジック回路2のテストモ
ード時においては、このロジック回路2をメモリ3に結
合する。
【0059】無効データ発生回路6は、メモリ3の入力
ノードそれぞれに対応して設けられる回路を含み、テス
トクロック信号TCLKに同期して信号/データの転送
を行なう。この無効データ発生回路6は、また、メモリ
3への信号転送時、テスト回路5から与えられた信号/
データの有効期間を、非同期制御信号PTXに従って設
定する。
【0060】図2は、ロジック回路2の出力段の構成を
概略的に示す図である。図2において、ロジック回路2
は、所定の論理処理を行なう処理回路2aと、処理回路
2aの出力信号をクロック信号CLKに同期して転送す
るフリップフロップ2bを含む。フリップフロップ2b
は、クロック信号CLKがLレベルのときに与えられた
信号を取り込み、かつクロック信号CLKがHレベルの
ときラッチ状態となり、処理回路2aの出力信号をラッ
チするラッチ回路12aと、クロック信号CLKがHレ
ベルのときラッチ回路12bの出力信号を取り込みかつ
クロック信号CLKがLレベルとなるとラッチ状態とな
るラッチ回路12bを含む。
【0061】これらのラッチ回路12aおよび12b
は、それぞれ、クロック入力ノードEに与えられるクロ
ック信号がLレベルおよびHレベルとなると与えられた
信号を通過させるスルー状態となる。これらのラッチ回
路12aおよび12bは通常のラッチ回路と同様の構成
を有する。
【0062】したがって、図2に示すように、ロジック
回路2からは、クロック信号CLKの立上がりに同期し
て信号SGLが出力される。
【0063】図3は、図1に示すテスト回路5の信号出
力部の構成を概略的に示す図である。図3において、テ
スト回路5は、外部のテスト装置から与えられるテスト
信号/データを処理するテスト処理回路5aと、テスト
処理回路5aの出力信号をテストクロック信号TCLK
に従って転送するフリップフロップ5bを含む。
【0064】テスト処理回路5aは、たとえば、テスト
装置から与えられる書込データのビット幅の変更などの
処理を行なう。これは、半導体集積回路装置1におい
て、外部に設けられる書込データを受けるパッドの数
は、メモリ3のデータ入力ノードよりも少なく、メモリ
3に対する書込データを外部装置は同時に並行して外部
のパッドを介して与えることができないため、内部で変
更して書込データを、このメモリ3の入力ノードのビッ
ト幅に等しくする。これは、たとえば半導体集積回路装
置において外部のデータビット幅がたとえば8ビットで
あり、一方、メモリ3の転送データビット幅は128ビ
ットまたは256ビットである。この外部のパッドPD
のデータビット幅とメモリ3の転送データビット幅が異
なるため、データのセットアップ/ホールド時間の測定
を従来困難にしている。
【0065】これらのテスト信号としてはアドレス信
号、および制御信号を含んでいてもよい。これらのアド
レス信号および制御信号は、外部パッドPDを介して個
々に与えられてもよい。アドレス信号の場合、利用可能
な外部パッドの数に応じて同じ論理レベルのアドレス信
号ビットが重複して生成されてもよい。
【0066】制御信号については、メモリの動作モード
を指示するため外部から個々に与えられる。これらのア
ドレス信号、制御信号、およびデータの印加態様は、メ
モリテスト時において利用可能なパッドの数および外部
テスト装置の構成に応じて適宜決定される。
【0067】フリップフロップ5bは、テストクロック
信号TCLKの立下りに同期してスルー状態となりかつ
その立上がりに応答してラッチ状態となりテスト処理回
路5aの出力信号をラッチするラッチ回路15aと、テ
ストクロック信号TCLKがHレベルとなるとスルー状
態となり、ラッチ回路15aの出力信号を通過させかつ
テストクロック信号TCLKがLレベルとなるとラッチ
状態となりラッチ回路15bの出力信号をラッチするラ
ッチ回路15bを含む。このラッチ回路15bからテス
ト信号/データSGTが出力される。
【0068】これらのラッチ回路15aおよび15b
は、ラッチ回路12aおよび12bと同様の構成を有す
る。
【0069】したがって、テスト回路5においても、テ
ストクロック信号TCLKに従って信号/データの転送
が行なわれ、テストとクロック信号TCLKの立上りに
同期して、テスト回路5の出力信号が変化する。無効デ
ータ発生回路6においては、このテストクロック信号T
CLKに従って転送される信号/データの有効期間(確
定期間)を、非同期制御信号PTXに従って設定する。
【0070】図4は、図1に示す無効データ発生回路6
の構成の一例を示す図である。図4において、無効デー
タ発生回路6は、テストクロック信号TCLKがLレベ
ルのときに与えられた信号を取込みラッチするラッチ回
路6aと、テストセットアップ指示信号TMSUPに従
ってテスト回路5の前段のフリップフロップ(5b)か
らの出力信号SGTとラッチ回路6aの出力信号の一方
を選択するマルチプレクサ6dと、出力信号の有効/無
効を決定するデータを格納するレジスタ6bと、レジス
タ6bの格納データと非同期制御信号PTXとを受ける
NAND回路6cと、マルチプレクサ6dの出力信号Z
SGTを受けるインバータ6eと、インバータ6eの出
力信号ZSGTとNAND回路6cの出力信号を受けて
メモリ3へテストモード時与えられるテスト信号TEO
UTを生成するEXOR回路6fを含む。
【0071】ラッチ回路6aは、後に説明するテストモ
ード時において、このテスト信号SGTをテストクロッ
ク信号TCLKの半サイクル遅延させるために用いられ
る。
【0072】レジスタ6bには、後に詳細に説明する回
路を介して有効/無効を決定するデータVDが格納され
る。このレジスタ6bに格納されるデータVDがLレベ
ルのときには、NAND回路6cの出力信号はHレベル
となり、非同期制御信号PTXは無効化される。一方、
レジスタ6bに格納されるデータVDがHレベルのとき
には、NAND回路6cがインバータとして動作し、非
同期制御信号PTXに従ってその出力信号を変化させ
る。
【0073】EXOR回路6fは、NAND回路6cの
出力信号がHレベルのときには、インバータとして動作
し、NAND回路6cの出力信号がLレベルのときに
は、バッファ回路として動作する。
【0074】従って、テスト信号の有効期間は、メモリ
3に対して与えられるテスト信号TEOUTが、外部か
らのテスト信号SGTと同一論理レベルの期間であり、
無効期間は論理レベルが反転している期間となる。
【0075】この図4に示す回路構成が、メモリ3の入
力ノードそれぞれ対応して設けられ、テスト出力信号T
EOUTが、それぞれ対応のメモリ3の入力ノードへテ
ストモード時伝達される。したがって、レジスタ6bに
格納されたデータVDにより必要なメモリ3の入力ノー
ドに対する信号・データを非同期制御信号PTXに従っ
て変化させることができ、メモリ3の所望の信号・デー
タについてセットアップ/ホールド時間を測定すること
ができる。この非同期制御信号PTXに従って、テスト
信号TEOUTの有効/無効期間を設定しており、たと
えばデータビットについて外部からのテストデータビッ
トがコピーされてメモリ3に対する書込データが生成さ
れても、特に問題は生じない。
【0076】図5は、図1に示す選択回路7およびメモ
リ3の構成を概略的に示す図である。図5において、選
択回路7は、ロジック回路2から与えられる信号群SG
LGと無効データ発生回路6から与えられるテスト出力
信号群TEOUTGの各信号それぞれに対応して設けら
れるマルチプレクサMX0−MXnを含む。図5におい
て、マルチプレクサMX0−MXnは、テストモード指
示信号MTESTに従って、ロジック回路からの出力信
号SGL0−SGLnと無効データ発生回路6からのテ
スト出力信号TEOUT0−TEOUTnの一方を選択
して、内部信号IN0−INnを生成する。
【0077】メモリ3は、このマルチプレクサMX0−
MXnそれぞれに対応して設けられる入力回路IK0−
IKnを含む。この入力回路IK0ーIKnが、与えら
れた信号をクロック信号に同期して取り込む。
【0078】この図4に示す無効データ発生回路6の構
成において、テスト出力信号TEOUTの有効/無効を
レジスタ6bに格納されるデータに応じて設定すること
により、メモリ3の入力回路IK0−IKnにおいて、
それぞれ与えられる信号の有効/無効状態を設定するこ
とができる。したがって、この有効状態が入力信号の確
定期間に対応するため、特定の入力信号についてのセッ
トアップ/ホールド時間の測定を行なうことが可能とな
る。
【0079】メモリ3に対しては、たとえばテストクロ
ック信号TCLKをインバータ19を介して反転してク
ロック信号MCLKが与えられる構成を1例として示
す。しかしながら、メモリ3に対するクロック信号を印
加するための構成としては以下のいずれかの構成が利用
されてもよい。
【0080】このメモリ3に対するテストモード時のク
ロック信号MCLKは、また、選択回路7を介して、ロ
ジック用のクロック信号CLKとメモリテストモード時
のインバータ19からの出力信号の一方を選択する構成
が利用されてもよい。
【0081】また、通常の機能テストなどを行うテスト
モード時において、メモリ3をテストクロック信号TC
LKに同期して動作させる場合には、このインバータ1
9をバイパスしてテストクロック信号TCLKがメモリ
3に与えられる構成が利用されてもよい。
【0082】また、図5において破線で示すように、外
部のテスト装置から、互いに相補なクロック信号TCL
KおよびZTCLKが与えられてもよい。図5において
は、クロック入力パッドPDCLにテストクロック信号
TCLKと相補なメモリクロック信号が与えられる構成
が1例として示される。この場合、クロック入力パッド
PDCLが、通常のロジッククロック信号CLKを入力
するパッドであってもよく、別のパッドであってもよ
い。別のパッドの場合には、メモリ3において、通常の
ロジッククロック信号CLKと補のテストクロック信号
ZTCLKの論理ORをとった信号をメモリクロック信
号として与える構成が利用される。
【0083】入力回路IK0−IKnは、このメモリク
ロック信号MCLKの立上がりに同期して、与えられた
信号を取込む。次に、図1から図5に示す回路の動作
を、図6に示す信号波形図を参照して説明する。
【0084】メモリ3のテストモード時においては、テ
ストモード指示信号MTESTにより、信号切換え回路
4により外部のパッドPDとロジックとを切り離し、テ
スト回路5を外部パッドPDに結合して、テスト信号、
テストクロック信号TCLK、および非同期制御信号P
TXをテスト回路5に与える。また、選択回路7によ
り、ロジック回路2の出力ポート(ユーザポート)をメ
モリ3から切り離し、一方、テスト回路5からの無効デ
ータ発生回路6により修飾されたテスト出力信号TEO
UT(テスト出力信号群TEOUTG)をメモリ3に伝
達する。
【0085】メモリ3へ与えられるメモリクロック信号
MCLKとテストクロック信号TCLKとは、同一周波
数のクロック信号であるものの、互いに位相が半サイク
ルずれており、逆相の信号である。
【0086】図4に示すマルチプレクサ6dにおいて、
テストモードセットアップ信号TMSUPをLレベルに
設定し、テスト回路5の出力信号SGTを選択する。テ
スト回路5において、テストクロック信号TCLKの立
上がりに同期して、フリップフロップ5bの出力段のラ
ッチ回路15bがスルー状態となるため、テスト回路5
の出力信号SGTは、テストクロック信号TCLKの立
上がりに同期して変化する。ラッチ回路15aは、テス
トクロック信号TCLKがHレベルの間ラッチ状態にあ
り、その出力信号はこの間変化せず、テストクロック信
号TCLKがLレベルとなると、ラッチ回路15bがラ
ッチ状態となる。したがって、このテスト回路5の出力
信号SGTの論理状態は、テストクロック信号TCKL
の1クロックサイクル期間tCLKの間保持される。
【0087】図4に示すレジスタ6bに、有効/無効デ
ータVDをHレベルに設定した場合、NAND回路6c
は、インバータとして動作する。非同期制御信号PTX
をHレベルに立上げると、NAND回路6cの出力信号
がLレベルとなる(レジスタ6bのデータVDはHレベ
ル)。したがって、この状態においては、EXOR回路
6fは、バッファ回路として動作し、インバータ6eの
出力信号ZSGTに従ってテスト出力信号TEOUTを
生成する。したがって、メモリ3へは、入力信号INと
して、テスト回路5の出力信号SGT(DATA)の反
転信号(/DATA)が伝達される。
【0088】次いで、非同期制御信号PTXをLレベル
に設定すると、NAND回路6cの出力信号がHレベル
となり、EXOR回路6fがインバータとして動作す
る。したがって、この非同期制御信号PTXがLレベル
の期間、テスト回路の出力信号SGTの状態(DAT
A)に対応する状態のテスト出力信号TEOUTが生成
される。したがって、メモリ3に対する入力信号INと
して、このテスト回路5に設定された信号の状態(DA
TA)と同じ論理状態の信号(DATA)が伝達され
る。
【0089】次いで、再び非同期制御信号PTXをHレ
ベルに立上げると、このメモリ3へ与えられる信号IN
の論理レベルが反転する。従って、テスト回路5の出力
信号SGTの論理状態と同じ論理状態の信号が非同期制
御信号PTXがLレベルの期間メモリ3に与えられる。
この期間が、メモリ3に対する入力信号が確定状態にあ
る期間に対応する。メモリ3に対する入力信号がテスト
回路5の出力信号SGTの論理反転状態にある期間は、
入力信号が無効状態にある期間に対応する。
【0090】メモリ3は、メモリクロック信号MCLK
の立上がりに同期して、与えられた入力信号INを取込
む。したがって、この非同期制御信号PTXを、テスト
クロック信号TCLKの立下がりを中心として変化させ
ることにより、セットアップ時間tISおよびホールド
時間tIHを測定することができる。
【0091】すなわち、外部のテスト装置において、こ
の非同期制御信号PTXとテストクロック信号TCLK
の立下がりのタイミングを調整し、データの書込/読出
が正確に行なわれるかを判定することにより、セットア
ップ時間およびホールド時間を測定することができる。
すなわち、セットアップ時間tISを短くしてデータの
書込/読出を行なったときに、データのエラーが検出さ
れた時点の前のテストサイクルにおけるセットアップ時
間が、このメモリ3のセットアップ時間である。同様、
ホールド時間tIHについては、ホールド時間を短く
し、エラーが検出された場合のテストサイクルの前のテ
ストサイクルにおけるホールド時間を、このメモリ3の
ホールド時間と判定することができる。このデータのエ
ラーの判定は、通常のメモリのデータの書込/読出を行
う機能テストにおいて行われる。
【0092】レジスタ6bにLレベルデータを有効/無
効データVDとして格納した場合、NAND回路6cの
出力信号は非同期制御信号PTXの論理レベルにかかわ
らずHレベルに固定される。したがって、この場合にお
いては、EXOR回路6fが、インバータとして動作す
るため、入力信号INは、テスト回路5の出力信号SG
Tの論理レベルと同じ論理レベルの信号となる。したが
って、この場合、機能テストを行なってデータの書込/
読出を行なった場合、常にセットアップ時間およびホー
ルド時間が、クロックサイクルtCLKの1/2の時間
となり、セットアップ/ホールド不良は生じない。これ
により、セットアップ/ホールド時間の測定は、行うこ
とができない。
【0093】したがって、このレジスタ6dを設けるこ
とにより、メモリ3の信号の必要な入力ノードについて
のみ、セットアップ時間およびホールド時間を測定する
ことができる。個々の信号についてセットアップ/ホー
ルド時間を測定することができる。
【0094】この図6に示す信号波形においては、テス
トクロック信号TCLKとメモリ3へ与えられるメモリ
クロック信号MCLKは互いに逆相のクロック信号であ
る。外部から相補クロック信号を印加することができる
場合においては、図5に示すインバータ19を利用する
構成に代えて、図7に示すように、クロック入力パッド
PDCLおよびテストクロック入力パッドPDTCそれ
ぞれに、外部から相補名クロック信号CLKEおよびZ
CLKEが与えられて、メモリクロック信号MCLKお
よびテストクロック信号TCLKが生成される。これに
よりインバータ19のゲート遅延時間がセットアップ/
ホールド時間の測定に影響を及ぼすのを防止する。
【0095】[変更例]しかしながら、テスタの制限に
より相補クロック信号を生成することができない場合ま
たは、クロック入力パッドとして1つのパッドしか利用
することができない場合が考えられる。このような場合
においては、メモリクロックMCLKおよびテストクロ
ック信号TCLKが、共通のクロック信号CLKEから
生成される。このような場合、クロック入力パッドPD
CLおよびテストクロック入力パッドPDTCに共通に
または共通のクロックパッドにテスタからクロック信号
CLKEが与えられる。この場合、メモリクロック信号
MCLKとテストクロック信号TCLKは同相のクロッ
ク信号となり、内部のメモリへ与えられるテスト回路の
出力信号SGTのウィンドウの中央でメモリクロック信
号MCLKを立上げることができない。そこで、このよ
うに1つのクロック信号しかテスト時に利用することが
できない場合、図4に示すテストモードセットアップ信
号TMSUPをHレベルに設定し、マルチプレクサ6d
を介して、ラッチ回路6aのラッチ信号を、メモリ3へ
与える。
【0096】図9は、このメモリクロック信号MCLK
とテストクロック信号TCLKとが同相のクロック信号
の場合の動作を示す信号波形である。図9に示すよう
に、このメモリクロック信号MCLKとテストクロック
信号TCLKとが同位相の位相同期したクロック信号の
場合、テストモードセットアップ信号TMSUPをHレ
ベルに設定し、図4に示すマルチプレクサ6dにより、
ラッチ回路6aの出力信号を選択させる。テスト回路5
の出力信号SGTは、テストクロック信号TCLKの立
上がりに同期して変化する。
【0097】一方、ラッチ回路6aは、テストクロック
信号TCLKのLレベルに同期してスルー状態となり、
テストクロック信号TCLKのHレベルに同期してラッ
チ状態となる。したがって、この場合、インバータ6e
の出力信号ZSGTは、テストクロック信号TCLKの
立下がりに同期して変化する。したがって、このインバ
ータ6eの出力信号ZSGTのウィンドウの中央位置
が、メモリクロック信号MCLKの立上がりエッジに対
応している。このテストクロック信号TCLKまたはメ
モリクロック信号MCLKの立上がりを中心として、非
同期制御信号PTXのLレベル期間を調整することによ
り、メモリ3に対する入力信号INのセットアップ時間
tISおよびホールド時間tIHを変化させることがで
きる。応じて、メモリクロック信号MCLKおよびテス
トクロック信号TCLKが同位相の場合でも、このメモ
リ3の入力信号のセットアップ時間tISおよびホール
ド時間tIHを測定することができる。この場合、非同
期制御信号PTXのテストクロック信号TCLKの立上
がりに対する位相関係は、このメモリクロック信号MC
LKとテストクロック信号TCLKとが逆位相の場合と
同じであり、同様に、メモリ3の入力信号の有効期間を
変更してデータの書込/読出を行なってデータの読出に
エラーが発生したかを検出することにより、セットアッ
プおよびホールド時間を測定することができる。
【0098】以上のように、この発明の実施の形態1に
従えば、メモリの入力ノードそれぞれに対応して無効デ
ータ発生回路を設け、非同期制御信号でメモリへの転送
信号の状態を更新しており、メモリに伝達される信号の
セットアップ時間およびホールド時間をこの非同期制御
信号の論理状態の制御で設定することができ、応じてメ
モリ3に対する入力信号のセットアップおよびホールド
時間を正確に測定することができる。
【0099】なお、メモリテストセットアップ信号TM
SUPは、外部テスタから信号切換回路を介して与えら
れる。しかしながら、テスト回路内において、コマンド
デコード回路が設けられている場合、このコマンドデコ
ード回路を用いて、メモリテストセットアップ信号TM
SUPの論理レベルを変更してもよい。
【0100】[実施の形態2]図10は、この発明の実
施の形態2に従う半導体集積回路装置の要部の構成を概
略的に示す図である。図10においては、メモリクロッ
ク信号MCLKと非同期制御信号PTXの実際の位相差
を検出するために位相比較回路20が設けられる。この
位相比較回路20は、後に説明するスキャンパスを構成
するスキャンレジスタにより構成される。図10におい
て、位相比較回路20は、選択信号SFTDR<1:0
>に従って外部からのシリアル信号/データSIi、メ
モリクロック信号MCLKおよび非同期制御信号PTX
の1つを選択する選択回路21と、ゲーティング信号C
LKDRに従って選択回路21の選択した信号を取込む
フリップフロップ22を含む。このフリップフロップ2
2は、スキャンパスを構成し、次段のレジスタ回路へ、
その取込んだ信号を伝達する。ゲーティング信号CLK
DRは、メモリクロック信号MCLKおよび非同期制御
信号PTXおよびメモリクロック信号TCLKと非同期
な信号である。
【0101】このフリップフロップ22は、ゲーティン
グ信号CLKDRの立上がりに応答して選択回路21か
ら与えられた信号を取込みラッチする。このフリップフ
ロップ22は、たとえばD型フリップフロップで構成さ
れてもよく、またこのゲーティング信号CLKDRが、
短いパルス幅を有するワンショットのパルス信号であ
り、フリップフロップ22は、このゲーティング信号C
LKDRがHレベルの間選択回路21の出力信号を取込
み、ゲーティング信号CLKDRがLレベルとなるとラ
ッチ状態となるように構成されてもよい。これらの構成
の場合、メモリクロック信号MCLKと非同期制御信号
PTXとの位相差の精度が、このゲイティング信号CL
KDRのパルス幅により決定される。
【0102】また、このフリップフロップ22がゲイテ
ィング信号CLKDRの立上りに応答してラッチ状態と
なるように構成されてもよい。
【0103】図11は、図10に示す位相比較回路の動
作を示すタイミング図である。図11においては、フリ
ップフロップ22がゲイティング信号CLKDRの立上
りに応答して与えられた信号を取り込みラッチする状態
となる場合の動作が1例として示される。以下、この図
11に示すタイミング図を参照して、図10に示す位相
比較回路20の動作について説明する。
【0104】まず、選択信号SFTDR<1:0>によ
り、たとえばメモリクロック信号MCLKを選択する。
次いで、ゲーティング信号CLKDR(CLKDRM)の
活性化タイミングを、順次シフトさせ、フリップフロッ
プ22に、このゲーティング信号CLKDR(CLKD
RM)に従って、メモリクロック信号MCLKを取込ま
せる。図11において、時刻T0において、フリップフ
ロップ22内に、Hレベルの信号が取込まれてラッチさ
れる。このフリップフロップ22に取り込まれた信号
を、このゲイティング信号の変わりに転送クロック信号
を与えて外部へ出力し、外部のテスタにおいて、メモリ
クロック信号MCLKの立上がりタイミングを決定す
る。
【0105】次いで、選択信号SFTDR<1:0>を
変更し、選択回路21に、非同期制御信号PTXを選択
させる。この非同期制御信号PTXを、セットアップ/
ホールド時間測定時と同じタイミングで変化させ、次い
でゲーティング信号CLKDR(CLKDRP)を活性
化タイミングを順次シフトさせて、フリップフロップ2
2に、非同期制御信号PTXを取込ませる。フリップフ
ロップ22に格納されたデータを外部でモニタし、非同
期制御信号PTXが時刻TSでHレベルからLレベルに
変化し、また時刻THにおいて、非同期制御信号PTX
がLレベルからHレベルへ変化したことを識別する。
【0106】このゲーティング信号CLKDRの活性化
タイミング(図11においてはHレベルの立上がりで示
す)は、基準クロックを用いて決定される。したがっ
て、このメモリクロック信号MCLKの立上がりタイミ
ングの時刻T0と、非同期制御信号PTXの立下がりお
よび立上がり時刻TSおよびTHにより、このメモリク
ロック信号MCLKと非同期制御信号PTXの実際の位
相差を検出することができる。この実際の位相差(TH
−T0)および(T0−TS)は、それぞれ、メモリの
ホールド時間およびセットアップ時間に対応する。
【0107】したがって、この位相比較回路20を半導
体集積回路装置内に設けておくことにより、集積回路装
置内それぞれにおいて、テスタにより設定されたホール
ド時間およびセットアップ時間をその測定データを用い
て修正することができる。これにより、テスト装置から
生成される非同期制御信号PTXのタイミング補正を半
導体集積回路装置内に設けられた位相比較回路20によ
り行なうことができ、高精度で、信号変化タイミング
(セットアップ/ホールド時間)を測定することができ
る。
【0108】この位相比較回路20においては、単に、
メモリクロック信号MCLKと非同期制御信号PTXの
位相差を検出する。すなわち、これらのメモリクロック
信号MCLKおよび非同期制御信号PTXの立上がり/
立下りの時間差を測定して、位相差を測定し、テスタが
出力するメモリクロック信号MCLKと非同期タイミン
グ制御信号PTXの位相差とのずれを検出する。これら
のメモリクロック信号MCLKと非同期制御信号PTX
の間の半導体集積回路装置固有の時間のずれを用いて、
セットアップ時間およびホールド時間測定を行なった際
の補正を行なう。したがって、メモリクロック信号MC
LKと非同期制御信号PTXとの時間のずれは、すべて
の非同期制御信号PTXの時間幅について同じであり、
非同期制御信号PTXの個々の時間幅(セットアップ時
間およびホールド時間)のテスト時に、この位相比較を
それぞれ各テスト時に行なう必要はない。
【0109】なお、この図10に示す位相比較回路20
においては、後に説明するスキャンパスを構成するレジ
スタ回路を利用している。しかしながら、この位相比較
回路20は、半導体集積回路装置内においてメモリクロ
ック信号MCLKと非同期制御信号PTXの位相差を検
出することができればよく、テスト回路内において配置
され、特定の出力指示信号に従ってこのフリップフロッ
プ22に格納されたデータが、信号切換回路4を介して
外部へ出力されてもよい。したがって、この位相比較回
路20は、テスト回路内において専用に配置されてもよ
い。
【0110】以上のように、この発明の実施の形態2に
従えば、半導体集積回路装置内においてメモリクロック
信号MCLKと非同期制御信号PTXの位相差を検出す
る位相比較回路を設けており、個々の半導体集積回路装
置内において、機能テストにより決定されたセットアッ
プ時間/ホールド時間をこの実際の位相差に応じて補正
することにより、正確に、高精度でセットアップ時間/
ホールド時間を測定することができる。
【0111】[実施の形態3]図12は、この発明の実
施の形態3に従う半導体集積回路装置の要部の構成を概
略的に示す図である。図12においては、無効データ発
生回路6に含まれる無効データを格納するレジスタ回路
6bにデータを格納するために、スキャンレジスタ回路
30が設けられる。このスキャンレジスタ回路30は、
シリアルに接続されるレジスタ回路を含み、転送クロッ
ク信号CLKDRに従って、シリアル入力信号SIを順
次転送する。
【0112】無効データ発生回路6は、メモリ3の入力
ノードそれぞれに対応してテスト信号TEOUTGを生
成する。したがって、メモリ3の信号入力ノードは、数
が多く、無効データ発生回路6に含まれる無効データV
Dを格納するレジスタ(図4のレジスタ6b)の数も多
くなる。この数多くのレジスタ6bに対し、スキャンレ
ジスタ回路30を介して無効データをシリアルに転送し
て、データを格納する。これにより、外部から、1つの
パッドを介してシリアル信号SIを順次転送クロック信
号CLKDRに従って転送するだけでよく、メモリ3の
入力ノードの数にかかわらず、少数の信号入力ノード
で、必要なテスト条件を設定することができる。
【0113】図13は、図12に示す無効データ発生回
路6の一部およびスキャンレジスタ回路30の構成を概
略的に示す図である。図13において、無効データ発生
回路6は、テスト出力信号TEOUTそれぞれに対応し
て設けられるレジスタ6b0−6bnを含む。これらの
レジスタ6b0−6bnは、それぞれ、更新クロック信
号UPDTに従って、与えられたデータを取込み格納す
る。このレジスタ6b0−6bnそれぞれに対応して、
NAND回路6c0−6cnが設けられる。これらのN
AND回路6c0−6cnは、図4に示すNAND回路
6cに対応し、それぞれ、対応のレジスタ6b0−6b
nの格納データと非同期制御信号PTXとを受ける。
【0114】これらのNAND回路6c0−6cnの出
力信号は、それぞれ対応のEXOR回路へ与えられる。
図13においては、NAND回路6c1に対して設けら
れるEXOR回路6f1を代表的に示す。このEXOR
回路6f1は、テスト回路5の対応の出力信号ZSGT
を受ける。
【0115】スキャンレジスタ回路30は、レジスタ6
b0−6bnそれぞれに対応して配置されるフリップフ
ロップF0−Fnを含む。これらのフリップフロップF
0−Fnは、シリアルに結合され、転送クロック信号C
LKDRに従って、前段のフリップフロップから与えら
れる信号を取込みラッチする。これらのフリップフロプ
F0−Fnによりシリアル信号転送経路が形成される。
【0116】フリップフロップF0−Fnを介してシリ
アル入力信号SIを順次転送する。転送クロック信号C
LKDRを所定回数トグルすると、このフリップフロッ
プF0−Fnに、レジスタ6b0−6bnに格納する有
効/無効データVD0−VDnを格納することができ
る。次いで、更新クロック信号UPDTを活性化し、レ
ジスタ6d0−6dnに、対応のフリップフロップF0
−Fnの出力S0−Snからの有効/無効データVD0
−VDnを格納する。
【0117】したがって、レジスタ6d0−6dnが、
メモリの多数の入力ノードそれぞれに対応して配置され
る構成においても、外部から1つのパッドを介してシリ
アル入力信号SIを転送クロック信号CLKDRに同期
して順次転送することにより、1つのパッドを利用し
て、多数のレジスタ6b0−6bnに、所望の有効/無
効データVD0−VDnを格納することができる。これ
らの転送クロック信号CLKDRおよび更新クロック信
号UPDTは、外部のテスト装置から与えられてもよ
く、またテストクロック信号TCLKに基づいて、この
半導体集積回路装置内部で命令デコード結果に従って生
成されてもよい。
【0118】以上のように、この発明の実施の形態3に
従えば、メモリ3の入力ノードそれぞれに対応して配置
されるレジスタへの有効/無効データの格納のために、
スキャンレジスタ回路を利用しており、1つの信号入力
パッドを用いて多数のレジスタ回路に必要なデータを格
納することができる。
【0119】なお、テスト信号入力ノードに余裕がある
場合、このスキャンレジスタ回路30において複数のシ
リアル転送経路を並列に設け、それぞれ、並列にシリア
ル信号を転送する構成が用いられてもよい。この場合、
無効データ発生回路6においてレジスタ6b0−6bn
を複数のグループに分割し、それぞれ各グループのレジ
スタは、対応のシリアルデータ転送経路のフリップフロ
ップの出力データを更新クロック信号UPDTに従って
格納する。
【0120】[実施の形態4]図14は、この発明の実
施の形態4に従う半導体集積回路装置の要部の構成を概
略的に示す図である。図14において、スキャンレジス
タ回路30において、フリップフロップFnの前段に、
2ビットの選択信号SFTDR<1:0>に従って、メ
モリクロック信号MCLK、非同期制御信号PTXおよ
び前段のフリップフロップ(Fn−1)の出力信号の1
つを選択する選択回路35が設けられる。図14に示す
構成の他の構成は、図13に示す構成と同じであり、対
応する部分には同一参照番号を付し、その詳細説明は省
略する。
【0121】この図14に示す構成の場合、メモリクロ
ック信号MCLKおよび非同期制御信号PTXを、転送
クロック信号CLKDRをゲーティング信号としてフリ
ップフロップFnに取込み順次転送することができる。
したがって、このメモリクロック信号MCLKと非同期
制御信号PTXの位相差を検出する位相比較回路20の
フリップフロップを、有効/無効データを転送するフリ
ップフロップと共用することができ、回路占有面積を低
減することができる。
【0122】この位相比較回路のフリップフロップを、
スキャンレジスタ回路30のフリップフロップと共用す
ることにより、位相比較回路の制御を行なう系統とスキ
ャンレジスタ30における有効/無効データ転送のため
の制御経路を共有することができ、外部からは、同一の
信号入力ノードを介して位相比較結果の転送および有効
/無効データの転送を行なうことができ、内部信号線の
数を低減することができる。
【0123】[変更例]図15は、この発明の実施の形
態4の変更例の構成を概略的に示す図である。図15に
おいては、図10に示す位相比較回路20が、スキャン
レジスタ回路30の出力信号を受けて転送するように配
置される。この位相比較回路20は、選択信号SFTD
R<1:0>に従ってメモリクロック信号MCLK、非
同期制御信号PTXおよびフリップフロップFnの出力
信号のいずれかを選択する選択回路21と、転送クロッ
ク信号CLKDRに従って選択回路21の出力信号を取
込みラッチするフリップフロップ22を含む。
【0124】この図15に示す構成において他の構成
は、図13に示す構成と同じであり、対応する部分には
同一参照番号を付し、その詳細説明は省略する。
【0125】この図15に示す構成の場合、位相比較回
路の出力信号を転送する信号転送経路を、スキャンレジ
スタ回路30の有効/無効データを転送する経路と同じ
スキャンパスを利用することができる。したがって、位
相比較回路の出力信号を転送する経路とスキャンレジス
タ回路30の信号転送経路とを別々に設ける必要がな
く、外部の信号転送経路の占有面積を低減することがで
きる。
【0126】以上のように、この発明の実施の形態4に
従えば、メモリの入力ノードそれぞれに対応するテスト
信号/データの有効/無効を決定するデータをシリアル
に転送するスキャンレジスタ回路の信号/データ転送経
路にメモリクロック信号と非同期制御信号の位相差を検
出する位相比較回路を構成するフリップフロップを介挿
しており、内部信号を転送する経路の信号配線数を低減
することができ配線占有面積を低減することができる。
また、フリップフロップを有効/無効データ転送と位相
差検出とに利用することができ、回路構成要素数を低減
することができ、テスト回路に要する面積を低減するこ
とができる。
【0127】[実施の形態5]図16は、この発明の実
施の形態5に従う半導体集積回路装置の要部の構成を概
略的に示す図である。図16に示す構成においては、ス
キャンレジスタ回路30内のフリップフロップF0−F
nそれぞれの前段に、マルチプレクサMXP0−MXP
nが設けられる。これらのマルチプレクサMXP0−M
XPnは、それぞれ、メモリ3の出力バッファOB0−
OBnに対応して設けられ、選択信号SFTDRに従っ
て、対応の出力データビットQ0−Qnを選択して次段
のフリップフロップF0−Fnに伝達する。これらのマ
ルチプレクサMXP0−MXPnは、また、このスキャ
ンレジスタ回路30を介して転送されるシリアル入力信
号SIを選択信号SFTDRに従って選択する。これら
のマルチプレクサMXP0−MXPnにより、シリアル
入力信号SIおよびメモリ3からの出力データビットQ
0−Qnの一方を選択して転送することにより、出力デ
ータの転送経路を簡略化することができる。
【0128】また、メモリ3の入力ノードの有効/無効
状態を決定する有効/無効データと同一経路を用いて、
メモリ3の読出データを転送することにより、テスト時
のデータ転送経路の占有面積を低減することができる。
【0129】さらに、選択信号SFTDRにより、マル
チプレクサMXP0−MXPnにより、メモリ3からの
出力データビットQ0−Qnを選択する。この状態で、
転送クロック信号(取込指示信号)CLKDRにより、
フリップフロップF0−FnによりデータビットQ0−
Qnを取込むことにより、アクセス時間を測定すること
ができる。すなわちこの転送クロック信号CLKDRを
ゲーティング信号として利用することにより、メモリ3
からメモリクロック信号MCLKに同期して読出された
データのアクセス時間を測定することができる。
【0130】すなわち、図17に示すように、メモリク
ロック信号MCLKに同期してデータ読出を指示するリ
ードコマンドを与え、ゲーティング信号として転送クロ
ック信号CLKDRの立上がりタイミングを変化させ
て、スキャンレジスタ回路30においてメモリ3から読
出されるデータQを取込む。時刻Taにおいて、有効デ
ータが取込まれたと判定されると、このメモリクロック
信号MCLKの立上りから、有効データ出力時の時刻T
aまでの時間tACを、このメモリ3のアクセス時間と
して決定することができる。
【0131】なお、図17に示す信号波形図において、
メモリ3からのデータQが、メモリクロック信号MCL
Kの立上がりに同期して出力されるように示される。し
かしながら、このメモリ3からのデータQは、メモリク
ロック信号MCLKの立上がり時に有効状態となり、内
部でメモリクロック信号MCLKのLレベルのときに出
力される構成が用いられてもよい。この場合において
も、有効データが出力されるタイミングを測定する方法
は同じであり、転送クロック信号CLKDRをゲーティ
ング信号としてさまざまなタイミングでスキャンレジス
タ回路30内のフリップフロップF0−Fnにデータビ
ットQ0−Qnを取込み、書込データと同じ読出データ
が取込まれたタイミングを測定する。
【0132】なお、この図16に示す構成において、ス
キャンレジスタ回路30に含まれるフリップフロップF
0−Fnと、メモリ3の読出データビットQ0−Qn
は、同一ビット数であるとしている。しかしながら、こ
のスキャンレジスタ回路30に含まれるフリップフロッ
プの数は、最小限、メモリ3の読出データビットQ0−
Qnの数と等しければよく、このスキャンレジスタ回路
30に含まれるフリップフロップの数は、メモリ3から
読出されるデータビットQ0−Qnの数より多くてもよ
い。スキャンレジスタ回路30は、スキャンパスを構成
するため、順次取り込んだ信号を転送することにより、
外部のテスタで、メモリ3から読出されたデータをビッ
ト単位で識別することができる。
【0133】図18は、メモリクロック信号MCLKと
転送クロック信号CLKDRの位相差を測定する態様を
示す図である。この図18に示す手法により位相差を測
定するためには、図10に示す位相比較回路20を利用
する。図10に示す構成において、フリップフロップ2
2は、メモリクロック信号MCLKをゲーティング信号
CLKDRに同期して取込んでいる。したがって、メモ
リクロック信号MCLKの立上がり時点を基準時点Tr
efとして、この転送クロック信号CLKDRの立上が
りをシフトさせて、メモリクロック信号MCLKを取込
む。転送クロック信号CLKDRは、外部のテスタにお
いてメモリクロック信号MCLKの立上がりを基準とし
て、その立上がりタイミングを変更する。
【0134】したがって、時刻Tbにおいて、この転送
クロック信号CLKDRの立上がりタイミングでメモリ
クロック信号MCLKが立上ると判定されると、メモリ
クロック信号MCLKの立上がりタイミングのずれ(T
b−Tref−tCLK)により、このメモリクロック
信号MCLKと転送クロック信号CLKDRの実際の位
相差を測定することができる。
【0135】このメモリクロック信号MCLKと転送ク
ロック信号CLKDRの実際の位相差を測定することに
より、テスタでのアクセス時間の設定値と実際の位相差
とからアクセス時間tACを補正して、正確なアクセス
時間を測定することができる。すなわち、測定アクセス
時間はテスタにおいて設定されたアクセス時間であり、
この測定アクセス時間を実際のメモリクロック信号と転
送クロック信号(ゲーティング信号)との位相差で補正す
ることにより、配線遅延などの影響を補償して正確にア
クセス時間を決定することができる。
【0136】以上のように、この発明の実施の形態5に
従えば、メモリから読出されたデータをシリアルスキャ
ンパスに取込んで順次転送するように構成しており、メ
モリのアクセス時間を正確に測定することができる。ま
た、メモリの入力ノードの有効/無効を示すデータを転
送するスキャンレジスタ回路をメモリから読出されたデ
ータを転送するスキャンパスとして利用しており、セッ
トアップ/ホールド時間測定用の経路とアクセス時間測
定用の経路を別々に設ける必要がなく、テスト回路の占
有面積を低減することができる。
【0137】また、メモリクロック信号と転送クロック
信号(ゲーティング信号)との位相差を検出して、アクセ
ス時間を補償することにより、高精度でアクセス時間を
測定することができる。
【0138】[実施の形態6]図19は、この発明の実
施の形態6に従う半導体集積回路装置の全体の構成を概
略的に示す図である。この図19に示す構成において
は、ロジック回路2に対して、JTAGテスト回路45
が設けられる。このJTAGテスト回路45は、バウン
ダリスキャンレジスタを利用してロジック回路2に対し
て内部状態をテストする回路であり、IEEE114
9.1において規格化されている。このJTAGテスト
回路45は、ジョイント・テスト・アクション・グルー
プJTAGにより提案されて規格化されたテスト手法を
行なう。JTAGテストは、半導体装置のすべての外部
入出力端子を順次シリアルに走査してテストデータの入
出力を行ない、この半導体装置の内部機能および実装プ
リント回路基板のテストを行なう方法である。この構成
については後に説明する。
【0139】一方、メモリ3のセットアップ/ホールド
時間およびアクセス時間をテストするための構成とし
て、無効データ発生回路6においては、このJTAGテ
ストにおいて一般に用いられるバウンダリスキャンレジ
スタBSRでスキャンパス52を形成する。このスキャ
ンパス52において、有効/無効データのシリアル転送
を行ないラッチする。修飾回路50は、メモリ3の入力
ポートそれぞれに対応して設けられるEXOR回路を含
み、このスキャンパス52において格納された有効/無
効データに従って、テスト回路5から与えられるテスト
信号を修飾して選択回路7を介してメモリ3へ与える。
【0140】このスキャンパス52に対しては、またメ
モリ3からの読出データが転送される。
【0141】バウンダリスキャンレジスタ(BSR)
は、その構成および動作制御がJTAGテスト規格にお
いて標準化されており、標準化された規格に従って有効
/無効データVDを転送するスキャンパス52を形成す
ることにより、制御が容易となる。また、このJTAG
テスト回路45に含まれるバウンダリスキャンレジスタ
をメモリテストのために一部使用することが可能とな
り、セットアップ/ホールド時間およびアクセス時間測
定のための専用の回路の構成要素数を低減することがで
き、占有面積を低減することができる。
【0142】図20は、図19に示すJTAGテスト回
路45の構成を概略的に示す図である。図20におい
て、JTAGテスト回路45は、外部からのテストモー
ドセレクト信号TMSとテストクロック信号TCKとに
従ってテスト動作内容を制御する信号を生成するTAP
コントローラ55と、外部から与えられるテストデータ
入力信号TDIを命令として受けてデコードするインス
トラクションレジスタ56と、シリアルにテストデータ
入力信号TDIを転送するシリアルスキャンパスSCP
を構成するバウンダリスキャンレジスタBSRと、この
スキャンパスSCPの最終段のバウンダリスキャンレジ
スタBSRの出力信号とインストラクションレジスタ5
6の出力信号の一方を選択して、テストデータ出力信号
TDOとして出力するセレクタ57を含む。
【0143】通常、このJTAGテスト回路45におい
ては、スキャンパスSCPをバイパスするためのバイパ
スレジスタと、ユーザがその使用を特定できるオプショ
ンレジスタが設けられている。しかしながら、これらは
図20においては、図面を簡略にするために示していな
い。
【0144】テストデータ入力信号TDI、テストモー
ドセレクト信号TMS、テストクロック信号TCKおよ
びテストデータ出力信号TDOを出力する端子を含む部
分は、テストアクセスポート(TAP)と通常呼ばれ、
JTAGテスト準拠の半導体集積回路装置においては、
標準化されて設けられる。
【0145】スキャンパスSCPを構成するバウンダリ
スキャンレジスタBSRは、内部回路(ロジック回路
2)の入力ノードおよび出力ノードそれぞれに対応して
配置される。シリアルスキャンパスを構成するバウンダ
リスキャンレジスタBSRを介してテストデータ入力信
号TDIを転送することにより、ボード実装レベルにお
いても、各半導体集積回路装置個々に、その動作を検証
することができる。
【0146】TAPコントローラ55は、テストモード
セレクト信号TMSに従ってその状態が更新されるステ
ートマシンであり、テストデータの取込、転送および更
新などの動作を制御する。
【0147】インストラクションレジスタ56はデコー
ド機能を有し、TAPコントローラ55に対する命令ビ
ットを読込みデコードすることにより、内部回路に所望
の機能を実行させる。
【0148】このJTAGテスト回路45は、「通常モ
ード」および「テストモード」を有しており、「通常モ
ード」においては、内部回路(ロジック回路)が、外部
端子(パッド)に結合され外部信号に従って通常動作を行
ない、この通常動作時のロジック回路の入出力信号を、
スキャンパスSCPのバウンダリスキャンレジスタBS
Rに取込むことができる。このバウンダリスキャンレジ
スタBSRに取り込んだ信号をシリアルにスキャンパス
を介して転送することにより、内部回路(ロジック回路)
の動作状態を外部でモニタすることができる。
【0149】「テストモード」時においては、テストデ
ータのシリアル転送を実行する。このときには内部回路
(ロジック回路)は外部ピン端子(パッド)から切り離され
る。テストデータを転送して、内部回路の各ノードにテ
ストデータを設定する。これらのテストデータに従って
内部回路を動作させて、動作結果を再びバウンダリスキ
ャンレジスタに取り込んで外部に転送する。
【0150】図21は、バウンダリスキャンレジスタB
SRの構成の一例を示す図である。図21において、バ
ウンダリスキャンレジスタBSRは、選択信号SHIF
TDRに従って通常入力信号INS(登録商標)および
シリアルに転送されるテストデータSI(TDI)の一
方を選択するマルチプレクサ61と、シフトクロック信
号CLOCKDRに従ってマルチプレクサ61により選
択された信号をラッチするフリップフロップ62と、フ
リップフロップ62の出力信号を更新クロック信号UP
DATDRに従って取込みラッチするフリップフロップ
63と、テストモード選択信号TMODEに従って入力
信号INSおよびフリップフロップ63のラッチ信号の
1つを選択するマルチプレクサ64を含む。
【0151】バウンダリスキャンレジスタBSRが、入
力パッドに対応して配置され、外部から与えられる信号
を内部回路へ伝達する入力セルの場合、この外部から与
えられる入力信号INSを、通常動作モード時内部信号
OUSとして内部回路(ロジック回路)に転送する。
【0152】一方、このバウンダリスキャンレジスタB
SRが、出力ノードに対応して配置される出力セルの場
合には、入力信号INSは内部の回路(ロジック回路)
から出力される信号であり、信号OUSが、通常動作モ
ード時においてパッドに伝達される信号である。
【0153】テストモード選択信号TMODEは、イン
ストラクションレジスタ56に格納される命令またはテ
ストモードセレクト信号TMSに従って指定されて、T
APコントローラ55の制御の下に設定される信号であ
る。通常動作モード時には、このマルチプレクサ64
は、信号INSを選択して、出力信号OUSを生成す
る。一方、テストモード時においては、このマルチプレ
クサ64は、フリップフロップ63の出力信号を選択
し、内部回路を外部の端子(パッド)から分離する。
【0154】選択信号SHIFTDRは、シフトクロッ
ク信号であり、この選択信号SHIFTDRが活性化さ
れると、シリアル入力信号SIが選択されてフリップフ
ロップ62を介して次段のバウンダリスキャンレジスタ
BSRへ伝達される。したがって、この選択信号SHI
FTDRを活性化してクロック信号CLOCKDRを繰
返しトグルすることにより、テスト入力データTDIを
シリアル入力信号SIとして順次スキャンパスSCPを
転送することができる。
【0155】フリップフロップ63へ与えられる更新ク
ロック信号UPDATDRは、バウンダリスキャンレジ
スタBSRの格納データ(信号)を固定するための信号
である。更新クロック信号UPDATDRが活性化され
ると、このバウンダリスキャンレジスタBSRのフリッ
プフロップ62に格納されたデータをフリップフロップ
63においてラッチする状態となり、マルチプレクサ6
4を介して出力信号OUSとして出力される。
【0156】転送クロック信号CLOCKDRは、テス
トクロック信号TCKに基づいて生成されるクロック信
号である。先の実施の形態において信号ゲーティング用
の信号CLKDRがこの転送クロック信号に対応する。
【0157】本実施の形態6においては、スキャンパス
52のシリアルに接続されるバウンダリスキャンレジス
タBSRにおいて、このフリップフロップ62を、有効
/無効データを転送するためのスキャンレジスタ回路3
0を構成するフリップフロップF0−Fnとして利用
し、フリップフロップ63を、有効/無効データVDを
格納するレジスタ回路6b0−6bnとして利用する。
【0158】JTAGテスト準拠の規格に従って、メモ
リ3のセットアップ/ホールド時間およびアクセス時間
の測定を行なうことができる。通常、転送クロック信号
CLOCKDRは、テストクロック信号TCKに同期し
て生成される。したがって、メモリ3へ与えられるクロ
ック信号MCLKとテストクロック信号TCKを、それ
ぞれ個々に生成することにより、必要なタイミングでメ
モリクロック信号MCLKおよび非同期制御信号PTX
を取込み、これらの信号の位相差を検出することがで
き、また転送クロック信号CLOCKDRとメモリクロ
ック信号MCLKの位相差をも検出することができる。
【0159】次に、このバウンダリスキャンレジスタB
SRにおいては、3つの状態が、基本的な状態として設
定することができる。1つは、獲得(Capture)
ステートであり、この状態においては、内部ノードに与
えられた信号INSを取込むことができる。別の状態
は、シフト状態であり、このシフト状態においては、マ
ルチプレクサ61およびフリップフロップ62を介して
スキャンパスが形成され(バウンダリスキャンレジスタ
がシフトレジスタを構成し)、転送クロック信号CLO
CKDRに従って、シリアルスキャンパスを介してテス
トデータ信号が転送される。
【0160】3つ目の状態は、更新(Update)ス
テートである。この更新ステートにおいては、フリップ
フロップ62の出力信号がフリップフロップ63により
ラッチされ固定的に保持される。この更新ステートにお
いてフリップフロップ63によりラッチされた内容は、
そのバウンダリスキャンレジスタBSRの出力に現われ
る。この更新ステートにより、JTAGテストにおいて
内部ノードをテスト信号に対応する状態に設定すること
ができる。
【0161】したがって、このバウンダリスキャンレジ
スタBSRにおいて、フリップフロップ62がシリアル
にデータ/信号を転送するためのシフトレジスタを構成
し、フリップフロップ63が、データをラッチするラッ
チ回路を構成する。フリップフロップ63を、有効/無
効データをラッチするレジスタ回路6b0−6bnとし
て利用し、またフリップフロップ62を、有効/無効デ
ータを転送するスキャンレジスタ回路のレジスタとして
F0−Fnとして利用することにより、簡易な回路構成
で、有効/無効データの転送を行なうことができる。
【0162】すなわち、JTAGテスト規格に従って、
各バウンダリスキャンレジスタBSRをシフトステート
に設定して有効/無効データを転送し次いで、これらの
バウンダリスキャンレジスタBSRを更新ステートに設
定することにより、有効/無効データをバウンダリスキ
ャンレジスタBSRに格納することができる。このスキ
ャンパス52のデータの転送およびラッチの制御がJT
AGテストにより標準化されており、制御構成として
は、このJTAGテスト規格に従った構成を利用するこ
とができ、この無効データ発生回路の設計効率が改善さ
れる。
【0163】[変更例]図22は、この発明の実施の形
態6の変更例の構成を概略的に示す図である。この図2
2に示す構成においては、ロジック回路2に対し、シリ
アル信号/データ転送経路を構成するスキャン回路70
a−70dが設けられる。図22においてはロジック回
路2を取り囲むようにスキャン回路70a−70dが配
置されるように示す。これらのスキャン回路70aー7
0dは、ロジック回路2の入出力ノード(パッド)に対
応して配置されるバウンダリスキャンレジスタを含むこ
とが要求されるだけであり、特にこのロジック回路2を
取り囲むようにスキャン回路を配置することは要求され
ない。ここでは、ロジック回路2に対してスキャンパス
が形成されまた、このスキャンパスをメモリのテストの
ために使用することを示すために、これらのスキャン回
路70aー70dがロジック回路2を取り囲むように配
置されるように示す。
【0164】これらのスキャン回路70a−70dに対
し、テストアクセスポートTAPを介して、テスト入力
データTDI、およびテスト出力データTDOが入出力
される。また、これらのスキャン回路70a−70dに
対しTAPコントローラ55が設けられ、このTAPコ
ントローラ55に対しては、テストアクセスポートTA
Pから、テストモードセレクト信号TMSおよびテスト
クロック信号TCKが与えられる。
【0165】この図22に示す構成においては、ロジッ
ク回路2に対するテストデータのシリアル転送経路を構
成するスキャンパスにおいて、スキャン回路70bを介
してロジック回路2は、メモリ3と信号/データの授受
を行なう。すなわち、スキャン回路70bはメモリ3に
対するロジックの入出力ノードに対して配置される入力
セルおよび出力セルを含む。スキャン回路70bを介し
てロジック回路2からの信号および書込データが選択回
路7へ与えられる。この選択回路7へは、また修飾回路
50からの修飾データが与えられる。この修飾回路50
のデータの有効/無効を示すために、スキャン回路70
cが、有効/無効データシフトおよび設定回路として利
用される。
【0166】この図22に示す構成の場合、メモリ3か
らの読出データが、またスキャン回路70bおよび70
cにより取込まれ、このスキャン回路70dを介して外
部へ出力される。
【0167】したがって、この図22に示す構成の場
合、TAPコントローラ55を利用して、メモリ3に対
する信号/データに対する有効/無効データの設定を行
なうことができ、またメモリ3から読出されたデータの
取込を行なうことができる。
【0168】さらに、通常の動作モード時において、選
択回路7を、ロジック回路2の出力信号を選択する状態
に設定した場合、メモリ3からの読出データはこの選択
回路7をバイパスしてスキャン回路70bおよび70c
に伝達されるため、ロジック回路2からの命令/制御信
号に従ってメモリ3へのデータの書込および読出が行な
われたか否かを識別することができ、いわゆるバウンダ
リスキャンテストを利用して、このロジック回路2とメ
モリ3の間の接続をテストすることができる。
【0169】なお、図22に示す構成において、スキャ
ン回路70cにより有効/無効データが設定されるよう
に示している。しかしながら、メモリ3からの書込デー
タのビット幅および読出データのビット幅は同じである
ため、スキャン回路70bの一部または全部を利用して
修飾回路50に対する有効/無効データVDが設定され
てもよい。
【0170】以上のように、この発明の実施の形態6に
従えば、有効/無効を決定するデータを転送する回路お
よびラッチする回路を、JTAGテスト回路と同様の、
IEEE規格に準拠するバウンダリスキャンのレジスタ
回路を用いて構成しており、回路占有面積を低減するこ
とができ、またロジックとメモリの接続テストを同様、
バウンダリスキャンテストにより実行することができ
る。
【0171】[実施の形態7]図23は、この発明の実
施の形態7に従う半導体記憶装置の要部の構成を概略的
に示す図である。この図23に示す構成においては、ス
キャンレジスタ回路30において、シリアルに信号/デ
ータを転送するシフトレジスタを構成するフリップフロ
ップFa−Fcが設けられる。
【0172】これらのフリップフロップFa−Fcそれ
ぞれに対応して、部分修飾信号発生回路50a−50c
が設けられる。これらの部分修飾信号発生回路50a−
50cは、それぞれ、各々が有効/無効データを格納す
る複数のレジスタを含む。図23においては、部分修飾
信号発生回路50bの構成を代表的に示す。
【0173】図23においては、部分修飾信号発生回路
50bの4つのレジスタ6b0−6b3が、それぞれ、
メモリの入力ノードそれぞれに対する信号の有効/無効
を設定する有効/無効データを格納する。
【0174】これらのレジスタ6b0−6b3へは、更
新クロック信号UPDT00−UPDT11が与えられ
る。レジスタ6b0−6b3に共通に、選択回路80が
設けられる。この選択回路80は、外部のテスト装置か
ら与えられる2ビットのレジスタ選択信号TMSEL<
1:0>に従って、対応のフリップフロップFbの出力
信号を、4つのレジスタ6b0−6b3の1つに転送す
る。これらのレジスタ6b0−6b3は、それぞれ更新
クロック信号UPDT00−UPDT11の活性化時与
えられた信号を取込みラッチする。したがって、更新ク
ロック信号UPDT00−UPDT11は、この選択信
号TMSEL<1:0>に従って活性化される。すなわ
ち、レジスタ6b0ー6b3のうち選択回路80により
選択されたレジスタに対し、更新クロック信号UPDT
00−UPDT11が活性化される。
【0175】レジスタ6b0−6b3それぞれに対応し
て、非同期制御信号PTXを第1の入力に受けるNAN
D回路6c0−6c3が設けられる。これらのNAND
回路6c0ー6c3は、各々第2の入力に対応のレジス
タ6b0ー6b3の出力信号を受ける。これらのNAN
D回路6c0−6c3の出力信号が、テスト回路の出力
信号を受けるEXOR回路6fへ与えられる。
【0176】この図23に示す構成においては、スキャ
ンレジスタ回路30においてシリアルにデータを転送す
るフリップフロップそれぞれに対応して複数の有効/無
効データを格納するレジスタ6b0−6b3が設けられ
る。したがって、スキャンレジスタ回路30の信号/デ
ータの転送を行なうフリップフロップの数を低減するこ
とができ、回路占有面積を低減することができる。
【0177】なお、この図23に示す構成において、選
択回路80が選択動作を行なったときに対応のレジスタ
6b0−6b3が、それぞれ与えられたデータをラッチ
する。したがって、このレジスタ6b0−6b3へは、
更新クロック信号UPDT00−UPDT11とレジス
タ選択信号TMSEL<1:0>の論理積をとった信号
が与えられ、選択レジスタのみが、対応の更新クロック
信号UPDT00−UPDT11に従って与えられた信
号を取込む。
【0178】また、スキャンレジスタ回路30は、バウ
ンダリスキャンレジスタBSRを用いて構成されてもよ
い。レジスタ6b0−6b3については、バウンダリス
キャンレジスタBSRと異なる専用のレジスタ回路が用
いられる。また、1つのフリップフロップFに対応して
配置されるレジスタの数は4に限定されず、他の数であ
ってもよい。
【0179】以上のように、この発明の実施の形態7に
従えば、有効/無効のデータを転送するスキャンレジス
タ回路において1つのシフトレジスタ(フリップフロッ
プ)に対して複数の有効/無効データを格納するレジス
タを設けており、この有効/無効データを転送するため
のシフトレジスタの数を低減することができ、エリアペ
ナルティを小さくすることができる。
【0180】[実施の形態8]図24は、この発明の実
施の形態8に従うテストインターフェイス回路の構成を
概略的に示す図である。このテストインターフェイス回
路(TIC)は、1ビットのテストデータTDIから、
メモリ3に対する256ビットのデータを生成してメモ
リ3へ与える。この256ビットの書込データを生成す
る際に、シリアル入力SIを介して与えられるデータに
従って1ビットのデータを修飾して所望のデータパター
ンを有する書込データを生成する。
【0181】また、メモリ3から読出された256ビッ
トのデータMDOを、8ビット単位のテスト出力データ
TDOに変換して、順次テストクロック信号に同期して
出力する。
【0182】混載メモリにおいては、少ない端子数でメ
モリを外部から直接アクセスしてテストをするために、
上述のようなテストインターフェイス回路が配置される
ことがある。本実施の形態8においては、このテストイ
ンターフェイス回路を利用して信号/データのセットア
ップ/ホールド時間を測定する。
【0183】図24において、テストインターフェイス
回路は、信号切換回路4から内部バス90を介して与え
られるテストアドレス信号TADDおよびテストコマン
ドTCMDをテストクロック信号TCLKに従って転送
する信号テスト回路102と、この信号テスト回路10
2から与えられるテストアドレス信号TADDおよびテ
ストコマンドTCMDを、非同期制御信号PTXに従っ
てこれらの有効期間を変更して出力する無効化信号発生
回路104と、信号切換回路4から内部バス90を介し
て与えられる1ビットのテストデータをテストクロック
信号TCLKに従って転送するデータテスト回路106
と、データテスト回路106からの1ビットのテストデ
ータTDIから256ビットのテストデータを生成し、
かつ非同期制御信号PTXに従ってこれらの256ビッ
トのテストデータの有効期間をビット単位で選択的に設
定する無効データ発生回路108を含む。
【0184】この無効データ発生回路108は、1ビッ
トのテストデータTDIを、256ビットのテストデー
タに拡張するためのシフトレジスタ回路と、このシフト
レジスタ回路に格納されたデータに従って、256ビッ
トのデータパターンを設定するゲート回路を含む。
【0185】無効化信号発生回路104の出力信号は、
マルチプレクサ7aに与えられ、無効データ発生回路1
08の出力データは、マルチプレクサ7bに与えられ
る。これらのマルチプレクサ7aおよび7bは、ロジッ
ク回路2から与えられるロジックアドレス信号LADD
およびロジックコマンドLCMDと無効化信号発生回路
104および無効データ発生回路108の出力信号/デ
ータの一方を、テストモード指示信号MTESTに従っ
て選択してメモリ3へ与える。
【0186】メモリ3から読出される256ビットのデ
ータMDOは、テスト出力回路110により、テストク
ロック信号TCLKに従って8ビット単位で信号切換回
路4を介して外部のテスタへ転送される。メモリ3から
読み出されたデータMDOは、通常動作モード時におい
てデータ読出時の伝播遅延を低減するためにマルチプレ
クサを介することなくロジック回路2へも与えられる。
しかしながら、このロジック回路2に対するメモリ3か
らのデータMDOの転送経路は示していない。
【0187】また、外部から与えられるテストコマンド
は、複数の制御信号のクロック信号のエッジにおける論
理レベルの組合せにより与えられ、テストインターフェ
イス回路内においてデコードされてメモリ3にデコード
後の動作モード指示信号が与えられてもよい。また、外
部のテスタから、直接、デコード後の動作モード指示信
号がテストコマンドTCMDとして与えられてもよい。
この構成の場合には複数の動作モード指示信号のひとつ
が活性化される。
【0188】この図24に示すテストインターフェイス
回路においては、テストアドレス信号TADDおよびテ
ストコマンドTCMDに対しても無効化信号発生回路1
04が設けられており、テスタアドレス信号TADDの
各ビットおよびテストコマンドTCMDの各制御信号に
対し、セットアップ/ホールド時間を変更することがで
きる。したがって、不良発生時においても、いずれの信
号においてセットアップ/ホールド不良が生じたかを特
定することができ、マスク改訂時などにおいて、その特
定された不良原因に対する対策を取ることができる。
【0189】図25は、図24に示す無効化信号発生回
路104の構成を概略的に示す図である。信号テスト回
路102およびデータテスト回路106は、先の図3に
示す構成と同様の構成を備える。
【0190】図25において、無効化信号発生回路10
4は、テストアドレス信号TADDに対して設けられる
テストアドレス無効化回路104aと、テストコマンド
TCMDに対して設けられるテストコマンド無効化回路
104bを含む。図25においては、1ビットのテスト
アドレスT信号ADDiに対して設けられるテストアド
レス無効化回路の構成と、テストコマンドTCMDに含
まれる1つのコマンド信号TCMDjに対して設けられ
るテストコマンド無効化回路の構成を代表的に示す。
【0191】テストアドレス無効化回路104aは、テ
ストアドレス信号ビットTADDiを、テストクロック
信号TCLKに従って半クロックサイクル遅延して伝達
するラッチ回路114aと、テストセットアップ指示信
号TMSUPに従って信号テスト回路102から転送さ
れるテストアドレス信号ビットTADDiとラッチ回路
114aの出力するラッチ信号の一方を選択するマルチ
プレクサ114bと、マルチプレクサ114bの出力信
号を反転するインバータ114cと、このテストアドレ
ス信号ビットTADDiを無効化/有効化するためのデ
ータVDaを格納するレジスタ114dと、非同期制御
信号PTXとレジスタ114dに格納されたVDaとを
受けるNAND回路114eと、インバータ114cの
出力信号ZTADDiとNAND回路114eの出力信
号とを受けてメモリへ転送されるテストアドレス信号ビ
ットTEADiを生成するEXOR回路114fを含
む。
【0192】テストコマンド無効化回路104bは、テ
ストコマンド信号TCMDjをテストクロック信号TC
LKに従って半クロックサイクル遅延して伝達するラッ
チ回路124aと、テストセットアップ指示信号TMS
UPに従って信号テスト回路102から与えられるテス
トコマンド信号TCMDjとラッチ回路124aのラッ
チ信号の一方を選択するマルチプレクサ124bと、マ
ルチプレクサ124bの出力信号を反転するインバータ
124cと、テストコマンド信号TCMDjの有効/無
効化を決定するデータVDcを格納するレジスタ124
dと、レジスタ124dの格納データVDcと非同期制
御信号PTXとを受けるNAND回路124eと、イン
バータ124cの出力信号ZTCMDjとNAND回路
124eの出力信号とを受け、メモリへ伝達されるテス
トコマンド信号TECMDjを生成するEXOR回路1
24fを含む。
【0193】この図25に示すテストアドレス無効化回
路104aおよびテストコマンド無効化回路104bの
構成は、先の図4において示した無効データ発生回路6
の構成と同様であり、レジスタ114dおよび124d
に設定されたデータVDaおよびVDcに従って非同期
制御信号PTXを選択的に有効化して、テストアドレス
信号TADDiおよびテストコマンド信号TCMDj
を、有効化された非同期制御信号PTXに従ってその有
効ウィンドウ幅(テストクロックTCLKに対する)を
変更する。
【0194】この図25に示す構成においては、テスト
アドレス信号TADDに対して設けられるレジスタ11
4dとテストコマンドTCMDに対して設けられるレジ
スタ124dが、シリアルにデータVDINを順次伝達
するシリアルスキャンパスを構成し、シリアルに伝達さ
れるデータVDINを順次転送して対応のデータを格納
することにより有効/無効制御データが各信号に対して
設定される。これらのレジスタ114dおよび124d
が、シフトレジスタを構成してもよい。
【0195】図26は、図24に示す無効データ発生回
路108の構成を概略的に示す図である。図26におい
て、無効データ発生回路108は、テストデータビット
TEDI0−TEDI255に対し共通に設けられるゲ
ート回路108bと、このゲート回路108bの出力信
号XUPとデータテスト回路106からの1ビットのテ
ストデータTDIとに従って、対応のテストデータビッ
トTEDIkを形成するデータビット無効化回路108
aを含む。
【0196】このデータビット無効化回路108aは、
テストデータビットTEDI0−TEDI255それぞ
れに対応して配置されるが、図26においてはテストデ
ータビットTEDIkに対して配置されるテストデータ
ビット無効化回路108aを代表的に示す。
【0197】データビット無効化回路108aは、テス
トデータTDIをテストクロック信号TCLKに従って
半クロック遅延して転送するラッチ回路118aと、テ
ストセットアップ指示信号TMSUPに従ってテストデ
ータTDIとラッチ回路118aの出力データの一方を
選択するマルチプレクサ118bと、マルチプレクサ1
18bの出力データを反転するインバータ118cと、
対応のデータビットTEDIkの有効/無効を設定する
データを格納するレジスタ118dと、レジスタ118
dの格納データVDdとゲート回路108bの出力信号
XUPとを受けるNAND回路118eと、インバータ
118cの出力信号ZTDiとNAND回路118eの
出力信号とを受けてテストデータビットTEDIkを生
成するEXOR回路118fを含む。
【0198】レジスタ118dは、シフトレジスタを構
成し、この有効/無効を設定するデータVDdは、テス
トデータビットTEDI0−TEDI255に対して、
このシフトレジスタにより構成されるシリアルスキャン
パスを順次転送してビット単位で設定される。
【0199】ゲート回路108bは、テストセットアッ
プ指示信号TMSUPがLレベルのときには、その出力
信号XUPをHレベルに固定し、テストデータビットに
対する有効ウィンドウ幅を固定する。一方、テストセッ
トアップ指示信号TMSUPがHレベルのときには、ゲ
ート回路108bは、バッファ回路として動作し、その
出力信号XUPを非同期制御信号PTXに従って変化さ
せる。
【0200】すなわち、テストセットアップ指示信号T
MSUPがLレベルのときには、レジスタ118dに格
納されたデータVDdに従ってテストデータビットTD
Iを修飾してテストデータビットTEDIkを生成す
る。したがって、さまざまなデータパターンを、このモ
ード時においては生成することができる。
【0201】一方、テストセットアップ指示信号TMS
UPがHレベルのときには、非同期制御信号PTXに従
って、テストデータビットTEDIkの有効ウィンドウ
幅が変更される。このとき、テストデータのパターン
は、テストデータTDIに従って固定されるものの、テ
ストデータビットTEDI0−TEDI255それぞれ
のセットアップ/ホールド時間を測定することができ
る。
【0202】図27は、無効データ発生回路108の出
力するテストデータビットと各レジスタの対応関係を示
す図である。無効データ発生回路108においては、テ
ストデータビットTEDI0−TEDI255それぞれ
に対応して、レジスタ118d<0>−118d<25
5>が配置される。これらのレジスタ118d<0>−
118d<255>が、シフトレジスタを構成し、1ビ
ットのシリアル入力データSIを順次転送して、それぞ
れデータパターン設定のためのデータまたは有効ウィン
ドウ幅変更のためのデータを格納する。
【0203】ゲート回路108bの出力信号XUPが、
これらのテストデータビットTEDI0−TEDI25
52共通に与えられ、それぞれ1ビットのテストデータ
TDIと各レジスタ118d<0>−118d<255
>の格納データとに従って、テストデータビットTED
I0−TEDI255が生成される。次に、この図24
から図27に示すテストインターフェイス回路の動作に
ついて、図28に示すタイミング図を参照して説明す
る。
【0204】図28において、テストセットアップ指示
信号TMSUPを、Lレベルに設定する。この場合、図
25に示すマルチプレクサ114bおよび124bは、
それぞれ、テストアドレス信号TADD(アドレス信号
ビットTADDi)およびテストコマンドTCMD(コ
マンド信号TCMDj)を選択する。メモリ回路3へ
は、メモリクロック信号MCLKが与えられる。テスト
クロック信号TCLKは、このメモリ回路3へ与えられ
るメモリクロック信号MCLKと相補なクロック信号で
ある。メモリクロック信号MCLKは、テストクロック
信号TCLKと別の経路により生成される。
【0205】テストクロック信号TCLKに従って、図
24に示す信号テスト回路102およびデータテスト回
路106が、それぞれテストアドレス信号TADDおよ
びテストコマンドTCMDおよびテストデータTDIを
伝達し、テストクロック信号TCLKの立上がりに同期
して、これらのテストアドレス信号TADD、テストコ
マンドTCMDおよびテストデータTDIが変化する。
【0206】非同期制御信号PTXを、テストクロック
信号TCLKの立上がり前に、Hレベルに設定する。非
同期制御信号PTXがHレベルのときには、図25に示
すNAND回路114eおよび124eが、インバータ
として動作し、レジスタ114dおよび124dに格納
されたデータVDaおよびVDcを反転して、EXOR
回路114fおよび124fへそれぞれ伝達する。
【0207】一方、ゲート回路108bの出力信号XU
Pは、テストセットアップ指示信号TMSUPがLレベ
ルであるため、Hレベルに固定され、同様、NAND回
路118eがインバータとして動作し、レジスタ118
dの格納データVDdを反転してEXOR回路118f
に伝達する。
【0208】この状態において、レジスタ114dおよ
び124dに、Lレベルデータが格納されている場合に
は、NAND回路114eおよび124eの出力信号が
Hレベルとなり、EXOR回路114fおよび124f
がインバータとして動作する。一方、このレジスタ11
4dおよび124dに格納されるデータVDaおよびV
Dcが、それぞれHレベルであれば、この非同期制御信
号PTXがHレベルのときには、NAND回路114e
および124eの出力信号はLレベルとなり、EXOR
回路114fおよび124fが、バッファ回路として動
作し、このテストアドレス信号ビットTEADiおよび
テストコマンド信号TECMDjは、転送されたテスト
アドレス信号TADDiおよびテストコマンド信号TC
MDjと論理レベルが反転した状態となる。図28にお
いて、この状態を、符号“/VAL”で示す。
【0209】非同期制御信号PTXを、テストクロック
信号TCLKと非同期でLレベルに立下げると、図25
に示すNAND回路114eおよび124eの出力信号
がHレベルとなり、EXOR回路114fおよび124
fが、インバータ回路として動作し、メモリ回路へ転送
されるテストアドレス信号ビットTEADiおよびテス
トコマンド信号TECMDjは、それぞれ転送されたテ
ストアドレス信号ビットTADDiおよびテストコマン
ド信号TCMDjと同じ論理レベルとなる。図28にお
いては、転送されたテストアドレス信号TADDおよび
テストコマンドTCMDの状態を符号“VAL”で示
す。
【0210】テストアドレス信号ビットTEADiおよ
びテストコマンド信号TECMDjは、図24に示すマ
ルチプレクサ7aを介してメモリ3へ転送される。テス
ト時のアドレス信号ADDおよびコマンドCMDにおい
ては、対応のデータVDaおよびVDcがHレベルのと
きに、非同期制御信号PTXの変化に応答して、各テス
トアドレス信号ビットおよびテストコマンド信号ビット
の論理レベルが変化する。これらのアドレス信号ADD
およびコマンドCMDの有効期間が先の実施の形態1と
同様に、非同期制御信号PTXのLレベル期間により決
定される。
【0211】非同期制御信号PTXが再びHレベルとな
ると、この対応のレジスタ114dおよび124dに格
納されたデータVDaおよびVDcがHレベルのときに
は、再び、このテストアドレス信号ビットTEADiお
よびテストコマンド信号TECMDjが、反転状態(/
VAL)となる。
【0212】一方、テストデータTEDIについては、
NAND回路118eが、Hレベルの信号を、この非同
期制御信号PTXの変化にかかわらず出力するため、テ
ストデータTDIを、レジスタ118dに格納されたデ
ータVDdで修飾した論理レベルとなる。
【0213】すなわち、レジスタ118dに格納された
データVDdがLレベルのときには、NAND回路11
8eの出力信号がHレベルとなり、EXOR回路118
fがインバータとして動作し、テストデータTDIとメ
モリ3へ与えられるテストデータビットTEDIkは同
じ論理レベルとなる。一方、このデータVDdがHレベ
ルのときには、NAND回路118eの出力信号がLレ
ベルとなり、EXOR回路118fがバッファ回路とし
て動作し、このテストデータTEDIkは、インバータ
118cの出力ビットZTDiと同じ論理レベルとな
り、したがって、テストデータTDIの反転論理レベル
となる。
【0214】したがって、テストセットアップ指示信号
TMSUPをLレベルに設定した場合には、データにつ
いては、、レジスタ118d(118d<255:0
>)に格納されたデータに従ってテストデータTDIを
修飾して、テストデータパターンを生成し、一方、テス
トアドレス信号TADDおよびTCMDについては、こ
の非同期制御信号PTXに従って、テストクロック信号
TCLKの立下がりエッジ、すなわちメモリ3に与えら
れるメモリクロック信号MCLKの立上がりに対するセ
ットアップ時間tISおよびホールド時間tIHを設定
する。
【0215】この状態で、データをメモリへ書込み、ま
たメモリ3から読出す。これらの書込データと読出デー
タの論理レベルの一致/不一致に従って、メモリ3に正
常にデータが書込まれて次いで読出されたかの機能テス
トを行ない、不良の有無の判定を行なう。セットアップ
/ホールド不良の検出は、先の実施の形態1の場合と同
様である。
【0216】テストデータの読出は、図24に示すテス
ト出力回路110を用いて、メモリ3からの256ビッ
トの読出データMDOを8ビット単位で読み出すことに
より行われる。このデータ読出のための構成は任意であ
り、外部からの1/32選択用のIOアドレス信号が与
えられ各テスト出力端子毎に1/32選択が行われても
よい。この構成の場合、1つのテストデータ出力端子に
対し32ビットのデータが割り当てられ、IOアドレス
信号に従って、各端子において32ビットのデータから
1ビットのデータが選択される。
【0217】したがって、このテストセットアップ指示
信号TMSUPがLレベルのときには、テストアドレス
信号TADDおよびテストコマンドTCMDの各信号/
ビットについて、セットアップ時間tISおよびホール
ド時間tIH測定の有無をレジスタ114dおよび12
4dに格納されるデータVDaおよびVDcに従って個
別に設定して、個々に、そのセットアップ/ホールド不
良を識別することができる。
【0218】次に、テストセットアップ指示信号TMS
UPがHレベルのときの動作について、図29に示すタ
イミング図を参照して説明する。
【0219】このモード時においては、メモリクロック
信号MCLKとテストクロック信号TCLKは同相のク
ロック信号である。この場合、図28に示すように、メ
モリクロック信号MCLKとテストクロック信号TCL
Kが別々の経路を介して与えられる場合には、外部にお
いて、これらのテストクロック信号TCLKおよびメモ
リクロック信号MCLKを同相のクロック信号とする。
【0220】テスト時においては、テストクロック信号
TCLKのみが利用可能であり、メモリ3に対しては、
テストクロック信号TCLKを、メモリクロック信号M
CLKとして与える場合がある。これは、図7および図
8に示す状態に対応する。
【0221】テストセットアップ指示信号TMSUPを
Hレベルに設定すると、図25に示すマルチプレクサ1
14bおよび124bと、図26に示すマルチプレクサ
118bが、それぞれラッチ回路114a、124aお
よび118aの出力信号を選択する。ラッチ回路114
aは、テストクロック信号TCLKがHレベルのときに
はラッチ状態にあり、一方、テストクロック信号TCL
KがLレベルとなるとスルー状態となる。
【0222】したがって、テストクロック信号TCLK
に従って、テストアドレス信号TADDおよびテストコ
マンドTCMDおよびテストデータTDIが変化し、こ
のテストクロック信号TCLKの立下がりに同期して、
ラッチ回路114a、124aおよび118aの出力信
号が変化し、補のテストアドレス信号ZTADD、補の
テストコマンドZTCMDおよび補のテストデータZT
DIが、それぞれ確定状態/VALおよび/DATAと
なる。
【0223】テストセットアップ指示信号TMSUPは
Hレベルであるため、図26に示すゲート回路108b
の出力信号XUPは、非同期制御信号PTXに従って変
化する。したがってレジスタ114d、124dおよび
118dに格納されるデータVDa、VDcおよびVD
dが、Hレベルに設定されている場合には、非同期制御
信号PTXがHレベルのときには、EXOR回路114
f、124fおよび118fが、NAND回路114
e、124eおよび118eからLレベルの信号を受け
て、バッファ回路として動作する。したがって、この状
態においては、メモリ3へ与えられるアドレス信号AD
DおよびコマンドCMDおよび書込データDINは、反
転状態/VALおよび/DATAとなる。
【0224】データVDaおよびVDcおよびVDdが
Hレベルに設定されているときに、非同期制御信号PT
XがLレベルに立下がると、NAND回路114e、1
24eおよび118eが、Hレベルの信号を出力し、E
XOR回路114f、124fおよび118fがインバ
ータとして動作し、メモリ3へ与えられるアドレス信号
ADD、コマンドCMDおよび書込データDINが、テ
ストコマンドTCMD、テストアドレス信号TADDお
よびテストデータTDIと同じ論理レベルとなる。
【0225】非同期制御信号PTXを再びHレベルに立
上げた場合には、再び、データVDa、VDcおよびV
DdがHレベルのときには、メモリ3に対するアドレス
信号ADD、コマンドCMDおよび書込データDin
は、転送されたテストアドレス信号TADD、テストコ
マンドTCMDおよびテストデータTDIの論理レベル
を反転した論理レベルとなる。
【0226】非同期制御信号PTXの立下がり時点およ
び立上がり時点を、テストクロック信号TCLKの立上
がり時点に対して変更することにより、このテストコマ
ンドの各信号およびテストアドレス信号TADDの各ビ
ットおよび入力データDINの各ビットのセットアップ
時間tISおよびホールド時間tIHを変更することが
できる。
【0227】この状態で、正確にメモリ3に対してデー
タの書込/読出が行なわれたかを判定することにより、
データのセットアップ/ホールド不良、コマンドおよび
アドレス信号のセットアップ/ホールド不良を個別に識
別することができる。
【0228】データVDa、VDcおよびVDdがLレ
ベルに設定されている場合には、NAND回路114
e、124e、118eの出力信号は、非同期制御信号
PTXの論理レベルにかかわらずHレベルであり、テス
トアドレス信号TADD、テストコマンドTCMDおよ
びテストデータTDIと同じ論理レベルの信号/ビット
が、テストクロック信号TCLKの立下がりに同期して
メモリ3に転送される。
【0229】なお、入力データDINのセットアップ/
ホールド時間を測定する場合には、レジスタ118dに
格納されるデータが、セットアップ時間/ホールド時間
の測定対象とするか否かを示すデータとして用いられ
る。このときには、テストデータとしては、単一論理レ
ベルのデータ、すなわち1ビットのテストデータTDI
と同じ論理レベルの256ビットのデータがメモリへ与
えられる。
【0230】したがって、このモード時においては、ア
ドレス信号、コマンドおよびデータを、個々に、このセ
ットアップ時間/ホールド時間を検出することが可能な
ようにしており(レジスタに格納されたデータにより個
々に決定される)、セットアップ/ホールドマージンが
不足している場合、どの程度不足しているかをその測定
対象の信号/ビットに対してのみセットアップ/ホール
ド時間を測定することにより識別することができ、マス
ク改訂などの方法により、セットアップ/ホールドマー
ジンを改善するための指標を得ることができる。
【0231】テストコマンドTCMDとしては、先に述
べたように、既にデコードされた動作モード指示信号が
用いられてもよい。すなわち、テストコマンドTCMD
が、行選択動作を指示するロウアクティブ指示信号RA
CT、メモリのプリチャージ動作を指示するプリチャー
ジ指示信号PRC、列選択動作を指定するコラムアクテ
ィブ信号CACT、データ読出を指示する読出指示信号
READ、および書込動作を指示する書込動作指示信号
WRITEが準備され、動作モード時に応じてこれらの
コマンドのうちの1つが活性状態へ駆動されてもよい。
また、これに代えて、通常のロウアドレスストローブ信
号/RAS、コラムアドレスストローブ信号/CAS、
およびライトイネーブル信号WEのメモリクロック信号
CLKの立上がりエッジにおけるこれらの信号の論理レ
ベルにより、動作モードが指定される構成が用いられて
もよい。
【0232】なお、テストデータに対するレジスタ11
8dとテストアドレス信号ビットに対するレジスタ11
4dとテストコマンドに対するレジスタ124dとがシ
フトレジスタを構成し、シリアル入力SINからのデー
タをシリアルに転送して、各レジスタに所望のデータが
設定されてもよい。また、テストアドレス信号およびテ
ストコマンドに対するレジスタが、先のバウンダリレジ
スタBSRを用いて構成されてもよい。
【0233】以上のように、この発明の実施の形態8に
従えば、非同期制御信号PTXの有効/無効状態を設定
するデータをシリアルに転送してレジスタに格納し、ま
たテストセットアップ指示信号に従ってデータに対する
非同期制御信号PTXの有効/無効状態を選択的に設定
しており、コマンド、アドレス信号およびデータのセッ
トアップ/ホールド不良を個々に識別することができ
る。また、1ビットのテスト入力データと8ビットのテ
スト出力データを入出力するだけであり、テスト時使用
されるピン端子数を低減でき、応じて信号切換回路の規
模を低減することができる。
【0234】[実施の形態9]図30は、この発明の実
施の形態9に従う半導体集積回路装置の要部の構成を概
略的に示す図である。図30においては、テストインタ
ーフェイス回路内における無効化信号発生回路104お
よび無効データ発生回路108の部分の構成を示す。
【0235】図30において、無効化信号発生回路10
4は、アドレス信号ビットを選択的に無効化する無効ア
ドレス信号発生回路150と、コマンド信号を選択的に
無効化する無効コマンド信号発生回路152を含む。
【0236】この無効アドレス信号発生回路150は、
テストアドレス信号ビットTEAD0−TEADnそれ
ぞれに対応して設けられるアドレスビット無効化回路1
04aを含む。アドレスビット無効化回路104aの構
成自体は、図25に示す構成と同じである。
【0237】無効コマンド信号発生回路152は、テス
トコマンド信号TECMD0−TECMDmそれぞれに
対応して設けられるコマンド信号無効化回路104bを
含む。このコマンド信号無効化回路104bの構成自体
も、図25に示すコマンド無効化回路の構成と同じであ
る。
【0238】この無効化信号発生回路104に対し、非
同期制御信号PTXとテストセットアップ指示信号TM
SUPに従って無効化制御信号ACXUPを生成するモ
ード切換回路160が設けられる。
【0239】このモード切換回路160は、非同期制御
信号PTXとテストセットアップ指示信号TMSUPを
受けて、無効化制御信号ACXUPを生成するAND回
路(負論理OR回路)160aを含む。この無効化制御
信号ACXUPが、アドレスビット無効化回路104a
およびコマンド信号無効化回路104bに共通に与えら
れる。
【0240】無効データ発生回路108は、テストデー
タTDIとゲート回路108bの出力信号XUPを受け
てテストデータビットTEDI0−TEDIsを生成す
るデータビット無効化回路108aを含む。このデータ
ビット無効化回路108aの構成は、図26に示す構成
と同じである。
【0241】図31は、図30に示すアドレスビット無
効化回路104aおよびコマンド信号無効化回路104
bの構成を概略的に示す図である。この図31に示す回
路構成において、アドレスビット無効化回路104aに
おいて、NAND回路114eに、無効化制御信号AC
XUPが非同期制御信号PTXに代えて与えられる。N
AND回路114eの出力信号が、EXOR回路114
fへ与えられる。
【0242】また、コマンド信号無効化回路104bに
おいては、NAND回路124eに、非同期制御信号P
TXに代えて、無効化制御信号ACXUPが与えられ
る。このNAND回路124eの出力信号がEXOR回
路124fへ与えられる。
【0243】アドレスビット無効化回路104aおよび
コマンド信号無効化回路104bの他の構成は、図25
に示す構成と同じであり、対応する部分には同一参照番
号を付し、その詳細説明は省略する。
【0244】この実施の形態9においても、好ましく
は、無効化信号発生回路104および無効データ発生回
路108に含まれるレジスタが、シリアルにデータを転
送するシリアルスキャンパスを構成するように配置され
る。
【0245】図32は、テストセットアップ指示信号T
MSUPがLレベルに設定されたときの、図30および
図31に示す回路の動作を示すタイミング図である。以
下、図32を参照して、図30および図31に示す回路
の動作について説明する。
【0246】テストセットアップ指示信号TMSUPが
Lレベルに設定された場合、図31に示すマルチプレク
サ114bおよび124bが、対応のテスト回路から転
送されたテストアドレス信号TADDおよびテストコマ
ンドTCMDを選択する。データビット無効化回路10
8aにおいても、図26において示すように、マルチプ
レクサ118bが、1ビットのテストデータTDIを選
択する。
【0247】テストセットアップ指示信号TMSUPが
Lレベルに設定されるモード時においては、メモリクロ
ック信号MCLKとテストクロック信号TCLKは、互
いに逆相のクロック信号である。この状態においては、
モード切換回路160からの無効化制御信号ACXUP
とゲート回路108aからの無効化制御信号XUPは、
それぞれLレベルおよびHレベルに設定される。
【0248】アドレスビット無効化回路104aにおい
ては、図31に示すNAND回路114eの出力信号が
Hレベルに固定され、また、コマンド信号無効化回路1
04bにおいても、NAND回路124eの出力信号が
Hレベルに固定される。したがって、図31に示すEX
OR回路114fおよび124fは、それぞれ、インバ
ータとして動作し、テストアドレス信号ビットTEAD
0−TEADnおよびテストコマンド信号TECMD0
−TECMDmは、対応のテスト回路から与えられるビ
ット/信号と同一論理レベルとなり、メモリへ与えられ
るアドレス信号ADDおよびコマンドCMDは、テスト
アドレス信号TADDおよびテストコマンドTCMDと
同様、テストクロック信号TCLKの立上がりに同期し
て変化する。
【0249】データビット無効化回路108aにおいて
は、無効化制御信号XUPがHレベルであり、図26に
示すNAND回路118eは、インバータとして動作
し、レジスタ118dに格納されたデータVDdに従っ
て、テストデータビットTEDIkの論理レベルが設定
される。レジスタ118dに格納されたデータVDdが
Lレベルのときには、このテストデータビットTEDI
kは、テストデータTDIと同一論理レベルとなり、一
方、データVDdがHレベルに設定された場合には、テ
ストデータビットTEDIkが、テストデータTDIの
論理レベルと反対の論理レベルとなる。
【0250】したがって、このテストモード時において
は、データビット無効化回路108aにおいてそれぞ
れ、レジスタ118dの格納データにより、1ビットの
テストデータTDIから、所望のデータパターンを有す
る256ビットのテストデータを生成して、メモリへ与
えることができる。
【0251】テストセットアップ指示信号TMSUPを
Lレベルに設定した場合には、メモリ3に対するテスト
データDINとして、さまざまなパターンを有するテス
トデータを与えて、このメモリ3の機能テストを行なう
ことができる。
【0252】したがって、テストセットアップ指示信号
TMSUPがLレベルのときには、非同期制御信号PT
X、アドレスビット無効化回路104aに格納されたデ
ータおよびコマンド信号無効化回路104bに格納され
たデータを考慮することなく、外部から与えられるテス
トアドレス信号TADDおよびテストコマンドTCMD
に従ってメモリに対するテストアドレスおよびテストコ
マンドを生成することができ、テストプログラムの作成
が容易となる。
【0253】図33は、テストセットアップ指示信号T
MSUPがHレベルに設定された場合の、図30および
31に示す回路の動作を示すタイミング図である。以
下、図33を参照して、テストセットアップ指示信号T
MSUPがHレベルに設定されたときの動作について説
明する。
【0254】テストセットアップ指示信号TMSUPが
たとえば1.8VのHレベルに設定されたときには、図
31に示すマルチプレクサ114bおよび124bは、
それぞれラッチ回路114aおよび124aの出力信号
を選択する。すなわち、このテストセットアップ指示信
号TMSUPがHレベルに設定されるテストモードにお
いては、メモリクロック信号MCLKとテストクロック
信号TCLKは同相のクロック信号であり、これらのラ
ッチ回路114aおよび124aにより、メモリへ転送
されるテストアドレスTADD、テストコマンドTCM
DおよびテストデータDINを、テストクロック信号T
CLKの半クロックサイクル遅延させる。
【0255】テストセットアップ指示信号TMSUPが
Hレベルのときには、図30に示すAND回路160a
がバッファ回路として動作し、また、ゲート回路108
bもバッファ回路として動作し、無効化制御信号XUP
およびACXUPは、非同期制御信号PTXに従って変
化する。
【0256】テストクロック信号TCLKの立下がり前
に、この非同期制御信号PTXをHレベルに設定する。
テストクロック信号TCLKがLレベルに立下がると、
ラッチ回路114aおよび124aからマルチプレクサ
114bおよび124bを介して与えられるテストアド
レスおよびテストコマンドTCMDが変化し、インバー
タ114cおよび124cの出力信号ZTADDiおよ
びZTCMDjがテストアドレスおよびテストコマンド
信号の論理反転状態となる(/VAL)。
【0257】同様、テストデータTDIが、テストクロ
ック信号TCKの立下がりに同期して、インバータを介
して図26に示すEXOR回路118fに与えられる。
このテストデータにおいても、論理反転データ/DAT
Aが、EXOR回路118fへ与えられる。
【0258】非同期制御信号PTXがHレベルのときに
は、図31に示すNAND回路114aおよび124e
は、無効化制御信号ACXUPもHレベルであるためイ
ンバータとして動作する。したがって、レジスタ114
dおよび124dに格納されたデータVDaおよびVD
cがHレベルのときには、非同期制御信号PTXがHレ
ベルのときには、EXOR回路114fおよび124f
が、バッファ回路として動作するため、メモリへはテス
トアドレス信号TADDおよびテストコマンドTCMD
の論理レベルVALと反対の論理レベル/VALのアド
レス信号ADDおよびコマンドCMDが伝達される。
【0259】レジスタ114dおよび124dに格納さ
れたデータVDaおよびVDcが、Lレベルのときに
は、NAND回路114eおよび124eは、Hレベル
の信号を出力するため、メモリ3へ与えられるアドレス
信号ADDおよびコマンドCMDは、テストクロック信
号TCLKの立下がりに同期して変化する。
【0260】テストデータTDIについても同様であ
り、図26に示すレジスタ118dに格納されたデータ
VDdがHレベルのときには、この非同期制御信号PT
Xの変化に従ってその論理レベルが変化し、データVD
dがLレベルのときには、非同期制御信号PTXと独立
に、テストクロック信号TCLKの立下がりに同期し
て、テストデータTDIと同一論理レベルのデータが出
力される。
【0261】非同期制御信号PTXがLレベルとなる
と、データVDa、VDcおよびVDdがHレベルに設
定されているときには、EXOR回路114f、124
fおよび118fが、インバータとして動作するため、
テストアドレスTADD、テストコマンドTCMDおよ
びテストデータTDIとそれぞれ同じ論理レベルのアド
レス信号ADD、コマンドCMDおよびデータDINが
メモリ3へ転送される。
【0262】再び、非同期制御信号PTXをHレベルに
立上げることにより、このデータVDa、VDcおよび
VDdがHレベルに設定されている信号/ビットの論理
レベルが反転する。
【0263】したがって、セットアップ指示信号TMS
UPをHレベルに設定した場合には、アドレス信号ビッ
ト、コマンド信号およびデータビットそれぞれについて
のセットアップ時間tISおよびホールド時間tIHを
個々に測定することができる。この不良の検出は、図2
4に示すテスト出力回路を介してメモリの格納データを
読出して、メモリが正常に動作しているか否かを判定す
る機能テストを行うことにより行なわれる。
【0264】したがって、このテストモード時において
は、個々の信号/ビット単位で、セットアップ/ホール
ド不良を特定することができる。
【0265】なお、このセットアップ/ホールド時間の
測定時においては、メモリ3へ与えられるデータDIN
は、有効時、1ビットのテストデータTDIと同じ論理
レベルのデータビットであり、このデータ無効化回路1
08aに含まれるレジスタは、セットアップ/ホールド
時間を測定する対象であるか否かを示すためのデータを
格納するために用いられる。
【0266】なお、テストセットアップ指示信号TMS
UPが、非同期制御信号PTXの有効/無効を設定する
ためのモード切換信号として利用され、かつテストクロ
ック信号TCLKとメモリクロック信号MCLKの位相
に応じてテストデータ、テストアドレス信号およびテス
トコマンドの転送経路を切換えるために用いられてい
る。しかしながら、この非同期制御信号PTXの有効/
無効を設定するためのモード切換信号と、テストアドレ
ス信号、テストコマンドおよびテストデータの転送経路
を切換えるためのクロック切換用制御信号としては別々
の制御信号が用いられてもよい。これらのモード切換信
号およびクロック切換用制御信号は、テストインターフ
ェイス回路内において通常設けられているコマンドデコ
ーダから生成されてもよい。
【0267】以上のように、この発明の実施の形態9に
従えば、1ビットの入力データを用いてシリアルにアド
レスビット無効化回路、コマンド信号無効化回路および
データビット無効化回路のレジスタに、状態設定データ
を格納しており、1ビットのデータで、メモリの任意の
アドレス信号、コマンド信号およびデータビットに無効
化信号/無効化データを発生することができる。また、
無効化制御信号により、さまざまなデータパターンを用
いてメモリをテストすることができ、メモリの機能テス
トを容易に行うことができる。
【0268】[実施の形態10]図34は、この発明の
実施の形態10に従う半導体集積回路装置の要部の構成
を概略的に示す図である。図34においては、無効デー
タ発生回路108と無効化信号発生回路104の間に、
メモリクロック信号MCLKと非同期制御信号PTXの
位相を比較する位相比較回路120が設けられる。この
位相比較回路120は、図10に示す位相比較回路と同
様の構成を有し、シフトクロック信号SFTDRおよび
転送クロック信号CLKDRに従って無効データ発生回
路108の出力データ、メモリクロック信号MCLKお
よび非同期制御信号PTXの1つを選択して、順次転送
する。
【0269】この無効データ発生回路108内のデータ
VDdを格納するレジスタがシフトレジスタを構成し、
転送クロック信号CLKDRに従ってシリアル入力SI
Nからのデータを順次転送する。また、無効化信号発生
回路104に含まれるデータVDaおよびVDcを格納
するレジスタも、シリアルデータ転送パスを構成してお
り、位相比較回路120の出力データを、転送クロック
信号CLKDRに従って転送する。
【0270】無効化信号発生回路104のシフト出力デ
ータは、マルチプレクサ122へ与えられる。マルチプ
レクサ122は、モード設定信号MODEに従って、テ
スト出力回路110からの出力データと無効化信号発生
回路104からのシフトアウトデータの一方を選択し
て、テストデータ出力端子TDOへ、図24に示す信号
切換回路4を介して転送する。
【0271】したがって、この位相比較回路120を、
無効データ発生回路108および無効化信号発生回路1
04に含まれるレジスタが形成するシリアルデータ転送
パスに介挿することにより、セットアップ/ホールド時
間のタイミング測定の精度を改善することができる。
【0272】なお、図34に示す構成においては、シリ
アル入力SINが無効データ発生回路108内のレジス
タを順次転送されて位相比較回路120へ与えられ、次
いで、無効化信号発生回路104の各レジスタに、シリ
アルにデータが転送されている。しかしながら、このシ
リアルデータ転送パスを構成する順序は、任意であり、
無効化信号発生回路104に含まれるレジスタに、シリ
アル入力SINが与えられ、次いで位相比較回路120
を介して無効データ発生回路108へデータがシリアル
に転送されてもよい。この場合には、無効データ発生回
路108のシフトアウトデータが、マルチプレクサ12
2を介して信号切換回路へ与えられる。
【0273】また、位相比較回路120は、その介挿位
置は任意であり、無効データ発生回路108内のレジス
タ間に配置されてもよく、また無効化信号発生回路10
4内のレジスタ間に配置されてもよい。さらに、位相比
較回路120の位置は、シリアル入力SINのデータ転
送経路における入力段またはマルチプレクサ122にシ
フトアウトデータを出力する出力段に配置されてもよ
い。
【0274】したがって、この位相比較回路120は、
無効データ発生回路108および無効化信号発生回路1
04のレジスタが構成するシリアルデータ転送パスの任
意の位置に介挿されて、同様に、シリアルデータ転送パ
スを構成すればよい。
【0275】[変更例]図35は、この発明の実施の形
態10の変更例の構成を示す図である。図35において
は、2つの位相比較回路132および136が設けられ
る。位相比較回路132は、メモリクロック信号MCL
Kとデータに対する無効化制御信号XUPの位相を比較
する。位相比較回路136は、メモリクロック信号MC
LKとアドレスおよびコマンドに対する無効化制御信号
ACXUPの位相を比較する。これらの位相比較回路1
32および136の構成は、図10に示す位相比較回路
の構成と同じである。
【0276】位相比較回路132は、シリアルデータ転
送パス130を介してシリアル入力SINに結合され
る。位相比較回路136は、シリアルデータ転送パス1
38を介してシリアルシフトアウトSOに結合される。
位相比較回路132および136の間に、シリアルデー
タ転送パス134が結合される。
【0277】このシリアルシフトアウトSOは、図34
に示すマルチプレクサ122に結合される。
【0278】この図35に示す構成においては、メモリ
クロック信号MCLKとデータ用の無効化制御信号XU
Pの位相を比較し、また、メモリクロック信号とアドレ
スおよびコマンドの無効化制御信号ACXUPが位相を
比較している。これらの位相比較回路132および13
6における位相比較動作は、シフトクロック信号SFT
DRに従って選択的に活性化され、位相比較回路132
および136が、それぞれ前段のシリアルデータ転送パ
ス130および134の出力シフトアウトデータを取込
む状態に設定されている場合には、これらの位相比較回
路132および136の位相比較動作は停止される。
【0279】この図35に示す構成の場合、無効化制御
信号XUPおよびACXUPとメモリクロック信号MC
LKの位相差を検出しており、図30に示すゲート回路
108bおよびAND回路160aのゲート遅延の影響
を排除して正確なタイミング測定を行なうことができ
る。
【0280】なお、この図35に示す構成においても、
位相比較回路132および136が、隣接して配置され
てもよく、またシリアルデータ転送パスのデータ転送経
路における任意の位置に配置されてもよい。位相比較回
路132および136が、データ無効化設定データを転
送するシリアルデータ転送パスを無効データ発生回路1
08および無効化信号発生回路104に含まれるレジス
タとともに構成するように配置されればよい。
【0281】なお、位相比較回路120、132および
136の位相比較動作は、先の図10に示す位相比較回
路20の位相比較動作の場合と同じである。
【0282】また、図34に示すマルチプレクサ122
へ与えられるモード切換信号MODEは、テストインタ
ーフェイス回路において設けられているコマンドデコー
ダから生成されればよく、また、シフトクロック信号S
FTDRも、テスト出力回路110において8/256
選択を行なうために与えられるアドレス信号を用いてコ
マンドデコーダの制御の下に生成されればよい。
【0283】また、転送クロック信号CLKDRは、テ
ストクロック信号TCLKに基づいて生成される。
【0284】また、この1ビットテストデータを、シリ
アル入力SINからのシリアル入力データに基づいてデ
ータパターンを決定して256ビットのデータに展開す
るテストインターフェイス回路の構成は、先の図19に
示すJTAGテスト回路を有する半導体集積回路装置に
おいて用いられてもよい。
【0285】以上のように、この発明の実施の形態10
に従えば、メモリクロック信号と非同期制御信号の位相
を比較する回路を、シリアルデータを転送するパスに配
置しており、セットアップ/ホールドのタイミング測定
精度を改善することができる。
【0286】なお、実施の形態8から10において、ア
ドレス信号、コマンドおよびデータに対する無効/有効
を設定するデータを、1つのシリアルデータ転送パスを
介して転送している。しかしながら、アドレス信号およ
びコマンドに対する有効/無効制御データ転送パスとデ
ータに対する有効/無効制御データの転送パスが別々に
設けられてもよい。
【0287】例えば、アドレス信号およびコマンドに対
してはデータ入力端子からのデータを有効/無効制御デ
ータとしてシリアルに転送し、データに対しては、デー
タ端子と別に設けられたシリアル入力SINからのデー
タを有効/無効制御データとしてシリアルに転送する様
にされてもよい。また、アドレス信号およびコマンドに
対する制御データをバウンダリスキャンレジスタを構成
するレジスタを用いて構成されてもよい。アドレス信号
およびコマンドに対する制御データの設定とデータに対
する制御データの設定を並行して行うことができ、有効
/無効制御データをレジスタに設定する時間を短縮する
ことができる。
【0288】また、実施の形態8から10において示さ
れたテストインターフェイス回路の構成に対し、実施の
形態1から7に示す構成が適用されてもよい。
【0289】[他の実施の形態]メモリ3としては、ロ
ジックと同一半導体基板上に集積化されてクロック信号
に同期してデータの転送を行う半導体記憶装置であれば
よく、SRAM(スタティック・ランダム・アクセス・
メモリ)、DRAM(ダイナミック・ランダム・アクセ
ス・メモリ)、およびフラッシュEEPROM(電気的
に書込/読出/消去が可能な読出専用記憶装置)のいず
れであってもよい。
【0290】また、この半導体集積回路装置において
は、アナログ回路および別の種類の半導体記憶装置など
の他の回路が配置されていてもよい。すなわち、この半
導体集積回路装置は、システムLSIであってもよい。
【0291】
【発明の効果】以上のように、この発明に従えば、混載
メモリへのアクセス時において、この混載メモリの動作
するクロック信号と非同期で与えられる制御信号に従っ
て、データの有効/無効期間を設定するように構成して
おり、混載メモリのセットアップ/ホールド時間を外部
テスタを用いて、正確に測定することができる。
【0292】すなわち、外部からのテスト信号を受けて
保持する回路と、この保持回路の保持信号を、外部から
の制御信号に従って選択的に変更して半導体記憶装置へ
与える変更回路とで構成することにより、容易にこの半
導体記憶装置へ与えられる信号の変化タイミングを調整
することができ、この半導体記憶装置の基本クロック信
号に対して、与えられる信号の変化タイミングを変更す
ることができ、応じてセットアップ時間/ホールド時間
を正確に測定することができる。
【0293】また、この変更回路に対する制御信号を、
半導体記憶装置のクロック信号と非同期で与えることに
より、正確に、所望のタイミングで、メモリに対する信
号を確定状態に設定して半導体記憶装置へ与えることが
でき、正確なセットアップ/ホールド時間の測定を行な
うことができる。
【0294】また、この半導体記憶装置へ与えられる信
号のタイミングの変更においては、単に制御信号に従っ
て論理レベルの反転を行なっているだけであり、簡易な
構成で、容易に半導体記憶装置へ与えられる信号の変化
タイミングを変化させることができる。
【0295】また、集積回路装置内に位相較正回路を設
けることにより、正確に、制御信号とクロック信号の位
相差に応じて、このタイミング関係を補正することがで
き、正確なセットアップ/ホールド時間の測定を行なう
ことができる。
【0296】また、この変更回路を、半導体記憶装置の
入力ノードそれぞれに対応して配置することにより、メ
モリに対する信号すべてについてセットアップ/ホール
ド時間の測定を行なうことができる。
【0297】また、この変更回路において、制御信号を
無効状態に設定するための回路を設けることにより、必
要な入力ノードに対する信号に対してのみ、セットアッ
プ/ホールド時間を測定することができ、またここの信
号についてセットアップ/ホールド時間を測定すること
ができる。
【0298】また、変更回路において、レジスタ回路に
一定の論理レベルの信号を格納し、このレジスタ回路の
出力信号に従って制御信号を選択的に有効/無効状態に
設定しており、簡易な回路構成で、確実に、半導体記憶
装置の測定対象となる入力ノードに対してのみ、信号を
変化させることができる。
【0299】また、この無効化データを格納するレジス
タ回路として、シリアルにデータを転送するスキャンレ
ジスタ回路を利用することにより、この信号転送のため
の配線経路の本数を低減することができ、エリアペナル
ティを小さくすることができる。
【0300】また、スキャンレジスタ回路を利用して、
この制御信号を転送信号に同期して取込む回路を設ける
ことにより、この制御信号の転送信号に対する位相関係
を測定することができる。
【0301】また、転送信号に応答してメモリクロック
信号をレジスタ回路内に取り込むことにより、転送信号
とメモリのクロック信号との位相差を検出することがで
き、応じて制御信号とメモリクロック信号との位相差を
検出することができ、正確にセットアップ/ホールド時
間を較正して高精度でセットアップ/ホールド時間を測
定することができる。
【0302】また、この位相差検出回路をスキャンレジ
スタ回路に配置することにより、回路占有面積を低減す
ることができる。
【0303】また、変更回路において、テスト信号をク
ロック信号の半周期遅延して伝達することにより、メモ
リを動作させるクロック信号とテスト信号を転送するテ
ストクロック信号とが同位相の信号であっても、正確
に、メモリに対し、制御信号に従って、メモリクロック
信号の立上がり時において確定状態となる信号を伝達す
ることができる。
【0304】また、この変更回路を、クロック信号に同
期して転送するラッチ回路と、このラッチ回路の出力信
号とテスト信号の一方を選択する回路とで構成すること
により、容易に半周期遅延した信号を生成することがで
きる。
【0305】また、外部のテスト制御信号をシリアルに
転送する複数のレジスタ回路を有するスキャンレジスタ
回路と、この半導体記憶装置から読出されたデータをこ
のスキャンレジスタ回路を介して転送する回路とを設け
ることにより、メモリから読出されたデータのアクセス
時間を外部で、回路占有面積を増大させることなく正確
に検出することができる。
【0306】また、このスキャン回路の特定のレジスタ
の出力信号と外部からの制御信号とに従ってテスト信号
を修飾して半導体記憶装置へ転送する回路を利用するこ
とにより、容易に、テスト信号の状態を、レジスタ回路
を介して転送されたデータに従って修飾することがで
き、回路占有面積を増大させることなく容易に半導体記
憶装置の信号のセットアップ/ホールド時間を測定する
ことができる。
【0307】また、このテストレジスタ回路を、半導体
記憶装置の入力ノードそれぞれに対応して配置すること
により、半導体記憶装置の所望の信号のセットアップ/
ホールド時間を測定することができる。
【0308】また、このスキャンレジスタ回路を1つの
レジスタ回路に対し複数のテストレジスタ回路を配置す
ることにより、半導体記憶装置に転送するテスト信号を
生成するためのレジスタ回路の数を低減することがで
き、エリアペナルティを小さくすることができる。
【0309】また、このテストレジスタ回路に対応して
配置されたテスト信号を修飾する回路を利用することに
より、正確に、半導体記憶装置に与えられる信号の有効
/無効状態を簡易な回路構成で設定することができる。
【0310】また、レジスタ回路として規格が標準化さ
れたバウンダリスキャン回路のスキャンレジスタを利用
することにより、バウンダリスキャンテスト規格に基づ
いて、必要なデータの転送を行なうことができ、信号/
データの転送の制御が容易となる。
【0311】また、ロジックと半導体記憶装置とが同一
基板上に集積化される装置において、テスト信号をクロ
ック信号に同期して転送し、このクロック信号と非同期
で与えられる制御信号に従ってこのテスト回路の出力す
る信号を修飾して出力する回路と、テストモード時、ロ
ジック回路の出力信号とテスト信号修飾回路の出力信号
の一方を選択して半導体記憶装置に転送する回路とで構
成することにより、正確に、半導体記憶装置の各信号の
セットアップ/ホールド時間を測定することができる。
【0312】また、テスト信号およびテストデータそれ
ぞれに、非同期制御信号に従って選択的にこれらのテス
ト信号およびテストデータを無効状態に設定する回路を
配置しており、テストアドレス信号およびテストコマン
ド信号のセットアップ/ホールド時間をも正確に測定す
ることができ、セットアップ/ホールド不良を確実に識
別し、またその原因をも特定することができる。
【0313】また、有効/無効データを制御するデータ
を、1ビットデータをシリアルに転送するシリアルデー
タパスを構成するように配置されたレジスタ内に格納し
ており、少ないビット数でテスト信号およびテストデー
タの有効化を容易に設定することができる。
【0314】また、テストデータは、外部からの1ビッ
トのテストデータを用いて生成しており、データビット
の有効/無効を設定するためのレジスタを、テスト時の
テストデータパターンを設定するためのレジスタとして
も利用することができ、アドレス信号およびコマンドの
セットアップおよびホールド測定時に、さまざまなデー
タパターンを投入して、正確に、セットアップ/ホール
ド不良を検出することができる。
【0315】また、テスト信号に対する無効化制御信号
は、モード切換信号と外部からの非同期制御信号との組
合せで生成しており、テストモードに応じて選択的にテ
スト信号の無効化を行なうことにより、さまざまなテス
トデータパターンに従ってメモリの良/不良の機能テス
トを行なうテストモードを実行する回路と、各信号のセ
ットアップ/ホールド不良を検出するための回路を共用
することができる。
【0316】また、テストデータの有効/無効化を制御
するための信号を発生する回路を、複数のテストデータ
ビットに共通に配置しており、回路占有面積を低減する
ことができる。
【0317】また、テスト信号として、アドレス信号お
よびコマンド両者を対象とし、これらに共通に修飾動作
の有効/無効を制御する信号を与えることにより、メモ
リに対する信号のセットアップ/ホールド時間をすべて
を対象として測定することができ、確実に、セットアッ
プ/ホールド不良を識別することができる。
【0318】また、テストモード切換信号により非同期
制御信号の有効/無効を制御しており、さまざまなデー
タパターンを用いたメモリの機能テストおよびテスト信
号およびテストデータビットのセットアップ/ホールド
時間測定を選択的に容易に実現することができる。
【0319】また、この非同期制御信号がテストモード
切換信号に従って無効状態に設定されたときには、テス
トデータを、テストデータレジスタに格納されたデータ
に従って修飾することにより、1ビットのテストデータ
を用いてさまざまなデータパターンを有するテストデー
タを生成することができる。
【0320】また、テストデータ修飾用のデータを格納
するデータレジスタによりシリアルスキャンパスを構成
し、このシリアルスキャンパスにテストクロック信号と
非同期制御信号との位相を比較し、該比較結果をシリア
ルスキャンパスを介して転送する位相比較回路を設ける
ことにより、セットアップ/ホールド時間をより正確に
測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に従う半導体集積回
路装置の全体の構成を概略的に示す図である。
【図2】 図2に示すロジック回路の出力段の構成を概
略的に示す図である。
【図3】 図1に示すテスト回路の出力段の構成を概略
的に示す図である。
【図4】 図1に示す無効データ発生回路の構成を概略
的に示す図である。
【図5】 図1に示す選択回路の構成を概略的に示す図
である。
【図6】 この発明の実施の形態1における半導体集積
回路装置の動作を示すタイミング図である。
【図7】 この発明の実施の形態1におけるメモリクロ
ック信号およびテストクロック信号の分配の形態の一例
を示す図である。
【図8】 この発明の実施の形態1におけるテストクロ
ック信号およびメモリクロック信号の分配の他の形態を
概略的に示す図である。
【図9】 図8に示すクロック分配系の場合の半導体集
積回路装置の動作を示すタイミング図である。
【図10】 この発明の実施の形態2における位相比較
回路の構成を概略的に示す図である。
【図11】 図10に示す位相比較回路の動作を示すタ
イミング図である。
【図12】 この発明の実施の形態3に従う半導体集積
回路装置の要部の構成を概略的に示す図である。
【図13】 図12に示すスキャンレジスタ回路および
無効データ発生回路の構成を概略的に示す図である。
【図14】 この発明の実施の形態4に従う半導体集積
回路装置のスキャンレジスタ回路の構成を概略的に示す
図である。
【図15】 この発明の実施の形態4の変更例を概略的
に示す図である。
【図16】 この発明の実施の形態5に従うスキャンレ
ジスタ回路の構成を概略的に示す図である。
【図17】 図16に示すスキャンレジスタ回路の動作
を示すタイミング図である。
【図18】 図16に示すスキャンレジスタ回路の位相
差補正の動作を説明するためのタイミング図である。
【図19】 この発明の実施の形態6に従う半導体集積
回路装置の全体の構成を概略的に示す図である。
【図20】 図19に示すJTAGテスト回路の構成を
概略的に示す図である。
【図21】 この発明の実施の形態6に従うバウンダリ
スキャンレジスタの構成を概略的に示す図である。
【図22】 この発明の実施の形態6の変更例の構成を
概略的に示す図である。
【図23】 この発明の実施の形態7に従う半導体集積
回路装置の要部の構成を概略的に示す図である。
【図24】 この発明の実施の形態8に従う半導体集積
回路装置の全体の構成を概略的に示す図である。
【図25】 図24に示す無効化信号発生回路の構成の
一例を示す図である。
【図26】 図24に示す無効データ発生回路の構成の
一例を示す図である。
【図27】 図24に示す無効データ発生回路の各レジ
スタとテストデータビットの対応関係を概略的に示す図
である。
【図28】 図24に示す半導体集積回路装置の動作を
示すタイミング図である。
【図29】 図24に示す半導体集積回路装置の動作を
示すタイミング図である。
【図30】 この発明の実施の形態9に従うテストイン
ターフェイス回路の要部の構成を概略的に示す図であ
る。
【図31】 図30に示すアドレスビット無効化回路お
よびコマンド信号無効化回路の構成の一例を示す図であ
る。
【図32】 図30に示すテストインターフェイス回路
の動作を示すタイミング図である。
【図33】 図30に示すテストインターフェイス回路
の動作を示すタイミング図である。
【図34】 この発明の実施の形態10に従うテストイ
ンターフェイス回路の要部の構成を概略的に示す図であ
る。
【図35】 この発明の実施の形態10の変更例の構成
を概略的に示す図である。
【図36】 従来の半導体集積回路装置の全体の構成を
概略的に示す図である。
【図37】 従来の半導体集積回路装置のテスト図の構
成を概略的に示す図である。
【符号の説明】
1 半導体集積回路装置、2 ロジック回路、3 メモ
リ、4 信号切換回路、5 テスト回路、6 無効デー
タ発生回路、6a ラッチ回路、6b レジスタ、6c
NAND回路、6d マルチプレクサ、6f EXO
R回路、IK0−IKn 入力回路、7 選択回路、2
0 位相比較回路、21 マルチプレクサ、22 フリ
ップフロップ、30 スキャンレジスタ回路、F0−F
n フリップフロップ、6b0−6bn レジスタ、3
5 選択回路、21 マルチプレクサ、MXP0−MX
Pn マルチプレクサ、50 修飾回路、52 バウン
ダリスキャンレジスタ回路、45 JTAGテスト回
路、55 TAPコントローラ、BSR バウンダリス
キャンレジスタ、62,63 フリップフロップ、6
1,64 マルチプレクサ、70a−70d スキャン
回路、Fa−Fc フリップフロップ、50a−50c
部分修飾信号発生回路、90 内部バス、7a,7b
選択回路、102 信号テスト回路、104 無効化
信号発生回路、106 データテスト回路、108 無
効データ発生回路、110 テスト出力回路、114
d,118d,124d レジスタ、114e,118
e,124eNAND回路、114f,118f,12
4f EXOR回路、118d<0>−118d<25
5> レジスタ、104a アドレスビット無効化回
路、104b コマンド信号無効化回路、108a デ
ータビット無効化回路、108b ゲート回路、160
モード切換回路、160a AND回路、120,1
32,136 位相比較回路、130,134,138
シリアルデータ転送パス。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 原口 大 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 堂阪 勝己 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 2G132 AA08 AC15 AD07 AG08 AH04 AK23 AL11 5L106 DD08 DD11 DD32 GG03

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロジックと半導体記憶装置とが同一半導
    体基板上に集積化された半導体集積回路装置であって、 装置外部から印加されるテスト信号を受けて保持する保
    持回路と、 外部から印加される制御信号に従って、前記保持回路に
    保持されたテスト信号の論理レベルを選択的に変更して
    前記半導体記憶装置へ伝達するための変更回路を備え
    る、半導体集積回路装置。
  2. 【請求項2】 前記半導体記憶装置は、クロック信号に
    同期して前記変更回路から伝達されるテスト信号を取込
    み、 前記制御信号は、前記クロック信号と非同期で与えられ
    る、請求項1記載の半導体集積回路装置。
  3. 【請求項3】 前記変更回路は、前記制御信号と前記テ
    スト信号とを受け、前記制御信号が第1の論理レベルの
    ときには前記テスト信号を反転して出力しかつ前記制御
    信号が第2の論理レベルのときには前記テスト信号を論
    理レベルを維持して出力する、請求項1記載の半導体集
    積回路装置。
  4. 【請求項4】 前記半導体記憶装置は、クロック信号に
    同期して、与えられた信号を取込む同期型半導体記憶装
    置であって、 前記制御信号と前記クロック信号との位相差を較正する
    ための位相較正回路をさらに備える、請求項1記載の半
    導体集積回路装置。
  5. 【請求項5】 前記変更回路は、前記半導体記憶装置の
    入力ノードに個々に対応して配置される、請求項1記載
    の半導体集積回路装置。
  6. 【請求項6】 前記変更回路は、前記制御信号を無効状
    態に設定するための回路を備える、請求項1記載の半導
    体集積回路装置。
  7. 【請求項7】 前記変更回路は、 所定の論理レベルの信号を格納するレジスタ回路と、 前記制御信号と前記レジスタ回路に格納された信号とを
    受け、前記レジスタ回路の出力信号に従って前記制御信
    号を無効化する論理回路と、 前記論理回路の出力信号と前記テスト信号とを受け、前
    記テスト信号を前記論理回路の出力信号により修飾して
    前記半導体記憶装置に転送する回路とを備える、請求項
    6記載の半導体集積回路装置。
  8. 【請求項8】 前記変更回路は、前記半導体記憶装置の
    入力ノードに個々に対応して配置され、 前記半導体集積回路装置は、さらに、 シリアルに接続される複数のレジスタ回路を有するスキ
    ャン回路を備え、 前記変更回路は、 前記スキャン回路の複数のレジスタ回路に対応して配置
    され、各々が対応のレジスタ回路からのデータ信号を格
    納する複数の無効化用レジスタ回路と、 前記無効化用レジスタ回路に対応して配置され、各々が
    対応の前記無効化用レジスタ回路の出力信号に応答して
    前記制御信号を無効化する複数のゲート回路とを備え
    る、請求項1記載の半導体集積回路装置。
  9. 【請求項9】 転送信号に同期して外部からの信号を順
    次転送するための複数のシリアルに接続される複数のレ
    ジスタ回路を有するスキャン回路をさらに備え、前記ス
    キャン回路は、前記制御信号を転送信号に同期して取込
    むレジスタ回路を含む、請求項1記載の半導体集積回路
    装置。
  10. 【請求項10】 前記半導体集積回路装置は、与えられ
    た信号をクロック信号に同期して入力し、 前記スキャン回路の前記レジスタ回路は、前記転送信号
    に同期して前記クロック信号を取り込み転送するための
    選択回路を有する、請求項9記載の半導体集積回路装
    置。
  11. 【請求項11】 前記半導体記憶装置はクロック信号に
    同期して信号を入出力し、 前記変更回路は、前記テスト信号を前記クロック信号の
    半周期遅延して生成される遅延テスト信号を前記制御信
    号に従って修飾して前記半導体記憶装置へ転送するため
    の遅延変更回路をさらに備える、請求項1記載の半導体
    集積回路装置。
  12. 【請求項12】 前記遅延変更回路は、 前記クロック信号の反転信号に同期して前記テスト信号
    を転送するラッチ回路と、 モード指示信号に従って、前記テスト信号と前記ラッチ
    回路の出力信号の一方を選択する選択回路と、 前記選択回路の出力信号を、少なくとも前記制御信号に
    従って前記半導体記憶装置へ転送する回路とを備える、
    請求項11記載の半導体集積回路装置。
  13. 【請求項13】 ロジックと半導体記憶装置とが同一半
    導体基板上に集積化された半導体集積回路装置であっ
    て、 外部からのテスト制御信号をシリアルに転送するための
    複数のレジスタ回路を有するスキャン回路と、 前記半導体記憶装置から出力された信号とシリアルに転
    送すべきテスト制御信号の一方を選択して前記スキャン
    回路のレジスタ回路に転送する選択回路を備える、半導
    体集積回路装置。
  14. 【請求項14】 前記スキャン回路の特定のレジスタ回
    路の出力信号を選択的に格納するテスト制御レジスタ回
    路と、 前記テスト制御レジスタ回路の格納信号と外部からの制
    御信号とに従って、外部から与えられるテスト信号を修
    飾して前記半導体記憶装置へ転送する転送回路とをさら
    に備える、請求項13記載の半導体集積回路装置。
  15. 【請求項15】 前記テスト制御レジスタ回路は、前記
    半導体記憶装置の入力ノードにそれぞれ対応して配置さ
    れる、請求項14記載の半導体集積回路装置。
  16. 【請求項16】 前記スキャン回路は、規格が標準化さ
    れたバウンダリスキャン回路である、請求項8、9およ
    び13のいずれかに記載の半導体集積回路装置。
  17. 【請求項17】 前記テスト制御回路は前記スキャン回
    路の特定のレジスタ回路に対応して複数個配置され、 前記半導体集積回路は装置は、前記特定のレジスタ回路
    の出力信号を選択信号に従って選択的に前記複数のテス
    ト制御レジスタ回路へ転送して格納する選択回路をさら
    に備え、前記複数のテスト制御レジスタ回路は、前記半
    導体記憶装置の入力ノードの異なるノードに対応して配
    置される、請求項13記載の半導体集積回路装置。
  18. 【請求項18】 前記複数のテスト制御レジスタ回路に
    対応して配置され、各々が制御信号と対応のテスト制御
    レジスタ回路の格納するテスト制御信号とに従って外部
    からのテスト信号を修飾して前記半導体記憶装置の対応
    の入力ノードへ転送する回路をさらに備える、請求項1
    7記載の半導体集積回路装置。
  19. 【請求項19】 前記バウンダリスキャン回路は、前記
    ロジックのテストを行なうための信号を転送するスキャ
    ンパスレジスタを含む、請求項16記載の半導体集積回
    路装置。
  20. 【請求項20】 ロジック回路と、 前記ロジック回路と同一半導体基板上に形成され、少な
    くとも前記ロジック回路の処理するデータを格納する半
    導体記憶装置と、 外部からのテスト信号をテストクロック信号に同期して
    転送するテスト回路と、 外部から前記テストクロック信号と非同期で与えられる
    制御信号に従って前記テスト回路の出力する信号を修飾
    して出力するテスト信号修飾回路と、 テストモード指示信号に従って、前記ロジック回路の出
    力信号と前記テスト信号修飾回路の出力信号の一方を選
    択して前記半導体記憶装置に転送する選択回路とを備
    え、前記選択回路は、少なくとも前記半導体記憶装置の
    入力ノードに対応して配置され、前記テスト修飾信号
    は、前記半導体記憶装置の入力ノードにそれぞれ対応し
    て生成され、前記半導体記憶装置は、前記テストクロッ
    ク信号に対応するメモリクロック信号に同期して、与え
    られた信号を入力する、半導体集積回路装置。
  21. 【請求項21】 ロジック回路と、 前記ロジック回路と同一半導体基板上に形成され、少な
    くとも前記ロジック回路の処理するデータを格納するメ
    モリ回路と、 外部からのテスト信号をテストクロック信号に従って転
    送するテスト回路と、 前記テストクロック信号と非同期で外部から与えられる
    非同期制御信号に従って、前記テスト回路の出力する信
    号を修飾して出力するテスト信号修飾回路とを備え、前
    記テスト信号修飾回路は、前記テスト信号の修飾動作を
    有効化するためのデータを格納する第1のレジスタ回路
    と、少なくとも前記第1のレジスタ回路の格納データと
    前記非同期制御信号とに従って前記テスト回路からのテ
    スト信号を修飾する修飾ゲート回路とを備え、さらにテ
    ストデータを前記テストクロック信号に従って転送する
    テストデータ転送回路と、 テストモード切換信号に従って前記非同期制御信号を選
    択的に有効または無効状態に設定する修飾制御回路と、 前記メモリ回路のデータ入力ノードに対応して配置され
    る複数のテストデータ修飾回路を備え、各前記テストデ
    ータ修飾回路は、データレジスタと、前記データレジス
    タの格納データと前記修飾制御回路の出力信号とに従っ
    て前記テストデータ転送回路の出力するテストデータを
    選択的に修飾して出力するテストデータ修飾ゲート回路
    とを含み、 テストモード指示信号に従って、前記ロジック回路の出
    力信号と前記テスト修飾回路および前記テストデータ修
    飾回路の出力信号との一方を選択して前記メモリ回路へ
    転送する選択回路を備える、半導体集積回路装置。
  22. 【請求項22】 前記複数のテストデータ修飾回路のデ
    ータレジスタは、シリアルにデータを転送するシリアル
    転送パスを構成し、外部から与えられる1ビットのデー
    タをシリアルに転送して対応のデータをそれぞれ格納す
    る、請求項21記載の半導体集積回路装置。
  23. 【請求項23】 前記テストデータ転送回路は、外部か
    らのテストデータを前記複数のテストデータ修飾回路に
    共通に転送する、請求項21記載の半導体集積回路装
    置。
  24. 【請求項24】 前記テストモード切換信号と前記非同
    期制御信号とに従って前記修飾ゲート回路へ制御信号を
    与える制御ゲート回路をさらに備え、前記修飾ゲート回
    路は、前記制御ゲート回路からの制御信号と前記第1の
    レジスタ回路の格納データとに従って前記テスト回路か
    らのテスト信号を修飾する、請求項21記載の半導体集
    積回路装置。
  25. 【請求項25】 前記修飾制御回路は、前記複数のテス
    トデータ修飾回路に共通に配置される、請求項21記載
    の半導体集積回路装置。
  26. 【請求項26】 前記テスト信号は、前記メモリ回路の
    アドレスを指定するアドレス信号と、動作モードを指示
    するコマンドとを含み、 前記半導体集積回路装置は、前記テストモード切換信号
    と前記非同期制御信号とに従って前記アドレス信号およ
    び前記コマンドに対し共通に修飾動作の有効/無効を制
    御する信号を前記修飾ゲート回路へ伝達する信号修飾切
    換回路をさらに備える、請求項25記載の半導体集積回
    路装置。
  27. 【請求項27】 前記修飾制御回路および前記信号修飾
    切換回路は、前記テストモード切換信号が第1の論理レ
    ベルのとき、それぞれ、前記非同期制御信号を無効状態
    に設定し、かつ前記テストモード切換信号が第2の論理
    レベルのときには、前記非同期制御信号を有効状態に設
    定する、請求項26記載の半導体集積回路装置。
  28. 【請求項28】 前記テストデータ修飾回路は、前記非
    同期制御信号が無効状態のとき、前記テストデータレジ
    スタに格納されたデータに従って前記テストデータ転送
    回路から転送されたデータを修飾する、請求項21記載
    の半導体集積回路装置。
  29. 【請求項29】 前記データレジスタは、シリアルにデ
    ータを転送するシリアルスキャンパスを構成し、外部か
    らのデータをシリアルに転送して対応のデータを格納
    し、 前記半導体集積回路装置は、さらに、前記シリアルスキ
    ャンパスに介挿され前記非同期制御信号と前記テストク
    ロック信号との位相を比較して該比較結果を前記シリア
    ルスキャンパスを介して転送する位相比較回路を備え
    る、請求項21記載の半導体集積回路装置。
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