JP2003100258A - 蛍光ランプおよび電球形蛍光ランプ - Google Patents
蛍光ランプおよび電球形蛍光ランプInfo
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- JP2003100258A JP2003100258A JP2001292335A JP2001292335A JP2003100258A JP 2003100258 A JP2003100258 A JP 2003100258A JP 2001292335 A JP2001292335 A JP 2001292335A JP 2001292335 A JP2001292335 A JP 2001292335A JP 2003100258 A JP2003100258 A JP 2003100258A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】放電が安定化しやすくて明るさのちらつきが少
ないとともに、コンパクトな形状をなした蛍光ランプを
提供する。 【解決手段】閉じた頂部1a1および周側面部を有する
筒状の外側包囲部、閉じた頂部および周側面部を有する
筒状をなし外側包囲部1aの内部に収納されてそれぞれ
の頂部1a1、1b1および周側面部1a2、1b2の
間に空間を形成する内側包囲部1b、ならびに外側包囲
部および内側包囲部1bの基部を気密に連結して内部に
帽状の放電空間1dを形成する環状部1cを備えた透光
性放電容器1と、透光性放電容器1内に封入されたエキ
シマ分子を形成し得る放電媒体と、誘電体バリヤ放電に
伴って放射された紫外線により励起されるように配設さ
れた蛍光体層2と、透光性放電容器1の頂部1a1、1
b1および周側面部1a2、b2の外面に配設された一
対の電極3、4とを具備している。
ないとともに、コンパクトな形状をなした蛍光ランプを
提供する。 【解決手段】閉じた頂部1a1および周側面部を有する
筒状の外側包囲部、閉じた頂部および周側面部を有する
筒状をなし外側包囲部1aの内部に収納されてそれぞれ
の頂部1a1、1b1および周側面部1a2、1b2の
間に空間を形成する内側包囲部1b、ならびに外側包囲
部および内側包囲部1bの基部を気密に連結して内部に
帽状の放電空間1dを形成する環状部1cを備えた透光
性放電容器1と、透光性放電容器1内に封入されたエキ
シマ分子を形成し得る放電媒体と、誘電体バリヤ放電に
伴って放射された紫外線により励起されるように配設さ
れた蛍光体層2と、透光性放電容器1の頂部1a1、1
b1および周側面部1a2、b2の外面に配設された一
対の電極3、4とを具備している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンパクトな蛍光ラ
ンプおよびこれを用いた電球形蛍光ランプに関する。
ンプおよびこれを用いた電球形蛍光ランプに関する。
【0002】
【従来の技術】特表平8−508363号公報には、そ
の図5および関連説明にボトル状をなした放電管2と、
その内部の中心軸に沿って配設した一方の電極と、放電
管の外面に配設した面状をなす他方の電極と、放電管の
内部に封入したガス充填物と、放電管の内壁に配設した
蛍光体膜と、を具備した放電ランプが記載されている。
そして、放電ランプの両方の電極間にパルス状の電圧を
印加して、キセノンなどのガス充填物に誘電体バリヤ放
電を生起させ、その際に波長172nm、147nmの
紫外線などが放射して、蛍光体膜を照射することによ
り、蛍光体が励起されて可視光を発光する。この放電ラ
ンプは、放電媒体として環境負荷の大きな水銀を用いな
い点および水銀蒸気放電ではないので、光出力が温度に
依存しないとともに、光束の立ち上がりが良好である点
に特長がある。
の図5および関連説明にボトル状をなした放電管2と、
その内部の中心軸に沿って配設した一方の電極と、放電
管の外面に配設した面状をなす他方の電極と、放電管の
内部に封入したガス充填物と、放電管の内壁に配設した
蛍光体膜と、を具備した放電ランプが記載されている。
そして、放電ランプの両方の電極間にパルス状の電圧を
印加して、キセノンなどのガス充填物に誘電体バリヤ放
電を生起させ、その際に波長172nm、147nmの
紫外線などが放射して、蛍光体膜を照射することによ
り、蛍光体が励起されて可視光を発光する。この放電ラ
ンプは、放電媒体として環境負荷の大きな水銀を用いな
い点および水銀蒸気放電ではないので、光出力が温度に
依存しないとともに、光束の立ち上がりが良好である点
に特長がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来技術は、一対の電極間の距離が放電管の径の半分
程度必要なため、放電が不安定になり、明るさのちらつ
きを生じやすいという問題がある。放電の不安定は、ガ
ス充填物の圧力を増して発光効率を高めることにより、
さらに顕著になる。
た従来技術は、一対の電極間の距離が放電管の径の半分
程度必要なため、放電が不安定になり、明るさのちらつ
きを生じやすいという問題がある。放電の不安定は、ガ
ス充填物の圧力を増して発光効率を高めることにより、
さらに顕著になる。
【0004】また、放電管の内部に配設される電極がス
パッタによって飛散して、放電管の内面に付着するの
で、黒化の原因になる。
パッタによって飛散して、放電管の内面に付着するの
で、黒化の原因になる。
【0005】さらに、放電管をその軸方向に延長した場
合、端部部分と胴の中央部分との温度差によるガス充填
物の密度差によって、部分的な放電の休止や蛍光体の温
度特性による発光光量の低下が生じて、発光の均一性が
得られないという問題もある。
合、端部部分と胴の中央部分との温度差によるガス充填
物の密度差によって、部分的な放電の休止や蛍光体の温
度特性による発光光量の低下が生じて、発光の均一性が
得られないという問題もある。
【0006】さらにまた、ボトル状の放電管は、コンパ
クトな形状であるとともに、受電端にねじ口金が装着さ
れているところから、放電ランプを放電媒体として水銀
を用いる電球形蛍光ランプのような使い方ができると期
待される。ところが、外部電極が口金の領域において電
気的に接続される旨記載されているところから判断する
と、点灯回路は、口金の外部に別置きとして配置され、
口金を経由する電気接続を形成したうえで外部電極を付
勢するものと推定される。したがって、従来技術を電球
形蛍光ランプのように、使い勝手よく構成するのは困難
である。
クトな形状であるとともに、受電端にねじ口金が装着さ
れているところから、放電ランプを放電媒体として水銀
を用いる電球形蛍光ランプのような使い方ができると期
待される。ところが、外部電極が口金の領域において電
気的に接続される旨記載されているところから判断する
と、点灯回路は、口金の外部に別置きとして配置され、
口金を経由する電気接続を形成したうえで外部電極を付
勢するものと推定される。したがって、従来技術を電球
形蛍光ランプのように、使い勝手よく構成するのは困難
である。
【0007】また、仮に上記従来技術の放電ランプを、
その口金と放電管との間において点灯回路を収納するよ
うに構成することが類推できるとしても、放電管部分と
口金との間に配設する必要があるために、電球形蛍光ラ
ンプとしては、軸方向の長さが大きくなってしまうとい
う問題がある。
その口金と放電管との間において点灯回路を収納するよ
うに構成することが類推できるとしても、放電管部分と
口金との間に配設する必要があるために、電球形蛍光ラ
ンプとしては、軸方向の長さが大きくなってしまうとい
う問題がある。
【0008】本発明は、一対の電極間の放電距離を短く
して、放電が安定化しやすくて明るさのちらつきが少な
いとともに、コンパクトな形状をなした蛍光ランプを提
供することを目的とする。
して、放電が安定化しやすくて明るさのちらつきが少な
いとともに、コンパクトな形状をなした蛍光ランプを提
供することを目的とする。
【0009】また、本発明は、一対の電極を透光性放電
容器の外部に配設して、電極のスパッタによる黒化の虞
のないとともに、透光性放電容器のトップ部分からも発
光する蛍光ランプを提供することを他の目的とする。
容器の外部に配設して、電極のスパッタによる黒化の虞
のないとともに、透光性放電容器のトップ部分からも発
光する蛍光ランプを提供することを他の目的とする。
【0010】さらに、本発明は、点灯回路の少なくとも
一部を蛍光ランプの一端の軸方向に形成される空洞内に
収納して、非発光部の軸方向の長さを短縮した電球形蛍
光ランプを提供することを他の目的とする。
一部を蛍光ランプの一端の軸方向に形成される空洞内に
収納して、非発光部の軸方向の長さを短縮した電球形蛍
光ランプを提供することを他の目的とする。
【0011】
【課題を達成するための手段】請求項1の発明の蛍光ラ
ンプは、閉じた頂部および周側面部を有する筒状の外側
包囲部、閉じた頂部および周側面部を有する筒状をなし
外側包囲部の内部に収納されてそれぞれの頂部および周
側面部の間に空間を形成する内側包囲部、ならびに外側
包囲部および内側包囲部の基部を気密に連結して内部に
帽状の放電空間を形成する環状部を備えた透光性放電容
器と;透光性放電容器内に封入されたエキシマ分子を形
成し得る放電媒体と;透光性放電容器内に封入された放
電媒体の誘電体バリヤ放電に伴って放射された紫外線に
より励起されるように配設された蛍光体層と;透光性放
電容器の外側包囲部および内側包囲部の頂部および周側
面部の外面に配設された一対の電極と;を具備している
ことを特徴としている。
ンプは、閉じた頂部および周側面部を有する筒状の外側
包囲部、閉じた頂部および周側面部を有する筒状をなし
外側包囲部の内部に収納されてそれぞれの頂部および周
側面部の間に空間を形成する内側包囲部、ならびに外側
包囲部および内側包囲部の基部を気密に連結して内部に
帽状の放電空間を形成する環状部を備えた透光性放電容
器と;透光性放電容器内に封入されたエキシマ分子を形
成し得る放電媒体と;透光性放電容器内に封入された放
電媒体の誘電体バリヤ放電に伴って放射された紫外線に
より励起されるように配設された蛍光体層と;透光性放
電容器の外側包囲部および内側包囲部の頂部および周側
面部の外面に配設された一対の電極と;を具備している
ことを特徴としている。
【0012】本発明および以下の各発明において、特に
指定しない限り用語の定義および技術的意味は次によ
る。以下、構成要件ごとに説明する。
指定しない限り用語の定義および技術的意味は次によ
る。以下、構成要件ごとに説明する。
【0013】<透光性放電容器について>透光性放電容
器は、外側包囲部、内側包囲部および環状部により区画
された帽状の放電空間を備えている。
器は、外側包囲部、内側包囲部および環状部により区画
された帽状の放電空間を備えている。
【0014】外側包囲部および内側包囲部は、ともに頂
部および周側面部を有する筒状をなしていて、少なくと
も主要部分が透光性である。なお、「主要部」とは、外
部への光導出部を意味する。そして、頂部は、半球状に
突出したり、平坦状になっていたりなど所望の形状に成
形することが許容される。また、周側面部は、円筒の他
に角筒などの形状であることが許容される。
部および周側面部を有する筒状をなしていて、少なくと
も主要部分が透光性である。なお、「主要部」とは、外
部への光導出部を意味する。そして、頂部は、半球状に
突出したり、平坦状になっていたりなど所望の形状に成
形することが許容される。また、周側面部は、円筒の他
に角筒などの形状であることが許容される。
【0015】内側包囲部は、外側包囲部より小さくて、
外側包囲部の内部に収納されていることによって、内側
包囲部および外側包囲部の間に頂部および周側面部に跨
った空間を形成する。すなわち、内側包囲部は、空間を
介して外側包囲部と離間している。また、内側包囲部
は、放電容器の外部に連通する空洞部を形成する。
外側包囲部の内部に収納されていることによって、内側
包囲部および外側包囲部の間に頂部および周側面部に跨
った空間を形成する。すなわち、内側包囲部は、空間を
介して外側包囲部と離間している。また、内側包囲部
は、放電容器の外部に連通する空洞部を形成する。
【0016】環状部は、外側包囲部と内側包囲部とを気
密に連結して、それらを一体化している部分であって、
上記空間を外部に対して遮断することによって、帽状の
放電空間を区画するが、専ら機能のうえから表現されて
いるだけであり、したがって内側包囲部および外側包囲
部に対して別体をなしているものを環状部として結合し
て、一体化された透光性放電容器を形成していることの
みを意味するものではない。すなわち、管状部は、外側
包囲部および内側包囲部の両方またはいずれか一方の基
部を延長して予め一体に形成されていてもよい。
密に連結して、それらを一体化している部分であって、
上記空間を外部に対して遮断することによって、帽状の
放電空間を区画するが、専ら機能のうえから表現されて
いるだけであり、したがって内側包囲部および外側包囲
部に対して別体をなしているものを環状部として結合し
て、一体化された透光性放電容器を形成していることの
みを意味するものではない。すなわち、管状部は、外側
包囲部および内側包囲部の両方またはいずれか一方の基
部を延長して予め一体に形成されていてもよい。
【0017】また、透光性放電容器の外側包囲部および
内側包囲体は、それらの外面すなわち放電空間から見て
外面に、後述するように一対の電極を配設して、透光性
放電容器の対向する一対の壁面を誘電体として電極間に
挟んで、誘電体バリヤ放電を生起させるので、適当な比
誘電率を有する材料により形成する。加えて、外部包囲
部を透過して可視光または紫外線を外部へ導出する場合
には、可視光または紫外線に対して透光性の材質により
外側包囲部を構成すればよく、したがって内側包囲体を
光反射性材質または遮光性材質で構成することができ
る。しかし、要すれば、内側包囲体も透光性材質にする
ことができる。これに対して、内側包囲部を透過して、
可視光または紫外線を外部へ導出する場合には、同様に
内側包囲部を透光性の材質により構成すればよく、した
がって外側包囲部を光反射性材質または遮光性材質で構
成することができる。しかし、要すれば、内側包囲体も
透光性材質にすることができる。
内側包囲体は、それらの外面すなわち放電空間から見て
外面に、後述するように一対の電極を配設して、透光性
放電容器の対向する一対の壁面を誘電体として電極間に
挟んで、誘電体バリヤ放電を生起させるので、適当な比
誘電率を有する材料により形成する。加えて、外部包囲
部を透過して可視光または紫外線を外部へ導出する場合
には、可視光または紫外線に対して透光性の材質により
外側包囲部を構成すればよく、したがって内側包囲体を
光反射性材質または遮光性材質で構成することができ
る。しかし、要すれば、内側包囲体も透光性材質にする
ことができる。これに対して、内側包囲部を透過して、
可視光または紫外線を外部へ導出する場合には、同様に
内側包囲部を透光性の材質により構成すればよく、した
がって外側包囲部を光反射性材質または遮光性材質で構
成することができる。しかし、要すれば、内側包囲体も
透光性材質にすることができる。
【0018】ところで、誘電体にして、かつ、透光性の
材料としては、ガラスが好適である。ガラスは、硬質ガ
ラス、半硬質ガラス、軟質ガラスや石英ガラスなど、適
当な材質のものを選択して使用することができる。ま
た、要すれば、透光性セラミックス、微結晶ガラスなど
をも用いることができる。
材料としては、ガラスが好適である。ガラスは、硬質ガ
ラス、半硬質ガラス、軟質ガラスや石英ガラスなど、適
当な材質のものを選択して使用することができる。ま
た、要すれば、透光性セラミックス、微結晶ガラスなど
をも用いることができる。
【0019】次に、透光性放電容器の外側包囲部と内側
包囲部とは、それらの間に均一距離の帽状の放電空間を
形成するように配置されねばならない。電極間距離をど
の部分においても均一距離にすることは、均一な誘電体
バリヤ放電を生起させるための要件の一つである。ま
た、本発明においては、前述した従来技術とは違って、
電極間距離を規定する放電空間の厚みは、透光性放電容
器の外径に無関係であるから、透光性放電容器の外径と
放電空間の厚みとを、それぞれ独立して最適な値に設定
することが可能になる。透光性放電容器の外径は、得よ
うとする光源の外径に合わせて、好適には70mm以下
の任意の値に設定することができる。一方、放電空間の
厚みは、始動電圧を左右するので、比較的小さな値、た
とえば1〜10mm程度に設定することにより、始動電
圧を低下させることができる。また、これとともに、放
電が安定化して、明るさのちらつきを少なくすることが
できる。なお、放電空間の形状は、自由であるが、本発
明においては帽状にすることで電球形蛍光ランプに好適
な配光特性を得ることができる。
包囲部とは、それらの間に均一距離の帽状の放電空間を
形成するように配置されねばならない。電極間距離をど
の部分においても均一距離にすることは、均一な誘電体
バリヤ放電を生起させるための要件の一つである。ま
た、本発明においては、前述した従来技術とは違って、
電極間距離を規定する放電空間の厚みは、透光性放電容
器の外径に無関係であるから、透光性放電容器の外径と
放電空間の厚みとを、それぞれ独立して最適な値に設定
することが可能になる。透光性放電容器の外径は、得よ
うとする光源の外径に合わせて、好適には70mm以下
の任意の値に設定することができる。一方、放電空間の
厚みは、始動電圧を左右するので、比較的小さな値、た
とえば1〜10mm程度に設定することにより、始動電
圧を低下させることができる。また、これとともに、放
電が安定化して、明るさのちらつきを少なくすることが
できる。なお、放電空間の形状は、自由であるが、本発
明においては帽状にすることで電球形蛍光ランプに好適
な配光特性を得ることができる。
【0020】さらに、透光性放電容器の軸方向の長さ
は、コンパクトな蛍光ランプであるためには、比較的短
くなっているのが好ましい。たとえば、外側包囲部の外
径に対して3倍程度以下、好適には2倍以下になってい
るのがよい。
は、コンパクトな蛍光ランプであるためには、比較的短
くなっているのが好ましい。たとえば、外側包囲部の外
径に対して3倍程度以下、好適には2倍以下になってい
るのがよい。
【0021】<放電媒体について>放電媒体は、エキシ
マ分子を形成し得るものであれば、特定の媒体に限定さ
れない。たとえば、キセノン、ネオン、アルゴンなどの
希ガスやXeCl、KrCl、ArClなどの希ガスハ
ロゲン化物などを用いることができる。希ガスハロゲン
化物の場合、希ガスとハロゲンとをそれぞれ単体で放電
容器に封入してもよい。しかし、誘電体バリヤ放電によ
り紫外線を放射させ、その紫外線を蛍光体層に照射し
て、可視光を発生するためには、キセノンまたはキセノ
ンを主成分とする希ガスからなる放電媒体が好適であ
る。
マ分子を形成し得るものであれば、特定の媒体に限定さ
れない。たとえば、キセノン、ネオン、アルゴンなどの
希ガスやXeCl、KrCl、ArClなどの希ガスハ
ロゲン化物などを用いることができる。希ガスハロゲン
化物の場合、希ガスとハロゲンとをそれぞれ単体で放電
容器に封入してもよい。しかし、誘電体バリヤ放電によ
り紫外線を放射させ、その紫外線を蛍光体層に照射し
て、可視光を発生するためには、キセノンまたはキセノ
ンを主成分とする希ガスからなる放電媒体が好適であ
る。
【0022】放電媒体の封入圧力は、本発明においては
特段限定されないが、高くても40kPa以下、好適に
は10〜20kPaである。
特段限定されないが、高くても40kPa以下、好適に
は10〜20kPaである。
【0023】<蛍光体層について>蛍光体層は、透光性
放電容器の内部に発生した紫外線による照射を受けた際
に可視光を放射させる目的で用いるが、その配設位置
は、透光性放電容器の内部および外部のいずれであって
もよい。すなわち、透光性放電容器が紫外線を透過しな
い材料で形成される場合には、その透光性放電容器の内
部に蛍光体層を配設する。これに対して、透光性放電容
器が紫外線透過性材料で形成される場合、蛍光体層は、
透光性放電容器の外部および内部のいずれにも配設する
ことができる。蛍光体層を透光性放電容器の内部に配設
する場合、水銀蒸気を用いて紫外線を発生する一般に多
用されている蛍光ランプのように、透光性放電容器の内
面側に蛍光体層を被着させるのがよい。また、蛍光体層
を透光性放電容器の外部に配設する場合、透光性放電容
器の外面に蛍光体層を被着させるのがよい。
放電容器の内部に発生した紫外線による照射を受けた際
に可視光を放射させる目的で用いるが、その配設位置
は、透光性放電容器の内部および外部のいずれであって
もよい。すなわち、透光性放電容器が紫外線を透過しな
い材料で形成される場合には、その透光性放電容器の内
部に蛍光体層を配設する。これに対して、透光性放電容
器が紫外線透過性材料で形成される場合、蛍光体層は、
透光性放電容器の外部および内部のいずれにも配設する
ことができる。蛍光体層を透光性放電容器の内部に配設
する場合、水銀蒸気を用いて紫外線を発生する一般に多
用されている蛍光ランプのように、透光性放電容器の内
面側に蛍光体層を被着させるのがよい。また、蛍光体層
を透光性放電容器の外部に配設する場合、透光性放電容
器の外面に蛍光体層を被着させるのがよい。
【0024】次に、蛍光体層に用いる蛍光体は、特段限
定されないが、3波長発光形の蛍光体が好適である。3
波長発光形の蛍光体は、白色発光を発生させる場合に
は、赤色発光の蛍光体と、緑色発光の蛍光体と、青色発
光の蛍光体とを用いて構成されるが、各蛍光体を混合し
た単一構成の蛍光体層であってもよいし、各発光色の蛍
光体の一種または2種を単独または混合した複数層から
なる蛍光体層であってもよい。また、モノクロームの読
取や特殊目的の場合には、単色発光を発生するように各
色発光の蛍光体を単独または適宜の組み合わせで用いる
ことができる。赤色発光、緑色発光および青色発光の蛍
光体としては、たとえば以下に例示する蛍光体を用いる
ことができる。
定されないが、3波長発光形の蛍光体が好適である。3
波長発光形の蛍光体は、白色発光を発生させる場合に
は、赤色発光の蛍光体と、緑色発光の蛍光体と、青色発
光の蛍光体とを用いて構成されるが、各蛍光体を混合し
た単一構成の蛍光体層であってもよいし、各発光色の蛍
光体の一種または2種を単独または混合した複数層から
なる蛍光体層であってもよい。また、モノクロームの読
取や特殊目的の場合には、単色発光を発生するように各
色発光の蛍光体を単独または適宜の組み合わせで用いる
ことができる。赤色発光、緑色発光および青色発光の蛍
光体としては、たとえば以下に例示する蛍光体を用いる
ことができる。
【0025】赤色発光の蛍光体
ユーロピウム付活酸化イットリウム(例;Y2O3:E
u) 緑色発光の蛍光体 セリウム、テリビウム付活リン酸ランタン(例;LaP
O4) アルミン酸マグネシウム(例;(CeTb)MgAl
11O19) 青色発光の蛍光体 ユーロピウム付活アルミン酸バリウム・マグネシウム
(例;BaMgAl16O27:Yu) ユーロピウム付活リン酸塩ストロンチウム(例;Sr5
(PO4)3:Yu) ユーロピウム付活リン酸塩ストロンチウム・カルシウム
・バリウム(例;(SrCaBa)5(PO4)3:Y
u) また、蛍光体層は、上記の蛍光体を用いているばかりで
なく、要すれば蛍光体に加えてその他の非発光物質を補
助的な成分として、たとえば金属の酸化物、窒化物、炭
化物、ホウ化物などを含んでいることが許容される。
u) 緑色発光の蛍光体 セリウム、テリビウム付活リン酸ランタン(例;LaP
O4) アルミン酸マグネシウム(例;(CeTb)MgAl
11O19) 青色発光の蛍光体 ユーロピウム付活アルミン酸バリウム・マグネシウム
(例;BaMgAl16O27:Yu) ユーロピウム付活リン酸塩ストロンチウム(例;Sr5
(PO4)3:Yu) ユーロピウム付活リン酸塩ストロンチウム・カルシウム
・バリウム(例;(SrCaBa)5(PO4)3:Y
u) また、蛍光体層は、上記の蛍光体を用いているばかりで
なく、要すれば蛍光体に加えてその他の非発光物質を補
助的な成分として、たとえば金属の酸化物、窒化物、炭
化物、ホウ化物などを含んでいることが許容される。
【0026】<一対の電極について>一対の電極は、透
光性放電容器の外側包囲部および内側包囲部の頂部およ
び周側面に配設される。透光性放電容器の内部に形成さ
れた帽状の放電空間を利用して、帽状に展開した誘電体
バリヤ放電を生起させるために、一対の電極は、面状に
広がっているのが好ましい。しかし、面状の広がりであ
っても、その面は均一な面だけでなく、その内部に多数
の孔隙を有するメッシュ状をなしていることが許容され
る。
光性放電容器の外側包囲部および内側包囲部の頂部およ
び周側面に配設される。透光性放電容器の内部に形成さ
れた帽状の放電空間を利用して、帽状に展開した誘電体
バリヤ放電を生起させるために、一対の電極は、面状に
広がっているのが好ましい。しかし、面状の広がりであ
っても、その面は均一な面だけでなく、その内部に多数
の孔隙を有するメッシュ状をなしていることが許容され
る。
【0027】また、一対の電極は、そのうち光を導出し
ようとする方が少なくとも透光性に構成されているもの
とする。なお、「透光性」とは、電極を構成する材料自
体が透光性を有しているものと、電極がメッシュ状をな
していて、そのメッシュの間に形成される孔隙を通じて
光が透過するものとを含む概念である。前者の電極構成
材料は、透光性導電性物質たとえばITO膜、ネサ膜な
どを用いることができる。後者の電極構成材料は、たと
えば導電性金属線をメリヤス編みなどに編組したメッシ
ュ構造体、Ag、Al、Au、Pt、Pa、Cu、Ni
などを主成分とする導電性物質膜をメッシュ状に被着さ
せたメッシュ状膜構造体、上記金属またはそれらの合金
のパンチングメタル、金属線のコイルなどを用いること
ができる。
ようとする方が少なくとも透光性に構成されているもの
とする。なお、「透光性」とは、電極を構成する材料自
体が透光性を有しているものと、電極がメッシュ状をな
していて、そのメッシュの間に形成される孔隙を通じて
光が透過するものとを含む概念である。前者の電極構成
材料は、透光性導電性物質たとえばITO膜、ネサ膜な
どを用いることができる。後者の電極構成材料は、たと
えば導電性金属線をメリヤス編みなどに編組したメッシ
ュ構造体、Ag、Al、Au、Pt、Pa、Cu、Ni
などを主成分とする導電性物質膜をメッシュ状に被着さ
せたメッシュ状膜構造体、上記金属またはそれらの合金
のパンチングメタル、金属線のコイルなどを用いること
ができる。
【0028】これに対して、光を積極的に導出する必要
のない方の電極は、透光性でなくてもよい。むしろ、光
反射性または遮光性の材料を用いることにより、他方の
電極を通じて外部へ導出する光を増大させるように作用
させることもできる。光反射作用を有する材料として
は、たとえばAg、Al、Au、Pt、Pa、Niなど
を膜、板および塊などの形態で用いることができる。
のない方の電極は、透光性でなくてもよい。むしろ、光
反射性または遮光性の材料を用いることにより、他方の
電極を通じて外部へ導出する光を増大させるように作用
させることもできる。光反射作用を有する材料として
は、たとえばAg、Al、Au、Pt、Pa、Niなど
を膜、板および塊などの形態で用いることができる。
【0029】さらに、一対の電極は、透光性放電容器の
外面にほぼ密接して配設される。なお、「ほぼ密接し
て」いるとは、電極の全体が密接しているばかりでな
く、一部が多少浮いているような状態であってもよいこ
とを意味する。
外面にほぼ密接して配設される。なお、「ほぼ密接し
て」いるとは、電極の全体が密接しているばかりでな
く、一部が多少浮いているような状態であってもよいこ
とを意味する。
【0030】さらにまた、一対の電極は、透光性放電容
器の基部側に端部があるが、それらの端部を軸方向にず
らして配置することにより、電極間の沿面距離を透光性
放電容器の基部を利用して大きくすることができる。そ
の結果、ずらした分だけ絶縁耐力を大きくすることがで
きる。
器の基部側に端部があるが、それらの端部を軸方向にず
らして配置することにより、電極間の沿面距離を透光性
放電容器の基部を利用して大きくすることができる。そ
の結果、ずらした分だけ絶縁耐力を大きくすることがで
きる。
【0031】さらにまた、透光性放電容器の外側包囲部
の外面または内面に配設される電極を接地し、内側包囲
部の内面または外面に配設される電極を高圧側とするよ
うに点灯回路の出力端に接続することにより、ノイズ放
射を低減することができる。
の外面または内面に配設される電極を接地し、内側包囲
部の内面または外面に配設される電極を高圧側とするよ
うに点灯回路の出力端に接続することにより、ノイズ放
射を低減することができる。
【0032】<その他の構成について>本発明の必須構
成要件ではないが、所望により以下に示す構成を選択的
に付加することができる。
成要件ではないが、所望により以下に示す構成を選択的
に付加することができる。
【0033】1 絶縁被覆手段について
ここにいう絶縁被覆手段は、透光性放電容器の外面に配
設される一対の電極の少なくとも一方を被覆して絶縁す
るための手段である。光導出側の電極に絶縁被覆手段を
配設する場合、当該絶縁被覆手段は、透光性に構成す
る。なお、「透光性」とは、透明および光拡散透過性の
いずれをも含む概念である。透光性の絶縁被覆材料とし
ては、たとえばフッ素樹脂、シリコーン樹脂などの有機
物質や低融点ガラス、金属酸化物被膜などの無機質物質
などを用いることができる。しかし、光導出の必要のな
い電極に対する絶縁被覆手段の場合、遮光性であっても
よい。
設される一対の電極の少なくとも一方を被覆して絶縁す
るための手段である。光導出側の電極に絶縁被覆手段を
配設する場合、当該絶縁被覆手段は、透光性に構成す
る。なお、「透光性」とは、透明および光拡散透過性の
いずれをも含む概念である。透光性の絶縁被覆材料とし
ては、たとえばフッ素樹脂、シリコーン樹脂などの有機
物質や低融点ガラス、金属酸化物被膜などの無機質物質
などを用いることができる。しかし、光導出の必要のな
い電極に対する絶縁被覆手段の場合、遮光性であっても
よい。
【0034】また、絶縁被覆手段は、たとえば被覆樹脂
の塗布液をディッピング、吹き付け、刷け塗りなどによ
り被着、固化させたり、被覆樹脂を粉体塗装したり、被
覆樹脂フィルムをラッピングや熱収縮させたり、さらに
無機質物質を塗布後焼成することなどによって、蛍光ラ
ンプに配設することができる。
の塗布液をディッピング、吹き付け、刷け塗りなどによ
り被着、固化させたり、被覆樹脂を粉体塗装したり、被
覆樹脂フィルムをラッピングや熱収縮させたり、さらに
無機質物質を塗布後焼成することなどによって、蛍光ラ
ンプに配設することができる。
【0035】2 点灯回路について
点灯回路は、一対の電極間に所要の電圧を印加して蛍光
ランプを付勢する電源として作用する。そして、高周波
のパルス電圧または交流電圧を出力する。点灯回路を一
体的に付加することにより、白熱電球と代替可能な電球
形蛍光ランプのような光源を得ることができる。この場
合、透光性放電容器の内部に形成される空洞の内部に点
灯回路の少なくとも一部を収容させることにより、小形
化を図ることができる。
ランプを付勢する電源として作用する。そして、高周波
のパルス電圧または交流電圧を出力する。点灯回路を一
体的に付加することにより、白熱電球と代替可能な電球
形蛍光ランプのような光源を得ることができる。この場
合、透光性放電容器の内部に形成される空洞の内部に点
灯回路の少なくとも一部を収容させることにより、小形
化を図ることができる。
【0036】<本発明の作用について>本発明において
は、一対の電極間に所要の電圧を印加すると、透光性放
電容器の対向する2つの壁面を誘電体とする誘電体バリ
ヤ放電が透光性放電容器の内部に生起して、放電媒体の
放電により紫外線が放射される。放射した紫外線は、蛍
光体層を照射する。その結果、蛍光体が励起されて可視
光を発生する。発生した可視光は、電極を通過して外部
へ導出され、照明に利用される。
は、一対の電極間に所要の電圧を印加すると、透光性放
電容器の対向する2つの壁面を誘電体とする誘電体バリ
ヤ放電が透光性放電容器の内部に生起して、放電媒体の
放電により紫外線が放射される。放射した紫外線は、蛍
光体層を照射する。その結果、蛍光体が励起されて可視
光を発生する。発生した可視光は、電極を通過して外部
へ導出され、照明に利用される。
【0037】また、透光性放電容器の内部に形成される
放電空間が帽状をなしていて、しかも、一対の電極が帽
状の放電空間を挟むように透光性放電容器の外側包囲部
および内側包囲部の頂部および周側面の外側に配設され
ているので、透光性放電容器の外側包囲部を透光性にし
ておくことにより、周側面部側に加えて頂部側からも発
光が得られる。このため、一般照明用として誠に有用な
配光特性を有する蛍光ランプを得ることができる。
放電空間が帽状をなしていて、しかも、一対の電極が帽
状の放電空間を挟むように透光性放電容器の外側包囲部
および内側包囲部の頂部および周側面の外側に配設され
ているので、透光性放電容器の外側包囲部を透光性にし
ておくことにより、周側面部側に加えて頂部側からも発
光が得られる。このため、一般照明用として誠に有用な
配光特性を有する蛍光ランプを得ることができる。
【0038】また、いずれも頂部が閉じた外側包囲部と
内側包囲部との間に放電空間が形成されるので、外側包
囲部の外径を所望の大きさにしても、内部に形成されて
電極間距離を決定する放電空間の厚さを最適化して、電
極間距離が相対的に小さく設定することにより、始動電
圧が低くて、しかも、安定した誘電体バリヤ放電が生起
して、明るさのちらつきが生じにくい蛍光ランプを得る
ことができる。
内側包囲部との間に放電空間が形成されるので、外側包
囲部の外径を所望の大きさにしても、内部に形成されて
電極間距離を決定する放電空間の厚さを最適化して、電
極間距離が相対的に小さく設定することにより、始動電
圧が低くて、しかも、安定した誘電体バリヤ放電が生起
して、明るさのちらつきが生じにくい蛍光ランプを得る
ことができる。
【0039】さらに、一対の電極は、ともに透光性放電
容器の外面側に配設されているので、従来技術のように
内部に電極を封装する場合に電極材料がスパッタして、
透光性放電容器が黒化して、光束維持率が低下するのを
防止することができる。
容器の外面側に配設されているので、従来技術のように
内部に電極を封装する場合に電極材料がスパッタして、
透光性放電容器が黒化して、光束維持率が低下するのを
防止することができる。
【0040】さらにまた、透光性放電容器がコンパクト
であるとともに、その内側包囲部には外部に連通する空
洞が形成され、点灯回路手段の少なくとも一部を当該空
洞の内部に収容することができるので、電球形蛍光ラン
プに好適な蛍光ランプが得られる。しかし、本発明は、
その用途が電球形蛍光ランプに限定されるものではな
い。
であるとともに、その内側包囲部には外部に連通する空
洞が形成され、点灯回路手段の少なくとも一部を当該空
洞の内部に収容することができるので、電球形蛍光ラン
プに好適な蛍光ランプが得られる。しかし、本発明は、
その用途が電球形蛍光ランプに限定されるものではな
い。
【0041】請求項2の発明の蛍光ランプは、請求項1
記載の蛍光ランプにおいて、透光性放電容器は、紫外線
透過性材料からなり;蛍光体層は、透光性放電容器の外
面側に配設されている;ことを特徴としている。
記載の蛍光ランプにおいて、透光性放電容器は、紫外線
透過性材料からなり;蛍光体層は、透光性放電容器の外
面側に配設されている;ことを特徴としている。
【0042】本発明において、「紫外線透過性材料」と
は、蛍光体の劣化に影響する波長150nm以下の短波
長紫外線を実質的にカットするが、波長の長い紫外線を
透過するような分光透過率特性を有している材料をい
う。たとえば、合成石英ガラスはこの条件を満足するの
で、紫外線透過性材料に含まれる。
は、蛍光体の劣化に影響する波長150nm以下の短波
長紫外線を実質的にカットするが、波長の長い紫外線を
透過するような分光透過率特性を有している材料をい
う。たとえば、合成石英ガラスはこの条件を満足するの
で、紫外線透過性材料に含まれる。
【0043】蛍光体層の配設位置は、特段限定されない
ので、たとえば透光性放電容器から離間した位置に配置
していてもよいが、好適なのは透光性放電容器の外面に
被着させて配設する態様である。
ので、たとえば透光性放電容器から離間した位置に配置
していてもよいが、好適なのは透光性放電容器の外面に
被着させて配設する態様である。
【0044】また、蛍光体が大気に触れて劣化するのを
回避するために、要すれば気密性の被膜で蛍光体層の外
面側の部分を被覆することができる。あるいは、外面に
蛍光体層を配設した透光性放電容器を気密に封止された
外管の内部に収納することによって、蛍光体層の劣化を
防止することができる。
回避するために、要すれば気密性の被膜で蛍光体層の外
面側の部分を被覆することができる。あるいは、外面に
蛍光体層を配設した透光性放電容器を気密に封止された
外管の内部に収納することによって、蛍光体層の劣化を
防止することができる。
【0045】そうして、本発明においては、放電媒体が
放射する。そのため、光束維持率を改善することができ
る。
放射する。そのため、光束維持率を改善することができ
る。
【0046】請求項3の発明の蛍光ランプは、閉じた頂
部および周側面部を有する筒状の外側包囲部、閉じた頂
部および周側面部を有する筒状をなし外側包囲部の内部
に収納されてそれぞれの頂部および周側面部の間に空間
を形成する内側包囲部、ならびに外側包囲部および内側
包囲部の基部を気密に連結して内部に帽状の放電空間を
形成する環状部を備えた透光性放電容器と;透光性放電
容器内に封入されたエキシマ分子を形成し得る放電媒体
と;透光性放電容器内に封入された放電媒体の誘電体バ
リヤ放電に伴って放射された紫外線により励起されるよ
うに配設された蛍光体層と;それぞれ透光性放電容器の
外側包囲部および内側包囲部の頂部および周側面部に配
設されていて、いずれか一方が透光性放電容器の内面側
に位置するとともに誘電体膜で被覆され、他方が外面側
に位置する一対の電極と;を具備していることを特徴と
している。
部および周側面部を有する筒状の外側包囲部、閉じた頂
部および周側面部を有する筒状をなし外側包囲部の内部
に収納されてそれぞれの頂部および周側面部の間に空間
を形成する内側包囲部、ならびに外側包囲部および内側
包囲部の基部を気密に連結して内部に帽状の放電空間を
形成する環状部を備えた透光性放電容器と;透光性放電
容器内に封入されたエキシマ分子を形成し得る放電媒体
と;透光性放電容器内に封入された放電媒体の誘電体バ
リヤ放電に伴って放射された紫外線により励起されるよ
うに配設された蛍光体層と;それぞれ透光性放電容器の
外側包囲部および内側包囲部の頂部および周側面部に配
設されていて、いずれか一方が透光性放電容器の内面側
に位置するとともに誘電体膜で被覆され、他方が外面側
に位置する一対の電極と;を具備していることを特徴と
している。
【0047】本発明は、誘電体バリヤ放電を利用する蛍
光ランプにおいて、一対の電極のうち、一方を透光性放
電容器の内面側に配設し、他方を外面側に配設すること
で、始動電圧を低下させた蛍光ランプについての好適な
構成を規定している。すなわち、一対の電極のうち一方
を透光性放電容器の頂部および周側面の放電空間側の内
面に配設すれば、一対の電極間に生起する誘電体バリヤ
放電は、他方の電極が外面に配設されている方の透光性
放電容器の壁面のみを誘電体として利用するだけなの
で、始動電圧が低下する。しかし、従来技術におけるよ
うに、一方の電極が放電空間内に露出していると、スパ
ッタが生じて透光性放電容器の内面が黒化しやすい。
光ランプにおいて、一対の電極のうち、一方を透光性放
電容器の内面側に配設し、他方を外面側に配設すること
で、始動電圧を低下させた蛍光ランプについての好適な
構成を規定している。すなわち、一対の電極のうち一方
を透光性放電容器の頂部および周側面の放電空間側の内
面に配設すれば、一対の電極間に生起する誘電体バリヤ
放電は、他方の電極が外面に配設されている方の透光性
放電容器の壁面のみを誘電体として利用するだけなの
で、始動電圧が低下する。しかし、従来技術におけるよ
うに、一方の電極が放電空間内に露出していると、スパ
ッタが生じて透光性放電容器の内面が黒化しやすい。
【0048】これに対して、本発明においては、放電空
間の内面側に位置する電極を誘電体膜で被覆しているの
で、上記電極のスパッタが防止されて、黒化の問題が解
消する。
間の内面側に位置する電極を誘電体膜で被覆しているの
で、上記電極のスパッタが防止されて、黒化の問題が解
消する。
【0049】本発明において、一対の電極のうちいずれ
を放電空間の内面側に配設するかは特段限定されない。
外側包囲部に配設される一方の電極を外面に配設する場
合、内側包囲部に配設される他方の電極は、放電空間の
内面側に配設すればよい。この場合、メリヤス編み構造
の金属網をその弾力を利用して透光性放電容器に被せる
ことによって、一方の電極を外側包囲部の外面にほぼ密
接させて配設することが容易になる。上記と反対に、外
側包囲部に配設される一方の電極を放電空間の内面に配
設する場合、内側包囲部に配設される他方の電極を外面
側に配設する。この場合には、一方の電極は、透光性放
電容器の外側包囲部によって絶縁されるので、格別の絶
縁手段を配設する必要がなくなる。また、他方の電極
は、放電容器の外側であっても、内側包囲部に形成され
る空洞の内側に位置するため、結果として内側包囲部に
より絶縁されることになる。このため、構造の簡素化が
図られて、蛍光ランプを安価にすることができる。
を放電空間の内面側に配設するかは特段限定されない。
外側包囲部に配設される一方の電極を外面に配設する場
合、内側包囲部に配設される他方の電極は、放電空間の
内面側に配設すればよい。この場合、メリヤス編み構造
の金属網をその弾力を利用して透光性放電容器に被せる
ことによって、一方の電極を外側包囲部の外面にほぼ密
接させて配設することが容易になる。上記と反対に、外
側包囲部に配設される一方の電極を放電空間の内面に配
設する場合、内側包囲部に配設される他方の電極を外面
側に配設する。この場合には、一方の電極は、透光性放
電容器の外側包囲部によって絶縁されるので、格別の絶
縁手段を配設する必要がなくなる。また、他方の電極
は、放電容器の外側であっても、内側包囲部に形成され
る空洞の内側に位置するため、結果として内側包囲部に
より絶縁されることになる。このため、構造の簡素化が
図られて、蛍光ランプを安価にすることができる。
【0050】誘電体膜としては、低誘電率ガラス、金属
酸化物被膜などの無機物質が適している。
酸化物被膜などの無機物質が適している。
【0051】蛍光体層は、透光性放電容器の内面および
外側のいずれに配設されていてもよいが、内面側に配設
する場合、電極と透光性放電容器の内面との間に位置し
てもよいし、電極の放電空間側の内面であってもよい。
外側のいずれに配設されていてもよいが、内面側に配設
する場合、電極と透光性放電容器の内面との間に位置し
てもよいし、電極の放電空間側の内面であってもよい。
【0052】そうして、本発明においては、一方の電極
が透光性放電容器の内面側に配設されているので、始動
電圧が低下する。また、当該電極は、誘電体膜で被覆さ
れているので、スパッタによる黒化を生じるようなこと
がない。このため、光束維持率が改善される。
が透光性放電容器の内面側に配設されているので、始動
電圧が低下する。また、当該電極は、誘電体膜で被覆さ
れているので、スパッタによる黒化を生じるようなこと
がない。このため、光束維持率が改善される。
【0053】請求項4の発明の電球形蛍光ランプは、請
求項1ないし3のいずれか一記載の蛍光ランプと;蛍光
ランプの内側包囲部の内部に形成された空間内に少なく
とも一部が収容されて蛍光ランプを付勢する点灯回路
と;を具備していることを特徴としている。
求項1ないし3のいずれか一記載の蛍光ランプと;蛍光
ランプの内側包囲部の内部に形成された空間内に少なく
とも一部が収容されて蛍光ランプを付勢する点灯回路
と;を具備していることを特徴としている。
【0054】<点灯回路について>点灯回路は、高周波
のパルス電圧または交流電圧を出力して、蛍光ランプの
一対の電極間に印加して、蛍光ランプを付勢して点灯す
る手段である。また、点灯回路は、その入力端を低周波
交流電源に接続して、低周波交流をいったん直流に変換
するか、または直接的に高周波の上記電圧に変換する。
しかし、点灯回路は、その入力端を直流電源に接続し
て、高周波電圧を発生する構成であってもよい。
のパルス電圧または交流電圧を出力して、蛍光ランプの
一対の電極間に印加して、蛍光ランプを付勢して点灯す
る手段である。また、点灯回路は、その入力端を低周波
交流電源に接続して、低周波交流をいったん直流に変換
するか、または直接的に高周波の上記電圧に変換する。
しかし、点灯回路は、その入力端を直流電源に接続し
て、高周波電圧を発生する構成であってもよい。
【0055】また、点灯回路は、その全体または一部が
蛍光ランプの内側包囲部により形成される空洞の内部に
収容される。そのため、蛍光ランプの基部側から外部へ
突出する部分が実質的になくなるか、あるいはあったと
しても、わずかになる。このことは、電球形蛍光ランプ
が小形化されることを意味する。
蛍光ランプの内側包囲部により形成される空洞の内部に
収容される。そのため、蛍光ランプの基部側から外部へ
突出する部分が実質的になくなるか、あるいはあったと
しても、わずかになる。このことは、電球形蛍光ランプ
が小形化されることを意味する。
【0056】さらに、蛍光ランプが誘電体バリヤ放電を
行なうので、点灯回路には、限流インピーダンスを必須
として具備している必要がない。しかし、ランプ電流を
所望値に制限するためなどのために、必要に応じて限流
インピーダンスを具備することができる。
行なうので、点灯回路には、限流インピーダンスを必須
として具備している必要がない。しかし、ランプ電流を
所望値に制限するためなどのために、必要に応じて限流
インピーダンスを具備することができる。
【0057】<その他の構成について>本発明におい
て、必須構成要件ではないが、以下に示す構成を付加す
ることにより、電球形蛍光ランプの機能が向上するの
で、所望によりこれらの全部または一部を選択的に付加
することができる。
て、必須構成要件ではないが、以下に示す構成を付加す
ることにより、電球形蛍光ランプの機能が向上するの
で、所望によりこれらの全部または一部を選択的に付加
することができる。
【0058】1 口金について
口金は、電球形蛍光ランプの受電端であって、ランプソ
ケットに装着して機械的に電球形蛍光ランプを支持する
とともに低周波交流電源または直流電源から受電するの
に都合がよい。なお、口金には、ねじ形、バヨネット形
など既知の各種形式のものを用いることができる。
ケットに装着して機械的に電球形蛍光ランプを支持する
とともに低周波交流電源または直流電源から受電するの
に都合がよい。なお、口金には、ねじ形、バヨネット形
など既知の各種形式のものを用いることができる。
【0059】2 カバーについて
カバーは、蛍光ランプの基部を支持して、蛍光ランプか
ら露出している点灯回路の一部分および点灯回路と蛍光
ランプとの電気的接続部などをカバーするとともに、電
球形蛍光ランプとしての外観を整える。また、カバー
は、その外部に口金を支持することができる。
ら露出している点灯回路の一部分および点灯回路と蛍光
ランプとの電気的接続部などをカバーするとともに、電
球形蛍光ランプとしての外観を整える。また、カバー
は、その外部に口金を支持することができる。
【0060】<本発明の作用について>本発明において
は、蛍光ランプの内側包囲部により形成される空洞の内
部に点灯回路を収容しているから、全体を小形化するこ
とができる。
は、蛍光ランプの内側包囲部により形成される空洞の内
部に点灯回路を収容しているから、全体を小形化するこ
とができる。
【0061】また、透光性放電容器の外側包囲部の頂部
および周側面部から可視光を放射するので、電球形蛍光
ランプとして望ましい配光特性を有している。
および周側面部から可視光を放射するので、電球形蛍光
ランプとして望ましい配光特性を有している。
【0062】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
施の形態を説明する。
【0063】図1および図2は、本発明の蛍光ランプお
よび電球形蛍光ランプの第1の実施形態を示し、図1は
概念的断面図、図2は蛍光ランプと点灯回路との接続を
説明する概念的断面図である。
よび電球形蛍光ランプの第1の実施形態を示し、図1は
概念的断面図、図2は蛍光ランプと点灯回路との接続を
説明する概念的断面図である。
【0064】各図において、FLは蛍光ランプ、OCは
点灯回路、Kはカバー、Bは口金である。
点灯回路、Kはカバー、Bは口金である。
【0065】<蛍光ランプFLについて>蛍光ランプF
Lは、透光性放電容器1、放電媒体、蛍光体層2および
一対の電極3、4から構成されている。
Lは、透光性放電容器1、放電媒体、蛍光体層2および
一対の電極3、4から構成されている。
【0066】(透光性放電容器1について)透光性放電
容器1は、硬質ガラスからなり、外側包囲部1a、内側
包囲部1bおよび環状部1cを備えている。外側包囲部
1aは、頂部1a1および周側面部1a2からなる。頂
部1a1は、閉じていて、かつ、半球状をなしている。
周側面部1a2は、筒状をなしていて、かつ、円筒状を
なしている。内側包囲部1bも外側包囲部1aと同様
に、頂部1b1および周側面部1b2からなり、外側包
囲部1a1とほぼ相似形をなしていて、かつ、外側包囲
部1a1の内部に離間して挿入されている。そのため、
外側包囲部1aと内側包囲部1bとの間には、それぞれ
の頂部1a1、1b1と周側面部1a2、1b2とに跨
る空間が形成されている。環状部1cは、外側包囲部1
a1および内側包囲部1bの基部の間を気密に連結して
両者を所定の位置関係に保持している。その結果、透光
性放電容器1aの内部には、帽状をなした放電空間1d
が形成されている。
容器1は、硬質ガラスからなり、外側包囲部1a、内側
包囲部1bおよび環状部1cを備えている。外側包囲部
1aは、頂部1a1および周側面部1a2からなる。頂
部1a1は、閉じていて、かつ、半球状をなしている。
周側面部1a2は、筒状をなしていて、かつ、円筒状を
なしている。内側包囲部1bも外側包囲部1aと同様
に、頂部1b1および周側面部1b2からなり、外側包
囲部1a1とほぼ相似形をなしていて、かつ、外側包囲
部1a1の内部に離間して挿入されている。そのため、
外側包囲部1aと内側包囲部1bとの間には、それぞれ
の頂部1a1、1b1と周側面部1a2、1b2とに跨
る空間が形成されている。環状部1cは、外側包囲部1
a1および内側包囲部1bの基部の間を気密に連結して
両者を所定の位置関係に保持している。その結果、透光
性放電容器1aの内部には、帽状をなした放電空間1d
が形成されている。
【0067】(放電媒体について)放電媒体は、希ガス
からなり、透光性放電容器1aの放電空間内に封入され
ている。
からなり、透光性放電容器1aの放電空間内に封入され
ている。
【0068】(蛍光体層2について)蛍光体層2は、透
光性放電容器1の内面に形成されている。
光性放電容器1の内面に形成されている。
【0069】(一対の電極3、4について)一対の電極
3、4は、透光性放電容器1の外側包囲部1aおよび内
側包囲部1bの外面において、頂部1a1、1b1およ
び周側面部1a2、1b2に跨って立体曲面の面状に展
開して配設されている。そして、一方の電極3は、外側
包囲部1aの基部の終端まで延在しているが、他方の電
極4は、その終端が内側包囲部1bの基部から若干頂部
側へ後退した位置にある。このため、一対の電極3、4
の間は、透光性放電容器1の基部に形成された屈曲した
部分のために沿面距離が大きくなっている。
3、4は、透光性放電容器1の外側包囲部1aおよび内
側包囲部1bの外面において、頂部1a1、1b1およ
び周側面部1a2、1b2に跨って立体曲面の面状に展
開して配設されている。そして、一方の電極3は、外側
包囲部1aの基部の終端まで延在しているが、他方の電
極4は、その終端が内側包囲部1bの基部から若干頂部
側へ後退した位置にある。このため、一対の電極3、4
の間は、透光性放電容器1の基部に形成された屈曲した
部分のために沿面距離が大きくなっている。
【0070】また、電極3は、金属線のメリヤス編みの
メッシュ構造である。電極4は、金属ペーストの焼成膜
である。
メッシュ構造である。電極4は、金属ペーストの焼成膜
である。
【0071】<点灯回路OCについて>点灯回路OC
は、透光性放電容器1の空洞1dの内部に収納され、一
部が蛍光ランプFLの基部から外部へ突出していて、そ
の入力端が後述する口金Bに接続し、出力端が一対の電
極3、4に接続している。
は、透光性放電容器1の空洞1dの内部に収納され、一
部が蛍光ランプFLの基部から外部へ突出していて、そ
の入力端が後述する口金Bに接続し、出力端が一対の電
極3、4に接続している。
【0072】<カバーKについて>カバーKは、蛍光ラ
ンプFLの基部を支持するとともに、点灯回路OCの突
出部を被覆している。
ンプFLの基部を支持するとともに、点灯回路OCの突
出部を被覆している。
【0073】<口金Bについて>口金Bは、E26形ね
じ口金からなり、カバーKに支持されている。
じ口金からなり、カバーKに支持されている。
【実施例】<蛍光ランプFL>
透光性放電容器1:外径80mm、空洞の内径60m
m、肉厚1mm、全長100mm 放電媒体:キセノン約16kPa 蛍光体層2:3波長発光形 赤色発光蛍光体;(Y、Gd)bO3:Eu 緑色発光蛍光体;LaPO4:Ce、Tb 青色発光蛍光体;BaMgAl10O17:Eu 一対の電極3、4:電極間距離8mm <点灯回路OC> 高周波パルス電圧発生回路:繰り返し周波数80kH
z、パルス幅2μs <ランプ特性> 入力電力:40W ランプ電圧:2kV0−p 全光束:800lm 以下、図3および図4を参照して本発明の他の実施形態
について説明する。なお、図中、図1と同一部分につい
ては同一符号を付して説明は省略する。
m、肉厚1mm、全長100mm 放電媒体:キセノン約16kPa 蛍光体層2:3波長発光形 赤色発光蛍光体;(Y、Gd)bO3:Eu 緑色発光蛍光体;LaPO4:Ce、Tb 青色発光蛍光体;BaMgAl10O17:Eu 一対の電極3、4:電極間距離8mm <点灯回路OC> 高周波パルス電圧発生回路:繰り返し周波数80kH
z、パルス幅2μs <ランプ特性> 入力電力:40W ランプ電圧:2kV0−p 全光束:800lm 以下、図3および図4を参照して本発明の他の実施形態
について説明する。なお、図中、図1と同一部分につい
ては同一符号を付して説明は省略する。
【0074】図3は、本発明の蛍光ランプおよび電球形
蛍光ランプの第2の実施形態を示す概念的縦断面図であ
る。本実施形態は、外側包囲部1aの外面に配設した電
極3を絶縁被覆手段5により被覆している点で異なる。
蛍光ランプの第2の実施形態を示す概念的縦断面図であ
る。本実施形態は、外側包囲部1aの外面に配設した電
極3を絶縁被覆手段5により被覆している点で異なる。
【0075】絶縁被覆手段5は、低融点ガラスによって
構成されている。この絶縁被覆手段5は、電極3を配設
した後に、低融点ガラス浴により形成している。
構成されている。この絶縁被覆手段5は、電極3を配設
した後に、低融点ガラス浴により形成している。
【0076】図4は、本発明の蛍光ランプおよび電球形
蛍光ランプの第3の概念的断面図である。本実施形態
は、電極4を透光性放電容器1の放電空間1dの内側包
囲部1b側の内面に配設するとともに、誘電体膜6によ
り電極4を被覆している点で異なる。
蛍光ランプの第3の概念的断面図である。本実施形態
は、電極4を透光性放電容器1の放電空間1dの内側包
囲部1b側の内面に配設するとともに、誘電体膜6によ
り電極4を被覆している点で異なる。
【0077】
【発明の効果】請求項1ないし3の各発明によれば、閉
じた頂部および周側面部を有する筒状の外側包囲部、閉
じた頂部および周側面部を有する筒状をなし外側包囲部
の内部に収納されてそれぞれの頂部および周側面部の間
に空間を形成する内側包囲部、ならびに外側包囲部およ
び内側包囲部の基部を気密に連結して内部に帽状の放電
空間を形成する環状部を備えた透光性放電容器と、透光
性放電容器内に封入されたエキシマ分子を形成し得る放
電媒体と、誘電体バリヤ放電に伴って放射された紫外線
により励起されるように配設された蛍光体層と、透光性
放電容器の頂部および周側面部の外面に配設された一対
の電極とを具備していることにより、一対の電極間の放
電距離を短くして、放電が安定化しやすくて明るさのち
らつきが少なく、電極のスパッタによる黒化の虞のない
とともに、透光性放電容器のトップ部分からも発光する
蛍光ランプを提供することができる。
じた頂部および周側面部を有する筒状の外側包囲部、閉
じた頂部および周側面部を有する筒状をなし外側包囲部
の内部に収納されてそれぞれの頂部および周側面部の間
に空間を形成する内側包囲部、ならびに外側包囲部およ
び内側包囲部の基部を気密に連結して内部に帽状の放電
空間を形成する環状部を備えた透光性放電容器と、透光
性放電容器内に封入されたエキシマ分子を形成し得る放
電媒体と、誘電体バリヤ放電に伴って放射された紫外線
により励起されるように配設された蛍光体層と、透光性
放電容器の頂部および周側面部の外面に配設された一対
の電極とを具備していることにより、一対の電極間の放
電距離を短くして、放電が安定化しやすくて明るさのち
らつきが少なく、電極のスパッタによる黒化の虞のない
とともに、透光性放電容器のトップ部分からも発光する
蛍光ランプを提供することができる。
【0078】請求項2の発明によれば、加えて透光性放
電容器が紫外線透過性材料からなり、蛍光体層が透光性
放電容器の外面側に配設されていることにより、短波長
の紫外線が透光性放電容器によってカットされて劣化す
ることなく可視光を発生する蛍光ランプを提供すること
ができる。
電容器が紫外線透過性材料からなり、蛍光体層が透光性
放電容器の外面側に配設されていることにより、短波長
の紫外線が透光性放電容器によってカットされて劣化す
ることなく可視光を発生する蛍光ランプを提供すること
ができる。
【0079】請求項3の発明によれば、加えて閉じた頂
部および周側面部を有する筒状の外側包囲部、閉じた頂
部および周側面部を有する筒状をなし外側包囲部の内部
に収納されてそれぞれの頂部および周側面部の間に空間
を形成する内側包囲部、ならびに外側包囲部および内側
包囲部の基部を気密に連結して内部に帽状の放電空間を
形成する環状部を備えた透光性放電容器と、透光性放電
容器内に封入されたエキシマ分子を形成し得る放電媒体
と、誘電体バリヤ放電に伴って放射された紫外線により
励起されるように配設された蛍光体層と、それぞれ透光
性放電容器の外側包囲部および内側包囲部の頂部および
周側面部に配設されていて、いずれか一方が透光性放電
容器の内面側に位置するとともに誘電体膜で被覆され、
他方が外面側に位置する一対の電極とを具備しているこ
とにより、一方の電極が透光性放電容器の内面側に配設
されているので、始動電圧が低下するとともに、当該電
極は、誘電体膜で被覆されているので、スパッタによる
黒化を生じるようなことがない蛍光放電ランプを提供す
ることができる。
部および周側面部を有する筒状の外側包囲部、閉じた頂
部および周側面部を有する筒状をなし外側包囲部の内部
に収納されてそれぞれの頂部および周側面部の間に空間
を形成する内側包囲部、ならびに外側包囲部および内側
包囲部の基部を気密に連結して内部に帽状の放電空間を
形成する環状部を備えた透光性放電容器と、透光性放電
容器内に封入されたエキシマ分子を形成し得る放電媒体
と、誘電体バリヤ放電に伴って放射された紫外線により
励起されるように配設された蛍光体層と、それぞれ透光
性放電容器の外側包囲部および内側包囲部の頂部および
周側面部に配設されていて、いずれか一方が透光性放電
容器の内面側に位置するとともに誘電体膜で被覆され、
他方が外面側に位置する一対の電極とを具備しているこ
とにより、一方の電極が透光性放電容器の内面側に配設
されているので、始動電圧が低下するとともに、当該電
極は、誘電体膜で被覆されているので、スパッタによる
黒化を生じるようなことがない蛍光放電ランプを提供す
ることができる。
【0080】請求項4の発明によれば、請求項1ないし
3のいずれか一記載の蛍光ランプと、蛍光ランプの内側
包囲部の内部に形成された空間内に少なくとも一部が収
容されて蛍光ランプを付勢する点灯回路とを具備してい
ることにより、全体を小形化することができるととも
に、透光性放電容器の外側包囲部の頂部および周側面部
から可視光を放射するので、電球形蛍光ランプとして望
ましい配光特性を有している電球形蛍光ランプを提供す
ることができる。
3のいずれか一記載の蛍光ランプと、蛍光ランプの内側
包囲部の内部に形成された空間内に少なくとも一部が収
容されて蛍光ランプを付勢する点灯回路とを具備してい
ることにより、全体を小形化することができるととも
に、透光性放電容器の外側包囲部の頂部および周側面部
から可視光を放射するので、電球形蛍光ランプとして望
ましい配光特性を有している電球形蛍光ランプを提供す
ることができる。
【図1】本発明の蛍光ランプおよび電球形蛍光ランプの
第1の実施形態を示概念的断面図
第1の実施形態を示概念的断面図
【図2】蛍光ランプと点灯回路との接続を説明する概念
的断面図
的断面図
【図3】本発明の蛍光ランプおよび電球形蛍光ランプの
第2の実施形態を示す概念的縦断面図
第2の実施形態を示す概念的縦断面図
【図4】本発明の蛍光ランプおよび電球形蛍光ランプの
第3の概念的断面図
第3の概念的断面図
FLは、は、は、Bは口金である。
<蛍光ランプFLについて>
1…透光性放電容器
1a…外側包囲部
1a1…頂部
1a2…周側面部
1b…内側包囲部
1b1…頂部
1b2…周側面部
1c…環状部
1d…放電空間
2…蛍光体層
3…電極
4…電極
B…口金
FL…蛍光ランプ
K…カバー
OC…点灯回路
Claims (4)
- 【請求項1】閉じた頂部および周側面部を有する筒状の
外側包囲部、閉じた頂部および周側面部を有する筒状を
なし外側包囲部の内部に収納されてそれぞれの頂部およ
び周側面部の間に空間を形成する内側包囲部、ならびに
外側包囲部および内側包囲部の基部を気密に連結して内
部に帽状の放電空間を形成する環状部を備えた透光性放
電容器と;透光性放電容器内に封入されたエキシマ分子
を形成し得る放電媒体と;透光性放電容器内に封入され
た放電媒体の誘電体バリヤ放電に伴って放射された紫外
線により励起されるように配設された蛍光体層と;透光
性放電容器の外側包囲部および内側包囲部のそれぞれの
頂部および周側面部の外面に配設された一対の電極と;
を具備していることを特徴とする蛍光ランプ。 - 【請求項2】透光性放電容器は、紫外線透過性材料から
なり;蛍光体層は、透光性放電容器の外面側に配設され
ている;ことを特徴とする請求項1記載の蛍光ランプ。 - 【請求項3】閉じた頂部および周側面部を有する筒状の
外側包囲部、閉じた頂部および周側面部を有する筒状を
なし外側包囲部の内部に収納されてそれぞれの頂部およ
び周側面部の間に空間を形成する内側包囲部、ならびに
外側包囲部および内側包囲部の基部を気密に連結して内
部に帽状の放電空間を形成する環状部を備えた透光性放
電容器と;透光性放電容器内に封入されたエキシマ分子
を形成し得る放電媒体と;透光性放電容器内に封入され
た放電媒体の誘電体バリヤ放電に伴って放射された紫外
線により励起されるように配設された蛍光体層と;それ
ぞれ透光性放電容器の外側包囲部および内側包囲部の頂
部および周側面部に配設されていて、いずれか一方が透
光性放電容器の内面側に位置するとともに誘電体膜で被
覆され、他方が外面側に位置する一対の電極と;を具備
していることを特徴とする蛍光ランプ。 - 【請求項4】請求項1ないし3のいずれか一記載の蛍光
ランプと;蛍光ランプの内側包囲部の内部に形成された
空間内に少なくとも一部が収容されて蛍光ランプを付勢
する点灯回路と;を具備していることを特徴とする電球
形蛍光ランプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001292335A JP2003100258A (ja) | 2001-09-25 | 2001-09-25 | 蛍光ランプおよび電球形蛍光ランプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001292335A JP2003100258A (ja) | 2001-09-25 | 2001-09-25 | 蛍光ランプおよび電球形蛍光ランプ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003100258A true JP2003100258A (ja) | 2003-04-04 |
Family
ID=19114318
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001292335A Pending JP2003100258A (ja) | 2001-09-25 | 2001-09-25 | 蛍光ランプおよび電球形蛍光ランプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003100258A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005129531A (ja) * | 2003-10-23 | 2005-05-19 | General Electric Co <Ge> | 誘電体バリア放電ランプ |
| RU2258975C1 (ru) * | 2003-12-22 | 2005-08-20 | Институт сильноточной электроники СО РАН | Источник излучения |
| EP1589563A3 (de) * | 2004-04-23 | 2007-12-26 | Patent-Treuhand-Gesellschaft für elektrische Glühlampen mbH | Dielektrische Barriere-Entladungslampe mit Aussenelektroden und Beleuchtungssystem mit dieser Lampe |
| KR100902935B1 (ko) * | 2007-07-31 | 2009-06-15 | 금호전기주식회사 | 무전극 형광램프 |
| RU2546144C2 (ru) * | 2013-07-25 | 2015-04-10 | Федеральное государственное бюджетное учреждение науки Институт сильноточной электроники Сибирского отделения Россиийской академии наук, (ИСЭ СО РАН) | Источник излучения |
| CN109011180A (zh) * | 2018-08-24 | 2018-12-18 | 重庆半岛医疗科技有限公司 | 一种均匀发光的介质阻挡放电光源 |
| CN112331552A (zh) * | 2020-11-25 | 2021-02-05 | 中国科学院苏州纳米技术与纳米仿生研究所南昌研究院 | 一种准分子灯 |
-
2001
- 2001-09-25 JP JP2001292335A patent/JP2003100258A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005129531A (ja) * | 2003-10-23 | 2005-05-19 | General Electric Co <Ge> | 誘電体バリア放電ランプ |
| RU2258975C1 (ru) * | 2003-12-22 | 2005-08-20 | Институт сильноточной электроники СО РАН | Источник излучения |
| EP1589563A3 (de) * | 2004-04-23 | 2007-12-26 | Patent-Treuhand-Gesellschaft für elektrische Glühlampen mbH | Dielektrische Barriere-Entladungslampe mit Aussenelektroden und Beleuchtungssystem mit dieser Lampe |
| KR100902935B1 (ko) * | 2007-07-31 | 2009-06-15 | 금호전기주식회사 | 무전극 형광램프 |
| RU2546144C2 (ru) * | 2013-07-25 | 2015-04-10 | Федеральное государственное бюджетное учреждение науки Институт сильноточной электроники Сибирского отделения Россиийской академии наук, (ИСЭ СО РАН) | Источник излучения |
| CN109011180A (zh) * | 2018-08-24 | 2018-12-18 | 重庆半岛医疗科技有限公司 | 一种均匀发光的介质阻挡放电光源 |
| CN109011180B (zh) * | 2018-08-24 | 2024-06-14 | 重庆半岛医疗科技有限公司 | 一种均匀发光的介质阻挡放电光源 |
| CN112331552A (zh) * | 2020-11-25 | 2021-02-05 | 中国科学院苏州纳米技术与纳米仿生研究所南昌研究院 | 一种准分子灯 |
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