JP2003100665A - 処理装置及び接着剤除去方法 - Google Patents

処理装置及び接着剤除去方法

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JP2003100665A
JP2003100665A JP2001285701A JP2001285701A JP2003100665A JP 2003100665 A JP2003100665 A JP 2003100665A JP 2001285701 A JP2001285701 A JP 2001285701A JP 2001285701 A JP2001285701 A JP 2001285701A JP 2003100665 A JP2003100665 A JP 2003100665A
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adhesive
wafer
etching
backside
grinding
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JP2001285701A
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English (en)
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Mitsuhiro Yuasa
光博 湯浅
Koji Honma
孝治 本間
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Tokyo Electron Ltd
Chemitronics Co Ltd
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Tokyo Electron Ltd
Chemitronics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は基板の背面をエッチング処理するバ
ックサイドエッチング装置を構成要素に含む処理装置及
び接着剤除去方法に関し、接着剤に起因して基板表面に
曇りが発生するのを防止することを課題とする。 【解決手段】 接着剤8により保護テープ3に接着され
たウェハ2の背面研削処理を行なうグラインダ装置10
と、このグラインダ装置10で研削されたウェハ2の背
面をバックサイドエッチング処理するバックサイドエッ
チング装置20とを具備する処理装置において、保護テ
ープ3から露出している接着剤8を除去する接着剤除去
装置50Aを設ける。これにより、接着剤8から発生す
るモノマー/ポリマー等の蒸発成分により、ウェハ2
(半導体素子60)に曇りが発生するのを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は処理装置及び接着剤
除去方法に係り、特に基板の背面をエッチング処理する
バックサイドエッチング装置を構成要素に含む処理装置
及び接着剤除去方法に関する。
【0002】電子機器の小型化、薄型化が進むなかで、
電子機器に使用される半導体素子に対してもより一層の
薄型化が要求されている。また、複数の半導体素子を積
層して一つのパッケージに収容した積層型半導体装置の
開発も進められており、半導体素子の薄型化への要求は
高まっている。従来の半導体素子の厚みは200〜25
0μm程度であったが、最近では50μm程度の厚みの
半導体素子が作成されるようになっており、さらに薄型
化も進められている。
【0003】
【従来の技術】一般的に、半導体素子はシリコンウェハ
(基板)の表面である回路形成面上に複数個まとめて形
成される。この回路形成面に半導体素子が形成されたウ
ェハに対しては、薄型化を図るために背面を研削する処
理(バックグラインディング処理)、及びウェハをダイ
シングすることにより半導体素子を個片化するダイシン
グ処理が実施される。また、バックグラインディング処
理及びダイシング処理(機械的な研削及び切断処理)が
実施されたウェハは、細かいクラックが生じている。そ
して、このクラックを生じたままにしておくと、クラッ
クの部分を起点としてウェハ(半導体素子)が損傷して
しまうおそれがあり、これはウェハが薄くなればなるほ
ど顕著となってくる。
【0004】このため、グラインダ装置によるバックグ
ラインディング処理が終了した後、ウェハをバックサイ
ドエッチング装置に装着し、ウェハ背面に対してエッチ
ング処理(以下、バックサイドエッチング処理という)
を実施する場合がある。このバックサイドエッチング処
理を実施することにより、ウェハの背面に生じたクラッ
クを除去することができると共に、ウェハの更なる薄型
化を図ることができる。
【0005】ところで、バックグラインディング処理を
終了した後にダイシング処理を実施する方法では、バッ
クグラインディング処理によりウェハが薄くなると大き
な反りが発生し、その後に実施されるダイシング処理が
適正に行なえないおそれがある。このため、ウェハの所
定深さまでダイシング処理(以下、これをハーフカット
処理という)を実施しておき、その後にバックグライン
ディング処理を実施することにより、ウェハ(半導体素
子)の薄型化と個片化を同時に行なう方法(以下、この
処理方法を先ダイシング法という)が提案されている。
【0006】以下、この先ダイシング法の処理手順につ
いて説明する。先ダイシング法では、先ずウェハをダイ
シング装置に装着して所定のダイシング位置を所定深さ
までダイシング処理する(以下、この処理をハーフカッ
ト処理という)。この際、ハーフカット処理は、ウェハ
の回路形成側面から行なわれる。
【0007】ハーフカット処理が終了すると、ウェハの
回路形成面には保護テープが接着される。これにより、
ハーフカット処理により形成されたダイシング溝は保護
テープに塞がれた状態となる。
【0008】ここで用いる保護テープは、樹脂フィルム
に紫外線硬化性の接着剤或いは熱硬化性の接着剤が塗布
された構成とされている。ウェハを保護テープに接着す
ることにより、ウェハの回路形成面は保護テープに保護
された状態となる。
【0009】保護テープに装着されたウェハはグライン
ダ装置に装着され、ウェハの背面(回路形成面の反対側
の面)に回転する研削材を押し当てバックグラインディ
ング処理することにより、ウェハの厚みを所定の厚さま
で減少させる。この際、バックグラインディングが前記
したダイシング溝まで達すると、その時点で半導体素子
は個片化される。
【0010】上記のように、所定厚さまでバックグライ
ンディング処理されると共に個片化された半導体素子
は、続いてバックサイドエッチング装置に装着される。
このバックサイドエッチング装置としては、プラズマエ
ッチング或いはウェットエッチングが用いられる。そし
て、このバックサイドエッチング装置において、半導体
素子の背面に対しバックサイドエッチング処理が実施さ
れ、発生しているおそれがある細かいクラックの除去が
行なわれる。
【0011】バックサイドエッチング装置によるバック
サイドエッチング処理が終了すると、続いて半導体素子
は転写装置に搬送される。この転写装置では、先ず回路
形成面に接着されている保護テープに対し紫外線を照射
し、紫外線硬化性である接着剤を硬化させる。これによ
り接着剤の接着力は低下し、保護テープを回路形成面に
損傷を与えることなく、ウェハから剥離することが可能
となる。
【0012】続いて、転写装置は半導体素子の背面にリ
ング状のフレームに配設されたテープを接着すると共に
保護テープを回路形成面から剥離させる。これにより、
各半導体素子の回路形成面は上を向いた状態となる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
先ダイシング法では、グラインダ装置においてバックグ
ラインディング処理を実施して半導体素子の薄型化及び
個片化が行なわれた後、半導体素子は保護テープに接着
された状態で、直ちにバックサイドエッチング装置に搬
送されてバックサイドエッチング処理が実施される構成
とされていた。
【0014】ところが、グラインダ装置においてバック
グラインディングがダイシング溝まで達した際、ウェハ
は各半導体素子に個片化されると共に保護テープに塗布
された接着剤が外部に露出された状態となる。また、従
来ではバックグラインディング処理が終了すると、直ち
に半導体素子は保護テープに接着された状態でバックサ
イドエッチング装置(プラズマエッチング装置)に装着
しバックサイドエッチング処理を実施していた。
【0015】このため、バックサイドエッチング装置
(プラズマエッチング装置)に装着し減圧処理した際、
接着剤のモノマー成分或いは/及びポリマー成分(以
下、モノマー/ポリマー成分という)が蒸発し、この蒸
発した成分や活性種が反応生成物と反応して半導体素子
の回路の無い側の表面に堆積してしまうという問題点が
あった。このように、半導体素子の回路の無い側の表面
に堆積物が堆積すると、半導体素子の回路の無い側の表
面に曇りが発生してしまうという問題点があった。
【0016】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、接着剤に起因して基板表面に曇りが発生するのを
防止しうる処理装置及び接着剤除去方法を提供すること
を目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明では、次に述べる各手段を講じたことを特徴
とするものである。
【0018】請求項1記載の発明は、接着剤によりテー
プに接着された基板の背面研削処理及び個片化処理を行
なうグラインダ装置と、該グラインダ装置で研削された
前記基板の背面をエッチング処理するバックサイドエッ
チ装置とを具備する処理装置において、前記テープから
露出している接着剤を除去する接着剤除去装置を設けた
ことを特徴とするものである。
【0019】また、請求項2記載の発明は、請求項1に
記載の処理装置において、前記接着剤除去装置を、前記
グラインダ装置及び前記バックサイドエッチ装置から独
立した構成としたことを特徴とするものである。
【0020】また、請求項3記載の発明は、請求項1記
載の処理装置において、前記接着剤除去装置を、前記グ
ラインダ装置に配設したことを特徴とするものである。
【0021】また、請求項4記載の発明は、請求項1ま
たは請求項3に記載の処理装置において、前記接着剤除
去装置を、前記バックサイドエッチ装置に配設したこと
を特徴とするものである。
【0022】また、請求項5記載の発明は、請求項1乃
至4のいずれか1項に記載の処理装置において、前記接
着剤除去装置は、少なくとも溶剤を用いて前記接着剤を
除去する第1の手段、紫外線照射することにより前記接
着剤を硬化させる第2の手段、及び前記接着剤に残留す
る揮発成分を除去する第3の手段のいずれか一の手段を
有した構成とされていることを特徴とするものである。
【0023】また、請求項6記載の発明に係る接着剤除
去方法は、接着剤によりテープに接着された個片化され
た複数の基板に対し背面研削処理を行なうグラインド工
程と、前記グラインド工程の終了後に、前記テープから
露出している接着剤を除去する接着剤除去工程と、前記
接着剤除去工程が終了した後、背面研削処理が行なわれ
た前記基板の背面に対し、更にエッチング処理するバッ
クサイドエッチ処理を行なうバックサイドエッチング工
程とを有することを特徴とするものである。
【0024】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面と共に説明する。
【0025】図1乃至図5は、本発明の一実施例である
処理装置としての半導体製造装置1Aを説明するための
図である。また、図6乃至図8は、半導体製造装置1A
により実施されるウェハ2への各処理を説明するための
図である。
【0026】半導体製造装置1Aは、図1に示すよう
に、グラインダ装置10,バックサイドエッチング装置
20,転写装置30,搬送装置40,及び接着剤除去装
置50A等により構成されている。
【0027】この半導体製造装置1Aは、グラインダ装
置10においてウェハ2の薄型化及び個片化(ダイシン
グ)を行なうバックグラインディング処理を実施し、バ
ックサイドエッチング装置20において半導体素子60
の背面2bに発生する細かいクラックを除去するバック
サイドエッチング処理を実施し、転写装置30において
半導体素子60を回路形成面2aが上向きとなるようU
Vテープ5に接着させる転写処理を実施する。更に、接
着剤除去装置50Aでは、本発明の特徴となる接着剤8
の除去処理が実施される。
【0028】先ず、半導体製造装置1Aを構成する各装
置10,20,30,40,50Aの説明に先立ち、半
導体製造装置1Aにより処理されるウェハ2について説
明しておく。本実施例に係る半導体製造装置1Aは、ウ
ェハ2に対し予めウェハ2の厚さの略半分の厚さ程度ま
でハーフカット処理を実施しておき、その後にバックグ
ラインディング処理時にウェハ2(半導体素子60)の
薄型化と個片化を同時に行なう先ダイシング法を採用し
ている。このため、図6(A)に示されるウェハ2は、
半導体製造装置1Aに装着される前に、ダイシング装置
に送られてハーフカット処理が実施される。これによ
り、ウェハ2の回路形成面2aには、所定の深さの溝7
(以下、ハーフカット部という)が形成される。このハ
ーフカット部7の深さは、例えばウェハ2の厚さの略1
/2〜2/3の深さとなるよう設定されている。
【0029】ハーフカット処理が終了すると、図6
(C)に示すように、ウェハ2の回路形成面2aには保
護テープ3が接着される。これにより、ハーフダイシン
グ処理により形成されたハーフカット部7は保護テープ
3に塞がれた状態となる。
【0030】ここで用いる保護テープ3は、基材となる
樹脂テープに紫外線硬化性を有する接着剤8を塗布した
構成とされている。よって、保護テープ3は、接着剤8
の接着力によりウェハ2に接着される。また、この接着
状態において、接着剤8はウェハ2と保護テープ3との
間に挟まれた構成であり、ハーフカット部7から露出し
た構成とはなっていない。
【0031】上記構成とされた保護テープ3が配設され
たウェハ2は、通常700μm程度の厚みを有してお
り、そのままではこのウェハ2から形成される半導体素
子60の厚みが厚くなってしまう。このため、回路形成
面2aに回路を形成した後に、ウェハ2の背面2b(回
路形成面と反対側の面)を研磨することによりウェハ2
の厚みを薄くする処理が実施される。
【0032】本実施例に係る半導体製造装置1Aでは、
グラインダ装置10において機械的な研削により背面2
bをバックグラインディング処理し、その後にバックサ
イドエッチング装置20において背面2bを更にバック
サイドエッチング処理することにより、ウェハ2を所定
の厚み(例えば50μm程度)まで薄型化する構成とし
ている。また、ウェハ2の背面2bに対するバックグラ
インディング処理は、ハーフカット部7に達する位置以
上に実施されるため、バックグラインディング処理がハ
ーフカット部7の底部に達した時点で、ウェハ2は個片
化し半導体素子60は独立した構成となる(先ダイシン
グ処理)。
【0033】続いて、半導体製造装置1Aを構成する各
装置10,20,30,40,50Aの具体的な構成に
ついて説明する。先ず、グラインダ装置10について説
明する。グラインダ装置10は、図6(D)に示すよう
に、ウェハ2の背面2bをバックグラインディング処理
するための装置である。このグラインダ装置10は、図
2に拡大して示すように、加工前ウェハ用カセット1
1,位置合わせ装置12,チャックテーブル13,水洗
浄/乾燥部14,加工後ウェハ用カセット15,及びウ
ェハ搬送ロボット16等により構成されている。
【0034】回路形成面2aに保護テープ3が接着され
たウェハ2は、グラインダ装置10の加工前ウェハ用カ
セット11に収納される。この加工前ウェハ用カセット
11に収納されたウェハ2は、ウェハ搬送ロボット16
により加工前ウェハ用カセット11から取り出され、先
ず位置合わせ装置12に装着される。
【0035】グラインダ装置10は、ロボットアーム1
6Aの先端部にウェハ保持部17を設けたウェハ搬送ロ
ボット16を有している。そして、このウェハ搬送ロボ
ット16を駆動することにより、ウェハ2をグラインダ
装置10内で搬送する構成とされている。
【0036】ウェハ保持部17は、ウェハ2を吸着保持
する構成とされている。よってウェハ2の搬送時におい
て、ウェハ2はウェハ保持部17の吸引力によりウェハ
保持部17に保持されるため、搬送時にウェハ2が落下
するようなことはない。
【0037】位置合わせ装置12は、ランダムに加工前
ウェハ用カセット11に収納されたウェハ2の位置合わ
せ処理を行なう。具体的には、位置合わせ装置12には
ウェハ2のオリフラ或いはノッチを検出するオリフラ/
ノッチ検出手段(図示せず)が設けられており、このオ
リフラ/ノッチ検出手段の検出結果に基づきウェハ2を
偏位させる。これにより、ウェハ2の位置合わせが行な
われる。
【0038】位置合わせ装置12において位置あわせさ
れたウェハ2は、ウェハ搬送ロボット16によりチャッ
クテーブル13に搬送される。チャックテーブル13
は、粗研削部13A,仕上げ研削部13B,及び研削面
ブラシ洗浄部13Cが設けられた構成とされている。
【0039】粗研削部13Aはウェハ2の背面2bに対
し粗面研削を行なう部位であり、仕上げ研削部13Bは
ウェハ2の背面2bに対し仕上げ研削を行なう部位であ
る。また、研削面ブラシ洗浄部13Cは、ウェハ2の背
面2bに対しブラシ洗浄を行なう部位である。このた
め、粗研削部13Aの上部にはスピンドル18Aに軸承
された粗面研削用の研削材18D(例えば、粗さが♯3
60)が、仕上げ研削部13Bの上部にはスピンドル1
8Bに軸承された仕上げ研削用の研削材18E(例え
ば、粗さが♯2000)が配設されている。また、研削
面ブラシ洗浄部13Cの上部には、スピンドル18Cに
軸承された洗浄ブラシ18Fが配設されている。この各
スピンドル18A〜18Cは、図示しないモータにより
回転する構成とされており、更に図示しない移動機構に
より周方向に移動可能な構成されている。
【0040】上記のように位置合わせ装置12で位置決
めされたウェハ2は、ウェハ搬送ロボット16により先
ず粗研削部13Aに装着され、背面2bに対し研削材1
8Dにより粗研削が実施される。この研削材18Dによ
る粗研削実施中に、研削材18Dはウェハ2に形成され
ているハーフカット部7に達し、これによりウェハ2は
個々の半導体素子60に個片化される。尚、以下の説明
において、バックグラインディング処理により半導体素
子60に個片化されたが、保護テープ3に接着された状
態を維持することにより、全体としてウェハ2の形状を
保っている状態の半導体素子60の集合体を個片化後ウ
ェハ2Aというものとする。
【0041】この粗研削が終了すると、チャックテーブ
ルが回転し、個片化後ウェハ2Aが粗研削部13Aから
仕上げ研削部13Bに移動する。そして、粗研削が終了
した各半導体素子60の背面2bに対し、研削材18E
により仕上げ研削が実施される。上記の各研削処理が終
了すると、チャックテーブルが回転し個片化後ウェハ2
Aを研削面ブラシ洗浄部13Cに移動させ、研削面ブラ
シ洗浄部13Cによる研削面のブラシ洗浄が実施され
る。
【0042】上記のバックグラインディング処理が終了
した個片化後ウェハ2Aは、ウェハ搬送ロボット16に
より水洗浄/乾燥部14に搬送される。この水洗浄/乾
燥部14では、個片化後ウェハ2Aに水洗浄処理及び乾
燥処理が行なわれ、表面に付着している塵埃が除去され
る。この処理が終了すると、個片化後ウェハ2Aは加工
後ウェハ用カセット15に収納される。図6(E)は、
加工後ウェハ用カセット15に収納される直前の個片化
後ウェハ2Aを示している。
【0043】尚、上記したグラインダ装置10は、粗面
研削,仕上げ研削.及びブラシ洗浄の各処理を平行処理
することが可能であり、よってチャックテーブル13に
は3枚のウェハ2(個片化後ウェハ2A)について同時
処理を行なうことができる。
【0044】グラインダ装置10において上記した一連
のバックグラインディング処理が終了すると、加工後ウ
ェハ用カセット15に収納された個片化後ウェハ2A
は、図示しない送り出し装置により、搬送装置40に送
り出される。搬送装置40は、例えばコンベアーであ
り、個片化後ウェハ2Aを図1における左方向に向け搬
送する。
【0045】搬送装置40は、個片化後ウェハ2Aを接
着剤除去装置50Aに搬送する。この接着剤除去装置5
0Aは、保護テープ3とウェハ2を接着する接着剤8を
除去する機能を奏するものであるが、説明の便宜上、接
着剤除去装置50Aに関する構成の説明は後述するもの
とする。
【0046】接着剤除去装置50Aにおいて接着剤8の
除去処理が行なわれた個片化後ウェハ2Aは、続いて搬
送装置40によりバックサイドエッチング装置20に搬
送される。このバックサイドエッチング装置20では、
バックグラインディング処理により薄型化された各半導
体素子60の背面を、約20μm程度更にバックサイド
エッチング処理する。これにより、バックグラインディ
ング処理(機械的処理)により半導体素子60に細かい
クラックが生じていたとしても、このクラックをバック
サイドエッチング処理で除去することができると共に、
更に半導体素子60の薄型化を図ることができる(尚、
微細クラックの除去のみを目的とする場合には、約6μ
m程度更にバックサイドエッチング処理でも可能であ
る)。
【0047】このバックサイドエッチング処理は、ドラ
イエッチング,ウェットエッチングのいずれを用いるこ
とも可能である。しかしながら、均一性の面からはドラ
イエッチングが望ましく、そのなかでもプラズマエッチ
ングを用いることが好ましい。
【0048】また、プラズマエッチングは、個片化後ウ
ェハ2Aの全体に対して同時にプラズマを照射してエッ
チングを行なう一括プラズマエッチングとしてもよく、
また部分的にプラズマ密度を高めて照射するパーシャル
プラズマエッチングを用いてもよい。一括プラズマエッ
チングでは、個片化後ウェハ2Aの全面に対して同時に
エッチングが施されるため、バックサイドエッチング処
理に要する時間(エッチング時間)の短縮に効果があ
る。
【0049】しかし、一括プラズマエッチングではプラ
ズマの密度が個片化後ウェハ2Aの全面に対して一様で
ない場合が発生するおそれがあり、この場合にはプラズ
マの密度によりエッチング速度が変化し、各半導体素子
60に対するバックサイドエッチング処理が不均一に実
施されるおそれがある。しかしながら、パーシャルプラ
ズマエッチングを使用することにより、各半導体素子6
0(個片化後ウェハ2A)の全面にわたって最適なエッ
チング条件でバックサイドエッチング処理を実施するこ
とが可能となる。このため、本実施例で用いているバッ
クサイドエッチング装置20は、パーシャルプラズマエ
ッチングを使用した構成のものを適用している。
【0050】続いて、バックサイドエッチング装置20
の具体的構成について説明する。図3は、バックサイド
エッチング装置20を拡大して示している。バックサイ
ドエッチング装置20はパーシャルプラズマエッチング
装置であり、大略するとチャンバ22、処理ガス導入管
24、マグネトロン26、XYZテーブル28、及び駆
動部27等を有した構成とされている。
【0051】チャンバ22は、内部が所定の減圧環境と
なるように真空ポンプ等の排気手段に接続される。載置
台としてのXYZテーブル28はチャンバ22内に設け
られ、その上に被処理体である個片化後ウェハ2Aが載
置される。XYZテーブル28は、駆動部27により
X,Y,Z方向に移動可能に構成されている。
【0052】XYZテーブル28の上方には、ガス導入
管24から延在したノズル25が配置されている。ノズ
ル25の上方の部位はマグネトロン26に接続されてお
り、ガス導入管を流れてきた処理ガスにマグネトロン2
6からの高周波が照射されプラズマが発生する。プラズ
マはノズル25から個片化後ウェハ2A(半導体素子6
0)に局部的に照射され、プラズマの作用により部分的
にエッチングされる構成となっている。
【0053】プラズマが照射される部位は、XYZテー
ブル28を駆動部27によりXY方向(水平方向)に駆
動し、個片化後ウェハ2Aをノズル25に対して相対的
に移動することにより変えることができる。また、XY
Zテーブル28をZ方向(垂直方向)に移動することに
より、ノズル25と個片化後ウェハ2Aとの間の距離を
調整することができる。また、前記したようにバックサ
イドエッチング処理は、真空ポンプ等の排気手段により
排気された減圧環境下で実施される。
【0054】上記構成とされたバックサイドエッチング
装置20を用い、図7(J)に示すように個片化後ウェ
ハ2A(半導体素子60)の背面2bをバックサイドエ
ッチング処理することにより、前記した微小なクラック
は除去される。尚、図3に示すバックサイドエッチング
装置20では、個片化後ウェハ2Aをノズル25に対し
て移動するように構成しているが、ノズル25に対して
個片化後ウェハ2Aを移動する構成としてもよく、或い
は両方を移動する構成としてもよい。
【0055】続いて、転写装置30について説明する。
転写装置30は、図4に示すように、受けステージ3
1,UV照射装置31A,アライメント装置32,フレ
ームマウント装置33,保護テープ剥離装置34,及び
洗浄装置35等により構成されている。この転写装置3
0は、図8に示すように、個片化後ウェハ2Aを構成す
る各半導体素子60をUVテープ5に接着すると共に、
個片化後ウェハ2Aから保護テープ3を剥離する処理を
行なう。
【0056】具体的な処理手順は次の通りである。バッ
クサイドエッチング装置20においてバックサイドエッ
チング処理が実施され、搬送装置40により搬送されて
きた個片化後ウェハ2Aは、先ず受けステージ31に収
納される。
【0057】受けステージ31に収納された個片化後ウ
ェハ2Aは、続いてUV照射装置31Aにおいて紫外線
(UV)が照射される。このUV照射は、個片化後ウェ
ハ2A(半導体素子60)と保護テープ3を接着する紫
外線硬化性の接着剤8に対して行なわれるものである。
このUV照射により接着剤8は硬化し、これにより接着
力が低下し、よってウェハ2を保護テープ3から取り外
す(剥がす)処理を容易に行なうことができる。
【0058】UV照射装置31AにおいてUV照射が実
施されると、個片化後ウェハ2Aはアライメント装置3
2に送られる。このアライメント装置32では、オリフ
ラ/ノッチのアライメント処理(位置決め処理)が実施
される。アライメント装置32でアライメント処理が行
なわれた個片化後ウェハ2Aは、フレームマウント装置
33に送られ、ここでフレームマウント処理が行なわれ
る。
【0059】フレームマウント処理では、予め図8に示
されるようなUVテープ5(予め熱硬化性接着剤或いは
紫外線硬化性接着剤等の接着剤が塗布されている)を配
設した環状のフレーム6を用意しておき、このUVテー
プ5に個片化後ウェハ2Aを接着する。このように、個
片化後ウェハ2Aをフレーム6に貼り直すのは、各半導
体素子60の回路形成面2aを上向きに直すためであ
る。
【0060】フレームマウント装置33でUVテープ5
に個片化後ウェハ2Aが接着されると、個片化後ウェハ
2Aが装着されたフレーム6は保護テープ剥離装置34
に送られる。この保護テープ剥離装置34では、図8に
示すように個片化後ウェハ2Aから保護テープ3が剥離
され回路形成面2aが露出される。この際、個片化後ウ
ェハ2Aと保護テープ3とを接着する接着剤8にはUV
照射装置31Aにおいて紫外線が照射されて接着力を弱
めているため、フレームマウント装置33における保護
テープ3の剥離処理を容易に行なうことができる。
【0061】上記のように、転写装置30では個片化後
ウェハ2Aを保護テープ3からUVテープ5に転写する
処理が行なわれる。回路形成面2aが上向きとなるよう
反転された個片化後ウェハ2A(半導体素子60)は、
洗浄装置35において回路形成面2aを洗浄処理するこ
とにより付着した不要な接着剤8等を除去する。そし
て、この洗浄処理が終了した個片化後ウェハ2Aは、個
片ウェハ収納カセット35に収納される。
【0062】続いて、接着剤除去装置50Aについて説
明する。本実施例では、接着剤除去装置50Aはグライ
ンダ装置10,バックサイドエッチング装置20と独立
した構成とされており、また配設位置はグラインダ装置
10とバックサイドエッチング装置20との間の位置に
設定されている。この接着剤除去装置50Aは、図5に
示すように、装置本体51.基台52,UVランプ54,
溶剤ノズル56,脱ガス用吸引ノズル57,及びヒータ
58等により構成されている。
【0063】装置本体51は、図示しない真空ポンプに
接続されている。よって、装置本体51内は、減圧可能
な構成とされている。また、基台52は個片化後ウェハ
2Aが装着される部位であり、図示しない吸着チャック
により個片化後ウェハ2Aを固定しうる構成とされてい
る。この基台52は、下部に配置された駆動装置53に
より回転する構成とされている。
【0064】また、UVランプ54は、基台52と対向
する上部位置に配設されている。このUVランプ54
は、基台52に装着された個片化後ウェハ2Aに対して
紫外線(UV)を照射するものである。このUVランプ
54の上部にはリフレクタ55が配設されており、基台
52に装着された個片化後ウェハ2Aに対し均一な紫外
線を照射できるよう構成されている。更に、リフレクタ
55は、個片化後ウェハ2Aに対して略垂直上方から紫
外線を照射できるよう構成されている。
【0065】溶剤ノズル56は、基台52に装着された
個片化後ウェハ2Aに対して溶剤61を吐出するノズル
である。この溶剤61は、接着剤8を溶かす性質を有し
た溶剤である。前記したように、基台52は回転する構
成であるため、溶剤ノズル56から吐出された溶剤61
は、基台52の全面に供給される。
【0066】脱ガス用吸引ノズル57は、図示しない吸
引装置に接続されている。この脱ガス用吸引ノズル57
は、後述するように減圧雰囲気下で接着剤8から発生す
る揮発成分を吸引除去するものである。
【0067】更に、ヒータ58は、基台52に装着され
た個片化後ウェハ2Aを加熱することにより、脱ガス処
理を促進させる機能を奏するものである。尚、図では概
略的な図示としているが、脱ガス用吸引ノズル57は個
片化後ウェハ2Aの全面から発生する接着剤8の揮発成
分を全て吸引できる構成とされている。
【0068】上記構成とされた接着剤除去装置50Aで
は、前記のように保護テープ3に塗布された接着剤8を
除去する処理を実施する。図6(C)に示したように、
保護テープ3をウェハ2に接着した状態では、接着剤8
は保護テープ3とウェハ2との間に挟まれており外部に
露出していない(正確には側面に露出しているが、微小
な面積であるため無視できる)。
【0069】しかしながら、グラインダ装置10でバッ
クグラインディング処理を実施することによりウェハ2
を個片化し個片化後ウェハ2Aとすると、隣接する半導
体素子60の間に接着剤8が露出した部分が発生する。
よって、この状態の個片化後ウェハ2Aをバックサイド
エッチング装置20においてバックサイドエッチング処
理すると、接着剤8のモノマー/ポリマー成分が蒸発
し、この蒸発した成分や活性種が反応生成物と反応して
半導体素子60の表面に堆積し曇りが発生してしまうこ
とは前述した通りである。
【0070】そこで本実施例では、グラインダ装置10
とバックサイドエッチング装置20との間に接着剤8を
除去する接着剤除去装置50Aを設け、半導体素子60
の表面に曇りが発生するのを防止する構成としている。
以下、接着剤除去装置50Aの具体的動作について説明
する。
【0071】個片化後ウェハ2Aが基台52に真空チャ
ックされると、駆動装置53により基台52は回転駆動
される。これにより、個片化後ウェハ2Aも基台52と
共に回転する。また、溶剤ノズル56からは、溶剤(接
着剤8を溶解し得る溶剤。例えば、アルコール等)が個
片化後ウェハ2Aに向け吐出される。
【0072】これにより、個片化後ウェハ2Aの表面に
は図7(F)に示すように溶剤61の液膜が形成され
る。この溶剤61は、隣接する半導体素子60間の間隙
部分に入り込み、よって接着剤8は溶剤61により溶解
される(この処理を溶解処理という)。この溶解処理で
は、大量の溶剤61を供給することにより、効率よく短
時間で確実に接着剤8の除去を行なうことができる。
【0073】しかしながら、隣接する半導体素子60間
の距離は狭く、また接着剤8の厚さにもバラツキがある
ため、溶解処理後においても部分的に接着剤8が残存す
る場合がある(この残存した接着剤8を残渣部8aとい
う)。図7(G)は、溶解処理が終了した個片化後ウェ
ハ2Aを示している。同図では、部分的に残渣部8aが
発生した状態を示している。
【0074】通常では、この残渣部8aが前記した半導
体素子60の曇りの原因となる可能性は低いが、本実施
例では確実を図るため、溶解処理後にUVランプ54に
より紫外線を照射する処理を行なっている(以下、この
処理をUV照射処理という)。図7(H)は、個片化後
ウェハ2AにUV照射処理を実施している状態を示して
いる。このUV照射処理は、残渣部8aに紫外線を照射
することを目的として行なっている。
【0075】前記したように、接着剤8は紫外線硬化性
接着剤であり、UV照射処理を実施することにより硬化
する。よって、残渣部8aもUV照射処理を実施するこ
とにより硬化する。また、溶解処理により残渣部8aが
残存しない位置においては、接着剤8の側面(図7
(H)において、矢印Aで示す位置)も硬化する。この
ように残渣部8aが硬化(少なくとも、残渣部8aの表
面が硬化)することにより、また接着剤8の露出した側
面Aが硬化することにより、接着剤8及び残渣部8aか
らモノマー/ポリマー成分が蒸発することを防止でき
る。
【0076】次に、一旦常圧に戻した後、基台52に設
けられた真空チャックにより個片化後ウェハ2Aを基台
52に固定する。このように個片化後ウェハ2Aが接着
剤除去装置50A内に装着されると、先ず図示しない真
空装置が起動して装置本体51内を減圧する。これによ
り、接着剤8に含有されているモノマー/ポリマー成分
は蒸発し、この蒸発したモノマー/ポリマー成分は脱ガ
ス用吸引ノズル57により吸引されて外部に除去される
(この処理を脱ガス処理という)。この際、本実施例で
は減圧処理と共にヒータ58により加熱処理を共に実施
しているため、接着剤8に含有されているモノマー/ポ
リマー成分を効率的に蒸発させることができる。
【0077】図7(I)は、脱ガス処理を実施している
状態を示している。本実施例ではヒータ58を設けるこ
とにより、減圧加熱環境下において脱ガス処理を実施し
ているため、接着剤8から積極的にモノマー/ポリマー
成分を揮発させることができ、効率のよい脱ガス処理を
実施できる。上記の脱ガス処理が終了すると、真空ポン
プは停止され、装置本体51内は常圧に戻される。
【0078】尚、本実施例においては接着剤除去装置5
0Aにおいて脱ガス処理、溶解処理、及びUV照射処理
のいずれも実施する構成とした。しかしながら、接着剤
8の除去に際し、この3つの処理は必ずしも実施する必
要はなく、接着剤8の種類,特性,厚さ等により適宜選
択的に実施する構成としてもよい。
【0079】上記した一連の処理を接着剤除去装置50
Aにおいて実施することにより、隣接する半導体素子6
0間に位置する接着剤8は除去或いは硬化される。よっ
て、接着剤除去装置50Aにおける接着剤除去処理に続
き、バックサイドエッチング装置20で実施されるバッ
クサイドエッチング処理では、個片化後ウェハ2Aから
モノマー/ポリマー成分が蒸発することはなく、よって
半導体素子60の表面に曇りが発生することを確実に防
止することができる。
【0080】ところで、上記した実施例では接着剤除去
装置50Aをグラインダ装置10及びバックサイドエッ
チング装置20と独立の構成とし、各装置10,20の
間に配設した構成とした。しかしながら、接着剤除去装
置はグラインダ装置10及びバックサイドエッチング装
置20と必ずしも独立した構成とする必要はなく、各装
置10,20と一体化した構成とすることも可能であ
る。図9乃至図11は、前記した半導体製造装置1Aの
第1乃至第3変形例である半導体製造装置1B〜1Dを
示している。
【0081】図9に示す第1変形例に係る半導体製造装
置1Bは、グラインダ装置10内に接着剤除去装置50
Bを設けた構成としたものである。前記した説明から明
らかなように、接着剤除去装置50Bによる接着剤除去
処理は、バックグラインディング処理が終了した後に行
なう必要がある。このため、本変形例の構成では、接着
剤除去装置50Bを図2に示す水洗浄/乾燥部14と一
体的に設ける構成が考えられる。
【0082】図10に示す第2変形例に係る半導体製造
装置1Cは、バックサイドエッチング装置20内に接着
剤除去装置50Cを設けた構成としたものである。前記
と同様に接着剤除去装置50Cによる接着剤除去処理
は、バックサイドエッチング処理の前に行なう必要があ
る。このため、本変形例の構成では、チャンバ22に接
着剤除去室を設け、バックサイドエッチング処理の前に
この接着剤除去室内で接着剤除去処理を実施した後、個
片化後ウェハ2AをXYZテーブル28に搬送してバッ
クサイドエッチング処理を行なう構成とする必要があ
る。
【0083】更に図11に示す第3変形例に係る半導体
製造装置1Dは、グラインダ装置10及びバックサイド
エッチング装置20の双方に接着剤除去装置50D,5
0Eを設けた構成としたものである。
【0084】尚、前記したように接着剤除去処理は脱ガ
ス処理、溶解処理、及びUV照射処理の各処理により構
成されている。しかしながら、この3種類の各処理を組
み合わせて実施する場合、前記した接着剤除去装置50
A〜50Eにおいて使用できる処理と使用できない処理
が存在する。図12は、この組み合わせをまとめて示す
図である。同図において、Aで示すのはグラインダ装置
10において仕様できる処理であり、Bで示すのはバッ
クサイドエッチング装置20において使用できる処理で
ある。また、最右欄に記載された○と×は、当該組み合
わせを半導体製造装置として適用できるか否かを示して
いる。
【0085】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば、接着剤除去
装置を設けることによりテープから露出している接着剤
は除去されるため、減圧処理等においてテープから接着
剤のモノマー/ポリマー成分が蒸発することはなくな
り、よって基板の表面に不要物が堆積し表面が曇ること
を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である半導体製造装置(処理
装置)の構成図である。
【図2】本発明の一実施例である半導体製造装置を構成
するグラインダ装置を拡大して示す平面図である。
【図3】本発明の一実施例である半導体製造装置を構成
するバックサイドエッチング装置を拡大して示す正面図
である。
【図4】本発明の一実施例である半導体製造装置を構成
する転写装置を示す構成図である。
【図5】本発明の一実施例である半導体製造装置を構成
する接着剤除去装置を示す構成図である。
【図6】本発明の一実施例である接着剤除去方法を説明
するための図である(その1)。
【図7】本発明の一実施例である接着剤除去方法を説明
するための図である(その2)。
【図8】転写装置で実施される転写処理を説明するため
の図である。
【図9】本発明の第1変形例である半導体製造装置を示
す構成図である。
【図10】本発明の第2変形例である半導体製造装置を
示す構成図である。
【図11】本発明の第3変形例である半導体製造装置を
示す構成図である。
【図12】接着剤除去装置で実施される溶剤除去、UV
照射、脱ガスの組み合わせの可否を示す図である。
【符号の説明】
1A〜1D 半導体製造装置 2 ウェハ 2A 個片化後ウェハ 3 保護テープ 6 フレーム 7 ハーフカット部 8 接着剤 10 グラインダ装置 13 チャックテーブル 16 ウェハ搬送ロボット 17 ウェハ保持部 20 バックサイドエッチング装置 24 ガス導入管 25 ノズル 26 マグネトロン 30 転写装置 31 受けステージ 32 アライメント装置 33 フレームマウント装置 34 保護テープ剥離装置 40 搬送装置 50A〜50D 接着剤除去装置 54 UVランプ 56 溶剤ノズル 57 脱ガス用吸引ノズル 60 半導体素子 61 溶剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本間 孝治 東京都東大和市立野2丁目703番地 株式 会社ケミトロニクス内 Fターム(参考) 5F004 AA01 AA16 BB05 BC08 DB01 DB23 EA10 EA28 EA38 EB08 FA08

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接着剤によりテープに接着された基板の
    背面研削処理及び個片化処理を行なうグラインダ装置
    と、該グラインダ装置で研削された前記基板の背面をエ
    ッチング処理するバックサイドエッチ装置とを具備する
    処理装置において、 前記テープから露出している接着剤を除去する接着剤除
    去装置を設けたことを特徴とする処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の処理装置において、 前記接着剤除去装置を、前記グラインダ装置及び前記バ
    ックサイドエッチ装置から独立した構成としたことを特
    徴とする処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の処理装置において、 前記接着剤除去装置を、前記グラインダ装置に配設した
    ことを特徴とする処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項3に記載の処理装
    置において、 前記接着剤除去装置を、前記バックサイドエッチ装置に
    配設したことを特徴とする処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の
    処理装置において、 前記接着剤除去装置は、少なくとも溶剤を用いて前記接
    着剤を除去する第1の手段、紫外線照射することにより
    前記接着剤を硬化させる第2の手段、及び前記接着剤に
    残留する揮発成分を除去する第3の手段のいずれか一の
    手段を有した構成とされていることを特徴とする処理装
    置。
  6. 【請求項6】 接着剤によりテープに接着された個片化
    された複数の基板に対し背面研削処理を行なうグライン
    ド工程と、 前記グラインド工程の終了後に、前記テープから露出し
    ている接着剤を除去する接着剤除去工程と、 前記接着剤除去工程が終了した後、背面研削処理が行な
    われた前記基板の背面に対し、更にエッチング処理する
    バックサイドエッチ処理を行なうバックサイドエッチン
    グ工程と、を有することを特徴とする接着剤除去方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011091120A (ja) * 2009-10-20 2011-05-06 Csun Mfg Ltd ウエハラミネーターリリースフィルム保護機構
JP2016040796A (ja) * 2014-08-12 2016-03-24 株式会社ディスコ ウエーハの分割方法
CN113169121A (zh) * 2018-08-27 2021-07-23 欧米克 将板分离成单个部件的方法

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