JP2003100782A - 半導体装置の製造方法および半導体装置 - Google Patents
半導体装置の製造方法および半導体装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 封止樹脂の幅や長さ、あるいは外形形状を変
更する場合に迅速に対応することができるとともに、製
造コストの低減、さらには生産効率の向上を図ること。 【解決手段】 リードフレーム10において半導体チッ
プ12をマウントしたダイパット部11およびインナリ
ード部13、並びにアウタリード部14の少なくとも一
部をそれぞれモールド金型30のキャビティ31に配置
した後、モールド金型30のキャビティ31に封止樹脂
41を充填して硬化させ、さらにリードフレーム10の
アウタリード部14の表層域に位置する封止樹脂41′
を除去するようにしている。
更する場合に迅速に対応することができるとともに、製
造コストの低減、さらには生産効率の向上を図ること。 【解決手段】 リードフレーム10において半導体チッ
プ12をマウントしたダイパット部11およびインナリ
ード部13、並びにアウタリード部14の少なくとも一
部をそれぞれモールド金型30のキャビティ31に配置
した後、モールド金型30のキャビティ31に封止樹脂
41を充填して硬化させ、さらにリードフレーム10の
アウタリード部14の表層域に位置する封止樹脂41′
を除去するようにしている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体装置の製
造方法および半導体装置に関するもので、より詳細に
は、リードフレームにおいて半導体チップ、並びに半導
体チップとの接続部分を樹脂封止するようにした樹脂封
止型半導体装置の製造方法および半導体装置に関するも
のである。
造方法および半導体装置に関するもので、より詳細に
は、リードフレームにおいて半導体チップ、並びに半導
体チップとの接続部分を樹脂封止するようにした樹脂封
止型半導体装置の製造方法および半導体装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来より半導体装置には、リードフレー
ムに搭載した半導体チップ、並びにこの半導体チップと
リードフレームとの接続部分(以下、単にインナボンデ
ィング部分という)を樹脂封止するようにしたものがあ
る。この半導体装置では、半導体チップおよびインナボ
ンディング部分が封止樹脂によって覆われることになる
ため、これら半導体チップおよびインナボンディング部
分に対する温度、湿度、衝撃、圧力の影響を防止するこ
とが可能となる。
ムに搭載した半導体チップ、並びにこの半導体チップと
リードフレームとの接続部分(以下、単にインナボンデ
ィング部分という)を樹脂封止するようにしたものがあ
る。この半導体装置では、半導体チップおよびインナボ
ンディング部分が封止樹脂によって覆われることになる
ため、これら半導体チップおよびインナボンディング部
分に対する温度、湿度、衝撃、圧力の影響を防止するこ
とが可能となる。
【0003】図16は、この種の半導体装置の製造方法
を順に例示したものである。この半導体装置の製造方法
では、まず、図16(a)および図16(b)に示すよ
うに、リードフレーム1のダイパッド部2に半導体チッ
プ3を搭載し、さらにリードフレーム1のインナリード
と半導体チップ3のボンディングパッドとの間を金線等
の導体によって接続した後(インナボンディング)、当
該リードフレーム1をモールド金型4にセットする。
を順に例示したものである。この半導体装置の製造方法
では、まず、図16(a)および図16(b)に示すよ
うに、リードフレーム1のダイパッド部2に半導体チッ
プ3を搭載し、さらにリードフレーム1のインナリード
と半導体チップ3のボンディングパッドとの間を金線等
の導体によって接続した後(インナボンディング)、当
該リードフレーム1をモールド金型4にセットする。
【0004】モールド金型4は、互いに開閉可能に配設
した上型4aおよび下型4bを備えて構成したものであ
る。これら上型4aおよび下型4bには、相互に対向す
る面にキャビティ構成部4a1,4b1を設けてある。そ
れぞれのキャビティ構成部4a1,4b1は、上型4aお
よび下型4bを互いに閉成した場合に、上述した半導体
チップ3およびインナボンディング部分を収容するに十
分な大きさのキャビティ5を画成するように構成してあ
る。従って、図16(c)に示すように、キャビティ5
の内部にリードフレーム1において半導体チップ3を搭
載したダイパッド部2およびインナボンディング部分を
収容させる一方、アウタリードとなる部分6をキャビテ
ィ5の外部に位置させ、この状態から当該キャビティ5
に溶融状態の封止樹脂7を充填・硬化させれば、図16
(d)に示すように、所望の部位のみを封止樹脂7によ
って封止した半導体装置8を製造することが可能とな
る。
した上型4aおよび下型4bを備えて構成したものであ
る。これら上型4aおよび下型4bには、相互に対向す
る面にキャビティ構成部4a1,4b1を設けてある。そ
れぞれのキャビティ構成部4a1,4b1は、上型4aお
よび下型4bを互いに閉成した場合に、上述した半導体
チップ3およびインナボンディング部分を収容するに十
分な大きさのキャビティ5を画成するように構成してあ
る。従って、図16(c)に示すように、キャビティ5
の内部にリードフレーム1において半導体チップ3を搭
載したダイパッド部2およびインナボンディング部分を
収容させる一方、アウタリードとなる部分6をキャビテ
ィ5の外部に位置させ、この状態から当該キャビティ5
に溶融状態の封止樹脂7を充填・硬化させれば、図16
(d)に示すように、所望の部位のみを封止樹脂7によ
って封止した半導体装置8を製造することが可能とな
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した製
造方法にあっては、半導体装置8の封止樹脂7が、モー
ルド金型4に設けたキャビティ5に応じた形状となる。
従って、半導体装置8において封止樹脂7の厚さが同一
であっても、その幅や長さ、あるいは外形形状を変更し
ようとした場合、モールド金型4のキャビティ形状を変
更しなければ、これに対応することができない。この結
果、モールド金型4の新たな設計・製造が必要となり、
迅速な対応が困難になるばかりか、新たなモールド金型
4の製造により、半導体装置8の製造コストも増大する
ことになる。また、封止樹脂の幅や長さ、あるいは外形
形状の異なる半導体装置を連続して製造する場合には、
それぞれの段取作業の際に都度モールド金型4の交換が
必須となり、生産効率の向上を妨げる要因となる。
造方法にあっては、半導体装置8の封止樹脂7が、モー
ルド金型4に設けたキャビティ5に応じた形状となる。
従って、半導体装置8において封止樹脂7の厚さが同一
であっても、その幅や長さ、あるいは外形形状を変更し
ようとした場合、モールド金型4のキャビティ形状を変
更しなければ、これに対応することができない。この結
果、モールド金型4の新たな設計・製造が必要となり、
迅速な対応が困難になるばかりか、新たなモールド金型
4の製造により、半導体装置8の製造コストも増大する
ことになる。また、封止樹脂の幅や長さ、あるいは外形
形状の異なる半導体装置を連続して製造する場合には、
それぞれの段取作業の際に都度モールド金型4の交換が
必須となり、生産効率の向上を妨げる要因となる。
【0006】この発明は上記実情に鑑みてなされたもの
で、封止樹脂の幅や長さ、あるいは外形形状を変更する
場合に迅速に対応することができるとともに、製造コス
トの低減、さらには生産効率の向上を図ることのできる
半導体装置の製造方法および半導体装置を得ることを目
的とする。
で、封止樹脂の幅や長さ、あるいは外形形状を変更する
場合に迅速に対応することができるとともに、製造コス
トの低減、さらには生産効率の向上を図ることのできる
半導体装置の製造方法および半導体装置を得ることを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明にかかる半導体装置の製造方法は、リード
フレームにおいて樹脂封止すべき部分、並びにアウタリ
ードとなる部分の少なくとも一部をそれぞれ金型のキャ
ビティに配置する工程と、前記金型のキャビティに封止
樹脂を充填して硬化させる工程と、前記リードフレーム
においてアウタリードとなる部分の表層域を覆う部材を
除去する工程と、を含むことを特徴とする。
め、この発明にかかる半導体装置の製造方法は、リード
フレームにおいて樹脂封止すべき部分、並びにアウタリ
ードとなる部分の少なくとも一部をそれぞれ金型のキャ
ビティに配置する工程と、前記金型のキャビティに封止
樹脂を充填して硬化させる工程と、前記リードフレーム
においてアウタリードとなる部分の表層域を覆う部材を
除去する工程と、を含むことを特徴とする。
【0008】この発明によれば、除去する部材の形状に
応じて半導体装置における封止樹脂の幅や長さ、あるい
は外形形状を変更することができる。
応じて半導体装置における封止樹脂の幅や長さ、あるい
は外形形状を変更することができる。
【0009】また、この発明にかかる半導体装置の製造
方法は、リードフレームにおいてアウタリードとなる部
分の表裏両面にそれぞれ剥離部材を密接させる工程と、
前記剥離部材を含めて前記リードフレームの樹脂封止す
べき部分を金型のキャビティに配置する工程と、前記金
型のキャビティに封止樹脂を充填して硬化させる工程
と、前記封止樹脂の表面から前記剥離部材の縁部に達す
る溝を形成する工程と、前記溝を形成した部分を境界と
して前記アウタリードとなる部分の表層域を覆う部材を
除去する工程と、を含むことを特徴とする。
方法は、リードフレームにおいてアウタリードとなる部
分の表裏両面にそれぞれ剥離部材を密接させる工程と、
前記剥離部材を含めて前記リードフレームの樹脂封止す
べき部分を金型のキャビティに配置する工程と、前記金
型のキャビティに封止樹脂を充填して硬化させる工程
と、前記封止樹脂の表面から前記剥離部材の縁部に達す
る溝を形成する工程と、前記溝を形成した部分を境界と
して前記アウタリードとなる部分の表層域を覆う部材を
除去する工程と、を含むことを特徴とする。
【0010】この発明によれば、除去する部材の形状に
応じて半導体装置における封止樹脂の幅や長さ、あるい
は外形形状を変更することができる。しかも、封止樹脂
を除去する場合であっても当該除去すべき封止樹脂とア
ウタリードとなる部分との間に予め剥離部材を介在させ
るようにしているため、両者が強固に結合する事態を未
然に防止できる。
応じて半導体装置における封止樹脂の幅や長さ、あるい
は外形形状を変更することができる。しかも、封止樹脂
を除去する場合であっても当該除去すべき封止樹脂とア
ウタリードとなる部分との間に予め剥離部材を介在させ
るようにしているため、両者が強固に結合する事態を未
然に防止できる。
【0011】つぎの発明にかかる半導体装置の製造方法
は、上記の発明において、前記剥離部材として、前記ア
ウタリードとなる部分に対して再剥離可能な粘着シート
を用いることを特徴とする。
は、上記の発明において、前記剥離部材として、前記ア
ウタリードとなる部分に対して再剥離可能な粘着シート
を用いることを特徴とする。
【0012】この発明によれば、金型に封止樹脂を充填
する際にはアウタリードとなる部分に対する剥離部材の
位置ずれを防止できる一方、アウタリードとなる部分を
覆う部材を除去する際にはアウタリードとなる部分から
剥離部材を容易に剥離することができる。
する際にはアウタリードとなる部分に対する剥離部材の
位置ずれを防止できる一方、アウタリードとなる部分を
覆う部材を除去する際にはアウタリードとなる部分から
剥離部材を容易に剥離することができる。
【0013】つぎの発明にかかる半導体装置の製造方法
は、上記の発明において、前記剥離部材として、前記ア
ウタリードとなる部分に対して着脱可能なスペーサを用
いることを特徴とする。
は、上記の発明において、前記剥離部材として、前記ア
ウタリードとなる部分に対して着脱可能なスペーサを用
いることを特徴とする。
【0014】この発明によれば、スペーサが存在するこ
とにより、封止樹脂を除去する場合であってもその量を
低減することができる。
とにより、封止樹脂を除去する場合であってもその量を
低減することができる。
【0015】つぎの発明にかかる半導体装置の製造方法
は、上記の発明において、前記剥離部材として、前記ア
ウタリードとなる部分との間に再剥離可能な粘着面を構
成したスペーサを用いることを特徴とする。
は、上記の発明において、前記剥離部材として、前記ア
ウタリードとなる部分との間に再剥離可能な粘着面を構
成したスペーサを用いることを特徴とする。
【0016】この発明によれば、スペーサが存在するこ
とにより、封止樹脂を除去する場合であってもその量を
低減することができるとともに、スペーサを除去する作
業も容易となる。
とにより、封止樹脂を除去する場合であってもその量を
低減することができるとともに、スペーサを除去する作
業も容易となる。
【0017】つぎの発明にかかる半導体装置の製造方法
は、上記の発明において、前記リードフレームを前記金
型のキャビティに配置した際に、当該キャビティの内壁
面に前記スペーサを当接させることを特徴とする。
は、上記の発明において、前記リードフレームを前記金
型のキャビティに配置した際に、当該キャビティの内壁
面に前記スペーサを当接させることを特徴とする。
【0018】この発明によれば、金型に封止樹脂を充填
する際にリードフレームの位置ずれを確実に防止するこ
とができる。
する際にリードフレームの位置ずれを確実に防止するこ
とができる。
【0019】つぎの発明にかかる半導体装置の製造方法
は、上記の発明において、前記リードフレームにおいて
複数の半導体装置構成部分を前記金型において共通のキ
ャビティに配置することを特徴とする。
は、上記の発明において、前記リードフレームにおいて
複数の半導体装置構成部分を前記金型において共通のキ
ャビティに配置することを特徴とする。
【0020】この発明によれば、一つの金型から複数の
半導体装置を同時に製造することができる。
半導体装置を同時に製造することができる。
【0021】つぎの発明にかかる半導体装置は、上記の
発明のいずれか一つに記載した方法により製造したこと
を特徴とする。
発明のいずれか一つに記載した方法により製造したこと
を特徴とする。
【0022】この発明によれば、除去する部材の形状に
応じて封止樹脂の幅や長さ、あるいは外形形状を変更す
ることができる。
応じて封止樹脂の幅や長さ、あるいは外形形状を変更す
ることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明にかかる半導体装置の製造方法および半導体装置の
好適な実施の形態を詳細に説明する。
発明にかかる半導体装置の製造方法および半導体装置の
好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0024】実施の形態1.図1〜図7は、この発明の
実施の形態1である半導体装置の製造方法を順に示した
ものである。本実施の形態1において製造する半導体装
置は、例えばTSOP(Thin Small Outline Package)
等のように、リードフレームのダイパッド部にマウント
した半導体チップ、および半導体チップとリードフレー
ムとの接続部分(以下、単にインナボンディング部分と
いう)を樹脂封止する一方、リードフレームのアウタリ
ードを封止樹脂から外部に延在させるようにしたもので
ある。リードフレーム10には、図1(a)に示すよう
に、複数の半導体装置を一括して構成できるように複数
のダイパッド部11を縦横に設けてあり、それぞれの周
囲にインナリードとなる部分(以下、単にインナリード
部13という)およびアウタリードとなる部分(以下、
単にアウタリード部14という)を構成してある。な
お、以下においては、リードフレーム10において1つ
の半導体装置を構成する場合に必要となる部分、つまり
ダイパッド部11、インナリード部13およびアウタリ
ード部14を適宜半導体装置構成部分20と総称する。
実施の形態1である半導体装置の製造方法を順に示した
ものである。本実施の形態1において製造する半導体装
置は、例えばTSOP(Thin Small Outline Package)
等のように、リードフレームのダイパッド部にマウント
した半導体チップ、および半導体チップとリードフレー
ムとの接続部分(以下、単にインナボンディング部分と
いう)を樹脂封止する一方、リードフレームのアウタリ
ードを封止樹脂から外部に延在させるようにしたもので
ある。リードフレーム10には、図1(a)に示すよう
に、複数の半導体装置を一括して構成できるように複数
のダイパッド部11を縦横に設けてあり、それぞれの周
囲にインナリードとなる部分(以下、単にインナリード
部13という)およびアウタリードとなる部分(以下、
単にアウタリード部14という)を構成してある。な
お、以下においては、リードフレーム10において1つ
の半導体装置を構成する場合に必要となる部分、つまり
ダイパッド部11、インナリード部13およびアウタリ
ード部14を適宜半導体装置構成部分20と総称する。
【0025】図1(a)および図1(b)に示すよう
に、本実施の形態1の製造方法では、まず、リードフレ
ーム10において各半導体装置構成部分20のダイパッ
ド部11にそれぞれ半導体チップ12をマウントし、さ
らにリードフレーム10のインナリード部13と各半導
体チップ12のボンディングパッド(図示せず)との間
を金線等の導体によって接続するとともに、当該ダイパ
ッド部11の周囲となる部分、つまりリードフレーム1
0の各半導体装置構成部分20においてアウタリード部
14の表裏両面にそれぞれ粘着シート15を貼着するよ
うにしている。
に、本実施の形態1の製造方法では、まず、リードフレ
ーム10において各半導体装置構成部分20のダイパッ
ド部11にそれぞれ半導体チップ12をマウントし、さ
らにリードフレーム10のインナリード部13と各半導
体チップ12のボンディングパッド(図示せず)との間
を金線等の導体によって接続するとともに、当該ダイパ
ッド部11の周囲となる部分、つまりリードフレーム1
0の各半導体装置構成部分20においてアウタリード部
14の表裏両面にそれぞれ粘着シート15を貼着するよ
うにしている。
【0026】ここで適用する粘着シート15は、基材と
なるシートに、リードフレーム10に対して再剥離性を
有する接着剤をコーティングしたもので、アウタリード
部14の長さと同一幅となるように帯状に構成してあ
る。基材となるシートには、後述する溶融樹脂の充填の
際に溶融、もしくは消失しない程度の耐熱性を確保して
ある。
なるシートに、リードフレーム10に対して再剥離性を
有する接着剤をコーティングしたもので、アウタリード
部14の長さと同一幅となるように帯状に構成してあ
る。基材となるシートには、後述する溶融樹脂の充填の
際に溶融、もしくは消失しない程度の耐熱性を確保して
ある。
【0027】次いで、図2に示すように、上述したリー
ドフレーム10をモールド金型30のキャビティ31に
配置させる。この場合に適用するモールド金型30とし
ては、互いに開閉可能に配設した上型30aおよび下型
30bを備えて構成したものを適用する。これら上型3
0aおよび下型30bには、相互に対向する面にキャビ
ティ構成部30a1,30b1を設けてある。それぞれの
キャビティ構成部30a1,30b1は、上型30aおよ
び下型30bを互いに閉成した場合に、リードフレーム
10に設けたすべての半導体装置構成部分20において
半導体チップ12をマウントしたダイパッド部11、イ
ンナリード部13、さらには粘着シート15を貼着した
部分の少なくとも一部を収容できる幅および長さを有
し、かつ製造すべき半導体装置40において封止樹脂4
1の厚さと合致する高さを有した唯一のキャビティ31
を画成するように構成してある。
ドフレーム10をモールド金型30のキャビティ31に
配置させる。この場合に適用するモールド金型30とし
ては、互いに開閉可能に配設した上型30aおよび下型
30bを備えて構成したものを適用する。これら上型3
0aおよび下型30bには、相互に対向する面にキャビ
ティ構成部30a1,30b1を設けてある。それぞれの
キャビティ構成部30a1,30b1は、上型30aおよ
び下型30bを互いに閉成した場合に、リードフレーム
10に設けたすべての半導体装置構成部分20において
半導体チップ12をマウントしたダイパッド部11、イ
ンナリード部13、さらには粘着シート15を貼着した
部分の少なくとも一部を収容できる幅および長さを有
し、かつ製造すべき半導体装置40において封止樹脂4
1の厚さと合致する高さを有した唯一のキャビティ31
を画成するように構成してある。
【0028】次いで、上述した状態からモールド金型3
0のキャビティ31に溶融状態の封止樹脂41を充填
し、所定の保圧・冷却時間が経過した後に離型させる。
この状態においては、図3に示すように、リードフレー
ム10に設けたすべての半導体装置構成部分20が共通
の封止樹脂41によって封止されることになる。
0のキャビティ31に溶融状態の封止樹脂41を充填
し、所定の保圧・冷却時間が経過した後に離型させる。
この状態においては、図3に示すように、リードフレー
ム10に設けたすべての半導体装置構成部分20が共通
の封止樹脂41によって封止されることになる。
【0029】次いで、図4に示すように、封止樹脂41
の一方の面に支持テープ50を貼着してリードフレーム
10を固定する。さらにこの状態からダイサー等の切削
機械を適用し、高速回転するブレード60によって封止
樹脂41の他方の面に順次切溝42を形成していく。こ
のとき、切削機械のブレード60は、リードフレーム1
0に貼着した粘着シート15の縁部に向け、かつ半導体
装置40に構成すべき封止樹脂41の外形形状に沿って
進行するように設定しておく。また、ブレード60によ
る切溝42の深さは、それぞれ粘着シート15の表面に
は到達する一方、リードフレーム10の表面には到達し
ないように設定しておく。
の一方の面に支持テープ50を貼着してリードフレーム
10を固定する。さらにこの状態からダイサー等の切削
機械を適用し、高速回転するブレード60によって封止
樹脂41の他方の面に順次切溝42を形成していく。こ
のとき、切削機械のブレード60は、リードフレーム1
0に貼着した粘着シート15の縁部に向け、かつ半導体
装置40に構成すべき封止樹脂41の外形形状に沿って
進行するように設定しておく。また、ブレード60によ
る切溝42の深さは、それぞれ粘着シート15の表面に
は到達する一方、リードフレーム10の表面には到達し
ないように設定しておく。
【0030】その後、図5に示すように、リードフレー
ム10を反転し、封止樹脂41の一方の面の支持テープ
50を剥離する一方、他方の面に支持テープ50を貼着
してリードフレーム10を固定する。さらにこの状態か
らブレード60によって、先と同様に封止樹脂41の一
方の面にも順次切溝42を形成していく。
ム10を反転し、封止樹脂41の一方の面の支持テープ
50を剥離する一方、他方の面に支持テープ50を貼着
してリードフレーム10を固定する。さらにこの状態か
らブレード60によって、先と同様に封止樹脂41の一
方の面にも順次切溝42を形成していく。
【0031】これらの結果、封止樹脂41の両面に形成
した切溝42により、リードフレーム10においてアウ
タリード部14の表層域に位置する封止樹脂41′が半
導体装置40の封止樹脂41から分離された状態とな
る。従って、封止樹脂41の他方の面の支持テープ50
を剥離した後、例えば図6に示すように、当該封止樹脂
41の両面にそれぞれ除去用テープ70を貼着し、さら
にこれら貼着した除去用テープ70を封止樹脂41から
剥離すれば、図7に示すように、アウタリード部14の
表層域に位置する部材として封止樹脂41′を粘着シー
ト15とともに容易に除去することができる。
した切溝42により、リードフレーム10においてアウ
タリード部14の表層域に位置する封止樹脂41′が半
導体装置40の封止樹脂41から分離された状態とな
る。従って、封止樹脂41の他方の面の支持テープ50
を剥離した後、例えば図6に示すように、当該封止樹脂
41の両面にそれぞれ除去用テープ70を貼着し、さら
にこれら貼着した除去用テープ70を封止樹脂41から
剥離すれば、図7に示すように、アウタリード部14の
表層域に位置する部材として封止樹脂41′を粘着シー
ト15とともに容易に除去することができる。
【0032】次いで、隣設する半導体装置40のアウタ
リード部14を切り離せば、所望の幅や長さ、さらには
所望の外形形状の封止樹脂41によって封止された半導
体装置40を得ることができるようになる。最後に、外
装メッキおよびリード加工工程を経て半導体装置40が
完成する。
リード部14を切り離せば、所望の幅や長さ、さらには
所望の外形形状の封止樹脂41によって封止された半導
体装置40を得ることができるようになる。最後に、外
装メッキおよびリード加工工程を経て半導体装置40が
完成する。
【0033】ここで、本実施の形態1による製造方法で
は、上述したように、封止樹脂41が不要となるアウタ
リード部14をも一旦封止樹脂41によって封止し、そ
の後、アウタリード部14の表層域に位置する封止樹脂
41′を除去することにより、半導体装置40における
封止樹脂41の幅や長さ、あるいは外形形状を規定する
ようにしている。従って、これら封止樹脂41の幅や長
さ、あるいは外形形状の異なる半導体装置40を製造す
る場合にも、モールド金型30としては、共通のものを
適用することが可能になる。つまり、共通のモールド金
型30から離型させた後においても、変更後の封止樹脂
41の幅や長さ、あるいは外形形状に沿って切溝42を
形成し、アウタリード部14の表層域に位置する封止樹
脂41′を除去すれば、変更後の幅や長さ、さらには所
望の外形形状の封止樹脂41によって封止された半導体
装置40を得ることができるようになる。この結果、上
記製造方法によれば、封止樹脂41の幅や長さ、あるい
は外形形状を変更する場合にも、新たにモールド金型3
0を設計・製造する必要がなく、迅速な対応が可能にな
るとともに、製造コストが増大する事態を防止すること
ができるようになる。さらには、モールド金型30を変
更する必要がないため、封止樹脂41の幅や長さ、ある
いは外形形状の異なる半導体装置を続けて製造する場合
にも、段取作業が不要となり、生産効率の向上を図るこ
とが可能になる。
は、上述したように、封止樹脂41が不要となるアウタ
リード部14をも一旦封止樹脂41によって封止し、そ
の後、アウタリード部14の表層域に位置する封止樹脂
41′を除去することにより、半導体装置40における
封止樹脂41の幅や長さ、あるいは外形形状を規定する
ようにしている。従って、これら封止樹脂41の幅や長
さ、あるいは外形形状の異なる半導体装置40を製造す
る場合にも、モールド金型30としては、共通のものを
適用することが可能になる。つまり、共通のモールド金
型30から離型させた後においても、変更後の封止樹脂
41の幅や長さ、あるいは外形形状に沿って切溝42を
形成し、アウタリード部14の表層域に位置する封止樹
脂41′を除去すれば、変更後の幅や長さ、さらには所
望の外形形状の封止樹脂41によって封止された半導体
装置40を得ることができるようになる。この結果、上
記製造方法によれば、封止樹脂41の幅や長さ、あるい
は外形形状を変更する場合にも、新たにモールド金型3
0を設計・製造する必要がなく、迅速な対応が可能にな
るとともに、製造コストが増大する事態を防止すること
ができるようになる。さらには、モールド金型30を変
更する必要がないため、封止樹脂41の幅や長さ、ある
いは外形形状の異なる半導体装置を続けて製造する場合
にも、段取作業が不要となり、生産効率の向上を図るこ
とが可能になる。
【0034】しかも、除去すべき封止樹脂41′とアウ
タリード部14との間に予め粘着シート15を介在させ
るようにしているため、封止樹脂41の硬化の際にアウ
タリード部14と封止樹脂41′とが強固に結合する事
態を未然に防止できるようになり、封止樹脂41′の除
去作業を容易に行うことが可能になる。
タリード部14との間に予め粘着シート15を介在させ
るようにしているため、封止樹脂41の硬化の際にアウ
タリード部14と封止樹脂41′とが強固に結合する事
態を未然に防止できるようになり、封止樹脂41′の除
去作業を容易に行うことが可能になる。
【0035】さらに、粘着シート15として、アウタリ
ード部14に対して再剥離性を有したものを適用してい
るため、モールド金型30に封止樹脂41を充填する際
にはアウタリード部14に対する位置ずれを防止するこ
とができる一方、封止樹脂41′を除去する際にはアウ
タリード部14から容易に剥離することができ、封止樹
脂41′の除去作業を煩雑化することなく、半導体装置
40において封止樹脂41の幅や長さ、あるいは外形形
状がばらつく事態を防止することが可能になる。
ード部14に対して再剥離性を有したものを適用してい
るため、モールド金型30に封止樹脂41を充填する際
にはアウタリード部14に対する位置ずれを防止するこ
とができる一方、封止樹脂41′を除去する際にはアウ
タリード部14から容易に剥離することができ、封止樹
脂41′の除去作業を煩雑化することなく、半導体装置
40において封止樹脂41の幅や長さ、あるいは外形形
状がばらつく事態を防止することが可能になる。
【0036】実施の形態2.上述した実施の形態1で
は、リードフレーム10のアウタリード部14に粘着シ
ート15を貼着するようにしていたが、本実施の形態2
では、粘着シート15の代わりに、スペーサ80を用い
るようにしている。
は、リードフレーム10のアウタリード部14に粘着シ
ート15を貼着するようにしていたが、本実施の形態2
では、粘着シート15の代わりに、スペーサ80を用い
るようにしている。
【0037】図8〜図14は、この発明の実施の形態2
である半導体装置の製造方法を順に示したものである。
本実施の形態2において製造する半導体装置は、実施の
形態1で示したものと同様に、リードフレームのダイパ
ッド部にマウントした半導体チップ、およびインナリー
ド部を樹脂封止する一方、リードフレームのアウタリー
ドを封止樹脂から外部に延在させるようにしたTSOP
である。図8(a)に示すように、複数の半導体装置を
一括して構成できるように、複数のダイパッド部11を
縦横に設け、かつそれぞれの周囲にインナリード部13
およびアウタリード部14を構成してあるのも、実施の
形態1と同様である。
である半導体装置の製造方法を順に示したものである。
本実施の形態2において製造する半導体装置は、実施の
形態1で示したものと同様に、リードフレームのダイパ
ッド部にマウントした半導体チップ、およびインナリー
ド部を樹脂封止する一方、リードフレームのアウタリー
ドを封止樹脂から外部に延在させるようにしたTSOP
である。図8(a)に示すように、複数の半導体装置を
一括して構成できるように、複数のダイパッド部11を
縦横に設け、かつそれぞれの周囲にインナリード部13
およびアウタリード部14を構成してあるのも、実施の
形態1と同様である。
【0038】図8(a)および図8(b)に示すよう
に、本実施の形態2の製造方法では、まず、リードフレ
ーム10において各半導体装置構成部分20のダイパッ
ド部11にそれぞれ半導体チップ12をマウントし、さ
らにリードフレーム10のインナリード部13と各半導
体チップ12のボンディングパッド(図示せず)との間
を金線等の導体によって接続するとともに、当該ダイパ
ッド部11の周囲となる部分、つまりリードフレーム1
0の各半導体装置構成部分20においてアウタリード部
14の表裏両面にそれぞれスペーサ80を密接させるよ
うにしている。
に、本実施の形態2の製造方法では、まず、リードフレ
ーム10において各半導体装置構成部分20のダイパッ
ド部11にそれぞれ半導体チップ12をマウントし、さ
らにリードフレーム10のインナリード部13と各半導
体チップ12のボンディングパッド(図示せず)との間
を金線等の導体によって接続するとともに、当該ダイパ
ッド部11の周囲となる部分、つまりリードフレーム1
0の各半導体装置構成部分20においてアウタリード部
14の表裏両面にそれぞれスペーサ80を密接させるよ
うにしている。
【0039】ここで適用するスペーサ80は、横断面が
矩形の柱状を成すもので、後述する溶融樹脂の充填の際
に溶融、もしくは消失しない程度の耐熱性を確保した金
属や樹脂材によって構成してある。スペーサ80の寸法
としては、アウタリード部14の表裏両面に密接させた
場合の合計厚さが、製造すべき半導体装置40において
封止樹脂41の厚さと合致するように構成することが好
ましい。スペーサ80の材質としては、その剥離性を考
慮した場合、リードフレーム10のアウタリード部14
に対して密着性の小さいものを選択することが好まし
い。但し、アウタリード部14に対して密着性の大きな
材質を選択した場合であっても、当該アウタリード部1
4と接触する面に密着性を低下させる表面処理を施せ
ば、良好な剥離性を確保することが可能である。このス
ペーサ80をリードフレーム10に保持させる方法とし
ては、金属製のものを適用する場合、半導体装置構成部
分20の領域外において当該リードフレーム10に溶接
等の溶着手段によって溶着すればよく、樹脂製のものを
適用する場合、半導体装置構成部分20の領域外におい
て当該リードフレーム10に接着剤等の接着手段によっ
て接着すればよい。
矩形の柱状を成すもので、後述する溶融樹脂の充填の際
に溶融、もしくは消失しない程度の耐熱性を確保した金
属や樹脂材によって構成してある。スペーサ80の寸法
としては、アウタリード部14の表裏両面に密接させた
場合の合計厚さが、製造すべき半導体装置40において
封止樹脂41の厚さと合致するように構成することが好
ましい。スペーサ80の材質としては、その剥離性を考
慮した場合、リードフレーム10のアウタリード部14
に対して密着性の小さいものを選択することが好まし
い。但し、アウタリード部14に対して密着性の大きな
材質を選択した場合であっても、当該アウタリード部1
4と接触する面に密着性を低下させる表面処理を施せ
ば、良好な剥離性を確保することが可能である。このス
ペーサ80をリードフレーム10に保持させる方法とし
ては、金属製のものを適用する場合、半導体装置構成部
分20の領域外において当該リードフレーム10に溶接
等の溶着手段によって溶着すればよく、樹脂製のものを
適用する場合、半導体装置構成部分20の領域外におい
て当該リードフレーム10に接着剤等の接着手段によっ
て接着すればよい。
【0040】次いで、図9および図10に示すように、
上述したリードフレーム10をモールド金型30のキャ
ビティ31に配置させ、その後、モールド金型30のキ
ャビティ31に溶融状態の封止樹脂41を充填し、所定
の保圧・冷却時間が経過した後に離型させる。この場合
に適用するモールド金型30としては、実施の形態1で
示したものと同様の構成を有したものである。すなわ
ち、互いに対向する面にそれぞれキャビティ構成部30
a1,30b1を有し、かつ相互に開閉可能な上型30a
および下型30bを備えたモールド金型30を適用す
る。上型30aおよび下型30bに設けたキャビティ構
成部30a1,30b1に関しても、実施の形態1と同様
であり、互いに閉成した場合に、リードフレーム10に
設けたすべての半導体装置構成部分20において半導体
チップ12をマウントしたダイパッド部11、インナリ
ード部13、さらには粘着シート15を貼着した部分の
少なくとも一部を収容できる幅および長さを有し、かつ
製造すべき半導体装置40において封止樹脂41の厚さ
と合致する高さを有した唯一のキャビティ31を画成す
るように構成してある。
上述したリードフレーム10をモールド金型30のキャ
ビティ31に配置させ、その後、モールド金型30のキ
ャビティ31に溶融状態の封止樹脂41を充填し、所定
の保圧・冷却時間が経過した後に離型させる。この場合
に適用するモールド金型30としては、実施の形態1で
示したものと同様の構成を有したものである。すなわ
ち、互いに対向する面にそれぞれキャビティ構成部30
a1,30b1を有し、かつ相互に開閉可能な上型30a
および下型30bを備えたモールド金型30を適用す
る。上型30aおよび下型30bに設けたキャビティ構
成部30a1,30b1に関しても、実施の形態1と同様
であり、互いに閉成した場合に、リードフレーム10に
設けたすべての半導体装置構成部分20において半導体
チップ12をマウントしたダイパッド部11、インナリ
ード部13、さらには粘着シート15を貼着した部分の
少なくとも一部を収容できる幅および長さを有し、かつ
製造すべき半導体装置40において封止樹脂41の厚さ
と合致する高さを有した唯一のキャビティ31を画成す
るように構成してある。
【0041】ここで、実施の形態2では、リードフレー
ム10においてアウタリード部14の表裏両面に、合計
厚さが製造すべき半導体装置40において封止樹脂41
の厚さと合致するスペーサ80を密接させるようにして
いる。従って、このリードフレーム10をモールド金型
30のキャビティ31に配置した状態で上型30aおよ
び下型30bを閉成させると、図9に明示するように、
上記スペーサ80の外表面がそれぞれキャビティ31の
内壁面に当接し、リードフレーム10のアウタリード部
14を支持するようになる。この結果、モールド金型3
0のキャビティ31に溶融状態の封止樹脂41を充填し
た場合であっても、キャビティ31においてアウタリー
ド部14が上下にずれる虞れがなくなり、すべての半導
体装置構成部分20において半導体チップ12およびイ
ンナリード部13をそれぞれの封止樹脂41の共通の位
置に封止することができるようになる。
ム10においてアウタリード部14の表裏両面に、合計
厚さが製造すべき半導体装置40において封止樹脂41
の厚さと合致するスペーサ80を密接させるようにして
いる。従って、このリードフレーム10をモールド金型
30のキャビティ31に配置した状態で上型30aおよ
び下型30bを閉成させると、図9に明示するように、
上記スペーサ80の外表面がそれぞれキャビティ31の
内壁面に当接し、リードフレーム10のアウタリード部
14を支持するようになる。この結果、モールド金型3
0のキャビティ31に溶融状態の封止樹脂41を充填し
た場合であっても、キャビティ31においてアウタリー
ド部14が上下にずれる虞れがなくなり、すべての半導
体装置構成部分20において半導体チップ12およびイ
ンナリード部13をそれぞれの封止樹脂41の共通の位
置に封止することができるようになる。
【0042】以下、実施の形態1と同様に、封止樹脂4
1の面に交互に支持テープ50を貼着してリードフレー
ム10を固定し、この状態から切削機械のブレード60
によって封止樹脂41の両面にそれぞれ順次切溝42を
形成していく(図11および図12)。このとき、切削
機械のブレード60は、必ずしもリードフレーム10に
密接させたスペーサ80の縁部に沿って進行させる必要
はなく、半導体装置40に構成すべき封止樹脂41の外
形形状に沿って進行させ、少なくともスペーサ80にお
いてリードフレーム10との密接部に近接する部分にお
いてその縁部に達していればよい。ブレード60による
切溝42の深さが、リードフレーム10の表面に到達し
ないように設定しておくのは実施の形態1と同様であ
る。
1の面に交互に支持テープ50を貼着してリードフレー
ム10を固定し、この状態から切削機械のブレード60
によって封止樹脂41の両面にそれぞれ順次切溝42を
形成していく(図11および図12)。このとき、切削
機械のブレード60は、必ずしもリードフレーム10に
密接させたスペーサ80の縁部に沿って進行させる必要
はなく、半導体装置40に構成すべき封止樹脂41の外
形形状に沿って進行させ、少なくともスペーサ80にお
いてリードフレーム10との密接部に近接する部分にお
いてその縁部に達していればよい。ブレード60による
切溝42の深さが、リードフレーム10の表面に到達し
ないように設定しておくのは実施の形態1と同様であ
る。
【0043】これらの結果、封止樹脂41の両面に形成
した切溝42により、リードフレーム10においてアウ
タリード部14の表層域に位置する部材が半導体装置4
0の封止樹脂41から分離された状態となる(図示の例
ではスペーサ80のみ)。従って、例えば図13に示す
ように、当該封止樹脂41の両面にそれぞれ除去用テー
プ70を貼着し、さらにこれら貼着した除去用テープ7
0を封止樹脂41から剥離すれば、図14に示すよう
に、アウタリード部14の表層域に位置する部材として
スペーサ80(あるいはスペーサ80と封止樹脂4
1′)を除去することができ、隣設する半導体装置40
のアウタリードを切り離せば、所望の幅や長さ、さらに
は所望の外形形状の封止樹脂41によって封止された半
導体装置40を得ることができるようになる。
した切溝42により、リードフレーム10においてアウ
タリード部14の表層域に位置する部材が半導体装置4
0の封止樹脂41から分離された状態となる(図示の例
ではスペーサ80のみ)。従って、例えば図13に示す
ように、当該封止樹脂41の両面にそれぞれ除去用テー
プ70を貼着し、さらにこれら貼着した除去用テープ7
0を封止樹脂41から剥離すれば、図14に示すよう
に、アウタリード部14の表層域に位置する部材として
スペーサ80(あるいはスペーサ80と封止樹脂4
1′)を除去することができ、隣設する半導体装置40
のアウタリードを切り離せば、所望の幅や長さ、さらに
は所望の外形形状の封止樹脂41によって封止された半
導体装置40を得ることができるようになる。
【0044】ここで、本実施の形態2による製造方法に
おいても、上述したように、封止樹脂41が不要となる
アウタリード部14をも含めて封止樹脂41によって封
止し、その後、アウタリード部14の表層域に位置する
スペーサ80(あるいはスペーサ80と封止樹脂4
1′)を除去することにより、半導体装置40における
封止樹脂41の幅や長さ、あるいは外形形状を規定する
ようにしている。従って、これら封止樹脂41の幅や長
さ、あるいは外形形状の異なる半導体装置40を製造す
る場合にも、モールド金型30としては、共通のものを
適用することが可能になる。つまり、共通のモールド金
型30から離型させた後においても、変更後の封止樹脂
41の幅や長さ、あるいは外形形状に沿って切溝42を
形成し、アウタリード部14の表層域に位置するスペー
サ80(あるいはスペーサ80と封止樹脂41′)を除
去すれば、変更後の幅や長さ、さらには所望の外形形状
の封止樹脂41によって封止された半導体装置40を得
ることができるようになる。この結果、上記製造方法に
よれば、封止樹脂41の幅や長さ、あるいは外形形状を
変更する場合にも、新たにモールド金型30を設計・製
造する必要がなく、迅速な対応が可能になるとともに、
製造コストが増大する事態を防止することができるよう
になる。さらには、モールド金型30を変更する必要が
ないため、封止樹脂41の幅や長さ、あるいは外形形状
の異なる半導体装置を続けて製造する場合にも、段取作
業が不要となり、生産効率の向上を図ることが可能にな
る。
おいても、上述したように、封止樹脂41が不要となる
アウタリード部14をも含めて封止樹脂41によって封
止し、その後、アウタリード部14の表層域に位置する
スペーサ80(あるいはスペーサ80と封止樹脂4
1′)を除去することにより、半導体装置40における
封止樹脂41の幅や長さ、あるいは外形形状を規定する
ようにしている。従って、これら封止樹脂41の幅や長
さ、あるいは外形形状の異なる半導体装置40を製造す
る場合にも、モールド金型30としては、共通のものを
適用することが可能になる。つまり、共通のモールド金
型30から離型させた後においても、変更後の封止樹脂
41の幅や長さ、あるいは外形形状に沿って切溝42を
形成し、アウタリード部14の表層域に位置するスペー
サ80(あるいはスペーサ80と封止樹脂41′)を除
去すれば、変更後の幅や長さ、さらには所望の外形形状
の封止樹脂41によって封止された半導体装置40を得
ることができるようになる。この結果、上記製造方法に
よれば、封止樹脂41の幅や長さ、あるいは外形形状を
変更する場合にも、新たにモールド金型30を設計・製
造する必要がなく、迅速な対応が可能になるとともに、
製造コストが増大する事態を防止することができるよう
になる。さらには、モールド金型30を変更する必要が
ないため、封止樹脂41の幅や長さ、あるいは外形形状
の異なる半導体装置を続けて製造する場合にも、段取作
業が不要となり、生産効率の向上を図ることが可能にな
る。
【0045】しかも、除去すべきスペーサ80に関して
は、アウタリード部14との間に単に密接させているだ
けであるため、その除去作業を容易に行うことが可能に
なる。図示の例では、スペーサ80のみを除去するよう
にしているが、切溝42の位置や角度によってはスペー
サ80とともに封止樹脂41′をも除去する必要があ
る。しかしながら、この場合であっても、除去すべき封
止樹脂41′とアウタリード部14との間に予めスペー
サ80が介在された状態となっているため、封止樹脂4
1の硬化の際にアウタリード部14と封止樹脂41′と
が強固に結合する事態を未然に防止できるようになり、
スペーサ80および封止樹脂41′の除去作業を容易に
行うことが可能になる。この実施の形態2によれば、後
者の場合であってもスペーサ80の存在により、除去す
べき封止樹脂41′の量を低減することができるため
(図示の例ではゼロ)、作業効率を高めることができる
とともに、製造コストのさらなる低減を図ることが可能
になる。
は、アウタリード部14との間に単に密接させているだ
けであるため、その除去作業を容易に行うことが可能に
なる。図示の例では、スペーサ80のみを除去するよう
にしているが、切溝42の位置や角度によってはスペー
サ80とともに封止樹脂41′をも除去する必要があ
る。しかしながら、この場合であっても、除去すべき封
止樹脂41′とアウタリード部14との間に予めスペー
サ80が介在された状態となっているため、封止樹脂4
1の硬化の際にアウタリード部14と封止樹脂41′と
が強固に結合する事態を未然に防止できるようになり、
スペーサ80および封止樹脂41′の除去作業を容易に
行うことが可能になる。この実施の形態2によれば、後
者の場合であってもスペーサ80の存在により、除去す
べき封止樹脂41′の量を低減することができるため
(図示の例ではゼロ)、作業効率を高めることができる
とともに、製造コストのさらなる低減を図ることが可能
になる。
【0046】さらに、スペーサ80として、アウタリー
ド部14の表裏両面に密接させた場合の合計厚さが、製
造すべき半導体装置40において封止樹脂41の厚さと
合致するように構成し、リードフレーム10をモールド
金型30のキャビティ31に配置した場合に個々の外表
面がそれぞれキャビティ31の内壁面に当接するものを
適用しているため、モールド金型30のキャビティ31
に溶融状態の封止樹脂41を充填した場合であっても、
キャビティ31においてアウタリード部14が上下にず
れる虞れがなくなる。この結果、すべての半導体装置構
成部分20において半導体チップ12およびインナリー
ド部13をそれぞれの封止樹脂41の共通の位置に封止
することができるようになり、耐熱性、耐湿性、耐衝撃
性、耐圧性といった半導体装置40の諸性能を均一化す
ることができるようになる。
ド部14の表裏両面に密接させた場合の合計厚さが、製
造すべき半導体装置40において封止樹脂41の厚さと
合致するように構成し、リードフレーム10をモールド
金型30のキャビティ31に配置した場合に個々の外表
面がそれぞれキャビティ31の内壁面に当接するものを
適用しているため、モールド金型30のキャビティ31
に溶融状態の封止樹脂41を充填した場合であっても、
キャビティ31においてアウタリード部14が上下にず
れる虞れがなくなる。この結果、すべての半導体装置構
成部分20において半導体チップ12およびインナリー
ド部13をそれぞれの封止樹脂41の共通の位置に封止
することができるようになり、耐熱性、耐湿性、耐衝撃
性、耐圧性といった半導体装置40の諸性能を均一化す
ることができるようになる。
【0047】実施の形態3.上述した実施の形態2で
は、リードフレーム10のアウタリード部14にスペー
サ80を密接させるようにしていたが、本実施の形態3
では、リードフレーム10のアウタリード部14とスペ
ーサ80との間に粘着シート15を介在させるようにし
ている。
は、リードフレーム10のアウタリード部14にスペー
サ80を密接させるようにしていたが、本実施の形態3
では、リードフレーム10のアウタリード部14とスペ
ーサ80との間に粘着シート15を介在させるようにし
ている。
【0048】図15は、この発明の実施の形態3である
半導体装置の製造方法を順に示したものである。本実施
の形態3において製造する半導体装置は、実施の形態1
で示したものと同様に、リードフレームのダイパッド部
にマウントした半導体チップ、およびインナリード部を
樹脂封止する一方、リードフレームのアウタリードを封
止樹脂から外部に延在させるようにしたTSOPであ
る。図15(a)に示すように、複数の半導体装置を一
括して構成できるように、複数のダイパッド部11を縦
横に設け、かつそれぞれの周囲にインナリード部13お
よびアウタリード部14を構成してあるのも、実施の形
態1と同様である。
半導体装置の製造方法を順に示したものである。本実施
の形態3において製造する半導体装置は、実施の形態1
で示したものと同様に、リードフレームのダイパッド部
にマウントした半導体チップ、およびインナリード部を
樹脂封止する一方、リードフレームのアウタリードを封
止樹脂から外部に延在させるようにしたTSOPであ
る。図15(a)に示すように、複数の半導体装置を一
括して構成できるように、複数のダイパッド部11を縦
横に設け、かつそれぞれの周囲にインナリード部13お
よびアウタリード部14を構成してあるのも、実施の形
態1と同様である。
【0049】図15(a)および図15(b)に示すよ
うに、本実施の形態3の製造方法では、まず、リードフ
レーム10において各半導体装置構成部分20のダイパ
ッド部11にそれぞれ半導体チップ12をマウントし、
さらにリードフレーム10のインナリード部13と各半
導体チップ12のボンディングパッド(図示せず)との
間を金線等の導体によって接続するとともに、当該ダイ
パッド部11の周囲となる部分、つまりリードフレーム
10の各半導体装置構成部分20においてアウタリード
部14の表裏両面にそれぞれ粘着シート15を介してス
ペーサ80を貼着させるようにしている。
うに、本実施の形態3の製造方法では、まず、リードフ
レーム10において各半導体装置構成部分20のダイパ
ッド部11にそれぞれ半導体チップ12をマウントし、
さらにリードフレーム10のインナリード部13と各半
導体チップ12のボンディングパッド(図示せず)との
間を金線等の導体によって接続するとともに、当該ダイ
パッド部11の周囲となる部分、つまりリードフレーム
10の各半導体装置構成部分20においてアウタリード
部14の表裏両面にそれぞれ粘着シート15を介してス
ペーサ80を貼着させるようにしている。
【0050】ここで適用するスペーサ80は、実施の形
態2で示したものと同様に、横断面が矩形の柱状を成す
もので、後述する溶融樹脂の充填の際に溶融、もしくは
消失しない程度の耐熱性を確保した金属や樹脂材によっ
て構成してある。スペーサ80の寸法としては、後述す
る粘着シート15を介してアウタリード部14の表裏両
面に貼着させた場合の合計厚さが、製造すべき半導体装
置40において封止樹脂41の厚さと合致するように構
成することが好ましい。
態2で示したものと同様に、横断面が矩形の柱状を成す
もので、後述する溶融樹脂の充填の際に溶融、もしくは
消失しない程度の耐熱性を確保した金属や樹脂材によっ
て構成してある。スペーサ80の寸法としては、後述す
る粘着シート15を介してアウタリード部14の表裏両
面に貼着させた場合の合計厚さが、製造すべき半導体装
置40において封止樹脂41の厚さと合致するように構
成することが好ましい。
【0051】一方、粘着シート15は、基材となるシー
トの一方面に、リードフレーム10に対して再剥離性を
有する接着剤をコーティングする一方、基材となるシー
トの他方面に接着性に優れた接着剤をコーティングした
もので、一方面を介してリードフレーム10に貼着させ
る一方、他方面を介してスペーサ80に接着してある。
実施の形態1と同様に、基材となるシートには、後述す
る溶融樹脂の充填の際に溶融、もしくは消失しない程度
の耐熱性を確保してある。このスペーサ80をリードフ
レーム10に保持させる方法としては、金属製、もしく
は樹脂製のいずれを適用する場合であっても、粘着シー
ト15によって貼着すればよく、実施の形態2に比べて
その作業をきわめて容易に行うことができる。
トの一方面に、リードフレーム10に対して再剥離性を
有する接着剤をコーティングする一方、基材となるシー
トの他方面に接着性に優れた接着剤をコーティングした
もので、一方面を介してリードフレーム10に貼着させ
る一方、他方面を介してスペーサ80に接着してある。
実施の形態1と同様に、基材となるシートには、後述す
る溶融樹脂の充填の際に溶融、もしくは消失しない程度
の耐熱性を確保してある。このスペーサ80をリードフ
レーム10に保持させる方法としては、金属製、もしく
は樹脂製のいずれを適用する場合であっても、粘着シー
ト15によって貼着すればよく、実施の形態2に比べて
その作業をきわめて容易に行うことができる。
【0052】以下、実施の形態2と同様に、上述したリ
ードフレーム10をモールド金型30のキャビティ31
に配置させ、その後、モールド金型30のキャビティ3
1に溶融状態の封止樹脂41を充填し、所定の保圧・冷
却時間が経過した後に離型させる。この場合に適用する
モールド金型30としては、実施の形態2で示したもの
と同様である。すなわち、互いに対向する面にそれぞれ
キャビティ構成部30a1,30b1を有し、かつ相互に
開閉可能な上型30aおよび下型30bを備えたモール
ド金型30を適用する。上型30aおよび下型30bに
設けたキャビティ構成部30a1,30b1に関しても、
実施の形態2と同様であり、互いに閉成した場合に、リ
ードフレーム10に設けたすべての半導体装置構成部分
20において半導体チップ12をマウントしたダイパッ
ド部11、インナリード部13、さらには粘着シート1
5を貼着した部分の少なくとも一部を収容できる幅およ
び長さを有し、かつ製造すべき半導体装置40において
封止樹脂41の厚さと合致する高さを有した唯一のキャ
ビティ31を画成するように構成してある。
ードフレーム10をモールド金型30のキャビティ31
に配置させ、その後、モールド金型30のキャビティ3
1に溶融状態の封止樹脂41を充填し、所定の保圧・冷
却時間が経過した後に離型させる。この場合に適用する
モールド金型30としては、実施の形態2で示したもの
と同様である。すなわち、互いに対向する面にそれぞれ
キャビティ構成部30a1,30b1を有し、かつ相互に
開閉可能な上型30aおよび下型30bを備えたモール
ド金型30を適用する。上型30aおよび下型30bに
設けたキャビティ構成部30a1,30b1に関しても、
実施の形態2と同様であり、互いに閉成した場合に、リ
ードフレーム10に設けたすべての半導体装置構成部分
20において半導体チップ12をマウントしたダイパッ
ド部11、インナリード部13、さらには粘着シート1
5を貼着した部分の少なくとも一部を収容できる幅およ
び長さを有し、かつ製造すべき半導体装置40において
封止樹脂41の厚さと合致する高さを有した唯一のキャ
ビティ31を画成するように構成してある。
【0053】ここで、実施の形態3においても、実施の
形態2と同様に、リードフレーム10のアウタリード部
14の表裏両面に、粘着シート15を含めた合計厚さが
製造すべき半導体装置40において封止樹脂41の厚さ
と合致するスペーサ80を貼着するようにしている。従
って、このリードフレーム10をモールド金型30のキ
ャビティ31に配置した状態で上型30aおよび下型3
0bを閉成させれば、上記スペーサ80の外表面がそれ
ぞれキャビティ31の内壁面に当接し、リードフレーム
10のアウタリード部14を支持するようになる。この
結果、モールド金型30のキャビティ31に溶融状態の
封止樹脂41を充填した場合であっても、キャビティ3
1においてアウタリード部14が上下にずれる虞れがな
くなり、すべての半導体装置構成部分20において半導
体チップ12およびインナリード部13をそれぞれの封
止樹脂41の共通の位置に封止することができるように
なる。
形態2と同様に、リードフレーム10のアウタリード部
14の表裏両面に、粘着シート15を含めた合計厚さが
製造すべき半導体装置40において封止樹脂41の厚さ
と合致するスペーサ80を貼着するようにしている。従
って、このリードフレーム10をモールド金型30のキ
ャビティ31に配置した状態で上型30aおよび下型3
0bを閉成させれば、上記スペーサ80の外表面がそれ
ぞれキャビティ31の内壁面に当接し、リードフレーム
10のアウタリード部14を支持するようになる。この
結果、モールド金型30のキャビティ31に溶融状態の
封止樹脂41を充填した場合であっても、キャビティ3
1においてアウタリード部14が上下にずれる虞れがな
くなり、すべての半導体装置構成部分20において半導
体チップ12およびインナリード部13をそれぞれの封
止樹脂41の共通の位置に封止することができるように
なる。
【0054】その後、実施の形態2と同様に、封止樹脂
41の面に支持テープ50を貼着してリードフレーム1
0を固定し、この状態から切削機械のブレード60によ
って封止樹脂41の両面にそれぞれ順次切溝42を形成
していく。切削機械のブレード60を、必ずしもリード
フレーム10に密接させたスペーサ80の縁部に沿って
進行させる必要はなく、半導体装置40に構成すべき封
止樹脂41の外形形状に沿って進行させ、少なくとも粘
着シート15の縁部に達していればよい。ブレード60
による切溝42の深さが、リードフレーム10の表面に
到達しないように設定しておくのも実施の形態2と同様
である。
41の面に支持テープ50を貼着してリードフレーム1
0を固定し、この状態から切削機械のブレード60によ
って封止樹脂41の両面にそれぞれ順次切溝42を形成
していく。切削機械のブレード60を、必ずしもリード
フレーム10に密接させたスペーサ80の縁部に沿って
進行させる必要はなく、半導体装置40に構成すべき封
止樹脂41の外形形状に沿って進行させ、少なくとも粘
着シート15の縁部に達していればよい。ブレード60
による切溝42の深さが、リードフレーム10の表面に
到達しないように設定しておくのも実施の形態2と同様
である。
【0055】これらの結果、封止樹脂41の両面に形成
した切溝42により、リードフレーム10においてアウ
タリード部14の表層域に位置する部材が半導体装置4
0の封止樹脂41から分離された状態となる(図示の例
ではスペーサ80のみ)。従って、実施の形態2と同様
に、封止樹脂41の両面にそれぞれ除去用テープ70を
貼着し、さらにこれら貼着した除去用テープ70を封止
樹脂41から剥離すれば、アウタリード部14の表層域
に位置する部材としてスペーサ80(あるいはスペーサ
80と封止樹脂41′)を粘着シート15とともに容易
に除去することができ、隣設する半導体装置40のアウ
タリードを切り離せば、所望の幅や長さ、さらには所望
の外形形状の封止樹脂41によって封止された半導体装
置40を得ることができるようになる。
した切溝42により、リードフレーム10においてアウ
タリード部14の表層域に位置する部材が半導体装置4
0の封止樹脂41から分離された状態となる(図示の例
ではスペーサ80のみ)。従って、実施の形態2と同様
に、封止樹脂41の両面にそれぞれ除去用テープ70を
貼着し、さらにこれら貼着した除去用テープ70を封止
樹脂41から剥離すれば、アウタリード部14の表層域
に位置する部材としてスペーサ80(あるいはスペーサ
80と封止樹脂41′)を粘着シート15とともに容易
に除去することができ、隣設する半導体装置40のアウ
タリードを切り離せば、所望の幅や長さ、さらには所望
の外形形状の封止樹脂41によって封止された半導体装
置40を得ることができるようになる。
【0056】ここで、本実施の形態3による製造方法に
おいても、上述したように、封止樹脂41が不要となる
アウタリード部14をも含めて封止樹脂41によって封
止し、その後、アウタリード部14の表層域に位置する
スペーサ80(あるいはスペーサ80と封止樹脂4
1′)を除去することにより、半導体装置40における
封止樹脂41の幅や長さ、あるいは外形形状を規定する
ようにしている。従って、これら封止樹脂41の幅や長
さ、あるいは外形形状の異なる半導体装置40を製造す
る場合にも、モールド金型30としては、共通のものを
適用することが可能になる。つまり、共通のモールド金
型30から離型させた後においても、変更後の封止樹脂
41の幅や長さ、あるいは外形形状に沿って切溝42を
形成し、アウタリード部14の表層域に位置するスペー
サ80(あるいはスペーサ80と封止樹脂41′)を除
去すれば、変更後の幅や長さ、さらには所望の外形形状
の封止樹脂41によって封止された半導体装置40を得
ることができるようになる。この結果、上記製造方法に
よれば、封止樹脂41の幅や長さ、あるいは外形形状を
変更する場合にも、新たにモールド金型30を設計・製
造する必要がなく、迅速な対応が可能になるとともに、
製造コストが増大する事態を防止することができるよう
になる。さらには、モールド金型30を変更する必要が
ないため、封止樹脂41の幅や長さ、あるいは外形形状
の異なる半導体装置を続けて製造する場合にも、段取作
業が不要となり、生産効率の向上を図ることが可能にな
る。
おいても、上述したように、封止樹脂41が不要となる
アウタリード部14をも含めて封止樹脂41によって封
止し、その後、アウタリード部14の表層域に位置する
スペーサ80(あるいはスペーサ80と封止樹脂4
1′)を除去することにより、半導体装置40における
封止樹脂41の幅や長さ、あるいは外形形状を規定する
ようにしている。従って、これら封止樹脂41の幅や長
さ、あるいは外形形状の異なる半導体装置40を製造す
る場合にも、モールド金型30としては、共通のものを
適用することが可能になる。つまり、共通のモールド金
型30から離型させた後においても、変更後の封止樹脂
41の幅や長さ、あるいは外形形状に沿って切溝42を
形成し、アウタリード部14の表層域に位置するスペー
サ80(あるいはスペーサ80と封止樹脂41′)を除
去すれば、変更後の幅や長さ、さらには所望の外形形状
の封止樹脂41によって封止された半導体装置40を得
ることができるようになる。この結果、上記製造方法に
よれば、封止樹脂41の幅や長さ、あるいは外形形状を
変更する場合にも、新たにモールド金型30を設計・製
造する必要がなく、迅速な対応が可能になるとともに、
製造コストが増大する事態を防止することができるよう
になる。さらには、モールド金型30を変更する必要が
ないため、封止樹脂41の幅や長さ、あるいは外形形状
の異なる半導体装置を続けて製造する場合にも、段取作
業が不要となり、生産効率の向上を図ることが可能にな
る。
【0057】しかも、除去すべきスペーサ80に関して
は、アウタリード部14との間に再剥離性を有した粘着
シート15を介在させているだけであるため、その除去
作業を容易に行うことが可能になる。図示の例では、ス
ペーサ80のみを除去するようにしているが、切溝42
の位置や角度によってはスペーサ80とともに封止樹脂
41′をも除去する必要がある。しかしながら、この場
合であっても、除去すべき封止樹脂41′とアウタリー
ド部14との間に予めスペーサ80および粘着シート1
5を介在された状態となっているため、封止樹脂41の
硬化の際にアウタリード部14と封止樹脂41′とが強
固に結合する事態を未然に防止できるようになり、スペ
ーサ80および封止樹脂41′の除去作業を容易に行う
ことが可能になる。この実施の形態3においても、スペ
ーサ80の存在によって除去すべき封止樹脂41′の量
を低減することができるため(図示の例ではゼロ)、作
業効率を高めることができるとともに、製造コストのさ
らなる低減を図ることができる。
は、アウタリード部14との間に再剥離性を有した粘着
シート15を介在させているだけであるため、その除去
作業を容易に行うことが可能になる。図示の例では、ス
ペーサ80のみを除去するようにしているが、切溝42
の位置や角度によってはスペーサ80とともに封止樹脂
41′をも除去する必要がある。しかしながら、この場
合であっても、除去すべき封止樹脂41′とアウタリー
ド部14との間に予めスペーサ80および粘着シート1
5を介在された状態となっているため、封止樹脂41の
硬化の際にアウタリード部14と封止樹脂41′とが強
固に結合する事態を未然に防止できるようになり、スペ
ーサ80および封止樹脂41′の除去作業を容易に行う
ことが可能になる。この実施の形態3においても、スペ
ーサ80の存在によって除去すべき封止樹脂41′の量
を低減することができるため(図示の例ではゼロ)、作
業効率を高めることができるとともに、製造コストのさ
らなる低減を図ることができる。
【0058】さらに、粘着シート15として、アウタリ
ード部14に対して再剥離性を有したものを適用してい
るため、モールド金型30に封止樹脂41を充填する際
にはアウタリード部14に対する位置ずれを防止するこ
とができる一方、スペーサ80(あるいはスペーサ80
と封止樹脂41′)を除去する際にはアウタリード部1
4から容易に剥離することができ、スペーサ80(ある
いはスペーサ80と封止樹脂41′)の除去作業を煩雑
化することなく、半導体装置40において封止樹脂41
の幅や長さ、あるいは外形形状がばらつく事態を防止す
ることが可能になる。
ード部14に対して再剥離性を有したものを適用してい
るため、モールド金型30に封止樹脂41を充填する際
にはアウタリード部14に対する位置ずれを防止するこ
とができる一方、スペーサ80(あるいはスペーサ80
と封止樹脂41′)を除去する際にはアウタリード部1
4から容易に剥離することができ、スペーサ80(ある
いはスペーサ80と封止樹脂41′)の除去作業を煩雑
化することなく、半導体装置40において封止樹脂41
の幅や長さ、あるいは外形形状がばらつく事態を防止す
ることが可能になる。
【0059】また、スペーサ80として、アウタリード
部14の表裏両面に、粘着シート15を含めた合計厚さ
が製造すべき半導体装置40において封止樹脂41の厚
さと合致するように構成し、リードフレーム10をモー
ルド金型30のキャビティ31に配置した場合に個々の
外表面がそれぞれキャビティ31の内壁面に当接するも
のを適用しているため、モールド金型30のキャビティ
31に溶融状態の封止樹脂41を充填した場合であって
も、キャビティ31においてアウタリード部14が上下
にずれる虞れがなくなる。この結果、すべての半導体装
置構成部分20において半導体チップ12およびインナ
リード部13をそれぞれの封止樹脂41の共通の位置に
封止することができるようになり、耐熱性、耐湿性、耐
衝撃性、耐圧性といった半導体装置40の諸性能を均一
化することができるようになる。
部14の表裏両面に、粘着シート15を含めた合計厚さ
が製造すべき半導体装置40において封止樹脂41の厚
さと合致するように構成し、リードフレーム10をモー
ルド金型30のキャビティ31に配置した場合に個々の
外表面がそれぞれキャビティ31の内壁面に当接するも
のを適用しているため、モールド金型30のキャビティ
31に溶融状態の封止樹脂41を充填した場合であって
も、キャビティ31においてアウタリード部14が上下
にずれる虞れがなくなる。この結果、すべての半導体装
置構成部分20において半導体チップ12およびインナ
リード部13をそれぞれの封止樹脂41の共通の位置に
封止することができるようになり、耐熱性、耐湿性、耐
衝撃性、耐圧性といった半導体装置40の諸性能を均一
化することができるようになる。
【0060】さらにまた、アウタリード部14との間に
粘着シート15を介在させ、その接着力によってスペー
サ80を貼着するようにしているため、実施の形態2の
ごとく溶接等の溶着手段や接着剤等の接着手段を別途適
用する必要がなく、作業の容易化を図ることができるよ
うになる。
粘着シート15を介在させ、その接着力によってスペー
サ80を貼着するようにしているため、実施の形態2の
ごとく溶接等の溶着手段や接着剤等の接着手段を別途適
用する必要がなく、作業の容易化を図ることができるよ
うになる。
【0061】なお、上述した実施の形態1〜3において
は、いずれも複数の半導体装置を一括して構成するよう
にしているため、生産効率を向上させることが可能にな
るものの、必ずしも複数の半導体装置を一括して構成す
る必要はない。因に、複数の半導体装置を一括構成する
場合には、それぞれの封止樹脂が同一の幅や長さ、ある
いは外形形状を有している必要はない。
は、いずれも複数の半導体装置を一括して構成するよう
にしているため、生産効率を向上させることが可能にな
るものの、必ずしも複数の半導体装置を一括して構成す
る必要はない。因に、複数の半導体装置を一括構成する
場合には、それぞれの封止樹脂が同一の幅や長さ、ある
いは外形形状を有している必要はない。
【0062】また、上述した実施の形態1〜3において
は、半導体装置としてTSOPを例示しているが、封止
樹脂によって封止する部分と、封止樹脂から外部に露出
させる部分とを備えた半導体装置であれば、その他の型
式のものにも適用することが可能である。
は、半導体装置としてTSOPを例示しているが、封止
樹脂によって封止する部分と、封止樹脂から外部に露出
させる部分とを備えた半導体装置であれば、その他の型
式のものにも適用することが可能である。
【0063】さらに、上述した実施の形態1〜3におい
ては、切削機械を適用して封止樹脂に切溝を形成し、こ
の切溝を境界として不要となる封止樹脂を除去するよう
にしているが、その他の方法によって封止樹脂を除去す
るようにしてもかまわない。またさらに、上述した実施
の形態2および3においては、スペーサをキャビティの
内壁面に当接させるとともに、スペーサの縁部に沿って
溝を設けるようにしているため、アウタリードとなる部
分の表層域を覆う部材を除去する工程において実際には
スペーサのみが除去されることになる。しかしながら、
本発明では必ずしもこれに限定されず、スペーサとして
キャビティの内壁面に当接しない高さのものを適用して
もよいし、スペーサの縁部に沿って溝を設ける必要もな
い。これらの場合には、アウタリードとなる部分の表層
域を覆う部材を除去する工程においてスペーサと封止樹
脂とが除去されることになる。しかしながら、封止樹脂
とアウタリードとなる部分には予めスペーサが介在され
た状態となっているため、それらの除去作業が煩雑化す
ることはない。
ては、切削機械を適用して封止樹脂に切溝を形成し、こ
の切溝を境界として不要となる封止樹脂を除去するよう
にしているが、その他の方法によって封止樹脂を除去す
るようにしてもかまわない。またさらに、上述した実施
の形態2および3においては、スペーサをキャビティの
内壁面に当接させるとともに、スペーサの縁部に沿って
溝を設けるようにしているため、アウタリードとなる部
分の表層域を覆う部材を除去する工程において実際には
スペーサのみが除去されることになる。しかしながら、
本発明では必ずしもこれに限定されず、スペーサとして
キャビティの内壁面に当接しない高さのものを適用して
もよいし、スペーサの縁部に沿って溝を設ける必要もな
い。これらの場合には、アウタリードとなる部分の表層
域を覆う部材を除去する工程においてスペーサと封止樹
脂とが除去されることになる。しかしながら、封止樹脂
とアウタリードとなる部分には予めスペーサが介在され
た状態となっているため、それらの除去作業が煩雑化す
ることはない。
【0064】なお、上述した実施の形態1〜3において
は、いずれもリードフレームにおいてアウタリードとな
る部分に剥離部材を密接するようにしているため、その
後の剥離作業を容易に行うことが可能であるが、必ずし
も剥離部材を密接させる必要はない。
は、いずれもリードフレームにおいてアウタリードとな
る部分に剥離部材を密接するようにしているため、その
後の剥離作業を容易に行うことが可能であるが、必ずし
も剥離部材を密接させる必要はない。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、除去する部材の形状に応じて半導体装置における封
止樹脂の幅や長さ、あるいは外形形状を変更することが
できるため、共通のキャビティを有した金型を用いて封
止樹脂の幅や長さ、あるいは外形形状の異なる半導体装
置を製造することが可能になる。この結果、新たに金型
を設計・製造する必要がなくなって迅速な対応が可能に
なるとともに、製造コストが増大する事態を防止するこ
とができるようになる。しかも、封止樹脂の幅や長さ、
あるいは外形形状の異なる半導体装置を連続して製造す
る場合において、それぞれの段取作業の際に金型の交換
が不要となり、生産効率を著しく向上させることが可能
になる。
ば、除去する部材の形状に応じて半導体装置における封
止樹脂の幅や長さ、あるいは外形形状を変更することが
できるため、共通のキャビティを有した金型を用いて封
止樹脂の幅や長さ、あるいは外形形状の異なる半導体装
置を製造することが可能になる。この結果、新たに金型
を設計・製造する必要がなくなって迅速な対応が可能に
なるとともに、製造コストが増大する事態を防止するこ
とができるようになる。しかも、封止樹脂の幅や長さ、
あるいは外形形状の異なる半導体装置を連続して製造す
る場合において、それぞれの段取作業の際に金型の交換
が不要となり、生産効率を著しく向上させることが可能
になる。
【0066】つぎの発明によれば、除去する部材の形状
に応じて半導体装置における封止樹脂の幅や長さ、ある
いは外形形状を変更することができるため、共通のキャ
ビティを有した金型を用いて封止樹脂の幅や長さ、ある
いは外形形状の異なる半導体装置を製造することが可能
になり、新たに金型を設計・製造する必要がなくなって
迅速な対応が可能になるとともに、製造コストが増大す
る事態を防止することができるようになる。さらに、封
止樹脂の幅や長さ、あるいは外形形状の異なる半導体装
置を連続して製造する場合において、それぞれの段取作
業の際に金型の交換が不要となり、生産効率を著しく向
上させることが可能になる。しかも、封止樹脂を除去す
る場合であっても当該除去すべき部材とアウタリードと
なる部分との間に予め剥離部材を介在させるようにして
いるため、両者が強固に結合する事態を未然に防止でき
るようになり、封止樹脂の除去作業を容易に行うことが
可能になる。
に応じて半導体装置における封止樹脂の幅や長さ、ある
いは外形形状を変更することができるため、共通のキャ
ビティを有した金型を用いて封止樹脂の幅や長さ、ある
いは外形形状の異なる半導体装置を製造することが可能
になり、新たに金型を設計・製造する必要がなくなって
迅速な対応が可能になるとともに、製造コストが増大す
る事態を防止することができるようになる。さらに、封
止樹脂の幅や長さ、あるいは外形形状の異なる半導体装
置を連続して製造する場合において、それぞれの段取作
業の際に金型の交換が不要となり、生産効率を著しく向
上させることが可能になる。しかも、封止樹脂を除去す
る場合であっても当該除去すべき部材とアウタリードと
なる部分との間に予め剥離部材を介在させるようにして
いるため、両者が強固に結合する事態を未然に防止でき
るようになり、封止樹脂の除去作業を容易に行うことが
可能になる。
【0067】つぎの発明によれば、金型に封止樹脂を充
填する際にはアウタリードとなる部分に対する剥離部材
の位置ずれを防止できる一方、アウタリードとなる部分
を覆う部材を除去する際にはアウタリードとなる部分か
ら剥離部材を容易に剥離することができるため、部材の
除去作業を煩雑化することなく、半導体装置において封
止樹脂の幅や長さ、あるいは外形形状がばらつく事態を
防止することが可能になる。
填する際にはアウタリードとなる部分に対する剥離部材
の位置ずれを防止できる一方、アウタリードとなる部分
を覆う部材を除去する際にはアウタリードとなる部分か
ら剥離部材を容易に剥離することができるため、部材の
除去作業を煩雑化することなく、半導体装置において封
止樹脂の幅や長さ、あるいは外形形状がばらつく事態を
防止することが可能になる。
【0068】つぎの発明によれば、スペーサが存在する
ことにより、封止樹脂を除去する場合であってもその量
を低減することができるため、作業効率を高めることが
できるとともに、製造コストのさらなる低減を図ること
ができる。
ことにより、封止樹脂を除去する場合であってもその量
を低減することができるため、作業効率を高めることが
できるとともに、製造コストのさらなる低減を図ること
ができる。
【0069】つぎの発明によれば、スペーサが存在する
ことにより、封止樹脂を除去する場合であってもその量
を低減することができるとともに、スペーサを除去する
作業も容易となるため、作業効率を一層高めることがで
きる。
ことにより、封止樹脂を除去する場合であってもその量
を低減することができるとともに、スペーサを除去する
作業も容易となるため、作業効率を一層高めることがで
きる。
【0070】つぎの発明によれば、金型に封止樹脂を充
填する際にリードフレームの位置ずれを確実に防止する
ことができるため、半導体装置において封止樹脂に封止
したリードフレームの位置がばらつく事態を防止するこ
とが可能となり、耐熱性、耐湿性、耐衝撃性、耐圧性等
々、半導体装置の諸性能も均一化することができるよう
になる。
填する際にリードフレームの位置ずれを確実に防止する
ことができるため、半導体装置において封止樹脂に封止
したリードフレームの位置がばらつく事態を防止するこ
とが可能となり、耐熱性、耐湿性、耐衝撃性、耐圧性等
々、半導体装置の諸性能も均一化することができるよう
になる。
【0071】つぎの発明によれば、一つの金型から複数
の半導体装置を同時に製造することができるため、生産
効率を向上させることが可能になる。
の半導体装置を同時に製造することができるため、生産
効率を向上させることが可能になる。
【0072】つぎの発明によれば、除去する部材の形状
に応じて封止樹脂の幅や長さ、あるいは外形形状を変更
することができるため、共通のキャビティを有した金型
を用いて封止樹脂の幅や長さ、あるいは外形形状の異な
る半導体装置を製造することが可能になる。この結果、
新たに金型を設計・製造する必要がなくなって迅速な対
応が可能になるとともに、製造コストが増大する事態を
防止することができるようになる。しかも、封止樹脂の
幅や長さ、あるいは外形形状の異なる半導体装置を連続
して製造する場合において、それぞれの段取作業の際に
金型の交換が不要となり、生産効率を著しく向上させる
ことが可能になる。
に応じて封止樹脂の幅や長さ、あるいは外形形状を変更
することができるため、共通のキャビティを有した金型
を用いて封止樹脂の幅や長さ、あるいは外形形状の異な
る半導体装置を製造することが可能になる。この結果、
新たに金型を設計・製造する必要がなくなって迅速な対
応が可能になるとともに、製造コストが増大する事態を
防止することができるようになる。しかも、封止樹脂の
幅や長さ、あるいは外形形状の異なる半導体装置を連続
して製造する場合において、それぞれの段取作業の際に
金型の交換が不要となり、生産効率を著しく向上させる
ことが可能になる。
【図1】 この発明の実施の形態1である半導体装置の
製造方法を示すもので、(a)はリードフレームの斜視
図、(b)はその断面側面図である。
製造方法を示すもので、(a)はリードフレームの斜視
図、(b)はその断面側面図である。
【図2】 図1に示したリードフレームをモールド金型
のキャビティに配置した状態を示す断面側面図である。
のキャビティに配置した状態を示す断面側面図である。
【図3】 図2に示したモールド金型に封止樹脂を充填
・硬化させた後、リードフレームを離型させた状態を示
す断面側面図である。
・硬化させた後、リードフレームを離型させた状態を示
す断面側面図である。
【図4】 図3に示したリードフレームの封止樹脂に切
溝を形成した状態を示す断面側面図である。
溝を形成した状態を示す断面側面図である。
【図5】 図4に示したリードフレームの封止樹脂にさ
らに切溝を形成した状態を示す断面側面図である。
らに切溝を形成した状態を示す断面側面図である。
【図6】 図5に示したリードフレームの封止樹脂に除
去用テープを貼着した状態を示す断面側面図である。
去用テープを貼着した状態を示す断面側面図である。
【図7】 図6に示したリードフレームの封止樹脂から
不要部分を除去した状態を示す断面側面図である。
不要部分を除去した状態を示す断面側面図である。
【図8】 この発明の実施の形態2である半導体装置の
製造方法を示すもので、(a)はリードフレームの斜視
図、(b)はその断面側面図である。
製造方法を示すもので、(a)はリードフレームの斜視
図、(b)はその断面側面図である。
【図9】 図8に示したリードフレームをモールド金型
のキャビティに配置した状態を示す断面側面図である。
のキャビティに配置した状態を示す断面側面図である。
【図10】 図9に示したモールド金型に封止樹脂を充
填・硬化させた後、リードフレームを離型させた状態を
示す断面側面図である。
填・硬化させた後、リードフレームを離型させた状態を
示す断面側面図である。
【図11】 図10に示したリードフレームの封止樹脂
に切溝を形成した状態を示す断面側面図である。
に切溝を形成した状態を示す断面側面図である。
【図12】 図11に示したリードフレームの封止樹脂
にさらに切溝を形成した状態を示す断面側面図である。
にさらに切溝を形成した状態を示す断面側面図である。
【図13】 図12に示したリードフレームの封止樹脂
に除去用テープを貼着した状態を示す断面側面図であ
る。
に除去用テープを貼着した状態を示す断面側面図であ
る。
【図14】 図13に示したリードフレームの封止樹脂
から不要部分を除去した状態を示す断面側面図である。
から不要部分を除去した状態を示す断面側面図である。
【図15】 この発明の実施の形態3である半導体装置
の製造方法を示すもので、(a)はリードフレームの斜
視図、(b)はその断面側面図である。
の製造方法を示すもので、(a)はリードフレームの斜
視図、(b)はその断面側面図である。
【図16】 従来の半導体装置の製造方法を順に示した
もので、(a)はリードフレームの斜視図、(b)はそ
の断面側面図、(c)は(b)に示したリードフレーム
をモールド金型のキャビティに配置した状態を示す断面
側面図、(d)は(c)に示したモールド金型に封止樹
脂を充填・硬化させた後、リードフレームを離型させた
状態を示す断面側面図である。
もので、(a)はリードフレームの斜視図、(b)はそ
の断面側面図、(c)は(b)に示したリードフレーム
をモールド金型のキャビティに配置した状態を示す断面
側面図、(d)は(c)に示したモールド金型に封止樹
脂を充填・硬化させた後、リードフレームを離型させた
状態を示す断面側面図である。
10 リードフレーム、11 ダイパッド部、12 半
導体チップ、13 インナリード部、14 アウタリー
ド部、15 粘着シート、20 半導体装置構成部分、
30 モールド金型、30a 上型、30a1,30b1
キャビティ構成部、30b 下型、31 キャビテ
ィ、40 半導体装置、41 封止樹脂、41′ 除去
すべき封止樹脂、42 切溝、50 支持テープ、60
ブレード、70 除去用テープ、80 スペーサ。
導体チップ、13 インナリード部、14 アウタリー
ド部、15 粘着シート、20 半導体装置構成部分、
30 モールド金型、30a 上型、30a1,30b1
キャビティ構成部、30b 下型、31 キャビテ
ィ、40 半導体装置、41 封止樹脂、41′ 除去
すべき封止樹脂、42 切溝、50 支持テープ、60
ブレード、70 除去用テープ、80 スペーサ。
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フロントページの続き
(72)発明者 和泉 直生
東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三
菱電機株式会社内
(72)発明者 山崎 暁
東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三
菱電機株式会社内
Fターム(参考) 5F061 AA01 BA01 CA21 DD14 EA03
Claims (8)
- 【請求項1】 リードフレームにおいて樹脂封止すべき
部分、並びにアウタリードとなる部分の少なくとも一部
をそれぞれ金型のキャビティに配置する工程と、 前記金型のキャビティに封止樹脂を充填して硬化させる
工程と、 前記リードフレームにおいてアウタリードとなる部分の
表層域を覆う部材を除去する工程と、 を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項2】 リードフレームにおいてアウタリードと
なる部分の表裏両面にそれぞれ剥離部材を密接させる工
程と、 前記剥離部材を含めて前記リードフレームの樹脂封止す
べき部分を金型のキャビティに配置する工程と、 前記金型のキャビティに封止樹脂を充填して硬化させる
工程と、 前記封止樹脂の表面から前記剥離部材の縁部に達する溝
を形成する工程と、 前記溝を形成した部分を境界として前記アウタリードと
なる部分の表層域を覆う部材を除去する工程と、 を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項3】 前記剥離部材として、前記アウタリード
となる部分に対して再剥離可能な粘着シートを用いるこ
とを特徴とする請求項2に記載の半導体装置の製造方
法。 - 【請求項4】 前記剥離部材として、前記アウタリード
となる部分に対して着脱可能なスペーサを用いることを
特徴とする請求項2に記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項5】 前記剥離部材として、前記アウタリード
となる部分との間に再剥離可能な粘着面を構成したスペ
ーサを用いることを特徴とする請求項2に記載の半導体
装置の製造方法。 - 【請求項6】 前記リードフレームを前記金型のキャビ
ティに配置した際に、当該キャビティの内壁面に前記ス
ペーサを当接させることを特徴とする請求項4または5
に記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項7】 前記リードフレームにおいて複数の半導
体装置構成部分を前記金型において共通のキャビティに
配置することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つ
に記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項8】 請求項1〜7のいずれか一つに記載した
製造方法を用いて製造したことを特徴とする半導体装
置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001287395A JP2003100782A (ja) | 2001-09-20 | 2001-09-20 | 半導体装置の製造方法および半導体装置 |
| US10/091,324 US20030054591A1 (en) | 2001-09-20 | 2002-03-06 | Semiconductor device, and method of manufacturing the semiconductor device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001287395A JP2003100782A (ja) | 2001-09-20 | 2001-09-20 | 半導体装置の製造方法および半導体装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003100782A true JP2003100782A (ja) | 2003-04-04 |
Family
ID=19110212
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001287395A Pending JP2003100782A (ja) | 2001-09-20 | 2001-09-20 | 半導体装置の製造方法および半導体装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US20030054591A1 (ja) |
| JP (1) | JP2003100782A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016162965A (ja) * | 2015-03-04 | 2016-09-05 | ローム株式会社 | 半導体装置の製造方法および半導体装置 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8951841B2 (en) * | 2012-03-20 | 2015-02-10 | Infineon Technologies Ag | Clip frame semiconductor packages and methods of formation thereof |
Family Cites Families (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2931715B2 (ja) * | 1992-05-12 | 1999-08-09 | 三菱電機株式会社 | 樹脂封止方法、樹脂封止装置、及びガススプリング |
| JP2871591B2 (ja) * | 1996-05-14 | 1999-03-17 | 日本電気株式会社 | 高周波用電子部品および高周波用電子部品の製造方法 |
| KR20010056618A (ko) * | 1999-12-16 | 2001-07-04 | 프랑크 제이. 마르쿠치 | 반도체패키지 |
| KR20010037247A (ko) * | 1999-10-15 | 2001-05-07 | 마이클 디. 오브라이언 | 반도체패키지 |
| KR100421774B1 (ko) * | 1999-12-16 | 2004-03-10 | 앰코 테크놀로지 코리아 주식회사 | 반도체패키지 및 그 제조 방법 |
| KR100426494B1 (ko) * | 1999-12-20 | 2004-04-13 | 앰코 테크놀로지 코리아 주식회사 | 반도체 패키지 및 이것의 제조방법 |
| KR20010058583A (ko) * | 1999-12-30 | 2001-07-06 | 마이클 디. 오브라이언 | 리드 엔드 그리드 어레이 반도체패키지 |
| JP3628971B2 (ja) * | 2001-02-15 | 2005-03-16 | 松下電器産業株式会社 | リードフレーム及びそれを用いた樹脂封止型半導体装置の製造方法 |
| TW498443B (en) * | 2001-06-21 | 2002-08-11 | Advanced Semiconductor Eng | Singulation method for manufacturing multiple lead-free semiconductor packages |
-
2001
- 2001-09-20 JP JP2001287395A patent/JP2003100782A/ja active Pending
-
2002
- 2002-03-06 US US10/091,324 patent/US20030054591A1/en not_active Abandoned
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016162965A (ja) * | 2015-03-04 | 2016-09-05 | ローム株式会社 | 半導体装置の製造方法および半導体装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US20030054591A1 (en) | 2003-03-20 |
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