JP2003102014A - 動画データ変換装置および動画データ変換プログラム - Google Patents

動画データ変換装置および動画データ変換プログラム

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JP2003102014A JP2001290110A JP2001290110A JP2003102014A JP 2003102014 A JP2003102014 A JP 2003102014A JP 2001290110 A JP2001290110 A JP 2001290110A JP 2001290110 A JP2001290110 A JP 2001290110A JP 2003102014 A JP2003102014 A JP 2003102014A
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明彦 内藤
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  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 変換後の動画データの画質を保ちつつ装置の
回路規模を小さくし、処理時間を短くし、さらに変換後
の動画データの画質確認を容易にすること。 【解決手段】 MPEG-2形式の動画データを非圧縮形式の
動画データに復号するMPEG-2復号部3と、復号中のデー
タから動きベクトル情報を抽出する動きベクトル抽出部
4と、抽出した動きベクトル情報をMPEG-4形式の動き補
償処理に反映させてMPEG-4形式の動きベクトル情報を生
成し、該生成した動きベクトル情報を用いて動き補償処
理を実行する動き補償部5と、該動き補償部5の出力お
よびMPEG-2復号部3で復号された非圧縮形式の動画デー
タを用いてMPEG-4形式の動画データへの符号化処理を実
行するMPEG-4符号化部6とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、MPEG-2形式の動画
データをMPEG-4形式の動画データに変換する動画データ
変換装置および動画データ変換プログラムに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来は、MPEG-2形式の動画データをMPEG
-4形式の動画データに変換をするために、MPEG-2形式の
動画データを非圧縮形式に復号した上で、この動画デー
タをMPEG-4形式に符号化し、MPEG-4形式の動画データに
変換する方法がとられている。
【0003】図12、図13を参照して、従来のMPEG-2
形式の動画データをMPEG-4形式の動画データに変換する
方法を説明する。
【0004】図12に示す従来の動画データ変換装置3
3は、ビットストリーム入力部34、MPEG-2復号装置3
5、MPEG-4符号化装置36、ビットストリーム出力部3
7で構成されている。MPEG-2形式の動画データはビット
ストリーム入力部34を介してMPEG-2復号装置35に入
力される。MPEG-2復号装置35は、MPEG-2形式の動画デ
ータを非圧縮形式に復号し、MPEG-4符号化装置36に出
力する。MPEG-4符号化装置36は、非圧縮形式に復号さ
れたデータをMPEG-4形式の動画データに符号化し、ビッ
トストリーム出力部37に出力する。ビットストリーム
出力部37は、MPEG-4形式の動画データを出力する。
【0005】また、図13の動画データ変換装置38の
ように、ビットストリーム入力部39にMPEG-2形式の動
画データを入力し、汎用の中央処理装置40を使用して
ソフトウェアでMPEG-2形式のデータを非圧縮形式に復号
しさらにMPEG-4形式の動画データに符号化することで、
ビットストリーム出力部41からMPEG-4形式の動画デー
タを出力する方法もある。
【0006】ハードウェア、ソフトウェアのいずれを用
いて変換する場合にも、MPEG-2形式の動画データをMPEG
-4形式の動画データに変換するためには、MPEG-2復号
装置とMPEG-4符号化装置、または、MPEG-2復号プログラ
ムとMPEG-4符号化プログラムを持つことが必要となる。
【0007】また、従来、MPEG-2形式からMPEG-4形式に
変換された動画データの画質を確認するには、変換前の
MPEG-2形式の動画データと変換後のMPEG-4形式の動画デ
ータをそれぞれ別個に再生して動画の画質を比較する方
法がとられている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来技術
では、MPEG-2形式の動画データをMPEG-4形式に変換する
際、MPEG-2形式の動画データを一旦非圧縮形式に復号し
た上で、この非圧縮形式の動画データを用いてMPEG-4形
式の全ての符号化処理(動き検出、動き補償、符号化な
ど)を実行しなければならないので、動き検出、動き補
償、符号化などを全て実行し得るMPEG-4符号化装置を用
意する必要があり、装置の回路規模が大きくなるという
問題が生じる。また、上記従来手法を汎用の中央処理装
置のソフトウェアとして実現した場合は、処理時間が膨
大にかかるという問題が生じる。
【0009】上記問題のほとんどが動きベクトルの検索
処理に起因している。動きベクトルの探索処理とは、現
在のフレーム中の符号化対象となっている領域に対し
て、隣接するフレームの探索範囲中から最も類似の領域
を探索することであり、動きベクトルは、隣接フレーム
のフレームの探索領域から現在のフレームの符号化対象
領域への移動ベクトルとして表現される。
【0010】従来技術では、非圧縮形式の動画データを
MPEG-4形式の動画データに変換する時に、上記動きベク
トル検索処理を非圧縮画像のフレームを用いて全数調査
する必要があるために、装置の回路規模が大きくなった
り、処理時間が膨大になるなどの問題を有している。
【0011】また、従来技術では、変換前のMPEG-2形式
の動画データと変換後のMPEG-4形式の動画データをそれ
ぞれ別個に再生して動画の画質を比較するため、同じ時
点での変換前の動画データと変換後の動画データの対応
がわかりずらく、MPEG-4形式の動画データの画面サイ
ズ、ビットレート、目標フレームレートなどのパラメー
タが適切か否かを確認するのが困難である。
【0012】この発明は上記に鑑みてなされたもので、
変換後の動画データの画質を保ちつつ、装置の回路規模
を小さくし、処理時間を短くし、さらに変換後の動画デ
ータの画質確認が容易になるような動画データ変換装置
および動画データ変換プログラムを得ることを目的とし
ている。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
この発明にかかる動画データ変換装置は、MPEG-2形式の
動画データを非圧縮形式の動画データに復号するMPEG-2
復号部と、前記復号中のデータから動きベクトル情報を
抽出する動きベクトル抽出部と、前記抽出した動きベク
トル情報をMPEG-4形式の動き補償処理に反映させてMPEG
-4形式の動きベクトル情報を生成し、該生成した動きベ
クトル情報を用いて動き補償処理を実行する動き補償部
と、該動き補償部の出力および前記MPEG-2復号部で復号
された非圧縮形式の動画データを用いてMPEG-4形式の動
画データへの符号化処理を実行するMPEG-4符号化部とを
備えることを特徴とする。
【0014】この発明によれば、MPEG-2形式の動画デー
タ中に既に動きベクトルが存在していることに着目し、
MPEG-2形式の動画データをMPEG-4形式に変換するに当た
って、非圧縮形式の動画データをMPEG-4形式に符号化す
る際に、そのまま動きベクトルを全数検索するのではな
く、MPEG-2形式の動画データ中に既に存在する動きベク
トルを抽出して、MPEG-4形式の動画データに適合するよ
うに変換を行って、MPEG-4符号化処理での動き補償処理
で利用するようにしている。
【0015】つぎの発明にかかる動画データ変換装置
は、上記の発明において、前記MPEG-4符号化部は、動き
補償部での動き補償処理で用いる局所復号動画データを
生成出力するものであり、このMPEG-4符号化部より出力
される局所復号動画データおよび前記MPEG-2復号部で復
号された非圧縮形式の動画データが入力され、これら各
入力データを同時表示する表示部をさらに備えたことを
特徴とする。
【0016】この発明によれば、MPEG-4符号化部から出
力される動き補償処理で用いる局所復号動画データを利
用し、この局所復号動画データをMPEG-2復号部で復号さ
れた非圧縮形式の動画データと表示部に同時に表示す
る。
【0017】つぎの発明にかかる動画データ変換装置
は、上記の発明において、前記MPEG-2形式の動画データ
と前記MPEG-4符号化部より出力されるMPEG-4形式の動画
データとを多重化して出力するデータ多重部をさらに備
えたことを特徴とする。
【0018】この発明によれば、MPEG-2形式の動画デー
タと前記MPEG-4符号化部より出力されるMPEG-4形式の動
画データとを多重化して出力するようにしている。
【0019】つぎの発明にかかる動画データ変換プログ
ラムは、MPEG-2形式の動画データをMPEG-4形式の動画デ
ータに変換するためにコンピュータを、MPEG-2形式の動
画データを非圧縮形式の動画データに復号するMPEG-2復
号手段、前記復号中のデータから動きベクトル情報を抽
出する動きベクトル抽出手段、前記抽出した動きベクト
ル情報をMPEG-4形式の動き補償処理に反映させてMPEG-4
形式の動きベクトル情報を生成し、該生成した動きベク
トル情報を用いて動き補償処理を実行する動き補償手
段、該動き補償部の出力および前記MPEG-2復号手段で復
号された非圧縮形式の動画データを用いてMPEG-4形式の
動画データへの符号化処理を実行するMPEG-4符号化手段
として機能させることを特徴とする。
【0020】この発明によれば、MPEG-2形式の動画デー
タをMPEG-4形式に変換するに当たって、非圧縮形式の動
画データをMPEG-4形式に符号化する際に、そのまま動き
ベクトルを全数検索するのではなく、MPEG-2形式の動画
データ中に既に存在する動きベクトルを抽出して、MPEG
-4形式の動画データに適合するように変換を行って、MP
EG-4符号化処理での動き補償処理で利用するようにして
いる。
【0021】つぎの発明にかかる動画データ変換プログ
ラムは、上記の発明において、前記MPEG-4符号化手段
は、動き補償手段での動き補償処理で用いる局所復号動
画データを生成出力するものであり、このMPEG-4符号化
部より出力される局所復号動画データおよび前記MPEG-2
復号部で復号された非圧縮形式の動画データを表示画面
に同時表示するための制御を行う表示制御手段をさらに
備えたことを特徴とする。
【0022】この発明によれば、MPEG-4符号化手段から
出力される動き補償処理で用いる局所復号動画データを
利用し、この局所復号動画データをMPEG-2復号手段で復
号された非圧縮形式の動画データを表示画面に同時に表
示する。
【0023】つぎの発明にかかる動画データ変換プログ
ラムは、上記の発明において、前記MPEG-2形式の動画デ
ータと前記MPEG-4符号化手段より出力されるMPEG-4形式
の動画データとを多重化して出力するデータ多重手段を
さらに備えたことを特徴とする。
【0024】この発明によれば、MPEG-2形式の動画デー
タと前記MPEG-4符号化部より出力されるMPEG-4形式の動
画データとを多重化して出力するようにしている。
【0025】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明にかかる動画データ変換装置および動画データ変換
プログラムの好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0026】MPEG-2、MPEG-4の動画符号化のモードには
いくつかの種類があるが、以下の実施の形態では、MPEG
-2はMP@ML(メインプロファイルのメインレベル)、MPE
G-4はシンプルプロファイルと呼ばれるMPEG-4の中で、
最も基本的なプロファイルを使用した場合について説明
する。
【0027】実施の形態1.図1は、動画データ変換装
置の実施の形態1の構成を示すブロック図である。図1
において、動画データ変換装置1は、ビットストリーム
入力部2と、MPEG-2復号部3と、動きベクトル抽出部4
と、動き補償部5と、MPEG-4符号化部6と、ビットスト
リーム出力部7と、全体制御部8とを有する。
【0028】ビットストリーム入力部2は、MPEG-2形式
の画像データ(符号化ビットストリーム)を入力し、入
力されたMPEG-2形式の画像データの可変長復号化などを
実行する。
【0029】MPEG-2復号部3は、MPEG-2形式の動画デー
タを非圧縮形式の動画データに復号する機能を有する。
この復号化に当たっては、量子化された離散コサイン変
換(DCT)係数の逆量子化、逆DCTを行って対象と
なるマクロブロックと対応する予測マクロブロックとの
差分信号を得るとともに、動きベクトルを復号化して動
きベクトルに基づいて予測マクロブロックを取得し、こ
れを前記差分信号と加算することによって非圧縮形式の
動画データを得る通常の復号化処理が行われる。MPEG-2
復号部3は、復号化したMPEG-2形式の非圧縮形式の動画
データをMPEG-4符号化部6に出力する。
【0030】動きベクトル抽出部4は、MPEG-2復号部3
で復号中のデータから動きベクトルを抽出し、該抽出し
たMPEG-2形式の動きベクトル情報を動き補償部5に出力
する。すなわち、可変長復号化が終了したMPEG-2形式の
動画データ中には、既に動きベクトルが存在している。
動きベクトル抽出部4は、MPEG-2形式の動画データフレ
ーム中の所定のタイムスロットに存在する動きベクトル
を抽出したり、あるいは復号化中に動きベクトルを抜き
取るなどして、復号化中にMPEG-2形式の動画データから
動きベクトルを抽出する。
【0031】動き補償部5は、抽出した動きベクトル情
報をMPEG-4形式の動き補償処理に反映させたMPEG-4形式
の動きベクトル情報を生成し、生成した動きベクトル情
報を用いてMPEG-4形式での動き補償処理を実行する。詳
細には、動き補償部5は、前記生成したMPEG-4形式の動
きベクトル情報と、MPEG-4符号化部6から入力される局
所復号化されたデータ(参照フレーム)を用いて、参照
フレームを動き補償して最適な予測マクロブロックを取
得する。動き補償部5は、この取得した予測マクロブロ
ックをMPEG-4符号化部6に出力する。
【0032】MPEG-4符号化部6は、動き補償部5の出力
およびMPEG-2復号部3で復号された非圧縮形式の動画デ
ータを用いてMPEG-4形式の動画データへの符号化処理を
実行する。詳細には、MPEG-4符号化部6は、対象となる
マクロブロック(MPEG-2復号部3の出力)と対応する予
測マクロブロック(動き補償部5の出力)との差分を求
め、この差分信号に対しDCTを施し、DCT係数を量
子化する。そして、量子化DCT係数、動きベクトルお
よび量子化幅などをビットストリーム出力部7に入力す
る。一方、DCT係数を量子化したものを逆量子化し、
さらに逆DCT化し、局所復号動画データを得る。そし
て、この局所復号動画データを動き補償部5に出力して
動き補償処理に利用させる。
【0033】ビットストリーム出力部7は、入力された
量子化DCT係数、動きベクトルおよび量子化幅などを
含むMPEG-4形式の動画データに可変長符号化などを施し
て外部に出力する。
【0034】全体制御部8は、動画データ変換装置1内
の各構成要素を統括的に制御するととともに、MPEG-4形
式の動画データの画面サイズ、ビットレート、目標フレ
ームレートなどの動作パラメータを指示する機能を有す
る。
【0035】つぎに、動きベクトル抽出部4および動き
補償部5で行う処理を説明するために必要な、動きベク
トル、ピクチャ、マクロブロックなどの概念について説
明する。
【0036】まず、図2を用いて動きベクトルの一般的
な検索処理について説明する。図2(a)は前フレーム、
図2(b)は現在のフレームを示している。図2(b)に示す
現在のフレームの中で符号化対象となっている対象領域
42に関して設定される所定の検索範囲43を求め、図
2(a)に示す前のフレームにおける前記検索範囲43中
で、対象領域42にもっとも類似の領域44を探索す
る。そして、探索された類似の領域44から対象領域4
2までの動きの方向と大きさを求め、これを対象領域4
2の動きベクトル45とする。つまり、動きベクトルと
は、2つのフレーム間での、所定の大きさのブロック領
域の動きの方向と大きさを示す情報のことである。な
お、通常、動きベクトルの検索単位である前述の対象領
域42は、後述するマクロブロックに対応していること
が多い。このような、動きベクトルの検索処理が、従来
方式では、全数調査していたが、本装置では、MPEG-2形
式の動画データ中に既に存在する動きベクトルを利用す
るようにしており、このような動きベクトルの検索処理
は省略される。
【0037】つぎに、図3を参照してMPEG-4形式のピク
チャとMPEG-2形式のピクチャとの対応関係について説明
する。MPEG-2形式およびMPEG-4形式の動画データは、画
像フレームに分割されて符号化される。この分割された
画像フレームの単位をピクチャという。インターレース
された動画の場合は、ピクチャを画像フィールドの単位
とすることも可能である。
【0038】図3(a)はフレームレート30fps(Frame Pe
r Second)の場合のMPEG-2形式のピクチャを示してい
る。図3(b)はフレームレート10fpsの場合のMPEG-4形式
のピクチャを示している。図3(b)に示すように、ある
時刻t0からt1までの時間に存在するMPEG-4形式のピ
クチャは、ピクチャ12のみである。一方、MPEG-2形式
の場合、図3(a)に示すように、時刻t0からt1まで
の時間には、ピクチャ9、10、11の3つのピクチャ
が存在する。このMPEG-2形式の3つのピクチャ9、1
0、11がMPEG-4形式のピクチャ12に対応する。つま
り、MPEG-4形式のピクチャと時間的に同じ範囲内に存在
する複数のMPEG-2形式のピクチャが、MPEG-4形式のピ
クチャに対応するMPEG-2形式のピクチャとなる。
【0039】つぎに、図4を参照してMPEG-4形式のマク
ロブロックとMPEG-2形式のマクロブロックとの対応関係
について説明する。マクロブロックとは、ピクチャを、
例えば16ピクセル×16ラインごとに分割したときの
分割単位のことであり、このマクロブロック毎に動きベ
クトルの有無を指定するとともに、動きベクトルが存在
する場合は、動きベクトルを指定することができる。
【0040】図4では、変換前のMPEG-2形式のピクチャ
を702ピクセル×480ラインとし、変換後のMPEG-4
形式のピクチャを352ピクセル×240ラインとして
いる。MPEG-4形式のピクチャ14をMPEG-2形式のピクチ
ャ13にスケールを合わせ、この状態で、MPEG-2形式の
ピクチャ13と、MPEG-2形式のピクチャ13にスケール
をあわせたMPEG-4形式のピクチャ14をそれぞれ上記マ
クロブロックに分割する。MPEG-4形式のピクチャの1つ
のマクロブロック19と重なる領域には、MPEG-2形式の
ピクチャの4つのマクロブロック15、16、17、1
8が存在する。つまり、MPEG-4形式のマクロブロックに
対応するMPEG-2形式のマクロブロックとは、MPEG-2形式
のピクチャとMPEG-4形式のピクチャのスケールを合わせ
た状態のときに、MPEG-4形式のピクチャのマクロブロッ
クの領域に重なって存在するマクロブロックのことであ
る。
【0041】つぎに、図5および図6のフローチャート
を参照して、動画データ変換装置1の動作を説明する。
図5は動画データ変換装置1の全体的動作を示し、図6
は、動きベクトル抽出部4と動き補償部5の詳細な動作
を示すものである。ビットストリーム入力部2は、MPEG
-2形式の動画データの入力がある場合は(ステップS1
00)、入力データを読み込み、読み込んだMPEG-2形式
の動画データに可変長復号化などを施してMPEG-2復号部
3へ出力する(ステップS101)。
【0042】MPEG-2復号部3は、入力されたMPEG-2形式
の動画データを、指定された目標フレームレートに従っ
て、MPEG-4形式のピクチャに対応するMPEG-2形式のピク
チャを全て復号する(ステップS102)。
【0043】動きベクトル抽出部4は、対象となってい
るMPEG-2形式のマクロブロックの動きベクトル情報につ
いての抽出処理を実行する(ステップS103)。
【0044】動き補償部5は、動きベクトル抽出部4で
抽出された動きベクトル情報に基づいてMPEG-4形式の動
きベクトル情報を生成し、この生成されたMPEG-4形式の
動きベクトル情報と、MPEG-4符号化部6から入力される
局所復号化データを用いて、動き補償処理を実行する。
(ステップS104)。
【0045】これら動きベクトル抽出部4および動き補
償部5で行われる処理について図6にしたがって詳細に
説明する。
【0046】まず、動きベクトル抽出部4は、現在符号
化対象となっているMPEG-4形式のマクロブロックに対応
するMPEG-2形式のマクロブロックをすべて取り出す(ス
テップS200)。ここで、現在符号化対象となってい
るMPEG-4形式のマクロブロックに対応する全てのMPEG-2
形式のマクロブロックとは、図3を用いて説明したよう
に、時間的に同じ範囲内に存在する複数のMPEG-2形式の
マクロブロックと、図4を用いて説明したように、スケ
ール合わせを行った状態のときにMPEG-4形式の当該マク
ロブロックの領域に重なって存在する複数のMPEG-2形式
のマクロブロックのことである。
【0047】つぎに、動きベクトル抽出部4は、取り出
した現在符号化対象となっているMPEG-4形式のマクロブ
ロックに対応する全てのMPEG-2形式のマクロブロックを
MPEG-2形式のピクチャ内でのマクロブロックの位置ごと
に分類する(ステップS201)。例えば、図4に示し
たように、MPEG-4形式のマクロブロック19に対してMP
EG-2形式のマクロブロック15、16、17、18が4
つの位置に存在し、さらに、図3に示したように、MPEG
-4形式のピクチャ12に対応して3枚のMPEG-2形式のピ
クチャ9、10、11が存在するため、上記のように、
全てのMPEG-2形式のマクロブロックを位置ごとに分類す
ると、1つの位置に対応して3枚のマクロブロックが存
在することになる。
【0048】つぎに、動きベクトル抽出部4は、同じ位
置についての複数の(この場合3つ)マクロブロックに
ついて、動きベクトルの有無を判定する(ステップS2
03)。すなわち、同じ位置でのMPEG-2形式のマクロブ
ロックのうち1つでも動きベクトル無しのマクロブロッ
クが存在する場合は、その位置でのMPEG-2形式のマクロ
ブロックの動きベクトルはなしとする(ステップS20
5)。
【0049】一方、同じ位置でのMPEG-2形式のマクロブ
ロックすべてに動きベクトルが存在する場合は、同じ位
置に含まれる複数のMPEG-2形式のマクロブロックの動き
ベクトルを加算し、この加算結果をこの位置での動きベ
クトルとする(ステップS204)。
【0050】例えば、MPEG-2形式のピクチャ9のマクロ
ブロック15に動きベクトルがあり、MPEG-2形式のピク
チャ10のマクロブロック15には動きベクトルが無い
場合は、マクロブロック15の位置の動きベクトルはな
しとする。MPEG-2形式のピクチャ9、10、11の3ピ
クチャのマクロブロック15がすべて動きベクトルを持
っているときだけマクロブロック15の位置に動きベク
トルがあるとして、MPEG-2形式のピクチャ9、10、1
1のマクロブロック15の動きベクトルを加算する。
【0051】動きベクトル抽出部4では、このような処
理を、符号化対象となっているMPEG-4形式のマクロブロ
ックがなくなるまで、繰り返し実行する(ステップS2
06、S203〜S205)。
【0052】上記処理が終了すると、動きベクトル抽出
部4は、上述のようにして抽出した、1つのMPEG-4形式
のマクロブロック当たり複数の(この場合4つの)MPEG
-2形式の動きベクトルを含む動きベクトル情報を動き補
償部5に入力する。
【0053】動き補償部5においては、動きベクトル抽
出部4から入力された動きベクトル情報に基づいて、現
在符号化対象となっているMPEG-4形式の各マクロブロッ
クの動きベクトルを算出する。すなわち、各MPEG-4形式
のマクロブロックに含まれる複数のMPEG-2形式のマクロ
ブロックの中の動きベクトル有りの個数の存在率を調べ
ることで、各MPEG-4形式のマクロブロックの動きベクト
ルの有無を決定し、さらに動きベクトル有りと決定した
マクロブロックについては、当該MPEG-4形式のマクロブ
ロックに含まれる動きベクトル有りの複数のMPEG-2形式
の動きベクトルを用いて当該MPEG-4形式のマクロブロッ
クの動きベクトルを算出する。
【0054】具体的には、当該MPEG-4形式のマクロブロ
ックに含まれる複数のMPEG-2形式のマクロブロック中
の、動きベクトル無しのマクロブロック数と動きベクト
ル有りのマクロブロック数を比較し(ステップS20
7)、動きベクトル有りのマクロブロック数が動きベク
トル無しのブロック数よりも少ない場合は、当該MPEG-4
形式のマクロブロックについては、動きベクトルはなし
とする(ステップS208)。一方、動きベクトル有り
のマクロブロック数が動きベクトル無しのブロック数よ
りも多い場合は、動きベクトル有りの複数のMPEG-2形式
の動きベクトルの水平方向および垂直方向毎に平均値を
求めることで中間的な動きベクトルを生成し、さらにこ
の中間的な動きベクトルを現在の表示画像の大きさに合
わせてスケーリングすることで、最終的なMPEG-4形式の
動きベクトルを算出する(ステップS209)。算出さ
れた各マクロブロックに対応するMPEG-4形式の動きベク
トルを含む動きベクトル情報は、動き補償処理に用いら
れる。
【0055】つまり、MPEG-2形式の動画データをMPEG-4
形式の動画データに変換する際に、動きベクトル抽出部
4および動き補償部5で、動きベクトルを全数検索する
ことなしにMPEG-2形式の動きベクトルをMPEG-4形式の動
きベクトルに適合するように変換して動き補償で利用す
るようにしている。
【0056】このようにして、動きベクトル抽出部4お
よび動き補償部5による、図5のステップS103およ
びS104の処理が終了する。
【0057】MPEG-4符号化部6は、MPEG-2復号部3から
入力される対象となるマクロブロックと動き補償部5か
ら入力される対応する予測マクロブロックとの差分を求
め、この差分信号に対しDCTを施し、DCT係数を量
子化する。そして、量子化DCT係数、動きベクトルお
よび量子化幅などをビットストリーム出力部7に入力す
る。一方、DCT係数を量子化したものを逆量子化し、
さらに逆DCT化し、局所復号動画データとして、動き
補償部5に入力する。MPEG-4符号化部6では、このよう
にして、MPEG-4形式への符号化処理を実行する(図5ス
テップS105)。
【0058】このような処理を、MPEG-4のピクチャ中の
全てのマクロブロックについて、繰り返し実行する(ス
テップS106)。そして、前述の処理を、ビットスト
リーム入力部2へ入力データがなくなるまで、繰り返し
実行する(ステップS100)。
【0059】ビットストリーム出力部7は、入力された
量子化DCT係数、動きベクトルおよび量子化幅などを
含むMPEG-4形式の動画データに可変長符号化などを施し
て外部に出力する(ステップS107)。
【0060】このようにこの実施の形態1においては、
MPEG-2形式の動画データ中に既に動きベクトルが存在し
ていることに着目し、MPEG-2形式の動画データをMPEG-4
形式に変換するに当たって、非圧縮形式の動画データを
MPEG-4形式に符号化する際に、そのまま動きベクトルを
全数検索するのではなく、MPEG-2形式の動画データ中に
既に存在する動きベクトルを利用して、MPEG-4形式の動
画データに適合するように変換を行って、MPEG-4符号化
処理中の動き補償処理で利用するようにしているので、
MPEG-4符号化処理の負荷が軽減され、変換処理の全体と
しての計算量および回路規模の軽減が図れるようにな
る。
【0061】なお、上記では、同じ位置でのMPEG-2形式
のマクロブロックのうち1つでも動きベクトル無しのマ
クロブロックが存在する場合は、その位置でのMPEG-2形
式のマクロブロックの動きベクトルはなしとしたが、こ
の動きベクトルの有無を決定するための閾値を設定し、
この閾値より動きベクトルの存在数が少ないときに動き
ベクトルがなしと決定するようにしてもよい。また、複
数の動きベクトルの合成ベクトルを求める手法も、上述
した平均値を用いる手法以外に、重み付け平均を求める
手法、適宜の関数を用いる手法など任意の手法を採用す
るようにしてもよい。また、上記では、動き補償部5で
演算した動きベクトルをそのまま使用して符号化を行う
ようにしたが、スケーリングによって生じた誤差精度範
囲で検索した上で動きベクトルを使用することも可能で
ある。検索範囲が限定されているので、全数検索する場
合に比較して検索数は大幅に削減される。
【0062】実施の形態2.つぎに、この発明の実施の
形態2について説明する。図7は、実施の形態2の動画
データ変換装置の構成を示すブロック図である。この実
施の形態2における動画データ変換装置1では、表示部
27が追加されている。実施の形態1と同じ機能を持つ
構成部分には同一符号を付し、重複する説明は省略す
る。
【0063】MPEG-2復号部25は、実施の形態1のMPEG
-2復号部3が有する機能に加え、表示部27にMPEG-2形
式の非圧縮形式の動画データを出力する機能を有する。
MPEG-4符号化部26は、実施の形態1のMPEG-4符号化部
6が有する機能に加え、局部復号データを表示部27に
出力する機能を有する。
【0064】MPEG形式の符号化においては、動き補償予
測を行うために、符号化中に復号された画像データ(局
所復号データ)も生成する。この実施の形態2は、これ
に着目したものであり、変換処理中に各動画データのフ
レーム変換処理が完了する毎に、変換前のMPEG-2形式の
動画フレームと変換後のMPEG-4形式の動画データを表示
部27に表示させるようにしており、これにより同時点
での変換前のMPEG-2の動画データと変換後のMPEG-4形式
の動画データとの対応を容易に付けることができる。
【0065】図8のフローチャートを参照して、実施の
形態2の動画データ変換装置1の動作を説明する。動き
ベクトルを抽出してからMPEG-4形式の動画データを生成
するステップS100〜S107については、実施の形
態1と同じ動作であるので、説明を省略する。
【0066】動画データ変換装置1は、実施の形態1の
動作と同様にMPEG-2形式の動画データをMPEG-4形式の動
画データに変換し出力する(ステップS100〜S10
7)。さらに、フレーム変換処理毎に、MPEG-2復号部2
5およびMPEG-4符号化部26からMPEG-2形式の非圧縮形
式の動画データおよび局所復号データが同期して表示部
27に出力される(ステップS300)。これにより、
表示部27には、各動画データのフレーム変換処理が完
了する毎に、変換前のMPEG-2形式の動画フレームと変換
後のMPEG-4形式の動画データとが同時に表示される。
【0067】したがってこの実施の形態2においては、
同時点での変換前のMPEG-2形式の動画データと変換後の
MPEG-4形式の動画データの対応を容易に付けることがで
き、MPEG-4形式の動画データの画面サイズ、ビットレー
ト、目標フレームなどのパラメータが最適かどうかを確
認することが容易になる。
【0068】実施の形態3.つぎに、この発明の実施の
形態3について説明する。図9は、実施の形態3の動画
データ変換装置の構成を示すブロック図である。この実
施の形態3における動画データ変換装置1では、データ
多重部31が追加されている。実施の形態1と同じ機能
を持つ構成部分には同一符号を付し、重複する説明は省
略する。
【0069】ビットストリーム入力部29は、MPEG-2形
式の動画データを入力し、可変復号化などを施したMPEG
-2形式の動画データをMPEG-2復号部3の他にデータ多重
部31に出力する機能を有する。MPEG-4符号化部30
は、実施の形態1に示したMPEG-4符号化部6が有する機
能に加え、データ多重部31にMPEG-4形式の符号化され
た動画データを出力する機能を有する。
【0070】図10のフローチャートを参照して実施の
形態3の動画データ変換装置1の動作を説明する。動き
ベクトルを抽出してからMPEG-4形式の動画データを生成
するステップS100〜S107については、実施の形
態1と同じ動作であるので、説明を省略する。
【0071】動画データ変換装置1は、実施の形態1の
動作と同様にMPEG-2形式の動画データをMPEG-4形式の動
画データに変換し出力する(ステップS100〜S10
7)。
【0072】MPEG-4形式の1つのピクチャ内のマクロブ
ロックのすべてが終了する度に(ステップS106)、
ビットストリーム入力部29およびMPEG-4符号化部30
からデータ多重部31に符号化されたMPEG-2形式の動画
データおよび符号化されたMPEG-4形式の動画データが入
力され、データ多重部31はこれらを多重化してビット
ストリーム出力部32に入力する(ステップS40
0)。
【0073】ビットストリーム出力部32は、入力され
たMPEG-2形式およびMPEG-4形式の動画データの多重デー
タに、可変符号化などを施して外部に出力する(ステッ
プS401)。
【0074】この実施の形態3では、データ多重部31
を設け、MPEG-2形式およびMPEG-4形式の符号化データの
多重データの外部出力が可能となる。
【0075】実施の形態4.次にこの発明の実施の形態
4について説明する。この実施の形態4においては、上
述した実施の形態1〜3の機能をソフトウェアによって
実現するようにしている。
【0076】図11に示す実施の形態4の動画データ変
換装置20は、ビットストリーム入力部21と、映像信
号処理装置22と、ビットストリーム出力部23を有す
る。
【0077】ビットストリーム入力部21は、MPEG-2
形式の動画データを入力し、映像信号処理装置22に出
力する。
【0078】映像信号処理装置22は、実施の形態1の
MPEG-2復号部3、動きベクトル抽出部4、動き補償部
5、MPEG-4符号化部6および全体制御部8によって実現
される前述した各機能、実施の形態2のMPEG-2復号部2
5、動きベクトル抽出部4、動き補償部5、MPEG-4符号
化部26および全体制御部8によって実現される前述し
た各機能、実施の形態3のMPEG-2復号部3、動きベクト
ル抽出部4、動き補償部5、MPEG-4符号化部30および
全体制御部8によって実現される前述した各機能を、汎
用の中央処理演算装置(コンピュータ)に実行させるた
めのソフトウェアプログラムを備えている。
【0079】ビットストリーム出力部23は、映像信号
処理装置22で変換されたMPEG-4形式の動画データを出
力する。
【0080】このように、本発明をソフトウェアプログ
ラムによって実現した場合も、効率の良いMPEG-2からMP
EG-4への変換をなし得、変換後の動画データの画質を保
ちつつ変換処理時間を短くすることができる。
【0081】ところで、上記の各実施の形態において
は、MPEG-4として、最も基本的なプロファイルであるシ
ンプルプロファイルを採用するようにしているが、本発
明は、シンプルプロファイルに双方向予測モード(B-VO
P)と任意形状オブジェクト符号化などを加えて規定し
たコアプロファイル、さらにはインターレスなどが規定
されるメインプロファイルなどにも適用可能である。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように、この発明にかかる
動画データ変換装置によれば、MPEG-2形式の動画データ
中に既に動きベクトルが存在していることに着目し、MP
EG-2形式の動画データをMPEG-4形式に変換するに当たっ
て、非圧縮形式の動画データをMPEG-4形式に符号化する
際に、そのまま動きベクトルを非圧縮フレームから全数
検索するのではなく、MPEG-2形式の動画データ中に既に
存在する動きベクトルを抽出して、MPEG-4形式の動画デ
ータに適合するように変換を行って、MPEG-4符号化処理
での動き補償処理で利用するようにしているので、効率
の良いMPEG-2からMPEG-4への変換をなし得、これにより
変換後の動画データの画質を保ちつつ装置の回路規模を
小さくし、処理時間を短くすることができる。
【0083】つぎの発明にかかる動画データ変換装置に
よれば、MPEG-4符号化部から出力される動き補償処理で
用いる局所復号動画データを利用し、この局所復号動画
データをMPEG-2復号部で復号された非圧縮形式の動画デ
ータと表示部に同時に表示するようにしているので、変
換前のMPEG-2形式の動画データと変換後のMPEG-4形式の
動画データとの対応がつけやすく、MPEG-4形式の動画デ
ータの画面サイズ、ビットレート、目標フレームレート
などのパラメータの確認が容易になる。
【0084】つぎの発明にかかる動画データ変換装置に
よれば、MPEG-2形式の動画データとMPEG-4符号化部より
出力されるMPEG-4形式の動画データとを多重化して出力
しているので、MPEG-2形式の動画データとMPEG-4形式の
動画データとの多重化データを得ることができる。
【0085】つぎの発明にかかる動画データ変換プログ
ラムによれば、MPEG-2形式の動画データをMPEG-4形式に
変換するに当たって、非圧縮形式の動画データをMPEG-4
形式に符号化する際に、そのまま動きベクトルを全数検
索するのではなく、MPEG-2形式の動画データ中に既に存
在する動きベクトルを抽出して、MPEG-4形式の動画デー
タに適合するように変換を行って、MPEG-4符号化処理で
の動き補償処理で利用するようにしているので、効率の
良いMPEG-2からMPEG-4への変換をなし得、これにより変
換後の動画データの画質を保ちつつ変換処理時間を短く
することができる。
【0086】つぎの発明にかかる動画データ変換プログ
ラムによれば、MPEG-4符号化手段から出力される動き補
償処理で用いる局所復号動画データを利用し、この局所
復号動画データをMPEG-2復号手段で復号された非圧縮形
式の動画データを表示画面に同時に表示するようにして
いるので、変換前のMPEG-2形式の動画データと変換後の
MPEG-4形式の動画データとの対応がつけやすく、MPEG-4
形式の動画データの画面サイズ、ビットレート、目標フ
レームレートなどのパラメータの確認が容易になる。
【0087】つぎの発明にかかる動画データ変換プログ
ラムによれば、MPEG-2形式の動画データとMPEG-4符号化
部より出力されるMPEG-4形式の動画データとを多重化し
て出力しているので、MPEG-2形式の動画データとMPEG-4
形式の動画データとの多重化データを得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】 一般的な動きベクトルの検索方法を説明する
図である。
【図3】 MPEG-4形式のピクチャとMPEG-2形式のピクチ
ャとの対応関係を示す図である。
【図4】 MPEG-4形式のマクロブロックとMPEG-2形式の
マクロブロックとの対応関係を示す図である。
【図5】 図1に示した動画データ変換装置の動作手順
を示すフローチャートである。
【図6】 図1に示した動画データ変換装置の動作手順
を示すフローチャートである。
【図7】 この発明の実施の形態2の構成を示すブロッ
ク図である。
【図8】 図7に示した動画データ変換装置の動作手順
を示すフローチャートである。
【図9】 この発明の実施の形態3の構成を示すブロッ
ク図である。
【図10】 図9に示した動画データ変換装置の動作手
順を示すフローチャートである。
【図11】 この発明の実施の形態4の構成を示すブロ
ック図である。
【図12】 従来技術を説明するための図である。
【図13】 従来技術を説明するための図である。
【符号の説明】
1 動画データ変換装置、2 ビットストリーム入力
部、3 MPEG-2復号部、4 動きベクトル抽出部、5
動き補償部、6 MPEG-4符号化部、7 ビットストリー
ム出力部、8 全体制御部、20 動画データ変換装
置、21 ビットストリーム入力部、22 映像信号処
理装置、23 ビットストリーム出力部、25 復号
部、26 MPEG-2符号化部、27 表示部、29 ビッ
トストリーム入力部、30 MPEG-4符号化部、31 デ
ータ多重部、32 ビットストリーム出力部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堺 宏明 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 菅ヶ谷 貴也 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 内藤 明彦 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 山川 正樹 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5C059 KK41 MA00 MA23 MC11 ME01 NN01 NN21 RB01 TA07 TA17 TB07 TC24 TC25 TC38 UA05 UA39 5J064 AA03 BA09 BA13 BB03 BC08 BC16 BD03

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 MPEG-2形式の動画データを非圧縮形式の
    動画データに復号するMPEG-2復号部と、 前記復号中のデータから動きベクトル情報を抽出する動
    きベクトル抽出部と、 前記抽出した動きベクトル情報をMPEG-4形式の動き補償
    処理に反映させてMPEG-4形式の動きベクトル情報を生成
    し、該生成した動きベクトル情報を用いて動き補償処理
    を実行する動き補償部と、 該動き補償部の出力および前記MPEG-2復号部で復号され
    た非圧縮形式の動画データを用いてMPEG-4形式の動画デ
    ータへの符号化処理を実行するMPEG-4符号化部と、 を備えることを特徴とする動画データ変換装置。
  2. 【請求項2】 前記MPEG-4符号化部は、動き補償部での
    動き補償処理で用いる局所復号動画データを生成出力す
    るものであり、 このMPEG-4符号化部より出力される局所復号動画データ
    および前記MPEG-2復号部で復号された非圧縮形式の動画
    データが入力され、これら各入力データを同時表示する
    表示部、 をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の動画
    データ変換装置。
  3. 【請求項3】 前記MPEG-2形式の動画データと前記MPEG
    -4符号化部より出力されるMPEG-4形式の動画データとを
    多重化して出力するデータ多重部をさらに備えたことを
    特徴とする請求項1または2に記載の動画データ変換装
    置。
  4. 【請求項4】 MPEG-2形式の動画データをMPEG-4形式の
    動画データに変換するためにコンピュータを、 MPEG-2形式の動画データを非圧縮形式の動画データに復
    号するMPEG-2復号手段、 前記復号中のデータから動きベクトル情報を抽出する動
    きベクトル抽出手段、 前記抽出した動きベクトル情報をMPEG-4形式の動き補償
    処理に反映させてMPEG-4形式の動きベクトル情報を生成
    し、該生成した動きベクトル情報を用いて動き補償処理
    を実行する動き補償手段、 該動き補償部の出力および前記MPEG-2復号手段で復号さ
    れた非圧縮形式の動画データを用いてMPEG-4形式の動画
    データへの符号化処理を実行するMPEG-4符号化手段、 として機能させるための動画データ変換プログラム。
  5. 【請求項5】 前記MPEG-4符号化手段は、動き補償手段
    での動き補償処理で用いる局所復号動画データを生成出
    力するものであり、 このMPEG-4符号化部より出力される局所復号動画データ
    および前記MPEG-2復号部で復号された非圧縮形式の動画
    データを表示画面に同時表示するための制御を行う表示
    制御手段、 をさらに備えたことを特徴とする請求項4に記載の動画
    データ変換プログラム。
  6. 【請求項6】 前記MPEG-2形式の動画データと前記MPEG
    -4符号化手段より出力されるMPEG-4形式の動画データと
    を多重化して出力するデータ多重手段をさらに備えたこ
    とを特徴とする請求項4または5に記載の動画データ変
    換プログラム。
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