JP2003102773A - 印字された貼付材及び腰痛帯 - Google Patents
印字された貼付材及び腰痛帯Info
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- JP2003102773A JP2003102773A JP2001301695A JP2001301695A JP2003102773A JP 2003102773 A JP2003102773 A JP 2003102773A JP 2001301695 A JP2001301695 A JP 2001301695A JP 2001301695 A JP2001301695 A JP 2001301695A JP 2003102773 A JP2003102773 A JP 2003102773A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 商品名や会社名などが鮮明に印字された貼付
材及び腰痛帯を提供することである。 【解決手段】 繊維からなる支持体12と、支持体12
の裏面に形成されたゲル状粘着体14と、ゲル状粘着体
14の粘着表面に重ねられたライナー16とで構成され
ていて、支持体12の表面に、文字18や図柄がレーザ
ーによって印字された貼付材10とされることである。
そして特に、熱融解性繊維を少なくとも30重量%含む
支持体12とされることであり、不織布の支持体12が
用いられることである。また、レーザーによって文字1
8や図柄が印字された腰痛帯(24)とされることであ
る。
材及び腰痛帯を提供することである。 【解決手段】 繊維からなる支持体12と、支持体12
の裏面に形成されたゲル状粘着体14と、ゲル状粘着体
14の粘着表面に重ねられたライナー16とで構成され
ていて、支持体12の表面に、文字18や図柄がレーザ
ーによって印字された貼付材10とされることである。
そして特に、熱融解性繊維を少なくとも30重量%含む
支持体12とされることであり、不織布の支持体12が
用いられることである。また、レーザーによって文字1
8や図柄が印字された腰痛帯(24)とされることであ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品名や会社名や
ロゴなどが鮮明に印字された貼付材及び腰痛帯に関す
る。
ロゴなどが鮮明に印字された貼付材及び腰痛帯に関す
る。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】商品名や会社名などを
商品に表示することは、購入者が間違いなく商品を選択
したり、正しく使用したりするのに大変重要であり、従
来、印刷、ラベル、銘板などによる表示が行われてき
た。ところが、印刷では、表面の粗い繊維製品に対して
は鮮明な表示が難しいし、小ロット多品種の製品群に適
応しにくいなどの問題があった。また、ラベルや銘板に
よる表示では、これらを貼付する高価な装置が必要であ
るとか、貼り付けたラベルや銘板が剥がれたりするなど
の問題があった。
商品に表示することは、購入者が間違いなく商品を選択
したり、正しく使用したりするのに大変重要であり、従
来、印刷、ラベル、銘板などによる表示が行われてき
た。ところが、印刷では、表面の粗い繊維製品に対して
は鮮明な表示が難しいし、小ロット多品種の製品群に適
応しにくいなどの問題があった。また、ラベルや銘板に
よる表示では、これらを貼付する高価な装置が必要であ
るとか、貼り付けたラベルや銘板が剥がれたりするなど
の問題があった。
【0003】一方、貼付材には、急性の炎症に対する冷
感パップ剤や、慢性症状に対する温感パップ剤、あるい
は、美容目的のフェイスマスク、体熱を冷やすための冷
却シート材等々の多種類があって、その使用目的に応じ
て正しく使用されなければならないが、従来、これらの
種類や製品名、メーカー名などが支持体に表示された貼
付材は知られていない。
感パップ剤や、慢性症状に対する温感パップ剤、あるい
は、美容目的のフェイスマスク、体熱を冷やすための冷
却シート材等々の多種類があって、その使用目的に応じ
て正しく使用されなければならないが、従来、これらの
種類や製品名、メーカー名などが支持体に表示された貼
付材は知られていない。
【0004】また、腰痛帯は、利用者の種々の症状に応
じて用意される、小ロット多品種の商品であり、主に網
織物で構成されて表面が粗いため、印刷などでは鮮明な
表示が難しかった。通常の繊維製品のように、タグによ
る表示を採用することもできるが、小片のタグでは表示
内容が読みずらいし、デザイン的にも好ましくなかっ
た。
じて用意される、小ロット多品種の商品であり、主に網
織物で構成されて表面が粗いため、印刷などでは鮮明な
表示が難しかった。通常の繊維製品のように、タグによ
る表示を採用することもできるが、小片のタグでは表示
内容が読みずらいし、デザイン的にも好ましくなかっ
た。
【0005】そこで本発明者等は、商品名や会社名など
が鮮明に印字された貼付材及び腰痛帯を提供するべく鋭
意検討を重ねた結果、本発明に至ったのである。
が鮮明に印字された貼付材及び腰痛帯を提供するべく鋭
意検討を重ねた結果、本発明に至ったのである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる印字され
た貼付材の要旨とするところは、繊維からなる支持体
と、支持体の裏面に形成されたゲル状粘着体と、ゲル状
粘着体の粘着表面に重ねられたライナーとで構成されて
いて、この支持体の表面に、文字や図柄がレーザーによ
って印字されていることにある。
た貼付材の要旨とするところは、繊維からなる支持体
と、支持体の裏面に形成されたゲル状粘着体と、ゲル状
粘着体の粘着表面に重ねられたライナーとで構成されて
いて、この支持体の表面に、文字や図柄がレーザーによ
って印字されていることにある。
【0007】そして特に、支持体に少なくとも30重量
%の熱融解性繊維が含まれていて、この熱融解性繊維の
融解又は融着によって刻まれた文字や図柄が印字されて
いることにある。
%の熱融解性繊維が含まれていて、この熱融解性繊維の
融解又は融着によって刻まれた文字や図柄が印字されて
いることにある。
【0008】また特に、レーザーによる印字が、ゲル状
粘着体が裏面に予め形成された支持体に対して行われる
ことにある。
粘着体が裏面に予め形成された支持体に対して行われる
ことにある。
【0009】また特に、支持体が熱融解性繊維だけから
なることにある。
なることにある。
【0010】また特に、支持体の密度が0.05g/c
m3〜0.20g/cm3であり、その目付が50g/
m2〜200g/m2とされたことにある。
m3〜0.20g/cm3であり、その目付が50g/
m2〜200g/m2とされたことにある。
【0011】また特に、支持体が不織布とされたことに
ある。
ある。
【0012】また特に、低温軟化性の合成繊維の軟化に
よる融着により、表面の毛羽立ちが低減された不織布を
支持体に用いたことにある。
よる融着により、表面の毛羽立ちが低減された不織布を
支持体に用いたことにある。
【0013】また、本発明に係わる印字された腰痛帯の
要旨とするところは、レーザーによって文字や図柄が印
字されていることにある。
要旨とするところは、レーザーによって文字や図柄が印
字されていることにある。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係わる印字された
貼付材及び腰痛帯の実施態様について、図面に基づいて
詳しく説明する。
貼付材及び腰痛帯の実施態様について、図面に基づいて
詳しく説明する。
【0015】図1は、本発明に係わる貼付材の好ましい
一例を貼付剤として示し、貼付材10は、熱融解性繊維
を少なくとも30%含む繊維からなる支持体12と、支
持体12の裏面に形成されたゲル状粘着体14と、ゲル
状粘着体14の粘着表面に重ねられた離型性のライナー
16とで構成されている。そして、支持体12の表面に
は文字18が刻まれている。
一例を貼付剤として示し、貼付材10は、熱融解性繊維
を少なくとも30%含む繊維からなる支持体12と、支
持体12の裏面に形成されたゲル状粘着体14と、ゲル
状粘着体14の粘着表面に重ねられた離型性のライナー
16とで構成されている。そして、支持体12の表面に
は文字18が刻まれている。
【0016】文字18は、熱融解性繊維の融解又は融着
によって刻まれたものであり、図2に示されるように、
支持体12に形成される窪み20によって描かれてい
る。したがって、本発明で実施される印字は、基本的に
立体的であり無色である。
によって刻まれたものであり、図2に示されるように、
支持体12に形成される窪み20によって描かれてい
る。したがって、本発明で実施される印字は、基本的に
立体的であり無色である。
【0017】なお、本発明でいう貼付材10とは、上述
の構成からなり身体に貼られて用いられるものを意味す
るが、例えば、薬効成分を膏体に含む貼付剤や、化粧成
分、美容成分、清涼成分などをゲル状粘着体に含む冷却
シート材やフェイスマスクなどが挙げられる。また、印
字とは、必ずしも文字だけに限定されず、記号、マー
ク、ロゴ、イラスト画等々の図柄を含んで広義に用いら
れる。
の構成からなり身体に貼られて用いられるものを意味す
るが、例えば、薬効成分を膏体に含む貼付剤や、化粧成
分、美容成分、清涼成分などをゲル状粘着体に含む冷却
シート材やフェイスマスクなどが挙げられる。また、印
字とは、必ずしも文字だけに限定されず、記号、マー
ク、ロゴ、イラスト画等々の図柄を含んで広義に用いら
れる。
【0018】ゲル状粘着体14は、ポリアクリル酸やポ
リアクリル酸ナトリウムなどの親水性基剤、水、アルコ
ール、各種薬効成分や美容成分等々からなるが、これら
の種類や量は用途に応じて適切に選定される。例えば、
鎮痛消炎用途の薬効成分には、インドメタシン、ケトプ
ロフェン、フルルビプロフェン、フェルビナク、ジクロ
フェナクナトリウム、イブプロフェン、ピロキシカム、
サリチル酸メチルなどが、特に温熱用には、トウガラシ
エキス、カプサイシン、ノニル酸ワニリルアミドなどが
用いられる。また、フェイスマスクなどの美容や化粧用
途では、プラセンタエキス、ヒアルロン酸、カンゾウフ
ラボノイド、酢酸トコフェロール、アスコルビン酸、ト
ルマリンなどが用いられる。
リアクリル酸ナトリウムなどの親水性基剤、水、アルコ
ール、各種薬効成分や美容成分等々からなるが、これら
の種類や量は用途に応じて適切に選定される。例えば、
鎮痛消炎用途の薬効成分には、インドメタシン、ケトプ
ロフェン、フルルビプロフェン、フェルビナク、ジクロ
フェナクナトリウム、イブプロフェン、ピロキシカム、
サリチル酸メチルなどが、特に温熱用には、トウガラシ
エキス、カプサイシン、ノニル酸ワニリルアミドなどが
用いられる。また、フェイスマスクなどの美容や化粧用
途では、プラセンタエキス、ヒアルロン酸、カンゾウフ
ラボノイド、酢酸トコフェロール、アスコルビン酸、ト
ルマリンなどが用いられる。
【0019】離型性のライナー16の材質は特に限定さ
れないが、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエステ
ル、ポリ塩化ビニルなどの汎用プラスチックが好ましく
用いられる。そして、主にシリコンなどの離型剤を塗布
することで離型性が付与される。
れないが、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエステ
ル、ポリ塩化ビニルなどの汎用プラスチックが好ましく
用いられる。そして、主にシリコンなどの離型剤を塗布
することで離型性が付与される。
【0020】熱融解性繊維とは、加熱されることによっ
て融解又は軟化する合成繊維を意味する。すなわち、ポ
リエチレン、ポリプロピレン、ポリアミド、ポリエステ
ルなどのプラスチック、及び、これらの共重合物やブレ
ンド物等々からなる繊維であるが、必ずしも融点が明確
でない繊維も含まれる。一種類の熱融解性繊維だけを用
いてもよいし、二種類以上を組み合わせて用いてもよ
い。本発明の好ましい実施態様ではこれらの熱融解性繊
維を30%以上、特に好ましい実施態様では80%以上
用いて支持体12を構成するため、熱融解性繊維の物性
が支持体12の物性に大きく影響する。このため、強度
や耐薬品性などに優れたポリプロピレン、ポリエステル
などからなる合成繊維が好ましく用いられる。
て融解又は軟化する合成繊維を意味する。すなわち、ポ
リエチレン、ポリプロピレン、ポリアミド、ポリエステ
ルなどのプラスチック、及び、これらの共重合物やブレ
ンド物等々からなる繊維であるが、必ずしも融点が明確
でない繊維も含まれる。一種類の熱融解性繊維だけを用
いてもよいし、二種類以上を組み合わせて用いてもよ
い。本発明の好ましい実施態様ではこれらの熱融解性繊
維を30%以上、特に好ましい実施態様では80%以上
用いて支持体12を構成するため、熱融解性繊維の物性
が支持体12の物性に大きく影響する。このため、強度
や耐薬品性などに優れたポリプロピレン、ポリエステル
などからなる合成繊維が好ましく用いられる。
【0021】印字のために熱融解性繊維を融解又は融着
する手段は熱レーザーによる。レーザーによれば、その
ビーム径を絞ることにより、非常に細い線引きが可能に
なる。そして、そのパワーと照射時間を調整することに
よって、熱融解性繊維の融解量を調節し、所定の深さに
刻んで印字することができる。このため、レーザーによ
って刻まれた印字は立体的でシャープであり、格別に品
位がある。
する手段は熱レーザーによる。レーザーによれば、その
ビーム径を絞ることにより、非常に細い線引きが可能に
なる。そして、そのパワーと照射時間を調整することに
よって、熱融解性繊維の融解量を調節し、所定の深さに
刻んで印字することができる。このため、レーザーによ
って刻まれた印字は立体的でシャープであり、格別に品
位がある。
【0022】レーザーによる印字は、ゲル状粘着体14
を支持体12の裏面に形成する以前の、支持体12単独
に行ってもよいが、図3に示されるように、ゲル状粘着
体14が予め形成された支持体12に対して行われるの
が好ましい。レーザー光19は、支持体12の熱融解性
繊維を融解して窪み20を形成するのであるが、支持体
12を貫通する窪み20が形成されてしまえば、ゲル状
粘着体14が露出してしまうので好ましくない。かとい
って、窪み20が浅過ぎれば印字がぼやけてしまう。し
たがって、窪み20の深さは微妙にコントロールされな
ければならないが、この課題は、ゲル状粘着体14が予
め形成された支持体12に対して印字することによって
解決される。
を支持体12の裏面に形成する以前の、支持体12単独
に行ってもよいが、図3に示されるように、ゲル状粘着
体14が予め形成された支持体12に対して行われるの
が好ましい。レーザー光19は、支持体12の熱融解性
繊維を融解して窪み20を形成するのであるが、支持体
12を貫通する窪み20が形成されてしまえば、ゲル状
粘着体14が露出してしまうので好ましくない。かとい
って、窪み20が浅過ぎれば印字がぼやけてしまう。し
たがって、窪み20の深さは微妙にコントロールされな
ければならないが、この課題は、ゲル状粘着体14が予
め形成された支持体12に対して印字することによって
解決される。
【0023】図4に拡大して示すように、支持体12の
裏面に展延されて形成されたゲル状粘着体14は、その
一部が支持体12に浸透し、支持体12とゲル状粘着体
14が混在する境界層22が形成される。支持体12に
当てられたレーザー光19は、窪み20を形成しながら
境界層22に達するのであるが、ゲル状粘着体14が多
量の水分を含んでいるため、その熱エネルギーが水分の
蒸散に費やされてしまい、窪み20の形成が停止する。
すなわち、支持体12を貫通することなく、かつ、境界
層22を底とするまで深い窪み20が形成されるように
なり、シャープで鮮明な印字を安定に行えるようにな
る。
裏面に展延されて形成されたゲル状粘着体14は、その
一部が支持体12に浸透し、支持体12とゲル状粘着体
14が混在する境界層22が形成される。支持体12に
当てられたレーザー光19は、窪み20を形成しながら
境界層22に達するのであるが、ゲル状粘着体14が多
量の水分を含んでいるため、その熱エネルギーが水分の
蒸散に費やされてしまい、窪み20の形成が停止する。
すなわち、支持体12を貫通することなく、かつ、境界
層22を底とするまで深い窪み20が形成されるように
なり、シャープで鮮明な印字を安定に行えるようにな
る。
【0024】レーザーは、いわゆる熱レーザーであり、
比較的低出力で小型の炭酸ガスレーザーが好ましく用い
られる。印字は、多角柱ミラーの回転による走査方式に
よるのが便利であり、これに、パワー、走査方向と走査
速度、印字内容などの条件を速やかに設定するための機
能を備えた装置とされるのが望ましい。
比較的低出力で小型の炭酸ガスレーザーが好ましく用い
られる。印字は、多角柱ミラーの回転による走査方式に
よるのが便利であり、これに、パワー、走査方向と走査
速度、印字内容などの条件を速やかに設定するための機
能を備えた装置とされるのが望ましい。
【0025】支持体12に含まれる熱融解性繊維の好ま
しい割合は少なくとも30%とされるが、熱融解性繊維
だけで構成される支持体12とされるのが特に好まし
い。綿やレーヨンなどの非熱融解性繊維性が含まれた支
持体12では、レーザーを照射すると、これらの非熱融
解性繊維が黒く焦げて印字される。一般に、支持体12
は白いため、印字もできるだけ白いのが好ましい。非熱
融解性繊維の割合が70%より少ないことが好ましく、
熱融解性繊維だけからなる支持体12とされれば、格別
に品位の高い印字を刻むことができる。
しい割合は少なくとも30%とされるが、熱融解性繊維
だけで構成される支持体12とされるのが特に好まし
い。綿やレーヨンなどの非熱融解性繊維性が含まれた支
持体12では、レーザーを照射すると、これらの非熱融
解性繊維が黒く焦げて印字される。一般に、支持体12
は白いため、印字もできるだけ白いのが好ましい。非熱
融解性繊維の割合が70%より少ないことが好ましく、
熱融解性繊維だけからなる支持体12とされれば、格別
に品位の高い印字を刻むことができる。
【0026】本発明の特に有効な実施形態では、支持体
12の密度が0.05g/cm3〜0.20g/cm3
とされ、その目付が50g/m2〜200g/m2とさ
れる。密度が0.05g/cm3より小さければ印字の
シャープさが低下し、目付が50g/m2より小さけれ
ば、厚さが薄くなるために印字の深さが浅くなって品位
が下がる。また、密度が0.20g/cm3より大きか
ったり、目付が200g/m2より大きければ、支持体
12の柔軟性が低下し、貼付剤10を使用する時の、肌
に対する密着性が悪くなる。
12の密度が0.05g/cm3〜0.20g/cm3
とされ、その目付が50g/m2〜200g/m2とさ
れる。密度が0.05g/cm3より小さければ印字の
シャープさが低下し、目付が50g/m2より小さけれ
ば、厚さが薄くなるために印字の深さが浅くなって品位
が下がる。また、密度が0.20g/cm3より大きか
ったり、目付が200g/m2より大きければ、支持体
12の柔軟性が低下し、貼付剤10を使用する時の、肌
に対する密着性が悪くなる。
【0027】支持体12は、繊維からなりさえすればよ
く、例えば網織物であってもよいが、不織布が特に好ま
しく用いられる。編物や織物では、それぞれ網目、織目
と呼ばれる空隙部が形成される。このため、印字のため
の線引きでは、必然的にこれらの空隙部を跨ぐことにな
って線幅が乱れ、シャープな線を引くのが難しくなる。
一方、不織布では、繊維の一本一本が分離していて、単
繊維状態で支持体12内に一様に分散しているため、網
織物の網目や織目に対応する空隙部は形成されない。し
たがって、同一幅のシャープな線を引くことができる。
ニードルパンチ方式不織布やウォータージェット方式不
織布は、繊維どうしの絡合だけでその形態が維持されて
いて、接着樹脂を用いないで、熱融解性繊維だけで支持
体12を構成することができ、不織布の中でも特に好ま
しく用いられる。
く、例えば網織物であってもよいが、不織布が特に好ま
しく用いられる。編物や織物では、それぞれ網目、織目
と呼ばれる空隙部が形成される。このため、印字のため
の線引きでは、必然的にこれらの空隙部を跨ぐことにな
って線幅が乱れ、シャープな線を引くのが難しくなる。
一方、不織布では、繊維の一本一本が分離していて、単
繊維状態で支持体12内に一様に分散しているため、網
織物の網目や織目に対応する空隙部は形成されない。し
たがって、同一幅のシャープな線を引くことができる。
ニードルパンチ方式不織布やウォータージェット方式不
織布は、繊維どうしの絡合だけでその形態が維持されて
いて、接着樹脂を用いないで、熱融解性繊維だけで支持
体12を構成することができ、不織布の中でも特に好ま
しく用いられる。
【0028】ニードルパンチ方式不織布やウォータージ
ェット方式不織布では、低温軟化性の繊維を高温軟化性
繊維に予め混ぜておいて、ニードルパンチやウォーター
ジェットで繊維間を絡合した後、比較的低い温度で加熱
処理することによって、表面の毛羽立ちが少ない支持体
12を得ることができる。すなわち、この加熱処理によ
って、低温軟化性の繊維だけを融解又は軟化させ、支持
体12を構成する他の高温軟化性繊維間を癒着すること
により、毛羽立ちが抑止された支持体12が得られるの
である。例えば、ポリプロピレンを高温軟化性繊維と
し、ポリエチレンを低温軟化性繊維として組合わすこと
ができる。あるいは、延伸されて結晶化されたポリエス
テルを高温軟化性繊維とし、未延伸で結晶化されていな
いポリエステルを低温軟化性繊維として組合すことがで
きる。低温軟化性繊維としては、各種の共重合高分子か
らなる繊維を用いてもよい。毛羽立ちが少なくて表面性
に優れた支持体12に対しては、窪み20の縁部が角立
った鮮明な印字が得られる。
ェット方式不織布では、低温軟化性の繊維を高温軟化性
繊維に予め混ぜておいて、ニードルパンチやウォーター
ジェットで繊維間を絡合した後、比較的低い温度で加熱
処理することによって、表面の毛羽立ちが少ない支持体
12を得ることができる。すなわち、この加熱処理によ
って、低温軟化性の繊維だけを融解又は軟化させ、支持
体12を構成する他の高温軟化性繊維間を癒着すること
により、毛羽立ちが抑止された支持体12が得られるの
である。例えば、ポリプロピレンを高温軟化性繊維と
し、ポリエチレンを低温軟化性繊維として組合わすこと
ができる。あるいは、延伸されて結晶化されたポリエス
テルを高温軟化性繊維とし、未延伸で結晶化されていな
いポリエステルを低温軟化性繊維として組合すことがで
きる。低温軟化性繊維としては、各種の共重合高分子か
らなる繊維を用いてもよい。毛羽立ちが少なくて表面性
に優れた支持体12に対しては、窪み20の縁部が角立
った鮮明な印字が得られる。
【0029】次に、印字された腰痛帯について説明す
る。図5はその一例を示し、腰痛帯24は、本体26と
ベルト28とで構成されていて、本体26の背面部に2
本の補強板30が備えられている。そして、ベルト28
の一隅に文字18がレーザーによって印字されている。
印字の性状はベルト28の材質によって異なり、ベルト
28に含まれる熱融解性繊維が多ければ、立体的で薄い
着色の印字となるし、綿や羊毛などの非熱融解性繊維が
多かったり、ゴム表面であったりすれば、褐色に焦げた
印字になる。レーザーの照射条件を適切に選定すること
によって、ベルト18の色と最も調和する色調の印字を
描くことができる。印字される場所は、本例に限定され
ず、本体26又はベルト28の任意の場所でよい。
る。図5はその一例を示し、腰痛帯24は、本体26と
ベルト28とで構成されていて、本体26の背面部に2
本の補強板30が備えられている。そして、ベルト28
の一隅に文字18がレーザーによって印字されている。
印字の性状はベルト28の材質によって異なり、ベルト
28に含まれる熱融解性繊維が多ければ、立体的で薄い
着色の印字となるし、綿や羊毛などの非熱融解性繊維が
多かったり、ゴム表面であったりすれば、褐色に焦げた
印字になる。レーザーの照射条件を適切に選定すること
によって、ベルト18の色と最も調和する色調の印字を
描くことができる。印字される場所は、本例に限定され
ず、本体26又はベルト28の任意の場所でよい。
【0030】以上、本発明に係わる印字された貼付材及
び腰痛帯について詳細に説明してきたが、本発明は上述
の引用・例示に限定されず、貼付材や腰痛帯の種類、構
成、材質など、印字の場所、内容、方法など、熱融解性
繊維の種類、支持体の材質や形態、などにつき、本発明
の趣旨を逸脱しない範囲で、当業者の知識に基づき種々
なる改良、修正、変化を加えた態様で実施し得るもので
ある。
び腰痛帯について詳細に説明してきたが、本発明は上述
の引用・例示に限定されず、貼付材や腰痛帯の種類、構
成、材質など、印字の場所、内容、方法など、熱融解性
繊維の種類、支持体の材質や形態、などにつき、本発明
の趣旨を逸脱しない範囲で、当業者の知識に基づき種々
なる改良、修正、変化を加えた態様で実施し得るもので
ある。
【0031】
【発明の効果】本発明に係わる印字された貼付材によれ
ば、商品名、メーカー名、使用方法などが、文字やマー
クなどで支持体に印字されているので、使用者は、使用
する時に最終的に、貼付材の種類や使い方を確認でき、
誤用を確実に避けることができるようになる。また、熱
レーザーを用いるので、どんな種類の支持体にも印字す
ることができ、小ロット多品種の生産にも対応できる。
ば、商品名、メーカー名、使用方法などが、文字やマー
クなどで支持体に印字されているので、使用者は、使用
する時に最終的に、貼付材の種類や使い方を確認でき、
誤用を確実に避けることができるようになる。また、熱
レーザーを用いるので、どんな種類の支持体にも印字す
ることができ、小ロット多品種の生産にも対応できる。
【0032】そして特に、熱融解性繊維を少なくとも3
0%含む支持体とすることにより、熱融解性繊維の融解
又は融着によって刻まれる、立体的で着色が少ない高品
位の印字が得られる。
0%含む支持体とすることにより、熱融解性繊維の融解
又は融着によって刻まれる、立体的で着色が少ない高品
位の印字が得られる。
【0033】また、レーザーによる印字を、ゲル状粘着
体が予め裏面に形成された支持体に対して行うことによ
り、ゲル状粘着体中の水分の蒸散によってレーザーの熱
エネルギーが費やされることを利用し、深いが、支持体
を貫通することのない線引きを確実に行えるようにな
る。
体が予め裏面に形成された支持体に対して行うことによ
り、ゲル状粘着体中の水分の蒸散によってレーザーの熱
エネルギーが費やされることを利用し、深いが、支持体
を貫通することのない線引きを確実に行えるようにな
る。
【0034】また特に、熱融解性繊維だけからなる支持
体が用いられれば、不融のまま残る繊維や黒く焦げた繊
維が皆無のため、非常に鮮明で、着色が少なくて格別に
高品位の印字が得られる。
体が用いられれば、不融のまま残る繊維や黒く焦げた繊
維が皆無のため、非常に鮮明で、着色が少なくて格別に
高品位の印字が得られる。
【0035】また特に、支持体の密度が0.05g/c
m3〜0.20g/cm3とされ、その目付が50g/
m2〜200g/m2とされれば、印字のシャープさと
深さが確保されて品位が高く、肌に対する密着性が損な
われない柔軟性を備えた貼付材が確実に得られる。
m3〜0.20g/cm3とされ、その目付が50g/
m2〜200g/m2とされれば、印字のシャープさと
深さが確保されて品位が高く、肌に対する密着性が損な
われない柔軟性を備えた貼付材が確実に得られる。
【0036】そして、不織布の支持体を用いることによ
り、その単繊維状の一様な分散状態に基づいて、線幅が
揃って極めてシャープな印字が得られる。
り、その単繊維状の一様な分散状態に基づいて、線幅が
揃って極めてシャープな印字が得られる。
【0037】不織布の中でも、予め混ぜられていた低温
軟化性の繊維を軟化することによって、支持体を構成す
る他の高温軟化性繊維間を癒着し、毛羽立ちが低減され
た不織布を用いれば、溝みの縁部が角立ことによって、
さらにシャープで鮮明な印字が得られる。
軟化性の繊維を軟化することによって、支持体を構成す
る他の高温軟化性繊維間を癒着し、毛羽立ちが低減され
た不織布を用いれば、溝みの縁部が角立ことによって、
さらにシャープで鮮明な印字が得られる。
【0038】また、本発明に係わる印字された腰痛帯に
よれば、商品名、メーカー名、使用方法などが、文字や
マークなどで印字されているので、購入者は、その症状
に対応する腰痛帯を間違いなく購入して使用することが
できる。そして、印字がレーザーによって行われるの
で、印刷では難しかった布帛に対しても鮮明に印字する
ことができ、小ロット多品種の商品特性にも小回りよく
対応できる。
よれば、商品名、メーカー名、使用方法などが、文字や
マークなどで印字されているので、購入者は、その症状
に対応する腰痛帯を間違いなく購入して使用することが
できる。そして、印字がレーザーによって行われるの
で、印刷では難しかった布帛に対しても鮮明に印字する
ことができ、小ロット多品種の商品特性にも小回りよく
対応できる。
【図1】本発明に係わる貼付材の一例を示す斜視図であ
る。
る。
【図2】本発明に係わり、図1に示される貼付材の一部
を拡大して示す斜視図である。
を拡大して示す斜視図である。
【図3】本発明に係わり、印字方法の一例を示す断面図
である。
である。
【図4】本発明に係わり、図3に示される印字方法によ
る印字形状を模式的に説明する断面図である。
る印字形状を模式的に説明する断面図である。
【図5】本発明に係わる腰痛帯の一例を示す背面図であ
る。
る。
10:貼付材
12:支持体
14:ゲル状粘着体
16:ライナー
18:文字
19:レーザー光
20:窪み
22:境界層
24:腰痛帯
26:本体
28:ベルト
30:補強板
Claims (8)
- 【請求項1】 繊維からなる支持体と、支持体の裏面に
形成されたゲル状粘着体と、ゲル状粘着体の粘着表面に
重ねられたライナーとで構成されていて、この支持体の
表面に、文字や図柄がレーザーによって印字されている
ことを特徴とする、印字された貼付材。 - 【請求項2】 前記支持体に少なくとも30重量%の熱
融解性繊維が含まれ、該熱融解性繊維の融解又は融着に
よって刻まれた文字や図柄が印字されていることを特徴
とする、請求項1に記載の印字された貼付材。 - 【請求項3】 ゲル状粘着体が裏面に予め形成された支
持体に対して、レーザーによる印字が行われたことを特
徴とする、請求項2に記載の貼付材。 - 【請求項4】 支持体が熱融解性繊維だけからなること
を特徴とする、請求項1から請求項3のいずれかに記載
の貼付材。 - 【請求項5】 支持体の密度が0.05g/cm3〜
0.20g/cm3であり、その目付が50g/m2〜
200g/m2であることを特徴とする、請求項1から
請求項4のいずれかに記載の貼付材。 - 【請求項6】 支持体が不織布であることを特徴とす
る、請求項1から請求項5のいずれかに記載の貼付材。 - 【請求項7】 低温軟化性の合成繊維の軟化による融着
により、表面の毛羽立ちが低減された支持体が用いられ
たことを特徴とする、請求項6に記載の貼付材。 - 【請求項8】 レーザーによって文字や図柄が印字され
ていることを特徴とする、印字された腰痛帯。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001301695A JP2003102773A (ja) | 2001-09-28 | 2001-09-28 | 印字された貼付材及び腰痛帯 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001301695A JP2003102773A (ja) | 2001-09-28 | 2001-09-28 | 印字された貼付材及び腰痛帯 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003102773A true JP2003102773A (ja) | 2003-04-08 |
Family
ID=19122064
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001301695A Pending JP2003102773A (ja) | 2001-09-28 | 2001-09-28 | 印字された貼付材及び腰痛帯 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003102773A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008023111A (ja) * | 2006-07-21 | 2008-02-07 | Piac Co Ltd | 複合粘着保護部材 |
| JP2008125518A (ja) * | 2006-11-16 | 2008-06-05 | Shigeru Manabe | 大いに目立ち他人の注目視線を集める医療治癒粘着シート |
| JPWO2006120804A1 (ja) * | 2005-05-10 | 2008-12-18 | ピアック株式会社 | 粘着保護部材 |
| WO2019087620A1 (ja) * | 2017-11-02 | 2019-05-09 | ニプロ株式会社 | レーザー印刷された支持体、レーザー印刷された貼付剤及びそれらの製造方法 |
| JP2022526087A (ja) * | 2019-03-13 | 2022-05-23 | アテックス テクノロジーズ インコーポレイテッド | 布地用標識マーキング技術 |
-
2001
- 2001-09-28 JP JP2001301695A patent/JP2003102773A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2006120804A1 (ja) * | 2005-05-10 | 2008-12-18 | ピアック株式会社 | 粘着保護部材 |
| JP2010148932A (ja) * | 2005-05-10 | 2010-07-08 | Piac Co Ltd | 粘着保護部材およびその製造方法 |
| JP4510084B2 (ja) * | 2005-05-10 | 2010-07-21 | ピアック株式会社 | さかむけ用粘着保護部材およびその製造方法 |
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| JP2008125518A (ja) * | 2006-11-16 | 2008-06-05 | Shigeru Manabe | 大いに目立ち他人の注目視線を集める医療治癒粘着シート |
| WO2019087620A1 (ja) * | 2017-11-02 | 2019-05-09 | ニプロ株式会社 | レーザー印刷された支持体、レーザー印刷された貼付剤及びそれらの製造方法 |
| JPWO2019087620A1 (ja) * | 2017-11-02 | 2020-09-24 | ニプロ株式会社 | レーザー印刷された支持体、レーザー印刷された貼付剤及びそれらの製造方法 |
| JP7226326B2 (ja) | 2017-11-02 | 2023-02-21 | ニプロ株式会社 | レーザー印刷された支持体、レーザー印刷された貼付剤及びそれらの製造方法 |
| JP2022526087A (ja) * | 2019-03-13 | 2022-05-23 | アテックス テクノロジーズ インコーポレイテッド | 布地用標識マーキング技術 |
| JP7546588B2 (ja) | 2019-03-13 | 2024-09-06 | アテックス テクノロジーズ インコーポレイテッド | 布地用標識マーキング技術 |
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