JP2003104568A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JP2003104568A
JP2003104568A JP2001306418A JP2001306418A JP2003104568A JP 2003104568 A JP2003104568 A JP 2003104568A JP 2001306418 A JP2001306418 A JP 2001306418A JP 2001306418 A JP2001306418 A JP 2001306418A JP 2003104568 A JP2003104568 A JP 2003104568A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録媒体の送り抵抗を軽減することができる
と共に、記録媒体の斜行を防止することができる記録装
置を提供すること。 【解決手段】 可動案内部22は、供給口の後壁部53
aに沿って記録媒体の幅方向に摺動自在な摺動部222
及び摺動位置決めの固定・解除を操作する操作部223
を有する本体部220と、記録媒体の他側端に接して記
録媒体の幅方向を位置決めした後、幅方向外側に向かっ
て付勢されることにより所要量だけ移動する案内部22
1とを備える。これにより、可動案内部で記録媒体に側
圧を掛けても、その直後に可動案内部は記録媒体の幅方
向の他側端から所要量だけ離れるので上記側圧は解放さ
れ、記録媒体の送り抵抗を小さくして記録精度を向上さ
せることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、供給口から供給さ
れる記録媒体の幅方向の一側端を固定案内部で案内する
と共に他側端を可動案内部で案内しつつ送って記録する
記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】記録装置では、記録する用紙としていわ
ゆるカット紙とロール紙が主に用いられている。例えば
カット紙に印刷させる場合は、積層したカット紙をホッ
パーに一旦保持させた後、最上層のカット紙から順に給
紙部により搬送部へ給紙させ、搬送部により記録部へ搬
送させている。また、ロール紙に印刷させる場合は、ロ
ール紙ホルダから引き出したロール紙を給紙部を通過さ
せて搬送部へ到達させた後、搬送部により記録部へ搬送
させている。
【0003】そして、この用紙搬送時は用紙が斜行し易
いので、例えば用紙の幅方向の一側端は、装置本体に設
けられている給紙口の一側壁に接触させて案内すると共
に、用紙の幅方向の他側端は、給紙口の後壁に取り付け
られているエッジガイドに接触させて案内するようにな
っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の記録装置に用紙
をセットする際は、用紙の幅方向の一側端を給紙口の一
側壁に接触させた後、エッジガイドを給紙口の後壁に沿
ってスライドさせてエッジガイドを用紙の幅方向の他側
端に接触させている。このとき、エッジガイド及び給紙
口の一側壁と用紙の幅方向の各側端との間に隙間がある
と用紙が斜行するので、ユーザはエッジガイドで用紙に
側圧を掛けて上記隙間を無くそうとするが、このために
用紙の送り抵抗、すなわち用紙のバックテンションが大
きくなる。
【0005】また、給紙口の一側壁は一般にプラスチッ
クの射出成形によりハウジングに一体成形されるため、
給紙口の一側壁の面には抜きテーパが必要となる。この
ため、用紙の幅方向の一側端を給紙口の一側壁に接触さ
せたとき、楔状の隙間が生じて用紙が斜行するおそれが
ある。この用紙の斜行を防止するには、抜きテーパを可
能な限り小さくすればよいが、この対策を施すと上述し
たように用紙のバックテンションが大きくなる。
【0006】本発明は、上記のような課題に鑑みなされ
たものであり、その目的は、記録媒体の送り抵抗を軽減
することができると共に、記録媒体の斜行を防止するこ
とができる記録装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、本
発明の請求項1に係る記録装置では、供給口から供給さ
れる記録媒体の幅方向の一側端を固定案内部で案内する
と共に他側端を可動案内部で案内しつつ送って記録する
記録装置において、前記可動案内部は、前記供給口の後
壁部に沿って前記記録媒体の幅方向に摺動自在な摺動部
及び摺動位置決めの固定・解除を操作する操作部を有す
る本体部と、前記記録媒体の他側端に接して前記記録媒
体の幅方向を位置決めした後、幅方向外側に向かって付
勢されることにより所要量だけ移動する案内部とを備え
たことを特徴としている。これにより、可動案内部で記
録媒体に側圧を掛けても、その直後に可動案内部は記録
媒体の幅方向の他側端から所要量だけ離れるので上記側
圧は解放され、記録媒体の送り抵抗を小さくして記録精
度を向上させることができる。
【0008】請求項2に係る発明では、請求項1に記載
の記録装置において、前記摺動部は、前記後壁部を挟み
込んで係止する係止部を有することを特徴としている。
これにより、可動案内部を後壁部に沿ってスムーズに摺
動させることができる。
【0009】請求項3に係る発明では、請求項1または
2に記載の記録装置において、前記操作部は、前記後壁
部の面に当接・離間可能な当接部と、前記当接部を付勢
して前記後壁部の面に当接させる付勢部とを有すること
を特徴としている。これにより、可動案内部を任意の位
置に容易に固定・解除することができる。
【0010】請求項4に係る発明では、請求項3に記載
の記録装置において、前記当接部は、摩擦材が前記後壁
部の面に対して当接・離間する面に貼付されていること
を特徴としている。これにより、可動案内部をしっかり
と固定することができる。
【0011】請求項5に係る発明では、請求項3または
4に記載の記録装置において、前記案内部は、外力によ
り前記当接部を押圧して前記後壁部の面から離間させる
押圧部を有することを特徴としている。これにより、ユ
ーザは可動案内部を容易に摺動させて任意の位置に固定
・解除することができる。
【0012】請求項6に係る発明では、請求項5に記載
の記録装置において、前記押圧部は、前記当接部を少な
くとも2箇所で平行に押圧することを特徴としている。
これにより、当接部を後壁部の面から確実に離間させる
ことができる。
【0013】上記目的達成のため、本発明の請求項7に
係る記録装置では、供給口から供給される記録媒体の幅
方向の一側端を固定案内部で案内すると共に他側端を可
動案内部で案内しつつ送って記録する記録装置におい
て、前記固定案内部は、前記供給口の側壁部に形成され
た抜きテーパを有する壁面と、この壁面上の一部に形成
された抜きテーパの無い突条部と、前記壁面上における
前記供給口の後壁部側に形成された抜きテーパの無い突
起部とを備えたことを特徴としている。これにより、記
録媒体の幅方向の一側端は固定案内部の抜きテーパを有
する壁面と接触しなくなるので、楔状の隙間を無くして
記録媒体の斜行を防止することができる。
【0014】請求項8に係る発明では、請求項7に記載
の記録装置において、少なくとも前記突条部の頂部ある
いは前記突起部の頂部が、前記記録媒体の幅方向の一側
端と接触して案内することを特徴としている。これによ
り、記録媒体の幅方向の一側端と固定案内部との接触面
積は小さくなるので、記録媒体の送り抵抗を軽減して記
録精度を向上させることができる。
【0015】請求項9に係る発明では、請求項1〜6の
何れか一項に記載の可動案内部と、請求項7または8に
記載の固定案内部とを備えたことを特徴としている。こ
れにより、上記各作用効果を奏する記録装置を提供する
ことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態について詳細に説明する。
【0017】図1及び図2は、本発明の一実施の形態に
係る記録装置の外装構成の全体を斜め前方から見た斜視
図である。この記録装置1は、図1及び図2に示すよう
に、全体が幅方向に長く延びる略直方体状のハウジング
10を備えている。そして、このハウジング10の前方
側には、排紙スタッカ51やスイッチ部52等が配設さ
れ、ハウジング10の後方側には、給紙口53等が配設
されている。また、ハウジング10の上部から前面にか
けては、透明もしくは半透明な湾曲したプラスチックカ
バー54によって覆われた窓部55が形成されている。
【0018】排紙スタッカ51は、排出される用紙を蓄
積する機能を有し、基端側の1段目のスタッカ部材51
a及びこの1段目のスタッカ部材51aに格納・引出自
在に設けられた先端側の2段目のスタッカ部材51bの
2段で構成されている。この排紙スタッカ51は、その
下部の回動軸を中心にハウジング10の前面に図1の矢
印a方向に回動可能に取り付けられており、使用時は図
1に示すように倒伏方向に回動されて排紙口56を開放
し、収納時は起立方向に回動されて排紙口56を閉鎖す
るようになっている。
【0019】スイッチ部52は、パワーをオン・オフす
るパワー系のスイッチ52aと、用紙の頭出し等を操作
したり、インクのフラッシング等を操作する3つの操作
系のスイッチ52bを備えている。このスイッチ部52
は、ハウジング10の前面の排紙スタッカ51の右側に
配列されている。
【0020】給紙口53には、その後縁と両端縁を囲む
ようにガイド壁53a、53b、53cが形成されてい
る。ガイド壁53aは、用紙の面をガイドし、ガイド壁
53cは、用紙の一方のサイドエッジをガイドする機能
を有する。そして、用紙のサイズが異なっても確実に用
紙をガイドすることができるように、用紙の他方のサイ
ドエッジをガイドするエッジガイド22が、給紙口53
の両端縁に形成されているガイド壁53b、53c間
を、後縁に形成されているガイド壁53aに沿って移動
可能なように装着されている。
【0021】プラスチックカバー54は、その上部の回
動軸を中心に図1の矢印b方向に回動可能に取り付けら
れている。ユーザは、プラスチックカバー54を持ち上
げて窓部55を開放することにより、窓部55を通して
後述するキャリッジ上に収納されるインクカートリッジ
の交換作業や内部機構のメンテナンス作業等を行うこと
ができる。
【0022】さらに、この記録装置1は、不連続の用
紙、すなわち図1に示すカット紙Pの印刷と、連続した
用紙、すなわち図2に示すロール紙Rの印刷が可能であ
り、図1に示すように、カット紙Pを印刷する場合は給
紙口53の背部にカット紙Pを保持するペーパーサポー
ト21が取り付けられ、また、図2に示すように、ロー
ル紙Rを印刷する場合は給紙口53の背部にロール紙R
を保持したロール紙ホルダ60が取り付けられる。な
お、ペーパーサポート21とロール紙ホルダ60は、着
脱可能に構成されており、何れか一方が取り付けられる
ようになっている。
【0023】ペーパーサポート21は、図1に示すよう
に、カット紙Pの面を保持する機能を有し、給紙口53
の後縁に近接して斜め後方に突き出るように配設されて
いる。ロール紙ホルダ60は、図2に示すように、ロー
ル紙Rの中心軸穴に貫入される軸芯61及びこの軸芯6
1の両端を回転自在に支持してロール紙Rの両端部をそ
れぞれ覆う一対のカバー62を備えている。カバー62
は、給紙口53の後方に着脱自在に取り付けられてい
る。
【0024】図3及び図4は、上記記録装置1の内部構
成例を示す断面側面図である。図3に示すように、記録
装置1は、給紙口53から差し込まれたカット紙Pを給
紙装置20により給紙する。給紙装置20は、給紙ロー
ラ2、総量規制部70、アイドルローラ80等をフレー
ム31に組込んで一体化したユニット30と、ホッパー
3、分離パッド4等を有する紙戻し部材42をフレーム
41に組込んで一体化したユニット40とを備えてい
る。ユニット30はキャリッジを仕切るフレーム13の
背面に固定され、ユニット40は断面山形のフレーム4
1の裾部分が搬送ローラ6と排出ローラを結ぶ用紙搬送
経路の略延長線上になるようメインフレーム12に取り
付けられている。
【0025】そして、ホッパー3に積載された複数枚の
カット紙Pは、給紙ローラ2の回転に伴うホッパー3の
上昇により、分離パッド4で給紙ローラ2に押付けられ
て最上位のカット紙Pから1枚づつ分離され、ぺーパー
ガイド49に沿って搬送ローラ6に給送されるようにな
っている。
【0026】一方、図4に示すように、記録装置1は、
ロール紙ホルダ60から引き出され、給紙口53からア
イドルローラ80を経由して搬送ローラ6に差し込まれ
たロール紙Rを搬送ローラ6とその従動ローラとで挟持
する。ロール紙ホルダ60から引き出されるロール紙R
は、供給口53のガイド壁53aの上縁部で一旦屈曲し
てからガイド壁53aより下方に配設されたアイドルロ
ーラ80を経由して搬送ローラ6に向かうが、ロール紙
ホルダ60はロール紙Rの引き出し方向が常に下方向と
なるように配設されている。
【0027】すなわち、ロール紙ホルダ60は、ロール
紙ホルダ60から供給口53のガイド壁53aの上縁部
に掛け渡されるロール紙Rの面が、常に水平面もしくは
ガイド壁53a側を下方とした傾斜面となるように配設
されている。仮に、ロール紙ホルダ60から供給口53
のガイド壁53aの上縁部に掛け渡されるロール紙Rの
面がガイド壁53a側を上方とした傾斜面となるように
ロール紙ホルダ60が配設されていた場合、ロール紙R
を供給口53のガイド壁53aの上縁部で一旦上方に引
き上げてから下方向に送る必要があり、このときのロー
ル紙Rの送り抵抗、いわゆるバックテンションは大きく
なる。しかし、本実施形態によればロール紙Rの引き出
し方向は常に下方向となるので、このときのロール紙R
のバックテンションは上記バックテンションに比べて小
さくなる。
【0028】記録装置1は、図3に示すカット紙Pある
いは図4に示すロール紙Rを搬送ローラ6により図示し
ないキャリッジに搭載された記録ヘッド側へ送り出して
印刷する。このとき、記録装置1の制御部は、例えばイ
エロー、マゼンタ、シアン、ブラックの計4色のインク
カートリッジから記録ヘッドへ各色インクを供給し、各
色インクの吐出タイミング及びキャリッジや搬送ローラ
6の駆動を制御して、高精度なインクドット制御、ハー
フトーン処理等を実行する。最後に、記録装置1は、カ
ット紙Pあるいはロール紙Rを図示しない排出ローラに
より排紙口56から排紙する。
【0029】図5は、上記記録装置1における上記エッ
ジガイド22の取付部付近を示す斜視図、図6は、図5
においてエッジガイド22の内部構成を示す斜視図、図
7は、エッジガイド22の一部を切り欠いた拡大斜視
図、図8は、図7においてエッジガイド22の内部構成
を示す拡大斜視図、図9は、エッジガイド22の側面
図、図10は、エッジガイド22の内部構成の側面図で
ある。
【0030】このエッジガイド22は、上述したように
給紙口53の両端縁に形成されているガイド壁53b、
53c間を、後縁に形成されているガイド壁53aに沿
って移動可能な可動案内部として構成されている。この
ようなエッジガイド22は、図6、図7、図8及び図1
0に示すように、内側部品を構成する本体部220と、
図5、図7及び図9に示すように、外側部品を構成する
案内部221を備えている。
【0031】本体部220は、図6、図7、図8及び図
10に示すように、ガイド壁53aに取り付けられた摺
動部222及びこの摺動部222に一体形成された操作
部223を有する。摺動部222は、図8及び図10に
示すように、ガイド壁53aの上下端を挟み込んで係止
する略L字状の2つの爪222a、222bを備えてい
る。これにより、摺動部222は、ガイド壁53aに沿
って用紙の幅方向に摺動可能なようになっている。
【0032】操作部223は、図8及び図10に示すよ
うに、ガイド壁53aの面に当接・離間可能な当接部2
23aと、この当接部223aを付勢してガイド壁53
aの面に当接させる例えば圧縮バネ等の付勢部223b
と、当接部223aをガイド壁53aの面から離間させ
るための外力を受ける突起部223cを備えている。
【0033】当接部223aは、図10に示すように、
ガイド壁53aの面上で滑らないように例えばコルク材
等の摩擦材223dが貼り付けられている。また、当接
部223aは、図10に示すように、略中央両側から突
き出る2本のアーム部223eが摺動部222に連接さ
れており、このアーム部223eを捻り軸として回転可
能に構成されている。突起部223cは、図8及び図1
0に示すように、当接部223aをガイド壁53aの面
から確実に離間させるために、間隔をあけて平行に2つ
形成されている。これにより、操作部223は、摺動位
置決めの固定・解除を操作するようになっている。
【0034】案内部221は、図7及び図9に示すよう
に、ガイド壁53aに取り付けられた摺動部224、こ
の摺動部224に一体形成された摘み部225及び図7
に示すように、この摘み部225の内面に一体形成され
た押圧部226を有する。摺動部224は、図7及び図
9に示すように、ガイド壁53aの下端を係止する略L
字状の爪224aを備えている。摘み部225は、図7
及び図9に示すように、本体部220を覆うように形成
されており、更にその両側面にはユーザが指で摘み易く
するために凹部225aが形成されている。
【0035】押圧部226は、図7に示すように、2つ
の突起部223c(図7では1つの突起部223cのみ
表示)に接触するリブ状の突起として形成されている。
これにより、案内部221は、用紙の他側端に接して用
紙の幅方向を位置決めした後、幅方向外側に向かって付
勢されることにより所要量だけ移動するようになってい
る。
【0036】このような構成において、エッジガイド2
2の動作を図11〜図14を参照して説明する。図11
は、エッジガイド22を用紙の他側端に接触させたとき
の断面側面図、図12は、その断面上面図、図13は、
エッジガイド22を用紙の他側端に接触させた後の断面
側面図、図14は、その断面上面図である。
【0037】図11及び図12に示すように、ユーザが
摘み部225を強く摘むことにより、押圧部226は突
起部223cを押圧する。すると、アーム部223eが
捻れると共に付勢部223bが弾性変形するので、当接
部223aはアーム部223eを中心に回転し、摩擦材
223dがガイド壁53aの面から離間する。これによ
り、摺動部222はガイド壁53aに沿って用紙の幅方
向に摺動可能となるので、摘み部225を用紙の他側端
に接触させて用紙の幅方向を位置決めする。このとき、
当接部223aと摘み部225とのクリアランスはc1
となっており、摘み部225と用紙の他側端とのクリア
ランスは略0となっている。
【0038】そして、図13及び図14に示すように、
ユーザが摘み部225から指を離すと、押圧部226は
突起部223cから離間する。すると、アーム部223
eの捻れが復元すると共に付勢部223bが弾性変形が
復元するので、当接部223aはアーム部223eを中
心に先程とは逆に回転し、摩擦材223dがガイド壁5
3aの面に当接する。
【0039】これにより、摺動部222はガイド壁53
aに固定されることになる。このとき、当接部223a
と摘み部225とのクリアランスはc2(<c1)とな
り、摘み部225と用紙の他側端とのクリアランスはc
1−c2となる。したがって、エッジガイド22で用紙
に側圧を掛けても、その直後にエッジガイド22は用紙
の幅方向の他側端から所要量だけ離れるので上記側圧は
解放されることになり、用紙のバックテンションを小さ
くすることができる。
【0040】なお、図15に示すように押圧部と突起部
の機能を兼ねた押圧突起部227として構成しても同様
の効果を奏する。そして、押圧部226と突起部223
cの代わりに押圧突起部として構成してもよい。また、
上述した実施形態では、押圧部226と突起部223c
を装置前面から見て左側に配設した場合、及び押圧突起
部227を装置前面から見て右側に配設した場合を説明
したが、逆側に配設し、あるいは両側に配設してもよ
い。
【0041】図16は、上記記録装置1における上記給
紙口53のガイド壁53cの近傍を示す斜視図である。
このガイド壁53cは、抜きテーパを有する壁面531
と、この壁面531上に所定の間隔でほぼ垂直方向に棒
状に形成された抜きテーパの無い突条部532と、壁面
531上における供給口53のガイド壁53a側に三角
板状に形成された抜きテーパの無い突起部533とを備
えている。これにより、用紙の幅方向の一側端は抜きテ
ーパを有する壁面531と接触しなくなるので、従来技
術で説明した楔状の隙間を無くして用紙の斜行を防止す
ることができる。
【0042】また、図17に示すように、用紙は幅方向
の一側端が突条部532の頂部と突起部533の頂部と
接触して案内されることになるので、用紙の幅方向の一
側端とガイド壁53cとの接触面積は小さくなり、用紙
のバックテンションを軽減することができる。なお、図
5〜図17では、用紙としてロール紙Rを図示している
が、カット紙Pであっても同様に適用することができ
る。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
可動案内部で記録媒体に側圧を掛けても、その直後に可
動案内部は記録媒体の幅方向の他側端から所要量だけ離
れるので上記側圧は解放され、記録媒体の送り抵抗を小
さくして記録精度を向上させることができる。さらに、
記録媒体の幅方向の一側端と固定案内部との接触面積は
小さくなるので、記録媒体の送り抵抗を軽減して記録精
度を向上させることができる。また、記録媒体の幅方向
の一側端は固定案内部の抜きテーパを有する壁面と接触
しなくなるので、楔状の隙間を無くして記録媒体の斜行
を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る記録装置の外装構
成の全体を斜め前方から見た第1の斜視図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る記録装置の外装構
成の全体を斜め前方から見た第2の斜視図である。
【図3】図1の記録装置の内部構成例を示す断面側面図
である。
【図4】図2の記録装置の内部構成例を示す断面側面図
である。
【図5】図1の記録装置におけるエッジガイドの取付部
付近を示す斜視図である。
【図6】図5においてエッジガイドの内部構成を示す斜
視図である。
【図7】図5のエッジガイドの一部を切り欠いた拡大斜
視図である。
【図8】図7においてエッジガイドの内部構成を示す拡
大斜視図である。
【図9】図5のエッジガイドの側面図である。
【図10】図5のエッジガイドの内部構成の側面図であ
る。
【図11】図5のエッジガイドを用紙の他側端に接触さ
せたときの断面側面図である。
【図12】図11の断面上面図である。
【図13】図5のエッジガイドを用紙の他側端に接触さ
せた後の断面側面図である。
【図14】図13の断面上面図である。
【図15】図5においてエッジガイドの別の内部構成を
示す斜視図である。
【図16】図1の記録装置における給紙口のガイド壁の
近傍を示す斜視図である。
【図17】図16に用紙をセツトした状態を示す斜視図
である。
【符号の説明】
1 記録装置 2 給紙ローラ 3 ホッパー 4 分離パッド 6 搬送ローラ 10 ハウジング 12 メインフレーム 20 給紙装置 21 ペーパーサポート 22 エッジガイド 30 ユニット 40 ユニット 41 フレーム 42 紙戻し部材 51 排紙スタッカ 52 スイッチ部 53 給紙口 53a ガイド壁 53b ガイド壁 53c ガイド壁 54 プラスチックカバー 55 窓部 56 排紙口 60 ロール紙ホルダ 70 総量規制部 220 本体部 221 案内部 222 摺動部 222a 爪 222b 爪 223 操作部 223a 当接部 223b 付勢部 223c 突起部 223d 摩擦材 223e アーム部 224 摺動部 224a 爪 225 摘み部 225a 凹部 226 押圧部 227 押圧突起部 531 壁面 532 突条部 533 突起部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65H 23/022 B65H 23/022 (72)発明者 磯野 正博 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 (72)発明者 三宅 俊生 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 Fターム(参考) 2C059 AA05 AA16 AA26 DD07 DD14 2C060 BA04 BC04 BC12 BC15 BC42 BC48 BC55 3F101 FA01 FA06 FE04 LA01 LB03 3F104 AA02 FA09 FA14 3F343 FA02 FB04 GA02 GB01 GC01 GD01 HC05 HE03 HE12 HE18 JA01 JD08 LA04 LA13

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 供給口から供給される記録媒体の幅方向
    の一側端を固定案内部で案内すると共に他側端を可動案
    内部で案内しつつ送って記録する記録装置において、 前記可動案内部は、 前記供給口の後壁部に沿って前記記録媒体の幅方向に摺
    動自在な摺動部及び摺動位置決めの固定・解除を操作す
    る操作部を有する本体部と、 前記記録媒体の他側端に接して前記記録媒体の幅方向を
    位置決めした後、幅方向外側に向かって付勢されること
    により所要量だけ移動する案内部とを備えたことを特徴
    とする記録装置。
  2. 【請求項2】 前記摺動部は、前記後壁部を挟み込んで
    係止する係止部を有することを特徴とする請求項1に記
    載の記録装置。
  3. 【請求項3】 前記操作部は、前記後壁部の面に当接・
    離間可能な当接部と、前記当接部を付勢して前記後壁部
    の面に当接させる付勢部とを有することを特徴とする請
    求項1または2に記載の記録装置。
  4. 【請求項4】 前記当接部は、摩擦材が前記後壁部の面
    に対して当接・離間する面に貼付されていることを特徴
    とする請求項3に記載の記録装置。
  5. 【請求項5】 前記案内部は、外力により前記当接部を
    押圧して前記後壁部の面から離間させる押圧部を有する
    ことを特徴とする請求項3または4に記載の記録装置。
  6. 【請求項6】 前記押圧部は、前記当接部を少なくとも
    2箇所で平行に押圧することを特徴とする請求項5に記
    載の記録装置。
  7. 【請求項7】 供給口から供給される記録媒体の幅方向
    の一側端を固定案内部で案内すると共に他側端を可動案
    内部で案内しつつ送って記録する記録装置において、 前記固定案内部は、 前記供給口の側壁部に形成された抜きテーパを有する壁
    面と、 この壁面上の一部に形成された抜きテーパの無い突条部
    と、 前記壁面上における前記供給口の後壁部側に形成された
    抜きテーパの無い突起部とを備えたことを特徴とする記
    録装置。
  8. 【請求項8】 少なくとも前記突条部の頂部あるいは前
    記突起部の頂部が、前記記録媒体の幅方向の一側端と接
    触して案内することを特徴とする請求項7に記載の記録
    装置。
  9. 【請求項9】 請求項1〜6の何れか一項に記載の可動
    案内部と、請求項7または8に記載の固定案内部とを備
    えたことを特徴とする記録装置。
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