JP2003105223A - 染料前駆体複合体およびこれを用いた多色感熱記録体 - Google Patents

染料前駆体複合体およびこれを用いた多色感熱記録体

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JP2003105223A
JP2003105223A JP2001302099A JP2001302099A JP2003105223A JP 2003105223 A JP2003105223 A JP 2003105223A JP 2001302099 A JP2001302099 A JP 2001302099A JP 2001302099 A JP2001302099 A JP 2001302099A JP 2003105223 A JP2003105223 A JP 2003105223A
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dye precursor
color
dye
methyl
water
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Takashi Sasaki
隆 佐々木
Kaoru Hamada
薫 濱田
Yoshihide Kimura
義英 木村
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Nippon Paper Industries Co Ltd
Jujo Paper Co Ltd
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Nippon Paper Industries Co Ltd
Jujo Paper Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録濃度が高くかつ鮮明な色調の記録画像が
得られる多色感熱記録体の提供。 【解決手段】 支持体上に、それぞれ異なる色調に発色
する2種類以上の無色ないし淡色の電子供与性染料前駆
体と、該染料前駆体と反応して発色させる電子受容性有
機化合物とを含有する感熱発色層を支持体上に設けた多
色感熱記録体において、該染料前駆体の少なくとも1種
類が、ポリイソシアネート化合物の樹脂膜で被覆されて
いる染料前駆体複合体である多色感熱記録体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、染料前駆体と水分
散性ポリイソシアネート化合物の樹脂膜とからなる染料
前駆体複合体、およびこれを用いた多色感熱記録体に関
する。
【0002】
【従来技術】感熱記録体は、一般に支持体上に無色ない
し淡色の電気供与性染料前駆体と電子受容性有機化合物
とを主成分とする感熱発色層を設けたものであり、熱ヘ
ッド・熱ペン・レーザー光等で加熱することにより、電
子供与性染料前駆体と電子受容性有機化合物が相溶・反
応し発色記録画像が得られるものである。このような感
熱記録体は一般的に記録装置がコンパクト・安価であ
り、かつ保守も容易であり、騒音の発生が少ないなどの
利点があり、計測用記録器・ファクシミリ・プリンター
・レジスターの出力ラベルなどの広範囲の分野に利用さ
れているが、その用途の拡大に伴い要求される品質も多
様化しており、特に多色記録化に関してはその視覚効果
の面から実用化の要望が高まっている。多色感熱記録体
は、一般的に支持体上に単層もしくは複数層の発色層を
設け、印加エネルギーの差により複数の発色色相を持つ
ようにしたものである。これらの方法は通常、同一の感
熱発色層中に互いに異なる色調に発色する2種類以上の
染料前駆体を含有する単層タイプの場合では、低温発色
色調に高温発色色調が混ざり鮮明な発色色相が得られに
くく、また、高温発色層と低温発色層とを積層した複数
層タイプの場合では、多層化による製造工程の煩雑化が
避けられない。鮮明な多色発色を得るために、特開昭6
0−242093号には、ガラス転移温度の異なる2種
類以上のマイクロカプセルに、それぞれ異なる色調に発
色する発色成分を含有することが記載されている。しか
し、異なる色調に発色する染料を別々にマイクロカプセ
ル化すると、カプセル壁に完全に隔離されているためそ
れぞれ発色感度が低下し、色分離性に劣るという問題が
ある。
【0003】特開2000−177251号には、個体
状のロイコ染料を内包しかつ熱記録時に破壊されやすい
マイクロカプセルが記載されているが、破壊されやすい
ゆえに地色や耐擦過性に劣ったり、壁膜材がゼラチンの
場合は、耐湿性も悪く十分な品質の多色感熱記録体を得
ることができない。また、特開平9−76634号に
は、染料を溶質とし、有機溶剤を溶媒とする油性溶液を
水性液体中に乳化分散し、油性液滴の周りに高分子物質
からなる壁膜を形成することにより、発色性染料を芯物
質として含有するマイクロカプセルと、該マイクロカプ
セルに含有させた染料とは異なる色調に発色する固体微
粒子状態の発色性染料を含有することが記載されている
が、色分離性が不十分である。特開平4−101885
号には、染料前駆体とマイクロカプセル壁材とを水に難
溶または不溶の有機溶剤に溶解した溶液を親水性コロイ
ド溶液中に乳化分散した後、系を昇温するとともに反応
容器内を減圧することにより、有機溶剤を留去しつつマ
イクロカプセルの壁を形成する製造方法が記載されてい
る。しかし、有機溶剤を除去する場合、工程の複雑化が
避けられずマイクロカプセルの強度も低下する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、多色
感熱記録体に利用できる染料前駆体複合体を簡便な方法
で得ること、また、低温発色色調と高温発色色調との混
ざりがなく色分離性に優れるとともに、地色および耐擦
過性に優れた多色感熱記録体を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、以下の本
発明により達成された。すなわち、本発明は、無色ない
し淡色の電子供与性染料前駆体がポリイソシアネート化
合物の樹脂膜で被覆されている染料前駆体複合体であっ
て、該ポリイソシアネート化合物が、水分散性ポリイソ
シアネート化合物であることを特徴とする染料前駆体複
合体に関する。本発明の染料前駆体複合体は、支持体上
に、それぞれ異なる色調に発色する2種類以上の無色な
いし淡色の電子供与性染料前駆体と、該染料前駆体と反
応して発色させる電子受容性有機化合物とを含有する感
熱発色層を支持体上に設けた多色感熱記録体において、
該染料前駆体の少なくとも1種類として用いることがで
きる。本発明は、電子供与性染料前駆体(以下「染料前
駆体」ということがある)を水分散性ポリイソシアネー
ト化合物の樹脂膜で被覆することにより、目的を達成し
得ることを見出しなされたものである。本発明によって
優れた色分離性が得られる理由は明らかではないが、次
のように考えられる。水分散性ポリイソシアネート化合
物は、通常染料前駆体よりもガラス転移点温度が高いた
め、染料前駆体を水分散性ポリイソシアネート化合物の
樹脂膜で被覆することにより、発色温度が高温側にシフ
トし、高温発色用の染料前駆体として適した状態にな
り、低温発色色調と高温発色色調との差が鮮明になると
考えられる。また、従来のマイクロカプセルでは、染料
前駆体およびポリイソシアネート化合物を溶解した油性
溶液を、保護コロイド水溶液中に乳化分散し、昇温して
重合反応を起こさせカプセル膜を形成する。従って、ポ
リイソシアネート化合物の樹脂膜は、染料前駆体を含む
カプセルの内側から形成されることになるが、若干でも
ポリイソシアネート化合物と染料前駆体とが溶融状態に
あるとガラス転移点が低くなる。これに対し、本発明
は、染料前駆体の外側から樹脂膜が形成されることを特
徴とし、これにより高いガラス転移点を保持することが
できるため、優れた色分離性が得られると考えられる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の染料前駆体複合体は、水
溶性高分子物質を用いて染料前駆体を分散した後、この
分散液に水分散性ポリイソシアネート化合物を加え、染
料前駆体の周囲にポリイソシアネートの樹脂膜を形成す
ることによって得られる。本発明に用いられる染料前駆
体としては、従来の感圧あるいは感熱記録紙分野で公知
の無色または淡色のロイコ染料など全て使用可能であ
り、特に制限されるものではないが、トリフェニルメタ
ン系化合物、フルオラン系化合物、フルオレン系、ジビ
ニル系化合物等が好ましい。以下に代表的な染料前駆体
の具体例を示す。また、これらの染料前駆体は単独また
は2種以上混合して使用してもよい。 <トリフェニルメタン系ロイコ染料> 3,3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)−6−ジ
メチルアミノフタリド[別名クリスタルバイオレットラ
クトン] 3,3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)フタリド
[別名マラカイトグリーンラクトン] <フルオラン系ロイコ染料> 3−ジエチルアミノ−6−メチルフルオラン 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオ
ラン 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−(o,p−ジメ
チルアニリノ)フルオラン 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−クロロフルオラ
ン 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−(m−トリフル
オロメチルアニリノ)フルオラン 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−(m−メチルア
ニリノ)フルオラン 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−(o−クロロア
ニリノ)フルオラン 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−(p−クロロア
ニリノ)フルオラン 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−(o−フルオロ
アニリノ)フルオラン 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−n−オクチルア
ニリノフルオラン 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−n−オクチルア
ミノフルオラン
【0007】3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−ベ
ンジルアミノフルオラン 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−ジベンジルアミ
ノフルオラン 3−ジエチルアミノ−6−クロロ−7−メチルフルオラ
ン 3−ジエチルアミノ−6−クロロ−7−アニリノフルオ
ラン 3−ジエチルアミノ−6−クロロ−7−p−メチルアニ
リノフルオラン 3−ジエチルアミノ−6−エトキシエチル−7−アニリ
ノフルオラン 3−ジエチルアミノ−7−メチルフルオラン 3−ジエチルアミノ−7−ジベンジルアミノフルオラン 3−ジエチルアミノ−6,8−ジメチルフルオラン 3−ジエチルアミノ−7−クロロフルオラン 3−ジエチルアミノ−7−(m−トリフルオロメチルア
ニリノ)フルオラン 3−ジエチルアミノ−7−(o−クロロアニリノ)フル
オラン 3−ジエチルアミノ−7−(p−クロロアニリノ)フル
オラン 3−ジエチルアミノ−7−(o−フルオロアニリノ)フ
ルオラン 3−ジエチルアミノ−ベンゾ[a]フルオラン 3−ジエチルアミノ−ベンゾ[c]フルオラン 3−ジブチルアミノ−6−メチル−フルオラン 3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオ
ラン 3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−(o,p−ジメ
チルアニリノ)フルオラン 3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−(o−クロロア
ニリノ)フルオラン 3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−(p−クロロア
ニリノ)フルオラン 3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−(o−フルオロ
アニリノ)フルオラン 3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−(m−トリフル
オロメチルアニリノ)フルオラン 3−ジブチルアミノ−6−メチル−クロロフルオラン 3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−ブロモフルオラ
ン 3−ジブチルアミノ−6−エトキシエチル−7−アニリ
ノフルオラン 3−ジブチルアミノ−6−クロロ−7−アニリノフルオ
ラン 3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−p−メチルアニ
リノフルオラン
【0008】3−ジブチルアミノ−7−(o−クロロア
ニリノ)フルオラン 3−ジブチルアミノ−7−(o−フルオロアニリノ)フ
ルオラン 3−ジ−n−ペンチルアミノ−6−メチル−7−アニリ
ノフルオラン 3−ジ−n−ペンチルアミノ−6−メチル−7−(p−
クロロアニリノ)フルオラン 3−ジ−n−ペンチルアミノ−7−(m−トリフルオロ
メチルアニリノ)フルオラン 3−ジ−n−ペンチルアミノ−6−クロロ−7−アニリ
ノフルオラン 3−ジ−n−ペンチルアミノ−7−(p−クロロアニリ
ノ)フルオラン 3−ピロリジノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン 3−ピペリジノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン 3−(N−メチル−N−プロピルアミノ)−6−メチル
−7−アニリノフルオラン 3−(N−メチル−N−シクロヘキシルアミノ)−6−
メチル−7−アニリノフルオラン 3−(N−エチル−N−シクロヘキシルアミノ)−6−
メチル−7−アニリノフルオラン 3−(N−エチル−N−キシルアミノ)−6−メチル−
7−(p−クロロアニリノ)フルオラン 3−(N−エチル−p−トルイディノ)−6−メチル−
7−アニリノフルオラン 3−(N−エチル−N−イソアミルアミノ)−6−メチ
ル−7−アニリノフルオラン 3−(N−エチル−N−イソアミルアミノ)−6−クロ
ロ−7−アニリノフルオラン 3−(N−エチル−N−テトラヒドロフルフリルアミ
ノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン 3−(N−エチル−N−イソブチルアミノ)−6−メチ
ル−7−アニリノフルオラン
【0009】3−(N−p−トリル−N−エチルアミ
ノ)−7−(N−フェニルメチル−N−メチル)フルオ
ラン 3−(N−エチル−N−エトキシプロピルアミノ)−6
−メチル−7−アニリノフルオラン 3−N−エチル−N−イソアミルアミノ−ベンゾ[a]
フルオラン 3−N−エチル−N−p−メチルフェニルアミノ−7−
メチルフルオラン 3−シクロヘキシルアミノ−6−クロロフルオラン 2−(4−オキサヘキシル)−3−ジメチルアミノ−6
−メチル−7−アニリノフルオラン 2−(4−オキサヘキシル)−3−ジエチルアミノ−6
−メチル−7−アニリノフルオラン 2−(4−オキサヘキシル)−3−ジプロピルアミノ−
6−メチル−7−アニリノフルオラン 2−メチル−6−p−(p−ジメチルアミノフェニル)
アミノアニリノフルオラン 2−メトキシ−6−p−(p−ジメチルアミノフェニ
ル)アミノアニリノフルオラン 2−クロロ−3−メチル−6−p−(p−フェニルアミ
ノフェニル)アミノアニリノフルオラン 2−クロロ−6−p−(p−ジメチルアミノフェニル)
アミノアニリノフルオラン 2−ニトロ−6−p−(p−ジエチルアミノフェニル)
アミノアニリノフルオラン 2−アミノ−6−p−(p−ジエチルアミノフェニル)
アミノアニリノフルオラン 2−ジエチルアミノ−6−p−(p−ジエチルアミノフ
ェニル)アミノアニリノフルオラン 2−フェニル−6−メチル−6−p−(p−フェニルア
ミノフェニル)アミノアニリノフルオラン
【0010】2−ベンジル−6−p−(p−フェニルア
ミノフェニル)アミノアニリノフルオラン 2−ヒドロキシ−6−p−(p−フェニルアミノフェニ
ル)アミノアニリノフルオラン 3−メチル−6−p−(p−ジメチルアミノフェニル)
アミノアニリノフルオラン 3−ジエチルアミノ−6−p−(p−ジエチルアミノフ
ェニル)アミノアニリノフルオラン 3−ジエチルアミノ−6−p−(p−ジブチルアミノフ
ェニル)アミノアニリノフルオラン 2,4−ジメチル−6−[(4−ジメチルアミノ)アニ
リノ]−フルオラン <フルオレン系ロイコ染料> 3,6,6´−トリス(ジメチルアミノ)スピロ[フル
オレン−9,3´−フタリド] 3,6,6´−トリス(ジエチルアミノ)スピロ[フル
オレン−9,3´−フタリド] <ジビニル系ロイコ染料> 3,3−ビス−[2−(p−ジメチルアミノフェニル)
−2−(p−メトキシフェニル)エテニル]−4,5,
6,7−テトラブロモフタリド 3,3−ビス−[2−(p−ジメチルアミノフェニル)
−2−(p−メトキシフェニル)エテニル]−4,5,
6,7−テトラクロロフタリド 3,3−ビス−[1,1−ビス(4−ピロリジノフェニ
ル)エチレン−2−イル]−4,5,6,7−テトラブ
ロモフタリド 3,3−ビス−[1−(4−メトキシフェニル)−1−
(4−ピロリジノフェニル)エチレン−2−イル]−
4,5,6,7−テトラクロロフタリド
【0011】<その他> 3−(4−ジエチルアミノ−2−エトキシフェニル)−
3−(1−エチル−2−メチルインドール−3−イル)
−4−アザフタリド 3−(4−ジエチルアミノ−2−エトキシフェニル)−
3−(1−オクチル−2−メチルインドール−3−イ
ル)−4−アザフタリド 3−(4−シクロヘキシルエチルアミノ−2−メトキシ
フェニル)−3−(1−エチル−2−メチルインドール
−3−イル)−4−アザフタリド 3,3−ビス(1−エチル−2−メチルインドール−3
−イル)フタリド 3,3−ビス(1−n−ブチル−2−メチルインドール
−3−イル)フタリド 3,6−ビス(ジエチルアミノ)フルオラン−γ−(3
´−ニトロ)アニリノラクタム 3,6−ビス(ジエチルアミノ)フルオラン−γ−(4
´−ニトロ)アニリノラクタム 1,1−ビス−[2´,2´,2'',2''−テトラキス
−(p−ジメチルアミノフェニル)−エテニル]−2,
2−ジニトリルエタン 1,1−ビス−[2´,2´,2'',2''−テトラキス
−(p−ジメチルアミノフェニル)−エテニル]−2−
β−ナフトイルエタン 1,1−ビス−[2´,2´,2'',2''−テトラキス
−(p−ジメチルアミノフェニル)−エテニル]−2,
2−ジアセチルエタン ビス−[2,2,2´,2´−テトラキス−(p−ジメ
チルアミノフェニル)−エテニル]−メチルマロン酸ジ
メチルエステル
【0012】本発明において、染料前駆体を分散するた
めに用いられる水溶性高分子物質としては、イオン系高
分子、非イオン系高分子、例えばゼラチン、でんぷん、
カルボキシメチルセルロース、ポリビニルアルコール、
ポリアルキルベンゼンスルホン酸塩、ポリオキシエチレ
ン硫酸塩、ポリカルボン酸、ポリカルボン酸塩、ポリオ
キシアルキルエーテルやその変性体等を挙げることがで
きるが、これらに限定されるものではない。これらの水
溶性高分子物質を用いて染料前駆体を分散した分散液
は、染料前駆体の粒径が50%容積平均で0.1μm〜
1.0μm、より好ましくは0.3μm〜0.8μmの
範囲となるように微粒化することが望ましい。微粒子化
は記録濃度および色分離性の向上に非常に効果的であ
る。また、染料前駆体を水溶性高分子物質に直接分散す
るのではなく、染料前駆体を酢酸エチルやジクロロメタ
ンなどの低沸点溶媒に溶解したものを、上記水溶性高分
子物質の溶液中で乳化、エマルジョンを形成したのち、
低沸点溶媒を揮発させて染料前駆体の分散液を得ること
も可能である。この方法の場合は、得られる染料前駆体
の分散体が球形となるので、水分散性ポリイソシアネー
ト化合物の樹脂膜で被覆されやすくなる。
【0013】次いで、上記の染料前駆体の分散液に、水
分散性ポリイソシアネート化合物と必要に応じてポリオ
ール、ポリアミン等の助剤を添加し、0.2〜1.5℃
/分のペースで昇温、緩やかに攪拌しながら保持し、染
料前駆体の周囲に水分散性ポリイソシアネート化合物の
樹脂膜を形成させる。本発明で用いられる水分散性ポリ
イソシアネート化合物は、主に脂肪族、脂環式、または
芳香族のポリイソシアネート化合物やその誘導体に、エ
チレンオキシド等のノニオン性の官能基を付加すること
で水に対する分散性を高めたものである。水分散性ポリ
イソシアネート化合物の例としては、例えば、特公平7
−30160号公報で開示されている脂肪族ポリイソシ
アネートと少なくとも10のエチレンオキシドユニット
を有するポリエーテル鎖を少なくとも1個含有する一価
又は多価のノニオン性ポリアルキレンエーテルアルコー
ルとの反応生成物、特開平7−109327号公報で開
示されている少なくとも70モル%がエチレンオキサイ
ド単位である平均7〜25個のアルキレンオキサイド単
位を含むポリエーテル鎖を含有する一価又は多価アルコ
ールと2,4−及び/又は2,6−ジイソシアナトトル
エンの部分ウレタン化組成物、特開平11−31070
0号公報で開示されているポリイソシアネートとイソシ
アネート基に対して反応性の活性水素原子を有し、親水
・疎水バランス(HLB)が17以下であり、かつ1分
子中にエチレンオキシド単位を平均15〜35個含むノ
ニオン性乳化剤との反応生成物で構成されている変性ポ
リイソシアネート等が挙げられるが、これらに限定され
るものではない。
【0014】水分散性ポリイソシアネート化合物を得る
ために用いられるイソシアネートとしては、主に脂肪
族、脂環式、または芳香族のポリイソシアネートやその
誘導体が挙げられる。脂肪族及び脂環式ポリイソシアネ
ートの例としては、 1)脂肪族及び/又は脂環式ジイソシアネートを基材と
したイソシアヌレート基含有ポリイソシアネート。1,
6−ジイソシアナトヘキサン及び/又は1−イソシアナ
ト−3,3,5−トリメチル−5−イソシアナトメチル
−シクロヘキサン(イソホロンジイソシアネート=IP
DI)を基材としたイソシアナトイソシアヌレートが挙
げられる。このような化合物の製造は、例えば、独国特
許第2,616,416号、欧州特許公開第3,765
号、第10,589号、第47,452号、米国特許第
4,288,586号または第4,324,879号に
記載されている。また、下記式で表される他の脂肪族及
び/または脂環式ジイソシアネートを基材としたイソシ
アヌレート基含有ポリイソシアネートも挙げられる。こ
れは単純なトリス−イソシアナトアルキル−(又は−シ
クロアルキル−)イソシアヌレート又はそれとその高級
(1個よりも多いイソシアヌレート環を含有する)同族
体との混合物である。
【0015】
【化1】
【0016】(式中、R1、R2、及びR3は、出発ジイ
ソシアネートからイソシアネート基を除去することによ
って得られる同一または異なる炭化水素基を表す。) 2)下記式で表される脂肪族及び/又は脂環式に結合し
たイソシアネート基を有するウレツトジオンジイソシア
ネート。
【0017】
【化2】
【0018】(式中R1及びR2は前記と同じ。特にはヘ
キサメチレンジイソシアネート及び/またはIPDIか
らイソシアネート基を除去することによって得られる炭
化水素基を表す。) ウレツトジオンジイソシアネートは単独あるいは他の脂
肪族ポリイソシアネート、特に上記1)に記載されたイ
ソシアヌレート基含有ポリイソシアネートと混合物とし
て存在することができる。
【0019】3)脂肪族に結合したイソシアネート基を
有するビユウレツト基含有ポリイソシアネート、即ちト
リス−(6−イソシアナトヘキシル)−ビユウレツトま
たはそれとその高級同族体との混合物。 4)脂肪族又は脂環式に結合したイソシアネート基を有
するウレタン基及び/又はアロファネート基含有ポリイ
ソシアネート、即ち過剰量のヘキサメチレンジイソシア
ネート又はIPDIを単純な多価アルコール(例えばト
リメチロールプロパン、グリセリン、1,2−ジヒドロ
キシプロパン又はそれらの混合物)と反応させることに
よって得られるもの。 5)下記式で表される脂肪族又は脂環式に結合したイソ
シアネート基を有するオキサジアジントリオン基含有ポ
リイソシアネート。
【0020】
【化3】
【0021】(式中、R1は上記に既に記載した意味を
有し、特定的には、生成物が1,6−ジイソシアナトヘ
キサン及び二酸化炭素から生成せしめられた場合のヘキ
サメチレン基を有す。) 上記1)〜5)で例示した脂肪族又は脂環族ポリイソシ
アネートは、単独あるいは所望に応じて混合して存在す
ることができる。なお、本発明でいう「脂肪族ポリイソ
シアネート」は、イソシアネートが脂肪族又は脂環式の
炭素原子に結合しているポリイソシアネートを表す。ま
た、芳香族ポリイソシアネートの例としては、2,4−
及び/又は2,6−ジイソシアナトトルエン等が挙げら
れる。上記ポリイソシアネートに付加するエチレンオキ
シド等のノニオン性官能基の例としては、エチレンオキ
シドユニット含有ポリエーテルアルコールが挙げられ
る。適当なポリエーテルアルコールの製造のために、一
価又は多価の開始剤分子例えばメタノール、n−ブタノ
ール、シクロヘキサノール、3−メチル−3−ヒドロキ
シメチルオキセタン、フェノール、レゾルシノール、エ
チレングリコール、プルピレングリコール、アニリン、
トリメチロールプロパン又はグリセリンのアルコキシ化
生成物(少なくとも10一般に10〜70好ましくは1
5〜65のエチレンオキシドユニットを含有するポリエ
ーテル鎖を少なくとも1個含有する。)が用いられる。
【0022】水分散性ポリイソシアネートの製造は、上
記の脂肪族、脂環式、または芳香族のポリイソシアネー
トやその誘導体に、イソシアネート反応性基を含有する
親水性化合物、好ましくは上記のノニオン性エチレンオ
キシドユニット含有ポリエーテルアルコールを、少なく
とも約1:1、好ましくは約2:1〜約1000:1の
NCO/OH当量比にて反応させることにより行われ
る。特に多価ポリエーテルアルコールを用いる場合、少
なくとも約2:1のNCO/OH当量比が用いられる。
上記水分散性ポリイソシアネートの製造は、一般に50
〜130℃の中高程度の温度で行われる。本発明におい
て、染料前駆体を被覆するために用いられる水分散性ポ
リイソシアネートの量は、目的とする多色感熱記録体が
必要とする発色温度によって適宜決定すればよいが、染
料前駆体1gに対して0.03〜0.7g、より好まし
くは0.1〜0.5gにすることによって、好ましい発
色色相が得られる。
【0023】さらに、水分散性ポリイソシアネートに加
えて、ポリオール、ポリアミン等を添加することも可能
である。ポリオールとしては、多価アルコールや多価ア
ルコールのアルキレンオキサイド付加物等が挙げられ
る。多価アルコールの例としては、エチレングリコー
ル、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ジ
プロピレングリコール、1,3−ブタンジオール、1,
4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,
6−ヘキサンジオール、レゾルシノール、グリセリン、
ジグリセリン、トリメチロールプロパン、トリメチロー
ルエタン、ペンタエリスリトール、ジペンタエリスリト
ール、ジグリセリン、メチルグルコシド、ソルビソー
ル、蔗糖等の多糖類など2つ以上のヒドロキシル基を有
する化合物が挙げられる。ポリアミンとしては、例えば
エチレンジアミン、プロピレンジアミン、ヘキサメチレ
ンジアミン、オクタメチレンジアミン、パラフェニレン
ジアミン、ピペラジン、ジエチレントリアミン、トリエ
チレンテトラミン、テトラエチレンペンタミンなどのア
ルキレンポリアミン、モノエタノールアミン、ジエタノ
ールアミン、トリエタノールアミン、イソプロパノ−ル
アミン、イソブタノールアミンなどのアルカノールアミ
ン等が挙げられる。
【0024】さらに本発明においては、水分散性ポリイ
ソシアネートと共に市販のポリウレタン粒子を用いるこ
とも可能である。これは粒径が5nm〜500nm、好
ましくは10nm〜200nmのポリウレタン粒子であ
り、上記水分散性ポリイソシアネートと共に用いること
でポリウレタン粒子が架橋され、染料前駆体に対する被
覆性が良好になる。ポリウレタン粒子の例としては、タ
ケラックWシリーズ、タケラックWSシリーズ(三井武
田ケミカル製)などが挙げられる。以上のようにして得
られる水分散性ポリイソシアネート化合物の樹脂膜で被
覆された染料前駆体複合体は、多色感熱記録体の高温発
色色調を与える発色成分として好ましく用いられる。ま
た、本発明の多色感熱記録体においては、染料前駆体複
合体に含有される染料前駆体とは異なる色調に発色する
染料前駆体を少なくとも1種含有する。これらは、前述
した染料前駆体など、各種公知の染料前駆体の中から適
宜選択可能であるが、染料前駆体複合体よりも低温で発
色するものが望ましい。またこれらは、一般の感熱記録
体において使用される形態、すなわち固体微粒子状態で
分散し用いることができる。本発明の多色感熱記録体に
使用される電子受容性有機化合物としては、感熱記録分
野で公知の有機顕色剤を使用することができ、例えば、
特開平3−207688号、特開平5−24366号公
報等に記載のビスフェノールA類、4−ヒドロキシ安息
香酸エステル類、4−ヒドロキシフタル酸ジエステル
類、フタル酸モノエステル類、ビス−(ヒドロキシフェ
ニル)スルフィド類、4−ヒドロキシフェニルアリール
スルホン類、4−ヒドロキシフェニルアリールスルホナ
ート類、1,3−ジ[2−(ヒドロキシフェニル)−2
−プロピル]−ベンゼン類、4−ヒドロキシベンゾイル
オキシ安息香酸エステル、ビスフェノールスルホン類、
特開平8−59603記載のアミノベンゼンスルホンア
ミド誘導体、国際公開WO97/16420記載のジフ
ェニルスルホン架橋型化合物が例示される。以下に代表
的な公知の顕色剤の具体例を示すが、特にこれらに制限
されるものではない。また、これらの顕色剤は単独また
は2種類以上混合しても良い。
【0025】<ビスフェノールA類> 4,4´−イソプロピリデンジフェノール(別名ビスフ
ェノールA) 4,4´−シクロヘキシリデンジフェノール p,p´−(1−メチル−ノルマルヘキシリデン)ジフ
ェノール 1,7−ジ(ヒドロキシフェニルチオ)−3,5−ジオ
キサヘプタン <4−ヒドロキシ安息香酸エステル類> 4−ヒドロキシ安息香酸ベンジル 4−ヒドロキシ安息香酸エチル 4−ヒドロキシ安息香酸プロピル 4−ヒドロキシ安息香酸イソプロピル 4−ヒドロキシ安息香酸ブチル 4−ヒドロキシ安息香酸イソブチル 4−ヒドロキシ安息香酸メチルベンジル <4−ヒドロキシフタル酸ジエステル類> 4−ヒドロキシフタル酸ジメチル 4−ヒドロキシフタル酸ジイソプロピル 4−ヒドロキシフタル酸ジベンジル 4−ヒドロキシフタル酸ジヘキシル <フタル酸モノエステル類> フタル酸モノベンジルエステル フタル酸モノシクロヘキシルエステル フタル酸モノフェニルエステル フタル酸モノメチルフェニルエステル フタル酸モノエチルフェニルエステル フタル酸モノプロピルベンジルエステル フタル酸モノハロゲンベンジルエステル フタル酸モノエトキシベンジルエステル <ビス−(ヒドロキシフェニル)スルフィド類> ビス−(4−ヒドロキシ−3−tert−ブチル−6−
メチルフェニル)スルフィド ビス−(4−ヒドロキシ−2,5−ジメチルフェニル)
スルフィド ビス−(4−ヒドロキシ−2−メチル−5−エチルフェ
ニル)スルフィド ビス−(4−ヒドロキシ−2−メチル−5−イソプロピ
ルフェニル)スルフィド ビス−(4−ヒドロキシ−2,3−ジメチルフェニル)
スルフィド ビス−(4−ヒドロキシ−2,5−ジメチルフェニル)
スルフィド ビス−(4−ヒドロキシ−2,5−ジイソプロピルフェ
ニル)スルフィド ビス−(4−ヒドロキシ−2,3,6−トリメチルフェ
ニル)スルフィド ビス−(2,4,5−トリヒドロキシフェニル)スルフ
ィド ビス−(4−ヒドロキシ−2−シクロヘキシル−5−メ
チルフェニル)スルフィド ビス−(2,3,4−トリヒドロキシフェニル)スルフ
ィド ビス−(4,5−ジヒドロキシ−2−tert−ブチル
フェニル)スルフィドビス−(4−ヒドロキシ−2,5
−ジフェニルフェニル)スルフィド ビス−(4−ヒドロキシ−2−tert−オクチル−5
−メチルフェニル)スルフィド
【0026】<4−ヒドロキシフェニルアリールスルホ
ン類> 4−ヒドロキシ−4′−イソプロポキシジフェニルスル
ホン 4−ヒドロキシ−4′−n−プロポキシジフェニルスル
ホン 4−ヒドロキシ−4′−n−ブチルオキシジフェニルス
ルホン <4−ヒドロキシフェニルアリールスルホナート類> 4−ヒドロキシフェニルベンゼンスルホナート 4−ヒドロキシフェニル−p−トリルスルホナート 4−ヒドロキシフェニルメチレンスルホナート 4−ヒドロキシフェニル−p−クロルベンゼンスルホナ
ート 4−ヒドロキシフェニル−p−tert−ブチルベンゼ
ンスルホナート 4−ヒドロキシフェニル−p−イソプロポキシベンゼン
スルホナート 4−ヒドロキシフェニル−1′−ナフタリンスルホナー
ト 4−ヒドロキシフェニル−2′−ナフタリンスルホナー
ト <1,3−ジ[2−(ヒドロキシフェニル)−2−プロ
ピル]ベンゼン類> 1,3−ジ[2−(4−ヒドロキシフェニル)−2−プ
ロピル]ベンゼン 1,3−ジ[2−(4−ヒドロキシ−3−アルキルフェ
ニル)−2−プロピル]ベンゼン 1,3−ジ[2−(2,4−ジヒドロキシフェニル)−
2−プロピル]ベンゼン 1,3−ジ[2−(2−ヒドロキシ−5−メチルフェニ
ル)−2−プロピル]ベンゼン <レゾルシノール類> 1,3−ジヒドロキシ−6(α,α−ジメチルベンジ
ル)−ベンゼン
【0027】 <4−ヒドロキシベンゾイルオキシ安息香酸エステル> 4−ヒドロキシベンゾイルオキシ安息香酸ベンジル 4−ヒドロキシベンゾイルオキシ安息香酸メチル 4−ヒドロキシベンゾイルオキシ安息香酸エチル 4−ヒドロキシベンゾイルオキシ安息香酸プロピル 4−ヒドロキシベンゾイルオキシ安息香酸ブチル 4−ヒドロキシベンゾイルオキシ安息香酸イソプロピル 4−ヒドロキシベンゾイルオキシ安息香酸tert−ブ
チル 4−ヒドロキシベンゾイルオキシ安息香酸ヘキシル 4−ヒドロキシベンゾイルオキシ安息香酸オクチル 4−ヒドロキシベンゾイルオキシ安息香酸ノニル 4−ヒドロキシベンゾイルオキシ安息香酸シクロヘキシ
ル 4−ヒドロキシベンゾイルオキシ安息香酸β−フェネチ
ル 4−ヒドロキシベンゾイルオキシ安息香酸フェニル 4−ヒドロキシベンゾイルオキシ安息香酸α−ナフチル 4−ヒドロキシベンゾイルオキシ安息香酸β−ナフチル 4−ヒドロキシベンゾイルオキシ安息香酸sec−ブチ
【0028】<ビスフェノールスルホン類(I)> ビス−(3−1−ブチル−4−ヒドロキシ−6−メチル
フェニル)スルホン ビス−(3−エチル−4−ヒドロキシフェニル)スルホ
ン ビス−(3−プロピル−4−ヒドロキシフェニル)スル
ホン ビス−(3−メチル−4−ヒドロキシフェニル)スルホ
ン ビス−(2−イソプロピル−4−ヒドロキシフェニル)
スルホン ビス−(2−エチル−4−ヒドロキシフェニル)スルホ
ン ビス−(3−クロル−4−ヒドロキシフェニル)スルホ
ン ビス−(2,3−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)
スルホン ビス−(2,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)
スルホン ビス−(3−メトキシ−4−ヒドロキシフェニル)スル
ホン 4−ヒドロキシフェニル−2′−エチル−4′−ヒドロ
キシフェニルスルホン 4−ヒドロキシフェニル−2′−イソプロピル−4′−
ヒドロキシフェニルスルホン 4−ヒドロキシフェニル−3′−イソプロピル−4′−
ヒドロキシフェニルスルホン 4−ヒドロキシフェニル−3′−secブチル−4′−
ヒドロキシフェニルスルホン 3−クロル−4−ヒドロキシフェニル−3′−イソプロ
ピル−4′−ヒドロキシフェニルスルホン 2−ヒドロキシ−5−t−ブチルフェニル−4′−ヒド
ロキシフェニルスルホン 2−ヒドロキシ−5−t−アミノフェニル−4′−ヒド
ロキシフェニルスルホン 2−ヒドロキシ−5−t−イソプロピルフェニル−4′
−ヒドロキシフェニルスルホン 2−ヒドロキシ−5−t−オクチルフェニル−4′−ヒ
ドロキシフェニルスルホン 2−ヒドロキシ−5−t−ブチルフェニル−3′−クロ
ル−4′−ヒドロキシフェニルスルホン 2−ヒドロキシ−5−t−ブチルフェニル−3′−メチ
ル−4′−ヒドロキシフェニルスルホン 2−ヒドロキシ−5−t−ブチルフェニル−3′−イソ
プロピル−4′−ヒドロキシフェニルスルホン 2−ヒドロキシ−5−t−ブチルフェニル−2′−メチ
ル−4′−ヒドロキシフェニルスルホン
【0029】<ビスフェノールスルホン類(II)> 4,4′−スルホニルジフェノール 2,4′−スルホニルジフェノール 3,3′−ジクロル−4,4′−スルホニルジフェノー
ル 3,3′−ジブロモ−4,4′−スルホニルジフェノー
ル 3,3′,5,5′−テトラブロモ−4,4′−スルホ
ニルジフェノール 3,3′−ジアミノ−4,4′−スルホニルジフェノー
ル <その他> p−tert−ブチルフェノール 2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン ノボラック型フェノール樹脂 4−ヒドロキシアセトフェノン p−フェニルフェノール ベンジル−4−ヒドロキシフェニルアセテート p−ベンジルフェノール 4,4’―ビス(p−トリルスルホニルアミノカルボニ
ルアミノ)ジフェニルメタン 4,4’―ビス(フェニルアミノチオカルボニルアミ
ノ)ジフェニルスルフィド この他に、特開平10−258577記載の高級脂肪酸
金属複塩と多価ヒドロキシ芳香族化合物などの金属キレ
ート型発色成分を、染料前駆体複合体とは異なる色調に
発色する発色成分として使用することもできる。
【0030】本発明においては、上記課題に対する所望
の効果を阻害しない範囲で、従来公知の増感剤を配合し
て記録感度を調整することができる。かかる増感剤とし
ては、ステアリン酸アミド、パルミチン酸アミド、メト
キシカルボニル−N−ステアリン酸ベンズアミド、N−
ベンゾイルステアリン酸アミド、N−エイコサン酸アミ
ド、エチレンビスステアリン酸アミド、べヘン酸アミ
ド、メチレンビスステアリン酸アミド、メチロールアマ
イド、N−メチロールステアリン酸アミド、テレフタル
酸ジベンジル、テレフタル酸ジメチル、テレフタル酸ジ
オクチル、p−ベンジルオキシ安息香酸ベンジル、1−
ヒドロキシ−2−ナフトエ酸フェニル、シュウ酸ジベン
ジル、シュウ酸−ジ−p−メチルベンジル、シュウ酸−
ジ−p−クロロベンジル、2−ナフチルベンジルエーテ
ル、m−ターフェニル、p−べンジルビフェニル、4−
ビフェニルパラトリルエーテル、ジ(p−メトキシフェ
ノキシエチル)エーテル、1,2−ジ(3−メチルフェ
ノキシ)エタン、1,2−ジ(4−メチルフェノキシ)
エタン、1,2−ジ(4−メトキシフェノキシ)エタ
ン、1,2−ジ(4−クロロフェノキシ)エタン、1,
2−ジフェノキシエタン、1−(4−メトキシフェノキ
シ)−2−(2−メチルフェノキシ)エタン、p−メチ
ルチオフェニルベンジルエーテル、1,4−ジ(フェニ
ルチオ)ブタン、p−アセトトルイジド、p−アセトフ
ェネチジド、N−アセトアセチル−p−トルイジン、ジ
(β−ビフェニルエトキシ)ベンゼン、p−ジ(ビニル
オキシエトキシ)ベンゼン、1−イソプロピルフェニル
−2−フェニルエタン、1,2−ビス(フェノキシメチ
ル)ベンゼン、p−トルエンスルホンアミド、o−トル
エンスルホンアミド、ジ−p−トリルカーボネート、フ
ェニル−α−ナフチルカーボネート等を例示することが
できるが、特に、これらに制限されるものではない。こ
れらの増感剤は単独または2種類以上混合して使用して
もよい。
【0031】本発明で使用するバインダーとしては、重
合度が200〜1900の完全ケン化ポリビニルアルコ
ール、部分ケン化ポリビニルアルコール、カルボキシ変
性ポリビニルアルコール、アマイド変性ポリビニルアル
コール、スルホン酸変性ポリビニルアルコール、ブチラ
ール変性ポリビニルアルコールなどの変性ポリビニルア
ルコール、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロ
ース、エチルセルロース、カルボキシメチルセルロー
ス、アセチルセルロースなどのセルロース誘導体、スチ
レン−無水マレイン酸共重合体、スチレン−ブタジエン
共重合体、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、ポリアク
リルアミド、ポリアクリル酸エステル、ポリビニルブチ
ラール、ポリスチロール及びそれらの共重合体、ポリア
ミド樹脂、シリコン樹脂、石油樹脂、テルペン樹脂、ケ
トン樹脂、クマロン樹脂を例示することができる。これ
らの高分子物質は水、アルコール、ケトン、エステル、
炭化水素等の溶剤に溶かして使用するほか、水または他
の媒体中乳化またはペースト状に分散した状態で使用
し、要求品質に応じて併用することもできる。本発明で
使用することができる填料としては、シリカ、炭酸カル
シウム、カオリン、焼成カオリン、ケイソウ土、タル
ク、酸化チタン、酸化亜鉛、水酸化アルミニウム、ポリ
スチレン樹脂、尿素−ホルマリン樹脂、スチレン−メタ
クリル酸共重合体、スチレン−ブタジエン共重合体や、
中空プラスチックピグメントなどの無機または有機充填
剤などが挙げられる。
【0032】また、より鮮明に高温発色の色調を得たい
ときは、複数層タイプの場合、高温発色層中の填料の配
合量を低くするか配合しないことが有効である。これ
は、加色型である場合、高温加熱時に高温発色層にて形
成された発色組成物(染料前駆体と顕色剤との反応生成
物すなわち発色画像)が、高温発色層にとどまらず低温
発色層中の填料に吸収されやすくなり、低温発色組成物
と効率良く混合して、混色である高温発色色調が得られ
るためと考えられる。このほかに脂肪酸金属塩などの離
型剤、ワックス類などの滑剤、ベンゾフェノン系やトリ
アゾール系の紫外線吸収剤、グリオキザールなどの耐水
化剤、分散剤、消泡剤、酸化防止剤、蛍光染料などを使
用することができる。支持体としては、紙、再生紙、合
成紙、プラスチックフィルム、発泡プラスチックフィル
ム、不織布、金属箔等が使用可能であり、また、これら
を組み合わせた複合シートを使用してもよい。さらに、
耐擦過性を高める目的で、高分子物質等のオーバーコー
ト層を感熱発色層上に設けることもできる。また、発色
感度を高める目的で、有機填料または無機填料を含有す
るアンダーコート層を感熱発色層と支持体の間に設ける
こともできる。本発明の多色感熱記録体に用いられる有
機顕色剤、染料前駆体、染料前駆体複合体の量、および
その他の各種成分の種類及び量は要求される性能及び記
録適性に従って決定され、特に限定されるものではない
が、通常、顕色剤1部に対して填料0〜4部、バインダ
ーは全固形分中5〜25%が適当である。染料前駆体
は、複合体中および複合体となっていないものを合わせ
顕色剤1部に対して0.1〜2部含有することが好まし
い。
【0033】本発明において、感熱発色層の塗布量は特
に限定されるものではないが、一般に乾燥重量で1.5
〜12g/m2程度の範囲で調整される。さらに本発明
においては、複数層タイプの場合、高温発色層と低温発
色層との間に中間層を設けることも可能である。かかる
中間層を形成する塗液中には、先に説明したようなバイ
ンダー、填料、増感剤、消泡剤、紫外線吸収剤、蛍光染
料などを適宜配合することができる。また、中間層の塗
布量は1〜10g/m2程度の範囲で調整すればよい。
これらの顕色剤、染料前駆体複合体、および必要に応じ
て添加する材料はボールミル、アトライター、サンドグ
ラインダーなどの粉砕機或いは適当な乳化装置によって
数ミクロン以下の粒子径になるまで微粒化し、バインダ
ー及び目的に応じて各種の添加材料を加えて塗液とす
る。塗布法としては、手塗り、サイズプレスコーター
法、ロールコーター法、エアナイフコーター法、ブレン
ドコーター法、フローコーター法、カーテンコーター
法、コンマダイレクト法、グラビアダイレクト法、グラ
ビアリバース法、リバース・ロールコーター法等が挙げ
られる。また、噴霧、吹き付け又は浸漬後、乾燥しても
よい。
【0034】
【実施例】以下に本発明の実施例を示すが、本発明の範
囲はこれらに限定されるものではない。なお実施例、比
較例中、部および%はそれぞれ重量部、重量%を示す。
【0035】[実施例1]<水分散性ポリイソシアネー
トの樹脂膜で被覆された染料前駆体の作製>8%ポリビ
ニルアルコール水溶液80.0部に3−(N−エチル−
N−イソアミルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフ
ルオラン20.0部を混合し、サンドグラインダーにて
上記粒子の50%容積粒径が0.5μmになるまで湿式
磨砕を行い、分散液Aを得た。分散液A−50部に水4
6.6部とグリセリン0.4部加え攪拌した後35℃に
保持したものに、イソシアヌレート体ポリイソシアネー
トにエチレンオキシドユニットを付加した水分散性ポリ
イソシアネート(商品名WD730:三井武田ケミカル
製)3部を添加後、0.2〜1.5℃/分のペースで8
0℃まで昇温し10時間保持したのち30℃まで冷却
し、水分散性ポリイソシアネートの樹脂膜で被覆された
染料前駆体分散液B(染料濃度10.0%)を得た。 <多色感熱記録体の製造>下記配合の感熱発色層用の顕
色剤分散液(液)及び青色系に発色するロイコ染料分
散液(液)を、それぞれ別々にサンドグラインダーで
平均粒子径1ミクロンになるまで湿式磨砕を行った。 液(顕色剤分散液) 4−ヒドロキシ−4’−イソプロポキシジフェニルスルホン 6.0部 10%ポリビニルアルコール 18.8部 水 11.2部 液(青色系ロイコ染料分散液) 3,3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)−6−ジメチル アミノフタリド 1.0部 10%ポリビニルアルコール 2.3部 水 1.3部 次いで下記の割合で分散液を混合、撹拌し、感熱発色層塗液を調製した。 液(顕色剤分散液) 48.0部 液(青色系ロイコ染料分散液) 9.2部 染料前駆体分散液B 20.0部 酸化ケイ素顔料(25%分散液;ミズカシルP−527(水澤化学製)) 40部 10%ポリビニルアルコール 12.4部 調整した感熱発色層塗布液を50g/m2の基紙の片面
に塗布量が5.0g/m2となるように塗布した後、乾
燥を行い、このシートをスーパーカレンダーで平滑度が
500〜600秒になるように処理することによって多
色色感熱記録体を得た。
【0036】[実施例2]分散液A−50部に水46.
52部とテトラエチレンペンタミン0.48部加え攪拌
した後35℃に保持したものに、イソシアヌレート体ポ
リイソシアネートにエチレンオキシドユニットを付加し
た水分散性ポリイソシアネート(WD730:三井武田
ケミカル製)3部を添加すること以外は、実施例1と同
様にして水分散性ポリイソシアネートの樹脂膜で被覆さ
れた染料前駆体分散液Cを得た。さらに、この分散液C
を染料前駆体分散液Bのかわりに用いること以外は、実
施例1と同様にして多色感熱記録体を作製した。
【0037】[実施例3]分散液A−50部に水47部
加えた後35℃に保持したものに、イソシアヌレート体
ポリイソシアネートにエチレンオキシドユニットを付加
した水分散性ポリイソシアネート(WD730:三井武
田ケミカル製)3部を添加すること以外は、実施例1と
同様にして水分散性ポリイソシアネートの樹脂膜で被覆
された染料前駆体分散液Dを得た。さらに、この分散液
Dを染料前駆体分散液Bのかわりに用いること以外は、
実施例1と同様にして多色感熱記録体を作製した。
【0038】[実施例4]分散液A−50部に水44部
と30%濃度の平均粒径60μmのポリウレタン粒子水
溶液(W−615:三井武田ケミカル製)4部を加えた
後35℃に保持したものに、イソシアヌレート体ポリイ
ソシアネートにエチレンオキシドユニットを付加した水
分散性ポリイソシアネート(WD730:三井武田ケミ
カル製)2部を添加すること以外は、実施例1と同様に
して水分散性ポリイソシアネートの樹脂膜で被覆された
染料前駆体分散液Eを得た。さらに、この分散液Eを染
料前駆体分散液Bのかわりに用いること以外は、実施例
1と同様にして多色感熱記録体を作製した。
【0039】[比較例1]実施例1と同様にして多色感
熱記録体を作製した。但し、感熱発色層塗液の調製にあ
たり、染料前駆体B液の代わりに下記配合で湿式磨砕を
行った黒染料分散液(液)9.2部を添加した。 液(黒色系ロイコ染料分散液) 3−(N−エチル−N−イソアミルアミノ)−6−メチル−7−アニリノ フルオラン 1.0部 10%ポリビニルアルコール 2.3部 水 1.3部
【0040】[比較例2]3−(N−エチル−N−イソ
アミルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン
15.0部をジイソプロピルナフタレン30.0部に加
え加熱溶解後35℃まで放冷し、ジシクロヘキシルメタ
ン−4,4’−ジイソシアネート36.0部を添加攪拌
したものを、5.5%PVA水溶液64.0部に加え激
しく攪拌乳化した。油滴の平均粒径1.5μmのO/W
タイプエマルションを得たのち、このエマルションに水
105.0部を混合し、80℃で極緩やかに攪拌しなが
ら10時間保持して、染料前駆体のウレタンマイクロカ
プセル分散液Fを得た。この分散液F49.1部を染料
前駆体分散液B29.4部のかわりに用いること以外
は、実施例1と同様にして多色感熱記録体を作製した。
【0041】[評価方法]上記のようにして得られた多
色感熱記録体の試験を次のように行い、結果を表1に示
した。 ・発色性 作成した多色感熱記録体について、MARKPOINT社製感熱
プリンター(ROHN社製サーマルヘッド、KM2004−
A3を装着)を用い、印加エネルギー0.076mj/
dot、および0.219mj/dotで印字し、得ら
れた画像及び地肌をマクベス濃度計(RD−914)を
用いて測定した。なお、青発色画像を評価する場合はマ
クベス濃度計のレッドフィルター(R)およびブルーフ
ィルター(B)でそれぞれ測定した値の差で表し、黒発
色画像および地肌を評価する場合はアンバーフィルター
(A)で測定した値で表した。・色分離性実施例および
比較例で得られた感熱記録体を、感熱記録層を設けた面
の反対面からライターの火であぶり、丸く不定型に広が
る発色部の中央部と周縁部の様子を目視により判定し
た。発色部は、中央部は高温であるため高温発色色調と
なり、周縁部は温度が低いため低温発色色調となる。 ○:高温発色色調の黒色と低温発色色調の青色との境界
がはっきりしている △:境界がぼやける、またはにじんだようになる ×:境界の判別が困難
【0042】
【表1】
【0043】[評価結果]本発明の実施例は、低印加エ
ネルギー(0.076mj/dot)および高印加エネ
ルギー(0.219mj/dot)において、十分な記
録濃度と鮮明な色調が得られた。これに対し、異なる色
調に発色する2種類の染料前駆体を混合した比較例1で
は、印加エネルギーによって異なる色調に発色する多色
感熱記録体を得ることはできなかった。また、本発明の
実施例は温度差による鮮明な色調差を持ち色分離性に優
れているのに対し、比較例は高温発色色調の黒色と低温
発色色調の青色との境界が不明瞭であった。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、各発色色調において高
い記録濃度を有する多色感熱記録体が得られる。特に、
同一の感熱発色層内に異なる色調に発色する染料前駆体
を含有する場合でも、それぞれの色調が鮮明な記録画像
を得ることができ、極めて有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 義英 東京都北区王子5丁目21番1号 日本製紙 株式会社商品研究所内 Fターム(参考) 2H026 AA11 AA28 BB01 BB21 CC05 EE05 FF05 FF07 4G005 AA01 AB14 BA02 DA05W DB27X DC42Y DC46Y DD24Y DD38Z EA08

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無色ないし淡色の電子供与性染料前駆体
    が水分散性ポリイソシアネート化合物の樹脂膜で被覆さ
    れている染料前駆体複合体。
  2. 【請求項2】 支持体上に、それぞれ異なる色調に発色
    する2種類以上の無色ないし淡色の電子供与性染料前駆
    体と、該染料前駆体と反応して発色させる電子受容性有
    機化合物とを含有する感熱発色層を支持体上に設けた多
    色感熱記録体において、該染料前駆体の少なくとも1種
    類が、請求項1記載の染料前駆体複合体である多色感熱
    記録体。
  3. 【請求項3】 無色ないし淡色の電子供与性染料前駆体
    が水分散性ポリイソシアネート化合物の樹脂膜で被覆さ
    れている染料前駆体複合体の製造方法であって、水溶性
    高分子物質を用いて該染料前駆体を分散した後、この分
    散液に水分散性ポリイソシアネート化合物を加え、染料
    前駆体の周囲にポリイソシアネート化合物の樹脂膜を形
    成する染料前駆体複合体の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005288267A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Fuji Photo Film Co Ltd マイクロカプセルの製造方法、マイクロカプセル、記録材料、及び感熱記録材料
US10717292B2 (en) 2015-10-07 2020-07-21 Kao Corporation Inkjet recording method

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JP2005288267A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Fuji Photo Film Co Ltd マイクロカプセルの製造方法、マイクロカプセル、記録材料、及び感熱記録材料
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