JP2003108331A - データ変換方法、プログラム及び記録媒体 - Google Patents

データ変換方法、プログラム及び記録媒体

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JP2003108331A
JP2003108331A JP2001295519A JP2001295519A JP2003108331A JP 2003108331 A JP2003108331 A JP 2003108331A JP 2001295519 A JP2001295519 A JP 2001295519A JP 2001295519 A JP2001295519 A JP 2001295519A JP 2003108331 A JP2003108331 A JP 2003108331A
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Tadaatsu Nagumo
忠厚 南雲
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】各種アプリケーションに固有なバイナリデータ
を、イメージ、文字、罫線を同時に扱うことのできる流
動性と視認性の高いXML形式のデータに効率良く変換
する。 【解決手段】第1変換ステップで、ワードやエクセルな
どの固有のバイナリデータを、アプリケーション28の
プリンタドライバ30により印刷出力するためのEMF
形式データに変換する。第2変換ステップでは、データ
変換プログラム32がEMF形式データを文字、罫線、
図形等の要素を含むXML形式データを使用するアプリ
ケーション38に対応して記述されている生成規則を参
照してEMF形式データをXML形式データに変換す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷機能やOCR
機能を有するコンピュータシステムのデータ変換、プロ
グラム、方法、装置及び記録媒体に関し、特に用紙管理
のデータ、イメージファイルおよび各種アプリケーショ
ン固有のデータ形式から、テキストベースで視認性の高
い文字等の情報をもつXML形式のデータに変換するデ
ータ変換プログラム、方法、装置及び記録媒体に関す
る。
【0002】
【従来技術】従来、各種のアプリケーションソフトの固
有データは、基本的にはそのアプリケーションソフト自
身でしか扱うことができず、ここに記述されているデー
タを、別のアプリケーションで扱えるようにするために
は、アプリケーションソフト自身にその変換機能を持た
なければならなかった。
【0003】また、印刷媒体となる紙などに記録し保管
されているデータは、コンピュータを利用して電子的に
データ処理をするために、アプリケーションソフトを起
動し、紙に書かれているデータを見ながらキーボードか
らこのソフトに入力するなどの煩雑な作業をしているの
が一般的である。
【0004】これらの問題のうち、アプリケーション固
有データの流用に関しては、印刷システムを利用して別
形式の特別なファイルを生成する方式をもったシステム
として、例えばAdobe Acrobat(R)等が存在し、一形
式のファイルに統一することができる。
【0005】また紙に印刷されたり、イメージファイル
として保管されているデータは、スキャナや現在のOC
R(文字認識)ソフトを利用すれば、文字ベースのテキ
ストファイルに変換することもできる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
特定のデータ形式に統一的に変換するシステムにあって
は、一形式のファイルに統一できるという意味で、管理
が容易になったとは言えるが、この特殊なファイル形式
を読むための専用アプリケーションソフトが必要なこと
には変わりなく、バイナリデータのため人間の理解でき
ないデータ形式であり、例えば特殊なオペレーティング
システム(装置組み込み型OS等)上では参照すること
もできないなど、不完全であるというのが実態である。
【0007】また、データをエクセル(R)などの別の
集計用アプリケーションソフトに転記したり、計算式に
組み込んだりといったことが簡単にできず、資産データ
の流用性と言う意味でも問題が残っている。
【0008】一方、データベースとして一般化している
XML形式ファイルは、テキストベースであることから
インターネット(HTTPプロトコル)との相性もよ
く、また人間が見て解釈が容易な形式で書かれているこ
とから中間的なデータベースとして活用されることが多
くあり、単に参照を目的としたHTMLファイルなどよ
りも格段に流用性が高いといえる。
【0009】本発明は、各種アプリケーションに固有な
バイナリデータを、イメージ、文字、罫線を同時に扱う
ことのできる流動性と視認性の高いXML形式のデータ
に効率良く変換するデータ変換プログラム、方法、装置
及び記録媒体を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。
【0011】本発明は、データ変換プログラムであり、
コンピュータに、アプリケーション28に固有の第1形
式データを、アプリケーションの印刷機能(プリンタド
ライバ30)によりプリンタに出力するための第2形式
データに変換する第1変換ステップと、文字、罫線、図
形等の要素を含む第3形式データを使用するアプリケー
ション38に対応して記述されている生成規則記述ファ
イル34を参照して第2形式データを第3形式データに
変換する第2変換ステップとを実行させることを特徴と
する。
【0012】ここで第1変換ステップは第1形式データ
をプリンタドライバ30によりEMF形式の第2形式デ
ータに変換し、第2変換ステップはEMF形式の第2形
式データをXML形式の第3形式データに変換する。ま
た第1変換ステップで変換する第1形式データは、ワー
ド(R)形式又はエクセル(R)形式を含むバイナリデ
ータである。
【0013】このため本発明によれば、アプリケーショ
ンに対しOSが印刷機能を有すれば、それ以上の特別な
措置を必要せず、更に実際の印刷装置が接続されている
必要もなく、各種アプリケーションの異なるバイナリ形
式データをプリンタ出力のための例えばEMF形式のデ
ータに変換した後に、XML形式のデータに変換するこ
とになり、このため異なるバイナリ形式のデータを統一
的にXML形式のデータに変換できる。
【0014】また本発明では、XML形式のデータファ
イルを扱うアプリケーションソフトに対応して準備され
た生成規則の参照によりデータを内部的に解釈して変換
しており、これによってXML形式のファイルを扱う各
種のアプリケーションソフトに最適な形に変換できる。
【0015】本発明のデータ変換プログラムの別の形態
にあっては、コンピュータに、スキャナにより読取った
印刷媒体の画像又は画像ファイルから読出した画像を文
字認識(OCR)アプリケーションにより第1形式デー
タの変換した後に、アプリケーションの印刷機能により
プリンタに出力するための第2形式データに変換する第
1変換ステップと、文字、罫線、図形等の要素を含む第
3形式データを使用するアプリケーションに対応して記
述されている生成規則を参照して前記第2形式データを
第3形式データに変換する第2変換ステップとを実行さ
せることを特徴とする。
【0016】このため紙に印刷された画像や画像ファイ
ルに格納された画像であっても、文書認識アプリケーシ
ョンの印刷機能によるデータ変換を経由することで統一
的にXML形式のデータに円滑に変換でき、データの流
用性が各段に向上する。
【0017】第2変換ステップは、第3形式データに変
換した後に、変換した第3形式データを扱うアプリケー
ションを自動的に起動してデータを渡す。これにより本
発明のデータ変換機能を、XML形式のデータを扱うア
プリケーションの入力データ変換機能としてアプリケー
ションの起動条件に組込み、XML形式のアプリケーシ
ョンでありながら、各種のバイナリ形式を扱うアプリケ
ーションとして機能させることができる。
【0018】第2変換ステップは、生成規則にXML形
式の要素名と属性名の定義を記述しており、更に要素名
の定義を操作者の入力に応じてユーザにより設定変更可
能としている。このため、XML形式を扱うアプリケー
ションといえど、データ形式がXMLであるだけで、そ
れぞれ異なった要素名や属性名を扱い、アプリケーショ
ン固有の要素名であることも多いが、本発明によりXM
L形式を扱う異なるアプリケーションそれぞれに対応で
きるように、要素名や属性名を生成する規則の定義をユ
ーザが確認しながら設定することができる。
【0019】本発明は、データ変換方法を提供するもの
であって、アプリケーション固有の第1形式データを、
アプリケーションの印刷機能によりプリンタに出力する
ための第2形式データに変換する第1変換ステップと、
文字、罫線、図形等の要素を含む第3形式データ(XM
L形式データ)を使用するアプリケーションに対応して
記述されている生成規則を参照して第2形式データを第
3形式データに変換する第2変換ステップとを備えたこ
とを特徴とする。
【0020】また別形態のデータ変換方法にあっては、
スキャナにより読取った印刷媒体の画像又は画像ファイ
ルから読出した画像を文書認識アプリケーションにより
第1形式データの変換した後に、アプリケーションの印
刷機能によりプリンタに出力するための第2形式データ
に変換する第1変換ステップと、文字、罫線、図形等の
要素を含む第3形式データ(XML形式データ)を使用
するアプリケーションに対応して記述されている生成規
則を参照して第2形式データを第3形式データに変換す
る第2変換ステップとを備えたことを特徴とする。定義
をユーザが確認しながら設定することができる。
【0021】本発明は、データ変換装置を提供するもの
であって、アプリケーション固有の第1形式データを、
アプリケーションの印刷機能によりプリンタに出力する
ための第2形式データに変換する第1変換部と、文字、
罫線、図形等の要素を含む第3形式データ(XML形式
データ)を使用するアプリケーションに対応して記述さ
れている生成規則を参照して第2形式データを第3形式
データに変換する第2変換部とを備えたことを特徴とす
る。
【0022】また別形態のデータ変換装置にあっては、
スキャナにより読取った印刷媒体の画像又は画像ファイ
ルから読出した画像を文書認識アプリケーションにより
第1形式データの変換した後に、アプリケーションの印
刷機能によりプリンタに出力するための第2形式データ
に変換する第1変換部と、文字、罫線、図形等の要素を
含む第3形式データ(XML形式データ)を使用するア
プリケーションに対応して記述されている生成規則を参
照して第2形式データを第3形式データに変換する第2
変換部とを備えたことを特徴とする。
【0023】本発明は、データ変換プログラムを格納し
たコンピュータ読取可能な記録媒体を提供するものであ
り、記録媒体に格納されたプログラムは、コンピュータ
に、アプリケーション固有の第1形式データを、アプリ
ケーションの印刷機能によりプリンタに出力するための
第2形式データに変換する第1変換ステップと、文字、
罫線、図形等の要素を含む第3形式データ(XML形式
データ)を使用するアプリケーションに対応して記述さ
れている生成規則を参照して第2形式データを第3形式
データに変換する第2変換ステップとを実行させる。
【0024】また別の形態のコンピュータ読取可能な記
録媒体に格納されたプログラムにあっては、コンピュー
タに、スキャナにより読取った印刷媒体の画像又は画像
ファイルから読出した画像を文書認識アプリケーション
により第1形式データの変換した後に、アプリケーショ
ンの印刷機能によりプリンタに出力するための第2形式
データに変換する第1変換ステップと、文字、罫線、図
形等の要素を含む第3形式データ(XML形式データ)
を使用するアプリケーションに対応して記述されている
生成規則を参照して第2形式データを第3形式データに
変換する第2変換ステップとを実行させる。
【0025】尚、方法、装置及び記録媒体の詳細はデー
タ変換プログラムと基本的に同じになる。
【0026】
【発明の実施の形態】図2は本発明のデータ変換が適用
されるコンピュータの基本的な構成図である。コンピュ
ータの演算装置はCPU10で実現され、CPU10に
はバス12を介して主記憶装置14、入力装置16、出
力装置18、補助記憶装置20を接続している。
【0027】主記憶装置14は半導体記憶装置で読み書
きが可能なRAMなどのメモリである。入力装置16は
キーボード、マウス、タッチパネル、トラックボールな
どを含んでいる。出力装置18はCRT表示装置、液晶
表示装置、プラズマ表示装置、プリンタ、プロッタなど
を必要に応じて備える。
【0028】補助記憶装置20はハードディスクドライ
ブ、光磁気ディスクドライブ、半導体メモリなどを含
み、ハードディスクドライブ及び光磁気ディスクドライ
ブの記憶媒体22としては磁気ディスクと光磁気ディス
クが対応する。更に本発明の実施形態にあっては、紙に
印刷された画像を読み込んでデータ変換するためスキャ
ナ24を必要に応じて備えており、このスキャナ24は
入力装置16に含まれることになる。
【0029】本発明のデータ変換方法を実現するデータ
変換プログラムは補助記憶装置20における例えばハー
ドディスクドライブの磁気ディスクにインストールされ
ており、補助記憶装置20から読み出されて、主記憶装
置14に展開されてもCPU10によりデータ変換が実
行されることになる。
【0030】図3は、本発明のデータ変換による処理機
能の説明図である。本発明のデータ変換で変換対象とす
るデータは文書データ26であり、この文書データ26
としては、例えばコンピュータ装置のOSとしてウィン
ドウズ(R)を使用している場合には、ワード(R)形
式又はエクセル(R)形式などのデータファイルであ
る。
【0031】この文書データ26を扱う例えばワード
(R)形式の文書データ26にあっては、ワード(R)
がアプリケーション28として設けられている。またエ
クセル(R)形式の文書データ26を扱う場合にはエク
セル(R)がアプリケーション28として設けられてい
る。
【0032】このようなワード(R)又はエクセル
(R)などのアプリケーション28はアプリケーション
自体に印刷機能が連携して設けられており、アプリケー
ション28のメニュー画面で印刷のダイヤログを開いて
印刷動作を指示すると、印刷機能として設けられている
プリンタドライバ30が文書データ26をプリンタに出
力するためのデータ形式に変換して出力する。
【0033】このプリンタドライバ30が変換出力する
データファイルの形式としては、ウィンドウズ(R)を
使用している場合にはEMF形式のデータファイルに変
換される。
【0034】本発明のデータ変換はプリンタドライバ3
0に続いて設けられたデータ変換プログラム32により
行われる。データ変換プログラム32はプリンタドライ
バ30から出力された例えばEMFデータファイルを取
り込み、生成規則記述ファイル34に定義された内容に
従ってEMF形式データをXML形式データに変換し、
XMLデータファイル36を生成する。そしてXMLデ
ータファイル36の生成後に関連するXMLを扱うこと
のできるアプリケーション28を起動し、変換したXM
Lデータファイル36を引き渡す。
【0035】生成規則記述ファイル34は、XMLを扱
うアプリケーション28ごとにXML形式内の記述方法
が異なるため、各アプリケーションにマッチするよう
に、また拡張子やアプリケーションのプログラムパスを
設定できるように対応する生成規則を準備している。こ
の生成規則記述ファイル34の内容については後の説明
で明らかにする。
【0036】またデータ変換プログラム32は、プリン
タドライバ30からのEMFデータファイルをXMLデ
ータファイル36に変換する際には、次の関数を順次読
み出して処理を実行することになる。 (1)XMLファイル作成開始処理関数 (2)ページデータ解析処理関数 (3)XMLファイル作成終了処理関数 図4は、図3に示した本発明のデータ変換による基本的
な処理手順のフローチャートである。まずステップS1
でXMLファイル作成開始処理を行う。この実施形態は
ウィンドウズ(R)を使用した場合を例にとっているこ
とから、ステップS2でプリンタドライバ30によるア
プリケーション28の文書データ26を、プリンタに出
力するためのプリンタドライバ30によるEMF形式の
データファイルに変換する印刷データのEMF化を行
う。
【0037】続いてEMFデータファイルを対象にステ
ップS3でページデータ解析処理を行い、EMFデータ
ファイルに含まれている文字、罫線、イメージなどのデ
ータごとにそれぞれの対応する変換モジュールを使用し
て、XML形式へのデータ変換を行う。
【0038】続いてステップS4で作成した1ページ分
のEMFファイルを削除した後、ステップS5で全ペー
ジ終了か否かをチェックし、全ページ終了するまでステ
ップS2〜S4の終了を繰り返す。ステップS5で全ペ
ージ終了が判別されるとステップS6に進み、XMLフ
ァイル作成終了処理を行い一連のデータ変換を終わる。
【0039】図5は、図4に示した本発明のデータ変換
プログラム32によるデータ変換を起動するためのユー
ザインタフェースの一例である。図5のユーザインタフ
ェースとしては、アプリケーション28に対応したウィ
ンドウズ(R)のワード(R)文書画面のツールバーの
ファイルを開いたときに表示される印刷(P)のクリッ
クで展開された印刷用ダイアログ40を使用する。
【0040】この印刷用ダイアログ40の中に本発明に
あってはXMLアプリケーション選択用リストボックス
41を設けている。このアプリケーション選択用リスト
ボックス41には本発明のデータ変換プログラム32の
データ名として、例えば「FF99 FORMCREa
tER」が表示されており、リストボックスを開くとそ
の中にデータ変換したXMLデータファイルを扱うアプ
リケーション28が一又は複数、列挙されている。
【0041】従って、XMLアプリケーション選択用リ
ストボックス41を開いて変換したいXMLデータを取
り扱うアプリケーション名をクリックすると、本発明の
データ変換プログラム32によるデータ変換が開始さ
れ、XMLデータファイル36に変換した後にクリック
したアプリケーション28を自動的に起動して変換済み
XMLデータファイル36に関連する処理が実行され
る。
【0042】図6は、図5のXMLデータアプリケーシ
ョン選択用リストボックス41からアプリケーション名
を選択してデータ変換資料を開始した際に表示される生
成規則選択用ダイアログ42の例である。
【0043】この生成規則選択用ダイアログ42にはX
MLデータファイルを扱うアプリケーションのジョブ
名、例えば「ソフトウェア購入仕様書」と、これに対応
した生成規則の名称「WORD.rul」が示されてい
る。
【0044】もちろん生成規則選択用リストボックス4
4を開けば、それ以外のXMLデータファイルを扱うア
プリケーションに対応した生成規則の名称が列挙されて
おり、ユーザがリストボックスのリストの中から起動し
ようとするXML内のアプリケーションに対応した生成
規則を選択して設定することで、図3の生成規則記述フ
ァイル34に予め準備されているアプリケーション28
に対応した生成規則を使用したデータ変換プログラム3
2によるXMLデータファイル36への変換が行われ
る。
【0045】次に図4の基本的な処理手順のフローチャ
ートに示したステップS1のXMLファイル作成開始処
理、ステップS3のページデータ解析処理、さらにステ
ップS6のXMLファイル作成終了処理のそれぞれにつ
いて図7〜図23を参照して詳細に説明する。
【0046】図7は、図4のステップS1のXMLファ
イル作成開始処理の詳細を示したフローチャートであ
る。XMLファイル作成開始処理はステップS1で生成
規則記述ファイル34に従って「文書タイトル」プラス
「拡張子」としてXML形式の新規ファイルを作成す
る。
【0047】続いて次にステップS2で同じく生成規則
記述ファイル34に従ってXMLヘッダを作成しファイ
ルに書き込む。このステップS2で作成されるXMLヘ
ッダは例えば図8のようになる。尚、ヘッダの作成に使
用している生成規則記述ファイル34の要素名や属性名
については後の説明で明らかにする。
【0048】図9、図10は、図4のステップS3にお
けるページデータ解析処理の詳細を示したフローチャー
トである。このページデータ解析処理にあってはEMF
のデータファイルの内部解析を行い、文字、罫線、イメ
ージなどのデータごとに分配してもそれぞれの変換モジ
ュールを利用してXML形式に変換して保存する。
【0049】ページデータ解析処理は、まずステップS
1で生成規則記述ファイル34に従ってページヘッダを
作成しファイルに書き込む。次にステップS2でEMF
ファイルの1レコードを読み込む。
【0050】次にステップS3で生成規則はプログラマ
ブルか否かチェックする。これはEMFデータの文字、
罫線、イメージなどの変換規則は内部プログラムを読み
出すことも可能なため、データ資料ごとに生成規則記述
ファイル34を生成規則を終了する内部プログラムの変
換規則を設定するかユーザが設定できるようにしてい
る。
【0051】即ち、ステップS3で生成規則がプログラ
マブルでなかったときには生成規則記述ファイル34か
ら読み込んでメモリに展開する。一方、生成規則がプロ
グラマブルであった場合にはステップS5に進み、外部
プログラムを読み出し生成規則にメモリを展開する。
【0052】次にステップS6でレコードのコマンドを
分類する。ここでEMFファイルのレコードの分類とし
ては次の7つがある。 (1)フォントフェース変更レコード (2)テキストカラー変更レコード (3)ペン変更レコード (4)ペン位置変更レコード (5)文字情報 (6)罫線情報 (7)イメージ情報 このためステップS6のレコードのコマンド分類で特定
の種別が判別されると、それぞれに対応したステップS
7〜S13の処理を行う。更にレコードの種別が終了コ
マンドであった場合にはステップS14でEMFファイ
ルのクローズ処理を行う。
【0053】分類したレコードのコマンド処理として、
ステップS7はフォントフェース変更レコードについて
フォントフェース名を抽出し、生成規則に従ってその変
数をエンコードする。更にフォントサイズを設定する。
ステップS8のテキストカラー変更レコードについては
テキストカラーを抽出する。
【0054】ステップS9のペン変更レコードについて
はペンカラーを抽出する。ステップS10のペン位置変
更レコードについてはペンのX座標とペンのY座標を抽
出する。ステップS11の文字情報については文字情報
をXML形式のデータに変換してファイルに記録する。
ステップS12の罫線情報については罫線情報をXML
形式に変換してファイルの記録をする。更にステップS
13のイメージ情報についてはXML形式のイメージ情
報に変換してファイルに記録する。
【0055】このうちステップS11〜S13の文字情
報、罫線情報、イメージ情報のそれぞれのXMLファイ
ルへの変換が図11〜図21により詳細に説明する。ス
テップS14で終了コマンドへのEMFファイルのクロ
ーズ処理を行うと、図10のステップS15に進み生成
規則記述ファイル34に従ってページフッタを作成しフ
ァイルに書き込み、図4のメインルーチンにリターンす
る。
【0056】図11〜図13は、図9のステップS11
における文字情報のXMLファイル記録の処理手順のフ
ローチャートである。この文字情報XMLファイル記録
処理手順にあっては、まずステップS1〜S4にXML
形式に変換するためのEMFデータごとにその要素名や
属性名をユーザが対話的に変更できるしくみを持ってい
る。このためユーザ指定の仕組みは生成規則記述ファイ
ル34の中で行うことができる。
【0057】まずステップS1で生成規則記述ファイル
34が対話形式に記述されているか否かチェックする。
対話形式に記述されていればステップS2でメモリに展
開されている生成規則に要素名や属性名が要求されてい
るようになっているかチェックする。
【0058】生成規則がこの条件を満足する場合にはス
テップS3に進み、要素名や属性名を設定しようとする
ダイアログを表示する。このダイアログにはテキストや
座標などといった情報が表示されており、ユーザは要素
名や属性名を入力して対話的に変更することができる。
【0059】次にステップS4でユーザが入力した要素
名や属性名を保存する。このステップS1〜S4のユー
ザとの対話形式によるXML形式に変換するために使用
する要素名や属性名の設定変更の詳細は、図30〜図3
9において具体的に説明する。
【0060】次にステップS5でEMFデータの文字情
報に関する生成記憶を文字情報タグとしてメモリ上にコ
ピーする。次にステップS6で生成記憶に%POSX%
があるか否かチェックし、存在すればステップS7でE
MFレコードの開始X座標を「POSX」として抽出す
る。
【0061】次にステップS8でPosXを一旦288
00dpi論理値に変換しても生成規則「Scale」
の演算に従って変換し、文字情報タグの%POSX%の
部分に置き換えする。
【0062】同様な座標抽出の変換をステップS9〜S
11でEMFレコードの開始Y座標について行う。続い
てステップS12〜S14でEMFレコードの文字幅に
ついてのXML形式の変換を行う。
【0063】次のステップS5〜S7はEMFレコード
の高さについてのXML形式の変換である。このように
して開始X座標、開始Y座標、文字幅、文字高さについ
ての変換が成立したならば、ステップS18〜S21で
EMFレコードの文字列を抽出してXML形式へのデー
タ変換を行う。
【0064】文字列の変換が済んだならば図13に進
み、ステップS22,S23でフォントサイズの変換を
行い、ステップS24,S25でフォントの変換を行
い、更にステップS26,S27でカラー変換を行い、
このようにして生成した文字情報タグをステップS28
でXML形式に書き込み、図4のメインルーチンにリタ
ーンする。このような図11〜図13における文字情報
のXMLファイルの記録処理により、例えば図14のよ
うな文字情報のタグが作成される。
【0065】図15、図16は、図9のステップS6に
おける罫線情報のXMLファイルの記録処理手順の詳細
を示したフローチャートである。この罫線情報のXML
ファイル記録処理手順にあっては、ステップS1〜S4
で罫線情報の変換に必要な要素名や属性名をユーザが対
話的に変更できるようにしている。
【0066】続いてステップS5でユーザが変更した要
素名や属性名を含む生成規則あるいは生成規則記述ファ
イル34からの生成記憶を罫線タグ情報としてメモリ上
にコピーする。次にステップS6〜S9でEMFレコー
ドの罫線開始座標(X,Y)のそれぞれのXML形式に
変換する。
【0067】続いて図16に進みステップS10〜S1
4で罫線の幅を抽出してXML形式に変換する。即ち、
ステップS10で生成規則に%width%があり、ス
テップS11で罫線開始座標(X,Y)に対し、対角位
置にあるEMFレコードのペン位置のX座標のPenX
2を抽出し、S12で両者の差から罫線開始座標(X,
Y)との下からX軸方向の幅としてPenXを計算す
る。そしてステップS13でXML形式に変換した後、
ステップ14で初期化する。
【0068】次のステップS15〜S19にあっては、
Y座標の抽出により罫線のY軸方向となる及び高さを抽
出してXML形式に変換している。ステップS20〜S
22では罫線のタグ情報をXML形式に変換する。最終
的にステップS22で生成した罫線情報タグをXML形
式に書き込んで図9のルーチンにリターンする。この図
15、図16における罫線情報のXMLファイル記録の
処理により、例えば図17のようなXML形式の罫線情
報タグが作成される。
【0069】図18〜図20は、図9のステップS13
におけるイメージ情報のXMLファイル記録の処理手順
の詳細である。このイメージ情報のXMLファイル記録
についての処理は、ステップS1〜S5で要素名や属性
名についての対話形式によるユーザの設定を可能として
いる。
【0070】続いてステップS6〜S8で、開始X座標
のXML形式の変換を行い、ステップS9〜S11で開
始Y座標のXML形式の変換を行い、ステップS12〜
S14でイメージ情報の文字幅についてXML形式に変
換し、ステップS15〜S17でイメージ情報の高さに
ついてXML形式への変換を行う。続いてステップS1
8,S19でEMFレコードからビットマップイメージ
をメモリに展開しても生成規則に従って指定のイメージ
形式に変換する。
【0071】次に図20のステップS20で生成規則が
イメージを別ファイルに保存するように指定しているか
否かチェックする。指定していればステップS21で別
のイメージファイルに変換したXML形式のイメージフ
ァイルを保存し、このファイルパスをイメージ情報タグ
内の%imagedata%に書き込む。
【0072】ステップS20で別ファイルを指定してい
なければステップS22で変換されたイメージファイル
を生成規則「ImageType」に指定されたエンコ
ード形式でエンコードする。イメージ情報もタグ内の%
imagedata%に書き込む。最終的にステップS
23で生成したイメージ情報タグをXML形式ファイル
に書き込んで図9のルーチンにリターンする。
【0073】このような図18〜図20のイメージ情報
のXMLファイル記録の処理により、例えば図21のよ
うなイメージ情報タグが作成される。
【0074】図22は、図4のステップS6におけるX
ML作成終了処理のフローチャートである。このXML
作成終了にあってはステップS1で生成規則記述ファイ
ル34に従ってXMLフッダを作成し、XML形式ファ
イルに書き込む。
【0075】更にここで作成されるフッダとしては例え
ば図23の作成例のようなものが作成される。次にステ
ップS2でXML形式ファイルの拡張子に関連したアプ
リケーションを起動し、起動したアプリケーションにパ
ラメータとして変換の済んだXMLファイルを引き渡
す。
【0076】図24、図25は、図7〜図23に詳細に
示した本発明によるデータ変換処理で使用される生成規
則記述ファイル34の具体的な内容を一例として示して
ある。この生成規則記述ファイル34の内容はXML形
式に限らず、テキストデータ形式の一般ファイルにも起
動できるように定義可能である。
【0077】また図24、図25の例にあっては、XM
Lを扱うことのできるアプリケーション用の生成規則を
処理しているが、形式自体には対話の中に自由に記述で
き、その記述の中に「% %」で括られる余白予
約語を自由に用いられることで、そこにマッチしたXM
L形式ファイルに記録されるようになる。
【0078】この図24、図25に生成規則記述ファイ
ル34で定義されている予約語は、図26に示すような
ものがある。もちろん予約語は図26の例に限定され
る。また「% %」で括られる形式は限定されな
い。
【0079】図27は、図3における本発明のデータ変
換を行うデータ変換プログラム32の変換対象となるプ
リンタドライバ30により印刷データとして変換された
EMF形式のデータファイルの構造である。
【0080】このEMFデータファイル31は、図27
のようにヘッダ、フォントレコード、テキストカラー変
更レコード、続いて図28のペンレコード、文字情報レ
コード、罫線情報レコード、図29のイメージ情報レコ
ード、さらにその他で構成されている。
【0081】即ち、EMFデータファイル31は、ヘッ
ダなどの情報を含む各描画要素をシーケンシャルに羅列
した形式となっており、このデータを先頭から順次読む
ことで、各要素を的確に抽出し、XML形式に変換する
ことができる。
【0082】このEMFデータファイル31の各要素に
よる抽出は、図9のステップS6のレコードコマンド分
類により行われ、この分類結果に応じた各要素について
ステップS7〜S13のXML変換処理が行われること
になる。
【0083】次にXML形式のデータ変換の際に、EM
Fデータの要素名や属性名についてユーザが対話的にそ
の定義を設定変更する場合の具体例を説明する。
【0084】図30は、オリジナル文書の罫線情報をX
ML形式における入力フィールドに変換するユーザ指定
の説明図である。図30において、ワード(R)などの
オリジナル文書46には罫線情報によって矩形48が記
載され、矩形48の中には「名前」「住所」に対応して
矩形50,52が記載されている。
【0085】このようなオリジナル文書46のXML形
式への変換の際に、矩形48は変換種別として「矩形」
を指定し、これに対し矩形50,52については変換種
別として「入力フィールド」を指定することで変換によ
り、XML化されたフォームテンプレート54を変換結
果として表示できる。
【0086】このフォームテンプレート54にあって
は、矩形56はオリジナル文書46と同じであるが、そ
の中の「名前」「住所」に対応したオリジナル文書46
の矩形50,52はXML形式にあっては入力フィール
ド58,60に変換されている。
【0087】図31は、図30のオリジナル文書46に
ついてXML形式化されたフォームテンプレート54を
生成するためのユーザインタフェースとして使用される
ダイアログの具体例である。
【0088】図31(A)は最初に表示される変換指定
ダイアログ62aであり、右側の画面66に矩形48が
赤線で表示され、これについて「赤色に変更している部
分のタグ名と種別を設定して下さい。」のメッセージが
表示され、タグ名63と種別64に対応して入力及び入
力用のリストボックスが表示される。
【0089】そこでタグ名63は特にないことから入力
せず、種別64として「矩形」を選択設定する。そして
OKボタンを押すとEMFデータ「矩形」はXML形式
についても「矩形」とする変換規則がユーザ設定され
る。
【0090】続いて次の矩形50のレコードに対応した
図31(B)の変換指定ダイアログ62bが生成され
る。この場合はタグ名63「名前」を入力し種別64と
して「入力フィールド」を設定してOKボタンをクリッ
クする。これによりEMFデータの矩形50については
XML形式では入力フィールドとなる生成規則が転記さ
れる。
【0091】続いて3つ目の矩形52に対応した変換指
定ダイアログ62Cが表示される。この前にはタグ名6
3に「住所」を入力し、種別64としては同じく「入力
フィールド」を設定しOKボタンを押す。これによりE
MFデータの矩形52はXML形式で入力フィールドに
変換される生成規則が定義される。
【0092】図32は、図30のオリジナル文書46に
おける矩形48,50,52についてのEMFデータフ
ァイルの構造である。このEMFデータファイル31に
あっては、矩形48,50,52を示す連続した座標と
なっており、罫線情報であることから矩形の始点と終点
が一致している。
【0093】図33は、図30のオリジナル文書46か
らフォームテンプレート54に変換するための生成規則
記述ファイル34の内容であり、これは図31の種別6
4のリストボックスにはいって選択される「矩形」「入
力フィールド」の生成定義が行われている。
【0094】図34は、図33の生成規則記述ファイル
34を使用して図32のEMFデータファイル31から
変換されたXMLデータファイル36であり、このXM
Lデータファイル36によって図30のXML化された
フォームテンプレート54の表示をすることができる。
【0095】次に文字情報をXML形式に変換する際の
要素名、属性名・ユーザのダイアログ的な設定変更の具
体例を説明する。
【0096】図35は、ワード(R)などのオリジナル
文書46を矩形48の中に性別として男性、女性を記載
しており、男性及び女性の記載の前に白丸1文字テキス
ト67と黒丸1文字テキスト68が記載されている。
【0097】このようなオリジナル文書46のXML形
式のデータ変換についてユーザが1文字テキスト67,
68をラジオボタンに変換する生成規則を定義すること
で、その下に示すXML化されたフォームテンプレート
54上の矩形48の中に男性及び女性に対応してラジオ
ボタン70,72を設定することができる。
【0098】図36は、図35のオリジナル文書46の
1文字テキスト67,68をフォームテンプレート54
上でラジオボタン70,72とするためのユーザインタ
ーフェースとなるダイアログ表示の具体例である。
【0099】図36(A)は最初の表示される変換指定
ダイアログ62dであり、右側の文書画面66に矩形4
8が表示されその中に性別として白丸の1文字テキスト
67が表示されている。これに対応して「赤色に変更し
ている部分のタグ名と種別を設定してください」のメッ
セージが表示され、タグ名63と種別64が設けられて
いる。
【0100】そこでタグ名63には「男性」を入力し、
種別には「ラジオボタン(OFF)」を選択設定しOK
ボタンを押す。これによりEMFデータの1文字テキス
ト66はXML形式では「ラジオボタン(OFF)」に
変換される生成規則がユーザ設定により定義される。
【0101】続いて図36(B)の変換指定ダイアログ
画面62eで切り替わり、矩形48の中に1文字テキス
ト68が赤色に変更された状態で設定される。そこでタ
グ名63として「男性」を入力し、種別64としてリス
トボックスを開いて「ラジオボタン(ON)」を選択し
てOKボタンを押す。EMFデータの1文字テキスト6
8がXML形式では「ラジオボタン(ON)」に変換さ
れる生成規則がユーザ設定により定義される。
【0102】図37は、図35のオリジナル文書46か
らプリンタドライバにより変換されたEMFデータファ
イル31であり、このうち文字数が「1」であれば1文
字テキストであることがわかる。
【0103】図38は、図35のオリジナル文書46か
ら1文字テキスト67,68をラジオボタン70,72
に変換する生成規則記述スファイル34の内容である。
ダイアログ、即ち「radio1」として図36(A)
で使用する生成規則が記述され、「radioO」とし
て図36(B)で使用される生成規則が実施される。
【0104】さらに図36の種別64に対応したリスト
ボックスを開いた際に設定されている選択項目としてテ
キストラジオボタン「ON」及び「OFF」について選
択される生成規則上の属性として記述されている。
【0105】図39は、図37のEMFデータファイル
31の図38の生成規則記述ファイル34に従ってデー
タ展開したXMLデータファイル36の内容である。こ
のXMLデータファイル36に基づいて図35の変換後
のXML化されたフォームテンプレート54を表示する
ことができる。
【0106】このようなワード(R)などのオリジナル
文書46からXML形式の変換の際にユーザが罫線や1
文字テキストについて変換後の要素名や属性名を自由に
設定することで、例えばワード(R)上でアプリケーシ
ョンの操作、内容における各種の入力フィールド、ラジ
オボタン、カーソルなど単なる1文字テキストの記号や
罫線情報として作成し、予め1文字テキストや罫線情報
に対応した生成規則記述ファイルをデータ変換の際に選
択指定することができ、簡単にXML形式をもつユーザ
インターフェースとして使用するダイアログ画面や操作
画面を作成することができる。
【0107】図40は、本発明の他の実施形態の説明図
であり、この実施形態にあってはスキャナにより印刷さ
れた紙から読み取った画像あるいはイメージファイルか
ら読み取った画像についてOCR機能を使用してXML
形式に変換するデータ変換を行うようにしたことを特徴
とする。
【0108】図40において、本発明によるデータ変換
プログラム32の入力側には文書認識アプリケーション
として機能するOCR76が設けられている。OCR7
6はスキャナ24により印刷された紙74から画像を読
み取り、イメージファイル化して入力する。またイメー
ジファイル78に格納されているイメージデータを読み
込む。
【0109】スキャナ24またはイメージファイル78
からの画像データはOCR76において認識され、文
字、罫線、図形を含むにデータに変換される。このOC
Rで製図されたダイアログデータについてOCR76に
おいてプリンタ出力ための印刷指定を行う画像データか
らは、例えばウィンドウズ(R)で使用している場合に
はEMF形式のデータファイルに変換され、本発明のデ
ータ変換プログラム32に引き渡され、生成規則記述フ
ァイル34を使用してXMLデータファイル36に変換
される。
【0110】そして変換後にデータ変換プログラム32
はXMLを扱うことができるアプリケーション38を起
動し、変換したXMLデータファイル36を引き渡す。
この図40の実施形態にあってはデータ変換プログラム
32の処理はすでに説明した図3の実施例と同じであ
る。
【0111】図41は、図40の実施形態におけるOC
R機能を使用した本発明によるデータ変換プログラムに
よる処理手順のフローチャートである。この図41のフ
ローチャートは、例えば図42に示すようなOCR画面
80のツールバーの中のファイルを開くとダイアログ8
2が表示され、このダイアログ82の中にXMLアプリ
ケーション選択用リストボックス84が表示されてお
り、このリストボックスを開いて適宜の変換項目、具体
的にはXMLを扱うアプリケーションを選択することで
図41のデータ変換処理が起動する。
【0112】図41のデータ変換処理は、ステップS1
で処理対象が紙であるか否かチェックし、紙であればス
テップS2でスキャナを用いて紙に印字された内容をイ
メージファイル化する。次にステップS3でXMLファ
イル作成開始処理をを実行し、「文書タイトル」「拡張
子」として新規ファイルを作成し、更に生成規則記述フ
ァイル34に従ってXMLヘッダを作成してファイルに
格納する。
【0113】次にステップS4でOCRソフトを利用し
てイメージファイルの1ページ分をEMF化する。この
EMF化された1ページ分のイメージファイルについ
て、ステップS5でページデータ解析処理を行って文
字、罫線、図形などの処理ごとに対応する変換プログラ
ムを使用してXML形式に変換する。
【0114】続いてステップS6でXML形式に変換の
済んだ作成済みのEMFを削除し、ステップS7で全ペ
ージ終了か否かチェックし、全ページ終了するまでステ
ップS4からの処理を繰り返す。
【0115】全ページが終了するとステップS8に進み
XMLフッタをファイルに書き込んみ、対応する変換済
みXMLデータファイルを取り扱う関連のアプリケーシ
ョンを起動して処理を終了する。
【0116】尚、上記の実施形態はウインドウズ(R)
で使用しているプリンタドライバによりアプリケーショ
ンのオリジナル文書をEMFデータファイルの形式に変
換して統一した後に、本発明のデータ変換プログラムに
よりXML形式へのデータに変換する場合も例にとって
いるが、EMF形式に限定されずオリジナル文書を扱っ
ているアプリケーションで使用している任意のプリンタ
ドライバによるプリンタ出力のためのデータ形式を対象
に本発明のデータ変換を行うようにしても良いことは勿
論である。
【0117】また上記の実施形態にあっては、XML形
式データファイルへのデータ変換を例にとっているが本
発明にあっては、XML形式データファイルへの生成規
則記述ファイルを自由に定義可能なため、XML形式だ
けではなくWEBブラウザ表示可能なHTML形式やそ
の他のテキストベースのアプリケーション用のデータへ
の変換を行うことができる。
【0118】通常のHTML形式のデータファイルにあ
っては、リンクやイメージ部分があると別ファイルにな
ってしまい、簡単にデータファイルだけを他人に送るこ
とができない場合が多いが、本発明のデータ変換にあっ
ては、文字、罫線、イメージ、すべて1ファイルにまと
めることが可能なため、XML形式への変換はもちろん
のこと、HTML形式やその他のテキストデータベー
ス、アプリケーションに変換した場合にもリースや流通
性を非常に高めることができる。
【0119】更に、本発明は、その目的と利点を損なう
ことのない適宜の変形を含み、更に上記の実施形態に示
した数値による限定は受けない。
【0120】(付記) (付記1)コンピュータに、アプリケーション固有の第
1形式データを、前記アプリケーションの印刷機能によ
りプリンタに出力するための第2形式データに変換する
第1変換ステップと、文字、罫線、図形等の要素を含む
第3形式データを使用するアプリケーションに対応して
記述されている生成規則を参照して前記第2形式データ
を第3形式データに変換する第2変換ステップと、を実
行させることを特徴とするデータ変換プログラム。
(1)
【0121】(付記2)コンピュータに、スキャナによ
り読取った印刷媒体の画像又は画像ファイルから読出し
た画像を文書認識アプリケーションにより第1形式デー
タに変換した後に、アプリケーションの印刷機能により
プリンタに出力するための第2形式データに変換する第
1変換ステップと、文字、罫線、図形等の要素を含む第
3形式データを使用するアプリケーションに対応して記
述されている生成規則を参照して前記第2形式データを
第3形式データに変換する第2変換ステップと、を実行
させることを特徴とするデータ変換プログラム。(2)
【0122】(付記3)付記1又は2記載のデータ変換
プログラムに於いて、前記第1変換ステップは、第1形
式データをプリンタドライバによりEMF形式の第2形
式データに変換し、前記第2変換ステップは、前記EM
F形式の第2形式データを、XML形式の第3形式デー
タに変換することを特徴とするデータ変換プログラム。
(3)
【0123】(付記4)付記3記載のデータ変換プログ
ラムに於いて、前記第2変換ステップは、前記生成規則
にXML形式の要素名と属性名の定義を記述しており、
更に前記要素名の定義を操作者の入力に応じて設定変更
することを特徴とするデータ変換プログラム。(4)
【0124】(付記5)アプリケーション固有の第1形
式データを、前記アプリケーションの印刷機能によりプ
リンタに出力するための第2形式データに変換する第1
変換ステップと、文字、罫線、図形等の要素を含む第3
形式データを使用するアプリケーションに対応して記述
されている生成規則を参照して前記第2形式データを第
3形式データに変換する第2変換ステップと、を備えた
ことを特徴とするデータ変換方法。(5)
【0125】(付記6)スキャナにより読取った印刷媒
体の画像又は画像ファイルから読出した画像を文書認識
アプリケーションにより第1形式データに変換した後
に、アプリケーションの印刷機能によりプリンタに出力
するための第2形式データに変換する第1変換ステップ
と、文字、罫線、図形等の要素を含む第3形式データを
使用するアプリケーションに対応して記述されている生
成規則を参照して前記第2形式データを第3形式データ
に変換する第2変換ステップと、を実行させることを特
徴とするデータ変換方法。
【0126】(付記7)アプリケーション固有の第1形
式データを、前記アプリケーションの印刷機能によりプ
リンタに出力するための第2形式データに変換する第1
変換部と、文字、罫線、図形等の要素を含む第3形式デ
ータを使用するアプリケーションに対応して記述されて
いる生成規則を参照して前記第2形式データを第3形式
データに変換する第2変換部と、を備えたことを特徴と
するデータ変換装置。
【0127】(付記8)スキャナにより読取った印刷媒
体の画像又は画像ファイルから読出した画像を文書認識
アプリケーションにより第1形式データに変換した後
に、アプリケーションの印刷機能によりプリンタに出力
するための第2形式データに変換する第1変換部と、文
字、罫線、図形等の要素を含む第3形式データを使用す
るアプリケーションに対応して記述されている生成規則
を参照して前記第2形式データを第3形式データに変換
する第2変換部と、を実行させることを特徴とするデー
タ変換装置。
【0128】(付記9)コンピュータに、アプリケーシ
ョン固有の第1形式データを、前記アプリケーションの
印刷機能によりプリンタに出力するための第2形式デー
タに変換する第1変換ステップと、文字、罫線、図形等
の要素を含む第3形式データを使用するアプリケーショ
ンに対応して記述されている生成規則を参照して前記第
2形式データを第3形式データに変換する第2変換ステ
ップと、を実行させることを特徴とするデータ変換プロ
グラムを格納したコンピュータ読取可能な記録媒体。
【0129】(付記10)コンピュータに、スキャナに
より読取った印刷媒体の画像又は画像ファイルから読出
した画像を文書認識アプリケーションにより第1形式デ
ータに変換した後に、アプリケーションの印刷機能によ
りプリンタに出力するための第2形式データに変換する
第1変換ステップと、文字、罫線、図形等の要素を含む
第3形式データを使用するアプリケーションに対応して
記述されている生成規則を参照して前記第2形式データ
を第3形式データに変換する第2変換ステップと、を実
行させることを特徴とするデータ変換プログラムを格納
したコンピュータ読取可能な記録媒体。
【0130】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明によれ
ば、アプリケーション固有の形式の文字、罫線、図形な
どを含む文書や、紙に印刷された画像やイメージファイ
ルの画像など、すべての種類のドキュメントを対象にア
プリケーションがもつ印刷機能をデータ変換を経由して
XML形式のデータファイルに効率良く円滑に変換する
ことができる。
【0131】また変換されたXML形式のデータファイ
ルを扱うアプリケーションを自動起動して変換されたX
ML形式のデータファイルを必要として処理させること
で、同様のアプリケーションのドキュメントについてX
ML形式のデータファイルを扱うアプリケーションによ
って様々な分析やデータの利用が効率よくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図
【図2】本発明が適用されるコンピュータのブロック図
【図3】本発明のデータ変換による処理機能の説明図
【図4】本発明のデータ変換による基本的な処理手順の
フローチャート
【図5】本発明のデータ変換を起動するリストボックス
を備えた印刷用のユーザインタフェースの説明図
【図6】本発明のデータ変換で使用する生成規則選択用
のユーザインタフェースの説明図
【図7】図4のXMLファイル作成開始処理の詳細を示
したフローチャート
【図8】図7の処理で作成されるヘッダの説明図
【図9】図4のページデータ解析処理の詳細を示したフ
ローチャート
【図10】図9に続くフローチャート
【図11】図10の文字情報のXMLファイル記録の詳
細を示したフローチャート
【図12】図11に続くフローチャート
【図13】図12に続くフローチャート
【図14】図11〜図13の処理で作成された文字情報
タグの説明図
【図15】図10の罫線情報のXMLファイル記録の詳
細を示したフローチャート
【図16】図15に続くフローチャート
【図17】図15,12の処理で作成された罫線情報タ
グの説明図
【図18】図10のイメージ情報のXMLファイル記録
の詳細を示したフローチャート
【図19】図18に続くフローチャート
【図20】図19に続くフローチャート
【図21】図18−20の処理で作成されたイメージ情
報タグの説明図
【図22】図10のXMLファイル作成終了処理の詳細
を示したフローチャート
【図23】図22の処理で作成されたフッダの説明図
【図24】本発明で使用する生成規則記述ファイルの説
明図
【図25】図24に続く生成規則記述ファイルの説明図
【図26】生成規則記述ファイルで定義されている予約
語の説明図
【図27】プリンタドライバにより変換されたEMFフ
ァイルの構造説明図
【図28】図27に続くEMFファイルの構造説明図
【図29】図28に続くEMFファイルの構造説明図
【図30】ユーザ設定によりワード(R)上の矩形をX
MLの入力フィールドにデータ変換する説明図
【図31】図30におけるワード(R)上の矩形をXM
Lの入力フィールドに変換する生成規則定義を選択設定
するユーザインタフェースの説明図
【図32】図30のデータ変換で使用するEMFファイ
ルの構造説明図
【図33】図30の変換に使用する生成規則記述ファイ
ルの説明図
【図34】図30の変換で生成されたXMLファイルの
説明図
【図35】ユーザ設定によりワード(R)上の1文字テ
キストをXMLのラジオボタンにデータ変換する説明図
【図36】図35におけるワード(R)上の矩形をXM
Lの入力フィールドに変換する生成規則定義を選択設定
するユーザインタフェースの説明図
【図37】図35のデータ変換で使用するEMFファイ
ルの構造説明図
【図38】図35の変換に使用する生成規則記述ファイ
ルの説明図
【図39】図30の変換で生成されたXMLファイルの
説明図
【図40】OCR機能を使用した本発明のデータ変換に
よる処理機能の説明図
【図41】OCR機能を使用した本発明のデータ変換に
よる処理手順のフローチャート
【図42】図40のデータ変換を起動するリストボック
スを備えたOCR画面上で開いた印刷用のユーザインタ
フェースの説明図
【符号の説明】
10:CPU 12:バス 14:主記憶装置 16:入力装置 18:出力装置 20:補助記憶装置 22:記憶媒体 24:スキャナ 26:文書データ 28:アプリケーション 30:プリンタドライバ 31:EMFデータファイル 32:データ変換プログラム 34:生成規則記述ファイル 36:XMLデータファイル 38:XML対応アプリケーション 40:印刷用ダイアログ 41,84:XMLアプリケーション選択用リストボッ
クス 42:生成規則選択用ダイアログ 46:オリジナル文書 48,50,52:矩形 54:フォームテンプレート 56:矩形 58,60:入力フィールド 62a〜62C:変換指定ユーザインタフェース 63:タグ名 64:種別 67,68:1文字テキスト 70,72:ラジオボタン 74:印刷された紙 76:OCR(文字認識アプリケーション) 78:イメージファイル 80:OCR画面 82:OCR印刷用ダイアログ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンピュータに、 アプリケーション固有の第1形式データを、前記アプリ
    ケーションの印刷機能によりプリンタに出力するための
    第2形式データに変換する第1変換ステップと、 文字、罫線、図形等の要素を含む第3形式データを使用
    するアプリケーションに対応して記述されている生成規
    則を参照して前記第2形式データを第3形式データに変
    換する第2変換ステップと、を実行させることを特徴と
    するデータ変換プログラム。
  2. 【請求項2】コンピュータに、 スキャナにより読取った印刷媒体の画像又は画像ファイ
    ルから読出した画像を文書認識アプリケーションにより
    第1形式データに変換した後に、アプリケーションの印
    刷機能によりプリンタに出力するための第2形式データ
    に変換する第1変換ステップと、 文字、罫線、図形等の要素を含む第3形式データを使用
    するアプリケーションに対応して記述されている生成規
    則を参照して前記第2形式データを第3形式データに変
    換する第2変換ステップと、を実行させることを特徴と
    するデータ変換プログラム。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載のデータ変換プログラ
    ムに於いて、 前記第1変換ステップは、第1形式データをプリンタド
    ライバによりEMF形式の第2形式データに変換し、 前記第2変換ステップは、前記EMF形式の第2形式デ
    ータを、XML形式の第3形式データに変換することを
    特徴とするデータ変換プログラム。
  4. 【請求項4】請求項3記載のデータ変換プログラムに於
    いて、前記第2変換ステップは、前記生成規則にXML
    形式の要素名と属性名の定義を記述しており、更に前記
    要素名の定義を操作者の入力に応じて設定変更すること
    を特徴とするデータ変換プログラム。
  5. 【請求項5】アプリケーション固有の第1形式データ
    を、前記アプリケーションの印刷機能によりプリンタに
    出力するための第2形式データに変換する第1変換ステ
    ップと、 文字、罫線、図形等の要素を含む第3形式データを使用
    するアプリケーションに対応して記述されている生成規
    則を参照して前記第2形式データを第3形式データに変
    換する第2変換ステップと、を備えたことを特徴とする
    データ変換方法。
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Cited By (11)

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