JP2003109064A - 共振子を混入した媒体、媒体特性検出装置、および媒体真偽判別装置 - Google Patents
共振子を混入した媒体、媒体特性検出装置、および媒体真偽判別装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】非磁性体の共振子と磁性体の共振子とを基材に
購入することにより、セキュリティが高く、且つ安価な
共振子を混入した媒体、例えば紙幣、証券等の紙様類
や、クレジットカード、キャッシュカード等のカード類
を提供する。 【解決手段】媒体1の基材には非磁性体の共振子2と磁
性体の共振子3とが一定の比率で混入されている。この
媒体1の真偽を判別する媒体真偽判別装置10は媒体1
の搬送方向の電磁波特性と磁気特性とを検出し、これら
の特性間の関係に基づいて、真媒体であるかどうかを判
別する。このように、非磁性体の共振子2と磁性体の共
振子3とを混入することで、セキュリティを低下させる
ことなく、媒体1のコストダウンが図れる。
購入することにより、セキュリティが高く、且つ安価な
共振子を混入した媒体、例えば紙幣、証券等の紙様類
や、クレジットカード、キャッシュカード等のカード類
を提供する。 【解決手段】媒体1の基材には非磁性体の共振子2と磁
性体の共振子3とが一定の比率で混入されている。この
媒体1の真偽を判別する媒体真偽判別装置10は媒体1
の搬送方向の電磁波特性と磁気特性とを検出し、これら
の特性間の関係に基づいて、真媒体であるかどうかを判
別する。このように、非磁性体の共振子2と磁性体の共
振子3とを混入することで、セキュリティを低下させる
ことなく、媒体1のコストダウンが図れる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、紙幣、証券等の
紙様類や、クレジットカード、キャッシュカード等のカ
ード類等、に適用される共振子を混入した媒体、上記共
振子を混入した媒体の特性を検出する媒体特性検出装
置、および、上記共振子を混入した媒体の真偽を判別す
る真偽判別装置に関する。
紙様類や、クレジットカード、キャッシュカード等のカ
ード類等、に適用される共振子を混入した媒体、上記共
振子を混入した媒体の特性を検出する媒体特性検出装
置、および、上記共振子を混入した媒体の真偽を判別す
る真偽判別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、紙幣、証券等の紙様類、クレジッ
トカード、キャッシュカード等のカード類等、様々な種
類の媒体が偽造され、不正に使用されることがあった。
以下、偽造された媒体を偽造媒体と言う。
トカード、キャッシュカード等のカード類等、様々な種
類の媒体が偽造され、不正に使用されることがあった。
以下、偽造された媒体を偽造媒体と言う。
【0003】媒体を偽造する行為は、該媒体の偽造を困
難にするとともに、偽造媒体であるかどうかの判別(媒
体の真偽判別)が簡単に行えるようにすることで抑止で
きる。そこで、媒体の基材(紙やPET等の樹脂)に導
電性繊維等の共振子を混入することが提案されている。
難にするとともに、偽造媒体であるかどうかの判別(媒
体の真偽判別)が簡単に行えるようにすることで抑止で
きる。そこで、媒体の基材(紙やPET等の樹脂)に導
電性繊維等の共振子を混入することが提案されている。
【0004】公知のように、共振子は特定の周波数の電
磁波が照射されたときに電気的に共振し、共振周波数の
電磁波を再放射する性質を有している。媒体の真偽判別
は、上記特定の周波数の電磁波を媒体に照射し、該媒体
からの反射波を検出することにより行える。具体的に
は、媒体からの反射波があれば真媒体であると判別し、
反射波がなければ偽造媒体であると判別する。
磁波が照射されたときに電気的に共振し、共振周波数の
電磁波を再放射する性質を有している。媒体の真偽判別
は、上記特定の周波数の電磁波を媒体に照射し、該媒体
からの反射波を検出することにより行える。具体的に
は、媒体からの反射波があれば真媒体であると判別し、
反射波がなければ偽造媒体であると判別する。
【0005】しかし、媒体に特定の周波数の電磁波が照
射されたときに共振させるだけでは、比較的簡単に偽造
でき、セキュリティが低いという問題があった。
射されたときに共振させるだけでは、比較的簡単に偽造
でき、セキュリティが低いという問題があった。
【0006】なお、共振子の共振周波数はその長さによ
って決まる。
って決まる。
【0007】上記問題を解決し、セキュリティを向上さ
せるために、媒体(基材)に長さが異なる複数の共振子
を混入し、媒体に固有の周波数特性を持たせることが提
案されている。ここで言う周波数特性とは、媒体に対し
て照射する電磁波の周波数と、そのときの反射波の大き
さとの関係である。この方式では、媒体毎に発行時に該
媒体の周波数特性がセンタ等に登録される。真偽判定
は、媒体から測定した周波数特性とセンタ等に登録され
ている該媒体の周波数特性とを比較し、一致していれば
真媒体であると判別し、一致していなければ偽造媒体で
あると判別する。
せるために、媒体(基材)に長さが異なる複数の共振子
を混入し、媒体に固有の周波数特性を持たせることが提
案されている。ここで言う周波数特性とは、媒体に対し
て照射する電磁波の周波数と、そのときの反射波の大き
さとの関係である。この方式では、媒体毎に発行時に該
媒体の周波数特性がセンタ等に登録される。真偽判定
は、媒体から測定した周波数特性とセンタ等に登録され
ている該媒体の周波数特性とを比較し、一致していれば
真媒体であると判別し、一致していなければ偽造媒体で
あると判別する。
【0008】このように、媒体毎に固有の周波数特性を
持たせることにより、媒体の偽造が困難になり、セキュ
リティの向上が図れる。
持たせることにより、媒体の偽造が困難になり、セキュ
リティの向上が図れる。
【0009】なお、上記周波数特性をセンタではなく、
媒体に設けたICチップや磁気ストライプに登録する方
式も提案されている。
媒体に設けたICチップや磁気ストライプに登録する方
式も提案されている。
【0010】また、媒体に対して電磁波を照射しながら
該電磁波の周波数を変化させるとともに、該媒体からの
反射波を検出することで媒体の周波数特性を測定し、該
媒体の真偽を判別する装置もすでに提案されている。
該電磁波の周波数を変化させるとともに、該媒体からの
反射波を検出することで媒体の周波数特性を測定し、該
媒体の真偽を判別する装置もすでに提案されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この方
式では媒体の発行時に発行する媒体毎に周波数特性を登
録しなければならないため、媒体の発行に手間がかか
り、該媒体のコストアップという問題があった。
式では媒体の発行時に発行する媒体毎に周波数特性を登
録しなければならないため、媒体の発行に手間がかか
り、該媒体のコストアップという問題があった。
【0012】この発明の目的は、非磁性体の共振子と磁
性体の共振子とを基材に購入することにより、セキュリ
ティが高く、且つ安価な共振子を混入した媒体を提供す
ることにある。
性体の共振子とを基材に購入することにより、セキュリ
ティが高く、且つ安価な共振子を混入した媒体を提供す
ることにある。
【0013】また、この発明は上記共振子を混入した媒
体の電磁波特性および磁気特性を測定し、測定した電磁
波特性および磁気特性との関係を検出する媒体特性測定
装置を提供することを目的とする。
体の電磁波特性および磁気特性を測定し、測定した電磁
波特性および磁気特性との関係を検出する媒体特性測定
装置を提供することを目的とする。
【0014】さらに、この発明は上記共振子を混入した
媒体の電磁波特性および磁気特性を測定し、測定した電
磁波特性および磁気特性との関係に基づいて該媒体の真
偽を判別する真偽判別装置を提供することを目的とす
る。
媒体の電磁波特性および磁気特性を測定し、測定した電
磁波特性および磁気特性との関係に基づいて該媒体の真
偽を判別する真偽判別装置を提供することを目的とす
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる共振子
を混入した媒体は、上記課題を解決するために以下の構
成を備えている。
を混入した媒体は、上記課題を解決するために以下の構
成を備えている。
【0016】(1)磁性体の共振子、および非磁性体の
共振子が基材に混入されている。
共振子が基材に混入されている。
【0017】上記構成では、媒体が電磁波特性と磁気特
性とを併せ持つ。ここで言う電磁波特性とは、媒体に特
定の周波数の電磁波を照射したときに該媒体から得られ
る反射波の変化である。また、磁気特性とは媒体に近接
する位置で発生させた磁界の変化である。
性とを併せ持つ。ここで言う電磁波特性とは、媒体に特
定の周波数の電磁波を照射したときに該媒体から得られ
る反射波の変化である。また、磁気特性とは媒体に近接
する位置で発生させた磁界の変化である。
【0018】媒体の真偽判別を行うときに、媒体固有の
特性を用いないで、各媒体で共通である上記電磁波特性
と磁気特性との関係を用いることで、媒体の発行時に該
媒体固有の特性を登録する必要がなく、媒体の発行にか
かる手間が削減でき、コストダウンが図れる。
特性を用いないで、各媒体で共通である上記電磁波特性
と磁気特性との関係を用いることで、媒体の発行時に該
媒体固有の特性を登録する必要がなく、媒体の発行にか
かる手間が削減でき、コストダウンが図れる。
【0019】また、媒体の真偽を判別する時に用いる電
磁波特性と磁気特性との関係の内容については公開され
るものではないので、この関係知らない者が媒体を偽造
することは実質上不可能であり、セキュリティも高い。
磁波特性と磁気特性との関係の内容については公開され
るものではないので、この関係知らない者が媒体を偽造
することは実質上不可能であり、セキュリティも高い。
【0020】また、上記磁性体の共振子として、繊維状
磁性ステンレスまたは繊維状ニッケルを用いれば、錆び
にくく品質の劣化が抑えられる。
磁性ステンレスまたは繊維状ニッケルを用いれば、錆び
にくく品質の劣化が抑えられる。
【0021】同様に、上記非磁性体の共振子として、繊
維状非磁性ステンレス、繊維状銅、または繊維状アルミ
ニウムのいずれかを用いれば、錆びにくく品質の劣化が
抑えられる。
維状非磁性ステンレス、繊維状銅、または繊維状アルミ
ニウムのいずれかを用いれば、錆びにくく品質の劣化が
抑えられる。
【0022】(2)上記磁性体の共振子、および非磁性
体の共振子は、所定の長さである。上記構成では、上記
磁性体の共振子、および非磁性体の共振子の長さを一定
にしたので、各共振子は特定の周波数の電磁波が照射さ
れたときに共振する。
体の共振子は、所定の長さである。上記構成では、上記
磁性体の共振子、および非磁性体の共振子の長さを一定
にしたので、各共振子は特定の周波数の電磁波が照射さ
れたときに共振する。
【0023】基材の誘電率をεとすると、真空中で波長
λ0の電磁波を照射したときに共振する共振子の長さl
は、 l=λ0/(2×√ε) である。したがって、基材の誘電率εに基づいて共振子
の長さlを決定することで、特定の周波数の電磁波を照
射したときに共振させることができる。
λ0の電磁波を照射したときに共振する共振子の長さl
は、 l=λ0/(2×√ε) である。したがって、基材の誘電率εに基づいて共振子
の長さlを決定することで、特定の周波数の電磁波を照
射したときに共振させることができる。
【0024】また、この発明の媒体特性検出装置は、上
記共振子を混入した媒体が持つ、電磁波特性および磁気
特性との関係を検出するために以下の構成を備えてい
る。
記共振子を混入した媒体が持つ、電磁波特性および磁気
特性との関係を検出するために以下の構成を備えてい
る。
【0025】(1)所定の方向に搬送されている媒体に
電磁波を照射し、そのときの反射波を検出する電磁波検
出手段と、上記媒体に近接する位置に配置され、発生さ
せた磁界の変化を検出する磁界検出手段と、上記電磁波
検出手段により検出された反射波から得た上記媒体の搬
送方向の電磁波特性と上記磁界検出手段により検出され
た磁界の変化から得た上記媒体の搬送方向の磁気特性と
の関係を検出する関係検出手段と、を備えている。
電磁波を照射し、そのときの反射波を検出する電磁波検
出手段と、上記媒体に近接する位置に配置され、発生さ
せた磁界の変化を検出する磁界検出手段と、上記電磁波
検出手段により検出された反射波から得た上記媒体の搬
送方向の電磁波特性と上記磁界検出手段により検出され
た磁界の変化から得た上記媒体の搬送方向の磁気特性と
の関係を検出する関係検出手段と、を備えている。
【0026】上記構成では、媒体の搬送方向における電
磁波特性が電磁波検出手段により検出されるとともに、
媒体の搬送方向における磁気特性が磁界検出手段により
検出される。
磁波特性が電磁波検出手段により検出されるとともに、
媒体の搬送方向における磁気特性が磁界検出手段により
検出される。
【0027】電磁波検出手段で得られる媒体の搬送方向
の電磁波特性から、媒体の基材に混入されている非磁性
体の共振子および磁性体の共振子が存在する位置が検出
できる。磁界検出手段で得られる媒体の搬送方向の磁気
特性から、媒体の基材に混入されている磁性体の共振子
が存在する位置が検出できる。
の電磁波特性から、媒体の基材に混入されている非磁性
体の共振子および磁性体の共振子が存在する位置が検出
できる。磁界検出手段で得られる媒体の搬送方向の磁気
特性から、媒体の基材に混入されている磁性体の共振子
が存在する位置が検出できる。
【0028】関係検出手段は、非磁性体の共振子および
磁性体の共振子が存在する位置の関係等を検出する。
磁性体の共振子が存在する位置の関係等を検出する。
【0029】さらに、この発明の真偽判別装置は、上記
共振子を混入した媒体の真偽(偽造された媒体であるか
どうか)を判別するために、以下の構成を備えている。
共振子を混入した媒体の真偽(偽造された媒体であるか
どうか)を判別するために、以下の構成を備えている。
【0030】(1)所定の方向に搬送されている媒体に
電磁波を照射し、そのときの反射波を検出する電磁波検
出手段と、上記媒体に近接する位置に配置され、発生さ
せた磁界の変化を検出する磁界検出手段と、上記電磁波
検出手段により検出された反射波から得た上記媒体の搬
送方向の電磁波特性と上記磁界検出手段により検出され
た磁界の変化から得た上記媒体の搬送方向の磁気特性と
の関係に基づいて上記媒体の真偽を判別する真偽判別手
段と、を備えている。
電磁波を照射し、そのときの反射波を検出する電磁波検
出手段と、上記媒体に近接する位置に配置され、発生さ
せた磁界の変化を検出する磁界検出手段と、上記電磁波
検出手段により検出された反射波から得た上記媒体の搬
送方向の電磁波特性と上記磁界検出手段により検出され
た磁界の変化から得た上記媒体の搬送方向の磁気特性と
の関係に基づいて上記媒体の真偽を判別する真偽判別手
段と、を備えている。
【0031】上記構成では、媒体の搬送方向における電
磁波特性、および磁気特性との関係に基づいて、媒体の
真偽を判別する。
磁波特性、および磁気特性との関係に基づいて、媒体の
真偽を判別する。
【0032】(2)上記磁界検出手段は、差動型の磁気
ヘッドである。
ヘッドである。
【0033】上記構成では、磁界の変化検出におけるS
/N比が向上される。
/N比が向上される。
【0034】(3)上記電波検出手段は、ドップラーモ
ジュールである。
ジュールである。
【0035】上記構成では、電磁波検出手段が、スピー
ドメータ等に利用されており、一般に普及しているドッ
プラーモジュールで構成される。
ドメータ等に利用されており、一般に普及しているドッ
プラーモジュールで構成される。
【0036】(4)上記真偽判別手段は、上記電磁波検
出手段により反射波の急激な変化を検出した回数が上記
磁界検出手段により磁界の急激な変化を検出した回数よ
りも多いときに、上記媒体を真媒体であると判別する。
出手段により反射波の急激な変化を検出した回数が上記
磁界検出手段により磁界の急激な変化を検出した回数よ
りも多いときに、上記媒体を真媒体であると判別する。
【0037】この構成では、非磁性体の共振子と、磁性
体の共振子とが混在している媒体であれば真媒体である
と判別する。
体の共振子とが混在している媒体であれば真媒体である
と判別する。
【0038】(5)上記真偽判別手段は、上記磁界検出
手段により磁界の変化を検出した上記媒体の搬送方向の
位置において、上記電波検出手段により反射波の急激な
変化が検出されているとき、該媒体を真媒体であると判
別する。
手段により磁界の変化を検出した上記媒体の搬送方向の
位置において、上記電波検出手段により反射波の急激な
変化が検出されているとき、該媒体を真媒体であると判
別する。
【0039】上記構成では、磁性体の共振子が特定の周
波数の電磁波を照射したときに、共振する長さであれば
真媒体であると判定する。
波数の電磁波を照射したときに、共振する長さであれば
真媒体であると判定する。
【0040】(6)上記真偽判別手段は、上記電磁波検
出手段により反射波の急激な変化を検出した回数と上記
磁界検出手段により磁界の変化を検出した回数との比が
予め設定されている比であれば、上記媒体を真媒体であ
ると判別する手段である。
出手段により反射波の急激な変化を検出した回数と上記
磁界検出手段により磁界の変化を検出した回数との比が
予め設定されている比であれば、上記媒体を真媒体であ
ると判別する手段である。
【0041】上記構成では、非磁性体の共振子と、磁性
体の共振子とが予め設定されている比率で混入されてい
る媒体であれば真媒体であると判定する。
体の共振子とが予め設定されている比率で混入されてい
る媒体であれば真媒体であると判定する。
【0042】(7)上記磁界検出手段に磁界を発生させ
るバイアス信号として10kHz以上、50kHz以下
の交流信号を供給する。
るバイアス信号として10kHz以上、50kHz以下
の交流信号を供給する。
【0043】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態ついて
詳細に説明する。
詳細に説明する。
【0044】図1は、この発明の実施形態である媒体を
示す図である。この媒体1は、例えば紙幣や証券等の紙
様類、クレジットカード、キャッシュカード等のカード
類である。媒体1の基材には、非磁性体の共振子2と磁
性体の共振子3があらかじめ設定された比率で混入され
ている。共振子2,3は繊維状である。基材2に混入さ
れている全ての共振子2、3は同じ長さlである。これ
らの共振子2、3の長さlは該媒体1の基材の誘電率ε
に基づいて決定している。
示す図である。この媒体1は、例えば紙幣や証券等の紙
様類、クレジットカード、キャッシュカード等のカード
類である。媒体1の基材には、非磁性体の共振子2と磁
性体の共振子3があらかじめ設定された比率で混入され
ている。共振子2,3は繊維状である。基材2に混入さ
れている全ての共振子2、3は同じ長さlである。これ
らの共振子2、3の長さlは該媒体1の基材の誘電率ε
に基づいて決定している。
【0045】以下、共振子2、3の長さlについて説明
する。
する。
【0046】共振子2、3は、周知のように特定の周波
数の電磁波が照射されたときに共振子、共振周波数の電
磁波を再放出する性質を有している。共振子2、3は、
その長さがlである場合、 l=λ/2 である電磁波が照射されたときに、共振し共振周波数の
電磁波を再放出する。
数の電磁波が照射されたときに共振子、共振周波数の電
磁波を再放出する性質を有している。共振子2、3は、
その長さがlである場合、 l=λ/2 である電磁波が照射されたときに、共振し共振周波数の
電磁波を再放出する。
【0047】ここで、真空中での波長がλ0である周波
数の電磁波を照射したとき、共振子2、3を共振させる
場合を考える。電波の伝播速度は、真空中では光速cと
同じであるが、周囲環境の誘電率がε(ε>1)である
場合、c/(√ε)となる。したがって、周囲環境の誘
電率が上記εである場合、その波長λはλ=λ0/(√
ε) となる。したがって、共振子2、3はその長さl
をl=λ0/(2×(√ε)) にすることで、上記真
空中での波長がλ0となる周波数の電磁波を照射したと
きに共振させ、共振周波数の電磁波を再放出させること
ができる。
数の電磁波を照射したとき、共振子2、3を共振させる
場合を考える。電波の伝播速度は、真空中では光速cと
同じであるが、周囲環境の誘電率がε(ε>1)である
場合、c/(√ε)となる。したがって、周囲環境の誘
電率が上記εである場合、その波長λはλ=λ0/(√
ε) となる。したがって、共振子2、3はその長さl
をl=λ0/(2×(√ε)) にすることで、上記真
空中での波長がλ0となる周波数の電磁波を照射したと
きに共振させ、共振周波数の電磁波を再放出させること
ができる。
【0048】このように、共振子2、3の長さlは媒体
1の基材の誘電率εに基づいて決定している。
1の基材の誘電率εに基づいて決定している。
【0049】なお、共振子2、3が共振する電磁波の周
波数fは、f=c/λ0 である。また、紙やPET
(ポリエチレンテレフタレート)等の基材の誘電率εは
2程度である。
波数fは、f=c/λ0 である。また、紙やPET
(ポリエチレンテレフタレート)等の基材の誘電率εは
2程度である。
【0050】媒体1の基材は、原材料(例えば基材が紙
である紙様類であればパルプを溶かした粘性の原材料、
また基材がプラスチック等の樹脂であるカード類であれ
ばPET(ポリエチレンテレフタレート)等の樹脂を溶
かした粘性の原材料)に、比磁性体の共振子2、および
磁性体の共振子3を予め設定されている比率で混入し、
この原材料を十分に攪拌した後、成形したものである。
このため、共振子2、3は成形された基材2内部に存在
し、目視できないものもある。また、成形された各基材
には、非磁性体の共振子2と磁性体の共振子3とが原材
料に投入された比率で存在している。媒体1は、この基
材に印刷等を施したものである。
である紙様類であればパルプを溶かした粘性の原材料、
また基材がプラスチック等の樹脂であるカード類であれ
ばPET(ポリエチレンテレフタレート)等の樹脂を溶
かした粘性の原材料)に、比磁性体の共振子2、および
磁性体の共振子3を予め設定されている比率で混入し、
この原材料を十分に攪拌した後、成形したものである。
このため、共振子2、3は成形された基材2内部に存在
し、目視できないものもある。また、成形された各基材
には、非磁性体の共振子2と磁性体の共振子3とが原材
料に投入された比率で存在している。媒体1は、この基
材に印刷等を施したものである。
【0051】このように、この実施形態の媒体1は、非
磁性体の共振子2および磁性体の共振子3を基材に混入
したものであり、非磁性体の共振子2および磁性体の共
振子3による電磁波特性と、磁性体の共振子3による磁
気特性の両方を有する。
磁性体の共振子2および磁性体の共振子3を基材に混入
したものであり、非磁性体の共振子2および磁性体の共
振子3による電磁波特性と、磁性体の共振子3による磁
気特性の両方を有する。
【0052】上記電磁波特性は媒体1に特定の周波数の
電磁波を照射したときの媒体1からの反射波の変化であ
り、磁気特性は媒体1に近接する位置で発生させた磁界
の変化である。電磁波特性および磁気特性は、後述する
ように媒体1を所定の方向に搬送しながら測定される。
電磁波を照射したときの媒体1からの反射波の変化であ
り、磁気特性は媒体1に近接する位置で発生させた磁界
の変化である。電磁波特性および磁気特性は、後述する
ように媒体1を所定の方向に搬送しながら測定される。
【0053】また、上記電磁波特性と上記磁気特性との
間には、以下に示す〜の関係がある。 電磁波特性において反射波の変化が現れた位置の総数
は、磁気特性において磁界の変化が現れた位置の総数よ
りも多い。 磁気特性において磁界の変化が現れた位置は、電磁波
特性においても反射波の変化が現れている。 電磁波特性において反射波の変化が現れた位置の総数
と、磁気特性において磁界の変化が現れた位置の総数と
の、比率が所定の比率である。
間には、以下に示す〜の関係がある。 電磁波特性において反射波の変化が現れた位置の総数
は、磁気特性において磁界の変化が現れた位置の総数よ
りも多い。 磁気特性において磁界の変化が現れた位置は、電磁波
特性においても反射波の変化が現れている。 電磁波特性において反射波の変化が現れた位置の総数
と、磁気特性において磁界の変化が現れた位置の総数と
の、比率が所定の比率である。
【0054】上記〜の関係が全て成立する媒体1は
偽造された媒体ではなく真媒体であり、上記〜の関
係が1つでも成立しない媒体1は偽造された偽造媒体で
あると判断できる。この理由については後述する。
偽造された媒体ではなく真媒体であり、上記〜の関
係が1つでも成立しない媒体1は偽造された偽造媒体で
あると判断できる。この理由については後述する。
【0055】なお、上記〜の関係は公開されないの
で、上記〜の関係を成立させた媒体を偽造すること
は実質上不可能である。したがって、セキュリティを確
保するために、従来のように媒体毎に発行時に電磁波特
性を登録しなくてもよいので、媒体1の発行にかかるコ
ストが十分に抑えられる。
で、上記〜の関係を成立させた媒体を偽造すること
は実質上不可能である。したがって、セキュリティを確
保するために、従来のように媒体毎に発行時に電磁波特
性を登録しなくてもよいので、媒体1の発行にかかるコ
ストが十分に抑えられる。
【0056】また、上記非磁性体の共振子2として、比
較的安価で且つ錆び難い性質の繊維状非磁性ステンレ
ス、繊維状銅、または繊維状アルミニウムを用い、さら
に磁性体の共振子3として上記同様に比較的安価で且つ
錆び難い性質の繊維状磁性ステンレスまたは繊維状ニッ
ケルを用いれば、媒体1の発行にかかるコストを一層抑
えることができるとともに上記電磁波特性および上記磁
気特性の計時変化が抑えられる。
較的安価で且つ錆び難い性質の繊維状非磁性ステンレ
ス、繊維状銅、または繊維状アルミニウムを用い、さら
に磁性体の共振子3として上記同様に比較的安価で且つ
錆び難い性質の繊維状磁性ステンレスまたは繊維状ニッ
ケルを用いれば、媒体1の発行にかかるコストを一層抑
えることができるとともに上記電磁波特性および上記磁
気特性の計時変化が抑えられる。
【0057】次に、この発明の実施形態である媒体真偽
判別装置について説明する。この実施形態の媒体真偽判
別装置には、この発明の媒体特性検出装置が適用されて
いる。この実施形態の媒体真偽判別装置は上記媒体1
の、電磁波特性および磁気特性を測定し、該測定結果か
ら媒体1が真媒体であるか、偽造媒体であるかを判別す
る装置である。
判別装置について説明する。この実施形態の媒体真偽判
別装置には、この発明の媒体特性検出装置が適用されて
いる。この実施形態の媒体真偽判別装置は上記媒体1
の、電磁波特性および磁気特性を測定し、該測定結果か
ら媒体1が真媒体であるか、偽造媒体であるかを判別す
る装置である。
【0058】図2は、この発明の実施形態である媒体真
偽判別装置の機能構成を示すブロック図である。この実
施形態の媒体真偽判別装置10は、媒体搬送部16によ
り所定の方向に搬送されている媒体1について特定の周
波数の電磁波を照射し、媒体1からの反射波を検出する
電磁波検出部11と、搬送されている媒体12に近接す
る位置に配置され、磁界を発生させて該磁界の変化を検
出する磁界検出部12と、電磁波検出部11における検
出結果、磁界検出部12における検出結果、および媒体
搬送部16による媒体1の搬送位置から媒体1の搬送方
向における電磁波特性および磁気特性から、両特性の関
係を検出する関係検出部13と、関係検出部13で検出
された上記電磁波特性および磁気特性の関係から該媒体
1が真媒体であるか、偽造媒体であるかを判別する真偽
判別部14と、真偽判別部14における判別結果を出力
する判別結果出力部15と、を備えている。
偽判別装置の機能構成を示すブロック図である。この実
施形態の媒体真偽判別装置10は、媒体搬送部16によ
り所定の方向に搬送されている媒体1について特定の周
波数の電磁波を照射し、媒体1からの反射波を検出する
電磁波検出部11と、搬送されている媒体12に近接す
る位置に配置され、磁界を発生させて該磁界の変化を検
出する磁界検出部12と、電磁波検出部11における検
出結果、磁界検出部12における検出結果、および媒体
搬送部16による媒体1の搬送位置から媒体1の搬送方
向における電磁波特性および磁気特性から、両特性の関
係を検出する関係検出部13と、関係検出部13で検出
された上記電磁波特性および磁気特性の関係から該媒体
1が真媒体であるか、偽造媒体であるかを判別する真偽
判別部14と、真偽判別部14における判別結果を出力
する判別結果出力部15と、を備えている。
【0059】なお、この発明にかかる媒体特性検出装置
は、電磁波検出部11、磁界検出部12、および関係検
出部13により構成される。
は、電磁波検出部11、磁界検出部12、および関係検
出部13により構成される。
【0060】図3を参照しながら、この発明の実施形態
である媒体真偽判別装置10の具体的な構成について説
明する。図3は、この発明の実施形態である媒体真偽判
別装置の構成を示すブロック図である。21は本体の動
作を制御するCPUであり、22は動作時に発生したデ
ータやCPU21の動作プログラム等を記憶するメモリ
22である。メモリ22には、公知のEEPROMやR
AM等の記憶素子が設けられている。
である媒体真偽判別装置10の具体的な構成について説
明する。図3は、この発明の実施形態である媒体真偽判
別装置の構成を示すブロック図である。21は本体の動
作を制御するCPUであり、22は動作時に発生したデ
ータやCPU21の動作プログラム等を記憶するメモリ
22である。メモリ22には、公知のEEPROMやR
AM等の記憶素子が設けられている。
【0061】23は特定の周波数の電磁波を発生させる
電波発生器である。電波発生器23で発生された電磁波
は、サーキュレータ24によりアンテナ25に送られ
る。また、サーキュレータ24はアンテナ25で受信さ
れた電磁波を電波検出器26に送る。電波発生器23
は、ガンダイオード等の発信素子を備えている。電波発
生器23は、上記媒体1の基材に混入されている共振子
2、3が共振し、共振周波数の電磁波を再放出する周波
数の電磁波を発生させる。電波検出器26は、ショット
キーバリアダイオード等の受信素子を備えている。電波
発生器23、サーキュレータ24、アンテナ25、およ
び電波検出器26により、上記電磁波検出部11が構成
される。
電波発生器である。電波発生器23で発生された電磁波
は、サーキュレータ24によりアンテナ25に送られ
る。また、サーキュレータ24はアンテナ25で受信さ
れた電磁波を電波検出器26に送る。電波発生器23
は、ガンダイオード等の発信素子を備えている。電波発
生器23は、上記媒体1の基材に混入されている共振子
2、3が共振し、共振周波数の電磁波を再放出する周波
数の電磁波を発生させる。電波検出器26は、ショット
キーバリアダイオード等の受信素子を備えている。電波
発生器23、サーキュレータ24、アンテナ25、およ
び電波検出器26により、上記電磁波検出部11が構成
される。
【0062】なお、電波発生器23は、上記媒体1の基
材の混入されている非磁性体の共振子2および磁性体の
共振子3が共振する周波数の電磁波を発生させる。
材の混入されている非磁性体の共振子2および磁性体の
共振子3が共振する周波数の電磁波を発生させる。
【0063】27は図4に示す差動型の磁気ヘッドであ
る。28は10kHz以上、50kHz以下の高周波信
号を発生させる高周波発生器である。29は、磁気ヘッ
ド27で検出された高周波電圧の変化から磁界の変化を
取り出す磁気検出器である。高周波発生器28で発生さ
れた高周波信号はバイアス信号として磁気ヘッド27の
一次コイルに流される。磁気ヘッド27は、上記バイア
ス信号が流されたことにより磁界を発生させるととも
に、該磁界の変化を高周波電圧の変化として検出する。
この差動型の磁気ヘッド27は、10kHz以上、50
kHz以下の交流をバイアス信号として1次コイルに流
す。2次コイルは、定常時に出力がでないように差動接
続されているので、検出結果におけるS/N比が良い。
2次コイルは磁気検出器29に接続されている。磁気ヘ
ッド27、高周波発生器28、および磁気検出器29に
より、上記磁界検出部12が構成される。
る。28は10kHz以上、50kHz以下の高周波信
号を発生させる高周波発生器である。29は、磁気ヘッ
ド27で検出された高周波電圧の変化から磁界の変化を
取り出す磁気検出器である。高周波発生器28で発生さ
れた高周波信号はバイアス信号として磁気ヘッド27の
一次コイルに流される。磁気ヘッド27は、上記バイア
ス信号が流されたことにより磁界を発生させるととも
に、該磁界の変化を高周波電圧の変化として検出する。
この差動型の磁気ヘッド27は、10kHz以上、50
kHz以下の交流をバイアス信号として1次コイルに流
す。2次コイルは、定常時に出力がでないように差動接
続されているので、検出結果におけるS/N比が良い。
2次コイルは磁気検出器29に接続されている。磁気ヘ
ッド27、高周波発生器28、および磁気検出器29に
より、上記磁界検出部12が構成される。
【0064】30は、電波検出器26、および磁気検出
器29のアナログ出力をディジタルデータに変換するA
/D変換機である。31は、媒体1を搬送する搬送装置
の動作を制御する搬送制御部である。搬送制御部31
は、搬送路における媒体1の搬送速度等を制御する。C
PU21が搬送制御部31に対して媒体1の搬送速度等
を指示する。
器29のアナログ出力をディジタルデータに変換するA
/D変換機である。31は、媒体1を搬送する搬送装置
の動作を制御する搬送制御部である。搬送制御部31
は、搬送路における媒体1の搬送速度等を制御する。C
PU21が搬送制御部31に対して媒体1の搬送速度等
を指示する。
【0065】上記関係検出部13は、A/D変換器3
0、CPU21、およびメモリ22により構成される。
さらに、CPU21およびメモリ22により上記真偽判
別部14が構成される。
0、CPU21、およびメモリ22により構成される。
さらに、CPU21およびメモリ22により上記真偽判
別部14が構成される。
【0066】32は、CPU21における媒体1の真偽
判別結果を出力する判別結果出力器である。この判別結
果出力器32が上記判別結果出力部15を構成する。
判別結果を出力する判別結果出力器である。この判別結
果出力器32が上記判別結果出力部15を構成する。
【0067】また、アンテナ25と磁気ヘッド27とは
搬送装置における媒体1の搬送方向に並べて配置されて
いる。さらに、磁気ヘッド27は搬送されている媒体1
に近接する位置に配置されている。
搬送装置における媒体1の搬送方向に並べて配置されて
いる。さらに、磁気ヘッド27は搬送されている媒体1
に近接する位置に配置されている。
【0068】以下、この実施形態の媒体真偽判別装置1
0の動作について説明する。
0の動作について説明する。
【0069】真偽を判別する対象の媒体1は、搬送装置
により図3に示す搬送方向に所定の搬送速度で搬送され
る。媒体1は、図3に示す右方向に搬送される。図5は
媒体真偽判別装置の動作を示すフローチャートである。
により図3に示す搬送方向に所定の搬送速度で搬送され
る。媒体1は、図3に示す右方向に搬送される。図5は
媒体真偽判別装置の動作を示すフローチャートである。
【0070】媒体真偽判別装置10は、搬送装置により
搬送されている媒体1について搬送方向の電磁波特性、
および磁気特性を検出する(s1、s2)。
搬送されている媒体1について搬送方向の電磁波特性、
および磁気特性を検出する(s1、s2)。
【0071】s1にかかる電磁波特性の検出は、電磁波
検出部11を構成する、上記電波発生器23、サーキュ
レータ24、アンテナ25、電波検出器26により行わ
れる。電波発生器23は、上記媒体1の基材に混入され
ている非磁性体共振子2、および磁性体共振子3が共振
し共振周波数の電磁波を再放出する周波数の電磁波を発
生する。電波発生器23で発生された電磁波はサーキュ
レータ24によりアンテナ25に送られ、アンテナ25
から搬送されている媒体1に照射される。媒体1は搬送
装置により搬送されているので、電磁波の照射位置は媒
体1の搬送方向に変化する。
検出部11を構成する、上記電波発生器23、サーキュ
レータ24、アンテナ25、電波検出器26により行わ
れる。電波発生器23は、上記媒体1の基材に混入され
ている非磁性体共振子2、および磁性体共振子3が共振
し共振周波数の電磁波を再放出する周波数の電磁波を発
生する。電波発生器23で発生された電磁波はサーキュ
レータ24によりアンテナ25に送られ、アンテナ25
から搬送されている媒体1に照射される。媒体1は搬送
装置により搬送されているので、電磁波の照射位置は媒
体1の搬送方向に変化する。
【0072】ここで、媒体1が真媒体であれば、アンテ
ナ25から放出された電磁波が媒体1の基材に混入され
ているいずれかの共振子2、3に照射されたとき、該共
振子2,3が共振し共振周波数の電磁波を再放出する。
共振子2、3から再放出された電磁波は媒体1からの反
射波としてアンテナ25で受信され、サーキュレータ2
4を介して電波検出器26に入力される。電波検出器2
6は、共振子2、3の共振周波数の信号を取り出し、出
力する。
ナ25から放出された電磁波が媒体1の基材に混入され
ているいずれかの共振子2、3に照射されたとき、該共
振子2,3が共振し共振周波数の電磁波を再放出する。
共振子2、3から再放出された電磁波は媒体1からの反
射波としてアンテナ25で受信され、サーキュレータ2
4を介して電波検出器26に入力される。電波検出器2
6は、共振子2、3の共振周波数の信号を取り出し、出
力する。
【0073】図6(A)に、電波検出器26の出力信号
を示す。この図において、横軸は媒体1の搬送方向の位
置であり、縦軸は検出された反射波の大きさである。非
磁性体の共振子2が存在する位置(図6に示す,A、C
の2点)および磁性体の共振子3が存在する位置(図6
に示B点)にアンテナ25から放出された電磁波が照射
されたとき、電磁波が照射された共振子2、3が共振
し、共振周波数の電磁波を再放出するので、この出力信
号にピークが現れる。したがって、電波検出器26の出
力信号にピークが現れている位置に、非磁性体の共振子
2または磁性体の共振子3のいずれかが存在しているこ
とが判別できる。
を示す。この図において、横軸は媒体1の搬送方向の位
置であり、縦軸は検出された反射波の大きさである。非
磁性体の共振子2が存在する位置(図6に示す,A、C
の2点)および磁性体の共振子3が存在する位置(図6
に示B点)にアンテナ25から放出された電磁波が照射
されたとき、電磁波が照射された共振子2、3が共振
し、共振周波数の電磁波を再放出するので、この出力信
号にピークが現れる。したがって、電波検出器26の出
力信号にピークが現れている位置に、非磁性体の共振子
2または磁性体の共振子3のいずれかが存在しているこ
とが判別できる。
【0074】媒体真偽判別装置10は、この電波検出器
26からの出力をA/D変換器30でA/D変換したデ
ィジタルデータを媒体1の搬送方向の電磁波特性として
メモリ22に記憶する。
26からの出力をA/D変換器30でA/D変換したデ
ィジタルデータを媒体1の搬送方向の電磁波特性として
メモリ22に記憶する。
【0075】上記s2にかかる磁気特性の検出は、磁気
ヘッド27、高周波発生器28、および磁気検出器29
により行われる。磁気ヘッド27は図4に示す差動型の
磁気ヘッドであり、搬送されている媒体1に近接する位
置に配置されている。磁気ヘッド27の一次コイルには
高周波発生器28により10kHz以上、50kHz以
下の高周波信号がバイアス信号として流されている。2
次コイルは差動接続されており、その出力は磁気検出器
29に接続されている。磁気ヘッド27が発生させてい
る磁界は、磁性体の通過により変化する。磁気ヘッド2
7はこの磁界の変化を検出し、出力する。
ヘッド27、高周波発生器28、および磁気検出器29
により行われる。磁気ヘッド27は図4に示す差動型の
磁気ヘッドであり、搬送されている媒体1に近接する位
置に配置されている。磁気ヘッド27の一次コイルには
高周波発生器28により10kHz以上、50kHz以
下の高周波信号がバイアス信号として流されている。2
次コイルは差動接続されており、その出力は磁気検出器
29に接続されている。磁気ヘッド27が発生させてい
る磁界は、磁性体の通過により変化する。磁気ヘッド2
7はこの磁界の変化を検出し、出力する。
【0076】ここで、媒体1には上記のように基材に非
磁性体の共振子2と磁性体の共振子3とが混入されてい
る。磁気ヘッド27が発生させている磁界を磁性体の共
振子3が通過したとき、該磁界に変化が現れる。磁気ヘ
ッド27は、この磁界の変化を高周波電圧の変化として
検出し出力する。磁気検出器29が、磁気ヘッド27の
出力から磁界の変化信号を取り出し出力する。
磁性体の共振子2と磁性体の共振子3とが混入されてい
る。磁気ヘッド27が発生させている磁界を磁性体の共
振子3が通過したとき、該磁界に変化が現れる。磁気ヘ
ッド27は、この磁界の変化を高周波電圧の変化として
検出し出力する。磁気検出器29が、磁気ヘッド27の
出力から磁界の変化信号を取り出し出力する。
【0077】磁気検出器29から出力される磁界の変化
信号を図6(B)に示す。この図において、横軸は図6
(A)と同様に媒体1の搬送方向の位置であり、縦軸は
検出された磁界の大きさである。磁性体の共振子3が存
在する位置(図6に示す,B点)では、この磁性体の共
振子3により磁界が変化され、この出力信号にピークが
現れる。
信号を図6(B)に示す。この図において、横軸は図6
(A)と同様に媒体1の搬送方向の位置であり、縦軸は
検出された磁界の大きさである。磁性体の共振子3が存
在する位置(図6に示す,B点)では、この磁性体の共
振子3により磁界が変化され、この出力信号にピークが
現れる。
【0078】媒体真偽判別装置10は、この磁気検出器
29からの出力をA/D変換器30でA/D変換したデ
ィジタルデータを媒体1の搬送方向の磁気特性としてメ
モリ22に記憶する。
29からの出力をA/D変換器30でA/D変換したデ
ィジタルデータを媒体1の搬送方向の磁気特性としてメ
モリ22に記憶する。
【0079】媒体真偽判別装置10は、メモリ22に記
憶した電磁波特性から、非磁性体の共振子2および磁性
体の共振子3が存在する、媒体1の搬送方向の位置を検
出する(s3)。また、媒体真偽判別装置10は、メモ
リ22に記憶した磁気特性から磁性体の共振子3が存在
する、媒体1の搬送方向の位置を検出する(s4)。
憶した電磁波特性から、非磁性体の共振子2および磁性
体の共振子3が存在する、媒体1の搬送方向の位置を検
出する(s3)。また、媒体真偽判別装置10は、メモ
リ22に記憶した磁気特性から磁性体の共振子3が存在
する、媒体1の搬送方向の位置を検出する(s4)。
【0080】次に、媒体真偽判別装置10は、メモリ2
2に記憶している上記電磁波特性と、磁気特性との間
に、上記〜の関係が成立しているかどうかを判定す
る。
2に記憶している上記電磁波特性と、磁気特性との間
に、上記〜の関係が成立しているかどうかを判定す
る。
【0081】s5では、電磁波特性において反射波の
変化が現れた位置の総数が、磁気特性において磁界の変
化が現れた位置の総数よりも多いかどうかを判定する。
上記のように、媒体1には非磁性体の共振子2と磁性体
の共振子3とが混入されている。電磁波特性において反
射波の変化(ピーク)が現れている位置は、所定の長さ
l(電波発生器23で発生される周波数の電磁波に共振
する長さl)の非磁性体の共振子2または磁性体の共振
子3が存在している媒体1の搬送方向の位置である。一
方、磁気特性において磁界の変化(ピーク)が現れてい
る位置は、磁性体の共振子3が存在している媒体1の搬
送方向の位置である。
変化が現れた位置の総数が、磁気特性において磁界の変
化が現れた位置の総数よりも多いかどうかを判定する。
上記のように、媒体1には非磁性体の共振子2と磁性体
の共振子3とが混入されている。電磁波特性において反
射波の変化(ピーク)が現れている位置は、所定の長さ
l(電波発生器23で発生される周波数の電磁波に共振
する長さl)の非磁性体の共振子2または磁性体の共振
子3が存在している媒体1の搬送方向の位置である。一
方、磁気特性において磁界の変化(ピーク)が現れてい
る位置は、磁性体の共振子3が存在している媒体1の搬
送方向の位置である。
【0082】すなわち、s5では非磁性体の共振子2お
よび磁性体の共振子3が混入されている媒体であるかど
うかを判定している。
よび磁性体の共振子3が混入されている媒体であるかど
うかを判定している。
【0083】媒体1は、上記のように所定の長さlの非
磁性体の共振子2および磁性体の共振子3が混入されて
いるので、真媒体であれば上記の関係が成立する。
磁性体の共振子2および磁性体の共振子3が混入されて
いるので、真媒体であれば上記の関係が成立する。
【0084】したがって、s5では非磁性体の共振子2
が基材に混入されていない媒体や、磁性体の共振子3が
基材に混入されていない媒体等が偽造媒体として検出さ
れる。
が基材に混入されていない媒体や、磁性体の共振子3が
基材に混入されていない媒体等が偽造媒体として検出さ
れる。
【0085】なお、s5では電磁波特性または磁気特性
のいずれかにおいて、ピークが現れている位置が無いと
きも、偽造媒体であると判別する。
のいずれかにおいて、ピークが現れている位置が無いと
きも、偽造媒体であると判別する。
【0086】また、s6では、磁気特性において磁界
の変化(ピーク)が現れた搬送方向の位置が、電磁波特
性において反射波の変化が現れている位置であるかどう
かが判定される。電磁波特性に変化が現れた位置は磁性
体の共振子3が存在している媒体1の搬送方向の位置で
あり、この位置は電磁波特性においてもピークが現れる
位置である。ここで、電磁波特性にピークが現れていな
い場合、この位置に存在する磁性体の共振子3は電波発
生器23で発生された周波数の電磁波が照射されたとき
に共振しない長さである。したがって、この媒体1は偽
造媒体であると判別される。
の変化(ピーク)が現れた搬送方向の位置が、電磁波特
性において反射波の変化が現れている位置であるかどう
かが判定される。電磁波特性に変化が現れた位置は磁性
体の共振子3が存在している媒体1の搬送方向の位置で
あり、この位置は電磁波特性においてもピークが現れる
位置である。ここで、電磁波特性にピークが現れていな
い場合、この位置に存在する磁性体の共振子3は電波発
生器23で発生された周波数の電磁波が照射されたとき
に共振しない長さである。したがって、この媒体1は偽
造媒体であると判別される。
【0087】さらに、s7では電磁波特性において反
射波の変化が現れた位置の総数と、磁気特性において磁
界の変化が現れた位置の総数との、比率が所定の比率で
あるかどうかを判定する。上記のように、媒体1の基材
には非磁性体の共振子2と磁性体の共振子3とが予め設
定されている比率で基材に混入されているので、電磁波
特性において反射波の変化が現れる位置の総数と、磁気
特性において磁界の変化が現れる位置の総数との比率が
一定である。例えば、基材に混入されている非磁性体の
共振子2と磁性体の共振子3との比率が、2対1であれ
ば、電磁波特性において反射波の変化が現れている位置
の総数と、磁気特性において磁界の変化が現れている位
置の総数との、比率(上記所定の比率)は3対1であ
る。したがって、電磁波特性において反射波の変化が現
れた位置の総数と、磁気特性において磁界の変化が現れ
た位置の総数との、比率が所定の比率でない媒体は偽造
媒体である。
射波の変化が現れた位置の総数と、磁気特性において磁
界の変化が現れた位置の総数との、比率が所定の比率で
あるかどうかを判定する。上記のように、媒体1の基材
には非磁性体の共振子2と磁性体の共振子3とが予め設
定されている比率で基材に混入されているので、電磁波
特性において反射波の変化が現れる位置の総数と、磁気
特性において磁界の変化が現れる位置の総数との比率が
一定である。例えば、基材に混入されている非磁性体の
共振子2と磁性体の共振子3との比率が、2対1であれ
ば、電磁波特性において反射波の変化が現れている位置
の総数と、磁気特性において磁界の変化が現れている位
置の総数との、比率(上記所定の比率)は3対1であ
る。したがって、電磁波特性において反射波の変化が現
れた位置の総数と、磁気特性において磁界の変化が現れ
た位置の総数との、比率が所定の比率でない媒体は偽造
媒体である。
【0088】上記s5、s6、s7では、各媒体1にお
ける共通の特性に基づいて真偽を判定しているので、従
来のように媒体1毎に発行時に該媒体1の固有の特性を
登録する必要が無い。したがって、媒体1の発行にかか
る手間が削減でき、媒体1のコストダウンが図れる。
ける共通の特性に基づいて真偽を判定しているので、従
来のように媒体1毎に発行時に該媒体1の固有の特性を
登録する必要が無い。したがって、媒体1の発行にかか
る手間が削減でき、媒体1のコストダウンが図れる。
【0089】上記媒体真偽判別装置10は、上記s5〜
s7で上記〜の条件を全て満足している場合に真媒
体であると判別する(s8)。反対に、上記〜の条
件を1つでも満足していなければ、偽造媒体であると判
別する(s9)。媒体判別装置10は、判別結果出力器
32において判別結果を出力し(s10)、本処理を終
了する。判別結果出力器32は、真偽を判別した媒体1
が偽造媒体であるかどうかを表示する構成であっても良
いし、また偽造媒体であると判別したときに音声で警告
する構成であっても良い。
s7で上記〜の条件を全て満足している場合に真媒
体であると判別する(s8)。反対に、上記〜の条
件を1つでも満足していなければ、偽造媒体であると判
別する(s9)。媒体判別装置10は、判別結果出力器
32において判別結果を出力し(s10)、本処理を終
了する。判別結果出力器32は、真偽を判別した媒体1
が偽造媒体であるかどうかを表示する構成であっても良
いし、また偽造媒体であると判別したときに音声で警告
する構成であっても良い。
【0090】このように、この実施形態の媒体真偽判別
装置10は、非磁性体の共振子2と磁性体の共振子3と
が基材に混入されている上記媒体1の真偽を適正に判別
することができる。
装置10は、非磁性体の共振子2と磁性体の共振子3と
が基材に混入されている上記媒体1の真偽を適正に判別
することができる。
【0091】また、上記実施形態では、電磁波検出部1
1を電波発生器23、サーキュレータ24、アンテナ2
5、および電波検出器26で構成したが、この構成をガ
ンダイオードなどの発信素子とショットキーバリアダイ
オードなどの受信素子を併せ持ち、スピードメータを主
な用途する周知のドップラーモジュールに置き換えても
良い。このドップラーモジュールは、一般に普及してい
る。これにより、装置本体の組立にかかる手間が削減さ
れ、媒体真偽判別装置10のコストダウンという効果を
奏する。
1を電波発生器23、サーキュレータ24、アンテナ2
5、および電波検出器26で構成したが、この構成をガ
ンダイオードなどの発信素子とショットキーバリアダイ
オードなどの受信素子を併せ持ち、スピードメータを主
な用途する周知のドップラーモジュールに置き換えても
良い。このドップラーモジュールは、一般に普及してい
る。これにより、装置本体の組立にかかる手間が削減さ
れ、媒体真偽判別装置10のコストダウンという効果を
奏する。
【0092】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、非磁
性体の共振子と磁性体の共振子とを混入したので、セキ
ュリティを低下させることなく、媒体のコストダウンが
図れる。
性体の共振子と磁性体の共振子とを混入したので、セキ
ュリティを低下させることなく、媒体のコストダウンが
図れる。
【0093】また、この発明の媒体特性検出装置は、上
記媒体の持つ電磁波特性および磁気特性の関係を検出す
ることができる。
記媒体の持つ電磁波特性および磁気特性の関係を検出す
ることができる。
【0094】さらに、この発明の媒体真偽判別装置によ
れば、上記媒体の真偽を適正に判別することができる。
れば、上記媒体の真偽を適正に判別することができる。
【図1】この発明の実施形態である媒体を示す図であ
る。
る。
【図2】この発明の実施形態である真偽判別装置の機能
構成を示す図である。
構成を示す図である。
【図3】この発明の実施形態である真偽判別装置の構成
を示す図である。
を示す図である。
【図4】差動型の磁気ヘッドを示す図である。
【図5】この発明の実施形態である真偽判別装置の動作
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図6】この発明の実施形態である媒体の電磁波特性お
よび磁気特性を示す図である。
よび磁気特性を示す図である。
1−媒体
2−非磁性体の共振子
3−磁性体の共振子
10−媒体真偽判別装置
11−電磁波検出部
12−磁界検出部
13−媒体特性検出部
14−真偽判別部
15−判別結果出力部
16−媒体搬送部
21−CPU
22−メモリ
23−電波発生器
24−サーキュレータ
25−アンテナ
26−電波検出器
27−磁気ヘッド
28−高周波発生器
29−磁気検出器
30−A/D変換器
31−搬送制御部
32−判別結果出力器
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 永島 孝作
東京都板橋区本町23番23号 リンテック株
式会社内
(72)発明者 岩方 裕一
東京都板橋区本町23番23号 リンテック株
式会社内
Fターム(参考) 2C005 HA02 HB09 HB10 JB23
3E041 AA03 BA07 BB07 BC06 CA06
EA02
5B035 AA15 BA03 BB02 BB09 BC00
CA01
Claims (14)
- 【請求項1】 磁性体の共振子、および非磁性体の共振
子が基材に混入されている共振子を混入した媒体。 - 【請求項2】 上記磁性体の共振子は、繊維状磁性ステ
ンレスまたは繊維状ニッケルである請求項1に記載の共
振子を混入した媒体。 - 【請求項3】 上記非磁性体の共振子は、繊維状非磁性
ステンレス、繊維状銅、または繊維状アルミニウムのい
ずれかである請求項1または2に記載の共振子を混入し
た媒体。 - 【請求項4】 上記磁性体の共振子、および非磁性体の
共振子は、所定の長さである請求項1〜3のいずれかに
記載の共振子を混入した媒体。 - 【請求項5】 上記所定の長さは、上記基材の誘電率に
基づいて決定された長さである請求項4に記載の共振子
を混入した媒体。 - 【請求項6】 所定の方向に搬送されている媒体に電磁
波を照射し、そのときの反射波を検出する電磁波検出手
段と、 上記媒体に近接する位置に配置され、発生させた磁界の
変化を検出する磁界検出手段と、 上記電磁波検出手段により検出された反射波から得た上
記媒体の搬送方向の電磁波特性と上記磁界検出手段によ
り検出された磁界の変化から得た上記媒体の搬送方向の
磁気特性との関係を検出する関係検出手段と、を備えた
媒体特性検出装置。 - 【請求項7】 上記媒体の基材には、磁性体の共振子、
および非磁性体の共振子が混入されている請求項6に記
載の媒体特性検出装置。 - 【請求項8】 所定の方向に搬送されている媒体に電磁
波を照射し、そのときの反射波を検出する電磁波検出手
段と、 上記媒体に近接する位置に配置され、発生させた磁界の
変化を検出する磁界検出手段と、 上記電磁波検出手段により検出された反射波から得た上
記媒体の搬送方向の電磁波特性と上記磁界検出手段によ
り検出された磁界の変化から得た上記媒体の搬送方向の
磁気特性との関係に基づいて上記媒体の真偽を判別する
真偽判別手段と、を備えた真偽判別装置。 - 【請求項9】 上記磁界検出手段は、差動型の磁気ヘッ
ドである請求項8に記載の真偽判別装置。 - 【請求項10】 上記電波検出手段は、ドップラーモジ
ュールである請求項8または9に記載の真偽判別装置。 - 【請求項11】 上記真偽判別手段は、上記電磁波検出
手段により反射波の変化を検出した回数が上記磁界検出
手段により磁界の変化を検出した回数よりも多いとき
に、上記媒体を真媒体であると判別する請求項8〜10
のいずれかに記載の真偽判別装置。 - 【請求項12】 上記真偽判別手段は、上記磁界検出手
段により磁界の変化を検出した上記媒体の搬送方向の位
置において、上記電波検出手段により反射波の変化が検
出されているとき、該媒体を真媒体であると判別する請
求項8〜11のいずれかに記載の真偽判別装置。 - 【請求項13】 上記真偽判別手段は、上記電磁波検出
手段により反射波の変化を検出した回数と上記磁界検出
手段により磁界の変化を検出した回数との比が予め設定
されている比であれば、上記媒体を真媒体であると判別
する手段である請求項8〜12のいずれかに記載の真偽
判別装置。 - 【請求項14】 上記磁界検出手段に磁界を発生させる
バイアス信号として10kHz以上、50kHz以下の
交流信号を供給する請求項8〜13のいずれかに記載の
真偽判別装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001306344A JP2003109064A (ja) | 2001-10-02 | 2001-10-02 | 共振子を混入した媒体、媒体特性検出装置、および媒体真偽判別装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001306344A JP2003109064A (ja) | 2001-10-02 | 2001-10-02 | 共振子を混入した媒体、媒体特性検出装置、および媒体真偽判別装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003109064A true JP2003109064A (ja) | 2003-04-11 |
Family
ID=19125996
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001306344A Pending JP2003109064A (ja) | 2001-10-02 | 2001-10-02 | 共振子を混入した媒体、媒体特性検出装置、および媒体真偽判別装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003109064A (ja) |
-
2001
- 2001-10-02 JP JP2001306344A patent/JP2003109064A/ja active Pending
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