JP2003109404A - 反射鏡付き高圧水銀ランプおよび画像投影装置 - Google Patents
反射鏡付き高圧水銀ランプおよび画像投影装置Info
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- JP2003109404A JP2003109404A JP2001303036A JP2001303036A JP2003109404A JP 2003109404 A JP2003109404 A JP 2003109404A JP 2001303036 A JP2001303036 A JP 2001303036A JP 2001303036 A JP2001303036 A JP 2001303036A JP 2003109404 A JP2003109404 A JP 2003109404A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 画面への投射光を増加させることができ、寿
命の長い反射鏡付き高圧水銀ランプを提供する。 【解決手段】 発光部100の両端から延在した第1お
よび第2の封止部(101a、1101b)とを有する
ダブルエンド型の高圧水銀ランプ1150と、反射鏡3
00とから構成された反射鏡付き高圧水銀ランプ100
0である。反射鏡300は、出射方向側に設けられた広
開口部と、高圧水銀ランプ150を固定するための狭開
口部とを備えており、高圧水銀ランプの第1の封止部1
01aは、反射鏡300の狭開口部付近にて固定され、
高圧水銀ランプの第2の封止部1101bは、反射鏡3
00の広開口部側に配置されている。第2の封止部11
01bは、発光部100側の外径よりも端部側の外径の
方が小さい形状を有する。
命の長い反射鏡付き高圧水銀ランプを提供する。 【解決手段】 発光部100の両端から延在した第1お
よび第2の封止部(101a、1101b)とを有する
ダブルエンド型の高圧水銀ランプ1150と、反射鏡3
00とから構成された反射鏡付き高圧水銀ランプ100
0である。反射鏡300は、出射方向側に設けられた広
開口部と、高圧水銀ランプ150を固定するための狭開
口部とを備えており、高圧水銀ランプの第1の封止部1
01aは、反射鏡300の狭開口部付近にて固定され、
高圧水銀ランプの第2の封止部1101bは、反射鏡3
00の広開口部側に配置されている。第2の封止部11
01bは、発光部100側の外径よりも端部側の外径の
方が小さい形状を有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、反射鏡付き高圧水
銀ランプおよび画像投影装置に関する。
銀ランプおよび画像投影装置に関する。
【0002】
【従来の技術】文字、図形などの画像を拡大投影し表示
する手段として、液晶プロジェクタ装置などが知られて
いる。このような画像投影装置は、所定の光出力が必要
であるため、光源としては輝度の高い高圧水銀ランプ
が、一般に、広く使用されている。この種のランプは、
反射鏡と組み合わされて使用されるのが一般的である。
する手段として、液晶プロジェクタ装置などが知られて
いる。このような画像投影装置は、所定の光出力が必要
であるため、光源としては輝度の高い高圧水銀ランプ
が、一般に、広く使用されている。この種のランプは、
反射鏡と組み合わされて使用されるのが一般的である。
【0003】図10は、従来の高圧水銀ランプ150の
断面構成を模式的に示している。図10に示した高圧水
銀ランプ150は、石英ガラスからなる略球状の発光部
100と、発光部100から延在する封止部101aお
よび101bである。封止部101a、101bは、お
およそ円状の断面を有し、その外径は、いずれの封止部
(101a、101b)とも、それら封止部全域におい
て、おおよそ同じ外径を有する。
断面構成を模式的に示している。図10に示した高圧水
銀ランプ150は、石英ガラスからなる略球状の発光部
100と、発光部100から延在する封止部101aお
よび101bである。封止部101a、101bは、お
およそ円状の断面を有し、その外径は、いずれの封止部
(101a、101b)とも、それら封止部全域におい
て、おおよそ同じ外径を有する。
【0004】発光部100内には、放電空間があり、そ
こにタングステン製の電極102が対向して配置されて
いる。電極102は、モリブデン箔103の一端に溶接
により接続されており、そして、モリブデン箔103の
他端には、モリブデン製の外部導入リード線104が溶
接により接続されている。その一端が発光部100内に
突出する電極102と、モリブデン箔103と、外部導
入リード線104とは、電極組立体105を構成してお
り、封止部101aおよび101bに気密に封着されて
いる。電極102は、タングステン製の電極棒と、発光
部100内に突出する端部付近に、電極棒に巻かれたタ
ングステン製のコイル(不図示)とから構成されてい
る。また、発光部100内には、図には示していない
が、水銀と、少量の希ガス、および、場合によって少量
のハロゲンが封入される。
こにタングステン製の電極102が対向して配置されて
いる。電極102は、モリブデン箔103の一端に溶接
により接続されており、そして、モリブデン箔103の
他端には、モリブデン製の外部導入リード線104が溶
接により接続されている。その一端が発光部100内に
突出する電極102と、モリブデン箔103と、外部導
入リード線104とは、電極組立体105を構成してお
り、封止部101aおよび101bに気密に封着されて
いる。電極102は、タングステン製の電極棒と、発光
部100内に突出する端部付近に、電極棒に巻かれたタ
ングステン製のコイル(不図示)とから構成されてい
る。また、発光部100内には、図には示していない
が、水銀と、少量の希ガス、および、場合によって少量
のハロゲンが封入される。
【0005】図10に示した従来の高圧水銀ランプ15
0の主要な部分の寸法を例示すると次のようである。例
えば、発光部100の最大外径は約9mm、発光部10
0の最大内径は約5mm、発光部100の内容積はおお
よそ0.05cc、封止部101aおよび101bの長
さは(図10中の記号Lで示す)約25mm、封止部1
01の外径Dは、加工前のガラス管の外径約6mmより
も、やや小さい約5.8mmである。電極102の間の
間隔(電極間距離)dはおおよそ1mm以下である。こ
の寸法を有するような従来の高圧水銀ランプ150は、
ランプ電力80Wから150Wで、かつ、動作中の水銀
蒸気圧がおおよそ180気圧から200気圧以上となる
ような水銀の量を発光部100内に封入して、点灯され
(管負荷は100W/cm2以上に相当する)、1Wあ
たり60lmから65lmの光を発する。
0の主要な部分の寸法を例示すると次のようである。例
えば、発光部100の最大外径は約9mm、発光部10
0の最大内径は約5mm、発光部100の内容積はおお
よそ0.05cc、封止部101aおよび101bの長
さは(図10中の記号Lで示す)約25mm、封止部1
01の外径Dは、加工前のガラス管の外径約6mmより
も、やや小さい約5.8mmである。電極102の間の
間隔(電極間距離)dはおおよそ1mm以下である。こ
の寸法を有するような従来の高圧水銀ランプ150は、
ランプ電力80Wから150Wで、かつ、動作中の水銀
蒸気圧がおおよそ180気圧から200気圧以上となる
ような水銀の量を発光部100内に封入して、点灯され
(管負荷は100W/cm2以上に相当する)、1Wあ
たり60lmから65lmの光を発する。
【0006】図11は、図10に示した従来の高圧水銀
ランプ150を使用した、従来の反射鏡付き高圧水銀ラ
ンプ2000の断面構成を模式的に示している。
ランプ150を使用した、従来の反射鏡付き高圧水銀ラ
ンプ2000の断面構成を模式的に示している。
【0007】反射鏡付き高圧水銀ランプ2000は、高
圧水銀ランプ150と、反射鏡200とから構成されて
いる。反射鏡200は、内面の一部が放物面体で構成さ
れた耐熱性ガラスからなり、反射鏡200の一部には、
金属線204を通すための小さな穴203が設けられて
おり、反射鏡200の外面には、ステンレス製の金具2
02が取り付けられている。この金具202には、反射
鏡に200を貫通する小さな穴203を通って、一端が
ランプ150の外部リード線に電気的に接続された導電
性の金属線204が電気的に接続されている。
圧水銀ランプ150と、反射鏡200とから構成されて
いる。反射鏡200は、内面の一部が放物面体で構成さ
れた耐熱性ガラスからなり、反射鏡200の一部には、
金属線204を通すための小さな穴203が設けられて
おり、反射鏡200の外面には、ステンレス製の金具2
02が取り付けられている。この金具202には、反射
鏡に200を貫通する小さな穴203を通って、一端が
ランプ150の外部リード線に電気的に接続された導電
性の金属線204が電気的に接続されている。
【0008】ランプ150は、図11に示すように、反
射鏡200に固定されている。すなわち、ランプ150
が発する光のうちできるだけその多くが、反射鏡200
の仮想の回転軸(光軸とも呼ぶ)300に平行な光とな
って開口部から出射されるように、ランプ150は、反
射鏡200に固定されており、より具体的に述べると、
反射鏡200のネック部206に、ランプ150の第1
の封止部101aを挿入し、耐熱性のセメント205に
よって、ネック部206に封止部101aを固定する形
で、ランプ150は反射鏡200に固定されている。反
射鏡200の具体的寸法を例示すると、開口部の径Dm
は、例えば、約45mmである。
射鏡200に固定されている。すなわち、ランプ150
が発する光のうちできるだけその多くが、反射鏡200
の仮想の回転軸(光軸とも呼ぶ)300に平行な光とな
って開口部から出射されるように、ランプ150は、反
射鏡200に固定されており、より具体的に述べると、
反射鏡200のネック部206に、ランプ150の第1
の封止部101aを挿入し、耐熱性のセメント205に
よって、ネック部206に封止部101aを固定する形
で、ランプ150は反射鏡200に固定されている。反
射鏡200の具体的寸法を例示すると、開口部の径Dm
は、例えば、約45mmである。
【0009】最近のプロジェクタに対しては、手軽に持
ち運びができるようという要望が強くなってきており、
そのために、ノート型のパーソナルコンピュータのよう
に、サイズがA5サイズやB5サイズに近い小型で、か
つ薄いプロジェクタの開発・商品化が望まれている。そ
のような状況の中、反射鏡付き高圧水銀ランプに対して
は、開口部の径が45mmよりも小さい、より小型の反
射鏡を使用するようになってきた。それに加えて、反射
鏡のタイプも、平行光を出射する放物面鏡タイプから、
出射光がある一点(焦点)に収束する短焦点距離を有す
る楕円面鏡タイプのものが使用されるようになってきて
いる。これは、プロジェクタ内の光路長が短くなって結
果的にプロジェクタの小型化に、より寄与できるという
理由によるものである。
ち運びができるようという要望が強くなってきており、
そのために、ノート型のパーソナルコンピュータのよう
に、サイズがA5サイズやB5サイズに近い小型で、か
つ薄いプロジェクタの開発・商品化が望まれている。そ
のような状況の中、反射鏡付き高圧水銀ランプに対して
は、開口部の径が45mmよりも小さい、より小型の反
射鏡を使用するようになってきた。それに加えて、反射
鏡のタイプも、平行光を出射する放物面鏡タイプから、
出射光がある一点(焦点)に収束する短焦点距離を有す
る楕円面鏡タイプのものが使用されるようになってきて
いる。これは、プロジェクタ内の光路長が短くなって結
果的にプロジェクタの小型化に、より寄与できるという
理由によるものである。
【0010】図12は、楕円面鏡タイプの反射鏡300
と従来の高圧水銀ランプ150とを組み合わせた反射鏡
付き高圧水銀ランプ3000の断面構成を模式的に示し
ている。反射鏡300は、内面の一部が楕円面体で構成
された耐熱性ガラスからなる反射鏡である。図11に示
した構成と同様に、反射鏡300の外面には、ステンレ
ス製の金具302が取り付けられている。そして、この
金具302には、一端がランプ150の外部リード線に
電気的に接続された導電性の金属線204が電気的に接
続されている。また、ランプ150が発する光のうちで
きるだけその多くが反射鏡300の焦点に集まるよう
に、ランプ150は、図12に示すように、反射鏡30
0に固定されている。すなわち、反射鏡300のネック
部306に、ランプ150の第1の封止部101aを挿
入し、耐熱性のセメント205によって、ネック部30
6に封止部101aを固定する形で、ランプ150は反
射鏡300に固定されている。反射鏡300の主要な寸
法を示すと、開口部の径Dm’は約35mmであり、焦
点距離は約24mmである。
と従来の高圧水銀ランプ150とを組み合わせた反射鏡
付き高圧水銀ランプ3000の断面構成を模式的に示し
ている。反射鏡300は、内面の一部が楕円面体で構成
された耐熱性ガラスからなる反射鏡である。図11に示
した構成と同様に、反射鏡300の外面には、ステンレ
ス製の金具302が取り付けられている。そして、この
金具302には、一端がランプ150の外部リード線に
電気的に接続された導電性の金属線204が電気的に接
続されている。また、ランプ150が発する光のうちで
きるだけその多くが反射鏡300の焦点に集まるよう
に、ランプ150は、図12に示すように、反射鏡30
0に固定されている。すなわち、反射鏡300のネック
部306に、ランプ150の第1の封止部101aを挿
入し、耐熱性のセメント205によって、ネック部30
6に封止部101aを固定する形で、ランプ150は反
射鏡300に固定されている。反射鏡300の主要な寸
法を示すと、開口部の径Dm’は約35mmであり、焦
点距離は約24mmである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
反射鏡付き高圧放電ランプ3000には次のような問題
が発生し得る。図12を参照しながらさらに説明を続け
る。短焦点距離で、かつ開口部径が40mmよりも小さ
な楕円面タイプの反射鏡300に、従来の高圧放電ラン
プ150を組み合わせた反射鏡付き高圧放電ランプ30
00においては、図12中の矢印の線30で示すよう
に、反射鏡300で反射されて焦点F2に向かうランプ
150からの光の一部が、第2の封止部101bの先端
部付近の一部で反射されて焦点F2に収束せず、結果的
に、プロジェクタが映し出す拡大画面の明るさが低下す
るという問題が発生する。
反射鏡付き高圧放電ランプ3000には次のような問題
が発生し得る。図12を参照しながらさらに説明を続け
る。短焦点距離で、かつ開口部径が40mmよりも小さ
な楕円面タイプの反射鏡300に、従来の高圧放電ラン
プ150を組み合わせた反射鏡付き高圧放電ランプ30
00においては、図12中の矢印の線30で示すよう
に、反射鏡300で反射されて焦点F2に向かうランプ
150からの光の一部が、第2の封止部101bの先端
部付近の一部で反射されて焦点F2に収束せず、結果的
に、プロジェクタが映し出す拡大画面の明るさが低下す
るという問題が発生する。
【0012】さらに、第2の封止部101bの先端部付
近に光があたることで、その部位の温度が上昇するとい
う問題も生じる。第2の封止部101bの先端部付近に
光があたると、その付近に位置するのモリブデン箔10
3と外部リード線104の溶接部の温度が上昇し、酸化
の進行を速め、結果としてランプ150の寿命が短くな
ってしまうことになる。
近に光があたることで、その部位の温度が上昇するとい
う問題も生じる。第2の封止部101bの先端部付近に
光があたると、その付近に位置するのモリブデン箔10
3と外部リード線104の溶接部の温度が上昇し、酸化
の進行を速め、結果としてランプ150の寿命が短くな
ってしまうことになる。
【0013】また、封止部101bの先端部付近の一部
で光が反射されるのを防ぐために、封止部101bの長
さを短くすると、モリブデン箔103と外部リード線1
04の溶接部が、結果として、熱源である発光部100
に近くなる。すると、モリブデン箔103と外部リード
線104の溶接部の温度はますます上昇し、寿命が極端
に短くなるという新たな問題も発生する。
で光が反射されるのを防ぐために、封止部101bの長
さを短くすると、モリブデン箔103と外部リード線1
04の溶接部が、結果として、熱源である発光部100
に近くなる。すると、モリブデン箔103と外部リード
線104の溶接部の温度はますます上昇し、寿命が極端
に短くなるという新たな問題も発生する。
【0014】本発明はかかる諸点に鑑みてなされたもの
であり、その主な目的は、画面への投射光を増加させる
ことができ、寿命の長い反射鏡付き高圧水銀ランプを提
供することにある。
であり、その主な目的は、画面への投射光を増加させる
ことができ、寿命の長い反射鏡付き高圧水銀ランプを提
供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明による反射鏡付き
高圧水銀ランプは、内部に発光物質が封入される発光部
と、前記発光部の両端から延在した第1および第2の封
止部とを有するダブルエンド型の高圧水銀ランプと、前
記高圧水銀ランプから発せられる光を反射する反射鏡と
から構成された反射鏡付き高圧水銀ランプであって、前
記反射鏡は、出射方向側に設けられた広開口部と、前記
高圧水銀ランプを固定するための狭開口部とを備えてお
り、前記高圧水銀ランプの第1の封止部は、前記反射鏡
の前記狭開口部付近にて固定され、前記高圧水銀ランプ
の第2の封止部は、前記反射鏡の前記広開口部側に配置
され、前記第2の封止部は、前記発光部側の外径よりも
端部側の外径の方が小さい形状を有することを特徴とす
る。
高圧水銀ランプは、内部に発光物質が封入される発光部
と、前記発光部の両端から延在した第1および第2の封
止部とを有するダブルエンド型の高圧水銀ランプと、前
記高圧水銀ランプから発せられる光を反射する反射鏡と
から構成された反射鏡付き高圧水銀ランプであって、前
記反射鏡は、出射方向側に設けられた広開口部と、前記
高圧水銀ランプを固定するための狭開口部とを備えてお
り、前記高圧水銀ランプの第1の封止部は、前記反射鏡
の前記狭開口部付近にて固定され、前記高圧水銀ランプ
の第2の封止部は、前記反射鏡の前記広開口部側に配置
され、前記第2の封止部は、前記発光部側の外径よりも
端部側の外径の方が小さい形状を有することを特徴とす
る。
【0016】ある実施形態において、前記高圧水銀ラン
プは、前記発光部となる発光管部と、それぞれが略同一
の外径で前記発光管部から延在し、前記第1および第2
の封止部となる第1および第2の側管部とを含むガラス
管から製造された、ダブルエンド型の放電ランプであ
り、前記第2の封止部の外径は、前記第1および第2の
側管部の外径より小さい。
プは、前記発光部となる発光管部と、それぞれが略同一
の外径で前記発光管部から延在し、前記第1および第2
の封止部となる第1および第2の側管部とを含むガラス
管から製造された、ダブルエンド型の放電ランプであ
り、前記第2の封止部の外径は、前記第1および第2の
側管部の外径より小さい。
【0017】前記第2の封止部は、前記発光部側から前
記端部側に向かって、略階段状に変化して、その外径が
小さくなる形状を有していることが好ましい。
記端部側に向かって、略階段状に変化して、その外径が
小さくなる形状を有していることが好ましい。
【0018】前記第2の封止部は、前記発光部側から前
記端部側に向かって、略テーパー状に変化して、その外
径が小さくなる形状を有していてもよい。
記端部側に向かって、略テーパー状に変化して、その外
径が小さくなる形状を有していてもよい。
【0019】前記反射鏡の反射面の最大径は、40mm
未満であることが好ましい。
未満であることが好ましい。
【0020】前記発光部側の外径よりも前記端部側の外
径の方が小さくなっている部分の封止部の長さは、20
mm未満であることが好ましい。
径の方が小さくなっている部分の封止部の長さは、20
mm未満であることが好ましい。
【0021】前記封止部の前記端部の外径は、5mm以
下であることが好ましい。
下であることが好ましい。
【0022】前記反射鏡の前記反射面は、略楕円体面で
あることが好ましい。
あることが好ましい。
【0023】焦点距離は、30mm以下であることが好
ましい。
ましい。
【0024】本発明による画像投影装置は、上記の反射
鏡付き高圧水銀ランプと、前記反射鏡付き高圧水銀ラン
プを光源とする光学系とを備えている。
鏡付き高圧水銀ランプと、前記反射鏡付き高圧水銀ラン
プを光源とする光学系とを備えている。
【0025】前記光源は、出射光が焦点に収束するタイ
プの光源であることが好ましい。
プの光源であることが好ましい。
【0026】ある実施形態における反射鏡付き高圧水銀
ランプの製造方法は、内部に発光物質が封入される発光
部と、前記発光部の両端から延在した第1および第2の
封止部とを有するダブルエンド型の高圧水銀ランプを用
意する工程(a)と、出射方向側に設けられた広開口部
と、前記高圧水銀ランプを固定するための狭開口部とを
備え、前記高圧水銀ランプから発せられる光を反射する
反射鏡を用意する工程(b)と、前記反射鏡の前記広開
口部側に配置されることになる前記第2の封止部が、前
記発光部側の外径よりも端部側の外径の方が小さい形状
を有するように加工する工程(c)と、前記工程(c)
の後、前記第1の封止部を前記反射鏡の前記狭開口部付
近にて固定する工程(d)とを包含する。
ランプの製造方法は、内部に発光物質が封入される発光
部と、前記発光部の両端から延在した第1および第2の
封止部とを有するダブルエンド型の高圧水銀ランプを用
意する工程(a)と、出射方向側に設けられた広開口部
と、前記高圧水銀ランプを固定するための狭開口部とを
備え、前記高圧水銀ランプから発せられる光を反射する
反射鏡を用意する工程(b)と、前記反射鏡の前記広開
口部側に配置されることになる前記第2の封止部が、前
記発光部側の外径よりも端部側の外径の方が小さい形状
を有するように加工する工程(c)と、前記工程(c)
の後、前記第1の封止部を前記反射鏡の前記狭開口部付
近にて固定する工程(d)とを包含する。
【0027】ある実施形態において、前記工程(c)
は、レーザを用いて実行される。
は、レーザを用いて実行される。
【0028】ある実施形態において、前記工程(c)に
おいて、前記第2の封止部が、前記発光部側から前記端
部側に向かって、略階段状または略テーパー状に変化し
て、その外径が小さくなる形状となるように加工され
る。
おいて、前記第2の封止部が、前記発光部側から前記端
部側に向かって、略階段状または略テーパー状に変化し
て、その外径が小さくなる形状となるように加工され
る。
【0029】前記工程(b)において、前記反射鏡の反
射面の最大径が40mm未満であり、前記反射鏡の前記
反射面が略楕円体面である、反射鏡が用意されることが
好ましい。
射面の最大径が40mm未満であり、前記反射鏡の前記
反射面が略楕円体面である、反射鏡が用意されることが
好ましい。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明による実施の形態を説明する。以下の図面において
は、説明の簡潔化のため、実質的に同一の機能を有する
構成要素を同一の参照符号で示す。また、理解の容易さ
のために、便宜上、図10から図12中で使用した参照
符号も用いることとする。なお、本発明は以下の実施形
態に限定されない。
明による実施の形態を説明する。以下の図面において
は、説明の簡潔化のため、実質的に同一の機能を有する
構成要素を同一の参照符号で示す。また、理解の容易さ
のために、便宜上、図10から図12中で使用した参照
符号も用いることとする。なお、本発明は以下の実施形
態に限定されない。
【0031】図1は、本発明の実施形態にかかる反射鏡
付き高圧水銀ランプ1000の断面構成を模式的に示し
ている。
付き高圧水銀ランプ1000の断面構成を模式的に示し
ている。
【0032】図1に示した反射鏡付き高圧水銀ランプ1
000は、高圧水銀ランプ1150と、反射鏡300と
から構成されている。高圧水銀ランプ1150は、内部
に発光物質が封入される発光部100と、発光部100
の両端から延在した封止部(101a、1101b)と
を有している。反射鏡300は、出射方向側に設けられ
た広開口部と、高圧水銀ランプ1150を固定するため
の狭開口部とを有している。ここで、高圧水銀ランプ1
150の封止部101aは、反射鏡300の狭開口部
(または、ネック部206)付近にて固定され、一方、
封止部1101bは、反射鏡300の広開口部側に配置
されている。
000は、高圧水銀ランプ1150と、反射鏡300と
から構成されている。高圧水銀ランプ1150は、内部
に発光物質が封入される発光部100と、発光部100
の両端から延在した封止部(101a、1101b)と
を有している。反射鏡300は、出射方向側に設けられ
た広開口部と、高圧水銀ランプ1150を固定するため
の狭開口部とを有している。ここで、高圧水銀ランプ1
150の封止部101aは、反射鏡300の狭開口部
(または、ネック部206)付近にて固定され、一方、
封止部1101bは、反射鏡300の広開口部側に配置
されている。
【0033】封止部1101bは、図1に示すように、
発光部100側の外径よりも端部側の外径の方が小さい
形状を有している。この点が、図12等で示した従来の
構成と大きく異なるところである。図1に示した構成に
おいては、封止部1101bは、発光部10側から端部
側に向かって、略階段状に変化して、その外径が小さく
なる形状を有している。言い換えると、封止部1101
bの形状は、端部に向かって、階段状に径が細くなって
いるものである。他の点は、基本的に、図12に示した
構成と同じであるので、同一の参照符号を付してその説
明を省略する。
発光部100側の外径よりも端部側の外径の方が小さい
形状を有している。この点が、図12等で示した従来の
構成と大きく異なるところである。図1に示した構成に
おいては、封止部1101bは、発光部10側から端部
側に向かって、略階段状に変化して、その外径が小さく
なる形状を有している。言い換えると、封止部1101
bの形状は、端部に向かって、階段状に径が細くなって
いるものである。他の点は、基本的に、図12に示した
構成と同じであるので、同一の参照符号を付してその説
明を省略する。
【0034】封止部1101bの径が細くなっている部
位(径小部または切り欠き部)10の具体的寸法を示す
と、図2の要部拡大図に示すごとく、端部から約5mm
の範囲に、径小部10は存在し、そして、その直径φは
約4mmである。その他の部位の封止部1101bの直
径(外径)は、図12に示した封止部101b同様に、
約5.8mmである。この径小部と、他の部位との直径
の差によって、封止部1101bは、階段状の形状を有
している。なお、封止部1101bにする前(加工前)
の状態のガラス管(側管部)の外径は、約6mmであ
る。
位(径小部または切り欠き部)10の具体的寸法を示す
と、図2の要部拡大図に示すごとく、端部から約5mm
の範囲に、径小部10は存在し、そして、その直径φは
約4mmである。その他の部位の封止部1101bの直
径(外径)は、図12に示した封止部101b同様に、
約5.8mmである。この径小部と、他の部位との直径
の差によって、封止部1101bは、階段状の形状を有
している。なお、封止部1101bにする前(加工前)
の状態のガラス管(側管部)の外径は、約6mmであ
る。
【0035】本実施形態の反射鏡付き高圧水銀ランプ1
000では、封止部1101bの端部を約5mmの範囲
にわたって、径を約4mmにしぼめているので、焦点F
2に向かうランプ1150から発せられる光が、封止部
1101bの端部付近で封止部1101bに反射される
ことなく収束する。このため、同じ投射光学系を用い
て、図12に示した従来の反射鏡付き高圧水銀ランプ3
000の場合と比較した場合において、約5%の画面へ
の投射光が増加した。つまり、投射画面の明るさが約5
%増した。
000では、封止部1101bの端部を約5mmの範囲
にわたって、径を約4mmにしぼめているので、焦点F
2に向かうランプ1150から発せられる光が、封止部
1101bの端部付近で封止部1101bに反射される
ことなく収束する。このため、同じ投射光学系を用い
て、図12に示した従来の反射鏡付き高圧水銀ランプ3
000の場合と比較した場合において、約5%の画面へ
の投射光が増加した。つまり、投射画面の明るさが約5
%増した。
【0036】図12に示した従来の反射鏡付き高圧水銀
ランプ3000で同じ明るさを達成するには、従来のラ
ンプ150の電力を5%増加させればよい。しかし、こ
の場合、そのランプの寿命は、電力を増加しない場合と
比較して、ばらつきはあるものの、約3/4から約半分
に低下した。つまり、従来のランプ150の電力を増加
させると、ランプ寿命が短くなった。
ランプ3000で同じ明るさを達成するには、従来のラ
ンプ150の電力を5%増加させればよい。しかし、こ
の場合、そのランプの寿命は、電力を増加しない場合と
比較して、ばらつきはあるものの、約3/4から約半分
に低下した。つまり、従来のランプ150の電力を増加
させると、ランプ寿命が短くなった。
【0037】開口部(広開口部)が約35mmで焦点距
離が約24mmという非常に小形の反射鏡を用いる場合
においては、組み合わされるランプが、80Wから15
0Wという比較的小さなランプ電力のものであっても、
わずかな定格電力の増加は、大きなランプ温度の増加と
なって反映される。それゆえ、極端な寿命低下をもたら
す。
離が約24mmという非常に小形の反射鏡を用いる場合
においては、組み合わされるランプが、80Wから15
0Wという比較的小さなランプ電力のものであっても、
わずかな定格電力の増加は、大きなランプ温度の増加と
なって反映される。それゆえ、極端な寿命低下をもたら
す。
【0038】もちろん、定格電力の増加をした場合に
は、ランプの冷却手段を適切に付加、もしくは改善する
ことも可能である。しかしながら、装置の小型化のため
に反射鏡のサイズを小さくしたのに、ランプの冷却手段
を新規に設けて、装置を大型化させるのは、矛盾した行
いである。そのような矛盾が生じる従来の反射鏡付き高
圧水銀ランプ3000とは異なり、本実施形態の反射鏡
付き高圧水銀ランプ1000では、そのような新規の冷
却手段の必要性がない。したがって、本実施形態のよう
な反射鏡付きランプ1000を光源として使用した場合
には、プロジェクターなどの画像拡大投影装置の小型化
により大きく貢献することができる。
は、ランプの冷却手段を適切に付加、もしくは改善する
ことも可能である。しかしながら、装置の小型化のため
に反射鏡のサイズを小さくしたのに、ランプの冷却手段
を新規に設けて、装置を大型化させるのは、矛盾した行
いである。そのような矛盾が生じる従来の反射鏡付き高
圧水銀ランプ3000とは異なり、本実施形態の反射鏡
付き高圧水銀ランプ1000では、そのような新規の冷
却手段の必要性がない。したがって、本実施形態のよう
な反射鏡付きランプ1000を光源として使用した場合
には、プロジェクターなどの画像拡大投影装置の小型化
により大きく貢献することができる。
【0039】このように本実施形態では、焦点F2に向
かうランプ1150から発せられる光20が、封止部1
101bの端部付近で封止部1101bに反射されるこ
となく収束させることができる。このため、同じ投射光
学系を用いて、図12に示した従来の反射鏡付き高圧水
銀ランプ3000と比較した場合、画面への投射光が約
5%増加した。また、この特徴以外に、封止部1101
b端部の温度が、従来の反射鏡付き高圧水銀ランプ10
00のものと比較して、約40℃(割合にして約12
%)低下させることができるという効果も得られた。
かうランプ1150から発せられる光20が、封止部1
101bの端部付近で封止部1101bに反射されるこ
となく収束させることができる。このため、同じ投射光
学系を用いて、図12に示した従来の反射鏡付き高圧水
銀ランプ3000と比較した場合、画面への投射光が約
5%増加した。また、この特徴以外に、封止部1101
b端部の温度が、従来の反射鏡付き高圧水銀ランプ10
00のものと比較して、約40℃(割合にして約12
%)低下させることができるという効果も得られた。
【0040】このような温度低下の効果が得られる理由
を説明すると、次のようである。本実施形態の反射鏡付
き高圧水銀ランプ1000では、径小部10が形成され
ているので、ランプ1150から発せられて焦点F2に
向かう光20が、封止部1101bの端部付近で衝突し
なくなる。その結果、光20による封止部1101bの
温度上昇がなくなる。これに加えて、熱源である発光部
100から、封止部1101bへと伝導してきた熱が、
端部で伝わり難くなり、その結果、端部における温度上
昇が抑制される。すなわち、熱伝導経路の断面積小さく
なると、熱が伝わり難くなることから理解できるよう
に、端部は階段状となっているので、径が太いところ
と、細いところとの境界で、熱が伝わりにくくなるので
ある。さらに、端部まで伝わった熱、特に、金属である
電極102とモリブデン箔103を伝わってきた熱も、
端部においては、断熱材であるガラスの断面積が小さく
なっていることに起因して、より空気相に放熱し易くな
る。図1に示すように、外部導入リード線104の位置
する部分に径小部10を形成しただけでも、封止部11
01b端部温度低下の効果を十分得ることができるが、
外部導入リード線104だけでなくモリブデン箔103
が位置する部分にも径小部10を形成するようにすると
(図3参照)、さらに端部温度低下の効果を得ることが
できる。
を説明すると、次のようである。本実施形態の反射鏡付
き高圧水銀ランプ1000では、径小部10が形成され
ているので、ランプ1150から発せられて焦点F2に
向かう光20が、封止部1101bの端部付近で衝突し
なくなる。その結果、光20による封止部1101bの
温度上昇がなくなる。これに加えて、熱源である発光部
100から、封止部1101bへと伝導してきた熱が、
端部で伝わり難くなり、その結果、端部における温度上
昇が抑制される。すなわち、熱伝導経路の断面積小さく
なると、熱が伝わり難くなることから理解できるよう
に、端部は階段状となっているので、径が太いところ
と、細いところとの境界で、熱が伝わりにくくなるので
ある。さらに、端部まで伝わった熱、特に、金属である
電極102とモリブデン箔103を伝わってきた熱も、
端部においては、断熱材であるガラスの断面積が小さく
なっていることに起因して、より空気相に放熱し易くな
る。図1に示すように、外部導入リード線104の位置
する部分に径小部10を形成しただけでも、封止部11
01b端部温度低下の効果を十分得ることができるが、
外部導入リード線104だけでなくモリブデン箔103
が位置する部分にも径小部10を形成するようにすると
(図3参照)、さらに端部温度低下の効果を得ることが
できる。
【0041】この封止部1101b端部の温度低下は、
外部導入リード線104と金属線204との電気的接続
部の高温酸化によるエラー低減に大きく貢献し、その結
果、信頼性向上に貢献できる。
外部導入リード線104と金属線204との電気的接続
部の高温酸化によるエラー低減に大きく貢献し、その結
果、信頼性向上に貢献できる。
【0042】さらに、この封止部1101b端部の温度
低下は、封止部1101bの全長を短くすることに貢献
できるメリットを有する。すなわち、封止部1101b
のように、その端部付近の形状を細く階段状にすること
で、図12に示した従来の反射鏡付き高圧水銀ランプ3
000の封止部101bの封止部全長よりも短くして
も、反射鏡付き高圧水銀ランプ3000の封止部101
bの端部と同じ温度を維持させることができる。具体的
には、本実施形態の封止部1101bのように、端部か
ら5mmの範囲にわたって径を約4mmに細くした場
合、封止部1101bの全長を約5mm短縮し、全長を
約19mmにすることができる。
低下は、封止部1101bの全長を短くすることに貢献
できるメリットを有する。すなわち、封止部1101b
のように、その端部付近の形状を細く階段状にすること
で、図12に示した従来の反射鏡付き高圧水銀ランプ3
000の封止部101bの封止部全長よりも短くして
も、反射鏡付き高圧水銀ランプ3000の封止部101
bの端部と同じ温度を維持させることができる。具体的
には、本実施形態の封止部1101bのように、端部か
ら5mmの範囲にわたって径を約4mmに細くした場
合、封止部1101bの全長を約5mm短縮し、全長を
約19mmにすることができる。
【0043】このような短い封止部1101bのメリッ
トは、封止部全体が反射鏡内に収めることができる構成
にすることが可能になることである。より具体的に述べ
ると、図3に示すように、反射鏡300内に収める程度
まで封止部1101bの全長を短くできれば、反射鏡3
00の開口部を完全に閉じるように、当該開口部に前面
ガラス400を取り付けることができるというメリット
が得られる。このように前面ガラス400を具備させる
ことができれば、万一、ランプ1150が破損した場合
であっても、破損片の飛散を最小限に抑えることができ
る。言い換えると、図12に示したように、反射鏡30
0のような非常に小形の反射鏡を用いる場合には、前面
ガラス400を設けることができない場合があったので
あるが、本実施形態の構成によれば、封止部1101b
の全長を短くして、前面ガラス400を設けることがで
きるので、非常に小型の反射鏡(300)を用いる場合
でも安全性を確保することができるという新たな効果が
得られる。
トは、封止部全体が反射鏡内に収めることができる構成
にすることが可能になることである。より具体的に述べ
ると、図3に示すように、反射鏡300内に収める程度
まで封止部1101bの全長を短くできれば、反射鏡3
00の開口部を完全に閉じるように、当該開口部に前面
ガラス400を取り付けることができるというメリット
が得られる。このように前面ガラス400を具備させる
ことができれば、万一、ランプ1150が破損した場合
であっても、破損片の飛散を最小限に抑えることができ
る。言い換えると、図12に示したように、反射鏡30
0のような非常に小形の反射鏡を用いる場合には、前面
ガラス400を設けることができない場合があったので
あるが、本実施形態の構成によれば、封止部1101b
の全長を短くして、前面ガラス400を設けることがで
きるので、非常に小型の反射鏡(300)を用いる場合
でも安全性を確保することができるという新たな効果が
得られる。
【0044】また、前面ガラス400に、例えば紫外線
カットのフィルター効果を兼ね備えさせるようにするこ
とも可能である。このようにすると、この反射鏡付き高
圧水銀ランプを使用する画像拡大投影装置(プロジェク
ターなど)においては、前面ガラス400が有する光学
的特性(分光特性)と同じ特性を有する光学部品を省略
することができる。したがって、その装置の小型化・低
価格化に貢献できるという効果が得られる。
カットのフィルター効果を兼ね備えさせるようにするこ
とも可能である。このようにすると、この反射鏡付き高
圧水銀ランプを使用する画像拡大投影装置(プロジェク
ターなど)においては、前面ガラス400が有する光学
的特性(分光特性)と同じ特性を有する光学部品を省略
することができる。したがって、その装置の小型化・低
価格化に貢献できるという効果が得られる。
【0045】なお、本実施形態では、封止部1101b
の端部(端面)から約5mmの範囲で、径を約4mmに
小さくした例について説明したが、この寸法は例示であ
って、例えば、径は3mmであってもよいし2mmであ
ってもよいし、1mmであってもよい。ただし、1mm
以下になると、それよりも小さな幅を有するモリブデン
箔を使用する必要がある。このような幅の狭い箔を使用
した場合、箔自身の電気的抵抗値が大きくなるので、8
0Wから150Wのランプにおいては、点灯時に箔部に
流れる電流値が0.7Aから3.5Aになるので、箔の
自己加熱により封止部1101b端部の温度が上昇し、
その結果、場合によっては、外部導入リード線104と
金属線204との電気的接続部の高温酸化を促進される
ことがある。したがって、想定される現象を十分に検討
した上で、各構成の設計を行うことが望ましい。
の端部(端面)から約5mmの範囲で、径を約4mmに
小さくした例について説明したが、この寸法は例示であ
って、例えば、径は3mmであってもよいし2mmであ
ってもよいし、1mmであってもよい。ただし、1mm
以下になると、それよりも小さな幅を有するモリブデン
箔を使用する必要がある。このような幅の狭い箔を使用
した場合、箔自身の電気的抵抗値が大きくなるので、8
0Wから150Wのランプにおいては、点灯時に箔部に
流れる電流値が0.7Aから3.5Aになるので、箔の
自己加熱により封止部1101b端部の温度が上昇し、
その結果、場合によっては、外部導入リード線104と
金属線204との電気的接続部の高温酸化を促進される
ことがある。したがって、想定される現象を十分に検討
した上で、各構成の設計を行うことが望ましい。
【0046】また、径が縮径される範囲は、端部から約
5mmとしたが、これは例示であって、例えば6mmで
あってもよいし、10mmであってもよい。ただし、発
光部100間際まで、封止部1101b全域に渡って縮
径するような構成は、上述した作用・効果を奏さないわ
けではないが、実用的には、あまり好ましいとはいい難
い。それは、発光部100間際の封止部の径が細ければ
細ほど、その部位は簡単に折れてしまい、ランプの価値
を失いやすくするからである。
5mmとしたが、これは例示であって、例えば6mmで
あってもよいし、10mmであってもよい。ただし、発
光部100間際まで、封止部1101b全域に渡って縮
径するような構成は、上述した作用・効果を奏さないわ
けではないが、実用的には、あまり好ましいとはいい難
い。それは、発光部100間際の封止部の径が細ければ
細ほど、その部位は簡単に折れてしまい、ランプの価値
を失いやすくするからである。
【0047】本願発明者の製造実験によれば、発光部1
00間際から少なくとも約3mmの範囲にわたって縮径
しない構成にした場合、まったく封止部端部を縮径しな
い従来のランプ150と同様に、製造中および製造完成
後も、封止部を折ることなく人間が扱うことができ、好
ましい結果を得た。
00間際から少なくとも約3mmの範囲にわたって縮径
しない構成にした場合、まったく封止部端部を縮径しな
い従来のランプ150と同様に、製造中および製造完成
後も、封止部を折ることなく人間が扱うことができ、好
ましい結果を得た。
【0048】さらに、この点に関して付け加えれば、発
光部100間際に位置する、電極102とモリブデン箔
103との接続部(溶接部)を含む付近の径は、縮径し
ない構成とするのが更に好ましい。それは、電極102
とモリブデン箔103との接続部を含む付近の封止部の
径を厚くした方がランプの耐圧強度を上げることができ
るからである。つまり、径を細くせずに、電極102と
モリブデン箔103との接続部付近周辺のガラスの厚み
を厚いままにしておく方が、ランプの耐圧強度を上げる
ことができ、その結果、点灯中、発光部100内の高圧
力によって、発光部100ないし封止部が破損・破裂す
ることを抑制することができる。
光部100間際に位置する、電極102とモリブデン箔
103との接続部(溶接部)を含む付近の径は、縮径し
ない構成とするのが更に好ましい。それは、電極102
とモリブデン箔103との接続部を含む付近の封止部の
径を厚くした方がランプの耐圧強度を上げることができ
るからである。つまり、径を細くせずに、電極102と
モリブデン箔103との接続部付近周辺のガラスの厚み
を厚いままにしておく方が、ランプの耐圧強度を上げる
ことができ、その結果、点灯中、発光部100内の高圧
力によって、発光部100ないし封止部が破損・破裂す
ることを抑制することができる。
【0049】また、本実施形態では、ランプ1150が
備える2つの封止部のうち、封止部1101bについて
だけ、端部からある範囲にわたって径を縮径した場合を
説明したが、もう片方の封止部101aについても、端
部からある範囲にわたって径を縮径した構造としてもよ
い。
備える2つの封止部のうち、封止部1101bについて
だけ、端部からある範囲にわたって径を縮径した場合を
説明したが、もう片方の封止部101aについても、端
部からある範囲にわたって径を縮径した構造としてもよ
い。
【0050】さらに、本実施形態の構成を、例えば図4
および図5のように改変することも可能である。すなわ
ち、本実施形態においては、封止部1101bは、端部
からある範囲にわたって径を縮径した、いわゆる封止部
1101bが階段状の形状を有する場合を例に説明した
が、例えば、図4に示すように、発光部100の方から
端部に向かって、略連続的に、径がテーパー状に細くな
る形状を有する封止部1101bにしてもよい。あるい
は、図5のように、複数の階段状に細くなる形状であっ
てもよいし、テーパー状と階段状の複合形状であっても
よい。
および図5のように改変することも可能である。すなわ
ち、本実施形態においては、封止部1101bは、端部
からある範囲にわたって径を縮径した、いわゆる封止部
1101bが階段状の形状を有する場合を例に説明した
が、例えば、図4に示すように、発光部100の方から
端部に向かって、略連続的に、径がテーパー状に細くな
る形状を有する封止部1101bにしてもよい。あるい
は、図5のように、複数の階段状に細くなる形状であっ
てもよいし、テーパー状と階段状の複合形状であっても
よい。
【0051】また、本実施形態では、反射鏡300は、
開口部が約35mmで焦点距離が約24mmの楕円面鏡
を例に説明したが、反射鏡のサイズはこれに限定されな
い。開口部の径は30mであってもよいし、25mmで
あってもよいし、20mmであってもよし、40mmで
あってもよい。ただし、本実施形態のランプ1150の
ように、80Wから150Wでランプが点灯される場合
は、開口部径は40mmないし35mmよりも小さく、
約25mmよりも大きい反射鏡と組み合わされるのが好
ましい。これらの反射鏡寸法範囲においては、ランプの
温度や反射鏡の温度が異常に低くなったり、高くなった
りすることがない適当なランプ電力が80Wから150
Wの範囲に存在し、実用的に耐えうる以上の明るさ(5
00lmANSI以上)と寿命時間(2000時間から
5000時間以上)が得られるからである。
開口部が約35mmで焦点距離が約24mmの楕円面鏡
を例に説明したが、反射鏡のサイズはこれに限定されな
い。開口部の径は30mであってもよいし、25mmで
あってもよいし、20mmであってもよし、40mmで
あってもよい。ただし、本実施形態のランプ1150の
ように、80Wから150Wでランプが点灯される場合
は、開口部径は40mmないし35mmよりも小さく、
約25mmよりも大きい反射鏡と組み合わされるのが好
ましい。これらの反射鏡寸法範囲においては、ランプの
温度や反射鏡の温度が異常に低くなったり、高くなった
りすることがない適当なランプ電力が80Wから150
Wの範囲に存在し、実用的に耐えうる以上の明るさ(5
00lmANSI以上)と寿命時間(2000時間から
5000時間以上)が得られるからである。
【0052】焦点距離も封止部1101bの全長より長
ければ、20mmであってもよいし30mmであっても
よい。ただし、3mmよりも短くなると、封止部110
1bの長さを3mm以下にする必要がある。この場合
は、縮径しない封止部の部位を発光部100間際から3
mm以上確保できないので、上述したように封止部が発
光部100間際で非常に折れやすいランプとなり、実用
的でない。
ければ、20mmであってもよいし30mmであっても
よい。ただし、3mmよりも短くなると、封止部110
1bの長さを3mm以下にする必要がある。この場合
は、縮径しない封止部の部位を発光部100間際から3
mm以上確保できないので、上述したように封止部が発
光部100間際で非常に折れやすいランプとなり、実用
的でない。
【0053】次に、図6から図9を参照しながら、本実
施形態にかかるランプ1150の好適な製造方法を説明
する。
施形態にかかるランプ1150の好適な製造方法を説明
する。
【0054】まず、図6(a)に示すように、外径約6
mm、内径約2mmの石英ガラス管60を準備する。そ
して、その両端を、図には示していないが、回転および
接近離反移動可能なチャックで略水平に保持する。
mm、内径約2mmの石英ガラス管60を準備する。そ
して、その両端を、図には示していないが、回転および
接近離反移動可能なチャックで略水平に保持する。
【0055】次に、図6(b)に示すように、ガラス管
60を矢印61のように回転させながら、矢印63で略
示するように、ガラス管60の一部、例えば略中央部
を、加熱軟化させる。この加熱軟化は、例えば酸素水素
やプロパンなどのガスバーナーか、CO2などのレーザ
ーにより行う。加熱部が軟化した適当な時期に、矢印6
2に示すように、ガラス管60の両端を互いに接近、場
合によっては離反を組み合わせ、ガラス管60に、所定
の肉厚部64を作る。
60を矢印61のように回転させながら、矢印63で略
示するように、ガラス管60の一部、例えば略中央部
を、加熱軟化させる。この加熱軟化は、例えば酸素水素
やプロパンなどのガスバーナーか、CO2などのレーザ
ーにより行う。加熱部が軟化した適当な時期に、矢印6
2に示すように、ガラス管60の両端を互いに接近、場
合によっては離反を組み合わせ、ガラス管60に、所定
の肉厚部64を作る。
【0056】次に、図6(c)に示すように、加熱を停
止した後、場合によっては回転も停止した後、直ちに成
形用型66を肉厚部64に押し当て、同時にガラス管6
0内に、高圧ガス(例えば、アルゴンや窒素、または空
気など)を導入して、肉厚部63を成形型66にそって
膨張させる。
止した後、場合によっては回転も停止した後、直ちに成
形用型66を肉厚部64に押し当て、同時にガラス管6
0内に、高圧ガス(例えば、アルゴンや窒素、または空
気など)を導入して、肉厚部63を成形型66にそって
膨張させる。
【0057】このようにして、図6(d)に示すよう
に、将来、発光部100となる部位(発光管部)が形成
された石英ガラス管67が完成する。すなわち、略球形
の発光管部と、発光管部の両端から延在し、直管状の側
管部とを備えた石英ガラス管67が得られる。
に、将来、発光部100となる部位(発光管部)が形成
された石英ガラス管67が完成する。すなわち、略球形
の発光管部と、発光管部の両端から延在し、直管状の側
管部とを備えた石英ガラス管67が得られる。
【0058】次に、図7(a)に示すように、あらかじ
め電極102とモリブデン箔103と外部リード線10
4を組み合わせて用意した電極組立体106を、石英ガ
ラス管67の一端から内部に挿入し、電極先端が将来発
光部100となる部位(発光管部)内の所定の位置にく
るように、配置する。
め電極102とモリブデン箔103と外部リード線10
4を組み合わせて用意した電極組立体106を、石英ガ
ラス管67の一端から内部に挿入し、電極先端が将来発
光部100となる部位(発光管部)内の所定の位置にく
るように、配置する。
【0059】図7(a)に示した状態にした後、図7
(b)に示すように、まず、石英ガラス管67内部を矢
印80で略示するように真空排気し、次いで、矢印81
で略示するように、大気圧以下の乾燥した不活性ガス
(例えば、アルゴンガス)を、例えば50mbr(約5
×103Pa)か200mbar(約2×104Pa)程
度導入する。 次に、図7(c)に示すように、矢印6
1に示すようにガラス管67を回転させながら、矢印8
2で略示するように、電極組立体6が位置する付近のガ
ラス管67の部位を加熱する。この加熱は、例えば酸素
水素やプロパンなどのガスバーナーか、CO2などのレ
ーザーで行う。なお、この工程は、ガラス管67を略垂
直に立てた状態で行ってもよい。その場合は、電極組立
体106が将来発光部となる部位よりも上側に配置され
る状態で行うのが好ましい。
(b)に示すように、まず、石英ガラス管67内部を矢
印80で略示するように真空排気し、次いで、矢印81
で略示するように、大気圧以下の乾燥した不活性ガス
(例えば、アルゴンガス)を、例えば50mbr(約5
×103Pa)か200mbar(約2×104Pa)程
度導入する。 次に、図7(c)に示すように、矢印6
1に示すようにガラス管67を回転させながら、矢印8
2で略示するように、電極組立体6が位置する付近のガ
ラス管67の部位を加熱する。この加熱は、例えば酸素
水素やプロパンなどのガスバーナーか、CO2などのレ
ーザーで行う。なお、この工程は、ガラス管67を略垂
直に立てた状態で行ってもよい。その場合は、電極組立
体106が将来発光部となる部位よりも上側に配置され
る状態で行うのが好ましい。
【0060】モリブデン箔104のところで気密が十分
に保たれるまで加熱が完了すれば、図7(d)に示すよ
うに、封止部101aが形成された石英ガラス管83が
完成する。なお、主に図7(a)に示した工程を、電極
配置工程(または、電極組立体配置工程)と呼び、そし
て、主に図7(c)に示した工程を封止部形成工程と呼
ぶこととする。
に保たれるまで加熱が完了すれば、図7(d)に示すよ
うに、封止部101aが形成された石英ガラス管83が
完成する。なお、主に図7(a)に示した工程を、電極
配置工程(または、電極組立体配置工程)と呼び、そし
て、主に図7(c)に示した工程を封止部形成工程と呼
ぶこととする。
【0061】続いて、図8(a)に示すように、石英ガ
ラス管(第1電極封止された石英ガラス管)83の開口
端から、発光物質である水銀7と電極組立体6とを内部
に挿入し、そして、挿入した電極組立体6の電極102
の一端が、将来発光部100となる部位内で、封止部1
01a側の電極102の先端から約1mm離れた位置に
は位置づけされるように、電極組立体6を石英ガラス管
83内に挿入・位置づけする。
ラス管(第1電極封止された石英ガラス管)83の開口
端から、発光物質である水銀7と電極組立体6とを内部
に挿入し、そして、挿入した電極組立体6の電極102
の一端が、将来発光部100となる部位内で、封止部1
01a側の電極102の先端から約1mm離れた位置に
は位置づけされるように、電極組立体6を石英ガラス管
83内に挿入・位置づけする。
【0062】次に、図8(b)中の矢印80で示すよう
に、石英ガラス管83内を真空排気し、続いて、図8
(c)の矢印81で示すように、乾燥した希ガス(例え
ば、アルゴンガス)を、例えば200mbr(約2×1
04Pa)導入する。このとき少量のハロゲンガス(ま
たは、分解してハロゲンとなるハロゲン前駆体物質)を
混合させてもよい。
に、石英ガラス管83内を真空排気し、続いて、図8
(c)の矢印81で示すように、乾燥した希ガス(例え
ば、アルゴンガス)を、例えば200mbr(約2×1
04Pa)導入する。このとき少量のハロゲンガス(ま
たは、分解してハロゲンとなるハロゲン前駆体物質)を
混合させてもよい。
【0063】その後、図8(d)に示すように、図7
(c)と同様に、矢印61に示すようにガラス管83を
回転させながら、矢印82で略示するように、電極組立
体6が位置する付近のガラス管83の部位を加熱する。
この加熱は、例えば酸素水素やプロパンなどのガスバー
ナーか、CO2などのレーザーで行う。なお、図7
(c)と同様に、この工程はガラス管67を略垂直に立
てた状態で行ってもよい。その場合は、電極組立体10
6が将来発光部となる部位よりも上側に配置される状態
で行うのが好ましい。また、水銀7の蒸発を防ぐため
に、将来発光部100となる部位を、例えば液体窒素で
冷やしながら、この加熱工程を行ってもよい。モリブデ
ン箔104のところで気密が十分に保たれるまで加熱が
完了すれば、図8(e)に示すように、発光部100と
封止部101b(そして、封止部101a)とが形成さ
れたランプ90が完成する。
(c)と同様に、矢印61に示すようにガラス管83を
回転させながら、矢印82で略示するように、電極組立
体6が位置する付近のガラス管83の部位を加熱する。
この加熱は、例えば酸素水素やプロパンなどのガスバー
ナーか、CO2などのレーザーで行う。なお、図7
(c)と同様に、この工程はガラス管67を略垂直に立
てた状態で行ってもよい。その場合は、電極組立体10
6が将来発光部となる部位よりも上側に配置される状態
で行うのが好ましい。また、水銀7の蒸発を防ぐため
に、将来発光部100となる部位を、例えば液体窒素で
冷やしながら、この加熱工程を行ってもよい。モリブデ
ン箔104のところで気密が十分に保たれるまで加熱が
完了すれば、図8(e)に示すように、発光部100と
封止部101b(そして、封止部101a)とが形成さ
れたランプ90が完成する。
【0064】そして、封止部101bのうち、モリブデ
ン箔103と外部リード線104との接続部付近におけ
る所望の範囲内を、矢印82で略示するようにランプ9
0を回転させながら再度加熱し、封止部の径が所望の径
まで縮径するまでガラスを蒸発させ、最後に、外部リー
ド線104が外部に露呈するように不要なガラス部を切
除すれば、図9に示すようなランプ1150が完成す
る。すなわち、これらの工程によって、封止部の端部か
ら或る範囲にわたって径を縮径した形状の封止部110
1bを有するランプ1150が完成する。そして、この
ランプ1150を、反射鏡300に取り付ければ、反射
鏡付き高圧水銀ランプ1000が得られることになる。
ン箔103と外部リード線104との接続部付近におけ
る所望の範囲内を、矢印82で略示するようにランプ9
0を回転させながら再度加熱し、封止部の径が所望の径
まで縮径するまでガラスを蒸発させ、最後に、外部リー
ド線104が外部に露呈するように不要なガラス部を切
除すれば、図9に示すようなランプ1150が完成す
る。すなわち、これらの工程によって、封止部の端部か
ら或る範囲にわたって径を縮径した形状の封止部110
1bを有するランプ1150が完成する。そして、この
ランプ1150を、反射鏡300に取り付ければ、反射
鏡付き高圧水銀ランプ1000が得られることになる。
【0065】図8(e)で示した工程において、封止部
の径が所望の径まで縮径するまでガラスを蒸発させる加
熱源としては、CO2などのレーザーが好ましい。レー
ザーは、短時間に高密度のエネルギーをガラスに照射で
きるので、熱伝導が悪いガラスにおいては、短時間に高
密度エネルギーを吸収した場合、その表面のみ温度が急
激に上昇して昇華し、あたかもガラスが旋盤の刃物で加
工されるように、うまく形状(径)を加工(細く)でき
るからである。もちろんレーザー加熱でなく、バーナー
で加熱してもよし、刃物などで削り加工してもよい。
の径が所望の径まで縮径するまでガラスを蒸発させる加
熱源としては、CO2などのレーザーが好ましい。レー
ザーは、短時間に高密度のエネルギーをガラスに照射で
きるので、熱伝導が悪いガラスにおいては、短時間に高
密度エネルギーを吸収した場合、その表面のみ温度が急
激に上昇して昇華し、あたかもガラスが旋盤の刃物で加
工されるように、うまく形状(径)を加工(細く)でき
るからである。もちろんレーザー加熱でなく、バーナー
で加熱してもよし、刃物などで削り加工してもよい。
【0066】本実施形態の反射鏡付高圧水銀ランプ10
00によれば、封止部1101bの端部を或る範囲にわ
たって、径をしぼめているので、焦点F2に向かうラン
プ1150から発せられる光20が、封止部1101b
の端部付近で反射されることなく収束する。したがっ
て、同じ投射光学系を用いて、図12に示した従来の反
射鏡付き高圧水銀ランプ3000と比較した場合、画面
への投射光が増加し、その結果、光利用効率の良い反射
鏡付き高圧水銀ランプを実現できる。光利用効率が良い
ということは、すなわち、電力を増加させなくとも、従
来のものと比較して、画面への投射光を増加できるの
で、小型で明るい画像投影装置の光源として適切であ
り、そして、長寿命の反射鏡付き高圧水銀ランプを実現
することができる。
00によれば、封止部1101bの端部を或る範囲にわ
たって、径をしぼめているので、焦点F2に向かうラン
プ1150から発せられる光20が、封止部1101b
の端部付近で反射されることなく収束する。したがっ
て、同じ投射光学系を用いて、図12に示した従来の反
射鏡付き高圧水銀ランプ3000と比較した場合、画面
への投射光が増加し、その結果、光利用効率の良い反射
鏡付き高圧水銀ランプを実現できる。光利用効率が良い
ということは、すなわち、電力を増加させなくとも、従
来のものと比較して、画面への投射光を増加できるの
で、小型で明るい画像投影装置の光源として適切であ
り、そして、長寿命の反射鏡付き高圧水銀ランプを実現
することができる。
【0067】また、このような光利用効率の良い本実施
形態の反射鏡付き高圧水銀ランプ1000と、画像素子
(DMD(Digital Micromirro Device)パネルや液晶
パネルなど)を含む光学系とを組み合わせて、画像投影
装置を構成することができる。例えば、DMDを用いた
プロジェクタ(デジタルライトプロセッシング(DL
P)プロジェクタ)や、液晶プロジェクタ(LCOS
(Liquid Crystal on Silicon)構造を採用した反射型
のプロジェクタも含む。)を提供することができる。本
実施形態の反射鏡付き高圧水銀ランプ1000は、反射
鏡300の開口部の径が45mmよりも小さく、出射光
が焦点(F2)に収束するタイプの光源であるので、よ
り小型で、より明るい画像投影装置を実現することが可
能となる。また、本実施形態の反射鏡付き高圧水銀ラン
プ1000では、開口部の径が45mmよりも小さく、
短焦点距離を有する楕円面鏡タイプの反射鏡300を用
いた場合であっても、前面ガラス400を具備させるこ
とができるため(図3参照)、安全性に優れた画像投影
装置を提供することができる。
形態の反射鏡付き高圧水銀ランプ1000と、画像素子
(DMD(Digital Micromirro Device)パネルや液晶
パネルなど)を含む光学系とを組み合わせて、画像投影
装置を構成することができる。例えば、DMDを用いた
プロジェクタ(デジタルライトプロセッシング(DL
P)プロジェクタ)や、液晶プロジェクタ(LCOS
(Liquid Crystal on Silicon)構造を採用した反射型
のプロジェクタも含む。)を提供することができる。本
実施形態の反射鏡付き高圧水銀ランプ1000は、反射
鏡300の開口部の径が45mmよりも小さく、出射光
が焦点(F2)に収束するタイプの光源であるので、よ
り小型で、より明るい画像投影装置を実現することが可
能となる。また、本実施形態の反射鏡付き高圧水銀ラン
プ1000では、開口部の径が45mmよりも小さく、
短焦点距離を有する楕円面鏡タイプの反射鏡300を用
いた場合であっても、前面ガラス400を具備させるこ
とができるため(図3参照)、安全性に優れた画像投影
装置を提供することができる。
【0068】なお、本実施形態では、ランプは高圧水銀
ランプを例に説明したが、これは好適例であって、ラン
プは、キセノンランプであってもよいし、メタルハライ
ドランプ(無水銀メタルハライドランプを含む)であっ
ても構わない。また、上記実施形態では、交流点灯型の
ランプを示したが、それに限定されず、交流点灯型およ
び直流点灯型のいずれの点灯方式でも使用可能である。
直流点灯型の場合には、陰極よりも陽極の方が温度上昇
が大きいのでは、放熱効果の高い封止部1101bを、
陽極側の封止部とすることが好ましい。すなわち、反射
鏡300の広開口部側に配置され、放熱効果の高い封止
部1101bに陽極を設けることが好ましい。さらに、
本実施形態の反射鏡付き高圧水銀ランプ1000は、画
像投影装置用の光源として好適に使用することができる
だけでなく、他の用途にも使用可能である。例えば、紫
外線ステッパ用光源、または、競技スタジアム用光源
や、自動車のヘッドライト用光源、道路標識を照らす投
光器などとしても使用することが可能である。
ランプを例に説明したが、これは好適例であって、ラン
プは、キセノンランプであってもよいし、メタルハライ
ドランプ(無水銀メタルハライドランプを含む)であっ
ても構わない。また、上記実施形態では、交流点灯型の
ランプを示したが、それに限定されず、交流点灯型およ
び直流点灯型のいずれの点灯方式でも使用可能である。
直流点灯型の場合には、陰極よりも陽極の方が温度上昇
が大きいのでは、放熱効果の高い封止部1101bを、
陽極側の封止部とすることが好ましい。すなわち、反射
鏡300の広開口部側に配置され、放熱効果の高い封止
部1101bに陽極を設けることが好ましい。さらに、
本実施形態の反射鏡付き高圧水銀ランプ1000は、画
像投影装置用の光源として好適に使用することができる
だけでなく、他の用途にも使用可能である。例えば、紫
外線ステッパ用光源、または、競技スタジアム用光源
や、自動車のヘッドライト用光源、道路標識を照らす投
光器などとしても使用することが可能である。
【0069】以上、本発明を好適な実施形態により説明
してきたが、こうした記述は限定事項ではなく、種々の
改変が可能であることは勿論である。つまり、上述の反
射鏡付き高圧水銀ランプは例示であって、本発明は、特
許請求の範囲によって規定されるものである。
してきたが、こうした記述は限定事項ではなく、種々の
改変が可能であることは勿論である。つまり、上述の反
射鏡付き高圧水銀ランプは例示であって、本発明は、特
許請求の範囲によって規定されるものである。
【0070】
【発明の効果】本発明の反射鏡付き高圧水銀ランプによ
ると、反射鏡の広開口部側に配置される第2の封止部
が、前記発光部側の外径よりも端部側の外径の方が小さ
い形状を有しているので、高圧水銀ランプから発せら
れ、反射鏡で反射された光が封止部の端部付近で反射さ
れることを抑制することが可能となる。その結果、同じ
投射光学系を用いて従来のものと比較した場合、画面へ
の投射光を増加させることができる。また、本発明と同
じ投射光を得るまで従来のものに電力を加えた場合と比
較して、従来のものよりもランプの寿命を長くすること
ができる。また、第2の封止部の端部の温度低下の効果
も得ることができる。
ると、反射鏡の広開口部側に配置される第2の封止部
が、前記発光部側の外径よりも端部側の外径の方が小さ
い形状を有しているので、高圧水銀ランプから発せら
れ、反射鏡で反射された光が封止部の端部付近で反射さ
れることを抑制することが可能となる。その結果、同じ
投射光学系を用いて従来のものと比較した場合、画面へ
の投射光を増加させることができる。また、本発明と同
じ投射光を得るまで従来のものに電力を加えた場合と比
較して、従来のものよりもランプの寿命を長くすること
ができる。また、第2の封止部の端部の温度低下の効果
も得ることができる。
【図1】本発明の実施形態にかかる反射鏡付き高圧水銀
ランプの構成を示す模式的に示す断面図である。
ランプの構成を示す模式的に示す断面図である。
【図2】本発明の実施形態にかかる反射鏡付き高圧水銀
ランプの封止部1101bの要部拡大図である。
ランプの封止部1101bの要部拡大図である。
【図3】本発明の実施形態にかかる反射鏡付き高圧水銀
ランプの別の構成を示す断面図である。
ランプの別の構成を示す断面図である。
【図4】封止部1101bの改変例を示す要部拡大断面
図である。
図である。
【図5】封止部1101bの改変例を示す要部拡大断面
図である。
図である。
【図6】(a)〜(d)は、本発明の実施形態にかかる
高圧水銀ランプの製造方法を説明するための工程断面図
である。
高圧水銀ランプの製造方法を説明するための工程断面図
である。
【図7】(a)〜(d)は、本発明の実施形態にかかる
高圧水銀ランプの製造方法を説明するための工程断面図
である。
高圧水銀ランプの製造方法を説明するための工程断面図
である。
【図8】(a)〜(e)は、本発明の実施形態にかかる
高圧水銀ランプの製造方法を説明するための工程断面図
である。
高圧水銀ランプの製造方法を説明するための工程断面図
である。
【図9】本発明の実施形態にかかる高圧水銀ランプの製
造方法により得られた高圧水銀ランプ1150の構成を
示す断面図である。
造方法により得られた高圧水銀ランプ1150の構成を
示す断面図である。
【図10】従来の高圧水銀ランプ150の構成を模式的
に示す断面図である。
に示す断面図である。
【図11】従来の反射鏡付き高圧水銀ランプ2000の
構成を模式的に示す断面図である。
構成を模式的に示す断面図である。
【図12】従来の反射鏡付き高圧水銀ランプ3000の
構成を模式的に示す断面図である。
構成を模式的に示す断面図である。
100 発光部
101a 封止部
101b 封止部
102 電極
103 モリブデン箔
104 外部導入リード線
106 電極組立体
200 放物面反射鏡
300 楕円面反射鏡
150 高圧水銀ランプ
1101b 封止部
1150 高圧水銀ランプ
1000 反射鏡付き高圧水銀ランプ
2000、3000 反射鏡付き高圧水銀ランプ
【手続補正書】
【提出日】平成14年9月11日(2002.9.1
1)
1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
H04N 5/74 F21M 1/00 R
// F21Y 101:00
(72)発明者 一番ヶ瀬 剛
大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器
産業株式会社内
(72)発明者 関 智行
大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器
産業株式会社内
Fターム(参考) 3K042 AA01 AC06 BB01 BE01
5C043 AA03 AA07 AA14 BB04 CC02
CD01 DD12 EA01 EC01
5C058 BA29 EA51
Claims (10)
- 【請求項1】 内部に発光物質が封入される発光部と、
前記発光部の両端から延在した第1および第2の封止部
とを有するダブルエンド型の高圧水銀ランプと、 前記高圧水銀ランプから発せられる光を反射する反射鏡
とから構成された反射鏡付き高圧水銀ランプであって、 前記反射鏡は、出射方向側に設けられた広開口部と、前
記高圧水銀ランプを固定するための狭開口部とを備えて
おり、 前記高圧水銀ランプの第1の封止部は、前記反射鏡の前
記狭開口部付近にて固定され、 前記高圧水銀ランプの第2の封止部は、前記反射鏡の前
記広開口部側に配置され、 前記第2の封止部は、前記発光部側の外径よりも端部側
の外径の方が小さい形状を有する、反射鏡付き高圧水銀
ランプ。 - 【請求項2】 前記高圧水銀ランプは、 前記発光部となる発光管部と、それぞれが略同一の外径
で前記発光管部から延在し、前記第1および第2の封止
部となる第1および第2の側管部とを含むガラス管から
製造された、ダブルエンド型の放電ランプであり、 前記第2の封止部の外径は、前記第1および第2の側管
部の外径より小さいことを特徴とする請求項1に記載の
反射鏡付き高圧水銀ランプ。 - 【請求項3】 前記第2の封止部は、前記発光部側から
前記端部側に向かって、略階段状に変化して、その外径
が小さくなる形状を有している、請求項1または2に記
載の反射鏡付き高圧水銀ランプ。 - 【請求項4】 前記第2の封止部は、前記発光部側から
前記端部側に向かって、略テーパー状に変化して、その
外径が小さくなる形状を有している、請求項1または2
に記載の反射鏡付き高圧水銀ランプ。 - 【請求項5】 前記反射鏡の反射面の最大径は、40m
m未満であることを特徴とする、請求項1から4の何れ
か一つに記載の反射鏡付き高圧水銀ランプ。 - 【請求項6】 前記発光部側の外径よりも前記端部側の
外径の方が小さくなっている部分の封止部の長さは、2
0mm未満であり、 前記封止部の前記端部の外径は、5mm以下である、請
求項1から5の何れか一つに記載の反射鏡付き高圧水銀
ランプ。 - 【請求項7】 前記反射鏡の前記反射面は、略楕円体面
である、請求項1から6の何れか一つに記載の反射鏡付
き高圧水銀ランプ。 - 【請求項8】 焦点距離が30mm以下であることを特
徴とする、請求項7に記載の反射鏡付き高圧水銀ラン
プ。 - 【請求項9】 請求項1から7の何れか一つに記載の反
射鏡付き高圧水銀ランプと、 前記反射鏡付き高圧水銀ランプを光源とする光学系と、
を備えた画像投影装置。 - 【請求項10】 前記光源は、出射光が焦点に収束する
タイプの光源である、請求項9に記載の画像投影装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001303036A JP2003109404A (ja) | 2001-09-28 | 2001-09-28 | 反射鏡付き高圧水銀ランプおよび画像投影装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001303036A JP2003109404A (ja) | 2001-09-28 | 2001-09-28 | 反射鏡付き高圧水銀ランプおよび画像投影装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003109404A true JP2003109404A (ja) | 2003-04-11 |
Family
ID=19123184
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001303036A Pending JP2003109404A (ja) | 2001-09-28 | 2001-09-28 | 反射鏡付き高圧水銀ランプおよび画像投影装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003109404A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2004104690A1 (ja) * | 2003-05-22 | 2006-07-20 | セイコーエプソン株式会社 | 光源装置、光源装置の製造方法、及びプロジェクタ |
| JP2006324206A (ja) * | 2005-05-20 | 2006-11-30 | Iwasaki Electric Co Ltd | 放電ランプ |
| JP2009042715A (ja) * | 2007-07-17 | 2009-02-26 | Ushio Inc | 光源装置 |
-
2001
- 2001-09-28 JP JP2001303036A patent/JP2003109404A/ja active Pending
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