JP2003111402A - 可変出力型dc/dcコンバータ - Google Patents
可変出力型dc/dcコンバータInfo
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- JP2003111402A JP2003111402A JP2001307636A JP2001307636A JP2003111402A JP 2003111402 A JP2003111402 A JP 2003111402A JP 2001307636 A JP2001307636 A JP 2001307636A JP 2001307636 A JP2001307636 A JP 2001307636A JP 2003111402 A JP2003111402 A JP 2003111402A
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Abstract
2次側に高圧出力を得ることのできる可変出力型DC/
DCコンバータを提供する。 【解決手段】トランス8の1次巻線8aにセンタータッ
プのある巻線を用い、2個のスイッチング素子4、5を
トランス8の1次巻線8aの各々に接続して、交互に電
流を流し、2個のスイッチング素子4、5とトランス8
の1次巻線8aの間にトランス機能を持ったチョークコ
イル2を挿入してチョークコイル2に蓄えられたエネル
ギをスイッチング素子4、5のオフ時に1次側巻線8a
を通し直流電源1に戻す事で効率を向上させている。ス
イッチング素子4、5のオンオフ比を変更することで出
力電圧を容易に変更することができ2次側出力変動に対
する応答が速い。2次側にはチョークコイル等が不要で
あり、2次側の電圧を高くすることができる。
Description
にスイッチング方式の可変出力型DC/DCコンバーに
関する。 【0002】 【従来の技術】従来における可変型出力型電源として
は、DC/DCコンバータに供給する1次側電圧を別の
方法で可変し、2次側電圧を変更する方法、又は、図3
に例を示す特開平5−176535号公報のように1次
側に共振用チョークコイルを持つ共振型プッシュプル型
スイッチング動作を行うDC/DCコンバータの4つの
スイッチング素子のオンオフ制御を用い、オンオフ比で
2次側電圧を可変する方法、図4に例を示す特開平8−
242579号公報のように2次側にチョークコイルを
入れた共振型プッシュプル型で2つのスイッチング素子
を制御して電圧を変更する方法あるいは、フルブリッジ
方式などを挙げることができる。 【0003】例えば図3の方法では直流電源1が入力さ
れるチョークコイル2と、転流回路3、パルス幅変調
(PWM)されたプッシュプル信号a、bとその信号に
同期した逆位相の信号c、dを出力する制御回路12、
この制御信号で動作するスイッチ素子4、5、6、7
と、変圧用のトランス8と、整流回路9、10と平滑回
路11から構成される。トランス8の1次側には1次巻
線8aと、50%デューティ用1次巻線8bが設けられ
ており、特に50%デューティ用1次巻線8bはチョー
クコイル2の2次側へ接続されている。また、1次巻線
8aにはスイッチ素子4、5を接続し、50%デューテ
ィ用1次巻線8bには、スイッチ素子6、7を接続する
よう構成される。 【0004】この電源回路では、制御回路12から出力
されるプッシュプル信号a、bのデューティを適宜に設
定することで、スイッチ素子4、5のオン時間を制御し
てトランス8の2次側電圧を制御する。50%デューテ
ィ信号c、dは互いに逆位相の50%のデューティに設
定され、これらの信号aとc、信号bとdの立ち上がり
は各々一致しており、これによりスイッチ素子4とスイ
ッチ素子6のターンオンは同期し、スイッチ素子5とス
イッチ素子7のターンオンも同期する。 【0005】この構成によれば、スイッチ素子4がオン
している時、直流電圧1から供給されるエネルギは、チ
ョークコイル2を通り、トランス8の1次巻線8a、ス
イッチ素子4を流れ2次側へ伝達される。スイッチ素子
4がオフすると、先程まで流れていた電流によってチョ
ークコイル2に蓄えられたエネルギは、転流回路3から
50%デューテイ用1次巻線8bを経て、スイッチ素子
6を通り2次側に伝達される。スイッチ素子6がターン
オフすると同時にスイッチ素子5、7がオンし同様のエ
ネルギ伝達が行われる。 【0006】又、図4の方法は高効率のスイッチング電
源として共振を用いる方式である。図4のブロック図で
1は直流電源でスイッチ素子4および5にエネルギを供
給し、出力の他端はスイッチ素子から出力される交流信
号を2次側へ出力するトランス8の1次側巻線8aの中
点に接続される。4及び5はそれぞれ交互にオンオフす
る浮遊容量を持つスイッチ素子、16は電流共振用コン
デンサ、9及び10はトランス8から出力される信号を
直流に変換する整流回路、13は2次側チョークコイ
ル、11は2次側チョークコイル13からの出力を平滑
する平滑コンデンサ、20は負荷、14、15は共振イ
ンダクタである。 【0007】この電源回路においてスイッチ素子4、5
が交互にオンオフを繰り返している時、スイッチ素子
4、5に加わる電圧値は直流電源1の電圧の約2倍とな
り、いづれかのスイッチ素子がオンしている間中、トラ
ンス8の2次側出力電流を共振インダクタ14、15と
トランスの漏れインダクタンスとの合成インダクタンス
と電流共振コンデンサ16との直列共振により電流共振
し、トランス8の1次側から発生する電流はトランス8
を介して整流回路9、10へ順次入力され、整流回路9
及び10によって整流され、その結果得られる直流電流
を2次側チョークコイル13を介して平滑コンデンサ1
1にチャージする。 【0008】この場合2つのスイッチ素子4、5のオン
オフ制御で2次側の出力電圧は制御される。又2つのス
イッチ素子4、5がオフの期間はトランス8の自己イン
ダクタンスと共振インダクタ14、15との合成インダ
クタンスとスイッチ素子4、5の浮遊容量との並列共振
により電圧共振を行う。すなわち、スイッチ素子4がオ
フするとトランス8の持つ自己インダクタンスと共振イ
ンダクタ14との合成インダクタンスと、スイッチ素子
4の浮遊容量との並列共振によってスイッチ素子4に掛
かる電圧は緩やかに傾斜を持ち上昇し約2倍の電圧に達
すると共振が止まる。一方、スイッチ素子4がオフした
タイミングではトランス8の自己インダクタンスと共振
インダクタ14の合成インダクタンスとスイッチ素子4
の浮遊容量との並列共振によって1次側電流is1が正
方向に流れスイッチ素子5にチャージしていた電荷がデ
ィスチャージされスイッチ素子5の電圧値は下降し、デ
ィスチャージが終了すると共振も終了する。 【0009】次にスイッチ素子5がオンになると1次電
流is2が順方向に流れ始めると共にトランス8の2次
側から出力される電流il2は整流回路10を通った後
2次側チョークコイル13を介して平滑コンデンサ11
にチャージされると共に共振インダクタ15とトランス
の漏れインダクタンスとの合成インダクタンスと電流共
振用コンデンサ16との直列共振によって電流共振を行
う。以上の動作を繰り返すことによりスイッチ素子4、
5はプッシュプル動作をしてトランス8を駆動する。従
って、トランス8を介して出力される2次側の電流は整
流回路9、10によって整流され、さらにチョークコイ
ル13を通して平滑コンデンサ11にチャージされ、ト
ランス8の2次側から共振電流が出力される。 【0010】このようにプッシュプル回路の2つのスイ
ッチ素子の浮遊容量とトランスの自己インダクタンスと
共振インダクタとの合成インダクタンスとにより電圧共
振を行い、さらにトランスの2次側電流を共振させるた
めに電流共振コンデンサと共振インダクタとトランスの
漏れインダクタンスとの合成インダクタンスとによって
直列共振を行い、零電圧スイッチング、及び零電流スイ
ッチングを行う方式である。 【0011】 【発明が解決しようとする課題】従来の可変直流電源は
上記に記述したように種々の方法が実用化されている。
しかしながら、DC/DCコンバータに供給する1次側
電圧を別の方法で可変し2次側電圧を変更する方法で
は、1次側の直流電圧を別の方法を用い変更するために
新たな制御回路が必要であり、出力を変更する場合の応
答性も悪い。図3に示したスイッチング方式の例やフル
ブリッジ方式では、スイッチング素子が4個必要にな
り、それぞれのスイッチング素子をオンオフする信号は
4種類必要となり制御が複雑になる。図3に示した共振
回路を用いる方法では、トランスの2次側にチョークコ
イルを挿入する必要があり、2次側を高電圧出力とした
場合、チョークコイルの耐圧を増加させる必要から寸法
が大きくなり、現状では100V以下での使用に限られ
ている。 【0012】本発明はこのような課題を解決し、回路構
成が簡単にでき、高効率で電圧可変が容易にでき、2次
側出力変動に対する応答が速く、さらに2次側の出力電
圧をチョークコイルの耐圧などの制限なく、高くするこ
とが可能な可変出力型DC/DCコンバータを提供する
ことを目的とする。 【0013】 【課題を解決するための手段】本発明が提供する可変出
力型DC/DCコンバータは、上記課題を解決するため
に、トランスの1次巻線にセンタータップのある巻線を
用い、2個のスイッチング素子をトランスの1次巻線の
各々に接続して、交互に電流を流し、2個のスイッチン
グ素子とトランスの1次巻線の間にトランス機能を持っ
たチョークコイルを挿入してスイッチング素子のオンオ
フ比を変更することで出力電圧を変更する。 【0014】この結果、2次側出力変動に対する応答が
速く、1次側に挿入されたチョークコイルによりノイズ
が少なく、さらにスイッチング素子がオフの時にチョー
クコイルに蓄えられていた磁気エネルギがトランスの1
次巻線を通し直流電源に戻されるために変換効率が共振
タイプと同様に高くすることができる。さらに2次側に
はチョークコイル等が不要のため電圧を高くすることが
可能であり、電源応用範囲の広い可変出力型DC/DC
コンバータが実用化できる。 【0015】 【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施例
にしたがって説明する。本発明が提供する可変出力型D
C/DCコンバータは、直流電源1と、トランス機能を
持ったチョークコイル2、スイッチング素子4、5、ト
ランス8、センタータップを持った1次巻線8aと、2
次巻線8c、転流ダイオード17、18と二次側のダイ
オードブリッジ群19および負荷20、制御回路12に
より構成される。 【0016】図1は本発明の可変出力型DC/DCコン
バータの要部を示す回路図で、図3、図4と同一の符号
で示される部品は同一の構成部品である。本発明のトラ
ンス8の1次巻線8aはセンタータップを持ちその中点
に直流電源1が接続される。1次巻線8aの両端はトラ
ンス機能を持ったチョークコイル2の各々の巻線を通り
スイッチング素子4、5に接続される。トランス8の2
次側では1次側のエネルギをトランス8を介して2次巻
線8cに生じた電圧をダイオードブリッジ群19による
倍電圧整流回路を多段接続した昇圧回路により所定の電
圧にまで昇圧する。 【0017】本発明による可変出力型DC/DCコンバ
ータの回路構成は以上の通りであり、図2に動作のタイ
ムチャートを示す。(a)は制御回路12からのスイッ
チング素子4を制御する信号aのタイミングを示し、こ
の信号でスイッチング素子4をコントロールする。スイ
ッチング素子4がオンすると直流電源1から電流is1
が(c)に示すように流れる。スイッチング素子4がオ
フすると、トランス機能を持ったチョークコイル2に蓄
えられていたエネルギが転流ダイオード18、トランス
の1次巻線8aの反対側巻線を通り直流電源1に戻され
る。この時の電流is2を(d)に示す。次にスイッチ
ング素子5に与えられる制御信号bのタイミングを
(b)に示す。スイッチング素子5がオンの場合に流れ
る電流is3を(e)に、スイッチング素子5のオフ時
にチョークコイル2に蓄えられたエネルギによる流れる
電流is4を(f)に示す。 【0018】本発明が提供する可変出力型DC/DCコ
ンバータは以上詳述したとおり、is2、is4はトラ
ンス型チョークコイル2に磁気エネルギとして蓄えられ
たものをトランス8の1次巻線8aを通して直流電源1
に送り返す電流である。このためこれらの電流も逆位相
でトランス8を励振するために用いられるので効率は悪
化しない。この結果トランス8の2次巻線8cにはスイ
ッチング素子4、5のオン時間に比例した電流がトラン
ス8のインダクタンスの働きで現れる。このスイッチン
グ素子4、5のオンとオフ比を0〜100%の間で変化
させることによって2次側電圧を調整し、図1の回路例
では2次側のダイオードブリッジ群19による倍電圧整
流回路を多段接続することで高電圧出力を得る。2次側
の整流方式はどのような方式でも良く、本発明は、これ
らすべての変形実施例を包含する。 【0019】 【発明の効果】本発明が提供する可変出力型DC/DC
コンバータは以上詳述したとおりであり、小型で構造が
単純であり、出力変動に対する応答が速い。トランス8
の1次側にチョークコイル2が接続されるためノイズが
少ない。DCコンバータとしての効率が上述したように
良いにもかかわらずスイッチング素子が2個で良い。そ
の上スイッチング素子4、5を制御する信号は同一基準
電位で良く制御回路12も簡単な回路が使用できる。さ
らにトランス8の2次回路の整流方式は種々の方式を自
由に採用でき2次側回路電圧には制限がないと言った種
々の特徴を持つ可変出力型DC/DCコンバータを実現
することができる。
の回路の要部を示す図である。 【図2】本発明による可変出力型DC/DCコンバータ
の動作のタイムチャートである。 【図3】従来の可変出力型DC/DCコンバータの回路
の要部を示す図の例である。 【図4】従来の可変出力型DC/DCコンバータの回路
の要部を示す図の例である。 【符号の説明】 1…直流電源 2…チョークコイル 4、5…スイッチング素子 8…トランス 8a…1次巻線 8c…2次巻線 12…制御回路 17、18…転流ダイオード 19…ダイオードブリッジ群 20…負荷
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 変圧用トランスの1次側にセンタータッ
プのある巻線を用い、このセンタータップに直流電源を
接続し、前記巻線の他端のそれぞれにスイッチング素子
を接続して交互に電流を流す方式のDC/DCコンバー
タにおいて、各々のスイッチング素子とトランス1次巻
線との間にトランス機能を持たせたチョークコイルを挿
入し、DC/DCコンバータの出力電圧を各々のスイッ
チング素子のオンオフ時間の比を変えることで制御する
ことを特徴とする可変出力型DC/DCコンバータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001307636A JP3767446B2 (ja) | 2001-10-03 | 2001-10-03 | 可変出力型dc/dcコンバータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001307636A JP3767446B2 (ja) | 2001-10-03 | 2001-10-03 | 可変出力型dc/dcコンバータ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003111402A true JP2003111402A (ja) | 2003-04-11 |
| JP3767446B2 JP3767446B2 (ja) | 2006-04-19 |
Family
ID=19127070
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001307636A Expired - Lifetime JP3767446B2 (ja) | 2001-10-03 | 2001-10-03 | 可変出力型dc/dcコンバータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3767446B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017130352A (ja) * | 2016-01-20 | 2017-07-27 | フィーサ株式会社 | 高圧電源回路及びこれを用いたイオン発生装置 |
| KR101829910B1 (ko) | 2016-07-13 | 2018-02-19 | 서봉균 | 고전압 직류 발생장치 |
-
2001
- 2001-10-03 JP JP2001307636A patent/JP3767446B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017130352A (ja) * | 2016-01-20 | 2017-07-27 | フィーサ株式会社 | 高圧電源回路及びこれを用いたイオン発生装置 |
| KR101829910B1 (ko) | 2016-07-13 | 2018-02-19 | 서봉균 | 고전압 직류 발생장치 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3767446B2 (ja) | 2006-04-19 |
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