JP2003111494A - 無停電電源装置の運転制御方法 - Google Patents
無停電電源装置の運転制御方法Info
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- JP2003111494A JP2003111494A JP2001307099A JP2001307099A JP2003111494A JP 2003111494 A JP2003111494 A JP 2003111494A JP 2001307099 A JP2001307099 A JP 2001307099A JP 2001307099 A JP2001307099 A JP 2001307099A JP 2003111494 A JP2003111494 A JP 2003111494A
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- flywheel
- voltage
- power
- drive voltage
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- Control Of Ac Motors In General (AREA)
- Control Of Eletrric Generators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 無停電電源装置の電力消費量を低減すること
ができる運転制御方法を提供する。 【解決手段】 フライホイール付ロータを有する誘導発
電電動機に電力を供給してフライホイールを回転させ、
電力遮断時はフライホイールの回転エネルギーを電気エ
ネルギーに変換して電力を放出するようにした無停電電
源装置に所定の駆動電圧を供給してフライホイールの回
転数を上昇させた後に駆動電圧を下げて定常運転を行
い、電力遮断時は駆動電圧を定常運転時の値まで上げ
る。下げて設定する定常運転時の駆動電圧を起動時の駆
動電圧の0.4倍までとすることが好ましい。
ができる運転制御方法を提供する。 【解決手段】 フライホイール付ロータを有する誘導発
電電動機に電力を供給してフライホイールを回転させ、
電力遮断時はフライホイールの回転エネルギーを電気エ
ネルギーに変換して電力を放出するようにした無停電電
源装置に所定の駆動電圧を供給してフライホイールの回
転数を上昇させた後に駆動電圧を下げて定常運転を行
い、電力遮断時は駆動電圧を定常運転時の値まで上げ
る。下げて設定する定常運転時の駆動電圧を起動時の駆
動電圧の0.4倍までとすることが好ましい。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フライホイールを
回転させて運動エネルギーを貯え、停電時にフライホイ
ールの運動エネルギーを電気エネルギーに変換して外部
負荷に供給する無停電電源装置の運転制御方法に関す
る。
回転させて運動エネルギーを貯え、停電時にフライホイ
ールの運動エネルギーを電気エネルギーに変換して外部
負荷に供給する無停電電源装置の運転制御方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】コンピュータに代表されるエレクトロニ
クス機器では、短時間の停電による電圧低下でも誤動作
が生じ易いので、無停電電源装置を負荷機器に接続して
電圧低下時に負荷に電力を供給することが行われてい
る。無停電電源装置としては、従来から停電等による電
力遮断時に放出する電気エネルギーを鉛バッテリーに貯
蔵することが行われているが、寿命が短くしかも交換さ
れたバッテリーが環境汚染の原因となる有害物質を含む
ので簡単に廃棄できないといった難点がある。その対策
として、長寿命でかつ廃棄処分が容易なフライホイール
式無停電電源装置(例えば特開平7−322533号参
照)が提案されている。
クス機器では、短時間の停電による電圧低下でも誤動作
が生じ易いので、無停電電源装置を負荷機器に接続して
電圧低下時に負荷に電力を供給することが行われてい
る。無停電電源装置としては、従来から停電等による電
力遮断時に放出する電気エネルギーを鉛バッテリーに貯
蔵することが行われているが、寿命が短くしかも交換さ
れたバッテリーが環境汚染の原因となる有害物質を含む
ので簡単に廃棄できないといった難点がある。その対策
として、長寿命でかつ廃棄処分が容易なフライホイール
式無停電電源装置(例えば特開平7−322533号参
照)が提案されている。
【0003】現在実用化されているフライホイール式無
停電電源装置は、ステータの外周にフライホイールと一
体化されたロータを設けてアウターロータ型三相誘導発
電電動機を形成したフライホイールユニットと三相誘導
発電電動機の駆動を制御するドライブコントローラ及び
外部負荷に一定の電圧を供給する出力コントローラを含
む。この無停電電源装置によれば、ドライブコントロー
ラから三相誘導発電電動機のステータコイルに電力を供
給してフライホイールを回転させ、電力遮断時はフライ
ホイールの回転数を下げて回生電力を回収するように運
転される。この場合、三相誘導発電電動機の同期速度N
{120f/p(rpm)、但しf:周波数、p:極
数}とフライホイールの回転速度Nw{N(1−s)
(rpm)、但しs:滑り(通常は7〜13%程度)}
との関係を次のように制御する。三相誘導発電電動機の
加速運転時にはN>Nwに制御し、誘導発電電動機の定
速運転時はN≒Nwに制御し、電力遮断時はN<Nwに
制御することにより電気的減速状態を現出して回生電力
を回収する。
停電電源装置は、ステータの外周にフライホイールと一
体化されたロータを設けてアウターロータ型三相誘導発
電電動機を形成したフライホイールユニットと三相誘導
発電電動機の駆動を制御するドライブコントローラ及び
外部負荷に一定の電圧を供給する出力コントローラを含
む。この無停電電源装置によれば、ドライブコントロー
ラから三相誘導発電電動機のステータコイルに電力を供
給してフライホイールを回転させ、電力遮断時はフライ
ホイールの回転数を下げて回生電力を回収するように運
転される。この場合、三相誘導発電電動機の同期速度N
{120f/p(rpm)、但しf:周波数、p:極
数}とフライホイールの回転速度Nw{N(1−s)
(rpm)、但しs:滑り(通常は7〜13%程度)}
との関係を次のように制御する。三相誘導発電電動機の
加速運転時にはN>Nwに制御し、誘導発電電動機の定
速運転時はN≒Nwに制御し、電力遮断時はN<Nwに
制御することにより電気的減速状態を現出して回生電力
を回収する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】三相誘導発電電動機の
回転を制御する手段として、インバータを用いて駆動電
圧を制御する方法があり、上記のフライホイール式無停
電電源装置においてもこの方法で駆動電圧が制御されて
いる。インバータで直流電圧を交流電圧に変換して三相
誘導発電電動機に供給する場合、起動運転時はインバー
タの出力電圧を所定電圧まで立上げた後にその駆動電圧
で定常運転を行っている。誘導発電電動機は、無負荷の
定常運転でも空気抵抗、銅損、軸損のため消費電力が発
生する。しかるに、停電等による電力遮断が発生する頻
度は高々年間に数回程度であり、そのために無停電電源
装置に常時高電圧を供給しておくと、電力消費量が大に
なるという問題がある。そこで電力消費量を少なくする
ために、駆動電圧を低下させると、誘導発電電動機の回
転トルクが減少し、回生電力が減少するという問題が発
生する。従って本発明の目的は、回生電力の低下を伴わ
ずに電力消費量を低減することができる無停電電源装置
の運転制御方法を提供することである。
回転を制御する手段として、インバータを用いて駆動電
圧を制御する方法があり、上記のフライホイール式無停
電電源装置においてもこの方法で駆動電圧が制御されて
いる。インバータで直流電圧を交流電圧に変換して三相
誘導発電電動機に供給する場合、起動運転時はインバー
タの出力電圧を所定電圧まで立上げた後にその駆動電圧
で定常運転を行っている。誘導発電電動機は、無負荷の
定常運転でも空気抵抗、銅損、軸損のため消費電力が発
生する。しかるに、停電等による電力遮断が発生する頻
度は高々年間に数回程度であり、そのために無停電電源
装置に常時高電圧を供給しておくと、電力消費量が大に
なるという問題がある。そこで電力消費量を少なくする
ために、駆動電圧を低下させると、誘導発電電動機の回
転トルクが減少し、回生電力が減少するという問題が発
生する。従って本発明の目的は、回生電力の低下を伴わ
ずに電力消費量を低減することができる無停電電源装置
の運転制御方法を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明においては、フライホイール付ロータを有す
る三相誘導発電電動機に電力を供給してフライホイール
を回転させ、電力遮断時はフライホイールの回転エネル
ギーを電気エネルギーに変換して電力を放出するように
した無停電電源装置の三相誘導発電電動機に所定の駆動
電圧を供給してフライホイールの回転数を上昇させた後
に駆動電圧を下げて定常運転を行い、電力遮断時は駆動
電圧を所定値まで上げることを特徴とするものである。
本発明においては、下げて設定する定常運転時の駆動電
圧を起動時の駆動電圧の0.4倍までとすることが好ま
しい。本発明によれば、フライホイールを所定の速度で
回転させるために起動時に一旦立上げた駆動電圧を、半
分程度に引下げてから定常運転を行うので、無停電電源
装置の電力消費量を低減することができる。
に、本発明においては、フライホイール付ロータを有す
る三相誘導発電電動機に電力を供給してフライホイール
を回転させ、電力遮断時はフライホイールの回転エネル
ギーを電気エネルギーに変換して電力を放出するように
した無停電電源装置の三相誘導発電電動機に所定の駆動
電圧を供給してフライホイールの回転数を上昇させた後
に駆動電圧を下げて定常運転を行い、電力遮断時は駆動
電圧を所定値まで上げることを特徴とするものである。
本発明においては、下げて設定する定常運転時の駆動電
圧を起動時の駆動電圧の0.4倍までとすることが好ま
しい。本発明によれば、フライホイールを所定の速度で
回転させるために起動時に一旦立上げた駆動電圧を、半
分程度に引下げてから定常運転を行うので、無停電電源
装置の電力消費量を低減することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下本発明の詳細を添付図面によ
り説明する。図1は本発明のシステム構成を示すブロッ
ク図、図2はフライホイールユニットの断面図、図3は
無停電電源装置の主要部の回路構成を示す結線図であ
る。図1に示すように、本発明の無停電電源装置は、負
荷6に電力を供給する出力インバータ2と直流電圧を3
相の交流電圧に変換してフライホイールユニット1に供
給して、三相誘導発電電動機18の駆動を制御するドラ
イブインバータ3とを含み、出力インバータ2及びドラ
イブインバータ3はリレー8を介して商用交流入力電源
7に接続されている。フライホイールユニット1は、図
2に示すように、ケーシング10の内部にAl、Cu等
の非磁性導電体からなるフライホイール11が回転自在
に配置され、その中央部で軸受16を介してケーシング
10に支承されまた軸受17を介して基台15に支承さ
れている。フライホイール11の下部に固着されたロー
タコア(鉄心)12と、Y形結線された三相のコイル1
3が巻回されたステータコア(鉄心)14とでアウター
ロータ型三相誘導発電電動機18が構成される。
り説明する。図1は本発明のシステム構成を示すブロッ
ク図、図2はフライホイールユニットの断面図、図3は
無停電電源装置の主要部の回路構成を示す結線図であ
る。図1に示すように、本発明の無停電電源装置は、負
荷6に電力を供給する出力インバータ2と直流電圧を3
相の交流電圧に変換してフライホイールユニット1に供
給して、三相誘導発電電動機18の駆動を制御するドラ
イブインバータ3とを含み、出力インバータ2及びドラ
イブインバータ3はリレー8を介して商用交流入力電源
7に接続されている。フライホイールユニット1は、図
2に示すように、ケーシング10の内部にAl、Cu等
の非磁性導電体からなるフライホイール11が回転自在
に配置され、その中央部で軸受16を介してケーシング
10に支承されまた軸受17を介して基台15に支承さ
れている。フライホイール11の下部に固着されたロー
タコア(鉄心)12と、Y形結線された三相のコイル1
3が巻回されたステータコア(鉄心)14とでアウター
ロータ型三相誘導発電電動機18が構成される。
【0007】出力インバータ2では、商用交流電源7か
ら入力された電力(例えばAC200V)は複数のダイ
オードをブリッジ接続して形成されたコンバータ20で
所定の直流電圧(例えば280〜300V)に整流さ
れ、複数のスィッチング素子をブリッジ接続して構成さ
れる電圧形インバータ21で交流電力に変換される。電
圧形インバータ21では、複数のスィッチング素子をオ
ン・オフしてパルス幅変調(PWM)制御を行うので、
この交流電力はリップルを含んだ正弦波状の電圧波形と
なる。また出力インバータ2では、入力電圧の急激な変
動を補償するために、入力電圧(例えばAC200V)
よりも低い電圧(例えば170V)が出力される。従っ
て出力インバータ2から出力された交流電力は、ローパ
スフィルター4でリップルが平滑化された後、出力トラ
ンス5で昇圧(例えば200V)された後負荷6に供給
される。
ら入力された電力(例えばAC200V)は複数のダイ
オードをブリッジ接続して形成されたコンバータ20で
所定の直流電圧(例えば280〜300V)に整流さ
れ、複数のスィッチング素子をブリッジ接続して構成さ
れる電圧形インバータ21で交流電力に変換される。電
圧形インバータ21では、複数のスィッチング素子をオ
ン・オフしてパルス幅変調(PWM)制御を行うので、
この交流電力はリップルを含んだ正弦波状の電圧波形と
なる。また出力インバータ2では、入力電圧の急激な変
動を補償するために、入力電圧(例えばAC200V)
よりも低い電圧(例えば170V)が出力される。従っ
て出力インバータ2から出力された交流電力は、ローパ
スフィルター4でリップルが平滑化された後、出力トラ
ンス5で昇圧(例えば200V)された後負荷6に供給
される。
【0008】ドライブインバータ3では、出力インバー
タ2と同様に商用交流電源から入力された電力(例えば
AC200V)は複数のダイオードD1〜D4をブリッ
ジ接続して形成されたコンバータ30で所定の直流電圧
(例えば280〜300V)に整流され、この電流が複
数のスィッチング素子S1〜S6をブリッジ接続して構
成される電圧形インバータ31(図3参照)で交流電力
に変換される。電圧形インバータ31では、正電流はオ
ン・オフ可能なスィッチング素子S1〜S6で流れ、負
電流は帰還ダイオードD1〜D6で流れるため、正電流
で誘導発電電動機18のコイル13に電力が供給され、
負電流で誘導発電電動機18のコイル13から電力を受
取り、直流母線で接続された電圧形インバータ21を介
して負荷6に供給される。出力インバータ2とドライブ
インバータ3間の直流母線の電圧(300V程度)は、
電圧検出器32で検出され、例えば高ゲイン増幅器とC
R回路を組合わせた電圧調節器33に送られ、そこで電
圧値が一定になるようにPID制御が行われる。すなわ
ち停電時に直流母線の電圧が基準値を下回った時は、周
波数変換機(図示せず)により、フライホイールの駆動
周波数を低下させることにより、フライホイールを減速
して回生電力が有効に回収される。但しフライホイール
の減速速度が速すぎると、回生電力が過大になり直流母
線の電圧が上昇するので、インバータの上限値を超えな
いようにする必要がある。またフライホイールの減速速
度が遅すぎると直流母線の電圧が低下するので、インバ
ータの下限値を下回らないようにする必要がある。
タ2と同様に商用交流電源から入力された電力(例えば
AC200V)は複数のダイオードD1〜D4をブリッ
ジ接続して形成されたコンバータ30で所定の直流電圧
(例えば280〜300V)に整流され、この電流が複
数のスィッチング素子S1〜S6をブリッジ接続して構
成される電圧形インバータ31(図3参照)で交流電力
に変換される。電圧形インバータ31では、正電流はオ
ン・オフ可能なスィッチング素子S1〜S6で流れ、負
電流は帰還ダイオードD1〜D6で流れるため、正電流
で誘導発電電動機18のコイル13に電力が供給され、
負電流で誘導発電電動機18のコイル13から電力を受
取り、直流母線で接続された電圧形インバータ21を介
して負荷6に供給される。出力インバータ2とドライブ
インバータ3間の直流母線の電圧(300V程度)は、
電圧検出器32で検出され、例えば高ゲイン増幅器とC
R回路を組合わせた電圧調節器33に送られ、そこで電
圧値が一定になるようにPID制御が行われる。すなわ
ち停電時に直流母線の電圧が基準値を下回った時は、周
波数変換機(図示せず)により、フライホイールの駆動
周波数を低下させることにより、フライホイールを減速
して回生電力が有効に回収される。但しフライホイール
の減速速度が速すぎると、回生電力が過大になり直流母
線の電圧が上昇するので、インバータの上限値を超えな
いようにする必要がある。またフライホイールの減速速
度が遅すぎると直流母線の電圧が低下するので、インバ
ータの下限値を下回らないようにする必要がある。
【0009】上記の電圧形インバータ31(電圧形イン
バータ21も同様)では、スィッチング素子のゲート信
号としてパルス幅と正負の極性が制御されたパルス列を
与えることによりパルス幅変調(PWM)制御が行わ
れ、正弦波状の交流電圧波形が得られる。この場合、誘
導発電電動機への正電圧をつくるためにスィッチング素
子S1、S2、S3は120°毎に点弧され、誘導発電
電動機への負電圧をつくるためにスィッチング素子S
4、S5、S6は120°毎に点弧され、さらに出力電
圧を正負対称にするためにS1とS4、S2とS4、S
3とS6は各々180°ずつずらされる。このような導
通パターンを形成し、各スィッチング素子を適当な角度
(例えば120°又は180°)オン状態にすることに
より、三相の正弦波電圧が得られる。
バータ21も同様)では、スィッチング素子のゲート信
号としてパルス幅と正負の極性が制御されたパルス列を
与えることによりパルス幅変調(PWM)制御が行わ
れ、正弦波状の交流電圧波形が得られる。この場合、誘
導発電電動機への正電圧をつくるためにスィッチング素
子S1、S2、S3は120°毎に点弧され、誘導発電
電動機への負電圧をつくるためにスィッチング素子S
4、S5、S6は120°毎に点弧され、さらに出力電
圧を正負対称にするためにS1とS4、S2とS4、S
3とS6は各々180°ずつずらされる。このような導
通パターンを形成し、各スィッチング素子を適当な角度
(例えば120°又は180°)オン状態にすることに
より、三相の正弦波電圧が得られる。
【0010】誘導発電電動機の駆動電圧の制御は、例え
ば電圧検出器32で電圧形インバータ31の各相の出力
電圧を検出し、フィードバック回路34を介してスィッ
チ制御回路35から各スィッチング素子のゲートに制御
信号を供給することにより行われる。図4により、上記
の無停電電源装置における誘導発電電動機の駆動電圧の
制御方法を説明する。図4は、駆動電圧Vd(実線)及
びフライホイールの回転数Nw(一点鎖線)の変化を示
す。ドライブインバータ2と出力インバータ3に給電を
開始すると、起動運転時(t0〜t2)においては、t
0〜t1間で駆動電圧VdがV1(例えば200V)に
上昇し、t1〜t2間中その電圧に保持される。定常回
転時(t2〜t4)には、駆動電圧VdをV2(140
V)に下げて、その電圧を保持する。停電時にドライブ
インバータ3の出力電圧が低下すると駆動電圧VdをV
1(200V)に上げる。本発明では、定常回転時の駆
動電圧は起動運転時の駆動電圧の0.4倍程度までに下
げて設定することが望ましい。この電圧値を下げるほど
省エネルギー効果が期待できるが、フライホイールの定
常時回転数を維持するためにはある程度の電力供給が必
要である。回転数維持に必要な電力は起動加速時に必要
な単位時間あたりの電力の10%程度なので印加電圧を
0.4倍に低下させても回転数を維持できる。上記の説
明では、t2〜t3の時間をかけて駆動電圧VdをV1
からV2に下降させ、またt4〜t5の時間をかけてV
2をV1に上昇させたが、これらの時間を0にしてもよ
い。駆動電圧を図4に示すように制御することにより、
誘導発電電動機の消費電力Pは、図5で示すようにな
り、定常回転期間中(t3〜t4)では、大幅に低減さ
れることがわかる。
ば電圧検出器32で電圧形インバータ31の各相の出力
電圧を検出し、フィードバック回路34を介してスィッ
チ制御回路35から各スィッチング素子のゲートに制御
信号を供給することにより行われる。図4により、上記
の無停電電源装置における誘導発電電動機の駆動電圧の
制御方法を説明する。図4は、駆動電圧Vd(実線)及
びフライホイールの回転数Nw(一点鎖線)の変化を示
す。ドライブインバータ2と出力インバータ3に給電を
開始すると、起動運転時(t0〜t2)においては、t
0〜t1間で駆動電圧VdがV1(例えば200V)に
上昇し、t1〜t2間中その電圧に保持される。定常回
転時(t2〜t4)には、駆動電圧VdをV2(140
V)に下げて、その電圧を保持する。停電時にドライブ
インバータ3の出力電圧が低下すると駆動電圧VdをV
1(200V)に上げる。本発明では、定常回転時の駆
動電圧は起動運転時の駆動電圧の0.4倍程度までに下
げて設定することが望ましい。この電圧値を下げるほど
省エネルギー効果が期待できるが、フライホイールの定
常時回転数を維持するためにはある程度の電力供給が必
要である。回転数維持に必要な電力は起動加速時に必要
な単位時間あたりの電力の10%程度なので印加電圧を
0.4倍に低下させても回転数を維持できる。上記の説
明では、t2〜t3の時間をかけて駆動電圧VdをV1
からV2に下降させ、またt4〜t5の時間をかけてV
2をV1に上昇させたが、これらの時間を0にしてもよ
い。駆動電圧を図4に示すように制御することにより、
誘導発電電動機の消費電力Pは、図5で示すようにな
り、定常回転期間中(t3〜t4)では、大幅に低減さ
れることがわかる。
【0011】上記の例では、不足電圧を補うためにイン
バータの出力側に昇圧トランスを加入したが、インバー
タの入力側に昇圧トランスを加入してもよい。また、誘
導発電電動機の速度は、周波数変換に限らず、極数変換
あるいはすべり調整等の他の方法により制御してもよ
い。
バータの出力側に昇圧トランスを加入したが、インバー
タの入力側に昇圧トランスを加入してもよい。また、誘
導発電電動機の速度は、周波数変換に限らず、極数変換
あるいはすべり調整等の他の方法により制御してもよ
い。
【0012】
【発明の効果】以上に記述の如く、本発明によれば、フ
ライホイールユニットを用いて電力遮断時に回生電力を
回収する無停電電源装置を構成する誘導発電電動機の運
転期間の大半を占める定常回転時の駆動電圧を低下させ
るので、無停電電源装置の消費電力を大幅に低減するこ
とができる。
ライホイールユニットを用いて電力遮断時に回生電力を
回収する無停電電源装置を構成する誘導発電電動機の運
転期間の大半を占める定常回転時の駆動電圧を低下させ
るので、無停電電源装置の消費電力を大幅に低減するこ
とができる。
【図1】本発明の一実施例に係わるシステム構成を説明
するためのブロック図である。
するためのブロック図である。
【図2】フライホイールユニットの一例を示す断面図で
ある。
ある。
【図3】本発明の主要部の回路構成を示す結線図であ
る。
る。
【図4】本発明の一実施例に係わる制御方法による駆動
電圧の変化を示す図である。
電圧の変化を示す図である。
【図5】本発明の一実施例に係わる制御方法による電力
消費量を示す図である。
消費量を示す図である。
1: フライホイールユニット
2:出力インバータ
3:ドライブインバータ
4:ローパスフィルター
5:出力トランス
6:負荷
7:商用交流電源
8:リレー
10:ケーシング
11:フライホイール
12: ロータコア
13:コイル
14:ステータコア
15:三相誘導発電電動機基台
16、17:軸受
18:三相誘導発電電動機
20、30:A/Dコンバータ
21、31:電圧形インバータ
32:電圧検出器
33:電圧調節器
34:フィードバック回路
35:スィッチ制御回路
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Fターム(参考) 5G015 FA00 GA15 HA12 JA22 JA27
JA64 KA03
5H007 AA00 BB05 BB06 CA01 CB02
CB05 CC01 DA01 DA05 DA06
DB02 DC02 DC05 EA02 GA02
5H576 AA20 BB02 CC05 DD02 DD04
EE09 EE11 FF02 FF03 FF04
GG04 GG05 HA02 HB02 JJ23
JJ24 KK08 LL22 LL24
5H590 AA02 CA30 CC08 CD03 CE02
DD41 DD64 EA01 EA10 EB12
EB17 EB22 FA08 FB02 FC12
GA02 GA04 GA09 HA02 HA04
JA12 JA13 JA14
Claims (2)
- 【請求項1】 フライホイール付ロータを有する三相誘
導発電電動機に電力を供給してフライホイールを回転さ
せ、電力遮断時はフライホイールの回転エネルギーを電
気エネルギーに変換して電力を放出するようにした無停
電電源装置に所定の駆動電圧を供給してフライホイール
の回転数を上昇させた後に駆動電圧を下げて定常運転を
行い、電力遮断時は駆動電圧を所定値まで上げることを
特徴とする無停電電源装置の運転制御方法。 - 【請求項2】 下げて設定する定常運転時の駆動電圧を
起動時の駆動電圧の0.4倍までとしたことを特徴とす
る請求項1記載の無停電電源装置の運転制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001307099A JP2003111494A (ja) | 2001-10-03 | 2001-10-03 | 無停電電源装置の運転制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001307099A JP2003111494A (ja) | 2001-10-03 | 2001-10-03 | 無停電電源装置の運転制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003111494A true JP2003111494A (ja) | 2003-04-11 |
Family
ID=19126622
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001307099A Pending JP2003111494A (ja) | 2001-10-03 | 2001-10-03 | 無停電電源装置の運転制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003111494A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100429914B1 (ko) * | 2002-01-09 | 2004-05-03 | 학교법인 포항공과대학교 | 플라이휠을 이용한 비상발전시스템 |
| FR2860659A1 (fr) * | 2003-10-07 | 2005-04-08 | Alstom | Systeme de moteurs lineaires |
| JP2005307784A (ja) * | 2004-04-19 | 2005-11-04 | Kawamoto Densan Kk | 水中ポンプ用制御装置 |
| JP2012114994A (ja) * | 2010-11-22 | 2012-06-14 | Sanken Electric Co Ltd | 蓄電装置 |
| WO2021241520A1 (ja) * | 2020-05-29 | 2021-12-02 | 株式会社神戸製鋼所 | 電動機装置 |
-
2001
- 2001-10-03 JP JP2001307099A patent/JP2003111494A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100429914B1 (ko) * | 2002-01-09 | 2004-05-03 | 학교법인 포항공과대학교 | 플라이휠을 이용한 비상발전시스템 |
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| WO2021241520A1 (ja) * | 2020-05-29 | 2021-12-02 | 株式会社神戸製鋼所 | 電動機装置 |
| JP2021191121A (ja) * | 2020-05-29 | 2021-12-13 | 株式会社神戸製鋼所 | 電動機装置 |
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