JP2003113135A - アルデヒド類の安全な塩基性中和 - Google Patents
アルデヒド類の安全な塩基性中和Info
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Abstract
い不可逆的に中和されたアルデヒド類を形成するアルデ
ヒド類の中和方法およびシステムを提供する。 【解決手段】 廃棄物流中に存在するアルデヒドの毒性
放出の問題を緩和するための方法および装置である。こ
れらの方法はアルデヒド類を塩基化合物で処理すること
により中和されたアルデヒド類を形成する。塩基類を使
用すると環境内に廃棄する前に有毒なアルデヒド類を処
理するための簡便、効果的かつ安価な解決策が得られ
る。
Description
及び州環境保護庁により制定された廃棄物処理に関する
要求基準を満たす目的で行うアルデヒド類の中和に関
し、特に、安全であり、有毒なアルデヒド類に復帰しな
い不可逆的に中和されたアルデヒド類を形成するアルデ
ヒド類の中和に関するものである。なお、本出願は「ア
ルデヒド類の安全な酸化的中和」という発明の名称の米
国特許出願第09/896,461号(2001年6月
29日出願)(代理人整理番号ASP−0029)に関
連する出願であり、その内容は本明細書において参考の
ために引用される。
とにますます困難となってきている。一定量のアルデヒ
ド類を含有する廃棄物はこの廃棄物を環境内に置く前に
処理することが法律によって要請されている。その処理
の程度はその廃棄物が生成された場所とその地域におけ
る環境基準の厳しさとによって変わることがある。例え
ば、アルデヒドを含有する廃棄物はカリフォルニア州で
はカルフォルニア州刑法典第22章第66696節(22
Cal.Code Regs.,Tit.22,§66696)に危険な廃棄物とし
て分類されている。ホルムアルデヒドは商業的な化学製
品(例えば純粋な工業品質のホルムアルデヒドである
か、またはその処理すべき製品の活性成分がホルムアル
デヒドだけである)ならば、連邦法のレベルでも連邦規
則第40章第261.33(e)(40C.F.R.§261.33
(e))の下で危険な廃棄物とみなされる。各州はこのホ
ルムアルデヒドの基準と少なくとも同じ厳しさの環境規
則を有する。州法の環境規則もこの基準よりも厳しいこ
とがある。
放出する施設または可航水域(navigable waters)に直
接放出する施設は行政庁の制定した基準を満たすことが
要請されることがある。この基準は施設ごとに、受け取
る水の水質とその地域の工業により環境内に放出される
廃水中に見出されるアルデヒドの濃度とによって変わる
ことがある。
って生成される。例えば、グルタルアルデヒドやo−フ
タルアルデヒド(OPA)のようなアルデヒド類は医療
装置または器具の消毒に使用されている。アルデヒド類
を含む廃水はまた塗装工程、床に関する剥離工程、その
他の製造工程によっても生成されることがある。
ウム(SBS)を用いて多くのアルデヒド類を処理して
いる。しかしながら、これらの化合物は環境規則を遵守
したOPAの中和に有効であることが証明されていな
い。
して分類されるのは、検査している廃棄物が「軟水(全
硬度が40ミリグラム/リットル乃至48ミリグラム/
リットルの炭酸カルシウム)中でファットヘッド・ミノ
ウ(fathead minnow;北米産のコイ科の小魚)で測定し
た際に500ミリグラム/リットル(mg/L)未満の
急性水生96時間LC50(acute aquatic 96-hour L
C50)を有する...」(22Cal.Code Regs.,Tit.22,§6
6696)場合である。このように、LC50は廃棄物に曝さ
れた特定の動物の50%を殺害するのに必要とされる廃
棄物の濃度を表す。
護庁により一般に、危険な廃棄物を定義するのに規定さ
れている基準を満たさない廃棄物であると考えられてい
る。従って、カリフォルニア州内で生成されたLC50>
500mg/Lの廃棄物は安全な廃棄物、LC50<50
0mg/Lの廃棄物は危険な廃棄物として分類される。
例えばSBSをOPAと組み合わせると表1に示すよう
に一貫してLC50が500mg/L未満である、カリ
フォルニア環境法の下では一般に危険であると考えられ
ている生成物が生成される。この検討ではCIDEX
(登録商標)OPA(米国カリフォルニア州アーバイ
ン、Johnson & Johnson社、Advanced Sterilization Pr
oducts(登録商標)から市販されている)を用いてOP
Aを供給した。
する能力を欠く上に、環境に対して有害であることがあ
るという点で問題がある。
4:0のモル比で30分間混合すると、OPAの分析限
界が10ppmである高速液体クロマトグラフィー(H
PLC)分析方法でOPA濃度が検出されないので、O
PAが中和されていることを示す線図である。しかしな
がら、最終生成物は依然として表1に示すように危険な
廃棄物として分類される。従って、アルデヒドが中和剤
により完全に中和されても、最終生成物は依然として危
険な廃棄物であることがある。
および/または他のα−水素を含まないアルデヒド用の
有効な、安全な、便利な、かつ安価な中和剤を発明する
ことである。OPAは高い消毒レベルの産業界および病
院で使用される主要化学品の一つである。OPAは使用
後かつ廃棄前に中和する必要があるが、この時点では利
用できる中和方法は非常に限られている。本出願人が譲
受人である米国特許出願第09/321,964号(発
明の名称「アルデヒド中和剤」)は中和剤としてグリシ
ンのようなアミノ酸類を使用することを示唆している。
グリシンを使用することでアルデヒドの中和に対する安
価かつ安全な解決策が得られるが、アミノ酸中和剤を用
いるアプローチには若干の問題がある。一つの問題はo
−フタルアルデヒドとグリシンから形成されるシッフ塩
基溶液はいずれも黒色である点である。日本国内では、
一般感情として黒色は好まれないので、病院は使用済み
の溶液を廃水処理会社に送ってそこで廃棄してもらう
が、これには費用がかかる。上記アルデヒド中和問題に
対する他のアプローチは本出願人が譲受人である米国特
許出願第90/747,230号(発明の名称「アルデ
ヒド中和用還元的アミノ化」)により適用されるが、こ
の米国出願はアルデヒド類をアミノ酸中和剤類と反応さ
せた後、得られたイミン類を還元してアミノ酸類を環境
に優しい最終生成物として形成することを教示してい
る。この方法は固体支持体上で行うのが最もよく、適用
後に固形廃棄物を処理する。他のアプローチとしては、
本出願人が譲受人である米国特許出願第90/746,
344号(発明の名称「アルデヒド除去装置およびその
使用方法」)がスキャベンジャーとしてポリマーアミン
類を用いてアルデヒド類を廃溶液から除去することを開
示している。この方法はグルタルアルデヒドとo−フタ
ルアルデヒドを使用済み消毒溶液から除去するが、固形
廃棄物は依然として別個に取り扱う必要がある。
種々のアプローチが種々の状況において依然として必要
とされている。本発明はアルデヒド類の中和に関する新
しいアプローチを提供することを企図している。
a)α−水素を含まないアルデヒドを用意する工程、お
よびb)このアルデヒドを有効量の塩基と接触させ、未
処理アルデヒドと比べて中和されかつ毒性を低減された
処理アルデヒドとする工程を備える毒性の低減された中
和アルデヒド類の製造方法に関する。本発明の別の実施
態様は、容器、該容器に導かれるo−フタルアルデヒ
ド、ホルムアルデヒドおよびこれらの混合物からなる群
から選ばれたα−水素を含まないアルデヒド源、および
該容器に導かれて、未処理アルデヒド類よりも毒性の低
い処理アルデヒド類を生じる塩基源を備えるα−水素な
しにアルデヒドを中和し、毒性の低減されたアルデヒド
類を製造するためのシステムに関する。
中和する簡便な、安価な、かつ安全な方法であることに
ある。上述したアミノ酸を用いたアルデヒド類の中和に
より暗色の生成物が形成されるのに対して、これらアル
デヒド類の塩基処理の最終生成物は無色であるかまたは
薄く着色している。本発明のさらなる特徴、実施態様お
よび利点は添付図面および以下の詳細な説明より明らか
になるであろう。
物に曝された、医療装置(例えば、メス、鋏、内視鏡
等)または実験室装置(例えば、ガラス器具)を殺菌す
ることにより生成された廃水中に存在するアルデヒド類
の環境に優しく、かつ不可逆的な中和に特に有用な方法
および組成物に関する。本明細書において使用されてい
るように、不可逆的という用語は中和されたアルデヒド
(例えばアミノ酸処理アルデヒド)が出発アルデヒドす
なわち未処理アルデヒドに復帰することを実質的に防止
されていることをいう。殺菌は医療装置を消毒すること
を含む。
含まないアルデヒド類に有効である。カニッツァーロ反
応はα−水素を持たないアルデヒド2モルの塩基により
影響を受けて不均化してアルコールと酸を生じる反応で
ある(Cannizzaro,S.Ann.,88,129,1853)。芳香族アル
デヒド類はα−アルデヒドを持たないアルデヒド類の範
疇に入り、OPAは芳香族ジアルデヒド類の良い例であ
る。この化学反応機構が本発明の中和の目的に使用でき
るかどうかは自明ではない。例えば、OPAの近い類縁
体であるベンズアルデヒドは、カニッツァーロ反応を行
うためには、以下に示すように水酸化物とともに加熱す
ることが必要である。
しては、ベンゼン環上の隣接する2つのアルデヒド基が
室温下のような温和な条件下での反応を複雑化し阻害す
ることがある点である。しかしながら、以下に説明する
ように、OPAを使用するのが好ましく、それによりN
aOHで中和するには加熱を必要としないという予想外
の利点が得られる。これはOPAのNaOHによる中和
が室温で達成されるからである。
を中和工程の前または間に現場(in-situ)形成する、
塩基化合物の前駆体を含む。
物基を含む化合物である。好適な塩基化合物としては水
酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム、
水酸化リチウム、水酸化マグネシウム、水酸化第二鉄、
水酸化アルミニウムおよびこれらの混合物が挙げられ
る。塩基化合物の前駆体の例としては水に曝されるか、
または導入されたときに水酸化物を形成するものが挙げ
られる。好適な前駆体としては金属リチウム、金属ナト
リウム、金属カリウム、金属マグネシウム、金属カルシ
ウム、水素化ナトリウム、水素化カリウム、水素化マグ
ネシウム、水素化カルシウム、水素化リチウム、ナトリ
ウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、カリウムメト
キシド、カリウムエトキシド、およびこれらの混合物が
挙げられる。
好適な溶媒は水とアルコールを含む。好適なアルコール
類としてはメタノール、エタノール、イソプロパノー
ル、n−プロパノールおよびブタノール類が挙げられ
る。水またはアルコールはアセトン、アセトニトリルま
たはテトラヒドロフラン(THF)を含んでいてもよ
い。
られるアンモニアや亜硫酸水素ナトリウムのような従来
の化合物に対する改善である。というのは、これら塩基
類はアルデヒド類を連邦および州の環境保護庁により規
制されているレベルまでアルデヒドを効果的に中和する
からである。アルデヒド類に対する塩基類の有効量は中
和するアルデヒドおよび使用する塩基によって変えても
よい。
NaOHを塩基とする場合、安全な中和が起きるのは、
o−フタルアルデヒドに対するNaOHのモル比の範囲
が、典型的には少なくとも2.4:1、典型的には約
2.4:1乃至100:1、好ましくは3:1乃至2
0:1、さらに好ましくは4:1乃至15:1、および
最も好ましくは5:1乃至10:1のときである。
Hになることもあり、環境に対して悪影響を及ぼすこと
がある。従って、中和溶液のpH如何では、pHを適切
に調整することが必要になることがある。
緩衝液、酸またはアミノ酸の酸塩を中和すべきアルデヒ
ド溶液に添加することにより達成される。この酸は有機
酸でも無機酸でもよい。好適な有機酸の例としてはアミ
ノ酸類、ギ酸、酢酸、プロピオン酸、酪酸、安息香酸、
およびこれらの混合物が挙げられる。好適な無機酸の例
としては塩酸、硫酸、リン酸、リン酸水素カリウム、硝
酸およびこれらの混合物が挙げられる。好適なアミノ酸
類の酸塩の例としてはグリシン塩酸塩、グリシン亜硫酸
水素塩、ヒスチジン一塩酸塩、ヒスチジン二塩酸塩、リ
ジン二塩酸塩、リジン硫酸塩、その他の任意のアミノ酸
塩酸塩およびこれらの混合物が挙げられる。アミノ酸は
任意の必須アミノ酸またはその誘導体であってもよい。
固体形態の上記塩基性化合物を、アルデヒドの中和を必
要とするタンク(例えば、廃水処理プラントの中和タン
ク)または小容器(例えば、バケツ)内の廃水に添加し
てから、下水網に置き、POTWまたは可航水域に放出
するようにしてもよい。アルデヒドに汚染された固形物
(例えば、汚れ、ぼろ(rag)、手袋等)はこれら固形
物に直接に上記中和剤を添加するか、これら固形物を上
記中和剤および場合によってはさらに水を含む容器内に
置くことによって中和してもよい。
導かれるo−フタルアルデヒド、ホルムアルデヒドおよ
びこれらの混合物からなる群から選ばれたα−水素を含
まないアルデヒド源、およびこの容器に導かれて未処理
アルデヒド類よりも毒性の低い処理されたアルデヒド類
を生じる塩基源を備えるα−水素なしにアルデヒドを中
和し、毒性の低減されたアルデヒド類を製造するための
システムに関する。さらに、このシステムは処理された
アルデヒドのpHを調整するpH調整剤源を含んでいて
もよい。
のに好適な材料源は本発明の方法に関する上記説明中に
開示されたものと同じである。さらに、本発明のシステ
ムは上記容器に添加される材料源の任意のものについて
の制御を含み、処理されたアルデヒドが500mg/L
を越えるLC50または他の任意の非毒性レベルを達成す
るようにしてもよい。
い、濃度はw/v%で表した。ただし、注記した場合お
よびCIDEX(登録商標)OPA溶液からの0.55
%(w/w%)OPAに言及した場合以外は、この溶液
を重量対重量基準で表した。中和程度を評価するのに用
いた方法は溶液の色の目視による検査に基づいている
(「色の可視化」)。グリシン溶液(1%)を用いてO
PAの存在を検出した。緑色、暗緑色、黒緑色のいずれ
かの色が出現することが、OPAが存在していることの
良い指標である。一方のアルデヒド基だけが存在してい
るときは(他方が酸化剤と反応しているときは)、グリ
シン添加時に他の色、例えば黄色、黄橙色、または橙色
あるいは赤みがかった色さえ現れる。グリシンとOPA
とから形成されるシッフ塩基の緑系統の色の暗さがOP
Aレベルの良い指標ではあるが、このシッフ塩基は酸化
されてより暗い色を生じ易いことに留意する必要があ
る。これらの状況で比較することが必要な場合は注意し
なければならない。HPLC分析は残存するジアルデヒ
ドを分析する究極のツールであるけれども、本発明者は
上記推定が本発明の目的に対して充分であることを見出
した。
55%OPA)を装入した20mL容シンチレーション
・バイアル内に1.0N水酸化ナトリウム1.0mL
(NaOH:OPAモル比=2.44:1)を添加し、
得られた溶液を室温で一夜(16時間)放置したとこ
ろ、色の変化は見られず、この溶液の外観は未反応のC
IDEX(登録商標)OPA溶液と厳密に同じであっ
た。
ン) 実施例1の反応後の溶液1.0mLに1%グリシン0.
2mLを添加して1時間放置したところ、黄橙色が速や
かに発色し安定化された。
mLを添加して1時間放置したところ、予想通り、この
OPA溶液は、実施例2の処理された溶液から発色した
黄橙色と比べて、速やかに黒色を発色した。実施例2と
実施例3の結果を比較すると、NaOHがOPAを中和
するのに有効であることが判る。
水酸化ナトリウムの量を種々に変えて行った。バイアル
cには実施例1に記載したものと同じ溶液を装入してあ
る。反応後、各溶液から1.0mLずつ溶液をとり、こ
れを1%グリシン0.2mlと混合し、5分間放置して
発色させた(表2)。表2を参照すると、NaOHの量
が増加する(>2.0mL)につれて、溶液の最終的な
色が明るくなり、より多くのOPAが中和されたことを
示している。
であることが示され、pHの値は当然に使用した塩基の
量によって決まる。最終的溶液のpHは10%塩酸を用
いて容易に低下させることができた。例を表3に示す。
pHはpH試験紙を用いて決定した。
の塩基性であった。このpHも1%グリシンで容易に低
下できた。例を表4に示す。pHはpH試験紙を用いて
決定した。
りである。 (1)アミノ酸類は表4において証明されているように
過剰の塩基を中和する。 (2)アミノ酸類は遊離のアルデヒドが残存していると
これを中和してシッフ塩基を形成する。 (3)グリシン添加後に何らかの色を発色して、NaO
Hの添加が不足であるか、または過剰のOPAが使用さ
れているかを示す。
することもできる。これらの例としてはグリシン塩酸
塩、グリシン亜硫酸水素塩、ヒスチジン一塩酸塩、ヒス
チジン二塩酸塩、リジン二塩酸塩、リジン硫酸塩、その
他の任意のアミノ酸塩酸塩が挙げられる。その場合、p
Hを調整するのに必要とされる量はずっと少なくなる。
同時にアルデヒド類が残存していればこれらを中和する
ことができる。グリシン塩酸塩がこの目的には好まし
い。
le 22)−ファットヘッド・ミノウ(fathead minnow)
による危険廃水をスクリーニングする生物検定以下の実
験を行って、塩基性化合物、NaOH、によって中和さ
れたアルデヒド類が上記のカリフォルニア州規則の下で
危険であるか否かを決定した。ただし、カリフォルニア
州規則のより緩やかな濃度レベル500mg/Lに代え
てより厳しい濃度レベル750mg/Lを用いた。 (a)50%水酸化水酸化ナトリウム溶液(64.03
g)を新鮮な0.55%OPA(1L)に添加し、攪拌
混合し、室温で58時間放置した。水酸化ナトリウムに
対するOPAのモル比は1:19.52であった。溶液
のpHは約13であった。次いでこの溶液を10%塩酸
でpH7.0に中和した。この溶液は無色である。試験
結果は、20匹の魚がすべて750mg/Lの濃度、9
6時間の試練を生き延びたことを示している。 (b)最終溶液pH8.0で(a)を反復 50%水酸化水酸化ナトリウム溶液(64.03g)を
新鮮な0.55%OPA(1L)に添加し、攪拌混合
し、室温で58時間放置した(OPA対水酸化ナトリウ
ムのモル比=1:19.52)。この溶液を10%塩酸
でpH8.0に中和した。試験結果は、20匹の魚がす
べて750mg/Lの濃度、96時間の試練を生き延び
たことを示している。 (c)半量の塩基で(a)と同じ試験を反復 50%水酸化水酸化ナトリウム溶液(32.01g)を
新鮮な0.55%OPA(1L)に添加し、攪拌混合
し、室温で58時間放置した(OPA対水酸化ナトリウ
ムのモル比=1:9.76)。この溶液を10%塩酸で
pH7.0に中和した。試験結果は、20匹の魚はすべ
て750mg/Lの濃度、96時間の試練を生き延びた
ことを示している。 (d)最終溶液pH8.0で(c)を反復 50%水酸化水酸化ナトリウム溶液(32.01g)を
新鮮な0.55%OPA(1L)に添加し、攪拌混合
し、室温で58時間放置した(OPA対水酸化ナトリウ
ムのモル比=1:9.76)。この溶液を10%塩酸で
pH8.0に中和した。試験結果は、20匹の魚がすべ
て750mg/Lの濃度、96時間の試練を生き延びた
ことを示している。 (e)最終pH8.5で(c)と同じ試験を反復 50%水酸化水酸化ナトリウム溶液(32.01g)を
新鮮な0.55%OPA(1L)に添加し、攪拌混合
し、室温で58時間放置した(OPA対水酸化ナトリウ
ムのモル比=1:9.76)。この溶液を10%塩酸で
pH8.5に中和した。試験結果は、20匹の魚がすべ
て750mg/Lの濃度、96時間の試練を生き延びた
ことを示している。 (f)最終pH9.0で(c)と同じ試験を反復 50%水酸化水酸化ナトリウム溶液(32.01g)を
新鮮な0.55%OPA(1L)に添加し、攪拌混合
し、室温で58時間放置した(OPA対水酸化ナトリウ
ムのモル比=1:9.76)。この溶液を10%塩酸で
pH9.0に中和した。試験結果は、20匹の魚がすべ
て750mg/Lの濃度、96時間の試練を生き延びた
ことを示している。従って、前記の魚類試験により本発
明の方法およびシステムがカリフォルニア州刑法典第2
2章(CCR Title 22)の非毒性要件を実質的に凌駕して
いることを示している。
る。 (1)前記アルデヒドがo−フタルアルデヒド、ホルム
アルデヒドおよびこれらの混合物からなる群から選ばれ
たアルデヒド類を含む請求項1記載の方法。 (2)前記塩基が少なくとも1つの水酸化物基を含む請
求項1記載の方法。 (3)前記塩基が水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、
水酸化カルシウム、水酸化リチウム、水酸化マグネシウ
ム、水酸化第二鉄、水酸化アルミニウムおよびこれらの
混合物からなる群から選ばれる実施態様(2)記載の方
法。 (4)前記少なくとも1つの水酸化物基が化学反応によ
り生成される実施態様(2)記載の方法。 (5)前記化学反応が水と反応する少なくとも1種の化
学薬品を含み、該少なくとも1種の化学薬品が金属リチ
ウム、金属ナトリウム、金属カリウム、金属マグネシウ
ム、金属カルシウム、水素化ナトリウム、水素化カリウ
ム、水素化マグネシウム、水素化カルシウム、水素化リ
チウム、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシ
ド、カリウムメトキシド、カリウムエトキシド、および
これらの混合物からなる群から選ばれる実施態様(4)
記載の方法。
実施態様(2)記載の方法。 (7)前記o−フタルアルデヒドに対する水酸化ナトリ
ウムのモル比が少なくとも約2.4:1である実施態様
(6)記載の方法。 (8)前記処理されたアルデヒドがpHを有し、前記方
法がさらに前記処理されたアルデヒドのpHを調整する
ことを含む請求項1記載の方法。 (9)前記処理されたアルデヒドのpHが酸を添加する
ことにより調整される実施態様(8)記載の方法。 (10)前記酸が有機酸または無機酸である実施態様
(9)記載の方法。
酢酸、プロピオン酸、酪酸、安息香酸、およびこれらの
混合物からなる群から選ばれる実施態様(10)記載の
方法。 (12)前記無機酸が塩酸、硫酸、リン酸、リン酸水素
カリウム、硝酸およびこれらの混合物からなる群から選
ばれる実施態様(10)記載の方法。 (13)前記処理されたアルデヒドのpHが緩衝液によ
り調整される実施態様(8)記載の方法。 (14)前記処理されたアルデヒドのpHが水を添加す
ることにより調整される実施態様(8)記載の方法。 (15)前記処理されたアルデヒドのpHがアミノ酸の
酸塩を添加することにより調整される実施態様(8)記
載の方法。
酸塩、グリシン亜硫酸水素塩、ヒスチジン一塩酸塩、ヒ
スチジン二塩酸塩、リジン二塩酸塩、リジン硫酸塩、そ
の他の任意のアミノ酸塩酸塩およびこれらの混合物から
なる群から選ばれる実施態様(15)記載の方法。 (17)前記処理されたアルデヒドのpHを9以下に調
整する実施態様(8)記載の方法。 (18)前記アルデヒドが室温で中和される請求項1記
載の方法。 (19)前記処理されたアルデヒドが500mg/Lよ
り大きいLC50を有する請求項1および実施態様1乃
至実施態様18のいずれか1つに記載の方法。 (20)前記塩基が少なくとも1つの水酸化物基を含む
請求項2記載のシステム。
酸化カリウム、水酸化カルシウム、水酸化リチウム、水
酸化マグネシウム、水酸化第二鉄、水酸化アルミニウム
およびこれらの混合物からなる群から選ばれる実施態様
(20)記載のシステム。 (22)前記少なくとも1つの水酸化物基が化学反応に
より生成される実施態様(20)記載のシステム。 (23)前記化学反応が水と反応する少なくとも1種の
化学薬品を含み、該少なくとも1種の化学薬品が金属リ
チウム、金属ナトリウム、金属カリウム、金属マグネシ
ウム、金属カルシウム、水素化ナトリウム、水素化カリ
ウム、水素化マグネシウム、水素化カルシウム、水素化
リチウム、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシ
ド、カリウムメトキシド、カリウムエトキシド、および
これらの混合物からなる群から選ばれる実施態様(2
2)記載のシステム。 (24)前記塩基が水酸化ナトリウムである実施態様
(20)記載のシステム。 (25)前記o−フタルアルデヒドに対する水酸化ナト
リウムのモル比が少なくとも約2.4:1である実施態
様(24)記載のシステム。
を調整するpH調整材料源をさらに含む実施態様(2
0)記載のシステム。 (27)前記pH調整材料源が酸である実施態様(2
6)記載のシステム。 (28)前記酸が有機酸または無機酸である実施態様
(27)記載のシステム。 (29)前記有機酸がアミノ酸類、ギ酸、酢酸、プロピ
オン酸、酪酸、安息香酸、およびこれらの混合物からな
る群から選ばれる実施態様(28)記載のシステム。 (30)前記無機酸が塩酸、硫酸、リン酸、リン酸水素
カリウム、硝酸およびこれらの混合物からなる群から選
ばれる実施態様(28)記載のシステム。
る実施態様(26)記載のシステム。 (32)前記pH調整材料源が水である実施態様(2
6)記載のシステム。 (33)前記pH調整材料源がアミノ酸の酸塩である実
施態様(26)記載のシステム。 (34)前記アミノ酸の酸塩がグリシン塩酸塩、グリシ
ン亜硫酸水素塩、ヒスチジン一塩酸塩、ヒスチジン二塩
酸塩、リジン二塩酸塩、リジン硫酸塩、その他の任意の
アミノ酸塩酸塩およびこれらの混合物からなる群から選
ばれる実施態様(33)記載のシステム。 (35)前記容器に添加される前記pH調整材料源が、
前記処理されたアルデヒドがpH9以下であるように調
整されている実施態様(26)記載のシステム。 (36)前記容器に添加される前記pH調整材料源が、
前記処理されたアルデヒドが500mg/Lより大きい
LC50を有するように調整されている請求項2および
実施態様20乃至実施態様35のいずれか1つに記載の
システム。
実施態様を参照して説明したが、それらに特許請求の範
囲に記載の範囲内で本発明の範囲内で種々の改変および
変更を加えることができることは明らかである。従っ
て、明細書および図面は限定的な意味ではなく例示的意
味であると見なされるべきである。
を中和する簡便な、安価な、かつ安全な方法であること
にある。上述したアミノ酸を用いたアルデヒド類の中和
により暗色の生成物が形成されるのに対して、これらア
ルデヒド類の塩基処理の最終生成物は無色であるかまた
は薄く着色している。
30分経過後の溶液中に残存するOPA濃度を示す線図
である。
Claims (2)
- 【請求項1】 a)α−水素を含まないアルデヒドを用
意する工程、および b)このアルデヒドを有効量の塩基と接触させ、未処理
アルデヒドと比べて中和されかつ毒性を低減された処理
アルデヒドとする工程を備える毒性の低減された中和ア
ルデヒド類の製造方法。 - 【請求項2】 容器、 該容器に導かれるo−フタルアルデヒド、ホルムアルデ
ヒドおよびこれらの混合物からなる群から選ばれたα−
水素を含まないアルデヒド源、および該容器に導かれ
て、未処理アルデヒド類よりも毒性の低い処理アルデヒ
ド類を生じる塩基源を備えるα−水素なしにアルデヒド
を中和し、毒性の低減されたアルデヒド類を製造するた
めのシステム。
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