JP2003115482A - 絶縁膜形成用組成物 - Google Patents

絶縁膜形成用組成物

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JP2003115482A
JP2003115482A JP2001310022A JP2001310022A JP2003115482A JP 2003115482 A JP2003115482 A JP 2003115482A JP 2001310022 A JP2001310022 A JP 2001310022A JP 2001310022 A JP2001310022 A JP 2001310022A JP 2003115482 A JP2003115482 A JP 2003115482A
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insulating film
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bis
dielectric constant
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JP2001310022A
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Toru Araki
徹 荒木
Nobushi Tamura
信史 田村
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Asahi Kasei Corp
Original Assignee
Asahi Kasei Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 単に低誘電率であるだけでなく、厚膜でもク
ラックなどの欠陥が発生せず、弾性率などの機械強度が
強く、ガスの発生量が少ない低誘電率材料を低温で得る
ことができ、かつ保存安定性にも優れた絶縁膜形成用塗
布組成物を提供する。 【解決手段】 有機ポリマーと、下記成分A、B並びに
C、及び/又はこれら成分の加水分解物、縮合物を含有
する絶縁膜形成用組成物であって、成分A、B並びに
C、及び/又はこれら成分の加水分解物、縮合物に由来
するケイ素原子が原子数比でそれぞれ成分Aおよび/ま
たはその加水分解物、縮合物に由来するケイ素原子が2
0%以上45%以下、成分Bのケイ素原子が30%以上
60%以下および成分Cのケイ素原子が10%以上30
%以下の範囲にあることを特徴とする絶縁膜形成用組成
物。 成分A:R1 Si(OR2 3 (式中、R1 およびR2
は1価の有機基) 成分B:(R3 O)3 Si−R5 −Si(OR4
3(式中、R3 およびR4 は1価の有機基、R5 は2価
の有機基) 成分C:Si(OR6 4 (式中、R6 は1価の有機
基)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体素子などに
用いる層間絶縁膜材料を形成するための絶縁膜形成用組
成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体装置の高速化及び微細化に
伴い、配線の抵抗及び配線間の容量に起因する信号伝播
の遅延を低減する要求が強まっている。そのための有力
な手段として、配線と配線を絶縁する層間絶縁層とし
て、従来から用いられてきた酸化ケイ素よりも低い比誘
電率を有する材料を使用する方法が提案されている。こ
のような低い比誘電率を有する層間絶縁層材料(以下単
に「低誘電率材料」と称する)としては、例えば酸化ケ
イ素中にフッ素や炭素を導入したもの、有機高分子、あ
るいはこれらに空孔を導入して密度を低減した材料(以
下「ポーラス材料」と称する)、さらにはこれらの混合
物などが知られている。特にポーラス材料は、酸化ケイ
素より大幅に低い2.3以下の比誘電率を達成できる低
誘電率材料として注目されている。
【0003】ポーラス材料の代表的なものとしては、ア
ルコキシシランの加水分解物と有機高分子とを含む混合
物からなる材料がある。このような材料は、それ自身が
溶液であってそのまま塗布液として用いることができる
か、または適当な溶剤を用いることによって塗布液とす
ることができる。この特徴を利用し、上記塗布液を基板
上に塗布した後、適当な条件下で加熱焼結すれば、アル
コキシシランの加水分解物の縮合によるシロキサン結合
が生成するとともに、有機高分子は蒸発または熱分解し
て空孔となるので、容易にポーラス材料からなる低誘電
率材料を得ることができる。以下この目的に供するため
の塗布液を「絶縁膜形成用組成物」と称する。
【0004】絶縁膜形成用組成物を用いて低誘電率材料
を得る場合、単に比誘電率が低いだけでなく、その目的
に応じていくつかの性能上の要求を満たすことが必要で
ある。例えば、この方法は溶液を塗布する工程を経由し
て低誘電率材料を得るものであるため、塗布時の膜厚均
一性が要求される。また、絶縁膜形成用組成物は保存安
定性を有することが求められ、保存中に特定の成分がゲ
ル化したり、特定の成分と他の成分とが分離するような
事態は望ましくない。さらに、得られる低誘電率材料は
薄膜であるので、必要な膜厚の範囲でクラックなどの機
械的欠陥を生じてはならない。また低誘電率材料を加工
する場合、主に熱による材料内部からのガスの発生があ
ると加工性能を損なうことがあるので、ガスの発生を極
力抑制しておく必要がある。
【0005】その方法としては、絶縁膜形成用組成物を
焼成する際に十分高い温度を加えるのが簡便であるが、
一般に半導体素子の形成プロセスは素子の信頼性確保な
どの理由から400℃を超える温度を加えることができ
ないので、絶縁膜形成用組成物自体の性能として発生す
るガスを低減する必要がある。さらに近年、半導体素子
に応用する場合には、素子の平坦化等の目的のために化
学機械研磨(CMP)を適用する場合があるが、その際
に膜破壊などの機械的欠陥を生じてはならない。加えて
得られた低誘電率材料は半導体素子の内部で使用される
ため、一般に重金属やアルカリ金属による汚染を低減す
る必要がある。
【0006】以上の要求を満たすべく、これまでに数多
くの絶縁膜形成用組成物が提案されてきた。一例を挙げ
るならば、特開2001−106914号公報には、ア
ルコキシシラン等と脂肪族ポリエーテル等からなる組成
物であって、脂肪族ポリエーテル等の末端基の少なくと
も1つがアルキルエーテル等であるものが開示されてい
る。この絶縁膜形成用組成物を塗布した後、400℃で
焼成することにより、比誘電率2.0から2.5の低誘
電率材料を得ることができる。また、特開2001−4
9179号公報には、アルコキシシラン等とアルコキシ
シリルアルカン類、および末端基の1つが炭素数5から
30までの1価の有機基であるポリエーテルからなる組
成物が開示されている。この絶縁膜形成用組成物によれ
ば、比誘電率2.4もしくはそれ以下の低誘電率材料を
得ることができ、その弾性率として3.9〜4.7GP
aが得られる旨開示されている。また、40℃で放置し
た組成物を塗布後焼成した場合の膜厚変化で評価し、1
0%以内の変化率にとどまる旨も開示されている。
【0007】しかしながら、従来知られた技術は、絶縁
膜形成用組成物に対する要求をすべて満たすものではな
い。たとえば前述の特開2001−106914号公報
に記載の技術によれば、低誘電率材料を焼成温度400
℃で作成することができるが、その膜厚は1.3μmま
でしか記載されておらず、また保存安定性については記
載されていない。また、特開2001−49179号公
報には、保存安定性や膜厚均一性、CMP耐性について
の記載がされているが、保存安定性はこの絶縁膜形成用
組成物を用いて得られた低誘電率材料の膜厚変化で評価
しており、組成物そのものの性状変化については記載さ
れていない。また、低誘電率材料を得るための焼成温度
は425℃であり、半導体素子の製造に必要とされる4
00℃以下で焼成した場合の特性については何ら記載が
されていない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は単に低誘電率
であるだけでなく、厚膜でもクラックなどの欠陥が発生
せず、弾性率などの機械強度が強く、ガスの発生量が少
ない低誘電率材料を低温で得ることができ、かつ保存安
定性にも優れた絶縁膜形成用塗布組成物を得ることを課
題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、有機ポリマー
と、下記成分A、B並びにCまたはこれら成分の加水分
解物または縮合物を含有する絶縁膜形成用組成物であっ
て、成分A、B並びにCの組成比が、それぞれに含まれ
るケイ素原子の原子数比で20%以上45%以下、30
%以上60%以下および10%以上30%以下の範囲に
ある絶縁膜形成用組成物である。ここで成分A、成分B
および成分Cとは、下記の一般式で表されるものであ
る。 成分A:R1 Si(OR2 3 (式中、R1 およびR2
は1価の有機基) 成分B:(R3 O)3 Si−R5 −Si(OR4
3(式中、R3 およびR4 は1価の有機基、R5 は2価
の有機基) 成分C:Si(OR6 4 (式中、R6 は1価の有機
基)
【0010】なお、本発明の絶縁膜形成用組成物が含有
するのは上記各成分の加水分解物または縮合物であって
もよいので、絶縁膜形成用組成物に含まれる成分は必ず
しも成分A、BまたはCの化学構造式で表される化合物
のみであるとは限らない。そこで各成分の組成を、それ
ぞれに含まれるケイ素原子の原子数比をもって定義する
ことにする。成分Aは、その加水分解物あるいは縮合物
であっても、ケイ素原子の4価の結合のうちの1価のみ
が1価の有機基、他の3価が酸素原子と結合していると
いう特徴があるので、絶縁膜形成用組成物に含まれる成
分Aの組成比は、ケイ素原子の化学的環境を識別し得る
公知の分析方法、たとえば29Si−NMRによって分析
することができる。成分Bおよび成分Cについても同様
である。なお、成分Bは一般式(R3 O)3 Si−R5
−Si(OR4 3 からわかるように、一分子中に2個
のケイ素原子を有する。従って絶縁膜形成用組成物が一
般式(R3 O)3 Si−R5 −Si(OR4 3 で表さ
れる化合物をxモル含む場合は、ケイ素原子としては2
xモル含まれる。よって上記の定義に従って組成を算出
する際には、成分Bはxモルではなく、2xモルとして
計算する。また今後、成分AB、成分および成分C、及
び/又はこれら成分の加水分解物または縮合物であって
本発明の組成比にあるものを「本発明のアルコキシシラ
ン類」と称する。
【0011】本発明のアルコキシシラン類にあって、各
成分が満たすべき組成比の範囲は次のような理由によ
る。まず成分Aの組成比が45%を超えた場合、得られ
る低誘電率材料の機械強度が低下し、CMP耐性の低下
を招く。また、成分Aの組成比が20%未満の場合は吸
湿性が高くなり、半導体素子を加工する際の脱ガスの原
因となったり、低誘電率を維持できなくなったりする。
一方、成分Bの組成比が60%を超えた場合や成分Cの
組成比が30%を超えた場合は絶縁膜形成用組成物がゲ
ル化し、塗布することができなくなる。逆に成分Bの組
成比が30%未満であったり成分Cの組成比が10%未
満であった場合には、いずれも得られる低誘電率材料か
らなる薄膜の機械強度が低下する。既に述べたとおり、
この組成比の範囲外であっても、弾性率などの機械強度
に優れた低誘電率材料を得ることが可能な場合があるこ
とは従来知られているが、機械強度に加えて絶縁膜形成
用組成物の安定性を両立させるには、本発明のアルコキ
シシラン類の組成比の範囲にあることが必要である。
【0012】この絶縁膜形成用組成物が含有する有機ポ
リマーとしてはポリエチレングリコールジメテルエーテ
ルが好適に用いられる。この有機ポリマーは先に述べた
特開2001−106914号公報に開示されている脂
肪族ポリエーテルの1種であるが、脂肪族ポリエーテル
の末端がメトキシ基であるこの有機ポリマーは、本発明
のアルコキシシラン類に対して特に好ましい。なぜなら
ばこの有機ポリマーは本発明のアルコキシシラン類に対
して相溶性が高く、低誘電率材料を得るために塗布およ
び焼成したときの応力発生が少ない。そのためクラック
等の欠陥を生じることなく厚膜を形成することができる
からである。また特開2001−49179号公報に開
示されている末端が炭素数5から30までの脂肪族ポリ
エーテルと比較した場合も、本発明のアルコキシシラン
類との相溶性が大幅に改善されるので、やはり厚膜の形
成が可能である。
【0013】本発明に用いるポリエチレングリコールジ
メテルエーテルの数平均分子量は400から1000の
範囲、より好ましくは500から800の範囲である。
数平均分子量が400未満では、この有機ポリマーが熱
分解ないし揮発する温度が低く、所望の低誘電率材料を
得るために焼成時の温度制御を厳密に行わなければなら
なくなる。一方、数平均分子量が1000を超えると、
低温で相分離を起こしやすくなる傾向があり、保存安定
性を確保できる温度範囲が狭くなる。数平均分子量が5
00から800の範囲であれば、上記のような問題が発
生しないほか、焼成時に有機ポリマーの熱分解等に関係
する因子、たとえば焼成雰囲気中の酸素濃度などに影響
されにくくなるのでより好ましい。
【0014】本発明のアルコキシシラン類のうち、一般
式(R3 O)3 Si−(CH2 m−Si(OR4 3
で表される成分Bはm=1または2であるのが好まし
い。m>2では絶縁膜形成用組成物自体がゲル化しやす
くなり、塗布に適した組成物を得るための合成条件の範
囲が狭くなる。その意味で最も好適なのはm=2であ
る。
【0015】本発明の絶縁膜形成用組成物には、塗布性
能を向上する等の目的で溶媒又は添加剤を加えることが
できる。溶媒として水を加える場合、その添加量は絶縁
膜形成用組成物の全重量に対して5%以上40%以下で
あるのが好ましい。水の比率が5%未満であると塗布条
件によっては放射状の膜厚分布(いわゆるストライエー
ション)が出やすくなる傾向にあるため、塗布装置の条
件を精密に制御する必要が発生する。逆に水の比率が4
0%を超えると、水自身がもつ高い気化熱のためこれも
膜厚分布を悪化させる傾向がある。特に好ましい水の比
率は、特にその下限が本発明のアルコキシシラン類の組
成や有機ポリマーとの比率、さらには共存する他の溶媒
などに依存する。一例としてプロピレングリコールメチ
ルエーテルが溶媒として共存する場合であれば、20%
から35%の範囲が特に好ましい。特に25%から35
%の範囲は低温保存でも凍結しにくくなるので保存温度
の選択幅が広いという利点がある。
【0016】本発明の絶縁膜形成用組成物に用いる他の
溶媒としては、プロピレングリコールメチルエーテルま
たはそのエステルあるいは乳酸エステルが特に好まし
い。この溶媒を共存させると本発明のアルコキシシラン
類との共存性が高くなり、保存安定性を向上させる効果
がある。本発明の絶縁膜形成用組成物は、さまざまな触
媒反応を経て得ることができる。例えば、酸触媒であれ
ば酢酸、プロピオン酸、マレイン酸などの有機酸、硝
酸、硫酸、リン酸などの無機酸を用いることもできる。
特に好ましいのはイオン交換樹脂を用いて得る方法であ
って、これによって得た絶縁膜形成用組成物は、半導体
素子が嫌うごく微量の金属を合成の段階で除去できると
いう利点を有する。また、最終的な組成物中に酸、アル
カリを含まないようにすることもできる。
【0017】その際に用いる溶媒は、沸点100℃以下
のアルコールであるのが好ましい。このようなアルコー
ルは本発明のアルコキシシラン類と合成反応時に相互作
用をしないため、得られた絶縁膜形成用組成物を塗布焼
成する際の有機ポリマーの熱分解を阻害せず、最終的に
得られる低誘電率材料中に存在する空孔の大きさが小さ
く、かつ均一になる。このような低誘電率材料は外力に
よる変形に強いため、CMP耐性が向上するという利点
を有する。なお、本発明は半導体素子に使用することを
目的とするが、他の用途、例えば光学素子、液晶表示素
子などにも使用することが可能である。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施するための形
態について説明する。即ち、本発明で用いることができ
るアルコキシシラン類、有機ポリマー、溶媒、触媒の種
類およびこれらを用いた調製法について説明した後、得
られた絶縁膜形成用組成物を用いて低誘電率材料を形成
する方法についても説明する。
【0019】本発明のアルコキシシラン類は、アルキル
トリアルコキシシランに代表される成分A、ビス(トリ
アルコキシシリル)アルカンに代表される成分B、テト
ラアルコキシシランに代表される成分Cを構成要件とし
て含むものである。本発明の絶縁膜形成用組成物を用い
て低誘電率材料を得るに当たって、これらの成分は加水
分解された後、最終的には縮合してシロキサン結合を形
成するが、絶縁膜形成用組成物の段階ではこれらの反応
は完全には進行していないのが通例である。よって本発
明の絶縁膜形成用組成物は、成分A、成分Bおよび成分
Cそれぞれ単独の加水分解物はもちろん、一般には各成
分単独または複数成分間の縮合物を含むものである。
【0020】成分Aは、一般式R1 Si(OR2
3 (式中、R1 およびR2 は1価の有機基)で表され
る。ここでR1 とR2 は同一であっても異なっていても
良い。いずれも1価の有機基であればよく、R1 として
は脂肪族でも芳香族でも良い。R2も同様であるが、よ
り好ましくは炭素数1〜3の直鎖アルキル基である。こ
れらは加水分解の際低沸点のアルコールとなるため、そ
のまま合成溶媒として用いることができるという利点が
ある。
【0021】成分Aの具体的な例としては、メチルトリ
メトキシシラン、メチルトリエトキシシラン、メチルト
リ−n−プロポキシシラン、メチルトリ−iso−プロ
ポキシシラン、メチルトリ−n−ブトキシシラン、メチ
ルトリ−sec−ブトキシシラン、メチルトリ−ter
t−ブトキシシラン、メチルトリフェノキシシラン、エ
チルトリメトキシシラン、エチルトリエトキシシラン、
エチルトリ−n−プロポキシシラン、エチルトリ−is
o−プロポキシシラン、エチルトリ−n−ブトキシシラ
ン、エチルトリ−sec−ブトキシシラン、エチルトリ
−tert−ブトキシシラン、エチルトリフェノキシシ
ラン、n−プロピルトリメトキシシラン、n−プロピル
トリエトキシシラン、n−プロピルトリ−n−プロポキ
シシラン、n−プロピルトリ−iso−プロポキシシラ
ン、n−プロピルトリ−n−ブトキシシラン、n−プロ
ピルトリ−sec−ブトキシシラン、n−プロピルトリ
−tert−ブトキシシラン、n−プロピルトリフェノ
キシシラン、
【0022】i−プロピルトリメトキシシラン、i−プ
ロピルトリエトキシシラン、i−プロピルトリ−n−プ
ロポキシシラン、i−プロピルトリ−iso^プロポキ
シシラン、i−プロピルトリ−n−ブトキシシラン、i
−プロピルトリ−sec−ブトキシシラン、i−プロピ
ルトリ−tert−ブトキシシラン、i−プロピルトリ
フェノキシシラン、n−ブチルトリメトキシシラン、n
−ブチルトリエトキシシラン、n−ブチルトリ−n−プ
ロポキシシラン、n−ブチルトリ−iso−プロポキシ
シラン、n−ブチルトリ−n−ブトキシシラン、n−ブ
チルトリ−sec−ブトキシシラン、n−ブチルトリ−
tert−ブトキシシラン、n−ブチルトリフェノキシ
シラン、sec−ブチルトリメトキシシラン、sec−
ブチル−トリエトキシシラン、sec−ブチル−トリ−
n−プロポキシシラン、sec−ブチル−トリ−iso
−プロポキシシラン、sec−ブチル−トリ−n−ブト
キシシラン、sec−ブチル−トリ−sec−ブトキシ
シラン、sec−ブチル -トリ−tert−ブトキシシ
ラン、sec−ブチル- トリフェノキシシラン、
【0023】t−ブチルトリメトキシシラン、t−ブチ
ルトリエトキシシラン、t−ブチルトリ−n−プロポキ
シシラン、t−ブチルトリ−iso−プロポキシシラ
ン、t−ブチルトリ−n−ブトキシシラン、t−ブチル
トリ−sec−ブトキシシラン、t−ブチルトリ−te
rt−ブトキシシラン、t−ブチルトリフェノキシシラ
ン、フェニルトリメトキシシラン、フェニルトリエトキ
シシラン、フェニルトリ−n−プロポキシシラン、フェ
ニルトリ−iso−プロポキシシラン、フェニルトリ−
n−ブトキシシラン、フェニルトリ−sec−ブトキシ
シラン、フェニルトリ−tert−ブトキシシラン、フ
ェニルトリフェノキシシランなどのほか、ビニルトリメ
トキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、γ−アミノ
プロピルトリメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリ
エトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリメトキ
シシラン、γ−グリシドキシプロピルトリエトキシシラ
ン、γ−トリフロロプロピルトリメトキシシラン、γ−
トリフロロプロピルトリエトキシシランなどが挙げられ
る。
【0024】成分Bは、一般式(R3 O)3 Si−R5
−Si(OR4 3 (式中、R3 およびR4 は1価の有
機基、R5 は2価の有機基)で表される。R3 とR4
同一であっても異なっていても良い。いずれも1価の有
機基であればよく、脂肪族でも芳香族でも良い。また成
分Aの場合と同様、炭素数1〜3の直鎖アルキル基であ
れば加水分解の際に低沸点アルコールを生じ、そのまま
溶媒として用いることもできる。
【0025】成分Bの具体的な例としては、ビス(トリ
メトキシシリル)メタン、ビス(トリエトキシシリル)
メタン、ビス(トリ−n−プロポキシシリル)メタン、
ビス(トリ−i−プロポキシシリル)メタン、ビス(ト
リ−n−ブトキシシリル)メタン、ビス(トリ−sec
−ブトキシシリル)メタン、ビス(トリ−t−ブトキシ
シリル)メタンなどのビス(トリアルコキシシリル)メ
タン類;1,2−ビス(トリメトキシシリル)エタン、
1,2−ビス(トリエトキシシリル)エタン、1,2−
ビス(トリ−n−プロポキシシリル)エタン、1,2−
ビス(トリ−i−プロポキシシリル)エタン、1,2−
ビス(トリ−n−ブトキシシリル)エタン、1,2 -ビ
ス(トリ−sec−ブトキシシリル)エタン、1,2−
ビス(トリ−t−ブトキシシリル)エタンなどの1,2
−ビス(トリアルコキシシリル)エタン類;
【0026】1,1−ビス(トリメトキシシリル)エタ
ン、1,1−ビス(トリエトキシシリル)エタン、1,
1−ビス(トリ−n−プロポキシシリル)エタン、1,
1−ビス(トリ−i−プロポキシシリル)エタン、1,
1−ビス(トリ−n−ブトキシシリル)エタン、1,1
−ビス(トリ−sec−ブトキシシリル)エタン、1,
1−ビス(トリ−t−ブトキシシリル)エタンなどの
1,1−ビス(トリアルコキシシリル)エタン類;1,
3−ビス(トリメトキシシリル)プロパン、1,3−ビ
ス(トリエトキシシリル)プロパン、1,3−ビス(ト
リ−n−プロポキシシリル)プロパン、1,3−ビス
(トリ−i−プロポキシシリル)プロパン、1,3−ビ
ス(トリ−n−ブトキシシリル)プロパン、1,3 -ビ
ス(トリ−sec−ブトキシシリル)プロパン、1,3
−ビス(トリ−t−ブトキシシリル)プロパンなどの
1,3−ビス(トリアルコキシシリル)プロパン類;
【0027】1,2−ビス(トリメトキシシリル)プロ
パン、1,2−ビス(トリエトキシシリル)プロパン、
1,2−ビス(トリ−n−プロポキシシリル)プロパ
ン、1,2−ビス(トリ−i−プロポキシシリル)プロ
パン、1,2−ビス(トリ−n−ブトキシシリル)プロ
パン、1,2 -ビス(トリ−sec−ブトキシシリル)
プロパン、1,2−ビス(トリ−t−ブトキシシリル)
プロパンなどの1,2−ビス(トリアルコキシシリル)
プロパン類;2,2−ビス(トリメトキシシリル)プロ
パン、2,2−ビス(トリエトキシシリル)プロパン、
2,2−ビス(トリ−n−プロポキシシリル)プロパ
ン、2,2−ビス(トリ−i−プロポキシシリル)プロ
パン、2,2−ビス(トリ−n−ブトキシシリル)プロ
パン、2,2−ビス(トリ−sec−ブトキシシリル)
プロパン、2,2−ビス(トリ−t−ブトキシシリル)
プロパンなどの2,2−ビス(トリアルコキシシリル)
プロパン類;1,1−ビス(トリメトキシシリル)プロ
パン、1,1−ビス(トリエトキシシリル)プロパン、
1,1−ビス(トリ−n−プロポキシシリル)プロパ
ン、1,1−ビス(トリ−i−プロポキシシリル)プロ
パン、1,1−ビス(トリ−n−ブトキシシリル)プロ
パン、1,1−ビス(トリ−sec−ブトキシシリル)
プロパン、1,1−ビス(トリ−t−ブトキシシリル)
プロパンなどの1,1−ビス(トリアルコキシシリル)
プロパン類;
【0028】1,2−ビス(トリメトキシシリル)ベン
ゼン、1,2−ビス(トリエトキシシリル)ベンゼン、
1,2−ビス(トリ−n−プロポキシシリル)ベンゼ
ン、1,2−ビス(トリ−i−プロポキシシリル)ベン
ゼン、1,2−ビス(トリ−n−ブトキシシリル)ベン
ゼン、1,2−ビス(トリ−sec−ブトキシシリル)
ベンゼン、1,2−ビス(トリ−t−ブトキシシリル)
ベンゼン、1,3−ビス(トリメトキシシリル)ベンゼ
ン、1,3−ビス(トリエトキシシリル)ベンゼン、
1,3−ビス(トリ−n−プロポキシシリル)ベンゼ
ン、1,3−ビス(トリ−i−プロポキシシリル)ベン
ゼン、1,3−ビス(トリ−n−ブトキシシリル)ベン
ゼン、1,3−ビス(トリ−sec−ブトキシシリル)
ベンゼン、1,3−ビス(トリ−t−ブトキシシリル)
ベンゼン、1,4−ビス(トリメトキシシリル)ベンゼ
ン、1,4−ビス(トリエトキシシリル)ベンゼン、
1,4−ビス(トリ−n−プロポキシシリル)ベンゼ
ン、1,4−ビス(トリ−i−プロポキシシリル)ベン
ゼン、1,4−ビス(トリ−n−ブトキシシリル)ベン
ゼン、1,4−ビス(トリ−sec−ブトキシシリル)
ベンゼン、1,4−ビス(トリ−t−ブトキシシリル)
ベンゼンなどのビス(トリアルコキシシリル)ベンゼン
類;
【0029】1,2−ビス(トリメトキシシリル)エチ
レン、1,2−ビス(トリエトキシシリル)エチレン、
1,2−ビス(トリ−n−プロポキシシリル)エチレ
ン、1,2−ビス(トリ−i−プロポキシシリル)エチ
レン、1,2−ビス(トリ−n−ブトキシシリル)エチ
レン、1,2 -ビス(トリ−sec−ブトキシシリル)
エチレン、1,2−ビス(トリ−t−ブトキシシリル)
エチレンなどの1,2−ビス(トリアルコキシシリル)
エチレン類などが挙げられる。
【0030】成分Cは、一般式Si(OR6 4 (式
中、R6 は1価の有機基)で表される。代表的なものは
テトラメトキシシランやテトラエトキシシランであり、
これらを含め、R6 が炭素数1〜3の直鎖アルキル基で
あると成分Aの場合と同様、加水分解で生じた低沸点ア
ルコールを溶媒として用いることができる。成分Cの具
体的な例としては、テトラメトキシシラン、テトラエト
キシシラン、テトラ−n−プロポキシシラン、テトラ−
iso−プロポキシシラン、テトラ−n−ブトキシラ
ン、テトラ−sec−ブトキシシラン、テトラ−ter
t- ブトキシシラン、テトラフェノキシシランなどが挙
げられる。なお、必要に応じアルコキシシランとしてジ
アルキルジアルコキシシランに代表されるようなケイ素
原子の結合手のうち2価が1価の有機基、残りの2価が
アルコキシ基となっているものを添加しても良い。
【0031】本発明の絶縁膜形成用組成物は、構成要件
としてさらに有機ポリマーを含有する。この有機ポリマ
ーは低誘電率材料を形成する過程で熱分解又は揮発する
ものである。有機ポリマーの例としては、脂肪族ポリエ
ーテル、脂肪族ポリエステル、脂肪族ポリカーボネー
ト、脂肪族ポリアンハイドライドなどを主なる構成成分
とするものを用いることができる。これらの有機ポリマ
ーは単独で用いても良いし、2種類以上を併用しても良
いし、また有機ポリマーの主鎖は、本発明の効果を損な
わない範囲で、上記以外の任意の繰り返し単位を有する
ポリマー鎖を含んでいてもよい。
【0032】具体的な脂肪族ポリエーテルの例として、
ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、
ポリイソブチレングリコール、ポリトリメチレングリコ
ール、ポリテトラメチレングリコール、ポリペンタメチ
レングリコール、ポリヘキサメチレングリコール、ポリ
ジオキソラン、ポリジオキセパン、ポリエチレングリコ
ール−ポリプロピレングリコール、ポリエチレングリコ
ール−ポリブチレングリコールのような2元ブロックコ
ポリマー、さらにポリエチレングリコール−ポリプロピ
レングリコール−ポリエチレングリコール、ポリプロピ
レングリコール−ポリエチレングリコール−ポリプロピ
レングリコール、ポリエチレングリコール−ポリブチレ
ングリコール−ポリエチレングリコールなどの直鎖状の
3元ブロックコポリマーなどが挙げられる。
【0033】本発明の組成物の有機ポリマーとして、グ
リセロール、エリスリトール、ペンタエリスリトール、
ペンチトール、ペントース、ヘキシトール、ヘキソー
ス、ヘプトースなどに代表される糖鎖などに含まれるヒ
ドロキシル基のうちの少なくとも3つと有機ポリマー鎖
が結合した構造、及び/又はヒドロキシル酸に含まれる
ヒドロキシル基とカルボキシル基のうち少なくとも3つ
がブロックコポリマー鎖が結合した構造を含んでも良
い。本発明で用いられる有機ポリマーの末端基は特に限
定されないが水酸基はじめ、直鎖状および環状のアルキ
ルエーテル基、アルキルエステル基、アルキルアミド
基、アルキルカーボネート基、ウレタン基およびトリア
ルキルシリル基変性したものを用いることができる。脂
肪族ポリエーテルの末端基を変性した例としては、上記
アルキレングリコール類の少なくとも一つの末端を例え
ばメチルエーテル、エチルエーテル、プロピルエーテ
ル、グリシジルエーテルなどでエーテルとしたものが挙
げられる。
【0034】具体的には、ポリエチレングリコールモノ
メチルエーテル、ポリエチレングリコールジメチルエー
テル、ポリプロピレングリコールジメチルエーテル、ポ
リイソブチレングリコールジメチルエーテル、ポリエチ
レングリコールジエチルエーテル、ポリエチレングリコ
ールモノエチルエーテル、ポリエチレングリコールジブ
チルエーテル、ポリエチレングリコールモノブチルエー
テル、ポリエチレングリコールジグリシジルエーテル、
ポリエチレンポリプロピレングリコールジメチルエーテ
ル、グリセリンポリエチレングリコールトリメチルエー
テル、ペンタエリスリトールポリエチレングリールテト
ラメチルエーテル、ペンチトールポリエチレングリコー
ルペンタメチルエーテル、ソルビトールポリエチレング
リコールヘキサメチルエーテルなどが用いられる。本発
明に用いられる有機ポリマーは部分的または全体が環状
であるポリマーを用いても良く、環状ポリエーテル、環
状ポリエステルなどを用いることができる。
【0035】添加することができる溶媒としては、アル
コール系溶媒、ケトン系溶媒、アミド系溶媒およびエス
テル系溶媒などが挙げられる。ここで、アルコール系溶
媒としては、メタノール、エタノール、n−プロパノー
ル、i−プロパノール、n−ブタノール、i−ブタノー
ル、sec−ブタノール、t−ブタノール、n−ペンタ
ノール、i−ペンタノール、2−メチルブタノール、s
ec−ペンタノール、t−ペンタノール、3−メトキシ
ブタノール、n−ヘキサノール、2−メチルペンタノー
ル、sec−ヘキサノール、2−エチルブタノール、s
ec−ヘプタノール、ヘプタノール−3、n−オクタノ
ール、2−エチルヘキサノール、sec−オクタノー
ル、n−ノニルアルコール、2,6−ジメチルヘプタノ
ール−4、n−デカノール、sec−ウンデシルアルコ
ール、トリメチルノニルアルコール、sec−テトラデ
シルアルコール、sec−ヘプタデシルアルコール、フ
ェノール、シクロヘキサノール、メチルシクロヘキサノ
ール、3,3,5- トリメチルシクロヘキサノール、ベ
ンジルアルコール、ジアセトンアルコールなどのモノア
ルコール系溶媒;
【0036】エチレングリコール、1,2−プロピレン
グリコール、1,3−ブチレングリコール、ペンタンジ
オール−2,4、2−メチルペンタンジオール−2,
4、ヘキサンジオール−2,5、ヘプタンジオール−
2,4、2−エチルヘキサンジオール−1,3、ジエチ
レングリコール、ジプロピレングリコール、トリエチレ
ングリコール、トリプロピレングリコールなどの多価ア
ルコール系溶媒;エチレングリコールモノメチルエーテ
ル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレン
グリコールモノプロピルエーテル、エチレングリコール
モノブチルエーテル、エチレングリコールモノヘキシル
エーテル、エチレングリコールモノフェニルエーテル、
エチレングリコールモノ−2−エチルブチルエーテル、
ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレン
グリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコール
モノプロピルエーテル、ジエチレングリコールモノブチ
ルエーテル、ジエチレングリコールモノヘキシルエーテ
ル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピ
レングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコ
ールモノプロピルエーテル、プロピレングリコールモノ
ブチルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエ
ーテル、ジプロピレングリコールモノエチルエーテル、
ジプロピレングリコールモノプロピルエーテルなどの多
価アルコール部分エーテル系溶媒;などを挙げることが
できる。これらのアルコール系溶媒は、1種あるいは2
種以上を同時に使用してもよい。
【0037】ケトン系溶媒としては、アセトン、メチル
エチルケトン、メチル−n−プロピルケトン、メチル−
n−ブチルケトン、ジエチルケトン、メチル−i−ブチ
ルケトン、メチル−n−ペンチルケトン、エチル−n−
ブチルケトン、メチル−n−ヘキシルケトン、ジ−i−
ブチルケトン、トリメチルノナノン、シクロヘキサノ
ン、2−ヘキサノン、メチルシクロヘキサノン、2,4
−ペンタンジオン、アセトニルアセトン、アセトフェノ
ン、フェンチョンなどのほか、アセチルアセトン、2,
4−ヘキサンジオン、2,4−ヘプタンジオン、3,5
−ヘプタンジオン、2,4−オクタンジオン、3,5−
オクタンジオン、2,4−ノナンジオン、3,5−ノナ
ンジオン、5−メチル−2,4−ヘキサンジオン、2,
2,6,6−テトラメチル−3,5−ヘプタンジオン、
1,1,1,5,5,5−ヘキサフルオロ−2,4−ヘ
プタンオンなどのβ−ジケトン類などが挙げられる。こ
れらのケトン系溶媒は、1種あるいは2種以上を同時に
使用してもよい。
【0038】アミド系溶媒としては、ホルムアミド、N
-メチルホルムアミド、N,N−ジメチルホルムアミ
ド、N−エチルホルムアミド、N,N−ジエチルホルム
アミド、アセトアミド、N−メチルアセトアミド、N,
N−ジメチルアセトアミド、N−エチルアセトアミド、
N,N−ジエチルアセトアミド、N−メチルプロピオン
アミド、N−メチルピロリドン、N−ホルミルモルホリ
ン、N−ホルミルピペリジン、N−ホルミルピロリジ
ン、N−アセチルモルホリン、N−アセチルピペリジ
ン、N−アセチルピロリジンなどが挙げられる。これら
のアミド系溶媒は、1種あるいは2種以上を同時に使用
してもよい。
【0039】エステル系溶媒としては、ジエチルカーボ
ネート、炭酸エチレン、炭酸プロピレン、炭酸ジエチ
ル、酢酸メチル、酢酸エチル、γ−ブチロラクトン、γ
−バレロラクトン、酢酸n−プロピル、酢酸i−プロピ
ル、酢酸n−ブチル、酢酸i−ブチル、酢酸sec−ブ
チル、酢酸n−ペンチル、酢酸sec−ペンチル、酢酸
3−メトキシブチル、酢酸メチルペンチル、酢酸2−エ
チルブチル、酢酸2−エチルヘキシル、酢酸ベンジル、
酢酸シクロヘキシル、酢酸メチルシクロヘキシル、酢酸
n−ノニル、アセト酢酸メチル、アセト酢酸エチル、酢
酸エチレングリコールモノメチルエーテル、酢酸エチレ
ングリコールモノエチルエーテル、酢酸ジエチレングリ
コールモノメチルエーテル、酢酸ジエチレングリコール
モノエチルエーテル、酢酸ジエチレングリコールモノ−
n−ブチルエーテル、酢酸プロピレングリコールモノメ
チルエーテル、酢酸プロピレングリコールモノエチルエ
ーテル、酢酸プロピレングリコールモノプロピルエーテ
ル、酢酸プロピレングリコールモノブチルエーテル、酢
酸ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、酢酸ジ
プロピレングリコールモノエチルエーテル、ジ酢酸グリ
コール、酢酸メトキシトリグリコール、プロピオン酸エ
チル、プロピオン酸n−ブチル、プロピオン酸i−アミ
ル、シュウ酸ジエチル、シュウ酸ジ−n−ブチル、乳酸
メチル、乳酸エチル、乳酸n−ブチル、乳酸n−アミ
ル、マロン酸ジエチル、フタル酸ジメチル、フタル酸ジ
エチルなどが挙げられる。これらエステル系溶媒は、1
種あるいは2種以上を同時に使用してもよい。
【0040】アルコール系溶媒、ケトン系溶媒、アミド
系溶媒およびエステル系溶媒などの溶媒は、1種あるい
は2種以上を混合して使用することができる。成分A、
成分B、成分Cを加水分解、縮合させる際には、触媒を
使用してもよい。この際に使用する触媒としては、イオ
ン交換樹脂、有機酸、無機酸、有機塩基、無機塩基を挙
げることができる。有機酸としては、例えば、酢酸、プ
ロピオン酸、ブタン酸、ペンタン酸、ヘキサン酸、ヘプ
タン酸、オクタン酸、ノナン酸、デカン酸、シュウ酸、
マレイン酸、メチルマロン酸、アジピン酸、セバシン
酸、没食子酸、酪酸、メリット酸、アラキドン酸、シキ
ミ酸、2−エチルヘキサン酸、オレイン酸、ステアリン
酸、リノール酸、リノレイン酸、サリチル酸、安息香
酸、p−アミノ安息香酸、p−トルエンスルホン酸、ベ
ンゼンスルホン酸、モノクロロ酢酸、ジクロロ酢酸、ト
リクロロ酢酸、トリフルオロ酢酸、ギ酸、乳酸、マロン
酸、スルホン酸、フタル酸、フマル酸、クエン酸、酒石
酸などを挙げることができる。無機酸としては、例え
ば、塩酸、硝酸、硫酸、フッ酸、リン酸、ホウ酸などを
挙げることができる。
【0041】有機塩基としては、例えば、ピリジン、ピ
ロール、ピペラジン、ピロリジン、ピペリジン、ピコリ
ン、トリメチルアミン、トリエチルアミン、モノエタノ
ールアミン、ジエタノールアミン、ジメチルモノエタノ
ールアミン、モノメチルジエタノールアミン、トリエタ
ノールアミン、ジアザビシクロオクラン、ジアザビシク
ロノナン、ジアザビシクロウンデセン、テトラメチルア
ンモニウムハイドロオキサイドなどを挙げることができ
る。無機塩基としては、例えば、アンモニア、水酸化ナ
トリウム、水酸化カリウム、水酸化バリウム、水酸化カ
ルシウムなどを挙げることができる。酸、塩基発生剤な
どを添加することもできる。2種類以上の触媒を段階的
に用いた反応、混合した反応なども用いることができ
る。
【0042】次に本発明の絶縁膜形成用組成物の調製方
法について説明する。本発明の絶縁膜形成用組成物を必
要な組成にするための方法は、通常、成分A、成分B、
成分Cを反応する合成工程、溶媒、水、その他の過剰又
は不要な成分を取り除く除去工程、有機ポリマー、溶
媒、水、その他の成分を添加する調合工程、および濾過
工程などからなる。典型的な例としては、第一の工程と
して成分A、成分B、成分Cの混合物に、水および触媒
を添加して加水分解・縮合を行ったものに、第二の工程
として有機ポリマーおよび水を添加し、第三の工程とし
て水および溶媒を一旦除去した後、第四の工程として溶
媒、水を必要量添加する。これは典型的な例であり、必
要な工程、例えば濾過工程などを追加したり、不必要な
工程を省略したり、特定の工程を複数回行うこともでき
る。
【0043】特に好ましい方法を、触媒としてイオン交
換樹脂を用いた場合を例にとって詳しく述べるならば、
まず第一の工程として、成分A、成分B、成分Cの混合
物に、水とイオン交換樹脂を混合したものを滴下して反
応させる。次に、イオン交換樹脂のみを濾過により除去
する。次に第二の工程として有機ポリマーを添加する。
次に第三の工程として、過剰の合成溶媒または水、ある
いはその両方を所定量除去する。次に第四の工程とし
て、組成を所定の値にするために、溶媒又は水、あるい
はその両方を添加する。この調製方法によれば、均一性
に優れた組成物を容易に得ることが出来る。
【0044】本発明の絶縁膜形成用組成物を調製する方
法は上記の方法には限定されない。必要に応じて、各工
程において、複数の方法の中から好適なものを選択する
ことが出来る。以下にその方法を例示する。成分A、成
分B、成分Cに水を添加する方法として、具体的には水
または水の混合物を一度に添加する方法、連続的に添加
する方法、断続的に添加する方法が挙げられる。逆に水
に成分A、成分B、成分Cを添加してもよい。また、溶
媒、有機ポリマーなどと混合して添加しても良い。
【0045】成分A、成分B、成分Cの加水分解・縮合
反応温度は通常0〜100℃で行うことができ、連続
的、断続的に温度を変更することができる。たとえば3
0℃に保持して水を添加し、50℃で撹拌して、加水分
解・縮合反応を行う方法、30℃から50℃まで昇温す
る過程で水を連続的に滴下する方法などが用いられる。
必要に応じて添加する触媒を添加する方法としては、た
とえば、触媒を直接混合する方法、触媒を添加する水、
溶媒、有機ポリマーなどにあらかじめ分散または溶解さ
せたものを添加する方法がある。具体的には、イオン交
換樹脂を水で湿潤させ、水と同時に添加する方法、水湿
潤イオン交換樹脂をエタノールと混合して添加する方
法、リン酸水溶液を直接滴下する方法などが挙げられ
る。
【0046】触媒としてイオン交換樹脂を用いる場合
は、陽イオン交換樹脂、陰イオン交換樹脂のいずれも用
いることができる。例えば、スルホン酸基などをもつ強
酸性陽イオン交換樹脂、カルボン酸基などを持つ弱酸性
陽イオン交換樹脂、アミノ基などを持つ塩基性陰イオン
交換樹脂などが挙げられる。具体的には、オルガノ社製
アンバーライトIR120B、A26、MB2など、オ
ルガノ社製アンバーリストRCP−160M、15DR
Y、15WETなど、三菱化学社製ダイヤイオンPK2
20、SK112、WK100、PA412など、ダウ
ケミカル社製DOWEX50W−X2、50W−X4、
50W−X6、50W−X8などを用いることができ
る。またイオン交換樹脂は、乾燥した状態、水で湿潤し
た状態、有機溶剤で湿潤した状態などで用いることがで
きる。
【0047】本発明の組成物の調製時、成分A、成分
B、成分Cを別々に加水分解・縮合反応させたものを、
混合しても良い。具体的には、成分Aを加水分解・縮合
反応させたもの、成分Bを加水分解・縮合反応させたも
の、成分Cを加水分解・縮合反応させたものを混合する
方法、また、成分Aと成分Bの混合物を加水分解・縮合
反応させたものと成分Cを加水分解・縮合させたものを
混合する方法、成分Aと成分Cの混合物を加水分解・縮
合反応させたものと成分Bを加水分解・縮合させたもの
反応を混合する方法、成分Bと成分Cの混合物を加水分
解・縮合反応させたもの成分Aを加水分解・縮合反応さ
せたものを混合する方法があげられる。また必要に応
じ、別々に反応したものを混合後、さらに加水分解・縮
合させてもよい。
【0048】成分A、成分B、成分Cの混合物、または
成分A、成分B、成分Cを別々に反応させたものに、成
分A、成分B、成分Cを1種類もしくは2種類以上混合
しても良い。また必要に応じ成分A、成分B、成分Cの
混合物、または成分A、成分B、成分Cを別々に反応さ
せたものに、成分A、成分B、成分Cを混合後、さらに
加水分解・縮合させてもよい。成分A、成分B、成分C
の加水分解・脱水縮合時には、加水分解によって生成す
るアルコール以外にも溶媒、有機ポリマーの存在下で行
っても良い。通常、本発明の組成物中の成分A、成分
B、成分Cの加水分解・脱水縮合物の重量平均分子量は
GPCによるポリエチレングリコール換算で300〜
1,000,000である。
【0049】本発明の組成物を所望の組成にするため
に、水および低沸溶媒などを除去することができる。具
体的には、減圧単蒸留法、精密蒸留法、アーサー蒸留
法、薄膜蒸留法などの留去法、抽出法、および限外ろ過
法などが挙げられる。留去法は、大気圧下または減圧下
いずれでも可能であるが、常圧であると留去温度が一般
的に高くなり、留去中にシリカ前駆体が固化する恐れが
あるので、減圧下で留去するのが好ましい。また必要に
応じて、ゲル化防止剤、粘度低下剤として、留去前及び
/又は留去後に有機ポリマー、溶剤などを混合すること
もできる。留去温度は0〜100℃である。
【0050】成分A、成分B、成分Cの加水分解・縮合
には水が必須であるが、本発明の組成物を所望の組成に
するための有機ポリマー、溶媒、水などは、いずれの調
製段階においても添加することができ、単独および2種
類以上を混合して添加することもできる。また、一度に
添加しても良いし、二度以上に分けて添加してもよい。
必要に応じて本発明の組成物のろ過を、フィルターを用
いて、いずれの工程においても行うことができる。例え
ば、イオン交換樹脂を用いて加水分解・縮合反応を行っ
た後、孔径10μmのPTFE製メンブレンフィルター
を用いた減圧ろ過、本発明の組成物を調製後に孔径0.
05μmのポリエチレン製カートリッジフィルターを用
いた加圧ろ過などを行うことができる。
【0051】次に本発明の絶縁膜形成用組成物を用いて
低誘電率材料を得る方法について説明する。本発明は半
導体素子に用いられる低誘電率材料を得ることを目的と
しており、半導体素子で通常用いられる基板、例えばシ
リコン基板や化合物半導体基板、これらの上にシリコン
酸化膜やシリコン窒化膜などの絶縁膜、アルミニウムや
銅、タングステン、チタン、タンタルあるいはこれらの
窒化物などを有するものの上に好適に塗布される。塗布
の方法として最も一般的に用いられるのは回転塗布法
(スピンコート)であるが、本発明に好適に用いられる
方法は必ずしもスピンコートに限定されない。
【0052】絶縁膜形成用組成物を塗布した後は、焼成
を行う。焼成は一段階で行っても多段階で行っても良
い。一般には熱板を用いて70℃から150℃程度の温
度で第一段階の加熱を行った後、さらに熱板を用いて1
50℃から400℃程度の焼成を一段または多段で行
う。また焼成は熱板だけでなく、電気炉やランプ加熱炉
で行うことも可能である。具体的な方法としては絶縁膜
形成用組成物の組成などに応じて好適な条件を選択する
ことができる。例えば有機ポリマーとして数平均分子量
700以上のポリエチレングリコールジメチルエーテル
を用いた場合は、一旦150℃から300℃の範囲で二
段以上の加熱を熱板上で行った後、400℃の熱板で有
機ポリマーを除去する方法を用いることができる。
【0053】
【実施例】以下実施例を用いて本発明を実施するための
形態をより詳細に説明する。 組成物中における固形分濃度および有機ポリマー濃度の
規定:固形分濃度は、仕込みのアルコキシシランの全量
がシリカに転化した場合の重量から算出した。シリカに
転化した場合の重量とは、たとえばアルコキシシランと
してテトラメトキシシランを1モル使った場合、これが
完全に酸化されれば1モルのSiO2 のシリカに転化す
るので、その重量は60.1gである。複数のアルコキ
シシランを用いた場合には、各々のモル分率から算出さ
れるシリカの和の重量がシリカに転化した重量である。
有機ポリマー濃度は、仕込みの有機ポリマーの重量から
算出した。 組成物中における水およびエタノール量の測定:本発明
の塗布組成物1ml中に内部標準としてジメトキシエタ
ン0.2gを添加し、島津社製ガスクロマトグラフィー
GC−7Aを用いて該塗布組成物中の水およびエタノー
ルの量を測定した。カラムとしてGaskuropac
k56を用い、温度プログラムは導入100℃、2mi
n保持、昇温速度10℃/min、最終200℃、16
min保持とした。検出器にはTCDを用い、別に作成
した検量線を用いて内部標準との面積比より水およびア
ルコールの量を求めた。シリカ前駆体に対する水の重量
比は、シリカ前駆体の重量を便宜上、仕込みのアルコキ
シシランの全量がシリカに転化した場合の重量と上述の
ガスクロ法により求めた水の重量とから算出した。シリ
カに転化した場合の重量とは、たとえばアルコキシシラ
ンとしてテトラメトキシシランを1モル使った場合、1
モルのSiO 2 のシリカに転化するので、その重量は6
0.1gである。複数のアルコキシシランを用いた場合
には、おのおののモル分率から算出されるシリカの和の
重量がシリカに転化した重量である。
【0054】比誘電率:低抵抗率(0.01〜0.1
Ω)シリコンウェハー上に本発明の組成物を用いた低誘
電率膜を形成し、SSM社製495型自動水銀CV測定
装置を用いて1MHzにおける比誘電率(k)を求め
た。 化学機械研磨(CMP)試験:絶縁膜形成用組成物を用
いて形成した低誘電率材料からなる薄膜を研磨スラリ
ー、研磨パッドを用いて、4.8psiの押圧を印可し
ながら回転数150rpmで2分間研磨した。研磨後の
低誘電率膜の表面を目視および光学顕微鏡にて観察を行
い、剥離の有無およびその程度を調べた。研磨スラリー
はシリカゾル系(シリカ濃度13%、一次粒径30n
m、pH=10.8(アンモニア性))のものを使用し
た。研磨パッドは発泡ポリウレタン系パッド(厚さ約
1.8mm)を使用した。 ○:研磨面に傷および剥離なし ×:研磨面に剥離、傷が見られる
【0055】保存安定性:本発明における膜形成用組成
物をガラス瓶に密栓して23℃で1ヶ月放置した。放置
前後のサンプルを2000rpm、60秒のスピンコー
ト条件で塗布し、上記実施例1記載の方法で焼成した時
の膜厚を分光エリプソメーター(Jovin Yvon社製UVISE
L)にてSiO2 −ボイドモデルを用いて測定し、その
変化率{[(放置後のサンプルの膜厚−放置前のサンプ
ルの膜厚)/放置前のサンプルの膜厚]×100}を算
出し、下記基準にて評価した。 ○:変化率5%未満 ×:変化率5%以上
【0056】冷凍安定性:ガラス瓶に密栓し、−20℃
で7日間静置した後、内容物の外観を観察した。 ○:透明で均一な溶液 △:相分離のある溶液 ×:固体 ヤング率:MTS Systems Corporation社製ナノインデ
ンター DCMで測定した。測定方法は、バーコビッチ型の
ダイヤモンド製圧子を試料に押し込み、一定荷重に達す
るまで負荷したのちそれを除き、変位をモニターするこ
とにより荷重―変位曲線を求めた。表面はコンタクトス
ティフネスが200N/mになる条件で認識した。硬度の算出
は、以下の式による。
【0057】H=P/A ここで、Pは印加した荷重であり、接触面積Aは接触深
さhc の関数で次式により、実験的に求めた。 A=24.56hc 2 この接触深さは圧子の変位hと次の関係にある。 hc =h−εP/S ここでεは0.75、Sは除荷曲線の初期勾配である。
ヤングモジュラスの算出はスネドンの式によって求め
た。 Er =(√π・S) /2√A ここで、複合弾性率Er は次式で表される。 Er =[(1−νs2)/Es + (1−νi2)/Ei ]−
1 ここで、νはポアソン比、添字Sはサンプル、iは圧子
を表す。本発明ではνi =0.07、Ei =1141G
Pa、また本材料のポアッソン比は未知であるがνs =
0.18としてサンプルのヤングモジュラスEs を算出
した。尚、本発明におけるヤングモジュラスは、0.5
μ〜1μmの膜厚で測定した。
【0058】膜厚均一性:本発明の組成物から調製した
低誘電率膜を、目視による観察を行った結果を次のよう
に評価した。 ○:干渉縞、放射状縞などの模様のみられない均一な膜 △:面内に干渉縞のみえる膜 ×:放射状縞 耐熱性:本発明の組成物を用いて作成した低誘電率膜を
島津社製熱重量分析装置TA−50を用い、流量40m
l/minのAr雰囲気下、425℃において2時間保
持したときの重量減少率を測定した。
【0059】膜厚:分光エリプソメーター(Jobin Yvon
製UVISEL)により、SiO2 −ボイドモデルを用いて測
定した。 微量金属分析:絶縁膜形成用組成物約10gを白金るつ
ぼに入れて精秤し、ヒーターで溶媒を蒸発させた後、酸
素気流中で500℃、2時間加熱した。これに48%フ
ッ酸を加えて得た残留物を硝酸で溶解した。これを水で
20ccに定容して作成した検液中のナトリウムおよび
鉄の量を日立製作所製フレームレス原子吸光光度計にて
分析し、絶縁膜形成用組成物中の濃度に換算した。
【0060】
【実施例1】第一の工程として、メチルトリエトキシシ
ラン71.3g、1,2−ビストリエトキシシリルエタ
ン70.9g、テトラエトキシシラン41.7gを混合
し、これに水57.6gおよび水湿潤スルホン酸型陽イ
オン交換樹脂(オルガノ社製アンバーリストRCP−1
60M)12ml(水9.2g含有)を混合したものを
室温で滴下した。滴下後、50℃、4時間攪拌して加水
分解および脱水縮合反応を行い、イオン交換樹脂をろ別
した。
【0061】次に第二の工程として、ろ別した溶液10
0gに、有機ポリマーとして、ポリエチレングリコール
ジメチルエーテル(数平均分子量Mn=600:80w
t%水溶液)33.8gを加えた。これに第三の工程と
して、ロータリーエバポレーターで50℃、30分の減
圧処理を行うことで、水およびエタノールを留去した。
次いで第四の工程として、留去残留物に、プロピレング
リコールモノメチルエーテル83.6g、水108.9
gおよびエタノール3.7gを加えることで、固形分濃
度10wt%、有機ポリマー濃度10wt%、水30w
t%およびエタノール4wt%の本発明の組成物を作成
した。
【0062】
【実施例2】実施例1の操作と比較して、留去残留物へ
の添加量を、プロピレングリコールモノメチルエーテル
174.6g、水115.5gおよびエタノール1.9
gに変えた以外、実施例1同様の操作で、固形分濃度5
wt%、有機ポリマー濃度5wt%、水30wt%およ
びエタノール4wt%である本発明の組成物を作成し
た。
【実施例3】実施例1の操作と比較して、留去残留物へ
の添加量を、プロピレングリコールモノメチルエーテル
4.9g、水38.4gに変え、エタノールを添加しな
かった以外、実施例1同様の操作で、固形分濃度14w
t%、有機ポリマー濃度14wt%、水30wt%およ
びエタノール4wt%である本発明の組成物を作成し
た。
【0063】
【実施例4】実施例1の操作と比較して、ポリエチレン
グリコールジメチルエーテル(数平均分子量Mn=60
0:80wt%水溶液)の添加量を20.3gに変えた
以外、実施例1同様の操作で、固形分濃度10wt%、
有機ポリマー濃度6wt%、水30wt%およびエタノ
ール4wt%である本発明の組成物を作成した。
【実施例5】実施例1の操作と比較して、留去残留物に
添加した添加物をプロピレングリコールモノメチルエー
テルから乳酸エチルに変えた以外、実施例1同様の操作
で、固形分濃度10wt%、有機ポリマー濃度10wt
%、水30wt%およびエタノール4wt%である本発
明の組成物を作成した。
【0064】
【実施例6】実施例5の操作と比較して、留去残留物へ
の添加量を、乳酸エチル88.6g、水9.5gおよび
エタノール1.9gに変えた以外、実施例5同様の操作
で、固形分濃度10wt%、有機ポリマー濃度10wt
%、水7wt%およびエタノール4wt%である本発明
の塗布組成物を作成した。
【実施例7】実施例5の操作と比較して、留去残留物へ
の添加量を、乳酸エチル82.6g、水15.5gおよ
びエタノール1.9gに変えた以外、実施例5同様の操
作で、固形分濃度10t%、有機ポリマー濃度10wt
%、水10wt%およびエタノール4wt%である本発
明の塗布組成物を作成した。
【0065】
【実施例8】実施例1の操作と比較して、メチルトリエ
トキシシランおよび1,2−ビストリエトキシシリルエ
タンの使用量をそれぞれ53.5gおよび88.6g、
にした以外、実施例1同様の操作で本発明の組成物を作
成した。
【実施例9】実施例1の操作と比較して、1,2−ビス
トリエトキシシリルエタン70.9gの代わりにビスト
リメトキシシリルメタン51.3gを用いた以外、実施
例1と同様の操作で本発明の組成物を作成した。
【0066】以上実施例1から実施例9までで得られた
絶縁膜形成用組成物について保存安定性、液均一性、冷
凍安定性の試験を行った。またこの絶縁膜形成用組成物
を用いて、下記のように低誘電率材料の作成を行った。
シリコン基板上に絶縁膜形成用組成物5ccを滴下後、
毎分2000回転で振り切り、回転塗布法により塗布を
行った。次にこれを120℃、空気中で1分間加熱して
溶媒を除去した。ここまでの工程は東京エレクトロン株
式会社製の塗布装置Cleantrack ACT8SODを使用して行っ
た。次にこれを1気圧の窒素中で150℃から400℃
まで毎分10℃の昇温速度で加熱後、400℃に保持し
て30分焼成し、低誘電率材料からなる薄膜を得た。こ
の処理は縦型熱処理炉(光洋リンドバーグ社製VF−1
000LP)で行った。
【0067】
【実施例10】実施例3において作成した本発明の組成
物を、塗布回転数を1000rpmにした以外、実施例
1から9までと同様の方法で用いて、低誘電率材料から
なる薄膜を得た。
【実施例11】実施例3において、プロピレングリコー
ルメチルエーテルを乳酸エチルに変えた以外、実施例3
と同様に本発明の組成物を作成した。この組成物を、塗
布回転数を1000rpmにした以外、実施例1から9
までと同様の方法で用いて、低誘電率材料からなる薄膜
を得た。このようにして得た低誘電率材料薄膜につい
て、膜厚、比誘電率、ヤング率、CMP耐性、耐熱性評
価、膜厚均一性の評価を行った。結果を表1に示す。
【0068】
【比較例1−1】実施例1の操作と比較して、メチルト
リエトキシシラン、1,2−ビストリエトキシシリルエ
タンの使用量をそれぞれ107.0g、35.5gにし
た以外、実施例1同様の操作で、絶縁膜形成用組成物を
作成した。この組成物を用いて、実施例1と同様の方法
で低誘電率材料からなる薄膜を得た。この薄膜について
ヤング率を測定したところ、1.4GPaであった。
【0069】
【比較例1−2】実施例1の操作と比較して、メチルト
リエトキシシラン、1,2−ビストリエトキシシリルエ
タンの使用量をそれぞれ107.0g、70.9gにし
て、テトラエトキシシランを使用しない以外、実施例1
同様の操作で、絶縁膜形成用組成物を作成した。この組
成物を用いて、実施例1と同様の方法で低誘電率材料か
らなる薄膜を得た。この薄膜についてヤング率を測定し
たところ、1.8GPaであった。
【0070】
【比較例1−3】実施例1の操作と比較して、メチルト
リエトキシシラン、1,2−ビストリエトキシシリルエ
タンの使用量をそれぞれ71.3g、106.4gにし
て、テトラエトキシシランを使用しない以外、実施例1
同様の操作で、絶縁膜形成用組成物を作成した。この組
成物を用いて、実施例1と同様の方法で低誘電率材料か
らなる薄膜を得た。この薄膜についてヤング率を測定し
たところ、1.8GPaであった。比較例1−1から比
較例1−3までの低誘電率材料からなる薄膜について
は、実施例1から実施例11までのものより低いヤング
率しか得られなかった。
【0071】
【比較例1−4】実施例1の操作と比較して、メチルト
リエトキシシラン、1,2−ビストリエトキシシリルエ
タンおよびテトラエトキシシランの使用量をそれぞれ1
7.8g、124.1gおよび41.7gにした以外、
実施例1同様の操作で、絶縁膜形成用組成物を作成し
た。この絶縁膜形成用組成物は合成の段階で成分の一部
がゲル化したため、塗布・焼成により低誘電率材料から
なる薄膜を得ることができなかった。
【0072】
【比較例1−5】実施例1の操作と比較して、メチルト
リエトキシシラン、1,2−ビストリエトキシシリルエ
タンおよびテトラエトキシシランの使用量をそれぞれ1
7.8g、88.6gおよび83.4gにした以外、実
施例1同様の操作で、絶縁膜形成用組成物を作成した。
この絶縁膜形成用組成物も合成の段階で成分の一部がゲ
ル化したため、塗布・焼成により低誘電率材料からなる
薄膜を得ることができなかった。
【0073】
【比較例1−6】実施例1の操作と比較して、メチルト
リエトキシシラン、1,2−ビストリエトキシシリルエ
タンおよびテトラエトキシシランの使用量をそれぞれ7
1.3g、141.8gおよび83.4gにした以外、
実施例1同様の操作で、絶縁膜形成用組成物を作成し
た。この絶縁膜形成用組成物について保存安定性を評価
したところ、表1に示すように、実施例1から実施例1
1までで得られた絶縁膜形成用組成物に比べて劣る結果
が得られた。
【0074】
【比較例2−1】実施例1の操作と比較して、添加した
有機ポリマーをポリエチレングリコール−α−メチルエ
ーテル−ω−ペンチルエーテルに変えた以外、実施例1
同様の操作で絶縁膜形成用組成物を作成した。この組成
物を用いて、実施例1と同様の方法で低誘電率材料から
なる薄膜を得た。実施例1から実施例11までで得られ
た低誘電率材料からなる薄膜がいずれも3.5μm以上
の膜厚までクラックを発生しなかったのに対し、本比較
例の薄膜は1.5μmでクラックを発生した。
【0075】
【比較例2−2】実施例1の操作と比較して、メチルト
リエトキシシラン、1,2−ビストリエトキシシリルエ
タンおよびテトラエトキシシランの使用量をそれぞれ8
9.1g、53.2gおよび41.7gにした以外、実
施例1同様の操作で、絶縁膜形成用組成物を作成した。
この組成物を用いて、実施例1と同様の方法で低誘電率
材料からなる薄膜を得た。実施例1から実施例11まで
で得られた低誘電率材料からなる薄膜がいずれも3.5
μm以上の膜厚までクラックを発生しなかったのに対
し、本比較例の薄膜は1.4μmでクラックを発生し
た。
【0076】
【比較例3−1】実施例1の操作と比較して、添加した
有機ポリマーの数平均分子量をMn600からMn25
0に変えた以外、実施例1同様の操作で絶縁膜形成用組
成物を作成した。この組成物を用いて、実施例1と同様
の方法で低誘電率材料からなる薄膜を得た。この薄膜に
ついて比誘電率を測定したところ、実施例1から実施例
11までで得られた低誘電率材料からなる薄膜に比べて
大幅に高い2.48という値が得られた。
【0077】
【比較例3−2】実施例1の操作と比較して、添加した
有機ポリマーの数平均分子量をMn=1200に変えた
以外、実施例1と同様の操作で絶縁膜形成用組成物を作
成した。この組成物を用いて、実施例1と同様の方法で
低誘電率材料からなる薄膜を得た。この薄膜について耐
熱性を測定したところ、1.2%という値が得られた。
この値は実施例1から実施例11までで得られた低誘電
率材料からなる薄膜に比べて2倍ないし3倍まで悪化し
ている。
【0078】
【比較例4−1】実施例1の操作と比較して、1,2−
ビストリエトキシシリルエタンの代わりに1,6−ビス
トリエトキシシリルヘキサンを用いた以外、実施例1と
同様の操作で絶縁膜形成用組成物を作成した。この組成
物について保存安定性を測定したところ、実施例1から
実施例11までで得られた絶縁膜形成用組成物より劣っ
た結果しか得られなかった。
【0079】
【比較例5−1】実施例1の操作と比較して、留去残留
物への添加量を、プロピレングリコールモノメチルエー
テル94.6g、水3.5gおよびエタノール1.9g
に変えた以外、実施例1同様の操作で、固形分濃度10
wt%、有機ポリマー濃度10wt%、水4wt%およ
びエタノール4wt%である絶縁膜形成用組成物を作成
した。この組成物を用いて、実施例1と同様の方法で低
誘電率材料からなる薄膜を得た。この薄膜の膜厚均一性
を測定した結果を表1に示す。この薄膜には放射状の膜
厚不均一(いわゆるストライエーション)が発生してい
た。その結果、実施例1から実施例11までで得られた
低誘電率材料からなる薄膜に比べ均一性は大幅に悪化し
ている。
【0080】
【比較例5−2】実施例1の操作と比較して、留去残留
物への添加量を、プロピレングリコールモノメチルエー
テル2.6g、水95.5gおよびエタノール1.9g
に変えた以外、実施例1同様の操作で、固形分濃度10
wt%、有機ポリマー濃度10wt%、水50wt%お
よびエタノール4wt%である絶縁膜形成用組成物を作
成した。この組成物を用いて、実施例1と同様の方法で
低誘電率材料からなる薄膜を得た。この薄膜の膜厚均一
性を測定した結果を表1に示す。この薄膜にはストライ
エーションは発生していなかったが、実施例1から実施
例11までで得られた低誘電率材料からなる薄膜に比べ
均一性は大幅に悪化している。これは気化熱の大きい水
の比率が高いため、塗布時に基板上の温度分布が発生し
やすく、膜厚の不均一を招いたためと推定される。
【0081】
【比較例6−1】実施例1の操作と比較して、留去残留
物に添加した添加物をプロピレングリコールモノメチル
エーテルからプロピレングリコールメチルエーテルアセ
テートに変えた以外、実施例1同様の操作で、固形分濃
度10wt%、有機ポリマー濃度10wt%、水30w
t%およびエタノール4wt%である絶縁膜形成用組成
物を作成した。この組成物は調製時に組成物の固化に起
因する白濁が発生したため、低誘電率材料からなる薄膜
を形成することができなかった。
【0082】
【比較例6−2】実施例1の操作と比較して、留去残留
物に添加した添加物をプロピレングリコールモノメチル
エーテルからシクロペンタノンに変えた以外、実施例1
同様の操作で、固形分濃度10wt%、有機ポリマー濃
度10wt%、水30wt%およびエタノール4wt%
である絶縁膜形成用組成物を作成した。この組成物の冷
凍安定性を測定した結果を表1に示す。実施例1から実
施例11までで得られた絶縁膜形成用組成物に比べ劣っ
た結果しか得られなかった。このため、この溶媒を使用
した場合は、絶縁膜形成用組成物の保管に好適な温度範
囲が狭くなる。
【0083】
【比較例6−3】実施例1の操作と比較して、留去残留
物に添加した添加物をプロピレングリコールモノメチル
エーテルからエタノールに変えた以外、実施例1同様の
操作で、固形分濃度10wt%、有機ポリマー濃度10
wt%、水30wt%およびエタノール4wt%である
絶縁膜形成用組成物を作成した。この組成物を用いて、
実施例1と同様の方法で低誘電率材料からなる薄膜を得
た。この薄膜には顕著なストライエーションが発生して
いた。また膜厚均一性は21%であり、実施例1から実
施例11までで得られた薄膜と比較して大幅に悪化して
いた。
【0084】
【比較例7−1】メチルトリエトキシシラン71.3
g、1,2−ビストリエトキシシリルエタン70.9
g、テトラエトキシシラン41.7gを混合し、これに
水66.8gおよび0.01mol/l硫酸0.06g
を混合したものを室温で滴下した。滴下後、50℃4時
間攪拌して加水分解および脱水縮合反応を行い、絶縁膜
形成用組成物を得た。この組成物中に含まれる微量金属
の濃度を実施例1と同様の方法で測定した結果を表1に
示す。実施例1と比較してナトリウムが約100倍、鉄
が約6倍に増加していた。
【0085】
【比較例8−1】メチルトリエトキシシラン71.3
g、1,2−ビストリエトキシシリルエタン70.9
g、テトラエトキシシラン41.7gを混合したもの
に、プロピレングリコールモノメチルエーテル200.
0gを添加し、これに水57.6gおよび水湿潤スルホ
ン酸型陽イオン交換樹脂(オルガノ社製アンバーリスト
RCP−160M)12ml(水9.2g含有)を混合
したものを室温で滴下した。滴下後、50℃4時間攪拌
して加水分解および脱水縮合反応を行い、イオン交換樹
脂をろ別した。ろ別した溶液100gに有機ポリマーと
して、ポリエチレングリコールジメチルエーテル(数平
均分子量Mn=600:80wt%水溶液)18.8g
を加えたものから、ロータリーエバポレーターで50
℃、30分の減圧処理を行うことで、水およびエタノー
ルを留去した。留去残留物に、プロピレングリコールモ
ノメチルエーテル48.0gを水42.2gおよびエタ
ノール4.6gを加えることで、固形分濃度10wt
%、有機ポリマー濃度10wt%、水30wt%および
エタノール4wt%の絶縁膜形成用組成物を作成した。
この組成物を用いて、実施例1と同様の方法で低誘電率
材料からなる薄膜を得た。この薄膜についてCMP耐性
を測定したところ、実施例1から実施例11までで得ら
れた薄膜に比べ大幅に悪化していた。
【0086】
【表1】
【0087】
【発明の効果】本発明によれば、CMP耐性やクラック
耐性などの機械特性に優れ、かつ塗布特性にも優れた低
誘電率材料を形成するのに適した絶縁膜形成用組成物で
あって、保存安定性に優れた絶縁膜形成用組成物を得る
ことができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C09D 183/02 C09D 183/02 183/04 183/04 183/14 183/14 H01L 21/768 H01L 21/90 S Fターム(参考) 4J002 CH02Y CH05Y CP03X CP08X CP09X 4J038 DF021 DF022 DF051 DF052 DL031 DL032 DL161 DL162 HA156 JA17 JA26 JA56 LA02 MA14 NA11 NA21 NA26 5F033 QQ48 QQ74 RR23 SS22 WW00 WW03 XX17 XX24 5F058 BA04 BA08 BA20 BC02 BF46 BH01

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有機ポリマーと、下記成分A、B並びに
    C、及び/又はこれら成分の加水分解物、縮合物を含有
    する絶縁膜形成用組成物であって、成分A、B並びに
    C、及び/又はこれら成分の加水分解物、縮合物に由来
    するケイ素原子が原子数比でそれぞれ成分Aおよび/ま
    たはその加水分解物、縮合物に由来するケイ素原子が2
    0%以上45%以下、成分Bのケイ素原子が30%以上
    60%以下および成分Cのケイ素原子が10%以上30
    %以下の範囲にあることを特徴とする絶縁膜形成用組成
    物。 成分A:R1 Si(OR2 3 (式中、R1 およびR2
    は1価の有機基) 成分B:(R3 O)3 Si−R5 −Si(OR4
    3(式中、R3 およびR4 は1価の有機基、R5 は2価
    の有機基) 成分C:Si(OR6 4 (式中、R6 は1価の有機
    基)
  2. 【請求項2】 有機ポリマーがポリエチレングリコール
    ジメチルエーテルであることを特徴とする請求項1に記
    載の絶縁膜形成用組成物。
  3. 【請求項3】 ポリエチレングリコールジメチルエーテ
    ルの数平均分子量が400以上1000以下であること
    を特徴とする請求項2に記載の絶縁膜形成用組成物。
  4. 【請求項4】 成分Bの構造が(R3 O)3 Si−(C
    2 m −Si(OR4 3 (式中、m=1または2)
    であることを特徴とする請求項2または請求項3に記載
    の絶縁膜形成用組成物。
  5. 【請求項5】 絶縁膜形成用組成物全体に対する重量比
    で5%以上40%以下の水を含有することを特徴とする
    請求項1〜4のいずれかに記載の絶縁膜形成用組成物。
  6. 【請求項6】 プロピレングリコールメチルエーテルま
    たはそのエステル、乳酸エステルのうち少なくとも1種
    を含有することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに
    記載の絶縁膜形成用組成物。
  7. 【請求項7】 成分A、成分B並びに成分Cの加水分解
    および縮合反応をイオン交換樹脂の存在下で行うことを
    特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の絶縁膜形成
    用組成物。
  8. 【請求項8】 成分A、成分B並びに成分Cの加水分解
    および縮合反応を、沸点が100℃以下のアルコール中
    で行うことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載
    の絶縁膜形成用組成物。
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