JP2003117367A - ガス混合器 - Google Patents

ガス混合器

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JP2003117367A
JP2003117367A JP2001320547A JP2001320547A JP2003117367A JP 2003117367 A JP2003117367 A JP 2003117367A JP 2001320547 A JP2001320547 A JP 2001320547A JP 2001320547 A JP2001320547 A JP 2001320547A JP 2003117367 A JP2003117367 A JP 2003117367A
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air
elbow
pipe
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Takashi Uchino
隆 内野
Toshihiro Sato
敏浩 佐藤
Masaaki Taniguchi
雅章 谷口
Shinya Urata
信也 浦田
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気に高濃度のガスを低濃度に混合希釈で
き、濃度のばらつきが微小に収まるコンパクトなガス混
合器を提供する。 【解決手段】 ガス混合器を、送風機に接続され送風機
から空気が送入される送風機出口配管、送風機出口配管
内にガス出口開口を空気の流れの上流側に向け差し込ま
れて設置され、ガス出口開口から送風機出口配管内にガ
スを送入するガス供給管、送風機出口配管にガス供給管
の位置より下流側で接続するエルボ、エルボの下流側に
接続する直管部を有してなるように構成し、ガスが空気
の流れと逆向きに送入されることで混合が促進され、さ
らに、エルボの曲がりの内縁部で剥離を発生し逆流域を
生じガスの混合が促進され、大量の空気と微量の高濃度
のガスを濃度のばらつきを微小に、例えば1%以内に収
めて低濃度に混合希釈でき、直管部が従来の半分以下で
すみコストの低減が図られた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気に他のガス、
例えばアンモニアガスを低濃度に混合させるガス混合器
に関する。
【0002】
【従来の技術】図8に基づき、従来の空気に他のガスを
低濃度に混合させるガス混合器の例として、ボイラ排ガ
ス中の窒素酸化物を除去する脱硝装置に供給される空気
とアンモニアガスの混合ガスを得るために、空気にアン
モニアを低濃度に混合するガス混合器の系統図を示す。
【0003】図8において、送風機1には送風機出口配
管2が接続されて送風機1から空気が送入され、送風機
出口配管2の途中にはアンモニアガス供給管3がその出
口開口31を送風機出口配管2の上流に向けて差し込ま
れて設置されている。アンモニアガス供給管3の上流側
には図示しないアンモニアガス供給装置が接続してい
る。
【0004】送風機出口配管2のアンモニアガス供給管
3が設置された位置より下流側には配管直径Dの約20
倍の長さL(L=約20D)の直管部4が接続され、直
管部4は脱硝装置のダクト5内の複数のアンモニアガス
注入ノズル6へ分れて接続している。
【0005】上記のようなアンモニアガス供給管3と直
管部4で構成される従来のガス混合器10においては、
送風機1より送入された空気aは送風機出口配管2を通
り、送風機出口配管2の途中に設置されたアンモニアガ
ス供給管3から送風機出口配管2内に空気流れ方向と逆
向きに100%濃度のアンモニアガスbが送入され、直
管部4で100%濃度のアンモニアガスbは空気aと混
合し希釈され、低濃度のアンモニア混合ガスcとなっ
て、下流側に接続する脱硝装置のダクト5内のアンモニ
アガス注入ノズル6へ分配供給され、ダクト5内を流れ
る排ガスg内に噴出されるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
のガス混合器10には以下の問題があった。すなわち、
脱硝装置において排ガスg中の窒素酸化物が触媒層で除
去されるためには、送風機1から送入される空気aで1
00%濃度のアンモニアガスbを低濃度に希釈しアンモ
ニア混合ガスcのアンモニア濃度のばらつきを1%以内
に収めて、脱硝装置のダクト5内のアンモニア注入ノズ
ル6へ分配し、排ガスg中に供給する必要がある。10
0%濃度のアンモニアガスbが空気aで低濃度に希釈さ
れ、アンモニア濃度のばらつきを1%以内に収めるには
直管部4の長さを長くとることが必要であるが、直管部
4が長くなると配管製作コストが上がり、配管を配置す
るスペースにも制約があるなどのデメリットがある。
【0007】本発明は、空気aにアンモニアガスbを低
濃度に混合希釈でき、アンモニア濃度のばらつきを微小
に、例えば1%程度以内に収まるような混合性能を備
え、配管スペースがコンパクトなガス混合器を提供する
ことを課題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】(1)本発明は上記の課
題を解決するためになされたものであって、その第1の
手段として、送風機に接続され同送風機から空気が送入
される送風機出口配管、同送風機出口配管内にガス出口
開口を前記空気の流れの上流側に向け差し込まれて設置
され、同ガス出口開口からガスを前記送風機出口配管内
に送入するガス供給管、同送風機出口配管に前記ガス供
給管の位置より下流側で接続するエルボ、同エルボの下
流側に接続する直管部を有してなることを特徴とするガ
ス混合器を提供する。
【0009】上記の構成により、第1の手段のガス混合
器によれば、ガス供給管から、ガスが空気の流れと逆向
きに送入されるとガスは空気の流れに追従されず混合が
促進され希釈されやすくなるが、さらに、空気の流れが
エルボの曲がりの内縁部で剥離を発生し逆流域が生じ、
空気が乱されることにより、ガスの混合が促進され、短
い直管部でも希釈されやすくなり、大量の空気と微量の
高濃度のガスを濃度のばらつきを微小に、例えば1%以
内に収めて低濃度に混合希釈できる。
【0010】(2)第2の手段としては、第1の手段の
ガス混合器において、前記直管部の入口部内部に同直管
部の中心軸回りにひねって形成されたひねり板を取り付
けてなることを特徴とするガス混合器を提供する。
【0011】第2の手段のガス混合器によれば、第1の
手段のガス混合器の作用に加え、空気とガスがひねり板
に沿って流れ、旋回流が発生し混合希釈を促進し、ガス
が短い直管部で十分希釈され、大量の空気と微量の高濃
度のガスを濃度のばらつきを微小に、例えば1%以内に
収めて低濃度に混合希釈できる。
【0012】(3)また、第3の手段として、第1の手
段のガス混合器において、前記直管部の入口部内部にオ
リフィスを備えてなることを特徴とするガス混合器を提
供する。
【0013】第3の手段のガス混合器によれば、第1の
手段のガス混合器の作用に加え、直管部の入口部にオリ
フィスを設置することでオリフィスの絞りにより一旦流
れがせき止められガスの混合希釈を促進し、ガスが短い
直管部でも希釈されやすくなり、大量の空気と微量の高
濃度のガスを濃度のばらつきを微小に、例えば1%以内
に収めて低濃度に混合希釈できる。
【0014】(4)第4の手段として、第3の手段のガ
ス混合器において、前記送風機出口配管内に前記ガス出
口開口に対面して取り付けられた衝突板を備えてなるこ
とを特徴とするガス混合器を提供する。
【0015】第4の手段のガス混合器によれば、第3の
手段のガス混合器の作用に加え、送風機からの空気は送
風機出口配管途中の衝突板に衝突し、衝突板外周に広が
り流れた空気は衝突板で剥離して乱れ、ガス供給管より
送入されたガスは衝突板への衝突により衝突板外周に広
がり、乱れた空気の流れにより希釈されやすくなり、大
量の空気と微量の高濃度のガスを濃度のばらつきを微小
に、例えば1%以内に収めて低濃度に混合希釈できる。
【0016】(5)第5の手段として、送風機に接続さ
れ同送風機から空気が送入される送風機出口配管、同送
風機出口配管の下流側に接続するエルボ、同エルボの下
流側に接続する直管部、前記エルボの曲がりの内縁部の
直後にガス出口開口が開口するように設置され、同ガス
出口開口からガスを前記エルボ内に送入するガス供給管
を有してなることを特徴とするガス混合器を提供する。
【0017】第5の手段のガス混合器によれば、送風機
より送入される空気はエルボの曲がりの内縁部で剥離
し、逆流域が比較的広範囲で生じ、逆流域に投入された
ガスは逆流域で対流しながら徐々に空気と混合し、さら
に直管部で希釈されるので、多量の空気と微量の高濃度
のガスを濃度のばらつきを微小に、例えば1%以内に収
めて低濃度に混合希釈できる。
【0018】(6)第6の手段として、送風機に接続さ
れ同送風機から空気が送入される送風機出口配管、同送
風機出口配管の下流側に接続するエルボ、同エルボの下
流側に接続する直管部、同直管部の入口部内部に形成さ
れたディフューザ、同ディフューザの絞り部の外周に備
えられたリングヘッダ、同リングヘッダに連通して設置
されたガス供給管、同リングヘッダに前記絞り部の中心
に向け突設され前記ガス供給管から供給されたガスを前
記絞り部内に送入する複数のノズルを有してなることを
特徴とするガス混合器を提供する。
【0019】第6の手段のガス混合器によれば、送風機
より送入される空気はディフューザの絞り部で縮流さ
れ、ガス供給管を介してリングヘッダに供給されたガス
はノズルから絞り部の中心近くに送入され空気の縮流と
混合し、希釈されやすくなり、短い直管部で多量の空気
と微量の高濃度のガスを濃度のばらつきを微小に、例え
ば1%以内に収めて低濃度に混合希釈できる。
【0020】(7)第7の手段として、送風機に接続さ
れ同送風機から空気が送入される送風機出口配管、同送
風機出口配管の下流側に接続するエルボ、同エルボの下
流側に接続する直管部、同エルボ内の下流側において前
記空気の流れの下流方向に向いて前記直管部内に延在す
るように差し込まれて設置されガス出口開口が同空気の
流れの下流方向に向けて開口し同ガス出口開口から前記
直管部内にガスを送入するガス供給管、同ガス供給管の
外周に取り付けられた螺旋状のフィンを有してなること
を特徴とするガス混合器を提供する。
【0021】第7の手段のガス混合器によれば、送風機
より送入された空気は、ガス供給管の外周の螺旋状のフ
ィンに沿って流れ、発生した旋回流中にガス供給管から
送入されたガスが空気と混合希釈されやすくなり、短い
直管部で多量の空気と微量の高濃度のガスを濃度のばら
つきを微小に、例えば1%以内に収めて低濃度に混合希
釈できる。
【0022】
【発明の実施の形態】図1に基づき、本発明の実施の第
1形態にかかるガス混合器を説明する。図1は本実施の
形態のガス混合器11の系統図である。図1において、
従来例と同様の部分については同じ符号を付して、説明
を省略し、異なる部分を主に説明する。
【0023】図1に示すように、送風機1には送風機出
口配管2が接続されて送風機1から空気aが送入され、
送風機出口配管2の途中には空気aの流れと逆向きにア
ンモニアガス供給管3がその出口開口31を送風機出口
配管2の上流に向けて差し込まれて設置されている。
【0024】なお、アンモニアガス供給管3の上流側に
は図示しないアンモニアガス供給装置が接続している
が、後述の他の実施の形態においてその点は同様である
ので繰り返し説明することは省略する。
【0025】アンモニアガス供給管3の設置された位置
の下流側の送風機出口配管2にはエルボ7が接続され、
エルボ7の下流側には直管部4が接続されている。
【0026】上記のようなアンモニアガス供給管3とエ
ルボ7と直管部4で構成される本実施の形態のガス混合
器11においては、送風機出口配管2内に空気aの流れ
と逆向きに出口開口31を向けて設置されたアンモニア
ガス供給管3から、100%濃度のアンモニアガスbが
空気aの流れと逆向きに送入されると空気aの流れに追
従されず混合が促進され希釈されやすくなるが、本実施
の形態ではさらに、空気aの流れがエルボ7の曲がりの
内縁部で剥離を発生し逆流域8が生じる。このエルボ7
内の逆流域8により空気aが乱されることにより、10
0%濃度のアンモニアガスbの混合が促進され、短い直
管部4でも希釈されやすくなる。
【0027】したがって、100%濃度のアンモニアガ
スbを空気aの流れと逆向きに送入し、さらに下流側に
エルボ7を設置することにより、短い直管部4で大量の
空気aと微量の100%濃度のアンモニアガスbをアン
モニア濃度のばらつきを微小に、例えば1%以内に収め
て低濃度に混合希釈でき、直管部4が従来の半分以下で
すみコストの低減を図ることができる。
【0028】図2に基づき、本発明の実施の第2形態に
かかるガス混合器を説明する。図2(a)は本実施の形
態のガス混合器12の系統図であり、同図(b)は
(a)中A部拡大断面図である。図2において、従来例
および前述の実施の形態と同様の部分については同じ符
号を付して、説明を省略し、異なる部分を主に説明す
る。なおこのことは、後述の他の実施の形態の説明にお
いて同様とする。
【0029】図2に示すように、送風機1には送風機出
口配管2が接続されて空気aが送入され、送風機出口配
管2の途中には空気aの流れと逆向きにアンモニアガス
供給管3がその出口開口31を送風機出口配管2の上流
に向けて差し込まれて設置されている。
【0030】アンモニアガス供給管3の位置の下流側に
はエルボ7が接続され、エルボ7の下流側には、直管部
4の入口部内部に、板を直管部4の中心軸回りに180
°ひねったひねり板26が取り付けられている。
【0031】上記のようなアンモニアガス供給管3、エ
ルボ7、ひねり板26と直管部4で構成される本実施の
形態のガス混合器12においては、送風機出口配管2途
中に空気aの流れと逆向きに設置されたアンモニアガス
供給管3から、100%濃度のアンモニアガスbが空気
aの流れと逆向きに送入されると空気aの流れに追従さ
れず混合が促進され希釈されやすくなり、また実施の第
1形態で説明したと同様にエルボ7での空気aの逆流域
での混合が行なわれるが、本実施の形態ではさらに、直
管部4入口に配管中心軸周りに180°ひねったひねり
板26を設置することで空気aとアンモニアガスbがひ
ねり板26に沿って流れ、旋回流が発生し混合希釈を促
進し、アンモニアガスbが短い直管部4で十分希釈され
る。
【0032】なお、ひねり板26のひねり角度は180
°に限定されず適宜でよいが、圧損と混合希釈性能のバ
ランスから180°程度が好ましい。
【0033】したがって、100%濃度のアンモニアガ
スbを空気aの流れと逆向きに送入し、エルボ7を設
け、さらにエルボ7下流の直管部4入口に180°ひね
り板を設置することで、短い直管部4で大量の空気aと
微量の100%濃度のアンモニアガスbをアンモニア濃
度のばらつきを微小に、例えば1%以内に収めて低濃度
に混合希釈でき、直管部4が従来の半分以下ですみコス
トの低減を図ることができる。
【0034】図3に基づき、本発明の実施の第3形態に
かかるガス混合器を説明する。図3は本実施の形態のガ
ス混合器13の系統図である。
【0035】図3に示すように、送風機1には送風機出
口配管2が接続されて空気aが送入され、送風機出口配
管2の途中には空気aの流れと逆向きにアンモニアガス
供給管3がその出口開口31を送風機出口配管2の上流
に向けて差し込まれて設置されている。
【0036】アンモニアガス供給管3の位置の下流側に
はエルボ7が接続され、エルボ7の下流側には直管部4
が接続されている。そして、エルボ7の下流側の直管部
4の入口部内部に2枚のオリフィス9a、9bが一定間
隔で設置されている。
【0037】上記のようなアンモニアガス供給管3、エ
ルボ7、オリフィス9a、9bと直管部4で構成される
本実施の形態のガス混合器13においては、送風機出口
配管2途中に空気aの流れと逆向きに設置されたアンモ
ニアガス供給管3から、100%濃度のアンモニアガス
bが空気aの流れと逆向きに送入されると空気aの流れ
に追従されず混合が促進され希釈されやすくなり、エル
ボ7で発生する空気aの逆流域によっても混合が促進さ
れるが、本実施の形態ではさらに、直管部4の入口部に
オリフィス9a、9bを設置することで1段目のオリフ
ィス9aの絞りにより一旦流れがせき止められアンモニ
アガスbの混合希釈を促進し、更に2段目のオリフィス
9bでも同様に流れがせき止められ混合希釈を促進し、
アンモニアガスbが、短い直管部4でも希釈されやすく
なる。
【0038】なお、オリフィスは1枚でもよく、また、
複数枚入れる方が混合希釈性能が向上するが、ガス混合
器13中の圧力損失が増大し送風機1等の負荷増大を起
こすおそれがあるので、混合希釈性能とのバランスから
オリフィス枚数は2枚が好ましい。
【0039】したがって、100%濃度のアンモニアガ
スbを空気aの流れと逆向きに送入し、さらに下流側に
エルボ7を設置し、その下流側の直管部4の入口部に2
枚のオリフィス9a、9bを設置することにより、短い
直管部4で大量の空気aと微量の100%濃度のアンモ
ニアガスbをアンモニア濃度のばらつきを微小に、例え
ば1%以内に収めて低濃度に混合希釈でき、直管部4が
従来の半分以下ですみコストの低減を図ることができ
る。
【0040】図4に基づき、本発明の実施の第4形態に
かかるガス混合器を説明する。図4(a)は本実施の形
態のガス混合器14の系統図であり、同図(b)は
(a)中B部拡大断面図である。
【0041】図4に示すように、送風機1には送風機出
口配管2が接続されて空気aが送入され、送風機出口配
管2の途中には空気aの流れと逆向きにアンモニアガス
供給管3がその出口開口31を送風機出口配管2の上流
に向けて差し込まれて設置されている。
【0042】アンモニアガス供給管3の位置の下流側に
はエルボ7が接続され、エルボ7の下流側には直管部4
が接続されている。そして、エルボ7の下流側の直管部
4の入口部内部に2枚のオリフィス9a、9bが一定間
隔で設置されている。
【0043】そして前述のアンモニアガス供給管3の出
口開口31からアンモニアガス供給管3の出口開口31
の径の1倍ないし2倍の上流側位置に、出口開口31に
対面して衝突板21が設置されている。衝突板21は補
強ステー22により送風機出口配管2内に支持固定され
ている。
【0044】上記のようなアンモニアガス供給管3、衝
突板21、エルボ7、オリフィス9a、9bと直管部4
で構成される本実施の形態のガス混合器14において
は、送風機1からの空気aは送風機出口配管2途中の衝
突板21に衝突し、衝突板21外周に広がり流れた空気
aは衝突板21で剥離して乱れる。そこで送風機出口配
管2途中の空気aの流れと逆向きに出口開口31を向け
設置されたアンモニアガス供給管3より100%濃度の
アンモニアガスbが送入されると、アンモニアガスbは
衝突板21への衝突により衝突板21外周に広がり、乱
れた空気aの流れにより希釈されやすくなる。そしてさ
らに、エルボ7で発生する空気aの逆流域によっても混
合が促進され、直管部4入口にオリフィス9a、9bを
設置することで、1段目のオリフィス9aの絞りにより
一旦流れがせき止められアンモニアガスbの混合希釈を
促進し、更に2段目のオリフィス9bでも同様に混合希
釈を促進し、アンモニアガスbが、短い直管部4でも希
釈されやすくなる。
【0045】したがって、100%濃度のアンモニアガ
スbを空気aの流れと逆向きに送入し衝突板21に衝突
させ、さらに下流側にエルボ7を設置して、その下流の
直管部4入口に2枚のオリフィス9a、9bを設置する
ことにより、短い直管部4で大量の空気aと微量の10
0%濃度のアンモニアガスbをアンモニア濃度のばらつ
きを微小に、例えば1%以内に収めて低濃度に混合希釈
でき、直管部4が従来の半分以下ですみコストの低減を
図ることができる。
【0046】図5に基づき、本発明の実施の第5形態に
かかるガス混合器を説明する。図5は本実施の形態のガ
ス混合器15の系統図である。
【0047】図5に示すように、送風機1には送風機出
口配管2が接続されて送風機1から空気aが送入され、
送風機出口配管2の下流側にはエルボ7が接続され、エ
ルボ7内の曲がり直後の内側部にアンモニアガスbを送
入する出口開口31aが開口するようにアンモニアガス
供給管3aが設置されている。エルボ7の下流側には直
管部4が接続されている。
【0048】上記のようなエルボ7とアンモニアガス供
給管3aと直管部4で構成される本実施の形態のガス混
合器15においては、送風機1より送入される空気aは
送風機出口配管2に接続したエルボ7内の曲がり直後の
内側部で剥離し、逆流域8が比較的広範囲で生じる。エ
ルボ7の曲がりの内縁部の直後に出口開口31aが開口
するように設置されたアンモニアガス供給管3aからエ
ルボ内に送入される100%濃度のアンモニアガスb
は、逆流域8に投入され、これによりアンモニアガスb
は逆流域8で対流しながら徐々に空気aと混合し、さら
に直管部4で希釈される。
【0049】したがって、エルボ7内の曲がりの内縁部
直後にアンモニアガス供給管3aの出口開口31aを設
置し100%濃度のアンモニアガスbを送入すること
で、短い直管部4で多量の空気aと微量の100%濃度
のアンモニアガスbをアンモニア濃度のばらつきを微小
に、例えば1%以内に収めて低濃度に混合希釈でき、直
管部4が従来の半分以下ですみコストの低減を図ること
ができる。
【0050】図6に基づき、本発明の実施の第6形態に
かかるガス混合器を説明する。図6(a)は本実施の形
態のガス混合器16の系統図であり、同図(b)は、
(a)中C−C矢視断面図である。
【0051】図6に示すように、送風機1には送風機出
口配管2が接続されて送風機1から空気aが送入され、
送風機出口配管2の下流側にはエルボ7が接続され、エ
ルボ7直後の直管部4の入口部内部にディフューザ23
を設置し、ディフューザ23の絞り部(最小面積部分)
23aの外周には、アンモニアガス供給用のリングヘッ
ダ24が備えられ、リングヘッダ24にはアンモニアガ
ス供給管3bが接続されている。
【0052】アンモニアガス供給用のリングヘッダ24
にはディフューザ23の絞り部23aの内半径Rの約7
0%(0.7R)の長さのノズル25が、絞り部23a
の中心に向け突設され、複数、円周方向に配列して設け
られており、アンモニアガス供給管3bからのアンモニ
アガスbはノズル25から絞り部23aの中心に向け噴
出される。
【0053】上記のようなエルボ7、ディフューザ2
3、リングヘッダ24、ノズル25、アンモニアガス供
給管3bと直管部4で構成される本実施の形態のガス混
合器16においては、送風機1より送入される空気a
は、エルボ7直後の直管部4入口のディフューザ23に
より、絞り部23aで空気aの流れが縮流される。この
とき、100%濃度のアンモニアガスbはアンモニアガ
ス供給管3bを介して、リングヘッダ24に供給され
る。アンモニアガスbはさらにリングヘッダ24に設け
られたノズル25から絞り部23aの中心へ絞り部23
aの内半径Rの約70%程近づいた位置で送入され、空
気aの縮流と混合し、希釈されやすくなる。
【0054】したがって、エルボ7下流の直管部4の入
口部内部にディフューザ23を設け、その絞り部23a
の外周にアンモニアガス供給用のリングヘッダ24を設
け、リングヘッダ24に100%濃度のアンモニアガス
bが絞り部23aの中心部まで行き届くようにノズル2
5を突設することで、アンモニアガスbと絞り部23a
の空気aの縮流との混合が促進され、短い直管部4で多
量の空気aと微量の100%濃度のアンモニアガスbを
アンモニア濃度のばらつきを微小に、例えば1%以内に
収めて低濃度に混合希釈でき、直管部4が従来の半分以
下ですみコストの低減を図ることができる。
【0055】図7に基づき、本発明の実施の第7形態に
かかるガス混合器を説明する。図7(a)は本実施の形
態のガス混合器17の系統図であり、同図(b)は
(a)中E部拡大断面図である。
【0056】図7に示すように、送風機1には送風機出
口配管2が接続されて送風機1から空気aが送入され、
送風機出口配管2の下流側にはエルボ7が接続され、エ
ルボ7の下流側には直管部4が接続している。エルボ7
の曲がり部下流側においては、エルボ7および直管部4
内の空気aの下流方向に向けて直管部4内へ延在するよ
うにアンモニアガス供給管3cが差し込まれ、アンモニ
アガス供給管3cのアンモニアガスbを空気a中に送入
する出口開口31cは空気aの下流方向に向いて開口し
ている。そして、アンモニアガス供給管3cの外周面に
は螺旋状のフィン27が設けられている。
【0057】上記のようなエルボ7、アンモニアガス供
給管3c、フィン27と直管部4で構成される本実施の
形態のガス混合器17においては、送風機1より送入さ
れた空気aは、エルボ7下流側から直管部4の上流側に
かけてアンモニアガス供給管3cのフィン27に沿って
流れ、直管部4内の上流側に旋回流27aが発生する。
この空気aの旋回流27a中にアンモニアガス供給管3
cの出口開口31cから100%濃度のアンモニアガス
bが送入されることで、アンモニアガスbが空気aと混
合希釈されやすくなり、さらに直管部4で希釈される。
【0058】したがって、エルボ7下流側に差し込まれ
て設置されたアンモニアガス供給管3cに螺旋状のフィ
ン27を取付けることにより、フィン27による空気a
の旋回流27aを発生させ、旋回流27a中に100%
濃度のアンモニアガスbを送入することで、アンモニア
ガスbと空気aの混合希釈が促進され、短い直管部4で
多量の空気aと微量の100%濃度のアンモニアガスb
をアンモニア濃度のばらつきを微小に、例えば1%以内
に収めて低濃度に混合希釈でき、直管部4が従来の半分
以下ですみコストの低減を図ることができる。
【0059】以上、本発明の実施の形態を説明したが、
上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の範
囲内でその具体的構造に種々の変更を加えてもよいこと
は言うまでもない。
【0060】特に、上記従来例、実施の形態ともに空気
に100%濃度のアンモニアガスを低濃度に混合するガ
ス混合器を例に説明したが、勿論本発明は、アンモニア
に限定されるものではなく、空気に所定のガスを低濃度
に混合させるガス混合器一般に適用されるものである。
【0061】
【発明の効果】(1)請求項1の発明によれば、ガス混
合器を、送風機に接続され同送風機から空気が送入され
る送風機出口配管、同送風機出口配管内にガス出口開口
を前記空気の流れの上流側に向け差し込まれて設置さ
れ、同ガス出口開口からガスを前記送風機出口配管内に
送入するガス供給管、同送風機出口配管に前記ガス供給
管の位置より下流側で接続するエルボ、同エルボの下流
側に接続する直管部を有してなるように構成したので、
ガス供給管から、ガスが空気の流れと逆向きに送入され
るとガスは空気の流れに追従されず混合が促進され希釈
されやすくなるが、さらに、空気の流れがエルボの曲が
りの内縁部で剥離を発生し逆流域が生じ、空気が乱され
ることにより、ガスの混合が促進され、短い直管部でも
希釈されやすくなり、大量の空気と微量の高濃度のガス
を濃度のばらつきを微小に、例えば1%以内に収めて低
濃度に混合希釈でき、直管部が従来の半分以下ですみコ
ストの低減を図ることができる。
【0062】(2)請求項2の発明によれば、請求項1
に記載のガス混合器において、前記直管部の入口部内部
に同直管部の中心軸回りにひねって形成されたひねり板
を取り付けてなるように構成したので、請求項1の発明
の効果に加え、空気とガスがひねり板に沿って流れ、旋
回流が発生し混合希釈を促進し、ガスが短い直管部で十
分希釈され、大量の空気と微量の高濃度のガスを濃度の
ばらつきを微小に、例えば1%以内に収めて低濃度に混
合希釈でき、直管部が従来の半分以下ですみコストの低
減を図ることができる。
【0063】(3)請求項3の発明によれば、請求項1
に記載のガス混合器において、前記直管部の入口部内部
にオリフィスを備えてなるように構成したので、請求項
1の発明の効果に加え、直管部の入口部にオリフィスを
設置することでオリフィスの絞りにより一旦流れがせき
止められガスの混合希釈を促進しガスが短い直管部でも
希釈されやすくなり、大量の空気と微量の高濃度のガス
を濃度のばらつきを微小に、例えば1%以内に収めて低
濃度に混合希釈でき、直管部が従来の半分以下ですみコ
ストの低減を図ることができる。 (4)請求項4の発明によれば、請求項3に記載のガス
混合器において、前記送風機出口配管内に前記ガス出口
開口に対面して取り付けられた衝突板を備えてなるよう
に構成したので、請求項3の発明の効果に加え、送風機
からの空気は送風機出口配管途中の衝突板に衝突し、衝
突板外周に広がり流れた空気は衝突板で剥離して乱れ、
ガス供給管より送入されたガスは衝突板への衝突により
衝突板外周に広がり、乱れた空気の流れにより希釈され
やすくなり、大量の空気と微量の高濃度のガスを濃度の
ばらつきを微小に、例えば1%以内に収めて低濃度に混
合希釈でき、直管部が従来の半分以下ですみコストの低
減を図ることができる。
【0064】(5)請求項5の発明によれば、ガス供給
管を、送風機に接続され同送風機から空気が送入される
送風機出口配管、同送風機出口配管の下流側に接続する
エルボ、同エルボの下流側に接続する直管部、前記エル
ボの曲がりの内縁部の直後にガス出口開口が開口するよ
うに設置され、同ガス出口開口からガスを前記エルボ内
に送入するガス供給管を有してなるように構成したの、
送風機より送入される空気はエルボ内の曲がりの内縁部
で剥離し、逆流域が比較的広範囲で生じ、逆流域に投入
されたガスは逆流域で対流しながら徐々に空気と混合
し、さらに直管部で希釈されるので、多量の空気と微量
の高濃度のガスを濃度のばらつきを微小に、例えば1%
以内に収めて低濃度に混合希釈でき、直管部が従来の半
分以下ですみコストの低減を図ることができる。
【0065】(6)請求項6の発明によれば、ガス供給
管を、送風機に接続され同送風機から空気が送入される
送風機出口配管、同送風機出口配管の下流側に接続する
エルボ、同エルボの下流側に接続する直管部、同直管部
の入口部内部に形成されたディフューザ、同ディフュー
ザの絞り部の外周に備えられたリングヘッダ、同リング
ヘッダに連通して設置されたガス供給管、同リングヘッ
ダに前記絞り部の中心に向け突設され前記ガス供給管か
ら供給されたガスを前記絞り部内に送入する複数のノズ
ルを有してなるように構成したので、送風機より送入さ
れる空気はディフューザにより絞り部で縮流され、ガス
供給管を介してリングヘッダに供給されたガスはノズル
から絞り部の中心近くに送入され空気の縮流と混合し、
希釈されやすくなり、短い直管部で多量の空気と微量の
高濃度のガスを濃度のばらつきを微小に、例えば1%以
内に収めて低濃度に混合希釈でき、直管部が従来の半分
以下ですみコストの低減を図ることができる。
【0066】(7)請求項7の発明によれば、ガス供給
管を、送風機に接続され同送風機から空気が送入される
送風機出口配管、同送風機出口配管の下流側に接続する
エルボ、同エルボの下流側に接続する直管部、同エルボ
内の下流側において前記空気の流れの下流方向に向いて
前記直管部内に延在するように差し込まれて設置されガ
ス出口開口が同空気の流れの下流方向に向けて開口し同
ガス出口開口から前記直管部内にガスを送入するガス供
給管、同ガス供給管の外周に取り付けられた螺旋状のフ
ィンを有してなるように構成したので、送風機より送入
された空気は、ガス供給管の外周の螺旋状のフィンに沿
って流れ、発生した旋回流中にガス供給管から送入され
たガスが空気と混合希釈されやすくなり、短い直管部で
多量の空気と微量の高濃度のガスを濃度のばらつきを微
小に、例えば1%以内に収めて低濃度に混合希釈でき、
直管部が従来の半分以下ですみコストの低減を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1形態にかかるガス混合器の
系統図である。
【図2】(a)は本発明の実施の第2形態にかかるガス
混合器の系統図であり、(b)は(a)中A部拡大断面
図である。
【図3】本発明の実施の第3形態にかかるガス混合器の
系統図である。
【図4】(a)は本発明の実施の第4形態にかかるガス
混合器の系統図であり、(b)は(a)中B部拡大断面
図である。
【図5】本発明の実施の第5形態にかかるガス混合器の
系統図である。
【図6】(a)は本発明の実施の第6形態にかかるガス
混合器の系統図であり、(b)は、(a)中C−C矢視
断面図である。
【図7】(a)は本発明の実施の第7形態にかかるガス
混合器の系統図であり、(b)は(a)中E部拡大断面
図である。
【図8】従来のガス混合器の系統図である。
【符号の説明】
1 送風機 2 送風機出口配管 3、3a、3b、3c アンモニアガス供給管 4 直管部 5 ダクト 6 アンモニアガス注入ノズ
ル 7 エルボ 8 逆流部 9a、9b オリフィス 11、12、13、14、15、16、17 ガス混合器 21 衝突板 22 補強ステー 23 ディフューザ 23a 絞り部 24 リングヘッダ 25 ノズル 26 ひねり板 26a 旋回流 27 フィン 27a 旋回流 31、31a、31c 出口開口
フロントページの続き (72)発明者 谷口 雅章 長崎市深堀町五丁目717番1号 三菱重工 業株式会社長崎研究所内 (72)発明者 浦田 信也 長崎市深堀町五丁目717番1号 三菱重工 業株式会社長崎研究所内 Fターム(参考) 4D002 AA12 BA06 CA01 DA07 GA03 GB20 4G035 AB02 AC06 AC10 AC12

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送風機に接続され同送風機から空気が送入
    される送風機出口配管、同送風機出口配管内にガス出口
    開口を前記空気の流れの上流側に向け差し込まれて設置
    され、同ガス出口開口からガスを前記送風機出口配管内
    に送入するガス供給管、同送風機出口配管に前記ガス供
    給管の位置より下流側で接続するエルボ、同エルボの下
    流側に接続する直管部を有してなることを特徴とするガ
    ス混合器。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のガス混合器において、前
    記直管部の入口部内部に同直管部の中心軸回りにひねっ
    て形成されたひねり板を取り付けてなることを特徴とす
    るガス混合器。
  3. 【請求項3】請求項1に記載のガス混合器において、前
    記直管部の入口部内部にオリフィスを備えてなることを
    特徴とするガス混合器。
  4. 【請求項4】請求項3に記載のガス混合器において、前
    記送風機出口配管内に前記ガス出口開口に対面して取り
    付けられた衝突板を備えてなることを特徴とするガス混
    合器。
  5. 【請求項5】送風機に接続され同送風機から空気が送入
    される送風機出口配管、同送風機出口配管の下流側に接
    続するエルボ、同エルボの下流側に接続する直管部、前
    記エルボの曲がりの内縁部の直後にガス出口開口が開口
    するように設置され、同ガス出口開口からガスを前記エ
    ルボ内に送入するガス供給管を有してなることを特徴と
    するガス混合器。
  6. 【請求項6】送風機に接続され同送風機から空気が送入
    される送風機出口配管、同送風機出口配管の下流側に接
    続するエルボ、同エルボの下流側に接続する直管部、同
    直管部の入口部内部に形成されたディフューザ、同ディ
    フューザの絞り部の外周に備えられたリングヘッダ、同
    リングヘッダに連通して設置されたガス供給管、同リン
    グヘッダに前記絞り部の中心に向け突設され前記ガス供
    給管から供給されたガスを前記絞り部内に送入する複数
    のノズルを有してなることを特徴とするガス混合器。
  7. 【請求項7】送風機に接続され同送風機から空気が送入
    される送風機出口配管、同送風機出口配管の下流側に接
    続するエルボ、同エルボの下流側に接続する直管部、同
    エルボ内の下流側において前記空気の流れの下流方向に
    向いて前記直管部内に延在するように差し込まれて設置
    されガス出口開口が同空気の流れの下流方向に向けて開
    口し同ガス出口開口から前記直管部内にガスを送入する
    ガス供給管、同ガス供給管の外周に取り付けられた螺旋
    状のフィンを有してなることを特徴とするガス混合器。
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