JP2003117967A - 射出成形金型 - Google Patents

射出成形金型

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JP2003117967A
JP2003117967A JP2001314236A JP2001314236A JP2003117967A JP 2003117967 A JP2003117967 A JP 2003117967A JP 2001314236 A JP2001314236 A JP 2001314236A JP 2001314236 A JP2001314236 A JP 2001314236A JP 2003117967 A JP2003117967 A JP 2003117967A
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JP
Japan
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die
air
mold
movable
slide
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English (en)
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Jitsuo Suefusa
実男 末房
Norio Noguchi
法雄 野口
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Molten Corp
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Molten Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 成形体の変形を抑制するエア噴出離型機構を
備えた射出成形金型の提供。 【解決手段】 射出成形金型のキャビティ6に切頭円錐
体形状の凹部15が形成され、該凹部の底部に上記エア
噴出孔16が形成されている。エア噴出孔から噴出した
エアは円錐形の頂部の円形部分から斜面に沿ってなが
れ、成形体16とキャビティ6のあいだに放射状に拡が
り、成形体を離型する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、射出成形金型、と
くにエア噴出しによる成形体の離型機構を有する射出成
形金型の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、射出成形金型内の成形体を自動的
に離型する構造として、エアの噴出しを利用したものが
知られている。たとえば特開平5−245880号公報
には、図5の(a)(b)に示す構造が開示されてい
る。図中、参照符号1は第1金型、2は左右方向に移動
する中央弁、3はエアをキャビティ(図中第1金型の右
側空間)に流入させる流入孔である。同図の(a)は金
型1内へ樹脂を充填するときの状態を、また同図の
(b)は成形後に成形体を金型1から離型するときの状
態を示す。樹脂充填時には同図の(a)に示すように、
中央弁3によって流入孔3が閉鎖され、一方離型時には
同図の(b)に示すように中央弁2が矢印a方向へ後退
し、流入孔3からエアがキャビティ内に噴出し(矢印
b)、成形体を離型する。このような成形体をエアで押
し出す方法は、成形体に直接突き出しピン等を接触させ
るものではないから、傷を生じさせないという利点があ
ると記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかるエア噴出し離型
構造においては、とくに成形体が熱可塑性エラストマー
樹脂のように軟質弾性材料にて形成される場合には、噴
出されたエアが直接当たる部分に凹み等の変形が生じる
おそれがある。
【0004】本発明は、このような問題を勘案してなさ
れたもので、変形の生じにくいエア噴出し離型機構を備
えた射出成形金型を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明(請求項1)は、
加熱溶融した樹脂が射出注入されるキャビティを有する
とともに、上記キャビティに面する部位に成形体を離型
させるためのエアを噴出すエア噴出孔が設けられてなる
射出成形金型において、上記キャビティに切頭円錐体形
状の凹部が形成されるとともに、該凹部の底部に上記エ
ア噴出孔が形成されてなるものである。かかる構成にお
いて、成形体の離型時、エア噴出孔から噴出されたエア
は、成形体に形成された切頭円錐体形状の突部の傾斜面
に沿ってキャビティ内に流入する。その流れは滑らかな
ものとなり、成形体に局所的に大きな圧力が加わること
はない。
【0006】また本発明(請求項2)は、上記射出成形
金型が、固定型と、可動型と、該可動型の型開き移動に
連動して開くスライド型とからなり、上記可動型の上記
キャビティに面する部位に上記凹部が形成されるととも
に、上記可動型に形成された上記エア噴出孔を開閉する
開閉弁が上記スライド型に形成されてなるものである。
かかる構成において、可動型の型開放時、スライド型が
これに連動して開く。これによりエア噴出孔の開閉弁が
開き、キャビティ表面と成形体とのあいだにエアが噴出
され、成形体は離型される。
【0007】また本発明(請求項3)は、上記スライド
型が、上記可動型にスライド可能に取り付けられ、上記
固定型に設けられたアンギュラーピンにて、型開き時上
記可動型の移動に連動して上記可動型の中心軸方向にス
ライドし、上記エア噴出孔を開放するものである。かか
る構成において、型開き時、可動型に被着した状態にあ
る成形体は、その可動型被着面に噴出されるエアによ
り、離型される。
【0008】また本発明(請求項4)は、上記開閉弁の
開放時、上記スライド型が上記可動型内においてスライ
ドする空間内に上記エア噴出孔から噴出されるエアが流
入するのを防止するシール材が、上記可動型と上記スラ
イド型のあいだに取り付けられてなるものである。かか
る構成において、スライド型の可動型中心軸方向へのス
ライドにより、開閉弁が開放しエア噴出孔からエアが噴
出する。このときスライド型と可動型の接触面の隙間か
らエアが漏れ、可動型内においてスライド型がスライド
する空間に流入しようとしても、シール材にて防止され
る。
【0009】
【発明の実施の形態】図1〜4において、参照符号4は
固定型、5は固定型4に対し下方に移動する可動型、6
は両型4,5間に形成されたキャビティで、固定型4と
可動型5のあいだに形成されたランナー7より、加熱溶
融された樹脂材料が射出注入される。参照符号8は、可
動型5に取り付けられたスライド型で、側方(図中左右
方向)にスライド可能である。参照符号9は可動型5と
スライド型9のあいだに設けられた空間でスライド型8
はこの空間9をスライド移動する。参照符号10は、こ
の空間9の上端の可動型5側の部位に取り付けられたシ
ール材である。スライド型8は可動型5に対しスライド
可能としなければならないために、スライド型8の上端
面Sとこれに相対する可動型5の内面とのあいだに僅か
な隙間が形成されるが、離型時スライド型8の空間11
(図3)に流入したエアがこの隙間を通ってスライド空
間9へもれることとなる。シール材10は、スライド型
8がスライドしたときこの隙間を閉鎖し、エアもれを防
止する作用をなす。なお、図3の(a)は、図2の要部
Xの拡大断面図であり、図3の(a)の一部拡大断面図
である。
【0010】参照符号12は固定型4に取り付けられた
アンギュラーピンで、スライド型8の貫通孔13を通っ
て、可動型5の凹孔14内に入り、3つの金型4,5,
8を位置決めするとともに、型開放時スライド型8を金
型中心軸P方向へスライドさせる作用をなす。固定型
4、可動型5およびスライド型8にて射出成形金型が構
成され、これらは射出成形機(図示せず)に取り付けら
れている。なおこれらの金型は2個取りの型を示し、金
型の中心軸Pを中心に左右対称に構成されている。図で
はその右半分のみ示す。
【0011】参照符号15は、可動型5のキャビティ6
表面に複数形成された切頭円錐体形状の凹部で、これに
対応して図4に示すように成形体16の一方の表面(可
動型5のキャビティ表面に接する面)に、凹部15に対
応した凸部17が複数形成される。18は、この凹部1
5の底部(切頭円錐体の切頭面)に形成されたエア噴出
孔で、これもまた細長い切頭円錐体形状に形成されてい
る。すなわち2つの切頭円錐体形状の空間がその切頭面
で突きあうごとき形状の空間が形成されている。
【0012】凹部15は、成形体16を離型するに際
し、その動作が無理なく行なわれるよう、成形体16の
表面に複数分散して形成されている。凹部15の数は成
形体16自体の大きさあるいは形状に応じて設定され
る。すなわち成形体16が小さいかまたは離型しやすい
形状であれば1個の凹部15で充分な離型力を得ること
ができるが、成形体16の金型5への被着面積が大きい
場合あるいはその形状がアンダーカットを有する等複雑
な場合、複数の凹部15を適切に配置することにより、
個々の凹部15から噴出するエアAの圧力をそれほど大
きくせずとも、離型可能とすることができる。凹部15
の数を増すことにより、個々の凹部15からのエア噴出
力を小さくでき、変形を抑えることができる。図4に示
す例では、成形体16の表面に一様に分布させた構造と
している。
【0013】19はエア噴出孔18の形状に一致する金
属製開閉弁で、スライド型8の一部として一体形成する
ことができる。20はこれら開閉弁19が複数形成され
た空間11(図3(a))へエアAを送るエア供給孔で
ある。エア供給孔20にはエアコンプレッサー(図示せ
ず)より常時高圧エアが供給されている。スライド型8
は、そのスライド移動により、開閉弁19にてエア噴出
孔18を閉鎖し(図1)あるいは開放する(図2)。
【0014】つぎに上記成形金型を使用した成形方法に
つき、説明する。図1に示すように各金型4,5,8が
型締された状態で、射出成形機のノズル(図示せず)か
ら、ランナー7を介して溶融樹脂がキャビティ6内へ射
出注入される。このときスライド型8は中心軸Pから離
れる方向(図中右側)へ移動しており、開閉弁19はエ
ア噴出孔18を閉鎖した状態にある。
【0015】成形後、図2に示すように可動型5が下方
に移動する。このとき成形体16は、その固定型4側表
面が滑らかであり、かつ可動型5側表面には複数の凸部
17が存在するために、可動型5に被着した状態にあ
る。可動型5の移動にともなってアンギュラーピン12
によりスライド型8が中心軸P方向(図中左側)へスラ
イド移動し、開閉弁19が中心軸P方向へ後退し、エア
噴出孔18が開き、矢印Aで示すように成形体16の凸
部17傾斜面を通ってエアが放射状にキャビティに噴出
される。これにより、成形体は可動型表面から、剥ぎ取
られ離型される。このときエアAは、凸部17の傾斜面
から成形体16の表面に向かって滑らかに流れるから、
エアAが局所的に強くあたることがなく、エアAの圧力
による変形は抑制される。なおエア噴出力の大きさ等に
対応して、凸部17の大きさ、高さおよび傾斜面の角度
を変えることができる。
【0016】成形体16は、たとえば自動車部品として
使用される弾性シート材とすることができる。かかる自
動車部品用弾性シート材の材料としては、ポリオレフィ
ン系熱可塑性エラストマー、ポリウレタン系熱可塑性エ
ラストマー等の熱可塑性エラストマー樹脂が使用される
ことが多い。凸部の形成は、弾性シート材等成形体の用
途によっては必ずしも必要はないが、シートが、他の部
品の表面に全面で接触し、かつ両者間が摺接する場合、
凸部での接触により、接触抵抗を抑える等の機能を果た
すことができ、これはたとえば自動車の座席回転部の覆
いシート材として適している。なお上記例では、成形体
をエラストマー樹脂材料とした場合につき説明したが、
弾性を有しない一般的な樹脂の成形にも適用できるもの
である。
【0017】
【発明の効果】本発明(請求項1)によれば、離型時エ
ア噴出孔から噴出するエアが切頭円錐体形状の凸部の切
頭円部分から円錐体の斜面に沿って放射状に滑らかに流
れるから、エアが成形体に衝突するごとくあたる現象は
回避され、噴出エアの圧力による成形体の変形が最小限
に抑えられる。
【0018】本発明(請求項2)によれば、可動型の移
動により型開きする際、可動型に連動してスライド型が
側方にスライドし、エア噴出孔を開き、高圧エアが可動
型に被着した成形体と可動型キャビティの被着面のあい
だに噴出し、成形体は、型開き直後に自動的に離型され
る。
【0019】本発明(請求項3)によれば、可動型の移
動時、固定型に取り付けられたアンギュラーピンにより
スライド型がスライドし、開閉弁を可動型内へ引っ込め
るごとく後退させ開放する。これによりエアが噴出し成
形体は離型される。このとき開閉弁は成形体に接触する
おそれはないから、これが成形体を傷つけるおそれはな
い。またエア噴出は可動型の内側(可動型の中心軸側)
から、外方向に向かってなされるから、離型された成形
体は開放された外側空間に放出され、落下し所定の位置
に蓄積される。
【0020】本発明(請求項4)によれば、シール材の
存在により、エアがスライド空間にもれることはなく、
高圧エアはすべてキャビティへ噴出することとなり、エ
アもれによるエア圧の低下、これにともなう離型圧力の
低下は防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかわる射出成形金型
(閉鎖状態)の要部断面図である。
【図2】本発明の実施の形態にかかわる射出成形金型
(開放状態)の要部断面図である。
【図3】図3の(a)は図2の要部拡大断面図、図3の
(b)はさらに図3の(a)の一部を拡大した断面図で
ある。
【図4】成形体を示す斜視図である。
【図5】従来例を説明するために断面図である。
【符号の説明】
4 固定型 5 可動型 6 キャビティ 7 スプルー 8 スライド型 9 スライド空間 10 シール材 11 空間 12 アンギュラーピン 13 貫通孔 14 凹孔 15 凹部 16 成形体 17 凸部 18 エア噴出孔 19 開閉弁 20 エア供給孔

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱溶融した樹脂が射出注入されるキャ
    ビティを有するとともに、上記キャビティに面する部位
    に成形体を離型させるためのエアを噴出すエア噴出孔が
    設けられてなる射出成形金型において、上記キャビティ
    に切頭円錐体形状の凹部が形成されるとともに、該凹部
    の底部に上記エア噴出孔が形成されてなることを特徴と
    する射出成形金型。
  2. 【請求項2】 上記射出成形金型が、固定型と、可動型
    と、該可動型の型開き移動に連動して開くスライド型と
    からなり、上記可動型の上記キャビティに面する部位に
    上記凹部が形成されるとともに、上記可動型に形成され
    た上記エア噴出孔を開閉する開閉弁が上記スライド型に
    形成されてなることを特徴とする請求項1記載の射出成
    形金型。
  3. 【請求項3】 上記スライド型が、上記可動型にスライ
    ド可能に取り付けられ、上記固定型に設けられたアンギ
    ュラーピンにて、型開き時に上記可動型の移動に連動し
    て上記可動型の中心軸方向にスライドし、上記エア噴出
    孔を開放することを特徴とする請求項2記載の射出成形
    金型。
  4. 【請求項4】 上記開閉弁の開放時、上記スライド型が
    上記可動型内においてスライドする空間内に上記エア噴
    出孔から噴出されるエアが流入するのを防止するシール
    材が、上記可動型と上記スライド型のあいだに取り付け
    られてなることを特徴とする請求項3記載の射出成形金
    型。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7604475B2 (en) 2005-12-19 2009-10-20 Kanagawaseiki Co., Ltd. Mold apparatus for injection molding
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