JP2003118660A - 浮力を高める無限軌道履帯 - Google Patents

浮力を高める無限軌道履帯

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JP2003118660A
JP2003118660A JP2001316144A JP2001316144A JP2003118660A JP 2003118660 A JP2003118660 A JP 2003118660A JP 2001316144 A JP2001316144 A JP 2001316144A JP 2001316144 A JP2001316144 A JP 2001316144A JP 2003118660 A JP2003118660 A JP 2003118660A
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豊治 會田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】無限軌道帯を駆動部とする水田乗用管理機、乗
用田植機、乗用トラクター、コンバインなどが、水田及
び軟弱地を走行して作業する場合、圃場の路盤を痛めな
く、また軌道帯内に稲藁及び泥土などの抱え込みを生じ
ないように、走行作業できるようにする。 【解決手段】無限軌道履帯を形成する履体3を高くし履
帯の容積を大きくして、浮力効果を高めた履帯構成にす
るため、履体の高さhを従来のものより略2倍から5倍
前後にする。履帯の駆動する時に発生する、互いに隣接
する履体3の空間を排除するために、弾性体ブロック5
または履体3の両脇に軟らかい弾性体5bを膨張または
圧縮の反復作用できるように一体的に固着形成し、履体
3とボルト及び補強金物7を用いて固定し、隙間のない
空間の変化に対応する一体的な履帯を構成したものを軌
道帯装置に装着して成す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、無限軌道車に関す
る。特に水田用無限軌道帯の装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、軌道帯の装置として、ゴム製履帯
として(1)特開2001-225771(P2001-225771A)号、
金属製履帯として(2)特開平11-240471号がそれぞれ
公報に記載された構造で知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】従来のゴム製及び金属製の履帯は、図11
及び図24に示すように、履帯を構成する履体の高さh
が5センチ前後のものが多数占めていた。一般的な軌道
帯であるゴム製履帯及び金属製履帯で構成された装置を
それぞれ図12及び図25に示す。例えば、農用の乗用
トラクター及びコンバインを図13及び図14で示すよ
うに、車両重量によって履帯が土中に沈下している状態
を現している。一般の水田圃場における耕運作業の標準
的耕土層の深さは15センチを基本にし、+−の差異5
センチを合わせると履体の高さを20センチ前後確保し
ないと、履帯の沈下で軌道帯内に稲藁及び泥土などを抱
え込んでいろいろな支障を来たす。その環境に対応する
ため、地表に表れているG.L部分を判断する上で、履
体の高さhの表示がこれからは必要である。
【0005】従来の水田農作業車で軌道帯型の利用の占
める割合は少ない。軌道帯型はホイール型に比べ足の遅
い欠点はあったが、圃場基盤整備と平行して農地の集積
化が進展し過渡的な問題で、他に格別の大きな問題点は
見当らないが、履体の高さの低いことが致命的なことに
他ならなく、その問題点を解決した有効利用が水田農業
の飛躍的発展を与えることを確信している。
【0006】主要な水田農作業車の走行部に関し、改善
しなければならない問題点において、特に湿田において
乗用トラクター・水田乗用管理機・乗用田植機・コンバ
インそれぞれ足回りにおいて密接な負の相関関係を成し
ている。例えば、図26で示すようにホイール型乗用ト
ラクターは、水田で作業走行する場合、耕運において車
輪が耕土層の比較的浅い所から中間に位置しながら作業
走行する。
【0007】ところが、図30で示すように乗用田植機
の場合、車輪が耕土層のより深く芯土層に接しながら作
業走行をする。そのために、特に枕地が年々旋回する度
に深くなって、操向転換に支障を来たすようになり、前
述の水田農作業車においても作業に悪影響を及ぼす。そ
れによる農家対応として、ホイール型乗用トラクターに
関しては、2Dから4WDに移行し、乗用田植機におい
ては、後輪部を2輪から4輪にして前後合わせて6輪装
備駆動で対応するようになった。
【0008】その影響もあって、田植え後の管理作業と
して図31で示すように、水田乗用管理機に除草機・肥
料散布機・防除機などを装着して使用する場合、先の走
行跡の影響を受け操向が不安定になり、直進が難しいこ
と。また車輪が土壌深くに接して駆動するため、車輪に
附着した泥土による持ち上げ落下現象で周辺のイネを埋
没する。正に田植え後、隣接の稲株の間30センチ区間
を何の悪影響も与えず走行することは至難の業である。
従って、水田乗用管理機の幅広い各種作業機の活用も十
分利用できなく作業時期及び作業機の利用機種の限定さ
れた不経済な使用状況である。
【0009】例えば、水田乗用管理機において、軌道帯
の接地圧がホイール型の1/10前後である利点を考慮した
足回りの抜本的強化が必要であって、走行部をホイル型
から軌道帯型に構造転換し、履体を高くし履帯容積を大
きくして浮力効果を高め、それによる稲藁及び泥土の抱
え込みを防止し、また路盤を傷めないで走行及び操向転
換できるように改善を図ることで各種作業機の導入利用
を実現する。
【0010】その作業機として、除草機、施肥機、防除
機、溝切り機、撹拌機、ロータリー、運搬車、田植機、
草刈り機などを装着して、個人及び共有利用できるよう
にすることが必要で重要である。それと1年間の一般的
農家の高価な乗用田植機の使用日数は、2日から3日で
ある。それを3倍以上の多目的に稼動できるようにする
ため、従来の専用の独立した乗用田植機を、水田乗用管
理機に属する作業機として田植機を明確に位置付けし、
乗用田植機本体から作業機である田植機の装着及び脱着
が簡単にできるようにする。
【0011】また従来の乗用トラクターによる湿田耕運
において、直進耕運作業の場合、比較的小型機種でも自
動水平耕運装置及び自動耕深装置による耕運作業ができ
るが、枕地の耕運作業の場合、操向転換による凹凸が大
きく、軟弱地の重なった悪条件による走行のため、先の
装置が上手く作動しない。例えば図28で示すように畔
際が固いため、その反対側の軟らかい横方向に必然的に
車体が大きく傾斜し、自動水平耕運装置も作動許容限度
を越える状態で水平修正できなく、着装のロータリーが
傾いたまま芯土層を耕運してしまう。
【0012】さらにまた自動耕深装置も図27で示すよ
うに、前輪が浮き上がって車体が大きく後方に傾斜して
走行するため、前記自動耕深装置の作動が不能になり、
更に後方に傾斜すると図29で示すように、後部に装備
したロータリーの回転刃が耕盤に刺さる状態でくい込
み、走行不能となる。農家では、その悪条件の湿田耕運
作業に対応するために、高馬力の4WDの大型トラクタ
ーを更新調達するしかなかった。しかし4WDの導入で
解決するわけでなく、逐次使用経過後には、耕土層が年
々深くなり続けて、枕地での操向転換が難しく操向不能
状態が度々起きて、更に一回り大型の4WDに更新しな
ければならない結果になってきている。
【0013】2Dから高価な4WDへの移行が常識化し
たことは、農家の選択余地のない畑と水田両者の異なる
技術を混同した結果で、畑では1ヘクタール=1馬力が
基本であるのに対して、水田では耕運と代掻きのみのロ
ータリー主体とする単一作業機の使用目的で、水田経営
2ヘクタール=30馬力4WDの所有農家が珍しくなく、
やむを得ない湿田軟弱地による選択指向があった。なぜ
畑の20倍の30馬力が水田では必要なのか!。従って
限りなく続く高額な4WDの購入の常識化是正するため
の抜本的な足回りの構造強化として、軌道帯型乗用トラ
クターの更なる技術革新として、前述の履体を高くし履
帯容積を大きくして浮力効果を高め、稲藁及び泥土の抱
え込みを防止し、また路盤を傷めないで走行及び操向転
換できるように改善を図って、乗用トラクター本来の各
種作業機を装備して、多目的作業ができるようにする。
【0014】それと図14で示すコンバインの収穫作業
による軌道帯は、湿田地帯において、天候に左右され
て、枕地で操向転換をするのに、同じ場所付近で前進後
進を幾度か反復するため、耕土層より深く芯土層に接
し、土の移動が多いことと路盤を削り掘ることで、翌春
の耕運作業の旋回に支障を来たし、年々耕土が深くなり
浅くなることはない。またコンバインで切断された稲藁
を軌道帯の駆動によってシャーシー内部に泥土と一緒に
巻き込んで、走行不能に陥る場合が珍しくない。
【0015】それに稲藁の巻き込みによる足回り絡み合
いの現象で軌道帯に必要以上の負荷で履帯が破損する場
合もあり、その耐久性を著しく損う。その巻き込んだ稲
藁及び泥土の除去作業は、大変な労力とまた高圧ポンプ
による前記稲藁と泥土をはじき飛ばす手助けが必要で、
人力による農作業の中でも格別大変で苦痛を伴う作業で
ある。従って、コンバインの軌道帯の更ななる技術革新
として、前述の履体を高くし履帯容積を大きくして浮力
効果を高め、稲藁及び泥土の抱え込みを防止し、また路
盤を傷めないで走行及び操向転換できるように改善を図
ることが、極めて重要で必要である。
【0016】本発明は、水田乗用管理機、乗用田植機、
乗用トラクター及びコンバインなどの足回りに共通する
諸問題点の改善の必要性に着目し、走行部に軌道帯を利
用する構造転換、または一層の技術革新を図るとする軌
道帯の履体を高くし履帯の容積を大きくして浮力効果を
高めることとする、浮力を高める無限軌道履帯の提供を
目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の浮力を高
める無限軌道履帯は、ゴム製履帯の長手方向に沿って一
定間隔に複数の芯金が配設され、その芯金下部に複数の
ワイヤーが埋設されて一層を成したエンドレス状の履帯
の外周面に、前記芯金と表裏一体を成すように形成され
た履帯の突起部分となる履体の高さが、従来の履体の高
さの略2倍から5倍前後のものをボルト及び補強金物で
固定して構成される構造を特徴とする浮力を高める無限
軌道履帯。
【0018】上記によると、履体の高さ及び履帯の容積
を大きくすることで、地面と接する表面積が大きくなり
一層の浮力効果を高めることができる。また車両が作業
走行において泥土及び稲藁が履帯内部に入り込まないよ
うに、現場における履体の沈下部分の位置が、地面また
は凹凸土壌面より一段上に位置する程の高さを確保する
ことを基本としたゴム製履帯を、軌道帯装置に取り付け
て走行作用をさせる。
【0019】請求項2記載の浮力を高める無限軌道履帯
は、両端部に連結孔を有するトラックリンク外周面と平
状の芯金を一体化して取り付けされ、その下部に従来よ
り履体の高さが略2倍から5倍前後の履体をボルト及び
補強金物で固定してあるものを、それぞれトラックピン
を用いて自在に屈曲できるように軌道連結して構成され
る構造を特徴とする浮力を高める無限軌道履帯。
【0020】上記によると、履体の高さ及び履帯の容積
を大きくすることで、地面と接する表面積が大きくなり
一層の浮力効果を高めることができる。また車両が作業
走行において泥土及び稲藁が履帯内部に入り込まないよ
うに、現場における履体の沈下部分の位置が、地面また
は凹凸土壌面より一段上に位置する程の高さを確保する
ことを基本にした金属製履帯を、軌道帯装置に取り付け
て走行作用をさせる。
【0021】請求項3記載の浮力を高める無限軌道履帯
は、請求項1及び2記載の浮力を高める無限軌道履帯に
おいて、履帯の駆動する時、互いに隣接する履体の間の
空間が拡大及び縮小を反復する箇所に、泥土及び稲藁な
どの抱き込みを防止するため、その空間の変形に対応す
るために、弾性体ブロックを用いて前記履体と一体的に
ボルト及び補強金物で取り付け、または履体の両脇に軟
らかい弾性体を一体的に固着して形成する構造を特徴と
する浮力を高める無限軌道履帯。
【0022】上記によると、履帯の構造を厚くすること
によって生じる履帯の回転のぎこちない動作また履体と
履体の間の空間の変化に対応するため、履体と履体の間
の連なる空間を独立した弾性体ブロックによって一体的
に組み合せて穴埋めする解決方法である。また隣接する
履体と弾性体ブロックのどちらか一方の高さを低くす
る。
【0023】請求項4記載の浮力を高める無限軌道履帯
は、請求項3記載の浮力を高める無限軌道履帯におい
て、弾性体ブロックの構造は、弾性変形可能な材質のも
が単体または複合的に形成されるもので、その材質が互
いに隣接する履体と弾性体ブロックのどちらかの一方
が、より軟質で膨張及び収縮の反復が可能な構造である
ことを特徴とする浮力を高める無限軌道履帯。
【0024】上記によると、履体と互いに隣接する弾性
体ブロックの材質の硬さが同じであると、駆動時におい
て履帯がスプロケットまたはアイドラの円軌道に到達し
たとき、履体の外周面と内周面の間に台形状とする容積
が変形して拡大し、また直線軌道に到達した時は、逆に
台形状とする容積が変形して縮小することから、その容
積変化に対応するため材質の固さまたは膨張及び収縮の
異なるものを用いることによって解決を図るものであ
る。
【0025】例えば、弾性体ブロックを履体より軟らか
く膨張性に富むものを用いた場合、弾性体ブロックの形
状をスプロケットまたはアイドラの円軌道の位置の容積
の拡大した状態を標準の大きさとし、円軌道の位置を通
過した直線軌道においては、逆に両脇の履体に挟まれ圧
縮されて変形した形状の弾性体ブロックになって、隙間
の発生しない一体的に履帯構成して走行作用をさせる。
【0026】また例えば、履体を弾性体ブロックより軟
らかく膨張性に富むものを用いた場合、履体の形状をス
プロケットまたはアイドラの円軌道の位置の容積の拡大
した状態を標準の大きさとし、円軌道の位置を通過した
直線軌道においては、逆に両脇の弾性体ブロックに挟ま
れて圧縮されて変形した形状の履体になって、隙間の発
生しない一体的に履帯構成して走行作用をさせる。
【0027】請求項5記載の浮力を高める無限軌道履帯
は、請求項1、2、3及び4記載の浮力を高める無限軌
道履帯、スプロケット、アイドラ、トラックフレーム及
び前記トラックフレームの上部と下部に複数の転輪を用
いて、それぞれに配設して軌道帯装置を構成するものを
水田乗用管理機に装着し、除草機、施肥機、防除機、溝
切り機、撹拌機、ロータリー、運搬車、田植機、草刈り
機などの作業機を前記水田乗用管理機に装備して作業で
きることを特徴とする浮力を高める無限軌道履帯。
【0028】上記によると、従来の水田乗用管理機の主
要構造をベースにし、足回りの交換及び改良して軌道帯
としての構造転換を図り、前述の各種作業機を装備して
走行の作用をさせる。
【0029】請求項6記載の浮力を高める無限軌道履帯
は、請求項1、2、3及び4記載の浮力を高める無限軌
道履帯、スプロケット、アイドラ、トラックフレーム及
び前記トラックフレームの上部と下部に複数の転輪を用
いて、それぞれに配設して軌道帯装置を構成したものを
乗用田植機に装着して作業できることを特徴とする浮力
を高める無限軌道履帯。
【0030】上記によると、既存の乗用田植機の主要構
造をベースにし、足回りの交換及び改良して構造転換を
図り、前述の各種作業機を装備して走行の作用をさせ
る。
【0031】請求項7記載の浮力を高める無限軌道履帯
は、請求項1、2、3及び4記載の浮力を高める無限軌
道履帯、スプロケット、アイドラ、トラックフレーム及
び前記トラックフレームの上部と下部に複数の転輪を用
いて、それぞれに配設して軌道帯装置を構成したものを
乗用トラクターに装着して作業できることを特徴とする
浮力を高める無限軌道履帯。
【0032】上記によると、従来の軌道帯型乗用トラク
ターの主要構造をベースにし、足回りの交換及び改良し
て構造転換を図り、前述の各種作業機を装備して走行の
作用をさせる。
【0033】請求項8記載の浮力を高める無限軌道履帯
は、請求項1、2、3及び4記載の浮力を高める無限軌
道履帯、スプロケット、アイドラ、トラックフレーム及
び前記トラックフレームの上部と下部に複数の転輪を用
いて、それぞれに配設して軌道帯装置を構成したもの
を、コンバインに装着して作業できることを特徴とする
浮力を高める無限軌道履帯。
【0034】上記によると、従来のコンバインの足回り
の主要構造をベースにし、軌道帯装置の交換及び改良し
て構造転換を図って走行の作用をさせる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る浮力を高める
無限軌道履帯の実施の形態を図面参照にして説明する。
【0036】図11は、従来の無限軌道履帯2で、ゴム
製履帯を長手方向から見た断面図であって、履体3に一
定間隔に芯金4が配設され、その下部に補強するワイヤ
ー6が複数配設されて、エンドレス状に複数のラグを有
する履帯が形成されたものである。
【0037】図12は、従来の無限軌道履帯2で、ゴム
製履帯装置の構成を示した側面図であって、一直線状に
トラックフレーム10、スプロケット11、アイドドラ12及
びトラックフレーム10の上部に転輪13を1個、下部に転
輪13を4個揺動自在に、それぞれに配設してある。
【0038】図13は、従来のゴム製軌道帯を装着した
乗用トラクターを示す側面図である。その履体の高さh
を示す上端部がG.Lラインより下の土中に位置してい
る状態を示す。従って、水田圃場または軟弱地などで走
行する時、特に操向転換するときに泥土及び稲藁などの
抱え込み現象が発生しやすいことが分かる。
【0039】図14は、従来のゴム製軌道帯を装着した
コンバインを示す側面図である。その履体の高さhを示
す上端部がG.Lラインより下の土中に位置している状
態を示す。従って、水田圃場または軟弱地などで走行す
る時、特に操向転換するときに泥土及び稲藁などの抱え
込み現象が発生しやすいことが分かる。
【0040】図24は、従来の無限軌道履帯2で、金属
製履帯の一部分を示した変形例の断面図である。トラッ
クリンク8と芯金4をボルトで取り付けし、その下部に
履体3が固着され、前記トラックリンク8の両端部に有
する連結孔にトラックピン9を用いて自在に屈曲するよ
うに軌道連結されている。
【0041】図25は、従来の無限軌道履帯2で、金属
製履帯装置の構成を示した側面図であって、一直線状に
トラックフレーム10、スプロケット11、アイドドラ12及
びトラックフレーム10の上部に転輪13を1個、下部に転
輪13を4個揺動自在に、それぞれに配設してある。
【0042】図26は、従来のホイール型乗用トラクタ
ーにロータリーを装備し、湿田における通常の作業実施
の形態を示す側面図である。
【0043】図30は、従来のホイール型乗用田植機
で、作業実施を示す側面図である。その車輪部分が土中
に埋没し、耕土層の深く路盤である芯土層に達している
状態を示す。そのため、田植え後に田植機の走行部を利
用しての他の作業機を着装して再度の作業走行におい
て、初回による車輪走行跡の影響を受け、必然的にハン
ドル操作が不能になりやすい。従って、新たに中干しを
行い耕土層を固めないと、田植え後の稲株を避けた安定
走行は不可能である。
【0044】図31は、従来のホイール型水田乗用管理
機で、肥料散布機装備による作業実施を示した側面図で
ある。その車輪部分が土中に埋没し、耕土層の深く路盤
である芯土層に達している状態を示す。前述の通り、中
干しを行い耕土層をしっかりと固めて、人体が短靴で歩
行できる状態の硬さに到達しないと、作業機装備の走行
は難しい。
【0045】図28は、従来のホイール型乗用トラクタ
ーにロータリーを装備し、湿田における枕地耕運の作業
実施を後部から見た図である。枕地耕運において、微妙
に畔際が固いため車体がその畔際の反対方向に大きく傾
斜するのが一般的で、ロータリーの水平自動調整装置の
許容限度を超える機種が多く、大型の50馬力クラスの
トラクターによる耕運でないと、枕地の安定した水平耕
運ができないのが現状である。
【0046】図27は、従来のホイール型乗用トラクタ
ーにロータリーを装備し、湿田における枕地などの耕土
層の深い作業実施を示す側面図である。大型のトラクタ
ー以外の一般的使用で30馬力以下クラスのトラクターに
よる湿田の比較的深い圃場での耕運作業は、前輪が浮き
上り易く、自動耕深装置において安定的に作動しない。
従って、耕運の深さが一定でなく未耕運部分が発生する
凹凸耕運になり、後の田植作業において、その走行車輪
が凹凸耕運状態の影響を受け、直線植えが難しく蛇行植
えになる。また深い耕土層の箇所は、年々深く耕運され
易い。
【0047】図29は、従来のホイール型乗用トラクタ
ーにロータリーを装備し、湿田における耕運作業を示す
側面図である。耕土の深い圃場では、重心のバランスを
崩し、前輪が浮き上ると同時に後輪がスリップして徐々
に埋没し、更にロータリーの負荷が加わり耕土層の深く
路盤である芯土層に達してデフが突っかいて、後輪の空
転によって走行不能に陥る状態を示す。このような現象
は、特に2Dトラクターの主流時代によく起きたことで
ある。現在の4WD主流でもこのような作業走行不能が
発生し、逐次トラクターの大型化による更新調達は続い
ているが、最近は3割減反協力田の箇所を不耕運田に割
り当てているので、その更新調達は鈍化傾向であるが、
本質的な改善は必要で重要である。
【0048】図1は、本発明による浮力を高める無限軌
道履帯1で、ゴム製履帯を長手方向に対して横から見た
一部分の断面図であって、硬質ゴムで形成する履体3の
母体とする中にワイヤ6を複数用いて履帯を補強し、更
に一定間隔に複数の芯金4及び補強金物7を配設して一
体的に取り付けされ、互いに隣接する履体の間の空間
に、台形状の弾性体ブロック5をボルト及び補強金物7
で履帯と固着する。その弾性体ブロック5は、内部に硬
い弾性体5aを母体とし、外部に軟らかい弾性体5bで
包んで形成した変形しやすい一体の混構造である。弾性
体外周面の幅w及び変化した弾性体外周面の幅w´は、
履帯3が駆動することによって、その幅がw〜w´に変
化することを示す。また履体3が土中の深さに対する適
応目安とするための履体の高さhを表す。
【0049】図2は、本発明による浮力を高める無限軌
道履帯1で、ゴム製履帯を長手方向から見た断面図であ
る。図3は、本発明による浮力を高める無限軌道履帯1
で、台形状の弾性体ブロック5の斜視図を示す。図4
は、本発明による浮力を高める無限軌道履帯1で、ゴム
製履帯の斜視図を示す。さらに図5に示すように本発明
による浮力を高める無限軌道履帯1で、ゴム製履帯装置
の構成を示した側面図であって、一直線状にトラックフ
レーム10、スプロケット11、アイドドラ12及びトラック
フレーム10の上部に転輪13を1個、下部に転輪13を4個
揺動自在に、それぞれに配設して構成されてある。尚、
本実施形態におけるゴム製履帯の構成を示した装置は、
一直線状であるがそれに限定されるものではなく、例え
ば大径のスプロケット11を中心に、その下部トラックフ
レーム10とその両端にアイドドラ12それぞれ配設し、ト
ラックフレーム10の下部に複数の転輪13を配設して三角
状に変形構成を可能にすることもできる。
【0050】また図6は、本発明による浮力を高める無
限軌道履帯1で、ゴム製履帯の装着を示したアイドラ12
を中心に拡大した変形例の側面図である。弾性体ブロッ
ク5は、円軌道の位置で、弾性体外周面の幅wになり、
さらに駆動して直線軌道の位置で弾性体ブロック5がそ
れぞれ隣接する履体3に圧縮され、変化した弾性体外周
面の幅w´になることを示し、常に隙間のない一体的な
履帯であることを表す。
【0051】図7は、本発明による浮力を高める無限軌
道履帯1で、ゴム製履帯を装着した水田乗用管理機で、
肥料散布機を装備して水田圃場での作業状況を示したも
のである。地面と接する履帯部分がG.Lラインから浮
き出ている状態を示す。この状態が、特に水田におい
て、稲株の存在する軟らかい圃場で頻繁に反復走行でき
る軌道帯の走行基本条件になる。
【0052】図8は、本発明による浮力を高める無限軌
道履帯1で、ゴム製履帯を装着した乗用田植機で、水田
圃場での田植え作業状況を示したものである。地面と接
する履帯部分がG.Lラインから浮き出ている状態を示
す。この状態が、特に水田において、稲株の存在する軟
らかい圃場で頻繁に反復走行できる軌道帯の走行基本条
件になる。
【0053】図9は、本発明による浮力を高める無限軌
道履帯1で、ゴム製履帯を装着した乗用トラクターで、
ロータリーを装備して水田圃場での作業状況を示したも
のである。地面と接する履体部分がG.Lラインから浮
き出ている状態を示す。
【0054】図10は、本発明による浮力を高める無限
軌道履帯1で、ゴム製履帯を装着したコンバインで、水
田圃場での作業状況を示したものである。地面と接する
履体部分がG.Lラインから浮き出ている状態を示す。
【0055】図15は、本発明によると浮力を高める無
限軌道履帯1で、金属製履帯を長手方向に対して横から
見た一部分の断面図である。トラックリンク8と平状の
芯金4とで一体を成し、その下部に履体3をボルト及び
補強金物7用いて一体的に固着するものである。履体3
の形成は、履帯の駆動によって伴う互いに隣接する履帯
間の空間の変化に対応するため、履体3の両脇に軟らか
い弾性体5bと一体的に固着形成したもを用いる。前記
トラックリンク8の両端部に連結孔を有し、その箇所に
トラックピン9を用いて自在に屈曲するよう軌道連結さ
れる。弾性体外周面の幅w及び変化した弾性体外周面の
幅w´は、履帯3が駆動することによってその幅がw〜
w´に変化することを示す。また履体3が土中の深さに
対する適応目安とするための履体の高さhを表す。
【0056】図16は、本発明による浮力を高める無限
軌道履帯1で、金属製履帯を長手方向から見た断面図で
ある。また図17は、本発明による浮力を高める無限軌
道履帯1で、金属製履帯を形成する部分の斜視図を示し
たものである。
【0057】図18は、本発明による浮力を高める無限
軌道履帯1で、金属製履帯装置の側面図を示したもの
で、一直線状にトラックフレーム10、スプロケット11、
アイドドラ12を配設し、トラックフレーム10の上部に転
輪13を1個、下部に転輪13を4個揺動自在に、すれぞれ
に配設して構成されてある。尚、本実施形態における金
属製履帯の構成を示した装置は、一直線状であるがそれ
に限定されるものではなく、例えば、大径のスプロケッ
ト11を中心に、その下部にトラックフレーム10とその両
端にアイドドラ12それぞれ配設し、トラックフレーム10
の下部に複数の転輪13を配設して三角状に変形構成を可
能にすることもできる。
【0058】図19は、本発明による浮力を高める無限
軌道履帯1で、金属製履帯装置の側面図で、アイドラ12
を中心に拡大して示したものである。それぞれの履体3
に固着されてある両脇の軟らかい弾性体5b二つ合わせ
た幅は、円軌道の位置で、弾性体外周面の幅wになり、
さらに駆動して直線軌道の位置で、それぞれ隣接する履
体3に圧縮され、変化した弾性体外周面の幅w´になる
ことを示し、常に隙間のない一体的な履帯であることを
表す。
【0059】図20は、本発明による浮力を高める無限
軌道履帯1で、金属製履帯を装着した水田乗用管理機
で、肥料散布機を装備して水田圃場での作業状況を示し
たものである。地面と接する履体部分がG.Lラインか
ら浮き出ている状態を示す。この状態が、特に水田にお
いて、稲株の存在する軟らかい圃場で頻繁に反復走行で
きる軌道帯の走行基本条件になる。
【0060】図21は、本発明による浮力を高める無限
軌道履帯1で、金属製履帯を装着した乗用田植機で、水
田圃場での田植え作業状況を示したものである。その履
体部分がG.Lラインから浮き出ている状態を示す。こ
の状態が、特に水田において、稲株の存在する軟らかい
圃場で頻繁に反復走行できる軌道帯の走行基本条件にな
る。
【0061】図22は、本発明による浮力を高める無限
軌道履帯1で、金属製履帯を装着した乗用トラクター
で、ロータリーを装備して水田圃場での作業状況を示し
たものである。地面と接する履体部分がG.Lラインか
ら浮き出ている状態を示す。
【0062】図23は、本発明による浮力を高める無限
軌道履帯1で、金属製履帯を装着したコンバインで、水
田圃場での作業状況を示したものである。地面と接する
履体部分がG.Lラインから浮き出ている状態を示す。
【0063】
【発明の効果】請求項1及び2記載による発明によれ
ば、履体を高くし履帯容積を大きくすることで、履体表
面積が拡大し浮力効果が高まり、軟らかい泥土において
も履体の土中沈下の軽減ができる。さらに軌道帯装置内
に泥土及び稲藁の抱え込むことを防ぐことができる。さ
らに特に枕地の方向転換において、履帯と土の乖離がス
ムーズに運び、路盤である芯土層を傷めることなく、ま
た土の移動も抑えることができる。さらにまた泥土の抱
え込み落下現象を抑制することができる。
【0064】請求項3及び4記載による発明によれば、
互いに隣接する履体の間の空間を排除して、その履体連
結を密にした一体的な履帯形成にすることによって、連
結部の隙間に土・小石・稲藁などの異物の混入を阻止で
きる。また互いに隣接する履体と弾性体のどちらか一方
の高さを低くすることによって、摩擦を大きくして走行
性を増すこともできる。さらにまた互いに隣接する履体
同士を密着して隙間を排除することで、一段と浮力効果
を高めることができる。
【0065】請求項5及び6記載による発明によれば、
水田乗用管理機の足回りをホイール型から軌道帯に転換
することで、軟らかい圃場である田植え直後でも、各種
作業機を装備しての走行が可能になり、大幅に管理作業
機の使用用途は広くなる。特に田植え直後から作業機と
しての除草機を装着して、本格的な高能率の機械除草作
業が可能になる他、中干しをしなくても重量物を背負う
施肥機を装備して中間追肥及び穂肥え時期の肥料散布が
100a区画などの大区画圃場でも可能になる。それと
防除機を装備して、病虫害の幅広い計画的な防除作業も
可能になる。
【0066】従って、従来の専用とする乗用田植機は、
他の作業機を装着する場合、大幅な改造をしなければ、
乗用走行車と田植作業機を分離することが不可能であっ
た。そこで、乗用田植機を予め、乗用走行車と田植作業
機が分離されてあって簡単に装着及び脱着でき、作業す
る時に目的の作業機を装着して使用できることで、従
来、人力を主体としてきた肥料散布作業、防除作業、草
刈り作業、除草機押し、溝切り作業などの水田管理作業
が可能になり、大幅に機械化へ移行することによって、
コスト削減と酷労から開放される。
【0067】請求項7記載による発明によれば、経営に
必要以上の大型トラクターを必要とせず、泥土及び稲藁
などの抱え込みを抑えてスムーズに走行でき、土の移動
が少なくできる。特に枕地旋回で残る未耕運地を耕運す
る時、エンジンに過剰負荷を掛けることなく適正耕土1
5センチ前後を保持しながら耕運でき、耕運の度に年々
耕土層が深くなることは無い。また耕運前の湿田軟弱地
において、施肥機を装備して肥料散布を可能にし、走行
による深い溝の走行跡を残さずまた凹凸跡を抑制し、そ
れによってその後の耕運作業と田植え作業において、走
行の直進性を阻害する事態を解消できる。また、走行に
よる均平圃場面を保持することで、各種作業機装備によ
る反復作業が可能になる。
【0068】請求項8記載による発明によれば、直進及
び枕地の操向転換においても、履帯装置と密に絡み合う
泥土及び稲藁の巻き込み防止ができ、また路盤を傷めな
いようにすることができる。
【0069】以上説明したように本発明の浮力を高める
無限軌道履帯を各種車両に装備し、凹凸のある軟弱地及
び水田において、適正な耕土層を保持しながら走行及び
操向転換を可能にして、各種作業機の合理的な使用と共
有利用を可能にすることによって、コストの削減ができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による浮力を高める無限軌道履帯で、ゴ
ム製履帯を長手方向に対して、横から見た一部分の断面
図である。
【図2】本発明による浮力を高める無限軌道履帯で、ゴ
ム製履帯を長手方向から見た断面図である。
【図3】本発明による浮力を高める無限軌道履帯で、弾
性体ブロックを示す斜視図である。
【図4】本発明による浮力を高める無限軌道履帯で、ゴ
ム製履帯を構成する部分斜視図である。
【図5】本発明による浮力を高める無限軌道履帯で、ゴ
ム製履帯装置の構成を示した側面図である。
【図6】本発明による浮力を高める無限軌道履帯で、ゴ
ム製履帯装置の構成を示した部分を拡大した側面図であ
る。
【図7】本発明による浮力を高める無限軌道履帯で、ゴ
ム製履帯を装着した水田乗用管理機で、肥料散布機を装
備した実施の形態を示す側面図である。
【図8】本発明による浮力を高める無限軌道履帯で、ゴ
ム製履帯を装着した乗用田植機の実施の形態を示す側面
図である。
【図9】本発明による浮力を高める無限軌道履帯で、ゴ
ム製履帯を装着した乗用トラクターの実施の形態を示す
側面図である。
【図10】本発明による浮力を高める無限軌道履帯で、
ゴム製履帯を装着したコンバインの実施の形態を示す側
面図である。
【図11】従来の無限軌道履帯で、ゴム製履帯の部分を
示した変形例の断面図である。
【図12】従来の無限軌道履帯で、ゴム製履帯装置の構
成を示した側面図である。
【図13】従来のゴム製軌道帯を装着した乗用トラクタ
ーの実施の形態を示す側面図である。
【図14】従来のゴム製軌道帯を装着したコンバインの
実施の形態を示す側面図である。
【図15】本発明による浮力を高める無限軌道履帯で、
金属製履帯を長手方向に対して横から見た一部分の断面
図である。
【図16】本発明による浮力を高める無限軌道履帯で、
金属製履帯を長手方向から見た断面図である。
【図17】本発明による浮力を高める無限軌道履帯で、
金属製履帯を形成する一部分の斜視図である。
【図18】本発明による浮力を高める無限軌道履帯で、
金属製履帯装置を構成した側面図である。
【図19】本発明による浮力を高める無限軌道履帯で、
金属製履帯装置を構成した部分を拡大した側面図であ
る。
【図20】本発明による浮力を高める無限軌道履帯で、
金属製履帯を装着した水田乗用管理機の実施の形態を示
す側面図である。
【図21】本発明による浮力を高める無限軌道履帯で、
金属製履帯を装着した乗用田植機の実施の形態を示す側
面図である。
【図22】本発明による浮力を高める無限軌道履帯で、
金属製履帯を装着した乗用トラクターの実施の形態を示
す側面図である。
【図23】本発明による浮力を高める無限軌道履帯で、
金属製履帯を装着したコンバインの実施の形態を示す側
面図である。
【図24】従来の無限軌道履帯で、金属製履帯の一部分
を示した変形例の断面図である。
【図25】従来の無限軌道履帯で、金属製履帯装置の構
成を示した側面図である。
【図26】従来のホイール型乗用トラクターにロータリ
ーを装備し、湿田における通常の作業実施の形態を示す
側面図である。
【図27】従来のホイール型乗用トラクターにロータリ
ーを装備し、湿田における枕地などの耕土層の深い作業
実施の形態を示す側面図である。
【図28】従来のホイール型乗用トラクターにロータリ
ーを装備し、湿田における作業実施の形態を後部から見
た図である。
【図29】従来のホイール型乗用トラクターにロータリ
ーを装備し、湿田における作業実施の形態を示す側面図
である。
【図30】従来のホイール型乗用田植機で、作業実施の
形態を示す側面図である。
【図31】従来のホイール型水田乗用管理機で、肥料散
布機装備による作業実施の形態を示す側面図である。
【符号の説明】
1 浮力を高める無限軌道履帯 2 従来の無限軌道帯 3 履体 4 芯金 5 硬弾性体ブロック 5a硬い弾性体 5b軟らかい弾性体 6 ワイヤー 7 ボルト及び補強金物 8 トラックリンク 9 トラックピン 10トラックフレーム 11スプロケット 12アイドラ 13転輪 h 履体の高さ w 弾性体外周面の幅 w´変化した弾性体外周面の幅
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A01C 11/02 333 A01C 11/02 333A A01D 67/00 A01D 67/00 F

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ゴム製履帯の長手方向に沿って一定間隔に
    複数の芯金が配設され、その芯金下部に複数のワイヤー
    が埋設されて一層を成したエンドレス状の履帯の外周面
    に、前記芯金と表裏一体を成すように形成された履帯の
    突起部分となる履体の高さが、従来の履体の高さの略2
    倍から5倍前後のものをボルト及び補強金物で固定して
    構成される構造を特徴とする浮力を高める無限軌道履
    帯。
  2. 【請求項2】両端部に連結孔を有するトラックリンク外
    周面と平状の芯金を一体化して取り付けされ、その下部
    に従来より履体の高さが略2倍から5倍前後の履体をボ
    ルト及び補強金物で固定してあるものを、それぞれトラ
    ックピンを用いて自在に屈曲できるように軌道連結して
    構成される構造を特徴とする浮力を高める無限軌道履
    帯。
  3. 【請求項3】請求項1及び2記載の浮力を高める無限軌
    道履帯において、履帯の駆動する時、互いに隣接する履
    体の間の空間が拡大及び縮小を反復する箇所に、泥土及
    び稲藁などの抱き込みを防止するため、その空間の変形
    に対応するために、弾性体ブロックを用いて前記履体と
    一体的にボルト及び補強金物で取り付け、または履体の
    両脇に軟らかい弾性体を一体的に固着して形成する構造
    を特徴とする浮力を高める無限軌道履帯。
  4. 【請求項4】請求項3記載の浮力を高める無限軌道履帯
    において、弾性体ブロックの構造は、弾性変形可能な材
    質のもが単体または複合的に形成されるもので、その材
    質が互いに隣接する履体と弾性体ブロックのどちらかの
    一方が、より軟質で膨張及び収縮を反復することが可能
    な構造であることを特徴とする浮力を高める無限軌道履
    帯。
  5. 【請求項5】請求項1、2、3及び4記載の浮力を高め
    る無限軌道履帯、スプロケット、アイドラ、トラックレ
    ーム及び前記トラックフレームの上部と下部に複数の転
    輪を用いて、それぞれに配設して軌道帯装置を構成する
    ものを水田乗用管理機に装着し、除草機、施肥機、防除
    機、溝切り機、撹拌機、ロータリー、運搬車、田植機、
    草刈り機などの作業機を前記水田乗用管理機に装備して
    作業できることを特徴とする浮力を高める無限軌道履
    帯。
  6. 【請求項6】請求項1、2、3及び4記載の浮力を高め
    る無限軌道履帯、スプロケット、アイドラ、トラックフ
    レーム及び前記トラックフレームの上部と下部に複数の
    転輪を用いて、それぞれに配設して軌道帯装置を構成す
    るものを乗用田植機に装着して作業できることを特徴と
    する浮力を高める無限軌道履帯。
  7. 【請求項7】請求項1、2、3及び4記載の浮力を高め
    る無限軌道履帯、スプロケット、アイドラ、トラックフ
    レーム及び前記トラックフレームの上部と下部に複数の
    転輪を用いて、それぞれに配設して軌道帯装置を構成す
    るものを乗用トラクターに装着して作業できることを特
    徴とする浮力を高める無限軌道履帯。
  8. 【請求項8】請求項1、2、3及び4記載の浮力を高め
    る無限軌道履帯、スプロケット、アイドラ、トラックフ
    レーム及び前記トラックフレームの上部と下部に複数の
    転輪を用いて、それぞれに配設して軌道帯装置を構成す
    るものをコンバインに装着して作業できることを特徴と
    する浮力を高める無限軌道履帯。
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