JP2003120680A - 転がり軸受用分割型保持器 - Google Patents
転がり軸受用分割型保持器Info
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
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- F16C33/38—Ball cages
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Abstract
の発生を防止し低騒音化を図る。 【解決手段】 転動部材を保持する帯状分割片本体2
と、分割片本体2の長手方向一端2aに設けられた凸状
第1連結部3と、長手方向他端2bに設けられた凹状第
2連結部4とを備えた保持器分割片1を有し、第1連結
部3は分割片本体2の長手方向一端2aから外方へ突出
形成された基端部8の先端に基端部8より幅広である抜
け止め部9を備えて構成され、第2連結部4は、第1連
結部3と同形の凹部として形成され、複数の保持器分割
片1が凹凸嵌合によって連結されて環状に形成される転
がり軸受用分割型保持器において、第1連結部3は、基
端部8の幅方向端部8aに対する抜け止め部後端部9d
の角度が鋭角となるように形成されている。
Description
型保持器に関する。
どは、大型であるため、玉を保持する保持器には、分割
された複数の分割片を互いに連結して環状に組み立てた
分割型保持器が用いられている。従来の分割型保持器に
は、例えば、特開平9−88968号公報に記載のもの
がある。
載の保持器に基づく従来の連結構造を示している。従来
の連結構造では、一方の分割片30に設けられた凸状の
第1連結部31と、他方の分割片30に設けられた凹状
の第2連結部33とが凹凸嵌合して2つの分割片30,
30が互いに連結される。
り、第2連結部33もこれに対応して丸型の凹部を有し
ている。また、従来、第1連結部31と第2連結部33
とを連結したときに、隣り合う分割片30,30の対向
面のうち、丸型部分図4において太線で示す部分におい
ては、両対向面間にわずかな隙間が形成されるように第
1及び第2連結部の大きさが設定されている。わずかな
隙間が存在することで第1連結部31と第2連結部33
とを嵌合させ易くなっている。
は、進み遅れが発生することがあるが、分割型保持器の
場合、玉の進み遅れが発生すると、分割片の連結部嵌合
が抜けたり、はまったりする。これは、第1連結部の先
端が丸型であるため、分割片同士が離れる方向に力が働
くと第2連結部33が変形しやすく、連結部抜け力が小
さいためである。回転中に、連結部31,33同士が抜
けたり、はまったりすると、異音の発生原因となる。
30,30の対向面間にわずかな隙間があるため、この
隙間がガタとなり、複数の分割片を連結して環状にする
と、全体の形状が図5のように花びら形状となってしま
う。このため、高速回転下では保持器が案内面で強く接
触し、異音発生の要因となる。しかも、保持器が花びら
形状となると、保持器が案内面で内輪や外輪と強く接触
し、保持器摩耗粉が発生しグリースの劣化を促進する。
は、分割片の連結部における抜け力を高めることを目的
とする。また、本発明の他の目的は、異音の発生を防止
し低騒音化を図ることにある。
のため次の技術的手段を採用した。すなわち、本発明
は、転動部材を保持するための帯状の分割片本体と、前
記分割片本体の帯長手方向一端に設けられた凸状の第1
連結部と、前記分割片本体の帯長手方向他端に設けられ
た凹状の第2連結部とを備えた保持器分割片を有し、前
記第1連結部は、前記分割片本体の帯長手方向一端から
外方へ突出形成された基端部の先端に前記基端部より幅
広である抜け止め部を備えて構成され、前記第2連結部
は、前記第1連結部が凹凸嵌合できるように、前記第1
連結部と同形の凹部として形成され、複数の前記保持器
分割片が前記第1連結部と前記第2連結部の凹凸嵌合に
よって連結されて環状に形成される転がり軸受用分割型
保持器において、前記第1連結部は、前記基端部の幅方
向端部に対する抜け止め部後端部の角度が鋭角となるよ
うに形成されていることを特徴とする。
る抜け止め部後端部の角度が鋭角となるように形成さ
れ、第2連結部がこの第1連結部と凹凸嵌合するよう同
形の凹部であるから、第1連結部が第2連結部から抜け
ようとしても、抜け止め部後端部と第2連結部との引っ
掛かりが強力であり、しかも第1連結部が抜けようとす
る力は、第2連結部が第1連結部を一層強力に保持する
方向に働く。このため、分割片の連結部における抜け力
が高まる。
させたときに、隣り合う分割片の対向面間には、少なく
とも一部に隙間が形成されているとともに、隙間が存在
すると対向面間にガタを生じさせる部分には隙間がなく
なるように前記第1連結部及び第2連結部の形状が設定
されているのが好ましい。
せることで、凹凸嵌合が容易となって分割型保持器の組
立が容易になると共に、隙間が存在すると対向面間にガ
タを生じさせる部分には隙間がなくなるようにしている
ので、組立を容易にしつつガタの発生を回避することが
できる。ガタを回避できるため、従来のように保持器が
花びら形状となることを防止でき、異音の発生を低減で
きる。
部先端側には、抜け止め部の幅が先細りとなるように傾
斜した肩面を有し、前記第1連結部と前記第2連結部と
を嵌合させたときに、前記肩面と第2連結部との間には
隙間が生じ、他の対向面間には隙間が生じないように第
1連結部及び第2連結部の形状が設定されているのが好
ましい。
で、嵌合を容易にするための隙間を確保しても、分割型
保持器のガタの発生を防止することができる。
施の形態を説明する。図1は、本発明に係る転がり軸受
用分割型保持器を構成する保持器分割片1を示してい
る。保持器分割片1は、円環状の保持器を12分割した
一片であり、全体がプラスチック製である。この保持器
分割片1は、帯状の分割片本体2と、分割片本体2の帯
長手方向一端に設けられた第1連結部3と、分割片本体
2の帯長手方向他端に設けられた第2連結部4とを備え
ている。
て複数のポケット部6を備えている。ポケット部6は、
玉又は円筒などの転動部材を保持するために分割片本体
2の厚さ方向に貫通した孔として形成されている。前記
第1連結部3は、分割片本体2の帯長手方向一端2aか
ら長手方向外方へ延長するよう突出形成された凸部であ
り、前記第2連結部4は、分割片本体2の帯長手方向他
端2bから長手方向内方へ引っ込んだ凹部である。
可能に形成されており、図2及び図3に示すように、一
の分割片1aの第1連結部3と、他の分割片1bの第2
連結片4とを嵌合させることで2つの分割片1a,1b
を連結でき、同様に12個の分割片を連結することで円
環状の保持器が組み立てられる。
手方向一端2aから外方へ突出形成された基端部8と、
前記基端部8の先端側に形成された抜け止め部9とを備
えている。抜け止め部9は、前記基端部8より幅広であ
り、全体が略矢尻形状とされている。具体的には、幅方
向両側に互いに平行な側面9a,9aを有し、これら側
面9a,9aの先端側から、幅が先細りテーパ状となる
ように傾斜した肩面9b,9bを有している。更に、抜
け止め部9の先端側には幅方向と平行な先端面9cが形
成され、後端側には、基端部8先端側から前記側面9
a,9aまで幅方向両側方に延びる後端面(後端部)9
d,9dとが形成されている。
できるように、第1連結部3の形状に対応した形状の凹
部として形成されている。分割片本体2の長手方向他端
2bに第2連結部4が形成されていることで、分割片本
体2の長手方向他端2bは二股状とされている。
3の嵌合時に、第1連結部3の基端部幅方向両側の側面
(幅方向端部)8a,8aに対向する第1対向面11
a,11aと、抜け止め部9の側面9a,9aに対向す
る第2対向面12a,12aと、抜け止め部9の肩面9
b,9bに対向する第3対向面12b,12bと、抜け
止め部9の先端面9cに対向する第4対向面12cと、
抜け止め部9の後端面9d,9dに対向する第5対向面
12d,12dとを有している。
9d,9dは、基端部8の先端から幅が拡がるように幅
方向に延びているが、これら後端面9d,9dは幅方向
wと平行に延びるのではなく、分割片本体2側へ向かう
ように幅方向wに対して角度βをもって傾斜しつつ幅方
向に延びている。このため、基端部側面(幅方向端部)
8a,8aに対する抜け止め部後端面(後端部)9d,
9dの角度αは鋭角となっている。また、後端面9d,
9dと対向する第2連結部4の第5対向面12d,12
dも同様に傾斜している。このため、分割片本体2の長
手方向他端側2bは、かぎ型の係合構造となっている。
なお、角度αは70゜であり、角度βは20゜である。
働くと、その力は、矢印xで示すように第2連結部4の
第1対向面11a,11a同士を近接させる方向に働
き、第2連結部4の第1対向面11a,11aが第1連
結部を把持する把持部として機能する。したがって、第
1連結部3が抜けようとしても、抜けにくく分割片連結
構造における抜け力が向上する。
定したところ約115Nであったが、本実施形態の矢尻
型連結部3,4では抜け力が約680Nであり、従来の
ものに比べて約6倍も抜け力が向上した。
ときに、第1連結部3の肩面9bと、第2連結部4の第
3対向面12bとの間にはわずかな隙間が形成される。
図3では太線で当該隙間を表している。この隙間は約
0.2mmに設定されており、この隙間によって第1連
結部3と第2連結部4とを嵌合させるのが容易となって
いる。
面のうち、肩面9bと第3対向面12b以外の対向する
面2a,8a,9a,9c,9d;2b,11a,12
a,12c,12dには、第1連結部3と第2連結部4
とを嵌合したときに、隙間が生じないように第1連結部
3と第2連結部の形状が設定されている。例えば、基端
部8の幅と、両第1対向面11a,11aの間隔とは同
一に設定されている。
器の周方向分割片の帯長手方向にガタを生じさせないよ
うにするには、(1)分割片本体2の長手方向一端面2
aと長手方向他端面2bとの間、(2)抜け止め部9の
先端面9cと第4対向面12cとの間、(3)抜け止め
部9の後端面9dと第5対向面12dとの間、の3カ所
のうち、少なくとも2カ所における対向面間に隙間が無
ければよく、本実施形態では3カ所すべての対向面間で
隙間を無くしている。
の保持器の幅方向分割片の帯幅方向にガタを生じさせな
いようにするには、(4)基端部8の側面8a,8aと
第1対向面11aとの間、(5)抜け止め部9の側面9
a,9aと第2対向面12aとの間、の2カ所のうち、
少なくとも1カ所における対向面間に隙間が無ければよ
く、本実施形態では2カ所すべての対向面間で隙間を無
くしている。
である、(1)分割片本体2の長手方向一端面2aと長
手方向他端面2bとの間、(3)抜け止め部9の後端面
9dと第5対向面12dとの間、(4)基端部8の側面
8a,8aと第1対向面11aとの間、の三カ所で隙間
を無くしてガタを防止している。
を120r/minで回転させ規定荷重を負荷させて試
験を行ったところ、異音の発生は認められなかった。し
たがって、第1連結部3及び第2連結部4の連結構造が
保持器において非常に有効であることが確認された。
ものではない。例えば、抜け止め部9形状は矢尻型に限
定されるものではなく、側面9aから先端面9cに至る
形状は曲面や任意の多角形面とすることができる。ま
た、対向面間の隙間を設ける位置も抜け止め部の形状変
更に伴い適宜変更できる。
の幅方向端部に対する抜け止め部後端部の角度が鋭角と
なるように形成され、第2連結部がこの第1連結部と凹
凸嵌合するよう同形の凹部であるから、第1連結部が第
2連結部から抜けようとしても、抜け止め部後端部と第
2連結部との引っ掛かりが強力であり、しかも第1連結
部が抜けようとする力は、第2連結部が第1連結部を一
層強力に保持する方向に働く。このため、分割片の連結
部における抜け力が高まる。
とも一部に隙間を生じさせることで、嵌合が容易となっ
て分割型保持器の組立が容易になると共に、隙間が存在
すると対向面間にガタを生じさせる部分には隙間がなく
なるようにしているので、組立を容易にしつつガタの発
生を回避することができ、異音の発生を低減できる。
る。
平面図である。
平面図である。
ある。
Claims (3)
- 【請求項1】転動部材を保持するための帯状の分割片本
体と、前記分割片本体の帯長手方向一端に設けられた凸
状の第1連結部と、前記分割片本体の帯長手方向他端に
設けられた凹状の第2連結部とを備えた保持器分割片を
有し、 前記第1連結部は、前記分割片本体の帯長手方向一端か
ら外方へ突出形成された基端部の先端に前記基端部より
幅広である抜け止め部を備えて構成され、 前記第2連結部は、前記第1連結部が凹凸嵌合できるよ
うに、前記第1連結部と同形の凹部として形成され、 複数の前記保持器分割片が前記第1連結部と前記第2連
結部の凹凸嵌合によって連結されて環状に形成される転
がり軸受用分割型保持器において、 前記第1連結部は、前記基端部の幅方向端部に対する抜
け止め部後端部の角度が鋭角となるように形成されてい
ることを特徴とする転がり軸受用分割保持器。 - 【請求項2】前記第1連結部と前記第2連結部とを嵌合
させたときに、隣り合う分割片の対向面間には、少なく
とも一部に隙間が形成されているとともに、隙間が存在
すると対向面間にガタを生じさせる部分には隙間がなく
なるように前記第1連結部及び第2連結部の形状が設定
されていることを特徴とする請求項1記載の転がり軸受
用分割型保持器。 - 【請求項3】前記第1連結部の抜け止め部の側部先端側
には、抜け止め部の幅が先細りとなるように傾斜した肩
面を有し、 前記第1連結部と前記第2連結部とを嵌合させたとき
に、前記肩面と第2連結部との間には隙間が生じ、他の
対向面間には隙間が生じないように第1連結部及び第2
連結部の形状が設定されていることを特徴とする請求項
2記載の転がり軸受け用分割型保持器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001319703A JP3933435B2 (ja) | 2001-10-17 | 2001-10-17 | 転がり軸受用分割型保持器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001319703A JP3933435B2 (ja) | 2001-10-17 | 2001-10-17 | 転がり軸受用分割型保持器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003120680A true JP2003120680A (ja) | 2003-04-23 |
| JP3933435B2 JP3933435B2 (ja) | 2007-06-20 |
Family
ID=19137216
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001319703A Expired - Lifetime JP3933435B2 (ja) | 2001-10-17 | 2001-10-17 | 転がり軸受用分割型保持器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3933435B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102005047620B3 (de) * | 2005-10-05 | 2007-06-14 | Hiwin Technologies Corp. | Haltemodul für Rollkugeln |
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-
2001
- 2001-10-17 JP JP2001319703A patent/JP3933435B2/ja not_active Expired - Lifetime
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| US8790019B2 (en) | 2012-05-16 | 2014-07-29 | Jtekt Corporation | Rolling bearing |
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3933435B2 (ja) | 2007-06-20 |
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