JP2003123291A - 光学素子のアクチュエータ - Google Patents

光学素子のアクチュエータ

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JP2003123291A
JP2003123291A JP2001318400A JP2001318400A JP2003123291A JP 2003123291 A JP2003123291 A JP 2003123291A JP 2001318400 A JP2001318400 A JP 2001318400A JP 2001318400 A JP2001318400 A JP 2001318400A JP 2003123291 A JP2003123291 A JP 2003123291A
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coil
holder
magnet
focusing
tracking
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JP2001318400A
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Ichiro Ikari
一郎 碇
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 光学素子を第1の方向および該第1の方向に
直交する第2方向の2方向に対して高い感度で駆動させ
ることができ、しかも、クロスアクションを生じさせな
いアクチュエータを提供する。 【解決手段】 対物レンズ駆動装置1は、レンズユニッ
ト2のホルダ3をフォーカス方向Fおよびトラッキング
方向Tの2方向に支持ばね10を介して支持し、フォー
カシングコイル4は、その巻き軸線がトラッキング方向
Tに対して平行で、かつ、その長辺4aがタンジェンシ
ャル方向Dに延在するように配置され、また、トラッキ
ングコイル5は、その巻き軸線が方向Dに対して平行
で、かつ、その長辺5aがフォーカシング方向Fに延在
するように配置される。さらにコイル4の長辺4aに磁
界を差し向ける磁石6aは、互いに向き合う極が異極に
なるように配置され、また、コイル5の長辺5aに磁界
を差し向ける磁石6bは、互いに向き合う極が同極にな
るように配置される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光磁気ディスクド
ライブ、追記型ディスクドライブ、相変化型ディスクド
ライブ、CD−ROM、DVD、光カードなどの光記録
媒体に対して情報を記録および/または再生する情報記
録再生装置に用いられる対物レンズや、光通信に用いら
れる光ファイバ用のカップリングレンズ、または走査顕
微鏡の対物レンズなどの光学素子を駆動可能に支持する
アクチュエータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、上記情報記録再生装置などの光
学装置に用いられる光ピックアップ用アクチュエータで
は、光学素子である対物レンズの軸線に沿う第1の方向
であるフォーカス方向および該フォーカス方向に直交す
る第2の方向であるトラッキング方向の2方向に駆動可
能に支持し、対物レンズの光スポットを正確に記録媒体
の記録トラックに位置させる必要がある。このため、対
物レンズを2方向に駆動可能に支持するアクチュエータ
としては、従来から記録密度やアクセス速度の向上など
を図ることを目的として駆動感度の高い様々なものが提
案されている。
【0003】例えば、実開平2−30120号公報(以
下、従来技術1という)には、図10に示す如くのアク
チュエータが提案されている。このアクチュエータは、
対物レンズ40をホルダ41で保持し、フォーカシング
方向Fおよびトラッキング方向Tに直交するタンジェン
シャル方向Dにおいてホルダ41に対向配置した2つの
取り付け面41f(図10では一方のみ表示)にそれぞ
れ、扁平状のフォーカシングコイル42およびトラッキ
ングコイル43を1つづつ配置し、これらフォーカシン
グコイル42およびトラッキングコイル43に対して、
対向配置したマグネット44からヨーク45を介して有
効な磁界を差し向けたものである。この従来技術は、フ
ォーカシングコイル42においては作用辺42a,42
bの2辺を有効辺として利用し、トラッキングコイル4
3においては作用辺43a,43bの2辺を電磁力の発
生する有効辺として利用することでアクチュエータの応
答性(駆動感度)を高めるものである。
【0004】また特許第2620221号公報(以下、
従来技術2という)には、図11に示す如くのアクチュ
エータが提案されている。このアクチュエータは、トラ
ッキング方向Tへの駆動力を効率よく発生させるため、
対物レンズ50を保持するホルダ51の外周にフォーカ
シングコイル52を巻き付けると共に、ホルダ51の一
側面にトラッキングコイル53を取り付け、これらフォ
ーカシングコイル52およびトラッキングコイル53に
対して、対向配置したマグネット54a,54bから外
側ヨーク55aおよび内側ヨーク55bを介して有効な
磁界を差し向けたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、こうし
た従来技術による光学素子のアクチュエータにあって
は、以下の如くの不都合が生じることが明らかになっ
た。
【0006】まず従来技術1に示す如くのアクチュエー
タにあっては、フォーカシングコイル42とトラッキン
グコイル43とをタンジェンシャル方向Dに配した取り
付け面41fに対して一体に取り付けていたため、フォ
ーカシングコイル42とトラッキングコイル43の大型
化に制限があり、駆動感度を高くすることが困難であっ
た。
【0007】また従来技術2に示す如くのアクチュエー
タにあっては、フォーカシングコイル52を巻き付けた
ホルダ51にトラッキングコイル53を取り付けるた
め、フォーカシングコイル52には、3つのマグネット
54a,54bのうちの2つのマグネット54aしか作
用せず、トラッキングコイル53を取り付けた部分(ト
ラッキング方向Tに沿って延在する部分)のフォーカシ
ングコイル52が無駄になって駆動感度を高くすること
が困難であった。
【0008】加えて上記従来技術は共に、フォーカシン
グコイルやトラッキングコイルに発生する電磁力の大き
さを考慮してないため、所望しない方向への移動、所謂
クロスアクションが生じてしまうという不都合があっ
た。
【0009】本発明は、上述した問題点を解消するため
になされたものであって、光学素子を第1の方向および
該第1の方向に直交する第2方向の2方向に対して高い
感度で駆動させることができ、しかも、その駆動に際し
てクロスアクションを生じさせない光学素子のアクチュ
エータを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】このため、第1発明に係
る、光学素子のアクチュエータは、光学素子を保持する
ホルダと、このホルダを第1の方向および該第1の方向
に直交する第2の方向の2方向に移動可能に支持する支
持手段と、ホルダにおける第2の方向に離間した2つの
第1取り付け面にそれぞれ配置された第1の扁平コイル
と、ホルダにおける第1および第2の方向に直交する第
3の方向に離間した2つの取り付け面にそれぞれ配置さ
れた第2の扁平コイルと、これら第1および第2の扁平
コイルのそれぞれに対向して配置されこの対向する扁平
コイルに対して磁界を差し向ける2極着磁の磁石とを有
する光学素子のアクチュエータにおいて、第1の扁平コ
イルは、その巻き軸線が第2の方向に対して平行で、か
つ、その長辺が第3の方向に延在するように第1取り付
け面に配置されるものであり、また、第2の扁平コイル
は、その巻き軸線が第3の方向に対して平行で、かつ、
その長辺が第1の方向に延在するように第2取り付け面
に配置されるものであり、さらに、2極着磁の磁石のう
ちの、第1の扁平コイルの長辺に磁界を差し向ける磁石
は、ホルダを介して互いに向き合う極が異極になるよう
に配置されるものであり、また、2極着磁の磁石のうち
の、第2の扁平コイルの長辺に磁界を差し向ける磁石
は、ホルダを介して互いに向き合う極が同極になるよう
に配置されるものであることを特徴とするものである。
【0011】また第2発明に係る、光学素子のアクチュ
エータは、光学素子を保持するホルダと、このホルダを
第1の方向および該第1の方向に直交する第2の方向の
2方向に移動可能に支持する支持手段と、ホルダにおけ
る第2の方向に離間した2つの第1取り付け面にそれぞ
れ配置された第1の扁平コイルと、ホルダにおける第1
および第2の方向に直交する第3の方向に離間した2つ
の取り付け面にそれぞれ配置された第2の扁平コイル
と、これら第1および第2の扁平コイルのそれぞれに対
向して配置されこの対向する扁平コイルに対して磁界を
差し向ける2極着磁の磁石とを有する光学素子のアクチ
ュエータにおいて、第1の扁平コイルは、その巻き軸線
が第2の方向に対して平行で、かつ、その長辺が第3の
方向に延在するように第1取り付け面に配置されるもの
であり、また、第2の扁平コイルは、その巻き軸線が第
3の方向に対して平行で、かつ、その長辺が第1の方向
に延在するように第2取り付け面に配置されるものであ
り、さらに、2極着磁の磁石のうちの、第1の扁平コイ
ルの長辺に磁界を差し向ける磁石は、ホルダを介して互
いに向き合う極が同極になるように配置されるものであ
り、また、2極着磁の磁石のうちの、第2の扁平コイル
の長辺に磁界を差し向ける磁石は、ホルダを介して互い
に向き合う極が異極になるように配置されるものである
ことを特徴とするものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に基づき詳細に説明する。
【0013】図1は、本発明の第1実施形態である対物
レンズ駆動装置を示す斜視図であり、また図2は図1の
一部分解図である。
【0014】対物レンズ駆動装置1は、例えばCDなど
の図示せぬディスクに光ビームを集光照射して情報の記
録または再生するためのものであって、3群4枚の対物
レンズ(光学素子)2aおよびアルミ製のレンズ枠2b
で構成されたNA0.85の対物レンズユニット2を中
央に接着固定した可動式のホルダ3と、このホルダ3を
フォーカシング方向Fおよびトラッキング方向Tの2方
向に支持する後述する支持手段と、ホルダ3におけるト
ラッキング方向Tに離間した2つの第1取り付け面3a
(図1参照)にそれぞれ配置した第1の扁平コイルであ
るフォーカシングコイル4と、ホルダ3におけるタンジ
ェンシャル方向Dに離間した2つの第2取り付け面3b
(図1参照)にそれぞれ配置した第2の扁平コイルであ
るトラッキングコイル5と、これらフォーカシングコイ
ル4およびトラッキングコイル5のそれぞれに対向して
配置されこの対向するフォーカシングコイル4またはト
ラッキングコイル5に対して磁界を差し向ける2極着磁
の磁石6aまたは磁石6bと、これら磁石6a,6bを
それぞれトラッキング方向Tおよびタンジェンシャル方
向Dに平行に離間した内面に接着固定されたベース7
と、このベース7の下面に接着固定されLED(レーザ
ーダイオード)8aと、破線で示すトラッキング方向T
に2分割されたPD(発光ダイオード)8bを保持した
位置センサユニット9とを有する。
【0015】なお、図1,2に示す矢印F,T,Dはそ
れぞれ、対物レンズ2aの光軸O1に平行な第1の方向
であるフォーカシング方向、このフォーカシング方向F
に直交する第2の方向であるトラッキング方向および、
これらフォーカシング方向Fおよびトラッキング方向T
に直交する第3の方向であるタンジェンシャル方向を示
す。また本実施形態では、ホルダ3の中心軸は、対物レ
ンズ2aの光軸O1と一致するものとする。
【0016】ここで、対物レンズ駆動装置1の各部を詳
細に説明する。
【0017】対物レンズユニット2は、アルミ製のレン
ズ枠2bを有したことにより、後述の支持手段によって
フォーカシング方向Fおよびトラッキング方向Tの2方
向に支持されるホルダ3を含む可動部分全体の質量を軽
減して対物レンズ駆動装置1の駆動感度を大きくするこ
とができる。加えて、アルミの種類を変更することによ
り、高次共振の周波数を高くすることができるために高
いディスク回転数に対応させることもできる。
【0018】支持手段は、図1,2に示す如く、ホルダ
3におけるフォーカシング方向Fの上下面それぞれにそ
の一端が接着固定された2つの支持ばね10(図3参
照)と、これら支持ばね10の他端がそれぞれ接着固定
された固定部材11と、この固定部材11の周囲を覆う
箱形状であって支持ばね10の周囲に充填された図示せ
ぬシリコンゲルなどのダンピング材を介して保持される
保持部材12とからなる。
【0019】図3は、支持ばね10を示す斜視図であ
る。支持ばね10は、ほぼタンジェンシャル方向Tに沿
って延在する2つの金属板ばね10a,10bを有し、
これら2つの金属板ばね10a,10bは、ホルダ3に
接着固定される可動側の間隔が固定部材11に接着固定
される固定側の間隔よりも小さくなるように、固定部材
11に接着固定される固定側を樹脂10cでアウトサー
ト成形する一方、ホルダ3に接着固定される可動側を樹
脂10dでアウトサート成形する。ばね材料には、例え
ば、リン青銅やベリリウム銅などの半田付けが可能なば
ね材を使用し、エッチングやプレス成形によりその形状
を成形する。また樹脂10c,10dには、液晶ポリマ
やポリエーテルイミドなどの耐熱性が高いものを使用し
て、半田付け時の熱により熔損することを防止する。
【0020】また金属板ばね10a,10bの固定側付
近には、図3に示す如く、屈曲部10eおよびL字形部
10fと、それらを取り囲む腕部10g,10h,10
iを有する。屈曲部10eは、金属板ばね10a,10
bの長手方向のばね剛性を低くして、ホルダ3などを含
めた可動部全体のタンジェンシャル方向共振周波数およ
びフォーカシング軸Of(光軸O1)周りの回転共振周波
数をより制御しやすい周波数に設定している。L字形部
10fは、支持ばね10aに曲げ変形、ねじり変形が生
じた時に、その先端の変位が大きくなり、ダンピング材
に大きな変形を与えて振動減衰を大きくする効果があ
る。また腕部10g,10h,10iは、ダンピング材
が動かないようにして振動減衰効果をより大きくする。
【0021】フォーカシングコイル4は、図2に示す如
く、その巻き軸線がトラッキング方向Tに対して平行
で、かつ、その長辺4aがタンジェンシャル方向Dに延
在するように第1取り付け面3a(図1参照)に接着固
定されており、また、トラッキングコイル5は、図2に
示す如く、その巻き軸線がタンジェンシャル方向Dに対
して平行で、かつ、その長辺5aがフォーカシング方向
Fに延在するように第2取り付け面3b(図1参照)に
接着固定されている。フォーカシングコイル4およびト
ラッキングコイル5はそれぞれ、図2に示す如く、コイ
ルの内形をホルダ3に設けた凸部3pに嵌め込むことに
より、第1または第2取り付け面3a,3bに対する位
置決めを行っている。
【0022】フォーカシング用磁石6aおよびトラッキ
ング用磁石6bは、図2に示す如く、1つの面を2極に
着磁した磁石であって、フォーカシングコイル4に磁束
を及ぼす磁石6aは、磁極の分割線がタンジェンシャル
方向Dと平行な磁石であり、トラッキングコイル5に磁
束を及ぼす磁石6bは、磁極の分割線がフォーカシング
方向Fと平行な磁石である。
【0023】図4は、対物レンズ駆動装置1のフォーカ
シング用磁石6aおよびトラッキング用磁石6bとフォ
ーカシングコイル4およびトラッキングコイル5をベー
ス7に配置した状態を示す平面図である。
【0024】本実施形態では、図4に示す如く、フォー
カシングコイル4の長辺4aに磁界を差し向ける磁石6
aは、ベース7の内面に、ホルダ3を介して互いに向き
合う極性が異極(N極とS極またはS極とN極)になる
ように配置されるものであり、トラッキングコイル5の
長辺5aに磁界を差し向ける磁石6bは、ベース7の内
面に、ホルダ3を介して互いに向き合う極性が同極(N
極とN極またはS極とS極)になるように配置されるも
のである。
【0025】これにより、フォーカシングコイル4に制
御電流を流すと、フォーカシング用磁石6aの磁束と協
働してフレミングの法則により、フォーカシング方向F
に電磁力が生じるため、可動部全体がフォーカシング方
向Fに移動する。トラッキングコイル5も同様に制御電
流を流すと、トラッキング用磁石6bの磁束と協働して
フレミングの法則により、トラッキング方向Tに電磁力
が生じるため、可動部全体がトラッキング方向Tに移動
する。
【0026】フォーカシングコイル4およびトラッキン
グコイル5は、図1,2に示す如く、ホルダ3の側面に
形成した第1または第2取り付け面3a,3bそれぞれ
に単独に配置されている。このため、フォーカシングコ
イル4とフォーカシング用磁石6aとの間隔および、ト
ラッキングコイル5とトラッキング用磁石6bとの間隔
を最小値に設定することができ、フォーカシングコイル
4の2つの長辺4aおよびトラッキングコイル5の2つ
の長辺5aに磁束を及ぼすことができる。さらに、こう
した構成によれば、磁石6a,6bのサイズをフォーカ
シングコイル4およびトラッキングコイル5に最適な大
きさに設定できるから、駆動感度(駆動応答性)を大幅
に高めることができる。
【0027】位置センサユニット9は、図2に示す如
く、LED8aから発せられた光がホルダ3の下面から
フォーカシング方向Fに延びた片持ち梁状の遮光部材1
3によって遮られるために2分割PD8b上に影を作
る。このとき、ホルダ3つまり対物レンズユニット2が
トラッキング方向Tに移動すると、一体に固定された遮
光部材13も同じだけ移動するために2分割PD8b上
の影が動く。このため、それぞれのPDの光電流の差を
演算することにより、対物レンズユニット2の移動方向
と大きさを検出することができる。
【0028】なお、遮光部材13は、外径0.5(mm)
程度のステンレス製のパイプ材であり、遮光部材13自
身の質量を極力少なくすると共に、可動部分全体の重心
がトラッキングコイル5の真ん中に一致するようにパイ
プの肉厚を設定する。このため、遮光部材13は、バラ
ンサとしての機能も有している。
【0029】対物レンズ駆動装置1のベース7は、図1
に示す如く、その底面に半球形の先端を有する3つの円
柱状の突起7aを備える(但し図1では3個のうちの1
個だけを開示する)。
【0030】ここで図5は、対物レンズ駆動装置1を搭
載した可動ピックアップの一部を示す分解斜視図であ
り、図6は、対物レンズ駆動装置1を搭載した可動ピッ
クアップ全体を示す斜視図である。
【0031】図5に示す可動光学系20を構成するキャ
リッジ21は、その中央付近にほぼ45度の角度で固定
されたミラー22を有すると共に、その上面には、対物
レンズの節点付近に中心を持つ3ヶ所の部分球面21a
があって、これらの部分球面21aがそれぞれベース7
の突起7a(図2参照)と接している。3ヶ所の部分球
面21aの周囲には、突起7aを取り囲むように壁部が
設けられており、対物レンズ駆動装置1の傾き調整の際
に、この部分球面21aに塗布した接着剤が流れ出さな
いように設計されている。
【0032】またキャリッジ21の両側面にはまた、図
5に示す如く、粗シークコイル23が接着固定されてお
り、この底面にはFPC(フレキシブルプリントサーキ
ット)24が粘着材を介して貼り付けられている。対物
レンズ駆動装置1のベース7の周囲に貼り付けられたF
PC14の先端は、キャリッジ21の底面でFPC24
と半田付けによって接続されている。
【0033】さらにキャリッジ21は、図5,6に示す
如く、後述するスピンドルモータ31(図6参照)側と
固定光学系32(図6参照)側の側面に、衝突の際の衝
撃を低減するブチルゴムや樹脂などの弾性部材からなる
ダンパ25が取り付けられている。ダンパ25は、その
先端を切り取った円錐形であり、その中心軸部分は、先
端が柔らかく潰れやすいように穴が形成されているが、
根元部分は肉厚で潰れ難い形状になっている。ダンパ2
5によれば、可動光学系20が低速度でスピンドルモー
タ31側または固定光学系32側の側面に衝突した場合
でも、ダンパ25の先端が大きく潰れることにより衝撃
を吸収することができる。また高速度で衝突した場合に
は、ダンパ25の肉厚な根元部分がしっかりと受け止め
るため、衝撃ピークを抑える効果がある。
【0034】FPC24には、図5に示す如く、サーミ
スタ26が取り付けられており、このサーミスタ26に
よって対物レンズ駆動装置1の内部温度を検出する。ま
たサーミスタ26の隣には、トリマ27が設けられてお
り、このトリマ27の抵抗値を調整することにより、対
物レンズ位置センサユニット9の出力感度を目標値に合
わせる。カバー28は、対物レンズ駆動装置1をすっぽ
りと覆うようにキャリッジ21に固定される。キャリッ
ジ21およびカバー28の合わせ部分に生じる隙間は、
室温硬化型のシリコン接着剤を充填することにより塞い
でいる。
【0035】カバー28の側面には、図5に示す如く、
図示せぬフィルタが押え部材29とカバー28に挟まれ
て固定されている。押え部材29は、この押え部材29
に設けた爪をカバー28の窪みに嵌合させることにより
該カバー28に対して固定されており、前記フィルタが
汚れた時には、押え部材29をカバー28から取り外し
てフィルタ交換を行うことができる。対物レンズ駆動装
置1は、図示せぬディスクが回転したときに、ベンチュ
リー効果によってカバー28の上面穴から吸い出される
空気の補充が前記フィルタを通して行われるため、カバ
ー28の内部にある駆動装置1周辺は塵埃の無い綺麗な
状態に保たれる。
【0036】可動ピックアップ30は、図6に示す如
く、可動光学系20、スピンドルモータ31および固定
光学系32をシャーシ30aに一体に搭載したものであ
る。
【0037】スピンドルモータ31および固定光学系3
2は、図6に示す如く、2組の粗シーク磁気回路33お
よび2本のガイドレール34と共にシャーシ30aにね
じ止め固定されている。可動光学系20は、キャリッジ
21の滑り軸受21b(図5参照)を2本のガイドレー
ル34で支持されており、可動光学系20はトラッキン
グ方向Tに移動可能になっている。粗シーク磁気回路3
3は、磁石35が接着固定されたサイドヨーク36およ
び可動光学系20の粗シークコイル23を挿通したセン
タヨーク37からなり、可動光学系20の粗シークコイ
ル23の上辺にフォーカシング方向Fの磁束を及ぼし、
この粗シークコイル23に電流を流すと、トラッキング
方向Tに力を発生し、可動光学系20がトラッキング方
向Tに移動制御される。
【0038】固定光学系32から射出されたレーザ光
は、図5に示す如く、キャリッジ21の中央に配したミ
ラー22で折り曲げられることにより、対物レンズユニ
ット2で収束されて図示せぬディスク面に集光する。こ
のとき、対物レンズユニット2の“NA”は、0.85
と大きいため、集光された光スポットは小さくなるか
ら、より高密度で情報を読み書きすることができる。
【0039】ここで、本実施形態の具体的な作用につい
て説明する。
【0040】なお、以下の説明においては、フォーカシ
ングコイル4またはトラッキングコイル5にてフォーカ
シング用磁石6aまたはトラッキング用磁石6bがホル
ダ3を介して互いに向き合う極性が同極となる配置(N
極とN極またはS極とS極)を同極対向といい、フォー
カシングコイル4またはトラッキングコイル5にてフォ
ーカシング用磁石6aまたはトラッキング用磁石6bが
ホルダ3を介して互いに向き合う極性が異極となる配置
(N極とS極またはS極とN極)を異極対向という。
【0041】第1実施形態の磁極配置では、図4に示す
如く、フォーカシング用磁石6aを異極対向した磁極配
置とすると共に、トラッキング用磁石6bを同極対向し
た磁極配置とすることにより、フォーカシング用磁石6
aおよびトラッキング用磁石6bの磁力線は、図中矢印
の如くに作用し、磁力線の分布が図面中央を貫くフォー
カシング軸Of周りに軸対称な関係になっていることが
わかる。フォーカシング用磁石6aの下側にある磁極の
場合にも、同様に、軸対称な磁力線の分布になる。
【0042】これに対して、図7は、同極対向した磁極
配置のフォーカシング用磁石6aおよびトラッキング用
磁石6bとフォーカシングコイル4およびトラッキング
コイル5をベース7に配置した状態を示す平面図であ
る。図4の本実施形態と比較した場合、フォーカシング
用磁石6aおよびトラッキング用磁石6bを同極対向し
た磁極配置では、図7に示す如く、フォーカシング用磁
石6aから生じる磁力線は、フォーカシング軸Of周り
に軸対称な関係にならないため、トラッキング方向Tに
対してアンバランスになる。
【0043】また図8は、異極対向した磁極配置のフォ
ーカシング用磁石6aおよびトラッキング用磁石6bと
フォーカシングコイル4およびトラッキングコイル5を
ベース7に配置した状態を示す平面図である。図4の本
実施形態と比較した場合、フォーカシング用磁石6aお
よびトラッキング用磁石6bを異極対向した磁極配置で
は、図8に示す如く、トラッキング用磁石6bから生じ
る磁力線は、フォーカシング軸Of周りに軸対称な関係
にならないため、タンジェンシャル方向Dに対してアン
バランスになる。
【0044】以下に示す表1は、対物レンズ駆動装置に
用いるフォーカシング用磁石6aおよびトラッキング用
磁石6bの磁極配置に応じて、フォーカシングコイル4
(表中、単にTrコイルで示す)およびトラッキングコ
イル5(表中、単にFoコイルで示す)に生じる電磁力
の大きさを電磁界解析シミュレーションによって計算し
たデータである。
【0045】下記の表1では、フォーカシング用磁石6
aのみが同極対向または異極対向しているものは、Fo
同極またはFo異極で示しトラッキング用磁石6bのみ
が同極対向または異極対向しているものは、Tr同極ま
たはTr異極で示す。また表中の数値に関して、マイナ
ス(−)符号があるものは、所望した力の方向に対して
逆向きの力を表すが、計算の都合上、マイナスとなった
もので、無視してよい。
【0046】
【表1】
【0047】本願出願人は、表1からも、ディスク面に
正確に集光させるために所望する方向の力、つまり、フ
ォーカシングコイル4ではフォーカシング方向Fに発生
する力の大きさと、トラッキングコイル5ではトラッキ
ング方向Tに発生する力の大きさとは、いずれの極性配
置においても、ほぼ同じ大きさであるが、所望しない方
向に発生する力の大きさが極性の配置によって大きく異
なることを見出した。
【0048】表1で下線を引いた欄は、所望しない方向
の力が大きいものである。フォーカシング用磁石6aお
よびトラッキング用磁石6bの磁極配置が同極対向の場
合は、表1の下線欄に示す如く、フォーカシングコイル
4には所望しないトラッキング方向Tへの大きな力が発
生し、トラッキングコイル5には所望しないフォーカシ
ング方向Fへの大きな力が発生している。つまり、フォ
ーカシング用磁石6aおよびトラッキング用磁石6bを
同極対向に配置すると、対物レンズ駆動装置1をフォー
カシング方向Fに駆動させる場合にトラッキング方向T
にも移動し、対物レンズ駆動装置1をトラッキング方向
Tに駆動させる場合にフォーカシング方向Fにも移動す
るという、所謂、クロスアクションが発生してしまう。
【0049】同様にフォーカシング用磁石6aおよびト
ラッキング用磁石6bの磁極配置が異極対向の場合も、
表1の下線欄に示す如く、フォーカシングコイル4には
所望しないタンジェンシャル方向Dへの大きな力が発生
している。つまり、フォーカシング用磁石6aおよびト
ラッキング用磁石6bを異極対向に配置すると、対物レ
ンズ駆動装置1をフォーカシング方向Fに駆動させる場
合にタンジェンシャル方向Dにも移動するクロスアクシ
ョンが発生してしまう。
【0050】従ってフォーカシング用磁石6aおよびト
ラッキング用磁石6bを全て同極対向または異極対向に
配置した場合は、表1からも明らかな如く、クロスアク
ションが発生してしまうため、対物レンズ2aの位置決
め制御が困難になり、ディスクへの情報の読み書きがで
きなくなる場合が起こり得る。
【0051】これに対して、図4に示す如く、フォーカ
シング用磁石6aおよびトラッキング用磁石6bの磁極
配置がフォーカシング用磁石6aにて異極対向になると
共にトラッキング用磁石6bにて同極対向になる第1実
施形態の場合は、表1からも、フォーカシングコイル4
およびトラッキングコイル5に発生する所望しない力が
最も小さいため、対物レンズの位置決め制御に影響を与
えるクロスアクションは発生しないことが明らかであ
る。
【0052】図9は、本発明の第1実施形態を変形した
第2実施形態であって、同極対向した磁極配置のフォー
カシング用磁石6aおよび異極対向した磁極配置のトラ
ッキング用磁石6bとフォーカシングコイル4およびト
ラッキングコイル5をベース7に配置した状態を示す平
面図である。なお、第1実施形態と同様の部分は、図1
〜5を参照して同一符号で示してその説明を省略する。
【0053】第2実施形態も、図9に示す如く、フォー
カシング用磁石6aを同極対向した磁極配置とすると共
に、トラッキング用磁石6bを異極対向した磁極配置と
することにより、フォーカシング用磁石6aおよびトラ
ッキング用磁石6bの磁力線は、図中矢印の如くに作用
し、磁力線の分布が図面中央を貫くフォーカシング軸O
f周りに軸対称な関係になっていることがわかる。また
上記表1からも、フォーカシングコイル4およびトラッ
キングコイル5に発生する所望しない力が最も小さいた
め、対物レンズ2aの位置決め制御に影響を与えるクロ
スアクションが発生しないことがわかる。
【0054】上述したことから明らかなように、本発明
の第1および第2実施形態は、フォーカシングコイル4
は、その巻き軸線がトラッキング方向Tに対して平行
で、かつ、その長辺4aがタンジェンシャル方向Dに延
在するようにホルダ3の第1取り付け面3aに配置され
るものであり、また、トラッキングコイル5は、その巻
き軸線がタンジェンシャル方向Dに対して平行で、か
つ、その長辺5aがフォーカシング方向Fに延在するよ
うにホルダ3の第2取り付け面3bに配置されるもので
あるから、フォーカシングコイル4およびトラッキング
コイル5を個々の取り付け面3a,3bが許容する範囲
まで最大限に大型化することができ、しかも、フォーカ
シングコイル4およびトラッキングコイル5の長辺(作
用辺)4a,5aも最大限に利用できるため、駆動感度
を簡単に向上させることができる。
【0055】特に、本発明の第1実施形態は、フォーカ
シングコイル4の長辺4aに磁界を差し向ける磁石6a
は、ホルダ3を介して互いに向き合う極が異極になるよ
うに配置されるものであり、また、トラッキングコイル
5の長辺5aに磁界を差し向ける磁石6bは、ホルダ3
を介して互いに向き合う極が同極になるように配置され
るものであるから、その駆動に際して生じやすいクロス
アクションを防止することができるため、精度の高い対
物レンズの位置決め制御を実現することができる。
【0056】同様に本発明の第2実施形態は、フォーカ
シングコイル4の長辺4aに磁界を差し向ける磁石6a
は、ホルダ3を介して互いに向き合う極が同極になるよ
うに配置されるものであり、また、トラッキングコイル
5の長辺5aに磁界を差し向ける磁石6bは、ホルダ3
を介して互いに向き合う極が異極になるように配置され
るものであるから、その駆動に際して生じやすいクロス
アクションを防止することができるため、第1実施形態
と同様、精度の高い対物レンズの位置決め制御を実現す
ることができる。
【0057】従って第1および第2実施形態によれば、
対物レンズユニット2をフォーカシング方向Fおよびト
ラッキング方向Tの2方向に対して高い感度で駆動させ
ることができ、しかも、その駆動に際してクロスアクシ
ョンを生じさせない対物レンズ駆動装置を提供すること
ができる。
【0058】上述したところは、本発明の好適な実施形
態を示したに過ぎず、当業者によれば、請求の範囲にお
いて、様々な変更を加えることができる。例えば、第1
および第2実施形態では、対物レンズの微調整が容易に
なるように、対物レンズ2aの光軸O1をホルダ3の中
心軸と一致させているが、必ずしも対物レンズ2aの光
軸O1をホルダ3の中心軸に一致させる必要は無い。
【0059】また本実施形態では、光ディスクの記録再
生装置に用いられる対物レンズのアクチュエータを例示
したが、光学素子としては、対物レンズに限らず、コリ
メートレンズやLD(レーザーダイオード)などであっ
てもよく、その装置も、光通信器機のファイバーにカッ
プリングさせるコリメートレンズのアクチュエータなど
に適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態である対物レンズ駆動
装置を示す斜視図である。
【図2】 図1の一部分解図である。
【図3】 支持ばねを示す斜視図である。
【図4】 同形態の対物レンズ駆動装置のフォーカシン
グ用磁石およびトラッキング用磁石とフォーカシングコ
イルおよびトラッキングコイルをベースに配した状態を
示す平面図である。
【図5】 同形態の対物レンズ駆動装置を搭載した可動
ピックアップの一部である可動光学系を示す分解斜視図
である。
【図6】 同形態の対物レンズ駆動装置を搭載した可動
ピックアップ全体を示す斜視図である。
【図7】 同極対向した磁極配置のフォーカシング用磁
石およびトラッキング用磁石とフォーカシングコイルお
よびトラッキングコイルをベースに配した状態を示す平
面図である。
【図8】 異極対向した磁極配置のフォーカシング用磁
石およびトラッキング用磁石とフォーカシングコイルお
よびトラッキングコイルをベースに配した状態を示す平
面図である。
【図9】 第1実施形態を変形した第2実施形態の対物
レンズ駆動装置におけるフォーカシング用磁石およびト
ラッキング用磁石とフォーカシングコイルおよびトラッ
キングコイルをベースに配した状態を示す平面図であ
る。
【図10】 従来技術による光学素子のアクチュエータ
を示す透視図である。
【図11】 従来技術による他の光学素子のアクチュエ
ータを示す透視図である。
【符号の説明】
1 対物レンズ駆動装置 2 対物レンズユニット 2a 対物レンズ 2b レンズ枠 3 ホルダ 3a 第1取り付け面 3b 第2取り付け面 4 フォーカシングコイル 4a 長辺 5 トラッキングコイル 5a 長辺 6a フォーカシング用磁石 6b トラッキング用磁石 7 ベース 7a 突起 8a LED(レーザーダイオード) 8b PD(発光ダイオード) 9 位置センサユニット 10 支持ばね 10a,10b 金属板ばね 10c,10d 樹脂 10e 屈曲部 10f L字形部 10g,10h,10i 腕部 11 固定部材 12 保持部材 13 遮光部材 14 FPC() 20 可動光学系 21 キャリッジ 21a 部分球面 22 ミラー 23 粗シークコイル 24 FPC(フレキシブルプリントサーキット) 25 ダンパ 26 サーミスタ 27 トリマ 28 カバー 29 押え部材 30 可動ピックアップ 30a シャーシ 31 スピンドルモータ 32 固定光学系 33 粗シーク磁気回路 34 ガイドレール 35 磁石 36 サイドヨーク

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学素子を保持するホルダと、このホル
    ダを第1の方向および該第1の方向に直交する第2の方
    向の2方向に移動可能に支持する支持手段と、前記ホル
    ダにおける第2の方向に離間した2つの第1取り付け面
    にそれぞれ配置された第1の扁平コイルと、前記ホルダ
    における第1および第2の方向に直交する第3の方向に
    離間した2つの取り付け面にそれぞれ配置された第2の
    扁平コイルと、これら第1および第2の扁平コイルのそ
    れぞれに対向して配置されこの対向する扁平コイルに対
    して磁界を差し向ける2極着磁の磁石とを有する光学素
    子のアクチュエータにおいて、 前記第1の扁平コイルは、その巻き軸線が第2の方向に
    対して平行で、かつ、その長辺が第3の方向に延在する
    ように第1取り付け面に配置されるものであり、また、
    前記第2の扁平コイルは、その巻き軸線が第3の方向に
    対して平行で、かつ、その長辺が第1の方向に延在する
    ように第2取り付け面に配置されるものであり、 さらに、前記2極着磁の磁石のうちの、前記第1の扁平
    コイルの長辺に磁界を差し向ける磁石は、前記ホルダを
    介して互いに向き合う極が異極になるように配置される
    ものであり、また、前記2極着磁の磁石のうちの、前記
    第2の扁平コイルの長辺に磁界を差し向ける磁石は、前
    記ホルダを介して互いに向き合う極が同極になるように
    配置されるものであることを特徴とする光学素子のアク
    チュエータ。
  2. 【請求項2】 光学素子を保持するホルダと、このホル
    ダを第1の方向および該第1の方向に直交する第2の方
    向の2方向に移動可能に支持する支持手段と、前記ホル
    ダにおける第2の方向に離間した2つの第1取り付け面
    にそれぞれ配置された第1の扁平コイルと、前記ホルダ
    における第1および第2の方向に直交する第3の方向に
    離間した2つの取り付け面にそれぞれ配置された第2の
    扁平コイルと、これら第1および第2の扁平コイルのそ
    れぞれに対向して配置されこの対向する扁平コイルに対
    して磁界を差し向ける2極着磁の磁石とを有する光学素
    子のアクチュエータにおいて、 前記第1の扁平コイルは、その巻き軸線が第2の方向に
    対して平行で、かつ、その長辺が第3の方向に延在する
    ように第1取り付け面に配置されるものであり、また、
    前記第2の扁平コイルは、その巻き軸線が第3の方向に
    対して平行で、かつ、その長辺が第1の方向に延在する
    ように第2取り付け面に配置されるものであり、 さらに、前記2極着磁の磁石のうちの、前記第1の扁平
    コイルの長辺に磁界を差し向ける磁石は、前記ホルダを
    介して互いに向き合う極が同極になるように配置される
    ものであり、また、前記2極着磁の磁石のうちの、前記
    第2の扁平コイルの長辺に磁界を差し向ける磁石は、前
    記ホルダを介して互いに向き合う極が異極になるように
    配置されるものであることを特徴とする光学素子のアク
    チュエータ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005316314A (ja) * 2004-04-30 2005-11-10 Casio Comput Co Ltd 撮像装置
JP2007287203A (ja) * 2006-04-13 2007-11-01 Konica Minolta Opto Inc 光学系駆動装置
JP2008269667A (ja) * 2007-04-16 2008-11-06 Nec Corp 対物レンズ駆動装置設計方法および対物レンズ駆動装置

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