JP2003124319A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP2003124319A
JP2003124319A JP2001314165A JP2001314165A JP2003124319A JP 2003124319 A JP2003124319 A JP 2003124319A JP 2001314165 A JP2001314165 A JP 2001314165A JP 2001314165 A JP2001314165 A JP 2001314165A JP 2003124319 A JP2003124319 A JP 2003124319A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チップ面積の増大及びコストの増加を抑えて
配線に伝播される信号の遅延を低減し、高速動作を可能
とすることが困難であった。 【解決手段】 配線11、12は隣接してほぼ並行して
配置されている。配線12の所定距離間、例えば全長の
ほぼ半分の位置には、1つのインバータ回路からなる増
幅器15が挿入されている。この増幅器15は配線1
1、12の容量結合を低減し、配線11、12に伝播さ
れる信号の遅延を抑制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば半導体記憶
装置やロジック回路、及びアナログ回路等に適用される
半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の微細加工技術が飛躍的に進
歩し、1mm×1mmの領域内に数十万もの半導体素子
を形成できるようになった。一方、半導体装置が実装さ
れる電子機器の高機能化が進み、1チップの半導体装置
に多くの機能を持たすことが求められている。このた
め、半導体チップの大きさは、微細加工技術の進歩によ
り小さくなるというより、むしろ機能の増大に伴い従来
と同等か、大きくなる傾向にある。
【0003】また、チップサイズの大型化に伴い、半導
体装置内に敷設される配線長が長くなっている。さら
に、微細化により半導体素子の電流駆動能力が増強さ
れ、ゲート容量などの負荷は減少している。この結果、
半導体装置の動作速度は、ゲート容量による遅延より、
むしろ配線に伝播される信号の遅延に依存する場合が多
くなっている。したがって、半導体装置を高速動作させ
るため、配線を伝播する信号の遅延を低減することが強
く求められている。
【0004】配線を伝播する信号の遅延の原因は、2つ
考えられる。第1の原因は、各配線が有する寄生容量で
あり、第2の原因は活性化された複数の配線間の寄生容
量結合である。
【0005】第1の原因による遅延を抑えるには、配線
の途中に増幅器を挿入し、配線をリドライブするなどの
技術を用いることができる。このため、解決が比較的容
易である。すなわち、配線の遅延時間は、配線の抵抗と
容量の積により見積もることができる。例えば、配線抵
抗をR、配線容量をCで表すと、配線の遅延時間τは、
次式で表される。
【0006】τ=kRC ただし、kは適当な定数である。
【0007】一方、配線の中間に増幅器を挿入した場
合、配線の遅延時間τ2 は、次式で表される。
【0008】τ2 =k(R/2・C/2)+k(R/2
・C/2) τ2 =τ/2 このように、配線の中間に増幅器を挿入し、配線をリド
ライブすることにより、配線を伝播する信号の遅延時間
を、配線のみの場合の遅延時間の半分に軽減することが
可能である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】一方、上記第2の原因
による遅延時間は、活性化された複数の配線にそれぞれ
伝播される信号の時間関係により変化する。このため、
第2の原因による遅延時間を抑えることは難しい。以下
これについて説明する。
【0010】図13は、一般的な隣接する2つの配線を
示している。各配線11、12は、抵抗Rと寄生容量C
を有し、配線11と配線12間には寄生容量Ccが結合
されている。これら寄生容量は分布容量であり、図13
は、これら分布容量を説明の便宜上、符号C、Ccによ
り表している。各配線11、12には、Idrv の電流駆
動能力を有するドライバ13、14が挿入されている。
これらドライバ13、14は、例えば2段のインバータ
回路により構成されている。
【0011】上記構成の回路において、各配線11、1
2をドライバ13、14により、同じ方向に駆動した場
合の遅延時間τsameと、異なる方向に駆動した場合の遅
延時間τoppositeとを、回路シミュレータを用いてシミ
ュレートした。
【0012】図14は、図13に示す回路のシミュレー
ション結果を示している。図14において、横軸は隣接
配線を伝播する信号の遷移時間の差を、時間差“0”を
中心として示している。また、縦軸は伝播する信号の遅
延時間を示している。遅延時間τsameの最小値はほぼ2
50p秒、遅延時間τoppositeの最大値はほぼ700p
秒であり、両者の差はほぼ450p秒にもなる。つま
り、隣接する配線に伝播される信号の動作に応じて、信
号の遅延時間は、最小値の2倍以上の範囲で揺れる。
【0013】また、前述したように複数の配線間の容量
に起因する遅延に関して、配線の中間に増幅器を挿入
し、配線をリドライブする技術だけでは、遅延を軽減す
ることが困難である。
【0014】すなわち、図15に示すように、配線1
1、12のそれぞれ中間に2個のインバータ回路により
構成された増幅器13−1、14−1を挿入する。この
構成において、回路シミュレータを用いて、上記と同様
にシミュレートした。
【0015】図16は、図15に示す回路のシミュレー
ション結果を示している。遅延時間τsameと遅延時間τ
oppositeの差は、ほぼ350p秒であり、図14に示す
結果に比べて遅延時間の揺らぎが多少減少している。し
かし、隣接する配線が全く同じタイミングで逆相に動作
するという最悪条件における遅延時間は、ほぼ700p
秒であり、図14に示す結果と変らない。
【0016】上記配線のリドライブ技術は、配線間容量
による信号の時間差の範囲を狭めることは可能である。
しかし、隣接する配線の信号がほぼ同時に遷移するとい
う最悪条件における信号の遅延時間の大きさ、及び同相
時の遅延時間と逆相時の遅延時間のうちの最大値と最小
値の差(同相時と逆相時における遅延時間の最大値、最
小値の差、同相時における遅延時間の最大値、最小値の
差、逆相時における遅延時間の最大値、最小値の差の何
れをも含む)としての揺らぎの大きさを抑えることはで
きない。
【0017】配線間の結合の影響を抑える方法として最
も効果的な手段は、配線間にシールド線を設け、配線間
の結合を軽減することである。しかし、この場合、シー
ルドのために余分な配線領域を必要とする。最近の半導
体装置において、チップ面積を決める主な要因は配線で
ある。つまり、シールド線を設ける方法は、チップ面積
が増大し、コストが増加するという問題を有している。
【0018】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、その目的とするところは、配線に伝播
される信号の遅延を低減でき、高速動作が可能な半導体
装置を提供しようとするものである。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置は、
上記課題を解決するため、ほぼ並行に配線され、信号を
伝播する複数の配線と、前記複数の配線のうち、隣接す
る2つの配線の一方の配線に設けられ、その配線の所定
距離間をほぼ1/n(nは2以上の整数)等分する少な
くとも1つの位置に配置された奇数個のインバータ回路
からなる第1の増幅器とを具備している。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0021】(第1の実施形態)図1は、本発明の第1
の実施形態を示すものであり、図13、図15と同一部
分には同一符号を付す。
【0022】図1において、2本の配線(信号配線)1
1、12はほぼ並行に配置されている。配線11の一端
部には、Idrv の電流駆動能力を有するドライバ13が
接続され、配線12の一端部には、例えばIdrv /2の
電流駆動能力を有するドライバ14が接続されている。
これらドライバ13、14は、例えば直列接続された2
個のインバータ回路により構成されている。配線11、
12のうち、例えば配線12の所定距離間、例えば全長
のほぼ1/2の位置には、奇数個、例えば1つのインバ
ータ回路からなる増幅器15が挿入されている。増幅器
15の挿入位置は、一般には、配線12の全長をほぼ1
/n(nは2以上の整数)等分する少なくとも1つの位
置であれば良い。
【0023】前記配線11の他端部には、例えばIdrv
の電流駆動能力を有するドライバ16が接続されてい
る。また、配線12の他端には、例えば1つのインバー
タ回路からなる信号反転用の増幅器17が接続されてい
る。増幅器15の電流駆動能力は、ドライバ14と同様
に、例えばIdrv /2の電流駆動能力を有している。す
なわち、図1において、ドライバ14と増幅器15の出
力端に接続される配線の容量は、ドライバ13の出力端
に接続される配線の容量のほぼ1/2である。このた
め、ドライバ14、増幅器15の電流駆動能力もこれら
に接続される配線の容量に応じて適宜設定される。
【0024】上記構成において、回路シミュレータによ
り、配線11、12の信号が同相方向に動作した場合の
遅延時間τsameと、逆相方向に動作した場合の遅延時間
τoppositeについてシミュレートした。
【0025】図2は、図1に示す配線12のシミュレー
ション結果を示し、図3は、図1に示す配線11のシミ
ュレーション結果を示している。横軸は隣接配線を伝播
する信号の遷移時刻の時間差を示し、縦軸は信号伝達の
遅延時間を示している。図2に示すように、増幅器15
が挿入された配線12の遅延時間の最小値は同相時、逆
相時ともほぼ460p秒であり、最大値は同相時におい
てほぼ500p秒である。また、遅延時間の最大値と最
小値の差としての揺らぎはほぼ40p秒であり、図1
4、図16に比べて大幅に減少している。
【0026】また、図3に示す配線11の遅延時間の最
小値は、同相時と逆相時とも、ほぼ400p秒であり、
最大値は逆相時において550p秒である。また、揺ら
ぎはほぼ150p秒であり、配線12と同様に減少して
いる。
【0027】増幅器15を挿入する前の配線11、12
の容量結合による遅延時間の揺らぎは、図14に示すよ
うに、ほぼ450p秒であった。したがって、配線12
の中間部に増幅器15を挿入することにより、遅延時間
の揺らぎを大幅に低減できる。
【0028】すなわち、配線12の中間部に増幅器15
を挿入することにより、増幅器15の入力側の配線間容
量Ccの充放電電流と、増幅器15の出力側の配線間容
量Ccの充放電電流とが互いに逆方向となる。このた
め、これら配線間容量Ccの充放電電流が互いに相殺す
ることにより、配線間容量が小さく抑えられると考えら
れる。
【0029】上記第1の実施形態によれば、ほぼ並行し
て配置された配線11、12のうち、配線12の中央部
に1つのインバータ回路により構成された増幅器15を
設け、この増幅器15の入力側及び出力側の配線間容量
の影響を相殺している。このため、配線に伝播される信
号の遅延時間の最大値を低減でき、且つ遅延時間の揺ら
ぎを低減できる。したがって、半導体装置の高速動作が
可能となる。
【0030】しかも、第1の実施形態の構成によれば、
配線間容量を軽減するためのシールド線や広い配線間隔
を必要としない。したがって、チップ面積を削減でき、
コストの高騰を防止することが可能であるとともに、配
線の高密度化が可能である。
【0031】さらに、ドライバ14、増幅器15の電流
駆動能力をこれらに接続される配線の容量に応じて設定
している。このため、必要最小限の電流駆動能力のドラ
イバ、増幅器により配線の所要の範囲を駆動できるた
め、回路構成の大型化を防止することが可能である。
【0032】(第2の実施形態)図4は、本発明の第2
の実施形態を示しており、第1の実施形態と同一部分に
は同一符号を付している。第2の実施形態において、配
線12の所定距離間、例えば全長のほぼ半分の位置に増
幅器20が挿入接続されている。この増幅器20は、奇
数個、例えば3個のインバータ回路により構成されてい
る。さらに、配線11の所定距離間、例えば全長のほぼ
1/4の位置とほぼ3/4の位置に、増幅器21−1と
増幅器21−2が挿入接続されている。これら増幅器2
1−1、21−2は、偶数個、例えば2個のインバータ
回路により構成されている。上記構成において、第1の
実施形態と同様なシミュレーションを実施した。増幅器
21−1、21−2の挿入位置は、一般には、配線11
の全長をほぼ1/n(nは2以上の整数)等分する少な
くとも1つの位置であれば良い。ドライバ13、14及
び増幅器20、21−1、21−2の電流駆動能力は、
駆動する配線の容量に応じて適宜設定され、少なくとも
Idrv/nの電流駆動能力を有している。
【0033】図5は、図4に示す配線12のシミュレー
ション結果を示し、図6は、図4に示す配線11のシミ
ュレーション結果を示している。図5に示すように、配
線12の遅延時間の最小値はほぼ480p秒であり、最
大値はほぼ0.54p秒である。また、揺らぎはほぼ6
0p秒である。
【0034】図6に示す配線11の遅延時間の最小値は
ほぼ540p秒であり、最大値はほぼ610p秒であ
る。また、揺らぎはほぼ70p秒である。
【0035】第2の実施形態において、配線12の遅延
時間および遅延の揺らぎは、第1の実施形態に比べてや
や増加している。しかし、配線11の遅延時間は信号線
12の遅延時間とほぼ等しい値となっており、さらに、
配線11の遅延時間の揺らぎは第1の実施形態に比べて
小さな値に抑えられている。
【0036】このように第2の実施形態によれば、第1
の実施形態に比べて多くの増幅器を配線11、12に挿
入している。このため、隣接する配線11、12の容量
結合の影響を大幅に抑えることが可能であり、信号線の
遅延時間、及び遅延の揺らぎを一層小さく抑えることが
可能である。
【0037】(第3の実施形態)図7は、本発明の第3
の実施形態を示すものであり、第1、第2の実施形態と
同一部分には同一符号をしている。第3の実施形態にお
いて、配線12の所定距離間、例えば全長のほぼ1/4
の位置と、ほぼ3/4の位置に増幅器30−1と増幅器
30−2が挿入接続されている。これら増幅器30−
1、30−2は、例えば1つのインバータ回路により構
成されている。
【0038】さらに、配線11の所定距離間、例えば全
長のほぼ半分の位置には、増幅器31が挿入接続されて
いる。この増幅器31は、例えば2つのインバータ回路
により構成されている。この実施形態において、配線1
1の他端部に接続された増幅器16−1は、例えば1つ
のインバータ回路により構成されている。
【0039】第3の実施形態においても、第2の実施形
態と同様の効果を得ることができる。また、第1、第2
の実施形態のように、配線12に奇数段のインバータ回
路からなる増幅器を1つ接続した場合、配線12の信号
の極性が反転してしまう。しかし、第3の実施形態の場
合、奇数個のインバータ回路により構成された増幅器を
偶数箇所に挿入している。このため、信号の反転を防止
することができる。
【0040】(第4の実施形態)図8は、本発明の第4
の実施形態を示すものであり、第1乃至第3の実施形態
と同一部分には同一符号を付している。第4の実施形態
において、配線12の所定距離間、例えば全長をほぼ4
分割するそれぞれの位置に増幅器30−1、30−2、
30−3が挿入接続されている。増幅器30−1、30
−2、30−3は、それぞれ1つのインバータ回路によ
り構成されている。さらに、配線11の所定距離間、例
えば全長のほぼ半分の位置には前記増幅器31が挿入接
続されている。
【0041】第4の実施形態によっても第3の実施形態
と同様の効果を得ることができる。さらに、第4の実施
形態の場合、配線12を等分した位置に増幅器30−
1、30−2、30−3を配置すればよいため、第2及
び第3の実施形態に比べて、増幅器の配置が容易であ
る。また、増幅器の数は3個に限定されるものではな
く、3個以上でもよい。この場合、配線12に奇数個の
増幅器を等間隔に2個配置する毎に配線11に偶数個の
増幅器を配置し、これを順次繰り返せばよい。したがっ
て、長い配線に対して増幅器を容易に配置することがで
きる。
【0042】(第5の実施形態)図9は、本発明の第5
の実施形態を示しており、第4の実施形態と同一部分に
は同一符号を付している。
【0043】第5の実施形態は、本発明を半導体メモリ
に適用した例である。一般に、半導体メモリには、アド
レス線やデータ線等の広いビット幅のバスや配線が多数
敷設されている。また、それら配線はチップ上の複数の
回路に接続される。このため、ほぼ並行して配置された
配線の容量結合の影響と、配線長の相違とにより、これ
ら配線に伝播される信号にスキューが生じ、高速動作が
困難となる。そこで、第5の実施形態では、半導体メモ
リに使用される例えばアドレス配線の信号遅延を解消す
る。
【0044】図9は、半導体メモリの構成を概略的に示
している。図9は説明を簡単化するため、4つのメモリ
セルアレイ42−1、42−2、42−3、42−4を
示している。各メモリセルアレイ42−1、42−2、
42−3、42−4は4本のワード線WL0〜WL3を
有している場合について説明する。しかし、この構成に
限定されるものではない。
【0045】各メモリセルアレイ42−1、42−2、
42−3、42−4には、ワード線WL0〜WL3を選
択するロウデコーダ41−1、41−2、41−3、4
1−4が対応して配置されている。これらロウデコーダ
41−1〜41−4には、上位アドレス線40−1、4
0−3、及び下位アドレス線40−2、40−4が接続
されている。これらアドレス線40−1、40−2、4
0−3、40−42は、互いにほぼ並行に配置されてい
る。2ビットの下位アドレス信号RA<0>、RA<1
>は下位アドレス線40−2、40−4にそれぞれ供給
される。2ビットの上位アドレス信号RA<2>、RA
<3>は上位アドレス線40−1、40−3にそれぞれ
供給される。下位アドレス信号RA<0>、RA<1>
は、4本のワード線から1本を選択するために用いられ
る。また、上位アドレス信号RA<2>、RA<3>
は、4つのメモリセルアレイから1つを選択するために
用いられる。
【0046】下位アドレス線40−2、40−4には、
奇数個例えば1つのインバータ回路により構成された増
幅器30−1、30−2、30−3がそれぞれ接続され
ている。上位アドレス線40−1、40−3には、偶数
個例えば2つのインバータ回路により構成された増幅器
31がそれぞれ接続されている。これら増幅器30−
1、30−2、30−3、及び31の配置条件は、第4
の実施形態と同様である。すなわち、増幅器30−1、
30−2、30−3は、下位アドレス線40−2、40
−4の所定距離間、例えば全長のほぼ1/4、2/4、
3/4の位置にそれぞれ配置され、増幅器31は上位ア
ドレス線40−1、40−3の所定距離間、例えば全長
のほぼ1/2の位置に配置される。
【0047】前記各ロウデコーダ41−1、41−2、
41−3、41−4の入力端は、増幅器30−1、30
−2、30−3により、4等分された下位アドレス線4
0−2、40−4の対応する位置、及び前記増幅器31
により、2等分された上位アドレス線40−1、40−
3の対応する位置にそれぞれ接続されている。
【0048】上記構成において、下位アドレス信号は、
下位アドレス線40−2、40−4に挿入された奇数個
のインバータ回路からなる増幅器を通過する度に論理が
反転する。第5の実施形態の場合、下位アドレス信号の
論理は、正、負どちらでも構わない。アドレス信号の各
ビットの論理を反転すると、メモリセルアレイ42−
1、42−2、42−3、42−4に破線の矢印で示す
ように、ワード線の選択順序が逆になる。しかし、ワー
ド線の選択順序は動作上あまり重要なことではない。
【0049】上記第5の実施形態によれば、ワード線を
選択する下位アドレス信号が伝播される下位アドレス線
40−2、40−4に奇数個のインバータ回路からなる
複数の増幅器30−1、30−2、30−3を配置し、
上位アドレス信号が伝播される上位アドレス線40−
1、40−3に偶数個のインバータ回路からなる増幅器
31を配置している。このため、下位アドレス線40−
2、40−4と上位アドレス線40−1、40−3は互
いに相殺する正と負の容量結合を持つことになる。つま
り、アドレス信号がどのように遷移したとしても、各ア
ドレス線は同程度の遅延時間を示すようになる。したが
って、各アドレス線を伝播される信号のスキューを防止
することができ、ロウデコーダのデコード時間を短縮し
て、ワード線の選択動作を高速化できる。
【0050】(第6の実施形態)図10は、本発明の第
6の実施形態を示すものであり、図9と同一部分には同
一符号を付し異なる部分についてのみ説明する。
【0051】前述した第5の実施形態において、ワード
線の選択順序は隣接するメモリセルアレイ毎に反転され
ていた。これに対して、第6の実施形態は、各メモリセ
ルアレイにおけるワード線の選択順序を同一方向とす
る。
【0052】すなわち、図10において、例えば上位ア
ドレス線40−1の近傍には、上位アドレス線40−1
にほぼ並行して、アドレス信号の論理を復号するための
復号用配線40−5が配置されている。この復号用配線
40−5は、下位アドレス線40−2、40−4と同様
な構造を有している。
【0053】すなわち、復号用配線40−5は、下位ア
ドレス線40−2、40−4と同等の配線長を有してい
る。この復号用配線40−5の一端部には、例えば2個
のインバータ回路により構成されたドライバ32−1の
出力端が接続されている。このドライバ32−1の入力
端は接地されている。さらに、復号用配線40−5の所
定距離間、例えば全長のほぼ1/4、2/4、3/4の
位置に奇数個、例えば1個のインバータ回路により構成
された増幅器32−2、32−3、32−4が挿入接続
されている。
【0054】また、前記デコーダ41−1、41−2、
41−3、41−4において、下位アドレスをデコード
する回路の前段には、アドレス信号を復号するための復
号回路51−1、51−2、51−3、51−4の出力
端がそれぞれ接続されている。これら復号回路51−
1、51−2、51−3、51−4は、例えば2個の排
他的論理和回路により構成されている。これら復号回路
51−1、51−2、51−3、51−4の入力端は、
増幅器30−1、30−2、30−3により、4等分さ
れた下位アドレス線40−2、40−4の対応する位
置、及び増幅器32−2、32−3、32−4により、
4等分された復号用配線40−5の対応する位置にそれ
ぞれ接続されている。
【0055】前述したように、下位アドレス線40−
2、40−4は、奇数個のインバータ回路からなる増幅
器30−1、30−2、30−3によって、リドライブ
されている。このため、リドライブされる毎に論理が反
転する。
【0056】しかし、第6の実施形態によれば、復号回
路51−1、51−2、51−3、51−4は、復号用
配線40−5の対応箇所の論理に応じて下位アドレス信
号を復号する。したがって、各メモリセルアレイにおけ
るワード線の選択順序を同一方向とすることができる。
【0057】なお、第6の実施形態は、ロウアドレス信
号を伝播するアドレス線に本発明を適用した場合につい
て説明した。しかし、これに限定されるものではなく、
カラムアドレス信号を伝播するアドレス線に本発明を適
用することも可能である。この場合、カラムアドレス信
号のスキューを解消でき、半導体メモリの高速動作に寄
与できる。
【0058】(第7の実施形態)図11は、本発明の第
7の実施形態を示している。第7の実施形態は、例えば
半導体メモリのデータ線に対して本発明を適用した例で
ある。
【0059】例えばロジック回路に混載されるロジック
混載用メモリは、ロジック回路と接続するために、バン
ド幅の大きなデータ線を有している。このデータ線は、
例えば128本から256本の配線を有するデータバス
により構成されている。このように多くの配線を有する
データバスを狭い領域に敷設するため、配線のピッチを
小さくする必要がある。さらに、書き込み用のデータ線
と、読み出し用のデータ線が隣接して敷設され、それら
が同時に動作することが可能とされている。このため、
隣接配線間の容量結合により、信号の伝播遅延が生じ、
高速動作が困難な状況となっている。第7の実施形態は
この問題の解決するものである。
【0060】第7の実施形態は、説明を容易化するた
め、2ビットのデータ線からなる小規模な半導体メモリ
を示している。
【0061】図11に示すように、この半導体メモリ
は、4つのメモリセルアレイ64−1、64−2、64
−3、64−4により構成されている。各メモリセルア
レイ及びその周辺回路は同一構成であるため、メモリセ
ルアレイ64−1についてのみ説明する。
【0062】すなわち、メモリセルアレイ64−1に
は、例えば2つのローカルデータバッファ(DB)66
−1、67−1が設けられている。これらローカルデー
タバッファ66−1、67−1は、メモリセルアレイ6
4−1内に敷設されたローカルデータ線65−1の微少
信号を増幅して読み出す機能、及び書き込みデータ線6
0−2、60−4から供給されたデータをローカルデー
タ線65−1へ伝播する機能を有している。ローカルデ
ータバッファ66−1、67−1と読み出しデータ線6
0−1、60−3の相互間には、スイッチ回路68−
1、70−1が接続されている。また、ローカルデータ
バッファ66−1、67−1と書き込みデータ線60−
2、60−4の相互間には、スイッチ回路69−1、7
1−1が接続されている。
【0063】2本の読み出しデータ線60−1、60−
3と、2本の書き込みデータ線60−2、60−4は、
メモリセルアレイ64−1、64−2、64−3、64
−4に沿ってほぼ並行に配置されている。書き込みデー
タ線60−2、60−4の一端部はドライバ63−1、
63−2の出力端に接続されている。また、読み出しデ
ータ線60−1、60−3の一端部にはセンスアンプ6
2−1、62−2の入力端に接続されている。書き込み
データ線60−2、60−4と、読み出しデータ線60
−1、60−3は同等の配線長を有し、隣接して敷設さ
れている。このため、書き込みデータ線60−2、60
−4と、読み出しデータ線60−1、60−3は互いに
容量結合を有している。
【0064】上記構成において、高速動作を実現するに
は、読み出し直後の書き込み動作における隣接配線間の
容量結合による信号の遅延を減少させる必要がある。高
速動作を可能とする技術としてパイプライン動作があ
る。このパイプライン動作について、図11を参照して
説明する。
【0065】先ず、ローカルデータ線65−1に図示せ
ぬメモリセルのデータを読み出す。次に、読み出された
データをスイッチ回路68−1、70−1を介して読み
出しデータ線60−1、60−3に伝播する。これと同
時に、次の書き込み動作に必要なデータを書き込みデー
タ線60−2、60−4に伝播しておく。この並列動作
により、次のサイクルにおいて、ローカルデータバッフ
ァ66−1、67−1は、スイッチ回路69−1、71
−1を介して即座に書き込みデータを取り込み、メモリ
セルアレイ内のローカルデータ線65−1にデータを書
き込むことができる。ローカルデータ線65−1および
ローカルデータバッファ66−1、67−1は双方向経
路である。このため、1サイクル内において、読み出
し、又は書き込みのいずれか一方しか実施できない。し
たがって、ローカルデータバッファを高速に動作させる
ことが、この半導体メモリ全体の動作を高速化すること
となる。
【0066】そのため、書き込みデータ線60−2、6
0−4と、読み出しデータ線60−1、60−3を同時
に動作させなければならない。この時、書き込みデータ
線60−2、60−4と、読み出しデータ線60−1、
60−3の容量結合が問題になる。特に、書き込みデー
タ線60−2、60−4に接続されたドライバ63−
1、63−2の駆動能力が大きい場合、このドライバ6
3−1、63−2の動作により、読み出しデータ線60
−1、60−3に接続されたセンスアンプ62−1、6
2−2を安定に動作させることが困難となる。
【0067】そこで、第7の実施形態では、書き込みデ
ータ線60−2、60−4の所定距離間、例えば全長の
ほぼ1/2の位置に、増幅器61−1、61−2を挿入
接続する。この増幅器61−1、61−2は、例えば1
個のインバータ回路により構成されている。増幅器61
−1、61−2の出力端から出力される書き込みデータ
は反転されている。このため、増幅器61−1、61−
2より後方に配置されたメモリセルアレイ64−3、6
4−4に対応するローカルバッファは、反転入力端子を
有し、書き込みデータを再度反転して受け取る。
【0068】一方、読み出しデータ線60−1、60−
3には、配線の途中に増幅器を設けない。その理由は、
読み出しデータ線60−1、60−3は、高速動作を実
現するため、複数のローカルバッファが接続されたワイ
ヤードロジックで構成することが得策だからである。
【0069】上記第7の実施形態によれば、隣接して配
置された書き込みデータ線60−2、60−4と、読み
出しデータ線60−1、60−3のうち、書き込みデー
タ線60−2、60−4の全長のほぼ1/2の位置に、
増幅器61−1、61−2を挿入接続している。このた
め、書き込みデータ線60−2、60−4と、読み出し
データ線60−1、60−3の容量結合を相殺すること
ができる。したがって、書き込みデータ、及び読み出し
データを高速に伝播でき、半導体メモリを高速に動作さ
せることが可能となる。
【0070】(第8の実施形態)図12は、本発明の第
8の実施形態を示している。第8の実施形態において、
半導体メモリは、例えば4つのメモリマクロ81−1、
81−2、81−3、81−4を有している。これらメ
モリマクロ81−1〜81−4は、半導体チップ100
上に配置されている。これらメモリマクロ81−1〜8
1−4の並び方向には、セグメント選択線83、ワード
線選択線84、読み出しデータ線89、及び書き込みデ
ータ線90が配置されている。セグメント選択線83に
は、ドライバ85を介してメモリマクロを選択するため
のセグメントアドレス信号SGADが供給される。ワー
ド線選択線84にはドライバ86を介してワード線を選
択するためのワード線アドレス信号WLADが供給され
る。読み出しデータ線89は読み出しデータを伝播す
る。この読み出しデータ線89にはセンスアンプ91が
接続されている。書き込みデータ線90にはドライバ9
2を介して書き込みデータWDが供給される。
【0071】メモリマクロ81−1〜81−4の構成は
同一であるため、メモリマクロ81−1についてのみ、
その構成について説明する。このメモリマクロ81−1
は、例えばメモリセルアレイ81−a、コントロール回
路81−b、データバッファ81−c、及びフリップフ
ロップ回路81−d、81−eを有している。前記メモ
リセルアレイ81−aは、例えばダイナミックRAMに
より構成されているが、これに限定されるものではな
い。データバッファ81−cはメモリセルアレイ81−
a、及び前記読み出しデータ線89、書き込みデータ線
90に接続されている。このデータバッファ81−cは
メモリセルアレイ81−aから読み出されたデータを増
幅して読み出しデータ線89に供給したり、書き込みデ
ータ線90から書き込みデータを受け、メモリセルアレ
イ81−aに供給する。
【0072】また、フリップフロップ回路81−dはセ
グメント選択線83からセグメントアドレス信号SGA
Dを受け、コントロール回路81−bに供給する。フリ
ップフロップ回路81−eはワード線選択線84からワ
ード線アドレス信号WLADを受け、コントロール回路
81−bに供給する。これらフリップフロップ回路81
−d、81−eには、ツリー構造のクロックライン82
を介してクロック信号CLKが供給される。コントロー
ル回路81−bは、セグメントアドレス信号SGAD及
びワード線アドレス信号WLADに応じてメモリセルア
レイ81−a及びデータバッファ81−cの動作を制御
する。
【0073】前記セグメント選択線83とワード線選択
線84はほぼ並行して配置され、これらは同等の配線長
を有している。これらセグメント選択線83とワード線
選択線84は隣接して配置されているため、容量結合を
有している。
【0074】そこで、ワード線選択線84の所定距離
間、例えば全長のほぼ1/4、2/4、3/4の位置に
は増幅器87−1、87−2、87−3が挿入接続され
る。これら増幅器87−1、87−2、87−3は、奇
数個、例えば1個のインバータ回路により構成されてい
る。また、セグメント選択線83の所定距離間、例えば
全長のほぼ1/2の位置には増幅器88が挿入接続され
る。この増幅器88は、偶数個、例えば2個のインバー
タ回路により構成されている。増幅器87−1、87−
2、87−3、及び88は、セグメント選択線83とワ
ード線選択線84間の容量結合を相殺し、信号遅延を低
減する。しかも、増幅器87−1、87−2、87−
3、及び88により、遅延時間の揺らぎを抑制できるた
め、各アドレス信号を高速に伝播できる。
【0075】一方、前記読み出しデータ線89と書き込
みデータ線90は、ほぼ並行して配置され、これらは同
等の配線長を有している。これら読み出しデータ線89
と書き込みデータ線90は隣接して配置されているた
め、容量結合を有している。
【0076】そこで、書き込みデータ線90の所定距離
間、例えば全長のほぼ1/2の位置に増幅器93が挿入
接続される。この増幅器93は、奇数個、例えば1個の
インバータ回路により構成されている。また、読み出し
データ線89には増幅器は挿入されていない。メモリマ
クロ81−1、81−2のデータバッファ81−cは増
幅器93の出力端より後方の書き込みデータ線90に接
続され、メモリマクロ81−3、81−4のデータバッ
ファ81−cは増幅器93の入力端より前方の書き込み
データ線90に接続される。
【0077】このように、書き込みデータ線90に増幅
器93を接続することにより、これらデータ線に伝播さ
れる信号の遅延時間、及び遅延時間の揺らぎを低減でき
る。したがって、書き込みデータ及び読み出しデータを
高速に伝播することができる。
【0078】さらに、第8の実施形態の特徴は、4つの
メモリマクロが互いに同期をとって動作することであ
る。各メモリマクロの動作タイミングは、ツリー構造の
クロックライン82により制御される。ツリー構造のク
ロックライン82を用いることにより、クロックライン
82の末端における信号の遅延時間のずれが殆んど生じ
ない。
【0079】一般に、局所的に配置された回路は、回路
相互を結ぶ配線の遅延が十分に小さい。このため、各回
路を非常に高速に動作させることができる。したがっ
て、高速動作を実現するために重要なことは、長い配線
に生じる信号の伝播遅延と、遅延時間の揺らぎを抑える
ことである。長い配線に伝播される信号とクロック信号
とのタイミングのずれが、フリップフロップ回路を高速
に動作させるための妨げになるからである。
【0080】しかし、第8の実施形態によれば、上記の
ように、アドレス信号が伝播されるセグメント選択線8
3とワード線選択線84、及びデータが伝播される読み
出しデータ線89、書き込みデータ線90に増幅器87
−1、87−2、87−3、88、93を配置すること
により、隣接する配線相互の容量結合を低減でき、信号
の遅延を減少できる。したがって、複数のメモリマクロ
を有する半導体メモリを高速に動作させることができ
る。
【0081】本発明は、上記各実施形態に限定されるも
のではなく、本発明の要旨を変えない範囲において種々
変形実施可能なことは勿論である。
【0082】
【発明の効果】以上、詳述したように本発明によれば、
チップ面積の増大及びコストの増加を抑えて配線に伝播
される信号の遅延を低減でき、高速動作が可能な半導体
装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す回路図。
【図2】図1に示す配線12のシミュレーション結果を
示す波形図。
【図3】図1に示す配線11のシミュレーション結果を
示す波形図。
【図4】本発明の第2の実施形態を示す回路図。
【図5】図4に示す配線12のシミュレーション結果を
示す波形図。
【図6】図4に示す配線11のシミュレーション結果を
示す波形図。
【図7】本発明の第3の実施形態を示す回路図。
【図8】本発明の第4の実施形態を示す回路図。
【図9】本発明の第5の実施形態を示す回路図。
【図10】本発明の第6の実施形態を示す回路図。
【図11】本発明の第7の実施形態を示す回路図。
【図12】本発明の第8の実施形態を示回路図。
【図13】一般的な隣接する2つの配線を示す回路図。
【図14】図13に示す回路のシミュレーション結果を
示す波形図。
【図15】配線の中間に2段のインバータ回路により構
成された増幅器を接続した場合を示す回路図。
【図16】図15に示す回路のシミュレーション結果を
示す波形図。
【符号の説明】
11、12…配線(信号配線)、 13、14…ドライバ、 15…増幅器、 20、21−1、21−2…増幅器、 30−1、30−2、31…増幅器、 32−1〜32−4…増幅器、 40−1、40−3…上位アドレス線、 40−2、40−4…下位アドレス線、 41−1〜41−4…ロウデコーダ、 42−1〜42−4…メモリセルアレイ、 40−5…復号用配線、 51−1〜51−4…復号回路、 60−1、60−3…読み出しデータ線、 60−2、60−4…書き込みデータ線、 61−1、61−2…増幅器、 64−1〜64−4…メモリセルアレイ、 81−1〜81−4…メモリマクロ、 83…セグメント選択線、 84…ワード線選択線、 87−1〜87−3、88、93…増幅器、 89…読み出しデータ線、 90…書き込みデータ線 100…半導体チップ。
フロントページの続き Fターム(参考) 5B015 HH01 HH03 JJ22 KA28 KB07 KB09 KB36 KB52 KB82 NN03 PP02 5F038 CD05 CD09 CD13 CD16 EZ20 5F064 BB03 BB07 BB12 EE08 EE14 EE16 EE42 EE43 EE46 HH12

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ほぼ並行に配線され、信号を伝播する複
    数の配線と、 前記複数の配線のうち、隣接する2つの配線の一方の配
    線に設けられ、その配線の所定距離間をほぼ1/n(n
    は2以上の整数)等分する少なくとも1つの位置に配置
    された奇数個のインバータ回路からなる第1の増幅器と
    を具備することを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記隣接する2つの配線の他方の配線に
    設けられ、その配線の所定距離間をほぼ1/n(nは2
    以上の整数)等分する少なくとも1つの位置に配置され
    た偶数個のインバータ回路からなる第2の増幅器をさら
    に具備することを特徴とする請求項1記載の半導体装
    置。
  3. 【請求項3】 前記各配線は、寄生容量を有し、各配線
    の相互間には、寄生配線間容量を有することを特徴とす
    る請求項1又は2記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記隣接する2つの配線の他方の配線に
    設けられ、前記他方の配線を駆動する第1のドライバ
    と、 前記隣接する2つの配線の一方の配線に設けられ、前記
    一方の配線を駆動する前記第1のドライバの1/nの電
    流駆動能力を有する第2のドライバとを具備し、 前記第1の増幅器は、少なくとも1/nの電流駆動能力
    を有することを特徴とする請求項1又は2記載の半導体
    装置。
  5. 【請求項5】 それぞれ複数のメモリセルを有する第
    1、第2のメモリセルアレイと、 互いにほぼ並行して配置され、前記第1、第2のメモリ
    セルアレイのメモリセルを選択するアドレス信号を伝播
    する複数のアドレス配線と、 前記第1、第2のメモリセルアレイに対応して配置さ
    れ、前記アドレス配線に伝播されるアドレス信号に応じ
    て前記メモリセルを選択する第1、第2のデコーダと、 前記複数のアドレス配線のうち、隣接する2つのアドレ
    ス配線の一方に設けられ、そのアドレス配線の所定距離
    間をほぼ1/n(nは2以上の整数)等分する少なくと
    も1つの位置に配置された奇数個のインバータ回路から
    なる第1の増幅器とを具備することを特徴とする半導体
    装置。
  6. 【請求項6】 前記各アドレス配線は、寄生容量を有
    し、各アドレス配線の相互間には、寄生配線間容量を有
    することを特徴とする請求項5記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】 前記隣接する2つのアドレス配線の他方
    のアドレス配線に設けられ、前記他方のアドレス配線を
    駆動する第1のドライバと、 前記隣接する2つのアドレス配線の一方のアドレス配線
    に設けられ、前記一方のアドレス配線を駆動する前記第
    1のドライバの1/nの電流駆動能力を有する第2のド
    ライバとを具備し、 前記第1の増幅器は、少なくとも1/nの電流駆動能力
    を有することを特徴とする請求項5又は6記載の半導体
    装置。
  8. 【請求項8】 前記隣接する2つのアドレス配線の他方
    に設けられ、そのアドレス配線の所定距離間をほぼ1/
    n(nは2以上の整数)等分する少なくとも1つの位置
    に配置された偶数個のインバータ回路からなる第2の増
    幅器をさらに具備することを特徴とする請求項5記載の
    半導体装置。
  9. 【請求項9】 前記第1のデコーダの入力端は、前記第
    1の増幅器の入力側に位置する前記一方のアドレス配線
    に接続され、前記第2のデコーダの入力端は前記第1の
    増幅器の出力側に位置する前記一方のアドレス配線に接
    続されることを特徴とする請求項5記載の半導体装置。
  10. 【請求項10】 前記他方のアドレス配線に隣接して配
    置された復号用配線と、 前記復号用配線の所定距離間をほぼ1/n(nは2以上
    の整数)等分する少なくとも1つの位置に配置された奇
    数個のインバータ回路からなる第3の増幅器と、 各出力端が前記第1、第2のデコーダの入力端に接続さ
    れた第1、第2の復号回路とをさらに具備し、 前記第1の復号回路の入力端は前記第1、第3の増幅器
    の入力側に位置する前記一方のアドレス配線及び前記復
    号用配線に接続され、前記第2の復号回路の入力端は前
    記第1、第3の増幅器の出力側に位置する前記一方のア
    ドレス配線及び前記復号用配線に接続されることを特徴
    とする請求項9記載の半導体装置。
  11. 【請求項11】 それぞれ複数のメモリセルを有する第
    1、第2のメモリセルアレイと、 前記第1、第2のメモリセルアレイから読み出されたデ
    ータを伝播する第1のデータ線と、 前記第1のデータ線にほぼ並行して配置され、前記第
    1、第2のメモリセルアレイに書き込むデータを伝播す
    る第2のデータ線と、 前記第1のデータ線を前記第1、第2のメモリセルアレ
    イにそれぞれ接続する第1、第2のスイッチと、 前記第2のデータ線を前記第1、第2のメモリセルアレ
    イにそれぞれ接続する第3、第4のスイッチと、 前記第2のデータ線の所定距離間をほぼ1/n(nは2
    以上の整数)等分する少なくとも1つの位置に配置さ
    れ、奇数個のインバータ回路により構成された増幅器と
    を具備し、 前記第1のスイッチは前記増幅器の入力側に接続され、
    前記第3のスイッチは前記増幅器の出力側に接続される
    ことを特徴とする半導体装置。
  12. 【請求項12】 半導体チップ上に配置され、それぞれ
    メモリセルアレイを有する複数のメモリマクロと、 前記複数のメモリマクロに共有される第1のアドレス配
    線と、 前記第1のアドレス配線にほぼ並行して配置された第2
    のアドレス配線と、 前記第1のアドレス配線の所定距離間をほぼ1/n(n
    は2以上の整数)等分する少なくとも1つの位置に配置
    された奇数個のインバータ回路からなる第1の増幅器と
    を具備することを特徴とする半導体装置。
  13. 【請求項13】 前記第2のアドレス配線の所定距離間
    をほぼ1/n(nは2以上の整数)等分する少なくとも
    1つの位置に配置された偶数個のインバータ回路からな
    る第2の増幅器をさらに具備することを特徴とする請求
    項12記載の半導体記憶装置。
  14. 【請求項14】 前記複数のメモリマクロに共有され、
    各メモリマクロから読み出されたデータを伝播する第1
    のデータ配線と、 前記第1のデータ配線にほぼ並行して配置され、前記各
    メモリマクロへ書き込みデータを伝播する第2のデータ
    線と、 前記第2のデータ線の所定距離間をほぼ1/n(nは2
    以上の整数)等分する少なくとも1つの位置に配置され
    た奇数個のインバータ回路からなる第3の増幅器とをさ
    らに具備することを特徴とする請求項13記載の半導体
    記憶装置。
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