JP2003126341A - スロットマシン - Google Patents

スロットマシン

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JP2003126341A
JP2003126341A JP2001331587A JP2001331587A JP2003126341A JP 2003126341 A JP2003126341 A JP 2003126341A JP 2001331587 A JP2001331587 A JP 2001331587A JP 2001331587 A JP2001331587 A JP 2001331587A JP 2003126341 A JP2003126341 A JP 2003126341A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技媒体のいわゆる飲み込みを防止出来るス
ロットマシンを提供すること。 【解決手段】 遊技媒体投入口から投入されて流下通路
を流下する遊技媒体の検出中において、ゲーム開始手段
のゲーム開始操作を無効にするゲーム開始操作無効手段
を備えることで、ゲーム開始操作よりも遊技媒体検出手
段による遊技媒体の検出が優位とされるため、前記遊技
媒体検出手段に到達した遊技媒体の検出が無効とされる
ことによる、いわゆる遊技媒体の飲み込みが防止され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示状態を変化さ
せることが可能な可変表示装置の表示結果に応じて所定
の入賞が発生可能なスロットマシンに関し、特には投入
された遊技媒体のいわゆる飲み込みを防止することが出
来るスロットマシンに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のスロットマシンは、一般的に例
えば図20に示されるように、賭数を設定する際に使用
する遊技媒体としてのメダルを投入可能なメダル投入口
から投入されたメダルの流下通路R01、R02を構成
する投入メダルセレクタ01が前面扉の裏面におけるメ
ダル投入口の下方に設けられており、投入された真正な
メダルは図示しない筐体内に導かれ、真正なメダルとは
外径等が異なる偽メダルは返却されるようになってい
る。
【0003】このような投入メダルセレクタ01は、前
記流下通路R01、R02を流下するメダルの真偽を判
別するメダル判別手段03と、該メダル判別手段により
真正と判別されたメダルを検出するメダル検出手段04
と、流下通路R02におけるメダル判別手段03と前記
メダル検出手段04との間に位置し、ゲーム開始手段に
おけるゲームの開始要求の受付けに基づいて、メダル判
別手段03により真正と判別されたメダルを遊技者に返
却するために流下通路R2から排出するメダル排出手段
05と、がそれぞれ設けられており、これらメダル検出
手段やメダル排出手段の制御を行う制御部は、ゲーム開
始手段におけるゲームの開始要求の受け付けに基づいて
ゲーム開始処理を実施した後における種々の不正行為を
防止する目的で、ゲーム開始手段におけるゲームの開始
要求の受付けに基づいてメダル検出手段04におけるメ
ダルの検出を無効として、ゲーム開始中において賭数の
設定処理等が実施されないようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなスロットマシンにおいては、メダル投入口からメ
ダル検出手段04まで所定距離あり、メダルが投入され
てから検出されるまでに所定時間要するため、遊技者が
メダルを投入するとほぼ同時か、早いタイミングでゲー
ム開始手段を操作すると、いわゆるメダルの飲み込みや
メダル詰まりが発生するといった問題があった。
【0005】すなわち、ゲーム開始手段が操作された時
点でメダル排出手段05とメダル検出手段04との間を
流下中のメダルがあり、このメダルがメダル検出手段0
4に達して検出されていてもその検出が完全に終了され
ていない場合、ゲーム開始手段の操作に基づくゲーム開
始処理が優先されるようになっていたため、前述したよ
うに制御部によるメダルの検出が無効とされてしまい、
メダル検出手段04を通過したにもかかわらず賭数やク
レジットに加算されずに、筐体内に設けられたホッパー
タンク等に取り込まれてしまうことがあった。
【0006】この現象を図21に示されるタイミングチ
ャートに基づいて具体的に説明すると、まず、前回のゲ
ームが終了した時点(Td1)において、前記制御部
は、投入メダル検出手段04によるメダルの検出を有効
にし、メダルの投入による賭数の設定を受け付ける状態
とする。また、この状態においては賭数が設定されてお
らず、ゲームを開始することは出来ないため、ゲーム開
始手段からのスタート操作を無効としている。
【0007】Td1から所定時間経過後のTd2の時点
で投入された1枚目のメダルが投入メダル検出手段04
により検出され、投入メダル検出手段04からのメダル
検出信号の受信が終了した時点(Td3)において、賭
数の加算処理を実施する。これによりゲームを開始する
ことが可能な状況となるため、スタート操作を有効とす
る。
【0008】次いで2枚目のメダルが投入メダル検出手
段04により検出された時点(Td4)から、この検出
が終了する時点(Td5)を経て、3枚目のメダルが投
入メダル検出手段04により検出される時点(Td6)
までの間はスタート操作は有効のままとされる。
【0009】そして、3枚目のメダルが投入メダル検出
手段04により検出された時点(Td6)からこのメダ
ル検出信号の受信が終了する時点(Td8)までの間の
例えば所定時点(Td7)において、遊技者によりゲー
ム開始手段が操作されてスタート信号が出力された場合
にあっては、スタート操作は有効とされているため、こ
の時点(Td7)でスタート信号の出力に基づいてメダ
ル検出手段04によるメダル検出を無効とし、ゲームを
開始してしまう。
【0010】すなわち、メダル検出中である時点(Td
7)においてゲーム開始手段からのゲーム開始要求があ
った場合にはこれが受け付けられて投入メダル検出手段
04によるメダルの検出が無効とされてしまうため、投
入メダル検出手段04を通過中である検出中のメダル
は、すでにメダル排出手段05を通過してしまっている
ので、遊技者に対してメダルが返却されることなく、し
かも賭数もしくはクレジットとして加算されずに筐体内
部のホッパータンク内に取り込まれてしまい、いわゆる
飲み込みが発生するのである。
【0011】また、メダルがメダル排出手段05を通過
中である場合において、メダル排出手段05によるメダ
ルの排出が上手く行われずにメダルが挟まる等してメダ
ル詰まりが発生することがあった。
【0012】本発明は、このような問題点に着目してな
されたものであり、遊技媒体のいわゆる飲み込みを防止
出来るスロットマシンを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のスロットマシンは、1ゲームに対して賭数
を設定することによりゲームが開始可能となるととも
に、表示状態を変化させることが可能な可変表示装置の
表示結果が導出表示されることにより1ゲームが終了
し、該可変表示装置の表示結果に応じて所定の入賞が発
生可能なスロットマシンであって、前記賭数を設定する
ための遊技媒体を投入可能な遊技媒体投入口と、該遊技
媒体投入口から投入された遊技媒体が流下する流下通路
と、該流下通路を流下する前記遊技媒体の真偽を判別す
る遊技媒体判別手段と、該遊技媒体判別手段により真正
と判別された前記遊技媒体を検出する遊技媒体検出手段
と、前記ゲームの開始を要求するためのゲーム開始手段
と、該ゲーム開始手段における前記ゲームの開始要求の
受付けに基づき、前記遊技媒体検出手段における前記遊
技媒体の検出を無効とする遊技媒体検出無効手段と、前
記遊技媒体検出手段における前記遊技媒体の検出中にお
いて、前記ゲーム開始手段のゲーム開始操作に基づくゲ
ーム開始処理の実施を無効にするゲーム開始操作無効手
段と、を備えることを特徴としている。この特徴によれ
ば、遊技媒体検出手段による遊技媒体の検出中において
ゲーム開始手段のゲーム開始操作があった場合でも、該
ゲーム開始手段の操作に基づくゲーム開始処理の実施が
無効とされることにより、前記ゲーム開始処理の実施よ
りも遊技媒体検出手段による遊技媒体の検出が優位とさ
れるため、前記遊技媒体検出手段に到達した遊技媒体の
検出が遊技媒体検出無効手段によって無効とされること
による、いわゆる遊技媒体の飲み込みが防止される。
【0014】本発明のスロットマシンは、1ゲームに対
して賭数を設定することによりゲームが開始可能となる
とともに、表示状態を変化させることが可能な可変表示
装置の表示結果が導出表示されることにより1ゲームが
終了し、該可変表示装置の表示結果に応じて所定の入賞
が発生可能なスロットマシンであって、前記賭数を設定
するための遊技媒体を投入可能な遊技媒体投入口と、該
遊技媒体投入口から投入された遊技媒体が流下する流下
通路と、該流下通路を流下する前記遊技媒体の真偽を判
別する遊技媒体判別手段と、該遊技媒体判別手段により
真正と判別された前記遊技媒体を検出する遊技媒体検出
手段と、前記ゲームの開始を要求するためのゲーム開始
手段と、該ゲーム開始手段における前記ゲームの開始要
求の受付けに基づき、前記遊技媒体検出手段における前
記遊技媒体の検出を無効とする遊技媒体検出無効手段
と、前記遊技媒体検出手段における前記遊技媒体の検出
中において、前記ゲーム開始手段のゲーム開始操作に基
づくゲーム開始処理の実施を所定時点まで留保するゲー
ム開始操作留保手段と、を備えることを特徴としてい
る。この特徴によれば、遊技媒体検出手段による遊技媒
体の検出中においてゲーム開始手段のゲーム開始操作が
あった場合でも、該ゲーム開始手段の操作に基づくゲー
ム開始処理の実施が所定時点まで留保されることによ
り、遊技媒体検出手段による遊技媒体の検出よりも前記
ゲーム開始処理の実施が優位とされていても、前記遊技
媒体検出手段に到達した遊技媒体の検出が遊技媒体検出
無効手段によって無効とされることによる、いわゆる遊
技媒体の飲み込みが防止される。
【0015】本発明のスロットマシンは、前記所定時点
は、前記遊技媒体検出手段における前記遊技媒体の検出
が終了した時点であることが好ましい。このようにすれ
ば、ゲーム開始手段のゲーム開始操作がなされた時点か
らゲーム開始処理が実施されるまでの時間を最小限とす
ることが出来る。
【0016】本発明のスロットマシンは、前記流下通路
における所定位置には、前記ゲーム開始手段における前
記ゲームの開始要求の受付けに基づいて、前記遊技媒体
判別手段により真正と判別された前記遊技媒体を前記流
下通路から強制的に排出させる遊技媒体排出手段が設け
られていることが好ましい。このようにすれば、ゲーム
開始手段のゲーム開始操作がなされた時点で遊技媒体検
出手段に到達していない遊技媒体を、前記遊技媒体検出
手段により検出させることなく、確実に排出することが
出来る。
【0017】本発明のスロットマシンは、前記遊技媒体
検出手段は、前記流下通路における上方もしくは下方に
設けられているとともに、前記流下通路を挟んで前記遊
技媒体検出手段と対向する箇所には、前記遊技媒体検出
手段とは別個の補助遊技媒体検出手段が、前記遊技媒体
検出手段において検出中の前記遊技媒体を検出可能に設
けられていることが好ましい。このようにすれば、遊技
媒体を上下の遊技媒体検出手段で同時に検出させること
により、遊技媒体の流下方向に向けて検出させることが
出来、かつ、流下方向と反対側に引き出す際には検出さ
れないような不正手段を用いた不正行為を効果的に防止
出来る。
【0018】本発明のスロットマシンは、前記遊技媒体
検出手段は、前記流下通路の流路方向に向かって並設さ
れる2つの検出センサからなることが好ましい。このよ
うにすれば、遊技媒体検出手段により検出させた遊技媒
体を糸等により引き戻して再度検出させる等の不正行為
を効果的に防止出来る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0020】まず、本発明の実施例を図面を用いて説明
すると、図1には、本発明が適用された遊技機の一例で
あるスロットマシンの全体正面図、図2及び図3にはス
ロットマシン1の内部構造図がそれぞれ示されている。
スロットマシン1は、前面が開口する筐体2aと、この
筺体2aの側端に回動自在に枢支された前面扉2bとか
ら構成されており、前面扉2bの裏面に設けられた施錠
装置3(図3参照)の鍵穴3aに挿入した所定のキーを
時計回り方向に回動操作することにより施錠が解除され
て前面扉2bを開放することができるようになってい
る。
【0021】前面扉2bの前面上部には上部飾り枠4が
設けられており、略逆台形状の上部には遊技効果ランプ
部41、入賞図柄説明パネル5、液晶表示部15がそれ
ぞれ設けられており、略楕円形状の中央部には、遊技パ
ネル6や各種表示部が設けられている。上部飾り枠4の
下部は遊技パネル6から前方に突出するように形成され
ており、この突出部にはメダル投入部34や各種操作ボ
タン35、36a、36b、37、40L、40C、4
0R、及びスタートレバー38等が設けられている。ま
た、上部飾り枠4の中央部の周囲及び下部の左右側に
は、遊技効果ランプ部42〜45がそれぞれ設けられて
いる。
【0022】上部飾り枠4の下方には下部飾り枠7が設
けられており、この枠内にはスロットマシン1の機種名
称等が描かれたタイトルパネル8が設けられている。さ
らに下部飾り枠7の下方には、遊技媒体の一例となるメ
ダルが払出されるメダル払出穴9が設けられているとと
もに、端部に灰皿10が設けられたメダル受皿11が設
けられている。
【0023】上部飾り枠4の上部左右側には、内部に設
けられる高音用のスピーカ136a、136b(図3、
図4参照)から出力される音を放音する放音部12a、
12bがそれぞれ設けられているとともに、メダル払出
穴9の側方には、内部に設けられる低音用のスピーカ1
37(図3、図4参照)から出力される音を放音する放
音部13が設けられており、これら放音部12a、12
b、13からは、各スピーカ136a、136b、13
7から出力される演出効果を高めるための音声やメロデ
ィ等の効果音が放音されるようになっている。
【0024】遊技パネル6には、スロットマシン1の筐
体2aに内設されたリール51L、51C、51Rを透
視可能な透視窓14と、透視窓14の上方に位置する小
役告知表示部20a、20b、20cと、透視窓14の
左側に位置する1枚賭け表示部21、2枚賭け表示部2
2、23、3枚賭け表示部24、25と、透視窓14の
右側に位置するゲームオーバー表示部26、リプレイ表
示部27、ウェイト表示部28、スタート表示部29、
投入指示表示部30と、透視窓14の下側に位置するク
レジット表示部31、ゲーム回数表示部32、ペイアウ
ト表示部33と、がそれぞれ設けられている。
【0025】1枚賭け表示部21、2枚賭け表示部2
2、23、3枚賭け表示部24、25は遊技者がゲーム
に賭けた賭数を表示し、1枚賭け表示部21の内部には
1枚賭けランプ112が、2枚賭け表示部22、23の
内部には2枚賭けランプ113、114、3枚賭け表示
部24、25の内部には3枚賭けランプ115、116
がそれぞれ内蔵されている(図4参照)。各枚賭け表示
部21〜25は、図のように透視窓14に描かれた5つ
の入賞ラインL1、L2、L2’、L3、L3’のいず
れかと対応しており、賭数に応じて有効化された入賞ラ
インL1、L2、L2’、L3、L3’を識別可能に報
知する有効ライン表示部と兼用されている。
【0026】遊技パネル6における透視窓14の上部に
設けられた小役告知表示部20a〜20cには、各々異
なる入賞図柄が1つずつ描かれている。これら小役告知
表示部20a〜20cは、所定の小役入賞を発生させる
ことがスロットマシン1の制御部により許容されている
こと、すなわち、所定の小役入賞が内部当選しているこ
とを、その小役入賞に対応する入賞図柄が描かれた小役
告知表示部20a〜20cの内部に内蔵された小役告知
ランプ140a〜140c(図4参照)を点灯させるこ
とによって告知するための表示部であり、所定の条件が
成立している場合に限り機能する。
【0027】ゲームオーバー表示部26は、後述するビ
ッグボーナスが終了することにより打ち止め状態となっ
た場合、及び何らかのエラーが発生して遊技を進行させ
ることができない状態となった場合に、その内部に内蔵
されたゲームオーバーランプ117(図4参照)が点灯
する。リプレイ表示部27は、リプレイ入賞が発生した
場合に、その内部に内蔵されたリプレイランプ119
(図4参照)が点灯する。スタート表示部29は、賭数
が設定されることによりスタート操作をすることが可能
となった場合に、その内部に内蔵されたスタートランプ
118(図4参照)が点灯し、有効なスタート操作が検
出されることにより消灯する。投入指示表示部30は、
メダルを受付可能な状態である場合に、その内部に内蔵
された投入指示ランプ111(図4参照)が点滅し、最
大の賭数が設定され、かつ、クレジット数が予め定めら
れた上限値に達した場合、ゲームが開始された場合等に
消灯する。
【0028】ウェイト表示部28は、ウェイトタイム中
にスタート操作が検出された場合に、その内部に内蔵さ
れたウェイトランプ139(図4参照)が点灯し、ウェ
イトタイムが経過した後に消灯する。ウェイトタイム
は、ゲームがあまりに速く進行しすぎてしまうことを規
制するために設定されたゲーム進行規制期間であり、こ
のウェイトタイム中にスタート操作が検出されると、ウ
ェイトタイムが経過した後にリールが始動するように設
定されている。従って、十分な時間間隔を空けてゲーム
を進行する場合にはスタートレバー38の操作時にゲー
ムの進行が規制されることはないが、短時間でゲームを
進行しようとする場合にはウェイトタイムによってゲー
ムの進行が一時的に規制され、ウェイトタイムが経過す
るまでの間リールの始動待ち状態となる。
【0029】なお、このスロットマシン1では、前回の
ゲームでリールの回転が開始した時点を基準として、例
えば4.1秒のゲーム進行規制期間が設定されており、
前回のゲームでリールの回転が開始された時点から4.
1秒が経過する前に、今回のスタート操作が検出された
場合、ゲーム進行規制期間が経過した後にリールの回転
が開始される。
【0030】クレジット表示部31は、クレジット数が
表示される。クレジットとは、遊技者所有の有価価値と
してスロットマシン1内部の記憶部に記憶されているメ
ダル数であり、メダル投入口へのメダルの投入、及び払
出しのある入賞の発生等によって加算更新され、賭数を
設定したり、精算操作に基づいてメダルを払出したりす
ることによって減算更新される。このスロットマシン1
では、クレジットとして記憶可能な価値の上限値が最大
でメダル50枚分とされており、この上限値(メダル5
0枚)に達した場合には投入指示表示部30が消灯す
る。そして、上限値を越えるクレジットの加算更新の要
求が発生した場合にはその上限を越えるメダルがメダル
払出穴9から払出される。
【0031】ゲーム回数表示部32は、ビッグボーナス
中のレギュラーボーナス入賞状況や、レギュラーボーナ
ス中の入賞回数等を表示し、特にビッグボーナスが終了
して打ち止め状態となった際には「END」という文字
を表示して、遊技者に打ち止め状態である旨を報知す
る。さらにゲーム回数表示部32は、スロットマシン1
に発生した各種の異常を表示するエラー表示器としても
機能する。例えば、制御部により検出される異常種別に
は、「払出しすべきメダルの不足状態」、「メダル詰ま
り」、「払出条件が成立していないにも拘わらず入賞図
柄の組み合わせが導出表示されたこと」等がある。これ
らの異常が制御部により検出された場合、その異常種別
を特定可能なエラーコードが「E−1」や「E−2」等
の態様により表示される。
【0032】遊技パネル6から前面側に突出するように
形成された上部飾り枠4の下部上面右側には、メダル投
入口が形成されたメダル投入部34が設けられていると
ともに、左側には精算ボタン37、1枚BETボタン3
6a、MAXBETボタン36bがそれぞれ設けられて
いる。
【0033】1枚BETボタン36aは、1クレジット
を賭ける際に押圧するボタンであり、MAXBETボタ
ン36bは、1ゲームにおいて許容される賭数の最大数
(本実施例ではメダル3枚分)をクレジットに記憶され
ている範囲内でゲームに賭ける際に押圧するボタンであ
る。1枚BETボタン36aの内部にはBETボタンラ
ンプ121aが、また、MAXBETボタン36bの内
部にはBETボタンランプ121bがそれぞれ内蔵され
ており(図4参照)、これらのBETボタンランプ12
1a、121bは、対応するBETボタンが押圧されて
賭数を設定可能な状態にある場合に点灯し、賭数を設定
不可能な状態の場合に消灯する。
【0034】精算ボタン37は、記憶部に記憶されてい
るクレジットの精算操作をする際に押圧するボタンであ
り、この精算ボタン37の押圧操作に伴い、クレジット
表示部31に表示されているクレジット数が0になるま
で減算更新されるとともに、クレジット相当数のメダル
がメダル払出穴9から払出されるようになっている。
【0035】上部飾り枠4の下部における前側面には、
スタートレバー38、ストップボタン40L、40C、
40R、メダル詰まり解除ボタン35がそれぞれ設けら
れている。スタートレバー38は、ゲームを開始する際
に操作するレバーであり、賭数の設定終了後においてス
タートレバー38を操作することにより各リール51
L、51C、51Rの回転が開始される。
【0036】各ストップボタン40L、40C、40R
は、ゲームが開始した後にリール51L、51C、51
Rの回転を停止させる際に操作するボタンであり、スト
ップボタン40Lの内部には操作有効ランプ122L
が、ストップボタン40Cの内部には操作有効ランプ1
22Cが、ストップボタン40Rの内部には操作有効ラ
ンプ122Rが内蔵されている(図4参照)。これら操
作有効ランプ122L、122C、122Rは、対応す
るストップボタン40L、40C、40Rの操作が有効
である場合に点灯し、操作が無効である場合に消灯す
る。また、ストップボタン40L、40C、40Rが配
列されたストップボタンユニット39は、ビッグボーナ
ス入賞やレギュラーボーナス入賞の内部当選フラグが設
定されている場合に、その内部に内蔵されたボーナス告
知ランプ120(図4参照)が点灯する。
【0037】メダル詰まり解除ボタン35は、メダル投
入部34に投入されたメダルが内部で詰まった場合に、
これを解消させる際に操作するボタンである。
【0038】図2に示すように、筐体2a内略中央部に
は、複数種の図柄が印刷された透光性を有する帯状のリ
ールシートが外周に巻回されたリール51L、51C、
51R(ゲームの進行を実行するために用いるゲーム用
リール)を有するリールユニット52からなる可変表示
装置50が設けられている。それぞれのリール51L、
51C、51Rは、各々に対応して設けられたステッピ
ングモータからなるリールモータ54L、54C、54
Rによりそれぞれ独立して縦方向に回転(駆動)、停止
するように構成されており、各リール51L、51C、
51Rが回転することにより、表示窓14には前記各種
図柄が連続的に変化しつつ表示すようになっている。
【0039】横方向に並設されたリール51Lとリール
51Cとの間、及びリール51Cとリール51Rとの間
には各リール間を閉塞する円弧状のリール間隠蔽部材5
3が設けられており、各リール間から内部が見えないよ
うになっている。透視窓14のうち、リール間隠蔽部材
53によって視界が仕切られることによって分割される
3つの領域、すなわち、各リールが視認できる3つの領
域部分を、各リールに対応させて左可変表示部、中可変
表示部、右可変表示部(領域)と呼ぶ。
【0040】透視窓14の各可変表示部からは、各リー
ルに描かれた複数の図柄のうち、連続する3つの図柄が
上段、中段、下段の位置に表示されるとともに、上段の
上方部分には間もなく上段の位置に現れる図柄の一部
が、下段の下方部分には間もなく可変表示部の下に隠れ
て見えなくなる図柄の一部がそれぞれ表示される。
【0041】各リール51L、51C、51R内には各
リールの基準位置を検出するリールセンサ56が設けら
れており、このリールセンサ56により所定の図柄の停
止位置を導出できるようになっているとともに、各リー
ル51L、51C、51Rにおける特定の表示領域
(上、中、下段の表示領域)を裏面から個別に照射可能
な複数のリールランプ55がそれぞれ上、中、下段に設
けられており、これら各リールランプ55は、通常時に
おいて透視窓14に表示される各図柄を目立たせるよう
に後方から点灯するバックライトとして機能するように
なっている。
【0042】筐体2aの背板85の上部前面には、後述
するように主に遊技の進行を制御する制御部210や各
種回路が設けられた遊技制御基板200が収納された収
納ケース500が、取外し不能に固定されている。ま
た、可変表示装置50を構成するリールユニット52に
おける前方からみて右側の側板の内面上部には後述する
リール中継基板203が、また、その下部には後述する
リールランプ中継基板204がそれぞれ取り付けられて
いる。
【0043】筐体2aを前面側からみて右側の側板87
の内面におけるリールユニット52の側方位置には、後
述する外部出力基板205が取り付けられている。
【0044】リールユニット52の下方には、メダル投
入部34から投入されたメダルを貯留するホッパータン
ク57が、筐体2aを構成する下板上面に固設された案
内レール58を介して前方に引出し可能に配設されてい
る。また、ホッパータンク57の右側にはホッパータン
ク57からオーバーフローしたメダルが貯留されるオー
バーフロータンク59が設けられている。このオーバー
フロータンク59内にはメダルを検出可能な満タンセン
サ60が設けられており、内部に貯留されたメダル貯留
量が所定量以上となったことを報知できるようになって
いる。
【0045】ホッパータンク57の下方部分にはホッパ
ーモータ62が設けられており、このホッパーモータ6
2が回転することによりホッパータンク57内のメダル
がメダル排出口63から排出される。排出されたメダル
は、メダル排出口63の近傍に設けられる払出しメダル
センサ61により検出された後、後述する返却メダル流
路73を介してメダル払出穴9よりメダル受皿11まで
払い出される。なお、ホッパーモータ62は、払出しメ
ダルセンサ61により所定枚数の払出メダルが検出され
た時点で停止するように制御されている。
【0046】ホッパータンク57の側部には、メイン電
源をON/OFFするメインスイッチ部65と、ビッグ
ボーナスの終了時や遊技中にエラーが生じた場合等にお
いて再びゲームを続行可能な状態にリセットするための
第2リセットボタン66と、入賞確率を変更可能とする
設定ボタン67と、自動精算機能をON/OFFする自
動精算選択スイッチ部68と、自動打止め機能をON/
OFFする打止め選択スイッチ部69と、遊技場の管理
者等が所持する特定のキーを挿入した状態で所定の操作
を行うことで前記設定ボタン67の操作を可能、不可と
する設定キー挿入部70と、が前面に設けられた電源ユ
ニット64が配設されている。
【0047】入賞確率は、本実施例では、予め定められ
た入賞確率の値を6つのパターンの設定値として記憶し
ており、これを上記設定ボタン67を操作することによ
り任意に選択することで、入賞確率の異なる遊技を行う
ことが可能となる。
【0048】図3に示すように、前面扉2bの裏面略中
央部には、メダル投入部34から投入されたメダルをホ
ッパータンク57に導く流下通路を構成する投入メダル
セレクタ71が固設されている。この投入メダルセレク
タ71の上流側には偽メダル排出部72が設けられてお
り、大きさや厚みが真正メダルと異なる偽メダルは、投
入メダルセレクタ71の下方に設けられる返却メダル流
路73の上部投入口に排出され、メダル払出穴9を介し
てメダル受皿11に返却されるようになっている。
【0049】偽メダル排出部72の下流側には、流下す
るメダル流路を選択的に切替可能とする流路切替ソレノ
イド107が設けられている。通常時において流路切替
ソレノイド107は励磁されており、流下するメダルは
流路を切り替えられることなく流下し、その下流側に設
けられた遊技媒体検出手段としての投入メダルセンサ1
06a、106b、及び補助検出手段としての投入メダ
ルセンサ106cにより検出された後、ホッパータンク
57内に貯留されるようになっている。そして、例えば
スタートレバー38が操作されることによりリール51
L、51C、51Rが回転してゲームが開始されている
場合や、クレジット数が50に達している場合、または
遊技者にメダルが払出されている場合において流路切替
ソレノイド107の励磁が解除されて流路が切替わり、
メダルは返却流路を経て返却メダル流路73に導かれる
ようになっている。なお、この投入メダルセレクタ71
の詳細に関しては後述することとする。
【0050】前面扉2bの裏面上部には、遊技に関連す
る所定の演出を制御する制御部230や各種回路等が設
けられている演出制御基板201が収納された収納ケー
ス550が取外し不能に固定されている。
【0051】収納ケース550の左右側には、高音用の
スピーカ136a、136bが前述した放音部12a、
12bにそれぞれ臨むように固設されているとともに、
前面扉2bにおける下部所定箇所裏面側には、低音用の
スピーカ137が放音部13に臨むように固設されてお
り、例えばメダルのメダル投入部34への投入、スター
トレバー38の操作、ストップボタン40L、40C、
40Rの操作等、遊技中において各種動作がなされた場
合や、特定の図柄の組み合わせが有効化された有効ライ
ン上に揃って表示されて所定の入賞条件が成立した場
合、あるいはビッグボーナスやレギュラーボーナスが実
行されている場合等の各種遊技状態において、該遊技状
態に対応する所定の遊技効果音等が各スピーカ136
a、136b、137から出力されるようになってい
る。
【0052】次に、遊技者が遊技(ゲーム)を行うため
の操作や、該操作に伴う各種装置の作動状況を説明す
る。
【0053】ゲームを開始する場合は、遊技者はまず投
入指示ランプ111が点灯または点滅している時に、メ
ダルやクレジットを使用して所望の大きさの有価価値を
賭けて所望の大きさの賭数を設定する。賭数は、メダル
をメダル投入部34から投入するか、あるいはクレジッ
トを使用することにより設定できるようになっている。
クレジットを使用するにはMAXBETボタン36b、
または1枚BETボタン36aを押圧すればよく、MA
XBETボタン36bが押圧されるとクレジット表示部
31に表示されたクレジット数が、本実施例で1ゲーム
において許容される賭数の最大数である「3」だけ減算
表示されてメダル3枚分の賭数が設定され、また、1枚
BETボタン36aが押圧されるとクレジット表示部3
1に表示されているクレジット数が「1」だけ減算表示
されてメダル1枚分の賭数が設定される。なお、クレジ
ット表示部31に表示されるクレジット数が3に満たな
い場合、設定可能な賭数の範囲はそのクレジット数の範
囲内に限られる。
【0054】遊技者により1枚のメダルがメダル投入部
34から投入されるか、1枚BETボタン36aが押圧
操作されると賭数が「1」に設定されるとともに、中段
の横1列の入賞ラインL1が有効となり、この入賞ライ
ンL1が有効となった旨を示す1枚賭けランプ112
(図4参照)が点灯する。続けて2枚目のメダルがメダ
ル投入部34から投入されるか、1枚BETボタン36
aが2回押圧操作されると賭数が「2」に設定され、
上、中、下段の横3列の入賞ラインL1、L2、L2’
が有効となり、これらの入賞ラインL1、L2、L2’
が有効となった旨を示す1枚賭けランプ112、2枚賭
けランプ113、114が点灯する。続けて3枚目のメ
ダルがメダル投入部34から投入されるか、1枚BET
ボタン36aが3回押圧操作されるか、あるいはMAX
BETボタン36bが押圧されると賭数が「3」に設定
され、上、中、下段の横3列の入賞ラインL1、L2、
L2’及び斜め対角線上2列の入賞ラインL3、L3’
が有効となり、これらの入賞ラインL1、L2、L
2’、L3、L3’が有効となった旨を示す1枚賭けラ
ンプ112、2枚賭けランプ113、114、3枚賭け
ランプ115、116が点灯する。なお、賭数が最大数
である「3」に設定された場合には、それを越える賭数
を設定することはできないためBETボタンランプ12
1a、121bは消灯する。
【0055】そして上記のように少なくとも最小数であ
る「1」の賭数が設定された時点でスタートレバー38
の操作が有効に受付けられる状態、すなわち、ゲームが
開始可能な状態となり、このスタートレバー38の操作
が有効に受付けられる状態になった旨を示すスタートラ
ンプ118が点灯される。
【0056】なお、このようなメダルやクレジット等の
設定される賭数に応じて有効化される有効ラインの本
数、及び形状等は任意に変更可能であり、本実施例の形
態に限定されるものではない。また、賭数に応じて有効
化される有効ラインの本数も任意に設定変更可能であ
り、例えば1枚のメダル投入により上記5本全ての入賞
ラインL1、L2、L2’、L3、L3’が有効化され
るようになっていてもよい。
【0057】スタートランプ118が点灯している状態
でスタートレバー38を押圧操作すれば、可変表示装置
50が作動して各リール51L、51C、51Rが回転
し、透視窓14には複数種類の図柄が連続的に変化する
ように表示される。前述したようにリール51L、51
C、51Rの回転が開始されてから所定時間が経過すれ
ば各ストップボタン40L、40C、40Rの操作が有
効になり、これらストップボタン40L、40C、40
Rの操作が有効になった旨を示す操作有効ランプ122
L、122C、122Rが点灯する。操作有効ランプが
点灯している状態で遊技者がいずれかのストップボタン
40L、40C、40Rを押圧操作すれば、対応する操
作有効ランプ122L、122C、122Rが消灯する
とともに、対応するリール51L、51C、51Rの回
転が停止され、透視窓14からは対応する可変表示部の
上、中、下段に図柄が表示される。
【0058】また、遊技者がストップボタン40L、4
0C、40Rを押圧操作しない場合には、所定時間(例
えば30秒)が経過した時点で例えばリール51L、5
1C、51Rの優先順序で自動的に順次停止する。
【0059】そして3つのうちいずれか2つのリールの
回転が停止された時点で、賭数に応じて有効化されたい
ずれかの入賞ラインL1、L2、L2’、L3、L3’
上に同種の図柄が揃って停止表示された場合にはリーチ
が成立する。
【0060】さらに全てのリール51L、51C、51
Rが停止された時点で、賭数に応じて有効化されたいず
れかの入賞ラインL1、L2、L2’、L3、L3’上
に予め定められた図柄の組み合わせが表示された場合は
入賞となり、各種遊技効果ランプ部41〜45の内部に
内蔵された遊技効果ランプ130〜134(図4参照)
や入賞ラインL1、L2、L2’、L3、L3’に対応
するリールランプ55等が点灯するとともに、スピーカ
136a、136b、137から効果音等が出力される
こと等による演出が実行される。そして、入賞内容に対
応して予め定められた所定枚数のメダルが遊技者に対し
てクレジットとして払出されてクレジット表示部31に
表示されたクレジット数が加算更新される。また、クレ
ジット数が上限数に達した場合には、メダルが直接メダ
ル払出穴9から払い出される。これらメダルの払出し枚
数はペイアウト表示部33に表示される。
【0061】また、特に予め定められた特別図柄の組み
合わせが表示されて大当り入賞が発生した場合等にあっ
ては、メダルの払出しが行なわれるとともに、通常遊技
状態とは異なるとともに、遊技者にとって有利な、すな
わち大量のメダルを獲得できる特別遊技状態が発生し、
後述するようなビッグボーナス(以下BBと称する)や
レギュラーボーナス(以下RBと称する)が遊技者に対
して遊技価値として付与されるようになっている。
【0062】なお、このように入賞することにより遊技
者に対して付与される「遊技価値」は、メダル及びクレ
ジット等の有価価値に限らず、上記のように大当たり入
賞した場合等において遊技者に対して付与されるBBや
RB等、遊技に関連する特典全てを含む。
【0063】本実施例におけるスロットマシン1にあっ
ては、賭数に応じて有効化されたいずれかの入賞ライン
L1、L2、L2’、L3、L3’上に例えば「BAR
−BAR−BAR」の図柄が揃えば、大当りであるRB
に入賞したことになり、「BAR−BAR−BAR」の
図柄が揃ったことの対価として例えば15枚のメダルが
払出されるとともに、遊技者にとって有利な遊技状態で
あるRB(レギュラーボーナス)状態が発生し、以下に
説明するレギュラーボーナスゲームが遊技価値として遊
技者に対して付与される。このRB中では、プラム図柄
のぞろめが揃うことにより所定枚数のメダルが払出され
るJac賞の入賞が高確率で発生するJacゲームが最
大で12回提供されるとともに、このJacゲームが1
2回実行されるか、あるいはJacゲームが12回に達
する前にJac賞の入賞が8回発生されるか、いずれか
の条件が満たされた時点で終了する。したがって、遊技
者は12回のJacゲーム中に最大8回のJac賞の入
賞の機会を得ることができる。
【0064】一方、有効化された入賞ラインL1、L
2、L2’、L3、L3’上に、例えば「黒7−黒7−
黒7」または「白7−白7−白7」が揃えば、大当りで
あるBB(ビッグボーナス)に入賞したことになり、
「黒7−黒7−黒7」または「白7−白7−白7」の図
柄が揃ったことの対価として例えば15枚のメダルが払
出されるとともに、遊技者にとって有利な特別遊技状態
であるBB(ビッグボーナス)状態が発生し、以下に説
明する小役ゲームが遊技価値として遊技者に対して付与
される。具体的に説明すると、このBB中では、小役図
柄(実施例ではスイカ、ベル、プラム)のぞろめが高確
率で揃って所定枚数のメダルの払出しをともなう小役の
入賞が高確率で発生する小役ゲームが最大で30回提供
されるとともに、この小役ゲームを30回実行するまで
の間にプラム図柄のぞろめが揃ってJacIn賞が入賞
した場合には、特別遊技状態である前述のRB状態が発
生してレギュラーボーナスゲームが提供されるようにな
っている。このRBは、BB中における発生可能な最大
回数が予め定められており、本実施例では最大で3回発
生し得るようになっている。そしてこのBBは、30回
の小役ゲームを実行して終了する場合か、あるいは小役
ゲームを30回に実行する前に3回のRBが提供されて
3回目のRBが終了する場合のうち、少なくともいずれ
か一方の条件が満たされた時点で終了する。
【0065】また、前記特別遊技状態以外の通常の遊技
状態である場合においては、同種の図柄が有効化された
1つの有効ライン上に揃って所定の賞が成立した場合に
は、その図柄の種類に応じて予め定められた所定枚数の
メダルが遊技者に付与される。
【0066】なお、賭数に応じて有効化された有効ライ
ンが複数本存在する場合において、前述した単図柄のよ
うにメダルが払出される図柄(図柄の組み合わせ)が複
数本の入賞ライン上において同時に成立した場合には、
各入賞ライン上の図柄の組み合わせによって付与される
メダル枚数の合計枚数に相当するメダルが付与されるの
が原則である。しかし、1ゲームにおいて遊技者に付与
されるメダルの上限が15枚と定められているために、
15枚を越える場合にはその16枚目以降のメダルが無
効となる。
【0067】本実施例においては、前述のように通常遊
技状態において黒7−黒7−黒7(黒7賞)、白7−白
7−白7(白7賞)、BAR−BAR−BAR(BAR
賞)、スイカ−スイカ−スイカ(スイカ賞)、チェリー
(チェリー賞)、ベル−ベル−ベル(ベル賞)、黒7−
スイカ−スイカ(黒7スイカ賞)、白7−スイカ−スイ
カ(白7スイカ賞)BAR−スイカ−スイカ(BARス
イカ賞)またはプラム−プラム−プラム(再遊技;リプ
レイ)が入賞の対象となっており、そのうち黒7、また
は白7の図柄、及びBARの図柄のみが遊技者にとって
利益の大きな賞である大当り入賞(BB、RB)の対象
となる特別図柄とされて、その他スイカ、チェリー、ベ
ルまたはプラム(再遊技)は遊技者にとって利益の小さ
な賞である小役入賞の対象となる図柄とされている。
【0068】このような各賞の対象となる図柄の組み合
わせ、及び該図柄の組み合わせに対応する払出しメダル
枚数(入賞の発生確率等も含む)は、通常ゲーム時、及
びBB時、RB時に対応してそれぞれ予め定められてお
り、これらの設定内容は後述する制御部210のROM
213に記憶された入賞判定テーブルに登録されてい
る。
【0069】図4は、スロットマシン1に設けられた各
種基板と電気部品との接続状況を説明するためのブロッ
ク図である。また、図5は、遊技制御基板200に設け
られた制御部210の構成と、演出制御基板201に設
けられた制御部230の構成と、を説明するためのブロ
ック図である。
【0070】スロットマシン1に設けられた各種基板の
うち、遊技制御基板200によって主に遊技状態が制御
され、演出制御基板201によって遊技状態に応じた演
出制御等が実施される。また、電源基板202にはスロ
ットマシン1の外部から電源が供給される。この電源基
板202には、AC100Vの電源の供給を受けるため
の電源コード84と、メインスイッチ80とが接続され
ている。
【0071】遊技制御基板200は、演出制御基板20
1、電源基板202、リール中継基板203と配線接続
されているとともに、リール中継基板203を介して外
部出力基板205と、また、演出制御基板201を介し
てリールランプ中継基板204と接続されている。
【0072】遊技制御基板200の制御部210は、遊
技状態がRB状態であることを示すRB中信号や、遊技
状態がBB状態であることを示すBB中信号、各リール
51L、51C、51Rに対応するリールモータ54
L、54C、54Rを制御するためのリール制御信号
(モータ位相信号)、ゲーム開始時において確定された
賭数に応じて出力されるメダルin信号、メダルの払出
に応じて出力されるメダルout信号、後述するデータ
信号並びにストローブ信号などを、リール中継基板20
3を介して外部出力基板205からスロットマシン1の
外部に出力する制御を行う。なお、ストップスイッチ1
03L、103C、103Rの操作がなされた旨を示す
ストップスイッチ信号は、後述するようにストップスイ
ッチ103L、103C、103Rから直接出力された
信号である。
【0073】遊技制御基板200には、各種のスイッ
チ、センサ、ランプ、及び表示器からの配線が接続され
ている。
【0074】例えば、電源基板202に配線接続された
設定スイッチ83、設定キースイッチ82、第2リセッ
トスイッチ81、払出しセンサ61、及びホッパーモー
タ62は、電源基板202によって中継されて遊技制御
基板200と配線接続されており、それぞれのスイッチ
及びセンサの検出信号は、遊技制御基板200の制御部
210に入力される。また、制御部210は、メダルの
払出し条件(メダルを払出す必要のある入賞の発生、精
算スイッチ104からの検出信号の入力)が成立する
と、ホッパーモータ62に制御信号を出力して、所定数
のメダルを払出す払出し制御を実行する。
【0075】リール中継基板203に配線接続されたリ
ールモータ54L、54C、54R、及びリールセンサ
56は、リール中継基板203によって中継されて遊技
制御基板200に配線接続されており、リールセンサ5
6の検出信号は、遊技制御基板200の制御部210に
入力される。リールランプ55は、リールランプ中継基
板204によって中継されて演出制御基板201に配線
接続されている。遊技制御基板200の制御部210
は、始動条件(スタートスイッチ102の検出信号の入
力)が成立すると、リールモータ54L、54C、54
Rに制御信号を出力してリールの変動を開始させた後、
表示結果を導出表示させる可変表示制御を実行する。
【0076】遊技制御基板200に配線接続されたスイ
ッチのうち、1枚BETスイッチ100は1枚BETボ
タン36aの操作を検出し、MAXBETスイッチ10
1はMAXBETボタン36bの操作を検知するスイッ
チであり、スタートスイッチ102はスタートレバー3
8の操作を検出するスイッチであり、左、中、右ストッ
プスイッチ103L、103C、103Rは、左、中、
右ストップボタン40L、40C、40Rの操作を検出
するスイッチである。精算スイッチ104は、精算ボタ
ン37の操作を検出するスイッチであり、第1リセット
スイッチ105は、施錠装置3の鍵穴3aに挿入したキ
ーによるスロットマシン1のリセット操作を検出するス
イッチである。
【0077】投入メダルセンサ106a〜106cは、
メダル投入部34に投入されたメダルを検出するセンサ
である。流路切替ソレノイド107は、メダル投入部3
4に投入されたメダルの流路をホッパータンク57側も
しくはメダル払出穴9側に切り替えるためのソレノイド
である。
【0078】ゲーム回数表示器108はゲーム回数表示
部32を構成する表示器であり、クレジット表示器10
9はクレジット表示部31を構成する表示器であり、ペ
イアウト表示器110はペイアウト表示部33を構成す
る表示器である。
【0079】投入指示ランプ111は、投入指示表示部
30に内蔵されるランプであり、1枚賭けランプ112
は1枚賭け表示部21に、2枚賭けランプ113、11
4は2枚賭け表示部22、23に、3枚賭けランプ11
5、116は3枚賭け表示部24、25に内蔵されるラ
ンプである。
【0080】ゲームオーバーランプ117は、ゲームオ
ーバー表示部26に内蔵されるランプであり、スタート
ランプ118は、スタート表示部29に内蔵されるラン
プであり、リプレイランプ119は、リプレイ表示部2
7に内蔵されるランプであり、なお、ボーナス告知ラン
プ120はストップボタンユニット39に内蔵されるラ
ンプである。BETボタンランプ121aは1枚BET
ボタン36aに、BETボタンランプ121bはMAX
BETボタン36bに内蔵されるランプである。左操作
有効ランプ122Lは、左ストップボタン40Lに内蔵
されるランプであり、中操作有効ランプ122Cは、中
ストップボタン40Cに内蔵されるランプであり、右操
作有効ランプ122Rは、右ストップボタン40Rに内
蔵されるランプであり、ウェイトランプ139はウェイ
ト表示部28に内蔵されるランプである。
【0081】電源基板202あるいはリール中継基板2
03を介して、あるいはこれらの基板を介することなく
遊技制御基板200に配線接続された各種ランプ及び表
示器は、遊技制御基板200に搭載された制御部210
によって制御される。また、制御部210は、遊技制御
基板200に接続され、または、電源基板202あるい
はリール中継基板203を介して遊技制御基板200に
接続された各種スイッチ及びセンサの検出信号を受け、
遊技状態を制御する。
【0082】特に、制御部210によって制御される
「クレジット表示器109、ゲーム回数表示器108、
ペイアウト表示器110、投入指示ランプ111、1枚
賭けランプ112〜3枚賭けランプ116、スタートラ
ンプ118、リプレイランプ119、ボーナス告知ラン
プ120、ゲームオーバーランプ117、左、中、右操
作有効ランプ122L、122C、122R、ウェイト
ランプ139」は、遊技の進行に関わる情報を報知する
ものであり、それが機能しなければ遊技を行うことに支
障が出るような、いわば“必須報知装置”といえる。こ
れらの“必須報知装置”が遊技状態を制御する制御部2
10によって制御されるために、たとえ、演出制御基板
201が故障したとしても、少なくとも遊技の進行に必
要な情報が遊技者に提供される。このため、遊技者に不
利な状態で遊技が進行してしまうことを防止できる。
【0083】遊技制御基板200に設けられた制御部2
10は、図5に示すように、制御動作を所定の手順で実
行することのできるCPU(Central Processing Uni
t)211と、CPU211の制御プログラムを格納す
るROM(Read Only Memory)213と、必要なデータ
の書き込み及び読み出しができるRAM(Random Acces
s Memory)212と、CPU211と外部回路との信号
の整合性をとるためのI/Oポート214とを含む。
【0084】また、遊技制御基板200には、電源投入
時にCPU211にリセットパルスを与える初期リセッ
ト回路217と、CPU211にクロック信号を与える
クロック発生回路218と、クロック発生回路218か
らのクロック信号を分周して割込パルスを定期的にCP
U211に与えるパルス分周回路(割込パルス発生回
路)219と、一定範囲の乱数を高速で連続的に発生し
ている乱数発生回路221と、乱数発生回路221から
乱数をサンプリングするサンプリング回路222と、バ
ッファ回路220とが設けられる。さらに、遊技制御基
板200には、各種スイッチからの信号が入力されるス
イッチ回路215や、モータ回路216、その他、図示
しないソレノイド回路等が設けられている。さらに、遊
技制御基板200には、停電時にRAM212の記憶を
保持させるためのバックアップ電源223が設けられて
いる。RAM212には、各種表示器(クレジット表示
器109、ゲーム回数表示器108、ペイアウト表示器
110)に表示するべき情報、賭数、内部当選フラグ、
各種遊技状態等を示す各種設定フラグ、出玉率の設定値
等、遊技に必要な情報や後述するデータ送信テーブル等
の試験信号の出力に必要な情報が記憶され、停電時にこ
れらの情報がバックアップされるために、停電の回復後
に、停電発生前の状態に復帰できる。
【0085】制御部210のROM213には、前記制
御プログラムに加えて、各賞に対応するサンプリング値
の割り当て範囲が、各入賞確率の設定値並びにゲームの
賭数、遊技状態(通常ゲーム時、BB時、RB時)別に
対応してそれぞれ登録されているとともに、各賞に対応
する入賞図柄の組み合わせやメダルの払出枚数、入賞に
伴い設定される各種設定内容が、各遊技状態(通常ゲー
ム時、BB時、RB時)別に対応してそれぞれ登録され
ている入賞判定テーブル(図示略)が記憶されている。
この入賞判定テーブルには、前述のように各賞のサンプ
リング値の割り当て範囲が登録されており、これらサン
プリング値の割り当て範囲の設定により、後述の内部抽
選処理において内部当選可能な賞の入賞確率が設定され
るようになっている。
【0086】また、前記ROM213には、各リール5
1L、51C、51Rの図柄番号毎に、各リール51
L、51C、51Rの停止操作がなされてから該当する
リールが停止するまでに移動する図柄のコマ数が、遊技
状態(通常ゲーム時、BB時、RB時)や内部当選フラ
グの成立状況、他のリールの回転状況、有効ラインL
1、L2、L2’、L3、L3’上に位置する各リール
51L、51C、51Rの図柄番号等の各種状況に応じ
て各々登録されているリール制御テーブル(図示略)が
記憶されている。
【0087】遊技制御基板200の制御部210から演
出制御基板201へは、バッファ回路220を介して後
述する各種コマンドが出力される。バッファ回路220
は、遊技制御基板200の内部から外部への信号の出力
を許容するが遊技制御基板200の外部から内部へ信号
が入力されることを阻止するように機能する。このた
め、遊技制御基板200と演出制御基板201との間に
おいて、遊技制御基板200から演出制御基板201へ
の一方向通信が担保され、コマンドの伝送経路を介して
遊技制御基板200に信号を入力させて不正な制御動作
を行わせる不正行為を防止できる。
【0088】演出制御基板201には、遊技効果ランプ
130〜134と、液晶表示器135と、放音部12
a、12b、13に内蔵されるスピーカ136a、13
6b、137と、タイトルパネル8及び遊技パネル6を
内側から照らす各蛍光灯138と、小役告知ランプ14
0a、140b、140cと、がそれぞれ接続され、さ
らに、リールランプ中継基板204を介してリール51
L、51C、51Rに内蔵されているリールランプ55
が接続されている。
【0089】演出制御基板201には、制御部230
と、各スピーカ136a、136b、137から音を出
力させるためのスピーカ駆動回路235と、液晶表示器
135を表示制御するための表示駆動回路236と、各
種ランプを点灯あるいは点滅させるためのランプ駆動回
路237と、バックアップ電源238とが搭載されてい
る。
【0090】制御部230は、CPU231と、必要な
データの書き込み、及び書き出しができるRAM232
と、制御プログラムを格納するROM233と、I/O
ポート234と、を含む。RAM232の記憶データは
バックアップ電源238によりバックアップされている
ため、制御部230は、停電の回復時に停電発生前に記
憶されていたデータに基づいて演出制御を再開できる。
【0091】制御部230のROM233には、遊技制
御基板200から送信される各種コマンドに基づいてゲ
ーム状態や内部当選状況等を特定可能なデータが登録さ
れたコマンドテーブルが記憶されているとともに、前記
遊技制御基板200から送信される各種コマンドに基づ
き特定されるゲーム状況に対応して演出パターンを定め
た演出パターンテーブルが記憶されている。この演出パ
ターンテーブルは、各遊技効果ランプ130〜134、
液晶表示器135、各スピーカ136a、136b、1
37、各蛍光灯138、小役告知ランプ140a〜14
0c、別に分類されており、例えば所定の遊技状態を示
すコマンドを受信した場合、制御部230はその遊技状
態に応じた演出パターンを抽出し、この抽出した演出パ
ターンに応じて各遊技効果ランプ130〜134、液晶
表示器135、各スピーカ136a、136b、13
7、各蛍光灯138、小役告知ランプ140a〜140
c、及びリールランプ55等を制御する。
【0092】演出制御基板201によって制御される各
遊技効果ランプ130〜134、液晶表示器135、各
スピーカ136a、136b、137、各蛍光灯13
8、小役告知ランプ140a〜140c、リールランプ
55は、遊技制御基板200によって制御される各種表
示器などに比較すると、それが機能しなくても遊技の進
行自体には影響を与えるものでなく、演出効果を主眼に
おいた、いわば、“演出装置”と呼べるものである。こ
のため、たとえ、演出制御基板201に故障が発生した
としても、遊技者に不利な状況が提供されてしまうこと
はないばかりか、制御部210の制御の負荷が軽減され
る。
【0093】図5に戻って、スタートスイッチ102の
検出信号は、スイッチ回路215を介して制御部210
に入力されるとともに、サンプリング回路222に入力
される。制御部210は、スタートスイッチ102の検
出信号を受け、モータ回路216を介してリール制御信
号を出力する。このリール制御信号はリール中継基板2
03を介して各リール51L、51C、51R別に設け
られたリールモータ54L、54C、54Rに入力され
る。また、リール制御信号は、リール中継基板203及
び外部出力基板205を介して外部出力される。
【0094】これにより、各リール51L、51C、5
1Rが変動し始める。また、リール制御信号の伝送経路
は、リール中継基板203においてリールモータ54
L、54C、54R側と外部出力基板205側とに分岐
されており、外部出力基板205側へ出力されたリール
制御信号は、外部出力基板205からスロットマシン1
の外部へも出力される。このように、外部出力基板20
5から出力されるリール制御信号は、外部出力用に加工
された信号ではなく、リールモータ54L、54C、5
4Rを駆動制御する信号そのものである。
【0095】一方、サンプリング回路222は、スター
トスイッチ102の検出信号が入力されたタイミングで
乱数発生回路221から1個の乱数をサンプリングし、
その乱数をCPU211に引き渡す。CPU211は、
そのサンプリングされた乱数と、ROM213内に格納
されている入賞判定テーブルとを参照して、入賞の発生
を許容するか否かを入賞役別に決定し、その決定結果を
RAM212に記憶させる。これにより、スタート操作
がされたタイミングとほぼ等しいタイミングで、後述の
内部抽選処理が実施され、入賞役の当選の有無が決定さ
れる。制御部210は、その後、入賞役別の当選結果に
応じてリールを制御する。
【0096】また、各ストップスイッチ103L、10
3C、103Rから出力されたストップスイッチ信号
は、遊技制御基板200、リール中継基板203、およ
び外部出力基板205を往復する信号経路を伝送された
後、遊技制御基板200のスイッチ回路215に入力さ
れる。さらに、ストップスイッチ103L、103C、
103Rから出力されたストップスイッチ信号は直接、
外部出力基板205を介して外部に出力されるように構
成されている。
【0097】ストップスイッチ信号の入力を受けた制御
部210は、ストップスイッチ信号に対応するリールモ
ータ54L、54C、54Rのリール制御信号の出力を
所定のタイミングで停止する。これに基づき外部出力基
板205から出力されるリール制御信号も停止される。
【0098】外部出力基板205から出力されるリール
制御信号や各ストップスイッチ信号は、例えば、第3者
機関が型式試験を行う際に利用可能である。この型式試
験では、例えば、各ストップボタン40L、40C、4
0Rの操作から190ms以内に各ストップボタン40
L、40C、40Rに対応する各リール51L、51
C、51Rが停止するか否かが確認される。このスロッ
トマシン1の場合、各ストップスイッチ103L、10
3C、103Rから出力されたストップスイッチ信号が
直接、外部出力基板205から出力されるために、各ス
トップボタン40L、40C、40Rが操作されたタイ
ミングをスロットマシンの外部で正確に把握できる。同
様に、モータ回路216から出力されるリール制御信号
が直接、外部出力基板205から出力されるために、各
リール51L、51C、51Rの始動および停止タイミ
ングをスロットマシンの外部で正確に把握できる。この
ため、外部出力基板205から出力される信号を用い
て、「各ストップボタン40L、40C、40Rの操作
から190ms以内に各ストップボタン40L、40
C、40Rに対応する各リール51L、51C、51R
が停止するか否かの試験」を行った場合には、正確な試
験結果が得られる。また、「遊技制御基板200の制御
部210で一旦、信号を取り込んでから外部出力基板2
05に信号を出力するような構成」とした場合には、遊
技制御基板200側で信号を加工して出力するような不
正がなされるおそれもあるが、本実施の形態によると、
かかる不正行為をも防止できる。
【0099】次に、本実施例における制御部210がゲ
ームの進行に伴い実行する各種制御内容を、図6のフロ
ーチャートに基づいて以下に説明していく。
【0100】まずSa1においては、ゲームスタートに
備えるための初期処理を実行する。具体的には、次のゲ
ームの遊技状態を設定し、この設定した遊技状態を示す
遊技状態コマンドを演出制御基板201の制御部230
に送信した後、投入指示ランプ111を点灯させ、メダ
ルやクレジットを受付け可能な状態で待機する。
【0101】特に電源の立ち上げ時等においては、前述
した各種装置の接続、及び作動状況、各種フラグの成立
状況を確認し、例えば設定ボタン67の設定状況に基づ
く入賞確率の設定や、リール51L、51C、51Rの
初期位置の設定等の種々の設定を実行した後、次のゲー
ムの遊技状態を設定し、投入指示ランプ111を点灯さ
せ、メダルやクレジットを受付け可能な状態で待機す
る。
【0102】Sa2においては、メダルの賭数が選択さ
れ、スタートレバー38が押圧操作された時点でメダル
の賭数を設定するBET処理を実行する。具体的には、
投入されたメダル枚数、またはBETボタン36a、ま
たはMAXBETボタン36bの押圧操作によるベット
数に応じて所定の表示ランプ112〜116を順次点灯
させ、1枚以上のメダルが投入された時点、または1枚
BETボタン36a、またはMAXBETボタン36b
の押圧操作により1以上のクレジットが使用された時点
でスタートランプ118を点灯させ、スタートレバー3
8の押圧操作を可能とするとともに、スタートレバー3
8が押圧操作された時点でメダルの賭数を確定し、スタ
ートランプ118を消灯する。
【0103】なお、スタートレバー38の押圧操作がな
されるまでの間において、全ての表示ランプ112〜1
16が点灯された状態からさらにメダル投入があった場
合には、投入されたメダル枚数分に相当する有価価値を
クレジットとしてRAM212に記憶し、これをクレジ
ット表示部31にて表示する。
【0104】また、前回のゲームでリプレイが入賞した
場合には、メダルの投入やBETボタン36a、36b
の入力を無効とし、前回のゲームの賭数に応じて所定の
表示ランプ112〜116を点灯させるとともに、スタ
ートランプ118を点灯させ、スタートレバー38の押
圧操作を可能とするとともに、スタートレバー38が押
圧操作された時点で前回のゲームと同じ賭数を確定し、
スタートランプ118を消灯する。
【0105】Sa3においては、Sa2におけるスター
トレバー38の押圧操作によるゲームスタートに伴い、
前述したいずれかの賞(BB、RB、その他遊技者にと
って利益の小さな賞である小役)の入賞を許容するか否
かを決定する内部抽選処理を実行する。この内部抽選処
理とは、全てのリール51L、51C、51Rが停止さ
れる前の段階において、いずれかの賞への入賞を許容す
るか否かを決定するために実行されるものである。すな
わち、この抽選により当選したいずれかの賞に該当する
内部当選フラグが設定された場合に限り入賞することが
許容されるのである。すなわち、制御部210はいずれ
かの賞に入賞することを許容するか否かを決定する入賞
の事前決定手段としての機能を有している。
【0106】Sa4においては、Sa3の内部抽選処理
の終了に伴い各リール51L、51C、51Rを回転さ
せるリール回転処理を実施する。このリール回転処理に
おいては、リール51L、51C、51R回転中の基準
位置チェックによるエラーチェックは、所定時間毎のタ
イマ割り込みで随時確認される。また、全てのリール5
1L、51C、51Rが回転した時点でストップボタン
40L、40C、40Rの押圧操作を有効とし、操作有
効ランプ122L、122C、122Rを点灯するとと
もに、リール停止用のタイマカウントを開始する。
【0107】Sa5においては、遊技者による停止ボタ
ン40L、40C、40Rの押圧操作がなされるか、各
リール51L、51C、51Rの回転開始時から遊技者
によるストップボタン40L、40C、40Rの押圧操
作がなされることなく所定時間である30秒が経過した
ことにより図柄を停止表示するための条件が満たされた
時点で各々のリール51L、51C、51Rの停止フラ
グの設定を行い、この停止フラグの設定に基づいて押圧
操作のあった停止ボタン40L、40C、40Rに対応
する操作有効ランプ122L、122C、122Rを消
灯するとともに、対応するリール51L、51C、51
Rの回転を停止させるリール停止処理を実施する。
【0108】また、本実施例では、前述した入賞の抽選
によりいずれかの賞に該当する内部当選フラグが設定さ
れた場合に限り、その賞に該当する図柄の組み合わせが
所定の有効ライン上に揃うように停止制御し、また、い
ずれの賞にも該当する内部当選フラグが設定されていな
い場合は、最終的に前記賞に該当する図柄の組み合わせ
が有効化された有効ライン上に揃わないように停止制御
する。すなわち、入賞の抽選によりいずれかの賞に当選
しない限り上記各賞に入賞することはなく、また、これ
により繰り返し行われるゲーム中において各賞が平均的
に発生することになる。
【0109】Sa6においては、Sa5において全ての
リール51L、51C、51Rの回転が停止されたと判
定した時点で、可変表示装置50に表示された表示内容
と、Sa3において当選し、設定された内部当選フラグ
の内容とを照合して入賞内容の判定を行う入賞判定処理
を実行するとともに、特にいずれかの賞に入賞したと判
定した場合にあっては、入賞内容に対応した各種設定を
実行する。この設定内容としては、例えば入賞内容に対
応する払出しメダル枚数、遊技状態、再遊技等の設定が
ある。
【0110】Sa7においては、Sa6において判定さ
れた入賞内容に対応して設定された設定内容に基づく処
理を実行する。具体的には、設定された払出しメダル枚
数分のメダルの払出処理や、遊技状態の変更(通常遊技
状態から特別遊技状態へ、または特別遊技状態から通常
遊技状態への変更等)処理等を実行する。
【0111】また、このステップにおいては、入賞の有
無に関わらず、BB及びRB以外の賞(スイカ賞、チェ
リー賞、ベル賞、(黒7スイカ賞)、(白7スイカ
賞)、(BARスイカ賞)またはリプレイ(再遊技))
に該当する内部当選フラグが設定されている場合はこれ
をクリアしてゲームを終了する。尚、このように設定さ
れているいずれかの賞に該当する内部当選フラグは、1
回のゲームの終了とともに解除されるようにしたり、当
選した賞に入賞するまで継続するように設定することが
可能である。本実施例では、BB及びRBの内部当選フ
ラグは入賞するまで継続されるように設定され、前述し
た小役の内部当選フラグは1ゲーム毎に解除されるよう
に設定されている。なお、各ゲームにおいて実行される
入賞の抽選により同時に2種の内部当選フラグが1ゲー
ム中に同時に設定されることはないが、BB及びRBの
内部当選フラグが継続して設定されている間に小役の内
部当選フラグが設定されることはある。
【0112】次に、前述した投入メダルセレクタ71の
詳細な構造を、図7〜図13に基づいて説明する。
【0113】投入メダルセレクタ71は、図7に示され
るように、メダル投入部34から投入されるメダルをホ
ッパータンク57に案内する流下通路を構成する横長の
金属製のベースプレート300により主に構成されてお
り、このベースプレート300は、図中左側上部がメダ
ル投入部34に臨むように、長手方向両端に形成された
取付片301a、301bを介して、図中左側から右側
に向かって下方に傾斜した状態で前面扉2bの裏面にネ
ジ固定されている。
【0114】ベースプレート300における上流側前面
には、図7及び図10に示されるように、合成樹脂製の
カバープレート302が、その上部に設けられた軸部材
303を介して前方に回転自在に軸支されており、前記
軸部材303に巻回されたコイルバネ304(図10参
照)の付勢力により常時ベースプレート300の前面を
覆い、ベースプレート300とカバープレート302と
の間に、上端がメダル投入部34に連通する流下通路R
1と、該流下通路R1の下端から斜め下方に向けて延設
される流下通路R2の一部とを構成している。なお、こ
れらベースプレート300とカバープレート302との
間の幅は、真正なメダルの厚みよりも若干大寸とされて
いる。
【0115】ベースプレート300におけるカバープレ
ート302の取付位置下方には、流下通路R1の下方か
ら流下通路R2の下流側に向かって延びる断面円形状の
棒材305が、流下方向を向く軸306を介して回転自
在に取り付けられており、この棒材305によって流下
通路R1、R2の底面が構成されている。ベースプレー
ト300における棒材305の上方には長方形状の開口
部307が形成されている。
【0116】開口部307の上部には、流下通路R2を
通過する真正な大きさのメダルの上端にわずかに摺接し
て、カバープレート302に設けられた摺接部材310
を介してメダルが開口部307側に付勢されるのを防止
する保持板308が取り付けられているとともに、この
保持板308の前面側には、真正なメダルよりも直径が
大きなメダルの流下を規制する規制板309が取り付け
られている。規制板309は、その下端が真正な大きさ
のメダルの上端に接触することがないように保持板30
8の下端よりもやや上方に位置するように取り付けられ
ているとともに、上流側には流下方向に向かって下方に
傾斜するテーパ面309aが形成されている。
【0117】なお、図10に示されるように、開口部3
07の後側にはカバープレート302における軸部材3
03近傍から下方に向けて略くの字状に延設される屈曲
片311の下端が望んでおり、前面扉2bへの取付け時
において、メダル詰まり解除ボタン35の押圧操作によ
り図示しない押圧部材により押圧されて反時計回りに回
転するようになっている。よって、例えば流下通路R2
における開口部307付近にメダルが詰まってメダル詰
まり解除ボタン35の押圧操作がなされた場合、カバー
プレート302及び屈曲片311が反時計回りに回転
し、開口部307を通して前方に突出する屈曲片311
によってメダルが前方に押圧され、棒材305の上端に
載置されているメダルの下端が逸脱され、開放したカバ
ープレート302の下端と棒材305との間に形成され
る隙間からメダルが落下することになる。
【0118】また、カバープレート302の下端におけ
る開口部307に対応する箇所には切欠部302aが形
成されており、これにより棒材305との間にメダル排
出部72を構成する空間部Sが形成されるので、後述す
るように真正メダルよりも小さなメダルが落下されるよ
うになっている。
【0119】よって、このように流下通路R1及び流下
通路R2における上流側には、メダルの真偽を判別する
遊技媒体判別手段が構成されており、真正なメダルより
も肉厚や外径の異なる偽メダル等の流下通路R1、R2
の流下が規制されるようになっている。
【0120】ベースプレート300におけるメダル排出
部72の下流側には、図7及び図11に示されるよう
に、前述した流路切替ソレノイド107が、ベースプレ
ート300の上端から前方に向けて連設される下向き略
L字状の取付片312に後ろ向きに固定されている。流
路切替ソレノイド107の前方には、遊技媒体排出手段
を構成するメダル排出レバー313が、その上端を取付
片312における上端に形成された挿通孔314の近傍
に設けられた支持片315を介して回動自在に枢支され
ている。
【0121】メダル排出レバー313は、挿通孔314
より上方に突出した上端と、取付片312に形成された
上向きの突出片316との間を連結するコイルバネ31
7を介して支持片315を中心にして時計回りに付勢さ
れているため、流路切替ソレノイド107が駆動されて
いない状態においては、図11(b)に示されるよう
に、その下端の押圧部313aが流下通路R2内に位置
した状態で保持されるようになっている。また、流路切
替ソレノイド107が駆動すると励磁されて、図11
(a)に示されるように、その下端の押圧部313aが
流下通路R2から退避した位置にて保持されるようにな
っている。
【0122】なお、特に図示しないが、押圧部313a
における流下通路R2の上流側端部には、下流側に向か
ってベースプレート300方向に近づくように傾斜する
テーパ面が形成されているため、押圧部313aが流下
通路R2内に位置にある場合には、流下通路R2を流下
してきたメダルの上端部に当接し、メダルの上端部がベ
ースプレート300側に傾くように案内されるようにな
っている。
【0123】ベースプレート300におけるメダル排出
レバー313の下方前面には、図7及び図11に示され
るように、下流側端部まで延びる金属製のカバープレー
ト318が取り付けられており、流下通路R2の側壁を
構成している。このベースプレート300とカバープレ
ート318との間の幅は、真正なメダルの厚みよりも若
干大寸とされている。カバープレート318におけるメ
ダル排出レバー313の下部には、前方に向かって斜め
方向に傾斜する傾斜片319が形成されて流下通路R2
の下方部が開放されており、メダル排出部320が形成
されている。
【0124】ベースプレート300におけるメダル排出
レバー313の対向位置には、図11に示されるよう
に、流下通路R2の長手方向に向かって所定長さに形成
された合成樹脂製のメダル案内レバー321が、その上
部に設けられた軸部材322を介して回転自在に軸支さ
れており、前記軸部材322に巻回されたコイルバネ3
23の付勢力により常時反時計回り方向に付勢されてい
る。メダル案内レバー321における軸部材322寄り
には、ベースプレート300に形成された開口部324
を挿通してメダル排出レバー313に当接する当接片3
21aが突設されているとともに、その下端は開口部3
24を通して流下通路R2に臨むように屈曲され、開口
部324を通過するメダルを案内する案内片321bが
形成されている。
【0125】このようにメダル案内レバー321は軸部
材322を中心にして反時計回りに付勢されているた
め、図11(a)に示されるように、流路切替ソレノイ
ド107が駆動して、コイルバネ317の付勢力に抗し
てメダル排出レバー313が励磁されている状態におい
て、メダル案内レバー321に当接する当接片321a
により、案内片321bが開口部324を通して流下通
路R2に臨む位置に保持されている。そして流路切替ソ
レノイド107の駆動がoffとなり、図11(b)に
示されるように、流路切替ソレノイド107の励磁が解
除されてメダル排出レバー313が支持片315を介し
て時計回りに回転して押圧部313aが流下通路R2内
に位置するとともに、メダル案内レバー321は、回転
するメダル排出レバー313によりコイルバネ323の
付勢力に抗して当接片321aが押圧されて軸部材32
2を中心に時計回りに回転するようになっている。
【0126】ベースプレート300における開口部32
4の下端縁部からは、後述するようにメダル排出レバー
313により倒されたメダルをメダル排出部320から
排出させる案内片325が、上方に向かって外方に傾斜
するように形成されている。また、ベースプレート30
0の下端は内向きに屈曲されて流下通路R2の底板32
5を構成している。
【0127】次に、このように構成された投入メダルセ
レクタ71の作用を説明する。
【0128】まず、真正メダルよりも外径が大きいメダ
ルがメダル投入部38から投入された場合、図8に示さ
れるように、流下通路R1を通過して流下通路R2に進
入した際に、規制板309のテーパ面309aにメダル
Mの上端が当接し、流下が阻止されることになる。な
お、このように流下通路R2の途中でメダルが詰まった
場合においては、前述したようにメダル詰まり解除ボタ
ン35を押圧して、カバープレート302を軸部材30
3を中心に回転させれば、図11に示されるように、流
下通路R2の側方が開放されるとともに、屈曲片311
が流下通路R2内に突出してメダルの側方下部が押圧さ
れるため、図11(b)に示されるように、メダルの下
端が棒材305上から逸脱し、傾いた状態で滑り落ちて
偽メダル排出部72から排出される。排出されたメダル
Mは、返却メダル流路73を流下してメダル払出穴9か
らメダル受皿11に返却される。
【0129】次に、真正メダルよりも外径が小さいメダ
ルがメダル投入部38から投入された場合、図9に示さ
れるように、流下通路R1を通過して流下通路R2に進
入するが、開口部307を流下する際において、メダル
Mにおけるベースプレート300側の側面上部が保持板
308に当接せず、かつ、カバープレート302側の側
面中央部が摺接部材310に摺接するため、図10
(b)中2点鎖線で示されるようにメダルMの上部が開
口部307側に倒れてメダルMの下端が棒材305上か
ら逸脱し、傾いた状態で滑り落ちて偽メダル排出部72
から排出される。排出されたメダルMは、返却メダル流
路73を流下してメダル払出穴9からメダル受皿11に
返却される。
【0130】次に、真正メダルがメダル投入部38から
投入された場合を説明する。図7に示されるように、メ
ダル投入部38から投入されたメダルMは、流下通路R
1を通過して流下通路R2に進入する。開口部307を
流下する際においては、特に図10(a)に示されるよ
うに、メダルMにおけるベースプレート300側の側面
上部が保持板308に当接し、かつ、カバープレート3
02側の側面中央部が摺接部材310に摺接されること
により姿勢が保持されるため、偽メダル排出部72から
排出されることなく流下する。なお、この際メダルMの
上端部は規制板309の下端よりも下方に位置するた
め、規制板309により流下が阻止されることない。
【0131】次いで、図11(a)に示されるように流
路切替ソレノイド107が駆動してメダル排出レバー3
13が励磁されている状態において、流下通路R2にお
ける流路切替ソレノイド107に到達したメダルMは底
板325上を転動することになるが、その際に、メダル
Mにおけるベースプレート300側の側面下部がベース
プレート300に、また、その上部所定箇所が開口部3
24を介して流下通路R2に臨む当接片321aに当接
するとともに、カバープレート318側の側面中央部が
カバープレート318に、また、その上部が流下通路R
2に臨む押圧部313aに当接することにより姿勢が保
持されるため、メダル排出部320から排出されること
なく流下する。
【0132】ここで、メダルMがメダル排出部320付
近を流下している際に、例えばスタートレバー38が操
作されることによりリール51L、51C、51Rが回
転してゲームが開始された場合や、該メダルMよりも前
を流下するメダルが投入メダルセンサ106a〜106
cにより検出されてクレジット数が50に達した場合等
において、流路切替ソレノイド107の励磁が解除され
ると、図11(b)に示されるようにメダル排出レバー
313が支持片315を中心に時計回りに回転して流下
通路R2内に突出する。これによりメダルMの側面上部
が押圧部313aによりベースプレート300側に押圧
されるとともに、メダル排出レバー313の回転により
メダル案内レバー321が軸部材322を中心に時計回
りに回転し、押圧部313aにより開口部324側に倒
されたメダルMの側面が支持される。
【0133】押圧部313aにより押圧されて姿勢が傾
けられたメダルMは、その下端が底板325から逸脱さ
れてメダル排出部320側を向くため、案内片325の
上面を滑り落ちてメダル排出部320から排出される。
排出されたメダルMは、返却メダル流路73を流下して
メダル払出穴9からメダル受皿11に返却される。
【0134】また、メダルMが流路切替ソレノイド10
7に到達する前に、例えばスタートレバー38が操作さ
れることによりリール51L、51C、51Rが回転し
てゲームが開始されている場合や、クレジット数が50
に達している場合、または遊技者にメダルが払出されて
おり、流路切替ソレノイド107の励磁が解除されて図
11(b)に示されるようにメダル排出レバー313の
押圧部313aが流下通路R2内に突出している場合に
あっては、前述したように押圧部313aにおける上流
側端部に形成された図示しないテーパ面により、上端が
ベースプレート300側に案内されて姿勢が傾けられる
ため、案内片325の上面を滑り落ちてメダル排出部3
20から排出され、返却メダル流路73を流下してメダ
ル払出穴9からメダル受皿11に返却されることにな
る。
【0135】メダル排出部320から排出されることな
く流下して投入メダルセンサ106a〜106cに到達
したメダルMは、投入メダルセンサ106a〜106c
により検出された後にメダル排出部340から排出さ
れ、ホッパータンク57に導かれる。
【0136】このように本実施例における投入メダルセ
レクタ71にあっては、流下通路R2を流下するメダル
Mの流路を、メダル排出部320から排出されるように
切り替える場合において、押圧部313aをメダルMの
流下通路R2内に突出させ、メダル排出レバー313に
よりメダルMの姿勢を強制的に傾けることにより流路を
切り替えるため、メダルMを確実に排出させることが出
来る。
【0137】次に、流下通路R2におけるメダル排出部
320の下流側近傍には、図7及び図12(a)に示さ
れるように、投入されたメダルMを検出する遊技媒体検
出手段としての投入メダルセンサ106a、106b、
及び補助検出手段としての投入メダルセンサ106cが
設けられており、メダルMを検出した時点で制御部21
0にメダル検出信号を出力する。本実施例における投入
メダルセンサ106a〜106cは、発光及び受光素子
からなるフォトセンサにより構成されているが、これら
遊技媒体検出手段及び補助検出手段はフォトセンサに限
定されるものではなく、近接センサや接触式のマイクロ
スイッチ等であってもよい。
【0138】投入メダルセンサ106a、106bは、
流下通路R2の上部所定箇所に、流下通路R2の長手方
向に並設されており、投入メダルセンサ106cは、流
下通路R2を挟んで投入メダルセンサ106a、106
bと対向する流下通路R2の下部所定箇所に、流下する
メダルMを、投入メダルセンサ106a、106bと同
時に検出するように設けられている。
【0139】これら投入メダルセンサ106a〜106
cによるメダルMの検出状況を説明すると、図12
(b)に示されるように、流下してきたメダルMは、ま
ずTa1の時点で投入メダルセンサ106aにより検出
されるとともに、次いで投入メダルセンサ106aによ
るメダルMの検出中であるTa2の時点で投入メダルセ
ンサ106cにより検出され、さらに投入メダルセンサ
106a及び投入メダルセンサ106cによるメダルM
の検出中であるTa3の時点で投入メダルセンサ106
cにより検出されるようになっている。そして、Ta3
の時点から投入メダルセンサ106aによる検出が終了
するTa4の時点までは全ての投入メダルセンサ106
a〜106cにより検出され、次いでTa4の時点から
投入メダルセンサ106cによる検出が終了するTa5
の時点までは投入メダルセンサ106b、106cによ
り検出され、Ta5の時点からTa6の時点までは投入
メダルセンサ106cのみにより検出される。
【0140】このように、投入されたメダルMを検出す
る遊技媒体検出手段は、本実施例においては、流下通路
R2の長手方向に並設された投入メダル検出センサ10
6a、106bとから構成されていることにより、それ
ぞれのセンサ106a、106bから出力される検出信
号のタイミングにより、メダルMの検出とともに流下方
向を判定することが出来るため、例えば投入メダル検出
センサ106a、106bを一旦通過させて検出させた
メダルM等を糸等により引き戻して再度検出させること
により賭数やクレジットを増加させる等の不正行為が効
果的に防止される。
【0141】しかしながら、このように流下通路R2の
長手方向に並設される2つの投入メダルセンサ106
a、106bのみにより投入されたメダルMを検出する
場合において、例えば図13に示されるように、メダル
投入部34から流下通路R1、R2内に挿入することが
出来る変形自在な中空状のパイプ材326の先端に、真
正なメダルMと同径をなすとともに、投入メダルセンサ
106a、106bにより検出させるための遮光部32
7を一部に形成した透明円盤体328が回動自在に軸着
され、メダル投入部34外部に延出されたパイプ材32
6の他端から何らかの機構を介して透明円盤体328を
自在に回動出来るようにした不正部材により不正される
ことがあった。
【0142】この不正行為は、まず図13(a)に示さ
れるように、メダル投入部34から挿入した透明円盤体
328を投入メダルセンサ106a、106bの位置に
て停止させた状態で、メダル投入部34の外部から透明
円盤体328を時計回りに回転させる。これにより、遮
光部327は投入メダルセンサ106a、投入メダルセ
ンサ106bの順に通過するため、真正なメダルMが投
入メダルセンサ106a、106bを通過した場合と同
様にメダル検出信号が出力されることになる。よって、
メダル検出エラー等が発生することがないので、透明円
盤体328の回転を続けることで容易に賭数やクレジッ
トを増加させることが出来る。
【0143】透明円盤体328を引き出す場合には、図
13(b)に示されるように遮光部327を下方に位置
させてからパイプ材326を介して引き出すことが出来
るため、遮光部327が投入メダルセンサ106b、投
入メダルセンサ106aの順に通過してエラーが発生す
ることがないので、不正行為が行われたことが判別出来
ないのである。
【0144】本実施例においては、補助検出手段である
投入メダルセンサ106cが、流下通路R2を挟んで投
入メダルセンサ106a、106bと対向する流下通路
R2の下部所定箇所に、流下するメダルMを投入メダル
センサ106a、106bと同時に検出するように設け
られているため、図13に基づいて説明した透明円盤体
328を用いた不正行為がなされても、図14(a)に
示されるように、遮光部327を投入メダルセンサ10
6a、投入メダルセンサ106bの順に通過させる場合
において、投入メダルセンサ106a、もしくは投入メ
ダルセンサ106bからメダル検出信号が出力されてい
る際において、反対側の投入メダルセンサ106cから
はメダル検出信号が出力されないため、検出エラーとな
るとともに、また、図14(b)に示されるように、透
明円盤体328を引き出す場合においても、遮光部32
7を下方に位置させた場合に投入メダルセンサ106c
からメダル検出信号が出力されてしまうことになるた
め、検出エラーとなる。
【0145】よって、上記のように流下通路R2の上部
に設けられた2つの投入メダルセンサ106a、106
b及び流下通路R2の下部に設けられた投入メダルセン
サ106cにより投入されたメダルMを同時に検出する
ようにすることにより、流下通路R2に挿入する際には
投入メダルセンサにより検出され、引き戻す際には投入
メダルセンサにより検出されないような不正部材による
不正行為を効果的に防止出来る。
【0146】なお、本実施例における投入メダルセンサ
106cは、投入メダルセンサ106aと投入メダルセ
ンサ106bとによる検出中においてもメダルMを検出
するように設けられていたが、本発明はこれに限定され
るものではなく、投入メダルセンサ106aもしくは投
入メダルセンサ106bのうち、少なくともいずれか一
方のセンサによるメダルMの検出中においてそのメダル
Mを同時に検出するように設けられていれば、両投入メ
ダルセンサ106a、106bと同時にメダルMを検出
するように設けなくてもよい。
【0147】また、本実施例においては、メダルMの流
下方向を、遊技媒体検出手段としての2つの投入メダル
センサ106a、106bから出力されるメダル検出信
号の受信順序に基づいて判定するようになっていたが、
2つ以上の複数の投入メダルセンサを用いて判定するよ
うにしてもよい。また、この場合、例えば遊技媒体検出
手段としての2つの投入メダルセンサ106a、106
bの他に補助遊技媒体検出手段としての投入メダルセン
サ106cを加え、各投入メダルセンサ106a〜10
6cそれぞれから出力されるメダル検出信号の受信順序
(実施例では投入メダルセンサ106a→106c→1
06bの順序)に基づいて判定するようにしてもよい。
さらにこのような場合、言うまでもなくメダル検出信号
の受信順序は、センサの設置状況に応じて変わることに
なる。
【0148】また、本実施例においては、投入メダルセ
ンサ106a、106bから出力されるメダル検出信号
の受信順序と、全ての投入メダルセンサ106a〜10
6cによる全体のメダル検出時間(例えば図12(b)
におけるTa1〜Ta6におけるメダル検出時間)と、
に基づいてメダルの検出が有効な検出であったか否かを
判定するようになっていたが、投入メダルセンサ106
a、106b、あるいは投入メダルセンサ106a〜1
06cそれぞれから出力されるメダル検出信号の受信順
序と、各投入メダルセンサ106a〜106cから出力
されるメダル検出信号に基づく所定期間における検出信
号の受信時間等(例えば図12(b)におけるTa1〜
Ta2、Ta2〜Ta3、Ta3〜Ta4、Ta4〜T
a5、Ta5〜Ta6におけるメダル検出時間等)と、
に基づいてメダルの検出が有効な検出であったか否かを
判定するようにしてもよく、このようにすることで上記
したような不正行為をより効果的に防止することが出来
る。
【0149】また、本実施例においては、遊技媒体検出
手段としての投入メダルセンサ106a、106bが流
下通路R2の上部に設けられているとともに、補助遊技
媒体検出手段としての投入メダルセンサ106cが流下
通路R2を挟んで投入メダルセンサ106a、106b
に対向するように流下通路R2の下部に設けられていた
が、遊技媒体検出手段としての投入メダルセンサ106
a、106bを流下通路R2の下部に設け、補助遊技媒
体検出手段としての投入メダルセンサ106cを流下通
路R2の上部に設けてもよい。
【0150】次に、このように遊技媒体排出手段として
のメダル排出レバー313を回動させる流路切替ソレノ
イド107や、遊技媒体検出手段としての投入メダルセ
ンサ106a〜106cによるメダルMの検出に基づく
処理の制御を実施するための制御内容を説明する。
【0151】図15は、遊技制御部210がSa2にお
いて実行するBET処理の制御内容を示すフローチャー
トである。
【0152】この処理で遊技制御部210は、今回のゲ
ームがリプレイゲームであるかを確認する(Sb1)。
リプレイゲームであるかは、前回のゲームで設定された
遊技状態に基づいて判定される。
【0153】この判定においてリプレイゲームであると
判定した場合には、前回のゲームで設定された賭数を設
定し(Sb20)、スタートレバー38の操作待ちの状
態となり(Sb21)、この状態でスタートレバー38
が操作されると賭数を確定し(Sb12)、この確定し
た賭数に基づくゲームが開始される。
【0154】Sb1の判定においてリプレイゲームでな
いと判定した場合には、流路切替ソレノイド107をo
nとして(Sb2)、投入されたメダルが投入メダルセ
ンサ106a〜106cを通過してホッパータンク57
に導かれるようにし、メダル投入部34から投入される
メダルに基づく賭数の設定を許可する。
【0155】次いで投入メダルセンサ106a〜106
cからの出力があるか否かを判定し(Sb3)、出力が
ないと判定した場合には1枚BETボタン36aもしく
はMAXBETボタン36bの操作があるか否かを判定
する(Sb4)。Sb4において操作があると判定した
場合には、1枚BETスイッチ100もしくはMAXB
ETスイッチ101からの出力に基づいて賭数の加算処
理を実施するとともに(Sb5)、この賭数加算処理の
実施により、賭数=3、すなわち賭数が最大値に達し、
かつ、クレジットが50であるか否かを判定する(Sb
6)。ここで1枚BETスイッチ100もしくはMAX
BETスイッチ101からの出力に基づいて賭数の加算
処理を実施した場合にはクレジットが50に達している
ことはないので、そのままスタート操作を有効としてゲ
ーム開始を許可した後(Sb8)、スタートレバー38
の操作があるか否かを判定する(Sb9)。
【0156】また、例えば後述するメダル検出に基づい
てSb5において賭数加算処理が実施され、Sb6にお
いて賭数が最大値に達し、かつ、クレジットが50に達
していると判定された場合は、流路切替ソレノイド10
7の駆動をoffにしてSb8に進むことになる。
【0157】なお、本実施例における通常ゲーム時にお
ける最大賭数が3とされているため、Sb6においては
賭数=3であるか否かを判定することで賭数が最大値に
達しているか否かを判定しているが、最大賭数が3でな
い遊技状態(例えばRB時等)中等においては、Sb6
において判定する数値は変わることになる。
【0158】Sb4において1枚BETボタン36aも
しくはMAXBETボタン36bの操作があると判定し
た場合には、賭数=0であるか否か、すなわち、賭数が
設定されているか否かを判定し(Sb13)、賭数が設
定されていると判定した場合にはSb9に進み、賭数が
設定されていないと判定した場合にはSb3に戻って投
入メダルセンサ106a〜106cからの出力があるか
否かを判定する。
【0159】Sb9においてスタートレバー38の操作
があると判定した場合には、流路切替ソレノイド107
をoffとして(Sb10)、投入されたメダルが返却
メダル流路73に導かれるようにメダルの流路を切替え
るとともに、スタートレバー38操作を無効として、投
入メダルセンサ106a〜106cから出力されるメダ
ル検出信号の受付けを無効とする(Sb11)ととも
に、その時点で設定されている賭数を確定し(Sb1
2)、この確定した賭数に基づくゲームが開始される。
【0160】また、Sb3において投入メダルセンサ1
06a〜106cからの出力があると判定した場合に
は、スタートレバー38操作を無効とし(Sb14)、
投入メダルセンサ106bからのメダル検出信号の出力
終了待ち状態となる(Sb15)。投入メダルセンサ1
06bからのメダル検出信号の出力終了後、賭数<3で
あるか、すなわち、その時点で設定されている賭数が本
実施例における最大賭数である3未満であるか否かを判
定し(Sb16)、賭数が3未満であると判定した場合
はSb5に進んで賭数加算処理を実施することになり、
また、賭数が3未満でないと判定した場合はクレジット
の加算処理を実施し(Sb17)、このクレジット加算
処理によりクレジットが50に達したか否かを判定し
(Sb18)、クレジットが50に達しなかったと判定
した場合にはそのままSb8に進み、クレジットが50
に達した場合には流路切替ソレノイド107をoffと
して(Sb19)、その後投入されるメダルが返却メダ
ル流路73に導かれるようにメダルの流路を切替える。
【0161】ここで、遊技制御部210が上記のフロー
チャートに基づいて実施するBET処理制御内容を、図
16に示されるタイミングチャートに基づいて具体的に
説明する。
【0162】まず、前回のゲームが終了した時点(Tb
1)において、遊技制御部210は、投入メダルセンサ
106a〜106cによるメダルの検出を有効にし、メ
ダルの投入による賭数の設定を受け付ける状態とする。
また、この状態においては賭数が設定されていないた
め、ゲームを開始することは出来ないため、スタート操
作を無効としている。
【0163】Tb1から所定時間経過後のTb2の時点
で投入された1枚目のメダルが投入メダルセンサ106
aにより検出され、投入メダルセンサ106bからのメ
ダル検出信号の受信が終了した時点(Tb3)におい
て、賭数が3未満の場合は賭数1の加算処理を実施し、
賭数が3である場合はクレジット加算処理を実施する。
これによりゲームを開始することが可能な状況となるた
め、スタート操作を有効とする。
【0164】次いで2枚目のメダルが投入メダルセンサ
106aにより検出された時点(Tb4)においては、
有効としていたスタート操作を無効とするとともに、こ
の時点(Tb4)から投入メダルセンサ106bからの
メダル検出信号の受信が終了する時点(Tb5)におい
てスタート操作を有効とする。すなわち、賭数が設定さ
れた時点から、メダルの検出中以外の時にスタート信号
を受信するまでの間にメダルの検出がある場合には、ス
タート操作の無効処理を繰り返すことになる。
【0165】よって、3枚目のメダルが投入メダルセン
サ106aにより検出された時点(Tb6)から投入メ
ダルセンサ106bからのメダル検出信号の受信が終了
する時点(Tb8)までの間の例えば所定時点(Tb
7)において、遊技者によりスタートレバー38が操作
されてスタート信号が出力された場合にあっては、スタ
ート操作を無効としているので、このスタート信号は無
効とされる。すなわち、メダル検出中である時点(Tb
7)において投入メダルセンサ106a〜106cによ
るメダルの検出を無効としてゲームを開始してしまうこ
とはないので、投入メダルセンサ106a〜106cを
通過中である検出中のメダルは賭数もしくはクレジット
として加算されないままホッパータンク57内に取り込
まれ、かつ、遊技者に対してメダルが返却されることも
ない、いわゆる飲み込みが発生することがない。
【0166】そして3枚目のメダルにおける投入メダル
センサ106bからのメダル検出信号の受信が終了した
時点(Tb8)経過後から4枚目のメダルが投入メダル
センサ106aにより検出されるまでの間の所定時点
(Tb9)においてスタート信号が出力された場合にあ
ってはこのスタート操作を受け付け、投入メダルセンサ
106a〜106cによるメダルの検出を無効とすると
ともに、流路切替ソレノイド107をoffとして、そ
の後投入されるメダルは返却メダル流路73に導かれる
ようにメダルの流路を切替える。
【0167】このように本実施例においては、従来例に
て説明したように、賭数が設定されている状態におい
て、遊技者によりスタートレバー38が操作された場
合、遊技制御部210はこのゲームスタート操作に基づ
いて、流路切替ソレノイド107をoffにし、投入さ
れるメダルMをメダル排出部320から排出させて遊技
者に返却するようにしてメダルMを受け付けない状態に
するとともに、投入メダルセンサ106a〜106cに
よる投入されたメダルMの検出を無効にする処理を実施
するようになっているが、賭数が設定された状態におけ
る投入メダルセンサ106a〜106cによるメダルの
検出中においてはスタート操作を無効としているので、
ゲーム開始を要求するスタートレバー38操作があった
場合、このスタートレバー38が操作されることにより
出力されるスタート信号を受付けて、この検出が無効と
されることがない。よって、いわゆるメダルの飲み込み
を回避出来る。
【0168】次に、投入メダルセンサ106a〜106
cによるメダルの検出中においてゲーム開始を要求する
スタートレバー38操作があった場合において、投入メ
ダルセンサ106a〜106cによるメダルの検出が無
効とされることを防止するための他の実施例を図17及
び図18に基づいて説明する。
【0169】図17は、遊技制御部210がSa2にお
いて実行するBET処理の他の実施例としての制御内容
を示すフローチャートである。
【0170】この処理で遊技制御部210は、今回のゲ
ームがリプレイゲームであるかを確認する(Sc1)。
リプレイゲームであるかは、前回のゲームで設定された
遊技状態に基づいて判定される。
【0171】この判定においてリプレイゲームであると
判定した場合には、前回のゲームで設定された賭数を設
定し(Sc23)、スタートレバー38の操作待ちの状
態となり(Sc24)、この状態でスタートレバー38
が操作されると賭数を確定し(Sc13)、この確定し
た賭数に基づくゲームが開始される。
【0172】Sc1の判定においてリプレイゲームでな
いと判定した場合には、流路切替ソレノイド107をo
nとして(Sc2)、投入されたメダルが投入メダルセ
ンサ106a〜106cを通過してホッパータンク57
に導かれるようにし、メダル投入部34から投入される
メダルに基づく賭数の設定を許可する。
【0173】次いで投入メダルセンサ106a〜106
cからの出力があるか否かを判定し(Sc3)、出力が
ないと判定した場合には1枚BETボタン36aもしく
はMAXBETボタン36bの操作があるか否かを判定
する(Sc4)。Sc4において操作があると判定した
場合には、1枚BETスイッチ100もしくはMAXB
ETスイッチ101からの出力に基づいて賭数の加算処
理を実施するとともに(Sc5)、この賭数加算処理の
実施により、賭数=3、すなわち賭数が最大値に達し、
かつ、クレジットが50であるか否かを判定する(Sb
6)。ここで1枚BETスイッチ100もしくはMAX
BETスイッチ101からの出力に基づいて賭数の加算
処理を実施した場合にはクレジットが50に達している
ことはないので、そのままスタート操作を有効としてゲ
ーム開始を許可した後(Sc8)、後述するSc22に
おいてスタートフラグが設定されているか否かを判定す
る(Sc9)。
【0174】また、例えば後述するメダル検出に基づい
てSc5において賭数加算処理が実施され、Sc6にお
いて賭数が最大値に達し、かつ、クレジットが50に達
していると判定された場合は、流路切替ソレノイド10
7の駆動をoffにしてSc8に進むことになる。
【0175】なお、本実施例における通常ゲーム時にお
ける最大賭数が3とされているため、Sc6においては
賭数=3であるか否かを判定することで賭数が最大値に
達しているか否かを判定しているが、最大賭数が3でな
い遊技状態(例えばRB時等)中等においては、Sc6
において判定する数値は変わることになる。
【0176】Sc9においてスタートフラグが設定され
ていると判定した場合は、既に遊技者によるスタート操
作がなされているとして、スタート操作に基づく処理と
して流路切替ソレノイド107をoffとする(Sc1
1)。また、Sc9においてスタートフラグが設定され
ていないと判定した場合はスタート操作があるか否かを
判定し(Sc10)、スタート操作があると判定した場
合はSc11に進む。
【0177】Sc4において1枚BETボタン36aも
しくはMAXBETボタン36bの操作があると判定し
た場合には、賭数=0であるか否か、すなわち、賭数が
設定されているか否かを判定し(Sc14)、賭数が設
定されていると判定した場合にはSc10に進み、賭数
が設定されていないと判定した場合にはSc3に戻って
投入メダルセンサ106a〜106cからの出力がある
か否かを判定する。
【0178】Sc10においてスタートレバー38の操
作があると判定した場合、及びSc9においてスタート
フラグが設定されていると判定した場合には、流路切替
ソレノイド107をoffとして(Sc11)、投入さ
れたメダルが返却メダル流路73に導かれるようにメダ
ルの流路を切替えるとともに、スタートレバー38操作
を無効として、投入メダルセンサ106a〜106cか
ら出力されるメダル検出信号の受付けを無効とする(S
c12)とともに、その時点で設定されている賭数を確
定し(Sc13)、この確定した賭数に基づくゲームが
開始される。
【0179】また、Sc3において投入メダルセンサ1
06a〜106cからの出力があると判定した場合に
は、スタート操作を無効とした後(Sc15)、投入メ
ダルセンサ106bからのメダル検出信号の出力終了待
ち状態となる(Sc16)。この投入メダルセンサ10
6bからのメダル検出信号の出力終了待ち状態中におい
ては、その間にスタートレバー38の操作があるか否か
を判定し(Sc21)、操作があった場合にはスタート
フラグを設定した後(Sc22)、再びSc16に戻る
とともに、Sc21においてスタートレバー38の操作
がないと判定した場合にはそのままSc16に戻る。
【0180】そして投入メダルセンサ106bからのメ
ダル検出信号の出力終了後、賭数<3であるか、すなわ
ち、その時点で設定されている賭数が本実施例における
最大賭数である3未満であるか否かを判定し(Sc1
7)、賭数が3未満であると判定した場合はSc5に進
んで賭数加算処理を実施することになり、また、賭数が
3未満でないと判定した場合はクレジットの加算処理を
実施し(Sc18)、このクレジット加算処理によりク
レジットが50に達しなかった場合にはそのままSc9
に進み、クレジットが50に達した場合には流路切替ソ
レノイド107をoffとして(Sc20)、その後投
入されるメダルが返却メダル流路73に導かれるように
メダルの流路を切替える。
【0181】ここで、遊技制御部210が図17のフロ
ーチャートに基づいて実施するBET処理制御内容を、
図18に示されるタイミングチャートに基づいて具体的
に説明する。
【0182】まず、前回のゲームが終了した時点(Tc
1)において、遊技制御部210は、投入メダルセンサ
106a〜106cによるメダルの検出を有効にし、メ
ダルの投入による賭数の設定を受け付ける状態とする。
また、この状態においては賭数が設定されていないた
め、ゲームを開始することは出来ないため、スタート操
作を無効としている。
【0183】Tc1から所定時間経過後のTc2の時点
で投入された1枚目のメダルが投入メダルセンサ106
aにより検出され、投入メダルセンサ106bからのメ
ダル検出信号の受信が終了した時点(Tc3)におい
て、賭数が3未満の場合は賭数1の加算処理を実施し、
賭数が3である場合はクレジット加算処理を実施する。
これによりゲームを開始することが可能な状況となるた
め、スタート操作を有効とする。
【0184】次いで2枚目のメダルが投入メダルセンサ
106aにより検出された時点(Tc4)においては、
有効としていたスタート操作を無効とするとともに、こ
の時点(Tc4)から投入メダルセンサ106bからの
メダル検出信号の受信が終了する時点(Tc5)におい
てスタート操作を有効とする。すなわち、賭数が設定さ
れた時点から、メダルの検出中以外の時にスタート信号
を受信するまでの間にメダルの検出がある場合には、ス
タート操作の無効処理を繰り返すことになる。
【0185】そして、3枚目のメダルが投入メダルセン
サ106aにより検出された時点(Tc6)から投入メ
ダルセンサ106bからのメダル検出信号の受信が終了
する時点(Tc8)までの間の例えば所定時点(Tc
7)において、遊技者によりスタートレバー38が操作
されてスタート信号が出力された場合にあっては、スタ
ート操作は無効とされているため、ここではこのスター
ト信号の出力に基づいてスタートフラグを設定しておく
のみで、投入メダルセンサ106a〜106cにおける
メダルの検出を無効とする等のスタート操作に基づく処
理の実施は留保される。
【0186】すなわち、メダル検出中である時点(Tc
7)において投入メダルセンサ106a〜106cによ
るメダルの検出を無効としてゲームを開始してしまうこ
とはないので、投入メダルセンサ106a〜106cを
通過中である検出中のメダルは賭数もしくはクレジット
として加算されないままホッパータンク57内に取り込
まれ、かつ、遊技者に対してメダルが返却されることも
ない、いわゆる飲み込みが発生することがない。
【0187】そして3枚目のメダルにおける投入メダル
センサ106bからのメダル検出信号の受信が終了した
時点(Tc8)でスタート操作を有効とし、スタートフ
ラグが設定されているか否かを判定するため、Tc7の
時点で設定されて留保されていたスタート操作に基づく
処理、すなわち、流路切替ソレノイド107の駆動をo
ffとして、その後投入されるメダルは返却メダル流路
73に導かれるようにメダルの流路を切替えるととも
に、投入メダルセンサ106a〜106cにおけるメダ
ルの検出を無効とし、リール51L、51C、51Rを
回転させてゲームを開始する。
【0188】このような制御を実施することで、賭数が
設定された状態において、投入メダルセンサ106a〜
106cによるメダルの検出中においてゲーム開始を要
求するスタートレバー38操作があった場合、このスタ
ートレバー38による操作が受付けられてメダルの検出
が無効とされてしまうことがないため、いわゆるメダル
の飲み込みを回避出来るばかりか、スタート操作に基づ
く処理の実施は無効とされることなく、メダルの検出が
終了する時点まで留保され、メダル検出終了時点におい
て実施されるため、遊技者は、メダルが飲み込まれるこ
となく、かつ、その時点でスタートレバー38の操作が
受け付けられることになるため、スタートレバー38操
作を繰り返す必要がない。
【0189】なお、ここでは、遊技者に違和感を感じさ
せることがないように、メダル検出中においてスタート
操作に基づく処理の実施を、メダルMの検出終了後にお
いて即座に実施するようにしているが、メダル検出中に
なされたスタート操作に基づく処理の実施の留保期間、
すなわち、前記処理の開始時点をどの時点で行うかは任
意に変更可能であり、そのメダルの検出終了時点に実施
するものに限定されるものではない。
【0190】また、上記各実施例においては、投入メダ
ル検出センサ106a〜106cによるメダルMの検出
中においてスタートレバー38が操作されるとスタート
信号は出力されるようになっており、このようにメダル
Mの検出中において出力されたスタート信号を遊技制御
部210が無効としたり、あるいは所定時点まで留保す
ることで、メダル検出中におけるスタート操作を無効と
したり所定時点まで留保するようになっているが、本発
明はこれに限定されるものではなく、例えば投入メダル
検出センサ106a〜106cによるメダルMの検出中
においてスタートレバー38が操作された場合にスター
ト信号が出力されないようにすることでスタート操作を
無効としたり、あるいは投入メダル検出センサ106a
〜106cによるメダルMの検出中においてスタートレ
バー38が操作された場合に遅延回路等を介してスター
ト信号を所定時点まで留保した後に出力するようにする
ことでスタート操作を留保するようにしてもよい。
【0191】さらに、メダル検出中においてスタート操
作を無効としたり、留保する方法としては、上記したよ
うなスタート信号の受付けに基づいて実施するゲームス
タートに関連する処理の実施を無効としたり所定時点ま
で留保するものに限定されるものではなく、メダル検出
中においてスタートレバー38を機械的なロック状態と
して、遊技者がスタートレバー38を押圧することが出
来ないようにすることによりスタート操作を無効とした
り留保することも含まれる。
【0192】また、上記実施例では、メダル検出中でな
い場合やメダル検出中におけるスタート操作が留保され
た場合においては、スタートレバー38の操作により出
力されたスタート信号が有効に受付けられた時点でリー
ル51L、51C、51Rが回転されるように記載され
ていたが、例えばスタートレバー38の操作により出力
されたスタート信号が受付けられた時点が前述したウェ
イトタイム内である場合においては、設定されたウェイ
トタイムが経過するまでの間、リール51L、51C、
51Rは駆動するものの、回転開始はウェイトタイム経
過後になることから、必ずしもスタートレバー38の操
作により出力されたスタート信号が受付けられた時点で
リール51L、51C、51Rが回転されるものではな
い。
【0193】さらに、上記のような制御に加えて、スタ
ートレバー38操作に基づいてメダル流路を切り替える
ために、流路切替ソレノイド107をoffとして上記
メダル排出レバー313等によりメダルの姿勢を強制的
に傾けること等により流路を切り替えるようにすること
で、メダルのいわゆる飲み込みを極力防止することが出
来る。
【0194】さらにより好ましくは、メダル排出レバー
313と投入メダル検出センサ106a〜106cとの
間を出来るだけ近づけ、流下するメダルMがメダル排出
レバー313によりメダルを排出出来ない位置に達した
時点では、既に投入メダル検出センサ106a〜106
cによるメダルMの検出が行われているように構成して
おけばよい。
【0195】また、投入されて流下通路R2を流下する
メダルの流路を切り替えて返却メダル流路73に導く遊
技媒体排出手段は、流下するメダルを流下通路R2から
強制的に排出出来るように構成されていれば、図11に
示されるように構成されるものに限定されるものではな
く、例えば図19に示されるように構成されていてもよ
い。
【0196】例えば図19に示される投入メダルセレク
タ329は、メダル判別手段及び遊技媒体検出手段は上
記投入メダルセレクタ71と同様に構成されている。な
お、投入メダルセレクタ71と同様の部位には同様の符
号を付すことにより、ここでの詳細な説明を省略するも
のとする。
【0197】上記メダル判別手段と遊技媒体検出手段メ
ダル判別手段との間に設けられる流路切替ソレノイド3
30は、ベースプレート331のベースプレート331
の前面を覆うように取り付けられたカバープレート33
2の表面に取付けられた取付板333の表面に取り付け
られており、ベースプレート331とカバープレート3
32との間に流下通路R2が形成されている。
【0198】取付板333の上部からは支持片334が
突設されており、その支持片334の先端には、メダル
排出手段の一部を構成する側面視L字状の回動板335
の上端が回動自在に枢支されている。回動板335は、
その上端がコイルバネ336を介して取付板333の上
端と連結されており、流路切替ソレノイド330が駆動
して励磁されることにより、図19(a)に示されるよ
うに、その下端片335aの先端が流下通路R2の下方
に位置し、流下通路R2の底板として機能するようにな
っているとともに、流路切替ソレノイド330の駆動が
offとされることにより、コイルバネ336が作用し
て図19(b)に示されるように図中反時計回りに回動
するようになっている。これにより流下通路R2の底板
がなくなってメダル排出部337が形成され、流下通路
R2を流下してきたメダルMはメダル排出部337から
落下するようになっている。
【0199】また、ベースプレート331における流路
切替ソレノイド330の下流側には、図19(c)に示
されるように、遊技媒体排出手段の一部を構成するメダ
ルMを押し出し可能な略T字状の押出しバー338を、
流下通路R2から退避した位置と、流下通路R2内に突
出して流下するメダルMに当接する位置との間で進退自
在とする電磁弁339が設けられている。押出しバー3
38は、流路切替ソレノイド330が駆動して回動板3
35が励磁されている状態においてはメダル排出部33
7の下流側に退避されており、流路切替ソレノイド33
0の駆動がoffとされて回動板335の励磁が解除さ
れると同時に流下通路R2に向けて斜め下向きに突出さ
れ、流下してきたメダルMを図11(c)に示されるよ
うに流下方向と逆方向からメダル排出部337に向けて
押し出すようになっている。
【0200】なお、この流路切替ソレノイド330の駆
動、駆動offのタイミングは上記実施例における流路
切替ソレノイド107と同様であるため、ここでの詳細
な説明は省略するが、このような流路切替ソレノイド3
30の駆動、駆動offによりメダルMの流路を切替る
ことにより、前述の実施例と同様の作用、効果が得られ
ることになる。
【0201】このように、流路切替ソレノイド330の
駆動がoffとされて回動板335の励磁が解除される
ことによりメダル排出部337が形成され、このメダル
排出部337から流下してきたメダルMを単に自重で落
下させることによりメダルMの流路を切り替えるのでは
なく、例えば上記実施例におけるメダル排出レバー31
3のように流下通路R2内に突出して、メダルMの姿勢
を強制的に変更させることにより流路を切り替えるよう
にしたり、上記押出しバー338のように流下通路R2
内に突出して、メダルMの流下方向と逆の方向からメダ
ルMを排出方向に向けて押し出すことにより強制的に流
路を切り替えるようにすることで、より確実にメダルM
の流路を切り替えて排出させることが出来るため、前述
したようなメダルMの検出に関わる制御方法に加えて、
このようなメダル排出手段を設けることで、前述したよ
うなメダルの飲み込みを効果的に防止出来る。
【0202】前記実施例における各要素は、本発明に対
して以下のように対応している。
【0203】本発明の請求項1は、1ゲームに対して賭
数を設定することによりゲームが開始可能となるととも
に、表示状態を変化させることが可能な可変表示装置5
0の表示結果が導出表示されることにより1ゲームが終
了し、該可変表示装置50の表示結果に応じて所定の入
賞が発生可能なスロットマシン(1)であって、前記賭
数を設定するための遊技媒体(メダル)を投入可能な遊
技媒体投入口(メダル投入部34)と、該遊技媒体投入
口から投入された遊技媒体が流下する流下通路(R1、
R2)と、該流下通路を流下する前記遊技媒体の真偽を
判別する遊技媒体判別手段(開口部307及び保持板3
08及び規制板309)と、該遊技媒体判別手段により
真正と判別された前記遊技媒体を検出する遊技媒体検出
手段(投入メダルセンサ106a〜106c)と、前記
ゲームの開始を要求するためのゲーム開始手段(スター
トレバー38)と、該ゲーム開始手段における前記ゲー
ムの開始要求の受付けに基づき、前記遊技媒体検出手段
における前記遊技媒体の検出を無効とする遊技媒体検出
無効手段(遊技制御部210)と、前記遊技媒体検出手
段における前記遊技媒体の検出中において、前記ゲーム
開始手段のゲーム開始操作に基づくゲーム開始処理の実
施を無効にするゲーム開始操作無効手段(遊技制御部2
10)と、を備える。
【0204】本発明の請求項2は、1ゲームに対して賭
数を設定することによりゲームが開始可能となるととも
に、表示状態を変化させることが可能な可変表示装置5
0の表示結果が導出表示されることにより1ゲームが終
了し、該可変表示装置50の表示結果に応じて所定の入
賞が発生可能なスロットマシン(1)であって、前記賭
数を設定するための遊技媒体(メダル)を投入可能な遊
技媒体投入口(メダル投入部34)と、該遊技媒体投入
口から投入された遊技媒体が流下する流下通路(R1、
R2)と、該流下通路を流下する前記遊技媒体の真偽を
判別する遊技媒体判別手段(開口部307及び保持板3
08及び規制板309)と、該遊技媒体判別手段により
真正と判別された前記遊技媒体を検出する遊技媒体検出
手段(投入メダルセンサ106a〜106c)と、前記
ゲームの開始を要求するためのゲーム開始手段(スター
トレバー38)と、該ゲーム開始手段における前記ゲー
ムの開始要求の受付けに基づき、前記遊技媒体検出手段
における前記遊技媒体の検出を無効とする遊技媒体検出
無効手段(遊技制御部210)と、前記遊技媒体検出手
段における前記遊技媒体の検出中において、前記ゲーム
開始手段のゲーム開始操作に基づくゲーム開始処理の実
施を所定時点まで留保するゲーム開始操作留保手段(遊
技制御部210)と、を備える。
【0205】本発明の請求項3は、前記所定時点は、前
記遊技媒体検出手段(投入メダルセンサ106a〜10
6c)における前記遊技媒体(メダル)の検出が終了し
た時点である。
【0206】本発明の請求項4は、前記流下通路(R
1、R2)における所定位置には、前記ゲーム開始手段
(スタートレバー38)における前記ゲームの開始要求
の受付けに基づいて、前記遊技媒体判別手段により真正
と判別された前記遊技媒体を前記流下通路から強制的に
排出させる遊技媒体排出手段(メダル排出レバー31
3、回動板335)が設けられている。
【0207】本発明の請求項5は、前記遊技媒体検出手
段(投入メダルセンサ106a、106b)は、前記流
下通路(R1、R2)における上方もしくは下方に設け
られているとともに、前記流下通路を挟んで前記遊技媒
体検出手段と対向する箇所には、前記遊技媒体検出手段
とは別個の補助遊技媒体検出手段(投入メダルセンサ1
06c)が、前記遊技媒体検出手段において検出中の前
記遊技媒体(メダル)を検出可能に設けられている。
【0208】本発明の請求項6は、前記遊技媒体検出手
段は、前記流下通路の流路方向に向かって並設される少
なくとも2つの検出センサ(投入メダルセンサ106
a、106b)からなる。
【0209】以上、本発明の実施例を図面により説明し
てきたが、本発明はこれら実施例に限定されるものでは
なく、本発明の主旨を逸脱しない範囲における変更や追
加があっても本発明に含まれることは言うまでもない。
【0210】
【発明の効果】本発明は以下の効果を奏する。
【0211】(a)請求項1項の発明によれば、遊技媒
体検出手段による遊技媒体の検出中においてゲーム開始
手段のゲーム開始操作があった場合でも、該ゲーム開始
手段の操作に基づくゲーム開始処理の実施が無効とされ
ることにより、前記ゲーム開始処理の実施よりも遊技媒
体検出手段による遊技媒体の検出が優位とされるため、
前記遊技媒体検出手段に到達した遊技媒体の検出が遊技
媒体検出無効手段によって無効とされることによる、い
わゆる遊技媒体の飲み込みが防止される。
【0212】(b)請求項2項の発明によれば、遊技媒
体検出手段による遊技媒体の検出中においてゲーム開始
手段のゲーム開始操作があった場合でも、該ゲーム開始
手段の操作に基づくゲーム開始処理の実施が所定時点ま
で留保されることにより、遊技媒体検出手段による遊技
媒体の検出よりも前記ゲーム開始処理の実施が優位とさ
れていても、前記遊技媒体検出手段に到達した遊技媒体
の検出が遊技媒体検出無効手段によって無効とされるこ
とによる、いわゆる遊技媒体の飲み込みが防止される。
【0213】(c)請求項3項の発明によれば、ゲーム
開始手段のゲーム開始操作がなされた時点からゲーム開
始処理が実施されるまでの時間を最小限とすることが出
来る。
【0214】(d)請求項4項の発明によれば、ゲーム
開始手段のゲーム開始操作がなされた時点で遊技媒体検
出手段に到達していない遊技媒体を、前記遊技媒体検出
手段により検出させることなく、確実に排出することが
出来る。
【0215】(e)請求項5項の発明によれば、遊技媒
体を上下の遊技媒体検出手段で同時に検出させることに
より、遊技媒体の流下方向に向けて検出させることが出
来、かつ、流下方向と反対側に引き出す際には検出され
ないような不正手段を用いた不正行為を効果的に防止出
来る。
【0216】(f)請求項6項の発明によれば、遊技媒
体検出手段により検出させた遊技媒体を糸等により引き
戻して再度検出させる等の不正行為を効果的に防止出来
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された実施例のスロットマシンを
示す正面図である。
【図2】図1のスロットマシンの内部構造図である。
【図3】図1のスロットマシンの前面扉の裏面図であ
る。
【図4】本実施例のスロットマシンの全体構成を示すブ
ロック図である。
【図5】本実施例のスロットマシンにおける回路構成を
示すブロック図である。
【図6】本実施例のスロットマシンにおいて遊技制御基
板の制御部が実施するゲームの進行処理を示すフローチ
ャートである。
【図7】投入メダルセレクタの構造を示す正面図であ
る。
【図8】図7の投入メダルセレクタの作用を示す図であ
る。
【図9】同じく図7の投入メダルセレクタの作用を示す
図である。
【図10】(a)は図7のA−A断面図であり、(b)
はメダルを排出する状態を示す断面図である。
【図11】(a)は図7のB−B断面図であり、(b)
はメダルを排出する状態を示す断面図である。
【図12】(a)は投入メダルセンサによるメダル検出
状態を示す概略図であり、(b)は各センサにおけるメ
ダル検出タイミングを示すタイミングチャートである。
【図13】(a)、(b)は従来の投入メダルセンサに
よるメダル検出における不正行為の一例を示す図であ
る。
【図14】(a)、(b)は、図13に示される不正行
為を、本実施例における投入メダルセンサによるメダル
検出一例を示す図である。
【図15】遊技制御部が実施するBET処理を示すフロ
ーチャートである。
【図16】図15のBET処理に基づいて遊技制御部が
実施する処理状態の一例を示すタイミングチャートであ
る。
【図17】遊技制御部が実施する他の実施例としてのB
ET処理を示すフローチャートである。
【図18】図17のBET処理に基づいて遊技制御部が
実施する処理状態の一例を示すタイミングチャートであ
る。
【図19】(a)〜(c)は、メダル排出手段の他の実
施形態を示す図である。
【図20】従来の投入メダルセレクタを示す正面図であ
る。
【図21】図20の投入メダルセレクタによるメダルの
検出時における制御状況の一例を示すタイミングチャー
トである。
【符号の説明】
1 スロットマシン 2a 筐体 2b 前面扉 3 施錠装置 3a 鍵穴 4 上部飾り枠 5 入賞図柄説明パネル 6 遊技パネル 7 下部飾り枠 8 タイトルパネル 9 メダル払出穴 10 灰皿 11 メダル受皿 12a、12b 放音部 13 放音部 14 透視窓 15 液晶表示部 20a〜20c 小役告知表示部 21 1枚賭け表示部 22、23 2枚賭け表示部 24、25 3枚賭け表示部 26 ゲームオーバー表示部 27 リプレイ表示部 28 ウェイト表示部 29 スタート表示部 30 投入指示表示部 31 クレジット表示部 32 ゲーム回数表示部 33 ペイアウト表示部 34 メダル投入部 35 メダル詰まり解除ボタ
ン 36a 1枚BETボタン 36b MAXBETボタン 37 精算ボタン 38 スタートレバー 39 ストップボタンユニッ
ト 40L、40C、40R ストップボタン 41〜45 遊技効果ランプ部 50 可変表示装置 51L、51C、51R リール 52 リールユニット 53 リール間隠蔽部材 54L、54C、54R リールモータ 55 リールランプ 56 リールセンサ 57 ホッパータンク 58 案内レール 59 オーバーフロータンク 60 満タンセンサ 61 払出メダルセンサ 62 ホッパーモータ 63 メダル排出口 64 電源ユニット 65 メインスイッチ部 66 第2リセットボタン 67 設定ボタン 68 自動精算選択スイッチ
部 69 打止め選択スイッチ部 70 設定キー挿入部 71 メダルセレクタ 72 偽メダル排出部 73 返却メダル流路 80 メインスイッチ 81 第2リセットスイッチ 82 設定キースイッチ 83 設定スイッチ 84 電源コード 85 背板 86、87 側板 100 1枚BETスイッチ 101 MAXBETスイッチ 102 スタートスイッチ 103L、103C、103R ストップスイッチ 104 精算スイッチ 105 第1リセットスイッチ 106、106b 投入メダルセンサ 107 流路切替ソレノイド 108 ゲーム回数表示器 109 クレジット表示器 110 ペイアウト表示器 111 投入指示ランプ 112 1枚賭けランプ 113、114 2枚賭けランプ 115、116 3枚賭けランプ 117 ゲームオーバーランプ 118 スタートランプ 119 リプレイランプ 120 ボーナス告知ランプ 121a、121b BETボタンランプ 122L、122C、122R 操作有効ランプ 130〜134 遊技効果ランプ 135 液晶表示器 136a、136b、137 スピーカ 138 蛍光灯 139 ウェイトランプ 140a〜140c 小役告知ランプ 200 遊技制御基板 201 演出制御基板 202 電源基板 203 リール中継基板 204 リールランプ中継基板 205 外部出力基板 210 制御部 211 CPU 212 RAM 213 ROM 214 I/Oポート 215 スイッチ回路 216 モータ回路 217 初期リセット回路 218 クロック発生回路 219 パルス分周回路 220 バッファ回路 221 乱数発生回路 222 サンプリング回路 223 バックアップ電源 224 バッファ回路 225 バッファ回路 226 バッファ回路 230 制御部 231 CPU 232 RAM 233 ROM 234 I/Oポート 235 スピーカ駆動回路 236 表示駆動回路 237 ランプ駆動回路 238 バックアップ電源 300 ベースプレート 301a 取付片 302 カバープレート 302a 切欠部 303 軸部材 304 コイルバネ 305 棒材 306 軸 307 開口部 308 保持板 309 規制板 309a テーパ面 310 摺接部材 311 屈曲片 312 取付片 313 メダル排出レバー 313a 押圧部 314 挿通孔 315 支持片 316 突出片 317 コイルバネ 318 カバープレート 319 傾斜片 320 メダル排出部 321 メダル案内レバー 321a 当接片 321b 案内片 322 軸部材 323 コイルバネ 324 開口部 325 底板 325 案内片 326 パイプ材 327 透明円盤体 327 遮光部 328 透明円盤体 329 投入メダルセレクタ 330 流路切替ソレノイド 331 ベースプレート 332 カバープレート 333 取付板 334 支持片 335a 下端片 335 回動板 336 コイルバネ 337 メダル排出部 338 押出しバー 339 電磁弁 500 収納ケース 550 収納ケース L1、L2、L2’、L3、L3’ 入賞ライン

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1ゲームに対して賭数を設定することに
    よりゲームが開始可能となるとともに、表示状態を変化
    させることが可能な可変表示装置の表示結果が導出表示
    されることにより1ゲームが終了し、該可変表示装置の
    表示結果に応じて所定の入賞が発生可能なスロットマシ
    ンであって、前記賭数を設定するための遊技媒体を投入
    可能な遊技媒体投入口と、該遊技媒体投入口から投入さ
    れた遊技媒体が流下する流下通路と、該流下通路を流下
    する前記遊技媒体の真偽を判別する遊技媒体判別手段
    と、該遊技媒体判別手段により真正と判別された前記遊
    技媒体を検出する遊技媒体検出手段と、前記ゲームの開
    始を要求するためのゲーム開始手段と、該ゲーム開始手
    段における前記ゲームの開始要求の受付けに基づき、前
    記遊技媒体検出手段における前記遊技媒体の検出を無効
    とする遊技媒体検出無効手段と、前記遊技媒体検出手段
    における前記遊技媒体の検出中において、前記ゲーム開
    始手段のゲーム開始操作に基づくゲーム開始処理の実施
    を無効にするゲーム開始操作無効手段と、を備えること
    を特徴とするスロットマシン。
  2. 【請求項2】 1ゲームに対して賭数を設定することに
    よりゲームが開始可能となるとともに、表示状態を変化
    させることが可能な可変表示装置の表示結果が導出表示
    されることにより1ゲームが終了し、該可変表示装置の
    表示結果に応じて所定の入賞が発生可能なスロットマシ
    ンであって、前記賭数を設定するための遊技媒体を投入
    可能な遊技媒体投入口と、該遊技媒体投入口から投入さ
    れた遊技媒体が流下する流下通路と、該流下通路を流下
    する前記遊技媒体の真偽を判別する遊技媒体判別手段
    と、該遊技媒体判別手段により真正と判別された前記遊
    技媒体を検出する遊技媒体検出手段と、前記ゲームの開
    始を要求するためのゲーム開始手段と、該ゲーム開始手
    段における前記ゲームの開始要求の受付けに基づき、前
    記遊技媒体検出手段における前記遊技媒体の検出を無効
    とする遊技媒体検出無効手段と、前記遊技媒体検出手段
    における前記遊技媒体の検出中において、前記ゲーム開
    始手段のゲーム開始操作に基づくゲーム開始処理の実施
    を所定時点まで留保するゲーム開始操作留保手段と、を
    備えることを特徴とするスロットマシン。
  3. 【請求項3】 前記所定時点は、前記遊技媒体検出手段
    における前記遊技媒体の検出が終了した時点である請求
    項2に記載のスロットマシン。
  4. 【請求項4】 前記流下通路における所定位置には、前
    記ゲーム開始手段における前記ゲームの開始要求の受付
    けに基づいて、前記遊技媒体判別手段により真正と判別
    された前記遊技媒体を前記流下通路から強制的に排出さ
    せる遊技媒体排出手段が設けられている請求項1〜3の
    いずれかに記載のスロットマシン。
  5. 【請求項5】 前記遊技媒体検出手段は、前記流下通路
    における上方もしくは下方に設けられているとともに、
    前記流下通路を挟んで前記遊技媒体検出手段と対向する
    箇所には、前記遊技媒体検出手段とは別個の補助遊技媒
    体検出手段が、前記遊技媒体検出手段において検出中の
    前記遊技媒体を検出可能に設けられている請求項1〜4
    のいずれかに記載のスロットマシン。
  6. 【請求項6】 前記遊技媒体検出手段は、前記流下通路
    の流路方向に向かって並設される少なくとも2つの検出
    センサからなる請求項1〜5のいずれかに記載のスロッ
    トマシン。
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