JP2003127412A - インク供給装置及びプリンタヘッド - Google Patents

インク供給装置及びプリンタヘッド

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JP2003127412A
JP2003127412A JP2001322360A JP2001322360A JP2003127412A JP 2003127412 A JP2003127412 A JP 2003127412A JP 2001322360 A JP2001322360 A JP 2001322360A JP 2001322360 A JP2001322360 A JP 2001322360A JP 2003127412 A JP2003127412 A JP 2003127412A
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Japan
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ink
chamber
reservoir
tank
valve
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Application number
JP2001322360A
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English (en)
Inventor
Takeo Eguchi
武夫 江口
Masato Nakamura
正人 中村
Takumi Namekawa
巧 滑川
Shinichi Horii
伸一 堀井
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インク収容量が大きく、構造が簡素であり、
かつインク漏れがなく安定してインクを保持することが
できるようにする。 【解決手段】 インク収容部20と、インク収容部20
内のインクが流下可能にインク収容部20と連結された
インク室51と、インク収容部20とインク室51との
間を閉塞するように付勢されるとともに、インク室51
のインク送出部54からインクが供給されたときに発生
するインク室51内の圧力の低下によってインク収容部
20とインク室51とが連通するように移動される弁5
2とを備え、インク収容部20は、外気と連通するよう
に形成され、インク収容部20からインク室51にイン
クが送られたことによりインク量が減少したときに、そ
のインク量の減少分に相当する分の空気を内部に取り込
むための外気連通孔42aを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インク収容部から
所定量のインクを外部に送出するためのインク供給装置
と、このインク供給装置を適用したプリンタヘッドに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のプリンタヘッドに用いられるイン
ク供給装置としては、例えば以下のものが知られてい
る。図13は、従来のこの種のインク供給装置の第1例
を示す図である。図13において、インク収容部101
は、インクタンク101aと、インク保持室101bと
に仕切られている。インクタンク101aとインク保持
室101bとの間は、底面部で連通されている。
【0003】インクタンク101a側には、インクが装
填されている。また、インク保持室101bの天面側に
は、外気と連通する外気連通孔102が形成されてい
る。さらにまた、インク保持室101b内には、インク
を保持しておく多孔質体103が設けられている。さら
に、インク保持室101bの底面側には、インク送出部
104が形成されている。
【0004】インクがインク送出部104から送り出さ
れると、空気がインクタンク101a側に入り、その空
気に相当する分のインクがインクタンク101aからイ
ンク保持室101b側に送られるとともに、多孔質体1
03に保持される。ここで、多孔質体103の毛管力に
より、インクには吸い上げられる方向の力が加わってい
る。これにより、インク送出部104からインクが漏れ
ることはない。
【0005】図14は、従来のインク供給装置の第2例
を示す図である。図14において、インク収容部105
の底面側には、上記第1例と同様に、インク送出部10
4が形成されている。また、インク収容部105内に
は、内部にインクを収容した袋状体106が設けられて
いる。この袋状体106は、バネ107によって常時押
し広げる方向(図14中、矢印方向)に力が加わってい
る。このバネ107の力により、袋状体106内部のイ
ンクには、吸い上げられる方向の力が加わっている。こ
れにより、上記第1例と同様に、インク送出部104か
らインクが漏れることはない。
【0006】以上のように、プリンタヘッドに用いられ
るインク供給装置は、インク送出部104からインクが
漏れないように構成されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の従来の
技術では、以下の問題があった。第1例では、インク保
持室101b内に多孔質体103を設けているので、イ
ンク供給装置内の容積は、多孔質体103の分だけ小さ
くなる。よって、インク供給装置全体の大きさに対し
て、内部に収容できるインク量が少ないという問題があ
った。
【0008】また、第2例では、バネ107を用いる方
式であるので、例えばインク収容部105を薄型にした
場合には、袋状体106の内部にバネ107を収納する
ことができなくなったり、製造工程が複雑化する等の製
造上の問題があった。また、バネ107を用いるもので
あるので、機構が複雑化し、コストも高くなるという問
題があった。
【0009】したがって、本発明が解決しようとする課
題は、インク収容量が大きく、構造が簡素であり、かつ
インク漏れがなく安定してインクを保持することができ
るようにすることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、以下の解決手
段によって、上述の課題を解決する。請求項1の発明
は、インク収容部と、前記インク収容部の下側に配置さ
れるとともに前記インク収容部内のインクが流下可能に
前記インク収容部と連結され、インクを送り出すインク
送出部を有するインク室と、前記インク収容部と前記イ
ンク室との間を開閉するためのものであって、前記イン
ク収容部と前記インク室との間を閉塞するように付勢さ
れるとともに、前記インク室の前記インク送出部からイ
ンクが供給されたときに発生する前記インク室内の圧力
の低下によって前記インク収容部と前記インク室とが連
通するように移動される弁とを備え、前記インク収容部
は、外気と連通するように形成され、前記インク収容部
から前記インク室にインクが送られたことによりインク
量が減少したときに、そのインク量の減少分に相当する
分の空気を内部に取り込むための外気連通孔を備えるこ
とを特徴とするインク供給装置である。
【0011】請求項2の発明は、請求項1に記載のイン
ク供給装置において、前記インク収容部は、インクタン
クと、前記インクタンクの下方に延在するノズル部と、
前記ノズル部の少なくとも下端部が入り込むインク溜め
部とを備え、前記弁は、前記インク室と前記インク溜め
部との間を開閉するものであり、前記外気連通孔は、前
記インク溜め部に形成されており、前記インク室内の圧
力の低下によって前記インク溜め部と前記インク室とが
連通するように前記弁が移動されたときに、前記インク
溜め部のインク量の減少により、前記外気連通孔から前
記ノズル部を通って空気が前記インクタンク内に入り込
むとともに、前記インクタンクから前記インク溜め部に
インクが流下するように構成されていることを特徴とす
る。
【0012】請求項3の発明は、請求項1に記載のイン
ク供給装置において、前記インク収容部は、着脱可能に
形成されていることを特徴とする。
【0013】請求項4の発明は、請求項1に記載のイン
ク供給装置において、前記インク収容部は、インクタン
クと、前記インクタンクの下方に延在するノズル部と、
前記ノズル部の少なくとも下端部が入り込むインク溜め
部とを備え、前記弁は、前記インク室と前記インク溜め
部との間を開閉するものであり、前記外気連通孔は、前
記インク溜め部に形成されており、前記インク室内の圧
力の低下によって前記インク溜め部と前記インク室とが
連通するように前記弁が移動されたときに、前記インク
溜め部のインク量の減少により、前記外気連通孔から前
記ノズル部を通って空気が前記インクタンク内に入り込
むとともに、前記インクタンクから前記インク溜め部に
インクが流下するように構成されており、前記インクタ
ンクは、前記インク溜め部から着脱可能に形成されてい
ることを特徴とする。
【0014】請求項5の発明は、請求項1から請求項4
までのいずれか1項に記載のインク供給装置において、
前記弁は、前記インク室内に設けられており、付勢部材
によって前記インク収容部側に付勢されていることを特
徴とする。
【0015】請求項6の発明は、インク供給装置とプリ
ンタヘッドチップとを含むプリンタヘッドであって、前
記インク供給装置は、インク収容部と、前記インク収容
部の下側に配置されるとともに前記インク収容部内のイ
ンクが流下可能に前記インク収容部と連結され、インク
を送り出すインク送出部を有するインク室と、前記イン
ク収容部と前記インク室との間を開閉するためのもので
あって、前記インク収容部と前記インク室との間を閉塞
するように付勢されるとともに、前記インク室の前記イ
ンク送出部からインクが供給されたときに発生する前記
インク室内の圧力の低下によって前記インク収容部と前
記インク室とが連通するように移動される弁とを備え、
前記インク収容部は、外気と連通するように形成され、
前記インク収容部から前記インク室にインクが送られた
ことによりインク量が減少したときに、そのインク量の
減少分に相当する分の空気を内部に取り込むための外気
連通孔を備えるものであり、前記プリンタヘッドチップ
は、発熱抵抗体を有するとともに前記インク供給装置の
前記インク室と連通されたインク加圧室を基板上に複数
並設し、前記発熱抵抗体を駆動することで、前記インク
加圧室内のインクをノズルから吐出させるものであるこ
とを特徴とする。
【0016】請求項7の発明は、請求項6に記載のプリ
ンタヘッドにおいて、前記インク供給装置の前記インク
収容部は、インクタンクと、前記インクタンクの下方に
延在するノズル部と、前記ノズル部の少なくとも下端部
が入り込むインク溜め部とを備え、前記弁は、前記イン
ク室と前記インク溜め部との間を開閉するものであり、
前記外気連通孔は、前記インク溜め部に形成されてお
り、前記インク室内の圧力の低下によって前記インク溜
め部と前記インク室とが連通するように前記弁が移動さ
れたときに、前記インク溜め部のインク量の減少によ
り、前記外気連通孔から前記ノズル部を通って空気が前
記インクタンク内に入り込むとともに、前記インクタン
クから前記インク溜め部にインクが流下するように構成
されていることを特徴とする。
【0017】請求項8の発明は、請求項6に記載のプリ
ンタヘッドにおいて、前記インク供給装置の前記インク
収容部は、着脱可能に形成されていることを特徴とす
る。
【0018】請求項9の発明は、請求項6に記載のプリ
ンタヘッドにおいて、前記インク供給装置の前記インク
収容部は、インクタンクと、前記インクタンクの下方に
延在するノズル部と、前記ノズル部の少なくとも下端部
が入り込むインク溜め部とを備え、前記弁は、前記イン
ク室と前記インク溜め部との間を開閉するものであり、
前記外気連通孔は、前記インク溜め部に形成されてお
り、前記インク室内の圧力の低下によって前記インク溜
め部と前記インク室とが連通するように前記弁が移動さ
れたときに、前記インク溜め部のインク量の減少によ
り、前記外気連通孔から前記ノズル部を通って空気が前
記インクタンク内に入り込むとともに、前記インクタン
クから前記インク溜め部にインクが流下するように構成
されており、前記インクタンクは、前記インク溜め部か
ら着脱可能に形成されていることを特徴とする。
【0019】請求項10の発明は、請求項6から請求項
9までのいずれか1項に記載のプリンタヘッドにおい
て、前記インク供給装置の前記弁は、前記インク室内に
設けられており、付勢部材によって前記インク収容部側
に付勢されていることを特徴とする。
【0020】(作用)請求項1又は請求項6の発明にお
いては、インク室のインク送出部からインクが供給され
ると、インク室内の圧力が低下する。これにより、イン
ク室内では、インクを引き込もうとする吸引力が発生
し、この吸引力によって弁が移動され、インク収容部と
インク室とが連通し、インク収容部からインク室にイン
クが送られる。
【0021】インク収容部からインク室にインクが送ら
れると、インク収容部内のインク量が減少するが、この
減少分に相当する分の空気が外気連通孔からインク収容
部内に取り込まれる。また、インク収容部からインク室
にインクが送られることにより、インク室内の圧力が定
常状態に戻ると、弁は、インク収容部とインク室との間
を閉塞する。これにより、インク収容部からインク室へ
のインクの送りは停止する。
【0022】したがって、インク収容部内にインクを保
持する多孔質体等を設けるものではないので、インク収
容量を大きくすることができる。また、バネ等を用いて
インク収容部内の圧力を低くするものではなく、インク
収容部とインク室との間で気液交換を行うとともに、弁
によってインク収容部とインク室とを開閉するものであ
るので、構造を簡素にすることができる。そして、イン
ク漏れがなく安定してインクを保持することができる。
【0023】請求項2、請求項4、請求項7又は請求項
9の発明においては、インク室のインク送出部からイン
クが供給されると、弁は、インク室とインク溜め部との
間を開放する。これにより、インク溜め部からインク室
にインクが送られる。インク溜め部からインク室にイン
クが送られると、インク溜め部内のインク量が減少し、
インク溜め部の外気連通孔からノズル部を通ってインク
タンク内に空気が入り込むとともに、インクタンクから
インク溜め部にインクが流下する。
【0024】また、インク溜め部からインク室にインク
が送られることにより、インク室内の圧力が定常状態に
戻ると、弁は、インク溜め部とインク室との間を閉塞す
る。これにより、インク溜め部からインク室へのインク
の送りは停止する。これに伴い、インク溜め部内のイン
ク量は減少しなくなるので、インクタンク内に空気が入
り込むことがなくなり、インクタンクからインク溜め部
へのインクの流下はなくなる。以上のようにして、イン
クタンクとインク溜め部との間で気液交換を行うことが
できる。
【0025】請求項3又は請求項8の発明においては、
インク収容部は、インク供給装置から着脱可能である。
したがって、インク収容部をインクカートリッジとして
交換することができる。また、請求項4又は請求項9の
発明においては、インクタンクは、インク溜め部から着
脱可能である。したがって、インクタンクをインクカー
トリッジとして交換することができる。
【0026】請求項5又は請求項10の発明において
は、インク室内に設けられた弁がインク室とインク収容
部との間の開閉を行う。したがって、インク供給装置の
小型化を図ることができるとともに、インク室とインク
収容部との間の開閉を簡素な構造で確実に行うことがで
きる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図面等を参照して、本発明
の一実施形態について説明する。 (第1実施形態)図1は、本発明の第1実施形態である
バブルインクジェットプリンタヘッド(以下、単に「プ
リンタヘッド」という。)1を示す正面の断面図であ
る。プリンタヘッド1は、インク供給装置10と、プリ
ンタヘッドチップ100とから構成されている。図1で
は、プリンタヘッドチップ100は、外形のみを図示し
ている。
【0028】インク供給装置10は、インク収容部20
と、弁部50とを備える。さらに、インク収容部20
は、インクタンク30と、インク溜め部41とを備え
る。インクタンク30は、外気から密閉された容器状体
であり、内部にはインクが装填されたものである。イン
クタンク30の底面側には、筒状のノズル部31が形成
されている。ノズル部31は、インク溜め部41と連結
する部分である。
【0029】インク溜め部41は、インクタンク30の
下側に配置されている。図1に示すように、インク溜め
部41の基体は、上面が開口された形状をしているが、
この上面には、シール部材42が設けられている。シー
ル部材42は、インク溜め部41内のインクが上面から
こぼれないようにするためのものである。また、シール
部材42の一部の領域には、開口された外気連通孔42
aが設けられている。これにより、インク溜め部41内
は、外気連通孔42aを介して外気と連通する構造とな
っている。
【0030】さらに、シール部材42の中央部は円形状
に開口されており、この部分にOリング43が取り付け
られている。インクタンク30のノズル部31の先端部
がこのOリング43内に入り込むと、ノズル部31とO
リング43とが隙間なく嵌め合う。また、インク溜め部
41の底面側は、筒状に下方に延びており、弁部50に
連結されている。
【0031】弁部50は、以下のインク室51、弁5
2、バネ(付勢部材)53及びインク送出部54を備え
る。インク室51は、インク溜め部41の底面側から筒
状に延びる部分と一体となって形成され、略直方体状を
なすインク収容体である。このインク室51の内部に
は、弁52及びバネ53が配置されている。弁52は、
弁部50側とインク収容部20側との間を開閉するため
のものである。すなわち、図1では、インク収容部20
側(インク溜め部41の底面側から筒状に延びる部分)
と、弁部50側(インク室51)とを開放する位置に配
置された状態を示しているが、定常状態では、弁52
は、バネ53の付勢力によってインク室51の上面(イ
ンク溜め部41の底面側から筒状に延びる部分との連結
部分)に押し付けられており、弁部50側とインク収容
部20側との間を閉塞する位置に配置されている。
【0032】なお、弁52の材質は、その種類を問わな
いが、例えばゴム弾性体(エラストマー)から形成すれ
ば、高い閉塞性を有するので、好ましい。バネ53は、
弁52の下面側と、インク室51の底面との間を連結す
るように取り付けられ、弁52を上方向に付勢する圧縮
コイルバネである。インク送出部54は、インク室51
の底面側に設けられた筒状のものである。インク送出部
54は、プリンタヘッドチップ100側にインクを送り
出すためのものである。
【0033】第1実施形態では、インクタンク30がイ
ンクカートリッジとなり、プリンタヘッド1から着脱可
能に形成される。インクタンク30の着脱構造として
は、例えば、図2に示す構造が挙げられる。図2は、ノ
ズル部31に設けられる弁構造の一実施形態を示す図で
あり、開状態及び閉状態を併せて示す図である。先ず、
上側の図の閉状態では、コイルバネ31dの付勢力によ
り弁31cは閉じられている。そして、インクタンク3
0のノズル部31がインク溜め部41に装着されると、
棒体31eが弁31cを押し上げ、インクタンク30の
ノズル部31と、インク溜め部41とが連通するように
なる。
【0034】また、インクタンク30をインク溜め部4
1から引き抜く際には、上記と逆の動作により、弁が3
1cが閉じられる。よって、インクタンク30を装着す
る直前に、ノズル部31の先端部が下方を向いている状
態であっても、内部のインクが漏れることはない。ま
た、インクタンク30を交換するときに、インクタンク
30を引き抜いたときには、直ちに弁31cが閉じられ
るので、この時もまた、ノズル部31の先端からインク
が漏れることはない。
【0035】図3は、プリンタヘッド1の全体図(正面
の断面図)と、その全体図におけるA部を詳細に示す図
である。プリンタヘッドチップ100は、基板101
と、フィルム103と、ノズルシート104等とを備え
る。
【0036】基板101は、シリコン等の半導体基板か
らなるものであり、その一面(図3中、下面)に、発熱
抵抗体(ヒーター)102が形成されたものである。発
熱抵抗体102は、吐出するインクを加熱するためのも
のである。発熱抵抗体102の駆動制御等は、基板10
1によって行われる。基板101には、図示しないが、
ロジックICや、ドライバートランジスタ等が設けられ
ている。
【0037】フィルム103は、基板101の図3中、
下面に積層されている。フィルム103は、例えば露光
硬化型のドライフィルムレジストからなるものであり、
基板101の発熱抵抗体102が形成された面の略全体
に積層された後、フォトリソプロセスによって不要部分
が除去されて、所定形状に形成される。これにより、フ
ィルム103は、各発熱抵抗体102の周囲部を略凹状
に囲むように形成される。この発熱抵抗体102を囲む
部分がインク加圧室105となる。よって、フィルム1
03は、インク加圧室105の一部を形成している。
【0038】ノズルシート104は、インクを吐出する
ためのノズル104aが形成されたシート状部材であ
り、シート103の下層に積層されている。ノズル10
4aは、円形に開口された穴であり、各発熱抵抗体10
2の下側に位置するように配置されている。なお、ノズ
ルシート104は、インク加圧室105の一部を形成し
ている。
【0039】また、各インク加圧室105に連通するよ
うに、インク流路部106が形成されている。インク流
路部106は、インク供給装置10から供給されたイン
クを各インク加圧室105に送り込むためのものであ
る。すなわち、インク流路部106と、上述のインク送
出部54とが連通されている。よって、インク供給装置
10から供給されるインクは、インク流路部106に流
れ込み、インク加圧室105内に充填される。
【0040】以上のインク加圧室105やノズル104
aは、基板101に、略直線状に多数並設されている。
そして、図3の全体図で示すように、各ノズル104a
からインクiが吐出される。プリンタ制御部(図示せ
ず)からの指令によって、選択された発熱抵抗体102
に、短時間(例えば1〜3マイクロ秒程度)電流パルス
が流されることにより、その発熱抵抗体102が急速に
加熱される。その結果、発熱抵抗体102に接する部分
にインク気泡が発生し、そのインク気泡の膨張によっ
て、ある体積のインクが押しのけられる。これによっ
て、ノズル104aに接する部分の上記押しのけられた
インクと同等の体積のインクiがインク液滴としてノズ
ル104aから吐出され、紙等の印画対象体に着弾され
る。
【0041】インク液滴が吐出されると、インク液滴を
吐出したインク加圧室105内に、吐出された量と同量
のインクが直ちに補充される。このインクは、インク供
給装置10のインク送出部54を通じて供給される。
【0042】続いて、インクが吐出された後のインクの
供給について、より詳細に説明する。図4から図7まで
は、図3の詳細図で示したプリンタヘッドチップ100
を示す断面図であって、インクが吐出された後、インク
がインク加圧室105に供給されるまでの様子を順を追
って示す図である。さらに、各プリンタヘッドチップ1
00の右側には、その状態における弁部50の様子を併
せて示している。
【0043】先ず、図4は、ノズル104aからインク
iが吐出された瞬間の様子を示すものである。インク気
泡の膨張によって、インクiが吐出されると、インク加
圧室105内には、吐出したインクiに相当する分のバ
ブル(インク気泡)Bが発生する。この時点では、図4
に示すように、弁52は、バネ53の付勢力によってイ
ンク室51の上面に押し付けられており、弁部50とイ
ンク収容部20との間を閉塞する位置に配置されてい
る。
【0044】次に、図5さらには図6に示すように、バ
ブルBは、次第に収縮する。この収縮に伴い、毛管力に
よって、インク加圧室105内にインクを引き込む力が
発生する。この引込み力の発生により、インクは、イン
ク加圧室105内に供給される。
【0045】ここで、インク加圧室105、インク流路
部106、弁部50のインク送出部54(インク室5
1)は、それぞれ連通されている。したがって、インク
加圧室105から弁部50のインク室51までの連通す
る部分の圧力は、それまでの圧力より低くなる。このた
め、それまでのバランスが崩れ、インク室51内では、
インクを引き込もうとする吸引力が発生し、バネ53に
は、その付勢力に抗して圧縮される力が作用する。この
ため、弁52は下方側に移動され、インク室51の上面
が開放される。これにより、インク収容部20側から弁
部50側にインクが送り込まれる。
【0046】そして、図7に示すように、インク加圧室
105内のバブルBがなくなると、弁部50のインク室
51からインク加圧室105までの連通する部分の圧力
は、元の状態に戻り、インク室51内では、インクを引
き込もうとする吸引力が消滅する。よって、バネ53
は、その付勢力によって弁52をインク室51の上面に
押し上げ、弁52は、再度、弁部50とインク収容部2
0との間を閉塞する。
【0047】説明を図1に戻す。インクがノズル104
aから吐出される前、すなわちインク加圧室105内に
バブルBが発生する前は、図1中、インク溜め部41内
には、インクが略空隙なく充填された状態にある。そし
て、インク溜め部41内とインクタンク30内とは、平
衡状態を保ち、インクタンク30からインク溜め部41
内にインクが流下してくることはない。
【0048】次に、インクがノズル104aから吐出さ
れ、上述のように弁52が開放されると、インク溜め部
41から弁部50のインク室51内にインクが流下す
る。ここで、インク溜め部41内は、外気連通孔42a
により外気と連通しているため、インク溜め部41から
インクがインク室51内に流下すると同時に、外気が外
気連通孔42aからインク溜め部41内に入り込む(図
1中、矢印D1)。
【0049】インク溜め部41内からインク室51にイ
ンクが流下すると、インク溜め部41内のインクの水位
は低下する。例えば、図1に示す位置までインクの水位
が低下すると、ノズル部31の下端部31aは、外気に
さらされる。これにより、インク溜め部41内の空気が
ノズル部31からインクタンク30内に入り込む(図1
中、矢印D2)。この空気は、インクタンク30内の上
部に送られる。空気がインクタンク30内に入り込む
と、その空気の体積に相当する分のインクがインクタン
ク30からインク溜め部41に流下する(図1中、矢印
D3)。そして、インク溜め部41内にインクが略空隙
なく充填され、ノズル部31の下端部31aがインクで
再び覆われると、この位置でインクの流下が停止する。
これにより、インクがノズル104aから吐出される前
の状態に戻り、平衡状態となる。
【0050】インクが使用され、インク溜め部41内の
インクの水位が低下すると、上記の動作を繰り返す。こ
れにより、インクタンク30内のインクが徐々に減少し
ていく。
【0051】(第2実施形態)図8は、本発明の第2実
施形態であるプリンタヘッド1Aを示す正面の断面図で
ある。第2実施形態では、インク供給装置10Aのう
ち、インク収容部20Aが第1実施形態と異なる。その
他は第1実施形態と同一である。第2実施形態において
は、インクタンク30と、インク溜め部41とは、一体
で形成されている。よって、第1実施形態のようにOリ
ング43は設けられていない。
【0052】第2実施形態では、第1実施形態のよう
に、インクタンク30をインクカートリッジとして用い
るものではない。第2実施形態のプリンタヘッド1Aが
プリンタに適用された場合において、インクタンク30
内のインクが無くなったときには、インク供給装置10
A全体を交換するか(この場合には、インク供給装置1
0Aをプリンタヘッドチップ100に対して着脱可能に
形成する必要がある)、又はプリンタヘッドチップ10
0を含めてプリンタヘッド1A全体を交換する。このよ
うに形成しても、第1実施形態と同様の効果が得られ
る。
【0053】(第3実施形態)図9は、本発明の第3実
施形態であるプリンタヘッド1Bを示す正面の断面図で
ある。第3実施形態では、インク供給装置10Bのう
ち、インク収容部20Bが第1実施形態と異なる。その
他は第1実施形態と同一である。第3実施形態では、第
1実施形態と同様に、インク溜め部41Aが設けられて
いる。インク溜め部41Aには、第1実施形態と同様
に、インクタンク30Aを着脱するためのOリング43
が設けられている。
【0054】また、インク溜め部41Aは、インクタン
ク30Aのノズル部31が挿入される部分(Oリング4
3が設けられた部分)のみが開口されており、その部分
以外は密閉されている。このため、第1実施形態のよう
に、インク溜め部41Aには、シール部材42や外気連
通孔42aは設けられていない。
【0055】また、インクタンク30Aは、第1実施形
態と同様に、その底面部に、インク溜め部41Aと連結
する部分となるノズル部31が設けられている。さらに
また、インクタンク30Aの内部には、空気導入管32
が設けられている。空気導入管32は、インクタンク3
0Aの上面側で開口されており、この部分が外気と連通
する外気連通孔32aを構成している。また、空気導入
管32の中央付近には、外気連通孔32aや空気導入管
32の下端部32cの開口径より大きい径を有するバッ
ファ部32bが設けられている。本実施形態では、図9
に示すように、バッファ部32bは、断面が略菱形状に
形成されたものであり、その内部にインクを溜め込み可
能である。
【0056】図9は、インクが平衡状態であるときを示
す図である。なお、図9では、空気導入管32内にはイ
ンクがほとんどない状態を例に挙げている。第1実施形
態と同様に、プリンタヘッドチップ100側でインクが
吐出されると、弁52がバネ53の付勢力に抗して下方
に移動され、インク室51より上方にあるインクが弁部
50側に流下する。ここで、インク溜め部41Aとイン
クタンク30Aとは連結されているため、インクタンク
30A及びインク溜め部41Aを含む、インク収容部2
0B内のインクが弁部50のインク室51内に流下す
る。
【0057】そして、インク収容部20B内のインクが
インク室51に流下すると、インク収容部20B内のイ
ンクが減少するが、このとき、空気導入管32から外気
がインクタンク30A内に入り込む。インクタンク30
A内に入り込んだ空気は、インクタンク30Aの上方に
送られる。
【0058】インクが弁部50及びプリンタヘッドチッ
プ100側に送られ、弁部50及びプリンタヘッドチッ
プ100内の圧力が定常状態に戻ると、弁52がバネ5
3の付勢力によって、インク室51の上面に押し上げら
れ、再度、弁部50とインク収容部20Bとの間を閉塞
する。そして、インク収容部20B内では、図9に示す
ように、空気導入管32内にインクがほとんどない状態
で平衡状態となる。
【0059】第3実施形態では、第1実施形態の効果に
加え、さらに以下のような効果を有する。第1に、外気
連通孔32aを有する空気導入管32がインクタンク3
0A内部に設けられるとともに、空気導入管32の下端
部32cは、インクタンク30Aの上面より低い位置に
あるため、インクタンク30Aに振動が加わったり、傾
斜した場合であっても、インクタンク30A内のインク
が外部に漏れ出ることを防止することができる。
【0060】また、第2に、圧力変化や温度変化に対し
ても、インクタンク30A内のインクが漏れ出ることを
防止することができる。図10及び図11は、この効果
を説明する図である。図10は、常温、常圧時の状態を
示し、空気導入管32内には、ほとんどインクがない状
態を示している。
【0061】この状態で、圧力の低下又は温度上昇が起
こると、インクタンク30A内の空気導入管32の外側
にある空気(外気から遮断されてインクタンク30Aの
上方部に存在する空気)が膨張する。この空気の膨張に
より、図11に示すように、インクタンク30A内の空
気導入管32の外側にあるインクの水位が低下する。そ
して、この分だけインクが空気導入管32側に逆流する
が、このインクは、空気導入管32のバッファ部32b
内に一時的に溜められる。よって、インクタンク30A
内のインクが外部に漏れ出ることを防止することができ
る。
【0062】第3実施形態において、インクタンク30
A内のインクの初期状態は、空気導入管32内にインク
がない状態でも良いが、インクが満たされている状態で
あっても良い。空気導入管32内にインクがない状態が
初期状態である場合、インクタンク30Aが取り付けら
れた最初の時点で、図9に示す状態となる。
【0063】これに対し、空気導入管32内を含むイン
クタンク30A内のほぼ全てにインクが満たされている
状態でインクタンク30Aが取り付けられると、最初
は、空気導入管32内のインクのみが使用される。これ
は、空気導入管32内のみが外気連通孔32aによって
外気と連通されているためである。そして、空気導入管
32内のほぼ全てのインクが使用されると、図9に示す
状態となる。
【0064】ここで、空気導入管32内を含むインクタ
ンク30A内のほぼ全てにインクが満たされている初期
状態では、インクタンク30A内の空気導入管32の外
側に存在する密閉空気は、わずかな量である。よって、
圧力の低下又は温度上昇によって密閉空気の膨張が生じ
ても、空気導入管32の外側に存在するインクの水位の
低下も、わずかとなる。よって、圧力の低下又は温度上
昇によって、空気導入管32側へのインクの逆流量も、
わずかな量となる。これにより、外気連通孔32aから
インクが漏れ出すことはない。
【0065】以上により、第3実施形態において、イン
クタンク30Aの初期状態は、空気導入管32内にイン
クがない状態、又はインクが満たされている状態のいず
れでも良く、いずれの状態であっても、圧力の低下又は
温度上昇によりインクタンク30A内のインクが外部に
漏れ出ることを防止することができる。
【0066】(第4実施形態)図12は、本発明の第4
実施形態であるプリンタヘッド1Cを示す正面の断面図
である。第4実施形態では、インク収容部20Cにおい
て、インクタンク30Aと弁部50のインク室51とが
一体で形成されたものである。よって、第4実施形態で
は、第3実施形態のようにインク溜め部41A及びOリ
ング43は設けられていない。その他は第3施形態と同
一である。
【0067】第4実施形態では、第3実施形態のよう
に、インクタンク30Aをインクカートリッジとして用
いるものではない。第4実施形態のプリンタヘッド1C
がプリンタに適用された場合において、インクタンク3
0A内のインクが無くなったときには、インク供給装置
10C全体を交換するか(この場合には、インク供給装
置10Cをプリンタヘッドチップ100に対して着脱可
能に形成する必要がある)、又はプリンタヘッドチップ
100を含めてプリンタヘッド1C全体を交換する。こ
のように形成しても、第3実施形態と同様の効果が得ら
れる。
【0068】
【発明の効果】請求項1又は請求項6の発明によれば、
インク収容部内にインクを保持する多孔質体等を設ける
ものではないので、インク収容量を大きくすることがで
きる。また、バネ等を用いてインク収容部内の圧力を低
くするものではなく、インク収容部とインク室との間で
気液交換を行うとともに、弁によってインク収容部とイ
ンク室とを開閉するものであるので、構造を簡素にする
ことができる。そして、インク漏れがなく安定してイン
クを保持することができる。
【0069】請求項2、請求項4、請求項7又は請求項
9の発明によれば、インクタンクとインク溜め部との間
で気液交換を行うことができる。
【0070】請求項3又は請求項8の発明によれば、イ
ンク収容部をインクカートリッジとして交換することが
できる。また、請求項4又は請求項9の発明によれば、
インクタンクをインクカートリッジとして交換すること
ができる。
【0071】請求項5又は請求項10の発明によれば、
インク供給装置の小型化を図ることができるとともに、
インク室とインク収容部との間の開閉を簡素な構造で確
実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態であるプリンタヘッドを
示す正面の断面図である。
【図2】インクタンクの着脱構造を示す図である。
【図3】プリンタヘッドの全体図(正面の断面図)と、
その全体図におけるA部を詳細に示す図である。
【図4】プリンタヘッドチップを示す断面図であって、
インクが吐出された後、インクがインク加圧室に供給さ
れるまでの様子を示す図であり、その状態における弁部
の様子を併せて示す図である。
【図5】図4の様子に続く様子を示す図である。
【図6】図5の様子に続く様子を示す図である。
【図7】図6の様子に続く様子を示す図である。
【図8】本発明の第2実施形態であるプリンタヘッドを
示す正面の断面図である。
【図9】本発明の第3実施形態であるプリンタヘッドを
示す正面の断面図である。
【図10】インクタンク内のインクの様子を示す図であ
り、常温、常圧時の状態を示す図である。
【図11】インクタンク内のインクの様子を示す図であ
り、高温、低圧時の状態を示す図である。
【図12】本発明の第4実施形態であるプリンタヘッド
を示す正面の断面図である。
【図13】従来のインク供給装置の第1例を示す図であ
る。
【図14】従来のインク供給装置の第2例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 バブルインクジェットプリンタヘッド 10 インク供給装置 20 インク収容部 30 インクタンク 31 ノズル部 41 インク溜め部 42 シール部材 42a 外気連通孔 43 Oリング 50 弁部 51 インク室 52 弁 53 バネ(付勢部材) 54 インク送出部 100 プリンタヘッドチップ 101 基板 102 発熱抵抗体 103 フィルム 104 ノズルシート 104a ノズル 105 インク加圧室 106 インク流路部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 滑川 巧 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 堀井 伸一 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 2C056 EA23 EA24 FA03 KB04 KC16 KC22

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インク収容部と、 前記インク収容部の下側に配置されるとともに前記イン
    ク収容部内のインクが流下可能に前記インク収容部と連
    結され、インクを送り出すインク送出部を有するインク
    室と、 前記インク収容部と前記インク室との間を開閉するため
    のものであって、前記インク収容部と前記インク室との
    間を閉塞するように付勢されるとともに、前記インク室
    の前記インク送出部からインクが供給されたときに発生
    する前記インク室内の圧力の低下によって前記インク収
    容部と前記インク室とが連通するように移動される弁と
    を備え、 前記インク収容部は、 外気と連通するように形成され、前記インク収容部から
    前記インク室にインクが送られたことによりインク量が
    減少したときに、そのインク量の減少分に相当する分の
    空気を内部に取り込むための外気連通孔を備えることを
    特徴とするインク供給装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のインク供給装置におい
    て、 前記インク収容部は、 インクタンクと、 前記インクタンクの下方に延在するノズル部と、 前記ノズル部の少なくとも下端部が入り込むインク溜め
    部とを備え、 前記弁は、前記インク室と前記インク溜め部との間を開
    閉するものであり、 前記外気連通孔は、前記インク溜め部に形成されてお
    り、 前記インク室内の圧力の低下によって前記インク溜め部
    と前記インク室とが連通するように前記弁が移動された
    ときに、前記インク溜め部のインク量の減少により、前
    記外気連通孔から前記ノズル部を通って空気が前記イン
    クタンク内に入り込むとともに、前記インクタンクから
    前記インク溜め部にインクが流下するように構成されて
    いることを特徴とするインク供給装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のインク供給装置におい
    て、 前記インク収容部は、着脱可能に形成されていることを
    特徴とするインク供給装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のインク供給装置におい
    て、 前記インク収容部は、 インクタンクと、 前記インクタンクの下方に延在するノズル部と、 前記ノズル部の少なくとも下端部が入り込むインク溜め
    部とを備え、 前記弁は、前記インク室と前記インク溜め部との間を開
    閉するものであり、 前記外気連通孔は、前記インク溜め部に形成されてお
    り、 前記インク室内の圧力の低下によって前記インク溜め部
    と前記インク室とが連通するように前記弁が移動された
    ときに、前記インク溜め部のインク量の減少により、前
    記外気連通孔から前記ノズル部を通って空気が前記イン
    クタンク内に入り込むとともに、前記インクタンクから
    前記インク溜め部にインクが流下するように構成されて
    おり、 前記インクタンクは、前記インク溜め部から着脱可能に
    形成されていることを特徴とするインク供給装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4までのいずれか1
    項に記載のインク供給装置において、 前記弁は、前記インク室内に設けられており、付勢部材
    によって前記インク収容部側に付勢されていることを特
    徴とするインク供給装置。
  6. 【請求項6】 インク供給装置とプリンタヘッドチップ
    とを含むプリンタヘッドであって、 前記インク供給装置は、 インク収容部と、 前記インク収容部の下側に配置されるとともに前記イン
    ク収容部内のインクが流下可能に前記インク収容部と連
    結され、インクを送り出すインク送出部を有するインク
    室と、 前記インク収容部と前記インク室との間を開閉するため
    のものであって、前記インク収容部と前記インク室との
    間を閉塞するように付勢されるとともに、前記インク室
    の前記インク送出部からインクが供給されたときに発生
    する前記インク室内の圧力の低下によって前記インク収
    容部と前記インク室とが連通するように移動される弁と
    を備え、 前記インク収容部は、外気と連通するように形成され、
    前記インク収容部から前記インク室にインクが送られた
    ことによりインク量が減少したときに、そのインク量の
    減少分に相当する分の空気を内部に取り込むための外気
    連通孔を備えるものであり、 前記プリンタヘッドチップは、 発熱抵抗体を有するとともに前記インク供給装置の前記
    インク室と連通されたインク加圧室を基板上に複数並設
    し、前記発熱抵抗体を駆動することで、前記インク加圧
    室内のインクをノズルから吐出させるものであることを
    特徴とするプリンタヘッド。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のプリンタヘッドにおい
    て、 前記インク供給装置の前記インク収容部は、 インクタンクと、 前記インクタンクの下方に延在するノズル部と、 前記ノズル部の少なくとも下端部が入り込むインク溜め
    部とを備え、 前記弁は、前記インク室と前記インク溜め部との間を開
    閉するものであり、 前記外気連通孔は、前記インク溜め部に形成されてお
    り、 前記インク室内の圧力の低下によって前記インク溜め部
    と前記インク室とが連通するように前記弁が移動された
    ときに、前記インク溜め部のインク量の減少により、前
    記外気連通孔から前記ノズル部を通って空気が前記イン
    クタンク内に入り込むとともに、前記インクタンクから
    前記インク溜め部にインクが流下するように構成されて
    いることを特徴とするプリンタヘッド。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載のプリンタヘッドにおい
    て、 前記インク供給装置の前記インク収容部は、着脱可能に
    形成されていることを特徴とするプリンタヘッド。
  9. 【請求項9】 請求項6に記載のプリンタヘッドにおい
    て、 前記インク供給装置の前記インク収容部は、 インクタンクと、 前記インクタンクの下方に延在するノズル部と、 前記ノズル部の少なくとも下端部が入り込むインク溜め
    部とを備え、 前記弁は、前記インク室と前記インク溜め部との間を開
    閉するものであり、 前記外気連通孔は、前記インク溜め部に形成されてお
    り、 前記インク室内の圧力の低下によって前記インク溜め部
    と前記インク室とが連通するように前記弁が移動された
    ときに、前記インク溜め部のインク量の減少により、前
    記外気連通孔から前記ノズル部を通って空気が前記イン
    クタンク内に入り込むとともに、前記インクタンクから
    前記インク溜め部にインクが流下するように構成されて
    おり、 前記インクタンクは、前記インク溜め部から着脱可能に
    形成されていることを特徴とするプリンタヘッド。
  10. 【請求項10】 請求項6から請求項9までのいずれか
    1項に記載のプリンタヘッドにおいて、 前記インク供給装置の前記弁は、前記インク室内に設け
    られており、付勢部材によって前記インク収容部側に付
    勢されていることを特徴とするプリンタヘッド。
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