JP2003128843A - 再生ゴムの製造方法 - Google Patents
再生ゴムの製造方法Info
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/62—Plastics recycling; Rubber recycling
Landscapes
- Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 廃ゴムを少ないエネルギーで粉砕し、破壊特
性、耐摩耗性、耐亀裂成長性、発熱特性に優れたタイヤ
に再利用する再生ゴムの製造方法。 【解決手段】 100から300メッシュの原料再生ゴ
ム100重量部とジエン系ゴム3から50重量部とを混
合し、最大剪断速度300/秒以上の剪断をかける。剪
断をかける時間は、最大剪断速度と剪断をかける時間と
の積が15000以上になるように決められる。また、
原料再生ゴムは、粉砕後に脱硫されていてもよい。
性、耐摩耗性、耐亀裂成長性、発熱特性に優れたタイヤ
に再利用する再生ゴムの製造方法。 【解決手段】 100から300メッシュの原料再生ゴ
ム100重量部とジエン系ゴム3から50重量部とを混
合し、最大剪断速度300/秒以上の剪断をかける。剪
断をかける時間は、最大剪断速度と剪断をかける時間と
の積が15000以上になるように決められる。また、
原料再生ゴムは、粉砕後に脱硫されていてもよい。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、廃タイヤ等の加硫
ゴムを再利用するためのタイヤ用再生ゴムの製造方法に
関する。
ゴムを再利用するためのタイヤ用再生ゴムの製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、廃タイヤ等のゴム製品廃材の再利
用が行われている。これらのゴム製品は加硫ゴムからな
るため、再利用するにあたっては、廃ゴム製品の加硫ゴ
ムを粉砕し、新材の未加硫ゴムとブレンドして利用する
方法や廃ゴムを粗粉砕した後、加硫ゴムを脱硫処理して
再生脱硫ゴムとし、該脱硫ゴムを再度加硫して利用する
方法が一般的である。これらの方法においては、再利用
しようとする加硫ゴムの脱硫をどこまで進行させるかと
いうこと、および再利用するゴムをどの程度まで微粉砕
するかが問題となる。
用が行われている。これらのゴム製品は加硫ゴムからな
るため、再利用するにあたっては、廃ゴム製品の加硫ゴ
ムを粉砕し、新材の未加硫ゴムとブレンドして利用する
方法や廃ゴムを粗粉砕した後、加硫ゴムを脱硫処理して
再生脱硫ゴムとし、該脱硫ゴムを再度加硫して利用する
方法が一般的である。これらの方法においては、再利用
しようとする加硫ゴムの脱硫をどこまで進行させるかと
いうこと、および再利用するゴムをどの程度まで微粉砕
するかが問題となる。
【0003】再利用ゴムは新材ゴムに比べれば、ゴムと
しての特性が悪い。特に廃ゴムの脱硫の程度は再利用ゴ
ム製品の破壊特性(強度および伸び)および弾性率に影
響を与える。また、粉砕した廃ゴムを新材ゴムとブレン
ドする場合、廃ゴムの粉砕後の粒子径は、大きいと再生
ゴムが破壊核となって、再生ゴムを利用したゴム製品の
破壊強度を低下させるなどゴム物性に影響を与える。粉
砕法として、廃ゴムを冷凍粉砕し、10μm以下にした
ものは、破壊核として物性への悪影響が少ないが、冷凍
のエネルギーコストが高く、実用化には至っていない。
また、押出機などで大きな剪断力を加えて粉砕する方法
もエネルギーコストが高くなる。そこで、少ないエネル
ギーでどの程度まで微粉になし得るかが課題となってお
り、押出機、石臼およびロールなどを利用して、従来よ
り少ないエネルギーで微粉化することが行われている
が、未だ十分な方法といえるものはなく、更なる向上が
求められている。
しての特性が悪い。特に廃ゴムの脱硫の程度は再利用ゴ
ム製品の破壊特性(強度および伸び)および弾性率に影
響を与える。また、粉砕した廃ゴムを新材ゴムとブレン
ドする場合、廃ゴムの粉砕後の粒子径は、大きいと再生
ゴムが破壊核となって、再生ゴムを利用したゴム製品の
破壊強度を低下させるなどゴム物性に影響を与える。粉
砕法として、廃ゴムを冷凍粉砕し、10μm以下にした
ものは、破壊核として物性への悪影響が少ないが、冷凍
のエネルギーコストが高く、実用化には至っていない。
また、押出機などで大きな剪断力を加えて粉砕する方法
もエネルギーコストが高くなる。そこで、少ないエネル
ギーでどの程度まで微粉になし得るかが課題となってお
り、押出機、石臼およびロールなどを利用して、従来よ
り少ないエネルギーで微粉化することが行われている
が、未だ十分な方法といえるものはなく、更なる向上が
求められている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、廃ゴムを粉
砕して加硫ゴムのまま、あるいは脱硫して新材ゴムとブ
レンドしてタイヤに再利用するにあたり、少ないエネル
ギーで粉砕し、従来の粉砕ゴムの使用に比べて、耐摩耗
性、耐亀裂成長性、発熱特性に優れたタイヤを得るため
の再生ゴムの製造方法を提供することを目的とする。
砕して加硫ゴムのまま、あるいは脱硫して新材ゴムとブ
レンドしてタイヤに再利用するにあたり、少ないエネル
ギーで粉砕し、従来の粉砕ゴムの使用に比べて、耐摩耗
性、耐亀裂成長性、発熱特性に優れたタイヤを得るため
の再生ゴムの製造方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題を
解決するため、鋭意研究を重ねた結果、廃ゴムを特定の
範囲の粒径まで粉砕し、これに特定量の新材のジエン系
ゴムを混合した混合物に、使用するゴム種の組合せや再
生使用するゴムの状態に応じて剪断をかけることによ
り、上記目的を達成できることを見出し、本発明を完成
した。すなわち、本発明は、次の(1)〜(4)からな
る。 (1) 10から300メシュの原料粉ゴム100重量
部とジエン系ゴム3重量部から50重量部とを混合し、
最大速度が300/秒以上の剪断をかけることを特徴と
するタイヤ用再生ゴムの製造方法。 (2) 上記剪断の最大速度と該剪断をかける時間との
積が15000以上であることを特徴とする上記(1)
に記載のタイヤ用再生ゴムの製造方法。 (3) 前記原料粉ゴムが、粉砕後、脱硫されてなるこ
とを特徴とする上記(1)に記載のタイヤ用再生ゴムの
製造方法。 (4) ジエン系ゴムが天然ゴム、合成イソプレンゴ
ム、スチレン−ブタジエン共重合体ゴム、ブタジエンゴ
ム、ブチルゴムから選ばれる少なくとも一種であること
を特徴とする上記(1)から(3)のいずれか1項に記
載のタイヤ用再生ゴムの製造方法。 上記の製造方法において、剪断をかけるときの温度は再
生使用するゴムの状態に応じて適宜設定する。さらに、
脱硫はPAN法と呼ばれる方法など公知の方法で行えば
よい。
解決するため、鋭意研究を重ねた結果、廃ゴムを特定の
範囲の粒径まで粉砕し、これに特定量の新材のジエン系
ゴムを混合した混合物に、使用するゴム種の組合せや再
生使用するゴムの状態に応じて剪断をかけることによ
り、上記目的を達成できることを見出し、本発明を完成
した。すなわち、本発明は、次の(1)〜(4)からな
る。 (1) 10から300メシュの原料粉ゴム100重量
部とジエン系ゴム3重量部から50重量部とを混合し、
最大速度が300/秒以上の剪断をかけることを特徴と
するタイヤ用再生ゴムの製造方法。 (2) 上記剪断の最大速度と該剪断をかける時間との
積が15000以上であることを特徴とする上記(1)
に記載のタイヤ用再生ゴムの製造方法。 (3) 前記原料粉ゴムが、粉砕後、脱硫されてなるこ
とを特徴とする上記(1)に記載のタイヤ用再生ゴムの
製造方法。 (4) ジエン系ゴムが天然ゴム、合成イソプレンゴ
ム、スチレン−ブタジエン共重合体ゴム、ブタジエンゴ
ム、ブチルゴムから選ばれる少なくとも一種であること
を特徴とする上記(1)から(3)のいずれか1項に記
載のタイヤ用再生ゴムの製造方法。 上記の製造方法において、剪断をかけるときの温度は再
生使用するゴムの状態に応じて適宜設定する。さらに、
脱硫はPAN法と呼ばれる方法など公知の方法で行えば
よい。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を具体
的に説明する。本発明において、再生の対象とする廃加
硫ゴムとは、ポリマーに硫黄または硫黄化合物を混合
し、炭素主鎖間にモノスルフィド結合、ジスルフィド結
合、ポリスルフィド結合等の多種の硫黄架橋結合を形成
させ、ゴム弾性を示すようにした物質である。
的に説明する。本発明において、再生の対象とする廃加
硫ゴムとは、ポリマーに硫黄または硫黄化合物を混合
し、炭素主鎖間にモノスルフィド結合、ジスルフィド結
合、ポリスルフィド結合等の多種の硫黄架橋結合を形成
させ、ゴム弾性を示すようにした物質である。
【0007】上記ポリマー成分としては、天然ゴム、ブ
タジエンゴム、イソプレンゴム、ブチルゴム、エチレン
−プロピレンゴム、スチレン−ブタジエンゴム、EPD
M(エチレンプロピレンジエンターポリマー)、アクリ
ルゴム、アクリロニトリル−ブタジエンゴム等を挙げる
ことができる。
タジエンゴム、イソプレンゴム、ブチルゴム、エチレン
−プロピレンゴム、スチレン−ブタジエンゴム、EPD
M(エチレンプロピレンジエンターポリマー)、アクリ
ルゴム、アクリロニトリル−ブタジエンゴム等を挙げる
ことができる。
【0008】かかる廃加硫ゴムは、使用済みの廃材、成
形の際に生成する不要の端材、成形不良品等から得られ
る。本発明では、かかる廃ゴムを粉砕、分級して得られ
た粒径10メッシュ〜300メッシュの粉ゴムを使用す
る。このような粉ゴムとしては、例えば市販の#30T
B(村岡ゴム工業株式会社製)が利用できる。
形の際に生成する不要の端材、成形不良品等から得られ
る。本発明では、かかる廃ゴムを粉砕、分級して得られ
た粒径10メッシュ〜300メッシュの粉ゴムを使用す
る。このような粉ゴムとしては、例えば市販の#30T
B(村岡ゴム工業株式会社製)が利用できる。
【0009】また、粉ゴムとブレンドするジエン系ゴム
としては、天然ゴム(NR)、合成イソプレンゴム(I
R)、スチレン−ブタジエン共重合体ゴム(SBR)、
ブチルゴム(BR)などが挙げられる。
としては、天然ゴム(NR)、合成イソプレンゴム(I
R)、スチレン−ブタジエン共重合体ゴム(SBR)、
ブチルゴム(BR)などが挙げられる。
【0010】本発明は、上記のような粉ゴム100重量
部に対して新ジエン系ゴム3〜50部を混合し、最大剪
断速度300/秒以上の剪断をかけることにより、少な
いエネルギーで再生ゴムを得る方法である。
部に対して新ジエン系ゴム3〜50部を混合し、最大剪
断速度300/秒以上の剪断をかけることにより、少な
いエネルギーで再生ゴムを得る方法である。
【0011】本発明では、廃ゴム粉と新材のジエン系ゴ
ムをブレンドし、この混合物に押出機等で剪断をかけ
る。粉ゴムとしては、極度に細かくしたものでなくても
よく、10メッシュ〜300メッシュのものが好まし
い。粒径が300メッシュより小さいと、剪断をかけて
も、粒子がそれ以上小さくなりづらく、コスト面から望
ましくない。一方、粒径が10メッシュより大きいと、
剪断をかけても、ゴム性状に変化が少なく、剪断をかけ
る効果が少ない。
ムをブレンドし、この混合物に押出機等で剪断をかけ
る。粉ゴムとしては、極度に細かくしたものでなくても
よく、10メッシュ〜300メッシュのものが好まし
い。粒径が300メッシュより小さいと、剪断をかけて
も、粒子がそれ以上小さくなりづらく、コスト面から望
ましくない。一方、粒径が10メッシュより大きいと、
剪断をかけても、ゴム性状に変化が少なく、剪断をかけ
る効果が少ない。
【0012】上記粉ゴムに混合する新材ジエンゴムの量
は、粉ゴム100重量部あたり3〜50重量部が好まし
く、さらに好ましくは10から50重量部である。3重
量部より少ないと、粉ゴムの更なる微細化が十分に行わ
れないことがあり、50重量部より多いと新材ジエンゴ
ムの鎖切断等の影響が無視できなくなることがある。
は、粉ゴム100重量部あたり3〜50重量部が好まし
く、さらに好ましくは10から50重量部である。3重
量部より少ないと、粉ゴムの更なる微細化が十分に行わ
れないことがあり、50重量部より多いと新材ジエンゴ
ムの鎖切断等の影響が無視できなくなることがある。
【0013】ゴム混合物にかける最大剪断速度は、30
0/秒以上であることが重要である。最大剪断速度が小
さいと、再生ゴム粒子が細かくならず、再生ゴムが破壊
核となって、これを使用したタイヤの破壊強度を低下さ
せ、剪断速度が大きすぎると、ジエンゴムの切断反応が
起きて、物性が低下する。最大剪断速度は、再利用する
ゴムの状態やジエンゴムとの組合せなどによって変動す
る。
0/秒以上であることが重要である。最大剪断速度が小
さいと、再生ゴム粒子が細かくならず、再生ゴムが破壊
核となって、これを使用したタイヤの破壊強度を低下さ
せ、剪断速度が大きすぎると、ジエンゴムの切断反応が
起きて、物性が低下する。最大剪断速度は、再利用する
ゴムの状態やジエンゴムとの組合せなどによって変動す
る。
【0014】剪断をかける時間は、剪断速度によって変
わるが、短すぎては効果がない。本発明の方法では、最
大剪断速度と剪断をかける時間との積が15000、好
ましくは20000以上となるように選ぶことが望まし
い。すなわち、最大剪断速度300/秒では、50秒以
上であることが望ましい。
わるが、短すぎては効果がない。本発明の方法では、最
大剪断速度と剪断をかける時間との積が15000、好
ましくは20000以上となるように選ぶことが望まし
い。すなわち、最大剪断速度300/秒では、50秒以
上であることが望ましい。
【0015】剪断をかけるときの温度は高すぎると、ポ
リマー鎖の切断が生じ、ゴムの低分子量化するので、望
ましくない。温度は、原料ゴムの状態によって適宜設定
すべきものである。
リマー鎖の切断が生じ、ゴムの低分子量化するので、望
ましくない。温度は、原料ゴムの状態によって適宜設定
すべきものである。
【0016】剪断を加える装置としては、一軸押出機、
二軸押出機などを使用することができる。このようにし
て剪断をかけた原料粉ゴムとジエン系ゴム混合物は原料
粉ゴムがより微細に高分散した複合体となり、再生ゴム
として使用することができる。
二軸押出機などを使用することができる。このようにし
て剪断をかけた原料粉ゴムとジエン系ゴム混合物は原料
粉ゴムがより微細に高分散した複合体となり、再生ゴム
として使用することができる。
【0017】本発明の再生ゴムの製造においては、粉砕
後の廃加硫ゴムを脱硫処理して使用してもよい。廃加硫
ゴムを脱硫する方法としては、高圧蒸気で処理するパン
法、一軸押出機によるリクラメータ法など従来の公知の
方法が使用でき、特に制限はない。脱硫処理とは、加硫
ゴムの加硫点を切除し、加硫ゴムの三次元構造を壊すこ
とである。脱硫処理では、実際には、脱硫そのものだけ
でなく、ポリマー鎖の切断も同時に起こっているものと
推量される。
後の廃加硫ゴムを脱硫処理して使用してもよい。廃加硫
ゴムを脱硫する方法としては、高圧蒸気で処理するパン
法、一軸押出機によるリクラメータ法など従来の公知の
方法が使用でき、特に制限はない。脱硫処理とは、加硫
ゴムの加硫点を切除し、加硫ゴムの三次元構造を壊すこ
とである。脱硫処理では、実際には、脱硫そのものだけ
でなく、ポリマー鎖の切断も同時に起こっているものと
推量される。
【0018】
【実施例】次に、実施例および比較例に基づき本発明を
説明するが、本発明は下記実施例に何ら限定されるもの
ではない。
説明するが、本発明は下記実施例に何ら限定されるもの
ではない。
【0019】1.再生ゴムの製造
1)原料粉ゴム
再利用する廃ゴムとして、市販の粉ゴム#30TB(村
岡ゴム工業株式会社製)を使用した。原料粉ゴムの粒径
としては、5メッシュより大きいもの(5メッシュ
<)、5メッシュより小さく24メッシュより大きいも
の(24メッシュ<)、同様に80メッシュより大きい
もの(80メッシュ<)、300メッシュより大きいも
の(300メッシュ<)の4種類を、篩分けをして用意
した。 2)ジエン系ゴム ジエン系ゴムは、再生ゴムをタイヤトレッド用に使用す
る場合に、スチレン−ブタジエンゴム(SBR:JSR
(株)製SBR1500)を、タイヤサイドウォール用
の場合、イソプレンゴム(IR:JSR(株)製IR2
200)を使用した。
岡ゴム工業株式会社製)を使用した。原料粉ゴムの粒径
としては、5メッシュより大きいもの(5メッシュ
<)、5メッシュより小さく24メッシュより大きいも
の(24メッシュ<)、同様に80メッシュより大きい
もの(80メッシュ<)、300メッシュより大きいも
の(300メッシュ<)の4種類を、篩分けをして用意
した。 2)ジエン系ゴム ジエン系ゴムは、再生ゴムをタイヤトレッド用に使用す
る場合に、スチレン−ブタジエンゴム(SBR:JSR
(株)製SBR1500)を、タイヤサイドウォール用
の場合、イソプレンゴム(IR:JSR(株)製IR2
200)を使用した。
【0020】実施例1〜12および比較例1〜10
表1(トレッド用)および表2(サイドウォール用)に
示す原料粉ゴムとSBR1500またはIR2200の
割合のゴム成分を、スクリュー径20mm、チップクリ
アランス0.15mmの同方向二軸押出機(二条完全噛
合いスクリュー)を用い、原料粉ゴムとジエン系ゴムを
同時にホッパーより投入して、バレル温度80℃にて混
練し、再生ゴムを得た。また、回転数を変えることによ
り、剪断速度を表1および表2に示すように制御し、ポ
ッパー位置を変えることによりL/D(スクリューの径
(D)と押出し長さ(L))を変化させ、回転数変化と
併せて剪断にかかる時間をコントロールした。
示す原料粉ゴムとSBR1500またはIR2200の
割合のゴム成分を、スクリュー径20mm、チップクリ
アランス0.15mmの同方向二軸押出機(二条完全噛
合いスクリュー)を用い、原料粉ゴムとジエン系ゴムを
同時にホッパーより投入して、バレル温度80℃にて混
練し、再生ゴムを得た。また、回転数を変えることによ
り、剪断速度を表1および表2に示すように制御し、ポ
ッパー位置を変えることによりL/D(スクリューの径
(D)と押出し長さ(L))を変化させ、回転数変化と
併せて剪断にかかる時間をコントロールした。
【0021】混練条件は以下のとおりである。
条件1:回転数100rpm、L/D=30このときの
押出機内滞留時間は65秒、剪断速度:698/s、
積:45370 条件2:回転数60rpm、L/D=30このときの押
出機内滞留時間は80秒、剪断速度:419/s、積:
33520 条件3:回転数30rpm、L/D=30このときの押
出機内滞留時間は99秒、剪断速度:209/s、積:
20690 剪断速度が低いと、時間を長くしても十分な効果が得ら
れない。 条件4:回転数100rpm、L/D=15このときの
押出機内滞留時間は31秒、剪断速度:698/s、
積:21640 条件5:回転数60rpm、L/D=15このときの押
出機内滞留時間は45秒、剪断速度:419/s、積:
18850 条件6:回転数30rpm、L/D=15このときの押
出機内滞留時間は58秒、剪断速度:209/s、積:
12120
押出機内滞留時間は65秒、剪断速度:698/s、
積:45370 条件2:回転数60rpm、L/D=30このときの押
出機内滞留時間は80秒、剪断速度:419/s、積:
33520 条件3:回転数30rpm、L/D=30このときの押
出機内滞留時間は99秒、剪断速度:209/s、積:
20690 剪断速度が低いと、時間を長くしても十分な効果が得ら
れない。 条件4:回転数100rpm、L/D=15このときの
押出機内滞留時間は31秒、剪断速度:698/s、
積:21640 条件5:回転数60rpm、L/D=15このときの押
出機内滞留時間は45秒、剪断速度:419/s、積:
18850 条件6:回転数30rpm、L/D=15このときの押
出機内滞留時間は58秒、剪断速度:209/s、積:
12120
【0022】
【表1】
【0023】
【表2】
【0024】2.再生ゴムの評価
上記各実施例および比較例で製造した再生ゴムを使用
し、再生ゴムに更に新材のゴムを混合してゴム成分を調
製し、得られたゴム成分にゴム配合剤を加えて、トレッ
ド用およびサイドウォール用ゴム組成物を得た。この組
成物につき、耐摩耗性、破壊特性、発熱性、亀裂成長性
を測定し、再生ゴムを評価した。
し、再生ゴムに更に新材のゴムを混合してゴム成分を調
製し、得られたゴム成分にゴム配合剤を加えて、トレッ
ド用およびサイドウォール用ゴム組成物を得た。この組
成物につき、耐摩耗性、破壊特性、発熱性、亀裂成長性
を測定し、再生ゴムを評価した。
【0025】1)ゴム成分の調製
ゴム成分は、上記混練条件に従って混練して得た再生ゴ
ムを用い、トレッド用の場合は、再生ゴム(原料粉ゴム
+SBR1500)にSBR1712(JSR(株)
製)およびBR01(JSR(株)製)をサイドウォー
ル用の場合は再生ゴム(原料粉ゴム+IR2200)に
天然ゴム(RSS#3)およびBR01を適宜混合し、
最終ゴム成分の配合割合が所望の値(表に記載)となるよ
うに調製した。すなわち、例えば、実施例1〜3及び、
比較例2、5では、再生ゴム10重量部(原料粉ゴム
9.09重量部+SBR1500:0.91重量部)に
SBR1712:63.7重量部、BR27.3重量部
を配合することとなる。
ムを用い、トレッド用の場合は、再生ゴム(原料粉ゴム
+SBR1500)にSBR1712(JSR(株)
製)およびBR01(JSR(株)製)をサイドウォー
ル用の場合は再生ゴム(原料粉ゴム+IR2200)に
天然ゴム(RSS#3)およびBR01を適宜混合し、
最終ゴム成分の配合割合が所望の値(表に記載)となるよ
うに調製した。すなわち、例えば、実施例1〜3及び、
比較例2、5では、再生ゴム10重量部(原料粉ゴム
9.09重量部+SBR1500:0.91重量部)に
SBR1712:63.7重量部、BR27.3重量部
を配合することとなる。
【0026】2)ゴム組成物の配合
上記のような配合割合を有する各ゴム成分100重量部
に対してトレッド用ゴム組成物の場合には、表3に、サ
イドウォール用ゴム組成物の場合には、表4に示す配合
となるようにゴム配合剤を配合しゴム組成物を得た。
に対してトレッド用ゴム組成物の場合には、表3に、サ
イドウォール用ゴム組成物の場合には、表4に示す配合
となるようにゴム配合剤を配合しゴム組成物を得た。
【0027】
【表3】
【0028】
【表4】
【0029】3)測定方法
上記の組成物につき、耐摩耗性、破壊特性、低発熱性、
耐亀裂成長性を下記の方法で測定し、再生ゴムを評価し
た。評価は各特性とも、トレッド用の場合、比較例1の
値を100とし、サイドウォール用の場合は比較例6の
値を100として指数で表示した。指数が大きい程特性
が優れている。
耐亀裂成長性を下記の方法で測定し、再生ゴムを評価し
た。評価は各特性とも、トレッド用の場合、比較例1の
値を100とし、サイドウォール用の場合は比較例6の
値を100として指数で表示した。指数が大きい程特性
が優れている。
【0030】破壊特性
JIS K6301−1995により、破壊強度
(TB)を測定し、コントロールを100とした指数で
表わした。数値が大きいほど、破壊特性は良好である。
(TB)を測定し、コントロールを100とした指数で
表わした。数値が大きいほど、破壊特性は良好である。
【0031】屈曲亀裂成長性
JIS K6301−1995と同様に試験を行ない、
亀裂の長さが10mmとなったときの屈曲回数を測定
し、コントロールを100として指数で表わした。数値
が大きいほど、耐屈曲亀裂成長性は良好である。
亀裂の長さが10mmとなったときの屈曲回数を測定
し、コントロールを100として指数で表わした。数値
が大きいほど、耐屈曲亀裂成長性は良好である。
【0032】耐摩耗性
ランボーン摩耗法により測定した。測定条件は、負荷荷
重が4.5kg、砥石の表面速度が100m/秒、試験
速度が130m/秒、スリップ率が30%、落砂量が2
0g/分、測定温度が室温であった。表にはコントロー
ルの値を100として指数表示した。数値が大きい程耐
摩耗性が良好である。
重が4.5kg、砥石の表面速度が100m/秒、試験
速度が130m/秒、スリップ率が30%、落砂量が2
0g/分、測定温度が室温であった。表にはコントロー
ルの値を100として指数表示した。数値が大きい程耐
摩耗性が良好である。
【0033】発熱特性
粘弾性試験機((株)東洋精機製作所製)を用いて、長
さ20×幅4.7×厚さ2mmの試験片に加振周波数5
2Hzで2%の繰り返し歪みを加えたときのロス成分
(tanδ)測定し、コントロールを100とした指数
で表わした。数値が大きいほど、低発熱性が良好であ
る。
さ20×幅4.7×厚さ2mmの試験片に加振周波数5
2Hzで2%の繰り返し歪みを加えたときのロス成分
(tanδ)測定し、コントロールを100とした指数
で表わした。数値が大きいほど、低発熱性が良好であ
る。
【0034】
【発明の効果】以上のように、原料粉ゴムを予めゴム成
分と混合し、マスターバッチ化することにより、得られ
る再生ゴムはより微粒になり、また分散も優れるように
なる。この結果、通常のように原料粉ゴムをただ単に添
加する場合に比べてゴム組成物の加硫時の物性が向上す
る。
分と混合し、マスターバッチ化することにより、得られ
る再生ゴムはより微粒になり、また分散も優れるように
なる。この結果、通常のように原料粉ゴムをただ単に添
加する場合に比べてゴム組成物の加硫時の物性が向上す
る。
フロントページの続き
Fターム(参考) 4F301 AA04 AA06 BF32 CA09 CA34
CA71
4J002 AC011 AC012 AC022 AC031
AC032 AC041 AC042 AC061
AC062 AC071 AC141 BB101
BG041 GN01
Claims (4)
- 【請求項1】 10から300メシュの原料粉ゴム10
0重量部とジエン系ゴム3重量部から50重量部とを混
合し、最大剪断速度が300/秒以上の剪断をかけるこ
とを特徴とするタイヤ用再生ゴムの製造方法。 - 【請求項2】 上記剪断の最大剪断速度と該剪断をかけ
る時間(単位:秒)との積が15000以上であること
を特徴とする請求項1に記載のタイヤ用再生ゴムの製造
方法。 - 【請求項3】 前記原料粉ゴムが、粉砕後、脱硫されて
なることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ用再生ゴ
ムの製造方法。 - 【請求項4】 ジエン系ゴムが天然ゴム、合成イソプレ
ンゴム、スチレン−ブタジエン共重合体ゴム、ブタジエ
ンゴム、ブチルゴムから選ばれる少なくとも一種である
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載
のタイヤ用再生ゴムの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001331623A JP2003128843A (ja) | 2001-10-29 | 2001-10-29 | 再生ゴムの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001331623A JP2003128843A (ja) | 2001-10-29 | 2001-10-29 | 再生ゴムの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003128843A true JP2003128843A (ja) | 2003-05-08 |
Family
ID=19147157
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001331623A Pending JP2003128843A (ja) | 2001-10-29 | 2001-10-29 | 再生ゴムの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003128843A (ja) |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006348179A (ja) * | 2005-06-16 | 2006-12-28 | Bridgestone Corp | ゴム組成物及び空気入りタイヤ |
| JP2007126518A (ja) * | 2005-11-01 | 2007-05-24 | Bridgestone Corp | 再生ゴム含有ゴム組成物及び空気入りタイヤ |
| CN101168600B (zh) * | 2007-09-20 | 2010-08-18 | 南京工业大学 | 一种废旧轮胎胶高剪切应力诱导脱硫及改性方法 |
| JP2012504185A (ja) * | 2008-09-30 | 2012-02-16 | ソシエテ ド テクノロジー ミシュラン | リサイクル含有物を含むタイヤ |
| CN101628997B (zh) * | 2009-08-01 | 2013-04-10 | 仙桃市聚兴橡胶有限公司 | 以废红色内胎为原料制备浅色再生橡胶的生产方法 |
| CN104151660A (zh) * | 2014-08-06 | 2014-11-19 | 普格三鑫环保资源科技利用开发有限公司 | 无味再生橡胶的制备方法 |
| CN108484995A (zh) * | 2018-04-13 | 2018-09-04 | 青岛科技大学 | 一种适用于胶鞋大底的耐磨性复合橡胶及其制备方法 |
| CN109422943A (zh) * | 2017-08-28 | 2019-03-05 | 中国石油化工股份有限公司 | 一种用于免充气人力车轮胎的原料和免充气人力车轮胎及其制备方法 |
| CN109503913A (zh) * | 2017-09-14 | 2019-03-22 | 中国石油化工股份有限公司 | 一种免充气微发泡人力车轮胎原料和免充气微发泡人力车轮胎及其制备方法 |
| WO2019145743A1 (en) | 2018-01-26 | 2019-08-01 | Reca Blend Kft. | Recycling of vulcanized rubber products |
| CN110087902A (zh) * | 2016-12-20 | 2019-08-02 | 米其林集团总公司 | 包含特定橡胶粉末的橡胶组合物 |
| CN110564029A (zh) * | 2019-09-26 | 2019-12-13 | 徐州工业职业技术学院 | 一种高性能低成本胶粉基复合弹性体的制备方法 |
-
2001
- 2001-10-29 JP JP2001331623A patent/JP2003128843A/ja active Pending
Cited By (12)
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|---|---|---|---|---|
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