JP2003129095A - 固形洗剤 - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
【解決手段】洗剤原料をブリケッティングした後、得ら
れたブリケットを無機粉体を含む被覆剤で被覆したこと
を特徴とする固形洗剤。 【効果】 本発明の固形洗剤は、臭気劣化、溶解性、
製品外観、生産性に優れた固形洗剤を提供できる。
れたブリケットを無機粉体を含む被覆剤で被覆したこと
を特徴とする固形洗剤。 【効果】 本発明の固形洗剤は、臭気劣化、溶解性、
製品外観、生産性に優れた固形洗剤を提供できる。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固形洗剤に関す
る。 【0002】 【従来技術及び発明が解決しようとする課題】従来よ
り、洗剤の形態としては、液状タイプのものや、粒状タ
イプのものが知られている。現在、特に、粒状洗剤が広
く使用されている。しかしながら、粒状洗剤は、使用時
に洗剤粒子の飛散の問題があり、使用者の取り扱いの便
宜を考慮して、特に最近では、洗剤粒子を錠剤(タブレ
ットやブリケット)の形態に加工する試みが行われてい
る。このような錠剤化に関する技術として、例えば、特
開平10−88198号公報には、ロールプレス法を使
用して、バリを有するブリケット洗剤を製造した後、そ
のブリケット洗剤を転動することによって、ブリケット
洗剤のバリを除去することにより、バリのないブリケッ
ト洗剤を製造する方法が開示されている。 【0003】しかしながら、この技術では、ロールプレ
スにより洗剤粒子からブリケットを直接個々に製造する
ものであるから、ブリケットが連結部によって連結され
ない状態で個々にブリケットが排出されるように、ロー
ルプレスには大きな加圧が負荷されており、そのため、
ブリケットは緊密に圧縮されており、水に対する溶解性
が十分ではない問題があった。一方、洗剤粒子をゆるや
かな圧力の下でロールプレスすると、ブリケットは、連
結部によって連結された合一した状態で、シート状等の
一次成形体としてロール間から排出されるが、このシー
ト状物を転動させて、個々のブリケットにするには、長
時間の転動操作を必要とし、生産性が低下するととも
に、また、転動では、ブリケットのバリ取り効果が十分
ではないので、バリのないブリケットを得ようとする
と、長時間の転動が必要となり、その結果、得られるブ
リケット表面の平滑性が高くなり、即ち、表面の多孔性
が低下し、溶解性の低下を来す問題があった。 【0004】この問題を解決するために特開2000−
160198号公報では、洗剤粒子を圧縮して、複数の
ブリケット部が連結部を介して連結されている一次成形
体をまず形成し、一次成形体から解砕により個々のブリ
ケット部を分離してブリケット洗剤を得る方法が開示さ
れている。この方法により溶解性に優れたブリケット洗
剤を製造することが可能である。 【0005】しかしながら、この方法では、溶解性を劣
化させないようにするため、長時間の転動操作を避ける
のでブリケット表面の平滑性は低く、逆に、製品外観が
劣化するという問題が残されていた。その上、ブリケッ
ト洗剤を製造する際にはブリケッティングを行う1対の
ロール上に存在するブリケットを形成するため窪みの位
置がずれることが頻繁に起こり、これによる製品外観の
更なる劣化は、いずれの製造方法においても共通して起
こる重要な問題となっていた。ブリケット洗剤のような
固形洗剤において共通して起こるもう一つの重要な問題
としては長期保存時に生じる変色による製品概観劣化や
臭気劣化であるこの問題も未だ解決されるに至っていな
かった。単に適度な大きさと美麗な球形形状を有する固
形洗剤を製造する方法としては撹拌造粒法や転動造粒法
を用い、長時間造粒する方法が一般に知られているが、
これらの方法では所望の大きさを有する固形洗剤は造粒
物中の僅かであり、生産性の点で問題があった。このた
め、臭気劣化、溶解性、製品外観、生産性に優れた固形
洗剤が切望されていた。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は臭気
劣化、溶解性、製品外観、生産性に優れた固形洗剤を提
供する。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明は、洗剤原料をブ
リケッティングした後、得られたブリケットを無機粉体
を含む被覆剤で被覆することを特徴とする固形洗剤およ
びその製造方法に関する。この製造方法により、無機の
微粉体により形成された、ポーラスな層でブリケットを
覆うことができ、臭気劣化、溶解性、製品外観、生産性
に優れた固形洗剤を提供することが可能となった。 【0008】 【発明の実施の形態】1)洗剤原料 ブリケッティングする洗剤原料としては日本粉体工業技
術協会編、造粒ハンドブック第一版第一刷(平成3年3
月10日、オーム社発行)記載の一般に知られた造粒法
等によって造粒された洗剤粒子を用いることも好適であ
るし、一般に洗剤に用いられる洗剤原料の混合物を直接
ブリケッティングすることも好適である。ただし、ブリ
ケッティングを行う際は粉体が良好な流動性を有してい
ることが好ましいので、いずれの場合においても必要に
応じてゼオライト等の微粉体を用いて粒子の表面改質な
どを行うことも好適である。 【0009】(1)界面活性剤 (a)アニオン界面活性剤 好ましいアニオン界面活性剤としては、例えば、炭素数
8〜16のアルキル基を有する直鎖又は分岐鎖のアルキ
ルベンゼンスルホン酸塩、炭素数10〜20のアルキル
硫酸(AS)塩又はアルケニル硫酸塩、炭素数10〜2
0のα−オレフィンスルホン酸(AOS)塩、炭素数1
0〜20のアルカンスルホン酸塩、炭素数10〜20の
直鎖又は分岐鎖のアルキル基若しくはアルケニル基を有
し、平均0.5〜8モルのエチレンオキサイド、プロピ
レンオキサイド、ブチレンオキサイド又はエチレンオキ
サイド/プロピレンオキサイド=0.1/9.9〜9.
9/0.1の比で付加したアルキルエーテル硫酸(AE
S)塩、又はアルケニルエーテル硫酸塩、炭素数10〜
20の直鎖又は分岐鎖のアルキル基若しくはアルケニル
基を有し、平均0.5〜8モルのエチレンオキサイド、
プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイド又はエチレ
ンオキサイド/プロピレンオキサイド=0.1/9.9
〜9.9/0.1の比で付加したアルキルエーテルカル
ボン酸塩又はアルケニルエーテルカルボン酸塩、炭素数
10〜20のアルキルグリセリルエーテルスルホン酸の
ようなアルキル多価アルコールエーテル硫酸塩、炭素数
10〜20の高級脂肪酸塩、炭素数8〜20の飽和又は
不飽和α−スルホ脂肪酸(α−SF)塩又はそのメチ
ル、エチル著しくはプロピルエステル等のアニオン界面
活性剤、若しくはそれらの混合物を使用することができ
る。特に好ましいアニオン界面活性剤としては、例え
ば、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸(LAS)のアル
カリ金属塩(例えば、ナトリウム又はカリウム塩等)
や、AOS、α−SF、AESのアルカリ金属塩(例え
ば、ナトリウム又はカリウム塩等)、高級脂肪酸のアル
カリ金属塩(例えば、ナトリウム又はカリウム塩等)な
どを挙げることができる。 【0010】(b)ノニオン界面活性剤 好ましいノニオン界面活性剤としては、例えば、以下の
ものを挙げることができる。 (i)炭素数6〜22、好ましくは8〜18の脂肪族ア
ルコールに炭素数2〜4のアルキレンオキシドを平均3
〜30モル、好ましくは5〜20モル付加したポリオキ
シアルキレンアルキル(又はアルケニル)エーテル。こ
の中でも、ポリオキシエチレンアルキル(又はアルケニ
ル)エーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレ
ンアルキル(又はアルケニル)エーテルが好適である。
ここで使用される脂肪族アルコールとしては、第1級ア
ルコールや、第2級アルコールが使用される。また、そ
のアルキル基は、分岐鎮を有していてもよい。好ましい
脂肪族アルコールとしては、第1級アルコールが使用さ
れる。 (ii)ポリオキシエチルアルキル(又はアルケニル)
フェニルエーテル。(iii)長鎖脂肪酸アルキルエス
テルのエステル結合間にアルキレンオキシドが付加し
た、例えば以下の式で示される脂肪酸アルキルエステル
アルコキシレート。 R1CO(OA)nOR2 (R1COは、炭素数6〜22、好ましくは8〜18の
脂肪酸残基を表わす。OAは、エチレンオキシド、プロ
ピレンオキシド等の炭素数2〜4、好ましくは2〜3の
アルキレンオキシドの付加単位を表わす。nは、アルキ
レンオキシドの平均付加モル数を示し、一般に3〜3
0、好ましくは5〜20の数である。R2は、炭素数1
〜3の置換基を有してもよい低級アルキル基を表す。) (iv)ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステ
ル。 (v)ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル。 (vi)ポリオキシエチレン脂肪酸エステル。 (vii)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油。 (viii)グリセリン脂肪酸エステル。 上記のノニオン界面活性剤の中でも、融点が40℃以下
でHLBが9〜16のポリオキシエチレンアルキル(又
はアルケニル)エーテル、ポリオキシエチレンポリオキ
シプロピレンアルキル(又はアルケニル)エーテル、脂
肪酸メチルエステルにエチレンオキシドが付加した脂肪
酸メチルエステルエトキシレート、脂肪酸メチルエステ
ルにエチレンオキシドとプロピレンオキシドが付加した
脂肪酸メチルエステルエトキシプロポキシレート等が特
に好適に用いられる。また、これらのノニオン界面活性
剤は混合物として使用してもよい。 【0011】(C)両性界面活性剤 好ましい両性界面活性剤としては、例えば、イミダゾリ
ン系や、アミドベタイン系等の両性界面活性剤を挙げる
ことができる。特に好ましい両性界面活性剤としては、
例えば、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒ
ドロキシエチルイミダゾリニウムベタインや、ラウリン
酸アミドプロピルベタイン等が挙げられる。上記の界面
活性剤は、洗剤粒状の重量に基づいて、通常10〜60
重量%、好ましくは、15〜50重量%、特に好ましく
は、20〜45重量%含有される。上記の界面活性剤
は、洗剤粒状の重量に基づいて、通常10〜60重量
%、好ましくは、15〜50重量%、特に好ましくは、
20〜45重量%含有される。 【0012】(2)洗剤ビルダー 本発明で用いられるビルダーとしては、無機及び有機ビ
ルダーがあげられる。前記無機ビルダーとしては、たと
えば、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、重炭酸ナトリウ
ム、亜硫酸ナトリウム、セスキ炭酸ナトリウム、珪酸ナ
トリウム、結晶性層状珪酸ナトリウム、非結晶性層状珪
酸ナトリウムなどのアルカリ性塩、硫酸ナトリウム等の
中性塩、オルソリン酸塩、ピロリン酸塩、トリポリリン
酸塩、メタリン酸塩、ヘキサメタリン酸塩、フィチン酸
塩等のリン酸塩、 一般式:x1(M2O)・Al2O3・y1(SiO2)・w
1(H2O) (式中、Mはナトリウム、カリウム等のアルカリ金属原
子、x1、y1およびw1は各成分のモル数を示し、一般
的には、 x1は0.7〜1.5の数、y1は0.8〜6
の数、w1は任意の正数を示す)で表される結晶性アル
ミノ珪酸塩、 一般式:x2(M2O)・Al2O3・y2(SiO2)・w
2(H2O) (式中、Mはナトリウム、カリウム等のアルカリ金属原
子、x2、y2およびw2は各成分のモル数を示し、一般
的には、 x2は0.7〜1.2の数、y2は1.6〜
2.8の数、w2は0または任意の正数を示す)で表さ
れる無定形アルミノ珪酸塩、 一般式:x3(M2O)・Al2O3・y3(SiO2)・z
3(P2O5)・w3(H2O) (式中、Mはナトリウム、カリウム等のアルカリ金属原
子、x3、y3、Z3およびw3は各成分のモル数を示し、
一般的には、 x3は0.2〜1.1の数、y3は0.2
〜4.0の数、z3は0.001〜0.8、w3は0また
は任意の正数を示す)で表される無定形アルミノ珪酸塩
等があげられる。前記無機ビルダーの中では、炭酸ナト
リウム、炭酸カリウム、珪酸ナトリウム、トリポリリン
酸ナトリウム、アルミノ珪酸ナトリウムが好ましい。 【0013】前記有機ビルダーとしては、たとえば、ニ
トリロトリ酢酸塩、エチレンジアミンテトラ酢酸塩、β
−アラニンジ酢酸塩、アスパラギン酸ジ酢酸塩、メチル
グリシンジ酢酸塩、イミノジコハク酸塩等のアミノカル
ボン酸塩;セリンジ酢酸塩、ヒドロキシイミノジコハク
酸塩、ヒドロキシエチルエチレンジアミン三酢酸塩、ジ
ヒドロキシエチルグリシン塩等のヒドロキシアミノカル
ボン酸塩;ヒドロキシ酢酸塩、酒石酸塩、クエン酸塩、
グルコン酸塩等のヒドロキシカルボン酸塩;ピロメリッ
ト酸塩、ベンゾポリカルボン酸塩、シクロペンタンテト
ラカルボン酸塩等のシクロカルボン酸塩;カルボキシメ
チルタルトロネート、カルボキシメチルオキシサクシネ
ート、オキシジサクシネート、酒石酸モノまたはジサク
シネート等のエーテルカルボン酸塩;ポリアクリル酸、
アクリル酸ーアリルアルコール共重合体、アクリル酸ー
マレイン酸共重合体、ヒドロキシアクリル酸重合体、多
糖類ーアクリル酸共重合体等のアクリル酸重合体および
共重合体;マレイン酸、イタコン酸、フマル酸、テトラ
メチレン1,2−ジカルボン酸、コハク酸、アスパラギ
ン酸等の重合体または共重合体;デンプン、セルロー
ス、アミロース、ペクチン等の多糖類酸化物やカルボキ
シメチルセルロース等の多糖類;ポリエチレングリコー
ル、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン等の
非解離高分子化合物等があげられる。これらの有機ビル
ダーの中では、クエン酸塩、アミノカルボン酸塩、ポリ
アクリル酸塩、およびアクリル酸ーマレイン酸共重合
体、が好ましい。前記ビルダーは、通常、単独又は2種
以上を混合して用いられる。前記ビルダーの量は、十分
な洗浄性を付与するために洗剤顆粒中に好ましくは、1
5〜40重量%、特に好ましくは20〜30重量%含ま
れるように配合することが望ましい。 【0014】(3)吸油性担体 本発明で用いられる吸油性担体としては、好ましくは、
JIS−K5101試験方法で表される吸油量が80m
l/100g以上、好ましくは150〜600ml/1
00gの吸油性である物質が好適に用いられる。このよ
うな吸油性担体としては、例えば、珪酸塩化合物とし
て、トクシールN〔(株)トクヤマ製、吸油量280m
l/100g〕、ニップシールNS−K[ 日本シリカ
(株)製、吸油量320ml/100g〕、サイリシア
#310〔富士シリシア化学(株)製、吸油量340m
1/100g〕などの無定形含水非晶質珪酸、シルデッ
クスH−52〔旭硝子(株)製、吸油量260ml/1
00g〕などの球状多孔質含水非晶質珪酸、アエロジル
#300〔日本アエロジル(株)製、吸油量350m1
/100g〕などの無定形無水非晶質珪酸、フローライ
トR〔(株)トクヤマ製、吸油量600ml/100
g〕などの花弁状含水非晶質珪酸カルシウム、ゾノトラ
イト〔宇部化学(株)製、吸油量220m1/100
g〕などの針状含水非晶質珪酸カルシウム、非晶質アル
ミノ珪酸塩〔水沢化学(株)製、吸油量170ml/1
00g〕、珪酸マグネシウム〔吸油量180ml/10
0g〕などがある。また、炭酸塩化合物として、炭酸マ
グネシウム〔(株)トクヤマ製、吸油量150ml/1
00g〕、炭酸カルシウム〔白石工業(株)製、吸油量
110ml/100g〕、その他の化合物として、超微
粒子スピネル〔住友セメント(株)製、吸油量600m
1/100g〕、超微粒子コーディエライト〔住友セメ
ント(株)製、吸油量600ml/100g〕、超微粒
子ムライト〔住友セメント(株)製、吸油量560m1
/100g〕、加工澱粉パインフロ−S〔松谷化学
(株)製、吸油量130m1/100g〕等が挙げられ
る。これらの吸油性担体は混合物として使用してもよ
い。吸油性担体は、洗剤粒状の重量に基づいて、通常、
0.1〜25重量%、好ましくは、0.5〜20重量
%、特に好ましくは、1〜15重量%含有される。 【0015】(4)粘土鉱物 本発明の洗剤成分として用いられる粘土鉱物としては、
特に、スメクタイト群に属し、その結晶構造がジオクタ
ヘドラル型3層構造又はトリオクタヘドラル型3層構造
をとるものが好ましい。本発明の洗剤成分として好まし
く使用できる粘土鉱物は、好ましくは吸油量が80ml
/100g未満、更に好ましくは30〜70ml/10
0gで、嵩密度が好ましくは0.1g/ml以上、特に
好ましくは0.2〜1.5g/mlのものである。この
ような粘土鉱物の具体例には、例えば、ジオクタヘドラ
ル型3層構造をとる粘土鉱物として、モンモリロナイト
(吸油量:50m1/100g、嵩密度:0.3g/m
l)、ノントロナイト(吸油量:40m1/100g、
嵩密度:0.5g/ml)、バイデライト(吸油量:6
2m1/100g、嵩密度:0.55g/ml)、パイ
ロフィライト(吸油量:70m1/100g、嵩密度:
0.63g/ml)などが挙げられ、一方、トリオクタ
ヘドラル型3層構造をとる粘土鉱物として、サポナイト
(吸油量:73m1/100g、嵩密度:0.15g/
ml)、ヘクトライト(吸油量:72m1/100g、
嵩密度:0.7g/ml)、スチーブンサイト(吸油
量:30m1/100g、嵩密度1.2g/ml)、タ
ルク(吸油量:70m1/100g、嵩密度:0.1g
/ml)などが挙げられる。粘土鉱物は、洗剤粒状の重
量に基づいて、通常0.1〜30重量%、好ましくは
0.5〜20重量%、特に好ましくは1〜10重量%含
有される。上記(1)〜(4)の原料成分はスラリーに
配合した後、噴霧乾燥し、乾燥粉としてもよい。 【0016】(5)崩壊・溶解促進剤 本発明で用いられる崩壊・溶解促進剤としては、例え
ば、炭酸カリウムや、硫酸アンモニウム、塩化アンモニ
ウム等の無機アンモニウム塩、安息香酸ナトリウム、ベ
ンゼンスルホン酸ナトリウム、p−トルエンスルホン酸
ナトリウム、キシレンスルホン酸ナトリウム、塩化ナト
リウム、クエン酸、D−グルコース、尿素、蔗糖等の水
溶性物質が挙げられる。また、他にも、膨潤性水不溶性
物質も好ましい。具体的には、粉末セルロース、結晶性
セルロース、低エーテル化度のカルボキシメチルセルロ
ース、架橋型カルボキシメチルセルロース、カルボキシ
メチルセルロースカルシウム、ヒドロキシプロピルセル
ロース等のセルロース誘導体、コーンスターチ等のデン
プン、ヒドロキシプロピルスターチ等のデンプン誘導
体、架橋型ポリビニルピロリドン、低エーテル化度のポ
リビニルアルコール等が挙げられる。好ましい崩壊・溶
解促進剤としては、特開平7−286199号公報、特
開2000−192098号公報、特開2001−17
2694号公報、特開2001−171765号公報等
に記載されているものを適宜使用することができる。こ
れらも予め顆粒状に造粒されたものが好ましく、平均粒
径として200〜1500μmのものが特に好ましい。
崩壊・溶解促進剤は、圧縮成形前の洗剤粒状の重量に基
づいて、通常、1〜50重量%、好ましくは、5〜30
重量%の量であることが適当である。本発明においては
洗剤粒状を圧縮成型する前に、圧縮成形後のブリケット
の崩壊性及び溶解性を促進する崩壊・溶解促進剤、特に
顆粒状の崩壊・溶解促進剤を混合しておくことが好まし
い。 【0017】その他の洗剤中に配合される成分の具体例
としては、以下のものが示される。 (6)蛍光剤:ビス(トリアジニルアミノ)スチルベン
ジスルホン酸誘導体、ビス(スルホスチリル)ビフェニ
ル塩〔チノパールCBS〕等。 (7)酵素:リパーゼ、プロテアーゼ、セルラーゼ、ア
ミラーゼ等。 (8)漂白剤:過炭酸塩、過硼酸塩等。 (9)帯電防止剤:ジアルキル型4級アンモニウム塩な
どのカチオン界面活性剤等。 (10)表面改質剤:微粉炭酸カルシウム、微粉ゼオラ
イト、ポリエチレングリコール等。 (11)再汚染防止剤:カルボキシメチルセルロースな
どのセルロース誘導体等。 (12)増量剤:硫酸ナトリウム、硫酸カリウム、塩酸
ナトリウム等。 (13)還元剤:亜硫酸ナトリウム、亜硫酸カリウム
等。 (14)香料類 (15)色素類 (16)柔軟性付与剤 なお、酵素、漂白剤及び柔軟性付与剤は、通常、粒子形
態として使用される。 【0018】2)洗剤粒子の製造方法 本発明において、ブリケッティングに供する洗剤原料と
して洗剤粒子を用いる場合は、以下の方法によって洗剤
粒子を得ることが出来る。洗剤成分の原料粉末及びバイ
ンダー成分を捏和・混練した後、押し出して造粒する押
し出し造粒法、または、捏和・混練した後、得られた固
形洗剤を破砕して造粒する捏和・破砕造粒法、原料粉末
にバインダー成分を添加し撹拌羽根で撹拌して造粒する
撹拌造粒法、或いは、原料粉末を転動させつつバインダ
ー成分を噴霧して造粒する転動造粒法等が挙げられる。
前記原料粉末としては界面活性剤の粉体化物や洗剤ビル
ダーを組み合わせて用いることもできるし、必要に応じ
て予め洗剤成分の一部又は全部に水を加えてスラリーを
調製し、常法に従ってスプレー乾燥し、乾燥粉としたも
のを用いてもよい。また、バインダー成分としては、0
〜100℃において、液体の洗剤原料を用いることがで
き、例としては水、界面活性剤、水溶性高分子等が好適
に挙げられる。 【0019】1.押し出し造粒法 前記押し出し造粒法では任意の型式の混練・押し出し機
を使用することができ、任意の型式の混練機及び押し出
し機を組み合わせて使用しても良い。混練・押し出し機
としては、例えば、エクストルード・オー・ミックス
(ホソカワミクロン(株)製)、2軸混練押出機
((株)栗本鐵工所製)等が挙げられ、また、混練機と
してはKRCニーダー((株)栗本鐵工所製)、万能混
合撹拌機((株)ダルトン製)、ナウタミキサ(ホソカ
ワミクロン(株)製)等が挙げられ、押し出し機として
はツイン・ドームグラン(不二パウダル(株)製)、ペ
レッターダブル(不二パウダル(株)製)、ファイン・
リューザー(不二パウダル(株)製)等が挙げられる。 【0020】2.捏和・破砕造粒法 捏和・破砕造粒法では任意の型式の混練機及び破砕機を
組み合わせて、場合よっては任意の型式の混練機、押し
出し機及び破砕機を組み合わせて使用することができ
る。混練機としては、KRCニーダー((株)栗本鐵工
所社製)、連続ニーダー(不二パウダル(株)社製)、
連続式捏和機((株)パウレック社製)、万能混合撹拌
機((株)ダルトン社製)、ナウターミキサー(ホソカ
ワミクロン(株)社製)等がある。これら混練機によっ
て得られた混練物はそのまま粉砕してもよいが、粉砕し
やすくするために、押し出し機でペレツト状にすること
によってより粉砕効率を上げることができる。この押し
出し機には、ペレツターダブル(不二パウダル(株)社
製)、ツインドームグラン(不二パウダル(株)社
製)、ファインリューザー(不二パウダル(株)社製)
などがある。混練と押し出しを同時に行う混練押し出し
機として、エクストルードオミツクス(ホソカワミクロ
ン(株)社製)、2軸混練押出機((株)栗本鐵工所社
製)などを用いることも可能である。混練物を粉砕する
粉砕機としては分級スクリーンと回転ブレードを持った
機種が好ましい。この粉砕機としてはフィッツミル(ホ
ソカワミクロン(株)社製)、ニュースピードミル(岡
田精工(株)社製)、コミニューター(不二パウダル
(株)社製)、フェザーミル(ホソカワミクロン(株)
社製)などがある。粉砕するときに、粉砕助剤を用いる
ことによって効率的に粉砕することができる。この粉砕
助剤としては平均粒径30μm以下の無機粉体が好まし
く、A型ゼオライト、微粉の炭酸Na、ホワイトカーボ
ンなどが用いられ、その量は、粉砕する成分100重量
部に対して0.5〜15重量部が好ましく、2〜10重
量部が更に好ましい。また、1次粒径が30μm以下の
無機粉体を造粒した、流動性の良い粒子を使用すること
もできる。また、粉砕機内に冷風を流し冷却しながら粉
砕することもできる。冷風と粉砕品をサイクロンで分級
し、その時微粉も分級することも可能である。好ましく
は多段粉砕するすることで、より粒度分布がシャープに
なる。粉砕機のブレードの先端周速度としては15〜9
0m/sが好ましい。15m/s以下であると能力が低
くなり生産性が落ち、90m/s以上では過粉砕されや
すくなり、好ましくない。更に好ましくは20〜80m
/s、最も好ましくは25〜70m/sである。本発明
の製造方法によれば、先にあげた粒子化に好ましい粒度
分布を篩い等の分級設備無しで製造可能であり、生産性
を上げることができる。ただし、粒度分布を更にシャー
プにするために粉砕品を篩い等で分級して使用すること
も可能である。この粉砕品に微粒子をコーティングした
り、香料や酵素などの前述の洗剤成分とブレンドした
り、ノニオン界面活性剤等を噴霧することもできる。 【0021】3.撹拌造粒法 撹拌造粒法では任意の型式の撹拌造粒装置を使用するこ
とができる。その中でも好ましい撹拌造粒機は、撹拌羽
根を備えた撹拌軸を内部の中心に有し、撹拌羽根が回転
する際に撹拌羽根と器壁との間にクリアランスを形成す
る構造であることが重要である。平均クリアランスは1
〜30mmが好ましく、更に好ましくは3〜10mmで
ある。1mm未満では付着層により、混合機が過動力と
なり易い。30mmを越えると圧密化の効率が低下する
ため粒度分布がブロードになる。また造粒時間が長くな
り生産性が低下する。この様な構造を有する撹拌造粒機
としては、例えばヘンシェルミキサー〔三井三池化工機
(株)製)、ハイスピードミキサー〔深江工業(株)
製〕、バーチカルグラニュレーター〔(株)パウレック
製〕等の装置があり、特に好ましくは横型の混合槽で円
筒の中心に撹拌軸を有し、この軸に撹拌羽根を取付けて
粉末の混合を行う形式のミキサーであり、例えばレディ
ゲミキサー〔(株)マツボー製〕、ブロシェアミキサー
〔大平洋機工(株)製〕がある。 【0022】撹拌造粒法における好適な造粒条件を以下
に示す。 (1)フルード数(Fr数) 以下の式で定義されるフルード数が1〜16であること
が好ましく、更に好ましくは1.5〜9である。フルー
ド数が1未満では圧密化が促進されず好ましくない。ま
た16を越えると粒度分布が広くなり好ましくない。 Fr=V2/(R×g) V:撹拌羽根の先端の周速〔m/s〕 R:撹拌羽根の回転半径〔m〕 g:重力加速度〔m/s2 〕 (2)チョッパー回転数 撹拌造粒機には造粒物の圧密化促進及び粗粉解砕促進の
為に高速で回転するチョッパーが装備されている。好ま
しいチョッパーの回転速度はチョッパー先端速度(周
速)として20〜30m/sであり、より好ましくは2
2〜28m/sである。 (3)造粒時間 好適な造粒物を得るための回文式の造粒における造粒時
間、及び連続式の造粒における平均滞留時間は、0.5
〜20分が好ましく、更に好ましくは3〜10分であ
る。尚、0.5 分未満では造粒時間が短すぎて好適な
平均粒径及び嵩密度を得るための造粒制御が困難であ
り、粒度分布がブロードになる。また20分を越えると
造粒時間が長すぎて生産性が低下する。 (4)洗剤原料の充填率 洗剤原料の造粒機への充填率(仕込み量)は、混合機の
全内容積の70容量%以下が好ましく、更に好ましくは
15〜40容量%である。尚、70容量%を越えると混
合機内での洗剤原料の混合効率が低下するため好適な造
粒を行うことができない。 (5)温度 造粒機は、ジャケットを備えた構造が好ましく、ジャケ
ットに通液する媒体の温度は、5〜40℃が好ましく、
更に好ましくは10〜20℃である。この温度範囲にす
ることにより、好適な造粒物を得るための造粒時間が短
くなり生産性が向上し、粒度分布がシャープになる。ま
た洗剤原料のうち粉体原料は常温で、液体原料は溶融し
ている温度で供給すればよく、混合機内の温度は特に制
御する必要はない。尚、造粒物の温度は、供給原料の温
度、撹拌熱等により通常30〜60℃である。しくな
い。 (6)添加剤 造粒時に造粒を促進するために、バインダーを添加して
もよい。バインダーの例としては、カルボキシメチルセ
ルロース、ポリエチレングリコール、ポリアクリル酸ソ
ーダの如きポリカルボン酸塩等の水溶性ポリマー溶液、
ポリオキシエチレンアルキルエーテル、脂肪酸モノエタ
ノールアミド、脂肪酸ジエタノールアミド等のノニオン
性物質、脂肪酸、珪酸ソーダ水溶液、水等を挙げること
ができる。バインダーの配合量は混合物又は造粒物10
0 重量部に対して0.1 〜10重量部が好ましく、
特に0.5 〜5重量部が好ましい。 【0023】4.転動造粒法 転動造粒法では以下の方法及び装置によって造粒するこ
とが可能である。 (1)回分式方法 配合成分の造粒機への仕込み方法は、特に限定されるも
のではない。回分式で行う場合は、例えば次の〜の
様な種々の方法をとることができる。 造粒機に先ず有機あるいは無機の粉末のビルダー、噴
霧乾燥粒子及び他の粉末成分から選ばれる1種あるいは
2種以上のものを仕込んだ後、界面活性剤や水等の液体
成分を添加混合する。 有機あるいは無機の粉末のビルダー、噴霧乾燥粒子及
び他の粉末成分から選ばれる2種以上のものを予め混合
したものを造粒機に仕込んだ後、界面活性剤や水等の液
体成分を添加混合する。 有機あるいは無機の粉末のビルダー、噴霧乾燥粒子及
び他の粉末成分から選ばれる1種あるいは2種以上のも
のと、界面活性剤や水等の液体成分とを、造粒機に少量
ずつ仕込む。 有機あるいは無機の粉末のビルダー、噴霧乾燥粒子及
び他の粉末成分から選ばれる1種あるいは2種以上のも
のの一部を造粒機に仕込んだ後、残りの有機あるいは無
機のビルダー、噴霧乾燥粒子及び他の粉末成分から選ば
れる1種あるいは2種以上のものと、界面活性剤や水等
の液体成分とを造粒機に少量ずつ仕込む。 有機あるいは無機の粉末のビルダー、噴霧乾燥粒子及
び他の粉末成分から選ばれる1種あるいは2種以上のも
のと界面活性剤や水等の液体成分とを予め混合したもの
を、造粒機に仕込む。これらの中で、先ず有機あるいは
無機の粉末のビルダー、噴霧乾燥粒子及び他の粉末成分
から選ばれる1種あるいは2種以上のものを造粒機に仕
込んだ後、界面活性剤や水等を添加し混合する方法が特
に好ましい。 (2)連続式方法 連続式で行う場合は、先ず洗剤原料を連続的に混合を行
うが、洗剤原料の供給方法は特に限定されるものではな
い。例えば下記の〜の様な種々の方法をとることが
できる。 洗剤原料の構成成分をそれぞれ独立に連続的に供給す
る。 洗剤原料の中で粉末原料を予め混合したものと、
界面活性剤や水等の液体成分とを連続的に供給する。 洗剤原料の中で粉末原料の2種以上を予め混合したも
のと、残りの粉末原料と、界面活性剤や水等の液体成分
とを連続的に供給する。 界面活性剤や水等の液体成分とその他の粉末原料のす
べてを予めバッチ方式で混合しておいて、その混合物を
造粒工程に連続的に供給する。 【0024】転動造粒法における好適な造粒条件を以下
に示す。 (1)処理時間 回分式における高嵩密度化の処理時間、又は連続式にお
ける以下の式で定義される平均滞留時間は、5〜120
分、好ましくは10〜90分、特に好ましくは10〜4
0分である。嵩密度を充分上昇させる観点から、処理時
間又は平均滞留時間は5分以上が好ましく、生産性の低
下又は洗剤造粒物粒子の崩壊を防ぐ観点から120分間
以下が好ましい。 Tm=(m/Q)×60 Tm:平均滞留時間(min) m:容器回転型混合機内の洗剤造粒物滞留量(kg) Q:連続運転における能力(kg/hr) (2)フルード数(Fr) 以下の式で定義されるフルード数が、0.01〜0.8
となるような条件を選択する。より好ましくは、0.0
5〜0.7、さらに好ましくは0.1〜0.65であ
る。均一でかつ高嵩密度の洗剤粒子を得る観点から、フ
ルード数は0.01以上が好ましく、例えばドラム型混
合機の場合、洗剤造粒物粒子が飛散することなく反転し
得る正常な剪断混合を発生させる観点から0.8以下が
好ましい。 Fr=V2/(R×g) V:容器回転型混合機最外周の周速(m/s) R:容器回転型混合機最外周の回転中心からの半径
(m) g:重力加速度(m/s2) (3)容積充填率 以下の式で定義される容積充填率が、15〜50%とな
る条件を選択する。好ましくは20〜45%、さらに好
ましくは25〜40%である。生産性の観点から容積充
填率は15%以上が好ましく、良好な剪断混合を生じさ
せる観点から50%以下が好ましい。 容積充填率=(M/ρ)/V×100 M:容器回転型混合機への洗剤造粒物粒子の仕込量
(g) ρ:洗剤造粒物粒子の嵩密度(g/L) V:容器回転型混合機の容積(L) 【0025】3)洗剤粒子の分級 上記方法により造粒された洗剤粒子は必要に応じて分級
して所望の粒度の洗剤粒子のみ製品に利用することもで
きる。分級装置としては一般に知られたいかなる分級装
置も用いることができるが、篩が好適に利用できる。中
でも好適な篩としてはジャイロ式篩、平面篩及び振動篩
が好適である。ジャイロ式篩は僅かに傾斜した平面篩に
対し、水平な円運動を与える篩である。平面篩は僅かに
傾斜した平面篩に、面にほぼ平行に往復運動を与える篩
である。振動篩は、篩面にほぼ直角方向に急速な振動を
与える篩である。篩に供する時間は少なくとも5秒とす
ることが望ましい。また、ふるい効率を向上させる為に
タッピングボールを用いることも好適である。このよう
な篩の具体例としては、ジャイロシフター((株)徳寿
工作所)、ローテックススクリーナー((株)セイシン
企業)、ダルトン振動ふるい((株)ダルトン)などが
挙げられる。篩による振動は、60〜3000回/分、
好ましくは100〜2500回/分、更に好ましくは1
50〜2000回/分の振動で与えられる。篩の振動数
が60回/分未満であると分級効果が悪化する。一方、
3000回/分を超えると発塵が増大する。 【0026】上記方法により造粒された洗剤粒子は平均
粒径が200〜2000μmであることが好ましく、さ
らに好ましい洗剤粒子としては、平均粒径が300〜1
500μmである。平均粒径200μm未満ではブリケ
ッティングした際、粒子間に形成される空隙が小さくな
りすぎ、崩壊し難くなるため、好ましくない。また平均
粒径2000μmを越えると粒子そのものの溶解性が劣
化して好ましくない。 【0027】4)固形洗剤の製造方法 (1)ロールプレス工程 本発明では、上記洗剤粒子は、ロールプレス法によっ
て、複数のブリケット部が連結部を介して連結されてい
る一次洗剤成形体に圧縮成形される。ロールプレス法
は、既に公知であり、また、その方法に使用されるブリ
ケット機も公知であり、当業者には、容易に入手又は利
用可能である。ブリケット機は、一般に、対応するロー
ル外周の所定の位置に、所望の形状のブリケット部を形
成できるようになっている所定の窪みが形成され、同速
度で逆回転する一対のロールを有する。また、そのロー
ル間で形成されるクリアランスに洗剤組成物を供給する
ためのホッパー及びフィードスクリューを備えたフィー
ダーを有するブリケット機は特に好適である。フィーダ
ーを有するブリケット機の使用に当たっては、フィーダ
ーを通して、フィードスクリューの押圧力を利用して、
クリアランスの入口から洗剤組成物をクリアランス間に
挿入し、フィーダー側の反対側出口から一次洗剤成形体
を排出する。本発明では、一対のロール間に所定のクリ
アランスを設け、圧力を従来のものよりも、低く抑える
ことにより、複数のブリケット部が連結部を介して連結
されている一次成形体(例えば、シート状)に圧縮する
ことにより、得られるブリケットの溶解性を改善したも
のである。 【0028】一対のロールの温度は、通常、70℃以
下、好ましくは、50℃以下が適当であるが、特に、洗
剤組成物中に酵素を含有する場合は、その酵素がロール
プレス中にほとんど失活しない温度とすることが重要で
ある。また、ロールの回転速度は、例えば、ロール表面
の周速度として、0.01〜1.5m/s、好ましく
は、0.05〜0.8m/sが適当である。一次洗剤成
形体においては、連結部は、ほぼ均一な厚みを有し、一
対のロールの窪みの形状によって形成されるブリケット
部を一次元方向又は二次元方向(平面的)に連結してい
る。一次成形体は、通常、シート状で排出され、ブリケ
ット部の大きさに応じて変動するが、例えば、一列に数
個から数十個、1行に数十個から数百個のブリケット部
が、相互に連結部で連結されたシート状の形態ものもの
であるが、場合によっては、解砕機に投入される直前ま
で長く連結されることもある。 【0029】ブリケット部の形状は、任意であり、使用
者による取扱い性の便宜を考慮して決定される。ブリケ
ット部の形状としては、例えば、球状や楕円球状のも
の、あるいは、シート面垂直方向投影像は円形や楕円形
であるが、シート面水平方向投影像は楕円形やアーモン
ド型である偏平球状や偏平楕円球状のもの、あるいは、
シート面垂直方向投影像は正方形や長方形であるが、シ
ート面水平方向投影像は円形である円筒状もの、あるい
は、シート面垂直方向投影像は正方形や長方形である
が、シート面水平方向投影像は楕円やアーモンド型であ
る偏平円筒形状ものが挙げられる。シート面垂直方向投
影像が円形や楕円形のものとしては、例えば、その直径
(楕円形では長径)が2〜40mm、好ましくは、3〜
20mmのものが好適である。また、シート面垂直方向
投影像が正方形や長方形のものとしては、例えば、その
辺(長方形では長辺)が2〜40mm、好ましくは、3
〜20mmのものが挙げられる。また、ブリケット部の
厚み(ブリケット部のシート面垂直方向の長さ)は、例
えば、2〜40mm、好ましくは、3〜20mmであ
る。 【0030】一対のロール間のクリアランスは、例え
ば、0.05〜2mm、好ましくは、0.1〜1mmが
適当である。この場合、連結部の厚みは、通常、クリア
ランスの幅と同じ厚みとなるが、ロールプレス中にその
成形圧に応じてロールが後退しクリアランスが広がるタ
イプのブリケット機も好適に用いることができ、この場
合はその限りではない。また、ブリケット部間の最短の
距離は、例えば、0.05〜5mm、通常、0.1〜3
mmである。 【0031】(2)解砕工程 上記ロールプレス法により得られた一次洗剤成形体は、
次いで、解砕工程に付される。ここで、「解砕」は、連
結部に外力を与えることにより、ブリケット部を一次洗
剤成形体から個々に分離するとともに、好ましくは、ブ
リケット部のバリを実質的にほぼ除去する作業である。
解砕工程では、ブリケット部が、一次洗剤成形体から個
々に分離され、かつバリが取り除かれる限り、解砕工程
で用いられる解砕機の種類は特に限定されるものではな
い。好ましい解砕機は、回転するブレードを装備した解
砕機であり、特にハンマーミルタイプのものは好適であ
る。このような解砕機としては、例えば、フィッツミル
(ホソカワミクロン(株)製)や、フェザミル(ホソカ
ワミクロン(株)製)、スピードミル(岡田製工(株)
製)、コミニューター(不二パウダル(株)製)等が好
適に挙げられる。 【0032】また、これら解砕機においては、ブレード
の先端周速度が一般に0.4〜15m/s好ましくは、
1〜10m/sが好適なものとして挙げられる。先端周
速度が15m/sを超えると、ブリケット部が壊れ易く
なるので、好ましくない。一方、先端周速度が、0.4
m/s未満では、ブリケット部の一次成形体からの分離
が難しくなるので、やはり、好ましくない。解砕工程で
は、解砕は、例えば、70℃以下、好ましくは、50℃
以下が適当であるが、特に洗剤組成物中に酵素を含有す
る場合は、その酵素が解砕工程中にほとんど失活しない
温度とすることが重要である。解砕機中での平均滞留時
間は、例えば、20秒以下、好ましくは、10秒以下で
行うことが適当である。 【0033】(3)転動操作工程(ブリケット部のバリ
除去) なお、ブリケット洗剤製品の外観を更に改良するため
に、解砕後に残っているブリケット部のバリを転動操作
により除去してもよい。十分な転動操作が可能な限り、
いかなる転動操作機器を用いることができるが、好まし
い転動操作機器としてはマルメライザー(不二パウダル
(株))等の回転円盤を有する転動整粒機が挙げられ
る。ただし、処理時間は、得られるブリケット洗剤の表
面が平滑とならない程度の最低限の時間で行うことが好
ましい。 【0034】また、これら転動整粒機においいては、ギ
ザ(回転円盤の表面に格子状の溝)が彫ってあるタイプ
の回転円盤を有するものが好ましく、ギザの間隔として
は一般に0.5〜15mm、好ましくは1〜10mmで
ある。ギザ間隔が0.5mm未満でも、15mmを越え
ても整粒効率が低下して好ましくない。回転円盤の回転
周速度としては一般に2〜80m/s、好ましくは5〜
50m/sである。2m/s未満では剪断力が弱すぎ整
粒効率が低下し好ましくなく、80m/sを越えると遠
心力によりブリケットが壁面付近に集中しすぎるため、
回転円盤の有効利用面積が低下し好ましくない。また、
表面が過度に平滑にならないための処理時間としては一
般に3分以下、好ましくは2分以下である。 【0035】(4)解砕残渣の除去 解砕工程では、ブリケット部と、解砕残渣とが生じてい
るので、分級装置(篩等)を用いて解砕残渣を除去し、
ブリケット部をブリケット洗剤として回収する。なお、
解砕残渣は、回収されて、本発明の方法における洗剤組
成物原料として再使用される。このようにして得られた
ブリケット洗剤は、嵩密度0.7〜1.6g/ml、通
常、0.8〜1.4g/mlである。 【0036】(5)被覆工程 解砕後の得られたブリケットはそのままの状態あるいは
最低限の時間でバリを除去した状態で無機粉体を含む被
覆剤で被覆される。 被覆剤 本発明で用いられる被覆剤としては無機粉体を含む限り
限定されないが、好ましい無機粉体としては本文記載の
無機粉体の洗剤ビルダー、吸油性担体、粘土鉱物等が挙
げられる。具体的にはゼオライト、炭酸ナトリウム、炭
酸カリウム、結晶性珪酸塩、シリカの微粉末、モンモリ
ロナイト、タルク等が好適に用いられる。その平均粒子
径としては一般に300μm以下が好ましく、臭気劣化
防止の面からは100μ以下がより好ましい。被覆剤の
平均粒子径が300μmを超えた場合は製品外観が劣化
する傾向にあるため好ましくない。添加量としては一般
に5〜80%好ましくは10〜60%である。5%未満
では製品外観改善効果及び臭気劣化防止効果が得られに
くく好ましくなく、80%を越えると被覆剤が多くなり
すぎ洗浄性能が低下する恐れが生ずるため好ましくな
い。被覆剤をブリケット表面に被覆させた際の被覆層の
厚みとしては、一般に5〜2000μm好ましくは10
〜1500μmである。5μm未満では製品外観改善効
果及び臭気劣化防止効果が得られにくく好ましくなく、
2000μmを越えると溶解性が劣化することがあるた
め、好ましくない。また、これら被覆剤をブリケット表
面に定着させるために液体バインダーと共に被覆するこ
とが好ましい。 液体バインダー 本発明で用いられる液体バインダーとしては、それ自体
で洗浄力を有するノニオン界面活性剤、両性界面活性
剤、アルコールエトキシレート等の液状界面活性剤を用
いることが好ましいが、必要に応じて水溶性高分子、水
等も好適に利用できる。液体バインダーの粘度としては
0〜100℃において、0.0001〜100Pa・s
であることが好ましい。0.0001Pa・s未満ではバ
インダーとしての効果が得られず好ましくなく、100
Pa・sを越えるとハンドリングが困難で好ましくない。
液体バインダーの添加量は一般に被覆剤の最大吸油量
(被覆剤1g当たりの吸油量[mL/g]×被覆剤の添
加量[g])に対して70〜100%添加される。70
%未満ではブリケット表面に定着しない被覆剤が多くな
るため好ましくなく、100%を越えるとバインダーが
過多となり、表面被覆後の固形洗剤の流動性が劣化した
り固化し易くなるため、好ましくない。 【0037】本発明で使用される無機粉体被覆装置とし
ては、任意の型式の撹拌造粒装置又は転動造粒装置を使
用することができる。撹拌造粒装置を用いる場合、その
装置としては、例えば内部に撹拌軸を有し、全体混合用
の撹拌翼と解砕用の撹拌翼を装着した、しかもこの撹拌
翼と造粒機内部壁面との間に30mm以下のクリアラン
スを有する撹拌式造粒装置が好ましく、更に鋸歯状撹拌
翼を装着したもの、例えばレーディゲミキサー〔(株)
マツボー製〕、プローシェアーミキサー〔大平洋機工
(株)製〕、ハイスピードミキサー〔深江工業(株)
製〕等が特に好ましい。撹拌造粒装置を用いた場合の好
適な被覆条件を以下に示す。 (1)フルード数(Fr数) 以下の式で定義されるフルード数が1〜16であること
が好ましく、更に好ましくは1.5〜9である。フルー
ド数が1未満では被覆層の圧密化が促進されず好ましく
ない。また16を越えると粒度分布が広くなり好ましく
ない。 Fr=V2/(R×g) V:撹拌羽根の先端の周速〔m/s〕 R:撹拌羽根の回転半径〔m〕 g:重力加速度〔m/s2 〕 (2)チョッパー回転数 撹拌造粒機には造粒物の圧密化促進及び粗粉解砕促進の
為に高速で回転するチョッパーが装備されているが、ブ
リケットの被覆工程においては、ブリケットの壊れを防
止する為に、停止さるか、あるいは低回転にて運転する
ことが好ましい。好ましいチョッパーの回転速度はチョ
ッパー先端速度(周速)として20m/s以下であり、
より好ましくは10m/s以下である。 (3)被覆時間 好適な造粒物を得るための回分式の造粒における被覆時
間、及び連続式の被覆工程における平均滞留時間は、
0.5〜10分が好ましく、更に好ましくは1〜5分で
ある。尚、0.5 分未満では被覆時間が短すぎて好適
な被覆層を形成させるための制御が困難であり、また1
0分を越えるとブリケットに壊れが生じる可能性が高
く、生産性が低下する。 (4)ブリケット及び被覆剤の容積充填率 ブリケット及び被覆剤の撹拌造粒装置への容積充填率
(仕込み量)は、造粒装置の全内容積の70容量%以下
が好ましく、更に好ましくは15〜40容量%である。
尚、70容量%を越えると混合機内での洗剤原料の混合
効率が低下するため好適な被覆操作を行うことができな
い。 容積充填率=(M/ρ)/V×100 M:撹拌造粒装置への洗剤造粒物粒子の仕込量(g) ρ:洗剤造粒物粒子の嵩密度(g/L) V:撹拌造粒装置の容積(L) (5)温度 被覆工程は液体バインダーが溶融している温度で行われ
ることが好ましが、ブリケット中に酵素等の熱に弱い物
質が含まれる場合もあるので、必要以上に加温する必要
はない。ブリケット中に酵素等の熱にこのため、ジャケ
ットを装備した撹拌造粒装置を用いる場合、必要に応じ
て加熱又は冷却することが好ましい、被服工程中の温度
は一般に0〜100℃であり、10〜80℃であること
が好ましい。 (6)添加順序 被覆剤及び液体バインダーの添加順序は最終的な添加量
が適切であれば特に限定されないが、ブリケットを撹拌
しつつバインダー噴霧(又は滴下)した後、粉体被覆剤
添加、撹拌操作による被覆促進の順に被覆操作を行うこ
とが好ましい。この操作を繰り返し行うことも好まし
い。得られた固形洗剤の流動性が悪い場合はを最終的に
ゼオライト等の微粉体でコーティングして流動性を調整
することも好ましい。 【0038】一方、転動造粒装置を用いる場合、その装
置としては、ドラム状の円筒が回転して処理するものが
好ましく、特に任意の形状の邪魔板を装備しているもの
が好ましい。上記ドラム型造粒機としては、水平円筒型
造粒機の他にも日本粉体工業技術協会編、造粒ハンドブ
ック第一版第一刷(平成3年3月10日、オーム社発
行)記載の円錐ドラム型造粒機、多段円錐ドラム型造粒
機、撹拌羽根付ドラム型造粒機等が挙げられ、いずれも
好適に用いることができる。 【0039】転動造粒法における好適な造粒条件を以下
に示す。 (1)フルード数(Fr) 以下の式で定義されるフルード数が、0.01〜0.8
となるような条件を選択する。より好ましくは、0.0
5〜0.7、さらに好ましくは0.1〜0.65であ
る。均一でかつ高嵩密度の洗剤粒子を得る観点から、フ
ルード数は0.01以上が好ましく、例えばドラム型混
合機の場合、ブリケットが飛散することなく反転し得る
正常な剪断混合を発生させる観点から0.8以下が好ま
しい。 Fr=V2/(R×g) V:容器回転型混合機最外周の周速(m/s) R:容器回転型混合機最外周の回転中心からの半径
(m) g:重力加速度(m/s2) (2)被覆時間 好適な造粒物を得るための回分式の造粒における被覆時
間、及び連続式の被覆工程における平均滞留時間は、1
〜20分が好ましく、更に好ましくは2〜10分であ
る。尚、1分未満では被覆時間が短すぎて好適な被覆層
を形成させるための制御が困難であり、また20分を越
えるとブリケットに壊れが生じる可能性が高く、生産性
が低下する。 (3)ブリケット及び被覆剤の容積充填率 転動造粒装置におけるブリケット及び被覆剤の容積充填
率(仕込み量)は10〜50%であり、好ましくは20
〜45%、さらに好ましくは25〜40%である。生産
性の観点から容積充填率は15%以上が好ましく、良好
な剪断混合を生じさせる観点から50%以下が好まし
い。 容積充填率=(M/ρ)/V×100 M:容器回転型混合機への洗剤造粒物粒子の仕込量
(g) ρ:洗剤造粒物粒子の嵩密度(g/L) V:容器回転型混合機の容積(L) (4)温度 被覆工程は液体バインダーが溶融している温度で行われ
ることが好ましいが、ブリケット中に酵素等の熱に弱い
物質が含まれる場合もあるので、必要以上に加温する必
要はない。ブリケット中に酵素等の熱にこのため、ジャ
ケットを装備した撹拌造粒装置を用いる場合、必要に応
じて加熱又は冷却することが好ましい、被服工程中の温
度は一般に0〜100℃であり、10〜80℃であるこ
とが好ましい。 (5)添加順序 被覆剤及び液体バインダーの添加順序は最終的な添加量
が適切であれば特に限定されないが、ブリケットを撹拌
しつつバインダー噴霧(又は滴下)した後、粉体被覆剤
添加、撹拌操作による被覆促進の順に被覆操作を行うこ
とが好ましい。この操作を繰り返し行うことも好まし
い。得られた固形洗剤の流動性が悪い場合はを最終的に
ゼオライト等の微粉体でコーティングして流動性を調整
することも好ましい。 【0040】 【実施例】以下、本発明について、実施例、比較例及び
処方例により更に詳細に説明するが、本発明の範囲は、
これらの例によって何ら限定されるものではない。 【0041】[ブリケット連結シート状一次成形体A
調整例1](捏和・破砕造粒法) 下記表1に示した組成の内、6.5%のA型ゼオライ
ト、ノニオン界面活性剤A、酵素を除く成分を250L
配合槽に水、蛍光剤、LAS−K(LAS−Kはこの配
合中に直鎖アルキルベンゼンスルホン酸と水酸化カリウ
ムによって中和生成させたもの)珪酸ナトリウム、石
鹸、アクリル酸/マレイン酸コポリマー塩、A型ゼオラ
イト、炭酸ナトリウム、亜硫酸ナトリウム、塩化ナトリ
ウム、の順で、計200kg配合した。スラリーは水分
38%、比重1.1kg/L、pH11であった。調製
したスラリーを向流式、塔径2.0m、有効長5.0m
の乾燥塔に加圧ノズルを使用して400kg/hrの能
力でフィード、噴霧し乾燥粉を得た。ノズルは特開平9
−75786の実施例2記載と同様のものを使用し、噴
霧圧0.25MPaで噴霧した。また、塔低より微粉状
Aゼオライト3.0%相当分を同伴させた冷風を吹き込
み粉温を下げると同時に、乾燥粉のコーティングもおこ
なった。(この後は、ゼオライトをコーティングした乾
燥粉を噴霧乾燥粒子と呼ぶ事とする)。この時の乾燥塔
での熱風温度は280℃、排風温度は100℃であり、
得られた乾燥粉の温度は40℃であった。噴霧乾燥粒子
は平均粒径250μm、嵩比重0.28kg/L、乾燥
直後の安息角40°、平均水分4.0%であった。得ら
れた噴霧乾燥粒子と共に、ノニオン界面活性剤及び水を
連続ニーダー((株)栗本鐵工所製、S4KRCニー
ダ)に投入し、捏和能力120kg/h、温度60℃の
条件で捏和し、不定形固形洗剤を得た。この不定形固形
洗剤を穴径10mmのダイスを装備したペレッターダブ
ル(不二パウダル(株)製、EXDFJS−100型)
を用いて押し出しつつ、カッターで切断し長さ5〜30
mm程度のペレット状固形洗剤をえた。次いで、得られ
た固形洗剤に粉砕助剤としての顆粒状ゼオライト3.0
%相当分を添加し、冷風(10℃、15m/s)共存下
で直列3段に配置したフィッツミル(ホソカワミクロン
(株)製、DKA−3)を用いて平均粒子径が800μ
mとなるように粉砕した(スクリーン穴径:1段目/2
段目/3段目=8mm/6mm/3mm、回転数:全段
3290rpm)。得られた造粒物を水平円筒型転動混
合機(円筒直径585mm、円筒長さ490mm、容器
131.7Lのドラム内部壁面に内部壁面とのクリアラ
ンス20mm、高さ45mmの邪魔板を2枚有するも
の)に投入し、充填率30%、回転数22rpm、25
℃の条件で、微粉ゼオライト0.5%相当分を加え、1
分間転動してコーティングし、さらに、酵素を添加して
30秒混合した。この洗剤組成物を目開き1400μm
の篩いと目開き500μm篩いを用いて分級し、目開き
1400μmの篩いを透過し、目開き500μmの篩い
を透過しない粒子を得た。この分級後の洗剤組成物粒子
に崩壊・溶解促進剤として、セルロース顆粒(Arbo
cel−TF−30−HG)を10質量%となるように
添加、均一混合した。この混合物をブリケッティングマ
シン(ホソカワミクロン(株)製CS−25型)に供給
して、高さ4.5mm、径6mmのブリケットがつなが
ったブリケット連結シート状一次成形体Aを得た。ブリ
ケッティングマシンの運転条件は、ロール回転数30r
pm、製品能力170kg/h、25℃、ロールクリア
ランスは0.1mmであった。尚、目開き1400μm
の篩いを透過しなかった粒子と、目開き500μmの篩
いを透過した粒子は捏和工程に還元し、再利用した。 【0042】 【表1】 LAS−K 20.6質量% AOS−K 15.5 石鹸 0.3 ゼオライト* 17.9 炭酸ナトリウム 3.66 炭酸カリウム 14.5 亜硫酸ソーダ 1.8 珪酸ソーダ 4.0 蛍光剤 0.05 ノニオン界面活性剤A 4.5(捏和時に配合) 酵素 0.15 水 9.0 その他少量成分 バランス *この内、3.0%は乾燥粉のコーティング、3.0%は粉砕助剤、0.5%は 造粒物のコーティングに用いた。 【0043】[ブリケット連結シート状一次成形体B
調整例2](撹拌造粒法) 下記表2に示した組成になるように、ノニオン界面活性
剤B及びゼオライト5%相当分を除くすべての原料をレ
ーディゲミキサー((株)マツボー製、M20型)に投
入(充填率50%)し、主軸(200rpm)とチョッ
パー(6000rpm)の撹拌を開始した(ジャケット
温度25℃)。撹拌開始後30秒後にノニオン界面活性
剤の全量を5分で添加して、その後、平均粒子径が80
0μmとなるまで撹拌造粒を継続した。最後にゼオライ
ト5%相当分を添加して30秒撹拌し、洗剤組成物粒子
を得た。この洗剤組成物を目開き1400μmの篩いと
目開き500μm篩いを用いて分級し、目開き1400
μmの篩いを透過し、目開き500μmの篩いを透過し
ない粒子を得た。この分級後の洗剤組成物粒子に崩壊・
溶解促進剤として、クエン酸ナトリウムを30%となる
ように添加、均一混合した。この混合物をブリケッティ
ングマシン(ホソカワミクロン(株)製CS−25型)
に供給して、高さ4.5mm、径6mmのブリケットが
つながったシートBを得た。ブリケッティングマシンの
運転条件は、ロール回転数30rpm、製品能力170
kg/h、25℃、ロールクリアランスは0.1mmで
あった。尚、目開き1400μmの篩いを透過しなかっ
た粒子はフィッツミル(ホソカワミクロン(株)製、D
KA−3)を用いて粉砕し(スクリーン穴径:2mm、
回転数:4700rpm)、目開き500μmの篩いを
透過した粒子と共には撹拌造粒工程に還元し、再利用し
た。 【0044】 【表2】 ノニオン界面活性剤B 25.0質量% 炭酸ナトリウム 23.0 炭酸カリウム 3.0 ゼオライト 20.0 アクリル酸とマレイン酸のコポリマー塩 4.0 ホワイトカーボン 4.0 モンモリロナイト 6.0 亜硫酸ソーダ 0.2 蛍光剤 0.3 水 7.0 その他少量成分 バランス 【0045】[ブリケット連結シート状一次成形体C
調整例3](捏和・破砕造粒法) 下記表3に示した組成の内、6.5%のA型ゼオライ
ト、ノニオン界面活性剤B、酵素を除く成分を250L
配合槽に水、蛍光剤、AOS−K、LAS−K、LAS
−Na(LAS−K とLAS−Naはこの配合中に直
鎖アルキルベンゼンスルホン酸と水酸化カリウムまたは
水酸化ナトリウムによって中和生成させたもの)石鹸、
アクリル酸/マレイン酸コポリマー、A型ゼオライト、
炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、亜硫酸ナトリウム、α
−SF−Naの順で、計200kg配合した。スラリー
は水分38%、比重1.1〜1.2kg/L、pH11
〜11.5であった。調製したスラリーを向流式、塔径
2.0m、有効長5.0mの乾燥塔に加圧ノズルを使用
して400kg/hrの能力でフィード、噴霧し乾燥粉
を得た。ノズルは特開平9−75786の実施例2記載
と同様のものを使用し、噴霧圧0.25MPaで噴霧し
た。また、塔低より微粉状Aゼオライト3.0%を同伴
させた冷風を吹き込み粉温を下げると同時に、乾燥粉の
コーティングもおこなった。(この後は、ゼオライトを
コーティングした乾燥粉を噴霧乾燥粒子と呼ぶ事とす
る)。この時の乾燥塔での熱風温度は280℃、排風温
度は100℃であり、得られた乾燥粉の温度は40℃で
あった。噴霧乾燥粒子は平均粒径250μm、嵩比重
0.28kg/L、乾燥直後の安息角40°、平均水分
4.0%であった。得られた噴霧乾燥粒子と共に、ノニ
オン界面活性剤及び水を連続ニーダー((株)栗本鐵工
所製、S4KRCニーダ)に投入し、捏和能力120k
g/h、温度60℃の条件で捏和し、不定形固形洗剤を
得た。この不定形固形洗剤を穴径10mmのダイスを装
備したペレッターダブル(不二パウダル(株)製、EX
DFJS−100型)を用いて押し出しつつ、カッター
で切断し長さ5〜30mm程度のペレット状固形洗剤を
得た。次いで、得られた固形洗剤に粉砕助剤としての顆
粒状ゼオライト3.2%相当分を添加し、冷風(10
℃、15m/s)共存下で直列3段に配置したフィッツ
ミル(ホソカワミクロン(株)製、DKA−3)を用い
て平均粒子径が800μmとなるように粉砕した(スク
リーン穴径:1段目/2段目/3段目=8mm/4mm
/2.5mm、回転数:1段目/2段目/3段目=32
90rpm/3055rpm/2820rpm)。得ら
れた造粒物を水平円筒型転動混合機(円筒直径585m
m、円筒長さ490mm、容器131.7Lのドラム内
部壁面に内部壁面とのクリアランス20mm、高さ45
mmの邪魔板を2枚有するもの)に投入し、充填率30
%、回転数22rpm、25℃の条件で、微粉ゼオライ
ト1.5%相当分を加え、1分間転動してコーティング
し、さらに、酵素を添加して30秒混合した。この洗剤
組成物を目開き1400μmの篩いと目開き500μm
篩いを用いて分級し、目開き1400μmの篩いを透過
し、目開き500μmの篩いを透過しない粒子を得た。
この分級後の洗剤組成物粒子に崩壊・溶解促進剤とし
て、セルロース顆粒(Arbocel−TF−30−H
G)を10%となるように添加、均一混合した。この混
合物をブリケッティングマシン(ホソカワミクロン
(株)製CS−25型)に供給して、高さ4.5mm、
径6mmのブリケットがつながったブリケット連結シー
ト状一次成形体Cを得た。ブリケッティングマシンの運
転条件は、ロール回転数30rpm、製品能力170k
g/h、25℃、ロールクリアランスは0.1mmであ
った。尚、目開き1400μmの篩いを透過しなかった
粒子と、目開き500μmの篩いを透過した粒子はスラ
リー配合工程に再溶解することにより還元し、再利用し
た。 【0046】 【表3】 α−SF−Na 11.0質量% LAS−K 4.9 LAS−K 2.1 AOS−K 1.0 石鹸 7.8 ゼオライト* 21.5 炭酸ナトリウム 19.67 炭酸カリウム 9.17 亜硫酸ソーダ 1.4 アクリル酸/マレイン酸コポリマー塩 3.6 蛍光剤 0.14 ノニオン界面活性剤B 5.0(捏和時に配合) 酵素 0.72 水 8.1 その他少量成分(不純物等) バランス *この内、1.1%は乾燥粉のコーティング、4.2%は粉砕助剤、1.5%は 造粒物のコーティングに用いた。 【0047】[ブリケット調整例1]ブリケット連結シ
ート状一次成形体Aを穴径10mmφのスクリーンを装
備したホソカワミクロン(株)製フェザミル(FM−1
S型)で回転数600rpm(先端周速度8.17m/
s)、25℃、で解砕すると同時にバリを除去し、ブリ
ケットA−1を得た。 【0048】[ブリケット調整例2]ブリケット連結シ
ート状一次成形体Aを穴径10mmφのスクリーンを装
備したホソカワミクロン(株)製フェザミル(FM−1
S型)で回転数600rpm(先端周速度8.17m/
s)、25℃、で解砕すると同時にバリを除去し、解砕
後のブリケットを回転円盤の表面に格子状の溝(3mm
間隔)が刻まれた不二パウダル(株)製マルメライザー
(QJ−400型)に供給し回転数1000rpm、2
5℃、で1分間転動させて、更にバリを除去し、ブリケ
ットA−2を得た。 【0049】[ブリケット調整例3]ブリケット連結シ
ート状一次成形体Bを用い、ブリケット調整例2と同様
にブリケットB−1を得た。 【0050】[ブリケット調整例4]ブリケット連結シ
ート状一次成形体Aを解砕せずに、回転円盤の表面に格
子状の溝(3mm間隔)が刻まれた不二パウダル(株)
製マルメライザー(QJ−400型)に供給し回転数1
000rpm、25℃、で5分間転動させてバリを除去
し、ブリケットA−3を得た。 【0051】[ブリケット調整例5]ブリケット連結シ
ート状一次成形体Cを用い、ブリケット調整例2と同様
にブリケットC−1を得た。 【0052】[ブリケット調整例6]ブリケット連結シ
ート状一次成形体Cを用い、ブリケット調整例4と同様
にブリケットC−2を得た。 【0053】尚、ブリケット調整例1〜6の解砕・バリ
取り工程において発生したバリ等に由来する残渣分はブ
リケット連結シート状一次成形体A〜Cの調製例におけ
るスラリー配合工程において再溶解することにより還元
し、再利用した。 【0054】(実施例1〜60)得られたブリケットA
−1、A−2、A−3、B−1、C−1、C−2を下記
被覆操作方法A、または、被覆操作方法Bによって表4
〜7に示した組成になるように表面被覆し、固形洗剤を
得た。この固形洗剤を目開き9.5mmの篩いと目開き
4.75mm篩いを用いて分級し、目開き9.5mmの
篩いを透過し、目開き4.75mmの篩いを透過しない
ものを製品とした。尚、目開き9.5mmの篩いを透過
しなかった固形洗剤と、目開き4.75mmの篩いを透
過した固形洗剤はスラリー配合工程に再溶解することに
より還元し、再利用した。 【0055】[被覆操作方法A]表4に示した量の各ブ
リケットをレーディゲミキサー((株)マツボー製、M
20型)に投入(充填率20%)し、主軸(120rp
m)の撹拌を開始した(ジャケット温度25℃、チョッ
パーは停止)。撹拌開始後直ちに液体バインダーの添加
を開始し、全量を5分で添加した。添加終了後、被覆成
分の全量を投入し、2分間撹拌を継続した。最後に最終
表面被覆剤の全量を添加して30秒撹拌し、さらに対製
品0.16%相当の香料を賦香しつつ30秒撹拌して、
固形洗剤を得た。 【0056】[被覆操作方法B]表4〜7に示した量の
各ブリケットを水平円筒型転動造粒機(円筒直径585
mm、円筒長さ490mm、容積131.7Lのドラム
内部壁面に、内部壁面とのクリアランス20mm、高さ
45mmの邪魔板を2枚有する)に投入(充填率15
%)し、20rpmで転動操作を開始した。転動操作開
始後直ちに液体バインダーの噴霧を開始し、全量を5分
で噴霧した。噴霧終了後、被覆成分の全量を投入し、4
分間転動操作を継続した。最後に最終表面被覆剤の全量
を添加して30秒転動し、さらに対製品0.16%相当
の香料を賦香しつつ30秒転動して、固形洗剤を得た。 【0057】(比較例1〜6)得られた各ブリケットを
目開き9.5mmの篩いと目開き4.75mm篩いを用
いて分級し、目開き9.5mmの篩いを透過し、目開き
4.75mmの篩いを透過しないものを製品とした。 【0058】(比較例7)表8に示した組成になるよう
にノニオン界面活性剤B及びゼオライト5%相当分を除
くすべての原料を実施例2で用いた水平円筒型転動造粒
機に投入(充填率15%)し、20rpmで転動操作を
開始した。転動操作開始後1分後にノニオン界面活性剤
Bの噴霧を開始し、全量を10分で噴霧した。添加終了
後、造粒物の平均粒径が6mmとなるまで転動操作を継
続し、最後にゼオライト2%相当分を添加して混合し、
固形洗剤を得た。この固形洗剤を目開き9.5mmの篩
いと目開き4.75mm篩いを用いて分級し、目開き
9.5mmの篩いを透過し、目開き4.75mmの篩い
を透過しないものを製品とした。 【0059】[製品外観評価]固形洗剤の外観を以下の
基準にしたがって評価した。 ◎:極めて美麗である ○:美麗である △:美麗とは言えないが許容できるレベル ×:外観が粗雑である 【0060】[溶解性試験]3000mlビーカーに所
定温度の水道水を入れ、ブリケット洗剤組成物25gを
投入し、10分間撹拌した。次に、溶け残りの洗剤粒子
をナイロン布上に取り出し、105℃で2時間乾燥し、
以下の式で表される溶解残渣を算出し以下の基準で評価
した。 式1 溶解残渣(%)=[(溶解残分の105℃ 2時間乾燥品(g)/25g)]×100 ◎:0%≦溶解残渣<1% ○:1%≦溶解残渣<5% △:5%≦溶解残渣<10% ×:10%≦溶解残渣 【0061】[製品収率]以下の式により製品収率を計
算した(80%以上が許容レベル)。 式2 製品収率[%]=(分級操作後製品とした固形洗剤量[kg])/(造粒機から 排出された全固形洗剤量[kg])×100 【0062】[臭気劣化性]外側からコートボール紙
(坪量:350g/m2)、ワックスサンド紙(坪量:
30g/m2)、クラフトパルプ紙(70g/m2)の3
層からなる紙を用いて、長さ15cm×巾9.3cm×
高さ18.5cmの箱を作製した。この箱に試料1.2
kgを入れ、50℃、85%RHの恒温恒湿室中に30
日間保存し、保存前と保存後の臭気を比較し、下記の基
準に従って評価した。 ○:ほとんど臭気の劣化がない。 △:やや臭気の劣化がある。 ×:かなり臭気の劣化がある。 【0063】[使用原料] ○α−SF−Na:下記製造方法によって得られた、C
14−16アルキル鎖をもつアルファスルホ脂肪酸ナト
リウム(純分65.6%とその他、メチルサルフェート
3.28%、硫酸ナトリウム1.31%、アルファスル
ホ脂肪酸ナトリウムのジ塩3.08%、メタノール1.
51%、未反応メチルエステル1.21%、水24.0
1%)、但し、このアルファスルホ脂肪酸ナトリウムは
洗剤組成物の製造工程中で7%相当分が、さらに洗剤組
成物の長期保存において25%相当分がアルファスルホ
脂肪酸ナトリウムのジ塩に変化することがある。 (製造方法)薄膜式反応装置(単管式、内径=10m
m、リアクター長さ=2.5m)により原料化合物とし
てミリスチン酸メチル(ライオンオレオケミカル(株)
製、パステルM−14)とパルミチン酸メチル(ライオ
ンオレオケミカル(株)製、パステルM−16)を重量
比で2:8で混合した脂肪酸メチルエステル(ヨウ素価
0.40、分子量264)を用い、 SO3ガス系設備
としては液体SO3を用い、希釈ガスとしては窒素ガス
を用い8%SO3含有不活性ガスとし、反応モル比(S
O3/メチルエステル)=1.2でガス吸収反応を薄膜
式反応装置で行ない、気液分離後、80℃、60分熟成
反応を行ない反応率=97%のスルホン酸を得た。次い
でメタノール20重量%対スルホン酸、35%過酸化水
素水(過酸化水素純分として2%対スルホン酸)を添
加、均一混合後、80℃―180分漂白反応を行った。
次いで水酸化ナトリウム水溶液により中和反応を行ない
47%濃度(界面活性剤濃度)の中和物を得、リサイク
ルフラッシュ濃縮によりメタノール(後工程で精留によ
り再利用)、水を蒸発させ65.6%濃度(界面活性剤
濃度)の濃縮中和物を得た。色調(5重量%エタノール
溶液を40mm光路長、No.42ブルーフィルターを
用いてクレット光電光度計で測定)は30であった。 ○LAS−K:ライポンLH−200(ライオン(株)
製)のカリウム塩 ○LAS−Na:ライポンLH−200(ライオン
(株)製)のナトリウム塩 ○AOS−K:下記の製造方法によって得られた、炭素
数14:16:18=15:50:35のα−オレフィ
ンスルホン酸カリウムとヒドロキシアルキルスルホン酸
カリウムの混合物(純分70%、αオレフィンスルホン
酸カリウム:ヒドロキシアルキルスルホン酸カリウムの
比率は7:3、残部は未反応α−オレフィン、硫酸ナト
リウム、サルトン、水酸化ナトリウム、水など) (製造方法)25℃のα―オレフィン(ダイアレン14
8、三菱化学(株)製)を970kg/hrの能力で連
続的にTOリアクター(TO―500、ライオン(株)
製、フィルム型反応器)内に投入し、内部でSO3ガス
と接触させることでスルホン化反応を行い、約35℃の
α−オレフィンスルホン酸と不純物(主にサルトン)を
含むスルホン化物を得た。このスルホン化物1370k
g/hrに対し苛性カリ630kg/hr(水分52%
水溶液)を添加して中和反応を行い、不純物を含むα−
オレフィンスルホン酸カリウムを得た。この不純物中の
サルトンを加水分解させるためシェルアンドチューブ型
熱交換器を通して温度を140℃まで加熱、更に、反応
蛇管中に1.4MPaのスチームを通して170℃に保
ち、加水分解を促進させた。その後、圧力1MPaでフ
ラッシュ濃縮・脱水を行い、水分を約27%にした。こ
うして得られたAOS−Kの純分は通常66〜74%
で、主成分はα−オレフィンスルホン酸カリウム(約7
0%)とヒドロキシアルキルスルホン酸カリウム(約3
0%)から成り、カラーは(10%溶液LK値)70、
遊離アルカリ分(KOH)1.8%(対AOS−K純
分)である。 ○AS−Na:サンノールDL−1130(ライオン
(株)製) ○石鹸:下記製造方法による脂肪酸ナトリウム (製造方法)40〜60℃の脂肪酸メチルエステル(パ
ステルM−C*O、ライオンオレオケミカル(株)製)
1576kg/h、40〜60℃の48%NaOH水溶
液445kg/h、水(ライオン千葉工場中水)336
kg/hを連続的にミキシングポンプに導入し、シェル
&チューブ型補熱器、及び予熱器で110〜130℃に
保ちながら、9〜10分間鹸化反応を進行させた(反応
率99.5〜99.8%)。ついで塔頂圧0.2〜0.
6kPa、塔頂温度98〜100℃にしたフラッシュ蒸
発装置に導入し、滞留時間40分で反応生成物であるメ
タノールを蒸発させた。最後にメタノールを取り除いた
石鹸をパドル型撹拌羽根を有する撹拌槽に導入し、滞留
時間140分で撹拌しながら98℃に保ちつつ80℃温
水を添加して、石鹸濃度が66〜67%になるように濃
度調整を行った。こうして得られた石鹸は、純分が66
〜67%であり、不純物として、約0.01%の脂肪
酸、約0.2%の未反応脂肪酸エステル、約0.2%の
NaOH、約0.4%のメタノールを含む。 ○ノニオン界面活性剤A:下記製造方法による、ダイア
ドール13(三菱化学(株)製)の酸化エチレン15モ
ル付加体 (製造方法)4リットルのオートクレーブ(耐圧硝子工
業(株)社製)中にダイヤドール13(三菱化学(株)
社製)400gおよび30%NaOH水溶液2.3gを
仕込み、オートクレーブ内を窒素置換し、撹拌しながら
昇温した(途中、温度100℃で30分間脱水をす
る)。次いで、温度を180℃、圧力を300kPaに
維持しながらエチレンオキサイド(EO:三菱化学
(株)社製)2200g(平均付加モル数:25モル相
当分)を導入し、ダイヤドール13とEOとの反応を行
った。最後に30分熟成し、ノニオン界面活性剤を得
た。ノニオン界面活性剤中の不純物はPEG約2.0
%、未反応アルコール約0.4%であった。 ○ノニオン界面活性剤B:下記製造方法による、ダイア
ドール13(三菱化学(株)製)の酸化エチレン15モ
ル付加体 (製造方法)4リットルのオートクレーブ(耐圧硝子工
業(株)製)中にダイヤドール13(三菱化学(株)
製)400gおよび30%NaOH水溶液2.3gを仕
込み、オートクレーブ内を窒素置換し、撹拌しながら昇
温した(途中、温度100℃で30分間脱水をする)。
次いで、温度を180℃、圧力を3atmに維持しなが
らエチレンオキサイド(EO:三菱化学(株)製)13
20g(平均付加モル数:15モル相当分)を導入し、
ダイヤドール13とEOとの反応を行った。最後に30
分熟成し、ノニオン界面活性剤を得た。ノニオン界面活
性剤中の不純物はPEG約2.0%、未反応アルコール
約0.7%であった。 ○ノニオン界面活性剤C:下記製造方法による、ダイア
ドール13(三菱化学(株)製)の酸化エチレン15モ
ル及び酸化プロピレン3モル付加体 (製造方法)4リットルのオートクレーブ(耐圧硝子工
業(株)製)中にダイヤドール13(三菱化学(株)
製)400gおよび30%NaOH水溶液2.3gを仕
込み、オートクレーブ内を窒素置換し、撹拌しながら昇
温した(途中、温度100℃で30分間脱水をする)。
次いで、温度を180℃、圧力を3atmに維持しなが
らエチレンオキサイド(EO:三菱化学(株)製)13
20g(平均付加モル数15モル相当分)を導入し、ダ
イヤドール13とEOとの反応を行い、30分熟成し
た。その後反応液を温度120℃まで冷却し、温度12
0℃圧力3atmを維持しながらプロピレンオキサイド
(PO:三菱化学(株)製)350g(平均付加モル数
3モル相当分)を導入し、反応を行なった。最後に30
分熟成し、ノニオン界面活性剤を得た。ノニオン界面活
性剤中の不純物はPEG約2.0%、未反応アルコール
約0.7%であった。 ○ノニオン界面活性剤D:下記製造方法による、パステ
ルM−181(ライオンオレオケミカル(株)製)の酸
化エチレン15モル付加体 (製造方法)4リットルのオートクレーブ(耐圧硝子工
業(株)社製)中にパステルM−181(ライオン
(株)製)400gおよび触媒(マグネシウム・アルミ
ニウム・マンガンの複合水酸化物を窒素雰囲気下800
℃で3時間熟成し、Mg/Al/Mnの複合酸化物にせ
しめたもの)1.2gと40%KOH水溶液0.12g
を仕込み、オートクレーブ内を窒素置換し、撹拌しなが
ら昇温した(途中、温度100℃で30分間脱水をす
る)。次いで、温度を180℃、圧力を3atmに維持
しながらエチレンオキサイド(EO:三菱化学(株)
製)899g(平均付加モル数15モル相当分)を導入
し、パステルM−181(ライオンオレオケミカル
(株)製)とEOとの反応を行なった。最後に30分熟
成し、ノニオン界面活性剤を得た。ノニオン界面活性剤
中の不純物はPEG約2.0%、未反応アルコール約
0.7%であった。 ○カチオン界面活性剤:エソカードC/12(ライオン
・アクゾ(株)製) ○両性界面活性剤:エナジコールL−30B(ライオン
化学(株)製) ○ゼオライト(4A型ゼオライト):シルトンB(水沢
化学(株)製)(純分80%) ○アクリル酸/マレイン酸コポリマー塩:アクアリック
TL−300(日本触媒(株)製)(純分40%水溶
液) ○炭酸カリウム:炭酸カリウム(粉末)(旭硝子(株)
製) ○炭酸ナトリウム:軽灰(旭硝子(株)製) ○亜硫酸ナトリウム:無水亜硫酸曹達(神州化学(株)
製) ○珪酸ナトリウム:JIS1号珪酸ナトリウム(純分4
5%水溶液) ○硫酸ナトリウム:中性無水芒硝RBK−13(日本化
学工業(株)製) ○ホワイトカーボン:トクシールN(非晶質シリカ)
((株)トクヤマ製) ○モンモリロナイト:中国製ベントナイトBPW−00
9(三菱商事(株)) ○過炭酸ナトリウム:SPC−D(三菱瓦斯化学(株)
製) ○OBC:4−デカノイルオキシ安息香酸(三井化学
(株)製) ○蛍光剤:チノパールCBS−X(チバスペシャリティ
ケミカルズ) ○PEG600:PEG#600(ライオン化学(株)
製) ○PEG200:PEG#200(ライオン化学(株)
製) ○セルロース顆粒:Arbocel−TF−30−HG
(レッテンマイアー社製)(平均粒子径700〜800
μm) ○クエン酸ナトリウム:クエン酸三ナトリウム二水和物
(試薬一級)(純正化学(株)製)(平均粒子径400
μm) ○ショ糖:サッカロース(試薬一級)(純正化学(株)
製)(平均粒子径300μm) ○酵素:サビナーゼ18T(ノボ・ノルデイスクバイオ
インダストリー製) ○香料:デカナール 0.5質量%(以下%)、 オク
タナール 0.3%、ヘキシルシンナミツクアルデヒド
10.0%、 ジメチルベンジルカルビニルアセテー
ト 8.0%、 レモン油 3.0%、 リリアール
6.0%、 リラール 2.0%、 リナロール 5.
0%、 フェニルエチルアルコール 7.5%、 トナ
リド 2.0%、 o−tert−ブチルシクロヘキシ
ルアセテート 3.0%、 ガラクソリド 50 BB
2.0%、 リナスコール 2.5%、 ゲラニオー
ル 1.0%、 シトロネロール 2.0%、 ジャス
モランジ 2.0%、 メチルジヒドロジャスモネート
5.0%、 ターピネオール 1.0%、 メチルヨ
ノン 3.0%、 アセチルセドレン 5.0%、レモ
ニトリル 1.0%、 フルイテート 1.0%、 オ
リボン 1.5ベンゾイン 1.0%、 シス−3−ヘ
キセノール 0.5%、 クマリン 2.0%、 ダマ
セノン 0.2%、 ダマスコン 0.3%、 ヘリオ
ナール1.5%、 ヘリオトロピン 1.5%、 アニ
スアルデヒド 2.5%、 ガンマーウンデカラクトン
0.8%、 バグダノール 1.2%、 トリプラー
ル 0.5%、 スチラリルアセテート 1.5%、
キャロン 0.1%、ペンタリド 3.0%、 オキサ
ヘキサデセン−2−オン 2.9%、 エチレンブラシ
レート 6.2%、 注:BBはベンジルベンゾエートを意味する。 【0064】[処方例]本発明におけるその他処方例を表
9に示す。 【0065】 【表4】 【0066】 【表5】 【0067】 【表6】【0068】 【表7】 【0069】 【表8】 【0070】 【表9】
る。 【0002】 【従来技術及び発明が解決しようとする課題】従来よ
り、洗剤の形態としては、液状タイプのものや、粒状タ
イプのものが知られている。現在、特に、粒状洗剤が広
く使用されている。しかしながら、粒状洗剤は、使用時
に洗剤粒子の飛散の問題があり、使用者の取り扱いの便
宜を考慮して、特に最近では、洗剤粒子を錠剤(タブレ
ットやブリケット)の形態に加工する試みが行われてい
る。このような錠剤化に関する技術として、例えば、特
開平10−88198号公報には、ロールプレス法を使
用して、バリを有するブリケット洗剤を製造した後、そ
のブリケット洗剤を転動することによって、ブリケット
洗剤のバリを除去することにより、バリのないブリケッ
ト洗剤を製造する方法が開示されている。 【0003】しかしながら、この技術では、ロールプレ
スにより洗剤粒子からブリケットを直接個々に製造する
ものであるから、ブリケットが連結部によって連結され
ない状態で個々にブリケットが排出されるように、ロー
ルプレスには大きな加圧が負荷されており、そのため、
ブリケットは緊密に圧縮されており、水に対する溶解性
が十分ではない問題があった。一方、洗剤粒子をゆるや
かな圧力の下でロールプレスすると、ブリケットは、連
結部によって連結された合一した状態で、シート状等の
一次成形体としてロール間から排出されるが、このシー
ト状物を転動させて、個々のブリケットにするには、長
時間の転動操作を必要とし、生産性が低下するととも
に、また、転動では、ブリケットのバリ取り効果が十分
ではないので、バリのないブリケットを得ようとする
と、長時間の転動が必要となり、その結果、得られるブ
リケット表面の平滑性が高くなり、即ち、表面の多孔性
が低下し、溶解性の低下を来す問題があった。 【0004】この問題を解決するために特開2000−
160198号公報では、洗剤粒子を圧縮して、複数の
ブリケット部が連結部を介して連結されている一次成形
体をまず形成し、一次成形体から解砕により個々のブリ
ケット部を分離してブリケット洗剤を得る方法が開示さ
れている。この方法により溶解性に優れたブリケット洗
剤を製造することが可能である。 【0005】しかしながら、この方法では、溶解性を劣
化させないようにするため、長時間の転動操作を避ける
のでブリケット表面の平滑性は低く、逆に、製品外観が
劣化するという問題が残されていた。その上、ブリケッ
ト洗剤を製造する際にはブリケッティングを行う1対の
ロール上に存在するブリケットを形成するため窪みの位
置がずれることが頻繁に起こり、これによる製品外観の
更なる劣化は、いずれの製造方法においても共通して起
こる重要な問題となっていた。ブリケット洗剤のような
固形洗剤において共通して起こるもう一つの重要な問題
としては長期保存時に生じる変色による製品概観劣化や
臭気劣化であるこの問題も未だ解決されるに至っていな
かった。単に適度な大きさと美麗な球形形状を有する固
形洗剤を製造する方法としては撹拌造粒法や転動造粒法
を用い、長時間造粒する方法が一般に知られているが、
これらの方法では所望の大きさを有する固形洗剤は造粒
物中の僅かであり、生産性の点で問題があった。このた
め、臭気劣化、溶解性、製品外観、生産性に優れた固形
洗剤が切望されていた。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は臭気
劣化、溶解性、製品外観、生産性に優れた固形洗剤を提
供する。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明は、洗剤原料をブ
リケッティングした後、得られたブリケットを無機粉体
を含む被覆剤で被覆することを特徴とする固形洗剤およ
びその製造方法に関する。この製造方法により、無機の
微粉体により形成された、ポーラスな層でブリケットを
覆うことができ、臭気劣化、溶解性、製品外観、生産性
に優れた固形洗剤を提供することが可能となった。 【0008】 【発明の実施の形態】1)洗剤原料 ブリケッティングする洗剤原料としては日本粉体工業技
術協会編、造粒ハンドブック第一版第一刷(平成3年3
月10日、オーム社発行)記載の一般に知られた造粒法
等によって造粒された洗剤粒子を用いることも好適であ
るし、一般に洗剤に用いられる洗剤原料の混合物を直接
ブリケッティングすることも好適である。ただし、ブリ
ケッティングを行う際は粉体が良好な流動性を有してい
ることが好ましいので、いずれの場合においても必要に
応じてゼオライト等の微粉体を用いて粒子の表面改質な
どを行うことも好適である。 【0009】(1)界面活性剤 (a)アニオン界面活性剤 好ましいアニオン界面活性剤としては、例えば、炭素数
8〜16のアルキル基を有する直鎖又は分岐鎖のアルキ
ルベンゼンスルホン酸塩、炭素数10〜20のアルキル
硫酸(AS)塩又はアルケニル硫酸塩、炭素数10〜2
0のα−オレフィンスルホン酸(AOS)塩、炭素数1
0〜20のアルカンスルホン酸塩、炭素数10〜20の
直鎖又は分岐鎖のアルキル基若しくはアルケニル基を有
し、平均0.5〜8モルのエチレンオキサイド、プロピ
レンオキサイド、ブチレンオキサイド又はエチレンオキ
サイド/プロピレンオキサイド=0.1/9.9〜9.
9/0.1の比で付加したアルキルエーテル硫酸(AE
S)塩、又はアルケニルエーテル硫酸塩、炭素数10〜
20の直鎖又は分岐鎖のアルキル基若しくはアルケニル
基を有し、平均0.5〜8モルのエチレンオキサイド、
プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイド又はエチレ
ンオキサイド/プロピレンオキサイド=0.1/9.9
〜9.9/0.1の比で付加したアルキルエーテルカル
ボン酸塩又はアルケニルエーテルカルボン酸塩、炭素数
10〜20のアルキルグリセリルエーテルスルホン酸の
ようなアルキル多価アルコールエーテル硫酸塩、炭素数
10〜20の高級脂肪酸塩、炭素数8〜20の飽和又は
不飽和α−スルホ脂肪酸(α−SF)塩又はそのメチ
ル、エチル著しくはプロピルエステル等のアニオン界面
活性剤、若しくはそれらの混合物を使用することができ
る。特に好ましいアニオン界面活性剤としては、例え
ば、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸(LAS)のアル
カリ金属塩(例えば、ナトリウム又はカリウム塩等)
や、AOS、α−SF、AESのアルカリ金属塩(例え
ば、ナトリウム又はカリウム塩等)、高級脂肪酸のアル
カリ金属塩(例えば、ナトリウム又はカリウム塩等)な
どを挙げることができる。 【0010】(b)ノニオン界面活性剤 好ましいノニオン界面活性剤としては、例えば、以下の
ものを挙げることができる。 (i)炭素数6〜22、好ましくは8〜18の脂肪族ア
ルコールに炭素数2〜4のアルキレンオキシドを平均3
〜30モル、好ましくは5〜20モル付加したポリオキ
シアルキレンアルキル(又はアルケニル)エーテル。こ
の中でも、ポリオキシエチレンアルキル(又はアルケニ
ル)エーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレ
ンアルキル(又はアルケニル)エーテルが好適である。
ここで使用される脂肪族アルコールとしては、第1級ア
ルコールや、第2級アルコールが使用される。また、そ
のアルキル基は、分岐鎮を有していてもよい。好ましい
脂肪族アルコールとしては、第1級アルコールが使用さ
れる。 (ii)ポリオキシエチルアルキル(又はアルケニル)
フェニルエーテル。(iii)長鎖脂肪酸アルキルエス
テルのエステル結合間にアルキレンオキシドが付加し
た、例えば以下の式で示される脂肪酸アルキルエステル
アルコキシレート。 R1CO(OA)nOR2 (R1COは、炭素数6〜22、好ましくは8〜18の
脂肪酸残基を表わす。OAは、エチレンオキシド、プロ
ピレンオキシド等の炭素数2〜4、好ましくは2〜3の
アルキレンオキシドの付加単位を表わす。nは、アルキ
レンオキシドの平均付加モル数を示し、一般に3〜3
0、好ましくは5〜20の数である。R2は、炭素数1
〜3の置換基を有してもよい低級アルキル基を表す。) (iv)ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステ
ル。 (v)ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル。 (vi)ポリオキシエチレン脂肪酸エステル。 (vii)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油。 (viii)グリセリン脂肪酸エステル。 上記のノニオン界面活性剤の中でも、融点が40℃以下
でHLBが9〜16のポリオキシエチレンアルキル(又
はアルケニル)エーテル、ポリオキシエチレンポリオキ
シプロピレンアルキル(又はアルケニル)エーテル、脂
肪酸メチルエステルにエチレンオキシドが付加した脂肪
酸メチルエステルエトキシレート、脂肪酸メチルエステ
ルにエチレンオキシドとプロピレンオキシドが付加した
脂肪酸メチルエステルエトキシプロポキシレート等が特
に好適に用いられる。また、これらのノニオン界面活性
剤は混合物として使用してもよい。 【0011】(C)両性界面活性剤 好ましい両性界面活性剤としては、例えば、イミダゾリ
ン系や、アミドベタイン系等の両性界面活性剤を挙げる
ことができる。特に好ましい両性界面活性剤としては、
例えば、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒ
ドロキシエチルイミダゾリニウムベタインや、ラウリン
酸アミドプロピルベタイン等が挙げられる。上記の界面
活性剤は、洗剤粒状の重量に基づいて、通常10〜60
重量%、好ましくは、15〜50重量%、特に好ましく
は、20〜45重量%含有される。上記の界面活性剤
は、洗剤粒状の重量に基づいて、通常10〜60重量
%、好ましくは、15〜50重量%、特に好ましくは、
20〜45重量%含有される。 【0012】(2)洗剤ビルダー 本発明で用いられるビルダーとしては、無機及び有機ビ
ルダーがあげられる。前記無機ビルダーとしては、たと
えば、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、重炭酸ナトリウ
ム、亜硫酸ナトリウム、セスキ炭酸ナトリウム、珪酸ナ
トリウム、結晶性層状珪酸ナトリウム、非結晶性層状珪
酸ナトリウムなどのアルカリ性塩、硫酸ナトリウム等の
中性塩、オルソリン酸塩、ピロリン酸塩、トリポリリン
酸塩、メタリン酸塩、ヘキサメタリン酸塩、フィチン酸
塩等のリン酸塩、 一般式:x1(M2O)・Al2O3・y1(SiO2)・w
1(H2O) (式中、Mはナトリウム、カリウム等のアルカリ金属原
子、x1、y1およびw1は各成分のモル数を示し、一般
的には、 x1は0.7〜1.5の数、y1は0.8〜6
の数、w1は任意の正数を示す)で表される結晶性アル
ミノ珪酸塩、 一般式:x2(M2O)・Al2O3・y2(SiO2)・w
2(H2O) (式中、Mはナトリウム、カリウム等のアルカリ金属原
子、x2、y2およびw2は各成分のモル数を示し、一般
的には、 x2は0.7〜1.2の数、y2は1.6〜
2.8の数、w2は0または任意の正数を示す)で表さ
れる無定形アルミノ珪酸塩、 一般式:x3(M2O)・Al2O3・y3(SiO2)・z
3(P2O5)・w3(H2O) (式中、Mはナトリウム、カリウム等のアルカリ金属原
子、x3、y3、Z3およびw3は各成分のモル数を示し、
一般的には、 x3は0.2〜1.1の数、y3は0.2
〜4.0の数、z3は0.001〜0.8、w3は0また
は任意の正数を示す)で表される無定形アルミノ珪酸塩
等があげられる。前記無機ビルダーの中では、炭酸ナト
リウム、炭酸カリウム、珪酸ナトリウム、トリポリリン
酸ナトリウム、アルミノ珪酸ナトリウムが好ましい。 【0013】前記有機ビルダーとしては、たとえば、ニ
トリロトリ酢酸塩、エチレンジアミンテトラ酢酸塩、β
−アラニンジ酢酸塩、アスパラギン酸ジ酢酸塩、メチル
グリシンジ酢酸塩、イミノジコハク酸塩等のアミノカル
ボン酸塩;セリンジ酢酸塩、ヒドロキシイミノジコハク
酸塩、ヒドロキシエチルエチレンジアミン三酢酸塩、ジ
ヒドロキシエチルグリシン塩等のヒドロキシアミノカル
ボン酸塩;ヒドロキシ酢酸塩、酒石酸塩、クエン酸塩、
グルコン酸塩等のヒドロキシカルボン酸塩;ピロメリッ
ト酸塩、ベンゾポリカルボン酸塩、シクロペンタンテト
ラカルボン酸塩等のシクロカルボン酸塩;カルボキシメ
チルタルトロネート、カルボキシメチルオキシサクシネ
ート、オキシジサクシネート、酒石酸モノまたはジサク
シネート等のエーテルカルボン酸塩;ポリアクリル酸、
アクリル酸ーアリルアルコール共重合体、アクリル酸ー
マレイン酸共重合体、ヒドロキシアクリル酸重合体、多
糖類ーアクリル酸共重合体等のアクリル酸重合体および
共重合体;マレイン酸、イタコン酸、フマル酸、テトラ
メチレン1,2−ジカルボン酸、コハク酸、アスパラギ
ン酸等の重合体または共重合体;デンプン、セルロー
ス、アミロース、ペクチン等の多糖類酸化物やカルボキ
シメチルセルロース等の多糖類;ポリエチレングリコー
ル、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン等の
非解離高分子化合物等があげられる。これらの有機ビル
ダーの中では、クエン酸塩、アミノカルボン酸塩、ポリ
アクリル酸塩、およびアクリル酸ーマレイン酸共重合
体、が好ましい。前記ビルダーは、通常、単独又は2種
以上を混合して用いられる。前記ビルダーの量は、十分
な洗浄性を付与するために洗剤顆粒中に好ましくは、1
5〜40重量%、特に好ましくは20〜30重量%含ま
れるように配合することが望ましい。 【0014】(3)吸油性担体 本発明で用いられる吸油性担体としては、好ましくは、
JIS−K5101試験方法で表される吸油量が80m
l/100g以上、好ましくは150〜600ml/1
00gの吸油性である物質が好適に用いられる。このよ
うな吸油性担体としては、例えば、珪酸塩化合物とし
て、トクシールN〔(株)トクヤマ製、吸油量280m
l/100g〕、ニップシールNS−K[ 日本シリカ
(株)製、吸油量320ml/100g〕、サイリシア
#310〔富士シリシア化学(株)製、吸油量340m
1/100g〕などの無定形含水非晶質珪酸、シルデッ
クスH−52〔旭硝子(株)製、吸油量260ml/1
00g〕などの球状多孔質含水非晶質珪酸、アエロジル
#300〔日本アエロジル(株)製、吸油量350m1
/100g〕などの無定形無水非晶質珪酸、フローライ
トR〔(株)トクヤマ製、吸油量600ml/100
g〕などの花弁状含水非晶質珪酸カルシウム、ゾノトラ
イト〔宇部化学(株)製、吸油量220m1/100
g〕などの針状含水非晶質珪酸カルシウム、非晶質アル
ミノ珪酸塩〔水沢化学(株)製、吸油量170ml/1
00g〕、珪酸マグネシウム〔吸油量180ml/10
0g〕などがある。また、炭酸塩化合物として、炭酸マ
グネシウム〔(株)トクヤマ製、吸油量150ml/1
00g〕、炭酸カルシウム〔白石工業(株)製、吸油量
110ml/100g〕、その他の化合物として、超微
粒子スピネル〔住友セメント(株)製、吸油量600m
1/100g〕、超微粒子コーディエライト〔住友セメ
ント(株)製、吸油量600ml/100g〕、超微粒
子ムライト〔住友セメント(株)製、吸油量560m1
/100g〕、加工澱粉パインフロ−S〔松谷化学
(株)製、吸油量130m1/100g〕等が挙げられ
る。これらの吸油性担体は混合物として使用してもよ
い。吸油性担体は、洗剤粒状の重量に基づいて、通常、
0.1〜25重量%、好ましくは、0.5〜20重量
%、特に好ましくは、1〜15重量%含有される。 【0015】(4)粘土鉱物 本発明の洗剤成分として用いられる粘土鉱物としては、
特に、スメクタイト群に属し、その結晶構造がジオクタ
ヘドラル型3層構造又はトリオクタヘドラル型3層構造
をとるものが好ましい。本発明の洗剤成分として好まし
く使用できる粘土鉱物は、好ましくは吸油量が80ml
/100g未満、更に好ましくは30〜70ml/10
0gで、嵩密度が好ましくは0.1g/ml以上、特に
好ましくは0.2〜1.5g/mlのものである。この
ような粘土鉱物の具体例には、例えば、ジオクタヘドラ
ル型3層構造をとる粘土鉱物として、モンモリロナイト
(吸油量:50m1/100g、嵩密度:0.3g/m
l)、ノントロナイト(吸油量:40m1/100g、
嵩密度:0.5g/ml)、バイデライト(吸油量:6
2m1/100g、嵩密度:0.55g/ml)、パイ
ロフィライト(吸油量:70m1/100g、嵩密度:
0.63g/ml)などが挙げられ、一方、トリオクタ
ヘドラル型3層構造をとる粘土鉱物として、サポナイト
(吸油量:73m1/100g、嵩密度:0.15g/
ml)、ヘクトライト(吸油量:72m1/100g、
嵩密度:0.7g/ml)、スチーブンサイト(吸油
量:30m1/100g、嵩密度1.2g/ml)、タ
ルク(吸油量:70m1/100g、嵩密度:0.1g
/ml)などが挙げられる。粘土鉱物は、洗剤粒状の重
量に基づいて、通常0.1〜30重量%、好ましくは
0.5〜20重量%、特に好ましくは1〜10重量%含
有される。上記(1)〜(4)の原料成分はスラリーに
配合した後、噴霧乾燥し、乾燥粉としてもよい。 【0016】(5)崩壊・溶解促進剤 本発明で用いられる崩壊・溶解促進剤としては、例え
ば、炭酸カリウムや、硫酸アンモニウム、塩化アンモニ
ウム等の無機アンモニウム塩、安息香酸ナトリウム、ベ
ンゼンスルホン酸ナトリウム、p−トルエンスルホン酸
ナトリウム、キシレンスルホン酸ナトリウム、塩化ナト
リウム、クエン酸、D−グルコース、尿素、蔗糖等の水
溶性物質が挙げられる。また、他にも、膨潤性水不溶性
物質も好ましい。具体的には、粉末セルロース、結晶性
セルロース、低エーテル化度のカルボキシメチルセルロ
ース、架橋型カルボキシメチルセルロース、カルボキシ
メチルセルロースカルシウム、ヒドロキシプロピルセル
ロース等のセルロース誘導体、コーンスターチ等のデン
プン、ヒドロキシプロピルスターチ等のデンプン誘導
体、架橋型ポリビニルピロリドン、低エーテル化度のポ
リビニルアルコール等が挙げられる。好ましい崩壊・溶
解促進剤としては、特開平7−286199号公報、特
開2000−192098号公報、特開2001−17
2694号公報、特開2001−171765号公報等
に記載されているものを適宜使用することができる。こ
れらも予め顆粒状に造粒されたものが好ましく、平均粒
径として200〜1500μmのものが特に好ましい。
崩壊・溶解促進剤は、圧縮成形前の洗剤粒状の重量に基
づいて、通常、1〜50重量%、好ましくは、5〜30
重量%の量であることが適当である。本発明においては
洗剤粒状を圧縮成型する前に、圧縮成形後のブリケット
の崩壊性及び溶解性を促進する崩壊・溶解促進剤、特に
顆粒状の崩壊・溶解促進剤を混合しておくことが好まし
い。 【0017】その他の洗剤中に配合される成分の具体例
としては、以下のものが示される。 (6)蛍光剤:ビス(トリアジニルアミノ)スチルベン
ジスルホン酸誘導体、ビス(スルホスチリル)ビフェニ
ル塩〔チノパールCBS〕等。 (7)酵素:リパーゼ、プロテアーゼ、セルラーゼ、ア
ミラーゼ等。 (8)漂白剤:過炭酸塩、過硼酸塩等。 (9)帯電防止剤:ジアルキル型4級アンモニウム塩な
どのカチオン界面活性剤等。 (10)表面改質剤:微粉炭酸カルシウム、微粉ゼオラ
イト、ポリエチレングリコール等。 (11)再汚染防止剤:カルボキシメチルセルロースな
どのセルロース誘導体等。 (12)増量剤:硫酸ナトリウム、硫酸カリウム、塩酸
ナトリウム等。 (13)還元剤:亜硫酸ナトリウム、亜硫酸カリウム
等。 (14)香料類 (15)色素類 (16)柔軟性付与剤 なお、酵素、漂白剤及び柔軟性付与剤は、通常、粒子形
態として使用される。 【0018】2)洗剤粒子の製造方法 本発明において、ブリケッティングに供する洗剤原料と
して洗剤粒子を用いる場合は、以下の方法によって洗剤
粒子を得ることが出来る。洗剤成分の原料粉末及びバイ
ンダー成分を捏和・混練した後、押し出して造粒する押
し出し造粒法、または、捏和・混練した後、得られた固
形洗剤を破砕して造粒する捏和・破砕造粒法、原料粉末
にバインダー成分を添加し撹拌羽根で撹拌して造粒する
撹拌造粒法、或いは、原料粉末を転動させつつバインダ
ー成分を噴霧して造粒する転動造粒法等が挙げられる。
前記原料粉末としては界面活性剤の粉体化物や洗剤ビル
ダーを組み合わせて用いることもできるし、必要に応じ
て予め洗剤成分の一部又は全部に水を加えてスラリーを
調製し、常法に従ってスプレー乾燥し、乾燥粉としたも
のを用いてもよい。また、バインダー成分としては、0
〜100℃において、液体の洗剤原料を用いることがで
き、例としては水、界面活性剤、水溶性高分子等が好適
に挙げられる。 【0019】1.押し出し造粒法 前記押し出し造粒法では任意の型式の混練・押し出し機
を使用することができ、任意の型式の混練機及び押し出
し機を組み合わせて使用しても良い。混練・押し出し機
としては、例えば、エクストルード・オー・ミックス
(ホソカワミクロン(株)製)、2軸混練押出機
((株)栗本鐵工所製)等が挙げられ、また、混練機と
してはKRCニーダー((株)栗本鐵工所製)、万能混
合撹拌機((株)ダルトン製)、ナウタミキサ(ホソカ
ワミクロン(株)製)等が挙げられ、押し出し機として
はツイン・ドームグラン(不二パウダル(株)製)、ペ
レッターダブル(不二パウダル(株)製)、ファイン・
リューザー(不二パウダル(株)製)等が挙げられる。 【0020】2.捏和・破砕造粒法 捏和・破砕造粒法では任意の型式の混練機及び破砕機を
組み合わせて、場合よっては任意の型式の混練機、押し
出し機及び破砕機を組み合わせて使用することができ
る。混練機としては、KRCニーダー((株)栗本鐵工
所社製)、連続ニーダー(不二パウダル(株)社製)、
連続式捏和機((株)パウレック社製)、万能混合撹拌
機((株)ダルトン社製)、ナウターミキサー(ホソカ
ワミクロン(株)社製)等がある。これら混練機によっ
て得られた混練物はそのまま粉砕してもよいが、粉砕し
やすくするために、押し出し機でペレツト状にすること
によってより粉砕効率を上げることができる。この押し
出し機には、ペレツターダブル(不二パウダル(株)社
製)、ツインドームグラン(不二パウダル(株)社
製)、ファインリューザー(不二パウダル(株)社製)
などがある。混練と押し出しを同時に行う混練押し出し
機として、エクストルードオミツクス(ホソカワミクロ
ン(株)社製)、2軸混練押出機((株)栗本鐵工所社
製)などを用いることも可能である。混練物を粉砕する
粉砕機としては分級スクリーンと回転ブレードを持った
機種が好ましい。この粉砕機としてはフィッツミル(ホ
ソカワミクロン(株)社製)、ニュースピードミル(岡
田精工(株)社製)、コミニューター(不二パウダル
(株)社製)、フェザーミル(ホソカワミクロン(株)
社製)などがある。粉砕するときに、粉砕助剤を用いる
ことによって効率的に粉砕することができる。この粉砕
助剤としては平均粒径30μm以下の無機粉体が好まし
く、A型ゼオライト、微粉の炭酸Na、ホワイトカーボ
ンなどが用いられ、その量は、粉砕する成分100重量
部に対して0.5〜15重量部が好ましく、2〜10重
量部が更に好ましい。また、1次粒径が30μm以下の
無機粉体を造粒した、流動性の良い粒子を使用すること
もできる。また、粉砕機内に冷風を流し冷却しながら粉
砕することもできる。冷風と粉砕品をサイクロンで分級
し、その時微粉も分級することも可能である。好ましく
は多段粉砕するすることで、より粒度分布がシャープに
なる。粉砕機のブレードの先端周速度としては15〜9
0m/sが好ましい。15m/s以下であると能力が低
くなり生産性が落ち、90m/s以上では過粉砕されや
すくなり、好ましくない。更に好ましくは20〜80m
/s、最も好ましくは25〜70m/sである。本発明
の製造方法によれば、先にあげた粒子化に好ましい粒度
分布を篩い等の分級設備無しで製造可能であり、生産性
を上げることができる。ただし、粒度分布を更にシャー
プにするために粉砕品を篩い等で分級して使用すること
も可能である。この粉砕品に微粒子をコーティングした
り、香料や酵素などの前述の洗剤成分とブレンドした
り、ノニオン界面活性剤等を噴霧することもできる。 【0021】3.撹拌造粒法 撹拌造粒法では任意の型式の撹拌造粒装置を使用するこ
とができる。その中でも好ましい撹拌造粒機は、撹拌羽
根を備えた撹拌軸を内部の中心に有し、撹拌羽根が回転
する際に撹拌羽根と器壁との間にクリアランスを形成す
る構造であることが重要である。平均クリアランスは1
〜30mmが好ましく、更に好ましくは3〜10mmで
ある。1mm未満では付着層により、混合機が過動力と
なり易い。30mmを越えると圧密化の効率が低下する
ため粒度分布がブロードになる。また造粒時間が長くな
り生産性が低下する。この様な構造を有する撹拌造粒機
としては、例えばヘンシェルミキサー〔三井三池化工機
(株)製)、ハイスピードミキサー〔深江工業(株)
製〕、バーチカルグラニュレーター〔(株)パウレック
製〕等の装置があり、特に好ましくは横型の混合槽で円
筒の中心に撹拌軸を有し、この軸に撹拌羽根を取付けて
粉末の混合を行う形式のミキサーであり、例えばレディ
ゲミキサー〔(株)マツボー製〕、ブロシェアミキサー
〔大平洋機工(株)製〕がある。 【0022】撹拌造粒法における好適な造粒条件を以下
に示す。 (1)フルード数(Fr数) 以下の式で定義されるフルード数が1〜16であること
が好ましく、更に好ましくは1.5〜9である。フルー
ド数が1未満では圧密化が促進されず好ましくない。ま
た16を越えると粒度分布が広くなり好ましくない。 Fr=V2/(R×g) V:撹拌羽根の先端の周速〔m/s〕 R:撹拌羽根の回転半径〔m〕 g:重力加速度〔m/s2 〕 (2)チョッパー回転数 撹拌造粒機には造粒物の圧密化促進及び粗粉解砕促進の
為に高速で回転するチョッパーが装備されている。好ま
しいチョッパーの回転速度はチョッパー先端速度(周
速)として20〜30m/sであり、より好ましくは2
2〜28m/sである。 (3)造粒時間 好適な造粒物を得るための回文式の造粒における造粒時
間、及び連続式の造粒における平均滞留時間は、0.5
〜20分が好ましく、更に好ましくは3〜10分であ
る。尚、0.5 分未満では造粒時間が短すぎて好適な
平均粒径及び嵩密度を得るための造粒制御が困難であ
り、粒度分布がブロードになる。また20分を越えると
造粒時間が長すぎて生産性が低下する。 (4)洗剤原料の充填率 洗剤原料の造粒機への充填率(仕込み量)は、混合機の
全内容積の70容量%以下が好ましく、更に好ましくは
15〜40容量%である。尚、70容量%を越えると混
合機内での洗剤原料の混合効率が低下するため好適な造
粒を行うことができない。 (5)温度 造粒機は、ジャケットを備えた構造が好ましく、ジャケ
ットに通液する媒体の温度は、5〜40℃が好ましく、
更に好ましくは10〜20℃である。この温度範囲にす
ることにより、好適な造粒物を得るための造粒時間が短
くなり生産性が向上し、粒度分布がシャープになる。ま
た洗剤原料のうち粉体原料は常温で、液体原料は溶融し
ている温度で供給すればよく、混合機内の温度は特に制
御する必要はない。尚、造粒物の温度は、供給原料の温
度、撹拌熱等により通常30〜60℃である。しくな
い。 (6)添加剤 造粒時に造粒を促進するために、バインダーを添加して
もよい。バインダーの例としては、カルボキシメチルセ
ルロース、ポリエチレングリコール、ポリアクリル酸ソ
ーダの如きポリカルボン酸塩等の水溶性ポリマー溶液、
ポリオキシエチレンアルキルエーテル、脂肪酸モノエタ
ノールアミド、脂肪酸ジエタノールアミド等のノニオン
性物質、脂肪酸、珪酸ソーダ水溶液、水等を挙げること
ができる。バインダーの配合量は混合物又は造粒物10
0 重量部に対して0.1 〜10重量部が好ましく、
特に0.5 〜5重量部が好ましい。 【0023】4.転動造粒法 転動造粒法では以下の方法及び装置によって造粒するこ
とが可能である。 (1)回分式方法 配合成分の造粒機への仕込み方法は、特に限定されるも
のではない。回分式で行う場合は、例えば次の〜の
様な種々の方法をとることができる。 造粒機に先ず有機あるいは無機の粉末のビルダー、噴
霧乾燥粒子及び他の粉末成分から選ばれる1種あるいは
2種以上のものを仕込んだ後、界面活性剤や水等の液体
成分を添加混合する。 有機あるいは無機の粉末のビルダー、噴霧乾燥粒子及
び他の粉末成分から選ばれる2種以上のものを予め混合
したものを造粒機に仕込んだ後、界面活性剤や水等の液
体成分を添加混合する。 有機あるいは無機の粉末のビルダー、噴霧乾燥粒子及
び他の粉末成分から選ばれる1種あるいは2種以上のも
のと、界面活性剤や水等の液体成分とを、造粒機に少量
ずつ仕込む。 有機あるいは無機の粉末のビルダー、噴霧乾燥粒子及
び他の粉末成分から選ばれる1種あるいは2種以上のも
のの一部を造粒機に仕込んだ後、残りの有機あるいは無
機のビルダー、噴霧乾燥粒子及び他の粉末成分から選ば
れる1種あるいは2種以上のものと、界面活性剤や水等
の液体成分とを造粒機に少量ずつ仕込む。 有機あるいは無機の粉末のビルダー、噴霧乾燥粒子及
び他の粉末成分から選ばれる1種あるいは2種以上のも
のと界面活性剤や水等の液体成分とを予め混合したもの
を、造粒機に仕込む。これらの中で、先ず有機あるいは
無機の粉末のビルダー、噴霧乾燥粒子及び他の粉末成分
から選ばれる1種あるいは2種以上のものを造粒機に仕
込んだ後、界面活性剤や水等を添加し混合する方法が特
に好ましい。 (2)連続式方法 連続式で行う場合は、先ず洗剤原料を連続的に混合を行
うが、洗剤原料の供給方法は特に限定されるものではな
い。例えば下記の〜の様な種々の方法をとることが
できる。 洗剤原料の構成成分をそれぞれ独立に連続的に供給す
る。 洗剤原料の中で粉末原料を予め混合したものと、
界面活性剤や水等の液体成分とを連続的に供給する。 洗剤原料の中で粉末原料の2種以上を予め混合したも
のと、残りの粉末原料と、界面活性剤や水等の液体成分
とを連続的に供給する。 界面活性剤や水等の液体成分とその他の粉末原料のす
べてを予めバッチ方式で混合しておいて、その混合物を
造粒工程に連続的に供給する。 【0024】転動造粒法における好適な造粒条件を以下
に示す。 (1)処理時間 回分式における高嵩密度化の処理時間、又は連続式にお
ける以下の式で定義される平均滞留時間は、5〜120
分、好ましくは10〜90分、特に好ましくは10〜4
0分である。嵩密度を充分上昇させる観点から、処理時
間又は平均滞留時間は5分以上が好ましく、生産性の低
下又は洗剤造粒物粒子の崩壊を防ぐ観点から120分間
以下が好ましい。 Tm=(m/Q)×60 Tm:平均滞留時間(min) m:容器回転型混合機内の洗剤造粒物滞留量(kg) Q:連続運転における能力(kg/hr) (2)フルード数(Fr) 以下の式で定義されるフルード数が、0.01〜0.8
となるような条件を選択する。より好ましくは、0.0
5〜0.7、さらに好ましくは0.1〜0.65であ
る。均一でかつ高嵩密度の洗剤粒子を得る観点から、フ
ルード数は0.01以上が好ましく、例えばドラム型混
合機の場合、洗剤造粒物粒子が飛散することなく反転し
得る正常な剪断混合を発生させる観点から0.8以下が
好ましい。 Fr=V2/(R×g) V:容器回転型混合機最外周の周速(m/s) R:容器回転型混合機最外周の回転中心からの半径
(m) g:重力加速度(m/s2) (3)容積充填率 以下の式で定義される容積充填率が、15〜50%とな
る条件を選択する。好ましくは20〜45%、さらに好
ましくは25〜40%である。生産性の観点から容積充
填率は15%以上が好ましく、良好な剪断混合を生じさ
せる観点から50%以下が好ましい。 容積充填率=(M/ρ)/V×100 M:容器回転型混合機への洗剤造粒物粒子の仕込量
(g) ρ:洗剤造粒物粒子の嵩密度(g/L) V:容器回転型混合機の容積(L) 【0025】3)洗剤粒子の分級 上記方法により造粒された洗剤粒子は必要に応じて分級
して所望の粒度の洗剤粒子のみ製品に利用することもで
きる。分級装置としては一般に知られたいかなる分級装
置も用いることができるが、篩が好適に利用できる。中
でも好適な篩としてはジャイロ式篩、平面篩及び振動篩
が好適である。ジャイロ式篩は僅かに傾斜した平面篩に
対し、水平な円運動を与える篩である。平面篩は僅かに
傾斜した平面篩に、面にほぼ平行に往復運動を与える篩
である。振動篩は、篩面にほぼ直角方向に急速な振動を
与える篩である。篩に供する時間は少なくとも5秒とす
ることが望ましい。また、ふるい効率を向上させる為に
タッピングボールを用いることも好適である。このよう
な篩の具体例としては、ジャイロシフター((株)徳寿
工作所)、ローテックススクリーナー((株)セイシン
企業)、ダルトン振動ふるい((株)ダルトン)などが
挙げられる。篩による振動は、60〜3000回/分、
好ましくは100〜2500回/分、更に好ましくは1
50〜2000回/分の振動で与えられる。篩の振動数
が60回/分未満であると分級効果が悪化する。一方、
3000回/分を超えると発塵が増大する。 【0026】上記方法により造粒された洗剤粒子は平均
粒径が200〜2000μmであることが好ましく、さ
らに好ましい洗剤粒子としては、平均粒径が300〜1
500μmである。平均粒径200μm未満ではブリケ
ッティングした際、粒子間に形成される空隙が小さくな
りすぎ、崩壊し難くなるため、好ましくない。また平均
粒径2000μmを越えると粒子そのものの溶解性が劣
化して好ましくない。 【0027】4)固形洗剤の製造方法 (1)ロールプレス工程 本発明では、上記洗剤粒子は、ロールプレス法によっ
て、複数のブリケット部が連結部を介して連結されてい
る一次洗剤成形体に圧縮成形される。ロールプレス法
は、既に公知であり、また、その方法に使用されるブリ
ケット機も公知であり、当業者には、容易に入手又は利
用可能である。ブリケット機は、一般に、対応するロー
ル外周の所定の位置に、所望の形状のブリケット部を形
成できるようになっている所定の窪みが形成され、同速
度で逆回転する一対のロールを有する。また、そのロー
ル間で形成されるクリアランスに洗剤組成物を供給する
ためのホッパー及びフィードスクリューを備えたフィー
ダーを有するブリケット機は特に好適である。フィーダ
ーを有するブリケット機の使用に当たっては、フィーダ
ーを通して、フィードスクリューの押圧力を利用して、
クリアランスの入口から洗剤組成物をクリアランス間に
挿入し、フィーダー側の反対側出口から一次洗剤成形体
を排出する。本発明では、一対のロール間に所定のクリ
アランスを設け、圧力を従来のものよりも、低く抑える
ことにより、複数のブリケット部が連結部を介して連結
されている一次成形体(例えば、シート状)に圧縮する
ことにより、得られるブリケットの溶解性を改善したも
のである。 【0028】一対のロールの温度は、通常、70℃以
下、好ましくは、50℃以下が適当であるが、特に、洗
剤組成物中に酵素を含有する場合は、その酵素がロール
プレス中にほとんど失活しない温度とすることが重要で
ある。また、ロールの回転速度は、例えば、ロール表面
の周速度として、0.01〜1.5m/s、好ましく
は、0.05〜0.8m/sが適当である。一次洗剤成
形体においては、連結部は、ほぼ均一な厚みを有し、一
対のロールの窪みの形状によって形成されるブリケット
部を一次元方向又は二次元方向(平面的)に連結してい
る。一次成形体は、通常、シート状で排出され、ブリケ
ット部の大きさに応じて変動するが、例えば、一列に数
個から数十個、1行に数十個から数百個のブリケット部
が、相互に連結部で連結されたシート状の形態ものもの
であるが、場合によっては、解砕機に投入される直前ま
で長く連結されることもある。 【0029】ブリケット部の形状は、任意であり、使用
者による取扱い性の便宜を考慮して決定される。ブリケ
ット部の形状としては、例えば、球状や楕円球状のも
の、あるいは、シート面垂直方向投影像は円形や楕円形
であるが、シート面水平方向投影像は楕円形やアーモン
ド型である偏平球状や偏平楕円球状のもの、あるいは、
シート面垂直方向投影像は正方形や長方形であるが、シ
ート面水平方向投影像は円形である円筒状もの、あるい
は、シート面垂直方向投影像は正方形や長方形である
が、シート面水平方向投影像は楕円やアーモンド型であ
る偏平円筒形状ものが挙げられる。シート面垂直方向投
影像が円形や楕円形のものとしては、例えば、その直径
(楕円形では長径)が2〜40mm、好ましくは、3〜
20mmのものが好適である。また、シート面垂直方向
投影像が正方形や長方形のものとしては、例えば、その
辺(長方形では長辺)が2〜40mm、好ましくは、3
〜20mmのものが挙げられる。また、ブリケット部の
厚み(ブリケット部のシート面垂直方向の長さ)は、例
えば、2〜40mm、好ましくは、3〜20mmであ
る。 【0030】一対のロール間のクリアランスは、例え
ば、0.05〜2mm、好ましくは、0.1〜1mmが
適当である。この場合、連結部の厚みは、通常、クリア
ランスの幅と同じ厚みとなるが、ロールプレス中にその
成形圧に応じてロールが後退しクリアランスが広がるタ
イプのブリケット機も好適に用いることができ、この場
合はその限りではない。また、ブリケット部間の最短の
距離は、例えば、0.05〜5mm、通常、0.1〜3
mmである。 【0031】(2)解砕工程 上記ロールプレス法により得られた一次洗剤成形体は、
次いで、解砕工程に付される。ここで、「解砕」は、連
結部に外力を与えることにより、ブリケット部を一次洗
剤成形体から個々に分離するとともに、好ましくは、ブ
リケット部のバリを実質的にほぼ除去する作業である。
解砕工程では、ブリケット部が、一次洗剤成形体から個
々に分離され、かつバリが取り除かれる限り、解砕工程
で用いられる解砕機の種類は特に限定されるものではな
い。好ましい解砕機は、回転するブレードを装備した解
砕機であり、特にハンマーミルタイプのものは好適であ
る。このような解砕機としては、例えば、フィッツミル
(ホソカワミクロン(株)製)や、フェザミル(ホソカ
ワミクロン(株)製)、スピードミル(岡田製工(株)
製)、コミニューター(不二パウダル(株)製)等が好
適に挙げられる。 【0032】また、これら解砕機においては、ブレード
の先端周速度が一般に0.4〜15m/s好ましくは、
1〜10m/sが好適なものとして挙げられる。先端周
速度が15m/sを超えると、ブリケット部が壊れ易く
なるので、好ましくない。一方、先端周速度が、0.4
m/s未満では、ブリケット部の一次成形体からの分離
が難しくなるので、やはり、好ましくない。解砕工程で
は、解砕は、例えば、70℃以下、好ましくは、50℃
以下が適当であるが、特に洗剤組成物中に酵素を含有す
る場合は、その酵素が解砕工程中にほとんど失活しない
温度とすることが重要である。解砕機中での平均滞留時
間は、例えば、20秒以下、好ましくは、10秒以下で
行うことが適当である。 【0033】(3)転動操作工程(ブリケット部のバリ
除去) なお、ブリケット洗剤製品の外観を更に改良するため
に、解砕後に残っているブリケット部のバリを転動操作
により除去してもよい。十分な転動操作が可能な限り、
いかなる転動操作機器を用いることができるが、好まし
い転動操作機器としてはマルメライザー(不二パウダル
(株))等の回転円盤を有する転動整粒機が挙げられ
る。ただし、処理時間は、得られるブリケット洗剤の表
面が平滑とならない程度の最低限の時間で行うことが好
ましい。 【0034】また、これら転動整粒機においいては、ギ
ザ(回転円盤の表面に格子状の溝)が彫ってあるタイプ
の回転円盤を有するものが好ましく、ギザの間隔として
は一般に0.5〜15mm、好ましくは1〜10mmで
ある。ギザ間隔が0.5mm未満でも、15mmを越え
ても整粒効率が低下して好ましくない。回転円盤の回転
周速度としては一般に2〜80m/s、好ましくは5〜
50m/sである。2m/s未満では剪断力が弱すぎ整
粒効率が低下し好ましくなく、80m/sを越えると遠
心力によりブリケットが壁面付近に集中しすぎるため、
回転円盤の有効利用面積が低下し好ましくない。また、
表面が過度に平滑にならないための処理時間としては一
般に3分以下、好ましくは2分以下である。 【0035】(4)解砕残渣の除去 解砕工程では、ブリケット部と、解砕残渣とが生じてい
るので、分級装置(篩等)を用いて解砕残渣を除去し、
ブリケット部をブリケット洗剤として回収する。なお、
解砕残渣は、回収されて、本発明の方法における洗剤組
成物原料として再使用される。このようにして得られた
ブリケット洗剤は、嵩密度0.7〜1.6g/ml、通
常、0.8〜1.4g/mlである。 【0036】(5)被覆工程 解砕後の得られたブリケットはそのままの状態あるいは
最低限の時間でバリを除去した状態で無機粉体を含む被
覆剤で被覆される。 被覆剤 本発明で用いられる被覆剤としては無機粉体を含む限り
限定されないが、好ましい無機粉体としては本文記載の
無機粉体の洗剤ビルダー、吸油性担体、粘土鉱物等が挙
げられる。具体的にはゼオライト、炭酸ナトリウム、炭
酸カリウム、結晶性珪酸塩、シリカの微粉末、モンモリ
ロナイト、タルク等が好適に用いられる。その平均粒子
径としては一般に300μm以下が好ましく、臭気劣化
防止の面からは100μ以下がより好ましい。被覆剤の
平均粒子径が300μmを超えた場合は製品外観が劣化
する傾向にあるため好ましくない。添加量としては一般
に5〜80%好ましくは10〜60%である。5%未満
では製品外観改善効果及び臭気劣化防止効果が得られに
くく好ましくなく、80%を越えると被覆剤が多くなり
すぎ洗浄性能が低下する恐れが生ずるため好ましくな
い。被覆剤をブリケット表面に被覆させた際の被覆層の
厚みとしては、一般に5〜2000μm好ましくは10
〜1500μmである。5μm未満では製品外観改善効
果及び臭気劣化防止効果が得られにくく好ましくなく、
2000μmを越えると溶解性が劣化することがあるた
め、好ましくない。また、これら被覆剤をブリケット表
面に定着させるために液体バインダーと共に被覆するこ
とが好ましい。 液体バインダー 本発明で用いられる液体バインダーとしては、それ自体
で洗浄力を有するノニオン界面活性剤、両性界面活性
剤、アルコールエトキシレート等の液状界面活性剤を用
いることが好ましいが、必要に応じて水溶性高分子、水
等も好適に利用できる。液体バインダーの粘度としては
0〜100℃において、0.0001〜100Pa・s
であることが好ましい。0.0001Pa・s未満ではバ
インダーとしての効果が得られず好ましくなく、100
Pa・sを越えるとハンドリングが困難で好ましくない。
液体バインダーの添加量は一般に被覆剤の最大吸油量
(被覆剤1g当たりの吸油量[mL/g]×被覆剤の添
加量[g])に対して70〜100%添加される。70
%未満ではブリケット表面に定着しない被覆剤が多くな
るため好ましくなく、100%を越えるとバインダーが
過多となり、表面被覆後の固形洗剤の流動性が劣化した
り固化し易くなるため、好ましくない。 【0037】本発明で使用される無機粉体被覆装置とし
ては、任意の型式の撹拌造粒装置又は転動造粒装置を使
用することができる。撹拌造粒装置を用いる場合、その
装置としては、例えば内部に撹拌軸を有し、全体混合用
の撹拌翼と解砕用の撹拌翼を装着した、しかもこの撹拌
翼と造粒機内部壁面との間に30mm以下のクリアラン
スを有する撹拌式造粒装置が好ましく、更に鋸歯状撹拌
翼を装着したもの、例えばレーディゲミキサー〔(株)
マツボー製〕、プローシェアーミキサー〔大平洋機工
(株)製〕、ハイスピードミキサー〔深江工業(株)
製〕等が特に好ましい。撹拌造粒装置を用いた場合の好
適な被覆条件を以下に示す。 (1)フルード数(Fr数) 以下の式で定義されるフルード数が1〜16であること
が好ましく、更に好ましくは1.5〜9である。フルー
ド数が1未満では被覆層の圧密化が促進されず好ましく
ない。また16を越えると粒度分布が広くなり好ましく
ない。 Fr=V2/(R×g) V:撹拌羽根の先端の周速〔m/s〕 R:撹拌羽根の回転半径〔m〕 g:重力加速度〔m/s2 〕 (2)チョッパー回転数 撹拌造粒機には造粒物の圧密化促進及び粗粉解砕促進の
為に高速で回転するチョッパーが装備されているが、ブ
リケットの被覆工程においては、ブリケットの壊れを防
止する為に、停止さるか、あるいは低回転にて運転する
ことが好ましい。好ましいチョッパーの回転速度はチョ
ッパー先端速度(周速)として20m/s以下であり、
より好ましくは10m/s以下である。 (3)被覆時間 好適な造粒物を得るための回分式の造粒における被覆時
間、及び連続式の被覆工程における平均滞留時間は、
0.5〜10分が好ましく、更に好ましくは1〜5分で
ある。尚、0.5 分未満では被覆時間が短すぎて好適
な被覆層を形成させるための制御が困難であり、また1
0分を越えるとブリケットに壊れが生じる可能性が高
く、生産性が低下する。 (4)ブリケット及び被覆剤の容積充填率 ブリケット及び被覆剤の撹拌造粒装置への容積充填率
(仕込み量)は、造粒装置の全内容積の70容量%以下
が好ましく、更に好ましくは15〜40容量%である。
尚、70容量%を越えると混合機内での洗剤原料の混合
効率が低下するため好適な被覆操作を行うことができな
い。 容積充填率=(M/ρ)/V×100 M:撹拌造粒装置への洗剤造粒物粒子の仕込量(g) ρ:洗剤造粒物粒子の嵩密度(g/L) V:撹拌造粒装置の容積(L) (5)温度 被覆工程は液体バインダーが溶融している温度で行われ
ることが好ましが、ブリケット中に酵素等の熱に弱い物
質が含まれる場合もあるので、必要以上に加温する必要
はない。ブリケット中に酵素等の熱にこのため、ジャケ
ットを装備した撹拌造粒装置を用いる場合、必要に応じ
て加熱又は冷却することが好ましい、被服工程中の温度
は一般に0〜100℃であり、10〜80℃であること
が好ましい。 (6)添加順序 被覆剤及び液体バインダーの添加順序は最終的な添加量
が適切であれば特に限定されないが、ブリケットを撹拌
しつつバインダー噴霧(又は滴下)した後、粉体被覆剤
添加、撹拌操作による被覆促進の順に被覆操作を行うこ
とが好ましい。この操作を繰り返し行うことも好まし
い。得られた固形洗剤の流動性が悪い場合はを最終的に
ゼオライト等の微粉体でコーティングして流動性を調整
することも好ましい。 【0038】一方、転動造粒装置を用いる場合、その装
置としては、ドラム状の円筒が回転して処理するものが
好ましく、特に任意の形状の邪魔板を装備しているもの
が好ましい。上記ドラム型造粒機としては、水平円筒型
造粒機の他にも日本粉体工業技術協会編、造粒ハンドブ
ック第一版第一刷(平成3年3月10日、オーム社発
行)記載の円錐ドラム型造粒機、多段円錐ドラム型造粒
機、撹拌羽根付ドラム型造粒機等が挙げられ、いずれも
好適に用いることができる。 【0039】転動造粒法における好適な造粒条件を以下
に示す。 (1)フルード数(Fr) 以下の式で定義されるフルード数が、0.01〜0.8
となるような条件を選択する。より好ましくは、0.0
5〜0.7、さらに好ましくは0.1〜0.65であ
る。均一でかつ高嵩密度の洗剤粒子を得る観点から、フ
ルード数は0.01以上が好ましく、例えばドラム型混
合機の場合、ブリケットが飛散することなく反転し得る
正常な剪断混合を発生させる観点から0.8以下が好ま
しい。 Fr=V2/(R×g) V:容器回転型混合機最外周の周速(m/s) R:容器回転型混合機最外周の回転中心からの半径
(m) g:重力加速度(m/s2) (2)被覆時間 好適な造粒物を得るための回分式の造粒における被覆時
間、及び連続式の被覆工程における平均滞留時間は、1
〜20分が好ましく、更に好ましくは2〜10分であ
る。尚、1分未満では被覆時間が短すぎて好適な被覆層
を形成させるための制御が困難であり、また20分を越
えるとブリケットに壊れが生じる可能性が高く、生産性
が低下する。 (3)ブリケット及び被覆剤の容積充填率 転動造粒装置におけるブリケット及び被覆剤の容積充填
率(仕込み量)は10〜50%であり、好ましくは20
〜45%、さらに好ましくは25〜40%である。生産
性の観点から容積充填率は15%以上が好ましく、良好
な剪断混合を生じさせる観点から50%以下が好まし
い。 容積充填率=(M/ρ)/V×100 M:容器回転型混合機への洗剤造粒物粒子の仕込量
(g) ρ:洗剤造粒物粒子の嵩密度(g/L) V:容器回転型混合機の容積(L) (4)温度 被覆工程は液体バインダーが溶融している温度で行われ
ることが好ましいが、ブリケット中に酵素等の熱に弱い
物質が含まれる場合もあるので、必要以上に加温する必
要はない。ブリケット中に酵素等の熱にこのため、ジャ
ケットを装備した撹拌造粒装置を用いる場合、必要に応
じて加熱又は冷却することが好ましい、被服工程中の温
度は一般に0〜100℃であり、10〜80℃であるこ
とが好ましい。 (5)添加順序 被覆剤及び液体バインダーの添加順序は最終的な添加量
が適切であれば特に限定されないが、ブリケットを撹拌
しつつバインダー噴霧(又は滴下)した後、粉体被覆剤
添加、撹拌操作による被覆促進の順に被覆操作を行うこ
とが好ましい。この操作を繰り返し行うことも好まし
い。得られた固形洗剤の流動性が悪い場合はを最終的に
ゼオライト等の微粉体でコーティングして流動性を調整
することも好ましい。 【0040】 【実施例】以下、本発明について、実施例、比較例及び
処方例により更に詳細に説明するが、本発明の範囲は、
これらの例によって何ら限定されるものではない。 【0041】[ブリケット連結シート状一次成形体A
調整例1](捏和・破砕造粒法) 下記表1に示した組成の内、6.5%のA型ゼオライ
ト、ノニオン界面活性剤A、酵素を除く成分を250L
配合槽に水、蛍光剤、LAS−K(LAS−Kはこの配
合中に直鎖アルキルベンゼンスルホン酸と水酸化カリウ
ムによって中和生成させたもの)珪酸ナトリウム、石
鹸、アクリル酸/マレイン酸コポリマー塩、A型ゼオラ
イト、炭酸ナトリウム、亜硫酸ナトリウム、塩化ナトリ
ウム、の順で、計200kg配合した。スラリーは水分
38%、比重1.1kg/L、pH11であった。調製
したスラリーを向流式、塔径2.0m、有効長5.0m
の乾燥塔に加圧ノズルを使用して400kg/hrの能
力でフィード、噴霧し乾燥粉を得た。ノズルは特開平9
−75786の実施例2記載と同様のものを使用し、噴
霧圧0.25MPaで噴霧した。また、塔低より微粉状
Aゼオライト3.0%相当分を同伴させた冷風を吹き込
み粉温を下げると同時に、乾燥粉のコーティングもおこ
なった。(この後は、ゼオライトをコーティングした乾
燥粉を噴霧乾燥粒子と呼ぶ事とする)。この時の乾燥塔
での熱風温度は280℃、排風温度は100℃であり、
得られた乾燥粉の温度は40℃であった。噴霧乾燥粒子
は平均粒径250μm、嵩比重0.28kg/L、乾燥
直後の安息角40°、平均水分4.0%であった。得ら
れた噴霧乾燥粒子と共に、ノニオン界面活性剤及び水を
連続ニーダー((株)栗本鐵工所製、S4KRCニー
ダ)に投入し、捏和能力120kg/h、温度60℃の
条件で捏和し、不定形固形洗剤を得た。この不定形固形
洗剤を穴径10mmのダイスを装備したペレッターダブ
ル(不二パウダル(株)製、EXDFJS−100型)
を用いて押し出しつつ、カッターで切断し長さ5〜30
mm程度のペレット状固形洗剤をえた。次いで、得られ
た固形洗剤に粉砕助剤としての顆粒状ゼオライト3.0
%相当分を添加し、冷風(10℃、15m/s)共存下
で直列3段に配置したフィッツミル(ホソカワミクロン
(株)製、DKA−3)を用いて平均粒子径が800μ
mとなるように粉砕した(スクリーン穴径:1段目/2
段目/3段目=8mm/6mm/3mm、回転数:全段
3290rpm)。得られた造粒物を水平円筒型転動混
合機(円筒直径585mm、円筒長さ490mm、容器
131.7Lのドラム内部壁面に内部壁面とのクリアラ
ンス20mm、高さ45mmの邪魔板を2枚有するも
の)に投入し、充填率30%、回転数22rpm、25
℃の条件で、微粉ゼオライト0.5%相当分を加え、1
分間転動してコーティングし、さらに、酵素を添加して
30秒混合した。この洗剤組成物を目開き1400μm
の篩いと目開き500μm篩いを用いて分級し、目開き
1400μmの篩いを透過し、目開き500μmの篩い
を透過しない粒子を得た。この分級後の洗剤組成物粒子
に崩壊・溶解促進剤として、セルロース顆粒(Arbo
cel−TF−30−HG)を10質量%となるように
添加、均一混合した。この混合物をブリケッティングマ
シン(ホソカワミクロン(株)製CS−25型)に供給
して、高さ4.5mm、径6mmのブリケットがつなが
ったブリケット連結シート状一次成形体Aを得た。ブリ
ケッティングマシンの運転条件は、ロール回転数30r
pm、製品能力170kg/h、25℃、ロールクリア
ランスは0.1mmであった。尚、目開き1400μm
の篩いを透過しなかった粒子と、目開き500μmの篩
いを透過した粒子は捏和工程に還元し、再利用した。 【0042】 【表1】 LAS−K 20.6質量% AOS−K 15.5 石鹸 0.3 ゼオライト* 17.9 炭酸ナトリウム 3.66 炭酸カリウム 14.5 亜硫酸ソーダ 1.8 珪酸ソーダ 4.0 蛍光剤 0.05 ノニオン界面活性剤A 4.5(捏和時に配合) 酵素 0.15 水 9.0 その他少量成分 バランス *この内、3.0%は乾燥粉のコーティング、3.0%は粉砕助剤、0.5%は 造粒物のコーティングに用いた。 【0043】[ブリケット連結シート状一次成形体B
調整例2](撹拌造粒法) 下記表2に示した組成になるように、ノニオン界面活性
剤B及びゼオライト5%相当分を除くすべての原料をレ
ーディゲミキサー((株)マツボー製、M20型)に投
入(充填率50%)し、主軸(200rpm)とチョッ
パー(6000rpm)の撹拌を開始した(ジャケット
温度25℃)。撹拌開始後30秒後にノニオン界面活性
剤の全量を5分で添加して、その後、平均粒子径が80
0μmとなるまで撹拌造粒を継続した。最後にゼオライ
ト5%相当分を添加して30秒撹拌し、洗剤組成物粒子
を得た。この洗剤組成物を目開き1400μmの篩いと
目開き500μm篩いを用いて分級し、目開き1400
μmの篩いを透過し、目開き500μmの篩いを透過し
ない粒子を得た。この分級後の洗剤組成物粒子に崩壊・
溶解促進剤として、クエン酸ナトリウムを30%となる
ように添加、均一混合した。この混合物をブリケッティ
ングマシン(ホソカワミクロン(株)製CS−25型)
に供給して、高さ4.5mm、径6mmのブリケットが
つながったシートBを得た。ブリケッティングマシンの
運転条件は、ロール回転数30rpm、製品能力170
kg/h、25℃、ロールクリアランスは0.1mmで
あった。尚、目開き1400μmの篩いを透過しなかっ
た粒子はフィッツミル(ホソカワミクロン(株)製、D
KA−3)を用いて粉砕し(スクリーン穴径:2mm、
回転数:4700rpm)、目開き500μmの篩いを
透過した粒子と共には撹拌造粒工程に還元し、再利用し
た。 【0044】 【表2】 ノニオン界面活性剤B 25.0質量% 炭酸ナトリウム 23.0 炭酸カリウム 3.0 ゼオライト 20.0 アクリル酸とマレイン酸のコポリマー塩 4.0 ホワイトカーボン 4.0 モンモリロナイト 6.0 亜硫酸ソーダ 0.2 蛍光剤 0.3 水 7.0 その他少量成分 バランス 【0045】[ブリケット連結シート状一次成形体C
調整例3](捏和・破砕造粒法) 下記表3に示した組成の内、6.5%のA型ゼオライ
ト、ノニオン界面活性剤B、酵素を除く成分を250L
配合槽に水、蛍光剤、AOS−K、LAS−K、LAS
−Na(LAS−K とLAS−Naはこの配合中に直
鎖アルキルベンゼンスルホン酸と水酸化カリウムまたは
水酸化ナトリウムによって中和生成させたもの)石鹸、
アクリル酸/マレイン酸コポリマー、A型ゼオライト、
炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、亜硫酸ナトリウム、α
−SF−Naの順で、計200kg配合した。スラリー
は水分38%、比重1.1〜1.2kg/L、pH11
〜11.5であった。調製したスラリーを向流式、塔径
2.0m、有効長5.0mの乾燥塔に加圧ノズルを使用
して400kg/hrの能力でフィード、噴霧し乾燥粉
を得た。ノズルは特開平9−75786の実施例2記載
と同様のものを使用し、噴霧圧0.25MPaで噴霧し
た。また、塔低より微粉状Aゼオライト3.0%を同伴
させた冷風を吹き込み粉温を下げると同時に、乾燥粉の
コーティングもおこなった。(この後は、ゼオライトを
コーティングした乾燥粉を噴霧乾燥粒子と呼ぶ事とす
る)。この時の乾燥塔での熱風温度は280℃、排風温
度は100℃であり、得られた乾燥粉の温度は40℃で
あった。噴霧乾燥粒子は平均粒径250μm、嵩比重
0.28kg/L、乾燥直後の安息角40°、平均水分
4.0%であった。得られた噴霧乾燥粒子と共に、ノニ
オン界面活性剤及び水を連続ニーダー((株)栗本鐵工
所製、S4KRCニーダ)に投入し、捏和能力120k
g/h、温度60℃の条件で捏和し、不定形固形洗剤を
得た。この不定形固形洗剤を穴径10mmのダイスを装
備したペレッターダブル(不二パウダル(株)製、EX
DFJS−100型)を用いて押し出しつつ、カッター
で切断し長さ5〜30mm程度のペレット状固形洗剤を
得た。次いで、得られた固形洗剤に粉砕助剤としての顆
粒状ゼオライト3.2%相当分を添加し、冷風(10
℃、15m/s)共存下で直列3段に配置したフィッツ
ミル(ホソカワミクロン(株)製、DKA−3)を用い
て平均粒子径が800μmとなるように粉砕した(スク
リーン穴径:1段目/2段目/3段目=8mm/4mm
/2.5mm、回転数:1段目/2段目/3段目=32
90rpm/3055rpm/2820rpm)。得ら
れた造粒物を水平円筒型転動混合機(円筒直径585m
m、円筒長さ490mm、容器131.7Lのドラム内
部壁面に内部壁面とのクリアランス20mm、高さ45
mmの邪魔板を2枚有するもの)に投入し、充填率30
%、回転数22rpm、25℃の条件で、微粉ゼオライ
ト1.5%相当分を加え、1分間転動してコーティング
し、さらに、酵素を添加して30秒混合した。この洗剤
組成物を目開き1400μmの篩いと目開き500μm
篩いを用いて分級し、目開き1400μmの篩いを透過
し、目開き500μmの篩いを透過しない粒子を得た。
この分級後の洗剤組成物粒子に崩壊・溶解促進剤とし
て、セルロース顆粒(Arbocel−TF−30−H
G)を10%となるように添加、均一混合した。この混
合物をブリケッティングマシン(ホソカワミクロン
(株)製CS−25型)に供給して、高さ4.5mm、
径6mmのブリケットがつながったブリケット連結シー
ト状一次成形体Cを得た。ブリケッティングマシンの運
転条件は、ロール回転数30rpm、製品能力170k
g/h、25℃、ロールクリアランスは0.1mmであ
った。尚、目開き1400μmの篩いを透過しなかった
粒子と、目開き500μmの篩いを透過した粒子はスラ
リー配合工程に再溶解することにより還元し、再利用し
た。 【0046】 【表3】 α−SF−Na 11.0質量% LAS−K 4.9 LAS−K 2.1 AOS−K 1.0 石鹸 7.8 ゼオライト* 21.5 炭酸ナトリウム 19.67 炭酸カリウム 9.17 亜硫酸ソーダ 1.4 アクリル酸/マレイン酸コポリマー塩 3.6 蛍光剤 0.14 ノニオン界面活性剤B 5.0(捏和時に配合) 酵素 0.72 水 8.1 その他少量成分(不純物等) バランス *この内、1.1%は乾燥粉のコーティング、4.2%は粉砕助剤、1.5%は 造粒物のコーティングに用いた。 【0047】[ブリケット調整例1]ブリケット連結シ
ート状一次成形体Aを穴径10mmφのスクリーンを装
備したホソカワミクロン(株)製フェザミル(FM−1
S型)で回転数600rpm(先端周速度8.17m/
s)、25℃、で解砕すると同時にバリを除去し、ブリ
ケットA−1を得た。 【0048】[ブリケット調整例2]ブリケット連結シ
ート状一次成形体Aを穴径10mmφのスクリーンを装
備したホソカワミクロン(株)製フェザミル(FM−1
S型)で回転数600rpm(先端周速度8.17m/
s)、25℃、で解砕すると同時にバリを除去し、解砕
後のブリケットを回転円盤の表面に格子状の溝(3mm
間隔)が刻まれた不二パウダル(株)製マルメライザー
(QJ−400型)に供給し回転数1000rpm、2
5℃、で1分間転動させて、更にバリを除去し、ブリケ
ットA−2を得た。 【0049】[ブリケット調整例3]ブリケット連結シ
ート状一次成形体Bを用い、ブリケット調整例2と同様
にブリケットB−1を得た。 【0050】[ブリケット調整例4]ブリケット連結シ
ート状一次成形体Aを解砕せずに、回転円盤の表面に格
子状の溝(3mm間隔)が刻まれた不二パウダル(株)
製マルメライザー(QJ−400型)に供給し回転数1
000rpm、25℃、で5分間転動させてバリを除去
し、ブリケットA−3を得た。 【0051】[ブリケット調整例5]ブリケット連結シ
ート状一次成形体Cを用い、ブリケット調整例2と同様
にブリケットC−1を得た。 【0052】[ブリケット調整例6]ブリケット連結シ
ート状一次成形体Cを用い、ブリケット調整例4と同様
にブリケットC−2を得た。 【0053】尚、ブリケット調整例1〜6の解砕・バリ
取り工程において発生したバリ等に由来する残渣分はブ
リケット連結シート状一次成形体A〜Cの調製例におけ
るスラリー配合工程において再溶解することにより還元
し、再利用した。 【0054】(実施例1〜60)得られたブリケットA
−1、A−2、A−3、B−1、C−1、C−2を下記
被覆操作方法A、または、被覆操作方法Bによって表4
〜7に示した組成になるように表面被覆し、固形洗剤を
得た。この固形洗剤を目開き9.5mmの篩いと目開き
4.75mm篩いを用いて分級し、目開き9.5mmの
篩いを透過し、目開き4.75mmの篩いを透過しない
ものを製品とした。尚、目開き9.5mmの篩いを透過
しなかった固形洗剤と、目開き4.75mmの篩いを透
過した固形洗剤はスラリー配合工程に再溶解することに
より還元し、再利用した。 【0055】[被覆操作方法A]表4に示した量の各ブ
リケットをレーディゲミキサー((株)マツボー製、M
20型)に投入(充填率20%)し、主軸(120rp
m)の撹拌を開始した(ジャケット温度25℃、チョッ
パーは停止)。撹拌開始後直ちに液体バインダーの添加
を開始し、全量を5分で添加した。添加終了後、被覆成
分の全量を投入し、2分間撹拌を継続した。最後に最終
表面被覆剤の全量を添加して30秒撹拌し、さらに対製
品0.16%相当の香料を賦香しつつ30秒撹拌して、
固形洗剤を得た。 【0056】[被覆操作方法B]表4〜7に示した量の
各ブリケットを水平円筒型転動造粒機(円筒直径585
mm、円筒長さ490mm、容積131.7Lのドラム
内部壁面に、内部壁面とのクリアランス20mm、高さ
45mmの邪魔板を2枚有する)に投入(充填率15
%)し、20rpmで転動操作を開始した。転動操作開
始後直ちに液体バインダーの噴霧を開始し、全量を5分
で噴霧した。噴霧終了後、被覆成分の全量を投入し、4
分間転動操作を継続した。最後に最終表面被覆剤の全量
を添加して30秒転動し、さらに対製品0.16%相当
の香料を賦香しつつ30秒転動して、固形洗剤を得た。 【0057】(比較例1〜6)得られた各ブリケットを
目開き9.5mmの篩いと目開き4.75mm篩いを用
いて分級し、目開き9.5mmの篩いを透過し、目開き
4.75mmの篩いを透過しないものを製品とした。 【0058】(比較例7)表8に示した組成になるよう
にノニオン界面活性剤B及びゼオライト5%相当分を除
くすべての原料を実施例2で用いた水平円筒型転動造粒
機に投入(充填率15%)し、20rpmで転動操作を
開始した。転動操作開始後1分後にノニオン界面活性剤
Bの噴霧を開始し、全量を10分で噴霧した。添加終了
後、造粒物の平均粒径が6mmとなるまで転動操作を継
続し、最後にゼオライト2%相当分を添加して混合し、
固形洗剤を得た。この固形洗剤を目開き9.5mmの篩
いと目開き4.75mm篩いを用いて分級し、目開き
9.5mmの篩いを透過し、目開き4.75mmの篩い
を透過しないものを製品とした。 【0059】[製品外観評価]固形洗剤の外観を以下の
基準にしたがって評価した。 ◎:極めて美麗である ○:美麗である △:美麗とは言えないが許容できるレベル ×:外観が粗雑である 【0060】[溶解性試験]3000mlビーカーに所
定温度の水道水を入れ、ブリケット洗剤組成物25gを
投入し、10分間撹拌した。次に、溶け残りの洗剤粒子
をナイロン布上に取り出し、105℃で2時間乾燥し、
以下の式で表される溶解残渣を算出し以下の基準で評価
した。 式1 溶解残渣(%)=[(溶解残分の105℃ 2時間乾燥品(g)/25g)]×100 ◎:0%≦溶解残渣<1% ○:1%≦溶解残渣<5% △:5%≦溶解残渣<10% ×:10%≦溶解残渣 【0061】[製品収率]以下の式により製品収率を計
算した(80%以上が許容レベル)。 式2 製品収率[%]=(分級操作後製品とした固形洗剤量[kg])/(造粒機から 排出された全固形洗剤量[kg])×100 【0062】[臭気劣化性]外側からコートボール紙
(坪量:350g/m2)、ワックスサンド紙(坪量:
30g/m2)、クラフトパルプ紙(70g/m2)の3
層からなる紙を用いて、長さ15cm×巾9.3cm×
高さ18.5cmの箱を作製した。この箱に試料1.2
kgを入れ、50℃、85%RHの恒温恒湿室中に30
日間保存し、保存前と保存後の臭気を比較し、下記の基
準に従って評価した。 ○:ほとんど臭気の劣化がない。 △:やや臭気の劣化がある。 ×:かなり臭気の劣化がある。 【0063】[使用原料] ○α−SF−Na:下記製造方法によって得られた、C
14−16アルキル鎖をもつアルファスルホ脂肪酸ナト
リウム(純分65.6%とその他、メチルサルフェート
3.28%、硫酸ナトリウム1.31%、アルファスル
ホ脂肪酸ナトリウムのジ塩3.08%、メタノール1.
51%、未反応メチルエステル1.21%、水24.0
1%)、但し、このアルファスルホ脂肪酸ナトリウムは
洗剤組成物の製造工程中で7%相当分が、さらに洗剤組
成物の長期保存において25%相当分がアルファスルホ
脂肪酸ナトリウムのジ塩に変化することがある。 (製造方法)薄膜式反応装置(単管式、内径=10m
m、リアクター長さ=2.5m)により原料化合物とし
てミリスチン酸メチル(ライオンオレオケミカル(株)
製、パステルM−14)とパルミチン酸メチル(ライオ
ンオレオケミカル(株)製、パステルM−16)を重量
比で2:8で混合した脂肪酸メチルエステル(ヨウ素価
0.40、分子量264)を用い、 SO3ガス系設備
としては液体SO3を用い、希釈ガスとしては窒素ガス
を用い8%SO3含有不活性ガスとし、反応モル比(S
O3/メチルエステル)=1.2でガス吸収反応を薄膜
式反応装置で行ない、気液分離後、80℃、60分熟成
反応を行ない反応率=97%のスルホン酸を得た。次い
でメタノール20重量%対スルホン酸、35%過酸化水
素水(過酸化水素純分として2%対スルホン酸)を添
加、均一混合後、80℃―180分漂白反応を行った。
次いで水酸化ナトリウム水溶液により中和反応を行ない
47%濃度(界面活性剤濃度)の中和物を得、リサイク
ルフラッシュ濃縮によりメタノール(後工程で精留によ
り再利用)、水を蒸発させ65.6%濃度(界面活性剤
濃度)の濃縮中和物を得た。色調(5重量%エタノール
溶液を40mm光路長、No.42ブルーフィルターを
用いてクレット光電光度計で測定)は30であった。 ○LAS−K:ライポンLH−200(ライオン(株)
製)のカリウム塩 ○LAS−Na:ライポンLH−200(ライオン
(株)製)のナトリウム塩 ○AOS−K:下記の製造方法によって得られた、炭素
数14:16:18=15:50:35のα−オレフィ
ンスルホン酸カリウムとヒドロキシアルキルスルホン酸
カリウムの混合物(純分70%、αオレフィンスルホン
酸カリウム:ヒドロキシアルキルスルホン酸カリウムの
比率は7:3、残部は未反応α−オレフィン、硫酸ナト
リウム、サルトン、水酸化ナトリウム、水など) (製造方法)25℃のα―オレフィン(ダイアレン14
8、三菱化学(株)製)を970kg/hrの能力で連
続的にTOリアクター(TO―500、ライオン(株)
製、フィルム型反応器)内に投入し、内部でSO3ガス
と接触させることでスルホン化反応を行い、約35℃の
α−オレフィンスルホン酸と不純物(主にサルトン)を
含むスルホン化物を得た。このスルホン化物1370k
g/hrに対し苛性カリ630kg/hr(水分52%
水溶液)を添加して中和反応を行い、不純物を含むα−
オレフィンスルホン酸カリウムを得た。この不純物中の
サルトンを加水分解させるためシェルアンドチューブ型
熱交換器を通して温度を140℃まで加熱、更に、反応
蛇管中に1.4MPaのスチームを通して170℃に保
ち、加水分解を促進させた。その後、圧力1MPaでフ
ラッシュ濃縮・脱水を行い、水分を約27%にした。こ
うして得られたAOS−Kの純分は通常66〜74%
で、主成分はα−オレフィンスルホン酸カリウム(約7
0%)とヒドロキシアルキルスルホン酸カリウム(約3
0%)から成り、カラーは(10%溶液LK値)70、
遊離アルカリ分(KOH)1.8%(対AOS−K純
分)である。 ○AS−Na:サンノールDL−1130(ライオン
(株)製) ○石鹸:下記製造方法による脂肪酸ナトリウム (製造方法)40〜60℃の脂肪酸メチルエステル(パ
ステルM−C*O、ライオンオレオケミカル(株)製)
1576kg/h、40〜60℃の48%NaOH水溶
液445kg/h、水(ライオン千葉工場中水)336
kg/hを連続的にミキシングポンプに導入し、シェル
&チューブ型補熱器、及び予熱器で110〜130℃に
保ちながら、9〜10分間鹸化反応を進行させた(反応
率99.5〜99.8%)。ついで塔頂圧0.2〜0.
6kPa、塔頂温度98〜100℃にしたフラッシュ蒸
発装置に導入し、滞留時間40分で反応生成物であるメ
タノールを蒸発させた。最後にメタノールを取り除いた
石鹸をパドル型撹拌羽根を有する撹拌槽に導入し、滞留
時間140分で撹拌しながら98℃に保ちつつ80℃温
水を添加して、石鹸濃度が66〜67%になるように濃
度調整を行った。こうして得られた石鹸は、純分が66
〜67%であり、不純物として、約0.01%の脂肪
酸、約0.2%の未反応脂肪酸エステル、約0.2%の
NaOH、約0.4%のメタノールを含む。 ○ノニオン界面活性剤A:下記製造方法による、ダイア
ドール13(三菱化学(株)製)の酸化エチレン15モ
ル付加体 (製造方法)4リットルのオートクレーブ(耐圧硝子工
業(株)社製)中にダイヤドール13(三菱化学(株)
社製)400gおよび30%NaOH水溶液2.3gを
仕込み、オートクレーブ内を窒素置換し、撹拌しながら
昇温した(途中、温度100℃で30分間脱水をす
る)。次いで、温度を180℃、圧力を300kPaに
維持しながらエチレンオキサイド(EO:三菱化学
(株)社製)2200g(平均付加モル数:25モル相
当分)を導入し、ダイヤドール13とEOとの反応を行
った。最後に30分熟成し、ノニオン界面活性剤を得
た。ノニオン界面活性剤中の不純物はPEG約2.0
%、未反応アルコール約0.4%であった。 ○ノニオン界面活性剤B:下記製造方法による、ダイア
ドール13(三菱化学(株)製)の酸化エチレン15モ
ル付加体 (製造方法)4リットルのオートクレーブ(耐圧硝子工
業(株)製)中にダイヤドール13(三菱化学(株)
製)400gおよび30%NaOH水溶液2.3gを仕
込み、オートクレーブ内を窒素置換し、撹拌しながら昇
温した(途中、温度100℃で30分間脱水をする)。
次いで、温度を180℃、圧力を3atmに維持しなが
らエチレンオキサイド(EO:三菱化学(株)製)13
20g(平均付加モル数:15モル相当分)を導入し、
ダイヤドール13とEOとの反応を行った。最後に30
分熟成し、ノニオン界面活性剤を得た。ノニオン界面活
性剤中の不純物はPEG約2.0%、未反応アルコール
約0.7%であった。 ○ノニオン界面活性剤C:下記製造方法による、ダイア
ドール13(三菱化学(株)製)の酸化エチレン15モ
ル及び酸化プロピレン3モル付加体 (製造方法)4リットルのオートクレーブ(耐圧硝子工
業(株)製)中にダイヤドール13(三菱化学(株)
製)400gおよび30%NaOH水溶液2.3gを仕
込み、オートクレーブ内を窒素置換し、撹拌しながら昇
温した(途中、温度100℃で30分間脱水をする)。
次いで、温度を180℃、圧力を3atmに維持しなが
らエチレンオキサイド(EO:三菱化学(株)製)13
20g(平均付加モル数15モル相当分)を導入し、ダ
イヤドール13とEOとの反応を行い、30分熟成し
た。その後反応液を温度120℃まで冷却し、温度12
0℃圧力3atmを維持しながらプロピレンオキサイド
(PO:三菱化学(株)製)350g(平均付加モル数
3モル相当分)を導入し、反応を行なった。最後に30
分熟成し、ノニオン界面活性剤を得た。ノニオン界面活
性剤中の不純物はPEG約2.0%、未反応アルコール
約0.7%であった。 ○ノニオン界面活性剤D:下記製造方法による、パステ
ルM−181(ライオンオレオケミカル(株)製)の酸
化エチレン15モル付加体 (製造方法)4リットルのオートクレーブ(耐圧硝子工
業(株)社製)中にパステルM−181(ライオン
(株)製)400gおよび触媒(マグネシウム・アルミ
ニウム・マンガンの複合水酸化物を窒素雰囲気下800
℃で3時間熟成し、Mg/Al/Mnの複合酸化物にせ
しめたもの)1.2gと40%KOH水溶液0.12g
を仕込み、オートクレーブ内を窒素置換し、撹拌しなが
ら昇温した(途中、温度100℃で30分間脱水をす
る)。次いで、温度を180℃、圧力を3atmに維持
しながらエチレンオキサイド(EO:三菱化学(株)
製)899g(平均付加モル数15モル相当分)を導入
し、パステルM−181(ライオンオレオケミカル
(株)製)とEOとの反応を行なった。最後に30分熟
成し、ノニオン界面活性剤を得た。ノニオン界面活性剤
中の不純物はPEG約2.0%、未反応アルコール約
0.7%であった。 ○カチオン界面活性剤:エソカードC/12(ライオン
・アクゾ(株)製) ○両性界面活性剤:エナジコールL−30B(ライオン
化学(株)製) ○ゼオライト(4A型ゼオライト):シルトンB(水沢
化学(株)製)(純分80%) ○アクリル酸/マレイン酸コポリマー塩:アクアリック
TL−300(日本触媒(株)製)(純分40%水溶
液) ○炭酸カリウム:炭酸カリウム(粉末)(旭硝子(株)
製) ○炭酸ナトリウム:軽灰(旭硝子(株)製) ○亜硫酸ナトリウム:無水亜硫酸曹達(神州化学(株)
製) ○珪酸ナトリウム:JIS1号珪酸ナトリウム(純分4
5%水溶液) ○硫酸ナトリウム:中性無水芒硝RBK−13(日本化
学工業(株)製) ○ホワイトカーボン:トクシールN(非晶質シリカ)
((株)トクヤマ製) ○モンモリロナイト:中国製ベントナイトBPW−00
9(三菱商事(株)) ○過炭酸ナトリウム:SPC−D(三菱瓦斯化学(株)
製) ○OBC:4−デカノイルオキシ安息香酸(三井化学
(株)製) ○蛍光剤:チノパールCBS−X(チバスペシャリティ
ケミカルズ) ○PEG600:PEG#600(ライオン化学(株)
製) ○PEG200:PEG#200(ライオン化学(株)
製) ○セルロース顆粒:Arbocel−TF−30−HG
(レッテンマイアー社製)(平均粒子径700〜800
μm) ○クエン酸ナトリウム:クエン酸三ナトリウム二水和物
(試薬一級)(純正化学(株)製)(平均粒子径400
μm) ○ショ糖:サッカロース(試薬一級)(純正化学(株)
製)(平均粒子径300μm) ○酵素:サビナーゼ18T(ノボ・ノルデイスクバイオ
インダストリー製) ○香料:デカナール 0.5質量%(以下%)、 オク
タナール 0.3%、ヘキシルシンナミツクアルデヒド
10.0%、 ジメチルベンジルカルビニルアセテー
ト 8.0%、 レモン油 3.0%、 リリアール
6.0%、 リラール 2.0%、 リナロール 5.
0%、 フェニルエチルアルコール 7.5%、 トナ
リド 2.0%、 o−tert−ブチルシクロヘキシ
ルアセテート 3.0%、 ガラクソリド 50 BB
2.0%、 リナスコール 2.5%、 ゲラニオー
ル 1.0%、 シトロネロール 2.0%、 ジャス
モランジ 2.0%、 メチルジヒドロジャスモネート
5.0%、 ターピネオール 1.0%、 メチルヨ
ノン 3.0%、 アセチルセドレン 5.0%、レモ
ニトリル 1.0%、 フルイテート 1.0%、 オ
リボン 1.5ベンゾイン 1.0%、 シス−3−ヘ
キセノール 0.5%、 クマリン 2.0%、 ダマ
セノン 0.2%、 ダマスコン 0.3%、 ヘリオ
ナール1.5%、 ヘリオトロピン 1.5%、 アニ
スアルデヒド 2.5%、 ガンマーウンデカラクトン
0.8%、 バグダノール 1.2%、 トリプラー
ル 0.5%、 スチラリルアセテート 1.5%、
キャロン 0.1%、ペンタリド 3.0%、 オキサ
ヘキサデセン−2−オン 2.9%、 エチレンブラシ
レート 6.2%、 注:BBはベンジルベンゾエートを意味する。 【0064】[処方例]本発明におけるその他処方例を表
9に示す。 【0065】 【表4】 【0066】 【表5】 【0067】 【表6】【0068】 【表7】 【0069】 【表8】 【0070】 【表9】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】洗剤原料をブリケッティングした後、得ら
れたブリケットを無機粉体を含む被覆剤で被覆したこと
を特徴とする固形洗剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001323063A JP2003129095A (ja) | 2001-10-22 | 2001-10-22 | 固形洗剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001323063A JP2003129095A (ja) | 2001-10-22 | 2001-10-22 | 固形洗剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003129095A true JP2003129095A (ja) | 2003-05-08 |
Family
ID=19140009
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001323063A Pending JP2003129095A (ja) | 2001-10-22 | 2001-10-22 | 固形洗剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003129095A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007532753A (ja) * | 2004-04-15 | 2007-11-15 | イーコラブ インコーポレイティド | 固体化マトリックス用バインディング剤 |
| JP2009108165A (ja) * | 2007-10-29 | 2009-05-21 | Kao Corp | 洗剤粒子 |
| JP2009108164A (ja) * | 2007-10-29 | 2009-05-21 | Kao Corp | 洗剤粒子 |
| JP2009249511A (ja) * | 2008-04-07 | 2009-10-29 | Kao Corp | 洗剤粒子 |
| JP2014015536A (ja) * | 2012-07-09 | 2014-01-30 | Kao Corp | 洗剤粒子の製造方法 |
-
2001
- 2001-10-22 JP JP2001323063A patent/JP2003129095A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007532753A (ja) * | 2004-04-15 | 2007-11-15 | イーコラブ インコーポレイティド | 固体化マトリックス用バインディング剤 |
| JP2009108165A (ja) * | 2007-10-29 | 2009-05-21 | Kao Corp | 洗剤粒子 |
| JP2009108164A (ja) * | 2007-10-29 | 2009-05-21 | Kao Corp | 洗剤粒子 |
| JP2009249511A (ja) * | 2008-04-07 | 2009-10-29 | Kao Corp | 洗剤粒子 |
| JP2014015536A (ja) * | 2012-07-09 | 2014-01-30 | Kao Corp | 洗剤粒子の製造方法 |
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