JP2003132143A - 臨床検査システム - Google Patents

臨床検査システム

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JP2003132143A
JP2003132143A JP2001324385A JP2001324385A JP2003132143A JP 2003132143 A JP2003132143 A JP 2003132143A JP 2001324385 A JP2001324385 A JP 2001324385A JP 2001324385 A JP2001324385 A JP 2001324385A JP 2003132143 A JP2003132143 A JP 2003132143A
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JP2001324385A
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English (en)
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Masayasu Yamagata
縣 正 靖 山
Hideaki Someya
谷 英 明 染
Takashi Motohashi
橋 孝 本
Masahiro Kono
野 雅 弘 河
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Jeol Ltd
Jeol System Technology Co Ltd
Original Assignee
Jeol Ltd
Jeol System Technology Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インターネットを使用した癌、心臓発作、脳
卒中等への総合的な臨床検査システムを提供する。 【解決手段】 ホームページに関わるシステム10と品
質保証システム6等を含むアクセスネットワーク1、各
種検査装置を含む検査装置ネットワーク7、及び、デー
タ処理システムと判定・ガイダンスシステム等を含む検
査データ情報処理ネットワーク8を備えている。検査装
置ネットワーク7は、数値データ系検査装置3A,画像
データ系検査装置3B及び問診データ系検査装置3Cを
インターネットで連結して成り、ユーザーがホームペー
ジを通じて検査装置ネットワーク8にアクセス出来るよ
うに成し、検査装置ネットワーク8に属する各種検査装
置の検査機能を組み合わせることにより各種検査メニュ
ーを作成し、ホームページに掲載するように成す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、インターネットを使用
した臨床検査システム及び臨床検査方法に関する。
【0002】
【従来の技術】医療技術並びに関連した医療装置、医薬
品、医療検査技術及び医療検査装置の発展は目覚ましい
ものがあり、それまで不可能とされてきた医療及び検査
が可能となり、更に、急速な発展が期待されている。
【0003】一方、この様な技術及び装置の高度化に伴
って技術及び装置の専門化及び分業化が進んでおり、且
つ、医療装置、医薬品、及び医療検査装置の価格が高騰
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この様な状況下におけ
る医療機構及び医療設備の利用に当たって、次の様な問
題がある。 (1)患者(個人)に対する問題 個人が予防健康検査を受ける場合、或いは、個人が患者
として医療診断の前に医療検査を受ける場合、医療技
術,検査技術,医療装置及び検査装置等の専門化及び分
業化が進んだ為に、どこで、どのような検査を受ければ
よいのかが分からない。例えば、突然死の原因の多くを
占める癌、脳卒中、心臓発作等の予防検 査を受け
る場合、複数の診療科において、何度も予約を取る、別
々の検査 を受け為に何度も病院に出向く、各検査
の度に長く待つ、何度も別々の診 療科で検査を繰
り返す、といった状況が現実で、時間と費用が著しく掛
か る。特に、高価な新技術を備えた装置による検
査を受ける場合、希望して から実際に検査が行わ
れるまでの待ち時間が極めて長く、且つ、その検査
料も可成り高いものとなる。この様な状況から、手遅
れになる場合が発生する恐れがある。 (2)健康保険組合等の問題 医療の高度化も一因となって医療支出が増大し、健康保
険組合等の財政が悪化している。 (3)医療機関の問題 前記技術及び装置等の専門化及び分業化に伴う業務の複
雑化により経費が増加し、又、医療装置及び検査装置の
高額化が償却負担を増加させ、医療機関の財政が悪化し
ている。
【0005】(4)その他の問題 前記(1)の状況から、個人や患者が高価な新技術を備
えた装置による検査を受ける頻度が低く、その為、この
様な高額の検査装置は稼働率が低くなる。従って、高価
な新技術を備えた装置は償却負担が大きくなることか
ら、高価な新技術を備えた装置の医療機関への導入が遅
れる。
【0006】新検査技術の進展に伴い、個人のプライバ
シー保護、インフォームドコンセントの適用、医療倫理
ガイドラインへの準拠、及び高度な検査技術実施に対す
る品質保証の重要性と複雑性が増大し、これまでの文書
と検査従事者の熟練に頼った対処では正確性と迅速性が
期待出来なくなった。
【0007】本発明はこの様に問題を解決することを目
的としたもので、新規な臨床検査システム及び臨床検査
方法を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に基づく臨床検査
システムは、各種検査装置をインターネットで連結して
成る検査装置ネットワーク、ユーザーが該検査装置ネッ
トワークにアクセス出来るように成したホームページを
備え、前記検査装置ネットワークに属する各種検査装置
の検査機能を組み合わせることにより、例えば、三大突
然死の一括検査を含む各種検査メニューを作成し、前記
ホームページに掲載するように成したことを特徴とす
る。
【0009】本発明に基づく臨床検査方法は、ホームペ
ージに関わるシステムと品質保証システム等を含むアク
セスネットワーク、各種検査装置を含む検査装置ネット
ワーク、及び、データ処理システムと判定・ガイダンス
システム等を含む検査データ情報処理ネットワークを備
えたことを特徴とする。本発明に基づく臨床検査方法
は、実装手順機構、ガイドライン機構、アクセス機構実
装機構、電子商取引機構、プライバシー保護機構、イン
フォームドコンセント適用機構、コンプライアンスサー
ビスレベル機構、検査項目実装機構、検査メニュー実装
機構、検査装置実装機構、検査試薬実装機構、検査デー
タ処理実装機構、検査精度管理実装機構、検査ルーチン
実装機構、ユーザーへの検査結果判定機構、ガイダンス
作成機構の実装機構、ダブルチェック機構を備えたこと
を特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。
【0011】図1は本発明に基づく診療検査システムの
1概略例を表したものである。
【0012】図中1はユーザー(例えば、個人,契約団
体,開業医,一般病院,診療科医師等)、2はコンピュ
ーター、3は検査装置である。
【0013】検査装置3は、数値データ系装置3A
(例.血圧計,体重計,血液検査装置,免疫検査装置,
ガンマーカー検査装置,検便装置,検尿装置等)、画像
データ系装置3B(例.X線撮影装置,心電計,超音波
装置,心エコー図獲得装置,CT(Computed Tomograph
y),MRI(Magnetic Resonace Imaging)等)及び問
診データ系装置3C(インターネット問診機構等)から
成る。
【0014】コンピューター2はアクセスIT機構4,
電子商取引機構5(以後、EC機構と称す)及び品質保
証IT機構6を備えている。
【0015】アクセスIT機構4は、インターネットを
通じて、ユーザー1が各種の広範囲の予防健康検査に一
括してアクセス出来るようにした機構である。
【0016】即ち、ユーザー1のニーズが高い、例え
ば、癌,心臓発作,脳卒中等の一括予防検査に使われる
各種の検査装置をネットワークに連結し、その検査ネッ
トワークにアクセスするインターネットのアクセスホー
ムページをユーザーに対して開く様にしている。
【0017】従って、ユーザー1はアクセスホームペー
ジへ1回アクセスすることにより、一般健康検査から、
癌,心臓,脳の一括検査に至る検査メニューの説明、問
診、検査予約、検査結果の回答及びガイダンス等を受け
ることが出来る。
【0018】EC機構5は、分散している各種の検査装
置3の空き時間をインターネットにより集中管理し、各
種の検査装置3の空き時間をユーザー1が求める一括予
防検査等の検査メニューにまとめ、ユーザー1が何時で
も自由にアクセス出来るようにインターネットのホーム
ページに案内したり、ユーザーがホームページを通じて
検査が予約出来るようにした機構である。又、検査料金
の決済、若しくは検査料金に対するローンの紹介をイン
ターネットを通じて提供する。
【0019】品質保証IT機構6は、検査の予知技術が
向上する際に問題となる、プライバシー保護,インフォ
ームドコンセント,医療倫理コンプライアンス,及び検
査運用技術の品質等の品質保証にコンピューターを通じ
て答える機構である。
【0020】品質保証IT機構6は、プライバシー保護
機構6A,インフォームドコンセント機構6B,コンプ
ライアンスサービスレベル機構6C,及びガイドライン
機構6Dから成る。
【0021】先ず、プライバシー保護機構6Aは、検査
を受けた事及び検査結果を保護の対象とし、次の4つの
方式をインターネット上で可能にしている。
【0022】a.インターネットでのアクセスと結果回
答をパスワードにより保護する方式 b.インターネット暗号鍵方式 例えば、検査前に暗号鍵をユーザーに渡しておき、パス
ワードでインターネットを開き、検査機関から着信があ
ったことが分かったら、暗号鍵を送信して情報を受け取
る。
【0023】c.匿名インターネット問診端末方式 検査機関に匿名でインターネット問診を受けたい場合、
個人のインターネットを使用するとアドレス経由で自分
を知られる恐れがある。そこで、例えば、採血場所等に
インターネット問診の匿名端末を設置することにより、
匿名での問診,問診の結果及びガイダンスを受けること
が可能となる。
【0024】d.診断者ユースパスワード方式 個人が、診断を受けた診断者(例えば、開業医,一般病
院,診療科医師等)を経由して検査を受け、診断者が検
査結果を診療に使用する場合、診断者のパスワードがな
ければ検査結果が診断者にオープンされない。
【0025】次に、インフォームドコンセント機構6B
は、その時点における医療倫理に基づいて、予防検査を
実施する前に、所定の形式を守ったインフォームドコン
セント(検査の内容及び検査結果を得た後の影響を考慮
し、それらをユーザーが承知した上で検査の実施に同意
した旨を所定の形式で得る)をユーザー1から得ること
を検査実施の条件とする(例えば、現時点における遺伝
子診断等)事を実行させるものである(現時点では、遺
伝子診断を行う場合)。
【0026】この機構を設ける場合、検査項目毎にイン
フォームドコンセントの対象になるか否かを後述するガ
イドライン機構6Dで定め、予約機構に条件設定する。
【0027】又、インフォームドコンセントの対象の検
査項目に対し、所定のインフォーム内容をガイドライン
機構6Dで定め、検査予約の前に、アクセスIT機構4
の中で、順次ユーザー1に提示する。その際、インフォ
ームドコンセント機構は、ユーザーがインフォーム内容
を理解した後、検査を受ける意思表示したら(検査を受
けるコンセントのインプットを行う)、検査予約のプロ
セスへ進めるようにする。
【0028】次に、コンプライアンスサービスレベル機
構6Cは、検査業務はその時点での医療倫理コンプライ
アンスで許容される業務範囲を守らねばならない点を考
慮し、ユーザーに検査サービスするレベルを設定し、そ
の検査分野がどのレベルかを決定し、そのレベルのサー
ビスが行われる様にするものである。例えば、次の4つ
のレベルが用意されている。尚、検査技術毎にこのレベ
ルを定め、後述するガイドライン機構6Dに入力し、検
査メニューの各検査に対して出力されるようにする。
【0029】a.レベル1:解説及びガイダンス 検査方法の内容の解説、及び診断の予算目処を解説・ガ
イダンスする。
【0030】b.レベル2:レベル1+次の精密検査の
方法の紹介 既に実施した検査結果の判定から、次に受けると良いと
思われる精密検査の方法を勧める。 c.レベル3:レベル2+次の精密検査の実施医療機関
の紹介 d.レベル4:検査の実施 次に、ガイドライン機構6Dは、提供する検査項目や検
査メニューには多数の技術,守るべき基準,運用規定が
あり、又、検査の流れの中でこれらの位置づけを明らか
にして運用する必要があり、一方、提供する検査項目や
検査メニューには変更があり、何れかの変更は他方へ影
響を及ぼすことから、これらの正確を期すために設置さ
れたものである。
【0031】ガイドライン機構は検査メニューに係る多
数の項目等をまとめて表示する原簿機能を果たすもの
で、検査項目若しくは検査メニュー等を新設,変更若し
くは廃棄する場合には、この機構にインプットされ、検
査項目の内部と外部監査、或いは、内容の検索を行う場
合には、この機構によりガイドラインとして全てが開示
される。尚、検査項目の新設,変更若しくは廃棄を行う
場合には、ガイドライン機構6Dの内容を一旦実装IT
機構6Eに移し、該実装IT機構により新設,変更若し
くは廃棄内容を関連する検査装置及び検査システムに実
装する。又、正確を期すために、ガイドライン機構6D
は、原簿と、各検査装置及び検査システムのオペレーシ
ョン内容との照合を行う。
【0032】さて、図1に示す診療検査システムをネッ
トワークの点から見ると、図2に示す様に、検査装置ネ
ットワーク7,検査データ情報処理ネットワーク8,及
びアクセスネットワーク9の三つのネットワーク機構か
ら構成されている。
【0033】検査装置ネットワーク7には、前記検査装
置3、即ち、数値データ系装置3A(例.血圧計,体重
計,血液検査装置,免疫検査装置,ガンマーカー検査装
置,検便装置,検尿装置等)、画像データ系装置3B
(例.X線撮影装置,心電計,超音波装置,心エコー図
獲得装置,CT(Computed Tomography),MRI(Mag
netic Resonace Imaging)等)及び問診データ系装置3
C(インターネット問診機構等)が含まれている。
【0034】検査データ情報処理ネットワーク8には、
データ処理、判定・ガイダンス、総合判定・ガイダン
ス、次の医療診断へのガイダンスを行うシステムが含ま
れている。
【0035】アクセスネットワーク9には、ホームペー
ジに関わるシステム10、前記品質保証機構6が含まれ
ている。尚、品質保証機構6の内、前記ガイドライン機
構6D及び実装IT機構6Eは全てのネットワークに関
わる。
【0036】次に、数値データ系装置3A、画像データ
系装置3B及び問診データ系装置3C各々における、検
査装置ネットワーク,検査データ情報処理ネットワー
ク,及びアクセスネットワークについて説明する。
【0037】図3は数値データ系装置3Aのネットワー
ク機構の概略を示している。
【0038】図中11は検査装置ネットワーク機構で、
複数種類、複数台の検査装置がインターネットにより連
結されており、インターネットを通じて指示が与えられ
ことにより、次の点を実現する。
【0039】(1)例えば、試料が血液の場合、一回の
採血で、例えば、生化学系、免疫系、 癌マーカ
ー系の三つ専用検査装置各々で多数種類(例えば、20
〜30 種類)の検査を行い、一度で総合検査結
果を得る。尚、血液を希釈する ことにより、少
量の血液を少量の試薬で検査する希釈化技術が進むと、
希釈型の検査装置が採用され、1回の少量採血
で、多数の検査が実現出 来、個人は何度も検査
を受ける必要がなくなる。 (2)複数の検査装置をインターネット指示で稼働率を
上げ、償却負担を軽減する。尚、トラブル発生時には他
の検査装置でバックアップし、無停止検査を実現する。
【0040】(3)インターネットにより検査精度管理
等の集中メンテナンスを行い、メンテナンスの正確性を
上げると共にメンテナンスコストを削減する。 (4)ルーチン大量検査と緊急割り込み検査の運用をイ
ンターネットにより制御して該両検査の効率稼働を実現
する。
【0041】図中12は検査データ情報処理ネットワー
ク機構で、各検査装置のデータ処理を行うと共に、イン
ターネットによりホストコンピューター13に検査デー
タを送り、次の様なデータ処理を実現する。
【0042】(1)各検査装置のデータを処理した検査
データを統合し、個人の総合検査結果を作成する。尚、
総合検査結果の作成の際、図示しないが、検査判定リス
ト(例えば、検査判定エキスパートシステムのツリー構
造等)を使用する。
【0043】(2)その個人の過去の検査データをデー
タベース14から読み出し、新しい検査データとの比較
判定を行う。
【0044】(3)或る項目に異常が発見された場合、
多数の検査データから、異常項目と臨床医学的に関連性
のある項目のデータを、予め指定された方式に従って自
動的に収集し、診断補助用のデータリスト(図示せず)
を作成する。
【0045】(4)検査結果をデータベース14に格納
する。
【0046】(5)インターネットにより検査に関わる
業務を集中,自動処理してコストを削減する。
【0047】図中15はアクセスネットワーク機構で、
装置ネットワーク機構11及び検査データ情報処理ネッ
トワーク機構12に対するユーザー1のインターネット
による電子アクセス機構とEC機構を含む。
【0048】個人の臨床検査を行う場合、個人が直接イ
ンターネット経由で申し込むルート、契約団体や開業医
からインターネット経由で申し込むルート、病院の各診
療科からインターネット経由で申し込むルートがある。
その為、先に説明した様に、診療検査システムは、これ
らのユーザー1に対して、案内ページ、申し込み/予約
ページ、問診ページをインターネットホームページ10
でオープンしている。
【0049】又、先に説明した様に、診療検査システム
はネットワークで連結された各検査装置の空き時間を管
理し、申し込みとマッチングさせて検査予約を行い、イ
ンターネットを通じてユーザー1に回答するようになっ
ている。
【0050】又、採血,採尿,採便等の検査試料の取り
扱いには、郵送方式と採取方式があり、ユーザー1はイ
ンターネットでの申し込みの際、何れかの指定を受け
る。尚、郵送方式では、インターネット申込者に採血容
器等を郵送し、採取後送り返してもらう。一方、採取方
式では、特定のアクセス性の良い場所、或いは、開業医
院内、或いは病院内に採取ステーションを設置し、何れ
もインターネットで接続されるように成してある。
【0051】又、検査結果及び次の精密検査ガイドライ
ン等はインターネット或いは郵送にて伝達する。
【0052】尚、利用料金は検査データ情報処理ネット
ワーク機構12で計算され、ユーザー1はインターネッ
トのEC機構による方式等によりその利用代金を支払
う。
【0053】図4は画像データ系装置3Bのネットワー
ク機構の概略を示している。
【0054】図中21は検査装置ネットワーク機構で、
図3の11に対応するものである。尚、この画像データ
系装置のMRI,CT/各X線撮影装置,超音波装置
は、それぞれ、磁気線,X線,超音波等のビームを、
脳,肺,血管等の検査対象に照射し、その透過ビーム,
反射ビーム等を感光板,蛍光板,フォトマル素子,CC
D等で捕獲し、それに基づいて検査体の二次元若しくは
三次元の画像を作成し、目視観察又はコンピューター認
識ソフトウェアーによって正常/異常を検査するもので
ある。但し、心電計等は画像データ(波形図)と数値デ
ータの両方が得られる。
【0055】この様な検査装置ネットワーク機構に含ま
れる多くの検査装置は高性能で高価であり、第1に治療
目的による使用が優先されるが、インターネットで連結
することにより使用頻度を上げるように成している。即
ち、これらの高性能検査装置は、導入した医療機関の使
用形態により使用時間が制約されている。そこで、これ
らの高性能検査装置をインターネットで連結することに
より、各検査装置を複数の医療機関若しくは複数の検査
機関で共用する検査装置ネットワークを成している。
【0056】この様な高性能検査装置をインターネット
で連結して複数の医療機関で利用する仕組みにより、稼
働時間を特定医療機関の使用形態より長時間に設定する
ことが出来る。
【0057】又、稼働時間の中で空き時間を共同利用で
埋める仕組みを作ることにより稼働率が上昇し、採算が
良くなり、個人の利用料金も下がる。そして、それによ
り、検査装置の設置台数が増えて個人の予防検査の利用
も増える。
【0058】図中22は検査データ情報処理ネットワー
ク機構で、図3における検査データ情報処理ネットワー
ク機構12と同じ様に、各検査装置のデータ処理を行う
と共に、インターネットによりホストコンピューター2
3に検査データを送り、図3における検査データ情報処
理ネットワーク機構12と同様のデータ処理を実現す
る。又、検査データ情報処理ネットワーク機構22は、
その他に、次の様な機能も果たす。
【0059】(1)自動異常検出 各検査装置から得られた画像データをデジタル画像デー
タに変換し、 拡大,体格差補正等の加工処理を
加えた上で、ホストコンピュータ23 において
異常検出ソフトにより異常箇所を自動的に検出する。こ
の様な 自動化により、異常検出分解能が0.1
mmレベルの精密検査を終日連 続して行い、そ
れにより、人的検査の作業時間を削減する。
【0060】(2)自動異常分類 各検査装置において検出された過去の症例の画像データ
をデータベー ス24に格納しておき、前記
(1)で検出された異常箇所の画像データ と、
該箇所に対応した箇所の画像データをデータベース24
から読み出 した該箇所に対応した箇所の各症例
画像データとを順次照合し、類似す る症例を検
索する。この様な検索により、前記(1)で検出された
異常 箇所の画像データを分類付けする。尚、分
類付けされたデータは参考デ ータとして提供さ
れると共に、次の精密検査及び医療診察(例えば、内
視鏡受診)を勧める上での所見に使用される。
【0061】図中25はアクセスネットワーク機構で、
図3に示すアクセスネットワーク機構15と同様、装置
ネットワーク機構21及び検査データ情報処理ネットワ
ーク機構22に対するユーザー1のインターネットによ
る電子アクセス機構とEC機構を含む。尚、アクセスネ
ットワーク機構25の機能は、図3に示すアクセスネッ
トワーク機構15と同様なので説明を省略する。
【0062】次に、問診データ系検査について説明す
る。
【0063】個人が予防健康検査を定期的或いは臨時に
受ける時、用紙記入方式の問診にデータ(例.本人病
歴,家族病歴,現在の健康状態,診断状況等)を記入す
る場合が多いが、本発明における問診データ系検査で
は、以下の様なインターネット機構を採用する。
【0064】問診検査をインターネットを通じて、何時
でも、何処でも(例えば、自宅或いは携帯電話等により
任意の場所から)、匿名でも容易な電子アクセスが出来
る様にしする。即ち、生活環境の悪化や、体調の変化に
気づいた時等、何時でもインターネット問診にアクセス
して専門家が設計した問診に答えると、その問診データ
を自動分析して適切な検査を薦めたり、或いは、直ぐに
検査の予約を取る電子商取引の仕組みに連結するように
する。この結果、手遅れの事態の発生が軽減されること
になる。
【0065】図5は問診データ系検査装置のネットワー
ク機構を示したもので、31は問診データ系検査装置ネ
ットワーク機構で、問診パーソナルコンピューター(以
後、問診PCと称す)31Aを備えている。
【0066】この問診PCは、少なくとも、次の4つの
機能を備えている。
【0067】(1)問診ソフトを格納している。
【0068】(2)アクセスネットワーク機構35のホ
ームページ10に開かれた問診に対してインターネット
を通じて回答したユーザー(この場合は、主に個人)
1のデータをインプット出来る。
【0069】(3)回答データを問診ソフトにより分析
し且つ問診結果を作成する。
【0070】(4)インターネットを通じて個人1に問
診結果を返す。尚、図に示す様に、この問診PC31A
の下位に、内科問診PC31B1,脳外科問診PC31
B2,……………,等、複数の診療科別のPCをネット
ワークで繋ぐ事も出来る。
【0071】32は問診データ系の検査データ処理ネッ
トワーク機構で、次の様な機能を有する。
【0072】個人1がインターネットでホームページ1
0上に問診検査ページを開くと、受付確認の上で、ホー
ムページ上に質問ページが開かれるようにし、個人1が
回答をインプットすると、回答データを自動分析して次
の質問を選択し、個人に次の質問ページがホームページ
上に開かれるようにする。そして、設計された全ての質
問に対する回答が終わったところで、回答データを総合
分析し、直ちにインターネットを通じて個人1に問診結
果が返されるようにする(図6は問診内容の例を示
す)。
【0073】尚、質問の途中で、別の診療科の問診シス
テムに移行する構成を取る事が出来るようになってい
る。又、その個人の過去の回答データ/結果データがデ
ータベース34に貯蔵されている場合、そのデータと新
たな回答データとを照合し、問診結果を作成する構成を
取れる様に成っている。又、問診データをデータベース
34中の個人のデータベースに格納出来るようになって
いる。
【0074】アクセスネットワーク機構35は、基本的
には図3及び図4に示すアクセスネットワーク機構と同
様のものである。尚、問診ソフトを設計する医療機関は
インターネットを通じて最新ソフトをメンテナンス出来
るように成っている。
【0075】尚、匿名方式でインターネットを通じての
問診を受ける場合には、個人が匿名問診端末機(図示せ
ず)を介してホームページにアクセスすることになる。
【0076】次に、検査ルーティン機構について説明す
る。
【0077】以上説明した検査機構ネットワークがユー
ザー1に提供する検査業務は、一連の検査項目を、各検
査装置,各検査試薬及び各データ処理方法を用いて、順
次、問診,判定/ガイダンス、一般検査,判定/ガ
イダンス、特定部位項目の精密検査、総合判定/総
合ガイダンス、医療診断へのガイダンス、と流れを追
って検査を深めていくものであるが、この流れ、即ち、
検査のルーティンをシステム化するのが検査ルーティン
機構である。
【0078】この検査ルーティン機構は、検査メニュー
毎に特有のものが用意されている。
【0079】例えば、図7は癌検査メニューの検査ルー
ティンを示しており、このルーティンについて説明す
る。尚、図7において、左側の縦方向に検査ルーティン
の各検査項目名が記載されており、右側の最上欄横方向
に部位名が記載されており、各部位の検査に必要な項目
名に対応するところに○印が記載されている。又、一番
右側の縦方向の欄には、その他の部位名の具体名を記載
している。
【0080】先ず、検査業務で出来る事と、医療診断の
領域に入る事を分ける。又、医療倫理コンプライアンス
から、検査業務で許容される範囲をコンプライアンスサ
ービスレベルとして、次の4つのレベルを設定し、検査
項目毎に設定する。
【0081】(1)レベル1:検査の方法の解説に留め
る。
【0082】(2)レベル2:検査判定として、次の精
密検査を専門医に受けるよう勧めることに留める。
【0083】(3)レベル3:専門医を紹介する。
【0084】(4)レベル4:検査業務として検査を実
施する。
【0085】以下、ルーティン〜について順次説明
する。
【0086】(イ)ルーティン(インターネット問
診)について プライバシー保護措置を取った上で、問診内容に、癌予
防での問診に癌に関連の深い自覚症状を例示する。家族
病歴の例示に遺伝性のある部位の癌を加える。危険因子
の増加、緊急変化の問診を行う。
【0087】問診の結果、癌関連の自覚症状がある、或
いは、遺伝性癌の家族病歴がある場合には、関連の前癌
症状の生化学検査項目を検査する。関連の癌マーカー検
査を行う。遺伝子診断の内容をガイダンスする。
【0088】尚、ストレス,働き過ぎ等が危険因子とな
り、しかも急性で進行癌に転移する部位の癌があり、こ
の様な癌は定期健康検査診断で発見されても手遅れにな
る危険性がある。そこで、インターネット問診でストレ
スや過労の報告があった場合には、他に危険因子が出て
いないか一般健康検査項目でトレースし、更に、前癌症
状検査/癌マーカー検査を勧める。
【0089】(ロ)ルーティン(一般検査)について 胃,食道,肺のX線撮影や検便、乳部,前立腺の触診な
どの項目に異常が判定されたら、異常部位に応じて、前
癌症状検査,癌マーカー検査,マンモグラフィー,ヘリ
カルCT検査を勧めたり、医療診断若しくは内視鏡検査
を勧める。
【0090】(ハ)ルーティン(精密検査)について 前癌症状の生化学検査において前癌症状と判定された
ら、次の精密検査(例.内視鏡検査)の専門医を紹介す
る。
【0091】癌マーカー検査(例えば、ESR(Electr
on Spin Resonance)免疫検査装 置)において発
癌の危険が検出されたら、専門医の医療診断を勧める。
【0092】(ニ)ルーティン(総合判定/ガイダン
ス)について 以上の問診、一般検査、精密検査の判定を総合し、癌に
なりやすい状態にある、或いは発癌の危険性があると判
定されたら、医療診断を勧めるか、 内視鏡検査を
勧めるか、或いは、遺伝子診断のガイダンスを勧める。
尚、 遺伝子診断に行う場合には、プライバシー保
護を厳重に行ない、遺伝子診 断の内容の解説/ガ
イダンスに留める。この解説/ガイダンスは、例えば、
次の様な内容の範囲で行う。 (a)遺伝子診断はインフォームドコンセント適用の対
象である。 (b)或る部位の発癌は、幾つもの癌遺伝子、癌抑制遺
伝子に次々 傷が付くと起きる。 (c)或る部位に対する複数の癌関連遺伝子の幾つかが
傷ついても、 残りの遺伝子に傷を付ける事を避け
る生活を行うか、関連する 癌マーカー検査を定期
的に行い、異変が検知されたら医者の診 断に従っ
て抗ガン剤を服用する。 (d)遺伝子診断により発症前にリスクを予知出来る癌
の解明は未だ 限られているが、解明されている部
位に不安がある場合、早期 診断により、発癌を予
防する積極的姿勢が大事である。
【0093】(ホ)拡張ルーティン(遺伝子診断を検査
機構内で行う)について 染色体形状検査、塩基配列検査、癌遺伝子,癌抑制遺伝
子,DNA修復機構の検査等がある。
【0094】次に実装IT機構(図1の6E)について
説明する。
【0095】予防健康検査の技術は進歩を続けるもの考
えられるが、より多くのユーザーがこれらの技術を利用
出来る仕組みを作る必要がある。又、次の各事項を正確
に行う必要がある。
【0096】a.新しい検査方法,検査装置,検査試薬
を正確に実装し所定精度を維持する。
【0097】b.検査の公的な基準の改定を正確且つ迅
速に実装する。
【0098】c.ユーザーへの検査結果回答とガイダン
スのガイドラインに準拠する。
【0099】d.検査従事者の技術理解を確実にする。
【0100】e.検査従事者の技術運用の品質保証を行
う。
【0101】f.ユーザーへのプライバシー保護を行
う。
【0102】g.検査業務のコンプライアンスに準拠す
る。
【0103】h.免許,資格を遵守する。
【0104】これらの課題を今までの様に文書や人的な
修練に依存していては正確性と迅速性を期し難い。そこ
で、本発明の例では、前述した各IT機構によってコン
ピューター処理を導入して実現しているが、これらのI
T機構は多技に亘り、且つ、仮に一箇所で新技術の実装
を誤れば連鎖して欠陥が広まる危険性を有するので、こ
れらのIT機構に正確に検査技術を実装するために実装
IT機構が設けられている。
【0105】実装IT機構が実装の対象とする技術は、
検査分野別の検査方法,検査装置,検査試薬,検査デー
タ処理技術,検査精度管理技術であり、実装IT機構は
これらの技術を新設,変更,廃棄(以後、これらをまと
めて変化と称す)する場合に用いられる。
【0106】この実装IT機構は、次の構成部門から成
る。
【0107】a.実装手順管理機構 構成部門に変化がある場合、手順通り実装したかどうか
をチェック/管理する。
【0108】b.ガイドライン機構 全ての検査項目,検査メニューの構成部門の原簿で、何
れの変化も先ずここに登録する。
【0109】c.アクセス機構実装機構 アクセス機構に組み込むべき事項を実装する。
【0110】d.EC機構実装機構 EC機構に組み込むべき事項を実装する。
【0111】e.プライバシー保護機構 ユーザーの要請がある場合に、アクセス行動,ユーザー
への回答等にプライバシー保護を作動させる機構へ実装
する。
【0112】f.インフォームドコンセント適用機構 指定された検査項目に所定のインフォームドコンセント
を実施する。
【0113】g.コンプライアンスサービスレベル機構 ガイドラインで指定されたコンプライアンスサービスレ
ベルを検査項目毎に検査の実施,回答,ガイダンスの内
容に反映させる。 h.検査項目実装機構 検査項目を変化させる時に、装置,試薬,結果判定等に
関連する構成部門に実装する。
【0114】i.検査メニュー実装機構 ユーザーに提供する検査メニュー毎の検査の流れ(ルー
ティン),流れに沿った検査項目,判定,ガイダンス等
をシステムに実装する。
【0115】j.検査装置実装機構 検査装置毎に検査項目,検査試薬,検査データ処理,精
度管理等を実装したり、インターネットにより装置を検
査装置ネットワークに連結する。 k.検査試薬実装機
構 検査試薬を変化させる時に、検査装置,試薬シリンダ
ー,検査判定基準等の変化を実装する。
【0116】l.検査データ処理実装機構 検査装置からの検査データの加工,自動異常検出,自動
分類/判定等を行うシステムを実装したり、システムを
インターネットにより検査データ情報処理ネットワーク
に連結する。
【0117】m.検査精度管理実装機構 検査装置及び検査項目毎の所定の精度管理をシステム化
し、その実装状況をチェックする。
【0118】n.検査ルーティン実装機構 検査メニュー毎に定められた検査ルーティンをシステム
実装する。
【0119】o.ユーザーへの検査結果判定機構 ユーザーに回答する検査結果の判定の方法をシステム実
装する。
【0120】p.ガイダンス作成機構の実装機構 検査結果の判定に基づいてユーザーに提供するガイダン
スを予め定めてシステム化して実装する。
【0121】q.ダブルチェック機構 前記ガイドライン機構の内容が実際にオペレーションし
ている検査装置等のシステム内容と合致するかどうかを
ダブルチェックし、合致しない部分については何れが正
しいのかを改めて検証/訂正する。
【0122】前記a〜qの構成部門は、変化(新設,変
更,廃棄)用のものと、波及変更用のものを設けてお
き、実装IT機構の前者の構成部門の何れかに新設,変
更若しくは廃棄等の変化がある場合には、先ず、前者の
構成部門のガイドライン機構の原簿に登録し、次に、後
者の構成部門に所定の手順に従って波及変更を行い、そ
の波及変更の結果を後者のガイドライン機構の原簿に登
録する。
【0123】次に、或るユーザーの検査を例に上げ、図
8に従って説明する。
【0124】(1)ユーザーは、男性36歳、第2子誕
生、仕事の責任が増え多忙の状態にあり、この際、三大
突然死の癌,心臓発作(ポックリ病等),脳卒中(ク
モ膜下出血等)について、一括して予防検査を受
けることを希望してい る個人である(従来は、
これにの検査は、多数の病院の多くの診療科で
紹介状を含めて多大の回数と時間を掛けて予約を取り、
更に、検査に何 日も掛ける必要があり、多忙な
個人には事実上、不可能である)。
【0125】(2)自宅のPCを使用し、インターネッ
トから広告で見た検査ネットワークのホームページを呼
び出す。
【0126】(3)検査ネットワークホームページが開
かれる。
【0127】(4)検査のご案内ページが表示される
(例.図9) (5)希望の検査メニュー(例.図10)のページが表
示される。
【0128】(6)申し込み前に、Q&Aページにおい
て、費用や検査に掛かる時間等を確認する。
【0129】(7)申し込みインプットページにおい
て、三大突然死フル検査及び遺伝子診断ガイダンスをイ
ンプットする。
【0130】(8)申し込み受付ページにおいて、希望
する検査月,日,時間をインプットする。これに対し
て、検査ネットワークは関連検査装置の空き時間を検索
し、検査場所,検査候補日時を提示する。
【0131】(9)予約成立インプットページにおい
て、提示された検査場所,検査候補日時が良ければ、O
Kし、予約が成立する。
【0132】(10)検査試料の採取ページにおいて、
採取器具の郵送と採取ステーションの案内があるので、
希望する採取ステーションを決定してインプットする。
そして、後日、郵送して来た採取器具に尿と便を採取し
て返送するする。又、採取ステーションにおいて、血液
及び遺伝子培養組織等を採取してもらう(尚、この時
に、採取した尿と便の採取器具を提出しても良い)。
【0133】(11)三大突然死フル検査の案内ページ
において、フル検査用問診シートが提示されるので、検
査日より前に、問診に対する回答をインターネットでイ
ンプットする。
【0134】(12)検査当日、先ず、遺伝性危険判定
を行う。この判定は、事前に行われた問診回答データ
中、血縁家族病歴データに基づいて危険部位の判定が行
われる。
【0135】(13)次に、一般検査が行われる。この
一般検査は、血圧測定、血液検査(血 糖値,中
性脂肪,γGTP等)、事前に採取された尿及び便の検
査、胃 及び胸部のX線撮影、触診等である。
【0136】(14)問診及び一般検査の総合判定を行
う。この際、危険因子ガイダンスも行う(例.図1
1)。
【0137】(15)精密検査として、次のa.〜d.
の順序で癌検査を行う。
【0138】a.遺伝子診断ガイダンスが行われる。
【0139】b.事前に行われた問診,一般検査のデー
タに基づき癌に関する判定及び次に行う検査のガイダン
スを行う(例.図12)。 c.各部位の癌検査を一括して行う。この際、事前に採
取した血液,尿 により前癌症状検査と癌マーカー検
査を行う(例示.多忙というこ とで、特に急性胃癌
の検査)。 d.癌の検査判定及びガイダンスを行う。
【0140】(16)精密検査として、次のa.〜d.
の順序で心臓発作(心筋梗塞,狭心症,ポックリ病,解
離性大動脈瘤破裂等)の検査を行う。 a.事前に行われた問診及び一般検査に基づき危険因子
の判定を行う(例. 13図)。
【0141】b.運動負荷心電図検査(心筋梗塞,狭心
症に関するST値検査、安静時不整脈・就寝時不整脈の
自覚症状がある場合のホルター心電図検査、ポックリ病
に関する心電図QT延長の検査)を行う。 c.胸部CT検査(大動脈瘤の検査)、胸部X線撮影
(心臓肥大の検査, 脳卒中の検査)及び心エコー検
査を行う。 d.心臓発作検査の判定及びガイダンスを行う。
【0142】(17)精密検査として、次のa.〜c.
の順序で脳卒中(脳梗塞,脳出血,脳塞栓,クモ膜下出
血等)の検査を行う。 a.事前に行われた問診及び一般検査に基づき危険因子
の判定を行う(例. 14図)。
【0143】b.脳MRI検査を行う。 c.判定及びガイダンスを行う。
【0144】(18)総合判定及びガイダンスを行う。
【0145】(19)専門医療診断(例.内視鏡診断,
カテーテル検査,造影CT等)を勧める。
【0146】(20)関係医療機関の専門医の紹介/予
約を行う。
【0147】
【発明の効果】(1)個人は、インターネットで申込ん
で、例えば、三代突然死である癌、心臓発作、脳卒中
の、各種の総合的な検査を一括して受けることが出来、
その検査結果やガイダンスをインターネットなどで容易
に得ることが出来る。
【0148】(2)高額の検査装置を昼夜フル稼働させ
ることが可能となるので、医療機関は、償却負担を軽減
することが出来る。
【0149】(3)個人は、これまで受検が難しかった
高価、高性能の検査装置の受検機会が増え、結果的に、
受検の費用も安く済むようになり、且つ、健康保険組合
などの負担も軽減される。
【0150】(4)総合的な検査データを情報処理して
提供されることにより、専門医の医療判断のデータ収集
の負担が軽減される。
【0151】(5)ストレス急増や自覚症状があったら
早めにインターネット問診を受け、そのガイダンスに従
い、癌検査や脳梗塞検査など、急を要する検査が速やか
に実現される。そして、その検査結果から次に受けるこ
とが望まれる精密検査のガイダンスがインターネットに
より伝達されるので、手遅れにならない最適の時期に内
視鏡診断や日帰り手術などの管理医療を受けることが出
来る。
【0152】(6)新技術の実装をインターネット連結
によって確実なものとして広く利用できるので、新技術
の導入が早めることが出来る。
【0153】(7)プライバシー保護、インフォームド
コンセントの適用、及び医療倫理ガイドライン準拠がI
T技術により確実なものと出来る。又、コンピューター
技術使用により、正確な検査業務の実行が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に基づく診療検査システムの一概略例
を示している。
【図2】 本発明に基づく診療検査システムの一概略例
を示している。
【図3】 数値データ系装置のネットワーク機構の概略
を示している。
【図4】 画像データ系装置のネットワーク機構の概略
を示している。
【図5】 問診データ系装置のネットワーク機構の概略
を示している。
【図6】 問診内容の一例を示している。
【図7】 癌検査メニューの検査ルーティンの一例を示
している。
【図8】 あるユーザーの検査例を示している。
【図9】 検査のご案内の一例を示している。
【図10】希望の検査メニューの一例を示している。
【図11】問診及び一般検査の総合判定の一例を示して
いる。
【図12】癌に関する判定及び次の検査のガイダンス例
を示す。
【図13】問診及び一般検査に基づく危険因子の判定例
を示す。
【図14】問診及び一般検査に基づく危険因子の判定例
を示す。
【符号の説明】
1…ユーザー 2…コンピューター 3…検査装置 3A…数値データ系装置 3B…画像データ系装置 3C…問診データ系装置 4…アクセスIT機構 5…電子商取引機構 6…品質保証IT機構 6A…プライバシー保護機構 6B…インフォームドコンセント機構 6C…コンプライアンスサービスレベル機構 6D…ガイドライン機構 6E…実装IT機構 7…検査装置ネットワーク 8…検査データ情報処理ネットワーク 9…アクセスネットワーク 10…ホームページに関わるシステム 11,21…検査装置ネットワーク機構 12,22…検査データ情報処理ネットワーク機構 13,23…ホストコンピューター 14,24…データベース 15,25…アクセスネットワーク機構 31…問診データ系検査装置ネットワーク機構 31A…問診パーソナルコンピューター 31B1…内科問診PC 31B2…脳外科問診PC 32…問診データ系の検査データ処理ネットワーク機構 35…アクセスネットワーク機構
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61B 6/00 370 A61B 5/05 390 G01R 33/28 G01N 24/02 Y (72)発明者 本 橋 孝 東京都昭島市武蔵野三丁目1番2号 日本 電子株式会社内 (72)発明者 河 野 雅 弘 東京都昭島市武蔵野三丁目1番2号 日本 電子株式会社内 Fターム(参考) 4C093 AA01 AA22 CA50 EE30 4C096 AB50 AD19 FC20

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各種検査装置をインターネットで連結し
    て成る検査装置ネットワーク、ユーザーが該検査装置ネ
    ットワークにアクセス出来るように成したホームページ
    を備え、前記検査装置ネットワークに属する各種検査装
    置の検査機能を組み合わせることにより各種検査メニュ
    ーを作成し、前記ホームページに掲載するように成した
    臨床検査システム。
  2. 【請求項2】前記検査メニューは、三大突然死の癌、心
    臓発作及び脳卒中の一括検査を含む請求項1記載の臨床
    検査システム。
  3. 【請求項3】 前記ホームページは、以下の電子商取引
    機能を備えている請求項1記載の臨床検査システム。 (1)予防健康検査の解説 (2)各種の予防健康検査メニューの案内 (3)検査の予約手続 (4)検査料金の決済及びローンの提供
  4. 【請求項4】 前記電子商取引機能は、各検査装置の分
    散した空き時間をインターネットにより集中管理し、ユ
    ーザーが望む検査メニューを編成するように成した請求
    項3記載の臨床検査システム。
  5. 【請求項5】 ユーザーのプライバシー保護機能、イン
    フォームドコンセント機能及びコンプライアンスサービ
    スレベル機能がインターネット上で可能に成した請求項
    1記載の臨床検査システム。
  6. 【請求項6】 予防健康検査の品質管理を行うガイドラ
    イン機能、及び、実際のオペレーションとガイドライン
    との整合性をチエックするチエック機能がインターネッ
    ト上で可能に成した請求項1記載の臨床検査システム。
  7. 【請求項7】 ホームページに関わるシステムと品質保
    証システム等を含むアクセスネットワーク、各種検査装
    置を含む検査装置ネットワーク、及び、データ処理シス
    テムと判定・ガイダンスシステム等を含む検査データ情
    報処理ネットワークを備えた臨床検査システム。
  8. 【請求項8】 前記検査装置として数値データ系検査装
    置、画像データ系検査装置及び問診データ系検査装置が
    連結されている請求項3記載の臨床検査システム。
  9. 【請求項9】 前記数値データ系検査装置は、血圧計、
    血液生化学検査装置、免疫検査装置、癌マーカー検査装
    置、検便装置等から成る請求項8記載の臨床検査システ
    ム。
  10. 【請求項10】 インターネットで分散している各検査
    装置の空き時間を集中管理し、電子商取引機構により検
    査メニューにまとめてユーザーにアクセス機構を通じて
    利用を促進するように成した請求項8記載の臨床検査シ
    ステム。
  11. 【請求項11】採血など試料の採取方法をユーザーに提
    供する機構を備えた請求項8記載の臨床検査システム。
  12. 【請求項12】検査データ情報処理ネットワークに接続
    して、今回の検査データと過去の個人データベースとの
    比較、傾向分析をユーザーに還元し、ある検査項目で以
    上が検出された場合に臨床医学的に関連性のある検査項
    目のデータを所定手順により収集して判定の補助データ
    を自動作成する機構を備え、検査データと一次判定を検
    査結果判定機構とガイダンス作成機構に送付する様に成
    した請求項8記載の臨床検査システム。
  13. 【請求項13】前記画像データ系検査装置は、X線撮影
    装置、CT、MRI、心電図等から成る請求項8記載の
    臨床検査システム。
  14. 【請求項14】前記画像データ系検査装置をインターネ
    ットの電子商取引機構請とアクセス機に載せるように成
    した請求項8記載の臨床検査システム。
  15. 【請求項15】検出された画像データを検査データ情報
    処理ネットワークの自動異常検出、自動異常分類システ
    ムにより自動処理するように成した請求項8記載の臨床
    検査システム。
  16. 【請求項16】問診データ系検査装置は、問診の質問及
    び結論のツリー階層構造をエキスパートシステムとし、
    インターネットを通じて問診システムにアクセスして来
    るユーザーの質問に回答とガイダンスを与えるように成
    した請求項8記載の臨床検査システム。
  17. 【請求項17】匿名でアクセス可能な匿名インターネッ
    ト端末を備えた請求項8記載の臨床検査システム。
  18. 【請求項18】ユーザーに提供する各検査メニューに、
    検査業務の品質を定めるガイドラインに則って検査の流
    れ、検査項目、判定基準及びガイダンス内容等をシステ
    ム化する検査ルーティン機構を設定するように成した請
    求項8記載の臨床検査システム。
  19. 【請求項19】予防健康検査は、問診とその判定・ガイ
    ダンス、一般検査とその判定・ガイダンス、前記各判定
    ・ガイダンスに基づく特定部位・項目の精密検査とその
    判定・ガイダンス、総合判定・総合ガイダンス、医療診
    断,医療精密検査へのガイダンスの手順で構成され、各
    検査メニューは検査対象毎に前記手順の一部又は全部か
    ら構成されている請求項8記載の臨床検査システム。
  20. 【請求項20】各検査装置に、検査項目別判定機構と、
    検査項目間の検査データの関連をエキスパートシステム
    技術によって判定する判定IT機構を備えた請求項8記
    載の臨床検査システム。
  21. 【請求項21】判定機構の出す判定に従ってユーザーに
    所定のガイダンスを出力するガイダンスIT機構を備え
    た請求項8記載の臨床検査システム。
  22. 【請求項22】実装手順機構、ガイドライン機構、アク
    セス機構実装機構、電子商取引機構、プライバシー保護
    機構、インフォームドコンセント適用機構、コンプライ
    アンスサービスレベル機構、検査項目実装機構、検査メ
    ニュー実装機構、検査装置実装機構、検査試薬実装機
    構、検査データ処理実装機構、検査精度管理実装機構、
    検査ルーチン実装機構、ユーザーへの検査結果判定機
    構、ガイダンス作成機構の実装機構、ダブルチェック機
    構を備えた臨床検査システム。
  23. 【請求項23】機構の廃棄若しくは変更、或いは、新設
    の如き機構の変化を行うための実装IT機構を設けた請
    求項22記載の臨床検査システム。
  24. 【請求項24】変化機構と波及する他の機構における実
    装手順を予めシステム化しておき、機構の変化が発生し
    た場合に、対応する実装手順を実装するように成した請
    求項22記載の臨床検査システム。
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