JP2003132949A - 非水二次電池とその製造方法 - Google Patents
非水二次電池とその製造方法Info
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Abstract
自己放電が低減された、高温貯蔵後の信頼性を確保でき
る非水二次電池を提供する。 【解決手段】 正極活物質として金属酸化物または金属
硫化物を用い、負極に炭素材料またはLi挿入可能な材
料を用いた非水二次電池の製造方法において、電池ケー
ス内に注入する有機電解液中に、A)ベンゼン環にアル
キル基および/またはハロゲン原子が結合した化合物を
含ませておくとともに、この有機電解液中または正極中
に、B)電池組み立て後の予備充電により正極表面に導
電性高分子を形成するモノマー物質を含ませておくこと
を特徴とする非水二次電池の製造方法。
Description
ぐれるとともに、高温貯蔵後の信頼性を確保できる非水
二次電池に関するものである。
物を用い、負極に炭素材料またはLi挿入可能な材料を
用いたリチウムイオン電池に代表される非水二次電池
は、高電圧、高エネルギー密度であるため、その需要が
ますます増えている。しかし、高エネルギー密度になる
につれて安全性が低下してくるため、安全性の向上も重
要である。通常の安全対策ではエネルギー密度が低下す
る傾向にあるため、エネルギー密度を維持しつつ安全性
を改善することが望まれる。
9−171840号公報)やシクロヘキシルベンゼン
(特開2001−015155号公報)を添加して、過
充電時の安全性を改善することが提案されている。これ
らは、上記添加剤によると過充電時にガスが発生して電
流遮断弁が作動しやすくなり、この電流遮断弁との組み
合わせにより、安全性を確保するものである。
者らの検討により、上記のような添加剤を添加した非水
二次電池、とくに角型やラミネート型などの電池では、
これを充電状態で長時間貯蔵する、とくに高温下で長時
間貯蔵すると、自己放電が大きくなり、電池の信頼性を
確保できなくなるという問題があることがわかった。
電安全性にすぐれるとともに、高温貯蔵時の自己放電が
低減された、高温貯蔵後の信頼性を十分に確保できる非
水二次電池を提供することを目的としている。
的に対し、鋭意検討した結果、有機電解液中にシクロヘ
キシルベンゼンなどの添加剤を添加するとともに、この
電解液中または正極中に電池組み立て後の予備充電によ
り重合化するモノマー物質を添加して、正極表面に導電
性高分子の皮膜を形成すると、過充電安全性にすぐれ、
かつ高温貯蔵時の自己放電が低減された、高温貯蔵後の
信頼性を十分に確保できる非水二次電池が得られること
を見い出し、本発明を完成するに至った。
属酸化物または金属硫化物を用い、負極に炭素材料また
はLi挿入可能な材料を用いた非水二次電池において、
有機電解液中に、A)ベンゼン環にアルキル基および/
またはハロゲン原子が結合した化合物を含み、かつ正極
表面に導電性高分子が形成されていることを特徴とする
非水二次電池に係るものである。とくに、本発明では、
上記A成分がベンゼン環にアルキル基が結合した化合物
であり、有機電解液中、3〜7重量%である上記構成の
非水二次電池、また上記の導電性高分子がポリピロー
ル、ポリアニリンまたはこれらの誘導体である上記構成
の非水二次電池、さらに電池形状が角型またはラミネー
ト型である上記構成の非水二次電池、をそれぞれ提供す
ることができるものである。
池の製造方法として、電池ケース内に注入する有機電解
液中に、A)ベンゼン環にアルキル基および/またはハ
ロゲン原子が結合した化合物を含ませておくとともに、
この有機電解液中または正極中に、B)電池組み立て後
の予備充電により正極表面に導電性高分子を形成するモ
ノマー物質を含ませておくことを特徴とする非水二次電
池の製造方法に係るものである。とくに、本発明は、上
記B成分のモノマー物質がピロール、アニリンまたはこ
れらの誘導体である上記構成の非水二次電池の製造方
法、上記B成分のモノマー物質が、A成分のベンゼン環
にアルキル基および/またはハロゲン原子が結合した化
合物に対して、30重量%以下である上記構成の非水二
次電池の製造方法、をそれぞれ提供できるものである。
ンゼン環にアルキル基が結合した化合物は、上記アルキ
ル基を構成する炭素のうち、ベンゼン環と直接結合した
炭素に水素が結合されたものが、過充電安全性の向上の
ため、とくに望ましい。具体的には、シクロヘキシルベ
ンゼン、イソプロピルベンゼン、nーブチルベンゼン、
オクチルベンゼン、トルエン、キシレンなどが挙げられ
る。これらの中でも、とくに、ベンゼン環に結合したア
ルキル基が炭素数4以上と長いものが望ましく、また、
上記アルキル基が分岐構造などを有して立体的にかさば
る構造であるものが望ましく、とりわけシクロヘキシル
ベンゼンが望ましい。また、ベンゼン環にハロゲン原子
が結合した化合物には、フルオロベンゼン、ジフルオロ
ベンゼンなどや、前記したベンゼン環にアルキル基が結
合した化合物にさらにフッ素原子や塩素原子などのハロ
ゲン原子が結合したものなどがあり、とくにフッ素原子
が結合した化合物が望ましい。
は、過充電安全性に好結果を得るため、有機電解液中、
1重量%以上、好ましくは2.5重量%以上、より好ま
しくは3重量%以上、さらに好ましくは4重量%以上で
あるのがよい。また、高温貯蔵時の自己放電の低減のた
め、有機電解液中、10重量%以下、好ましくは7重量
%以下、より好ましくは6重量%以下であるのがよい。
成にあっては、上記A成分の化合物を、とくにベンゼン
環にアルキル基が結合した化合物を、有機電解液中、3
〜7重量%の範囲、とくに4〜6重量%の範囲で添加す
ると、過充電安全性と高温貯蔵時の低自己放電性をとも
に高度に満足させることができ、とくに過充電安全性に
ついては、電流遮断弁を通常持たない角型やラミネート
型の電池形状の非水二次電池であっても、過充電安全性
を十分に確保できるという、すぐれた効果が奏されるも
のであることがわかった。
成分の化合物を上記割合で含ませる一方、正極表面に導
電性高分子を形成したことを特徴としており、この導電
性高分子により、高温貯蔵時の自己放電が低減された、
高温貯蔵後の信頼性を十分に確保できる非水二次電池を
得ることが可能となる。上記導電性高分子としては、ポ
リピロール、ポリアニリンまたはこれらの誘導体が挙げ
られる。このような導電性高分子の形成により、上記効
果が奏される理由は明らかではないが、正極表面の活性
部位が上記導電性高分子で覆われて、上記A成分の化合
物が正極表面で反応して自己放電する現象を抑制するた
めと思われる。
を形成する方法は、とくに限定されず、任意の方法を採
用できるが、好ましくは、有機電解液中または正極中に
B成分として導電性高分子形成用のモノマー物質を含ま
せておき、これを電池組み立て後の予備充電により重合
化する方法を採用するのがよい。上記導電性高分子がポ
リピロール、ポリアニリンまたはこれらの誘導体であれ
ば、上記モノマー物質として、ピロール、アニリンまた
はこれらの誘導体が用いられる。上記の誘導体には、メ
チルピロール、フェニルピロール、ジメチルアニリン、
フェニルアニリン、ジフェニルアニリンなどがある。こ
れらの中でも、重合時にガス発生の少ないものが望まし
く、とりわけ、窒素原子がガス発生などを伴わない水素
原子以外の原子や基で置換されたもの、とくに芳香族置
換体が望ましい。
が多すぎると電池の膨れやインピーダンス上昇の原因と
なるため、A成分の化合物に対して、好ましくは30重
量%以下、より好ましくは10重量%以下、最も好まし
くは2.5重量%以下であるのがよい。また、少なすぎ
ると前記効果が得られないため、A成分の化合物に対し
て、好ましくは0.1重量%以上、より好ましくは1重
量%以上、最も好ましくは2重量%以上であるのがよ
い。なお、このようなモノマー物質の重合化後、電池を
分解して正極表面を観察し分析すると、正極表面に導電
性高分子の皮膜が形成されていることを確認できる。
はこれと上記B成分のモノマー物質とを含ませる有機電
解液としては、有機溶媒に電解質としてリチウム塩を溶
解させたものが用いられる。電解質としては、場合によ
り、高分子や固体を使用することもできる。上記の有機
溶媒には、エチレンカーボネート、ピロピレンカーボネ
ート、ブチレンカーボネート、ジメチルカーボネート、
メチルエチルカーボネート、ジエチルカーボネートなど
の炭酸エステルや、γ−ブチロラクトン酢酸メチルなど
のエステル類が、主溶媒として用いられる。
1,2−ジメトキシエタンなどのエーテル類、スルホラ
ンなどの硫黄化合物、含窒素化合物、含珪素化合物、含
フツ素化合物、含リン化合物などの有機溶媒も用いられ
る。また、これらの有機溶媒には、さらに−SO2 結合
を有する化合物、とくに−O−SO2 結合を有する化合
物を溶解させておくのが望ましい。具体的には、1,3
−プロパンスルトン、メチルエチルスルフォネート、ジ
エチルサルフェートなどである。これらの化合物は、有
機溶媒中、0.5〜10重量%の使用量とするのがよ
く、とくに好ましくは1〜5重量%の使用量とするのが
よい。
F6 、LiCn F2n+1SO3 (n>1)、LiCl
O4 、LiBF4 、LiAsF6 、(Cn F2n+1S
O2 )(Cm F2m +1SO2 )NLi(m,n≧1)など
がある。他に、(RfOSO2 )2 NLi〔Rfは炭素
数2以上のハロゲンを含むアルキル基で、2個のRfは
同一であっても異なっていてもよく、またRf同士が互
いに結合、たとえばポリマー状に結合していてもよい〕
も使用でき、例として{CH2 (CF2 )4 CH2 OS
O2N(Li)SO2 O}n(n:整数)が挙げられ
る。これらの中で、とくに、LiPF6 や炭素数2以上
の含フッ素有機リチウム塩が望ましい。リチウム塩は、
有機溶媒中、通常0.1〜2モル/リットルの割合で用
いられる。
oO2 などのリチウムコバルト酸化物、LiMn2 O4
などのリチウムマンガン酸化物、LiNiO2 などのリ
チウムニッケル酸化物、二酸化マンガン、五酸化バナジ
ウム、クロム酸化物などの金属酸化物や、二硫化チタ
ン、二硫化モリブデンなどの金属硫化物が用いられる。
正極は、これらの正極活物質に導電助剤やポリフッ化ビ
ニリデンなどの結着剤などを適宜添加した正極合剤を、
アルミ箔などの集電材料を芯材として成形体に仕上げた
ものが用いられる。とくにLiNiO2 、LiCo
O2 、LiMn2 O4などのように、充電したときにL
i基準で4.2V以上となる正極活物質を使用したもの
が望ましい。また、充電終了後の開路電圧がLi基準で
4.3V以上を示すリチウム複合酸化物を正極活物質と
したものが望ましい。
などの黒鉛と、結晶性の低いカーボンブラックなどの炭
素が用いられる。導電助剤の量は、少ない方が充電状態
での有機電解液との反応性を低減できるが、少なすぎる
と電池特性が低下し、多すぎるとガス発生の原因となる
ため、正極合剤中、1〜5重量%、好ましくは1.5〜
3重量%、より好ましくは2〜2.5重量%であるのが
よい。結晶性の低い炭素の割合は、導電助剤全体中、5
0〜90重量%、好ましくは70〜80重量%であるの
がよい。導電助剤の量が少ない場合、結晶性の高い黒鉛
の使用比率が高いと電気特性が低下する傾向にある。
Li挿入可能な材料を用いてなるものであり、通常は、
上記材料に結着剤、場合により導電助剤を加えたものを
溶媒に分散し、これを銅箔などの集電材料に塗布し乾燥
後、成形体に仕上げたものが用いられる。上記のLi挿
入可能な材料には、金属酸化物として、スズやシリコン
を含む金属化合物(たとえば、SnOx 、SiOx な
ど)が用いられ、また、金属窒化物として、Li2.6 C
o0.4 Nなどが用いられる。
両極間に公知の各種セパレータを介在させて電池ケース
内に装填し、かつこれに注入する有機電解液中にA成分
の化合物を含ませ、さらにこの有機電解液中または正極
中にB成分のモノマー物質を含ませて電池を組み立てた
のち、予備充電して上記モノマー物質を重合化して、正
極表面に導電性高分子が形成された非水二次電池とす
る。
ト型の電池形態としたときに、本発明の効果がとくに大
きい。しかし、筒型、ボタン型、コイン型などの他の各
種の形態としてもよく、電池形態にはとくに限定はな
い。
体的に説明する。ただし、本発明は、以下の実施例にの
み限定されるものではない。
のち、メチルエチルカーボネートを加えて混合し、エチ
レンカーボネートとメチルエチルカーボネートとの体積
比1/2の混合溶媒にLiPF6 を1.2モル/リット
ル溶解させた。これにさらに添加剤としてシクロヘキシ
ルベンゼン(A成分の化合物)を4重量%、フェニルピ
ロール(B成分のモノマー物質)を0.2重量%、さら
に1,3−プロパンスルトンを2重量%溶解させ、有機
電解液を調製した。
鉛0.5重量%とカーボンブラック2重量%を加えて混
合し、これをあらかじめ4重量%のポリフッ化ビニリデ
ンをN−メチルピロリドンに溶解させた溶液に分散させ
て正極合剤スラリーとした。この正極合剤スラリーを、
正極集電体としての厚さ15μmのアルミニウム箔の両
面に均一に塗布したのち(ただし、負極と対向しない最
内周内面側には塗布しなかった)、乾燥し、その後、ロ
ーラープレス機により圧縮成形し、所定の大きさに切断
後、リード体の溶接を行い、帯状の正極を作製した。
ロビーズ焼成体95重量%を、あらかじめ5重量%のポ
リフッ化ビニリデンをN−メチルピロリドンに溶解させ
た溶液に分散させて負極合剤スラリーとした。これを、
負極集電体としての厚さ10μmの帯状の銅箔の両面に
塗布したのち(ただし、正極と対向しない最外周外面側
には塗布しなかった)、乾燥し、その後、ローラープレ
ス機により圧縮成形し、所定の大きさに切断後、リード
体の溶接を行い、帯状の負極を作製した。
集電タブを取り付け、それらの正極と負極とを厚さ20
μmの微孔性ポリエチレンフィルムからなるセパレータ
を介して重ね、捲回して、電極体とした。これに絶縁テ
ープを取り付けて、サイズが5mm×30mm×48mmの電
池ケース内に挿入し、リード体の溶接と、電池ケースの
開口端部への電池蓋のレーザー溶接を行った。しかるの
ち、電池蓋に設けた電解液注入口から、前記の有機電解
液を電池ケース内に注入し、この注入後、上記の電解液
注入口を封止して、電池内部を密閉状態にしたのち、予
備充電を行い、角型の非水二次電池を作製した。
次電池の模式図である。図中、1は正極、2は負極、3
はセパレータである。繁雑化をさけるため、正極1や負
極2の作製にあたり、使用した集電体などは図示してい
ない。4はアルミニウム製の電池ケースであり、負極端
子を兼ねている。正極1、負極2およびセパレータ3か
らなる扁平状渦巻構造の電極体と有機電解液とが上記電
池ケース4内に収納されている。電池ケース4の底部に
は、ポリテトラフルオロエチレンシートからなる絶縁体
5が配置され、前記の正極1、負極2およびセパレータ
3からなる扁平状渦巻構造の電極体6からは、正極1お
よび負極2のそれぞれ一端に接続された正極リード体7
と負極リード体8が引き出されている。電池ケース4の
開口部を封口するアルミニウム合金製の蓋板9には、ポ
リプロピレン製の絶縁パッキング10を介してステンレ
ス鋼製の端子11が取り付けられ、この端子11には絶
縁体12を介してステンレス鋼製のリード板13が取り
付けられている。上記蓋板9は電池ケース4の開口部に
挿入され、両者の接合部を溶接することにより、電池ケ
ース4の開口部が封口され、電池内部が密閉されてい
る。この非水二次電池を分解し、上記電極の一部の皮膜
を分析した結果から、導電性高分子が形成されているこ
とを確認した。
は、実施例1と同様にして、角型の非水二次電池を作製
した。
た以外は、実施例1と同様にして、角型の非水二次電池
を作製した。
水二次電池について、下記の方法により、過充電安全試
験および貯蔵試験を行い、電池性能を評価した。これら
の結果は、表1に示されるとおりであった。
1CmAで3.0Vまで放電させ、1Cで4.2V、C
CCVで2.5時間充電後、0.2CmAで3.0まで
放電させた。4.2Vまで充電したときの正極電位は、
Li基準で4.3Vであった。過充電安全試験として、
電池を1CmAで4.2V、CCCVで2.5時間充電
後、6Vを上限電圧として、0.5A、1A、2A、5
Aで過充電した。電池の表面温度が135℃以下であっ
た最大電流を、過充電安全電流値とした。
CCCVで2.5時間充電後、1CmAで3.0Vまで
放電させた(このときの容量をXとする)。その後、1
CmAで4.2V、CCCVで2.5時間充電を行っ
た。さらにその後、60℃の恒温槽に20日間貯蔵後、
1CmAで3.0Vまで放電させた(このときの容量を
Yとする)。これらの容量X,Yより、自己放電率
(%)=〔(X−Y)/X〕×100、を計算により求
めた。
は、B成分のモノマー物質だけを含ませ、A成分の化合
物を含ませなかった比較例2の電池に比べて、過充電安
全性を10倍以上高めつつ、高温貯蔵時の自己放電を抑
えることができ、高温貯蔵後の信頼性も確保できるもの
であることがわかる。これに対して、A成分の化合物だ
けを含ませ、B成分のモノマー物質を含ませなかった比
較例1の電池は、過充電安全性は満足できても、高温貯
蔵時の自己放電が増加し、高温貯蔵後の信頼性を確保で
きなかった。
して金属酸化物または金属硫化物を用い、負極に炭素材
料またはLi挿入可能な材料を用い、有機電解液中にA
成分としてベンゼン環にアルキル基および/またはハロ
ゲン原子が結合した化合物を含ませるとともに、正極表
面に導電性高分子を形成するという構成としたことによ
り、過充電安全性にすぐれ、しかも高温貯蔵後の信頼性
にすぐれる非水二次電池を提供することができる。
である。
Claims (7)
- 【請求項1】 正極活物質として金属酸化物または金属
硫化物を用い、負極に炭素材料またはLi挿入可能な材
料を用いた非水二次電池において、有機電解液中に、
A)ベンゼン環にアルキル基および/またはハロゲン原
子が結合した化合物を含み、かつ正極表面に導電性高分
子が形成されていることを特徴とする非水二次電池。 - 【請求項2】 A成分がベンゼン環にアルキル基が結合
した化合物であり、有機電解液中、3〜7重量%である
請求項1に記載の非水二次電池。 - 【請求項3】 導電性高分子がポリピロール、ポリアニ
リンまたはこれらの誘導体である請求項1または2に記
載の非水二次電池。 - 【請求項4】 電池形状が角型またはラミネート型であ
る請求項1〜3のいずれかに記載の非水二次電池。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の非水二
次電池の製造方法であって、電池ケース内に注入する有
機電解液中に、A)ベンゼン環にアルキル基および/ま
たはハロゲン原子が結合した化合物を含ませておくとと
もに、この有機電解液中または正極中に、B)電池組み
立て後の予備充電により正極表面に導電性高分子を形成
するモノマー物質を含ませておくことを特徴とする非水
二次電池の製造方法。 - 【請求項6】 B成分のモノマー物質がピロール、アニ
リンまたはこれらの誘導体である請求項5に記載の非水
二次電池の製造方法。 - 【請求項7】 B成分のモノマー物質が、A成分のベン
ゼン環にアルキル基および/またはハロゲン原子が結合
した化合物に対して、30重量%以下である請求項5ま
たは6に記載の非水二次電池の製造方法。
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| JP2001331157A JP2003132949A (ja) | 2001-10-29 | 2001-10-29 | 非水二次電池とその製造方法 |
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