JP2003134604A - 鉄道車両 - Google Patents

鉄道車両

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JP2003134604A
JP2003134604A JP2001321392A JP2001321392A JP2003134604A JP 2003134604 A JP2003134604 A JP 2003134604A JP 2001321392 A JP2001321392 A JP 2001321392A JP 2001321392 A JP2001321392 A JP 2001321392A JP 2003134604 A JP2003134604 A JP 2003134604A
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energy
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Tsutomu Miyauchi
努 宮内
Masahiro Nagasu
正浩 長洲
Tei Watabe
渡部  悌
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Hitachi Ltd
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  • Hybrid Electric Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】鉄道車両の運行時において、走行パターンもし
くは減速パターンから、走行中もしくは減速時に得られ
る回生エネルギーを予測し、その回生エネルギーを有効
に使用することで列車を高効率に運転するシステムを提
供すること。 【解決手段】エンジンで発電し、インバータを駆動する
ことで走行する鉄道車両システムに、エネルギー蓄積装
置を加えることで、回生エネルギーをエネルギー蓄積装
置に貯蔵するとともに、エネルギー蓄積装置が、状況に
応じて充放電を行うことによりエンジンを一定に動かす
ことができる。これにより、高効率な運転が可能とな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モーター,エンジ
ン,バッテリー,整流器,インバータ,発電機,エネル
ギー蓄積装置によって構成される鉄道車両の制御装置お
よび制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の鉄道車両としては、ディーゼルエ
ンジンだけで走行するディーゼル車両、もしくはディー
ゼルエンジン,発電機,整流器,インバータ,モーター
から構成される発電機内蔵型電車が使われていた。前者
のディーゼル車両では、エンジンの回転を制御し、動力
伝達装置で車輪へ伝達することで加速運転が行われる。
一方、ブレーキ時は一般にブレーキで制動されること
で、車両のブレーキが行われる。
【0003】後者の発電機内蔵型電車は、次のように加
減速が行われる。加速時は、エンジンで発電機を回し、
交流電力を得る。交流電力は整流器にて直流電力に変換
され、インバータに加えられる。インバータでは、直流
電力を交流電力に変換しモーターに供給することで、電
車の加速が行われる。ブレーキには二通りの方法があ
る。一つは、ディーゼルエンジン車両と同じように、ブ
レーキ装置を使用したブレーキ方法である。もう一つ
は、モーターを発電機として使用する電気ブレーキを使
用した方法がある。これは、モーターからの交流電力を
インバータで直流電力変換し、抵抗などで消費されるこ
とで、ブレーキ力を得る方法である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの車両
は、エネルギー蓄積装置がないためにブレーキ時のエネ
ルギーを利用できない。例えば、空気ブレーキを使用し
た場合、運動エネルギーをブレーキにて熱エネルギーに
して捨てるため、エネルギーの無駄が発生する。また、
ブレーキシューが減るために頻繁な交換作業が発生し、
メンテナンスコストがかさむという問題も生じる。電気
ブレーキでブレーキする場合は、発電した電力を抵抗等
で熱に変換して捨てることでブレーキ力を得ることか
ら、エネルギーのロスが発生する。
【0005】本発明の目的は、ブレーキ時に得られる回
生エネルギーのロスとエンジンを一定に動かすことがで
きないことを高効率な運転をすることを可能とするもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、エ
ネルギーロスやブレーキシューの消費を防止することを
目的としたものであり、以下の構成によって課題を解決
する。エンジンに何らかの動力伝達装置を通してつなが
る発電機と、その発電機の出力を直流に変換する整流器
と、整流器につながるインバータとインバータにつなが
るモーターから構成される従来の鉄道車両に、整流器と
インバータの間の配線から分岐してつながるエネルギー
蓄積装置と、整流器とインバータとエネルギー蓄積装置
の間にエネルギー制御装置を加えることによって、以下
のことが可能となる。
【0007】加速時においては、エンジンによって発電
機を回して発電し、その出力電力を整流器にて直流に変
換し、インバータで、直流電力を交流電力に変換し、モ
ーターを駆動して加速する。この時、エネルギー蓄積装
置があることによって、エンジンを一定回転に動かすよ
うに制御することにより高効率な運転をすることが可能
となる。例えば、エンジンの回転数が少なくエネルギー
が足りない場合には、エネルギー蓄積装置から必要とす
るエネルギーを出力する。逆に、エンジンの回転数が多
く、エネルギーが余る場合には、エネルギー蓄積装置に
貯蓄するといったことが可能となる。
【0008】一方、ブレーキ時においては、熱エネルギ
ーとして捨てていたものを回生エネルギーとして、エネ
ルギー蓄積装置に貯蓄することが可能となり、高効率な
運転を行うことが可能となる。
【0009】そして本発明は、エンジン,発電機,整流
器,インバータ,モーター,エネルギー蓄積装置を有す
るものであって、あらかじめ分かっている走行パターン
を元にエネルギー消費量を予測して、前記エンジンと前
記エネルギー蓄積装置の使用比率を決定し列車を制御す
る機能を有することを特徴とする。
【0010】また、本発明は、エネルギー蓄積装置の特
性によって決まる充電性能と放電性能から構成されるエ
ネルギー蓄積装置の充電パターンから前記エンジンと前
記エネルギー蓄積装置の使用比率を決定し、制御を行う
機能を有することを特徴とする。
【0011】また、本発明は、あらかじめ分かっている
走行パターンとエネルギー蓄積装置の特性によって決ま
る充電性能と放電性能から構成されるエネルギー蓄積装
置の充電パターンを元にエネルギー消費量を予測して、
前記エンジンと前記エネルギー蓄積装置の使用比率を決
定し列車を制御する機能を有することを特徴とする。
【0012】実際に乗った人数を考慮した走行パターン
を元に、前記エンジンと前記エネルギー蓄積装置の使用
比率を決定すること、前記エネルギー蓄積装置の寿命を
最適化するように鉄道車両を制御すること、鉄道車両が
使用するエネルギーを最も省エネとなるように鉄道車両
を制御すること、あらかじめ準備された複数の運転モー
ドを有し、前記エネルギー蓄積装置の充電状態や駅間の
運転時間を考慮して、前記モードの中から適時選択して
走行すること、エネルギー蓄積装置が充放電可能な電池
であること、エンジンが燃料電池であること、重量セン
サーが取り付けられていること、があっても良い。
【0013】具体的には、以下に述べる実施例にて説明
する。
【0014】
【発明の実施の形態】実施例として以下に述べる。
【0015】図1に示したように、ハイブリット鉄道車
両11は、エンジン12に何らかの動力伝達装置を通し
てつながる発電機13と、その発電機13の出力を直流
に変換する整流器14と、整流器につながるインバータ
15とインバータにつながるモーター16と整流器14
とインバータ15の間の配線から分岐してつながるエネ
ルギー蓄積装置17から構成される。前記、エネルギー
蓄積装置17としては、ニッケルカドミウム電池,リチ
ウムイオン電池,鉛電池などのように充放電可能な電池
が考えられる。また、整流器14とインバータ15とエ
ネルギー蓄積装置17にエネルギー制御装置18が接続
され、エネルギー制御装置18に重量センサー19がつ
ながる構成とする。
【0016】加速時においては、エンジン12の回転数
を上げて発電機13に動力を伝達し、発電機13にて発
電し、その出力電力を整流器14にて直流に整流し、そ
の直流電力はインバータ15に伝達される。インバータ
15では、直流電力を交流に変換し、モーター16に供
給し、モーター16を制御して加速する。また、整流器
14の直流出力は、エネルギー蓄積装置17に供給さ
れ、必要に応じて蓄えられる。この時、インバータ15
とエネルギー蓄積装置17に電力をどれだけ使用するか
については、エネルギー制御装置18にて決定する。こ
のエネルギー制御装置18については後述する。
【0017】また、ブレーキ時においては、モーター1
6の出力をインバータ15の入力とし、インバータ15
にて直流電力に変換した後、エネルギー蓄積装置17に
必要に応じて蓄えられる。
【0018】エネルギー制御装置18について説明す
る。
【0019】エネルギー制御装置18は図3〜図5に示
すものが考えられ、走行パターンDB31,走行パター
ン作成部32,充電パターンDB33,運転モード切替
装置34,運転制御部35、図9に示すようなダイヤD
B36と路線DB37で構成されている。このうち路線
DB37は、図10に示すように、図11のように構成
される勾配DB101,図12のように構成される曲線
DB102,図13のように構成されるトンネルDB1
03,図14のように構成される制限速度DB104,
図15のように構成される臨時速度制限DB105,図
16のように構成される閉塞割DB106で構成されて
いる。ここで、述べているDBの例では、全体の閉塞番
号□番の閉塞内位置×としているが、たとえば、駅や駅
構内番号◎の閉塞番号〇番の閉塞内位置△とするDBで
あってもよい。
【0020】エネルギー制御装置18の動作例を図6を
用いて説明する。
【0021】ステップ601では、走行パターンDB3
1に、図2に示しているような、鉄道車両がどのように
加速⇔定速⇔惰行⇔ブレーキをするかを示す走行パター
ン(ランカーブ)21もしくは鉄道車両がどのように停
止するかを示す停止パターン22があるかどうかを調べ
る。前記走行パターン(ランカーブ)21もしくは前記
停止パターン22があればステップ602へ進む。なけ
ればステップ603へ進む。
【0022】ステップ602では、DB上にある前記走
行パターン(ランカーブ)21もしくは前記停止パター
ン22から最も良いと思われるものを選択する。この選
択の方法としては、例えば、図1に示す重量センサー1
9などを用い乗車数を推定して、その乗車数に最も近い
ものを選択する方法や、天候条件などを考慮して推定す
る方法や、それらを組み合わせて推定する方法がある。
また、前記走行パターン(ランカーブ)21もしくは前
記停止パターン22を選択するのは、運転手,車掌に行
わせるといった方法でもよい。次にステップ605に進
む。
【0023】ステップ603では、前記走行パターン作
成部32があるかどうかを調べる。もし、あればステッ
プ604に進む。ない場合、この場合走行するパターン
もしくは停止パターンがわからないため、推定した走行
をすることは不可能であることから終了となる。
【0024】ステップ604では、前記走行パターン作
成部32にて、前記走行パターン(ランカーブ)21も
しくは前記停止パターン22を作成する。前記走行パタ
ーン(ランカーブ)21は自動列車制御装置(ATO)
などを用いてオンラインで作成することや、オフライン
であらかじめ作成しておくことが考えられる。また、前
記停止パターン22だけを考慮して、それ以外は運転手
に任せる方法でもよい。次にステップ605に進む。
【0025】ステップ605では、前記走行パターン
(ランカーブ)21もしくは前記停止パターン22か
ら、走行中に回生されるエネルギー量を推定する。次に
ステップ606に進む。
【0026】ステップ606では、運転制御部35に
て、処理を行い、運行に支障が出ない運転モードを選択
する。この運転制御部35については後述する。次にス
テップ607に進む。
【0027】ステップ607では、運転モード切替装置
34に選択した運転モードにするように転送し運転モー
ドを切り替える。この運転モードは図9に示す4つのモ
ードでエネルギー蓄積装置優先モード82,エネルギー
蓄積装置運行モード83,省エネ優先モード84,速達
優先モード85で構成されている。エネルギー蓄積装置
優先モード82はエネルギー蓄積装置の寿命を優先する
方法である。前記エネルギー蓄積装置エネルギー蓄積装
置の寿命を優先する方法は、一般的に、充電と放電を短
い間隔で繰り返したほうがエネルギー蓄積装置の寿命が
よいと言われるため、加速モードと定速モードと惰行モ
ードを繰り返しながら運行することとなる。そのため、
運転時分は遅くなる。これについて図17を用いてその
動作例を説明する。
【0028】ステップ1701では、充電パターンDB
33から、エネルギー蓄積装置の特性情報を得る。次に
ステップ1702に進む。
【0029】ステップ1702では、ステップ1701
で得たエネルギー蓄積装置の特性情報から、鉄道車両が
どのように放電・充電を繰り返すのがよいかを決定し、
それを元にランカーブを作成するエネルギー蓄積装置運
行モード83はエネルギー蓄積装置だけで動作する方法
である。この方法は、架線がない場所を走行する場合な
どに使用する。これについて図18を用いてその動作例
を説明する。
【0030】ステップ1801では、充電パターンDB
33から、エネルギー蓄積装置の特性情報および充電容
量を得る。次にステップ1802に進む。
【0031】ステップ1802では、ステップ1801
で得たエネルギー蓄積装置の特性情報および充電容量か
ら、エネルギー蓄積装置のエネルギーが0にならないよ
うに、加速,定速,惰行,ブレーキを組み合わせたラン
カーブを作成する。
【0032】省エネ優先モード84は全体としてのエネ
ルギー省力化であり、エネルギー蓄積装置とモーターを
うまく配分する運転を行う。この時は、運転時分を遵守
する範囲で列車全体としてエネルギーが最も省力化され
る。これについて図19を用いてその動作例を説明す
る。
【0033】ステップ1901では、自列車がどのくら
いで走行すればよいのかという運転時分情報をダイヤD
B36から得る。次にステップ1902に進む。
【0034】ステップ1902では、充電パターンDB
33から、エネルギー蓄積装置の特性情報および充電容
量を得る。次にステップ1903に進む。
【0035】ステップ1903では、ステップ1902
で得たエネルギー蓄積装置の特性情報および充電容量か
ら、エネルギー蓄積装置がどれだけ放電できるかを求め
る。次にステップ1904に進む。
【0036】ステップ1904では、ステップ1901
で得た運転時分を遵守しつつ、最も省エネルギーとなる
ように、ステップ1903で求めたエネルギー蓄積装置
の放電量とモーターの配分を決定し、省エネランカーブ
を求める。
【0037】最速運転(速達優先モード)モード85
は、できるだけ速い運転をする必要がある場合、例えば
遅延回復を行う場合などに用いることができる。これに
ついて図20を用いてその動作例を説明する。
【0038】ステップ2001では、充電パターンDB
33から、エネルギー蓄積装置の特性情報および充電容
量を得る。次にステップ2002に進む。
【0039】ステップ2002では、ステップ2001
で得たエネルギー蓄積装置の特性情報および充電容量か
ら、エネルギー蓄積装置がどれだけ放電できるかを求め
る。次にステップ2003に進む。
【0040】ステップ2003では、ステップ2002
で求めたエネルギー蓄積装置の放電量をどこで放出する
のが最速の運転パターンになるかを決定し、最速ランカ
ーブを求める。
【0041】次に運転制御部35の処理について図7を
用いて説明する。
【0042】ステップ701では、充電パターンDBか
らエネルギー蓄積装置の充電容量,エネルギー蓄積装置
の特性情報を取得する。次にステップ702に進む。
【0043】ステップ702では、ダイヤDBより列車
の運転時分を取得する。ステップ703に進む。
【0044】ステップ703では、ステップ701で得
たエネルギー蓄積装置の充電容量,エネルギー蓄積装置
の特性情報とステップ702で得たダイヤ上の運転時分
を考慮して、運行に支障が出ないよう運転モードを選択
する。
【0045】第2の実施例として、図3のエネルギー制
御装置18における運転モードをあらかじめ決定し、エ
ネルギー蓄積装置の充電容量,エネルギー蓄積装置の特
性,運行の余裕時間から考慮される走行パターンもしく
は停止パターンを作成し、その走行パターンもしくは停
止パターンに基づく運転をさせることも可能である。こ
の場合は図6の処理でステップ601からステップ60
6までの処理を行う。
【0046】第3の実施例としては、図1で述べたエン
ジン12,発電機13,整流器14を燃料電池にした場
合であり、図21のように構成される。前記燃料電池2
12は、水の電気分解の逆を利用したもので、水素と酸
素を電気的に化学反応させることで、電気を得る電池で
あり、リン酸型,溶融炭酸塩型,固体電解質型,アルカ
リ型などがある。図21の動作を説明する。加速時にお
いては、前記燃料電池212は、直流電力を作り出す。
この直流電力をインバータ213では、交流電力に変換
し、モーター214に供給し、モーター214を制御し
て加速する。また、前記燃料電池212の直流電力は、
エネルギー蓄積装置215に供給され、必要に応じて蓄
えられる。この時、インバータ213とエネルギー蓄積
装置215に電力をどれだけ使用するかについては、エネ
ルギー制御装置216にて決定する。このエネルギー制
御装置216については、第1の実施例で述べた前記エ
ネルギー制御装置18と同じである。
【0047】また、ブレーキ時においては、モーター2
14の出力をインバータ213の入力とし、インバータ
213にて直流に変換した後、エネルギー蓄積装置21
5に必要に応じて蓄えられる。以降の処理は、第1の実
施例で述べたものと同じになる。
【0048】本発明者は、これらのシステムを実現する
ことにより、約20%の省エネルギー効果が得られるこ
とを発見した。具体的に、検討した例について述べる。
例えば最高時速130km/hの線区で勾配も曲線もな
い20kmを走行したとする。この時に用いた車両性能
が加速度1.6km/h/s,減速度2.0km/h/s
だとすると加速時に使用するエネルギーが約250kw
h、定速走行時は、走行抵抗のみを考慮したエネルギー
量があればよいため約100kwh、ブレーキ時に回生
して得られるエネルギーは約200kwh程度となる。
実際に運行した場合、従来の鉄道車両では、回生エネル
ギーが得られないことから、全体で約350kwhかか
ることになる。本発明では、回生エネルギーを充電する
ことでエネルギーを再利用することが目的である。この
効率を約40%程度とすると、回生エネルギーで約80
kwh程度得られるので、実際に使用するエネルギー量
は約270kwhとなる。このことから、従来鉄道車両
に比べて、約20%の省エネ効果が得られるといえる。
【0049】従来の鉄道車両システムに、エネルギー蓄
積装置を加えることで、回生エネルギーをエネルギー蓄
積装置に貯蔵するとともに、エネルギー蓄積装置が、状
況に応じて充放電を行うことによりエンジンを一定に動
かすことができる。これにより、高効率な運転が可能と
なる。
【0050】そして、鉄道車両の運行時において、走行
パターンもしくは減速パターンから、走行中もしくは減
速時に得られる回生エネルギーを予測し、その回生エネ
ルギーを有効に使用することで列車を高効率に運転する
システムを提供することもできる。
【0051】エンジンで発電し、インバータを駆動する
ことで走行する鉄道車両システムに、エネルギー蓄積装
置を加えることで、回生エネルギーをエネルギー蓄積装
置に貯蔵するとともに、エネルギー蓄積装置が、状況に
応じて充放電を行うことによりエンジンを一定に動かす
ことができる。これにより、高効率な運転が可能とな
る。
【0052】
【発明の効果】以上のシステムおよび制御方法を実現す
ることにより、エネルギー蓄積装置の充電状態や運転時
分の余裕などを考慮して、その運転モードを切り替える
ことによりエネルギー蓄積装置の寿命を伸ばすことや省
エネルギーの運転をすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ハイブリット鉄道車両の1例。
【図2】走行パターンと停止パターンの1例。
【図3】エネルギー制御装置の1例。
【図4】エネルギー制御装置の1例。
【図5】エネルギー制御装置の1例。
【図6】エネルギー制御装置の動作例。
【図7】運転制御部の動作例。
【図8】運転モード切替装置の1例。
【図9】ダイヤDBの1例。
【図10】路線DBの1例。
【図11】勾配DBの1例。
【図12】曲線DBの1例。
【図13】トンネルDBの1例。
【図14】制限速度DBの1例。
【図15】臨時速度制限DBの1例。
【図16】閉塞割DBの1例。
【図17】エネルギー蓄積装置優先モードの動作例。
【図18】エネルギー蓄積装置運行モードの動作例。
【図19】省エネ優先モードの動作例。
【図20】速達優先モードの動作例。
【図21】燃料電池を用いた場合のハイブリット鉄道車
両。
【符号の説明】
11,211…ハイブリット鉄道車両、12…エンジ
ン、13…発電機、14…整流器、15,213…イン
バータ、16,214…モーター、17,215…エネ
ルギー蓄積装置、18,31,216…エネルギー制御装
置、19,217…重量センサー、21…ランカーブ、
32…走行パターン作成部、33…充電パターンDB、
34…運転モード切替装置、35…運転制御部、36…
ダイヤDB、37…路線DB、81…モード切替、82
…エネルギー蓄積装置優先モード、83…エネルギー蓄
積装置運行モード、84…省エネルギー優先モード、8
5…速達優先モード、101…勾配DB、102…曲線
DB、103…トンネルDB、104…制限速度DB、
105…臨時速度制限DB、106…閉塞割DB、21
2…燃料電池。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡部 悌 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 Fターム(参考) 5H115 PA12 PC02 PG01 PI24 PO02 PO06 PO10 PO17 PU08 PU26 PV07 PV09 PV22 QI04 QN03 RE11 SE03 SE06 SF05 SF07 SF21 TO10

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジン,発電機,整流器,インバータ,
    モーター,エネルギー蓄積装置を有する鉄道車両におい
    て、あらかじめ分かっている走行パターンを元にエネル
    ギー消費量を予測して、前記エンジンと前記エネルギー
    蓄積装置の使用比率を決定し列車を制御する機能を有す
    ることを特徴とする鉄道車両。
  2. 【請求項2】エンジン,発電機,整流器,インバータ,
    モーター,エネルギー蓄積装置を有する鉄道車両におい
    て、エネルギー蓄積装置の特性によって決まる充電性能
    と放電性能から構成されるエネルギー蓄積装置の充電パ
    ターンから前記エンジンと前記エネルギー蓄積装置の使
    用比率を決定し、制御を行う機能を有することを特徴と
    する鉄道車両。
  3. 【請求項3】エンジン,発電機,整流器,インバータ,
    モーター,エネルギー蓄積装置を有する鉄道車両におい
    て、あらかじめ分かっている走行パターンとエネルギー
    蓄積装置の特性によって決まる充電性能と放電性能から
    構成されるエネルギー蓄積装置の充電パターンを元にエ
    ネルギー消費量を予測して、前記エンジンと前記エネル
    ギー蓄積装置の使用比率を決定し列車を制御する機能を
    有することを特徴とする鉄道車両。
  4. 【請求項4】請求項1〜3記載の鉄道車両において、実
    際に乗った人数を考慮した走行パターンを元に、前記エ
    ンジンと前記エネルギー蓄積装置の使用比率を決定する
    ことを特徴とする鉄道車両。
  5. 【請求項5】請求項1〜3記載の鉄道車両において、前
    記エネルギー蓄積装置の寿命を最適化するように鉄道車
    両を制御することを特徴とする鉄道車両。
  6. 【請求項6】請求項1〜3記載の鉄道車両において、鉄
    道車両が使用するエネルギーを最も省エネとなるように
    鉄道車両を制御することを特徴とする鉄道車両。
  7. 【請求項7】請求項1〜6記載の鉄道車両において、あ
    らかじめ準備された複数の運転モードを有し、前記エネ
    ルギー蓄積装置の充電状態や駅間の運転時間を考慮し
    て、前記モードの中から適時選択して走行することを特
    徴とする鉄道車両。
  8. 【請求項8】請求項1〜7記載の鉄道車両において、エ
    ネルギー蓄積装置が充放電可能な電池であることを特徴
    とする鉄道車両。
  9. 【請求項9】請求項1〜8の鉄道車両において、エンジ
    ンが燃料電池であることを特徴とする鉄道車両。
  10. 【請求項10】請求項1〜9の鉄道車両において、重量
    センサーが取り付けられていることを特徴とする鉄道車
    両。
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