JP2003136209A - ダイカストマシンのノズル装置 - Google Patents

ダイカストマシンのノズル装置

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JP2003136209A
JP2003136209A JP2001332866A JP2001332866A JP2003136209A JP 2003136209 A JP2003136209 A JP 2003136209A JP 2001332866 A JP2001332866 A JP 2001332866A JP 2001332866 A JP2001332866 A JP 2001332866A JP 2003136209 A JP2003136209 A JP 2003136209A
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Japan
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nozzle body
heater
temperature
tip
nozzle
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JP2001332866A
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Masaki Ogasawara
正喜 小笠原
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TSUKUBA DIECASTING KOGYO KK
Original Assignee
TSUKUBA DIECASTING KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 非吐出時にノズル本体の先端部に金属の凝固
したプラグが形成できるようにし、プラグが薄くもなく
厚くもない適正な大きさに形成できるようにするととも
に、ヒータの寿命を長くして耐久性の向上を図る。 【解決手段】 金型5のキャビティ6に連通する鋳込口
7aに先端20aが当接し所要量の金属の溶湯を吐出す
るとともに溶湯供給の1サイクル毎に吐出通路の先端部
側に金属の凝固したプラグを形成せしめるノズル本体2
0を備え、ノズル本体20の先端部側に設けられる第一
ヒータ30と、これより後位に設けられる第二ヒータ3
1と、ノズル本体20の非吐出時にプラグの先端が位置
させられる基準点Xから所定長さS=2mm〜7mm内
側の部位Yの温度が金属の凝固完了温度Taに保持され
かつノズル本体20の一般部の吐出通路の温度が金属の
凝固開始温度Tb以上の温度に保持されるように第一ヒ
ータ30及び第二ヒータ31を制御する制御手段32と
を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホットチャンバダ
イカストマシンやチクソモールディング等のダイカスト
マシンのノズル装置に係り、特に、金型のキャビティに
連通する鋳込口に当接し所要量の金属の溶湯を1サイク
ル毎に吐出するダイカストマシンのノズル装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ダイカストマシンとしてホットチ
ャンバダイカストマシンを例にして説明すると、そのノ
ズル装置としては、例えば、特開平11−33694号
公報に掲載されているものが知られている。図10に示
すように、このノズル装置Nは、固定盤2に設けられた
固定型5aと可動盤3に設けられた可動型5bとからな
る金型5のキャビティ6に金属の溶湯を1サイクル毎に
吐出するものであり、金型5のキャビティ6に連通する
鋳込口7aに当接し所要量の溶融金属を1サイクル毎に
吐出するノズル本体20を備えている。このノズル装置
Nのノズル本体20の先端部22は、一般部23を構成
する金属材料よりも熱伝導度が大きい金属材料により構
成されている。また、ノズル本体20の先端部22側の
外側には先端部22側を加熱する第一ヒータ15が設け
られているとともに、ノズル本体20の第一ヒータ15
より後位の外側にはノズル本体20の一般部23を加熱
する第二ヒータ16が設けられ、制御部17によって、
ノズル本体20の先端部22に設けた温度センサ18及
び一般部に設けた温度センサ19の検知に基づき検知温
度と目標温度との偏差に応じて、ノズル本体20の先端
部22の温度が金属の凝固温度以上の温度に保持される
ように第一ヒータ15及び第二ヒータ16が個別に制御
されている。
【0003】また、従来、ダイカストマシンとしてチク
ソモールディングを例にして説明すると、そのノズル装
置としては、例えば、特開平11−123518号公報
に掲載されているものが知られている。図11に示すよ
うに、このノズル装置Nは、金型5のキャビティ6に連
通する鋳込口7aに先端20aが当接し溶湯供給の1シ
ョット毎に吐出通路21の先端部側に金属の凝固したプ
ラグPを形成せしめるノズル本体20を備えている。こ
のノズル本体20の吐出通路21の先端20aには、内
側に突出し金属の凝固したプラグPの抜け出しを阻止す
る突起15aが設けられている。金型5で成形する際
は、ノズル本体20は、鋳込口7aに当接する当接位置
A及び鋳込口7aから離間する離間位置Bの2位置に溶
湯供給の1ショット毎に位置させられる。溶湯供給が行
なわれた後にノズル本体20が離間位置Bに移動させら
れる際は、この突起15aにおいて、製品Mとともに製
品Mの端部に付帯形成されたスプルーSaが切り離され
製品M側が離脱させられるとともに、吐出通路21の先
端部側に金属の凝固したプラグPが形成される。次に、
ノズル本体20が当接位置Aに移動させられて溶湯供給
が行なわれる際は、プラグPは、供給される溶湯によっ
て押し出され金型5側へ送り込まれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記前者の
従来のダイカストマシン1のノズル装置Nにおいては、
ノズル本体20の先端部22の温度が金属の凝固温度以
上の温度に保持されるように第一ヒータ15及び第二ヒ
ータ16を制御しているので、非吐出時にノズル本体2
0の先端部22に金属の凝固したプラグPを形成するタ
イプにはそのまま適用できないし、仮に、適用できるよ
うにしても、第一ヒータ15及び第二ヒータ16をどの
ように制御するか容易に決定することができない。ま
た、温度センサ18ではノズル本体20の先端部22の
温度を検知しているので、溶湯の非吐出時に先端部22
の温度が下がって第一ヒータ15の温度と先端部22の
温度との落差が大きくなる場合には、第一ヒータ15か
ら先端部22への熱伝達に要するタイムラグの関係上、
ヒータがオーバーヒートしてしまい、それだけ、ヒータ
の耐久性を損ねてしまうという問題があった。
【0005】一方、後者の従来のダイカストマシン1の
ノズル装置Nにおいては、スプルーSaがノズル本体2
0の吐出通路21の先端21aで切れて、吐出通路21
の先端部側にプラグPを形成しているが、ノズル本体2
0の先端部22の温度制御が低過ぎると、プラグPが大
きくなり過ぎ、プラグPが厚く破れにくくなって、種々
の不具合を生じる。即ち、プラグPは凝固物なので、こ
の凝固物の影響が大になる。例えば、プラグPが、ラン
ナー・ゲートとは別の方向(図11中R1 方向)へ押し
出される場合は特に問題がないが、ランナー・ゲートの
方向(図11中R2 )へ押し出されると、湯流れが阻害
され、その結果、製品の割れ、湯ジワの発生、充
填不良、射出時の騒音等の問題が生じ、特にゲート内
に入り込んでしまうと、ゲートに破断チル層が残り、巣
の発生原因になる。また、ゲート流速が速くなり割れの
発生原因となる。また、プラグPの断面積はランナーの
何れの箇所の断面積よりも大きい為、流路を完全に閉塞
することもあり、この場合には、溶湯が流れないので、
問題が大きくなる。また、プラグPが射出時に砕かれて
ランナー・ゲートとは別の方向(図11中R1 方向)
と、ランナー・ゲートの方向(図11中R2 )との両方
向に流れて行くこともあるが、この場合も、ランナー・
ゲートの方向に流れる量が多くなると、不良率が高くな
る。
【0006】一方、温度が高過ぎると、プラグPが薄く
なって穴が開き易くなり、穴が開くと、種々の不具合を
生じる。即ち、プラグPに穴が開くと、ノズル本体20
の吐出通路21にエアが入り、ノズル本体20の吐出通
路21の溶湯がポットに戻ってしまい、湯ジワの発
生、ワレの発生、射出速度が速くなって金型溶損進
行や射出部品の磨耗進行(寿命が短い)が生じ、射出
時の騒音が大きくなる等の問題が生じる。
【0007】本発明は上記の問題点に鑑みて為されたも
ので、非吐出時にノズル本体の先端部に金属の凝固した
プラグが形成できるようにし、しかも、プラグが大きく
なることなく、かつ、薄過ぎて穴が開かないように適正
な厚さに形成できるようにするとともに、ヒータの寿命
を長くすることができるようにして耐久性の向上を図っ
たダイカストマシンのノズル装置を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため、本発明のダイカストマシンのノズル装置は、金
型のキャビティに連通する鋳込口に先端が当接し所要量
の金属の溶湯を吐出する吐出通路を有するとともに溶湯
供給の1サイクル毎に吐出通路の先端部側に金属の凝固
したプラグを形成せしめるノズル本体を備えたダイカス
トマシンのノズル装置において、上記ノズル本体の先端
部側の外側に設けられ該先端部側を加熱する第一ヒータ
と、上記ノズル本体の上記第一ヒータより後位の外側に
設けられ該ノズル本体の一般部を加熱する第二ヒータ
と、上記ノズル本体の非吐出時に上記ノズル本体の先端
部の吐出通路であってプラグの先端が位置させられる基
準点Xから所定長さS=2mm〜7mm内側の部位Yの
温度が上記金属の凝固完了温度Taに保持されかつ上記
ノズル本体の一般部の吐出通路の温度が上記金属の凝固
開始温度Tb以上の温度に保持されるように上記第一ヒ
ータ及び第二ヒータを制御する制御手段とを備えた構成
としている。
【0009】これにより、溶湯を供給する際は、ノズル
本体において吐出通路に形成されたプラグが押し出され
て、溶湯が供給される。この場合、プラグは、基準点X
から部位Yの長さ範囲の大きさに形成され、即ち、長さ
Sが、S=2mm〜7mmに設定されているので、薄く
もなく厚くもない適正な大きさに形成されることにな
り、押し出される際に、容易に破壊されて流出させられ
る。そのため、湯流れが阻害されることがなくなり、そ
の結果、製品の割れ、湯ジワの発生、充填不良、
射出時の騒音等の問題が生じる事態が防止される。そ
して、溶湯の供給が終わって製品を離型すると、製品と
ともに製品の端部に付帯形成されたスプルーがノズル本
体の先端部から切り離され、ノズル本体の先端部にプラ
グが形成される。この場合、温度制御部が機能し、非吐
出状態のノズル本体の先端部の吐出通路であってプラグ
の先端が位置させられる基準点Xから所定長さS内側の
部位Yの温度が金属の凝固完了温度Taに保持されかつ
ノズル本体の一般部の吐出通路の温度が金属の凝固開始
温度Tb以上の温度に保持される。これにより、ノズル
本体の先端部の吐出通路には溶湯の凝固した長さS程度
のプラグPが形成されていく。この場合、プラグは、基
準点Xから部位Yの長さSの範囲の大きさに形成され、
即ち、長さSがS=2mm〜7mmに設定されているの
で、薄くもなく厚くもない適正な大きさに形成されるこ
とになる。そのため、プラグが薄くなって穴が開き易く
なることがなく、プラグに穴が開いてノズル本体の吐出
通路にエアが入り、ノズル本体の吐出通路の溶湯がポッ
トに戻ってしまう事態が防止される。このため、湯ジ
ワの発生、ワレの発生、射出速度が速くなって金型
溶損進行や射出部品の磨耗進行(寿命が短い)が生じ、
射出時の騒音が大きくなる等の問題が防止される。
【0010】そして、必要に応じ、上記基準点Xから内
側の部位Yまでの長さSを、S=3mm〜6mmにした
構成としている。より一層プラグを薄くもなく厚くもな
い適正な大きさに形成することができる。そしてまた、
必要に応じ、上記第一ヒータ及び第二ヒータを、電気発
熱体を有し上記ノズル本体を被嵌する形状に形成し、上
記制御手段を、上記第一ヒータが被嵌されるノズル本体
の先端部側の被嵌部位の温度を検知する第一センサと、
上記第二ヒータが被嵌されるノズル本体の一般部の被嵌
部位の温度を検知する第二センサと、上記第一センサ及
び第二センサの検知結果に基づいて上記第一ヒータ及び
第二ヒータの温度を調整する温度制御部とを備えて構成
している。これにより、温度制御部が機能することによ
り、ノズル本体は、予め設定された目標温度に保持さ
れ、プラグを形成せしめるが、この場合、第一センサは
第一ヒータが被嵌されるノズル本体の先端部側の被嵌部
位の温度を検知し、第二センサは第二ヒータが被嵌され
るノズル本体の一般部の被嵌部位の温度を検知するの
で、即ち、第一センサ及び第二センサは、ヒータの直下
を検知するので、ヒータの直下はノズルの温度が低下し
ても極端に低下することがないので、検知温度と目標温
度との落差が大きくないことから、ヒータ制御の応答性
が良くなり、温度伝達のタイムラグによってヒータがオ
ーバーヒートしてしまう事態が防止され、それだけ、ヒ
ータの耐久性が向上させられ、ヒータの寿命を長くする
ことができるようになる。また、必要に応じ、上記ノズ
ル本体の先端部と一般部とを1種の金属材料で一体形成
した構成としている。一体なので、温度伝達が均一にな
り、制御がやり易くなる。
【0011】更に、必要に応じ、上記基準点Xを上記ノ
ズル本体の先端から所定長さL内側の位置に設定し、該
基準点Xであって上記ノズル本体の吐出通路の内面に周
方向に沿う溝を形成した構成としている。この場合、必
要に応じ、上記溝を周方向に連続して設けた構成として
いる。また、この場合、必要に応じ、上記溝を周方向に
所定の間隔で複数設けた構成としている。これにより、
溶湯を供給する際は、ノズル本体の吐出通路に形成され
たプラグが押し出されて溶湯がキャビティ内に供給され
る。この場合、プラグは、ノズル本体において吐出通路
の溝を通過して押し出されるが、吐出通路に突出するも
のがないので、円滑に流出していく。また、製品を離型
する際には、製品とともに製品の端部に付帯形成された
スプルーがノズル本体の先端部から切り離されるが、ノ
ズル本体の吐出通路には、周方向に沿う溝が形成されて
いるので、この溝のあるところでスプルーが切り離され
る。このため、製品の端部に付帯したスプルーが溝のあ
るところで切り離されているので、スプルーが溝より前
で切れたり、溝より後で切れて形成されることがないこ
とから、スプルーの大きさが一定化し、そのことは、上
記の温度制御とあいまって、確実にプラグの大きさが一
定化させられる。
【0012】そして、必要に応じ、上記ノズル本体の吐
出通路の上記溝より先端側を先端側に向けて所定の拡開
角度θで拡開形成した構成としている。溶湯の供給時
に、プラグがノズル本体の吐出通路をより一層通過し易
くなり、溶湯の充填不足や騒音の原因になったりする支
障を確実に防止することができる。この場合、所定の角
度を拡開角度θを、10°≦θ≦60°、望ましくは、
15°≦θ≦30°にしたことが有効である。プラグを
確実に通過させ易くなる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて、本発
明の実施の形態に係るダイカストマシンのノズル装置に
ついて詳細に説明する。尚、上記と同様のものには同一
の符号を付して説明する。図1乃至図5に示す本発明の
実施の形態に係るノズル装置Nは、ダイカストマシンと
してホットチャンバダイカストマシンに適用される。図
1に示すように、このダイカストマシン1は、固定盤2
に設けられた固定型5aと可動盤3に設けられた可動型
5bとからなる金型5を備えている。固定盤2には金型
5のキャビティ6に連通する鋳込口7aを有したスプル
ーブッシュ7が設けられている。図3において、8は可
動型5bに設けられた分流子である。また、ダイカスト
マシン1は、金型5のキャビティ6に溶融金属の溶湯を
供給する溶湯供給部10を備えている。溶湯供給部10
は、湯槽11と、湯槽11の溶湯を送給するプランジャ
型のポンプ12と、ポンプ12にグースネック13を介
して接続される本実施の形態に係るノズル装置Nとから
構成されている。
【0014】実施の形態に係るノズル装置Nは、金型5
のキャビティ6に連通するスプルーブッシュ7の鋳込口
7aに当接し所要量の金属の溶湯を1サイクル毎に吐出
するノズル本体20を備えている。このノズル本体20
は、その先端部22がスプルーブッシュ7の鋳込口7a
に当接する当接位置A及び鋳込口7aから離間する離間
位置Bの2位置に溶湯供給の1ショット毎に位置させら
れる。尚、ノズル本体20としては、スプルーブッシュ
7の鋳込口7aに常時当接させておくタイプもあり、実
施の形態では、このタイプへの適用もできる。ノズル本
体20は、金型5のキャビティ6に連通する鋳込口7a
に先端が当接し所要量の溶融金属を吐出する吐出通路2
1を有するとともに溶湯供給の1ショット毎に吐出通路
21の先端20a側に金属の凝固したプラグPを形成せ
しめる。ノズル本体20の先端部22は、一般外径より
小径で略円錐台形状に突出形成され、ノズル本体20の
一般部23とともに1種類の金属材料で一体形成されて
いる。一方、スプルーブッシュ7の鋳込口7aも、ノズ
ル本体20の先端部22が嵌合する同形の略円錐台形状
に形成されている。
【0015】また、図4に示すように、ノズル本体20
の先端部22の吐出通路21には、プラグPの先端が位
置させられる基準点Xが設定されている。この基準点X
は、ノズル本体20の先端20aから所定長さLの位置
に設定されている。所定長さLは、例えば、L=2mm
〜5mm、実施の形態では、L=3mmに設定されてい
る。基準点Xであってノズル本体20の吐出通路21の
内面には、周方向に沿う溝25が形成されている。この
溝25は、周方向に連続して設けられている。そのた
め、離型時に製品Mの端部に付帯形成されるスプルーS
aがこの溝25のあるところで切り離され、溝25のと
ころから後側にプラグPが形成される。尚、プラグPの
先端はフラットの場合もあるが、図4に示すように、中
央が僅かにはスプルーSaにえぐり取られる形になる。
また、ノズル本体20の吐出通路21の溝25より先端
20a側は、先端20a側に向けて所定の拡開角度θで
拡開形成されている。所定の拡開角度θは、10°≦θ
≦60°、望ましくは、15°≦θ≦30°に設定され
ている。
【0016】更に、ノズル装置Nは、図1及び図2に示
すように、ノズル本体20の先端部22側の外側に設け
られ先端部22側を加熱する第一ヒータ30と、ノズル
本体20の第一ヒータ30より後位の外側に設けられノ
ズル本体20の一般部23を加熱する第二ヒータ31と
を備えている。第一ヒータ30及び第二ヒータ31は、
電気発熱体を有しノズル本体20を被嵌する形状に形成
されている。電気発熱体は、線状に形成され蛇行して均
一に設けられている。更にまた、ノズル装置Nは、第一
ヒータ30及び第二ヒータ31を制御する制御手段32
を備えている。制御手段32は、図6に示すように、ノ
ズル本体20の非吐出時にノズル本体20の先端部22
の吐出通路21であって基準点Xから所定長さS内側の
部位Yの温度が金属の凝固完了温度Taに保持され、か
つ、ノズル本体20の一般部23の吐出通路21の温度
が金属の凝固開始温度Tb以上の温度に保持されるよう
に第一ヒータ30及び第二ヒータ31を制御する。基準
点Xから内側の部位Yまでの長さSは、S=2mm〜7
mm、望ましくは、S=3mm〜6mmに設定されてい
る。例えば、図7の状態図に示すように、金属がマグネ
シウム合金(アルミニウム9質量%,亜鉛1質量%添
加)である場合、凝固完了温度TaがTa=468℃、
凝固開始温度TbがTb=596℃になっており、図6
に示すように、この凝固完了温度Ta及び凝固開始温度
Tbに従って、各部の温度が設定されている。ノズル本
体20の一般部23の吐出通路21の温度は、金属の凝
固開始温度Tb以上の630℃に設定されている。従っ
て、図6に示すように、基準点Xから部位Yの長さSの
範囲は、確実に金属の凝固物がプラグPとして生成され
る。即ち、基準点Xから部位Yの範囲は、長さSが、S
=2mm〜7mm、望ましくは、S=3mm〜6mmに
設定されているので、プラグPもこの大きさに形成され
ることになる。また、図6に示すように、部位Yより内
側では固・液共存状態になり、更に内側では、溶融した
液体状態になる。
【0017】更に詳しくは、制御手段32は、第一ヒー
タ30が被嵌されるノズル本体20の先端部22側の被
嵌部位の温度を検知する熱電対からなる第一センサ33
と、第二ヒータ31が被嵌されるノズル本体20の一般
部23の被嵌部位の温度を検知する熱電対からなる第二
センサ34と、第一センサ33及び第二センサ34の検
知結果に基づいて第一ヒータ30及び第二ヒータ31の
温度を調整する温度制御部35とを備えて構成されてい
る。温度制御部35においては、ノズル本体20の非吐
出時にノズル本体20の先端部22の吐出通路21であ
って基準点Xから所定長さS内側の部位Yの温度が金属
の凝固完了温度Taに保持され、かつ、ノズル本体20
の一般部23の吐出通路21の温度が金属の凝固開始温
度Tb以上の温度に保持されるための目標温度を設定
し、第一センサ33及び第二センサ34の検知温度と、
目標温度とを比較して、目標温度との差がある場合に、
検知温度が目標温度になるようにヒータ30,31に流
れる電流値を可変に制御する。この制御には第一センサ
33及び第二センサ34のオン,オフ制御も含む。例え
ば、図8のノズルの温度勾配を示すグラフに示すよう
に、上記の金属がマグネシウム合金(アルミニウム9質
量%,亜鉛1質量%添加)である場合、第一ヒータ30
の目標温度を900℃に設定し、第二ヒータ31の目標
温度を800℃に設定している。図2において、36は
第一ヒータ30が被嵌されていないノズル本体20の先
端部22側であって先端部22の温度が主に反映する部
位の温度を検知する第三センサである。また、図2中符
号37,38は、ヒータ30,31が加熱し過ぎた場
合、例えば、ノズル本体20の温度が設定温度の高い方
の第一ヒータ30の設定温度より10℃高くなったと
き、上記の例では、910℃になったとき、これを検知
してヒータ30,31の作動を停止させるための熱電対
からなる監視用センサである。温度制御部35には、監
視用センサ37,38の温度検知に基づいて第一ヒータ
30及び第二ヒータ31の作動を停止させる機能が備え
られている。このため、第一ヒータ30及び第二ヒータ
31の寿命を確実に長く確保できる。
【0018】従って、このホットチャンバダイカストマ
シン1によって成形を行なうときは、先ず、固定盤2に
設けられた固定型5aに対して可動盤3に設けられた可
動型5bを成形位置に位置させる。また、ノズル装置N
のノズル本体20を離間位置Bから当接位置Aに位置さ
せてノズル本体20の先端部22をスプルーブッシュ7
の鋳込口7aに当接させる。この状態で、溶湯供給部1
0のポンプ12を駆動して、溶湯を供給する。この場
合、ノズル装置Nのノズル本体20において吐出通路2
1の溝25の後流側に形成されたプラグPが押し出され
て、溶湯がキャビティ6内に供給される。この場合、プ
ラグPは、ノズル本体20において吐出通路21の溝2
5を通過して押し出されるが、吐出通路21に突出する
ものがないので、円滑に流出していく。また、ノズル本
体20の吐出通路21の溝25より先端20a側は、先
端20a側に向けて所定の拡開角度θで拡開形成されて
いるので、この点でも抵抗が少なくなり、プラグPが円
滑に流出していく。更に、プラグPは、図6に示すよう
に、基準点Xから部位Yの長さ範囲の大きさに形成さ
れ、即ち、長さSが、S=2mm〜7mm、望ましく
は、S=3mm〜6mmに設定されているので、薄くも
なく厚くもない適正な大きさに形成されることになり、
押し出される際に、容易に破壊されて流出させられる。
そのため、即ち、湯流れが阻害されることがなくなり、
その結果、製品の割れ、湯ジワの発生、充填不
良、射出時の騒音等の問題が生じる事態が防止され
る。
【0019】そして、溶湯がキャビティ6内に供給され
ると、金型5が図示外の冷却手段で冷却されて、溶湯が
固化し成形される。この状態で、ノズル装置Nのノズル
本体20を当接位置Aから離間位置Bに位置させるとと
もに、可動型5bを移動させ製品Mを離型する。この場
合、製品Mとともに製品Mの端部に付帯形成されたスプ
ルーSaがノズル本体20の先端部22から切り離され
るが、ノズル本体20の吐出通路21には、周方向に沿
う溝25が形成されているので、この溝25のあるとこ
ろでスプルーSaが切り離される。また、この場合、温
度制御部35が機能し、非吐出状態のノズル本体20の
先端部22の吐出通路21であってプラグPの先端が位
置させられる基準点Xから所定長さS内側の部位Yの温
度が金属の凝固完了温度Taに保持されかつノズル本体
20の一般部23の吐出通路21の温度が金属の凝固開
始温度Tb以上の温度に保持される。これにより、ノズ
ル本体20の先端部22の吐出通路21であって溝25
のところから後側には、溶湯の凝固した長さS程度のプ
ラグPが形成されていく。
【0020】この場合、製品Mの端部に付帯したスプル
ーSaが溝25のあるところで切り離されているので、
スプルーSaが溝25より前で切れたり、溝25より後
で切れて形成されることがないことから、スプルーSa
の大きさが一定化する。また、プラグPは、図6に示す
ように、基準点Xから部位Yの長さSの範囲の大きさに
形成され、即ち、長さSが、S=2mm〜7mm、望ま
しくは、S=3mm〜6mmに設定されているので、薄
くもなく厚くもない適正な大きさに形成されることにな
る。そのため、プラグPが薄くなって穴が開き易くなる
ことがなく、プラグPに穴が開いてノズル本体20の吐
出通路21にエアが入り、ノズル本体20の吐出通路2
1の溶湯がポットに戻ってしまう事態が防止される。こ
のため、湯ジワの発生、ワレの発生、射出速度が
速くなって金型溶損進行や射出部品の磨耗進行(寿命が
短い)が生じ、射出時の騒音が大きくなる等の問題が
防止される。
【0021】また、温度制御部35が機能することによ
り、ノズル本体20は、予め設定された目標温度に保持
され、プラグPを形成せしめるが、この場合、第一セン
サ33は第一ヒータ30が被嵌されるノズル本体20の
先端部22側の被嵌部位の温度を検知し、第二センサ3
4は第二ヒータ31が被嵌されるノズル本体20の一般
部23の被嵌部位の温度を検知するので、即ち、第一セ
ンサ33及び第二センサ34は、ヒータ30,31の直
下を検知するので、ヒータ30,31の直下はノズルの
温度が低下しても極端に低下することがないので、検知
温度と目標温度との落差が大きくないことから、ヒータ
30,31がオーバーヒートしてしまう事態が防止さ
れ、それだけ、ヒータ30,31の耐久性が向上させら
れ、ヒータ30,31の寿命を長くすることができるよ
うになる。
【0022】図9には、本発明の実施の形態に係るダイ
カストマシン1のノズル装置Nの変形例を示している。
これは、上記と略同様に形成されるが、異なる点は、ノ
ズル本体20の吐出通路21の内面に形成した溝25
が、周方向に所定の間隔で複数設けられていることであ
る。この例によっても、上記と同様の作用,効果を奏す
る。
【0023】尚、上記実施の形態で、基準点Xをノズル
本体20の先端20aから所定長さL内側の位置に設定
したが、必ずしもこれに限定されるものではなく、基準
点Xをノズル本体20の先端20aに設定しても良く、
適宜変更して差支えない。また、金属の凝固完了温度T
a及び凝固開始温度Tbは、金属(合金を含む)の種類
によって種々異なるので、金属の種類に応じて制御手段
の制御を設定することは勿論である。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のダイカス
トマシンのノズル装置によれば、ノズル本体の先端部側
の外側に設けられ先端部側を加熱する第一ヒータと、ノ
ズル本体の第一ヒータより後位の外側に設けられノズル
本体の一般部を加熱する第二ヒータと、ノズル本体の非
吐出時にノズル本体の先端部の吐出通路であってプラグ
の先端が位置させられる基準点Xから所定長さS=2m
m〜7mm内側の部位Yの温度が金属の凝固完了温度T
aに保持されかつノズル本体の一般部の吐出通路の温度
が金属の凝固開始温度Tb以上の温度に保持されるよう
に第一ヒータ及び第二ヒータを制御する制御手段とを備
えて構成したので、金型への溶湯の吐出が停止される
と、ノズル本体の先端部に、溶湯の凝固したプラグを形
成することができるとともに、プラグを基準点Xから部
位Yの長さSの範囲の大きさである長さS=2mm〜7
mmに形成することができる。そのため、プラグを薄く
もなく厚くもない適正な大きさに形成することができ、
溶湯の非吐出時にプラグが押し出される際に、容易に破
壊させて流出させることができ、その結果、製品の割
れ,湯ジワの発生,充填不良や射出時の騒音等の問題が
生じる事態を防止することができる。また、プラグが薄
くなって穴が開き易くなることがなく、プラグに穴が開
いてノズル本体の吐出通路にエアが入り、ノズル本体の
吐出通路の溶湯がポットに戻ってしまう事態を防止する
ことができる。このため、湯ジワの発生,ワレの発生,
射出速度が速くなって金型溶損進行や射出部品の磨耗進
行(寿命が短い)が生じ、あるいは、射出時の騒音が大
きくなる等の問題を防止することができる。特に、ホッ
トチャンバダイカストマシンでの、適正なプラグ形成が
実現できる。また、第一ヒータの温度を低くして第二ヒ
ータと個別に制御するので、オーバーヒートしにくくな
り、ヒータの耐久性が向上させられ、ヒータの寿命を長
くすることができるようになる。
【0025】そして、基準点Xから内側の部位Yまでの
長さSを、S=3mm〜6mmにした場合には、より一
層プラグを薄くもなく厚くもない適正な大きさに形成す
ることができる。また、第一ヒータ及び第二ヒータを、
電気発熱体を有しノズル本体を被嵌する形状に形成し、
制御手段を、第一ヒータが被嵌されるノズル本体の先端
部側の被嵌部位の温度を検知する第一センサと、第二ヒ
ータが被嵌されるノズル本体の一般部の被嵌部位の温度
を検知する第二センサと、第一センサ及び第二センサの
検知結果に基づいて第一ヒータ及び第二ヒータの温度を
調整する温度制御部とを備えて構成した場合には、温度
制御部が機能することにより、ノズル本体は、予め設定
された目標温度に保持され、プラグを形成せしめるが、
この場合、第一センサは第一ヒータが被嵌されるノズル
本体の先端部側の被嵌部位の温度を検知し、第二センサ
は第二ヒータが被嵌されるノズル本体の一般部の被嵌部
位の温度を検知するので、即ち、第一センサ及び第二セ
ンサは、ヒータの直下を検知することになり、このた
め、ヒータの直下はノズルの温度が低下しても極端に低
下することがないので、検知温度と目標温度との落差が
大きくないことから、ヒータ制御の応答性が良くなり、
温度伝達のタイムラグによってヒータがオーバーヒート
してしまう事態を防止することができ、それだけ、ヒー
タの耐久性を向上させて、ヒータの寿命を長くすること
ができるようになる。また、ノズル本体の先端部と一般
部とを1種の金属材料で一体形成した構成とした場合に
は、一体なので、温度伝達が均一になり、制御がやり易
くなる。
【0026】そしてまた、基準点Xをノズル本体の先端
から所定長さL内側の位置に設定し、基準点Xであって
ノズル本体の吐出通路の内面に周方向に沿う溝を形成し
た場合には、溶湯の供給時に、プラグがノズル本体の吐
出通路の溝を通過して押し出されるが、従来のように吐
出通路に突出するものがないので、円滑に流出してい
き、その結果、溶湯の充填不足や騒音の原因になったり
する支障が生じてしまう事態を防止することができる。
また、製品の端部に付帯したスプルーが溝のあるところ
で切り離されるので、スプルーが溝より前で切れたり、
溝より後で切れて形成されることがないことから、プラ
グの大きさを一定化させることができる。そのため、上
記のヒータの制御とあいまって、プラグを薄くもなく厚
くもない適正な大きさに形成することができ、溶湯の非
吐出時にプラグが押し出される際に、容易に破壊させて
流出させることができ、その結果、製品の割れ,湯ジワ
の発生,充填不良や射出時の騒音等の問題が生じる事態
を防止することができる。また、プラグが薄くなって穴
が開き易くなることがなく、プラグに穴が開いてノズル
本体の吐出通路にエアが入り、ノズル本体の吐出通路の
溶湯がポットに戻ってしまう事態を防止することができ
る。このため、次の溶湯の吐出時に溶湯の流速が速くな
って、入ったエアを溶湯内に巻き込む事態がなくなり、
湯ジワの発生,ワレの発生,射出速度が速くなって金型
溶損進行や射出部品の磨耗進行(寿命が短い)が生じ、
あるいは、射出時の騒音が大きくなる等の問題を防止す
ることができる。
【0027】そして、ノズル本体の吐出通路の溝より先
端側を先端側に向けて所定の拡開角度θで拡開形成した
場合には、溶湯の供給時に、プラグがノズル本体の吐出
通路をより一層通過し易くなり、溶湯の充填不足や騒音
の原因になったりする支障を確実に防止することができ
る。この場合、所定の角度を拡開角度θを、10°≦θ
≦60°、望ましくは、15°≦θ≦30°にすれば、
プラグを確実に通過させ易くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るダイカストマシンの
ノズル装置をホットチャンバダイカストマシンに適用し
た例で示す図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るダイカストマシンの
ノズル装置を示す図であり、(a)は側面図、(b)は
正面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るダイカストマシンの
ノズル装置の主要部を示す断面図である。
【図4】本発明の実施の形態に係るダイカストマシンの
ノズル装置においてノズル本体の主要部を示す拡大側面
断面図である。
【図5】本発明の実施の形態に係るダイカストマシンの
ノズル装置においてノズル本体を示す正面図である。
【図6】本発明の実施の形態に係るダイカストマシンの
ノズル装置の制御部の制御例を示すグラフ図である。
【図7】本発明の実施の形態に係るダイカストマシンの
ノズル装置が取り扱う金属の一例に係るマグネシウム合
金の状態図である。
【図8】本発明の実施の形態に係るダイカストマシンの
ノズル装置のノズル本体の温度勾配の一例を示すグラフ
図である。
【図9】本発明の実施の形態に係るダイカストマシンの
ノズル装置においてノズル本体の変形例を示す正面図で
ある。
【図10】従来のダイカストマシンのノズル装置の一例
を示す断面図である。
【図11】従来のダイカストマシンのノズル装置の他の
例を示す断面図である。
【符号の説明】
N ノズル装置 1 ダイカストマシン 2 固定盤 3 可動盤 5 金型 5a 固定型 5b 可動型 6 キャビティ 7 スプルーブッシュ 7a 鋳込口 8 分流子 10 溶湯供給部 11 湯槽 12 ポンプ 13 グースネック 20 ノズル本体 20a 先端 A 当接位置 B 離間位置 21 吐出通路 22 先端部 23 一般部 25 溝 P プラグ M 製品 Sa スプルー 30 第一ヒータ 31 第二ヒータ 32 制御手段 33 第一センサ 34 第二センサ 35 温度制御部 X 基準点 Y 内側の部位 S 基準点Xから内側の部位Yまでの所定長さ Ta 金属の凝固完了温度 Tb 金属の凝固開始温度 36 第三センサ 37,38 監視用センサ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金型のキャビティに連通する鋳込口に先
    端が当接し所要量の金属の溶湯を吐出する吐出通路を有
    するとともに溶湯供給の1サイクル毎に吐出通路の先端
    部側に金属の凝固したプラグを形成せしめるノズル本体
    を備えたダイカストマシンのノズル装置において、 上記ノズル本体の先端部側の外側に設けられ該先端部側
    を加熱する第一ヒータと、上記ノズル本体の上記第一ヒ
    ータより後位の外側に設けられ該ノズル本体の一般部を
    加熱する第二ヒータと、上記ノズル本体の非吐出時に上
    記ノズル本体の先端部の吐出通路であってプラグの先端
    が位置させられる基準点Xから所定長さS=2mm〜7
    mm内側の部位Yの温度が上記金属の凝固完了温度Ta
    に保持されかつ上記ノズル本体の一般部の吐出通路の温
    度が上記金属の凝固開始温度Tb以上の温度に保持され
    るように上記第一ヒータ及び第二ヒータを制御する制御
    手段とを備えたことを特徴とするダイカストマシンのノ
    ズル装置。
  2. 【請求項2】 上記基準点Xから内側の部位Yまでの長
    さSを、S=3mm〜6mmにしたことを特徴とする請
    求項1記載のダイカストマシンのノズル装置。
  3. 【請求項3】 上記第一ヒータ及び第二ヒータを、電気
    発熱体を有し上記ノズル本体を被嵌する形状に形成し、
    上記制御手段を、上記第一ヒータが被嵌されるノズル本
    体の先端部側の被嵌部位の温度を検知する第一センサ
    と、上記第二ヒータが被嵌されるノズル本体の一般部の
    被嵌部位の温度を検知する第二センサと、上記第一セン
    サ及び第二センサの検知結果に基づいて上記第一ヒータ
    及び第二ヒータの温度を調整する温度制御部とを備えて
    構成したことを特徴とする請求項1または2記載のダイ
    カストマシンのノズル装置。
  4. 【請求項4】 上記ノズル本体の先端部と一般部とを1
    種の金属材料で一体形成したことを特徴とする請求項
    1,2または3記載のダイカストマシンのノズル装置。
  5. 【請求項5】 上記基準点Xを上記ノズル本体の先端か
    ら所定長さL内側の位置に設定し、該基準点Xであって
    上記ノズル本体の吐出通路の内面に周方向に沿う溝を形
    成したことを特徴とする請求項1,2,3または4記載
    のダイカストマシンのノズル装置。
  6. 【請求項6】 上記溝を周方向に連続して設けたことを
    特徴とする請求項5記載のダイカストマシンのノズル装
    置。
  7. 【請求項7】 上記溝を周方向に所定の間隔で複数設け
    たことを特徴とする請求項5記載のダイカストマシンの
    ノズル装置。
  8. 【請求項8】 上記ノズル本体の吐出通路の上記溝より
    先端部側を先端部側に向けて所定の拡開角度θで拡開形
    成したことを特徴とする請求項5,6または7記載のダ
    イカストマシンのノズル装置。
  9. 【請求項9】 上記所定の拡開角度θを、10°≦θ≦
    60°にしたことを特徴とする請求項8記載のダイカス
    トマシンのノズル装置。
  10. 【請求項10】 上記所定の拡開角度θを、15°≦θ
    ≦30°にしたことを特徴とする請求項8記載のダイカ
    ストマシンのノズル装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58147663U (ja) * 1982-03-24 1983-10-04 伊藤 孝 ダイカストマシンのノズル
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