JP2003136830A - 医療診断用画像の作成方法 - Google Patents
医療診断用画像の作成方法Info
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- JP2003136830A JP2003136830A JP2001334338A JP2001334338A JP2003136830A JP 2003136830 A JP2003136830 A JP 2003136830A JP 2001334338 A JP2001334338 A JP 2001334338A JP 2001334338 A JP2001334338 A JP 2001334338A JP 2003136830 A JP2003136830 A JP 2003136830A
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- Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】インクジェット記録方式を用いて医療診断用に
適した診断用画像の作成方法を提供する。 【解決手段】光透過性支持体上に少なくとも1層のイン
ク受容層を設けた医療用インクジェット記録材料に画像
形成した後、画像面に透明樹脂保護層を設けることを特
徴とする医療診断用画像の作成方法。
適した診断用画像の作成方法を提供する。 【解決手段】光透過性支持体上に少なくとも1層のイン
ク受容層を設けた医療用インクジェット記録材料に画像
形成した後、画像面に透明樹脂保護層を設けることを特
徴とする医療診断用画像の作成方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医療分野における
医療診断用画像をインクジェット記録方式を用いて作成
する方法に関する。
医療診断用画像をインクジェット記録方式を用いて作成
する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】医療の分野でこれまで一般的に用いられ
ている銀塩写真は、現像処理等の湿式処理が必要であ
り、それに伴う廃液の問題がある。これに対して、イン
クジェット記録方式は、完全なドライ記録方式であり、
極めて環境保全に適した記録方式といえる。また、イン
クジェット記録方式は、騒音が少なく、記録パターンの
融通性が大きく、複雑な画像を正確かつ迅速に形成でき
る点で注目されている。
ている銀塩写真は、現像処理等の湿式処理が必要であ
り、それに伴う廃液の問題がある。これに対して、イン
クジェット記録方式は、完全なドライ記録方式であり、
極めて環境保全に適した記録方式といえる。また、イン
クジェット記録方式は、騒音が少なく、記録パターンの
融通性が大きく、複雑な画像を正確かつ迅速に形成でき
る点で注目されている。
【0003】インクジェット記録方式に使用される記録
材料としては、シリカやアルミナ等の無機微粒子を主体
とする空隙タイプ、水溶性ポリマーを主体とする膨潤タ
イプ、及びそれらを組み合わせた複合タイプ等、多くの
記録材料が知られている。
材料としては、シリカやアルミナ等の無機微粒子を主体
とする空隙タイプ、水溶性ポリマーを主体とする膨潤タ
イプ、及びそれらを組み合わせた複合タイプ等、多くの
記録材料が知られている。
【0004】空隙タイプは、支持体上に無機微粒子と親
水性バインダーからなる多孔質のインク受容層を設けた
ものであり、例えば、特開昭55−51583号、同5
6−157号、同57−107879号、同57−10
7880号、同59−230787号、同62−160
277号、同62−184879号、同62−1833
82号、及び同64−11877号、特開平3−215
08、同4−67986号、特公平3−56552号、
特開平8−132728号、同平10−81064号、
同平10−119423号、同平10−175365
号、同平10−203006号、同平10−21760
1号、同平11−20300号、同平11−20306
号、同平11−34481号公報等に開示されている。
水性バインダーからなる多孔質のインク受容層を設けた
ものであり、例えば、特開昭55−51583号、同5
6−157号、同57−107879号、同57−10
7880号、同59−230787号、同62−160
277号、同62−184879号、同62−1833
82号、及び同64−11877号、特開平3−215
08、同4−67986号、特公平3−56552号、
特開平8−132728号、同平10−81064号、
同平10−119423号、同平10−175365
号、同平10−203006号、同平10−21760
1号、同平11−20300号、同平11−20306
号、同平11−34481号公報等に開示されている。
【0005】膨潤タイプは、支持体上に水溶性ポリマー
を主体としたインク受容層を設けた、ものであり、例え
ば、特開昭60−168651号ではポリビニルアルコ
ールとポリアクリル酸系水溶性高分子の使用が、特開昭
60−262685号ではヒドロキシエチルセルロース
の使用が、特開昭61−181679号ではカルボキシ
メチルセルロースとポリエチレンオキサイドの混合物の
使用が、特開昭61−193879号では水溶性セルロ
ースとポリビニルピロリドンの混合物の使用が、特開昭
62−263084号では特定pHのゼラチン水溶液か
ら形成された受容層が、また特開平1−146784号
ではゼラチンと界面活性剤の混合物の使用がそれぞれ提
案されている。
を主体としたインク受容層を設けた、ものであり、例え
ば、特開昭60−168651号ではポリビニルアルコ
ールとポリアクリル酸系水溶性高分子の使用が、特開昭
60−262685号ではヒドロキシエチルセルロース
の使用が、特開昭61−181679号ではカルボキシ
メチルセルロースとポリエチレンオキサイドの混合物の
使用が、特開昭61−193879号では水溶性セルロ
ースとポリビニルピロリドンの混合物の使用が、特開昭
62−263084号では特定pHのゼラチン水溶液か
ら形成された受容層が、また特開平1−146784号
ではゼラチンと界面活性剤の混合物の使用がそれぞれ提
案されている。
【0006】複合タイプとして、シリカ微粒子やアルミ
ナゾル等からなる空隙層の上に水溶性ポリマーからなる
膨潤層を設けた記録シートが特開平9−323475号
に、水溶性ポリマーからなるインク保持層の上に疎水性
ポリマーからなる微細多孔性のインク透過層を有する記
録シートが特開昭61−35275号、同62−196
175号に記載されており、また水溶性ポリマーからな
る層の上に顔料からなる多孔質層を有する記録シートが
特開昭62−140878号、同昭62−222887
号、同平3−72460号、同平7−186521号、
同平10−29369号等に記載されている。
ナゾル等からなる空隙層の上に水溶性ポリマーからなる
膨潤層を設けた記録シートが特開平9−323475号
に、水溶性ポリマーからなるインク保持層の上に疎水性
ポリマーからなる微細多孔性のインク透過層を有する記
録シートが特開昭61−35275号、同62−196
175号に記載されており、また水溶性ポリマーからな
る層の上に顔料からなる多孔質層を有する記録シートが
特開昭62−140878号、同昭62−222887
号、同平3−72460号、同平7−186521号、
同平10−29369号等に記載されている。
【0007】また、インクジェット記録材料に印字して
画像形成した後、画像形成面に保護層を設けることが知
られており、例えば、特開平8−118784号、特開
平8−174989号、特開2001−39006号、
特開2001−213044号公報等に記載されてい
る。
画像形成した後、画像形成面に保護層を設けることが知
られており、例えば、特開平8−118784号、特開
平8−174989号、特開2001−39006号、
特開2001−213044号公報等に記載されてい
る。
【0008】一方、本発明が対象とするインクジェット
記録方式で医療診断用画像を作成する方法が、特開20
00−94664号、特開2000−318302、特
開2000−335104号公報に記載されている。
記録方式で医療診断用画像を作成する方法が、特開20
00−94664号、特開2000−318302、特
開2000−335104号公報に記載されている。
【0009】医療の現場においては、印字記録された記
録材料は、直ちに診断に用いられることが多く、また、
水等に接触する機会が多い。従って、印字記録後、極短
時間(例えば10分以内、更には5分以内)の間に、水
が付着しても、記録画像が変化しないことが重要であ
る。また、診察に用いた記録材料は、通常長期間保管さ
れるが、保管によって画像が変化しないことが要求され
る。このように医療現場では、従来インクジェット記録
材料が一般に用いられていた環境に比べ、より厳しい条
件に耐え得ることが要求され、これを満足する医療診断
用画像の作製方法が望まれている。
録材料は、直ちに診断に用いられることが多く、また、
水等に接触する機会が多い。従って、印字記録後、極短
時間(例えば10分以内、更には5分以内)の間に、水
が付着しても、記録画像が変化しないことが重要であ
る。また、診察に用いた記録材料は、通常長期間保管さ
れるが、保管によって画像が変化しないことが要求され
る。このように医療現場では、従来インクジェット記録
材料が一般に用いられていた環境に比べ、より厳しい条
件に耐え得ることが要求され、これを満足する医療診断
用画像の作製方法が望まれている。
【0010】また、医療診断は画像が記録された診断用
画像シートをシャウカステンに貼り付けて透過光で観察
するが、このとき、透過光以外の外部光(室内灯)の反
射光(戻り光)によるギラツキで画像が見づらくなる場
合がある。従って、ギラツキを防止する必要がある。
画像シートをシャウカステンに貼り付けて透過光で観察
するが、このとき、透過光以外の外部光(室内灯)の反
射光(戻り光)によるギラツキで画像が見づらくなる場
合がある。従って、ギラツキを防止する必要がある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、インクジェット記録方式を用いて医療診断用に適し
た診断用画像の作成方法を提供することにある。
は、インクジェット記録方式を用いて医療診断用に適し
た診断用画像の作成方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、光
透過性支持体上に少なくとも1層のインク受容層を設け
た医療用インクジェット記録材料に画像形成した後、画
像面に透明樹脂保護層を設けることを特徴とする医療診
断用画像の作成方法によって基本的に達成された。
透過性支持体上に少なくとも1層のインク受容層を設け
た医療用インクジェット記録材料に画像形成した後、画
像面に透明樹脂保護層を設けることを特徴とする医療診
断用画像の作成方法によって基本的に達成された。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明は、医療用インクジェット記録材料(以降、記録
材料と称す)に、インクジェット記録方式で印字した
後、画像面に透明樹脂保護層を設ける。透明樹脂保護層
を設ける方法は、画像面に、例えば加熱により成膜する
熱可塑性樹脂あるいは熱溶融性樹脂、紫外線照射により
硬化する樹脂等の各種樹脂溶液を塗布(例えばバーコー
ター、ロールコーター、アプリケーター、スピナーある
いはインクジェット記録装置等を用いる)して被覆層を
形成する方法、オーバーコート樹脂層を耐熱性フィルム
を介して熱転写する方法、またはラミネートフィルムを
貼り合わせる方法等が挙げられる。このようにして設け
られた透明樹脂保護層には、熱、風、UV光、マイクロ
波、赤外線等を必要に応じて照射することができる。
本発明は、医療用インクジェット記録材料(以降、記録
材料と称す)に、インクジェット記録方式で印字した
後、画像面に透明樹脂保護層を設ける。透明樹脂保護層
を設ける方法は、画像面に、例えば加熱により成膜する
熱可塑性樹脂あるいは熱溶融性樹脂、紫外線照射により
硬化する樹脂等の各種樹脂溶液を塗布(例えばバーコー
ター、ロールコーター、アプリケーター、スピナーある
いはインクジェット記録装置等を用いる)して被覆層を
形成する方法、オーバーコート樹脂層を耐熱性フィルム
を介して熱転写する方法、またはラミネートフィルムを
貼り合わせる方法等が挙げられる。このようにして設け
られた透明樹脂保護層には、熱、風、UV光、マイクロ
波、赤外線等を必要に応じて照射することができる。
【0014】本発明の好ましい態様の1つは、画像面が
50℃以上に加熱する方法により透明樹脂保護層を設け
ることである。これによって保存時の退色が更に改良さ
れる。加熱することによって画像表面に残存していたイ
ンク中の水や水溶性有機溶剤がインク受容層の内部に浸
透、拡散し、色剤と溶剤が更に分離されやすく色剤の安
定性の高くなるものと推測される。この場合、加熱の効
果を十分に得るためには画像表面に残存する溶剤が少な
いことが必要であり、インク受容層はインク溶剤の吸収
性が高い層であることが好ましい。従って、インク受容
層は気相法シリカ、またはアルミナあるいはアルミナ水
和物を主体に含有する多孔質層であることが好ましい。
詳しくは後述する。画像面の加熱温度は、好ましくは6
0〜250℃の範囲であり、更に好ましくは65〜20
0℃の範囲である。加熱時間は加熱温度に関係するが、
0.1秒以上であり、0.5秒以上が好ましい。上限は
特に無いが30秒以上加温しても効果に差は無い。
50℃以上に加熱する方法により透明樹脂保護層を設け
ることである。これによって保存時の退色が更に改良さ
れる。加熱することによって画像表面に残存していたイ
ンク中の水や水溶性有機溶剤がインク受容層の内部に浸
透、拡散し、色剤と溶剤が更に分離されやすく色剤の安
定性の高くなるものと推測される。この場合、加熱の効
果を十分に得るためには画像表面に残存する溶剤が少な
いことが必要であり、インク受容層はインク溶剤の吸収
性が高い層であることが好ましい。従って、インク受容
層は気相法シリカ、またはアルミナあるいはアルミナ水
和物を主体に含有する多孔質層であることが好ましい。
詳しくは後述する。画像面の加熱温度は、好ましくは6
0〜250℃の範囲であり、更に好ましくは65〜20
0℃の範囲である。加熱時間は加熱温度に関係するが、
0.1秒以上であり、0.5秒以上が好ましい。上限は
特に無いが30秒以上加温しても効果に差は無い。
【0015】本発明の好ましい別の態様は、画像面に透
明なラミネートフィルムを貼り合わすことである。貼り
合わせ時には加熱しても加熱しなくてもよいが、上記し
たように加熱するのが好ましい。ラミネートフィルム
は、透明の基材に粘着剤ないし接着剤を塗布したものが
好ましく用いられる。透明基材としては、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポ
リエチレンナフタレート、ポリカーボネート、ポリフェ
ニレンサルファイト、ポリエーテルスルフォン、ポリ塩
化ビニル等の各種フィルムが挙げられる。透明基材の厚
みは、一般的には20〜200μm、好ましくは30〜
100μm程度である。これらの基材には、2−ヒドロ
キシベンゾフェノン、2,4−ジヒドロキシベンゾフェ
ノン等のベンゾフェノン類、(2−ヒドロキシフェニ
ル)ベンゾトリアゾール、(2−ヒドロキシフェニル−
5−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール等の紫外線吸
収剤を含有せしめても良い。
明なラミネートフィルムを貼り合わすことである。貼り
合わせ時には加熱しても加熱しなくてもよいが、上記し
たように加熱するのが好ましい。ラミネートフィルム
は、透明の基材に粘着剤ないし接着剤を塗布したものが
好ましく用いられる。透明基材としては、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポ
リエチレンナフタレート、ポリカーボネート、ポリフェ
ニレンサルファイト、ポリエーテルスルフォン、ポリ塩
化ビニル等の各種フィルムが挙げられる。透明基材の厚
みは、一般的には20〜200μm、好ましくは30〜
100μm程度である。これらの基材には、2−ヒドロ
キシベンゾフェノン、2,4−ジヒドロキシベンゾフェ
ノン等のベンゾフェノン類、(2−ヒドロキシフェニ
ル)ベンゾトリアゾール、(2−ヒドロキシフェニル−
5−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール等の紫外線吸
収剤を含有せしめても良い。
【0016】粘着剤ないし接着剤には、ヒートシールタ
イプや感圧接着剤タイプの樹脂が好適に用いられる。樹
脂としてはスチレン系、ブタジエン系、アクリル系、ウ
レタン系等の任意のものが用いられるが、アクリル系接
着剤が好ましく、例えばメタクリル酸メチル、メタクリ
ル酸エチル、メタクリル酸ヒドロキシエチル、メタクリ
ル酸ヒドロキシプロピル、N−メチロールアクリルアミ
ン等のアクリルモノマーと、これに共重合可能なエチレ
ン系モノマーやスチレン系モノマー等の共重合物が使用
できる。
イプや感圧接着剤タイプの樹脂が好適に用いられる。樹
脂としてはスチレン系、ブタジエン系、アクリル系、ウ
レタン系等の任意のものが用いられるが、アクリル系接
着剤が好ましく、例えばメタクリル酸メチル、メタクリ
ル酸エチル、メタクリル酸ヒドロキシエチル、メタクリ
ル酸ヒドロキシプロピル、N−メチロールアクリルアミ
ン等のアクリルモノマーと、これに共重合可能なエチレ
ン系モノマーやスチレン系モノマー等の共重合物が使用
できる。
【0017】上記した画像面にラミネートフィルムを貼
り合わす態様において、画像面にのみ貼り合わすことで
本発明の効果を十分に奏することができるが、更に記録
材料の切断面もラミネートフィルムで被覆するのが好ま
しい。医療診断に用いられるメディアは通常、特定サイ
ズのシート状に切断されたものであり、その切断された
インク受容層の切断面からも長期保管によって空気や水
分が徐々に浸入し、印字画像に悪影響を与える場合があ
る。これを完全に防止するために、上記したように切断
面もラミネートフィルムで画像面と一体的に被覆するの
が好ましい。具体的には、画像記録された記録材料の表
裏両面に記録材料より大きいサイズのラミネートフィル
ムをあてがって、表裏両面のラミネートフィルムを熱シ
ールもしくは接着剤で接合することによって、画像面と
切断面を一体的に被覆する方法が採用される。これによ
って画像面と切断面は外気から完全に封鎖される。
り合わす態様において、画像面にのみ貼り合わすことで
本発明の効果を十分に奏することができるが、更に記録
材料の切断面もラミネートフィルムで被覆するのが好ま
しい。医療診断に用いられるメディアは通常、特定サイ
ズのシート状に切断されたものであり、その切断された
インク受容層の切断面からも長期保管によって空気や水
分が徐々に浸入し、印字画像に悪影響を与える場合があ
る。これを完全に防止するために、上記したように切断
面もラミネートフィルムで画像面と一体的に被覆するの
が好ましい。具体的には、画像記録された記録材料の表
裏両面に記録材料より大きいサイズのラミネートフィル
ムをあてがって、表裏両面のラミネートフィルムを熱シ
ールもしくは接着剤で接合することによって、画像面と
切断面を一体的に被覆する方法が採用される。これによ
って画像面と切断面は外気から完全に封鎖される。
【0018】本発明において、上記のようにして被覆さ
れた透明樹脂保護層の表面は、診察時における室内灯の
反射光によるギラツキを防止するために、中心線平均粗
さRa値が0.1μm以上になるように粗面化加工され
たものが好ましい。この粗面化加工は、被覆された樹脂
が加熱等で軟化している状態で粗面ローラを圧着する方
法、あるいは加熱された粗面ローラを樹脂層に圧着する
方法、または予めエンボス加工等で粗面化されたラミネ
ートフィルムを貼り合わす方法を採用することができ
る。上記透明保護層のRa値は好ましくは、0.15μ
m以上であり、より好ましくは0.2μm以上である。上
限は5μm程度である。
れた透明樹脂保護層の表面は、診察時における室内灯の
反射光によるギラツキを防止するために、中心線平均粗
さRa値が0.1μm以上になるように粗面化加工され
たものが好ましい。この粗面化加工は、被覆された樹脂
が加熱等で軟化している状態で粗面ローラを圧着する方
法、あるいは加熱された粗面ローラを樹脂層に圧着する
方法、または予めエンボス加工等で粗面化されたラミネ
ートフィルムを貼り合わす方法を採用することができ
る。上記透明保護層のRa値は好ましくは、0.15μ
m以上であり、より好ましくは0.2μm以上である。上
限は5μm程度である。
【0019】本発明において、記録材料のインク受容層
側の表面(画像面、但し未印字部)は、中心線平均粗さ
Ra値が0.8μm以下であるのが好ましい。画像面の
Ra値を0.8μm以下、好ましくは0.6μm以下にす
ることによって画像記録後に画像面に被覆される透明樹
脂保護層と画像面との密着性が向上し、接着性の向上が
図られるのに加え、画像面と透明樹脂保護層の間に残留
する空気がより少なくなるために画像保存性が向上す
る。また、上記したように診察時におけるギラツキを併
せて防止するために、記録材料の画像面のRa値は0.
1〜0.8μmの範囲が好ましく、0.15〜0.8μm
の範囲がより好ましく、特に0.2〜0.7μmの範囲
が好ましい。この場合、上記した透明樹脂保護層の粗面
化加工を施さなくても十分にギラツキを防止することが
できる。
側の表面(画像面、但し未印字部)は、中心線平均粗さ
Ra値が0.8μm以下であるのが好ましい。画像面の
Ra値を0.8μm以下、好ましくは0.6μm以下にす
ることによって画像記録後に画像面に被覆される透明樹
脂保護層と画像面との密着性が向上し、接着性の向上が
図られるのに加え、画像面と透明樹脂保護層の間に残留
する空気がより少なくなるために画像保存性が向上す
る。また、上記したように診察時におけるギラツキを併
せて防止するために、記録材料の画像面のRa値は0.
1〜0.8μmの範囲が好ましく、0.15〜0.8μm
の範囲がより好ましく、特に0.2〜0.7μmの範囲
が好ましい。この場合、上記した透明樹脂保護層の粗面
化加工を施さなくても十分にギラツキを防止することが
できる。
【0020】上記中心線平均粗さRa値は、JIS−B
0601に準じて測定することができる。具体的には表
面粗さ形状測定機、例えば、株式会社東京精密社製サー
フコム1400Dを用いて測定することができる。測定
された断面曲線からその中心線の方向に測定長さLの部
分を抜き取り、この抜き取り部分の中心線をX軸、縦倍
率の方向をY軸とし、粗さ曲線をy=f(x)で表した
とき、Ra値は、マイクロメートルの単位で表し、数1
の式によって計算することができる。カットオフ値は
0.8mmである。
0601に準じて測定することができる。具体的には表
面粗さ形状測定機、例えば、株式会社東京精密社製サー
フコム1400Dを用いて測定することができる。測定
された断面曲線からその中心線の方向に測定長さLの部
分を抜き取り、この抜き取り部分の中心線をX軸、縦倍
率の方向をY軸とし、粗さ曲線をy=f(x)で表した
とき、Ra値は、マイクロメートルの単位で表し、数1
の式によって計算することができる。カットオフ値は
0.8mmである。
【0021】
【数1】
【0022】本発明に用いられる記録材料は、光透過性
支持体に少なくとも1層のインク受容層を有する。この
インク受容層の構成は特に限定されないが、無機微粒子
を主体に含有する多孔質層を少なくとも1層有すること
が好ましい。前述したように、医療現場では、印字記録
後、短時間で診察用に用いられるために、印字後直ぐ記
録画像を触ってもインクが付着しないことが必要であ
り、従って、高いインク吸収速度が要求される。多孔質
層は、この点において優れている。
支持体に少なくとも1層のインク受容層を有する。この
インク受容層の構成は特に限定されないが、無機微粒子
を主体に含有する多孔質層を少なくとも1層有すること
が好ましい。前述したように、医療現場では、印字記録
後、短時間で診察用に用いられるために、印字後直ぐ記
録画像を触ってもインクが付着しないことが必要であ
り、従って、高いインク吸収速度が要求される。多孔質
層は、この点において優れている。
【0023】インク受容層における無機微粒子の含有量
は、全固形分に対して50重量%以上であることが好ま
しく、60重量%以上がより好ましい。無機微粒子とし
ては、平均一次粒子が30nm以下が好ましく、これら
の一次粒子が凝集した二次粒子の平均粒子径は、500
nm以下が好ましい。このような超微粒子を用いること
によって、医療用途として重要な性能である、透明性に
有利に働く。
は、全固形分に対して50重量%以上であることが好ま
しく、60重量%以上がより好ましい。無機微粒子とし
ては、平均一次粒子が30nm以下が好ましく、これら
の一次粒子が凝集した二次粒子の平均粒子径は、500
nm以下が好ましい。このような超微粒子を用いること
によって、医療用途として重要な性能である、透明性に
有利に働く。
【0024】また、医療用の記録材料は、透過光で観察
されるために、画像部はある程度の濃度が必要であり、
そのために比較的多くのインク量を吸収することが求め
られる。従って、インク受容層中の無機微粒子の含有量
は、8g/m2以上が好ましく、10〜50g/m2がより
好ましく、特に13〜50g/m2が好ましい。このよう
に多量の無機微粒子を含有することによって透明性は低
下する。従って、より小さい無機微粒子を用いるのが好
ましく、平均一次粒子径で3〜20nm、平均二次粒子
径としては、30〜400nmの無機微粒子がより好ま
しい。
されるために、画像部はある程度の濃度が必要であり、
そのために比較的多くのインク量を吸収することが求め
られる。従って、インク受容層中の無機微粒子の含有量
は、8g/m2以上が好ましく、10〜50g/m2がより
好ましく、特に13〜50g/m2が好ましい。このよう
に多量の無機微粒子を含有することによって透明性は低
下する。従って、より小さい無機微粒子を用いるのが好
ましく、平均一次粒子径で3〜20nm、平均二次粒子
径としては、30〜400nmの無機微粒子がより好ま
しい。
【0025】上記した無機微粒子としては、シリカ微粒
子やアルミナ微粒子が挙げられる。シリカ微粒子は、合
成法の違いによって、湿式法によるものと気相法による
ものに分けられる。通常シリカ微粒子といえば湿式法シ
リカを指す場合が多い。湿式法シリカとしては、ケイ
酸ナトリウムの酸などによる複分解やイオン交換樹脂層
を通して得られるシリカゾル、またはこのシリカゾル
を加熱熟成して得られるコロイダルシリカ、シリカゾ
ルをゲル化させ、その生成条件を変えることによって数
μmから10μm位の一次粒子がシロキサン結合をした
三次元的な二次粒子となったシリカゲル、更にはシリ
カゾル、ケイ酸ナトリウム、アルミン酸ナトリウム等を
加熱生成させて得られるもののようなケイ酸を主体とす
る合成ケイ酸化合物等がある。
子やアルミナ微粒子が挙げられる。シリカ微粒子は、合
成法の違いによって、湿式法によるものと気相法による
ものに分けられる。通常シリカ微粒子といえば湿式法シ
リカを指す場合が多い。湿式法シリカとしては、ケイ
酸ナトリウムの酸などによる複分解やイオン交換樹脂層
を通して得られるシリカゾル、またはこのシリカゾル
を加熱熟成して得られるコロイダルシリカ、シリカゾ
ルをゲル化させ、その生成条件を変えることによって数
μmから10μm位の一次粒子がシロキサン結合をした
三次元的な二次粒子となったシリカゲル、更にはシリ
カゾル、ケイ酸ナトリウム、アルミン酸ナトリウム等を
加熱生成させて得られるもののようなケイ酸を主体とす
る合成ケイ酸化合物等がある。
【0026】気相法シリカは、湿式法に対して乾式法と
も呼ばれ、一般的には火炎加水分解法によって作られ
る。具体的には四塩化ケイ素を水素及び酸素と共に燃焼
して作る方法が一般的に知られているが、四塩化ケイ素
の代わりにメチルトリクロロシランやトリクロロシラン
等のシラン類も、単独または四塩化ケイ素と混合した状
態で使用することができる。気相法シリカは、日本アエ
ロジル(株)からアエロジル、トクヤマ(株)からQS
タイプとして市販されており入手することができる。
も呼ばれ、一般的には火炎加水分解法によって作られ
る。具体的には四塩化ケイ素を水素及び酸素と共に燃焼
して作る方法が一般的に知られているが、四塩化ケイ素
の代わりにメチルトリクロロシランやトリクロロシラン
等のシラン類も、単独または四塩化ケイ素と混合した状
態で使用することができる。気相法シリカは、日本アエ
ロジル(株)からアエロジル、トクヤマ(株)からQS
タイプとして市販されており入手することができる。
【0027】本発明では、上記した合成シリカの中でも
気相法シリカが好ましく用いられる。気相法シリカは、
湿式法シリカに比べて、空隙率の高い三次元構造を形成
しやすいために好ましい。この理由は、明確ではない
が、表面シラノール基の密度が影響していると考えられ
ている。即ち、湿式法シリカに比べて気相法シリカは、
表面シラノール基の密度が低く、そのために粗な軟凝集
(フロキュレート)となり、空隙率が高い構造となると
考えられている。
気相法シリカが好ましく用いられる。気相法シリカは、
湿式法シリカに比べて、空隙率の高い三次元構造を形成
しやすいために好ましい。この理由は、明確ではない
が、表面シラノール基の密度が影響していると考えられ
ている。即ち、湿式法シリカに比べて気相法シリカは、
表面シラノール基の密度が低く、そのために粗な軟凝集
(フロキュレート)となり、空隙率が高い構造となると
考えられている。
【0028】気相法シリカのなかでも、特に平均一次粒
子径が3〜20nmが好ましい。また、BET法による
比表面積で表せば、100〜500m2/gである気相法
シリカが好ましい。
子径が3〜20nmが好ましい。また、BET法による
比表面積で表せば、100〜500m2/gである気相法
シリカが好ましい。
【0029】本発明で云うBET法とは、気相吸着法に
よる粉体の表面積測定法の一つであり、吸着等温線から
1gの試料の持つ総表面積、即ち比表面積を求める方法
である。通常吸着気体としては、窒素ガスが多く用いら
れ、吸着量を被吸着気体の圧、または容積の変化から測
定する方法が最も多く用いられている。多分子吸着の等
温線を表すのに最も著名なものは、Brunauer、Emmett、
Tellerの式であってBET式と呼ばれ表面積決定に広く
用いられている。BET式に基づいて吸着量を求め、吸
着分子1個が表面で占める面積を掛けて、表面積が得ら
れる。
よる粉体の表面積測定法の一つであり、吸着等温線から
1gの試料の持つ総表面積、即ち比表面積を求める方法
である。通常吸着気体としては、窒素ガスが多く用いら
れ、吸着量を被吸着気体の圧、または容積の変化から測
定する方法が最も多く用いられている。多分子吸着の等
温線を表すのに最も著名なものは、Brunauer、Emmett、
Tellerの式であってBET式と呼ばれ表面積決定に広く
用いられている。BET式に基づいて吸着量を求め、吸
着分子1個が表面で占める面積を掛けて、表面積が得ら
れる。
【0030】本発明において、アルミナまたはアルミナ
水和物も好ましく用いられる。アルミナとしては酸化ア
ルミニウムのγ型結晶であるγ−アルミナが好ましく、
中でもδグループ結晶が好ましい。γ−アルミナは一次
粒子を10nm程度まで小さくすることが可能である
が、通常は、数千から数万nmの二次粒子結晶を超音波
や高圧ホモジナイザー、対向衝突型ジェット粉砕機等で
300nm以下程度まで粉砕したものが好ましく、より
好ましくは100nm以下のものが使用出来る。
水和物も好ましく用いられる。アルミナとしては酸化ア
ルミニウムのγ型結晶であるγ−アルミナが好ましく、
中でもδグループ結晶が好ましい。γ−アルミナは一次
粒子を10nm程度まで小さくすることが可能である
が、通常は、数千から数万nmの二次粒子結晶を超音波
や高圧ホモジナイザー、対向衝突型ジェット粉砕機等で
300nm以下程度まで粉砕したものが好ましく、より
好ましくは100nm以下のものが使用出来る。
【0031】アルミナ水和物は、Al2O3・nH2O
(n=1〜3)の構成式で表される。nが1の場合がベ
ーマイト構造のアルミナ水和物を表し、nが1より大き
く3未満の場合が擬ベーマイト構造のアルミナ水和物を
表す。アルミニウムイソプロポキシド等のアルミニウム
アルコキシドの加水分解、アルミニウム塩のアルカリに
よる中和、アルミン酸塩の加水分解等の公知の製造方法
により得られる。
(n=1〜3)の構成式で表される。nが1の場合がベ
ーマイト構造のアルミナ水和物を表し、nが1より大き
く3未満の場合が擬ベーマイト構造のアルミナ水和物を
表す。アルミニウムイソプロポキシド等のアルミニウム
アルコキシドの加水分解、アルミニウム塩のアルカリに
よる中和、アルミン酸塩の加水分解等の公知の製造方法
により得られる。
【0032】本発明に用いられるアルミナ水和物の一次
粒子の平均粒径は、5〜50nmが好ましく、特に5〜
30nmでかつ平均アスペクト比(平均厚さに対する平
均粒径の比)が2以上の平板状の粒子を用いるのが好ま
しい。
粒子の平均粒径は、5〜50nmが好ましく、特に5〜
30nmでかつ平均アスペクト比(平均厚さに対する平
均粒径の比)が2以上の平板状の粒子を用いるのが好ま
しい。
【0033】本発明に用いられる無機微粒子の最も好ま
しいものは、前述した気相法シリカである。この気相法
シリカを用いることによって、インク吸収容量、インク
吸収速度、透明性の点で極めて好ましい結果が得られ
る。
しいものは、前述した気相法シリカである。この気相法
シリカを用いることによって、インク吸収容量、インク
吸収速度、透明性の点で極めて好ましい結果が得られ
る。
【0034】本発明において、インク受容層には上記し
たように超微粒子である気相法シリカ、アルミナ、ある
いはアルミナ水和物が好ましく用いられるが、この場
合、インク受容層面の光沢は高くなり、前述した反射光
によるギラツキが発生しやすくなる。これを防止するた
めに、前述したように印字面の中心線平均粗さRa値を
0.1〜0.8μmの範囲に調整するのが好ましい。R
a値を調整するには、平均粒子径が3〜30μm程度の
無機あるいはポリマーの微粒子をインク受容層に含有さ
せる方法を採用することができる。
たように超微粒子である気相法シリカ、アルミナ、ある
いはアルミナ水和物が好ましく用いられるが、この場
合、インク受容層面の光沢は高くなり、前述した反射光
によるギラツキが発生しやすくなる。これを防止するた
めに、前述したように印字面の中心線平均粗さRa値を
0.1〜0.8μmの範囲に調整するのが好ましい。R
a値を調整するには、平均粒子径が3〜30μm程度の
無機あるいはポリマーの微粒子をインク受容層に含有さ
せる方法を採用することができる。
【0035】本発明において、上記無機微粒子とともに
親水性バンダーを用いるのが好ましい。特に重合度が1
000〜5000程度のポリビニルアルコールが好まし
く、更に重合度2000以上のポリビニルアルコールが
好ましい。また、他の親水性ポリマーとポリビニルアル
コールを併用しても良い。この場合、ポリビニルアルコ
ールの含有量は、全親水性ポリマーの50重量%以上で
あることが好ましい。また、本発明に用いられるポリビ
ニルアルコールのケン化度としては70〜95%が好ま
しい。
親水性バンダーを用いるのが好ましい。特に重合度が1
000〜5000程度のポリビニルアルコールが好まし
く、更に重合度2000以上のポリビニルアルコールが
好ましい。また、他の親水性ポリマーとポリビニルアル
コールを併用しても良い。この場合、ポリビニルアルコ
ールの含有量は、全親水性ポリマーの50重量%以上で
あることが好ましい。また、本発明に用いられるポリビ
ニルアルコールのケン化度としては70〜95%が好ま
しい。
【0036】親水性バインダーの含有量は、無機微粒子
に対して5〜40重量%の範囲で用いるのが好ましく、
特に10〜35重量%の範囲で用いるのが好ましい。
に対して5〜40重量%の範囲で用いるのが好ましく、
特に10〜35重量%の範囲で用いるのが好ましい。
【0037】本発明において、インク受容層は、カチオ
ン性ポリマーを含有するのが好ましい。本発明に用いら
れるカチオン性ポリマーとしては、当分野で公知のもの
を用いることができる。例えば、ポリエチレンイミン、
ポリジアリルアミン、ポリアリルアミン、特開昭59−
20696号、同59−33176号、同59−331
77号、同59−155088号、同60−11389
号、同60−49990号、同60−83882号、同
60−109894号、同62−198493号、同6
3−49478号、同63−115780号、同63−
280681号、特開平1−40371号、同6−23
4268号、同7−125411号、同10−1937
76号、同10−217601号公報等に記載された1
〜3級アミノ基、4級アンモニウム塩基、あるいはホス
ホニウム塩基を有する水溶性カチオン性ポリマーが挙げ
られる。これらのカチオン性ポリマーの中でも4級アン
モニウム基を有するものが好ましい。
ン性ポリマーを含有するのが好ましい。本発明に用いら
れるカチオン性ポリマーとしては、当分野で公知のもの
を用いることができる。例えば、ポリエチレンイミン、
ポリジアリルアミン、ポリアリルアミン、特開昭59−
20696号、同59−33176号、同59−331
77号、同59−155088号、同60−11389
号、同60−49990号、同60−83882号、同
60−109894号、同62−198493号、同6
3−49478号、同63−115780号、同63−
280681号、特開平1−40371号、同6−23
4268号、同7−125411号、同10−1937
76号、同10−217601号公報等に記載された1
〜3級アミノ基、4級アンモニウム塩基、あるいはホス
ホニウム塩基を有する水溶性カチオン性ポリマーが挙げ
られる。これらのカチオン性ポリマーの中でも4級アン
モニウム基を有するものが好ましい。
【0038】本発明に用いられるカチオン性ポリマーの
重量平均分子量は1万以上であることが好ましく、上限
は10万程度である。より好ましくは1万〜8万程度で
あり、この範囲のカチオン性ポリマーを用いることによ
って、インク吸収速度及び水・アルコールに対する画像
変化に効果的である。カチオン性ポリマーの含有量は、
上記した無機微粒子に対して1〜20重量%の範囲が適
当であり、好ましくは1〜10重量%である。
重量平均分子量は1万以上であることが好ましく、上限
は10万程度である。より好ましくは1万〜8万程度で
あり、この範囲のカチオン性ポリマーを用いることによ
って、インク吸収速度及び水・アルコールに対する画像
変化に効果的である。カチオン性ポリマーの含有量は、
上記した無機微粒子に対して1〜20重量%の範囲が適
当であり、好ましくは1〜10重量%である。
【0039】本発明におけるインク受容層には、皮膜の
脆弱性を改良するために各種油滴を含有することが好ま
しいが、そのような油滴としては室温における水に対す
る溶解性が0.01重量%以下の疎水性高沸点有機溶媒
(例えば、流動パラフィン、ジオクチルフタレート、ト
リクレジルホスフェート、シリコンオイル等)や重合体
粒子(例えば、スチレン、ブチルアクリレート、ジビニ
ルベンゼン、ブチルメタクリレート、ヒドロキシエチル
メタクリレート等の重合性モノマーを一種以上重合させ
た粒子)を含有させることができる。そのような油滴は
好ましくは親水性バインダーに対して5〜50重量%の
範囲で用いることができる。
脆弱性を改良するために各種油滴を含有することが好ま
しいが、そのような油滴としては室温における水に対す
る溶解性が0.01重量%以下の疎水性高沸点有機溶媒
(例えば、流動パラフィン、ジオクチルフタレート、ト
リクレジルホスフェート、シリコンオイル等)や重合体
粒子(例えば、スチレン、ブチルアクリレート、ジビニ
ルベンゼン、ブチルメタクリレート、ヒドロキシエチル
メタクリレート等の重合性モノマーを一種以上重合させ
た粒子)を含有させることができる。そのような油滴は
好ましくは親水性バインダーに対して5〜50重量%の
範囲で用いることができる。
【0040】本発明において、インク受容層には、耐水
性、ドット再現性を向上させる目的で適当な硬膜剤で硬
膜することができる。硬膜剤の具体的な例としては、ホ
ルムアルデヒド、グルタルアルデヒドの如きアルデヒド
系化合物、ジアセチル、クロルペンタンジオンの如きケ
トン化合物、ビス(2−クロロエチル尿素)−2−ヒド
ロキシ−4,6−ジクロロ−1,3,5トリアジン、米
国特許第3,288,775号記載の如き反応性のハロ
ゲンを有する化合物、ジビニルスルホン、米国特許第
3,635,718号記載の如き反応性のオレフィンを
持つ化合物、米国特許第2,732,316号記載の如
きN−メチロール化合物、米国特許第3,103,43
7号記載の如きイソシアナート類、米国特許第3,01
7,280号、同2,983,611号記載の如きアジ
リジン化合物類、米国特許第3,100,704号記載
の如きカルボジイミド系化合物類、米国特許第3,09
1,537号記載の如きエポキシ化合物、ムコクロル酸
の如きハロゲンカルボキシアルデヒド類、ジヒドロキシ
ジオキサンの如きジオキサン誘導体、クロム明ばん、硫
酸ジルコニウム、ほう酸及びほう酸塩の如き無機硬膜剤
等があり、これらを1種または2種以上組み合わせて用
いることができる。上記硬膜剤の中でもほう酸及びほう
酸塩が好ましい。硬膜剤の添加量はポリビニルアルコー
ルに対して0.01〜40重量%が好ましい。
性、ドット再現性を向上させる目的で適当な硬膜剤で硬
膜することができる。硬膜剤の具体的な例としては、ホ
ルムアルデヒド、グルタルアルデヒドの如きアルデヒド
系化合物、ジアセチル、クロルペンタンジオンの如きケ
トン化合物、ビス(2−クロロエチル尿素)−2−ヒド
ロキシ−4,6−ジクロロ−1,3,5トリアジン、米
国特許第3,288,775号記載の如き反応性のハロ
ゲンを有する化合物、ジビニルスルホン、米国特許第
3,635,718号記載の如き反応性のオレフィンを
持つ化合物、米国特許第2,732,316号記載の如
きN−メチロール化合物、米国特許第3,103,43
7号記載の如きイソシアナート類、米国特許第3,01
7,280号、同2,983,611号記載の如きアジ
リジン化合物類、米国特許第3,100,704号記載
の如きカルボジイミド系化合物類、米国特許第3,09
1,537号記載の如きエポキシ化合物、ムコクロル酸
の如きハロゲンカルボキシアルデヒド類、ジヒドロキシ
ジオキサンの如きジオキサン誘導体、クロム明ばん、硫
酸ジルコニウム、ほう酸及びほう酸塩の如き無機硬膜剤
等があり、これらを1種または2種以上組み合わせて用
いることができる。上記硬膜剤の中でもほう酸及びほう
酸塩が好ましい。硬膜剤の添加量はポリビニルアルコー
ルに対して0.01〜40重量%が好ましい。
【0041】本発明において、インク受容層の膜面pH
は3〜5.5に調整されるのが好ましい。インク受容層
の膜面pHは、J.TAPPI紙パルプ試験方法N0.
49に記載の方法に従って、インク受容層の表面に蒸留
水を滴下し、30秒後に測定した表面pHである。
は3〜5.5に調整されるのが好ましい。インク受容層
の膜面pHは、J.TAPPI紙パルプ試験方法N0.
49に記載の方法に従って、インク受容層の表面に蒸留
水を滴下し、30秒後に測定した表面pHである。
【0042】インク受容層の膜面pHは、塗布液の段階
で調整するのが好ましが、塗布液のpHと塗布乾燥され
た状態での膜面pHとは必ずしも一致しないため、塗布
液と膜面pHとの関係を予め実験等によって求めておく
ことが所定の膜面pHにするために必要である。
で調整するのが好ましが、塗布液のpHと塗布乾燥され
た状態での膜面pHとは必ずしも一致しないため、塗布
液と膜面pHとの関係を予め実験等によって求めておく
ことが所定の膜面pHにするために必要である。
【0043】インク受容層塗布液のpHは、酸またはア
ルカリを適当に組み合わせて行われる。酸としては、塩
酸、硝酸、硫酸、リン酸等の無機酸、酢酸、クエン酸、
コハク酸等の有機酸が用いられ、アルカリとしては、水
酸化ナトリウム、アンモニア水、炭酸カリウム、リン酸
三ナトリウム、または弱アルカリとして弱酸のアルカリ
金属塩が用いられる。上記弱酸のアルカリ金属塩として
は、酢酸、炭酸、炭酸水素、ギ酸、プロピオン酸等の揮
発性の酸とナトリウム、カリウム、リチウム等のアルカ
リ金属の塩が好ましい。
ルカリを適当に組み合わせて行われる。酸としては、塩
酸、硝酸、硫酸、リン酸等の無機酸、酢酸、クエン酸、
コハク酸等の有機酸が用いられ、アルカリとしては、水
酸化ナトリウム、アンモニア水、炭酸カリウム、リン酸
三ナトリウム、または弱アルカリとして弱酸のアルカリ
金属塩が用いられる。上記弱酸のアルカリ金属塩として
は、酢酸、炭酸、炭酸水素、ギ酸、プロピオン酸等の揮
発性の酸とナトリウム、カリウム、リチウム等のアルカ
リ金属の塩が好ましい。
【0044】上記したカチオン性ポリマーを含有するイ
ンク受容層の膜面pHを3〜5.5の範囲に調整し、更
に本発明の透明樹脂保護層を被覆することによって、保
管時の画像の滲みが防止できる。
ンク受容層の膜面pHを3〜5.5の範囲に調整し、更
に本発明の透明樹脂保護層を被覆することによって、保
管時の画像の滲みが防止できる。
【0045】更にインク受容層には、水溶性のジルコニ
ウム化合物を含有するのが好ましい。例えば、酢酸ジル
コニウム、硝酸ジルコニウム、塩基性炭酸ジルコニウ
ム、水酸化ジルコニウム、炭酸ジルコニウム・アンモニ
ウム、炭酸ジルコニウム・カリウム、硫酸ジルコニウ
ム、フッ化ジルコニウム、塩化ジルコニウム、塩化ジル
コニウム八水和物、オキシ塩化ジルコニウム、ヒドロキ
シ塩化ジルコニウム等が挙げられる。インク受容層に水
溶性のジルコニウム化合物を含有させることによって、
気相法シリカ、アルミナあるいはアルミナ水和物等の超
無機微粒子を用いた記録材料の透明性が向上する。
ウム化合物を含有するのが好ましい。例えば、酢酸ジル
コニウム、硝酸ジルコニウム、塩基性炭酸ジルコニウ
ム、水酸化ジルコニウム、炭酸ジルコニウム・アンモニ
ウム、炭酸ジルコニウム・カリウム、硫酸ジルコニウ
ム、フッ化ジルコニウム、塩化ジルコニウム、塩化ジル
コニウム八水和物、オキシ塩化ジルコニウム、ヒドロキ
シ塩化ジルコニウム等が挙げられる。インク受容層に水
溶性のジルコニウム化合物を含有させることによって、
気相法シリカ、アルミナあるいはアルミナ水和物等の超
無機微粒子を用いた記録材料の透明性が向上する。
【0046】本発明において、インク受容層には、更
に、界面活性剤、着色染料、着色顔料、インク染料の定
着剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、顔料の分散剤、消泡
剤、レベリング剤、防腐剤、蛍光増白剤、粘度安定剤、
pH調節剤などの公知の各種添加剤を添加することもで
きる。
に、界面活性剤、着色染料、着色顔料、インク染料の定
着剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、顔料の分散剤、消泡
剤、レベリング剤、防腐剤、蛍光増白剤、粘度安定剤、
pH調節剤などの公知の各種添加剤を添加することもで
きる。
【0047】本発明において、インク受容層は1層であ
っても2層以上であってもよく、その塗布方法は、特に
限定されず、公知の塗布方法を用いることができる。例
えば、スライドビード方式、カーテン方式、エクストル
ージョン方式、エアナイフ方式、ロールコーティング方
式、ロッドバーコーティング方式等が用いられるが、特
にスライドビード方式、スライドカーテン方式が好まし
く用いられる。
っても2層以上であってもよく、その塗布方法は、特に
限定されず、公知の塗布方法を用いることができる。例
えば、スライドビード方式、カーテン方式、エクストル
ージョン方式、エアナイフ方式、ロールコーティング方
式、ロッドバーコーティング方式等が用いられるが、特
にスライドビード方式、スライドカーテン方式が好まし
く用いられる。
【0048】本発明に用いられる光透過性支持体として
は、例えばポリエチレンテレフタレート(PET)やポ
リエチレンナフタレートのようなポリエステル樹脂、ジ
アセテート樹脂、トリアセテート樹脂、ニトロセルロー
ス、セルロースアセテートのようなセルロースエステル
樹脂、ポリオレフィン樹脂、アクリル樹脂、ポリカーボ
ネート樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリイミド樹脂、ポリス
ルホン、ポリフェニレンオキサイド、セロハン、セルロ
イド等のプラスチック樹脂フィルムが挙げられる。特に
ポリエステルフィルムが耐熱性等の特性と価格で好まし
く用いられる。これらの樹脂フィルム支持体の厚みは、
カール性や取り扱い安さ等から100〜250μm程度
のものが好ましい。特に、医療用として、青色に着色さ
れた、いわゆるブルーPETフィルムが好ましく用いら
れる。
は、例えばポリエチレンテレフタレート(PET)やポ
リエチレンナフタレートのようなポリエステル樹脂、ジ
アセテート樹脂、トリアセテート樹脂、ニトロセルロー
ス、セルロースアセテートのようなセルロースエステル
樹脂、ポリオレフィン樹脂、アクリル樹脂、ポリカーボ
ネート樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリイミド樹脂、ポリス
ルホン、ポリフェニレンオキサイド、セロハン、セルロ
イド等のプラスチック樹脂フィルムが挙げられる。特に
ポリエステルフィルムが耐熱性等の特性と価格で好まし
く用いられる。これらの樹脂フィルム支持体の厚みは、
カール性や取り扱い安さ等から100〜250μm程度
のものが好ましい。特に、医療用として、青色に着色さ
れた、いわゆるブルーPETフィルムが好ましく用いら
れる。
【0049】上記プラスチック樹脂フィルム支持体にイ
ンク受容層の塗布液を塗布する場合、塗布に先立って、
コロナ放電処理、火炎処理、紫外線照射処理、プラズマ
処理等が通常行われる。
ンク受容層の塗布液を塗布する場合、塗布に先立って、
コロナ放電処理、火炎処理、紫外線照射処理、プラズマ
処理等が通常行われる。
【0050】本発明は、プラスチック樹脂フィルム等の
光透過性支持体上に合成樹脂を主体とするプライマー層
を設けるのが好ましい。該プライマー層の上に、インク
受容層の塗液を塗布した後、20℃以下の雰囲気下で一
旦(10秒以上)冷却し、比較的低温(最高温度が60
℃以下の空気)で乾燥することによって、透明性及び表
面膜強度に有利となる。
光透過性支持体上に合成樹脂を主体とするプライマー層
を設けるのが好ましい。該プライマー層の上に、インク
受容層の塗液を塗布した後、20℃以下の雰囲気下で一
旦(10秒以上)冷却し、比較的低温(最高温度が60
℃以下の空気)で乾燥することによって、透明性及び表
面膜強度に有利となる。
【0051】プラスチック樹脂フィルム上に設けられる
プライマー層は合成樹脂を主体とする。係る合成樹脂と
しては、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、塩化ビニリ
デン、塩化ビニル樹脂、酢酸ビニル樹脂、ポリスチレ
ン、ポリアミド樹脂、ポリウレタン樹脂等が挙げられ
る。これらの中でも、特にアクリル樹脂、ポリエステル
樹脂、塩化ビニリデン樹脂、ポリウレタン樹脂が好まし
い。アクリル樹脂としては、アクリル酸アルキルエステ
ル及びメタクリル酸アルキルエステルの単独重合体ある
いはこれらの共重合体が一般的である。ポリエステル樹
脂としては、グリコール(例えば、エチレングリコー
ル、ジエチレングリコール)と脂肪族あるいは芳香族二
塩基酸等の多塩基酸との重縮合物が一般的である。塩化
ビニリデン樹脂としては、単独重合体あるいはアクリル
酸アルキルエステル、メタクリル酸アルキルエステル及
び/またはアクリロニトリルとの共重合体が好ましい。
ポリウレタン樹脂としては、水分散型ポリウレタンエマ
ルジョンが好ましい。これらの樹脂は、有機溶剤の溶液
あるいは水溶液として支持体上に塗布することができる
が、好ましくは水分散性のポリマーであり、エマルジョ
ンやラテックスとして支持体上に塗布することである。
プライマー層は合成樹脂を主体とする。係る合成樹脂と
しては、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、塩化ビニリ
デン、塩化ビニル樹脂、酢酸ビニル樹脂、ポリスチレ
ン、ポリアミド樹脂、ポリウレタン樹脂等が挙げられ
る。これらの中でも、特にアクリル樹脂、ポリエステル
樹脂、塩化ビニリデン樹脂、ポリウレタン樹脂が好まし
い。アクリル樹脂としては、アクリル酸アルキルエステ
ル及びメタクリル酸アルキルエステルの単独重合体ある
いはこれらの共重合体が一般的である。ポリエステル樹
脂としては、グリコール(例えば、エチレングリコー
ル、ジエチレングリコール)と脂肪族あるいは芳香族二
塩基酸等の多塩基酸との重縮合物が一般的である。塩化
ビニリデン樹脂としては、単独重合体あるいはアクリル
酸アルキルエステル、メタクリル酸アルキルエステル及
び/またはアクリロニトリルとの共重合体が好ましい。
ポリウレタン樹脂としては、水分散型ポリウレタンエマ
ルジョンが好ましい。これらの樹脂は、有機溶剤の溶液
あるいは水溶液として支持体上に塗布することができる
が、好ましくは水分散性のポリマーであり、エマルジョ
ンやラテックスとして支持体上に塗布することである。
【0052】これらの合成樹脂は、プライマー層を構成
する全固形分に対して、60重量%以上が含有される。
好ましくは80重量%以上含有されるものである。更
に、プライマー層には、界面活性剤、イソシアネート、
エポキシ等の架橋剤、コロイダルシリカ等の微粒子、ゼ
ラチン、ポリビニルアルコール等の水溶性ポリマーを含
有することができる。
する全固形分に対して、60重量%以上が含有される。
好ましくは80重量%以上含有されるものである。更
に、プライマー層には、界面活性剤、イソシアネート、
エポキシ等の架橋剤、コロイダルシリカ等の微粒子、ゼ
ラチン、ポリビニルアルコール等の水溶性ポリマーを含
有することができる。
【0053】上記プライマー層は、支持体上に0.01
〜5μmの膜厚(乾燥膜厚)で設けられる。好ましくは
0.05〜5μmの範囲である。
〜5μmの膜厚(乾燥膜厚)で設けられる。好ましくは
0.05〜5μmの範囲である。
【0054】本発明における支持体には帯電防止性、搬
送性、カール防止性などのために、各種のバックコート
層を塗設することができる。バックコート層には無機帯
電防止剤、有機帯電防止剤、親水性バインダー、ラテッ
クス、硬化剤、界面活性剤などを適宜組み合わせて含有
せしめることができる。
送性、カール防止性などのために、各種のバックコート
層を塗設することができる。バックコート層には無機帯
電防止剤、有機帯電防止剤、親水性バインダー、ラテッ
クス、硬化剤、界面活性剤などを適宜組み合わせて含有
せしめることができる。
【0055】
【実施例】以下、実施例により本発明を詳しく説明する
が、本発明の内容は実施例に限られるものではない。
が、本発明の内容は実施例に限られるものではない。
【0056】実施例1
下記に示す光透過性支持体を用意した。
<支持体>厚み175μmで青色系無機顔料を含むポリ
エチレンテレフタレートフィルム上に下記組成のプライ
マー層を乾燥膜厚が0.3μmになるように設けた。プ
ライマー層:塩化ビニリデン:メチルアクリレート:ア
クリル酸(90:9:1、重量%)のラテックス(重量
平均分子量42000)。
エチレンテレフタレートフィルム上に下記組成のプライ
マー層を乾燥膜厚が0.3μmになるように設けた。プ
ライマー層:塩化ビニリデン:メチルアクリレート:ア
クリル酸(90:9:1、重量%)のラテックス(重量
平均分子量42000)。
【0057】上記支持体上に、下記組成のインク受容層
塗布液をスライドビード塗布装置で塗布し乾燥した。下
記に示すインク受容層塗布液は8重量%のシリカ濃度に
なるように調製し、気相法シリカの塗布量が20g/m2
になるように塗布した。
塗布液をスライドビード塗布装置で塗布し乾燥した。下
記に示すインク受容層塗布液は8重量%のシリカ濃度に
なるように調製し、気相法シリカの塗布量が20g/m2
になるように塗布した。
【0058】
<インク受容層塗布液>
気相法シリカ 100部
(平均一次粒径12nm、比表面積200m2/g、平均二次粒径300nm)
カチオン性ポリマー 3部
(シ゛メチルシ゛アリルアンモニウムクロライト゛、平均分子量4万)
ほう酸 4部
ポリビニルアルコール 22部
(重合度3500)
【0059】上記塗布液は、塗布乾燥後のインク受容層
の膜面pHが4になるように調整した。
の膜面pHが4になるように調整した。
【0060】<医療診断用画像シートAの作製>上記の
ようにして作成した記録材料に、インクジェットプリン
ター及び黒インキを用いて透過濃度が2.0になるよう
に印字し、記録画像を作成した。
ようにして作成した記録材料に、インクジェットプリン
ター及び黒インキを用いて透過濃度が2.0になるよう
に印字し、記録画像を作成した。
【0061】<医療診断用画像シートBの作製>上記の
医療診断用画像シートAと同様にして記録画像を作成し
た後、厚み10μmのポリエチレンテレフタレートフィ
ルムに厚み6μmのエチレン−酢酸ビニル共重合体層が
設けられている熱転写シートにより転写時の画像面の温
度が73℃になるように熱を加えてエチレン−酢酸ビニ
ル共重合体層を画像面に転写して医療診断用画像シート
Bを作製した。
医療診断用画像シートAと同様にして記録画像を作成し
た後、厚み10μmのポリエチレンテレフタレートフィ
ルムに厚み6μmのエチレン−酢酸ビニル共重合体層が
設けられている熱転写シートにより転写時の画像面の温
度が73℃になるように熱を加えてエチレン−酢酸ビニ
ル共重合体層を画像面に転写して医療診断用画像シート
Bを作製した。
【0062】<医療診断用画像シートCの作製>上記の
医療診断用画像シートAと同様にして記録画像を作成し
た後、厚み8μmのポリエチレンフィルムの片方の面に
水性アクリル系エマルジョン型粘着剤が10g/m2塗
工されたフィルムを用いて、画像面にフィルムの粘着剤
塗布面を重ね合わせてプレスロールを通して医療診断用
画像シートCを作製した。
医療診断用画像シートAと同様にして記録画像を作成し
た後、厚み8μmのポリエチレンフィルムの片方の面に
水性アクリル系エマルジョン型粘着剤が10g/m2塗
工されたフィルムを用いて、画像面にフィルムの粘着剤
塗布面を重ね合わせてプレスロールを通して医療診断用
画像シートCを作製した。
【0063】上記のようにして作製した3種類の画像シ
ートについて、保管時の画像退色を次のようにして評価
した。画像シートを常温常湿下に1ヶ月間放置し、画像
残存率{(1ヶ月放置後の濃度/放置前の濃度)×10
0}を求め、下記の基準で評価した。 ◎:95%以上 ○:90%以上〜95%未満 △:85%以上〜90%未満 ×:85%未満
ートについて、保管時の画像退色を次のようにして評価
した。画像シートを常温常湿下に1ヶ月間放置し、画像
残存率{(1ヶ月放置後の濃度/放置前の濃度)×10
0}を求め、下記の基準で評価した。 ◎:95%以上 ○:90%以上〜95%未満 △:85%以上〜90%未満 ×:85%未満
【0064】試験の結果、画像シートA(比較例)は
×、画像シートB(本発明)は◎、画像シートC(本発
明)は○であった。
×、画像シートB(本発明)は◎、画像シートC(本発
明)は○であった。
【0065】実施例2
<医療診断用画像シートDの作製>実施例1と同様の記
録材料に、インクジェットプリンター及び黒インキを用
いて透過濃度が2.0になるように印字し、記録画像を
作成した。この画像面に、ラミネートフィルム(粘着層
を有する厚み50μmのフィルム:LAMI CORP
ORATION製;LAMINATING FILM)
をラミネーター(NAKABAYASHI Co.LT
D製;PACLAMI PRO;ModelPLP−3
25)を用いて加熱温度125℃で貼り付けて、医療診
断用画像シートDを作製した。
録材料に、インクジェットプリンター及び黒インキを用
いて透過濃度が2.0になるように印字し、記録画像を
作成した。この画像面に、ラミネートフィルム(粘着層
を有する厚み50μmのフィルム:LAMI CORP
ORATION製;LAMINATING FILM)
をラミネーター(NAKABAYASHI Co.LT
D製;PACLAMI PRO;ModelPLP−3
25)を用いて加熱温度125℃で貼り付けて、医療診
断用画像シートDを作製した。
【0066】<医療診断用画像シートEの作製>上記画
像シートDと同様にして記録画像を作製し、同様のラミ
ネートフィルム及びラミネーターを用いて画像面及び切
断面を被覆した。即ち、記録材料の表裏両面に、記録材
料より大きめのサイズのラミネートフィルムをあてがっ
て両面からラミネートして記録材料の切断面も包み込む
ように封鎖した。
像シートDと同様にして記録画像を作製し、同様のラミ
ネートフィルム及びラミネーターを用いて画像面及び切
断面を被覆した。即ち、記録材料の表裏両面に、記録材
料より大きめのサイズのラミネートフィルムをあてがっ
て両面からラミネートして記録材料の切断面も包み込む
ように封鎖した。
【0067】上記2種類の画像シートについて実施例1
と同様に画像残存率を評価したところ、両者とも◎であ
った。次に、更に過酷な条件下(温度30℃、相対湿度
80%)に1ヶ月放置したときの画像残存率を評価し
た。その結果、画像シートDは○、画像シートEは◎で
あった。
と同様に画像残存率を評価したところ、両者とも◎であ
った。次に、更に過酷な条件下(温度30℃、相対湿度
80%)に1ヶ月放置したときの画像残存率を評価し
た。その結果、画像シートDは○、画像シートEは◎で
あった。
【0068】実施例3
実施例1の画像シートBと同様にして画像シートを作製
した。但し、下記に示すようにインク受容層の膜面pH
を2.5〜6.5の範囲で変化した4種類の画像シート
をそれぞれ作製した。 医療診断用画像シートF−1;膜面pH2.5 医療診断用画像シートF−2;膜面pH3.5 医療診断用画像シートF−3;膜面pH5.0 医療診断用画像シートF−4;膜面pH6.0
した。但し、下記に示すようにインク受容層の膜面pH
を2.5〜6.5の範囲で変化した4種類の画像シート
をそれぞれ作製した。 医療診断用画像シートF−1;膜面pH2.5 医療診断用画像シートF−2;膜面pH3.5 医療診断用画像シートF−3;膜面pH5.0 医療診断用画像シートF−4;膜面pH6.0
【0069】上記4種類の画像シートについて実施例1
と同様にして画像残存率を評価した結果、画像シートF
−1は○、画像シートF−2、F−3及びF−4は◎で
あった。さらに、温度30℃、相対湿度90%の条件下
に2週間放置したときの画像の滲みを評価したところ、
画像シートF−1、F−2及びF−3には滲みはなかっ
たが、F−4は滲みが認められた。
と同様にして画像残存率を評価した結果、画像シートF
−1は○、画像シートF−2、F−3及びF−4は◎で
あった。さらに、温度30℃、相対湿度90%の条件下
に2週間放置したときの画像の滲みを評価したところ、
画像シートF−1、F−2及びF−3には滲みはなかっ
たが、F−4は滲みが認められた。
【0070】実施例4
実施例1の画像シートBと同様にして画像シートを作製
した。但し、インク受容層に酢酸ジルコニウムを2.5
部加えた。このようにして作製した医療診断用画像シー
トGの保管時の画像退色は、画像シートBと同程度に優
れており、また画像シートの透明性については画像シー
トBに比べ更に向上していた。
した。但し、インク受容層に酢酸ジルコニウムを2.5
部加えた。このようにして作製した医療診断用画像シー
トGの保管時の画像退色は、画像シートBと同程度に優
れており、また画像シートの透明性については画像シー
トBに比べ更に向上していた。
【0071】実施例5
実施例2の画像シートDと同様にして医療診断用画像シ
ートH−1及びH−2を作製した。但し、表面が粗面に
なるようにエンボス加工された2種類ラミネートフィル
ム(粗面状態が異なる2種類)を用いた。このようにし
て作製された画像シートH−1のラミネートフィルム面
の中心線平均粗さRa値は0.3μm、画像シートH−
2のRa値は0.6μmであった。一方上記画像シート
DのRa値は0.1μm未満であった。画像シートH−
1及びH−2の保管時の画像退色は、画像シートDと同
程度に優れていた。次に画像シートをシャウカステン
(診断用投光装置)に貼り付けたときの室内灯によるギ
ラツキ状態を観察した。その結果、画像シートDは、室
内灯の位置によってはギラツキが認められたが、画像シ
ートH−1及びH−2はいずれの条件においてもギラツ
キは全くなかった。
ートH−1及びH−2を作製した。但し、表面が粗面に
なるようにエンボス加工された2種類ラミネートフィル
ム(粗面状態が異なる2種類)を用いた。このようにし
て作製された画像シートH−1のラミネートフィルム面
の中心線平均粗さRa値は0.3μm、画像シートH−
2のRa値は0.6μmであった。一方上記画像シート
DのRa値は0.1μm未満であった。画像シートH−
1及びH−2の保管時の画像退色は、画像シートDと同
程度に優れていた。次に画像シートをシャウカステン
(診断用投光装置)に貼り付けたときの室内灯によるギ
ラツキ状態を観察した。その結果、画像シートDは、室
内灯の位置によってはギラツキが認められたが、画像シ
ートH−1及びH−2はいずれの条件においてもギラツ
キは全くなかった。
【0072】実施例6
実施例1と同じ支持体及び同じインク受容層塗布液を用
いて、気相法シリカの塗布量が22g/m2となるよう
に塗布した記録材料(a)を作製し、この記録材料の画
像面の中心線平均粗さRa値を測定したところ、Ra値
は0.1μm未満であった。
いて、気相法シリカの塗布量が22g/m2となるよう
に塗布した記録材料(a)を作製し、この記録材料の画
像面の中心線平均粗さRa値を測定したところ、Ra値
は0.1μm未満であった。
【0073】一方、同様のインク受容層塗布液を2層構
成にするために、4(下層):1(上層)に分割し、更
に上層にポリスチレンビーズ(平均粒子径17μm)を
0.5g/m2になるように添加し、下層及び上層を上
記と同様の支持体にスライドビード塗布装置にて同時重
層塗布した。記録材料に塗布された合計の気相法シリカ
の量は22g/m2である。このようにして作製された
記録材料(b)の画像面のRa値は0.5μmであっ
た。
成にするために、4(下層):1(上層)に分割し、更
に上層にポリスチレンビーズ(平均粒子径17μm)を
0.5g/m2になるように添加し、下層及び上層を上
記と同様の支持体にスライドビード塗布装置にて同時重
層塗布した。記録材料に塗布された合計の気相法シリカ
の量は22g/m2である。このようにして作製された
記録材料(b)の画像面のRa値は0.5μmであっ
た。
【0074】更に、上記記録材料(b)に対して、上層
に添加するポリスチレンビーズを増量する以外は同様に
して、Ra値が1.0の記録材料(c)を作製した。
に添加するポリスチレンビーズを増量する以外は同様に
して、Ra値が1.0の記録材料(c)を作製した。
【0075】上記のようにして作成した3種類の記録材
料に、インクジェットプリンター及び黒インキを用いて
透過濃度が2.0になるように印字し、記録画像を作成
した。次に、厚み10μmのポリエチレンテレフタレー
トフィルムに厚み8μmのエチレン−酢酸ビニル共重合
体層が設けられている熱転写シートにより転写時の画像
面の温度が75℃になるように熱を加えてエチレン−酢
酸ビニル共重合体層を画像面に転写して、3種類の医療
診断用画像シートI−1(記録材料a)、I−2(記録
材料b)、及びI−3(記録材料c)を作製した。
料に、インクジェットプリンター及び黒インキを用いて
透過濃度が2.0になるように印字し、記録画像を作成
した。次に、厚み10μmのポリエチレンテレフタレー
トフィルムに厚み8μmのエチレン−酢酸ビニル共重合
体層が設けられている熱転写シートにより転写時の画像
面の温度が75℃になるように熱を加えてエチレン−酢
酸ビニル共重合体層を画像面に転写して、3種類の医療
診断用画像シートI−1(記録材料a)、I−2(記録
材料b)、及びI−3(記録材料c)を作製した。
【0076】上記のようにして作製した3種類の画像シ
ートについて、実施例1と同様に1ヶ月保管時の画像退
色を評価したところ、いずれの画像シートも◎で良好で
あった。更に、保管期間を2ヶ月に延長して同様に画像
退色を評価したところ、画像シートI−1及びI−2は
◎、I−3は○であった。また、画像シートI−1、及
びI−2に比べI−3は僅かに透明性が低下していた。
ートについて、実施例1と同様に1ヶ月保管時の画像退
色を評価したところ、いずれの画像シートも◎で良好で
あった。更に、保管期間を2ヶ月に延長して同様に画像
退色を評価したところ、画像シートI−1及びI−2は
◎、I−3は○であった。また、画像シートI−1、及
びI−2に比べI−3は僅かに透明性が低下していた。
【0077】次に画像シートをシャウカステン(診断用
投光装置)に貼り付けたときの室内灯によるギラツキ状
態を観察した。その結果、画像シートI−1は、室内灯
の位置によってはギラツキが認められたが、画像シート
I−2及びI−3はいずれの条件においてもギラツキは
全くなかった。
投光装置)に貼り付けたときの室内灯によるギラツキ状
態を観察した。その結果、画像シートI−1は、室内灯
の位置によってはギラツキが認められたが、画像シート
I−2及びI−3はいずれの条件においてもギラツキは
全くなかった。
【0078】実施例7
上記実施例1〜6について、インク受容層の気相法シリ
カをアルミナ水和物(平均一次粒子径10nm)に変更
する以外は同様に繰り返し試験した。その結果、上記実
施例1〜6と同様の結果が得られた。
カをアルミナ水和物(平均一次粒子径10nm)に変更
する以外は同様に繰り返し試験した。その結果、上記実
施例1〜6と同様の結果が得られた。
【0079】
【発明の効果】上記実施例から明らかなように、画像面
に透明樹脂保護層を設けることによって、医療診断用画
像の保管退色が大幅に軽減できることが分かる。特に画
像面を50℃以上に加熱しながら樹脂保護層を被覆する
ことによって、更に画像退色の抑制が図られる。更に、
本発明によれば、記録材料の切断面も画像面と一体的に
樹脂保護層で被覆することによって、飛躍的に画像退色
が抑制することができる。また更に、記録材料のインク
受容層がカチオン性ポリマーを含有し、かつインク受容
層の膜面pHを3〜5.5の範囲に調整することによっ
て、保管時の画像の滲みが改良される。また更に、イン
ク受容層に水溶性のジルコニウム化合物を含有させるこ
とによって医療画像に要求される透明性が向上する。ま
た、更に、画像シートをシャウカステン(診断用投光装
置)に貼り付けたときの室内灯によるギラツキは、画像
面に被覆した透明樹脂保護層の表面の中心線平均粗さR
a値を0.1μm以上にすることによって、特に好まし
くは0.2μm以上にすることによって完全に防止する
ことができる。また更に、記録材料の画像面のRa値を
好ましくは0.1〜0.8μmの範囲に調整することに
よって、より好ましくは0.2〜0.7μmの範囲に調
整することによって画像退色とギラツキが更に抑制され
る。
に透明樹脂保護層を設けることによって、医療診断用画
像の保管退色が大幅に軽減できることが分かる。特に画
像面を50℃以上に加熱しながら樹脂保護層を被覆する
ことによって、更に画像退色の抑制が図られる。更に、
本発明によれば、記録材料の切断面も画像面と一体的に
樹脂保護層で被覆することによって、飛躍的に画像退色
が抑制することができる。また更に、記録材料のインク
受容層がカチオン性ポリマーを含有し、かつインク受容
層の膜面pHを3〜5.5の範囲に調整することによっ
て、保管時の画像の滲みが改良される。また更に、イン
ク受容層に水溶性のジルコニウム化合物を含有させるこ
とによって医療画像に要求される透明性が向上する。ま
た、更に、画像シートをシャウカステン(診断用投光装
置)に貼り付けたときの室内灯によるギラツキは、画像
面に被覆した透明樹脂保護層の表面の中心線平均粗さR
a値を0.1μm以上にすることによって、特に好まし
くは0.2μm以上にすることによって完全に防止する
ことができる。また更に、記録材料の画像面のRa値を
好ましくは0.1〜0.8μmの範囲に調整することに
よって、より好ましくは0.2〜0.7μmの範囲に調
整することによって画像退色とギラツキが更に抑制され
る。
Claims (9)
- 【請求項1】 光透過性支持体上に少なくとも1層のイ
ンク受容層を設けた医療用インクジェット記録材料に画
像形成した後、画像面に透明樹脂保護層を設けることを
特徴とする医療診断用画像の作成方法。 - 【請求項2】 前記透明樹脂保護層が、50℃以上に加
熱する方法により設けられる請求項1に記載の医療診断
用画像の作成方法。 - 【請求項3】 前記透明樹脂保護層がラミネートフィル
ムであり、該ラミネートフィルムによって記録材料の画
像面及び切断面を被覆する請求項1または2に記載の医
療診断用画像の作成方法。 - 【請求項4】 前記透明樹脂保護層の中心線平均粗さ
(Ra値)が0.1μm以上である請求項1、2または
3に記載の医療診断用画像の作成方法。 - 【請求項5】 前記画像面の中心線平均粗さ(Ra値)
が0.8μm以下である請求項1、2または3に記載の
医療診断用画像の作成方法。 - 【請求項6】 前記インク受容層が気相法シリカを主体
に含有する請求項1〜5のいずれか1つに記載の医療診
断用画像の作成方法。 - 【請求項7】 前記インク受容層がアルミナまたはアル
ミナ水和物を主体に含有する請求項1〜5のいずれか1
つに記載の医療診断用画像の作成方法。 - 【請求項8】 前記インク受容層がカチオン性ポリマー
を含有し、かつ膜面pHが3〜5.5である請求項1〜
8のいずれか1つに記載の医療診断用画像の作成方法。 - 【請求項9】 前記インク受容層が水溶性ジルコニウム
化合物を含有する請求項6または7に記載の医療診断用
画像の作成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001334338A JP2003136830A (ja) | 2001-10-31 | 2001-10-31 | 医療診断用画像の作成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001334338A JP2003136830A (ja) | 2001-10-31 | 2001-10-31 | 医療診断用画像の作成方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003136830A true JP2003136830A (ja) | 2003-05-14 |
Family
ID=19149484
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001334338A Pending JP2003136830A (ja) | 2001-10-31 | 2001-10-31 | 医療診断用画像の作成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003136830A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021154602A (ja) * | 2020-03-27 | 2021-10-07 | 三菱製紙株式会社 | インクジェット装置検査用メディア |
-
2001
- 2001-10-31 JP JP2001334338A patent/JP2003136830A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021154602A (ja) * | 2020-03-27 | 2021-10-07 | 三菱製紙株式会社 | インクジェット装置検査用メディア |
| JP7386747B2 (ja) | 2020-03-27 | 2023-11-27 | 三菱製紙株式会社 | インクジェットヘッドの吐出検査方法 |
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