JP2003142405A - 半導体基板の製造方法 - Google Patents
半導体基板の製造方法Info
- Publication number
- JP2003142405A JP2003142405A JP2001334328A JP2001334328A JP2003142405A JP 2003142405 A JP2003142405 A JP 2003142405A JP 2001334328 A JP2001334328 A JP 2001334328A JP 2001334328 A JP2001334328 A JP 2001334328A JP 2003142405 A JP2003142405 A JP 2003142405A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- manufacturing
- semiconductor wafer
- semiconductor substrate
- semiconductor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】
【課題】 エッジ部に鋭角な部分を有さず歩留まりを向
上可能な半導体基板を製造する。 【解決手段】 例えばイオン注入法やサンドブラスト法
によってウェーハ1のエッジ部1Aの単結晶性を崩すこ
とにより、当該ウェーハエッジ部1Aの表層にダメージ
層11を形成する。その後、ウェーハ1上にシリコンエ
ピタキシャル層2を成長させる。ダメージ層11上では
エピタキシャル層2はエピタキシャル成長しない(ポリ
シリコン2Aになる)ので、エピタキシャル層2がウェ
ーハ1のエッジ部で鋭角化するのを防止することができ
る。ダメージ層11に変えてエッジ部1A上にポリシリ
コン層やアモルファスシリコン層やシリコン酸化層を形
成しても良い。
上可能な半導体基板を製造する。 【解決手段】 例えばイオン注入法やサンドブラスト法
によってウェーハ1のエッジ部1Aの単結晶性を崩すこ
とにより、当該ウェーハエッジ部1Aの表層にダメージ
層11を形成する。その後、ウェーハ1上にシリコンエ
ピタキシャル層2を成長させる。ダメージ層11上では
エピタキシャル層2はエピタキシャル成長しない(ポリ
シリコン2Aになる)ので、エピタキシャル層2がウェ
ーハ1のエッジ部で鋭角化するのを防止することができ
る。ダメージ層11に変えてエッジ部1A上にポリシリ
コン層やアモルファスシリコン層やシリコン酸化層を形
成しても良い。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体ウェーハ
及び当該半導体ウェーハ上に配置されたエピタキシャル
層を備える半導体基板の製造方法に関し、特にエッジ部
に鋭角な部分を有さず歩留まりを向上可能な半導体基板
を製造するための技術に関する。
及び当該半導体ウェーハ上に配置されたエピタキシャル
層を備える半導体基板の製造方法に関し、特にエッジ部
に鋭角な部分を有さず歩留まりを向上可能な半導体基板
を製造するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】図22及び図23に示すように、例えば
パワーデバイスで使用される従来のシリコン基板21P
は、例えば主面1Sの面方位が(100)のシリコンウ
ェーハ(以下、単に「ウェーハ」とも呼ぶ)1上にエピ
タキシャル層2を形成することにより製造される。パワ
ーデバイスの品種によっては数十〜200μmという非
常に厚いエピタキシャル層2が求められる場合がある。
パワーデバイスで使用される従来のシリコン基板21P
は、例えば主面1Sの面方位が(100)のシリコンウ
ェーハ(以下、単に「ウェーハ」とも呼ぶ)1上にエピ
タキシャル層2を形成することにより製造される。パワ
ーデバイスの品種によっては数十〜200μmという非
常に厚いエピタキシャル層2が求められる場合がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のシリコン基板2
1Pの製造方法によれば、厚膜エピタキシャル層2を形
成する際にエピタキシャル成長の結晶方位に対する異方
性ないしは面方位依存性に起因して、ウェーハ1のエッ
ジ部1A付近に(111)面が発生する。このとき、図
24に示すように、エピタキシャル成長の面方位依存性
に起因して<011>方位のエッジ部1Aに(111)
面が現れる。これは(111)面はエピタキシャル成長
レートが遅いためである。このようにして、予め面取り
(ベベリング)されたシリコンウェーハ1のエッジ部1
Aはエピタキシャル層2の成長時に鋭角に変化する(図
23参照)。なお、このような鋭角な部分はエピタキシ
ャル層2が20μm程度以上の厚い場合に発生しやす
い。
1Pの製造方法によれば、厚膜エピタキシャル層2を形
成する際にエピタキシャル成長の結晶方位に対する異方
性ないしは面方位依存性に起因して、ウェーハ1のエッ
ジ部1A付近に(111)面が発生する。このとき、図
24に示すように、エピタキシャル成長の面方位依存性
に起因して<011>方位のエッジ部1Aに(111)
面が現れる。これは(111)面はエピタキシャル成長
レートが遅いためである。このようにして、予め面取り
(ベベリング)されたシリコンウェーハ1のエッジ部1
Aはエピタキシャル層2の成長時に鋭角に変化する(図
23参照)。なお、このような鋭角な部分はエピタキシ
ャル層2が20μm程度以上の厚い場合に発生しやす
い。
【0004】従来のシリコン基板21Pの製造方法で
は、上記鋭角な部分がデバイス製造工程においてシリコ
ン基板21Pのカケや割れを引き起こすという問題があ
る。そのようなカケや割れは歩留まりの低下を招く。
は、上記鋭角な部分がデバイス製造工程においてシリコ
ン基板21Pのカケや割れを引き起こすという問題があ
る。そのようなカケや割れは歩留まりの低下を招く。
【0005】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、半導体ウェーハ及び当該半導体ウェーハ上に配置
されたエピタキシャル層を備えた半導体基板であって、
エッジ部に鋭角な部分を有さず歩留まりを向上可能な半
導体基板を製造する方法を提供することを目的とする。
あり、半導体ウェーハ及び当該半導体ウェーハ上に配置
されたエピタキシャル層を備えた半導体基板であって、
エッジ部に鋭角な部分を有さず歩留まりを向上可能な半
導体基板を製造する方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の半導体
基板の製造方法は、半導体ウェーハ及び前記半導体ウェ
ーハ上に配置されたエピタキシャル層を備える半導体基
板の製造方法であって、(a)少なくとも1枚の半導体ウ
ェーハを準備する工程と、(b)前記少なくとも1枚の半
導体ウェーハのエッジ部にエピタキシャル成長を防止す
るためのエピタキシャル成長防止層を形成する工程と、
(c)前記工程(b)の後に、前記少なくとも1枚の半導体ウ
ェーハ上にエピタキシャル層を成長させる工程とを備え
る。
基板の製造方法は、半導体ウェーハ及び前記半導体ウェ
ーハ上に配置されたエピタキシャル層を備える半導体基
板の製造方法であって、(a)少なくとも1枚の半導体ウ
ェーハを準備する工程と、(b)前記少なくとも1枚の半
導体ウェーハのエッジ部にエピタキシャル成長を防止す
るためのエピタキシャル成長防止層を形成する工程と、
(c)前記工程(b)の後に、前記少なくとも1枚の半導体ウ
ェーハ上にエピタキシャル層を成長させる工程とを備え
る。
【0007】請求項2に記載の半導体基板の製造方法
は、請求項1に記載の半導体基板の製造方法であって、
前記工程(b)は、(b)-1)前記少なくとも1枚の半導体ウ
ェーハの前記エッジ部の表層の単結晶性を崩して前記エ
ピタキシャル成長防止層としてのダメージ層を形成する
工程を含む。
は、請求項1に記載の半導体基板の製造方法であって、
前記工程(b)は、(b)-1)前記少なくとも1枚の半導体ウ
ェーハの前記エッジ部の表層の単結晶性を崩して前記エ
ピタキシャル成長防止層としてのダメージ層を形成する
工程を含む。
【0008】請求項3に記載の半導体基板の製造方法
は、請求項2に記載の半導体基板の製造方法であって、
前記工程(b)-1)は、(b)-1-1)イオン注入法とサンドブラ
スト法との少なくとも一方を用いて前記ダメージ層を形
成する工程を含む。
は、請求項2に記載の半導体基板の製造方法であって、
前記工程(b)-1)は、(b)-1-1)イオン注入法とサンドブラ
スト法との少なくとも一方を用いて前記ダメージ層を形
成する工程を含む。
【0009】請求項4に記載の半導体基板の製造方法
は、請求項1に記載の半導体基板の製造方法であって、
前記工程(b)は、(b)-2)前記少なくとも1枚の半導体ウ
ェーハの前記エッジ部上に前記エピタキシャル成長防止
層としての非単結晶層を形成する工程を含む。
は、請求項1に記載の半導体基板の製造方法であって、
前記工程(b)は、(b)-2)前記少なくとも1枚の半導体ウ
ェーハの前記エッジ部上に前記エピタキシャル成長防止
層としての非単結晶層を形成する工程を含む。
【0010】請求項5に記載の半導体基板の製造方法
は、請求項4に記載の半導体基板の製造方法であって、
前記非単結晶層は、多結晶層又は非晶質層を含む。
は、請求項4に記載の半導体基板の製造方法であって、
前記非単結晶層は、多結晶層又は非晶質層を含む。
【0011】請求項6に記載の半導体基板の製造方法
は、請求項1に記載の半導体基板の製造方法であって、
前記工程(b)は、(b)-3)前記少なくとも1枚の半導体ウ
ェーハの前記エッジ部に前記エピタキシャル成長防止層
としての酸化層を形成する工程を含む。
は、請求項1に記載の半導体基板の製造方法であって、
前記工程(b)は、(b)-3)前記少なくとも1枚の半導体ウ
ェーハの前記エッジ部に前記エピタキシャル成長防止層
としての酸化層を形成する工程を含む。
【0012】請求項7に記載の半導体基板の製造方法
は、請求項6に記載の半導体基板の製造方法であって、
前記工程(b)-3)は、(b)-3-1)前記少なくとも1枚の半導
体ウェーハの全面に前記酸化層を形成する工程と、(b)-
3-2)前記少なくとも1枚の半導体ウェーハの前記エッジ
部付近を治具で以て保護する工程と、(b)-3-3)前記治具
で保護された状態で前記少なくとも1枚の半導体ウェー
ハの一方又は両方の主面上の前記酸化層を除去する工程
とを含む。
は、請求項6に記載の半導体基板の製造方法であって、
前記工程(b)-3)は、(b)-3-1)前記少なくとも1枚の半導
体ウェーハの全面に前記酸化層を形成する工程と、(b)-
3-2)前記少なくとも1枚の半導体ウェーハの前記エッジ
部付近を治具で以て保護する工程と、(b)-3-3)前記治具
で保護された状態で前記少なくとも1枚の半導体ウェー
ハの一方又は両方の主面上の前記酸化層を除去する工程
とを含む。
【0013】請求項8に記載の半導体基板の製造方法
は、請求項7に記載の半導体基板の製造方法であって、
前記工程(b)-3-2)は、(b)-3-2-1)ドライエッチング法と
ウエットエッチング法と蒸気エッチング法との少なくと
も1つで以て前記主面上の前記酸化層を除去する工程を
含む。
は、請求項7に記載の半導体基板の製造方法であって、
前記工程(b)-3-2)は、(b)-3-2-1)ドライエッチング法と
ウエットエッチング法と蒸気エッチング法との少なくと
も1つで以て前記主面上の前記酸化層を除去する工程を
含む。
【0014】請求項9に記載の半導体基板の製造方法
は、請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の半導体基
板の製造方法であって、前記少なくとも1枚の半導体ウ
ェーハは、複数の半導体ウェーハを含み、前記工程(a)
は、(a)-1)前記複数の半導体ウェーハを準備して重ね合
わせる工程を含む。
は、請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の半導体基
板の製造方法であって、前記少なくとも1枚の半導体ウ
ェーハは、複数の半導体ウェーハを含み、前記工程(a)
は、(a)-1)前記複数の半導体ウェーハを準備して重ね合
わせる工程を含む。
【0015】請求項10に記載の半導体基板の製造方法
は、半導体ウェーハ及び前記半導体ウェーハ上に配置さ
れたエピタキシャル層を備える半導体基板の製造方法で
あって、(d)半導体インゴットを準備する工程と、(e)前
記半導体インゴットの側面上に非単結晶層を形成する工
程と、(f)前記非単結晶層を有した前記半導体インゴッ
トをスライスして、エッジ部に前記非単結晶層を有する
少なくとも1枚の半導体ウェーハを得る工程と、(g)前
記少なくとも1枚の半導体ウェーハ上にエピタキシャル
層を成長させる工程とを備える。
は、半導体ウェーハ及び前記半導体ウェーハ上に配置さ
れたエピタキシャル層を備える半導体基板の製造方法で
あって、(d)半導体インゴットを準備する工程と、(e)前
記半導体インゴットの側面上に非単結晶層を形成する工
程と、(f)前記非単結晶層を有した前記半導体インゴッ
トをスライスして、エッジ部に前記非単結晶層を有する
少なくとも1枚の半導体ウェーハを得る工程と、(g)前
記少なくとも1枚の半導体ウェーハ上にエピタキシャル
層を成長させる工程とを備える。
【0016】請求項11に記載の半導体基板の製造方法
は、半導体ウェーハ及び前記半導体ウェーハ上に配置さ
れたエピタキシャル層を備える半導体基板の製造方法で
あって、(h)半導体ウェーハ上にエピタキシャル層を成
長させる工程と、(i)前記エピタキシャル層のエッジ部
を面取り加工する工程と、(j)前記半導体ウェーハの主
面上の前記エピタキシャル層を研磨する工程と、(k)前
記工程(j)後の前記エピタキシャル層を水素と不活性ガ
スとの少なくとも1種の雰囲気中で熱処理する工程とを
備える。
は、半導体ウェーハ及び前記半導体ウェーハ上に配置さ
れたエピタキシャル層を備える半導体基板の製造方法で
あって、(h)半導体ウェーハ上にエピタキシャル層を成
長させる工程と、(i)前記エピタキシャル層のエッジ部
を面取り加工する工程と、(j)前記半導体ウェーハの主
面上の前記エピタキシャル層を研磨する工程と、(k)前
記工程(j)後の前記エピタキシャル層を水素と不活性ガ
スとの少なくとも1種の雰囲気中で熱処理する工程とを
備える。
【0017】請求項12に記載の半導体基板の製造方法
は、半導体ウェーハ及び前記半導体ウェーハ上に配置さ
れたエピタキシャル層を備える半導体基板の製造方法で
あって、(l)半導体ウェーハ上にエピタキシャル層を成
長させる工程と、(m)前記エピタキシャル層のエッジ部
を面取り加工する工程と、(n)前記半導体ウェーハの主
面上の前記エピタキシャル層を研磨する工程と、(o)前
記工程(n)後に前記エピタキシャル層上に新たなエピタ
キシャル層を成長させる工程とを備える。
は、半導体ウェーハ及び前記半導体ウェーハ上に配置さ
れたエピタキシャル層を備える半導体基板の製造方法で
あって、(l)半導体ウェーハ上にエピタキシャル層を成
長させる工程と、(m)前記エピタキシャル層のエッジ部
を面取り加工する工程と、(n)前記半導体ウェーハの主
面上の前記エピタキシャル層を研磨する工程と、(o)前
記工程(n)後に前記エピタキシャル層上に新たなエピタ
キシャル層を成長させる工程とを備える。
【0018】請求項13に記載の半導体基板の製造方法
は、請求項11又は請求項12に記載の半導体基板の製
造方法であって、前記工程(h)又は前記工程(l)の前に前
記半導体ウェーハに対して鏡面研磨処理を実施しない。
は、請求項11又は請求項12に記載の半導体基板の製
造方法であって、前記工程(h)又は前記工程(l)の前に前
記半導体ウェーハに対して鏡面研磨処理を実施しない。
【0019】請求項14に記載の半導体基板の製造方法
は、半導体ウェーハ及び前記半導体ウェーハ上に配置さ
れたエピタキシャル層を備える半導体基板の製造方法で
あって、(p)半導体ウェーハに対して鏡面研磨処理を実
施することなく、前記半導体ウェーハ上にエピタキシャ
ル層を成長させる工程と、(q)前記エピタキシャル層の
エッジ部を面取り加工する工程と、(r)前記半導体ウェ
ーハの主面上の前記エピタキシャル層を研磨する工程と
を備える。
は、半導体ウェーハ及び前記半導体ウェーハ上に配置さ
れたエピタキシャル層を備える半導体基板の製造方法で
あって、(p)半導体ウェーハに対して鏡面研磨処理を実
施することなく、前記半導体ウェーハ上にエピタキシャ
ル層を成長させる工程と、(q)前記エピタキシャル層の
エッジ部を面取り加工する工程と、(r)前記半導体ウェ
ーハの主面上の前記エピタキシャル層を研磨する工程と
を備える。
【0020】
【発明の実施の形態】<実施の形態1>図1〜図9の断
面図を参照しつつ、実施の形態1に係るシリコン基板
(ないしは半導体基板)21〜23の製造方法を説明す
る。なお、図2等では図1中の破線で囲んだ部分Aを拡
大して図示している。
面図を参照しつつ、実施の形態1に係るシリコン基板
(ないしは半導体基板)21〜23の製造方法を説明す
る。なお、図2等では図1中の破線で囲んだ部分Aを拡
大して図示している。
【0021】まず、シリコン単結晶ウェーハ(ないしは
半導体ウェーハ。以下、単に「ウェーハ」とも呼ぶ)1
を準備する(図1参照)。そして、例えばイオン注入法
やサンドブラスト法によってウェーハ1の側端部ないし
はエッジ部(以下「ウェーハエッジ部」とも呼ぶ)1A
の単結晶性を崩すことにより、当該ウェーハエッジ部1
Aの表層にダメージ層(ないしはエピタキシャル成長防
止層)11を形成する(図2参照)。その後、ウェーハ
1上にシリコンエピタキシャル層(以下、単に「エピタ
キシャル層」とも呼ぶ)2を成長させることにより、ウ
ェーハ1及びエピタキシャル層2を備えており図3に示
す状態のシリコン基板21が得られる。
半導体ウェーハ。以下、単に「ウェーハ」とも呼ぶ)1
を準備する(図1参照)。そして、例えばイオン注入法
やサンドブラスト法によってウェーハ1の側端部ないし
はエッジ部(以下「ウェーハエッジ部」とも呼ぶ)1A
の単結晶性を崩すことにより、当該ウェーハエッジ部1
Aの表層にダメージ層(ないしはエピタキシャル成長防
止層)11を形成する(図2参照)。その後、ウェーハ
1上にシリコンエピタキシャル層(以下、単に「エピタ
キシャル層」とも呼ぶ)2を成長させることにより、ウ
ェーハ1及びエピタキシャル層2を備えており図3に示
す状態のシリコン基板21が得られる。
【0022】すなわち、ウェーハ1の主面(以下「ウェ
ーハ主面」とも呼ぶ)1S上にはエピタキシャル層2が
エピタキシャル成長しているのに対して、ダメージ層1
1では単結晶性が崩れているので、ダメージ層11上で
はエピタキシャル層2がエピタキシャル成長せずに、ポ
リシリコン化する(図3中のポリシリコン2Aを参
照)。つまりダメージ層11はエピタキシャル層2の形
成工程においてエピタキシャル成長を防止するので、ダ
メージ層によれば、エピタキシャル成長の面方位異方性
に起因した(111)面の発生を抑制することができ、
エピタキシャル層2がウェーハエッジ部2Aで鋭角化す
るのを防止することができる。このように、ダメージ層
11を利用した製造方法によれば、エッジ部に鋭角な部
分を有さないシリコン基板21を製造することができ、
そのようなシリコン基板21によれば上記鋭角な部分の
カケや割れに起因した歩留まり低下が抑制される、つま
り歩留まりを向上することができる。
ーハ主面」とも呼ぶ)1S上にはエピタキシャル層2が
エピタキシャル成長しているのに対して、ダメージ層1
1では単結晶性が崩れているので、ダメージ層11上で
はエピタキシャル層2がエピタキシャル成長せずに、ポ
リシリコン化する(図3中のポリシリコン2Aを参
照)。つまりダメージ層11はエピタキシャル層2の形
成工程においてエピタキシャル成長を防止するので、ダ
メージ層によれば、エピタキシャル成長の面方位異方性
に起因した(111)面の発生を抑制することができ、
エピタキシャル層2がウェーハエッジ部2Aで鋭角化す
るのを防止することができる。このように、ダメージ層
11を利用した製造方法によれば、エッジ部に鋭角な部
分を有さないシリコン基板21を製造することができ、
そのようなシリコン基板21によれば上記鋭角な部分の
カケや割れに起因した歩留まり低下が抑制される、つま
り歩留まりを向上することができる。
【0023】なお、シリコン基板21を含む一般的なシ
リコン基板の製造は、この順序で実施されるウェーハの
スライシング、面取り加工(ベベリング)、ラッピン
グ、エッチング、鏡面研磨(機械研磨)、エピタキシャ
ル成長の各工程を含んでおり、ダメージ層11の形成工
程はウェーハ1の面取り工程後、ラッピング工程後及び
エッチング工程後のいずれにおいても実施可能である。
リコン基板の製造は、この順序で実施されるウェーハの
スライシング、面取り加工(ベベリング)、ラッピン
グ、エッチング、鏡面研磨(機械研磨)、エピタキシャ
ル成長の各工程を含んでおり、ダメージ層11の形成工
程はウェーハ1の面取り工程後、ラッピング工程後及び
エッチング工程後のいずれにおいても実施可能である。
【0024】ダメージ層11は例えば以下の方法により
形成される。すなわち、図4に示すように、複数のウェ
ーハ1を準備して互いに主面1Sを対面させて重ね合わ
せる。そして、かかる重ね合わされた複数のウェーハ1
を例えばウェーハ主面1Sに垂直な方向を回転軸として
回転させながら、複数のウェーハエッジ部1Aに対して
一括して(一体的に)イオン注入を実施する。あるい
は、同様に、図5に示すように、重ね合わされた複数の
ウェーハ1を回転させながら、複数のウェーハエッジ部
1Aに対して一括してサンドブラストを実施する。な
お、イオン注入法及びサンドブラスト法の双方を用いて
ダメージ層11を形成しても構わない。
形成される。すなわち、図4に示すように、複数のウェ
ーハ1を準備して互いに主面1Sを対面させて重ね合わ
せる。そして、かかる重ね合わされた複数のウェーハ1
を例えばウェーハ主面1Sに垂直な方向を回転軸として
回転させながら、複数のウェーハエッジ部1Aに対して
一括して(一体的に)イオン注入を実施する。あるい
は、同様に、図5に示すように、重ね合わされた複数の
ウェーハ1を回転させながら、複数のウェーハエッジ部
1Aに対して一括してサンドブラストを実施する。な
お、イオン注入法及びサンドブラスト法の双方を用いて
ダメージ層11を形成しても構わない。
【0025】このように複数のウェーハ1を重ねること
により、各ウェーハ主面1Sを保護しつつウェーハエッ
ジ部1Aのみにダメージ層11を形成することができ
る。更に、複数のウェーハ1に同時にダメージ層11を
形成することができるので、高い生産性でダメージ層1
1を形成することができる。
により、各ウェーハ主面1Sを保護しつつウェーハエッ
ジ部1Aのみにダメージ層11を形成することができ
る。更に、複数のウェーハ1に同時にダメージ層11を
形成することができるので、高い生産性でダメージ層1
1を形成することができる。
【0026】イオン注入法におけるイオン種51(図4
参照)として例えばシリコンや、アルゴン等の不活性ガ
ス元素や、酸素や、窒素や、炭素等を用いることができ
る。なお、デバイスの拡散層等に影響を及ぼさない程度
の条件であれば、イオン種51としてボロン、リン、ヒ
素、アンチモン等の一般的なドーパント元素及びその化
合物(例えばBF2)を用いることも可能である。ま
た、サンドブラス法におけるサンドブラスト材52(図
5参照)として例えばシリカ砥粒やアルミナ砥粒やシリ
コンカーバイド砥粒を用いることができる。
参照)として例えばシリコンや、アルゴン等の不活性ガ
ス元素や、酸素や、窒素や、炭素等を用いることができ
る。なお、デバイスの拡散層等に影響を及ぼさない程度
の条件であれば、イオン種51としてボロン、リン、ヒ
素、アンチモン等の一般的なドーパント元素及びその化
合物(例えばBF2)を用いることも可能である。ま
た、サンドブラス法におけるサンドブラスト材52(図
5参照)として例えばシリカ砥粒やアルミナ砥粒やシリ
コンカーバイド砥粒を用いることができる。
【0027】また、図4及び図5にはイオン種51及び
サンドブラスト材52の入射角が一定の場合を図示して
いるが、複数の入射角で以てあるいは入射角を変化させ
ながらイオン注入及びサンドブラストを実施しても良
い。
サンドブラスト材52の入射角が一定の場合を図示して
いるが、複数の入射角で以てあるいは入射角を変化させ
ながらイオン注入及びサンドブラストを実施しても良
い。
【0028】さて、ダメージ層11のエピタキシャル成
長防止作用に鑑みれば、図6及び図7に示す非単結晶層
(ないしはエピタキシャル成長防止層)12によっても
エピタキシャル成長を防止することは可能であり、ダメ
ージ層11と同様の効果が得られる。ここで、非単結晶
層は例えば多結晶層や非晶質層等を含み、層全体として
は単結晶のレベルが低い層を言う。
長防止作用に鑑みれば、図6及び図7に示す非単結晶層
(ないしはエピタキシャル成長防止層)12によっても
エピタキシャル成長を防止することは可能であり、ダメ
ージ層11と同様の効果が得られる。ここで、非単結晶
層は例えば多結晶層や非晶質層等を含み、層全体として
は単結晶のレベルが低い層を言う。
【0029】具体的には、図6に示すように、ダメージ
層11の形成工程と同様に、複数のウェーハ1を重ね合
わせ、かかる重ね合わされた複数のウェーハ1を回転さ
せながら、例えばCVD法を用いて複数のウェーハエッ
ジ部1A上に一括して非単結晶層(例えばポリシリコン
層やアモルファスシリコン層)12を形成する。このと
き、CVD法はウェーハ1の加熱を伴うので、ウェーハ
1の清浄度がより高い(ラッピング後の)エッチング後
に非単結晶層12の形成工程を実施するのがより好まし
い。以後、ダメージ層11の場合と同様の工程によっ
て、鋭角なエッジ部を有さないシリコン基板22(図7
参照)を製造することができる。
層11の形成工程と同様に、複数のウェーハ1を重ね合
わせ、かかる重ね合わされた複数のウェーハ1を回転さ
せながら、例えばCVD法を用いて複数のウェーハエッ
ジ部1A上に一括して非単結晶層(例えばポリシリコン
層やアモルファスシリコン層)12を形成する。このと
き、CVD法はウェーハ1の加熱を伴うので、ウェーハ
1の清浄度がより高い(ラッピング後の)エッチング後
に非単結晶層12の形成工程を実施するのがより好まし
い。以後、ダメージ層11の場合と同様の工程によっ
て、鋭角なエッジ部を有さないシリコン基板22(図7
参照)を製造することができる。
【0030】更に、図8及び図9に示すシリコン酸化層
(ないしはエピタキシャル成長防止層)(以下、単に
「酸化層」とも呼ぶ)13によってもエピタキシャル成
長を防止することは可能であり、ダメージ層11と同様
の効果が得られる。具体的には、上述と同様に、重ね合
わされた複数のウェーハ1を回転させながら、例えばC
VD法や熱酸化法を用いて複数のウェーハエッジ部1A
に一括して酸化層13を形成する。以後、ダメージ層1
1の場合と同様の工程によって、鋭角なエッジ部を有さ
ないシリコン基板23(図9参照)を製造することがで
きる。
(ないしはエピタキシャル成長防止層)(以下、単に
「酸化層」とも呼ぶ)13によってもエピタキシャル成
長を防止することは可能であり、ダメージ層11と同様
の効果が得られる。具体的には、上述と同様に、重ね合
わされた複数のウェーハ1を回転させながら、例えばC
VD法や熱酸化法を用いて複数のウェーハエッジ部1A
に一括して酸化層13を形成する。以後、ダメージ層1
1の場合と同様の工程によって、鋭角なエッジ部を有さ
ないシリコン基板23(図9参照)を製造することがで
きる。
【0031】<実施の形態2>実施の形態2では、上述
のシリコン基板23(図9参照)の他の製造方法を、図
10及び図11を参照しつつ説明する。まず、鏡面研磨
後のウェーハ1の全面に酸化層13を堆積する又は当該
全面を熱酸化して酸化層13を形成する(図10参
照)。その後、図10の断面図及び平面図に示すよう
に、ウェーハ1を治具53にセッティングする。
のシリコン基板23(図9参照)の他の製造方法を、図
10及び図11を参照しつつ説明する。まず、鏡面研磨
後のウェーハ1の全面に酸化層13を堆積する又は当該
全面を熱酸化して酸化層13を形成する(図10参
照)。その後、図10の断面図及び平面図に示すよう
に、ウェーハ1を治具53にセッティングする。
【0032】治具53は、一方のウェーハ主面1Sの中
央部、より具体的には主面1Sのうちで全外周領域(外
周縁から例えば1〜2mm幅の領域)を除きデバイス形
成領域を含む領域を露出させてウェーハ1を収納する。
すなわち、治具53はウェーハエッジ部1A付近の部分
(具体的には、少なくともウェーハ1の側面を含み、こ
こでは該側面及び両ウェーハ主面1Sの上記全外周領域
を含む)及び他方のウェーハ主面1Sを覆っている。更
に、治具53は、両ウェーハ主面1Sの上記全外周領域
においてウェーハ1を厚さ方向に挟み込んで固定してい
る。
央部、より具体的には主面1Sのうちで全外周領域(外
周縁から例えば1〜2mm幅の領域)を除きデバイス形
成領域を含む領域を露出させてウェーハ1を収納する。
すなわち、治具53はウェーハエッジ部1A付近の部分
(具体的には、少なくともウェーハ1の側面を含み、こ
こでは該側面及び両ウェーハ主面1Sの上記全外周領域
を含む)及び他方のウェーハ主面1Sを覆っている。更
に、治具53は、両ウェーハ主面1Sの上記全外周領域
においてウェーハ1を厚さ方向に挟み込んで固定してい
る。
【0033】特に、治具53は、ウェーハ1(上の酸化
層13)のうちで治具53から露出していない部分が後
述の酸化層13の除去工程においてエッチングガス等に
触れないようにウェーハ1を収納している。つまり、治
具53によって、ウェーハエッジ部1A付近の部分はエ
ッチング処理から保護される、換言すればエッチング耐
性が与えられる。
層13)のうちで治具53から露出していない部分が後
述の酸化層13の除去工程においてエッチングガス等に
触れないようにウェーハ1を収納している。つまり、治
具53によって、ウェーハエッジ部1A付近の部分はエ
ッチング処理から保護される、換言すればエッチング耐
性が与えられる。
【0034】治具53を装着した状態でウェーハ1の上
記一方の主面1S上の酸化層13を、例えばドライエッ
チング法やフッ酸溶液によるウエットエッチング法やフ
ッ酸蒸気によるエッチング法の少なくとも1つで以て
(従って互いに組み合わせても良い)を除去する(図1
1の断面図参照)。これにより、一方の主面1Sを露出
させる一方でエッジ部1A付近に酸化層13を残存させ
ることができる。
記一方の主面1S上の酸化層13を、例えばドライエッ
チング法やフッ酸溶液によるウエットエッチング法やフ
ッ酸蒸気によるエッチング法の少なくとも1つで以て
(従って互いに組み合わせても良い)を除去する(図1
1の断面図参照)。これにより、一方の主面1Sを露出
させる一方でエッジ部1A付近に酸化層13を残存させ
ることができる。
【0035】その後、ウェーハ1を治具53から取り出
し、ウェーハ1の上記一方の主面1S上にエピタキシャ
ル層2を成長させることにより、鋭角なエッジ部を有さ
ないシリコン基板23を製造することができる。なお、
例えば両ウェーハ主面1Sが露出するように治具53を
設計して、両ウェーハ主面1S上の酸化層13を除去し
ても良く、かかる場合には図8に示すようにウェーハエ
ッジ部1Aのみに酸化層13が残存し、図9に示す状態
のシリコン基板23が得られる。
し、ウェーハ1の上記一方の主面1S上にエピタキシャ
ル層2を成長させることにより、鋭角なエッジ部を有さ
ないシリコン基板23を製造することができる。なお、
例えば両ウェーハ主面1Sが露出するように治具53を
設計して、両ウェーハ主面1S上の酸化層13を除去し
ても良く、かかる場合には図8に示すようにウェーハエ
ッジ部1Aのみに酸化層13が残存し、図9に示す状態
のシリコン基板23が得られる。
【0036】このとき、実施の形態2に係る製造方法で
は、ウェーハ1を治具53にセッティングするという簡
便な手法を用いるので、例えばレジストによってウェー
ハ1のエッジ部1A付近を保護する場合と比較して工程
数・工程時間が少なく、従って低コストにシリコン基板
を製造することができる。
は、ウェーハ1を治具53にセッティングするという簡
便な手法を用いるので、例えばレジストによってウェー
ハ1のエッジ部1A付近を保護する場合と比較して工程
数・工程時間が少なく、従って低コストにシリコン基板
を製造することができる。
【0037】<実施の形態3>図12〜図15を参照し
つつ、実施の形態3に係るシリコン基板24の製造方法
を説明する。まず、図12の斜視図に示すように、シリ
コン単結晶インゴット(ないしは半導体インゴット。以
下、単に「インゴット」とも呼ぶ)3を準備する。そし
て、図13の斜視図に示すように、インゴット3の側面
3A上に既述の非単結晶層12を形成する。
つつ、実施の形態3に係るシリコン基板24の製造方法
を説明する。まず、図12の斜視図に示すように、シリ
コン単結晶インゴット(ないしは半導体インゴット。以
下、単に「インゴット」とも呼ぶ)3を準備する。そし
て、図13の斜視図に示すように、インゴット3の側面
3A上に既述の非単結晶層12を形成する。
【0038】その後、インゴット3をスライスし、面取
り加工、ラッピング、エッチング、鏡面研磨等のウェー
ハ加工を実施することにより、図14の断面図に示すよ
うにエッジ部1Bが非単結晶層12から成るウェーハ1
が得られる。
り加工、ラッピング、エッチング、鏡面研磨等のウェー
ハ加工を実施することにより、図14の断面図に示すよ
うにエッジ部1Bが非単結晶層12から成るウェーハ1
が得られる。
【0039】なお、インゴット3の直径は切り出された
ウェーハ1の直径よりもわずかに小さく加工してあり、
具体的には一般的なエッジ面取り幅が0.5mm程度で
あることに鑑みて1〜2mm程度小さくしている。
ウェーハ1の直径よりもわずかに小さく加工してあり、
具体的には一般的なエッジ面取り幅が0.5mm程度で
あることに鑑みて1〜2mm程度小さくしている。
【0040】その後、非単結晶層を有するウェーハ1上
にシリコンエピタキシャル層2を成長させることによ
り、図15の断面図に示す状態のシリコン基板24が得
られる。
にシリコンエピタキシャル層2を成長させることによ
り、図15の断面図に示す状態のシリコン基板24が得
られる。
【0041】以上の製造方法によれば、非単結晶層12
によって、エピタキシャル層2がウェーハエッジ部1B
で鋭角化するのを防止することができる。すなわち、エ
ッジ部に鋭角な部分を有さず、その結果、歩留まりを向
上可能なシリコン基板24を製造することができる。
によって、エピタキシャル層2がウェーハエッジ部1B
で鋭角化するのを防止することができる。すなわち、エ
ッジ部に鋭角な部分を有さず、その結果、歩留まりを向
上可能なシリコン基板24を製造することができる。
【0042】<実施の形態1〜3について>上述のよう
に、実施の形態1〜3に係る製造方法によれば、エッジ
部に鋭角な部分を有さないシリコン基板21〜24を製
造することができる。
に、実施の形態1〜3に係る製造方法によれば、エッジ
部に鋭角な部分を有さないシリコン基板21〜24を製
造することができる。
【0043】このとき、酸化層13にピンホールがある
と、当該ピンホールからエピタキシャル層2が異常成長
してデバイス製造工程で発塵を招く場合があるが、ダメ
ージ層11及び非単結晶層12によればそのような発塵
が生じにくい。
と、当該ピンホールからエピタキシャル層2が異常成長
してデバイス製造工程で発塵を招く場合があるが、ダメ
ージ層11及び非単結晶層12によればそのような発塵
が生じにくい。
【0044】また、ダメージ層11によれば、非単結晶
層12に比して、エピタキシャル層2の形成時に堆積す
るポリシリコン2Aが剥離しにくいので、機械的強度の
より高いシリコン基板を製造することができる。
層12に比して、エピタキシャル層2の形成時に堆積す
るポリシリコン2Aが剥離しにくいので、機械的強度の
より高いシリコン基板を製造することができる。
【0045】ところで、非単結晶層12は実施の形態
1,3のいずれでも形成可能である。しかし、実施の形
態3に係る製造方法ではインゴット3から切り出された
後に面取り加工を行う(従って非単結晶層12が面取り
される)のに対して、実施の形態1に係る製造方法では
非単結晶層12の形成前に面取り工程が終了している。
このため、実施の形態3に係る非単結晶層12の方が、
実施の形態1に係る非単結晶層12よりも平滑に加工さ
れるので、非単結晶層12上のポリシリコン2Aと剥離
を起こしにくい。つまり、実施の形態3の非単結晶層1
2を用いた方が、より機械的強度のより高いシリコン基
板を製造することができる。
1,3のいずれでも形成可能である。しかし、実施の形
態3に係る製造方法ではインゴット3から切り出された
後に面取り加工を行う(従って非単結晶層12が面取り
される)のに対して、実施の形態1に係る製造方法では
非単結晶層12の形成前に面取り工程が終了している。
このため、実施の形態3に係る非単結晶層12の方が、
実施の形態1に係る非単結晶層12よりも平滑に加工さ
れるので、非単結晶層12上のポリシリコン2Aと剥離
を起こしにくい。つまり、実施の形態3の非単結晶層1
2を用いた方が、より機械的強度のより高いシリコン基
板を製造することができる。
【0046】また、ダメージ層11はウェーハエッジ部
1Aの表層の単結晶性を崩すことにより形成されるのに
対して、実施の形態3に係る製造方法では堆積によって
非単結晶層12を形成する。しかも該非単結晶層12は
上記表層よりも厚く形成される。このため、ダメージ層
11の方が、実施の形態3に係る非単結晶層12よりも
単結晶部分から剥離しにくい、つまり機械的強度がより
高いシリコン基板を製造することができる。
1Aの表層の単結晶性を崩すことにより形成されるのに
対して、実施の形態3に係る製造方法では堆積によって
非単結晶層12を形成する。しかも該非単結晶層12は
上記表層よりも厚く形成される。このため、ダメージ層
11の方が、実施の形態3に係る非単結晶層12よりも
単結晶部分から剥離しにくい、つまり機械的強度がより
高いシリコン基板を製造することができる。
【0047】これらに鑑みれば、酸化層13を用いて製
造されたシリコン基板23よりも、実施の形態1の非単
結晶層12を用いて製造されたシリコン基板22の方が
より実用的であると言える。次いで、実施の形態3の非
単結晶層12を用いて製造されたシリコン基板24がよ
り実用的であり、ダメージ層11を用いて製造されたシ
リコン基板21が最も実用的であると言える。
造されたシリコン基板23よりも、実施の形態1の非単
結晶層12を用いて製造されたシリコン基板22の方が
より実用的であると言える。次いで、実施の形態3の非
単結晶層12を用いて製造されたシリコン基板24がよ
り実用的であり、ダメージ層11を用いて製造されたシ
リコン基板21が最も実用的であると言える。
【0048】<実施の形態4>さて、特開平6−232
057号公報には、ウェーハ上にエピタキシャル層を成
長させた後に当該エピタキシャル層のエッジ部の面取り
及び主面の鏡面研磨を実施する製造方法が開示されてい
る。かかる製造方法によってもエッジ形状が鋭角ではな
いシリコン基板を得ることは可能である。
057号公報には、ウェーハ上にエピタキシャル層を成
長させた後に当該エピタキシャル層のエッジ部の面取り
及び主面の鏡面研磨を実施する製造方法が開示されてい
る。かかる製造方法によってもエッジ形状が鋭角ではな
いシリコン基板を得ることは可能である。
【0049】しかしながら、この製造方法ではエピタキ
シャル層を鏡面研磨仕上げするので、研磨ダメージが、
シリコン基板に作り込まれたデバイスのゲート酸化膜耐
圧特性に不具合を引き起こす場合がある。
シャル層を鏡面研磨仕上げするので、研磨ダメージが、
シリコン基板に作り込まれたデバイスのゲート酸化膜耐
圧特性に不具合を引き起こす場合がある。
【0050】そこで、実施の形態4ではそのような不具
合を解消して、良好なゲート酸化膜耐圧特性が得られる
シリコン基板の製造方法を、図16〜図21の断面図を
参照しつつ説明する。
合を解消して、良好なゲート酸化膜耐圧特性が得られる
シリコン基板の製造方法を、図16〜図21の断面図を
参照しつつ説明する。
【0051】まず、図16に示すようにラッピング、エ
ッチング、鏡面研磨を経たウェーハ1上にエピタキシャ
ル層2を形成する。このとき、エピタキシャル層2のう
ちでウェーハエッジ部1Aに対応するエッジ部に鋭角な
部分が発生する。なお、ウェーハ1の上記エッチング後
の主面1Sの表面形状は、エピタキシャル層2の(露
出)主面に反映され、図16並びに後述の図17及び図
18ではかかる表面形状を模式的に図示している。
ッチング、鏡面研磨を経たウェーハ1上にエピタキシャ
ル層2を形成する。このとき、エピタキシャル層2のう
ちでウェーハエッジ部1Aに対応するエッジ部に鋭角な
部分が発生する。なお、ウェーハ1の上記エッチング後
の主面1Sの表面形状は、エピタキシャル層2の(露
出)主面に反映され、図16並びに後述の図17及び図
18ではかかる表面形状を模式的に図示している。
【0052】その後、図17に示すように、エピタキシ
ャル層2のエッジ部を面取り加工して上記鋭角な部分を
除去し、次に、図18に示すようにウェーハ主面1S上
のエピタキシャル層2を鏡面研磨する。
ャル層2のエッジ部を面取り加工して上記鋭角な部分を
除去し、次に、図18に示すようにウェーハ主面1S上
のエピタキシャル層2を鏡面研磨する。
【0053】特に、エピタキシャル層2の鏡面研磨後
に、図19に示すように水素又は不活性ガス雰囲気中に
おいて例えば1000℃程度の温度で熱処理(ベーク)
を実施する。なお、当該熱処理を水素ガスと不活性ガス
との混合雰囲気中で行っても構わない。
に、図19に示すように水素又は不活性ガス雰囲気中に
おいて例えば1000℃程度の温度で熱処理(ベーク)
を実施する。なお、当該熱処理を水素ガスと不活性ガス
との混合雰囲気中で行っても構わない。
【0054】かかる製造方法により製造されたシリコン
基板25(図20参照)は、エピタキシャル層2のエッ
ジ部の面取り工程によってエッジ部に鋭角な部分を有し
ていない。しかも、熱処理工程によって研磨工程での研
磨ダメージが低減・除去されるので当該シリコン基板2
5は良好な膜質のエピタキシャル層2を備えており、こ
れによってゲート酸化膜耐圧特性を向上させることがで
きる。これらの結果、シリコン基板25によれば、歩留
まりを向上することができる。
基板25(図20参照)は、エピタキシャル層2のエッ
ジ部の面取り工程によってエッジ部に鋭角な部分を有し
ていない。しかも、熱処理工程によって研磨工程での研
磨ダメージが低減・除去されるので当該シリコン基板2
5は良好な膜質のエピタキシャル層2を備えており、こ
れによってゲート酸化膜耐圧特性を向上させることがで
きる。これらの結果、シリコン基板25によれば、歩留
まりを向上することができる。
【0055】あるいは、上述の熱処理に変えて、図21
に示すように鏡面研磨後のエピタキシャル層2上に新た
なエピタキシャル層4を形成することによっても良好な
膜質のエピタキシャル層を備えたシリコン基板26が得
られ、当該シリコン基板26は上記シリコン基板25と
同様の効果を奏する。
に示すように鏡面研磨後のエピタキシャル層2上に新た
なエピタキシャル層4を形成することによっても良好な
膜質のエピタキシャル層を備えたシリコン基板26が得
られ、当該シリコン基板26は上記シリコン基板25と
同様の効果を奏する。
【0056】なお、かかる製造方法では、新たなエピタ
キシャル層4の厚さを考慮してエピタキシャル層2の研
磨量を設定する。例えば鏡面研磨後のエピタキシャル層
2と新たなエピタキシャル層4との合計厚さの設計値が
100μmの場合、エピタキシャル層2を上記設計値よ
りもわずかに薄く(例えば98μmになるように)研磨
し、新たなエピタキシャル層4の形成によって上記10
0μmのエピタキシャル層を形成する。
キシャル層4の厚さを考慮してエピタキシャル層2の研
磨量を設定する。例えば鏡面研磨後のエピタキシャル層
2と新たなエピタキシャル層4との合計厚さの設計値が
100μmの場合、エピタキシャル層2を上記設計値よ
りもわずかに薄く(例えば98μmになるように)研磨
し、新たなエピタキシャル層4の形成によって上記10
0μmのエピタキシャル層を形成する。
【0057】ところで、上述の製造方法及び上記特開平
6−232057号公報に開示される製造方法ではエピ
タキシャル層2を鏡面研磨するので(図18参照)、当
該エピタキシャル層2の形成前に実施するウェーハ1の
鏡面研磨工程は省略可能である。つまり、ウェーハ1を
ラッピング及びエッチングした後、ウェーハ1の鏡面研
磨をすることなくエピタキシャル層2の成長工程を実施
する。これにより、安価にシリコン基板25,26等を
製造することができる。
6−232057号公報に開示される製造方法ではエピ
タキシャル層2を鏡面研磨するので(図18参照)、当
該エピタキシャル層2の形成前に実施するウェーハ1の
鏡面研磨工程は省略可能である。つまり、ウェーハ1を
ラッピング及びエッチングした後、ウェーハ1の鏡面研
磨をすることなくエピタキシャル層2の成長工程を実施
する。これにより、安価にシリコン基板25,26等を
製造することができる。
【0058】なお、(I)エピタキシャル層2を研磨し、
当該研磨後に水素又は不活性ガス雰囲気中で熱処理を実
施するという製造方法や、(II)エピタキシャル層2を研
磨し、当該研磨後に新たなエピタキシャル層4を形成す
るという製造方法や、(III)ウェーハ1の鏡面研磨を省
略するという製造方法は、既述の実施の形態1〜3の製
造方法と組み合わせることも可能である。
当該研磨後に水素又は不活性ガス雰囲気中で熱処理を実
施するという製造方法や、(II)エピタキシャル層2を研
磨し、当該研磨後に新たなエピタキシャル層4を形成す
るという製造方法や、(III)ウェーハ1の鏡面研磨を省
略するという製造方法は、既述の実施の形態1〜3の製
造方法と組み合わせることも可能である。
【0059】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、エピタキ
シャル成長防止層によって、エピタキシャル層が半導体
ウェーハのエッジ部で鋭角化するのを防止することがで
きる。すなわち、エッジ部に鋭角な部分を有さず、その
結果、歩留まりを向上可能な半導体基板を製造すること
ができる。
シャル成長防止層によって、エピタキシャル層が半導体
ウェーハのエッジ部で鋭角化するのを防止することがで
きる。すなわち、エッジ部に鋭角な部分を有さず、その
結果、歩留まりを向上可能な半導体基板を製造すること
ができる。
【0060】請求項2に係る発明によれば、ダメージ層
(半導体ウェーハのエッジ部の表層)では単結晶性が崩
れているので、工程(c)においてダメージ層上ではエピ
タキシャル層はエピタキシャル成長しない(ポリシリコ
ン化する)。従って、ダメージ層によればエピタキシャ
ル成長防止層の具体的一例を提供することができる。こ
のとき、ダメージ層によれば、エピタキシャル成長防止
層として酸化層やポリシリコン層を用いる場合と比較し
て、より実用的な半導体基板を製造することができる。
(半導体ウェーハのエッジ部の表層)では単結晶性が崩
れているので、工程(c)においてダメージ層上ではエピ
タキシャル層はエピタキシャル成長しない(ポリシリコ
ン化する)。従って、ダメージ層によればエピタキシャ
ル成長防止層の具体的一例を提供することができる。こ
のとき、ダメージ層によれば、エピタキシャル成長防止
層として酸化層やポリシリコン層を用いる場合と比較し
て、より実用的な半導体基板を製造することができる。
【0061】請求項3に係る発明によれば、イオン注入
法及び/又はサンドブラスト法によって半導体ウェーハ
のエッジ部の表層の単結晶性を崩すことができるので、
ダメージ層を具現化することができる。
法及び/又はサンドブラスト法によって半導体ウェーハ
のエッジ部の表層の単結晶性を崩すことができるので、
ダメージ層を具現化することができる。
【0062】請求項4に係る発明によれば、工程(c)に
おいて非単結晶層上ではエピタキシャル層はエピタキシ
ャル成長しない(ポリシリコン化する)。従って、非単
結晶層によればエピタキシャル成長防止層の具体的一例
を提供することができる。
おいて非単結晶層上ではエピタキシャル層はエピタキシ
ャル成長しない(ポリシリコン化する)。従って、非単
結晶層によればエピタキシャル成長防止層の具体的一例
を提供することができる。
【0063】請求項5に係る発明によれば、非単結晶層
を具現化することができる。
を具現化することができる。
【0064】請求項6に係る発明によれば、工程(c)に
おいて酸化層上ではエピタキシャル層はエピタキシャル
成長しない(ポリシリコン化する)。従って、酸化層に
よればエピタキシャル成長防止層の具体的一例を提供す
ることができる。
おいて酸化層上ではエピタキシャル層はエピタキシャル
成長しない(ポリシリコン化する)。従って、酸化層に
よればエピタキシャル成長防止層の具体的一例を提供す
ることができる。
【0065】請求項7に係る発明によれば、半導体ウェ
ーハのエッジ部付近を保護した状態で半導体ウェーハの
一方又は両方の主面上の酸化層を除去するので、デバイ
ス形成に用いる主面を露出させる一方でエッジ部付近に
酸化層を残存させることができる。すなわち、工程(b)-
3)の具体的一例を提供することができる。このとき、工
程(b)-3-2)は半導体ウェーハを治具にセッティングする
という簡便な工程なので、例えばレジストによって半導
体ウェーハのエッジ部付近を保護する場合と比較して工
程数・工程時間が少なく、従って低コストに半導体基板
を製造することができる。
ーハのエッジ部付近を保護した状態で半導体ウェーハの
一方又は両方の主面上の酸化層を除去するので、デバイ
ス形成に用いる主面を露出させる一方でエッジ部付近に
酸化層を残存させることができる。すなわち、工程(b)-
3)の具体的一例を提供することができる。このとき、工
程(b)-3-2)は半導体ウェーハを治具にセッティングする
という簡便な工程なので、例えばレジストによって半導
体ウェーハのエッジ部付近を保護する場合と比較して工
程数・工程時間が少なく、従って低コストに半導体基板
を製造することができる。
【0066】請求項8に係る発明によれば、工程(b)-3-
2)の具体的一例を提供することができる。
2)の具体的一例を提供することができる。
【0067】請求項9に係る発明によれば、重ね合わせ
た複数の半導体ウェーハに対して工程(b)を実施するの
で、各半導体ウェーハの主面を保護しつつエッジ部のみ
にエピタキシャル成長防止層を形成することができる。
しかも、複数の半導体ウェーハに同時にエピタキシャル
成長防止層を形成することができるので、生産性の高い
製造方法を提供することができる。
た複数の半導体ウェーハに対して工程(b)を実施するの
で、各半導体ウェーハの主面を保護しつつエッジ部のみ
にエピタキシャル成長防止層を形成することができる。
しかも、複数の半導体ウェーハに同時にエピタキシャル
成長防止層を形成することができるので、生産性の高い
製造方法を提供することができる。
【0068】請求項10に係る発明によれば、工程(g)
において非単結晶層上ではエピタキシャル層はエピタキ
シャル成長しない(ポリシリコン化する)。従って、非
単結晶層によって、エピタキシャル層が半導体ウェーハ
のエッジ部で鋭角化するのを防止することができる。す
なわち、エッジ部に鋭角な部分を有さず、その結果、歩
留まりを向上可能な半導体基板を製造することができ
る。
において非単結晶層上ではエピタキシャル層はエピタキ
シャル成長しない(ポリシリコン化する)。従って、非
単結晶層によって、エピタキシャル層が半導体ウェーハ
のエッジ部で鋭角化するのを防止することができる。す
なわち、エッジ部に鋭角な部分を有さず、その結果、歩
留まりを向上可能な半導体基板を製造することができ
る。
【0069】請求項11に係る発明によれば、工程(i)
によってエッジ部に鋭角な部分を有さない半導体基板を
製造することができると共に、工程(k)によって工程(j)
での研磨ダメージが低減・除去されて良好な膜質のエピ
タキシャル層を備える半導体基板を製造することができ
る。これらの結果、歩留まりを向上可能な半導体基板を
製造することができる。
によってエッジ部に鋭角な部分を有さない半導体基板を
製造することができると共に、工程(k)によって工程(j)
での研磨ダメージが低減・除去されて良好な膜質のエピ
タキシャル層を備える半導体基板を製造することができ
る。これらの結果、歩留まりを向上可能な半導体基板を
製造することができる。
【0070】請求項12に係る発明によれば、工程(m)
によってエッジ部に鋭角な部分を有さない半導体基板を
製造することができると共に、工程(o)によって工程(n)
で研磨ダメージを受けたエピタキシャル層よりも良好な
膜質のエピタキシャル層を備える半導体基板を製造する
ことができる。これらの結果、歩留まりを向上可能な半
導体基板を製造することができる。
によってエッジ部に鋭角な部分を有さない半導体基板を
製造することができると共に、工程(o)によって工程(n)
で研磨ダメージを受けたエピタキシャル層よりも良好な
膜質のエピタキシャル層を備える半導体基板を製造する
ことができる。これらの結果、歩留まりを向上可能な半
導体基板を製造することができる。
【0071】請求項13に係る発明によれば、一般的に
は実施される(ラッピング後の)エッチング後の鏡面研
磨工程を実施することなくエピタキシャル層を成長させ
るので、より安価に半導体基板を製造することができ
る。
は実施される(ラッピング後の)エッチング後の鏡面研
磨工程を実施することなくエピタキシャル層を成長させ
るので、より安価に半導体基板を製造することができ
る。
【0072】請求項14に係る発明によれば、工程(q)
によってエッジ部に鋭角な部分を有さず、その結果、歩
留まりを向上可能な半導体基板を製造することができ
る。しかも、工程(p)では、一般的には実施される(ラ
ッピング後の)エッチング後の鏡面研磨工程を実施する
ことなくエピタキシャル層を成長させるので、上述の歩
留まりを向上可能な半導体基板をより安価に製造するこ
とができる。
によってエッジ部に鋭角な部分を有さず、その結果、歩
留まりを向上可能な半導体基板を製造することができ
る。しかも、工程(p)では、一般的には実施される(ラ
ッピング後の)エッチング後の鏡面研磨工程を実施する
ことなくエピタキシャル層を成長させるので、上述の歩
留まりを向上可能な半導体基板をより安価に製造するこ
とができる。
【図1】 実施の形態1に係るシリコン基板の製造方法
を説明するための断面図である。
を説明するための断面図である。
【図2】 実施の形態1に係るシリコン基板の製造方法
を説明するための断面図である。
を説明するための断面図である。
【図3】 実施の形態1に係るシリコン基板の製造方法
を説明するための断面図である。
を説明するための断面図である。
【図4】 実施の形態1に係るシリコン基板の製造方法
を説明するための断面図である。
を説明するための断面図である。
【図5】 実施の形態1に係るシリコン基板の製造方法
を説明するための断面図である。
を説明するための断面図である。
【図6】 実施の形態1に係るシリコン基板の製造方法
を説明するための断面図である。
を説明するための断面図である。
【図7】 実施の形態1に係るシリコン基板の製造方法
を説明するための断面図である。
を説明するための断面図である。
【図8】 実施の形態1に係るシリコン基板の製造方法
を説明するための断面図である。
を説明するための断面図である。
【図9】 実施の形態1に係るシリコン基板の製造方法
を説明するための断面図である。
を説明するための断面図である。
【図10】 実施の形態2に係るシリコン基板の製造方
法を説明するための断面図及び平面図である。
法を説明するための断面図及び平面図である。
【図11】 実施の形態2に係るシリコン基板の製造方
法を説明するための断面図である。
法を説明するための断面図である。
【図12】 実施の形態3に係るシリコン基板の製造方
法を説明するための斜視図である。
法を説明するための斜視図である。
【図13】 実施の形態3に係るシリコン基板の製造方
法を説明するための斜視図である。
法を説明するための斜視図である。
【図14】 実施の形態3に係るシリコン基板の製造方
法を説明するための断面図である。
法を説明するための断面図である。
【図15】 実施の形態3に係るシリコン基板の製造方
法を説明するための断面図である。
法を説明するための断面図である。
【図16】 実施の形態4に係るシリコン基板の製造方
法を説明するための断面図である。
法を説明するための断面図である。
【図17】 実施の形態4に係るシリコン基板の製造方
法を説明するための断面図である。
法を説明するための断面図である。
【図18】 実施の形態4に係るシリコン基板の製造方
法を説明するための断面図である。
法を説明するための断面図である。
【図19】 実施の形態4に係るシリコン基板の製造方
法を説明するための断面図である。
法を説明するための断面図である。
【図20】 実施の形態4に係るシリコン基板の製造方
法を説明するための断面図である。
法を説明するための断面図である。
【図21】 実施の形態4に係るシリコン基板の製造方
法を説明するための断面図である。
法を説明するための断面図である。
【図22】 従来のシリコン基板の製造方法を説明する
ための断面図である。
ための断面図である。
【図23】 従来のシリコン基板の製造方法を説明する
ための断面図である。
ための断面図である。
【図24】 鋭角部分の発生箇所を説明するためのシリ
コンウェーハの平面図である。
コンウェーハの平面図である。
1 シリコンウェーハ(半導体ウェーハ)、1A,1B
エッジ部、1S 主面、2 エピタキシャル層、3
シリコンインゴット(半導体インゴット)、3A 側
面、4 エピタキシャル層(新たなエピタキシャル
層)、11 ダメージ層(エピタキシャル成長防止
層)、12 非単結晶層(エピタキシャル成長防止
層)、13 酸化層(エピタキシャル成長防止層)、2
1〜26 シリコン基板(半導体基板)、53 治具。
エッジ部、1S 主面、2 エピタキシャル層、3
シリコンインゴット(半導体インゴット)、3A 側
面、4 エピタキシャル層(新たなエピタキシャル
層)、11 ダメージ層(エピタキシャル成長防止
層)、12 非単結晶層(エピタキシャル成長防止
層)、13 酸化層(エピタキシャル成長防止層)、2
1〜26 シリコン基板(半導体基板)、53 治具。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 成岡 英樹
東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三
菱電機株式会社内
(72)発明者 服部 信美
東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三
菱電機株式会社内
(72)発明者 山本 秀和
東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三
菱電機株式会社内
Fターム(参考) 5F045 AB02 AB03 AB04 AF03 BB15
HA01 HA05 HA13 HA14
Claims (14)
- 【請求項1】 半導体ウェーハ及び前記半導体ウェーハ
上に配置されたエピタキシャル層を備える半導体基板の
製造方法であって、 (a)少なくとも1枚の半導体ウェーハを準備する工程
と、 (b)前記少なくとも1枚の半導体ウェーハのエッジ部に
エピタキシャル成長を防止するためのエピタキシャル成
長防止層を形成する工程と、 (c)前記工程(b)の後に、前記少なくとも1枚の半導体ウ
ェーハ上にエピタキシャル層を成長させる工程とを備え
る、半導体基板の製造方法。 - 【請求項2】 請求項1に記載の半導体基板の製造方法
であって、 前記工程(b)は、 (b)-1)前記少なくとも1枚の半導体ウェーハの前記エッ
ジ部の表層の単結晶性を崩して前記エピタキシャル成長
防止層としてのダメージ層を形成する工程を含む、半導
体基板の製造方法。 - 【請求項3】 請求項2に記載の半導体基板の製造方法
であって、 前記工程(b)-1)は、 (b)-1-1)イオン注入法とサンドブラスト法との少なくと
も一方を用いて前記ダメージ層を形成する工程を含む、
半導体基板の製造方法。 - 【請求項4】 請求項1に記載の半導体基板の製造方法
であって、 前記工程(b)は、 (b)-2)前記少なくとも1枚の半導体ウェーハの前記エッ
ジ部上に前記エピタキシャル成長防止層としての非単結
晶層を形成する工程を含む、半導体基板の製造方法。 - 【請求項5】 請求項4に記載の半導体基板の製造方法
であって、 前記非単結晶層は、多結晶層又は非晶質層を含む、半導
体基板の製造方法。 - 【請求項6】 請求項1に記載の半導体基板の製造方法
であって、 前記工程(b)は、 (b)-3)前記少なくとも1枚の半導体ウェーハの前記エッ
ジ部に前記エピタキシャル成長防止層としての酸化層を
形成する工程を含む、半導体基板の製造方法。 - 【請求項7】 請求項6に記載の半導体基板の製造方法
であって、 前記工程(b)-3)は、 (b)-3-1)前記少なくとも1枚の半導体ウェーハの全面に
前記酸化層を形成する工程と、 (b)-3-2)前記少なくとも1枚の半導体ウェーハの前記エ
ッジ部付近を治具で以て保護する工程と、 (b)-3-3)前記治具で保護された状態で前記少なくとも1
枚の半導体ウェーハの一方又は両方の主面上の前記酸化
層を除去する工程とを含む、半導体基板の製造方法。 - 【請求項8】 請求項7に記載の半導体基板の製造方法
であって、 前記工程(b)-3-2)は、 (b)-3-2-1)ドライエッチング法とウエットエッチング法
と蒸気エッチング法との少なくとも1つで以て前記主面
上の前記酸化層を除去する工程を含む、半導体基板の製
造方法。 - 【請求項9】 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載
の半導体基板の製造方法であって、 前記少なくとも1枚の半導体ウェーハは、複数の半導体
ウェーハを含み、 前記工程(a)は、 (a)-1)前記複数の半導体ウェーハを準備して重ね合わせ
る工程を含む、半導体基板の製造方法。 - 【請求項10】 半導体ウェーハ及び前記半導体ウェー
ハ上に配置されたエピタキシャル層を備える半導体基板
の製造方法であって、 (d)半導体インゴットを準備する工程と、 (e)前記半導体インゴットの側面上に非単結晶層を形成
する工程と、 (f)前記非単結晶層を有した前記半導体インゴットをス
ライスして、エッジ部に前記非単結晶層を有する少なく
とも1枚の半導体ウェーハを得る工程と、 (g)前記少なくとも1枚の半導体ウェーハ上にエピタキ
シャル層を成長させる工程とを備える、半導体基板の製
造方法。 - 【請求項11】 半導体ウェーハ及び前記半導体ウェー
ハ上に配置されたエピタキシャル層を備える半導体基板
の製造方法であって、 (h)半導体ウェーハ上にエピタキシャル層を成長させる
工程と、 (i)前記エピタキシャル層のエッジ部を面取り加工する
工程と、 (j)前記半導体ウェーハの主面上の前記エピタキシャル
層を研磨する工程と、 (k)前記工程(j)後の前記エピタキシャル層を水素と不活
性ガスとの少なくとも1種の雰囲気中で熱処理する工程
とを備える、半導体基板の製造方法。 - 【請求項12】 半導体ウェーハ及び前記半導体ウェー
ハ上に配置されたエピタキシャル層を備える半導体基板
の製造方法であって、 (l)半導体ウェーハ上にエピタキシャル層を成長させる
工程と、 (m)前記エピタキシャル層のエッジ部を面取り加工する
工程と、 (n)前記半導体ウェーハの主面上の前記エピタキシャル
層を研磨する工程と、 (o)前記工程(n)後に前記エピタキシャル層上に新たなエ
ピタキシャル層を成長させる工程とを備える、半導体基
板の製造方法。 - 【請求項13】 請求項11又は請求項12に記載の半
導体基板の製造方法であって、 前記工程(h)又は前記工程(l)の前に前記半導体ウェーハ
に対して鏡面研磨処理を実施しない、半導体基板の製造
方法。 - 【請求項14】 半導体ウェーハ及び前記半導体ウェー
ハ上に配置されたエピタキシャル層を備える半導体基板
の製造方法であって、 (p)半導体ウェーハに対して鏡面研磨処理を実施するこ
となく、前記半導体ウェーハ上にエピタキシャル層を成
長させる工程と、 (q)前記エピタキシャル層のエッジ部を面取り加工する
工程と、 (r)前記半導体ウェーハの主面上の前記エピタキシャル
層を研磨する工程とを備える、半導体基板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001334328A JP2003142405A (ja) | 2001-10-31 | 2001-10-31 | 半導体基板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001334328A JP2003142405A (ja) | 2001-10-31 | 2001-10-31 | 半導体基板の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003142405A true JP2003142405A (ja) | 2003-05-16 |
Family
ID=19149476
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001334328A Pending JP2003142405A (ja) | 2001-10-31 | 2001-10-31 | 半導体基板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003142405A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006120865A (ja) * | 2004-10-21 | 2006-05-11 | Sumco Corp | 半導体基板の製造方法及び半導体基板 |
| KR100691101B1 (ko) | 2005-12-29 | 2007-03-12 | 동부일렉트로닉스 주식회사 | 에피 성장을 이용하는 반도체 소자의 제조방법 |
| JP2009224594A (ja) * | 2008-03-17 | 2009-10-01 | Shin Etsu Handotai Co Ltd | シリコンエピタキシャルウェーハ及びその製造方法 |
| US7765466B2 (en) | 2003-05-20 | 2010-07-27 | Canon Kabushiki Kaisha | Information processing apparatus that stores a plurality of image data items having different data-formats and communicates with an external apparatus via a network, and method therefor |
| JP2011187887A (ja) * | 2010-03-11 | 2011-09-22 | Toyota Motor Corp | エピタキシャルウエハの製造方法 |
-
2001
- 2001-10-31 JP JP2001334328A patent/JP2003142405A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7765466B2 (en) | 2003-05-20 | 2010-07-27 | Canon Kabushiki Kaisha | Information processing apparatus that stores a plurality of image data items having different data-formats and communicates with an external apparatus via a network, and method therefor |
| JP2006120865A (ja) * | 2004-10-21 | 2006-05-11 | Sumco Corp | 半導体基板の製造方法及び半導体基板 |
| KR100691101B1 (ko) | 2005-12-29 | 2007-03-12 | 동부일렉트로닉스 주식회사 | 에피 성장을 이용하는 반도체 소자의 제조방법 |
| JP2009224594A (ja) * | 2008-03-17 | 2009-10-01 | Shin Etsu Handotai Co Ltd | シリコンエピタキシャルウェーハ及びその製造方法 |
| KR101559977B1 (ko) | 2008-03-17 | 2015-10-13 | 신에쯔 한도타이 가부시키가이샤 | 실리콘 에피텍셜 웨이퍼 및 그 제조방법 |
| JP2011187887A (ja) * | 2010-03-11 | 2011-09-22 | Toyota Motor Corp | エピタキシャルウエハの製造方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US8530353B2 (en) | SiC substrate and method of manufacturing the same | |
| US7411274B2 (en) | Silicon semiconductor substrate and its manufacturing method | |
| JP4552858B2 (ja) | 貼り合わせウェーハの製造方法 | |
| EP1855312B1 (en) | PROCESS FOR PRODUCING SiC SINGLE-CRYSTAL SUBSTRATE | |
| WO2014192411A9 (ja) | 炭化珪素基板および炭化珪素半導体装置ならびに炭化珪素基板および炭化珪素半導体装置の製造方法 | |
| JP2012156246A (ja) | 半導体ウェハ及び半導体デバイスウェハ | |
| US10559471B2 (en) | Method of manufacturing bonded wafer | |
| JPH03295235A (ja) | エピタキシャルウェーハの製造方法 | |
| US20100193900A1 (en) | Soi substrate and semiconductor device using an soi substrate | |
| JP7643608B2 (ja) | Soiウェーハ | |
| EP3522202B1 (en) | Bonded soi wafer manufacturing method | |
| JP2759594B2 (ja) | エピタキシャル基板の製造方法 | |
| JP2003142405A (ja) | 半導体基板の製造方法 | |
| JP2011049384A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
| JPH10125905A (ja) | 半導体基板および半導体基板のそり矯正方法 | |
| JP2010153488A (ja) | Soiウエハの製造方法およびsoiウエハ | |
| JP4791694B2 (ja) | 半導体エピタキシャルウェーハの製造方法 | |
| TWI807347B (zh) | 半導體基底以及半導體裝置的製造方法 | |
| CN100472710C (zh) | 半导体基材及其制作方法 | |
| WO2011007494A1 (ja) | 半導体エピタキシャルウエーハの製造方法及び半導体エピタキシャルウエーハ | |
| JP7687481B2 (ja) | 貼り合わせウェーハ用の支持基板 | |
| CN121057847A (zh) | 制造多个多晶碳化硅衬底的方法 | |
| CN119297150A (zh) | 一种硅基异质衬底结构及其制备方法、半导体器件 | |
| JP2002289819A (ja) | Simox基板 | |
| WO2014038374A1 (ja) | 半導体装置の製造方法 |