JP2003143071A - 送信電力制御装置および方法 - Google Patents

送信電力制御装置および方法

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JP2003143071A
JP2003143071A JP2001340174A JP2001340174A JP2003143071A JP 2003143071 A JP2003143071 A JP 2003143071A JP 2001340174 A JP2001340174 A JP 2001340174A JP 2001340174 A JP2001340174 A JP 2001340174A JP 2003143071 A JP2003143071 A JP 2003143071A
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Masaru Imaizumi
賢 今泉
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受信品質の変動が大きい場合でも、適切
な目標受信品質を設定すること。 【解決手段】 目標受信品質設定部11は、データ品質
測定部7で測定されたデータ品質(BLER)を基に、
まず、従来の方法と同様に、ブロックに誤りがある場合
は目標受信品質を所定値(Δup)だけ増加させ、ブロッ
クに誤りがない場合は目標受信品質を別の所定値(Δ
down)だけ減少させることにより、補正前の目標受信品
質を求める。次に、得られた補正前目標受信品質に対し
て、受信品質変動測定部9で測定された受信品質変動
(分散)に基づく補正を行い、補正後の目標受信品質を
送信電力制御コマンド生成部13に出力する。実際の補
正値は、受信品質の変動(分散)をパラメータとしてあ
らかじめ設定され、目標受信品質設定部11に記憶され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CDMA(Code D
ivision Multiple Access:符号分割多重アクセス)方
式を用いた移動体通信システムにおける送信電力制御装
置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】CDMA方式を用いた移動体通信システ
ムでは、ある1ユーザの信号が他ユーザへの干渉となる
ため、各ユーザ間の通信の送信電力を必要最小限に制御
する送信電力制御が用いられている。
【0003】これは、受信品質の目標値(目標受信品
質)を設定するとともに、短期間の受信品質を測定し
て、受信品質の測定値が目標値よりも小さい場合は送信
電力を増加させ、受信品質の測定値が目標値よりも大き
い場合は送信電力を減少させる制御コマンドを、他のデ
ータと共に通信相手に送信することにより、高速に送信
電力制御を行う、いわゆるクローズドループ送信電力制
御によって実現される。
【0004】しかし、最適な目標受信品質は周辺環境
(伝搬環境)により変化するため、この目標受信品質を
設定するための制御も必要になる。この制御は「アウタ
ループ送信電力制御」と呼ばれる。アウタループ送信電
力制御では、クローズドループよりも長い周期で、受信
データの誤りなどデータの品質によって目標受信品質を
制御する。
【0005】このアウタループ送信電力制御の方法とし
ては、たとえば、1999年電子情報通信学会総合大会
B−5−145「CDMAセルラシステムにおける送信
電力制御のアウタループアルゴリズム」に記載されてい
る方法が知られている。図13は、従来の送信電力制御
装置の構成を示すブロック図である。
【0006】図13において、通信相手からの信号は、
アンテナ101で受信された後、受信部103で復調さ
れる。そして、受信部103の復調結果を用いて、受信
品質測定部105で、信号対干渉比(SIR:Signal t
o Interference Ratio)などの受信品質を測定する。ま
た、受信品質の測定と同時に、データ品質測定部107
で、復調されたデータの品質を測定し、この測定結果を
基に、目標受信品質設定部109で、所望のデータ品質
を満足する目標受信品質を設定する。
【0007】ここで、データの品質は、たとえば、受信
データの単位(たとえば、データの論理単位で一群のレ
コードからなる「ブロック」)ごとの誤りを誤り検出符
号などの手法によって検出し、その誤りの確率、つま
り、データブロックの誤り率(BLER:BLock Error
Rate)を用いて表現することができる。サービスの種類
によって、求められるデータの品質レベル、つまり、要
求されるBLERは異なる。
【0008】要求されたBLER(目標BLER)を満
足するための目標受信品質を決定する手法にはいくつか
考えられる。たとえば、ある十分な長さのデータブロッ
クの誤り個数を、観察したブロック長で除算することに
よって、BLERが得られる。そこで、得られたBLE
Rが要求された値よりも小さい場合は目標受信品質を所
定値(Δ)だけ増加させ、得られたBLERが要求され
た値よりも大きい場合は目標受信品質を同じ所定値
(Δ)だけ減少させる方法が考えられる(いわゆる周期
制御法)。
【0009】また、より迅速に適切な目標受信品質に収
束させることができる方法として、ブロックごとに誤り
の有無を調べ、ブロックに誤りがある場合は目標受信品
質を所定値(Δup)だけ増加させ、ブロックに誤りがな
い場合は目標受信品質を別の所定値(Δdown)だけ減少
させる方法も考えられる(いわゆる即時制御法)。この
とき、ΔupとΔdownの関係を、次の(式1)、 Δup×目標BLER=Δdown×(1−目標BLER) …(式1) で表すと、平均的に1/BLER回に1回の割合で誤り
が生じるように目標受信品質を制御できるため、結果的
に所望のBLERを達成することができる。なお、上記
の文献において結論付けられているように、即時制御法
の方が周期制御法よりも優れているため、以下では、即
時制御法を用いた場合を例にとって説明する。
【0010】その後、送信電力制御コマンド生成部11
1は、上記の手法により目標受信品質設定部109で設
定された目標受信品質と、受信品質測定部105で測定
された受信品質とを比較して、測定受信品質が目標受信
品質よりも低い場合は送信電力を増加させ、測定受信品
質が目標受信品質よりも高い場合は送信電力を減少させ
る送信電力制御コマンド(以下単に「制御コマンド」と
いう)を生成し、送信部113に出力する。そして、送
信部113は、送信電力制御コマンド生成部111から
出力された制御コマンドを他のデータと共に変調し、ア
ンテナ101を介して無線送信する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の送信電力制御(即時制御法)においては、受信
データの単位(ブロック)ごとに目標受信品質を更新す
るため、たとえば、フェージングやシャドウイング、パ
ス数の変動などに起因して受信品質の変動が大きくなっ
た場合、所望のデータ品質を満足するための適切な目標
受信品質を設定することができず(収束性の劣化)、安
定かつ適切な送信電力制御を行うことができないという
問題があった。
【0012】また、上記した従来の送信電力制御(即時
制御法)においては、受信データの単位(ブロック)ご
とに目標受信品質を更新するため、局所的に受信状態の
悪い条件になってしまった結果連続して誤りが生じた場
合、過剰な目標受信品質が設定されてしまい、特に目標
BLERが小さいときに、目標受信品質を小さくするの
に長い時間を要する(収束時間の長期化)という問題が
あった。
【0013】また、上記した従来の送信電力制御(即時
制御法)においては、受信データの単位(ブロック)ご
とに目標受信品質を更新するため、たとえば、伝搬路が
定常状態にある区間(時間)が短いときや、パケット通
信のようにデータブロックの個数が時間的に変動する場
合、即時制御法の利点(長区間では平均的に所望のデー
タ品質が得られる)を生かすことができず、実際の平均
的なデータ品質と所望のデータ品質との誤差が生じる
(収束時のオフセット化)という問題があった。
【0014】また、上記した従来の送信電力制御(即時
制御法)においては、受信データの単位(ブロック)ご
とに目標受信品質を更新するため、たとえば、パケット
通信などデータを間欠的に受信するサービスの場合、デ
ータが存在しない時の制御法によっては、不適切な目標
受信品質が設定されてしまう可能性があるという問題が
あった。
【0015】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
であり、受信品質の変動が大きい場合でも、適切な目標
受信品質を設定することができる送信電力制御装置およ
び方法を提供することを目的とする。
【0016】また、本発明は、誤りが連続して生じた場
合でも、目標受信品質を迅速に収束させることができる
送信電力制御装置および方法を提供することを目的とす
る。
【0017】また、本発明は、伝搬路の定常区間が短い
ときやパケット通信のようにデータブロックの個数が時
間的に変動する場合でも、適切な目標受信品質を設定す
ることで実際の平均的なデータ品質と所望のデータ品質
との誤差を小さくすることができる送信電力制御装置お
よび方法を提供することを目的とする。
【0018】また、本発明は、パケット通信のようにデ
ータを間欠的に受信する場合でも、適切な目標受信品質
を設定することができる送信電力制御装置および方法を
提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】(1)本発明の送信電力
制御装置は、受信品質を測定する受信品質測定手段と、
受信されたデータの品質を測定するデータ品質測定手段
と、前記受信品質測定手段によって測定された受信品質
の変動を測定する受信品質変動測定手段と、前記データ
品質測定手段によって測定されたデータ品質および前記
受信品質変動測定手段によって測定された受信品質変動
に基づいて目標受信品質を設定する目標受信品質設定手
段と、前記受信品質測定手段によって測定された受信品
質および前記目標受信品質設定手段によって設定された
目標受信品質に基づいて送信電力制御コマンドを生成す
るコマンド生成手段と、を有する構成を採る。
【0020】この構成によれば、受信品質の変動を測定
し、この測定値(受信品質の変動)を加味して目標受信
品質を設定する、つまり、受信品質の変動に基づいて目
標受信品質を補正するため、受信品質の変動が大きい場
合でも、適切な目標受信品質を設定することができ、安
定かつ適切な送信電力制御を行うことができる。
【0021】(2)本発明の送信電力制御装置は、受信
品質を測定する受信品質測定手段と、受信されたデータ
の品質を測定するデータ品質測定手段と、パス情報を検
出するパス情報検出手段と、前記パス情報検出手段によ
って検出されたパス情報の変動を測定するパス情報変動
測定手段と、前記データ品質測定手段によって測定され
たデータ品質および前記パス情報変動測定手段によって
測定されたパス情報変動に基づいて目標受信品質を設定
する目標受信品質設定手段と、前記受信品質測定手段に
よって測定された受信品質および前記目標受信品質設定
手段によって設定された目標受信品質に基づいて送信電
力制御コマンドを生成するコマンド生成手段と、を有す
る構成を採る。
【0022】この構成によれば、パス情報の変動を測定
し、この測定値(パス情報の変動)を加味して目標受信
品質を設定する、つまり、パス情報の変動に基づいて目
標受信品質を補正するため、受信品質の変動が大きい場
合でも、適切な目標受信品質を設定することができ、安
定かつ適切な送信電力制御を行うことができる。受信品
質の変動の大きさによらず安定かつ適切な送信電力制御
を行うことができる。
【0023】(3)本発明の送信電力制御装置は、受信
品質を測定する受信品質測定手段と、受信されたデータ
の品質を測定するデータ品質測定手段と、前記データ品
質測定手段によって測定されたデータ品質に基づいて目
標受信品質の制御幅を設定する目標受信品質制御幅設定
手段と、前記目標受信品質制御幅設定手段によって設定
された目標受信品質制御幅に基づいて目標受信品質を設
定する目標受信品質設定手段と、前記受信品質測定手段
によって測定された受信品質および前記目標受信品質設
定手段によって設定された目標受信品質に基づいて送信
電力制御コマンドを生成するコマンド生成手段と、を有
する構成を採る。
【0024】この構成によれば、データ品質を測定し、
この測定値(データ品質)に基づいて目標受信品質の制
御幅を設定する(たとえば、目標受信品質の制御幅とし
て、はじめは下げ幅を大きくし、その後、徐々に下げ幅
を小さくする)、つまり、毎回の目標受信品質制御幅を
可変にしているため、誤りが連続して生じた場合でも、
目標受信品質を迅速に収束させることができ、また、送
信電力を低減することができる。
【0025】(4)本発明の送信電力制御装置は、受信
品質を測定する受信品質測定手段と、受信されたデータ
の品質を測定するデータ品質測定手段と、前記データ品
質測定手段によって測定されたデータ品質に基づいてデ
ータ誤りを監視して目標受信品質の制御を抑制するため
の情報を生成するデータ誤り監視手段と、前記データ品
質測定手段によって測定されたデータ品質および前記デ
ータ誤り監視手段によって生成された目標受信品質制御
抑制情報に基づいて目標受信品質を設定する目標受信品
質設定手段と、前記受信品質測定手段によって測定され
た受信品質および前記目標受信品質設定手段によって設
定された目標受信品質に基づいて送信電力制御コマンド
を生成するコマンド生成手段と、を有する構成を採る。
【0026】この構成によれば、データ品質を測定し、
この測定値(データ品質)に基づいてデータ誤りを監視
して目標受信品質制御抑制情報を生成する(たとえば、
誤りが連続して生じている場合は、目標受信品質の更新
を抑制する)ため、局所的な受信状態劣化に起因する過
剰な目標受信品質の設定を抑制することができ、過剰な
送信電力制御を抑制することができる。
【0027】(5)本発明の送信電力制御装置は、受信
品質を測定する受信品質測定手段と、受信されたデータ
の品質を測定するデータ品質測定手段と、前記データ品
質測定手段によって測定されたデータ品質に基づいて長
区間でのデータ品質情報を測定する長区間データ品質情
報測定手段と、前記データ品質測定手段によって測定さ
れたデータ品質および前記長区間データ品質情報測定手
段によって測定された長区間データ品質情報に基づいて
目標受信品質を設定する目標受信品質設定手段と、前記
受信品質測定手段によって測定された受信品質および前
記目標受信品質設定手段によって設定された目標受信品
質に基づいて送信電力制御コマンドを生成するコマンド
生成手段と、を有する構成を採る。
【0028】この構成によれば、長区間でのデータ品質
情報を測定し、この測定値(長区間データ品質情報)を
加味して目標受信品質を設定する、つまり、長区間デー
タ品質情報(長区間の平均データ品質と誤り発生傾向)
に基づいて目標受信品質を補正するため、伝搬路の定常
区間が短いときやパケット通信のようにデータブロック
の個数が時間的に変動する場合でも、平均的なデータ品
質と所望のデータ品質との誤差を小さくすることができ
る。
【0029】(6)本発明の送信電力制御装置は、受信
品質を測定する受信品質測定手段と、受信されたデータ
の品質を測定するデータ品質測定手段と、前記データ品
質測定手段によって測定されたデータ品質に基づいて、
データ非受信時の目標受信品質の制御範囲を設定する目
標受信品質制御範囲設定手段と、前記目標受信品質制御
範囲設定手段によって設定された目標受信品質制御範囲
に基づいて目標受信品質を設定する目標受信品質設定手
段と、前記受信品質測定手段によって測定された受信品
質および前記目標受信品質設定手段によって設定された
目標受信品質に基づいて送信電力制御コマンドを生成す
るコマンド生成手段と、を有する構成を採る。
【0030】この構成によれば、データ品質を測定し、
この測定値(データ品質)に基づいてデータ非受信時の
目標受信品質の制御範囲を設定する(たとえば、しきい
値を設定し、データを受信しない間は目標受信品質をし
きい値未満に下げないようにする)ため、パケット通信
のようにデータを間欠的に受信する場合でも、適切な目
標受信品質を設定することができる。
【0031】(7)本発明の基地局装置は、上記のいず
れかに記載の送信電力制御装置を有する構成を採る。
【0032】この構成によれば、上記と同様の作用効果
を有する基地局装置を提供することができる。
【0033】(8)本発明の移動局装置は、上記のいず
れかに記載の送信電力制御装置を有する構成を採る。
【0034】この構成によれば、上記と同様の作用効果
を有する移動局装置を提供することができる。
【0035】(9)本発明の送信電力制御方法は、受信
品質を測定する受信品質測定ステップと、受信されたデ
ータの品質を測定するデータ品質測定ステップと、前記
受信品質測定ステップで測定した受信品質の変動を測定
する受信品質変動測定ステップと、前記データ品質測定
ステップで測定したデータ品質および前記受信品質変動
測定ステップで測定した受信品質変動に基づいて目標受
信品質を設定する目標受信品質設定ステップと、前記受
信品質測定ステップで測定した受信品質および前記目標
受信品質設定ステップで設定した目標受信品質に基づい
て送信電力制御コマンドを生成するコマンド生成ステッ
プと、を有するようにした。
【0036】この方法によれば、受信品質の変動を測定
し、この測定値(受信品質の変動)を加味して目標受信
品質を設定する、つまり、受信品質の変動に基づいて目
標受信品質を補正するため、受信品質の変動が大きい場
合でも、適切な目標受信品質を設定することができ、安
定かつ適切な送信電力制御を行うことができる。
【0037】(10)本発明の送信電力制御方法は、受
信品質を測定する受信品質測定ステップと、受信された
データの品質を測定するデータ品質測定ステップと、パ
ス情報を検出するパス情報検出ステップと、前記パス情
報検出ステップで検出したパス情報の変動を測定するパ
ス情報変動測定ステップと、前記データ品質測定ステッ
プで測定したデータ品質および前記パス情報変動測定ス
テップで測定したパス情報変動に基づいて目標受信品質
を設定する目標受信品質設定手段と、前記受信品質測定
ステップで測定した受信品質および前記目標受信品質設
定ステップで設定した目標受信品質に基づいて送信電力
制御コマンドを生成するコマンド生成ステップと、を有
するようにした。
【0038】この方法によれば、パス情報の変動を測定
し、この測定値(パス情報の変動)を加味して目標受信
品質を設定する、つまり、パス情報の変動に基づいて目
標受信品質を補正するため、受信品質の変動が大きい場
合でも、適切な目標受信品質を設定することができ、安
定かつ適切な送信電力制御を行うことができる。受信品
質の変動の大きさによらず安定かつ適切な送信電力制御
を行うことができる。
【0039】(11)本発明の送信電力制御方法は、受
信品質を測定する受信品質測定ステップと、受信された
データの品質を測定するデータ品質測定ステップと、前
記データ品質測定ステップで測定したデータ品質に基づ
いて目標受信品質の制御幅を設定する目標受信品質制御
幅設定ステップと、前記目標受信品質制御幅設定ステッ
プで設定した目標受信品質制御幅に基づいて目標受信品
質を設定する目標受信品質設定ステップと、前記受信品
質測定ステップで測定した受信品質および前記目標受信
品質設定ステップで設定した目標受信品質に基づいて送
信電力制御コマンドを生成するコマンド生成ステップ
と、を有するようにした。
【0040】この方法によれば、データ品質を測定し、
この測定値(データ品質)に基づいて目標受信品質の制
御幅を設定する(たとえば、目標受信品質の制御幅とし
て、はじめは下げ幅を大きくし、その後、徐々に下げ幅
を小さくする)、つまり、毎回の目標受信品質制御幅を
可変にしているため、誤りが連続して生じた場合でも、
目標受信品質を迅速に収束させることができ、また、送
信電力を低減することができる。
【0041】(12)本発明の送信電力制御方法は、受
信品質を測定する受信品質測定ステップと、受信された
データの品質を測定するデータ品質測定ステップと、前
記データ品質測定ステップで測定したデータ品質に基づ
いてデータ誤りを監視して目標受信品質の制御を抑制す
るための情報を生成するデータ誤り監視ステップと、前
記データ品質測定ステップで測定したデータ品質および
前記データ誤り監視ステップで生成した目標受信品質制
御抑制情報に基づいて目標受信品質を設定する目標受信
品質設定ステップと、前記受信品質測定ステップで測定
した受信品質および前記目標受信品質設定ステップで設
定した目標受信品質に基づいて送信電力制御コマンドを
生成するコマンド生成ステップと、を有するようにし
た。
【0042】この方法によれば、データ品質を測定し、
この測定値(データ品質)に基づいてデータ誤りを監視
して目標受信品質制御抑制情報を生成する(たとえば、
誤りが連続して生じている場合は、目標受信品質の更新
を抑制する)ため、局所的な受信状態劣化に起因する過
剰な目標受信品質の設定を抑制することができ、過剰な
送信電力制御を抑制することができる。
【0043】(13)本発明の送信電力制御方法は、受
信品質を測定する受信品質測定ステップと、受信された
データの品質を測定するデータ品質測定ステップと、前
記データ品質測定ステップで測定したデータ品質に基づ
いて長区間でのデータ品質情報を測定する長区間データ
品質情報測定ステップと、前記データ品質測定ステップ
で測定したデータ品質および前記長区間データ品質情報
測定ステップで測定した長区間データ品質情報に基づい
て目標受信品質を設定する目標受信品質設定手段と、前
記受信品質測定ステップで測定した受信品質および前記
目標受信品質設定ステップで設定した目標受信品質に基
づいて送信電力制御コマンドを生成するコマンド生成ス
テップと、を有するようにした。
【0044】この方法によれば、長区間でのデータ品質
情報を測定し、この測定値(長区間データ品質情報)を
加味して目標受信品質を設定する、つまり、長区間デー
タ品質情報(長区間の平均データ品質と誤り発生傾向)
に基づいて目標受信品質を補正するため、伝搬路の定常
区間が短いときやパケット通信のようにデータブロック
の個数が時間的に変動する場合でも、平均的なデータ品
質と所望のデータ品質との誤差を小さくすることができ
る。
【0045】(14)本発明の送信電力制御方法は、受
信品質を測定する受信品質測定ステップと、受信された
データの品質を測定するデータ品質測定ステップと、前
記データ品質測定ステップで測定したデータ品質に基づ
いて、データ非受信時の目標受信品質の制御範囲を設定
する目標受信品質制御範囲設定ステップと、前記目標受
信品質制御範囲設定ステップで設定した目標受信品質制
御範囲に基づいて目標受信品質を設定する目標受信品質
設定ステップと、前記受信品質測定ステップで測定した
受信品質および前記目標受信品質設定ステップで設定し
た目標受信品質に基づいて送信電力制御コマンドを生成
するコマンド生成ステップと、を有するようにした。
【0046】この方法によれば、データ品質を測定し、
この測定値(データ品質)に基づいてデータ非受信時の
目標受信品質の制御範囲を設定する(たとえば、しきい
値を設定し、データを受信しない間は目標受信品質をし
きい値未満に下げないようにする)ため、パケット通信
のようにデータを間欠的に受信する場合でも、適切な目
標受信品質を設定することができる。
【0047】
【発明の実施の形態】本発明の骨子は、アウタループ送
信電力制御において、従来の即時制御法の問題点を解決
すべく、受信環境を示す各種パラメータの値に基づい
て、目標受信品質(収束値)を適応的に変化させること
である。
【0048】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照して詳細に説明する。
【0049】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1に係る送信電力制御装置の構成を示すブロック図
である。
【0050】図1に示す送信電力制御装置は、アンテナ
1、受信部3、受信品質測定部5、データ品質測定部
7、受信品質変動測定部9、目標受信品質設定部11、
送信電力制御コマンド生成部13、および送信部15を
有する。
【0051】通信相手からの信号は、アンテナ1で受信
された後、受信部3で復調される。そして、受信品質測
定部5は、受信部3の復調結果を用いて、受信品質(た
とえば、SIR)を測定する。また、これと同時に、デ
ータ品質測定部7は、受信部3で復調されたデータの品
質(たとえば、BLER)を測定する。
【0052】ここで、受信品質測定部5で測定される受
信品質(SIR)は、瞬時の受信状態を反映した値にな
るため、たとえば、フェージングやシャドウイングなど
によって受信状態の変化が大きいときは、この受信品質
も大きく変動する。受信品質変動測定部9は、受信品質
測定部5の測定結果を入力して、受信品質の、このよう
な変動を測定する。受信品質の変動の測定方法として
は、たとえば、分散を求める方法を挙げることができ
る。分散は、次の(式2)、 分散=1/N×(受信品質)^2 −(受信品質の区間平均値)^2 …(式2) で求められる。ここで、Nは、評価する区間の長さであ
る。また、受信品質の区間平均値とは、長さNの区間に
おける受信品質の平均値である。後述するように、この
分散の大きさによって目標受信品質が補正される。
【0053】目標受信品質設定部11は、データ品質測
定部7で測定されたデータ品質、つまり、データの誤り
情報(BLER)を基に、まず、従来の方法と同様に、
ブロックに誤りがある場合は目標受信品質を所定値(Δ
up)だけ増加させ、ブロックに誤りがない場合は目標受
信品質を別の所定値(Δdown)だけ減少させることによ
り、補正前の目標受信品質を求める。次に、得られた補
正前目標受信品質に対して、受信品質変動測定部9で測
定された受信品質変動(分散)に基づく補正を行い、補
正後の目標受信品質を送信電力制御コマンド生成部13
に出力する。
【0054】ここで、その補正方法の一例について、図
2および図3を用いて説明する。図2は、目標受信品質
(目標SIR)と送信電力制御時のデータ品質(BLE
R)の関係を示す特性図であり、図3は、SIRに対す
るBLERの変化量を仮定し、さらにSIRが正規分布
であると仮定した場合における、受信品質の変動(分
散)とデータ品質の平均値(平均BLER)の関係を示
す特性図である。
【0055】まず、図2から、BLERが10%〜0.
1%付近では、目標SIRが1dB変化するとBLER
は10倍になることがわかる。この変化量を仮定しさら
にSIRが正規分布であるとした場合において分散の大
きさを変化させたときの平均BLERが、図3に示され
ている。図3からは、データ品質測定区間当たりの分散
が1dB付近のときは、分散が1dB増加すると平均B
LERが10倍、つまり、目標SIRが1dB程度劣化
することがわかる。実際は、受信品質測定周期はデータ
品質測定周期の1/10程度であるため、分散もほぼ1
/10程度になると仮定すると、測定された受信品質で
あるSIRの分散の1/10程度目標SIRを補正すれ
ばよいことになる。
【0056】実際の補正値は、受信品質の変動(分散)
をパラメータとしてあらかじめ設定され、たとえば、目
標受信品質設定部11に記憶されている。よって、目標
受信品質設定部11は、受信品質の変動の測定値に対応
する補正値を用いて、目標受信品質(目標SIR)の補
正を行う。
【0057】なお、他の補正方法としては、SIRの最
大値と最小値の差の大きさに基づいて目標SIRを補正
する方法も考えられる。
【0058】いずれの方法にせよ、本実施の形態では、
受信品質の変動が大きい場合に、適切な目標受信品質を
設定することができず所望のデータ品質を得ることがで
きないという従来の制御方法(即時制御法)の問題点に
対し、受信品質の変動を測定し、この測定値に基づいて
目標受信品質を増加させる補正を行うことによって、そ
の問題点を解決するようにしている。
【0059】その後、送信電力制御コマンド生成部13
は、目標受信品質設定部11で得られた補正後の目標受
信品質と、受信品質測定部5で得られた測定受信品質と
を比較して、測定受信品質が補正後の目標受信品質より
も低い場合は送信電力を増加させ、測定受信品質が補正
後の目標受信品質よりも高い場合は送信電力を減少させ
る制御コマンドを生成する。生成された制御コマンド
は、送信部15に出力される。
【0060】そして、送信部15は、送信電力制御コマ
ンド生成部13から出力された制御コマンドを他のデー
タと共に変調し、アンテナ1を介して無線送信する。
【0061】このように、本実施の形態によれば、受信
品質の変動を測定し、この測定値(受信品質の変動)に
基づいて目標受信品質を補正するため、受信品質の変動
が大きい場合でも、適切な目標受信品質を設定すること
ができ、安定かつ適切な送信電力制御を行うことができ
る。
【0062】なお、本実施の形態では、補正値をあらか
じめ目標受信品質設定部11に記憶しているが、これに
限定されるわけではない。たとえば、補正値をあらかじ
め受信品質変動測定部9に記憶しておき、受信品質変動
測定部9で受信品質の変動を測定しその測定値に対応す
る補正値を目標受信品質設定部11に出力するようにし
てもよい。さらには、受信品質変動測定部9と目標受信
品質設定部11の間に記憶装置を設け、この記憶装置に
補正値を記憶させておくことも可能である。
【0063】(実施の形態2)図4は、本発明の実施の
形態2に係る送信電力制御装置の構成を示すブロック図
である。なお、この送信電力制御装置は、図1に示す送
信電力制御装置と同様の基本的構成を有しており、同一
の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略す
る。
【0064】本実施の形態の特徴は、受信品質の変動情
報に代えて、パスの変動情報を用いて目標受信品質を補
正することである。そのため、本実施の形態の送信電力
制御装置は、図1に示す受信品質変動測定部9に代え
て、パス割り当て部21およびパス情報監視部23を有
する。パス割り当て部21は、CDMA方式の受信装置
において一般的に使用されている構成要素であって、直
接波と遅延波を含む受信信号を復調するために必要な到
来パスのタイミングおよび電力を検出する。パス情報監
視部23は、パス割り当て部21で得られたパス情報
(パスのタイミングおよび電力)を監視し、目標受信品
質の補正値を出力する。
【0065】受信品質は、フェージングやシャドウイン
グなどの環境要因以外に、パスが変更された場合にも大
きく変動する可能性が高い。そこで、本実施の形態で
は、パスの数(パスのタイミングを検出することにより
得られる)やパスの電力の変動が受信品質の変動と相関
が高いことを利用して、そのパスの変動量が大きいとき
に目標SIRを大きくする補正を行うようにしている。
これにより、新たな演算を行うことなく、実施の形態1
と同様の効果を得ることができる。
【0066】すなわち、パス割り当て部21は、アンテ
ナ1で受信した信号を受信部3で復調するために必要な
パスのタイミングおよびパスの電力を検出する。検出さ
れたパス情報は、受信部3のほかにパス情報監視部23
にも送られる。パス情報監視部23は、たとえば、パス
数に変動があった場合、その変動の大きさにより、目標
受信品質の補正値を目標受信品質設定部11aに出力す
る。変動量としては、たとえば、ある区間におけるパス
数の増減の頻度などを用いることができる。また、パス
のタイミング(パス数)に加えてパスの電力をも考慮に
入れることで、さらに効果的な補正値を得ることができ
る。補正値は、パス情報の変動がパラメータとしてあら
かじめ設定され、たとえば、パス情報監視部23に記憶
されている。目標受信品質設定部11aは、パス情報監
視部23から送られて来る補正値を用いて目標受信品質
(目標SIR)の補正を行う。
【0067】このように、本実施の形態によれば、パス
情報の変動を測定し、この測定値(パス情報の変動)に
基づいて目標受信品質を補正するため、受信品質の変動
が大きい場合でも、適切な目標受信品質を設定すること
ができ、安定かつ適切な送信電力制御を行うことができ
る。
【0068】なお、本実施の形態では、補正値をあらか
じめパス情報監視部23に記憶しているが、これに限定
されるわけではない。たとえば、補正値をあらかじめ目
標受信品質設定部11aに記憶しておき、パス情報監視
部23でパス情報の変動を測定しその測定値のみを目標
受信品質設定部11aに送るようにしてもよい。さらに
は、パス情報監視部23と目標受信品質設定部11aの
間に記憶装置を設け、この記憶装置に補正値を記憶させ
ておくことも可能である。
【0069】(実施の形態3)図5は、本発明の実施の
形態3に係る送信電力制御装置の構成を示すブロック図
である。なお、この送信電力制御装置は、図1に示す送
信電力制御装置と同様の基本的構成を有しており、同一
の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略す
る。
【0070】本実施の形態の特徴は、データの誤りを監
視して目標受信品質の制御幅(Δ)を更新(設定)する
目標受信品質制御幅更新部31を有することである。目
標受信品質設定部33は、目標受信品質制御幅更新部3
1で設定された目標受信品質制御幅に基づいて、目標受
信品質を設定する。
【0071】目標受信品質の制御として、誤りがある場
合は目標受信品質を所定値(Δup)だけ増加させ、誤り
がない場合は目標受信品質を別の所定値(Δdown)だけ
減少させる即時制御法(ただし、Δup×目標BLER=
Δdown×(1−目標BLER)を満たす)を採用した場
合、前述のように、伝搬路の状況によっては、局所的に
受信状態の悪い条件になる可能性があり、局所的に受信
状態の悪い条件になってしまった場合には、連続してデ
ータ誤りが生じて、過剰な目標受信品質が設定されてし
まい、特に目標BLERが小さいときに、目標受信品質
を小さくするのに長い時間を要することになる。そこ
で、本実施の形態では、この問題を解決するため、毎回
の目標受信品質制御幅(Δ)を可変にしている。
【0072】ここで、目標受信品質制御幅更新部31の
動作原理について、図6を用いて説明する。図6は、従
来の制御方法との比較において本実施の形態における目
標受信品質の制御方法を説明するための図であり、図6
(A)は、従来の制御方法と本案の制御方法のそれぞれ
における時間と目標受信品質の関係を示し、図6(B)
は、図6(A)に示す本案の制御方法における単位時間
当たりの目標受信品質(目標SIR)とその下げ幅を示
している。
【0073】ある単区間にデータ誤りが生じた回数をN
(正の整数)回としたとき、所望のデータ品質として目
標BLERが与えられているとして、次の(式3)およ
び(式4)に従って、 Δup′=N×Δup …(式3) T′=N×1/(1−目標BLER) …(式4) Δup′およびT′を求める。ここで、Δup′は、当該単
区間で増加させた目標受信品質を示し、T′は、目標B
LERを達成するために必要な、データ誤りが生じない
区間の長さを示している。
【0074】従来の制御方法では、図6(A)の破線P
に示すように、誤りがない場合は、目標受信品質を所定
値(Δdown)ずつ下げて、目標受信品質が直線的に下が
るように遷移させる。この制御による送信電力の平均値
は、Δup′×T′/2となる。
【0075】これに対し、本案の制御方法では、従来の
制御方法と異なり、図6(A)の実線Qに示すように、
目標受信品質を下げ始めるときは下げ幅を大きくし、そ
の後、徐々に下げ幅を小さくするような制御を行う。た
とえば、一例として、次の(式5)に示す二次関数に従
って、 Δdown′(t)=2×Δup′/(T′^2)(T′−t) …(式5) 目標受信品質を下げる制御を行う。ここで、tは、制御
開始時からの時間で、1、2、3、…、T′という値を
とる。たとえば、T′=10、Δup′=1dBとしたと
きの制御内容は、図6(B)に示すとおりである。この
制御による送信電力の平均値は、Δup′×T′/3とな
り、従来の制御方法の場合よりも平均してΔup′×T′
/6だけ送信電力を下げることができる。なお、区間
T′で誤りが生じない場合は、再度Δdown′(t)を設
定する。この場合は、Δup′=Δup、T′=1/(1−
目標BLER)とすればよい。
【0076】なお、他の制御方法としては、T′を一定
の区間ごとに区切り、徐々に制御幅を小さくする方法な
どが考えられる。
【0077】いずれの方法にせよ、本実施の形態では、
下げ始めの制御幅(Δ)を大きくして収束速度を上げ、
その後、徐々に制御幅(Δ)を小さくすることによっ
て、送信電力を低減するようにしている。また、特に短
区間で連続的に誤りが生じる場合にも、本案の制御方法
を用いることで、目標受信品質を高速に収束させること
ができる。ただし、伝搬路環境の悪い状態が長時間続く
場合を考慮して、下げ始めの制御幅(Δ)を極端に大き
くしないような制御を行うことが望ましい。
【0078】上記の動作原理に従って、目標受信品質制
御幅更新部31は、データ品質測定部7で測定されたデ
ータ品質、つまり、データ誤りの有無を監視し、誤りが
あるごとに、目標受信品質をΔupだけ増加させるための
制御幅を目標受信品質設定部33に出力する。そして、
これと共に、過去L回のデータに誤りが存在するか否か
を調べ、Δup′およびT′を求める。ここで、Lの値
は、データ長やフェージング周波数などにもよるが、1
0以下であること(L≦10)が適当である。そして、
求めたΔup′およびT′から、Δdown′(t)を算出す
る。目標受信品質設定部33は、目標受信品質制御幅更
新部31から出力された制御幅に基づいて、目標受信品
質を更新(設定)する。
【0079】次いで、上記した本案の目標受信品質の制
御方法について、図7のフロー図を用いて説明する。
【0080】まず、ステップS1000では、データ品
質測定部7で、データの品質、つまり、データの誤り情
報(たとえば、BLER)を測定し、この測定結果を目
標受信品質制御幅更新部31に出力する。
【0081】そして、ステップS1100では、目標受
信品質制御幅更新部31で、データ品質測定部7からの
誤り情報(BLER)を基に、誤りがあるか否かを判断
する。この判断の結果として、誤りがある場合は(S1
100:YES)、ステップS1200に進み、誤りが
ない場合は(S1100:NO)、ステップS1400
に進む。
【0082】ステップS1200では、目標受信品質制
御幅更新部31で、制御幅を所定値(Δup)に設定する
とともに、過去L回のデータ誤りの履歴を基に、適切な
Δdo wn′(t)を算出する。設定された制御幅Δupは、
目標受信品質設定部33に出力される。また、算出され
たΔdown′(t)は、一時保存される。
【0083】そして、ステップS1300では、目標受
信品質設定部33で、ステップS1200で設定した制
御幅Δupだけ目標受信品質を更新し、ステップS100
0に戻る。
【0084】一方、ステップS1400では、制御幅を
現在のΔdown′(t)に設定するとともに、次回使用す
るΔdown′(t+1)を算出する。設定された制御幅Δ
down′(t)は、目標受信品質設定部33に出力され
る。また、算出されたΔdown′(t+1)は、Δdown
(t)を上書きする形で一時保存される。
【0085】そして、ステップS1500では、目標受
信品質設定部33で、ステップS1400で設定した制
御幅Δdown′(t)だけ目標受信品質を更新し、ステッ
プS1000に戻る。
【0086】このように、本実施の形態によれば、デー
タ誤りの集中度を監視し、目標受信品質の制御幅とし
て、はじめは下げ幅を大きくし、その後、徐々に下げ幅
を小さくする、すなわち、毎回の目標受信品質制御幅を
可変にしているため、誤りが連続して生じた場合でも、
目標受信品質を迅速に収束させることができる。また、
従来の制御方法の場合と比べて、送信電力を低減するこ
とができる。
【0087】(実施の形態4)図8は、本発明の実施の
形態4に係る送信電力制御装置の構成を示すブロック図
である。なお、この送信電力制御装置は、図1に示す送
信電力制御装置と同様の基本的構成を有しており、同一
の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略す
る。
【0088】本実施の形態の特徴は、データの誤りを監
視して目標受信品質制御抑制情報を出力するデータ誤り
監視部41を有することである。目標受信品質設定部4
3は、データ品質測定部7で測定されたデータ品質およ
びデータ誤り監視部41から出力される目標受信品質制
御抑制情報に基づいて、目標受信品質を設定する。
【0089】目標受信品質の制御として、誤りがある場
合は目標受信品質を所定値(Δup)だけ増加させ、誤り
がない場合は目標受信品質を別の所定値(Δdown)だけ
減少させる即時制御法(ただし、Δup×目標BLER=
Δdown×(1−目標BLER)を満たす)を採用した場
合、前述のように、局所的に受信状態の悪い条件におい
て連続してデータ誤りが生じると、過剰な品質が設定さ
れてしまうので、目標BLERが小さいサービスの場
合、Δdownの値が小さくなり、収束が遅くなるという問
題があった。そこで、本実施の形態では、連続して誤り
が生じたときに、目標受信品質の更新(制御)を行わな
いようにすることで、このような局所的な受信品質劣化
に起因する過剰な送信電力制御を抑制して、送信電力を
低く保つようにしている。
【0090】すなわち、データ誤り監視部41は、デー
タ品質測定部7から出力されるデータ誤り情報を監視し
て、誤りがある場合は、過去の短区間Lでの誤り個数を
調べ、誤りがM個以上のときに、目標受信品質を更新さ
せないための目標受信品質制御抑制情報を目標受信品質
設定部43に出力する。定常的な誤りによる制御に悪影
響を与えないためには、Lの値は、誤り率の逆数に対し
て十分小さい値、たとえば、10程度に設定する。ま
た、誤りが生じた時の制御幅であるΔupは、連続的な誤
りを生じさせないような大きな値を取っているため、M
の値は、たとえば、3程度に設定すればよい。目標受信
品質設定部43は、通常は誤りがあると目標受信品質を
Δupだけ増加させるが、目標受信品質制御抑制情報を入
力すると目標受信品質の更新を行わない。
【0091】このように、本実施の形態によれば、過去
の短区間での誤り個数を監視し、誤りが連続して生じて
いる場合は、目標受信品質の更新を抑制するため、局所
的な受信状態劣化に起因する過剰な目標受信品質の設定
を抑制することができ、過剰な送信電力制御を抑制する
ことができる。
【0092】(実施の形態5)図9は、本発明の実施の
形態5に係る送信電力制御装置の構成を示すブロック図
である。なお、この送信電力制御装置は、図1に示す送
信電力制御装置と同様の基本的構成を有しており、同一
の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略す
る。
【0093】本実施の形態の特徴は、長区間のデータ品
質の平均値(平均データ品質)を測定し、測定結果を所
望のデータ品質と比較して目標受信品質の補正値を求め
る長区間平均データ品質測定部51を有することであ
る。目標受信品質設定部53は、データ品質測定部7で
測定されたデータ品質および長区間平均データ品質測定
部51で得られた目標受信品質の補正値に基づいて、目
標受信品質を設定する。
【0094】目標受信品質の制御として、誤りがある場
合は目標受信品質を所定値(Δup)だけ増加させ、誤り
がない場合は目標受信品質を別の所定値(Δdown)だけ
減少させる即時制御法(ただし、Δup×目標BLER=
Δdown×(1−目標BLER)を満たす)は、伝搬路の
状況が変動しても、理論的には、長時間では平均的に所
望のデータ品質を得ることができるすぐれた方式であ
る。しかし、前述のように、伝搬路の定常区間が短いと
きや、パケット通信のようにデータブロックの個数が時
間的に変動する場合には、所望のデータ品質との誤差が
生じるという問題がある。一方、前述のように、ある十
分な長さのデータ品質を観測し、得られた長区間の平均
データ品質と所望のデータ品質(要求値)を比較し、前
者が後者よりも低い場合は目標受信品質を所定値だけ増
加させ、前者が後者よりも高い場合は目標受信品質を同
じ所定値だけ減少させる周期制御法が知られている。そ
こで、本実施の形態では、即時制御法に周期制御法を加
味して、長区間の平均データ品質によって目標受信品質
を補正することで、長区間での所望のデータ品質との誤
差を小さくするようにしている。ただし、本案では、即
時制御法と周期制御法の単なる組み合わせではなく、誤
り個数の傾向をも考慮して制御を行うようにしている。
【0095】すなわち、長区間平均データ品質測定部5
1は、K/(目標BLER)程度の長区間での平均デー
タ品質を測定するとともに、その長区間をJ個の小区間
に分割し、それぞれの小区間で生じた誤りブロック数を
検出する。BLERの測定精度を高めるため、Kの値
は、10以上である(K≧10)ことが望ましい。ま
た、Jの値は、Kと同じ(J=K)かまたは2倍程度
(J≒2K)であることが望ましい。目標受信品質の補
正値は、長区間での平均データ品質と所望のデータ品質
とを比較するとともに、過去の誤り個数の傾向をも考慮
することによって決定される。
【0096】たとえば、最も簡単な例としては、直近の
小区間での誤り個数が他の区間で生じた誤り個数よりも
多い場合は、長区間でのデータ品質の結果から、目標受
信品質を減少させるための補正値が求められていても、
その補正値を採用しないという制御が考えられる。ま
た、線形予測の手法を応用して、過去の誤り個数を重み
付け平均し、その結果に基づいて、同様の制御を行うこ
ともできる。
【0097】目標受信品質設定部53は、長区間平均デ
ータ品質測定部51で得られた補正値を用いて、従来の
即時制御法により得られた目標受信品質を補正する。
【0098】このように、本実施の形態によれば、長区
間の平均データ品質を測定するとともに、その区間での
誤りの発生傾向を求め、これらの結果に基づいて目標受
信品質を補正するため、伝搬路の定常区間が短いときや
パケット通信のようにデータブロックの個数が時間的に
変動する場合でも、平均的なデータ品質と所望のデータ
品質との誤差を小さくすることができる。
【0099】(実施の形態6)図10は、本発明の実施
の形態6に係る送信電力制御装置の構成を示すブロック
図である。なお、この送信電力制御装置は、図1に示す
送信電力制御装置と同様の基本的構成を有しており、同
一の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略す
る。
【0100】本実施の形態の特徴は、目標受信品質のし
きい値(下限値)を設定し、誤りがないデータの個数に
基づいて制御トリガを出力する目標受信品質しきい値設
定部61を有することである。目標受信品質設定部63
は、目標受信品質しきい値設定部61から出力される制
御トリガに基づいて、目標受信品質を設定する。
【0101】目標受信品質の制御として、誤りがある場
合は目標受信品質を所定値(Δup)だけ増加させ、誤り
がない場合は目標受信品質を別の所定値(Δdown)だけ
減少させる即時制御法(ただし、Δup×目標BLER=
Δdown×(1−目標BLER)を満たす)を用いる場
合、前述のように、パケット通信など間欠的にデータを
受信するサービスのとき、不適切な目標受信品質が設定
されてしまう可能性があるため、そのときの制御方法が
問題となる。
【0102】具体的には、たとえば、データが存在しな
いときにも目標受信品質を下げる制御を行う場合は、図
11の破線Rに示すように、長時間データのやり取りが
ない状態から復帰するとき、目標受信品質が低くなりす
ぎてしまっており、誤りが連続して生じる可能性があ
る。また、逆に、データが存在しないときに目標受信品
質を下げる制御を行わない場合は、図11の破線Sに示
すように、目標受信品質の収束が遅いという問題が生じ
る。
【0103】そこで、本実施の形態では、この問題を解
決するため、図11の実線Tに示すように、あらかじめ
しきい値(下限値)を設定しておき、データが存在しな
いときは目標受信品質をしきい値よりも下げないように
している。
【0104】すなわち、目標受信品質しきい値設定部6
1は、まず、目標受信品質のしきい値(下限値)αを設
定する。このしきい値αは、前回誤りが生じた目標受信
品質βよりも所定値γだけ大きい値である。γの値は、
たとえば、Δupの10〜50%程度に設定する。
【0105】しきい値αが設定されている間、目標受信
品質設定部63は、データの有無にかかわらず、目標受
信品質をしきい値αに達するまでΔdownずつ下げる。こ
の間、目標受信品質しきい値設定部61は、誤りのない
データの個数をカウントする。これは、目標受信品質を
下げる制御が、誤りのないデータが存在するときにのみ
行われた場合に、目標受信品質がしきい値αに到達する
までの時間を求めるためである。この時間の間、目標受
信品質しきい値設定部61は、しきい値αを設定し続け
る。なお、しきい値αに達するまでの誤りのないデータ
の個数Dは、次の(式6)、 D=(Δup−γ)/Δdown …(式6) で与えられる。
【0106】また、目標受信品質しきい値設定部61
は、誤りのないデータ個数がDに達すると、しきい値α
を解除し、以後、誤りのないデータを受信する度に、目
標受信品質を下げるための制御トリガを目標受信品質設
定部63に出力する。目標受信品質設定部63は、しき
い値αが解除された場合、目標受信品質しきい値設定部
61からの制御トリガに従って、目標受信品質をΔdown
ずつ下げる。
【0107】また、上記の制御の途中で誤りのあるデー
タが受信された場合は、目標受信品質しきい値設定部6
1は、目標受信品質を上げるための制御トリガを出力
し、しきい値を新たに設定する。目標受信品質設定部6
3は、目標受信品質を上げるための制御トリガを入力す
る度に、目標受信品質をΔupずつ上げる。
【0108】なお、上記の制御は、γの値にもよるが、
本来のスピードよりも早く目標受信品質を下げることに
なるので、連続データを受信しているときよりも、誤り
の生じる目標受信品質が高くなる。しかし、データが送
信されない区間が長い場合でも送信電力を早く下げるこ
とができるため、全体としての送信電力は下げることが
できると考えられる。
【0109】次いで、上記した本案の制御方法につい
て、図12のフロー図を用いて説明する。
【0110】まず、ステップS2000では、目標受信
品質しきい値設定部61で、目標受信品質の初期値とし
きい値αを設定する。
【0111】そして、ステップS2100では、データ
品質測定部7で、データの品質、つまり、データの誤り
情報(たとえば、BLER)を測定し、この測定結果を
目標受信品質しきい値設定部61に出力する。
【0112】そして、ステップS2200では、目標受
信品質しきい値設定部61で、データ品質測定部7から
の誤り情報(BLER)を基に、誤りがあるか否かを判
断する。この判断の結果として、誤りがない場合は(S
2200:NO)、ステップS2300に進み、誤りが
ある場合は(S2200:YES)、ステップS300
0に進む。
【0113】ステップS2300では、データに誤りが
ない場合であり、さらに、データがあるか否かを判断す
る。この判断の結果として、データがない場合は(S2
300:NO)、ステップS2500に進み、データが
ある場合、つまり、誤っていないデータを受信した場合
は(S2300:YES)、ステップS2600に進
む。
【0114】ステップS2400では、目標受信品質設
定部63で、しきい値αが設定されているかどうかを確
認する。この確認の結果として、しきい値αが設定され
ている場合は(S2400:YES)、ステップS25
00に進み、しきい値が設定されていない場合は(S2
400:NO)、ただちにステップS2900に進む。
ステップS2500では、現在の目標受信品質がしきい
値αよりも大きいか否かを判断する。この判断の結果と
して、現在の目標受信品質がしきい値αよりも大きい場
合(S2500:YES)、つまり、データがなくしき
い値αが設定されている状況において目標受信品質がし
きい値αよりも大きい場合は、ただちにステップS29
00に進み、現在の目標受信品質がしきい値α以下であ
る場合は(S2500:NO)、ステップS2100に
戻る。
【0115】一方、ステップS2600では、誤ってい
ないデータを受信した場合であり、目標受信品質しきい
値設定部61で、誤りのないデータ数をカウントする。
【0116】そして、ステップS2700では、現在の
カウント値(誤りのないデータの個数)から、目標受信
品質がしきい値αに達したか否かを判断する、換言すれ
ば、目標受信品質がしきい値αに達するだけの個数の誤
りなしデータを受信したか否かを判断する。この判断の
結果として、目標受信品質がしきい値αに達した場合は
(S2700:YES)、ステップS2800に進み、
目標受信品質がしきい値αに達していない場合は(S2
700:NO)、ただちにステップS2900に進む。
【0117】ステップS2800では、現在設定されて
いるしきい値αを解除し、目標受信品質を下げる制御ト
リガを目標受信品質設定部63に出力する。
【0118】そして、ステップS2900では、目標受
信品質設定部63で、目標受信品質をΔdownだけ下げ
て、ステップS2100に戻る。
【0119】一方、ステップS3000では、データに
誤りがある場合であり、目標受信品質しきい値設定部6
1で、新たにしきい値(下限値)αを設定(更新)する
とともに、目標受信品質を増加させる制御トリガを目標
受信品質設定部63に出力する。
【0120】そして、ステップS3100では、目標受
信品質設定部63で、目標受信品質をΔupだけ上げて、
ステップS2100に戻る。
【0121】このように、本実施の形態によれば、目標
受信品質を下げる制御を行う場合、しきい値αを設定
し、しきい値αまではデータの有無にかかわらず目標受
信品質を減少させ、誤りなしデータの個数が、目標受信
品質がしきい値αに到達するまでの時間に対応する個数
になるまで目標受信品質をしきい値αに保持し、その後
は、誤りなしデータを受信したときのみ目標受信品質を
下げるような制御を行うため、パケット通信のようにデ
ータを間欠的に受信する場合でも、適切な目標受信品質
を設定することができる。
【0122】なお、上記各実施の形態に係る送信電力制
御装置は、CDMA方式を用いた移動体通信システムに
おける基地局装置または移動局装置に搭載することがで
きる。
【0123】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
受信品質の変動が大きい場合でも、適切な目標受信品質
を設定することができる。また、誤りが連続して生じた
場合でも、目標受信品質を迅速に収束させることができ
る。また、定常区間が短いときやパケット通信のように
データブロックの個数が時間的に変動する場合でも、実
際の平均的なデータ品質と所望のデータ品質との誤差を
小さくすることができる。また、パケット通信のように
データを間欠的に受信する場合でも、適切な目標受信品
質を設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る送信電力制御装置
の構成を示すブロック図
【図2】目標受信品質(目標SIR)とデータ品質(B
LER)の関係を示す特性図
【図3】受信品質の変動(分散)とデータ品質の平均値
(平均BLER)の関係を示す特性図
【図4】本発明の実施の形態2に係る送信電力制御装置
の構成を示すブロック図
【図5】本発明の実施の形態3に係る送信電力制御装置
の構成を示すブロック図
【図6】実施の形態3における目標受信品質の制御方法
を従来の制御方法と比較しつつ説明するための図
【図7】実施の形態3における目標受信品質の制御方法
を説明するためのフロー図
【図8】本発明の実施の形態4に係る送信電力制御装置
の構成を示すブロック図
【図9】本発明の実施の形態5に係る送信電力制御装置
の構成を示すブロック図
【図10】本発明の実施の形態6に係る送信電力制御装
置の構成を示すブロック図
【図11】実施の形態6における目標受信品質の制御方
法を従来の制御方法と比較しつつ説明するための図
【図12】実施の形態6における目標受信品質の制御方
法を説明するためのフロー図
【図13】従来の送信電力制御装置の構成を示すブロッ
ク図
【符号の説明】
1 アンテナ 3 受信部 5 受信品質測定部 7 データ品質測定部 9 受信品質変動測定部 11、11a、33、43、53、63 目標受信品質
設定部 13 送信電力制御コマンド生成部 15 送信部 21 パス割り当て部 23 パス情報監視部 31 目標受信品質制御幅更新部 41 データ誤り監視部 51 長区間平均データ品質測定部 61 目標受信品質しきい値設定部

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信品質を測定する受信品質測定手段
    と、 受信されたデータの品質を測定するデータ品質測定手段
    と、 前記受信品質測定手段によって測定された受信品質の変
    動を測定する受信品質変動測定手段と、 前記データ品質測定手段によって測定されたデータ品質
    および前記受信品質変動測定手段によって測定された受
    信品質変動に基づいて目標受信品質を設定する目標受信
    品質設定手段と、 前記受信品質測定手段によって測定された受信品質およ
    び前記目標受信品質設定手段によって設定された目標受
    信品質に基づいて送信電力制御コマンドを生成するコマ
    ンド生成手段と、 を有することを特徴とする送信電力制御装置。
  2. 【請求項2】 受信品質を測定する受信品質測定手段
    と、 受信されたデータの品質を測定するデータ品質測定手段
    と、 パス情報を検出するパス情報検出手段と、 前記パス情報検出手段によって検出されたパス情報の変
    動を測定するパス情報変動測定手段と、 前記データ品質測定手段によって測定されたデータ品質
    および前記パス情報変動測定手段によって測定されたパ
    ス情報変動に基づいて目標受信品質を設定する目標受信
    品質設定手段と、 前記受信品質測定手段によって測定された受信品質およ
    び前記目標受信品質設定手段によって設定された目標受
    信品質に基づいて送信電力制御コマンドを生成するコマ
    ンド生成手段と、 を有することを特徴とする送信電力制御装置。
  3. 【請求項3】 受信品質を測定する受信品質測定手段
    と、 受信されたデータの品質を測定するデータ品質測定手段
    と、 前記データ品質測定手段によって測定されたデータ品質
    に基づいて目標受信品質の制御幅を設定する目標受信品
    質制御幅設定手段と、 前記目標受信品質制御幅設定手段によって設定された目
    標受信品質制御幅に基づいて目標受信品質を設定する目
    標受信品質設定手段と、 前記受信品質測定手段によって測定された受信品質およ
    び前記目標受信品質設定手段によって設定された目標受
    信品質に基づいて送信電力制御コマンドを生成するコマ
    ンド生成手段と、 を有することを特徴とする送信電力制御装置。
  4. 【請求項4】 受信品質を測定する受信品質測定手段
    と、 受信されたデータの品質を測定するデータ品質測定手段
    と、 前記データ品質測定手段によって測定されたデータ品質
    に基づいてデータ誤りを監視して目標受信品質の制御を
    抑制するための情報を生成するデータ誤り監視手段と、 前記データ品質測定手段によって測定されたデータ品質
    および前記データ誤り監視手段によって生成された目標
    受信品質制御抑制情報に基づいて目標受信品質を設定す
    る目標受信品質設定手段と、 前記受信品質測定手段によって測定された受信品質およ
    び前記目標受信品質設定手段によって設定された目標受
    信品質に基づいて送信電力制御コマンドを生成するコマ
    ンド生成手段と、 を有することを特徴とする送信電力制御装置。
  5. 【請求項5】 受信品質を測定する受信品質測定手段
    と、 受信されたデータの品質を測定するデータ品質測定手段
    と、 前記データ品質測定手段によって測定されたデータ品質
    に基づいて長区間でのデータ品質情報を測定する長区間
    データ品質情報測定手段と、 前記データ品質測定手段によって測定されたデータ品質
    および前記長区間データ品質情報測定手段によって測定
    された長区間データ品質情報に基づいて目標受信品質を
    設定する目標受信品質設定手段と、 前記受信品質測定手段によって測定された受信品質およ
    び前記目標受信品質設定手段によって設定された目標受
    信品質に基づいて送信電力制御コマンドを生成するコマ
    ンド生成手段と、 を有することを特徴とする送信電力制御装置。
  6. 【請求項6】 受信品質を測定する受信品質測定手段
    と、 受信されたデータの品質を測定するデータ品質測定手段
    と、 前記データ品質測定手段によって測定されたデータ品質
    に基づいて、データ非受信時の目標受信品質の制御範囲
    を設定する目標受信品質制御範囲設定手段と、 前記目標受信品質制御範囲設定手段によって設定された
    目標受信品質制御範囲に基づいて目標受信品質を設定す
    る目標受信品質設定手段と、 前記受信品質測定手段によって測定された受信品質およ
    び前記目標受信品質設定手段によって設定された目標受
    信品質に基づいて送信電力制御コマンドを生成するコマ
    ンド生成手段と、 を有することを特徴とする送信電力制御装置。
  7. 【請求項7】 請求項1から請求項6のいずれかに記載
    の送信電力制御装置を有することを特徴とする基地局装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項1から請求項6のいずれかに記載
    の送信電力制御装置を有することを特徴とする移動局装
    置。
  9. 【請求項9】 受信品質を測定する受信品質測定ステッ
    プと、 受信されたデータの品質を測定するデータ品質測定ステ
    ップと、 前記受信品質測定ステップで測定した受信品質の変動を
    測定する受信品質変動測定ステップと、 前記データ品質測定ステップで測定したデータ品質およ
    び前記受信品質変動測定ステップで測定した受信品質変
    動に基づいて目標受信品質を設定する目標受信品質設定
    ステップと、 前記受信品質測定ステップで測定した受信品質および前
    記目標受信品質設定ステップで設定した目標受信品質に
    基づいて送信電力制御コマンドを生成するコマンド生成
    ステップと、 を有することを特徴とする送信電力制御方法。
  10. 【請求項10】 受信品質を測定する受信品質測定ステ
    ップと、 受信されたデータの品質を測定するデータ品質測定ステ
    ップと、 パス情報を検出するパス情報検出ステップと、 前記パス情報検出ステップで検出したパス情報の変動を
    測定するパス情報変動測定ステップと、 前記データ品質測定ステップで測定したデータ品質およ
    び前記パス情報変動測定ステップで測定したパス情報変
    動に基づいて目標受信品質を設定する目標受信品質設定
    手段と、 前記受信品質測定ステップで測定した受信品質および前
    記目標受信品質設定ステップで設定した目標受信品質に
    基づいて送信電力制御コマンドを生成するコマンド生成
    ステップと、 を有することを特徴とする送信電力制御方法。
  11. 【請求項11】 受信品質を測定する受信品質測定ステ
    ップと、 受信されたデータの品質を測定するデータ品質測定ステ
    ップと、 前記データ品質測定ステップで測定したデータ品質に基
    づいて目標受信品質の制御幅を設定する目標受信品質制
    御幅設定ステップと、 前記目標受信品質制御幅設定ステップで設定した目標受
    信品質制御幅に基づいて目標受信品質を設定する目標受
    信品質設定ステップと、 前記受信品質測定ステップで測定した受信品質および前
    記目標受信品質設定ステップで設定した目標受信品質に
    基づいて送信電力制御コマンドを生成するコマンド生成
    ステップと、 を有することを特徴とする送信電力制御方法。
  12. 【請求項12】 受信品質を測定する受信品質測定ステ
    ップと、 受信されたデータの品質を測定するデータ品質測定ステ
    ップと、 前記データ品質測定ステップで測定したデータ品質に基
    づいてデータ誤りを監視して目標受信品質の制御を抑制
    するための情報を生成するデータ誤り監視ステップと、 前記データ品質測定ステップで測定したデータ品質およ
    び前記データ誤り監視ステップで生成した目標受信品質
    制御抑制情報に基づいて目標受信品質を設定する目標受
    信品質設定ステップと、 前記受信品質測定ステップで測定した受信品質および前
    記目標受信品質設定ステップで設定した目標受信品質に
    基づいて送信電力制御コマンドを生成するコマンド生成
    ステップと、 を有することを特徴とする送信電力制御方法。
  13. 【請求項13】 受信品質を測定する受信品質測定ステ
    ップと、 受信されたデータの品質を測定するデータ品質測定ステ
    ップと、 前記データ品質測定ステップで測定したデータ品質に基
    づいて長区間でのデータ品質情報を測定する長区間デー
    タ品質情報測定ステップと、 前記データ品質測定ステップで測定したデータ品質およ
    び前記長区間データ品質情報測定ステップで測定した長
    区間データ品質情報に基づいて目標受信品質を設定する
    目標受信品質設定手段と、 前記受信品質測定ステップで測定した受信品質および前
    記目標受信品質設定ステップで設定した目標受信品質に
    基づいて送信電力制御コマンドを生成するコマンド生成
    ステップと、 を有することを特徴とする送信電力制御方法。
  14. 【請求項14】 受信品質を測定する受信品質測定ステ
    ップと、 受信されたデータの品質を測定するデータ品質測定ステ
    ップと、 前記データ品質測定ステップで測定したデータ品質に基
    づいて、データ非受信時の目標受信品質の制御範囲を設
    定する目標受信品質制御範囲設定ステップと、 前記目標受信品質制御範囲設定ステップで設定した目標
    受信品質制御範囲に基づいて目標受信品質を設定する目
    標受信品質設定ステップと、 前記受信品質測定ステップで測定した受信品質および前
    記目標受信品質設定ステップで設定した目標受信品質に
    基づいて送信電力制御コマンドを生成するコマンド生成
    ステップと、 を有することを特徴とする送信電力制御方法。
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